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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本電気硝子

Nippon Electric Glass Co., Ltd.5214 · Prime · ガラス・土石製品

ディスプレイ・電子デバイス向け特殊ガラスのグローバル専業メーカー。液晶・有機ELディスプレイ用ガラス基板で高い世界シェアを持つ。

概要

日本電気硝子は、液晶・有機ELディスプレイ用ガラス基板を主力とする特殊ガラスメーカーである。ディスプレイ用非アルカリガラスで高いシェアを持ち、医療用ガラス管や耐熱ガラス、ガラス繊維など機能材料も手掛ける。2025年12月期の連結売上高は3,114億円、従業員数は5,218名。国内4事業場のほか、マレーシア、台湾、中国、米国などに生産拠点を置き、世界23社の子会社を持つ。

売上の過半を占めるディスプレイ用ガラス基板

電子・情報分野は売上高1,737億円(全体の55.8%)を計上する。液晶テレビやスマートフォン向けの非アルカリガラス基板が中心で、マレーシア、台湾、韓国、中国の海外子会社が生産を担う。同分野では電子デバイス用特殊ガラスも含み、半導体パッケージやデータセンター向け需要が伸びている。

多様な製品群を持つ機能材料分野

機能材料分野は売上高1,376億円(44.2%)。複合材向けガラス繊維、医療用ガラス管、ホウケイ酸ガラスなどの耐熱ガラス、建築用Low-Eガラスを展開する。ガラス繊維事業は2016年にPPG Industriesから欧米事業を取得したが、一部子会社は事業停止や破産手続きに入るなど構造改革が進む。

23社の子会社で形成するグローバルグループ

当社は連結子会社23社と関連会社3社で構成される。ディスプレイ分野では台湾電気硝子、坡州電気硝子、電気硝子(上海)など、機能材料分野ではエレクトリック・グラス・ファイバ・アメリカなどが製造販売を分担する。2023年には韓国子会社2社を解散し、英国子会社も2025年に生産停止。グループの再編が進行中である。

業界の中での役割は電子・情報分野向け特殊ガラスメーカー(ディスプレイ用ガラス基板で世界トップクラス)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,114億円
営業利益
341億円
営業利益率
11.0%
純利益
296億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
電子・情報1,738億円55.8%
機能材料1,377億円44.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ディスプレイ主力

液晶・有機ELディスプレイ用のガラス基板を中心に製造販売。薄型化と大型化に対応した高品質ガラス基板を、マレーシア、台湾、韓国、中国などのグローバル拠点で生産し、ディスプレイパネルメーカーに供給している。

主な製品・サービス2
ディスプレイ用ガラス基板世界シェア首位
液晶テレビ、スマートフォン、タブレット等のフラットパネルディスプレイに用いられる、高い平坦性と熱的安定性を持つガラス基板。非アルカリガラスが主流。
電子デバイス用特殊ガラス
半導体パッケージや電子部品向けのガラス基板やガラス粉末など。例えば、LTCC(低温同時焼成セラミックス)用ガラス材料などがある。

02機能材料(複合材、医療、耐熱、建築、その他)準主力

複合材向けのガラス繊維、医療用ガラス、耐熱ガラス(ホウケイ酸ガラス等)、建築用ガラス、ガラス製造機械などを製造販売。ガラス繊維は強化プラスチック用途、耐熱ガラスは炊飯器の蓋など民生用途にも広く使われる。

主な製品・サービス5
ガラス繊維
複合材料の強化材として、自動車部品や風力発電のブレードなどに使用される。高強度・高弾性率が特徴。
耐熱ガラス(ホウケイ酸ガラスなど)
熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性に優れ、理化学器具、調理器具、照明器具などに使用される。
医療用ガラス
注射器やバイアルなど医療用容器向けのガラス管。高い化学的耐久性と清浄性が要求される。
建築用ガラス
ビルの窓やカーテンウォールなどに使われる板ガラス。遮熱・断熱性を高めたLow-Eガラス等もある。
ガラス製造機械
ガラス溶解炉、成形機、加工機など、ガラス製造ライン向けの機械設備。

製品と技術

ディスプレイ用ガラス基板:非アルカリとオーバーフロー法

主力製品は液晶・有機ELディスプレイ向け非アルカリガラス基板。高い平坦性と熱的安定性が求められ、当社はオーバーフロー法により大型・薄型基板を量産する。2000年に同工法を導入し、現在はスマートフォンからテレビまで幅広いサイズに対応。2020年にはフォルダブルディスプレイ用として世界最薄ガラスも開発した。

電子デバイス向け特殊ガラスと半導体応用

半導体パッケージや電子部品向けに、LTCC(低温同時焼成セラミックス)用ガラス材料、SEMI規格準拠のサポートガラスなどを供給する。2016年に半導体用サポートガラスの生産を開始。2024年には次世代半導体パッケージ用ガラスセラミックスコア基板を開発し、データセンター向け需要の取り込みを狙う。

機能材料の顔:ガラス繊維と耐熱ガラス

ガラス繊維は複合材料の強化材として自動車や風力発電に使用。2025年に販売開始した低誘電率の「D2ファイバ」は高速通信向け。耐熱ガラス「ネオセラム」(1962年発売)は結晶化ガラスで耐熱衝撃性に優れ、調理器具や照明に使われる。医療用ガラス管は注射器やバイアル向けで、高い化学耐久性が特長である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位ディスプレイ用ガラス基板液晶ディスプレイ用ガラス基板で世界シェア約5割ディスプレイ

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

ガラス事業で国内首位、海外展開強化中

日本電気硝子は、ガラス・土石製品業界において、特にディスプレイ用ガラスや電子材料で高い競争力を持つ。同業のAGCや日本板硝子と比べ、売上高は約3,000億円規模で中位ながら、営業利益率は2024年12月期に2%から2025年12月期に約11%へ急改善し、収益性が大きく向上した。これは、ディスプレイ市場の需要回復とコスト削減効果によるものとみられる。ライバルであるAGCや日本板硝子が多角化を進める一方、同社はガラス専門に特化し、技術力で差別化を図っている。海外売上比率は高く、グローバル展開に強みを持つが、中国市場の動向に依存する面がある。

強み

  • ディスプレイや電子向けガラスで高い技術力を持ち、顧客との長期取引関係を構築。
  • 営業利益率が約2%から11%へ上昇し、コスト構造改革が奏功。
  • 海外売上比率が高く、アジアを中心に生産・販売網を展開。
  • ガラス専門に資源を集中し、多角化する競合と差別化。

課題

  • ディスプレイ市場の需給バランスに業績が左右されやすい。
  • 中国市場の減速や景気悪化が売上に影響する可能性。
  • エネルギーや原料価格の上昇が利益を圧迫するリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字が日本電気硝子

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16645オムロン1.3兆円35.9倍
25201AGC1.2兆円13.2倍
34626太陽ホールディングス5,527億円28.8倍
46787メイコー4,932億円24.3倍
56753シャープ4,138億円8.7倍
65214日本電気硝子4,137億円13.5倍
76728アルバック3,493億円20.4倍
84902コニカミノルタ3,352億円10.3倍
95801古河電気工業2,651億円36.4倍
108154加賀電子2,572億円7.8倍
117994オカムラ2,414億円10.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

管ガラスの自動化で創業期を築く

1951年1月、管ガラスの自動管引に成功し、ガラス管製造の基盤技術を確立。1960年には米国オーエンズ・イリノイ社からガラス管・棒の製造技術を導入し、生産能力を拡大した。1962年には超耐熱結晶化ガラス「ネオセラム」の生産を開始。1964年と1971年に滋賀高月工場と能登川工場を開設し、量産体制を整えた。

