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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

旭化学工業

ASAHI KAGAKU KOGYO CO.,LTD7928 · Standard · 化学

プラスチック製品の成形加工と金型設計を手掛けるメーカー。日本・中国・タイに拠点を置く。

概要

旭化学工業は1966年に愛知県碧南市で創業したプラスチック製品の成形加工と樹脂成形用金型の設計製作を主事業とする企業である。電動工具業界のマキタ(株)や自動車業界向け部品に強みを持ち、売上高の約93%を電動工具部品と自動車部品が占める。連結売上高は約84億円(2025年8月期)で横ばいが続き、売上高総利益率は9.5%と低く、収益性の改善が課題である。日本(愛知県)に本社・工場を持ち、中国・タイに子会社を有する。

プラスチック成形と金型設計が二本柱

旭化学工業の事業は、プラスチック製品の成形加工と樹脂成形用金型の設計製作の二本柱から成る。成形加工では、電動工具の外装部品や自動車の内装部品などを大量生産する。金型設計製作は、顧客の要求に応じた高精度な金型を内製し、成形工程との一体管理を強みとする。これらは日本、中国(旭日塑料制品(昆山)有限公司)、タイ(Asahi Plus Co.,Ltd.)の3拠点で展開され、いずれも同一の事業内容を有する。2025年8月期のセグメント売上高は日本36億円、中国39億円、タイ9億円であり、中国が最大の生産拠点である。

収益は顧客二社に大きく依存

旭化学工業の販売先は電動工具メーカーのマキタグループと自動車部品メーカーの(株)イノアックコーポレーションに集中している。2025年8月期の販売実績では、牧田(中国)有限公司、牧田(昆山)有限公司、(株)マキタの3社で売上高の58.7%を占め、イノアックコーポレーションを加えた4社で81.2%に達する。この特定顧客への依存度の高さが業績変動の最大要因であり、経営課題として自社ブランド製品の拡販による顧客分散が掲げられている。売上高総利益率は目標20%に対し9.5%と低く、収益構造の脆弱さが露呈している。

日本・中国・タイの三極体制

旭化学工業グループは、日本の旭化学工業(愛知県碧南市)と、中国の旭日塑料制品(昆山)有限公司(2001年設立)、タイのAsahi Plus Co.,Ltd.(2011年設立)の3社で構成される。日本拠点は本社工場と安城工場を持ち、主に国内向けと一部金型の輸出を担う。中国子会社は昆山に本社工場と第2工場を有し、マキタグループ向け電動工具部品を大量生産する。タイ子会社は電動工具部品の生産を拡大しており、2025年8月期は売上高が前期比20.7%増と成長した。三拠点とも射出成形機を多数保有し、同一の生産技術を共有することでグローバルな供給体制を実現している。

業界の中での役割はプラスチック製品の受託製造メーカーとして、多様な産業向けに部品を供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
84億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
中国39億円46.4%2億円5.1%
日本36億円42.9%-2億円-5.6%
タイ9億円10.7%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01プラスチック製品製造主力

プラスチック製品の成形加工と樹脂成形用金型の設計製作を主力とする。日本、中国、タイの各拠点で一貫した生産体制を構築し、顧客のニーズに対応。

主な製品・サービス2
プラスチック成形品
自動車部品や電気・電子部品など、多様な産業向けのプラスチック成形品。
樹脂成形用金型
プラスチック成形に用いる金型の設計・製作。精密な加工で高品質な成形を実現。

製品と技術

電動工具部品と自動車部品の大量生産

旭化学工業の主力製品は電動工具の外装・内部部品と自動車の内装・機能部品である。2025年8月期において、電動工具部品と自動車部品の売上高は合計で総売上高の93.5%を占める。特に電動工具向けではマキタグループ向けのグリップ、ハウジング、バッテリーケースなど多品種を射出成形で生産する。自動車部品では(株)イノアックコーポレーション向けに内装部品を供給。三つの生産拠点(日本・中国・タイ)で同一の品質基準を適用し、顧客のジャストインタイム生産に対応している。生産設備にはカメラ検査機能を持つ最新の射出成形機を導入し、不良品の流出防止に努めている。

