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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

マルシェ

MARCHE CORPORATION7524 · Standard · 小売業

関西を中心に居酒屋チェーンを展開し、FC展開も行う外食企業。多業態で地域密着型の料飲を提供する。

概要

マルシェ株式会社は大阪市阿倍野区に本社を置く居酒屋チェーン運営企業である。1972年の創業以来、直営とフランチャイズ(FC)の両軸で店舗網を拡大し、「酔虎伝」「八剣伝」「餃子食堂マルケン」などのブランドを展開する。2026年3月期の売上高は48億円、従業員数は127名。同年6月に株式会社テンポスホールディングスの子会社となり、新たな経営体制へ移行した。

直営とFCの二軸で成り立つ収益構造

当社の事業は料飲部門、FC部門、商品部門、その他部門の4つに区分される。料飲部門は直営店での飲食提供が中心で、2026年3月期の売上高33億円(構成比69%)を占める。FC部門は加盟店からのロイヤリティ収入で、同3億円(7%)である。商品部門は酒類・食材の卸売を担い、同10億円(21%)を計上する。その他部門には管理業務や設備販売が含まれ、同1億円(2%)となる。FC加盟店へのサプライチェーンも自社で運営しており、直営とFCの両方をカバーするビジネスモデルを構築している。

主力ブランドと地域密着型の店舗展開

主力ブランドは炭火串焼きの「八剣伝」と、手作り餃子を売りにする「餃子食堂マルケン」である。2026年3月期の料飲部門売上では八剣伝が15億円(47%)、餃子食堂マルケンが8億円(27%)を占める。かつて看板だった「酔虎伝」は3店舗に縮小し、売上比率は5%に低下した。近年は「ハッケン酒場」への業態転換を積極的に進め、直営・FC合わせて19店舗を転換。また、「やきとりええねん」「越後つけ麺どんどこ」などの新業態も展開し、関西を中心に全国へ拡大している。

売上高の減少と収益力の低迷

2013年3月期の売上高122億円をピークに、その後緩やかに減少。2021年3月期には39億円、2022年3月期には26億円まで落ち込んだ。2023年3月期以降は46億円前後で横ばいが続く。営業利益は2013年以降、黒字と赤字を繰り返し、2026年3月期は29百万円の営業損失を計上した。当期純損益も不安定で、過去13期のうち8期が赤字である。人手不足や原材料高に加え、既存店の収益力低下が課題となっている。

テンポスHD傘下での再建路線

2025年6月にテンポスホールディングスが持分法適用会社となり、2026年6月には同社の子会社に移行した。これに伴い、第三者割当増資で約13億円の資金調達を実施。テンポスグループの子会社であるヤマトサカナやサンライズサービスとの協働を進め、「ニューやまと」「越後つけ麺」などの新業態を展開する。経営目標として2028年3月期に売上高65億円、営業利益率4%以上を掲げ、固定費削減と既存店の収益向上に取り組んでいる。

業界の中での役割は外食チェーン運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
48億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食(居酒屋)主力

酔虎伝、八剣伝、餃子食堂マルケンなど複数の居酒屋ブランドを直営で展開。関西の食材を使った大衆価格の料理や炭火串焼きなど、業態ごとに特色を出し、地域に密着した料飲サービスを提供している。

主な製品・サービス3
酔虎伝
関西の食材を中心としたメニューと大衆価格で提供する居酒屋。
八剣伝
炭火串焼きを中心とした地域密着型の居酒屋。
餃子食堂マルケン
店内で手仕込みする自家製餃子や中華料理を低価格で提供する飲食店。

02フランチャイズ準主力

FC加盟店に対して経営指導を行い、ロイヤリティ収入を得る。また、直営店やサプライヤーを通じて酒類・食材をFC加盟店に供給する。ブランド力と運営ノウハウを活かした事業展開をしている。

主な製品・サービス1
フランチャイズシステム
居酒屋チェーンのFC加盟店に対して、経営指導やロイヤリティ、食材供給などのサポートを提供する。

03その他その他

管理部門やFC加盟店への設備販売などを行っている。コーポレート機能と付随的な収益源。

製品と技術

炭火串焼き「八剣伝」の地域密着型モデル

八剣伝は炭火で焼く串焼きを主力とする居酒屋で、1984年の1号店以来、FCチェーンとして広く展開してきた。2026年3月期時点で直営43店舗、客席数844席を擁し、料飲部門の売上約15億円を稼ぐ最大のブランドである。地域に密着した立地戦略をとり、焼鳥のサイズを1.5倍に拡大しながら価格を据え置くなどの価値訴求を行う。近年は店名を「ハッケン酒場」に変更する業態転換が進んでおり、大衆専門酒場としての再定義が進んでいる。

低価格中華「餃子食堂マルケン」の商品戦略

餃子食堂マルケンは店内で手仕込みする自家製餃子を看板に、中華料理を低価格で提供する業態である。2018年3月の1号店以来、21店舗まで拡大し、料飲部門売上の27%を占める。看板メニューは「どでか餃子」「手羽餃子」で、驚きのある価格設定とボリュームでリピーターを獲得している。2026年3月期の来店客数は376千人、客単価向上に向けインセンティブ制度を活用したサービス強化に取り組む。

大衆専門酒場「ハッケン酒場」への業態転換

ハッケン酒場は従来の八剣伝を改装し、どてカツやスパイシーうまカツなど専門性の高いメニューに特化した酒場である。2026年3月期までに直営7店舗、FC12店舗が転換済み。2ヶ月ごとのメニュー改定や「スパイシーうまカツ77円」などの価格訴求により、気軽に使える日常的な酒場としての認知を広げている。テンポスグループのヤマトサカナと協働した「ニューやまと」(魚酒場)も展開し、専門性と日常性の両立を目指す。

