概要
古河電気工業は、1896年創業の総合非鉄金属メーカーである。主な事業はインフラ(電力ケーブル・光ファイバケーブル)、電装エレクトロニクス(自動車用ワイヤハーネス・マグネットワイヤ)、機能製品(電解銅箔・発泡樹脂)の三つ。2026年3月期の連結売上高は1兆3076億円、営業利益639億円、純利益725億円。連結従業員数は約4万9112人。情報通信・自動車・エネルギー分野の社会インフラを支え、海外売上高比率は50.6%に達する。
三つの事業で構成される収益の柱
古河電気工業の連結業績は、インフラ、電装エレクトロニクス、機能製品の三つの報告セグメントで構成される。2026年3月期のセグメント別売上高は、インフラが3,709億円(全体の28.4%)、電装エレクトロニクスが7,651億円(同58.5%)、機能製品は単独開示がないが、残りが該当する。営業利益では、インフラが214億円(前期比276.1%増)、電装エレクトロニクスが339億円(同3.9%増)と、いずれも増益を達成した。電装エレクトロニクスが売上高・利益ともに最大の柱であり、その中核は自動車用ワイヤハーネスを手がける古河ASである。一方、インフラは光ファイバケーブルのデータセンタ需要拡大と電力ケーブルの再生可能エネルギー向け需要が追い風となった。機能製品は電解銅箔や発泡樹脂を中心に、電池・電子基板・自動車向けに供給する。グループ全体の売上高は前期比8.8%増の1兆3,076億円に拡大し、営業利益率は4.9%に改善した。
海外売上高比率50%を超えるグローバル展開
古河電気工業の海外売上高は2026年3月期に6,620億円に達し、連結売上高に占める比率は50.6%である。これは前期の53.0%から2.4ポイント低下したものの、依然として半数を超える。地域別の内訳は開示されていないが、主要な海外生産拠点として、米国には光ファイバ・ケーブル部門を買収したLightera, LLCがあり、中南米にはLightera LatAm S.A.を置く。台湾では古河銅箔股份有限公司と台日古河銅箔股份有限公司が電解銅箔を生産する。ドイツには発泡樹脂メーカーのTrocellen GmbHが所在する。自動車用ワイヤハーネスは東南アジアやメキシコなどに生産拠点を広げており、地政学リスクに対応するため生産ラインの共有化や自動化を進めている。海外売上高の増加は、データセンタ向け光ファイバケーブルや自動車部品の需要増加によるものであるが、同時に銅地金価格の高騰や為替変動の影響も受ける。
グループ再編と持分法適用会社の変遷
古河電気工業は、事業環境の変化に応じてグループ会社の再編を繰り返してきた。その象徴が電力ケーブル事業を担う株式会社ビスキャスである。同社は2005年に古河電工から電力事業を営業譲渡されて持分法適用関連会社となり、その後2015年に海外電力ケーブル事業、2016年に国内電力ケーブル事業を古河電工に譲り戻した。しかし2026年3月にはビスキャスが解散し、持分法適用範囲から除外された。光ファイバ・ケーブル事業では、2025年4月に新設した連結子会社ライテラジャパンに同事業を承継させ、グローバルに統一された戦略のもとで運営する体制へ移行した。また、メタル電線事業は古河電工メタルケーブルに統合された。電池事業を担ってきた古河電池は株式譲渡により連結範囲から外れている。こうした再編は、競争力強化と経営効率の向上を目的としており、各セグメントの収益性改善に寄与している。
業界の中での役割は総合電線・素材メーカー(インフラ、電装エレクトロニクス、機能製品の3セグメント)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 電装エレクトロニクス | 7,562億円 | 57.8% | 339億円 | 4.5% |
| インフラ | 3,639億円 | 27.8% | 214億円 | 5.9% |
| 機能製品 | 1,508億円 | 11.5% | 154億円 | 10.2% |
| サービス・開発等 | 366億円 | 2.8% | -67億円 | -18.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01インフラ(電力・通信・光)主力
電力ケーブル、通信用ケーブル、光ファイバケーブル、関連設備を供給。電力会社・通信会社・鉄道会社等のインフラ事業者向け。古河電工メタルケーブルが製造販売を担う。
- 光ファイバケーブル