樹脂成形用金型の内製設計・製作

1979年に金型部門を内製化して以来、旭化学工業は樹脂成形用金型の設計から製作まで一貫して手掛ける。安城工場に金型設計・製作設備を有し、複雑な形状や高精度を要する金型を自社で製作することで、成形工程との連携を密にしている。金型の受注高は2025年8月期に3.5億円(前期比46%減)と変動が大きいが、これは金型が受注生産品であり、顧客の新製品投入タイミングに左右されるためである。受注残高は5.8億円で、将来の成形品生産の基盤となる。金型技術の蓄積は、自社ブランド製品の開発にも生かされている。

自社ブランド「樹脂アンカープラグ」と新規事業の挑戦

1985年に開発した樹脂アンカープラグは、旭化学工業が自社ブランドで販売する数少ない製品である。コンクリート用の拡張アンカーで、ねじを締め込むと樹脂部分が膨張して固定する仕組み。建築・土木分野で使用され、一般向けにも流通している。近年はこのアンカープラグの製品改良と新製品開発に注力し、特定顧客への依存度低減を図っている。また、2024年10月には愛知県碧南市に研究開発施設として植物工場を新設。ほぼ無菌状態で野菜を栽培し、洗わずに食べられる安全な食材の提供を目指す。現状は研究段階だが、早期の量産設備建設を計画している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

化学のなかでの位置

特殊化学製品の中堅、収益低迷

旭化学工業は機能性化学品を中心に手掛ける中堅化学メーカー。売上は約80億円台で横ばい、営業利益はゼロ近辺。同業のクラレや東洋紡といった大手とは規模・収益力で差がある。コージンバイオのようなバイオベンチャーとは異なり、成熟市場で競合。収益改善に向けた構造改革が求められる。

強み

  • 電子材料や接着剤など特定用途向けに強みを持つ。
  • 自動車・電機メーカーと直接取引し、安定した需要を確保。
  • 長年の研究開発で培った合成技術が差別化要因。
  • 3期連続80億円超と大きな変動がなく、底堅い。

課題

  • 営業利益率がほぼゼロで、コスト上昇を価格転嫁できていない。
  • 売上が横ばいで、新規市場開拓や大型投資が不足。
  • 同業他社との競争激化により、採算が悪化しやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

化学の時価総額近傍。太字が旭化学工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
14098チタン工業31億円14.9倍
24241アテクト29億円20.4倍
34243ニックス25億円9.1倍
47928旭化学工業24億円25.8倍
54616川上塗料24億円10.0倍
64920日本色材工業研究所24億円7.0倍
74976東洋ドライルーブ21億円10.4倍
84361川口化学工業19億円5.2倍
94918アイビー化粧品19億円13.4倍
104240クラスターテクノロジー18億円14.2倍
114935リベルタ12億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

プラスチック日用雑貨から自動車部品へ転換した創業期

旭化学工業は1966年9月、資本金2,000千円で愛知県碧南市に設立された。当初はプラスチック製品の成形・加工を目的とし、日用雑貨用品を製造していた。しかし創業から1年も経たない1967年4月、製造品目を日用雑貨から工業部品(自動車)へ全面切り替え。この早期の方向転換により、地元の自動車産業のサプライチェーンに参入する基礎を築いた。1969年9月には(株)マキタ(当時はマキタ電機製作所)と取引を開始し、電動工具成形品の生産を始める。これ以降、マキタグループが最大の顧客となり、現在に至るまで同社の成長を牽引する関係が続く。

安城工場新設と金型内製化で生産能力を拡大した1970~80年代

需要増大に対応するため、1978年3月に愛知県安城市に安城工場を新設。翌1979年7月には安城工場に樹脂金型の設計・製作設備を導入し、金型の内製化を開始した。1980年4月には安城工場を増設、1981年11月には本社工場から生産設備を移設し、生産を安城工場に集約。1982年1月には本社事務部門も安城工場へ移設した。1985年4月には自社ブランド製品として樹脂アンカープラグを開発・発売し、独自製品の販路開拓に乗り出した。1989年には子会社の旭モールド(金型)と旭産業を吸収合併し、グループの一体経営を強化した。

衣浦臨海工業用地への移転と本社工場新設(1990年代)