TFT液晶向けガラス基板への進出

1987年10月、TFT液晶ディスプレイ用基板ガラスの生産を開始。これが後のディスプレイ事業の柱となる。1991年にはマレーシアに初の海外生産子会社を設立。2000年1月にはオーバーフロー法による液晶用基板ガラスの量産を始め、大型・高精細ディスプレイ向けの供給力を高めた。

海外展開と韓国子会社の清算

2000年代に入り、韓国(2002年坡州電気硝子、2005年合弁化)、台湾(2003年)、中国(2006年上海合弁、後完全子会社化)へ相次ぎ進出。2012年には韓国に電気硝子(Korea)を設立したが、2023年に同社と日本電気硝子(韓国)の2社を解散し清算手続きに入った。

PPGからのガラス繊維事業買収と苦戦

2016年10月、PPG Industriesから欧州と米国のガラス繊維事業を取得し、複合材分野を拡大。しかし欧州子会社のうち、エレクトリック・グラス・ファイバ・NLは2023年に破産、UK法人は2025年に生産活動を停止。ガラス繊維事業の構造改革が続いている。

次世代技術への取り組みを加速

2020年にはフォルダブルディスプレイ向け世界最薄ガラス、2021年にはオール酸化物全固体ナトリウムイオン電池を開発。2024年には次世代半導体パッケージ用ガラスセラミックスコア基板を開発し、2025年には低誘電ガラスファイバ「D2ファイバ」の販売を開始するなど、新領域への投資を続ける。

年表34件を開く

1950年代

  • 1951年1月管ガラスの自動管引に成功

1960年代

  • 1960年3月米国オーエンズ・イリノイ Inc.からガラス管及び棒の製造に関し技術導入
  • 1962年4月超耐熱結晶化ガラス ネオセラム ® の生産開始
  • 1964年12月滋賀高月工場(現 滋賀高月事業場)を開設

1970年代

  • 1971年12月能登川工場(現 能登川事業場)を開設
  • 1973年4月上場東京、大阪両証券取引所(市場第二部)に株式を上場
  • 1976年10月ガラスファイバ(強化プラスチック用)の生産開始

1980年代

  • 1983年9月東京、大阪両証券取引所市場第一部銘柄に指定される。
  • 1984年1月米国にシカゴ駐在員事務所を開設(1989年4月、現地法人化し、子会社「ニッポン・エレクトリック・グラス・アメリカ Inc.」を設立)
  • 1987年10月TFT液晶ディスプレイ用基板ガラスの生産開始
  • 1988年5月M&A米国に合弁会社「オーアイ・エヌイージー・ティービー・プロダクツ Inc.」を設立(1993年10月、完全子会社化(その後、「テクネグラス Inc.」に社名変更))

1990年代

  • 1991年4月マレーシアに子会社「ニッポン・エレクトリック・グラス・マレーシア Sdn.Bhd.」を設立
  • 1993年7月溶融炉に酸素燃焼方式を導入
  • 1994年12月電子デバイス用ガラス等について、当社初の国際品質マネジメントシステム規格ISO9001の認証を取得(以降、他製品についても順次取得)
  • 1999年8月当社全事業場一括で国際環境管理規格ISO14001の認証を取得

2000年代

  • 2000年1月オーバーフロー法による液晶ディスプレイ用基板ガラスの生産開始
  • 2002年11月韓国に子会社「日本電気硝子(韓国)株式会社」を設立(2023年8月31日付で解散し、清算手続き中)
  • 2003年11月台湾に子会社「台湾電気硝子股份有限公司」を設立
  • 2005年1月韓国に子会社「坡州電気硝子株式会社」を設立(同年3月、合弁会社となる。)
  • 2006年8月M&A中国に合弁会社「電気硝子(上海)広電有限公司」を設立(2011年10月、「電気硝子(上海)有限公司」に社名変更(2015年6月、完全子会社化))

2010年代

  • 2011年4月化学強化専用ガラスの生産開始
  • 2011年6月ドイツに子会社「ニッポン・エレクトリック・グラス・ヨーロッパ GmbH」を設立
  • 2012年5月韓国に子会社「電気硝子(Korea)株式会社」を設立(2023年7月31日付で解散し、清算手続き中)テクネグラス Inc.がニッポン・エレクトリック・グラス・アメリカ Inc.の子会社となり、「テクネグラス LLC」となる。
  • 2013年4月研究開発拠点「P&P技術センター大津」を稼働
  • 2014年4月中国に子会社「電気硝子(厦門)有限公司」を設立
  • 2016年2月半導体用サポートガラスの生産開始
  • 2016年10月PPG Industries, Inc.から欧州ガラス繊維事業を取得(「エレクトリック・グラス・ファイバ・UK, Ltd.(2025年6月に生産活動を停止)」及び「エレクトリック・グラス・ファイバ・NL,B.V.(2023年9月26日に破産手続き開始により連結の範囲から除外)」)中国の東旭光電科技股份有限公司及びその子会社が設立した「福州旭福光電科技有限公司」に資本参加 PPG Industries, Inc.から米国ガラス繊維事業を取得(「エレクトリック・グラス・ファイバ・アメリカ, LLC」)
  • 2019年10月株式会社ヨコオとの合弁会社「LTCCマテリアルズ株式会社」の事業開始

2020年代

  • 2020年7月フォルダブルディスプレイのカバーガラス用に世界最薄ガラスを開発
  • 2021年11月オール酸化物全固体ナトリウム(Na)イオン二次電池を開発
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年6月次世代半導体パッケージ用ガラスセラミックスコア基板を開発
  • 2024年10月ガラス製造におけるカーボンニュートラル技術を提供するエンジニアリング事業を開始
  • 2025年12月低誘電ガラスファイバ「D2ファイバ」の販売を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年度まで4,000億円(電子・情報1,900億円、機能材料1,600億円、新規事業500億円)
  • 営業利益2028年度まで500億円
  • 営業利益率2028年度まで12.5%
  • ROE2028年度まで8%
  • 自己株式の取得総額2028年12月末まで1,000億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業の収益基盤強化

    高付加価値製品の開発と事業化を進め、全電気溶融技術による生産性・品質向上を図る。リソースの効率運用、DX推進、調達見直し、業務・製造プロセス改革により強固な事業基盤を構築する。事業収益性の分析を徹底し、投資や縮小・撤退を判断する。

  2. 02

    成長分野へのリソース投入と事業拡大

    自社の強みを活かしエネルギー、医療、環境、食料など成長分野へリソースを投入。ガラスの付加価値を高めるデバイス事業を拡大し、大学や研究機関、ベンチャー企業との連携を活用する。M&Aなど戦略的投資枠500億円を設定し積極的に投資する。

  3. 03

    カーボンニュートラルの推進

    全電気溶融技術などにより全プロセスの電化を進め、再生可能エネルギーへの投資・調達、CO2フリーエネルギー(水素等)の技術開発を推進し、地球温暖化防止と持続的成長を両立する。

  4. 04

    人材戦略の強化

    経営基盤となる人材への投資を拡大し、高度な知識・技術を持つ人材の採用と育成、多様な人材の登用、働きやすく働きがいのある職場環境を整備することで競争力を向上する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,218人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は738万円で、9期前と比べて3.4%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は20.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月5,849
2017年12月6,776
2018年12月6,875
2019年12月76445.123.86,482
2020年12月72945.223.76,157
2021年12月74845.523.86,251
2022年12月77545.323.26,349
2023年12月75244.522.25,578
2024年12月70443.921.25,498111
2025年12月73843.320.05,218654