- 高速大容量通信を支える光ファイバ心線およびケーブル。FTTHやデータセンター向け。
- 電力ケーブル
- 高圧・特別高圧送配電用ケーブル。地中送電線やプラント配線に使用。
- 通信ケーブル
- メタルケーブル、LANケーブル等。通信インフラ構築に使用。
02電装エレクトロニクス(自動車・電子機器)主力
自動車用ワイヤハーネス、マグネットワイヤ(巻線)、電子機器配線材を供給。自動車メーカーや電子機器メーカー向け。古河AS、古河マグネットワイヤが製造。
- 自動車用ワイヤハーネス
- 自動車の電装系を束ねる配線組品。車両の電子化に対応。古河ASが製造。
- マグネットワイヤ
- モーター・トランス・コイル用の絶縁被覆銅線。高効率・小型化に寄与。
- 電子機器配線材
- 電子機器内部の配線用ケーブル。細径・高屈曲性。
03機能製品(銅箔・機能樹脂・発泡体)準主力
電解銅箔(リチウムイオン電池や電子基板向け)、機能樹脂(自動車・建築向け)、発泡樹脂(トロセレン)などを供給。電池メーカー・基板メーカー・自動車部品メーカー等へ。
- 電解銅箔
- リチウムイオン電池の負極集電体やプリント配線板に使用される薄い銅箔。高品質・超薄型。
- 機能樹脂(ポリエステル系樹脂等)
- 自動車部品や電子機器、建築向けの高機能樹脂材料。
- 発泡樹脂(トロセレン)
- 架橋ポリエチレンフォーム。断熱材・緩衝材・浮揚材等に使用。
製品と技術
データセンタ需要を捉えた光ファイバケーブルと関連部品
古河電気工業のインフラ事業において、光ファイバケーブルは最重要製品の一つである。特にローラブルリボンケーブルは、高速大容量通信ネットワークの構築に貢献し、データセンタ向け需要の増加を背景に販売を伸ばしている。また、光通信に欠かせないコネクタ部品であるMTフェルールや、通信速度の高速化に適したDFBレーザダイオードチップなどの高付加価値製品も開発・拡販している。これらの製品は、主にLightera, LLCやライテラジャパンが製造・販売を担い、グローバルに供給される。2025年4月には光ファイバ・ケーブル事業をライテラジャパンに承継し、統一戦略のもとで効率的な運営を図っている。北米市場では販売体制を整備し、データセンタ向け需要の取り込みを強化している。
電動化に対応する自動車用ワイヤハーネスとアルミ化
電装エレクトロニクス事業の中核は、自動車用ワイヤハーネスである。古河ASが製造するワイヤハーネスは、車両の電装系を束ねる配線組品であり、電動自動車向けの高電圧対応製品や軽量化に適したアルミワイヤハーネスの開発・拡販に注力している。生産拠点の重畳化・最適化や生産ラインの共有化・自動化を進め、地政学リスクや事業環境の変化に対応可能な生産体制を強化している。また、マグネットワイヤ(巻線)はモーター・トランス・コイル用の絶縁被覆銅線であり、高効率・小型化に寄与する。電装エレクトロニクス材料事業では、無酸素銅製品群や高機能抵抗材用銅合金などの高付加価値製品を拡販し、製品ミックスの改善により収益性を向上させている。
リチウムイオン電池向け電解銅箔と機能樹脂・発泡体
機能製品事業では、電解銅箔が主要製品である。これはリチウムイオン電池の負極集電体やプリント配線板に使用される極薄の銅箔であり、高品質・超薄型の製品が電池メーカーや基板メーカーに供給される。古河銅箔股份有限公司と台日古河銅箔股份有限公司が製造を担う。また、機能樹脂(ポリエステル系樹脂等)は自動車部品や電子機器、建築向けに用いられる。発泡樹脂ブランド「トロセレン」は、架橋ポリエチレンフォームであり、断熱材・緩衝材・浮揚材等に使用される。ドイツのTrocellen GmbHが製造・販売を手がける。これらの製品は、自動車の軽量化や電子機器の小型化、建築の省エネなど、社会課題の解決に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
非鉄金属のなかでの位置
非鉄大手、収益改善も競争厳しい
古河電気工業は非鉄金属業界の大手で、銅・アルミ加工品や電線が主力。同業のJX金属(5016)や日本軽金属ホールディングス(5703)と競合。売上高は約1兆円超と業界中位で、営業利益率は3.9%→4.9%と改善傾向だが、非鉄業界平均比ではやや低い。価格転嫁や需要回復で利益率向上が進むものの、原料価格変動や海外競合との競争が課題。自動車・エレクトロニクス向け需要に依存し、業績に変動性あり。
強み
- 銅・アルミ・電線と幅広い製品群で顧客基盤広い
- 営業利益率が上昇、価格転嫁と需要回復が寄与
