概要
コニカミノルタは1873年創業の精密機器メーカーである。オフィス複合機、デジタル印刷システム、産業用光学部品、医療用画像診断機器を主力とする。近年は光学ユニットやデジタルワークフロー、ヘルスケア事業へシフト。2025年3月期は営業赤字640億円だったが、2026年3月期は営業利益499億円の黒字転換を見込む。連結売上高1兆1279億円(2025年3月期)、従業員数3万4363人。
四つの報告セグメントで構成される事業ポートフォリオ
当社グループは2026年3月期より報告セグメントを変更し、デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業、インダストリー事業、画像ソリューション事業の四つに区分する。デジタルワークプレイスはオフィス複合機とITサービス、プロフェッショナルプリントは商業・産業用デジタル印刷、インダストリーは光学計測機器や機能性フィルム、インクジェットヘッド、画像ソリューションは医療診断機器と映像関連を扱う。連結子会社133社、持分法適用関連会社3社で構成される。
オフィス複合機が売上の過半を占める収益構造
2026年3月期の連結売上高1兆877億円のうち、デジタルワークプレイス事業が6105億円(構成比56.1%)と最大を占める。次いでプロフェッショナルプリント事業2551億円(23.5%)、インダストリー事業1267億円(11.6%)、画像ソリューション事業945億円(8.7%)。営業利益はデジタルワークプレイス370億円、プロフェッショナルプリント93億円、インダストリー222億円、画像ソリューション△13億円。連結営業利益は498億円で、前期の640億円損失から黒字転換した。
世界38カ国以上に広がる販売・生産ネットワーク
販売面では、北米にKonica Minolta Business Solutions U.S.A.、欧州に同社ドイツ法人Konica Minolta Business Solutions Europe GmbH、アジアにシンガポール法人や中国法人を配置。生産拠点は日本国内のほか、中国東莞、マレーシアなどに所在する。キンコーズ・ジャパンもグループに含まれ、オフィス向けサービスの裾野を広げている。インダストリー事業では米国Radiant Vision Systemsや独Instrument Systemsを傘下に持ち、センシング分野のグローバル展開を図る。
材料・コンポーネントからサービスまで垂直統合
グループ内で、コニカミノルタテクノプロダクトやコニカミノルタサプライズが生産を担い、コニカミノルタジャパンが国内販売・サービスを統括する。コニカミノルタ情報システムやコニカミノルタコネクトがIT基盤を支え、持株会社であるコニカミノルタ(中国)投資などが地域統括を行う。この垂直統合により、光学部品の開発から最終製品の保守・運用まで一貫した価値提供が可能となっている。
中期経営計画「Turn Around 2025」で構造改革を推進
2023~2025年度の中期経営計画では、事業の選択と集中及びグローバル構造改革を実行。プロフェッショナルプリント事業での事業領域絞り込みや、MOBOTIX AG全株式の譲渡など、非中核事業の整理を進めた。2025年3月期には減損損失511億円、事業構造改善費用216億円を計上したが、2026年3月期にはこれらの効果が剥落し営業利益498億円を達成。米国関税の影響にも価格対応や生産シフトで対処している。
業界の中での役割は複写機・プリンターのメーカー。光学・画像処理技術を基盤に、印刷・計測・医療機器へ多角化。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01オフィス(デジタルワークプレイス)主力
オフィス向け複合機(MFP)、プリンター、関連消耗品の開発・製造・販売に加え、ITサービスやドキュメント管理ソリューションを提供。働き方改革を支援するクラウドサービスなども展開。
- 複合機
- 印刷・コピー・スキャン・FAX機能を一体化したオフィス機器。カラー/モノクロ、A3対応など多機種。
- 関連消耗品(トナー・インク)
- 複合機・プリンター用のトナーカートリッジやインク。高画質・高安定性を実現する独自処方。
- ITサービス・ソリューション
- 文書管理システム、セキュリティソリューション、クラウドプリントサービスなど。オフィスの業務効率化・デジタル化を支援。
02印刷・グラフィックアーツ(プロフェッショナルプリント)準主力
商業印刷・産業印刷市場向けに、デジタル印刷システム(インクジェット・トナー方式)、関連消耗品、印刷ワークフローソリューションを提供。オフセットからのデジタルシフトを促進。
- デジタル印刷システム
- 商業印刷向けインクジェット印刷機、トナー方式のデジタル印刷機。可変印刷や短納期・小ロットに対応。
- 関連消耗品(インク・トナー等)
- デジタル印刷機専用のインクジェットインクやトナー。高画質・高速印刷を実現。
- 印刷サービス・ソリューション
- 印刷ワークフローソフトウェア、カラーマネジメント、Web to Printなど。印刷工程の効率化・自動化を支援。
03産業(インダストリー)副次
センシング分野では、色彩輝度計・分光放射計・3D測定機などの計測機器とソリューションを提供。材料・コンポーネント分野では、ディスプレイ用光学フィルム、産業用インクジェットヘッド、産業・プロ用レンズなどを手がける。
- 計測機器(色彩輝度計、分光放射計等)
- ディスプレイ・照明の輝度・色度を高精度測定する機器。自動車HUDやヘルスチェック用途にも展開。
- 機能性フィルム
- 液晶ディスプレイ用の位相差フィルム、輝度向上フィルム等。光学特性を高度に制御。
- 産業用インクジェットヘッド
- 産業印刷機・ラベリング機向けの圧電方式インクジェットヘッド。高耐久・高精細。