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率107.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 5 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
ガラス事業 — 電気硝子(厦門)有限公司(中華人民共和国 福建省)901億円
能登川事業場 — 滋賀県東近江市756億円
ガラス事業
ガラス事業 — ニッポン・エレクトリック・グラス・マレーシア Sdn. Bhd. (マレーシア セランゴール州)561億円
本社・大津事業場 — 滋賀県大津市457億円
ガラス事業
滋賀高月事業場 — 滋賀県長浜市454億円
ガラス事業
主な関係会社
  • 国内
    坡州電気硝子㈱ ※2
    大韓民国 京畿道
    議決権60.0%
  • 国内
    電気硝子(上海)有限公司 ※2,3
    中華人民共和国 上海市
    議決権100.0%
  • 国内
    電気硝子(厦門)有限公司 ※2
    中華人民共和国 福建省
    議決権100.0%
  • 海外
    エレクトリック・グラス・ファイバ・アメリカ, LLC ※3,4
    米国 ノースカロライナ 州
    議決権100.0%
  • 国内
    その他 18社 ※2
  • 国内
    1社
    - · 持分法適用会社
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • GBELECTRIC GLASS FIBER UK, LTD.

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は3,114億円営業利益341億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.1%、利益が+459.0%。

売上高
+4.1%
3,114億円
営業利益
+459.0%
341億円
純利益
+144.6%
296億円
営業利益率
11.0%
前期比 +8.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高3,000億円3,114億円
営業利益200億円341億円
純利益150億円296億円
1株あたり配当¥160¥160

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,564億円、営業利益は114億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+1.7%、営業利益は−31.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q679−19−2.88
2023年2Q713−38−5.3−165
2023年3Q702−8−1.1−5
2023年4Q706−100
2024年1Q76781.0196
2024年2Q780212.7106
2024年4Q1,445322.2−181
2025年2Q1,53816710.9101
2025年4Q1,57617411.0195
2026年2Q1,5641147.364

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年3月期からの15期で、売上は3,382億円から3,114億円へ92%に減った。直近期の営業利益率は11.0%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
韓国に子会社「電気硝子(Korea)株式会社」を設立(2023年7月31日付で解散し、清算手続き中)テクネグラス Inc.がニッポン・エレクトリック・グラス・アメリカ Inc.の子会社となり、「テクネグラス LLC」となる。
2012年3月3,382569194
2013年3月2,873228106
中国に子会社「電気硝子(厦門)有限公司」を設立
2014年3月2,525144124
2014年12月1,9276959
2015年12月2,51214396
PPG Industries, Inc.から欧州ガラス繊維事業を取得(「エレクトリック・グラス・ファイバ・UK, Ltd.(2025年6月に生産活動を停止)」及び「エレクトリック・グラス・ファイバ・NL,B.V.(2023年9月26日に破産手続き開始により連結の範囲から除外)」)中国の東旭光電科技股份有限公司及びその子会社が設立した「福州旭福光電科技有限公司」に資本参加 PPG Industries, Inc.から米国ガラス繊維事業を取得(「エレクトリック・グラス・ファイバ・アメリカ, LLC」)
2016年12月2,39414050
2017年12月2,824341272
2018年12月3,003198152
2019年12月2,575154−337
2020年12月2,429191153
2021年12月2,920450279
2022年12月3,246341282
2023年12月2,800−95−262
2024年12月2,992611242.0121
2025年12月3,11434137711.0296

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高3,114億円のうち、営業利益として残るのは341億円11.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は296億円、売上の9.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.3%2,314億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.7%459億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.0%341億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.9pt
11.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
9.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
6.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年12月期は営業CFが520億円、投資CFが−104億円で、差し引きのフリーCFは416億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1,203億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年3月837−798−147391,052
2013年3月551−46577861,217
2014年3月467−338−1121291,239
2014年12月388−29317951,298
2015年12月468−326−791421,339
2016年12月483−361−1761221,262
2017年12月462−68698−2241,138
2018年12月520−196−2853241,162
2019年12月216−143−220731,010
2020年12月479−198−772811,212
2021年12月699−318−2923811,347
2022年12月316−572−59−2561,069
2023年12月−14−208−116−222751
2024年12月522426−4889481,236
2025年12月520−104−4534161,203

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は7,014億円。このうち返さなくてよい自己資本が4,962億円で、自己資本比率は70.2%(業種中央値64.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月6,8714,7572,11468.4
2013年3月6,9744,9532,02170.1
2014年3月7,0705,1081,96271.2
2014年12月7,3125,2262,08670.2
2015年12月7,2695,1982,07170.6
2016年12月6,9395,0961,84372.7
2017年12月7,6445,4382,20670.5
2018年12月7,2535,2152,03871.2
2019年12月6,6484,7721,87671.0
2020年12月6,5814,7691,81271.7
2021年12月6,9814,9971,98470.9
2022年12月7,4795,2892,19070.1
2023年12月7,0394,9012,13869.2
2024年12月6,9524,8762,07669.6
2025年12月7,0144,9622,05270.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
1,207億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3,985億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
503億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,052億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率49社中16位あたり、逆に低いのはROE49社中32位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.1%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.9%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.2%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.1%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,621で、1年前と比べて+5.3%過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。

¥4,621-4.9%1ヶ月-0.3%1年+5.3%時価総額4,137億円
過去52週の値幅
安値¥4,323高値¥8,377

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.5倍
PER (会社予想)22.9倍
PBR0.69倍
配当利回り3.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で株価は14.9%下落し、4795円まで調整しました。7月末から8月初めにかけて4394円まで急落した後、反発して5000円台を回復する場面も見られましたが、8月19日には再び4778円まで下落し、戻りは鈍いです。25日線を5.4%下回り、75日線や200日線からも乖離が拡大しており、中期トレンドは弱含みです。52週高値8377円からは42.7%下落した一方、52週安値4323円は目前で、下値余地は限定的です。出来高は8月3日に230万株超と急増しましたが、その後は減少傾向で、売り一巡感はあります。RSIは38.7と中立圏で、反発の糸口を探る展開です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは14.06倍で業界平均の15.86倍を下回り、PBRは0.71倍と平均の1.35倍を大きく下回り、割安感があります。ただしROEは6.1%と低く、収益性の改善が課題です。配当利回りは3.34%と平均の2.83%を上回り、株主還元は堅実です。割安ながら、業績回復の持続性に不確実性があるため、ほぼ妥当と評価します。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.5倍15.7倍
PER (予想)22.9倍
PBR0.69倍1.34倍
ROE6.1%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年12月期は営業利益率2.0%と低調だったが、2025年に向けて急回復見込み。強気派はディスプレイ市場の回復と高付加価値品の拡大で収益が改善するとみる。一方、弱気派は中国勢の追撃による価格競争の激化や、パネル需要の先行き不透明感を指摘する。液晶ガラスは大型投資が必要な装置産業で、市況変動の影響を受けやすい点が論点。また、2023年に最終赤字を計上したが、その後の立て直しがどこまで進むかも焦点。