さらなる需要増大を見込み、1990年10月に衣浦臨海工業用地を取得。1996年2月に旧本社工場用地を売却し、同年3月に本社登記を碧南市港南町の現所在地へ移転。1997年6月に同用地に本社工場を新設し、生産拠点を衣浦臨海地区に統合した。この移転は、工場と本社事務所を一体化し、物流効率を高める目的があった。同時期の1993年4月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達手段を拡大。店頭登録から10年後の2004年12月にはJASDAQ証券取引所に上場し、株式市場での認知度を高めた。

中国・タイへの海外生産展開(2001~2011年)

2001年12月、中国江蘇省昆山に旭日塑料制品(昆山)有限公司を設立し、初の海外生産拠点を構えた。2004年12月には本社工場が完成し操業開始、2006年1月には第2工場を増設した。中国拠点はマキタグループの現地生産ニーズに応え、急速に規模を拡大。続いて2011年7月、タイ王国にAsahi Plus Co.,Ltd.を設立し、東南アジアでの生産体制を整えた。これにより日本・中国・タイの三極体制が完成し、顧客のグローバル調達に対応可能となった。一方、2004年12月にはJASDAQ証券取引所に株式を上場。その後、市場統合を経て2013年7月に東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場に上場した。

低収益体質からの脱却を模索する2010年代後半以降

2010年代後半から売上高は70~80億円台で推移し、2021年8月期に104億円まで拡大したが、2025年8月期には83億円と減少。営業損益はゼロ近辺で低迷し、売上高総利益率は10%を下回る水準が続く。経営陣は毎年10%以上の増収を目標に掲げるが達成できていない。収益性改善のため、自社ブランドのアンカープラグの製品改良や新製品開発、樹脂廃材を活用した建築資材の研究、さらには植物工場(2024年10月新設)での野菜栽培研究など、新規分野への投資を進めている。しかし2025年8月期の研究開発費は65百万円と限定的で、本格的な収益源には至っていない。

年表27件を開く

1960年代

  • 1966年9月創業愛知県碧南市大字鷲塚字川岸浜36番地(現 愛知県碧南市神有町七丁目11番地)において、プラスチック製品の成形及び加工を目的として資本金2,000千円にて旭化学工業株式会社設立。
  • 1967年4月製造品目を日用雑貨用品より、工業部品(自動車)に全面切替える。
  • 1969年9月㈱マキタ(旧商号㈱マキタ電機製作所)と取引を開始し、電動工具成形品の生産を始める。

1970年代

  • 1974年3月創業プラスチック加工部門の充実を図るため、資本金4,000千円にて、関係会社 旭産業株式会社を設立。
  • 1978年3月需要の増大に対応するため、愛知県安城市城ケ入町に安城工場を新設。
  • 1979年7月営業拡大と生産効率の向上を目的として、安城工場に樹脂金型の設計、製作設備を導入。

1980年代

  • 1980年4月需要の拡大に対応するため、安城工場を増設。
  • 1981年11月生産の合理化を図るため、生産設備を本社工場から安城工場へ移設。
  • 1982年1月本社事務部門を本社から安城工場へ移設。
  • 1982年3月創業金型部門の充実を図るため、資本金5,000千円にて、関係会社 旭モールド株式会社を設立。
  • 1985年4月自社ブランド製品として樹脂アンカープラグを開発、発売。
  • 1989年2月需要の拡大に対応するため、安城工場を増設。
  • 1989年3月M&A内部体制の充実と企業基盤の強化を目的とし、関係会社 旭モールド株式会社を吸収合併。
  • 1989年8月M&A内部体制の充実と企業基盤の強化を目的とし、関係会社 旭産業株式会社を吸収合併。

1990年代

  • 1990年10月今後の需要の増大に対応するため、工場と本社事務所の建設を目的として、衣浦臨海工業用地を取得。
  • 1993年4月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1996年2月本社工場用地(愛知県碧南市神有町七丁目11番地)を売却。
  • 1996年3月本社登記を愛知県碧南市神有町七丁目11番地より愛知県碧南市港南町二丁目8番地14(衣浦臨海工業用地)へ移転。
  • 1997年6月衣浦臨海工業用地に本社工場を新設。