- 産業・プロ用レンズ
- FAカメラ、監視カメラ、プロジェクター向けレンズ。豊富なラインアップと高い光学性能。
04医療・映像(画像ソリューション)副次
ヘルスケアユニットでは、デジタルX線画像診断システム、超音波診断システム、医療ITソリューションを提供。映像ソリューションユニットでは、画像IoT機器やプラネタリウムシステムなどを手がける。
- 画像診断システム(デジタルX線、超音波)
- X線フラットパネルディテクター、超音波診断装置。高画質・低被曝を実現し、診断精度向上に貢献。
- 医療のデジタル化・ネットワーク化ソリューション
- PACS(画像管理システム)、電子カルテ連携、AI診断支援など。医療機関の業務効率化と診断の質向上を支援。
- 画像IoT・映像関連機器
- 監視カメラ、ドライブレコーダー、放送用カメラなど。画像処理技術を応用したIoTデバイス。
- プラネタリウムシステム
- ドームスクリーンに星や映像を映し出すプラネタリウム。光学式とデジタル式をラインアップ。
製品と技術
オフィス複合機(MFP)
デジタルワークプレイス事業の中核製品。印刷・コピー・スキャン・FAXを一体化した多機能機で、カラー/モノクロ、A3対応など多彩なラインアップを持つ。独自開発のトナーにより高画質・高安定性を実現。複合機連携アプリケーションやクラウドサービスと組み合わせ、オフィスの業務効率化やペーパーレス化を支援する。消耗品を含むストックビジネスが安定的な収益源となっている。
デジタル印刷システム(インクジェット・トナー方式)
プロフェッショナルプリント事業で提供する商業・産業印刷向けのデジタル印刷機。オフセット印刷からのデジタルシフトに対応し、可変印刷や短納期・小ロットの需要を満たす。インクジェット方式とトナー方式の両方をラインアップし、それぞれ高画質・高速印刷を実現する専用インクやトナーを開発・供給。印刷ワークフローソフトウェアも合わせて提供し、印刷工程全体の効率化を図る。
計測機器(色彩輝度計・分光放射計)
インダストリー事業のセンシングユニットが手がける精密計測機器。ディスプレイや照明の輝度・色度を高精度で測定し、品質管理に貢献する。自動車HUD(ヘッドアップディスプレイ)の計測やヘルスチェック用途にも展開。子会社のRadiant Vision Systems(米国)やInstrument Systems(ドイツ)を通じてグローバルに販売し、ディスプレイ業界の標準機として認知されている。
機能性フィルム(位相差フィルム・輝度向上フィルム)
液晶ディスプレイ用の光学フィルム。位相差フィルムは視野角やコントラストを改善し、輝度向上フィルムはバックライト光を効率的に利用して画面を明るくする。高度な光学設計と精密塗布技術により、薄型・高性能を実現。スマートフォン、タブレット、テレビなど幅広い表示デバイスに採用されており、材料・コンポーネントユニットの主要製品である。
産業用インクジェットヘッド
産業印刷機やラベリング機向けの圧電方式インクジェットヘッド。高耐久・高精細が特長で、高速ラインにも対応。自社のインクジェット技術を応用し、産業用途向けに最適化した設計が強み。インクジェットヘッド単体での販売に加え、組み込みシステムとしても提供。産業印刷市場の拡大に伴い、需要が増加している。
画像診断システム(デジタルX線・超音波診断装置)
画像ソリューション事業のヘルスケアユニットが提供する医療用画像機器。デジタルX線画像診断システムはフラットパネルディテクターを搭載し、高画質・低被曝を実現。超音波診断装置は多様な臨床ニーズに対応する。PACS(画像管理システム)やAI診断支援ソフトウェアと連携し、医療機関のデジタル化・ネットワーク化を推進。米国子会社Konica Minolta Healthcare Americasを通じて販売している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
光学・画像で世界有数、事業再編で収益改善を図る
コニカミノルタは光学機器や画像関連で世界有数の技術を持つ。売上高は1兆円超で推移するも、直近では営業損益が悪化し赤字を計上。その後、構造改革により黒字転換を果たしつつある。同業のイビデンや日清紡ホールディングスと比較し、多角化した事業ポートフォリオが特徴だが、収益性で課題を残す。特に、オフィス向け複合機やヘルスケア事業の競争が激化。成長分野へのシフトとコスト削減が今後の焦点。
強み
- 光学・画像技術で世界をリードする研究開発力。
- オフィス、ヘルスケア、産業用など幅広い事業を展開。
- 世界的な知名度と信頼性を有する。
- 構造改革の効果で営業利益率が改善傾向。
課題
- 競争激化で利益率が低く、資本効率が課題。
- 紙媒体減少でオフィス機器市場が縮小。
- 生産設備や研究開発の固定費負担が大きい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字がコニカミノルタ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4626太陽ホールディングス | 5,527億円 | 28.8倍 |
| 2 | 6787メイコー | 4,932億円 | 24.3倍 |
| 3 | 6753シャープ | 4,138億円 | 8.7倍 |
| 4 | 5214日本電気硝子 | 4,137億円 | 13.5倍 |
| 5 | 6728アルバック | 3,493億円 | 20.4倍 |
| 6 | 4902コニカミノルタ | 3,352億円 | 10.3倍 |
| 7 | 5801古河電気工業 | 2,651億円 | 36.4倍 |
| 8 | 8154加賀電子 | 2,572億円 | 7.8倍 |