プラスに働く材料7
  • 急回復見込み

    2025年は営業利益率10.9%と大幅改善が予想され、収益力が向上する。

  • 高付加価値品の拡大

    バイオガラスや高精細基板で高いシェアを持ち、収益性向上に寄与する。

  • 世界トップシェア

    液晶ガラス基板で世界シェア首位の座を維持し、規模の利益を享受。

  • 営業利益341億円へ4.6倍増、利益率10.95%に改善通年影響

    2025年12月期営業利益は341億円、前期61億円から280億円増加し利益率10.95%

  • 純利益296億円と2期連続黒字、赤字局面脱却決算発表後影響

    純利益は2023年▲262億円、2024年121億円、2025年296億円と回復

  • PBR0.73倍と解散価値割れ、株主還元期待次回株主総会影響

    ROE6.1%、PBR0.73倍と簿価対比の割安感が強く増配余地

  • 売上高3,114億円と2年連続増収、事業拡大2026年下期影響

    売上高は2024年2,992億円、2025年3,114億円と122億円増

マイナスに働く材料7
  • 中国勢の追撃

    中国メーカーの技術向上で価格競争が激化し、シェアが侵食される恐れ。

  • 需要の変動

    ディスプレイは市況変動が大きく、パネルメーカーの在庫調整で受注が減少することもある。

  • 成長の限界

    市場が成熟しており、新規需要の創出が見込めない可能性。

  • フォワードPER24.4倍、来期EPS約202円へ急減益2026年下期影響

    現PER14.45倍に対し予想PER24.4倍、EPS約202円と今期341円から41%減益

  • 純利益が赤字と黒字で乱高下、収益不安定不定影響

    直近3期の純利益は▲262億円、121億円、296億円と大きく変動

  • ROE6.1%と低位、PBR0.73倍の是正が進まない継続影響

    ROE6.1%と資本効率が低く、PBR0.73倍のまま放置されるリスク

  • 売上高3,114億円でも増収率は緩慢通年影響

    2025年売上高3,114億円、前期比122億円増にとどまり成長鈍化

次の決算で確かめる点
売上高売上原価率
ガラス基板の販売価格と生産効率の変化を示し、収益性の動向を確認するため。
高付加価値品売上比率
バイオガラスなど高利益品の拡大が収益改善に寄与するかの指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり160で、前期から+15.4%いまの株価に対する利回りは3.46%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥160
1株あたり
配当利回り
3.46%
いまの株価に対して
配当性向
36.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月80253.6
2017年12月58−27.531.7
2018年12月10072.436.9
2019年12月1000.0
2020年12月1000.068.6
2021年12月11010.051.6
2022年12月1209.166.4
2023年12月1200.0447.9
2024年12月1308.362.2
2025年12月15015.436.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥160

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ27,613人。区分でいちばん多いのは金融機関36.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.4%を占め、残る58.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
金融機関36.434.632.536.834.836.3
個人・その他21.226.032.935.037.732.1
外国法人22.521.016.014.213.722.5
自己株式2.96.56.510.418.916.0
事業法人14.214.214.39.09.15.1
証券会社5.64.34.35.14.74.0
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)16.77
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.78
03野村信託銀行株式会社(投信口)2.07
04株式会社滋賀銀行1.81
05日本電気硝子取引先持株会1.55
06ニプロ株式会社1.40
07DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.23
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.17
09THE NOMURA TRUST AND BANKING CO., LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND1.13
10JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.10

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-06
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    5.75%
    -1.38pt
  • 2026-04-21
    三井住友信託銀行株式会社
    新規の大量保有報告
    1.07%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+880%、1株純資産は15期で+592%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月399454.218.445.9
2013年3月219832.222.4130.5
2014年3月251,0112.521.2132.5
2014年12月121,0331.245.799.0
2015年12月191,0321.931.658.7
2016年12月505,0701.063.3253.6
2017年12月2735,4175.215.731.7
2018年12月1545,3462.917.536.9
2019年12月−3494,886−6.8
2020年12月1584,8863.214.368.6
2021年12月2915,3225.810.151.6
2022年12月3035,6365.57.766.4
2023年12月−2835,464−5.2447.9
2024年12月1425,9972.523.862.2
2025年12月3826,5456.116.136.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/12期の役員報酬は総額358百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松本元春代表取締役 取締役会長6938,200
岸本暁代表取締役 社長 社長執行役員6310,000
森井守取締役 常務執行役員6410,800
裏出令子取締役73
伊藤博之取締役60
伊藤好生取締役73
青砥なほみ取締役68
林嘉久常勤監査役633,300
成田利治常勤監査役58400
矢倉幸裕監査役62
印藤弘二監査役63
大石歌織49
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
中野桂取締役63
桂雄一郎監査役57

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5169632926353
社外取締役654549
監査役3414114