- ワイヤハーネスなど自動車部品需要が底堅い
- 高機能材料や環境製品で差別化を図る
課題
- 銅・アルミ相場変動で収益が大きく左右される
- 中国・韓国勢との価格競争でシェア伸び悩み
- 営業利益率5%未満と業界内では低位
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字が古河電気工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6787メイコー | 4,932億円 | 24.3倍 |
| 2 | 6753シャープ | 4,138億円 | 8.7倍 |
| 3 | 5214日本電気硝子 | 4,137億円 | 13.5倍 |
| 4 | 6728アルバック | 3,493億円 | 20.4倍 |
| 5 | 4902コニカミノルタ | 3,352億円 | 10.3倍 |
| 6 | 5801古河電気工業 | 2,651億円 | 36.4倍 |
| 7 | 8154加賀電子 | 2,572億円 | 7.8倍 |
| 8 | 7994オカムラ | 2,414億円 | 10.1倍 |
| 9 | 6703沖電気工業 | 2,400億円 | 11.1倍 |
| 10 | 6516山洋電気 | 2,020億円 | 21.3倍 |
| 11 | 6996ニチコン | 1,821億円 | 27.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。
会社の歴史
沿革 20件
横浜電線製造として創業し、古河電気工業に改称
古河電気工業の起源は1896年6月、横浜電線製造株式会社として設立されたことに始まる。当時は電線の国産化を目指した企業であった。1920年4月、古河鉱業(現古河機械金属)から日光電気精銅所を取得し、商号を現在の古河電気工業株式会社に変更した。さらに1921年12月には九州電線製造株式会社を買収し、九州電線製造所(後の古河電工メタルケーブル九州工場)とした。これにより、電線製造の基盤を東日本と西日本に拡大した。創業期から非鉄金属の加工技術を蓄積し、後の事業多角化の礎を築いた。これらの買収と工場取得は、当時の電線需要の高まりに対応するものであり、同社が総合電線メーカーへと成長する第一歩となった。
1949年上場と戦後の生産拠点拡充
第二次世界大戦後、1949年5月に株式を東京証券取引所に上場した。これにより資金調達力を高め、設備投資を加速させた。1950年9月には電池部門を分離独立させ、古河電池株式会社を設立した。これは事業の選択と集中の初期事例である。生産拠点の拡充として、1958年9月に神奈川県平塚市に平塚電線製造所(現平塚事業所)、1961年3月には千葉県市原市に千葉電線製造所(現千葉事業所)を新設した。これらの工場は、首都圏の電力・通信需要の増加に対応するものであり、特に高度経済成長期のインフラ整備に貢献した。1971年3月には三重県亀山市に三重工場(現三重事業所)を新設し、生産能力をさらに強化した。
非鉄金属総合メーカーへの転換とグループの上場
1981年4月、古河電気工業は古河金属工業株式会社を吸収合併した。これにより非鉄金属の総合メーカーとしての体制を整え、銅製品の一貫生産が可能となった。同時期、関連会社の古河電池は1972年8月に東京証券取引所市場第一部に上場しており、グループとしての資本市場での存在感を高めた。1987年2月には横浜市西区に横浜研究所を新設し、研究開発機能を強化した。この頃から光ファイバや電子材料など先端分野への投資を本格化させる。1980年代は、事業領域を電線から機能材料・電子部品へと拡大する過渡期であり、後の三本柱事業の原型が形成された。
2001年米国Lucent光ファイバ部門買収とグローバル化
2001年11月、古河電気工業は米国LUCENT TECHNOLOGIES社(当時)の光ファイバ・ケーブル部門を買収した。この買収により、現地法人Lightera, LLCが設立され、北米市場での光ファイバ事業の基盤を獲得した。当時はITバブル崩壊後であったが、長期的な通信需要を見据えた投資であった。この買収は、同社が光ファイバケーブルで世界有数のシェアを持つ契機となった。その後、北米での販売体制を整備し、データセンタ向け需要の拡大に対応している。また、2015年と2016年には持分法適用関連会社のビスキャスから海外・国内電力ケーブル事業を譲り受け、エネルギーインフラ事業を再編した。これにより、電力ケーブル事業の収益基盤を強化した。
