概要
太陽ホールディングスは、プリント基板用ソルダーレジスト(SR)で世界トップシェアを持つ化学品メーカーである。埼玉県に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は1,379億円、営業利益325億円、営業利益率23.6%と高い収益性を示す。エレクトロニクス事業を中核に、医療・医薬品事業やシステム開発等多角化を進める。従業員数は2,561名。
二本柱の事業構成と収益構造
グループは「エレクトロニクス事業」と「医療・医薬品事業」の2つを報告セグメントとする。2026年3月期の売上高はエレクトロニクス事業が952億85百万円(構成比69.1%)、医療・医薬品事業が364億90百万円(同26.5%)、その他(ICT&S事業)が60億75百万円(同4.4%)である。エレクトロニクス事業のセグメント利益は291億77百万円、利益率30.6%と高収益であり、医療・医薬品事業は50億63百万円(利益率13.9%)と成長途上にある。売上高全体は過去13年間で約3.8倍に拡大しており、特に2018年以降の医療事業参入が成長に寄与している。
世界をカバーする生産・販売ネットワーク
エレクトロニクス事業の海外売上比率は9割を超える。生産拠点は日本(嵐山、北九州)、韓国、台湾、中国(蘇州、江西)、米国、ベトナムにあり、販売子会社はシンガポール、香港、深圳、タイなど東南アジア全域に配置する。医療・医薬品事業は国内完結型だが、2024年には歯科技工物会社を子会社化し領域を広げた。また、自然エネルギー発電(太陽光)や飲食運営、システム開発など多角的事業も国内外で展開する。グループは持株会社体制の下、30社の子会社(うち連結25社)で構成される。
持株会社制への移行とグループ統治
2010年10月、純粋持株会社「太陽ホールディングス株式会社」へ移行し、国内事業を子会社「太陽インキ製造株式会社」に承継した。持株会社はグループ全体の経営戦略構築と研究開発を担い、各事業子会社が製造販売を分担する。2024年6月には監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化。経営理念「楽しい社会の実現」を掲げ、長期経営構想「Beyond Imagination 2030」では7つの基本方針のもと、2031年3月期に売上高1,800億円、営業利益470億円、ROE30%を目標とする。
業界の中での役割は電子部品用化学品サプライヤー(プリント基板用材料)、医療用医薬品製造販売・受託企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| エレクトロニクス事業 | 953億円 | 69.1% | — | — |
| 医療・医薬品事業 | 365億円 | 26.5% | — | — |
| その他 | 61億円 | 4.4% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01エレクトロニクス(プリント基板関連)主力
電機メーカーやプリント基板(PCB)専業メーカー向けに、ソルダーレジスト(SR)やドライフィルム(DF)等のPCB用部材を開発・製造販売。製品はPC、スマートフォン、サーバー、AV機器、車載ECU等の電子機器に使用される。
- ソルダーレジスト(SR)世界シェア首位
- プリント基板の回路パターンを覆い、はんだ付け時の溶融はんだから保護し、絶縁性を確保する永久保護膜材料。
- ドライフィルム(DF)
- プリント基板の回路形成やめっきレジストに使用される感光性フィルム材料。
02医療・医薬品準主力
長期収載品(後発医薬品)の製造販売、医療用医薬品の製造受託(CDMO)、歯科技工物の製造・販売を行う。19製品の長期収載品を提供。
- 医療用医薬品(長期収載品)
- 長期にわたり販売されている後発医薬品。19製品を製造販売。
- 医療用医薬品製造受託
- 他社からの受託による医療用医薬品の製造サービス。
- 歯科技工物
- 歯科技工所で製作される義歯や補綴物等。
03その他(ICT&S事業)その他
染料・顔料・薬品・インクの製造販売、自然エネルギー発電、飲食施設運営、システムエンジニアリングサービス等の多角的事業。
- 染料・顔料・インク
- 産業用の染料、顔料、インクの製造販売。
- 自然エネルギー発電
- 太陽光発電等による電力販売。
- システムエンジニアリングサービス
- システム開発、システムエンジニアリングサービスの提供。
製品と技術
世界シェアを支えるソルダーレジスト
ソルダーレジスト(SR)はプリント基板の回路パターンを覆い、はんだ付け時の溶融はんだから保護し、絶縁性を確保する永久保護膜材料である。同社は1973年にエポキシ樹脂系熱硬化型一液性SRを開発、1984年には現像型SRを開発し、光リソグラフィー技術を用いた微細パターン形成を可能にした。1993年に現像型SRの基本特許が日本で成立し、競合を凌ぐ技術力を確立。現在、SR市場で世界トップシェアを有し、スマートフォン、サーバー、車載ECUなど幅広い電子機器に採用されている。半導体パッケージ基板向けSRも強みで、AI関連需要の高まりが販売数量を押し上げている。
基板回路形成に不可欠なドライフィルム