| 9 | 7994オカムラ | 2,414億円 | 10.1倍 |
| 10 | 6703沖電気工業 | 2,400億円 | 11.1倍 |
| 11 | 6516山洋電気 | 2,020億円 | 21.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
東京麹町で写真材料商を始めた1873年
1873年4月、東京麹町の小西屋六兵衛店において、写真及び石版印刷材料の取扱いを開始した。これが現在のコニカミノルタの原点である。1882年には東京市内に工場を設け、カメラや台紙、石版器材の製造販売に乗り出した。写真技術の普及とともに事業を拡大し、1902年5月には東京淀橋(現在の西新宿)に六桜社を建設、乾板と印画紙の製造販売を開始した。
フィルム事業に参入し株式会社化した1929~1937年
1929年10月、フィルムの製造販売を開始。写真感光材料の内製化を進めた。1921年に改組した合資会社小西六本店から1936年12月に株式会社小西六本店を設立し、1937年2月に社名を株式会社小西六と改称して合資会社を吸収合併。同年7月には東京日野に感光材料工場を建設し、生産能力を増強した。これにより写真材料の一大メーカーとしての基盤が固まった。
戦時下での合併と社名変更(1943~1944年)
1943年4月、社名を小西六写真工業株式会社と改称。1944年3月には昭和写真工業株式会社を合併し、小田原事業場とした。戦時体制下での企業統合により、生産規模が拡大した。終戦後も写真フィルムや印画紙の国内需要に応え、復興期の写真文化を支えた。この時期の経験が、後の光学技術や精密機器製造の基盤となった。
上場と海外子会社設立で事業基盤を固めた1950~1970年代
1949年5月、東京証券取引所に上場。1956年8月には米国にKonica Photo Corporationを設立し、海外販売網を構築。1963年7月に東京八王子に工場を建設し、淀橋から移転。1971年1月には電子複写機の製造販売を開始し、オフィス機器事業に参入。1972年4月にはカメラ・レンズ生産を子会社に移管し、1973年4月にドイツ販売子会社を設立するなど、事業の国際化を進めた。
電子複写機でオフィス市場に参入した1971年
1971年1月、電子複写機の製造販売を開始。これが後のオフィス複合機事業の出発点となる。1972年4月には八王子工場を電子複写機の工場として整備拡充した。同時にカメラ・レンズ生産を山梨コニカ、甲府コニカへ移管し、生産の専門化を図った。オフィス機器への集中投資により、複写機市場でプレゼンスを高めた。
米国企業買収と社名コニカへの統一(1986~1987年)
1986年1月、米国Royal Business Machines, Inc.の全株式を取得し、Konica Business Machines U.S.A.とした。1987年1月にはドイツに複写機生産子会社を設立。同年2月に米国に印画紙工場を設立。1987年9月には米国Powers Chemcoを設立し、感材事業を強化。そして1987年10月、社名をコニカ株式会社と改称し、ブランドを統一した。
ミノルタとの経営統合でコニカミノルタが誕生した2003年
2003年8月、ミノルタ株式会社と株式交換により経営統合し、コニカミノルタホールディングス株式会社へ商号変更。同年10月、両社の全事業を6事業会社と2共通機能会社に再編。情報機器の国内販売子会社(コニカビジネスマシンとミノルタ販売)を合併し、コニカミノルタビジネスソリューションズを発足。米国販売子会社も統合し、グローバルな販売網を一本化した。
持株会社制への移行とガバナンス改革(2003年)
2003年4月、全事業・機能を4事業会社、2共通機能会社に分社し、純粋持株会社へ移行。同年6月には社外取締役過半数を委員長とする監査・指名・報酬委員会を設置し、指名委員会等設置会社(現・指名委員会等設置会社)へ移行。本社を東京丸の内に移転した。この組織改革により、コニカミノルタグループの経営の透明性と機動性を高めた。
年表29件を開く
1870年代
- 1873年4月東京麹町の小西屋六兵衛店において、写真及び石版印刷材料の取扱いを開始。
1880年代
- 1882年4月東京市内に工場を作り、カメラ、台紙、石版器材の製造販売を開始。
1900年代
- 1902年5月東京淀橋(現在の西新宿)に工場六桜社を建設し、乾板、印画紙の製造販売を開始。
1920年代
- 1921年10月組織を改組し合資会社小西六本店と称す。
- 1929年10月フィルムの製造販売を開始。
1930年代
- 1936年12月創業東京日本橋室町に株式会社小西六本店を設立。
- 1937年2月M&A社名を株式会社小西六と改称し、合資会社小西六本店を吸収合併。
- 1937年7月東京日野に感光材料の工場を建設。
1940年代
- 1943年4月社名を小西六写真工業株式会社と改称。
- 1944年3月M&A昭和写真工業株式会社を合併、小田原事業場とする。
- 1949年5月上場東京証券取引所に上場。
1950年代
- 1956年8月創業米国にKonica Photo Corporationを設立。
1960年代
- 1963年7月東京八王子に工場を建設、淀橋の工場を移す。
1970年代
- 1971年1月電子複写機の製造販売を開始。
- 1972年4月東京八王子の工場を電子複写機の工場として整備拡充を進めると共に、カメラ・レンズ類の生産について、株式会社山梨コニカ、株式会社甲府コニカへ移管を始める。
- 1973年4月創業ドイツにKonishiroku Photo Industry(Europe)GmbHを設立。
- 1978年6月本社事務所を東京西新宿に移転。
- 1979年8月兼松ユービックス販売株式会社の全株取得、同年11月社名を小西六ユービックス株式会社とする。
1980年代
