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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

加賀電子

KAGA ELECTRONICS CO.,LTD.8154 · Prime · 卸売業

電子部品・EMS・情報機器・ソフトウェアを幅広く手掛ける総合エレクトロニクス商社。

概要

加賀電子株式会社は、半導体や電子部品の販売からEMS(電子機器受託生産)、システム開発まで手掛ける独立系総合エレクトロニクス商社である。1968年設立、東京証券取引所プライム市場上場。2026年3月期の連結売上高は6,589億円、従業員数は9,374人。国内外に68の連結子会社を持ち、商社機能とメーカー機能を併せ持つビジネスモデルを特徴とする。

4つの事業セグメントで構成される収益構造

加賀電子の事業は、電子部品事業、情報機器事業、ソフトウェア事業、その他事業の4区分に分かれる。2026年3月期の売上高に占める割合は、電子部品事業が86.3%(5,688億円)と圧倒的に大きく、情報機器事業8.2%(542億円)、その他事業4.9%(326億円)、ソフトウェア事業0.5%(33億円)と続く。セグメント利益でも電子部品事業が全体の69.4%(193億円)を占める。電子部品事業は半導体・一般電子部品の販売に加え、EMS(電子機器受託生産)を国内外で展開する。情報機器事業はパソコンや周辺機器の完成品販売、ソフトウェア事業はCG映像制作やアミューズメント関連、その他事業は修理サポートやスポーツ用品販売など多岐にわたる。

海外46社を含むグローバルなグループ体制

加賀電子グループは、2026年3月期時点で連結子会社68社(国内22社、海外46社)および持分法適用関連会社3社で構成される。海外拠点は香港、シンガポール、台湾、中国、タイ、マレーシア、インド、インドネシア、ベトナム、メキシコ、トルコ、チェコ、イギリス、ドイツ、アメリカなど幅広い地域に及ぶ。特に中国には加賀電子(上海)や蘇州の複数法人を置き、EMSの生産拠点として機能する。欧州ではKAGA(EUROPE)ELECTRONICS LTD.(イギリス)やKD TEC(チェコ)を通じて事業を展開。近年はメキシコ(TAXAN MEXICO)やインド(KAGA ELECTRONICS INDIA)にも進出し、グローバルな供給網を構築している。

商社機能とメーカー機能の融合が生む競争力

加賀電子は独立系商社としての販売網と、子会社群が持つ製造能力を組み合わせたユニークなビジネスモデルを持つ。電子部品事業では、半導体や受動部品の調達・販売に加え、加賀テックや加賀EMS十和田などの子会社がEMS(電子機器受託生産)を手掛ける。多品種小ロット生産を得意とし、顧客の要求に応じた設計・製造・試験まで一貫対応する。情報機器事業では、加賀ソルネットがパソコンや周辺機器の販売を担い、オリジナルブランド商品も展開。ソフトウェア事業ではデジタル・メディア・ラボがCG映像制作を、その他事業では加賀マイクロソリューションが電子機器修理などを手掛ける。グループ全体で企画から製造、販売、アフターサービスまでをカバーする。

中期経営計画で掲げる売上高1兆円目標

加賀電子は2024年11月に「中期経営計画 2027(2025-2027年度)」を公表した。計画最終年度の2028年3月期に売上高8,000億円以上、営業利益360億円以上を目標とし、創業60周年となる2029年3月期には売上高1兆円を見据える。2026年3月期実績の売上高6,589億円、営業利益278億円から、年平均成長率(CAGR)は売上高8.5%、営業利益14.0%となる。ROE目標は12.0%以上。キャッシュアロケーションとしては、3年間で営業キャッシュフロー600億円程度を見込み、成長投資に300億円超、株主還元に220~300億円を配分する計画。2026年3月期にはROE17.8%を達成し、順調なスタートを切った。

業界の中での役割は電子部品・EMS・情報機器のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
6,589億円
営業利益
278億円
営業利益率
4.2%
純利益
311億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
電子部品 事業5,688億円86.3%193億円3.4%
情報機器 事業542億円8.2%44億円8.1%
その他事業326億円4.9%35億円10.7%
ソフトウェア事業33億円0.5%4億円12.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子部品事業主力

半導体、一般電子部品、EMS(電子機器受託生産)などの開発・製造・販売を行う。国内外の子会社を通じグローバルに展開。

主な製品・サービス3
半導体
各種半導体デバイス。産業機器、家電、車載など幅広い用途に供給。
一般電子部品
抵抗、コンデンサ、コネクタなどの受動部品や機構部品。
EMS
電子機器の受託生産サービス。設計から製造、試験まで一貫対応。

02情報機器事業準主力

パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品、オリジナルブランド商品などの完成品販売を行う。

03ソフトウェア事業副次

CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発を行う。

04その他事業その他

エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売など。

製品と技術

半導体と一般電子部品の販売が中核

電子部品事業の柱は半導体と一般電子部品の販売である。半導体は産業機器、家電、車載向けなど幅広い用途に供給。一般電子部品には抵抗、コンデンサ、コネクタなどの受動部品や機構部品が含まれる。加賀電子は独立系商社として、特定メーカーに偏らない幅広い品揃えを強みとする。2026年3月期の電子部品事業売上高は5,688億円で、グループ全体の86%を占める。販売チャネルは国内のみならず、中国、東南アジア、欧米などグローバルに展開しており、特にメモリ製品の需給逼迫時にはスポット販売も積極的に行う。

EMS事業は多品種小ロット生産で差別化

加賀電子グループのEMS(電子機器受託生産サービス)は、設計から製造、試験まで一貫対応する。子会社の加賀テック、加賀EMS十和田、加賀FEIなどが国内拠点を、加賀電子(上海)やTAXAN MEXICO、KD TECなどが海外拠点を担う。多品種小ロット生産を得意とし、産業機器、医療機器、車載機器など幅広い分野の顧客を持つ。2026年3月期には海外生産拠点の設備増強が売上増に寄与した。EMS事業は電子部品事業の中に含まれ、同セグメントの収益を支える重要なファクターである。

情報機器事業はパソコンと周辺機器が主力

情報機器事業では、加賀ソルネットがパソコンやPC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品、オリジナルブランド商品などの完成品を販売する。主力販売先は教育機関や量販店で、2026年3月期はパソコン販売が好調に推移し、同事業の売上高は542億円(前期比27%増)となった。また、加賀テクノサービスがエレクトロニクス機器の修理・サポートを手掛ける。情報機器事業はグループ全体の約8%を占めるに過ぎないが、安定した収益源となっている。

ソフトウェア事業とその他事業がグループを多角化

ソフトウェア事業では、デジタル・メディア・ラボがCG映像制作を、アクセスゲームズやドリームスがアミューズメント関連商品の企画・開発を行う。2026年3月期の売上高は33億円と小規模だが、グループの技術力を多様化する役割を果たす。その他事業には、加賀マイクロソリューション(電子機器修理・サポート)、加賀スポーツ(スポーツ用品販売)、加賀アミューズメント(アミューズメント機器製造販売)、加賀エアロシステム(航空宇宙関連)などが含まれ、売上高326億円、セグメント利益34.8億円を計上した。

協栄産業グループの加入で電子部品の品揃え強化

2025年7月にTOBで子会社化した協栄産業は、半導体・電子部品の販売に強みを持つ。協栄産業の子会社である協栄システムや協栄マリンテクノロジもグループに加わり、船舶向け電子機器など新たな分野を開拓する。協栄産業の連結は2026年3月期の第2四半期から始まり、同事業の売上拡大に寄与した。また、グループ内の重複領域を整理するため、2026年4月には加賀デバイスとエクセルが合併し、一層の効率化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

電子部品商社で国内中堅、高い増収率

加賀電子は電子部品・デバイスの専門商社として、リョーサン菱洋ホールディングスなどと競合する。2025/3期売上高5,478億円で業界中堅だが、2026/3期は前期比20%増収を見込み、成長性は際立つ。営業利益率4.3%と安定した収益基盤を持ち、自動車・産業機器向けに強み。一方、同業の高千穂交易などと比べ海外展開は限定的で、国内需要に依存する面がある。電子部品の需給変動や為替リスクが課題だが、売上拡大ペースは同業を上回る。

強み

  • 2025/3期から2026/3期にかけて売上高が20%増と、業界平均を上回る成長が見込まれる。
  • 営業利益率4%超を維持し、安定的な収益基盤を構築。卸売業として効率的な運営が強み。
  • 自動車や産業機器向け電子部品に強みを持ち、需要の拡大が期待される分野に特化。
  • 同業のリョーサン菱洋と比較し、規模は小さいが成長率で優位。機動的な経営が可能。