2000年代

  • 2001年12月中国に旭日塑料制品(昆山)有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2004年12月旭日塑料制品(昆山)有限公司にて本社工場が完成。移転して操業開始。
  • 2006年1月旭日塑料制品(昆山)有限公司にて第2工場が完成。
  • 2006年5月衣浦臨海工業用地に第2工場を増設。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。
  • 2011年7月タイ王国にAsahi Plus Co.,Ltd.を設立(現・連結子会社)
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。名古屋証券取引所メイン市場に上場。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高増収率毎年10%以上
  • 売上高総利益率20%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    売上10%以上の増収達成

    毎期10%以上の売上増収を目標に事業活動を行い、収益力向上と経営基盤強化を図る。

  2. 02

    特定顧客依存からの脱却

    自社ブランドのアンカープラグの改良や新製品開発を進め、電動工具・自動車業界以外への販路拡大を図る。

  3. 03

    生産性向上と省力化の推進

    人件費・物流費高騰や人手不足に対応するため、省力化・高効率化、省電力設備への更新、廃棄ロス低減に取り組む。

  4. 04

    プラスチック廃棄物削減と再利用研究

    廃棄プラスチック削減を目指し、廃材を活用した建築資材など新分野の研究開発を推進し、最終的に廃棄ゼロを目指す。

  5. 05

    植物工場の量産化

    研究段階の植物工場で無菌栽培技術を確立し、安全・安心な野菜を早期に量産・販売するための設備建設に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で477人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は404万円で、9期前と比べて1.4%平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は11.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月591
2017年8月579
2018年8月592
2019年8月40937.98.9599
2020年8月39338.29.4567
2021年8月42038.99.9549
2022年8月38739.410.0549
2023年8月38239.710.7514
2024年8月39339.810.94820
2025年8月40440.811.24770

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 0 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社工場 — 愛知県碧南市1,064百万円
日本
本部及び安城工場 — 愛知県安城市700百万円
日本
ASAHI PLASTIC (KUNSHAN) — 中国昆山市596百万円
中国
Asahi Plus — タイ王国 ラヨーン県234百万円
タイ
主な関係会社
  • 海外
    旭日塑料制品(昆山)有限公司(注)1.2
    中国(中華人民共和国 江蘇省昆山市)
    議決権100.0%
  • 海外
    Asahi Plus Co.,Ltd. (注)1
    タイ(タイ王国 ラヨーン県)
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第七回]事業再構築補助金(交付申請等)
    中小企業庁
    5,443万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は84億円営業利益0億円前期と比べると増収で、売上が+1.2%。

売上高
+1.2%
84億円
営業利益
0億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高85億円84億円
営業利益1億円0億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は20億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−4.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2015.00
2023年4Q22−1
2024年1Q2000.00
2024年2Q1800.00
2024年3Q2100.01
2024年4Q2400.00
2025年2Q4500.00
2025年4Q3900.00
2026年2Q4512.20
2026年3Q20−1−5.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は64億円から84億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月6443
東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。名古屋証券取引所メイン市場に上場。
2013年8月6921
2014年8月680−7
2015年8月760−1
2016年8月63−1−3
2017年8月7011
2018年8月7810
2019年8月852−3
2020年8月7710
2021年8月10486
2022年8月10774
2023年8月8730
2024年8月83020.01
2025年8月84010.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高84億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.5%76億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.5%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.3pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.4pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.0pt
0.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが1億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は12億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月6−3−1312
2013年8月4−8−1−411
2014年8月3−30011
2015年8月0−20−210
2016年8月1−2−2−17
2017年8月300310
2018年8月110212
2019年8月2−30−110
2020年8月5−20313
2021年8月7−70013
2022年8月3−3−2013
2023年8月8−5−1314
2024年8月3−40−113
2025年8月1−31−212

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は67億円。このうち返さなくてよい自己資本が53億円で、自己資本比率は79.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月5647983.5
2013年8月64541084.6
2014年8月58471180.3
2015年8月64521281.1
2016年8月52401277.9
2017年8月57421574.5
2018年8月57431475.9
2019年8月52391374.2
2020年8月52381474.2
2021年8月64461871.8
2022年8月68531576.8
2023年8月64511379.9
2024年8月70551479.6
2025年8月67531479.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
16億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
31億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
14億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