- 1986年1月米国Royal Business Machines, Inc.の全株取得、社名をKonica Business Machines U.S.A., Inc.(現Konica Minolta Business Solutions U.S.A., Inc.、子会社)とする。
- 1987年1月ドイツにKonica Business Machines Manufacturing GmbH(現Konica Minolta Business Solutions Deutschland GmbH、子会社)を設立。
- 1987年2月創業米国に印画紙製造工場Konica Manufacturing U.S.A., Inc.を設立。
- 1987年9月創業米国にPowers Chemco, Inc.を設立。
- 1987年10月社名をコニカ株式会社と改称。
2000年代
- 2002年10月M&A複写機及び現像処理機の生産拠点統合のために当社の機器生産統括部門及び国内機器生産子会社を統合し、コニカテクノプロダクト株式会社(現コニカミノルタテクノプロダクト株式会社、子会社)を設立。
- 2003年4月全事業・機能を4事業会社、2共通機能会社に分社し、これらの分社会社株式を保有する純粋持株会社へと移行。
- 2003年6月社外取締役を過半数、委員長とする監査委員会、指名委員会、報酬委員会で構成される「委員会等設置会社」(現「指名委員会等設置会社」)へと移行。
- 2003年8月M&Aミノルタ株式会社と株式交換により経営統合し、コニカミノルタホールディングス株式会社へと商号変更。
- 2003年9月本社事務所を東京丸の内に移転。
- 2003年10月M&Aコニカ、ミノルタが有していた全ての事業を6事業会社、2共通機能会社に再編(6事業会社:コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社、コニカミノルタオプト株式会社、コニカミノルタエムジー株式会社、コニカミノルタセンシング株式会社、コニカミノルタフォトイメージング株式会社、コニカミノルタカメラ株式会社/2共通機能会社:コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社、コニカミノルタビジネスエキスパート株式会社)。情報機器の国内販売子会社であるコニカビジネスマシン株式会社とミノルタ販売株式会社が合併、コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社が発足。情報機器の米国販売子会社であるKonica Business Technologies U.S.A., Inc.とMinolta Corporationの情報機器部門が合併、Konica Minolta Business Solutions U.S.A., Inc.(子会社)が発足。フォトイメージングの米国販売子会社であるKonica Photo Imaging U.S.A., Inc.とMinolta Corporationのフォトイメージング事
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE2028年度まで8%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
ROIC経営と事業ポートフォリオマネジメントの強化
ROICツリーを活用し、売上総利益率の向上、費用効率化、資本効率の向上に取り組む。AIを業務効率化と顧客価値向上に活用。資本効率が不十分な事業は地域・商材単位で収益性改善を実行する。年度別目標値を設定し、ギャップ発生時は迅速対応する。
- 02
収益基盤の更なる強化
事業別の資本効率向上に加え、全社視点で固定費の効率化を推進。地域ごとに事業横断でプロセスや機能を共通化し生産性を向上。海外子会社の収益性改善により実効税率を改善・変動抑制し、当期利益額の向上と安定を図る。
- 03
中長期の持続的成長に向けた新事業展開
コア技術(材料、光学、画像、微細加工)とAIの組み合わせで付加価値を創出。半導体向け光学コンポーネント、ペロブスカイト太陽電池、インテリジェント再生材などの成長領域に注力。中長期的な研究開発投資として全社研究開発費用の20%超を配分し、成長期待のインダストリー事業領域を中心に設備投資を行う。
- 04
外部環境変化への対応
米国関税政策や為替変動などの不確実性に対し、価格対応、製品構成の見直し、経費削減、低関税率国への生産シフトを検討し影響吸収に努める。メモリ調達リスクには当面の数量を確保し、エネルギーコスト等は状況を注視しながら対策を実施する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で34,363人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は844万円で、9期前と比べて+12.5%。平均年齢は46.4歳、平均勤続年数は20.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 43,979 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 43,299 | — |
| 2019年3月 | 750 | 45.4 | 21.1 | 44,360 | — |
| 2020年3月 | 728 | 45.6 | 21.1 | 43,961 | — |
| 2021年3月 | 754 | 45.9 | 21.1 | 40,979 | — |
| 2022年3月 | 748 | 46.5 | 20.8 | 39,121 | — |
| 2023年3月 | 744 | 46.8 | 21.9 | 39,775 | — |