2020年代の事業再編と収益力の改善
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場に移行した。2025年4月には光ファイバ・ケーブル事業を新設子会社ライテラジャパンに承継させ、グローバルに統一された戦略のもとで運営する体制へ移行した。また、メタル電線事業を古河電工メタルケーブルに統合し、商圏の活用やリソースの効率的配分によるシナジー効果を追求した。一方、古河電池の株式譲渡により同社を連結範囲から除外し、電池事業から撤退した。2026年3月にはビスキャスが解散し、電力ケーブル事業の再編が完了した。これらの再編により、2026年3月期の連結営業利益は639億円(前期比35.8%増)、純利益は725億円(同117.4%増)と大幅に改善した。
年表20件を開く
1890年代
- 1896年6月創業横浜電線製造株式会社として設立された。
1920年代
- 1920年4月商号変更古河鉱業株式会社(現古河機械金属株式会社)より日光電気精銅所(現日光事業所)を取得し、商号を現在の古河電気工業株式会社に変更した。
- 1921年12月M&A門司市(現北九州市門司区)所在の九州電線製造株式会社を買収し、その所属工場を九州電線製造所(旧九州事業所→現古河電工メタルケーブル株式会社九州工場)とした。
1940年代
- 1949年5月上場株式を東京証券取引所に上場した。
1950年代
- 1950年9月創業電池部門を分離独立させるため、古河電池株式会社を設立した。
- 1958年9月神奈川県平塚市に平塚電線製造所(現平塚事業所)を新設した。
1960年代
- 1961年3月千葉県市原郡市原町(現市原市)に千葉電線製造所(現千葉事業所)を新設した。
1970年代
- 1971年3月三重県亀山市に三重工場(現三重事業所)を新設した。
- 1972年8月上場古河電池株式会社の株式を東京証券取引所市場第一部に上場した(現在はプライム市場)。
1980年代
- 1981年4月M&A非鉄金属の総合メーカーとして将来の発展を図るため、古河金属工業株式会社を吸収合併した。
- 1987年2月横浜市西区に横浜研究所を新設した。
2000年代
- 2001年11月M&A米国LUCENT TECHNOLOGIES社(当時)の光ファイバ・ケーブル部門を買収した(現 Lightera, LLC)。
- 2005年1月電力事業部門を 当社の持分法適用関連会社である 株式会社ビスキャスに営業譲渡した。
2010年代
- 2015年4月当社の持分法適用関連会社である株式会社ビスキャスより海外電力ケーブル事業を譲り受けた。
- 2016年10月当社の持分法適用関連会社である株式会社ビスキャスより国内電力ケーブル事業を譲り受けた。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行した。
- 2025年4月光ファイバ・ケーブル事業の再編を実施し、同事業を当社が新たに設立した連結子会社であるライテラジャパン株式会社に承継させた。
- —メタル電線事業の再編を実施し、同事業を当社の連結子会社である古河電工メタルケーブル株式会社に承継させた。
- —古河電池株式会社の株式を譲渡し、同社は当社の連結範囲から除外された。
- 2026年3月株式会社ビスキャスの解散に伴い、同社は当社の持分法適用範囲から除外された。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
既存事業の収益最大化とポートフォリオ変革
成長性と収益性の指標で事業を可視化し、資本効率を重視した経営資源配分を実施。事業再編・撤退やM&Aを通じて事業ポートフォリオを最適化し、データセンタ関連需要を取り込むための製造能力増強や高付加価値製品の開発・拡販に取り組む。
- 02
新規事業創出に向けた基盤整備
4つのコア技術(メタル、ポリマー、フォトニクス、高周波)を活用し、デジタル技術とデータ利活用を推進。B5G対応のフォトニクス製品開発や、ライフサイエンス、レーザ応用、超電導、グリーンLPガスの4領域で事業化を加速する。
- 03
ESG経営の基盤強化とサステナビリティ推進