若年層向け「やきとりええねん」と麺業態への挑戦

「やきとりええねん」はレインボーをコンセプトにした7色のレモンサワーを売りに、若年層を取り込む新業態である。2024年7月の1号店以降、関西エリアに4店舗を出店。看板の「もも焼」と関西で人気の「どて煮」を組み合わせたメニュー構成で、SNS映えを意識した話題性を創出している。一方、「尼崎焼そば本舗」「越後つけ麺どんどこ」などの麺特化型業態も立ち上げ、居酒屋以外の収益柱を構築中である。2026年4月には愛知県に越後つけ麺の1号店を開店し、新たな市場開拓を進める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

食品スーパー運営、収益性低く課題山積

マルシェは、食品スーパーやディスカウントストアを運営する小売業者。売上高は約47億円で横ばい、営業利益はゼロと低収益。同業のトライアルホールディングス(非開示)やまんだらけ(非開示)と比較して規模が小さく、競争力が弱い。食品小売業界は価格競争が激しく、差別化が困難。

強み

  • 特定地域に集中出店し、地域住民のニーズに応える。
  • ディスカウントストア形態で価格志向の顧客を獲得。
  • 商品構成や販促を素早く変更でき、現場の裁量が大きい。
  • 固定費を抑え、少しの売上増で利益が改善しやすい体質。

課題

  • 営業利益率がほぼゼロと低く、改善が急務。
  • 大手スーパーやドラッグストアとの競合で価格競争が厳しい。
  • 新規出店や既存店増収策が不十分で、成長が見られない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がマルシェ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17615京都きもの友禅ホールディングス22億円7.7倍
22736フェスタリアホールディングス22億円16.2倍
33416ピクスタ21億円93.4倍
48247大和20億円
57524マルシェ19億円
63192白鳩19億円3.7倍
79978文教堂グループホールディングス19億円
87585かんなん丸18億円
93370フジタコーポレーション16億円12.9倍
107462CAPITA16億円21.6倍
113223エスエルディー15億円27.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

丸忠興業の設立と居酒屋「酔虎伝」の誕生

1972年5月、料理飲食店経営を目的に大阪市城東区で丸忠興業株式会社を設立。同年9月には酒類販売の丸忠販売、1976年3月には食品販売の丸忠食品を設立し、グループ体制を整えた。1977年4月、居酒屋「酔虎伝」のFC展開を本格開始。1978年1月には商号を株式会社丸忠酔虎伝に変更し、1984年10月には東京本部を設置。この時期に居酒屋チェーンとしての基盤を固めた。

串焼き「八剣伝」のFC展開と多ブランド化

1984年7月、串焼酒場「八剣伝」の1号店を大阪市の緑橋に出店。同年11月にはFC展開を開始し、急速に店舗数を増やした。1986年7月には酔虎伝で託児所付き郊外型モデル店を出店し、時代に合わせた業態開発を進めた。1988年4月、商号をマルシェ株式会社に変更。1991年10月にはグループ4社(丸忠販売、マルシェ、東京マルシェ、丸忠食品)を吸収合併し、現在のマルシェ株式会社が成立した。

株式公開と市場第一部指定

1996年11月、日本証券業協会に株式を店頭登録。1999年7月に関西の配送センターを茨木市に移転し、物流基盤を強化。同年12月、東京証券取引所と大阪証券取引所の市場第二部に上場を果たした。2000年8月には低価格居酒屋「居心伝」を出店し、価格帯の異なるブランドを充実。2006年9月には両取引所の市場第一部に指定され、企業規模の拡大を示した。

新業態への挑戦と業績の伸び悩み

2000年代後半、本格懐石「樂待庵」、串揚げ「串萬」、民家風「語りの里八右衛門」など多様な業態を実験的に開業したが、多くは定着しなかった。2007年にはエコプランニング・マルシェを設立するも、2010年に株式売却で子会社から外れ、2017年には全株式を譲渡した。2013年3月期の売上高122億円をピークに減収傾向が続き、低価格競争や外食市場の変化に対応しきれず、業績は低迷した。

チムニーとの提携とハッケン酒場への転換

2017年6月、同業のチムニー株式会社と資本業務提携契約を締結。同年8月には「焼そばセンター」、2018年3月には「餃子食堂マルケン」を出店し、新たな主力ブランドの育成を開始した。2023年以降、八剣伝から「ハッケン酒場」への業態変更を加速。2026年3月期までに直営7店舗、FC12店舗を転換し、大衆専門酒場へのシフトを進めた。しかし、提携の効果は限定的で、売上高は低迷が続いた。

テンポスホールディングスの子会社化

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2025年6月、第三者割当増資で3億54百万円を調達し、テンポスホールディングスが持分法適用会社となる。2026年6月にはさらに9億96百万円の増資を実施し、同社の子会社に移行。テンポスグループのノウハウを活用した新業態開発やコスト削減を進め、経営の立て直しを図っている。

年表47件を開く

1970年代

  • 1972年5月創業料理飲食店等の経営を目的として、大阪市城東区中本町498番地の34に丸忠興業株式会社を設立。
  • 1972年9月創業酒類販売を目的として、大阪市東成区中本2丁目12番1号に丸忠販売株式会社を設立。
  • 1976年3月創業食品販売を目的として、大阪府東大阪市高井田西5丁目24番地に丸忠食品株式会社を設立。
  • 1977年4月居酒屋「酔虎伝」の本格的なフランチャイズ展開の開始。
  • 1978年1月商号変更丸忠興業株式会社を株式会社丸忠酔虎伝に商号変更、同時に本社所在地を大阪府東大阪市高井田西5丁目24番地に移転。
  • 1979年8月本社所在地を大阪市東成区中本2丁目13番1号に移転。