課題

  • 国内需要への依存度が高く、海外市場でのプレゼンスが限定的。成長の多角化が課題。
  • 半導体など電子部品の需給変動や価格変動の影響を受けやすく、収益が不安定化するリスク。
  • 輸入取引における為替変動が利益を圧迫する可能性があり、ヘッジ戦略が重要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

半導体デバイス・設計の時価総額近傍。太字が加賀電子

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16963ローム1.9兆円
26479ミネベアミツミ1.4兆円13.1倍
33132マクニカホールディングス6,346億円22.8倍
48050セイコーグループ4,422億円39.7倍
56526ソシオネクスト3,487億円39.1倍
68154加賀電子2,572億円7.8倍
72737トーメンデバイス2,292億円22.9倍
86875メガチップス2,019億円18.3倍
9167Aリョーサン菱洋ホールディングス1,747億円17.5倍
103156レスター1,606億円19.5倍
117595アルゴグラフィックス1,040億円4.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体デバイス・設計)に従っています。

会社の歴史

沿革 54件

秋葉原で創業した1968年、独立系電子部品商社として出発

加賀電子は1968年9月、東京都千代田区外神田(秋葉原)において、電子機器および電子部品の販売を目的に設立された。資本金は明らかでないが、独立系の小規模商社としてスタートした。1972年に本店を文京区本郷へ移転、その後も湯島、外神田と都心部で移転を繰り返しながら事業を拡大した。1985年12月に日本証券業協会に株式を登録し、1986年12月には東京証券取引所市場第二部に上場。上場後、1997年9月には市場第一部に指定替えとなった。この間、電子部品の販売を軸に着実に成長した。

1990年代の子会社化と海外進出で事業領域を拡大

1990年代に入り、加賀電子はM&Aと海外展開を積極化した。1990年4月にナグザット(現・加賀テック)を子会社化、1991年4月には電子デバイス部門を分社し加賀デバイスを設立、同時にボルテック(現・加賀マイクロソリューション)も子会社とした。海外では1992年に香港にKAGA(H.K.) ELECTRONICSを設立、1994年にはシンガポール、1995年には台湾に法人を設立。1993年には株式会社巴商会からアップルコンピュータ製品の営業部門を譲り受け、情報機器事業に本格参入した。これらの動きにより、電子部品販売に加えてEMSや情報機器販売へ事業を多角化した。

2000年代の大型買収と組織再編でグループ体制を強化

2000年代もM&Aと事業再編が続いた。2000年に加賀電子(上海)を設立、2001年にユニオン商事を子会社化(2002年に合併)。2003年にはデジタル・メディア・ラボを子会社化し、ソフトウェア事業に進出。2005年には樫村(現・加賀ハイテック)を子会社化、2006年には大塚電機を子会社化。2007年にはアミューズメント事業を分社し加賀アミューズメントを設立。2008年にはエー・ディ・エムをTOBで子会社化。2009年にはイギリスとチェコに欧州拠点を設立、東京電電工業(現・加賀テクノサービス)も子会社とした。本店も2009年に千代田区外神田に移転した。

2010年代のさらなる拡大と本社ビル取得

2010年代もM&Aと組織再編を継続。2011年に加賀テックと大塚電機が合併、2012年にエー・ディーデバイスがエーエスデバイスを吸収合併。2013年には加賀デバイスとエー・ディ・エムを完全子会社化し合併。同年11月には千代田区神田松永町に本社ビルを取得し、2014年3月に移転した。2016年には加賀ソルネットと加賀ハイテックが合併。2017年にメキシコ、2018年にトルコとインドに法人を設立。2019年には富士通エレクトロニクスを子会社化し加賀FEIに、同年十和田パイオニアを子会社化し加賀EMS十和田とした。2020年には旭東電気を子会社化した。

2022年プライム市場移行、協栄産業のTOBで成長加速

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行。同年3月には加賀エアロシステムを設立し、航空宇宙分野に進出。2025年7月には協栄産業をTOBにより連結子会社化し、電子部品事業の拡大を図った。2026年4月には加賀デバイスとエクセルが合併し、グループ内の再編が進んだ。2026年3月期の売上高は6,589億円と過去最高を更新し、中期経営計画の初年度として順調な滑り出しを見せた。

年表54件を開く

1960年代

  • 1968年9月創業東京都千代田区外神田三丁目8番3号において電子機器および電子部品などの販売を目的として設立。

1970年代

  • 1972年5月本店の所在地を東京都文京区本郷三丁目39番5号に移転。

1980年代

  • 1981年1月本店の所在地を東京都文京区湯島三丁目14番2号に移転。
  • 1985年6月本店の所在地を東京都千代田区外神田六丁目5番12号に移転。
  • 1985年12月社団法人日本証券業協会・東京地区協会に株式を登録。
  • 1986年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場。

1990年代

  • 1990年4月㈱ナグザット(現・加賀テック㈱(現・連結子会社))を子会社とする。
  • 1990年7月本店の所在地を東京都文京区音羽一丁目26番1号に移転。
  • 1991年4月電子デバイス部を分社し、加賀デバイス㈱(現・連結子会社)として東京都文京区に設立。
  • 1991年4月ボルテック㈱(現・加賀マイクロソリューション㈱(現・連結子会社))を子会社とする。
  • 1992年6月KAGA(H.K.) ELECTRONICS LIMITED (現・連結子会社)を香港に設立。
  • 1993年1月株式会社巴商会よりアップルコンピュータ社製品の営業部門を譲受。
  • 1994年7月KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE LTD(現・連結子会社)をシンガポールに設立。
  • 1995年8月加賀ソルネット㈱(現・連結子会社)を東京都新宿区に設立。
  • 1995年12月KAGA (TAIWAN) ELECTRONICS CO., LTD.(現・連結子会社)を台湾に設立。
  • 1997年5月商号変更ボルテック㈱が東軽電工㈱から営業を譲受、社名を加賀コンポーネント㈱に変更。
  • 1997年9月上場東京証券取引所市場第二部から市場第一部へ上場。
  • 1999年5月㈱エー・ディーデバイス(現・連結子会社)を子会社とする。

2000年代

  • 2000年8月加賀電子(上海)有限公司(現・連結子会社)を中国上海市に設立。
  • 2001年5月ユニオン商事㈱を子会社とする。
  • 2002年3月M&A㈱エー・ディーデバイスとユニオン商事㈱が合併し、㈱エー・ディーデバイス(現・連結子会社)を存続会社とする。
  • 2002年4月KAGA ELECTRONICS(THAILAND)COMPANY LIMITED(現・連結子会社)をタイに設立。
  • 2002年9月マイクロソリューション㈱(現・加賀マイクロソリューション㈱(現・連結子会社))を東京都新宿区に設立。
  • 2003年9月㈱デジタル・メディア・ラボ(現・連結子会社)を子会社とする。
  • 2004年4月本店の所在地を東京都文京区本郷二丁目2番9号に移転。
  • 2004年12月FYT㈱(現・加賀スポーツ㈱(現・連結子会社))を東京都文京区に設立。
  • 2005年8月㈱樫村(加賀ハイテック㈱)を子会社とする。
  • 2006年4月加賀コンポーネント㈱がプラスビジョン㈱よりプロジェクター事業を譲受。
  • 2006年10月当社情報機器事業部門の主要部門を加賀ハイテック㈱へ事業譲渡。
  • 2006年12月大塚電機㈱を子会社とする。
  • 2007年4月当社特機事業本部AM営業部のアミューズメント関連事業を分社化するため、会社分割により加賀アミューズメント㈱(現・連結子会社)を東京都文京区に設立。
  • 2008年8月上場エー・ディ・エム㈱を株式公開買付により子会社とする。
  • 2009年4月KAGA(EUROPE)ELECTRONICS LTD.(現・連結子会社)をイギリスに設立。 KD TEC s.r.o.(現・連結子会社)をチェコに設立。
  • 2009年6月東京電電工業㈱(現・加賀テクノサービス㈱(現・連結子会社))を子会社とする。
  • 2009年8月本店の所在地を東京都千代田区外神田三丁目12番8号に移転。