| 2024年3月 | 799 | 46.5 | 21.3 | 40,015 | — |
| 2025年3月 | 821 | 46.3 | 20.8 | 35,631 | −180 |
| 2026年3月 | 844 | 46.4 | 20.7 | 34,363 | 145 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社29社(国内 10 / 海外 19、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。
- 国内コニカミノルタジャパン㈱東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内キンコーズ・ジャパン㈱東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱コニカミノルタサプライズ山梨県 甲府市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コニカミノルタメカトロニクス㈱愛知県 豊川市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コニカミノルタテクノプロダクト㈱埼玉県 狭山市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コニカミノルタプラネタリウム㈱東京都 豊島区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コニカミノルタコネクト㈱東京都 日野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コニカミノルタ情報システム㈱東京都 八王子市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Konica Minolta Business Solutions U.S.A., Inc.New Jersey, U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Konica Minolta Business Solutions Europe GmbHLangenhagen, Germany · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Konica Minolta Business Solutions Deutschland GmbHLangenhagen, Germany議決権100.0%
- 海外Konica Minolta Business Solutions France S.A.S.Carrieres- sur-Seine, France議決権100.0%
残りのグループ会社17社を開く
- Konica Minolta Business Solutions(UK)LimitedEssex, United Kingdom100%
- Konica Minolta Business Solutions(CHINA)Co., Ltd.上海市 中国100%
- Konica Minolta Business Technologies(DONGGUAN) Co., Ltd.東莞市 中国100%
- Konica Minolta Business Solutions Asia Pte. Ltd.Media Circle, Singapore100%
- Konica Minolta Business Technologies(Malaysia) Sdn. Bhd.Melaka, Malaysia100%
- Konica Minolta Business Solutions India Private Ltd.Haryana, India100%
- Konica Minolta Business Solutions Australia Pty LtdNew South Wales, Australia100%
- Radiant Vision Systems, LLCWashington, U.S.A.100%
- Konica Minolta Sensing Europe B.V.Nieuwegein, Netherlands100%
- Instrument Systems GmbHMunich, Germany100%
- Konica Minolta Opto (DALIAN)Co., Ltd.大連市 中国100%
- Konica Minolta Healthcare Americas, Inc.New Jersey, U.S.A.100%
- KONICA MINOLTA MEDICAL TECHNOLOGY (SHANGHAI) CO., LTD.上海市 中国100%
- Konica Minolta Holdings U.S.A., Inc.New Jersey, U.S.A.100%
- Konica Minolta(CHINA) Investment Ltd.上海市 中国100%
- 他連結子会社 105社-
- 持分法を適用した関連会社 3社-
- NLKonica Minolta Sensing Europe B.V.
- HK柯尼卡美能達商業系統(香港)有限公司
- INKONICA MINOLTA HEALTHCARE INDIA PRIVATE LIMITED
- INKONICA MINOLTA BUSINESS SOLUTIONS INDIA PRIVATE LIMITED
- CZKonica Minolta Business Solutions Czech, spol. s r.o.