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,189字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社23社並びに関連会社3社の計27社により構成されています。 当社グループ(当社及び連結子会社)の事業は、電子・情報の分野におけるガラスをはじめとする特殊ガラス製品及びガラス製造機械類の製造、販売等の「ガラス事業」の単一セグメントです。 当社グループ各社の位置付けは、次のとおりです。 「電子・情報」の分野においては、ディスプレイ及び電子デバイス用特殊ガラス製品の製造、販売等を行っています。 当社、ニッポン・エレクトリック・グラス・マレーシア Sdn.Bhd.、テクネグラス LLC、台湾電気硝子股份有限公司、坡州電気硝子㈱、電気硝子(上海)有限公司、電気硝子(広州)有限公司、電気硝子(厦門)有限公司、電気硝子(南京)有限公司、福州旭福光電科技有限公司及びLTCCマテリアルズ㈱において、上記各製品を分担して製造、販売しています。 一部製品については、ニッポン・エレクトリック・グラス・アメリカ Inc.を通じても販売しています。 一部製品の加工については、日電硝子加工㈱に委託しています。 「機能材料」の分野においては、複合材、医療、耐熱、建築及びその他用特殊ガラス製品並びにガラス製造機械類の製造、販売等を行っています。 当社、ニッポン・エレクトリック・グラス・マレーシア Sdn.Bhd.及びエレクトリック・グラス・ファイバ・アメリカ, LLCが、上記各製品を分担して製造、販売しています。 一部製品については、電気硝子建材㈱、ニッポン・エレクトリック・グラス・アメリカ Inc.、ニッポン・エレクトリック・グラス・ヨーロッパ GmbH及び電気硝子(上海)有限公司を通じても販売しています。 一部製品の加工については、日電硝子加工㈱に委託しています。 検査、梱包、物流、輸出入その他の当社グループ業務の一部については、電気硝子ビジネスサポート㈱、電気硝子ユニバーサポート㈱、ニューマンパワーサービス㈱、㈱電気硝子物流サービス及び㈱電気硝子技術情報センターに委託しています。 生産設備等の製作、保守の一部については、エスジーエスエンジニアリング㈱に委託しています。 当社の関連会社であるサンゴバン・ティーエム㈱は、耐火物の製造、販売等を行っています。当社は、同社から耐火物を購入しています。 前述の当社グループ各社の位置付けを図示すると次のとおりです。 (注)日本電気硝子(韓国)㈱は2023年8月31日付、東陽電子硝子㈱は2023年6月20日付、電気硝子(Korea)㈱は2023年7月31日付で解散し、清算手続き中です。 また、滋賀日万㈱は2025年5月27日に清算結了したため、連結の範囲から除外しており、エレクトリック・グラス・ファイバ・ UK, Ltd.は2025年6月に生産活動を停止しています。
経営方針・対処すべき課題6,295字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、《日本電気硝子 企業理念体系》の下、世界一の特殊ガラスメーカーを目指し、材料設計、溶融、成形、加工といった技術により様々な特性や機能を持つガラス製品を開発、生産し、市場に潤沢に供給することにより、社会のニーズに対応していくことを経営の基本においています。 同時に、事業活動を行うにあたり重要と認識するサステナビリティのマテリアリティ(重点課題)を設定し活動を推進することにより、「環境」「社会」「経済」の調和を図った事業活動を行い、持続的な成長を実現し、企業価値の向上を図ってまいります。 《日本電気硝子 企業理念体系》 わたくしたちは、“文明の産物”の創造を通して社会に貢献するという創業の精神を、企業理念の底流をなすものと位置付けています。 (企業理念) ガラスの持つ無限の可能性を引き出し、モノづくりを通して、豊かな未来を切り拓きます。 (スローガン) GLASS FOR FUTURE (目指すべき企業像) 世界一の特殊ガラスメーカー (大切にしている価値観) ・お得意先第一   お得意先のご要望を理解し、そのご要望にどこまでもお応えすること。 ・達成への執念   執念をもって、課題を為し遂げること。 ・自由闊達   前例にとらわれない自由な発想と、部門や世代にとらわれない自由な発言を尊重すること。 ・高い倫理観   いかなる局面においても、常に高い倫理観を持って誠実に行動すること。 ・自然との共生   自然と共存することを常に意識し、環境負荷の低減に努めること。 (2)サステナビリティの取り組み (基本的な考え方) 当社グループは、「環境」「社会」「経済」の調和を図った事業活動を行い、持続的な成長を実現し、企業価値の向上を図ります。 これらの取り組みを支えるため、「人材」「資金」「モノ」「技術」「情報」といった経営資源を有効に活用し、コーポレート・ガバナンスの強化を通じて、サステナビリティ経営の実行力を高めていきます。 (マテリアリティ(重点課題)) 環境 マテリアリティ   背景と課題 気候変動への対応   溶融に多くのエネルギーを使用するガラス製造においては、溶融炉から排出される温室効果ガス量の削減は重要な課題です。また、気候変動に関するリスクの低減と機会の獲得を通じて、事業活動の強化に努めます。 資源の有効活用   大量の天然資源を使用するガラス製造業にとって、資源の使用を最小化し、生産効率を最大化することで廃棄物の発生を最小化することは最重要課題のひとつです。 自然との共生   琵琶湖の周辺に複数の製造拠点を持ち事業展開をしてきた当社は、「世界一のモノづくり」による環境負荷の低減により、持続可能な発展や生物多様性の保全に努めます。 社会 マテリアリティ   背景と課題 多様性   多様な人材の総合力が企業成長の原動力と考えています。多様な人材の採用と、従業員がお互いの人権を尊重し、モチベーションをもって働ける仕組みづくりを行います。 人材   目指す人材像「あらゆるステージで世界一のパフォーマンスを発揮できる人」の実現に向けて、人材のレベルアップを図ります。 安全と健康   個々人がいきいきと、安全で健康に働ける職場づくりや、作業リスクの継続的な改善を図ることで、従業員のモチベーションや定着率の向上、ひいては企業全体の生産性・創造性の向上につなげます。 責任調達   環境、人権等に関してサプライチェーン全体で社会的責任を果たします。 地域社会との共生   事業活動の継続には、地域社会との良好な関係が不可欠です。地域社会との信頼関係を築き、教育、福祉、環境等の支援を通して、地域社会の発展に貢献します。 ガラス科学の発展   当社の持続的成長には基盤技術であるガラスの基礎研究と人材育成への支援が不可欠と考えています。当社は高等教育機関との連携や教育支援を通して、ガラス科学の発展に貢献します。 ガバナンス マテリアリティ   背景と課題 コンプライアンス   海外での製造及び販売比率が高い企業として、国際ルール、法令を遵守し、常に高い倫理観をもって誠実に行動します。 コーポレート・ ガバナンス   取締役会の多様性を確保することで監督機能を強化し、事業活動の競争力を高めます。 機密情報管理   情報漏洩やサイバー攻撃による企業活動停止のリスクを最小限に抑え、重大な影響を及ぼす事象の発生がない状態を目指します。 情報開示   各ステークホルダーとの良好な関係を構築するため、必要な情報を適時、適切に開示します。 (3)目標とする経営指標 将来に亘る事業の存続と発展を期するためには、継続的な研究開発と設備投資並びにこれらの活動を支える売上と利益が不可欠であると考えています。また、企業価値を高めるためには、効率的な事業運営や資本の効率的な活用が重要になります。このため、当社グループでは、売上高、営業利益、営業利益率、ROE(自己資本利益率)、ROIC(投下資本利益率)を重要な経営指標と位置付けています。 (4)経営環境、中長期的な会社の経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 <経営環境> ○事業内容 当社グループは、電子・情報の分野におけるガラスをはじめとする特殊ガラス製品及びガラス製造機械類の製造、販売を行っています。「電子・情報」の分野ではディスプレイ事業、電子デバイス事業などのビジネスを、また、「機能材料」の分野では複合材事業、医療事業、耐熱事業、建築事業などのビジネスを展開しています。中期経営計画の推進を通して、バランスの取れた事業ポートフォリオを構築していきます。 (主要製品) 区 分   製 品 分 類   主 要 製 品 名 電子・情報                         ディスプレイ       液晶ディスプレイ用ガラス 有機ELディスプレイ用ガラス 超薄板ガラス G-Leaf® 化学強化専用超薄板ガラス Dinorex UTG® 紫外線遮蔽超薄板ガラス 電子デバイス               半導体プロセス用ガラス LTCC製品 機能性粉末ガラス イメージセンサ用板ガラス 小型電子部品用管ガラス 光エレクトロニクス用ガラス 蛍光体ガラス ルミファス® 機能材料                             複合材           機能樹脂強化用チョップドストランド 建築材料用ウェットチョップドストランド 樹脂強化用ロービング セメント強化用耐アルカリ性ガラスファイバ WizARG® 電子材料用低誘電ガラスファイバ 医療     医薬用管ガラス 放射線遮蔽用ガラス LXプレミアム 耐熱     超耐熱結晶化ガラス ネオセラム® 調理器トッププレート用超耐熱結晶化ガラス StellaShine® 建築       防火設備用ガラス ファイアライト® ガラスブロック 結晶化ガラス建材 ネオパリエ® その他     照明用ガラス ガラスエンジニアリング ○当連結会計年度の経営環境 当連結会計年度においては、米国の関税政策の動向や中国経済の減速、中東地域での地政学的緊張の一層の高まり等、世界経済は不透明な状況が続きました。 