2010年代

  • 2011年4月M&A加賀テック㈱と大塚電機㈱が合併し、加賀テック㈱(現・連結子会社)を存続会社とする。
  • 2012年7月M&A㈱エー・ディーデバイスがエーエスデバイス㈱を吸収合併し、㈱エー・ディーデバイス(現・連結子会社)を存続会社とする。
  • 2013年3月M&Aエー・ディ・エム㈱を株式交換により完全子会社とする。
  • 2013年8月M&A加賀デバイス㈱(現・連結子会社)を完全子会社とする。
  • 2013年10月M&A加賀デバイス㈱とエー・ディ・エム㈱が合併し、加賀デバイス㈱(現・連結子会社)を存続会社とする。
  • 2013年11月東京都千代田区神田松永町20番地に本社ビルを取得(竣工)。
  • 2014年3月本社の所在地を東京都千代田区神田松永町20番地に移転。
  • 2016年4月M&A加賀ソルネット㈱と加賀ハイテック㈱が合併し、加賀ソルネット㈱(現・連結子会社)を存続会社とする。
  • 2017年1月TAXAN MEXICO, S.A. DE C.V.(現・連結子会社)をメキシコに設立。
  • 2018年1月加賀コンポーネント㈱の全事業を加賀マイクロソリューション㈱へ事業譲渡。
  • 2018年4月KD TEC TURKEY ELECTRONIK SANAYI VE TICARET LIMITED SIRKETI(現・連結子会社)をトルコに設立。
  • 2018年9月KAGA ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITED(現・連結子会社)をインドに設立。
  • 2019年1月富士通エレクトロニクス㈱(現・加賀FEI㈱(現・連結子会社))を子会社とする。
  • 2019年10月十和田パイオニア㈱(現・加賀EMS十和田㈱(現・連結子会社))を子会社とする。

2020年代

  • 2020年11月旭東電気㈱(現・連結子会社)を子会社とする。
  • 2022年3月加賀エアロシステム㈱(現・連結子会社)を和歌山県西牟婁郡に設立。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2025年7月協栄産業㈱(現・連結子会社)を子会社とする。
  • 2026年4月M&A加賀デバイス㈱と㈱エクセルが合併し、加賀デバイス㈱(現・連結子会社)を存続会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで8,000億円以上
  • 営業利益2027年度まで360億円以上
  • 営業利益率2027年度まで5.0%
  • ROE2027年度まで12.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益力向上と成長投資

    中核事業の拡大に加え、M&Aや新規事業創出に取り組み、持続的な成長を実現する。

  2. 02

    経営基盤の高度化

    戦略的資本政策を実行し、キャッシュアロケーションを明確化。株主還元方針を見直し、企業価値向上を図る。

  3. 03

    SDGs経営の推進

    サステナビリティ中長期経営計画に基づき、環境・社会・ガバナンス課題への対応を加速する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で9,374人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は820万円で、9期前と比べて+7.2%平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は13.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月5,216
2018年3月5,427
2019年3月76541.814.76,627
2020年3月75042.114.76,731
2021年3月78242.815.47,826
2022年3月78042.914.87,959
2023年3月89943.314.58,092
2024年3月89043.314.58,021
2025年3月85242.614.08,560276
2026年3月82042.613.99,374297

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
メキシコ工場 — サン・ルイス・ポトシ州6,746百万円
電子部品事業
本社 — 東京都千代田区4,598百万円
電子部品事業 情報機器事業 ソフトウェア事業 その他事業
アマタナコン工場 — タイ アマタナコン1,515百万円
電子部品事業
マレーシア工場 — マレーシア ペナン1,333百万円
電子部品事業
福島事業所 — 福島県須賀川市1,257百万円
その他事業
深圳工場 — 中国広東省1,140百万円
電子部品事業
アマタナコン第2工場 — タイ アマタナコン994百万円
電子部品事業
アマタナコン第3工場 — タイ アマタナコン983百万円
電子部品事業
沢山蘇州工場 — 中国江蘇省966百万円
電子部品事業
科技蘇州工場 — 中国江蘇省836百万円
電子部品事業
ほか13件の開示あり
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • INKAGA ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は6,589億円営業利益278億円前期と比べると増収増益で、売上が+20.3%、利益が+17.8%。

売上高
+20.3%
6,589億円
営業利益
+17.8%
278億円
純利益
+81.9%
311億円
営業利益率
4.2%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高6,600億円6,589億円
営業利益300億円278億円
純利益220億円311億円
1株あたり配当¥140¥140

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,705億円、営業利益は85億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+23.8%、営業利益は+21.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1,55940
2024年1Q1,377705.158
2024年2Q1,373695.056
2024年3Q1,315665.046
2024年4Q1,36243
2025年2Q2,5911154.479
2025年4Q2,8871214.292
2026年2Q2,8901304.5150
2026年4Q3,6991484.0161
2027年1Q1,705855.069

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,164億円から6,589億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
エー・ディ・エム㈱を株式交換により完全子会社とする。
2013年3月2,164194
2014年3月2,5795839
2015年3月2,5517744
加賀ソルネット㈱と加賀ハイテック㈱が合併し、加賀ソルネット㈱(現・連結子会社)を存続会社とする。
2016年3月2,4547954
TAXAN MEXICO, S.A. DE C.V.(現・連結子会社)をメキシコに設立。
2017年3月2,2727370
KD TEC TURKEY ELECTRONIK SANAYI VE TICARET LIMITED SIRKETI(現・連結子会社)をトルコに設立。
2018年3月2,3598765
2019年3月2,9287980
2020年3月4,43610159
2021年3月4,224112114
加賀エアロシステム㈱(現・連結子会社)を和歌山県西牟婁郡に設立。
2022年3月4,958215154
2023年3月6,081327231
2024年3月5,427260203
2025年3月5,4782362264.3171
加賀デバイス㈱と㈱エクセルが合併し、加賀デバイス㈱(現・連結子会社)を存続会社とする。
2026年3月6,5892782994.2311

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高6,589億円のうち、営業利益として残るのは278億円4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は311億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.0%5,735億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.7%575億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%278億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.3pt
4.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+9.7pt
17.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−25億円、投資CFが−35億円で、差し引きのフリーCFは−60億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は883億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月70−49−421119
2014年3月33−33100134
2015年3月91−15−4476176
2016年3月95−13−3182219
2017年3月107−3−61104260
2018年3月101−42−2859289
2019年3月−15−69117−84322
2020年3月224−37−75187427
2021年3月100−25−6975443
2022年3月−16−6812−84392
2023年3月306−48−155258503
2024年3月294−30−170264624
2025年3月250−100−73150727
2026年3月−25−35203−60883

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,037億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,835億円で、自己資本比率は45.5%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,11948863143.5
2014年3月1,26052873241.9
2015年3月1,27959668346.5
2016年3月1,24361862549.7
2017年3月1,25865959952.4
2018年3月1,28870658254.8
2019年3月2,1388431,29535.8
2020年3月2,0768631,21337.7
2021年3月2,3709511,41938.4
2022年3月2,7211,0581,66338.8
2023年3月2,8621,2971,56545.3
2024年3月2,8681,5121,35652.6
2025年3月3,0571,6641,39354.4
2026年3月4,0371,8352,20245.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
897億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,370億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
495億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,202億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
58
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中22位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中170位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.8%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.2%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.5%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
20.3%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,900で、1年前と比べて+48.1%過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。

¥4,900-3.9%1ヶ月+2.5%1年+48.1%時価総額2,572億円
過去52週の値幅
安値¥3,350高値¥5,210

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)10.6倍
PBR1.22倍
配当利回り2.86%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月に入り急騰し、8月12日には5160円と52週高値5210円に迫りました。8月21日時点で4930円と、25日線(4689円)を約5%上回り、75日線・200日線も大きく上回っています。上昇トレンドは明確ですが、8月14日に5100円から反落するなど、高値圏での波乱もあります。出来高は8月中旬に急増した後、落ち着いています。RSIは58.94と中立圏で、過熱感は後退しています。短期的には高値圏でのもみ合いが続く可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは7.86倍と業界平均の17.93倍を大きく下回り、PBRは1.23倍と平均と同等。配当利回りは2.84%と平均の2.93%とほぼ同等。ROEは17.79%と高水準で、収益性が高い。今期予想PERは10.7倍と上昇するが、依然割安。割安だが、業績の変動が大きく配当利回りは横ばい。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍17.9倍
PER (予想)10.6倍
PBR1.22倍1.24倍
ROE17.8%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、半導体市場の循環と成長分野への取り組みの評価。強気派は、EV・自動運転や産業機器向け需要で業績が拡大するとみる。一方、弱気派は、半導体サイクルの調整で短期的な業績変動リスクを指摘。2026年3月期は売上高・利益とも大幅増益見込みだが、その持続性と為替の影響が焦点。