環境目標2030の達成に向け、再生可能エネルギー比率向上や温室効果ガス削減に取り組む。社会面ではパーパスの浸透と従業員エンゲージメント向上、ガバナンス面では監査等委員会設置会社への移行やESG連動報酬制度を導入し、サステナブルな経営を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で49,112人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は749万円で、9期前と比べて+2.0%。平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は18.4年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 52,254 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 51,925 | — |
| 2019年3月 | 735 | 44.2 | 19.6 | 52,215 | — |
| 2020年3月 | 721 | 44.1 | 19.4 | 50,232 | — |
| 2021年3月 | 692 | 43.6 | 18.8 | 48,449 | — |
| 2022年3月 | 696 | 43.8 | 18.4 | 50,867 | — |
| 2023年3月 | 685 | 43.7 | 19.9 | 51,314 | — |
| 2024年3月 | 678 | 43.8 | 19.7 | 52,757 | — |
| 2025年3月 | 698 | 43.5 | 19.1 | 51,167 | 92 |
| 2026年3月 | 749 | 43.4 | 18.4 | 49,112 | 130 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社29社(国内 18 / 海外 11) を有報から抽出しています。
- 国内岡野電線㈱神奈川県大和市議決権100.0%
- 国内古河電工メタルケーブル㈱(注)8東京都荒川区議決権100.0%
- 国内古河電工パワーシステムズ㈱(注)8横浜市青葉区議決権100.0%
- 国内MFオプテックス㈱(注)8兵庫県尼崎市議決権80.0%
- 国内古河樹脂加工㈱(注)8千葉市美浜区議決権100.0%
- 国内㈱古河テクノマテリアル(注)8神奈川県平塚市議決権100.0%
- 国内古河日光発電㈱(注)8栃木県日光市議決権100.0%
- 国内古河ネットワークソリューション㈱(注)8神奈川県平塚市議決権100.0%
- 国内古河AS㈱(注)3,8滋賀県犬上郡議決権100.0%
- 国内古河ファイテルオプティカルデバイス㈱(注)8千葉県市原市議決権70.6%
- 国内古河精密金属工業㈱(注)8栃木県日光市議決権100.0%
- 国内理研電線㈱(注)8東京都中央区議決権100.0%
残りのグループ会社17社を開く
- ㈱白山石川県金沢市67%
- 古河エレコム㈱(注)8東京都千代田区100%
- 古河マグネットワイヤ㈱(注)8東京都千代田区100%
- ミハル通信㈱(注)8神奈川県鎌倉市100%
- Lightera, LLC (注)3アメリカ100%
- Lightera LatAm S.A. (注)3ブラジル100%
- American Furukawa,Inc. (注)3アメリカ100%
- 古河銅箔股份有限公司台湾100%
- 台日古河銅箔股份有限公司台湾82%
- Furukawa Electric Singapore Pte. Ltd.シンガポール100%
- Furukawa FITEL (Thailand) Co., Ltd.タイ100%
- Furukawa Precision (Thailand) Co.,Ltd.タイ100%
- Thai Furukawa Unicomm Engineering Co.,Ltd.タイ92%
- Furukawa Automotive Parts (Vietnam) Inc.ベトナム100%
- PT. Tembaga Mulia Semanan Tbk. (注)4,6インドネシア42%
- Trocellen GmbHドイツ100%
- Asia Vital Components Co.,Ltd. (注)7台湾15%
- JP古河AS株式会社
- HUFURUKAWA ELECTRIC TECHNOLÓGIAI INTÉZET KORLÁTOLT FELELŐSSÉGŰ TÁRSASÁG
- CZFurukawa Electric Autoparts Central Europe, s.r.o.