このような環境ではありましたが、当社グループにおいては、ディスプレイ事業の堅調な需要が継続したほか電子デバイス事業が好調に推移したことから、売上高は前連結会計年度(2024年1月1日~12月31日)を上回りました。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、生産性の改善や高付加価値製品の拡販等により、前連結会計年度を大きく上回りました。 <展開する市場分野> 自動車   :軽量化材料、照明、ディスプレイ、自動運転(カメラ・センサ等)、各種電子機器 エネルギー   :二次電池、再生可能エネルギーシステム 医療   :先進医薬容器、先端医療機器・設備 半導体   :次世代半導体材料(小型高精細・高機能)、半導体製造プロセス ディスプレイ   :高機能ディスプレイ(高精細・薄型軽量・フレキシブル) 情報通信   :光通信デバイス(次世代高速通信対応) 社会インフラ   :高機能防火設備、高性能構造材料(安全・耐久・軽量) 家電・住設   :高機能家電・住設材料、多機能壁材 <中期経営計画EGP2028> 当社グループは、2024年度から2028年度までの5か年を対象期間とする中期経営計画EGP2028を策定しています。 (スローガン) STRONG GROWTH (基本方針) 既存事業の収益基盤強化と成長分野への積極的なリソース投入を推進し、持続的成長と企業価値向上を実現する。 (期間) 2024年1月1日~2028年12月31日(5か年) (経営目標) 売上高   4,000億円(電子・情報1,900億円、機能材料1,600億円、新規事業500億円) 営業利益    500億円 営業利益率        12.5% ROE            8% 目標達成年度   2028年度 (事業戦略) ①既存事業の強化(競争力向上による収益基盤強化) ・高付加価値製品の開発、事業化を強化する。 ・全電気溶融技術を活用し、生産性・品質の向上を図る。 ・強固な事業基盤を構築する(リソースの効率的な運用、DXの推進、調達の見直し、業務/製造プロセス改革等)。 ・事業収益性の分析を徹底し、投資や縮小、撤退を判断する。 ②戦略事業の拡大(成長分野へのリソース拡充) ・自社の強みを活かし、成長が期待できる分野へリソースを積極的に投入し戦略事業を拡大する。 ・ガラスの付加価値を高めるデバイス事業を拡大する。 ・エネルギー、医療、環境、食料分野を中心に、研究開発のリソースを拡充するとともに、大学や研究機関、ベンチャー企業等との連携を積極的に活用する。 ・戦略的投資枠(5年間で500億円)を設定し、M&Aや戦略的提携、事業投資等を積極的に行う。 ③調達リスクマネジメント ・経済情勢や物流の混乱等による調達リスクへ対応する(調達先・物流ルートの複数化、取引先との戦略的提携等)。 (財務戦略) ①政策保有株式の縮減 事業環境の変化等を考慮し、資本コストを踏まえた定量面と経営戦略等の定性面から保有の適否を検証し一層の縮減を進める。 ②資産の圧縮 EGP2028や事業改革等の過程で生じたノンコア資産については、適宜、処分し資産効率の向上を図る。 ③バランスシートの管理と株主還元の充実 財務の安定性と資本効率性を考慮してバランスシートを管理するとともに、将来の成長に期した内部留保を確保しながら、株主還元の充実を図る。 - 自己株式の取得 資本効率向上に向けて、2023年11月から2028年12月末までの間(約5年間)、総額1,000億円の自己株式の取得を計画 - 継続的な配当の拡大:目標DOE3% 安定配当を基本とし、業績、財務状況、成長投資等を踏まえ配当を拡充 (サステナビリティ戦略) ①カーボンニュートラルの推進 全電気溶融技術をはじめとする技術開発等を推進し、地球温暖化防止に貢献するとともに、持続的な成長と企業価値の向上を図る。 ・全プロセスの電化を進める ・再生可能エネルギーへの投資と調達 ・CO2フリーエネルギー(水素等)の技術開発 ②人材戦略 経営の基盤となる人材への投資を拡大するとともに、多様な人材が十分に能力を発揮できる職場環境を確保し、競争力の向上を図る。 ・高度な知識や技術を持つ人材の採用と育成 ・多様な人材の登用 ・多様な人材が働きやすく、働きがいを感じる職場の整備 ③サプライチェーンマネジメント サプライチェーン全体で、環境、生物多様性、人権等に関して社会的責任を果たす取り組みを推進し、持続的な成長と企業価値の向上を図る。 <中期経営計画EGP2028の進捗> (事業戦略) ・既存事業 ディスプレイ事業   ・生産性改善による収益基盤の強化 ・全電気溶融技術の活用(導入比率7割弱。2025年12月末現在) ・高耐熱性低熱収縮ガラス基板の生産拡大 ・超薄板ガラスの用途拡大     フォルダブルスマートフォン用カバーガラス     スピーカー振動板(ダイヤフラム)     人工衛星ソーラーパネル用カバーガラス ・中国市場でのシェア拡大(第10.5世代等の大型基板) ・オーバーフロー技術を活用した新製品の開発 ・薄膜技術を活用した事業育成(フッ素フリーコーティング技術等) 電子デバイス事業   ・半導体関連製品の販売拡大(半導体用サポートガラス、プローブカード用基板等) ・無機コア基板(GCコア®、ガラスコア基板)の開発 ・成長分野での製品開発と早期の事業化(パネルタイプの半導体用サポートガラス、無機コア基板等) ・M&Aを含めた高付加価値事業の拡大 複合材事業   ・各拠点(マレーシア、米国、日本)での収益改善取り組み ・電気溶融技術の導入推進 ・低誘電ガラスファイバ D2ファイバの開発・販売開始 ・高付加価値製品の開発(低膨張ガラスファイバ等) 医療・耐熱・建築事業   ・医薬用管ガラスの全電気溶融炉導入による高品質・高効率プロセスの確立及び海外市場での拡販・新規顧客開拓 ・放射線遮蔽用ガラスの拡販 ・トッププレート用耐熱ガラスにおける独自の印刷技術を生かした高付加価値製品の開発・拡販(StellaShine® Mono) ・防火設備用ガラス ファイアライト®の拡販 ・戦略事業 当連結会計年度においては、世界各国で重要な環境問題として認識されているPFAS規制に対応したフッ素フリーコーティング技術を開発し、販売を開始しました。高い撥水・撥油性能に加えて、「可視光透過性」「耐熱性」に優れており、半導体、医療、電気・電子、自動車など様々な分野で高い関心を得ています。 また、新たな事業領域の探索や見極め、ベンチャー企業とのオープンイノベーションによる革新的な技術開発を目的にベンチャーキャピタルファンドへの出資を行いました。このほか、エネルギー、環境、食料等の分野において研究開発を進めています。 (財務戦略) 政策保有株式については、この2年間で6銘柄の株式を全数売却するとともに、1銘柄は継続的に株式の売却を進めており、連結純資産に占める政策保有株式の割合は、7.3%の水準まで低下しています。また、藤沢事業場跡地の売却や事業改革に伴い不要となった固定資産の売却等ノンコア資産の圧縮も進めています。 株主還元については、前連結会計年度及び当連結会計年度と継続して増配を行うとともに、自己株式の取得も実施しました(2023年11月~2025年12月の間で約600億円を実施)。また、当連結会計年度に一部の自己株式を消却しました。 今後もバランスシートの管理と株主還元の充実を図っていきます。
事業等のリスク3,507字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。なお、文中における将来に関する事項は、提出日現在(2026年3月26日)において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。 (1) 発生の可能性(中)、影響度(大) ① 資材等の調達に関するリスク 当社グループの生産活動においては、調達先との良好な関係を維持するとともに、調達先の開拓や複数化、汎用品への転換等に努めていますが、原燃料、資材について供給の逼迫や遅延、価格の高騰、また、物流費の高騰等が生じた場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 自然災害、事故災害、感染症に関するリスク 当社グループは、BCP(事業継続計画)の推進や耐震建築・防災活動・製造拠点の分散などにより災害等のリスクの軽減に努めていますが、当社グループ及び当社グループの構築するサプライチェーンにおいて、地震、台風、大雨等の自然災害、火災、停電等の事故災害や感染症が発生した場合、設備等の損壊、電力、ガス、水の供給困難や感染症の流行による従業員の自宅待機、原燃料、資材の調達困難等により、一部又は全部の操業が中断し、生産及び出荷が遅延する可能性があります。また、損害を被った設備等の修復や、その他生産及び出荷の回復のために多額の費用が発生し、結果として、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 発生の可能性(中)、影響度(中) ① 情報セキュリティに関するリスク 当社グループは、事業の過程で顧客又はその他団体や個人(従業員を含む)に関する機密的な情報を入手することがあります。これらの情報の管理には細心の注意を払っており、情報管理委員会等を設置し、情報の漏洩が生じないようにセキュリティシステムの活用や従業員の情報管理意識の向上及び知識の習得を目的とした社内研修実施等の対策を講じていますが、これらの情報が外部に漏洩する可能性は否定できません。また、ウイルス感染やサイバー攻撃等により、情報システムが使用できなくなり、事業活動が中断する可能性があります。 情報が外部に漏洩した場合には、被害を受けた者から損害賠償請求を受ける可能性及び当社グループの企業イメージが損なわれる可能性があります。また、情報漏洩や情報システムの停止により事業活動が中断した場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 需要及び市場構造の急変に関するリスク 当社グループの事業分野は、技術革新によってデバイスや部品、材料の転換が急速に進む可能性があります。