プラスに働く材料7
  • 成長分野の取り込み

    EV・自動運転関連や産業機器向けの需要が拡大し、売上高が急増見込み。

  • 高収益性

    営業利益率4%超、ROE17%超と収益性が高い。

  • 割安感

    PER7.86倍と低く、今後も成長が見込める。

  • 売上高が前期比20%増の6,589億円に拡大決算発表後影響

    売上高は前期比1,111億円増の6,589億円。営業利益も278億円と増益

  • 純利益が前期比82%増の311億円に急拡大決算発表後影響

    純利益は前期の171億円から311億円へ82%増。EPS改善で株価評価に寄与

  • ROE17.8%に対してPBR1.23倍と割安感継続影響

    ROE17.79%に対しPBRは1.23倍。PERも7.86倍と収益力対比で低水準

  • 配当利回り2.84%、増益で増配期待次回株主総会影響

    現在の配当利回りは2.84%。純利益311億円の増益基調を踏まえ、増配による還元強化が期待される

マイナスに働く材料7
  • 半導体サイクルの影響

    半導体市況が悪化すると在庫調整で利益が圧迫される。

  • 業績変動リスク

    過去にも売上高が減少した年があり、安定性に疑問。

  • 為替の影響

    円高が進むと輸出関連の需要が弱まる可能性。

  • 来期予想PER10.7倍、市場は減益を予想決算発表後影響

    現在PERは7.86倍だが、予想PERは10.7倍と拡大。今後の利益予想が保守的

  • 営業利益率が4.31%から4.22%に低下通年影響

    売上高は増加したが、営業利益率は0.09ポイント低下。コスト増が収益を圧迫

  • 1年間で株価56%上昇、高値圏で調整リスク不定影響

    株価はこの1年で56.52%上昇し、目先の過熱感。利益確定売りが出やすい

  • 外国人保有比率31%と高く、リスクオフに脆弱継続影響

    外国人保有は31.04%と高い。世界的な株安や円高局面で売り圧力が強まりやすい

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高の先行指標となるため。
EMS事業の売上比率
高付加価値事業の拡大度合いを確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり140で、前期から+27.3%いまの株価に対する利回りは2.86%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥140
1株あたり
配当利回り
2.86%
いまの株価に対して
配当性向
34.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3056.8
2018年3月3516.750.8
2019年3月4014.347.5
2020年3月35−12.5172.8
2021年3月4014.3
2022年3月6050.044.5
2023年3月11083.345.8
2024年3月1100.037.4
2025年3月1100.045.5
2026年3月14027.334.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥140

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,164人。区分でいちばん多いのは個人・その他32.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.8%を占め、残る66.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他24.528.131.330.330.632.3
外国法人16.118.922.924.325.531.0
金融機関30.930.529.429.029.921.6
事業法人27.321.714.314.311.712.1
自己株式4.38.58.58.58.49.2
証券会社1.10.92.02.22.32.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.68
02株式会社OKOZE7.01
03加賀電子従業員持株会5.92
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.62
05塚本勲2.76
06THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.13
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.13
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.94
09日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.75
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3801%、1株純資産は14期で+124%。直近期のROEは17.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月161,7220.947.9
2014年3月1371,8687.610.4145.8
2015年3月1562,1087.89.463.1
2016年3月1922,1869.07.454.4
2017年3月2492,40110.97.956.8
2018年3月2372,5729.511.750.8
2019年3月2922,79110.97.047.5
2020年3月2132,8517.68.0172.8
2021年3月2081,65613.56.0
2022年3月2882,01315.75.744.5
2023年3月4392,46819.65.745.8
2024年3月3872,87114.58.237.4
2025年3月3253,16310.88.345.5
2026年3月6283,85017.85.934.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額893百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約17倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
塚本勲代表取締役 会長執行役員831,447,000
門良一代表取締役 社長執行役員68148,000
塚本剛取締役 上席執行役員6265,000
石原康広取締役 上席執行役員 管理本部長6118,000
糀谷仁志取締役 上席執行役員 経営企画室長5619,000
三吉暹社外取締役856,000
橋本法知社外取締役723,000
吉田守社外取締役70
川村英治取締役(常勤監査等委員)7181,000
橘内進社外取締役(監査等委員)525,000
佐藤陽一社外取締役(監査等委員)75
大柳京子社外取締役(監査等委員)47