- DEOFS Fitel Deutschland GmbH
- USAMERICAN FURUKAWA, INC.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達68.8億円ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業先端半導体製造技術の開発光チップレット実装技術の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-03-19
- 調達5.6億円多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発ケーブル防護管取付等の工法開発及び新型ケーブル敷設船等の基盤技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-07-28
- 調達5.1億円経済安全保障重要技術育成プログラム/高度な金属積層造形システム技術の開発・実証高付加価値設計・製造を実現する統合型レーザー金属積層造形技術の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2025-01-10
- 調達5.1億円多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発直流深海ケーブルの開発(単芯水深1500m級)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-08-28
- 調達3.4億円グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発化石燃料によらないグリーンなLPガス合成技術の開発革新的触媒・プロセスによるグリーンLPガス合成技術の開発・実証国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-06-13
- 調達1.9億円【関東地方整備局、本局】R1光ファイバ線路監視装置1式購入国土交通省 · 2019-07-25
- 調達1.8億円海底電力ケーブル買入海上保安庁 · 2018-09-03
- 調達1.3億円令和2年度 光ファイバ線路監視装置一式製造国土交通省 · 2020-05-12
- 調達1.2億円【関東地方整備局、本局】H30光ファイバ線路監視装置1式購入国土交通省 · 2018-12-06
- 調達1.1億円光ファイバ線路管理装置改修国土交通省 · 2022-06-09
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.3兆円、営業利益は639億円。前期と比べると増収増益で、売上が+8.8%、利益が+36.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1.5兆円 | 1.3兆円 |
| 営業利益 | 1,230億円 | 639億円 |
| 純利益 | 1,050億円 | 725億円 |
| 1株あたり配当 | ¥22 | ¥22 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は3,652億円、営業利益は255億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+48.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 2,804 | — | — | 35 |
| 2024年1Q | 2,464 | −28 | −1.1 | −17 |
| 2024年2Q | 2,567 | −18 | −0.7 | −24 |
| 2024年3Q | 2,622 | 40 | 1.5 | −24 |
| 2024年4Q | 2,912 | — | — | 130 |
| 2025年2Q | 5,704 | 175 | 3.1 | 112 |
| 2025年4Q | 6,314 | 295 | 4.7 | 222 |
| 2026年2Q | 6,107 | 194 | 3.2 | 129 |
| 2026年4Q | 6,969 | 445 | 6.4 | 596 |
| 2027年1Q | 3,652 | 255 | 7.0 | 222 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は9,247億円から1.3兆円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は4.9%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.92 | — | 176 | — | 36 |
| 2014年3月 | 0.93 | — | 255 | — | 56 |
| 2015年3月 | 0.87 | — | 186 | — | 74 |
| 2016年3月 | 0.87 | — | 187 | — | 100 |
| 2017年3月 | 0.84 | — | 360 | — | 176 |
| 2018年3月 | 0.97 | — | 469 | — | 285 |
| 2019年3月 | 0.99 | — | 391 | — | 291 |
| 2020年3月 | 0.91 | — | 228 | — | 176 |
| 2021年3月 | 0.81 | — | 52 | — | 100 |
| 2022年3月 | 0.93 | — | 197 | — | 101 |
| 2023年3月 | 1.07 | — | 173 | — | 159 |
| 2024年3月 | 1.06 | — | 103 | — | 65 |
| 光ファイバ・ケーブル事業の再編を実施し、同事業を当社が新たに設立した連結子会社であるライテラジャパン株式会社に承継させた。 | |||||
| 2025年3月 | 1.20 | 470 | 485 | 3.9 | 334 |
| 2026年3月 | 1.31 | 639 | 759 | 4.9 | 725 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.3兆円のうち、営業利益として残るのは639億円で4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は725億円、売上の5.5%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.4%1.1兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.7%1,660億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%639億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが281億円、投資CFが−471億円で、差し引きのフリーCFは−190億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は705億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 549 | −449 | −114 | 100 | 305 |
| 2014年3月 | 189 | −403 | 299 | −214 | 253 |
| 2015年3月 | 415 | −235 | −155 | 180 | 295 |
| 2016年3月 | 416 | 19 | −209 | 435 | 517 |
| 2017年3月 | 404 | −364 | −104 | 40 | 461 |
| 2018年3月 | 384 | −343 | −19 | 41 | 498 |
| 2019年3月 | 465 | −310 | −194 | 155 | 468 |
| 2020年3月 | 419 | −331 | −2 | 88 | 551 |
| 2021年3月 | −5 | −19 | 351 | −24 | 872 |
| 2022年3月 | −133 | −401 | 350 | −534 | 676 |