当社は、広範かつ高度な特殊ガラス技術の蓄積を背景に研究開発を促進するとともに積極的な営業展開により、新規のニーズへの対応に努めていますが、新規のデバイス等への転換によって既存製品の需要が急激に縮小に転じ、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、需給バランスの悪化、競合他社との競争の激化等により製品価格又は供給量が大幅に変動した場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 設備投資に関するリスク 当社グループでは、特殊ガラス製品を製造していますが、これらの生産設備の新設には多額の資金と相当の期間を要します。また、既設の設備についても生産性改善等のために継続的な改良や定期的な大規模修繕が必要です。 当社グループでは、適時かつ適切な生産設備の新設、継続的な改良や定期的な大規模修繕に努めていますが、需要予測に大きな変化が生じた場合、生産性等所期の設備能力が得られなかった場合、あるいは主要設備部材の価格が市況により急激に変動した場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 環境に関するリスク 当社グループは、資源とエネルギーを大量に使用する環境負荷の高いガラス事業を主に行っています。そのため、環境に配慮した製品のさらなる開発を行うほか、環境への影響を低減するための設備や管理体制の充実を図る一方、生産効率すなわち資源やエネルギーの原単位向上や3R(Reduce、Reuse、Recycle)の推進などの環境負荷低減に取り組んでいます。また、炭素税やエネルギーコストの増加等が重大なリスクとの認識のもと、カーボンニュートラルに向けたCO2排出削減の取り組みを強化し、TCFD提言に基づく開示に取り組んでいますが、今後環境に関する規制や社会が求める環境責任が厳しくなることにより、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 一部製品の販売に関するリスク 当社グループでは、売上の安定を図るため顧客の多様化に努めていますが、一部製品の販売については特定の主要顧客に依存しており、このような製品については、当該顧客の投資・販売計画及び資材調達の方針等が当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 海外活動に伴うリスク 当社グループの事業活動は、世界の市場を対象に行われています。これら海外における事業活動には以下に掲げるようなリスクが内在しています。当社グループは、現地の当局や在外連結子会社と緊密なコミュニケーションをとるとともに各国の情勢に詳しい専門家の助言を得ることなどによりリスクの軽減を図っています。 ・予期しない法令又は規制の変更 ・移転価格税制等の国際税務リスク ・特有の取引慣行 ・政治及び社会情勢の変化 ・テロ、戦争、感染症、その他の要因による社会的混乱 ⑦ 人材の確保及び労務関連のリスク 当社グループは、人材戦略を事業活動における重要課題の一つとして捉えており、今後の事業展開には適切な人材の確保・育成が必要と認識しています。当社グループは、多様な人材の積極的な採用や育成、自動化などによる省力を通じて最適かつ効率的な人材の確保に努めていますが、適切な人材を十分に確保できなかった場合、当社グループの事業遂行に制約を受け、又は機会損失が生じるなど当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは法令に基づく適正な労務管理などにより、労務関連のリスクの低減に取り組んでいますが、労務関連の各種コンプライアンス違反(雇用問題、ハラスメント、人権侵害等)が発生した場合、当社グループの企業イメージ低下や争訟の発生等、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 知的財産権に関するリスク 当社グループでは、競争力における優位性を確保するため、現在の事業活動及び将来の事業展開に有用な知的財産権取得に努める一方、他社の知的財産権の調査や監視を行い、必要に応じて代替技術の開発や他社の知的財産権の譲り受け又はライセンス取得により、問題発生の防止を図っていますが、当社グループが知的財産権に関連する争訟に巻き込まれた場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 発生の可能性(中)、影響度(小) ① 法的規制等に関するリスク 当社グループが事業を行っている国及び地域では、投資に関する許認可や輸出入規制のほか、商取引、独占禁止、製造物責任、環境、労務、特許、租税、為替等の各種関係法令の適用を受けています。当社グループは、こうした法令及び規制の遵守はもとより、法令改正の動向調査を行うとともに、定期的な社内教育や監査等も実施しながら公正な企業活動に努めていますが、万一法令・規制違反を理由とする訴訟や法的手続きにおいて、当社グループにとって不利な結果が生じた場合、当社グループの事業、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 為替及び金利等の変動リスク 当社グループでは、世界の市場を対象に事業活動が行われているため、為替予約などにより為替相場の変動に伴うリスクの軽減に努めていますが、当社グループの業績及び財務状況は、為替相場の変動によって影響を受けます。 また、財務の健全性維持のための有利子負債の適切な管理や金利変動リスク回避を目的として借入金の一部を固定金利で調達することがありますが、金利情勢の変動が当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,963字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 当連結会計年度末(2025年12月31日)における資産合計は、前連結会計年度末(2024年12月31日)と比較して62億49百万円増加し、7,014億13百万円となりました。当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して23億72百万円減少し、2,052億31百万円となりました。当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して86億22百万円増加し、4,961億81百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高3,114億2百万円(前連結会計年度比4.1%増)、営業利益341億31百万円(同457.6%増)、経常利益377億40百万円(同203.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益296億16百万円(同144.9%増)となりました。 部門別の経営成績は次のとおりです。 「電子・情報」の分野は、売上高1,737億51百万円(同10.3%増)となりました。「機能材料」の分野は、売上高1,376億51百万円(同2.8%減)となりました。 なお、当社グループのセグメントは、ガラス事業単一です。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べて32億69百万円減少し、1,203億13百万円となりました。 営業活動によって得られた資金は520億29百万円(前連結会計年度比1億71百万円の収入減)となりました。 投資活動に使用した資金は103億97百万円(同529億98百万円の支出増)となりました。 財務活動に使用した資金は452億73百万円(同35億59百万円の支出減)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)における生産実績をセグメントごとに示す と、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) ガラス事業   312,390   111.4 合計   312,390   111.4 (注)生産金額は、平均販売価額により算出したものです。 b.受注実績 基本的に見込み生産を行っています。なお、当連結会計年度において特記すべき事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)における販売実績をセグメントごとに示す と、次のとおりです。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) ガラス事業   311,402   104.1 合計   311,402   104.1 (注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、 いずれの相手先も当該割合が100分の10未満のため記載を省略しています。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中における将来に関する事項は、提出日現在(2026年3月26日)において判断したものです。 ①財政状態及び経営成績に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 前連結会計年度末 (百万円)   当連結会計年度末 (百万円)   増減 (百万円) 総資産   695,163   701,413   6,249 負債   207,604   205,231   △2,372 純資産   487,559   496,181   8,622 (総資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して62億49百万円増加し、7,014億13百万円となりました。流動資産では、販売が拡大した一方で借入金を返済したこと等により、現金及び預金、商品及び製品等が減少し、受取手形、売掛金及び契約資産が増加しました。固定資産では、設備投資や本社機能移転に係る土地取得等により、有形固定資産が増加しました。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して23億72百万円減少し、2,052億31百万円となりました。