1980年代

  • 1984年7月串焼酒場「八剣伝」の1号店として、緑橋1号店を出店。
  • 1984年10月商号変更株式会社丸忠酔虎伝東京本部を東京都中央区銀座3丁目11番15号に設置。(1988年5月に東京マルシェ株式会社に商号変更)
  • 1984年11月串焼酒場「八剣伝」の本格的なフランチャイズ展開の開始。
  • 1986年7月居酒屋「酔虎伝」で、「チャイルドルーム(託児所)」つきの郊外型モデル店を大阪市に出店。
  • 1988年4月商号変更株式会社丸忠酔虎伝をマルシェ株式会社に商号変更。

1990年代

  • 1991年10月M&A1991年10月1日を合併期日として、丸忠販売株式会社を存続会社としてマルシェ株式会社と東京マルシェ株式会社及び丸忠食品株式会社を吸収合併し、マルシェ株式会社の事業を全面的に継承するとともに商号をマルシェ株式会社に変更。
  • 1996年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1999年7月関西の配送センターを東大阪市から茨木市に移転。
  • 1999年12月上場東京証券取引所、大阪証券取引所の各市場第二部に上場。

2000年代

  • 2000年8月低価格居酒屋「居心伝」の1号店を大阪市に出店。
  • 2003年11月本格懐石料理の店「樂待庵」を大阪市中央区の大阪マーチャンダイズマートビル21階に出店。
  • 2004年2月串揚げの店「串萬」を、大阪市東成区森ノ宮に出店。
  • 2004年5月本社を、大阪市中央区大手前1丁目7番31号へ移転。
  • 2004年8月民家づくりの素朴な空間と、地元の新鮮な素材にこだわった「語りの里八右衛門」を、福岡県粕屋町に出店。
  • 2005年6月新株式1,000千株発行し、発行済株式総数は8,550千株となる。
  • 2005年9月「八縁」を東京都に出店。
  • 2006年9月東京証券取引所、大阪証券取引所の各市場第一部に指定となる。
  • 2007年2月本社を、大阪市阿倍野区阪南町2丁目20番14号へ移転。
  • 2007年4月子会社となる「エコプランニング・マルシェ株式会社」を設立。
  • 2007年8月「海心丸」を伊丹市に出店。
  • 2007年11月「八剣伝」の加盟店を中国上海に出店。
  • 2008年7月「炭焼きバールSOLVIVA(現 バルビダ)」を大阪市中央区に出店。

2010年代

  • 2010年8月子会社であった「エコプランニング・マルシェ株式会社」の株式を一部売却し、子会社ではなくなる。
  • 2014年4月播州ダイニング「GOTTO」を姫路市に出店。
  • 2014年11月焼鳥「おまっとう」を大阪市東住吉区に出店。
  • 2016年9月串焼酒場「心八剣伝」を京都市山科区に出店。
  • 2017年3月「エコプランニング・マルシェ株式会社」の全株式を譲渡し、関連会社でなくなる。
  • 2017年6月チムニー株式会社との間で資本業務提携に関する契約を締結。
  • 2017年8月「焼そばセンター」を尼崎市に出店。
  • 2017年10月「GOTTO酒場」を大阪市中央区に出店。
  • 2018年3月「餃子食堂マルケン」を尼崎市に出店。
  • 2019年11月「酒場とらず」を大阪市西区に出店。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。
  • 2023年6月「ニューとり屋」を大阪市鶴見区に出店。
  • 2023年7月「はじめ」を西宮市に出店。
  • 2023年10月「麺と音と餃子HAJIME」を大阪市淀川区に出店。
  • 2024年7月「やきとりええねん」を大阪市此花区に出店。
  • 2025年6月新株式2,000千株発行し、発行済普通株式総数は10,550千株となる。
  • 2025年6月株式会社テンポスホールディングスの持分法適用会社になる。
  • 2026年6月新株式6,000千株発行し、発行済普通株式総数は16,550千株となる。
  • 2026年6月株式会社テンポスホールディングスの子会社となる。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年3月期まで6,500百万円
  • 営業利益率2028年3月期まで4%以上
  • 当期純利益率2028年3月期まで3%以上
  • 自己資本比率2028年3月期まで25%以上
  • 既存店売上高前年比103%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存店の改革による収益力回復

    組織をフラット化し経営層が現場を直接指揮。メニュー改善や販促により全店で既存店売上高前年比103%を目指す。八剣伝では焼鳥のサイズ1.5倍で価格据え置き、餃子食堂マルケンではお値打ちメニューでリピーターを増やす。

  2. 02

    新業態・高収益モデルへの転換

    月商600万円以上の安定収益モデルを育成。総合居酒屋から大衆専門酒場へ転換し、ヤマトサカナとの協働による大衆魚酒場「ニューやまと」や看板メニューをどてカツにした「大阪天王寺ハッケン酒場」を展開。日常食業態では「越後つけ麺どんどこ」を出店し、昼営業の地域密着型事業を推進。

  3. 03

    販管費の適正化と固定費削減

    抜本的なコスト見直しにより年間80百万円の固定費削減を実施。一過性の削減に留まらず業務仕組みそのものを効率化し、持続可能な組織を構築。

  4. 04

    商品・メニュー改革とEC強化

    現場参加型の商品企画により顧客目線のメニューを開発。強力な看板商品で客数拡大とブランド力強化を図る。EC・外販事業では「どでか焼き鳥」の販売を開始し、Amazon・楽天・ふるさと納税等への出店で実店舗以外の収益基盤を構築。

  5. 05

    人材育成と財務体質の強化

    店長・SV教育を強化し次世代リーダーを育成。テンポスHDの教育支援システムを活用し全社員の行動変容を促す。また外国人材の即戦力化プログラムを導入。財務面では第三者割当増資等で資金調達し、自己資本比率25%以上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で127人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は459万円で、9期前と比べて2.1%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は11.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月221
2018年3月218
2019年3月46940.09.0222
2020年3月46440.09.0223
2021年3月41041.011.0180
2022年3月40241.012.0171
2023年3月45442.013.0147
2024年3月46443.014.0115
2025年3月46141.012.01240
2026年3月45941.011.01270