| 2023年3月 | 365 | −217 | −345 | 148 | 520 |
| 2024年3月 | 319 | −248 | −93 | 71 | 531 |
| 2025年3月 | 598 | −72 | −441 | 526 | 661 |
| 2026年3月 | 281 | −471 | 199 | −190 | 705 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.1兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4,352億円で、自己資本比率は39.1%(業種中央値53.7%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.82 | 2,228 | 5,969 | 20.2 |
| 2014年3月 | 0.71 | 1,997 | 5,151 | 24.8 |
| 2015年3月 | 0.73 | 2,147 | 5,194 | 26.0 |
| 2016年3月 | 0.71 | 1,986 | 5,071 | 24.5 |
| 2017年3月 | 0.75 | 2,371 | 5,130 | 27.6 |
| 2018年3月 | 0.81 | 2,721 | 5,365 | 29.2 |
| 2019年3月 | 0.82 | 2,799 | 5,381 | 30.3 |
| 2020年3月 | 0.79 | 2,730 | 5,216 | 30.2 |
| 2021年3月 | 0.83 | 2,918 | 5,402 | 31.3 |
| 2022年3月 | 0.94 | 3,143 | 6,216 | 29.9 |
| 2023年3月 | 0.93 | 3,293 | 6,042 | 32.3 |
| 2024年3月 | 0.98 | 3,582 | 6,268 | 33.3 |
| 2025年3月 | 0.99 | 3,738 | 6,143 | 34.6 |
| 2026年3月 | 1.07 | 4,352 | 6,311 | 39.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
非鉄金属 32社との比較
同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで32社中6位あたり、逆に低いのは配当利回りで32社中26位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,752で、1年前と比べて+341.4%。過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 36.4倍 |
| PER (会社予想) | 25.1倍 |
| PBR | 6.04倍 |
| 配当利回り | 0.59% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月中旬の3,262円から8月上旬に3,919円まで急伸し、その後も上値を追う展開。直近は8月18日に高値4,368円を付け、20日は3,864円と2.49%高。52週高値6,241円には届かないが、52週安値826.5円からは約4.7倍の水準。25日線は3,616円で株価は上回って推移し、25日線乖離は約6.9%とプラス圏。出来高は8月上旬に7,200万株超の急増が見られ、需給の変化が明確。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PERは37.54倍と業界平均の22.47倍を大きく上回り、割高感がある。PBRも6.22倍と平均の2.07倍の約3倍であり、株価は高水準にある。ROEは19.12%と高いが、配当利回りは0.57%と低く、株主還元は限定的。来期予想PER25.9倍と改善が見込まれるものの、現在のバリュエーションは割高と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 36.4倍 | 22.2倍 |
| PER (予想) | 25.1倍 | — |
| PBR | 6.04倍 | 2.02倍 |
| ROE | 19.1% | 12.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
現在の投資論点は、半導体不足や自動車生産の回復に伴う車載事業の需要回復が持続するかどうか、また通信インフラ投資の拡大が光ファイバー需要を押し上げるか、という需要サイクルの位置取りにある。強気派は、2026年3月期の純利益725億円(前期比倍増)という会社計画を信任し、車載の電動化・ADAS化に伴う配線の複雑化がユニット当たりの搭載量を増やす構造的成長を指摘する。弱気派は、原料高や為替変動の影響、競争激化による採算悪化を懸念し、特に利益率の改善が計画通りでない可能性や、市場の期待が先回りしてバリュエーション(PER40倍超)が割高になっている点を問題視する。
- 車載需要の構造成長
電動化・自動運転で車両の配線量が増加し、ハーネス市場は中長期で拡大が見込まれる。
- 通信投資の追い風
5G・データセンター向け光ファイバー需要が旺盛で、受注が高水準。
- 利益率改善計画
2026年3月期は営業利益率4.9%へ改善見込み、純利益は倍増の725億円。
- 今期営業利益639億円で最高益更新決算発表後影響中
営業利益は前期比169億円増の639億円、営業利益率は4.89%に改善
- 純利益が334億円から725億円へ急拡大通年影響中
純利益は334億円から725億円へ391億円増加、最終損益の改善が株主価値を押し上げ
- ROE19.12%を維持し資本効率が高い継続影響中
ROE19.12%は資本コストを上回り、PBR7.12倍の評価を正当化
- 外国人株主比率41.39%と高い需給抵抗力継続影響弱
外国人持ち株比率41.39%と高く、好材料時の継続買い期待
- 原材料・為替の影響
銅価格や為替変動が利益を圧迫するリスクがあり、原料高局面では採算が悪化。
- 競争激化
アジア勢などの価格競争が激しく、シェア維持には値引きが必要。
- バリュエーション懸念
株価が1年で4倍超に上昇し、PER40倍超と割高感がある。
- 予想PER28.3倍でも割高修正の恐れ決算発表後影響強
現在PER40.9倍、予想PER28.3倍と高水準で、決算次第では急落も
- 配当利回り0.52%と株主還元が手薄通年影響弱
配当利回り0.52%は低位で、利回り投資家の買いが入りにくい
- 営業利益率4.89%は割高PERの正当性を弱める通年影響中
営業利益率は4.89%と低く、利益規模の拡大がなければ評価修正
- 1年で株価4.2倍、急伸後の利益確定売り不定影響弱
年間上昇率415.89%と過熱、短期売買の巻き戻しで調整
- 車載ワイヤハーネス受注高
- 自動車生産回復と電動化の進展で需要の強さを測る重要な指標。
- 光ファイバー売上高
- 通信インフラ投資の動向とシェア維持の確認に必要。
- 営業利益率
- 計画通りの収益改善が達成されているかを確認するため。
- 海外売上比率
- グローバル市場での競争力と事業ポートフォリオの健全性を評価。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり22円で、前期から+75.0%。いまの株価に対する利回りは0.59%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 6 | — | 35.6 |
| 2018年3月 | 8 | 45.5 | 30.4 |
| 2019年3月 | 9 | 6.3 | 27.9 |
| 2020年3月 | 9 | 0.0 | 33.0 |
| 2021年3月 | 6 | −29.4 | 17.4 |
| 2022年3月 | 6 | 0.0 | — |
| 2023年3月 | 8 | 33.3 | 22.3 |
| 2024年3月 | 6 | −25.0 | 221.0 |
| 2025年3月 | 12 | 100.0 | 26.1 |
| 2026年3月 | 21 | 75.0 | 24.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥22