- DEKonica Minolta Business Solutions Europe GmbH
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達1.5億円次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発人工知能技術の社会実装に向けた研究開発・実証AI活用によるプラント保全におけるガス漏洩の発見と特定の迅速化、並びに検出可能ガスの対象拡大国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-07-27
- 調達4,973万円IoT社会実現のための超微小量センシング技術開発超微小量センシング技術開発1分で感染リスクを検知可能なウイルスゲートキーパーの研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-07-08
- 調達1,992万円NEDO先導研究プログラム新産業創出新技術先導研究プログラム量子スピントロニクス脳磁計の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-08
- 調達1,960万円高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発高度なIoT社会を実現する横断的技術開発(小規模研究開発)橋梁の内部鋼材破断を磁気センシングとAIで可視化する非破壊検査ソリューション国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-07-10
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.1兆円、営業利益は499億円。前期と比べると減収で、売上が-3.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1.1兆円 | 1.1兆円 |
| 営業利益 | 500億円 | 499億円 |
| 純利益 | 285億円 | 303億円 |
| 1株あたり配当 | ¥18 | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は2,585億円、営業利益は96億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−3.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 3,094 | — | — | −999 |
| 2024年1Q | 2,664 | −44 | −1.7 | −56 |
| 2024年2Q | 2,864 | 52 | 1.8 | 11 |
| 2024年3Q | 2,892 | 78 | 2.7 | 4 |
| 2024年4Q | 2,657 | — | — | 86 |
| 2025年2Q | 5,837 | −7 | −0.1 | −107 |
| 2025年4Q | 5,442 | −633 | −11.6 | −368 |
| 2026年2Q | 5,132 | 230 | 4.5 | 226 |
| 2026年4Q | 5,745 | 269 | 4.7 | 77 |
| 2027年1Q | 2,585 | 96 | 3.7 | 78 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は8,131億円から1.1兆円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は4.6%。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.81 | — | 389 | — | 151 |
| 2014年3月 | 0.94 | — | 377 | — | 284 |
| 2015年3月 | 1.00 | — | 655 | — | 409 |
| 2016年3月 | 1.03 | — | 580 | — | 320 |
| 2017年3月 | 0.96 | — | 493 | — | 315 |
| 2018年3月 | 1.03 | — | 491 | — | 322 |
| 2019年3月 | 1.06 | — | 601 | — | 417 |
| 2020年3月 | 1.00 | — | 3 | — | −31 |
| 2021年3月 | 0.86 | — | −200 | — | −152 |
| 2022年3月 | 0.91 | — | −236 | — | −261 |
| 2023年3月 | 1.13 | — | −1,019 | — | −1,032 |
| 2024年3月 | 1.11 | — | 153 | — | 45 |
| 2025年3月 | 1.13 | −640 | −792 | −5.7 | −475 |
| 2026年3月 | 1.09 | 499 | 434 | 4.6 | 303 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.1兆円のうち、営業利益として残るのは499億円で4.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は303億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金56.0%6,093億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金39.1%4,252億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.6%499億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが863億円、投資CFが−340億円で、差し引きのフリーCFは523億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1,108億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 665 | −634 | −246 | 31 | 2,146 |
| 2014年3月 | 901 | −541 | −637 | 360 | 1,885 |
| 2015年3月 | 1,020 | −540 | −621 | 480 | 1,775 |
| 2016年3月 | 592 | −1,108 | −206 | −516 | 999 |
| 2017年3月 | 687 | −706 | −23 | −19 | 926 |
| 2018年3月 | 654 | −1,337 | 1,266 | −683 | 1,499 |
| 2019年3月 | 572 | −415 | −402 | 157 | 1,248 |
| 2020年3月 | 301 | −500 | −119 | −199 | 899 |
| 2021年3月 | 781 | −343 | −131 | 438 | 1,238 |
| 2022年3月 | 374 | −510 | 21 | −136 | 1,177 |
| 2023年3月 | 133 | −375 | 843 | −242 | 1,806 |
| 2024年3月 | 833 | −445 | −969 | 388 | 1,296 |
| 2025年3月 | 511 | 246 | −1,109 | 757 | 929 |
| 2026年3月 | 863 | −340 | −403 | 523 | 1,108 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5,365億円で、自己資本比率は43.4%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.96 | 4,717 | 4,926 | 48.9 |