化学 203社との比較

同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率203社中29位あたり、逆に低いのは営業利益率203社中197位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.9%/中央値 6.9%
P25 4.5%P75 9.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 7.3%
P25 4.3%P75 10.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
79.2%/中央値 63.4%
P25 50.5%P75 73.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.2%/中央値 2.2%
P25 -1.8%P75 5.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 2.7%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥615で、1年前と比べて+5.4%過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。

¥615-1.1%1ヶ月-1.8%1年+5.4%時価総額24億円
過去52週の値幅
安値¥573高値¥662

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)25.8倍
PER (会社予想)38.2倍
PBR0.33倍
配当利回り1.63%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+1.3%の小幅上昇。株価は25日線(618円)を+0.3%上回り、75日線(613円)・200日線(599円)を上回る。52週高値(644円)から-3.7%と高値圏。RSI53.1で中立。出来高はやや増加傾向。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが25.97倍と業界平均18.0倍を大きく上回り、予想PER38.5倍とさらに割高感が強い。PBRは0.33倍と低いが、ROEが0.87%と著しく低く、収益性に課題。配当利回り0.79%は業界平均2.59%を下回る。割安なPBRにもかかわらず、低収益性と高いPERが足かせとなり、割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)25.8倍17.8倍
PER (予想)38.2倍
PBR0.33倍1.41倍
ROE0.9%7.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車業界の変革(EV化など)に伴い、既存の塗料・処理剤の需要構造が変化している。強気派は、環境規制強化に対応した新製品や、EV向けの新規分野開拓による成長を期待する。弱気派は、自動車向け依存度が高く、同業他社との競争激化で収益改善が難しいとみる。収益性の低さと業績の横ばい傾向が課題。

プラスに働く材料7
  • EV関連需要の取り込み

    EV向け新規薬品の開発で需要創出

  • 環境規制追い風

    環境対応製品の需要増加の可能性

  • 安定した取引基盤

    中部圏の自動車メーカーとの長期取引

  • PBR0.33倍の極めて低い評価不定影響

    時価総額24億円、純資産72億円で解散価値の3分の1

  • 2025年8月期黒字転換2025/8期影響

    純利益0→1億円、小幅だが収益改善

  • 外国人保有0.8%で売り圧力限定的継続影響

    外国人株主比率0.76%、需給悪化リスク小

  • 自己資本比率の高さ継続影響

    純資産72億円、総資産?、財務安定

マイナスに働く材料7
  • 自動車業界依存のリスク

    EV化で既存製品の需要減退

  • 低収益体質

    営業利益率がほぼゼロ、改善の兆し薄い

  • 競争激化

    同業との価格競争で収益性が圧迫

  • ROE0.9%の低収益体質継続影響

    自己資本72億円に対し利益0~1億円、資本効率悪

  • 営業利益ゼロの限界利益継続影響

    売上83億円で営業利益0、固定費負担大きくわずかな変動で赤字

  • 売上高84億円で頭打ち継続影響

    過去3期売上87→83→84億円、成長乏しい

  • 低成長企業にPER26倍は割高不定影響

    EPS23.9円、株価620円でPER26倍、成長期待乏しい

次の決算で確かめる点
売上高
横ばい傾向の継続を確認
営業利益率
収益改善の成否を判断
EV関連売上比率
新規分野開拓の進捗を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から16.7%いまの株価に対する利回りは1.63%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
1.63%
いまの株価に対して
配当性向
14.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月3
2017年8月433.352.0
2018年8月775.07.4
2019年8月928.6
2020年8月6−33.336.5
2021年8月35483.363.1
2022年8月28−20.018.4
2023年8月13−53.614.5
2024年8月12−7.714.7
2025年8月10−16.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ6,439人。区分でいちばん多いのは個人・その他85.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.9%を占め、残る87.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他83.783.086.485.385.885.4
自己株式17.117.119.719.719.719.7
事業法人7.18.58.48.78.710.0
金融機関3.32.83.03.23.02.9
証券会社4.23.11.32.11.20.9
外国法人1.72.50.80.71.30.7
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01杉浦 武11.45
02杉浦 求7.60
03旭化学工業取引先持株会5.70
04株式会社三幸商会3.88
05岡崎信用金庫2.82
06株式会社マキタ1.98
07碧南小型運送株式会社1.28
08ASGJapan(株)1.08
09細川 陽介1.00
10帝人株式会社0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−79%、1株純資産は14期で+33%。直近期のROEは0.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月721,2755.86.540.8
2013年8月281,4782.015.412.4
2014年8月−2031,284
2015年8月−171,4149.1
2016年8月−901,245
2017年8月181,3131.423.352.0
2018年8月131,3301.035.57.4
2019年8月−851,198
2020年8月151,1921.224.036.5
2021年8月1711,43213.16.263.1
2022年8月1211,6817.95.918.4
2023年8月71,6450.481.814.5
2024年8月301,7691.820.114.7
2025年8月151,6920.940.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/8期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
杉浦武取締役社長(代表取締役)59446,000
岡野篤常務取締役 営業本部長638,000
手島淳取締役573,000
本田信行取締役(常勤監査等委員)62
小島正志取締役(監査等委員)592,000
異相武大取締役(監査等委員)47