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)62505462525822137
社外取締役651519
監査等委員1151515
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,252字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、加賀電子株式会社(当社)、連結子会社68社(国内22社、海外46社)および持分法適用関連会社3社(国内1社、海外2社)、持分法非適用関連会社1社(国内1社)により構成されております。その主な事業内容といたしまして、電子部品事業におきましては、半導体、一般電子部品、EMS(注)などの開発・製造・販売などを行っております。情報機器事業におきましては、パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品およびオリジナルブランド商品など完成品の販売などを行い、ソフトウェア事業におきましては、CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発などを行っております。また、その他事業といたしまして、エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売などを行っております。 事業内容と当社および関係会社の当該事業との関連は、次のとおりであります。 (注)[Electronics Manufacturing Service]電子機器の受託生産を行うサービス。 事業内容   主要な会社 電子部品事業 (半導体、一般電子部品、EMSなどの開発・製造・ 販売など)   加賀電子株式会社 加賀テック株式会社 加賀デバイス株式会社 株式会社エー・ディーデバイス 加賀FEI株式会社 NVデバイス株式会社 加賀EMS十和田株式会社 株式会社エクセル 旭東電気株式会社 協栄産業株式会社 株式会社協栄システム 協栄マリンテクノロジ株式会社 KAGA(H.K.) ELECTRONICS LIMITED KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE LTD KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO., LTD. 港加賀電子(深圳)有限公司 KAGA COMPONENTS(MALAYSIA)SDN.BHD. 加賀電子(上海)有限公司 KAGA ELECTRONICS(THAILAND)COMPANY LIMITED KAGA DEVICES(H.K.) LIMITED 加賀貿易(深圳)有限公司 AD DEVICE(H.K.) LIMITED KAGA(EUROPE)ELECTRONICS LTD. KD TEC s.r.o. 加賀沢山電子(蘇州)有限公司 KAGA DEVICES INDIA PRIVATE LIMITED 蘇州沢山加賀貿易有限公司 蘇州加賀智能設備有限公司 AD DEVICE(Thailand)CO., Ltd. 加賀電子科技(蘇州)有限公司 AD DEVICE(SHANGHAI)CO., LTD. PT.KAGA ELECTRONICS INDONESIA 湖北加賀電子有限公司 TAXAN MEXICO, S.A. DE C.V. KAGA ELECTRONICS(VIETNAM) CO., LTD. KD TEC TURKEY ELECTRONIK SANAYI VE TICARET LIMITED SIRKETI KAGA ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITED KAGA FEI ELECTRONICS (Dalian) Software Limited KAGA FEI AMERICA, Inc. KAGA FEI EUROPE GmbH KAGA FEI ELECTRONICS PACIFIC ASIA LIMITED KAGA FEI KOREA Ltd. KAGA FEI ELECTRONICS (Shanghai) Co., Ltd. 曄華企業股份有限公司 卓華電子(香港)有限公司 卓奘国際貿易(上海)有限公司 卓奘電子貿易(深圳)有限公司 EXCEL ELECTRONICS TRADING (THAILAND) CO., LTD. Candera GmbH Candera America Inc. TAXAN SWE(H.K.) MANUFACTURING COMPANY LIMITED TAXAN-SWE MEXICO MANUFACTURING, S.DE R.L.DE C.V. KYOEI ELECTRONICS SINGAPORE PTE LTD KYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITED KYOEI ELECTRONICS SHANGHAI CO., LTD. KYOEI ELECTRONICS (THAILAND) CO., LTD. 事業内容   主要な会社 情報機器事業 (パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関 連商品およびオリジナルブランド商品など完成品の販売など)   加賀ソルネット株式会社 加賀テクノサービス株式会社 ソフトウェア事業 (CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・ 開発など)   株式会社デジタル・メディア・ラボ 株式会社アクセスゲームズ 株式会社ドリームス その他2社 その他事業 (エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミュー ズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売など)   加賀マイクロソリューション株式会社 加賀スポーツ株式会社 加賀アミューズメント株式会社 加賀エアロシステム株式会社 KAGA AMUSEMENT MALAYSIA SDN.BHD. KAGA AMUSEMENT AMERICA, INC.
経営方針・対処すべき課題5,775字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1)フィロソフィー ①経営理念:すべてはお客様のために ②ビジョン:我が国業界No.1企業を目指す グローバル競争に勝ち残る企業を目指す ③行動指針:「F.Y.T.(ファイト)」(変化に柔軟に、常に若々しく、果敢に挑戦する) 「3G(スリージー)」(あらゆるものを、グローバルに、総合力を活かして) 「加賀イズム」(経営マインド・営業マインド・社会人としての心構え) 当社は、創業以来「すべてはお客様のために」の経営理念のもと、お客様の様々なニーズにお応えすることにより、事業領域を拡大してまいりました。独立系商社としての強みを活かした電子部品・半導体の販売に始まり、多品種・小ロット生産を得意とするEMSビジネス(電子機器の製造受託サービス)、更には、お客様製品の企画・開発や設計支援、ソフトウェア・映像制作、ネットワークソリューションやシステムサポートなど、今や国内外を問わず、エレクトロニクスの総合商社として多様なサービスを提供しております。 (2)「中期経営計画 2027」 ①グランドデザイン 当社は、「中期経営計画 2024」での成果と課題を踏まえ、次代に向けた当社グループの持続的成長の指針として、2025年度(2026年3月期)から2027年度(2028年3月期)までの3ヵ年の経営計画「中期経営計画 2027(2025-2027)」を、2024年11月6日に公表しました。本中計では、当社が創業60周年を迎える2028年度(2029年3月期)には、「売上高1兆円企業」の実現を見据えた長期構想の下、前中計で掲げた“グローバル競争に勝ち残る世界に通用する企業”、“我が国業界No.1企業”の「経営ビジョン」を継承しております。 ②「中期経営計画 2027」の概要 1)基本方針 ~重点施策とアクションプラン~ 本中計は、「収益性と資本効率を重視した経営により、企業価値を高める」ことを基本方針とし、以下の重点施策を定めました。 「更なる収益力の向上」につきましては、中核事業の拡大に加えて、M&Aへの挑戦と新規事業の創出に取り組んでまいります。 「経営基盤の高度化」では、戦略的な資本政策を実行すべく、キャッシュアロケーションの考え方を明らかにするとともに、株主還元方針についても見直しました。 「SDGs 経営の推進」につきましては、2021年11月に策定しましたサステナビリティ中長期経営計画に基づき、ESGに関連する経営課題への対応を加速してまいります。 2)経営目標 ~自立成長+新規M&Aで持続的な成長を実現~ 本中計における経営目標につきましては、2028年度での「売上高1兆円」を見据え、計画最終年度となる2027年度に「売上高8,000億円以上」、「営業利益360億円以上」としました。このうち、オーガニック成長による目標は、「売上高7,000億円以上」、「営業利益350億円以上」としております。営業利益率は、厳しい事業環境が想定されますが、5.0%を確保することを目標とします。なお、2025年3月期実績からの年平均成長率(CAGR)は、売上高で8.5%、営業利益で14.0%となります。 また、資本効率を示す代表的な指標であるROEの目標は、現状の株主資本コスト10%を意識し、「12.0%以上」としました。 3)キャッシュアロケーション 本中計では、企業価値の向上に向けて、計画期間中に創出したキャッシュの使途としては、財務規律を維持しつつ、「成長投資」と「株主還元」に重点的に配分することを基本的な方針としております。 この考えに基づき、本中計期間中の3ヵ年で獲得する営業キャッシュフローを600億円程度と見込み、株主還元に220億円から300億円規模、新規M&AやEMS事業における生産能力増強など成長投資には300億円超を配分することを目安にしております。 なお、M&Aは、案件によっては必要な資金量が大きくぶれる可能性がありますので、超過する場合は外部借り入れで賄い、また、不要になった場合は株主還元に充当してまいります。 (3)株主還元方針 当社は、株主の皆様に対してより積極的に配当を実施する観点から、「連結配当性向30%~40%」に引き上げ、中長期的な利益成長に連動した増配に努めてまいります。普通配当につきましては、新たに「DOE(株主資本配当率)4.0%」を安定的かつ継続的な配当の目安としました。また、利益水準や資本効率性に応じた追加施策として、特別配当や自己株式取得を機動的に実施してまいります。 (4)「サステナビリティ中長期経営計画」 当社は、2021年11月に、「サステナビリティ中長期経営計画」を策定し、「すべてはお客様のために」の経営理念のもと、「持続可能な社会の実現」と「持続的なグループの成長」の両立を目指したサステナビリティ経営を推進しております。その取り組みにあたっては、お客様、取引先、株主・投資家、従業員、地域社会など全てのステークホルダーとの対話を尊重し、持続可能な社会の実現に積極的な役割を果たすとともに、企業価値の向上を目指してまいります。 ①サステナビリティ方針 1)事業活動を通じて環境課題に取り組みます 事業活動を通じて、CO2排出量の削減、廃棄物の削減と再利用の推進に取り組むとともに、環境に配慮した製品およびサービスを提供することで、地球環境を大切にする社会の実現に貢献します。 2)人権を尊重し、人財を育成します 性別や年齢、国籍や社会的身分、障がいの有無など個人の属性に関係なく、すべてのステークホルダーの人権を尊重します。また、多様な従業員が心身ともに安全且つ健康に働ける職場環境や個々の能力を最大限発揮できる人事制度・教育研修体系を整備し、イノベーションに挑戦する人財づくりに取り組みます。 3)社会との相互信頼の確立を目指します 法令や規則を遵守し、公正な競争、高品質な製品およびサービスの提供、適時適切な情報開示など、誠実な企業活動を実践するとともに、ガバナンス体制の強化を図ることで社会から信頼される企業を目指します。 ②サステナビリティ推進体制 加賀電子グループは、CSRならびにサステナビリティの推進を重要な経営課題と捉え、加賀電子株式会社の代表取締役 社長執行役員が委員長となる「サステナビリティ委員会」を設置し、その直下には「環境経営推進」「ダイバーシティ推進」「ガバナンス」「コンプライアンス」「リスクマネジメント」「情報開示」の各専門委員会を配して、グループ横断的にCSRならびにサステナビリティを推進するマネジメント体制を敷いています。経営トップのコミットメントのもと、事業部門とも連携して、各委員会を通じて、ESG課題に対する方針施策・目標策定、進捗管理などグループ一体となってサステナビリティの推進に取り組んでいます。 ③マテリアリティ(重要課題)の特定 加賀電子グループは、世界および当社が直面する様々な課題や社会からの要請に真摯に向き合い、「E:環境」「S:社会」「G:ガバナンス」ならびに「B:事業」の4つの観点から、当社の経営にとってインパクトの大きい重要課題を以下の通り特定しました。これらのマテリアリティの取組みを通じて、持続可能な社会の実現に寄与する企業活動を実践し、さらなる企業価値の向上を推進していきます。 マテリアリティ   関連するSDGs (注)   経済・社会情勢の変化   取組み課題 E   クリーンな地球環境を作る   7・13   ・地球温暖化・環境問題の深刻化 ・カーボンニュートラルへの 要請   ・環境・エネルギー問題に貢献する製品およびサービスの提供 ・環境負荷低減に向けた取り組みの継続 S   働きやすい会社、豊かな社会を作る   5・8・10   ・ニューノーマルに向けた社会構造の変化 ・少子高齢化による人材の逼迫   ・ニューノーマルに相応しいダイバーシティおよび 働き方の促進 ・加賀イズムの継承・発展による人財育成 G   持続可能な経営基盤を作る   16・17   ・コーポレート・ガバナンス強化への要請 ・環境変化に耐えうるレジリエンスの実現   ・ガバナンス、コンプライアンスのさらなる強化 ・利益重視経営の徹底 B   持続的な事業成長を実現する   9・12・17   ・デジタルトランスフォーメーションの進展 ・IoT・AIなどICTの普及による超スマート社会の到来 ・グローバル競争の激化   ・デジタル化社会に貢献する製品およびサービスの提供 ・社会課題解決に貢献する新規事業創出 ・グローバル展開のさらなる促進 (注)5:ジェンダー平等を実現しよう 7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに 8:働きがいも経済成長も 9:産業と技術革新の基礎をつくろう 10:人や国の不平等をなくそう 12:つくる責任つかう責任 13:気候変動に具体的な対策を 16:平和と公正をすべての人に 17:パートナーシップで目標を達成しよう ④サステナビリティ中長期経営計画の主要KPI 主なテーマ   取り組み課題・検討課題   中期目標   長期目標 E   再生可能エネルギー100%化の実現   ・国内営業拠点における再エネ導入   2024年:40%   2030年:100% ・国内製造拠点における再エネ導入   〜2024年:情報収集・分析及び方針決定 ・自家発電/外部調達 ・太陽光パネル/バイオマス発電/再エネ事業者   2030年: 50% 2050年:100% ・海外製造拠点における再エネ導入   2030年: 30% 2050年:100% 社有車両EV化   ・国内営業車両の電動車(EV、HV、PHV、FCV)への切り替え   2024年:85%   2030年:100% S   ダイバーシティと 人財マネジメント   ・中核人財の多様性確保 (女性、外国人、中途採用)   <女性新卒総合職比率> 2023年:30% <女性管理職比率> 2024年:15%   <女性新卒総合職比率> 2028年:40% <女性管理職比率> 2029年:17% ・高齢者・障がい者雇用の取り組み 「ワークライフ・マネジメント」と「生産性向上」   ・育児・介護支援、テレワークなど  各種制度拡充   2022年:各種制度拡充 2023年:認定取得   2025年:外部認定取得 2024年〜認定継続 ・健康経営優良法人の認定取得 G   CGコード改訂・ 東証再編に対応したガバナンス体制の再構築   ・独立社外取締役1/3以上 ・指名・報酬委員会の設置   2021年6月実施済み   次期CGコード改訂に応じて目標設定 ・取締役会の多様化   〜2022年6月:方針決定 ・プライム市場に対応したCGコード・フルコンプライ   2021年11月実施済み 経営の監督機能 ・執行機能の一層強化   ・「委任型執行役員」制度の導入   2022年4月:施行 ・「委員会等設置会社」への移行   〜2023年3月:方針決定 ⑤サステナビリティ中長期経営計画の進捗 主なテーマ   取り組み課題・検討課題   2024年度/2025年度の主な活動・進捗状況 E   再生可能エネルギー100%化の実現   ・国内営業拠点における再エネ導入   ・再エネ由来電力は全体電力の13.2%で導入済。 ・非化石証書を購入し、再エネ導入率40%の目標を達成。 ・国内製造拠点における再エネ導入   ・太陽光発電での十和田工場の導入率は8.4%、福島事業所は20.9%となり再エネ導入率は18.4%に推移。 ・海外製造拠点における再エネ導入   ・メキシコ工場は太陽光発電の許可を受け、2025年1月より稼働し、再エネ導入は21.2%に推移。賃貸の製造拠点はI-REC(再エネ証書)の購入を検討中。 社有車両EV化   ・国内営業車両の電動車(EV、HV、PHV、FCV)への切り替え   ・電動車化比率:90.0% (2025年7月にグループ会社化した協栄産業㈱の比率を含めると83.2%) S   ダイバーシティと 人財マネジメント   ・中核人財の多様性確保 (女性、外国人、中途採用)   ・<女性新卒総合職比率>14.8% ・<女性管理職比率>15.2% ・高齢者・障がい者雇用の取り組み   ・障がい者雇用は法定雇用率2.5%に対して2.3%(92.0%) (2026年3月末) 「ワークライフ・マネジメント」と「生産性向上」   ・育児・介護支援、テレワークなど  各種制度拡充   ・男性育児休業制度は連結33名、単体10名が利用。  男性育児休業取得率は連結82.5%、単体100.0%。 ・健康経営優良法人の認定取得   ・健康経営優良法人の認定継続。(4年連続)  HPに健康経営方針や取り組みを掲載。 G   CGコード改訂・ 東証再編に対応したガバナンス体制の再構築   ・独立社外取締役1/3以上 ・指名・報酬委員会の設置   ・社外取締役を2025年6月株主総会にて選任し、取締役12名中6名を社外取締役とする。 ・取締役会の多様化   ・2025年6月株主総会にて「監査等委員会設置会社」へ移行、 女性取締役就任。 ・プライム市場に対応したCGコード・フルコンプライ   ・2026年CGコード改訂に対応するため、当社CGコードの見直しを  検討中。 経営の監督機能・執行機能の一層強化   ・「委任型執行役員」制度の導入   ・2022年4月より導入済。 ・運用継続中 ・「委員会等設置会社」への移行   ・2025年6月株主総会後に「監査等委員会設置会社」へ  移行済。
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済環境について 当社グループの主要事業である電子部品事業(半導体、一般電子部品、EMS、半導体等の開発・製造・販売等)は、当社グループが販売している国または地域の経済環境の影響を受けます。従いまして、日本、北米、欧州、アジア等の主要市場における景気の変動、それにともなう需要の拡大、縮小は、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)為替レートの変動について 当社グループの事業には、海外における商品の販売、製造が含まれております。各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表上円換算されております。換算時の為替レートにより、これらの項目は現地通貨における価値が変わらなかったとしても、為替相場の変動により円換算後の数値に影響を受ける可能性があります。 当社グループは、外国為替相場の変動リスクを軽減するため、先物為替予約等による通貨ヘッジ取引を行い、米ドル、ユーロ、英ポンド、中国元、タイバーツおよび円を含む主要通貨間の為替レートの変動による影響を最小限に止める努力をしておりますが、為替予約のタイミングや急激な為替変動は、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)カントリーリスクについて 当社グループは、EMSをはじめ電子部品の販売等多くの海外取引を展開しており、世界各国に販売および製造拠点を有しております。現地での政治的要因による法律または規制の変更、経済的要因による急激なインフレまたはデフォルト、社会情勢悪化にともなうテロ行為または戦争、自然災害である地震、台風または洪水、更には伝染病の蔓延等の影響により当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)仕入先との関係および競合について 当社グループは、国内外2,000 社を超える製造業者、商社と提携し、電子部品・半導体等の電子機器からパソコンおよび関連機器、家電、通信機器、玩具まで多種多様な商品の仕入れが可能ですが、仕入先の代理店政策変更ま たは仕入先自体の統廃合等により商権に変更が生じる場合もしくは仕入先の工場所在の地域による自然災害、パンデミック、地政学的なリスクによる長期的な工場稼働停止等の事象が生じた場合は、業績に影響を与える可能性が あります。また、当社グループが取り扱うエレクトロニクス関連商品(一般電子部品、EMS、半導体、情報機器関連商品等)の市場は競争が激しく、且つ技術革新や顧客ニーズの変化および頻繁な新商品の参入に特徴付けられ、国内外の多くの製造業者、商社と競合しております。当社グループは、激化する低価格競争や新規参入業者の増加に対して、特定の業界や業務に特化したサービスを提供することで他社との差別化を図り対応しておりますが、競争力のある価格、商材、技術等により対応できない場合には、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)自社製品の取り扱いに伴うリスクについて 当社グループは、エレクトロニクス製品の開発・製造・販売を行っております。今後も新製品、新技術の開発により事業拡大を目指しておりますが、以下のようなリスクが含まれます。 ①製品の供給責任に伴うリスク ②製品の欠陥に対する保証リスク ③新製品・新技術への資金や資源の投資リスク ④急速な技術革新に対し十分な対応が出来ないリスク ⑤レピュテーションにおけるリスク 上記リスクをはじめとし、当社グループとして業界と市場の変化を十分に予測することができず、魅力ある製品を開発できない場合には、将来の成長と収益性を低下させ、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可 能性があります。 (6)法的規制等について 当社グループは、国内外において事業展開を行っており、日本国外の各種法令・規制および日本における会社法、税法、金融商品取引法、独占禁止法、労働法、知的財産基本法、環境関連法令等の影響を受けており、法令・規則に違反した場合、当社グループの業績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。また、従業員の不正行為は、その内容次第では当社の業績や社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (7)株式市場リスクについて 当社グループは、金融機関や、仕入、販売等に係わる会社の株式を保有しておりますので、株式市場リスクを負っています。これら株式市場リスクについては、特別なヘッジ手段を用いておりません。 (8)重要な訴訟について 当社グループは、国内外の事業に関連して、訴訟、紛争、その他の法律的手続の対象となるリスクがあり、これらの法的なリスクについては当社グループの法務部門が一括管理しております。また、必要に応じて取締役会およ び監査等委員会に報告する管理体制となっております。当連結会計年度において当社グループの事業に重大な影響を及ぼす訴訟は提起されておりませんが、将来重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9)個人情報について 当社グループは、個人情報保護法により定められた個人情報の漏洩防止に努めるべく、個人情報の管理体制を整備しております。しかしながら、情報化社会における個人情報を取り巻く環境は多様化しており、予期せぬ事態に より個人情報が漏洩した場合には、当社グループの社会的信用の低下や対応のために発生する費用などによりグループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)M&Aについて 当社グループは、M&Aを事業の拡大を図る手段として位置づけております。M&Aを行う際は、買収によるリスクを極力回避するため、その対象となる企業の財務内容や契約関係について綿密なデューデリジェンス等を実施し ておりますが、当該対象企業が価値算定時に期待した利益を計上できない場合や、M&A時に検出できなかった偶発債務や未認識債務等が顕在化した場合には、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11)貿易コンプライアンスについて 当社グループでは、輸出入貿易による仕入・販売を行っております。