借入金の返済を進めたことなどから流動負債が減少しました。また、償還期限が1年以内の社債を流動負債に振り替えた一方で新たに借入を行ったこと等から固定負債が増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して86億22百万円増加し、4,961億81百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益を計上した一方、自己株式の取得や配当金の支払い等を行いました。また、主要な通貨において円安に振れたこと等から、為替換算調整勘定が増加しました。 b.経営成績 (当連結会計年度の経営成績) 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減 (%) 売上高   299,237   311,402   4.1 営業利益   6,120   34,131   457.6 (営業利益率)   (2.0%)   (11.0%)   - 経常利益   12,417   37,740   203.9 親会社株主に帰属する当期純利益   12,091   29,616   144.9 (部門別の経営成績) 区分   前連結会計年度   当連結会計年度   増減 金額 (百万円)   構成比 (%)   金額 (百万円)   構成比 (%)   金額 (百万円)   比率 (%) 電子・情報   157,580   52.7   173,751   55.8   16,170   10.3 機能材料   141,657   47.3   137,651   44.2   △4,005   △2.8 合計   299,237   100.0   311,402   100.0   12,164   4.1 「電子・情報」分野では、ディスプレイ事業は、年間を通して堅調な需要が継続したことや販売価格を引き上げたことから、売上高は前連結会計年度を上回りました。電子デバイス事業は、半導体向け及びデータセンター向け製品を中心に需要が好調に推移したことから、売上高は前連結会計年度を上回りました。これらの結果、電子・情報の分野の売上高は前連結会計年度比で増加しました。 「機能材料」分野では、複合材事業は、厳しい競争環境が続き販売が低迷したほか、事業構造改革に伴い英国子会社の事業活動を停止したことから、売上高は前連結会計年度を下回りました。医療、耐熱及び建築事業は、売上高は前連結会計年度並みでした。これらの結果、機能材料の分野の売上高は前連結会計年度比で減少しました。 これらにより、売上高は3,114億2百万円(前連結会計年度比4.1%増)となりました。 損益面では、ディスプレイ事業における生産性の改善や販売価格の引き上げ、電子デバイス事業の売上高増加に加え、複合材事業の収益改善の取り組みや物流費用の低下等により、営業利益は341億31百万円(同457.6%増)となりました。この結果、売上高営業利益率は11.0%と前連結会計年度と比べ、9.0ポイント上がりました。 経常利益は、為替差益が前連結会計年度を下回ったものの、営業利益の増加に支えられ377億40百万円(同203.9%増)となりました。 また、複合材事業に係る事業構造改善費用を特別損失に計上した一方で、前連結会計年度に計上した減損損失がなくなったことや、中期経営計画EGP2028に沿ってノンコア資産の処分と政策保有株式の縮減を行い固定資産売却益及び投資有価証券売却益を特別利益に計上したことなどから、税金等調整前当期純利益は419億25百万円(同76.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は296億16百万円(同144.9%増)となりました。 なお、1株当たり当期純利益は382円33銭(同169.9%増)となりました。 (2026年2月6日公表の2026年12月期の業績予想) 第2四半期(累計)   通期 売上高   1,500億円   3,200億円 営業利益   110億円   330億円 (営業利益率)   (7.3%)   (10.3%) 経常利益   110億円   330億円 親会社株主に帰属する当期純利益   80億円   230億円 世界経済は、米中の関税政策や中東情勢等先行き不透明な状況が続いています。 このような中、当社グループの電子・情報の分野においては、ディスプレイ事業は堅調な需要を見込んでいます。電子デバイス事業は、半導体用サポートガラスの競争環境がますます厳しくなるものの、プローブカード用基板やデータセンター向け等その他の製品の販売拡大が事業全体の売上高を押し上げる見込みです。 機能材料の分野においては、複合材事業は、機能樹脂強化用途の厳しい競争環境が継続する見込みです。低誘電ガラスファイバの能力増強と拡販に取り組んでまいります。医療、耐熱及び建築事業は、安定した需要を見込んでいます。 損益面では、ディスプレイ事業で全電気溶融設備の水平展開や生産性改善に係る費用の増加が見込まれますが、複合材事業の生産性改善や生産品種の適正化を進めるとともに、全社的にコスト削減を図り、利益の向上を目指してまいります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しています。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況 前連結会計年度 (百万円)   当連結会計年度 (百万円)   増減 (百万円) 営業活動によるキャッシュ・フロー   52,200   52,029   △171 投資活動によるキャッシュ・フロー   42,601   △10,397   △52,998 財務活動によるキャッシュ・フロー   △48,832   △45,273   3,559 現金及び現金同等物の期末残高   123,582   120,313   △3,269 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度は、税金等調整前当期純利益を計上したことに加え、棚卸資産が減少したこと等により、営業活動によって得られた資金は520億29百万円(前連結会計年度比1億71百万円の収入減)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 中期経営計画EGP2028に沿って不要となった固定資産や投資有価証券を売却した一方で、土地やディスプレイ事業の設備を取得したこと等により、投資活動に使用した資金は103億97百万円(同529億98百万円の支出増)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 借入金の返済、自己株式の取得及び株主への配当金の支払いがあったこと等から、財務活動に使用した資金は452億73百万円(同35億59百万円の支出減)となりました。 上記に、現金及び現金同等物に係る換算差額3億71百万円を合わせ、当連結会計年度末の資金の残高は、前連結会計年度末と比べ32億69百万円減少し、1,203億13百万円となりました。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、事業環境の変化に耐えうる強固な財務基盤を目指すとともに、経営全般のさらなる効率化を追求するべく、キャッシュ・フロー重視、資産効率重視(金融資産・棚卸資産の圧縮、設備の生産性向上と集約)、財務の健全性を財務方針に掲げています。 設備投資に関しては、設備の更新やガラス溶融炉の定期修繕のほか、マーケットの成長やカスタマーニーズに応じた投資を行うとともに、工場の強健化やカーボンニュートラルの実現に向けた投資を実行してまいります。研究開発に関しては、会社の成長基盤となる基礎的研究開発を継続的に行うとともに、成長分野への事業展開を見据えた製品開発を進めてまいります。 当社グループの所要資金は、設備資金及び運転資金であり、これらを自己資金、借入金等で賄っています。また、グループファイナンスを活用することで手許資金の活用を図っています。なお、当社グループは機動的な資金調達を行うため、国内金融機関と総額250億円のコミットメントライン契約を締結しています。当社としましては、主要な取引先金融機関と良好な取引関係を維持していることに加えて、日本格付研究所の格付は「シングルAプラス」となっていることから、安定的に資金調達ができるものと認識しています。 今後も、健全な財務基盤の下、事業環境の変化する中においても安定した事業運営が行えるよう努めてまいります。 ③経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 中期経営計画EGP2028においては、売上高、営業利益、営業利益率、ROEを重要な指標と位置付けて経営目標に掲げています。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。当社グループの連結財務諸表で採用する会計方針や、連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益費用の報告金額に影響を及ぼす見積りのうち、下記のものが特に重要なものと判断しています。 ・固定資産の減損 当社グループでは、減損損失の認識及び測定を行う単位として資産のグルーピングを行い、減損損失を認識する必要のある資産又は資産グループについて、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、その減少額を減損損失として計上しています。減損損失の認識及び測定にあたっては、その時点における合理的な情報等を基に将来キャッシュ・フローの見積りを行っていますが、事業計画や市場環境等の変化により、見積りの前提とした条件や仮定に変化が生じた場合、減損処理が必要となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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