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)35035318
社外取締役4662

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容443字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(旭化学工業株式会社)及び子会社2社(旭日塑料制品(昆山)有限公司及びAsahi Plus Co.,Ltd.)により構成されており、プラスチック製品の成形加工及び樹脂成形用金型の設計製作を主な事業としております。当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、以下のとおりであります。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)日本 当社が、プラスチック製品の成形加工及び樹脂成形用金型の設計製作を行っております。 (2)中国 旭日塑料制品(昆山)有限公司が、プラスチック製品の成形加工及び樹脂成形用金型の設計製作を行っております。 (3)タイ Asahi Plus Co.,Ltd.が、プラスチック製品の成形加工及び樹脂成形用金型の設計製作を行っております。 [事業系統図] 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,468字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「愛されるプラスチックメーカー」を目指して、良い考え[合理化の追求]・良い商品[信頼性の重視]・良い職場[人間性の尊重]を社是として掲げ、「人・物・金は企業にとって限度がある。限度あるものを最高に活かすのが事業である。」との基本理念をもとに、創業以来、企業活動を行っております。 その基本理念のもと、社会のニーズに合った製品を造り出すための研究活動に注力し、技術力を高め、効率のよい生産システムを確立し、お客様及び市場からの評価を高め、収益力の向上と経営基盤の強化を図ってまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、当社グループの売上目標を毎年10%以上の増収を目指して事業活動を行っておりますが、前期比0.2%増の83億59百万円の売上となりました。 また、具体的な数値目標としましては、売上高総利益率20%を安定的に維持することを掲げておりますが、当期は、売上高総利益率は9.5%となりました。 (3)経営戦略及び経営環境等 当社グループは、その販売を特定の得意先(電動工具業界及び自動車業界)に依存しております。2025年8月期におきましては、電動工具部品及び自動車部品の売上高の総売上高に占める割合は、93.5%となります。この特定の得意先の動向が当社グループの業績に大きく影響を及ぼします。そのため、自社ブランドのアンカープラグの製品改良や新製品の研究開発に力を注ぎ、その特定の得意先以外への販売の増加を図ってまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 世界経済不安の中、日本国内では止まらない人件費や物流費の高騰、慢性的な人手不足の状態が継続しております。このような状況の中で当社は一層の省力化、高効率化を含めた生産性の向上、省電力設備への更新、廃棄ロスの少ない生産方法などを社内で検討し、最新設備の更新も視野に入れ取り組んでまいります。前期から取り入れましたが、カメラで製品を撮影し不具合を検知することのできる設備も順調に稼働し、不具合の流出阻止に寄与しておりますが、今後は更に複雑な不具合の検出もできるように工夫し、不具合品の流出防止に努めてまいります。 プラスチック製品を生産する当社の使命として、廃棄するプラスチックの削減や再利用にも力を入れております。現段階での目標は削減になっておりますが、いずれは削減から廃棄を限りなくゼロに近づけられることが望ましいと考えております。そのために廃棄予定の材料を使った建築資材の開発や、建築資材以外の分野でも廃棄予定の樹脂材料を生かすことができないか研究してまいります。 最後になりますが、現段階では研究施設として継続しております植物工場ですが、様々な野菜を育て研究しております。どの野菜であっても、ほぼ無菌の状態で育てられるので、洗わずにすぐに召し上がっていただける状態での販売ができますので、手間をかけずにおいしく安全に召し上がっていただくことができると自負しております。現段階では研究施設となっておりますので量産できませんが、安心安全な食材を今後は提供できるようにし、そしてできるだけ早い段階で量産設備の建設に取り組んでまいりますので、今後ともステークホルダーの皆様からの応援をよろしくお願い申し上げます。 (5)その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はありません。