貿易取引が安全保障貿易に対し各国法令を遵守するために、顧客、サプライヤー、貿易パートナーだけでなく、出荷される商品やその目的地、輸送方法、貿易財務書類等、各貿易における精査を行う必要があります。また米国輸出規制では、「再輸出規制」等により米国外に対して影響する規制もあるため合わせて精査を行う必要があります。法令に違反した場合、事業活動が制限される可能性があり、当社グループの社会的信用の低下とともに業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12)求償リスクについて 弊社が提供した、製品およびサービスの不具合を起因として、取引先やその顧客等に予期しない事故や損害が発生した場合、法的責任(損害賠償等)を問われる可能性があります。対策として、仕入先、顧客との製品仕様書の取り交わし、法的規制の準拠確認、安全基準の準拠確認、各種損害保険の付保等によるリスク回避策の実行に努めておりますが、それでも重大な問題が発生した場合、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13)人財の確保、労務リスクについて 当社グループの属するエレクトロニクス業界は、競争が激しく、且つ技術革新や顧客ニーズの変化および頻繁な新商品の参入に特徴付けられ、国内外の多くの顧客へ価値を提供し続けるためには、優秀な人財の採用・育成が必 要不可欠となります。近年、優秀な人財の採用は競争が激しくなるなかで、当社は時間外労働の上限規制や年次有給休暇の取得義務化など法令遵守に取り組み、多様な人財が心身ともに安全且つ健康に働ける職場環境、個々の能 力を最大限発揮できる人事制度・教育研修体系を整備し、イノベーションに挑戦する人財育成に取り組んでおりますが、万が一、法令違反が起きた場合や、必要な人財の確保または育成ができなかった場合には、当社グループの 業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (14)グループガバナンスについて 当社グループは、国内外に多くのグループ会社を有しており、グループガバナンスの強化が重要であると認識しております。財務報告に係る内部統制を含め、「内部統制システムに関する基本的な考え方及びその整備状況」のとおり内部統制システムを運用、整備しておりますが、新規M&Aによるグループ会社の増加や外的環境の変化等による新たなリスクに対して、システム整備が迅速に実施されないリスクがあります。当システムが適切に機能しなかった場合、不正、不祥事による有価証券報告書への虚偽記載、コンプライアンス違反等による取引先からの信頼性の低下や損害賠償等の請求により、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (15)サイバーセキュリティについて 当社グループは、業務上取引先の各種機密情報を保持しております。サイバー攻撃や人為的な過失による機密情報の漏洩・改ざん・紛失、サービス停止、不正アクセスなどのリスクに対して、グループ共通の情報セキュリティ対策ガイドラインを策定し、グループ全体の対応状況の可視化と継続的な改善を実施しています。また、最先端のサイバーセキュリティ対策製品を導入し、従業員への定期的な情報セキュリティ教育を実施することでリスクの軽減に努めています。さらに、サイバー攻撃対応手順を整備し、インシデント発生時には迅速に対応できる体制を整えています。これらの対策を通じて当社グループは、情報セキュリティリスクに対する備えを強化し、顧客企業からの信頼を維持することを目指しています。しかし、このような取り組みにもかかわらず、情報漏洩等が発生した場合には、損害賠償の請求だけでなく、社会的信用の失墜、取引先の離反等により、当社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,354字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 前連結会計年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日)   当連結会計年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日)   増減 売上高        百万円 547,779        百万円 658,941     百万円 111,162     20.3% 売上総利益 (利益率)   71,665 13.1%   85,350 13.0%   13,684 △0.1pt   19.1% - 販売費及び一般管理費   48,064   57,525   9,460   19.7% 営業利益 (利益率)   23,601 4.3%   27,824 4.2%   4,223 △0.1pt   17.9% - 経常利益   22,593   29,930   7,336   32.5% 税金等調整前当期純利益   23,709   40,376   16,666   70.3% 親会社株主に帰属する 当期純利益   17,083   31,099   14,016   82.0% 1株当たり当期純利益   325円08銭   627円71銭   302円63銭   - ROE   10.8%   17.8%   7.0pt   - 為替レート(期中平均)  USドル   152円58銭   150円77銭   △1円81銭   - (注)当社は、2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり当期純利益」を算出しております。 当社グループを 取り巻く経営環境       当連結会計年度における世界経済は、米国による関税政策の影響や長引くウクライナ情勢、さらには中東情勢に起因する資源価格の高騰やサプライチェーンの混乱など不確実性が高まりました。 当社グループが属するエレクトロニクス業界においては、サプライチェーンにおける在庫調整が解消に向かう中、車載機器では、電装化や高度化の進展を背景に需要持ち直しなど堅調に推移しました。一方、AIサーバー向けの需要拡大を背景にしたメモリ製品の需給逼迫により、広範な業界において調達価格の上昇ならびに調達困難な状況が生じました。 当連結会計年度における当社グループの業績概況につきましては、以下のとおりであります。 売上高       電子部品事業においては、サプライチェーンにおける在庫調整の解消が徐々に進む中、部品販売ビジネスでは、メモリの需給逼迫に対応してスポット販売にも積極的に取り組みました。EMS(注)ビジネスでは、海外生産拠点の設備増強が売上増に寄与しました。情報機器事業においては、教育機関および量販店向けにパソコン販売が好調に推移し、その他事業においては、米国向けアミューズメント機器ビジネスが年間を通じて増収を維持しました。 また、2025年7月に実施したTOBによって、第2四半期より協栄産業株式会社が連結子会社に加わりました。 これらの結果、前年同期比1,111億62百万円増収の6,589億41百万円となりました。 (注)<Electronics Manufacturing Service>電子機器の受託生産を行うサービス 売上総利益       売上増にともない、前年同期比136億84百万円増益の853億50百万円となりました。 営業利益       売上増にともなう販売経費増、企業買収にともなう固定費増などにより販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上総利益の増加がこれを上回り、前年同期比42億23百万円増益の278億24百万円となりました。 経常利益       当期後半にかけて為替相場の変動により、前期に計上していた為替差損が為替差益に転じたことなどから営業外損益が改善し、前年同期比73億36百万円増益の299億30百万円となりました。 税金等調整前 当期純利益       企業買収にともなう負ののれん発生益(77億97百万円)および政策保有株式縮減にともなう投資有価証券売却益(16億63百万円)など特別利益の計上により、前年同期比166億66百万円増益の403億76百万円となりました。 親会社株主に帰属する 当期純利益       法人税、住民税及び事業税の計上などにより、前年同期比140億16百万円増益の310億99百万円となりました。 『中期経営計画 2027』 初年度の成果         業績面では、期中に3度の上方修正を行うなど年間を通して堅調に推移し、売上高および売上総利益から親会社株主に帰属する当期純利益までの全ての段階利益において、前期比増収増益となりました。また、売上高および親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2023年3月期以来3期ぶりに、過去最高を更新しました。 一方、施策面では、『中期経営計画 2027』で掲げた、「収益性と資本効率を重視した経営により、企業価値を高める」の基本方針のもと、大胆かつスピード感のある施策展開に努めました。重点施策の「M&Aへの挑戦」では、2025年7月に協栄産業株式会社をTOBにより連結子会社としました。また、「資本戦略の実践」については、同年8月、当社の主力取引銀行4行が保有する当社株式全数(約492万株、発行済株式総数(自己株式を除く)の9.4%)を総額144億円で取得するとともに、全株式を消却しました。自己株式の取得数は過去最大の規模であり、自己株式の消却は当社として初めての施策となります。 このように当連結会計年度は、中計初年度として順調なスタートをきることができたものと認識しています。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 前連結会計年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日)   当連結会計年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日)   増減 電子部品事業     売上高 セグメント利益        百万円 472,910 16,927        百万円 568,834 19,304     百万円 95,924 2,377     20.3% 14.0% 情報機器事業   売上高 セグメント利益   42,652 3,307   54,182 4,444   11,529 1,137   27.0% 34.4% ソフトウェア事業   売上高 セグメント利益   3,387 509   3,307 365   △80 △143   △2.4% △28.2% その他事業   売上高 セグメント利益   28,829 2,707   32,617 3,487   3,788 780   13.1% 28.8% 合計   売上高 セグメント利益   547,779 23,601   658,941 27,824   111,162 4,223   20.3% 17.9% (注)「セグメント利益」については、各セグメントでは調整前の数値を記載し、合計は調整後の数値で記載しております。 電子部品事業       (半導体、一般電子部品、EMSなどの開発・製造・販売など) 部品販売ビジネスは、サプライチェーンにおける在庫調整の解消が進む中、前期後半から顕在化してきたAIサーバー向けメモリ需要の拡大を背景とした汎用メモリを中心に一部半導体製品の需給逼迫に対して、独立系商社としての調達力の強みを活かしたスポット販売(約411億円)に取り組みました。また、連結子会社化した協栄産業株式会社の売上が第2四半期以降に加わりました。EMSビジネスは、車載向け一部顧客において需要減速が見られましたが、海外拠点を中心に積極的に進めてきた設備増強が奏功し、空調機器や医療機器向けが好調に推移しました。 これらの結果、売上高は5,688億34百万円(前年同期比20.3%増)、セグメント利益は193億4百万円(前年同期比14.0%増)となりました。 情報機器事業       (パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品およびオリジナルブランド商品など完成品の販売など) パソコン販売ビジネスは、教育機関向けで取扱受託校数の拡大に取り組みました。GIGAスクール構想第二期の需要も取り込み、好調に推移しました。量販店向けでは、AIパソコンなど主要PCメーカーの新製品効果や、Windows10サポート終了に伴う買替需要、メモリ価格高騰を見越した駆け込み需要などを取り込み、年間を通して好調に推移しました。携帯端末向けセキュリティソフト販売も、新製品導入による買替需要などが寄与し、売上を押し上げました。 