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ33,610人。区分でいちばん多いのは外国法人で41.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.1%を占め、残る61.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 17.1 | 20.4 | 23.1 | 25.2 | 21.7 | 41.4 |
| 金融機関 | 43.2 | 40.0 | 42.2 | 42.1 | 38.9 | 34.4 |
| 個人・その他 | 26.9 | 27.7 | 25.9 | 24.2 | 24.8 | 14.5 |
| 証券会社 | 5.4 | 5.0 | 2.1 | 2.3 | 8.7 | 5.9 |
| 事業法人 | 7.3 | 6.8 | 6.6 | 6.1 | 5.8 | 3.8 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 16.74 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.48 |
| 03 | 朝日生命保険相互会社 | 1.93 |
| 04 | HSBC-FUND SERVICES HSBC - 006 MF EFM | 1.56 |
| 05 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.51 |
| 06 | みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 朝日生命保険口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 | 1.49 |
| 07 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 | 1.44 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 | 1.43 |
| 09 | みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 | 1.38 |
| 10 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) | 1.35 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告5.04%
- 2026-07-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.20%-0.05pt
- 2026-06-19三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告2.36%-1.01pt
- 2026-06-05ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告1.75%
- 2026-05-12株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告1.38%
- 2026-05-11野村證券株式会社新規の大量保有報告0.25%-0.74pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+20219%、1株純資産は14期で+2426%。直近期のROEは19.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5 | 235 | 2.3 | 41.4 | 14.2 |
| 2014年3月 | 8 | 251 | 3.3 | 32.4 | 73.9 |
| 2015年3月 | 10 | 270 | 4.0 | 19.5 | 49.1 |
| 2016年3月 | 142 | 2,453 | 5.5 | 17.1 | — |
| 2017年3月 | 249 | 2,933 | 9.3 | 16.1 | 35.6 |
| 2018年3月 | 405 | 3,356 | 12.9 | 14.1 | 30.4 |
| 2019年3月 | 413 | 3,514 | 12.0 | 6.8 | 27.9 |
| 2020年3月 | 250 | 3,409 | 7.2 | 7.8 | 33.0 |
| 2021年3月 | 142 | 3,689 | 4.0 | 20.9 | 17.4 |
| 2022年3月 | 143 | 3,970 | 3.7 | 15.2 | — |
| 2023年3月 | 226 | 4,288 | 5.5 | 10.9 | 22.3 |
| 2024年3月 | 92 | 4,660 | 2.1 | 35.0 | 221.0 |
| 2025年3月 | 473 | 4,845 | 10.0 | 10.4 | 26.1 |
| 2026年3月 | 1,030 | 5,928 | 19.1 | 27.9 | 24.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
2026/3期の役員報酬は総額553百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 184 | 25 | 317 | 53 |
| 社外取締役 | 10 | 95 | — | 95 | 10 |
| 取締役(社内) | 5 | 61 | — | 61 | 12 |
| 社外取締役 | 2 | 25 | — | 25 | 13 |
| 取締役(社内) | 1 | 23 | — | 23 | 23 |
| 監査役 | 3 | 23 | — | 23 | 8 |
| 社外監査役 | 3 | 9 | — | 9 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」で古河電気工業を取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容511字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題19,933字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,213字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,009字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第204期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第204期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第203期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第203期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第202期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第202期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第202期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第202期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第201期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第201期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第201期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第201期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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