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)83.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
本社 — 大阪市阿倍野区162百万円
ええねん西九条店(大阪府大阪市)ほか12店97百万円
マルケン阪急塚口駅前店(兵庫県尼崎市)ほか20店77百万円
ハッケン酒場JR茨木駅前店(大阪府茨木市)ほか41店67百万円
賃貸物件(大阪市東成区)ほか2件22百万円
酔虎伝 住道駅前店(大阪府大東市)ほか2店2百万円
居心伝 上新庄店 — 大阪府大阪市0百万円
事務所等 — 岡山市北区0百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社テンポスホールディングス(注)
    東京都大田区 · その他の関係会社
    議決権21.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は48億円営業利益0億円前期と比べると増収で、売上が+4.3%。

売上高
+4.3%
48億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高50億円48億円
営業利益1億円0億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は11億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−8.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q12−1
2024年1Q1200.00
2024年2Q1100.00
2024年3Q1317.71
2024年4Q11−1
2025年2Q2300.00
2025年4Q2300.00
2026年2Q2400.00
2026年4Q2400.00
2027年1Q1100.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は122億円から48億円へ39%に減った。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月12242
2014年3月1152−14
2015年3月10212
2016年3月982−3
2017年3月8811
2018年3月8510
2019年3月8611
2020年3月84−1−4
2021年3月39−7−15
2022年3月26−2−3
2023年3月46−4−6
2024年3月4710
2025年3月46000.00
2026年3月48000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高48億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金39.6%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金60.4%29億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
60.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.7pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.5pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は14億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月7−5−1223
2014年3月2−5−1−319
2015年3月52−1725
2016年3月2−1−4122
2017年3月11−1223
2018年3月5−3−1224
2019年3月4−4−1023
2020年3月−2−4−1−616
2021年3月−13−121−1423
2022年3月−202−224
2023年3月1−1−1023
2024年3月003025
2025年3月−1−1−2−221
2026年3月−1−1−5−214

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は29億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は24.5%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月80522864.0
2014年3月60372360.8
2015年3月62382461.7
2016年3月53312259.2
2017年3月50311961.6
2018年3月52292357.1
2019年3月51292256.6
2020年3月42251758.6
2021年3月46103621.9
2022年3月4073316.1
2023年3月361351.7
2024年3月3843410.3
2025年3月3443012.0
2026年3月2972224.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
0億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
22億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
16
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中165位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中292位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
24.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥176で、1年前と比べて-12.4%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥176-0.6%1ヶ月-2.8%1年-12.4%時価総額19億円
過去52週の値幅
安値¥150高値¥229

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)69.6倍
PBR0.31倍
配当利回り5.68%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

6月中旬から180円前後でのもみ合いが続く。週足では25日線(182円)と拮抗、75日線(172円)は上回る。52週高値229円からは約20%低い。1ヶ月で+1.7%と小幅。出来高は低調で方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PBR0.32倍は業界平均2.92倍を大幅に下回り、ROE8.7%に対して株価は純資産の3割強で評価されている。配当利回りは10.99%と高く、配当性向が153.7%と配当が利益を上回っており持続性には注意が必要だが、財務の割安感は強い。PERは非開示だが、収益のボラティリティを考慮してもバリュエーションは割安と判断した。

指標この会社業種平均
PER (予想)69.6倍
PBR0.31倍2.44倍
ROE8.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

低収益からの転換点を探る。強気派はコスト削減と店舗改装効果で黒字化継続を期待。弱気派は競争激化と人件費上昇で利益圧迫が続くとみる。PBRは0.32倍と大幅な純資産割れだが、ROEはプラスに転じている。利回りは約11%と高いが無配リスクに注意。

プラスに働く材料7
  • 黒字化達成

    前期黒字転換、コスト削減効果が表れている。

  • 高い配当利回り

    11%近い利回りは投資家に魅力的。

  • PBR0.32倍の割安

    純資産に比して株価が低く、改善余地大。

  • 2026年3月期売上高48億円と前期比4.3%増収2026/3期影響

    売上高46億円→48億円に増加。

  • PBR0.32倍と純資産割安継続影響

    PBR0.32倍は解散価値比で大幅割安。

  • 配当利回り10.99%と高水準継続影響

    予想配当利回り10.99%は株主還元姿勢を示す。

  • 株価183円と年初来安値圏でバリュエーション妙味現在影響

    株価は年初来8.5%下落、反発余地。

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率0%台、わずかな変動で赤字転落リスク。

  • 競争激化

    大手スーパーやドラッグストアとの競合で値下げ圧力。

  • 人件費上昇

    人手不足で人件費増加が収益を圧迫。

  • 経常利益ゼロで配当持続性に疑念継続影響

    2025年3月期経常利益0億円で、高配当は持続不可能。

  • 売上高横ばいで成長性欠如継続影響

    売上高46-48億円で停滞、新規成長期待薄。

  • 小型株で流動性リスク継続影響

    時価総額19億円と極小型で流動性低い。

  • 業績低迷で株価下落トレンド継続影響

    1年間で株価8.5%下落、センチメント悪化。

次の決算で確かめる点
営業利益
黒字維持の確認。
既存店売上高
店舗競争力の指標。
配当性向
配当の持続可能性を評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは5.68%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
5.68%
いまの株価に対して
配当性向
153.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1074.7
2018年3月100.0
2019年3月100.0153.7
2020年3月100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,975人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.4%を占め、残る53.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他54.757.662.061.162.347.5
事業法人27.624.824.825.827.240.8
金融機関12.09.27.25.85.65.6
自己株式6.16.16.16.16.15.0
証券会社3.25.65.05.53.54.6
外国法人2.52.70.81.50.80.8
外国人個人0.10.10.20.20.50.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社テンポスホールディングス19.96
02チムニー株式会社9.04
03アサヒビール株式会社5.79
04日本証券金融株式会社3.99
05株式会社三井住友銀行1.52
06株式会社SBI証券1.36
07株式会社SBIネオトレード証券1.35
08谷垣 雅之1.34
09株式会社中野外食サプライ1.04
10東京短資株式会社1.03