事業等のリスク1,252字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)特定の顧客への依存 当社グループは、プラスチック製品の成形及び加工を行っておりますが、その販売は特定の顧客に依存しております。この特定の顧客とは、継続的かつ安定した取引関係にありますが、その顧客の生産及び販売の状況によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)海外市場での活動において 当社グループは、中華人民共和国及びタイ王国において事業活動を行っており、海外売上比率は57.0%です。海外では為替リスクに加え、政情不安、経済動向の不確実性、文化の相違、さらには海外送金及び輸出入などの規制変更や税制変更等様々な障害を伴う可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)為替変動について 為替変動は、当社グループの外貨建取引から発生する資産及び負債の日本円換算額に影響を与える可能性があります。また、外貨建で取引されている製品の価格にも影響を与える可能性があります。これらは、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)人材の雇用及び育成 当社グループは人材を重要な財産と捉えております。規模拡大及び存続のため優秀な人材を採用し経営理念に共感する人材育成に注力しています。従って優秀な人材を確保できない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす 可能性があります。 (5)自然災害等 近年、地震、台風をはじめとする自然災害や感染症が各地で多発しております。地震等による自然災害や火災などの事故や感染症の拡大で壊滅的な被害を受け、操業に重大な影響が発生した場合には、原材料の確保、生産、製品供給等に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)情報セキュリティ 当社グループは、事業を展開する上で、顧客及び取引先の機密情報や個人情報、また、当社グループの機密情報や個人情報を有しています。これらの情報は、外部流出や改ざん等が無いように、グループ全体で管理体制を構築し、徹底した管理とITセキュリティ、施設セキュリティの強化、従業員教育等の施策を実行しております。しかしながら、外部からの攻撃や過失や盗難等によりこれらの情報が流出もしくは改ざんされる可能性があります。もし、このような事態が生じた場合には、信用低下や被害を受けた方への損害賠償等の多額の費用が発生し、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (7)物価上昇について ロシア、ウクライナ情勢により原油や天然ガスといった燃料価格が大幅に上昇し、物価が上昇しております。当 社グループが使用する電気料金などの価格も上昇を続けており、今後もこの状況が続く場合は収益性が悪化する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,335字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以 下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の収益改善、企業の賃上げによる個人の所得環境の改善などにより回復基調にある一方で、長引く物価上昇や米国の関税措置の影響もあり先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況の中、主な販売先であります電動工具業界からの受注は、3カ国共に増加しました。 この結果、当連結会計年度の売上高は、83億59百万円(前期比0.2%増)となりました。営業損失45百万円(前期は営業利益37百万円)、経常利益は1億13百万円(同37.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は47百万円(同49.7%減)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 イ.日本 国内は、自動車部品の受注は減少しましたが、電動工具部品の受注が増加し、売上高は35億95百万円(前期比0.1%増)、2024年10月に愛知県碧南市に研究開発施設(植物工場)を新設し研究開発を開始しました。当期は研究開発費用65百万円計上、また当期に取得しました射出成型機2台及び省人化設備が稼働を開始し減価償却費の増加の影響もあり営業損失は2億39百万円(前期は営業損失83百万円)となりました。 ロ.中国 中国は、電動工具部品の受注が増加しましたが、売上高は為替の影響により減少し39億29百万円(前期比4.3%減)、営業利益は1億77百万円(同16.0%増)となりました。 ハ.タイ タイは、電動工具部品の製品受注は増加し売上高は9億12百万円(同20.7%増)、営業利益は6百万円(前期は営業損失30百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期比1億36百万円減の11億94百万円となりました。また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 イ.営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は1億37百万円となりました。これは主に仕入債務の減少額が68百万円、法人税等の支払額が83百万円それぞれ計上されましたが、税金等調整前当期純利益が1億17百万円、減価償却費が2億53百万円、それぞれ計上されたことによるものであります。 ロ.投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は、2億83百万円となりました。これは主に定期預金の純収入が3億21百万円計上されましたが、有形固定資産の取得による支出が6億41百万円計上されたことによるものであります。 ハ.財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果得られた資金は82百万円となりました。