これらの結果、売上高は541億82百万円(前年同期比27.0%増)、セグメント利益は44億44百万円(前年同期比34.4%増)となりました。 ソフトウェア事業       (CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発など) ゲーム向けおよびアミューズメント機器向けのCG映像制作では、新規受注獲得に積極的に取り組みましたが、前連結会計年度後半に計上した大型受注案件の反動減により減収となりました。利益面では、第2四半期以降、黒字化が定着しましたが、第1四半期における営業損失の影響が残り、通期ベースで前期比減益となりました。 これらの結果、売上高は33億7百万円(前年同期比2.4%減)、セグメント利益は3億65百万円(前年同期比28.2%減)となりました。 その他事業       (エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売など) Windows10から11への切り替え需要やメモリ価格高騰による新品パソコン製品の値上げを背景に、パソコン製品やパソコン周辺機器のリサイクル・リユースビジネスが好調に推移しました。前連結会計年度後半より米国市場向けに旺盛な前倒し出荷が続いたアミューズメント機器ビジネスは、当下半期に入り一服感が見られたものの、通期ベースで増収を維持しました。 これらの結果、売上高は326億17百万円(前年同期比13.1%増)、セグメント利益は34億87百万円(前年同期比28.8%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物につきましては、882億92百万円(前連結会計年度比156億11百万円の増加)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、24億71百万円の支出(前年同期は250億47百万円の収入)となりました。これは主に、当第4四半期に集中した大口のスポット販売にともなう売上債権の増加によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、34億66百万円の支出(前年同期は99億67百万円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更をともなう子会社株式の取得によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、203億29百万円の収入(前年同期は73億43百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の増加によるものであります。 ③仕入、受注及び販売の実績 a.商品仕入実績 当連結会計年度のセグメント別の仕入実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 電子部品事業(百万円)   472,045   24.5 情報機器事業(百万円)   53,308   33.9 ソフトウェア事業(百万円)   -   - その他事業(百万円)   21,451   12.0 合計(百万円)   546,806   24.8 b.受注実績 当連結会計年度のセグメント別の受注実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 電子部品事業   612,838   27.8   230,842   23.6 情報機器事業   53,147   21.6   744   △58.2 ソフトウェア事業   3,534   11.4   446   103.6 その他事業   33,317   26.4   3,812   22.5 合計   702,837   27.1   235,846   22.9 c.販売実績 当連結会計年度のセグメント別の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 電子部品事業(百万円)   568,834   20.3 情報機器事業(百万円)   54,182   27.0 ソフトウェア事業(百万円)   3,307   △2.4 その他事業(百万円)   32,617   13.1 合計(百万円)   658,941   20.3 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.売上高の10%を超える主な相手先が存在しないため、「最近2連結会計年度の10%を超える主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合」の記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 ・資産合計 当連結会計年度末における総資産は4,036億94百万円となり、前連結会計年度末に比べ980億22百万円の増加となりました。 流動資産は3,423億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ852億4百万円の増加となりました。これは主に、当第4四半期に集中した大口のスポット販売と協栄産業株式会社の連結化により売掛金が572億43百万円、商品及び製品が135億96百万円それぞれ増加したことによるものであります。 固定資産は613億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ128億18百万円の増加となりました。これは主に、協栄産業株式会社の連結化も影響し有形固定資産が31億79百万円、投資有価証券が68億46百万円それぞれ増加したことによるものであります。 ・負債合計 負債は2,201億77百万円となり、前連結会計年度末に比べ808億85百万円の増加となりました。これは主に、当第4四半期に集中した大口のスポット販売による立替資金と協栄産業株式会社の連結化により短期借入金が535億7百万円、支払手形及び買掛金が210億33百万円それぞれ増加したことによるものであります。 ・純資産合計 純資産は1,835億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ171億36百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益310億99百万円の計上などにより利益剰余金が154億2百万円増加したことによるものであります。 b.経営成績 ・売上高 売上高は前連結会計年度に比べ20.3%増加の6,589億41百万円となりました。国内売上高は前連結会計年度に比べ29.3%増加の3,995億92百万円となり、海外売上高は8.7%増加の2,593億49百万円となりました。 ・セグメント別概要 電子部品事業(半導体、一般電子部品、EMSなどの開発・製造・販売など) 売上高は5,688億34百万円(前年同期比20.3%増)となりました。これは主に、電子部品事業においては、部品販売ビジネスは、汎用メモリ需給逼迫に対応したスポット販売の寄与や第2四半期からの協栄産業株式会社の連結化、加えてEMSビジネスでは、海外拠点の設備増強が奏功し、空調機器向け、医療機器向けが好調に推移したことなどによるものであります。 情報機器事業(パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品およびオリジナルブランド商品など完成品の販売など) 売上高は541億82百万円(前年同期比27.0%増)となりました。これは主に、パソコン販売ビジネスにおいて教育機関向け、量販店向けがともに好調であったほか、セキュリティソフト販売も寄与いたしました。加えて、LED設置工事が好調であったことなどによるものであります。 ソフトウェア事業(CG映像制作、アミューズメント関連商品の企画・開発など) 売上高は33億7百万円(前年同期比2.4%減)となりました。これは主に、ゲーム向けおよびアミューズメント機器向けのCG映像制作において新規受注獲得に取り組みましたが、前連結会計年度後半に計上した大型案件受注の反動などによるものであります。 その他事業(エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売など) 売上高326億17百万円(前年同期比13.1%増)となりました。これは主に、PC製品およびPC周辺機器のリサイクル・リユースビジネスが好調に推移したこと、ならびに米国市場向けアミューズメント機器の出荷が下半期に入り一服感が見られたものの通期ベースで増収を維持したことなどによるものであります。 ・売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は前連結会計年度より974億77百万円増加し5,735億91百万円となりました。売上高に対する売上原価の比率は87.0%となっております。 販売費及び一般管理費は前連結会計年度より94億60百万円増加し575億25百万円となりました。販売費及び一般管理費増加の主な要因は、売上高増加に伴う販売費の増加によるものであります。 ・営業利益 営業利益は前連結会計年度に比べ17.9%増の278億24百万円となりました。 ・営業外収益(費用) 営業外収益(費用)は前連結会計年度より31億13百万円増加し21億5百万円の収益(純額)となりました。主な要因は、為替変動による為替差益の計上によるものであります。 ・経常利益 経常利益は上記記載の結果、前連結会計年度より73億36百万円増加し299億30百万円となりました。 ・特別利益(損失) 特別利益(損失)は負ののれん発生益77億97百万円、投資有価証券売却益16億63百万円などの特別利益109億18百万円を計上し、特別退職金2億35百万円などの特別損失4億72百万円を計上しております。 ・親会社株主に帰属する当期純利益 以上の結果、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度より166億66百万円増加し403億76百万円となり、法人税、住民税及び事業税や、法人税等調整額、非支配株主に帰属する当期純利益を差し引くと、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度より140億16百万円増加し310億99百万円となりました。 また、1株当たり当期純利益は、前連結会計年度より302円63銭増加し627円71銭となりました。 また、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える大きな要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フロー状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金又は借入等により資金調達することとしております。今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達していく方針であります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による資産・負債および収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを実施しております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④資本の財源および流動性 a.資金需要 運転資金需要のうち主なものは、当社取扱商品の購入費用及び製品製造のための材料や部品の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、新規事業あるいは商権獲得のためのM&A費用等によるものであります。 b.財政政策 短期運転資金の調達に関しましてはグループ内での資金効率化を行ったうえで金融機関からの借入を基本としております。 M&A・設備投資・長期運転資金の調達に関しましては、直接金融から間接金融まで様々な調達方法の中からその時点の財政状況、資金需要の期間及び目的を勘案し、最適な調達を行うことを基本としております。 ⑤経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、重要な指標の一つとしてROEを採用しており、中期経営計画2027ではROE12.0%以上の確保を目標としております。 なお、当連結会計年度における当社グループのROEは、17.8%となりました。 ⑥セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

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出典

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