| 2014年3月 | 0.99 | 4,985 | 4,932 | 50.3 |
| 2015年3月 | 1.00 | 5,360 | 4,658 | 53.5 |
| 2016年3月 | 0.98 | 5,143 | 4,621 | 52.7 |
| 2017年3月 | 1.01 | 5,243 | 4,811 | 52.1 |
| 2018年3月 | 1.20 | 5,245 | 6,794 | 43.6 |
| 2019年3月 | 1.22 | 5,557 | 6,633 | 45.6 |
| 2020年3月 | 1.28 | 5,237 | 7,531 | 41.0 |
| 2021年3月 | 1.30 | 5,399 | 7,599 | 41.5 |
| 2022年3月 | 1.34 | 5,498 | 7,883 | 41.1 |
| 2023年3月 | 1.41 | 4,874 | 9,264 | 34.5 |
| 2024年3月 | 1.39 | 5,398 | 8,483 | 38.9 |
| 2025年3月 | 1.22 | 4,632 | 7,436 | 38.0 |
| 2026年3月 | 1.23 | 5,365 | 6,859 | 43.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで224社中90位あたり、逆に低いのは売上成長率で224社中188位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥666.9で、1年前と比べて+31.2%。過去52週の値幅のなかでは73%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.3倍 |
| PER (会社予想) | 11.6倍 |
| PBR | 0.60倍 |
| 配当利回り | 2.70% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月末に735円台の52週高値圏まで上昇した後、一時590円台へ急落し、その後は648円まで回復。25日線を0.8%上回っており、75日線・200日線の上に位置する。直近の調整で25日線を割り込む場面もあったが、下値は堅く、もみ合いから上放れを探る展開。出来高は8月7日に583万株と増加し、需給が改善しつつある。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERは9.97倍で同業界平均の30.85倍を大幅に下回り、PBRは0.58倍と平均2.64倍に比べ極端に低い。ROEは6.1%と収益性は低めだが、配当利回りは2.78%と平均2.29倍を上回り、配当性向も57.3%と株主還元は積極的。直近の業績は赤字だが、予想PERは11.3倍と改善見込み。割安だが、業績回復の不確実性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.3倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 11.6倍 | — |
| PBR | 0.60倍 | 2.58倍 |
| ROE | 6.1% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
構造改革の進捗と黒字転換の持続性が焦点。強気派は医療用画像診断や光学部材の成長余地を評価し、弱気派はオフィス市場の縮小と構造改革の実行リスクを懸念。2026年3月期の営業利益目標は499億円で、達成が重要な試金石。
- 黒字転換の計画
2026年3月期は営業利益499億円を見込み、収益改善が明確。
- ヘルスケア需要
高齢化で医療用画像診断の需要は中期的に堅調。
- コスト削減効果
構造改革で固定費が削減され、損益分岐点が低下。
- 営業損益が赤字から499億円の黒字へ決算発表後影響強
2025年3月期は営業赤字640億円、2026年3月期は営業利益499億円。1139億円の改善。
- 最終損益が303億円の黒字化決算発表後影響中
純損益は-475億円から303億円へ778億円改善。通期黒字を達成。
- 営業利益率4.59%まで改善通年影響中
営業利益率は-5.67%から4.59%へ大幅回復。
- PBR0.59倍と1倍割れの割安感継続影響弱
PBR0.59倍。黒字転換してもなお解散価値対比で低位にある。
- オフィス市場縮小
ペーパーレス化で複合機需要は中長期的に減少。
- 過去の赤字
2025年3月期は営業赤字で、計画達成への信頼性に疑問。
- 競争激化
複合機や医療機器で競合他社との競争が厳しい。
- 売上高が前期比3.6%減少決算発表後影響中
2026年3月期売上高は1兆877億円と前期比402億円減。減収が続いている。
- 予想PER11.4倍と実績比で悪化決算発表後影響中
実績PER10.13倍に対し予想PER11.4倍。来期の減益が予想されている。
- ROE6.1%と資本効率は低水準継続影響中
自己資本利益率6.1%と低く、PBR0.59倍の低評価はROEの低さを映す。
- 株価は1年で30.6%上昇し過熱感不定影響弱
前年比+30.61%と急伸。短期的な利益確定売りが重荷になる可能性。
- 営業利益率
- 構造改革の効果と収益性改善を確認するため。
- ヘルスケア売上高
- 注力分野の成長が全体の収益を牽引するか。
- オフィス事業売上
- 縮小する市場での下支えができるか。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から+140.0%。いまの株価に対する利回りは2.70%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 126.8 |
| 2018年3月 | 30 | 0.0 | 116.4 |
| 2019年3月 | 30 | 0.0 | 192.8 |
| 2020年3月 | 25 | −16.7 | 102.2 |
| 2021年3月 | 25 | 0.0 | 74.8 |
| 2022年3月 | 30 | 20.0 | 102.3 |
| 2023年3月 | 10 | −66.7 | 314.5 |
| 2024年3月 | 5 | −50.0 | — |
| 2026年3月 | 12 | 140.0 | 57.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ75,913人。区分でいちばん多いのは外国法人で39.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.4%を占め、残る59.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 18.7 | 16.7 | 24.1 | 29.8 | 37.9 | 39.1 |
| 金融機関 | 46.4 | 44.2 | 42.3 | 41.4 | 40.8 | 38.4 |
| 個人・その他 | 27.6 | 31.2 | 27.0 | 23.8 | 16.8 | 17.5 |
| 証券会社 | 4.0 | 4.8 | 3.8 | 2.5 | 2.6 | 3.0 |
| 事業法人 | 3.3 | 3.1 | 2.8 | 2.5 | 1.9 | 2.0 |
| 自己株式 | 1.3 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 1.2 | 1.2 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 16.14 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 7.96 |