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-28
    株式会社テンポスホールディングス
    変更報告
    51.44%
    +27.93pt
  • 2026-07-01
    株式会社テンポスホールディングス
    新規の大量保有報告
    48.98%
    +29.01pt
  • 2026-05-29
    株式会社テンポスホールディングス
    新規の大量保有報告
    19.97%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−127%、1株純資産は14期で−94%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月276134.429.960.0
2014年3月−167436
2015年3月224535.139.353.4
2016年3月−33388
2017年3月133813.560.874.7
2018年3月−5366
2019年3月73631.8119.2153.7
2020年3月−45307
2021年3月−183125
2022年3月−4081
2023年3月−748
2024年3月21115.3110.6
2025年3月1128.7127.4
2026年3月−739

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額40百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
森下篤史代表取締役会長79
加藤洋嗣代表取締役社長5218,000
熨斗和之取締役6013,000
清水一成取締役57
茨田篤司取締役59
早川秀治常勤監査役60
岩田潤監査役56
妻鹿直人監査役54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)323238
社外取締役412123
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容433字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の事業内容の区分としましては、料飲部門、FC部門、商品部門及びその他部門となっております。 なお、セグメント情報を記載していないため、事業部門ごとに記載しております。 事業部門の名称   事業内容 料飲部門 酔虎伝   なにわの大衆居酒屋として関西の食材を中心とするメニュー構成と、大衆価格による料飲の提供 八剣伝   炭火串焼きを中心とした地域に密着した居酒屋による料飲の提供 餃子食堂マルケン   店内手仕込みの自家製餃子の他、中華料理を中心とする食事メニューも充実した低価格による料飲の提供 その他   上記以外の業態 FC部門   FC加盟店に対する経営指導及びロイヤリティの受取 商品部門   直営店及びサプライヤーを通してFC加盟店に酒類・食材を供給 その他部門   管理部門 FC加盟店への設備の販売等 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (2026年3月31日現在) ◇事業系統図
経営方針・対処すべき課題2,334字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 基本方針、経営指標及び中長期的な経営戦略等 当社は、居酒屋チェーンを中心に展開する企業として、「心の診療所を創造する」を経営理念としながら、重点方針「ダイバーシティ・マルシェ」を掲げ、今までにない新たなマルシェグループを創造してまいります。 私たちの考える「ダイバーシティ・マルシェ」とは新たな3つの可能性(下表◇重点方針「ビジョン2028」参照)への挑戦です。「ダイバーシティ・マルシェ」は食を通じて様々な可能性を持つ人やその考え方、文化を寛容に受け入れ、その人の持つ様々なカラー(能力)を湧き出させる事ができる会社に挑戦してまいります。 この活動を通じて国内のみでなく、世界のマーケットを見るという視点を持ち、視座を変える事で「新生マルシェ」=「ダイバーシティ・マルシェ」として一歩を踏み出します。 また、中長期的な経営ビジョンを以下のとおり定め、持続的な成長と企業価値向上に努めております。 ◇経営理念 心の診療所を創造する ◇中長期的な経営ビジョン マルシェは世界の心の診療所を目指しダイバーシティ経営のリーディングカンパニーとなる ◇重点方針「ビジョン2028」 ◇主要経営指標 項 目   2028年3月期(計画) 売上高   6,500百万円 営業利益率   4%以上 当期純利益率   3%以上 自己資本比率   25%以上 (2) 経営環境及び対処すべき課題 ①既存店の改革 組織の圧縮化を断行し、経営層が直接現場を指揮する体制へ移行いたします。現場主義によるメニュー改善と販促を実施し、全店で既存店売上高前年対比103%の達成を必達目標といたします。八剣伝では焼鳥のサイズを1.5倍にしてお値段据え置きのコストパフォーマンスを維持し、餃子食堂マルケンでは、「どでか餃子」「手羽餃子」のお値打ちメニューの販売など、お客様に驚きをお届けできる企画を打出し、リピーター増につなげてまいります。 ②新業態・高収益モデルへの改革 月商6百万円以上を安定的に創出できる強靭なモデルを育成いたします。居酒屋事業においては、総合居酒屋から、大衆専門酒場に転換してまいります。株式会社テンポスホールディングスの子会社であるヤマトサカナ株式会社と協働した大衆魚酒場「ニューやまと」や、従来の「ハッケン酒場」の看板メニューをどてカツに据えた「大阪天王寺ハッケン酒場」に進化させるなど、気軽に利用できる日常性と、専門性の高さを兼ね備えた酒場へとビジネスモデルの転換を進めてまいります。既に4月27日山口県に「大阪天王寺ハッケン酒場 周南久米店」、5月7日大阪府に「ニューやまと 谷町四丁目店」をリニューアルオープンいたしました。又、新業態においては、日常食の業態を開発してまいります。株式会社テンポスホールディングスの子会社である株式会社サンライズサービスと協働した「越後つけ麺どんどこ」を 出店、展開してまいります。既に4月20日愛知県に「越後つけ麺どんどこ 一宮木曽川店」をオープンいたしました。昼から営業する日常感と地域密着を大切にした事業展開を推進してまいります。 ③販管費の適正化 抜本的なコストの見直しにより、年間80百万円の固定費削減に努めてまいります。一過性の費用削減にとどまらず、業務の仕組みそのものを効率化し、持続可能な組織を構築してまいります。 ④商品・メニュー改革 お客様の明確な来店動機となる強力な看板商品を開発し、さらなる客数の拡大とブランド力の強化に努めてまいります。今期は商品開発の切り口を現場から提案し展開していくという、現場参加型の商品企画を実施することで、よりお客様目線のメニュー政策を実施いたします。又、EC・外販事業を強化し、「どでか焼き鳥」の販売をスタートさせ、アマゾン、楽天、ふるさと納税等への出店を実施することで、実店舗以外の収益柱を構築してまいります。 ⑤人材育成改革 店長やSVの教育を抜本的に強化し、次世代リーダーを育成するサイクルを確立いたします。株式会社テンポスホールディングスの持つ教育支援システムに参加することにより、全社員の意識及び行動変容を促し、組織全体の実行力を飛躍的に向上させていけるものと確信しております。又、外国人材の即戦力化プログラムを導入し、現場の実行力を最大化いたします。 ⑥財務体質の強化 2026年3月期末の現金及び預金の残高は14億29百万円であり、複数の金融機関から総額12億13百万円の継続した借入の他、中期経営計画の完遂及び財務基盤の更なる強化としまして、2025年6月16日に第三者割当による普通株式の発行を実施し、3億54百万円の資金調達を実施いたしました。また、2026年6月29において、第三者割当による普通株式の発行を実施し、9億96万円の資金調達を実施しております。 今後も、更なる財務体質の強化を図ってまいります。 ⑦構造改革による管理コストの見直し及びコーポレートガバナンスの強化 小売店との垣根を越えた競合による競争が更に激しくなっていくことに加え、労働需給の逼迫や物流経費の上昇等により利益を圧迫しやすい経営環境にあり、経営効率の向上と、競争力を強化するためにも、全社的リスクマネジメントシステムの強化に努めてまいります。また、可能な限りコーポレートガバナンス・コードを意識した透明性の高いガバナンス体制の構築を推し進めていくことにより、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。
事業等のリスク2,239字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)競合競争について 当社が属する居酒屋業界では、当社と同様に居酒屋事業を展開する同業他社、ファストフードやレストランチェーンなどの中食を中心とした外食企業の他、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売業界との間で、価格・品質・サービス等を巡って厳しい競争が展開されております。 その中にあって、当社は、創業以来、「心の診療所を創造する」という経営理念を基として蓄積された当社独自のコア・コンピタンスを軸とした経営施策をもって競合との差別化を進めておりますが、当社が提供する商材の品質、価格、あるいはサービスレベルを上回る競合先が出現する等により客数が大幅に減少するに至った場合、もしくは少子高齢化に伴う物流経費の上昇や地球温暖化等に伴う原材料の高騰等により利益が圧迫される状態を招いた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)人員の確保について 少子高齢化に伴う労働需給の逼迫によって採用教育費が上昇傾向にある経営環境下において、当社では、新規店舗のみならず既存店舗の運営に必要な人員の確保に最大限努めておりますが、採用条件に適う人員の確保が困難となり計画通りの新規出店を実行できない、もしくは、適正人員を欠く状況が継続し店舗運営が厳しく閉店することとなった場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)食品事故について 当社では、全社的リスクマネジメントシステムとして、「店舗事故予防委員会」を設置し、事故予防に関する講習会を定期的に実施している他、衛生管理について独自に策定したマニュアルに基づき衛生検査の実施、その他社外の検査機関によるチェックを随時行うなど安全性には最大限の万全を期しておりますが、万一、生産、流通、保存、調理の過程で何らかの影響により不可抗力的な食中毒が発生した場合には、一定期間の営業停止等を余儀なくされ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)営業店舗での事故について 当社では、全社的リスクマネジメントシステムとして、「店舗事故予防委員会」を設置し、事故予防に関する講習会を定期的に実施する等により店長へのコンプライアンス意識への啓発を行うことで細心の注意を払った店舗運営を実施しておりますが、万一、飲酒運転や未成年者飲酒禁止法に基づく未成年飲酒について販売する側の責任を問われた場合には、信用の低下等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)食の品質・安全について 当社は、全社的リスクマネジメントシステムとして、「品質管理委員会」や「メニュー表示適正化委員会」を設置し、食の品質や安全のみならず、メニュー表示の適正に関する会議を定期的に実施している他、取引先の協力を仰ぎながら、産地、加工工程、添加物等のデータ管理を行い食の品質・安全を担保しております。しかしながら、万一、表示内容に重大な誤り等が生じた場合には、信用の低下等を招き売上減少等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)自然災害について 当社の店舗が営業している地域で地震や大型台風等の自然災害が発生した場合は、店舗設備の損壊、社会インフラ、物流の寸断、避難勧告等の理由により、店舗の休業や営業時間の短縮を余儀なくされる場合があります。また自然災害による影響が長期化し、さらには消費意欲の低下、食材の高騰等が生じた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)「固定資産の減損に係る会計基準」の適用について 当社の共用資産及び事業用資産である直営店舗において、競合店の出現等、事業環境の変化により業績が悪化し、投資回収が困難になる場合には、減損損失を計上し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)差入保証金及び敷金について 当社は直営店舗について、主に建物等を賃借する形で出店しており、賃貸人が破綻等の状態に陥り継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)出店立地の調達について 当社は新規出店立地を、顧客需要、賃料、商圈人口、競合店の状況等を総合的に勘案し慎重に吟味した上で決定しておりますが、諸条件に合致する物件が調達できない場合には、出店計画が未達成となり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)個人情報の管理について 当社は、顧客へのアンケート等を通じて多くの個人情報を保有しており、個人情報保護法令やガイドラインに沿った個人情報保護の観点から、その管理には万全を期しておりますが、万一、不正の発生等により個人情報が漏洩した場合には、損害賠償問題の発生や信用の低下等が、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)有利子負債の依存度について 当社の2026年3月31日現在における有利子負債残高は12億13百万円であり、有利子負債依存度は42.3%であります。