これは短期借入金による収入1億20百万円、配当金の支払額37百万円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 日本(千円)   3,589,816   △1.8% 中国(千円)   3,869,137   △3.7% タイ(千円)   889,983   21.2% 合計(千円)   8,348,938   △0.7% (注)上記金額については、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 日本   83,005   △79.8   334,214   △4.5 中国   246,630   47.3   232,816   △2.0 タイ   19,910   △72.4   15,884   △33.9 合計   349,546   △46.2   582,915   △4.7 (注)1.上記金額については、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.上記金額は、樹脂成形用金型の受注高及び受注残高であります。プラスチック製品の成形加工については、取引先からの生産計画の内示を受け生産予想をたてますが、実際の納入は得意先の生産に合わせた提示により確定します。従って内示と実際とは異なる場合もあり、確定受注から納期までは極めて短い期間であります。このような理由により、受注高および受注残高を算出することが困難でありますので、その記載を省略しております。 (3)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 日本(千円)   3,595,905   0.1 中国(千円)   3,851,839   △4.3 タイ(千円)   912,101   20.7 合計(千円)   8,359,845   0.2 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 牧田(中国)有限公司   2,130,196   25.5   1,966,183   23.5 ㈱イノアックコーポレーション   2,001,643   24.0   1,884,788   22.5 牧田(昆山)有限公司   1,640,753   19.7   1,863,424   22.3 ㈱マキタ   954,497   11.4   1,075,236   12.9 合計   6,727,090   80.7   6,789,632   81.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりでありま す。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成され ております。この連結財務諸表を作成するにあたり、経営者によって一定の会計基準の範囲内で見積りを行い、その結果を資産・負債や収益・費用の数値に反映しておりますが、実際の結果はこの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。また、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の財政状態の分析 イ 流動資産 現金及び預金が3億51百万円、受取手形及び売掛金が60百万円それぞれ減少したことにより、前連結会計年度末比4億26百万円(11.9%)減少し、31億57百万円となりました。 ロ 固定資産 長期預金が1億77百万円減少しましたが、有形固定資産が3億24百万円増加したことにより、前連結会計年度末比1億49百万円(4.4%)増加し、35億20百万円となりました。 ハ 流動負債 短期借入金が1億20百万円増加しましたが、買掛金が1億14百万円、その他流動負債が21百万円それぞれ減少したことにより、前連結会計年度末比34百万円(2.8%)減少し、11億96百万円となりました。 ニ 固定負債 繰延税金負債が2百万円減少しましたが、役員退職慰労引当金が3百万円増加したことにより、前連結会計年度末比1百万円(0.7%)増加し、1億90百万円となりました。 ホ 純資産 為替換算調整勘定が2億51百万円減少したことにより、前連結会計年度末比2億43百万円(4.4%)減少し、52億90百万円となりました。この結果、総資産残高は、前連結会計年度末比2億76百万円(4.0%)減少し、66億78百万円となりました。 ③ 当連結会計年度の経営成績の分析 イ 売上高 財政状態及び経営成績に記載のとおり、受注は増加し、前連結会計年度比0.2%増の83億59百万円となりました。 ロ 売上原価 前連結会計年度比0.3%減の75億66百万円となりました。 ハ 販売費及び一般管理費 研究開発費及び減価償却費の増加により前連結会計年度比17.7%増の8億39百万円となりました。 ニ 営業利益 上記の結果、営業損失45百万円となりました。(前期は営業利益37百万円) ホ 親会社株主に帰属する当期純利益 受取利息61百万円、補助金収入50百万円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は49.7%減の47百万円となりました。 ④ 資本の財源及び資金の流動性の分析 イ キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ロ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備投資資金ともに自己資金により充当することを基本としておりますが、必要に応じて金融機関からの借入等により対応する所存であります。当連結会計年度において実施しました設備投資は自己資金及び金融機関からの借入にて行いました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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