| 03 | JPMSPLC CLIENT ASSETS SK JPY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 3.18 |
| 04 | MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT (常任代理人 BOFA証券株式会社) | 2.98 |
| 05 | 株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託口) | 2.36 |
| 06 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.15 |
| 07 | JP JPMSE LUX RE CITIGROUP GLOBAL MARKETS L EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 2.14 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.90 |
| 09 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.89 |
| 10 | THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.89 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-22三井住友DSアセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告2.81%
- 2026-06-19野村證券株式会社新規の大量保有報告0.00%-0.36pt
- 2026-06-02エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー(Effissimo Capital Management Pte. Ltd.)新規の大量保有報告10.60%+1.05pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+115%、1株純資産は14期で+22%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 29 | 890 | 3.4 | 24.1 | 575.8 |
| 2014年3月 | 54 | 968 | 5.8 | 17.9 | 6.8 |
| 2015年3月 | 81 | 1,068 | 7.9 | 15.1 | 45.8 |
| 2016年3月 | 64 | 1,038 | 6.1 | 14.8 | 151.6 |
| 2017年3月 | 64 | 1,058 | 6.1 | 15.6 | 126.8 |
| 2018年3月 | 65 | 1,061 | 6.1 | 14.0 | 116.4 |
| 2019年3月 | 84 | 1,123 | 7.7 | 12.9 | 192.8 |
| 2020年3月 | −6 | 1,058 | −0.6 | — | 102.2 |
| 2021年3月 | −31 | 1,094 | −2.9 | — | 74.8 |
| 2022年3月 | −53 | 1,114 | −4.8 | — | 102.3 |
| 2023年3月 | −209 | 987 | −19.9 | — | 314.5 |
| 2024年3月 | 9 | 1,092 | 0.9 | 54.3 | — |
| 2025年3月 | −96 | 936 | −9.5 | — | — |
| 2026年3月 | 61 | 1,086 | 6.1 | 8.4 | 57.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
19名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は19名。2026/3期の役員報酬は総額688百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 大幸利充 | 取締役 | 63 |
| 佐久間総一郎 | 取締役監査委員長 指名委員 | 70 |
| 峰岸真澄 | 取締役指名委員長 報酬委員 | 62 |
| 澤田拓子 | 取締役取締役会議長 指名委員 | 71 |
| 新井佐恵子 | 取締役指名委員 監査委員 報酬委員 | 62 |
| 河村芳彦 | 取締役報酬委員長 指名委員 監査委員 | 70 |
| 鈴木博幸 | 取締役指名委員 監査委員 報酬委員 | 69 |
| 平井善博 | 取締役 | 58 |
| 葛原憲康 | 取締役 | 60 |
| 江口俊哉 | 常務執行役 特命担当 | 64 |
| 岡慎一郎 | 常務執行役 人事部、総務部、映像ソリューション事業部 担当、危機管理委員長 | 57 |
| 高山典久 | 常務執行役 情報機器事業管掌 | 59 |
残りの役員7名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 吉村裕介 | 常務執行役 技術管掌 兼 事業開発部、センシング事業部 担当 | 51 |
| 一條啓介 | 執行役 コニカミノルタジャパン株式会社 代表取締役社長 兼 ヘルスケア事業本部 担当 | 58 |
| 岡村美和 | 執行役 IR室、広報部 担当 | 59 |
| 村山明子 | 執行役 取締役会室長 兼 経営監査室長 | 59 |
| 大島美穂子 | 執行役 法務部長 兼 コンプライアンス委員長 | 50 |
| 加藤花子 | 執行役 デジタル推進本部長 | 52 |
| 鎌田隆史 | 執行役 生産戦略部長 兼 デジタルワークプレイス/プロフェッショナルプリント 生産・調達 担当 | 49 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 執行役 | — | 106 | 557 | — |
| 社外取締役 | — | — | 91 | — |
| 取締役(社内) | — | 7 | 40 | — |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,457字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,878字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク24,853字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)10,283字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第122期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-12
- 半期報告書半期報告書-第122期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-13
- 半期報告書半期報告書-第121期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第120期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第120期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第119期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
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