金融情勢の変化等により市場金利が上昇した場合には、当社の財政状態または業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,218字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における我が国経済は、企業収益及び雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、海外情勢の不安定化や物価上昇の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、個人消費やインバウンド需要の回復傾向が見られる一方、原材料価格・光熱費の高止まり、人件費の上昇及び人手不足の影響等により、引き続き厳しい経営環境が継続しております。 このような環境の中、当社は当期の重点戦略として 「業態変更の促進」 「新規出店の促進」 「店舗活性化の促進」 の3項目を掲げ、収益基盤の再構築と将来成長に向けた施策を推進してまいりました。 ①「業態変更の促進」 当事業年度においては、主力成長業態である「ハッケン酒場」への業態変更に注力し、直営店及び加盟店を合わせて19店舗の業態変更を実施いたしました。 直営店においては、ハッケン酒場福田店、ハッケン酒場原田店、ハッケン酒場京田辺店、ハッケン酒場今店、ハッケン酒場北仙台店、ハッケン酒場宮町店、ハッケン酒場植田駅前店の7店舗で実施いたしました。加盟店においては、ハッケン酒場玉島店、ハッケン酒場岡山邑久店、ハッケン酒場西広島駅前店、ハッケン酒場江古田店、ハッケン酒場海田窪町店、ハッケン酒場皆生店、ハッケン酒場可部中央店、ハッケン酒場庚午店、ハッケン酒場名東八前店、ハッケン酒場茶屋町店、ハッケン酒場吉島光南店、ハッケン酒場松山平和通店の12店舗で実施いたしました。 翌事業年度は更に加盟店を中心に業態変更を推進するとともに、ブランドの定着と既存店の収益力向上を図り、成長フェーズから安定収益フェーズへの移行を進めてまいります。加えて、2026年4月より2ヶ月ごとのメニュー改定を実施するとともに、スパイシーうまカツ77円など、驚きのある価格設定による新商品の提供を進めております。 ②「新規出店の促進」 当事業年度においては、新規成長業態の確立に向け、主力ブランド及び新業態を中心とした出店を推進し、「やきとり ええねん」「尼崎焼そば本舗」等の新業態を中心に加盟店からの譲受2店舗を含め6店舗を出店いたしました。 「やきとり ええねん」は一昨年に3店舗を出店しました。当連結会計年度においては2年目の成長フェーズとして、関西エリアに2店舗を追加出店いたしました。ブランドカラーであるレインボーをコンセプトに、7色のレモンサワーを販売するなど、若年層を中心とした視覚的な楽しさと話題性の創出に取り組んでおります。また、看板メニューである「もも焼」に加え、関西地域に親和性の高い「どて煮」が人気を集めており、地域ニーズに即した商品展開を進めております。 新業態である「尼崎焼そば本舗」は、既存の「焼そばセンター」をリブランディングし、従来の居酒屋業態とは異なり、食事メニューに特化した店舗モデルとして展開を開始いたしました。 翌事業年度においては、2026年4月に株式会社サンライズサービスとの業務提携により、「越後つけ麺」ブランドの展開を開始しており、4月20日に愛知県に第1号店を開店し、順調な立ち上がりとなっております。今後は、居酒屋業態に加え、食事に特化したブランドの展開拡大に注力し、新たな収益基盤の構築を進めてまいります。 ③「店舗活性化の促進」 当事業年度においては、全社スローガンとして「1割アップ」を掲げ、既存店舗の売上高向上及びサービス力強化に取り組んでまいりました。 一昨年にモバイルオーダーを導入したことにより、店舗オペレーションの効率化は進展した一方で、お客様との接点が減少し、サービス力の低下につながるケースがあり、社内インセンティブ制度を活用し、各店舗における客単価向上及びサービス力強化に取り組んだ結果、全店売上高は前年同期比108.9%、既存店売上高は前年同期比102.1%となり、前年実績を上回る結果となりましたが、引き続き既存店の収益力向上を重要課題として取り組んでまいります。 このような取組みを行った結果、当事業年度における経営成績は、売上高は47億67百万円(前年同期比4.1%増)となりました。一方で、成長戦略の推進を目的として実施した各種施策の影響に加え、人件費及び物流コストの上昇等が収益を圧迫し、営業損失は29百万円(前年同期は営業利益44百万円)、経常損失は33百万円(前年同期は経常利益32百万円)、当期純損失は45百万円(前年同期は当期純利益34百万円)となりました。 (2)財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績 当事業年度における売上高は47億67百万円、営業損失は29百万円、当期純損失は45百万円となりました。なお、当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、事業部門別の売上高の内訳を記載しております。 事業部門   金額(千円)   構成比(%) 料飲部門 酔虎伝   249,943   5.2 八剣伝   1,558,441   32.7 居心伝   57,586   1.2 餃子食堂マルケン   877,756   18.4 その他業態   564,526   11.8 料飲部門小計   3,308,254   69.4 FC部門 ロイヤリティ等   335,639   7.0 FC部門小計   335,639   7.0 商品部門 食材等販売   999,243   21.0 酒類等販売   13,644   0.3 商品部門小計   1,012,887   21.3 その他部門   110,882   2.3 合計   4,767,664   100.0 (売上高) 外食産業におきましては、需要回復の兆しが見られるものの、人手不足による人件費の上昇や原材料の高騰等により、厳しい経営環境が続いております。 そのような状況におきまして、当事業年度の売上高は前年同期比4.1%増の47億67百万円となりました。 (営業利益) 営業利益は、人件費及び物流費の上昇等によりコストが増加した結果、29百万円の営業損失(前年同期は営業利益44百万円)となりました。 (当期純利益) 当期純利益は、店舗収益低下等による減損損失を15百万円計上したことにより、45百万円の当期純損失(前年同期は当期純利益34百万円)となりました。 ② 生産、受注及び販売の実績 当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況につきましては、事業部門区分ごとに記載しております。 (イ) 生産実績 当社は、生産を行っていないため、生産実績にかえて料飲部門の収容実績を記載しております。 料飲部門の業態別収容実績 業態別   店舗数   客席数 (千席)   対前年増減率 (%)   来店客数 (千人)   前年同期比 (%) 酔虎伝   3   141   △10.1   101   97.6 八剣伝   43   844   8.1   532   113.3 居心伝   1   46   △0.3   20   102.2 餃子食堂マルケン   21   423   2.1   376   100.2 その他業態   13   273   7.2   261   100.9 合計   81   1,729   4.5   1,292   105.2 (注) 1 客席数は、各月末現在の各店舗客席数×営業日数として算出しております。 2 店舗数には閉店1店舗(八剣伝1店舗)が含まれております。 (ロ) 仕入実績 当事業年度の仕入実績は次のとおりであります。 事業部門別の仕入実績 事業部門   金額(千円)   前年同期比(%) 料飲部門 酔虎伝   72,226   96.0 八剣伝   479,911   115.7 居心伝   18,016   114.2 餃子食堂マルケン   247,500   103.7 その他業態   165,845   107.2 料飲部門小計   983,499   109.4 FC部門 ロイヤリティ等   34,999   151.2 FC部門小計   34,999   151.2 商品部門 食材等販売   852,531   104.2 酒類等販売   9,305   16.6 商品部門小計   861,837   98.6 その他部門   4,478   50.2 合計   1,884,815   104.4 (ハ) 受注状況 該当事項はありません。 (ニ) 販売実績 当事業年度の販売実績は次のとおりであります。 事業部門別の販売実績 事業部門   金額(千円)   前年同期比(%) 料飲部門 酔虎伝   249,943   98.3 八剣伝   1,558,441   115.8 居心伝   57,586   100.6 餃子食堂マルケン   877,756   103.3 その他業態   564,526   106.6 料飲部門小計   3,308,254   108.9 FC部門 ロイヤリティ等   335,639   98.0 FC部門小計   335,639   98.0 商品部門 食材等販売   999,243   92.8 酒類等販売   13,644   69.3 商品部門小計   1,012,887   92.4 その他部門   110,882   104.1 合計   4,767,664   104.1 ③ 財政状態 (資産の部) 当事業年度末における資産は、現金及び預金6億87百万円の減少、未収入金51百万円の増加、直営店舗の新規出店・改装等により有形固定資産が49百万円の増加等により、総資産が前事業年度末に比べ5億60百万円減少し、28億66百万円となりました。 (負債の部) 当事業年度末における負債総額は、主に短期借入金の返済7億11百万円等により、前事業年度末に比べ8億51百万円減少し、21億65百万円となりました。 (純資産の部) 当事業年度末における純資産につきましては、主に資本剰余金3億54百万円の増加、配当金の支払23百万円等により2億91百万円増加し、7億1百万円となりました。 ④ キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動によるキャッシュ・フローが76百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが1億37百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが4億73百万円の支出となったことにより、前事業年度末と比べて6億87百万円減少し、14億29百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、減少した資金は76百万円であります。これは主に税引前当期純損失47百万円の計上に加え、棚卸資産の増加額14百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は1億37百万円であります。これは主に有形固定資産の取得による支出1億29百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は4億73百万円であります。これは株式の発行による収入3億49百万円があったものの、借入金の返済による支出7億11百万円等によるものであります。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因に基づき、見積りや判断を行っております。しかしながら、見積り及び判断は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりです。重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当事業年度末の経営成績は、売上高につきましては、前事業年度末からの直営店舗数の増加等もあり、直営店舗の売上高は前年同期比108.9%で着地しました。一方、加盟店の店舗数は14店舗減少したことから、当社グループ加盟店のロイヤリティ等収入は6百万円減少、そして、加盟店への食材・酒類等販売売上高が83百万円減少したこと等により、47億67百万円となり、前事業年度と比較して4.1%の増収で着地しました。営業利益及び経常利益につきましては、ロイヤリティ等売上高、食材・酒類等販売売上高の減収と、人件費、発送配達費等の販売費及び一般管理費が前事業年度と比して6.6%増加したことにより、営業損失29百万円、経常損失33百万円となりました。当期純利益につきましては、店舗収益低下等による減損損失15百万円を計上したことにより、当期純損失45百万円となりました。 資産合計につきましては、前事業年度末と比して5億60百万円減少し、28億66百万円となりました。また、負債合計につきましては、前事業年度末と比して8億51百万円減少し、21億65百万円となりました。当社の資産のうち、主なものは、現金及び預金14億29百万円、売掛金2億97百万円、有形固定資産4億28百万円、差入保証金2億96百万円となっております。また、負債のうち、主なものは、短期借入金(1年以内返済予定の長期借入金含む)10億13百万円、買掛金2億33百万円、長期預り保証金2億40百万円、長期借入金2億円となっております。当事業年度末の資産が減少している主な要因は、借入金の元本一部返済、新規出店、改装に伴う設備投資により現金及び預金が減少していることによります。また負債の金額が減少している主な原因は、短期借入金が減少していることによります。純資産につきましては、前事業年度末と比して2億91百万円増加し、7億1百万円となりました。この主な要因は、資本剰余金の増加によります。 キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりです。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりです。 当社の資金需要のうち主なものは、原材料等の仕入資金の他、人件費、設備費及び一般管理費等の運転資金及び新規出店等の投資資金であり、自己資金及び借入金を財源としております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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