ドライフィルム(DF)は、プリント基板の回路形成やめっきレジストに使用される感光性フィルム材料である。同社はリジッド基板向けのほか、半導体パッケージ基板向けの高精細DFを展開し、特にメモリ向けで販売数量が増加している。白色DFはディスプレイ関連に用いられるが、2025年3月期には需要変動の影響で減少した。DFはSRと並ぶエレクトロニクス事業の柱であり、現像型SRの技術を応用した高感度・高解像度製品が強み。市場の微細化ニーズに対応するため、技術開発センター「InnoValley」で次世代材料の開発が進められている。
医療・医薬品事業の19製品と受託製造
医療・医薬品事業は、長期収載品(後発医薬品)の製造販売と、他社からの製造受託(CDMO)の2本柱で構成される。2018年1月に13製品の製造販売承認を取得して事業を開始し、現在は19製品を提供する。2024年10月に開始された選定療養制度の影響で一部製品の販売数量が減少したものの、他社供給不足に伴う需要増加や不採算品再算定による薬価引き上げが売上を押し上げた。製造受託事業では、太陽ファルマテック株式会社が工場を運営し、既存顧客の受託数量増加と新規委託元の本格化により増収。2024年には歯科技工物会社を子会社化し、歯科領域にも進出した。
非コア事業を束ねるICT&Sセグメント
「その他」に区分されるICT&S事業は、染料・顔料・薬品・インクの製造販売(太陽ファインケミカル)、自然エネルギー発電(太陽グリーンエナジー)、飲食施設運営(嵐山食堂)、システムエンジニアリングサービス・システム開発(ファンリード、アペックス、エクシーズ)から成る。2015年に中外化成を子会社化し、2018年以降システム開発会社を相次ぎ取得した。売上規模は全体の約4%(60億円)と小さいが、グループ内の技術シナジー創出や安定収益源として機能する。自然エネルギー事業は水上太陽光発電所も運営し、SDGsへの取り組みの一端を担う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
化学のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア首位ソルダーレジスト(SR)世界シェア約7割エレクトロニクス(プリント基板関連)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
半導体材料で高成長、高収益体制確立
太陽ホールディングスは半導体向け材料、特にソルダーレジストやめっきプロセス材で世界有数のシェアを持つニッチトップ企業である。同業他社としては、東洋紡やクラレなど化学メーカーが競合するが、太陽ホールディングスは特定領域に特化し、高い技術力と顧客関係を強みとする。売上高は1,048億円から1,379億円へ急拡大しており、営業利益率も18.57%から23.57%へ大幅改善と、業界で突出した高収益体質を持つ。半導体市場の成長とともに事業拡大が続き、高いROEを維持している。一方、半導体市場の循環変動や特定顧客への依存が課題で、新規顧客開拓や製品多様化が求められる。
強み
- 半導体材料で世界首位級のシェアと技術.
- 営業利益率18%超、最高水準の収益性.
- 売上高3年で約30%増と成長軌道.
- 半導体大手と強固な関係で安定需要.
課題
- 半導体サイクルで需要が激しく変動する.
- 少数大手への依存でリスク分散必要.
- 次世代材料で競争、常に開発が必須.
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
基板・電源・ディスプレイの時価総額近傍。太字が太陽ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4901富士フイルムホールディングス | 4.2兆円 | 14.6倍 |
| 2 | 7911TOPPANホールディングス | 1.5兆円 | 21.7倍 |
| 3 | 7912大日本印刷 | 1.3兆円 | 12.9倍 |
| 4 | 6645オムロン | 1.3兆円 | 35.9倍 |
| 5 | 5201AGC | 1.2兆円 | 13.2倍 |
| 6 | 4626太陽ホールディングス | 5,527億円 | 28.8倍 |
| 7 | 6787メイコー | 4,932億円 | 24.3倍 |
| 8 | 6753シャープ | 4,138億円 | 8.7倍 |
| 9 | 5214日本電気硝子 | 4,137億円 | 13.5倍 |
| 10 | 6728アルバック | 3,493億円 | 20.4倍 |
| 11 | 4902コニカミノルタ | 3,352億円 | 10.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(基板・電源・ディスプレイ)に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
印刷インキメーカーから基板材料へ転じた1970年代
1953年9月、東京都港区で印刷用インキの製造販売を目的に「太陽インキ製造株式会社」として創業した。1970年8月にプリント基板用部材の販売を開始し、1973年5月にはエポキシ樹脂系熱硬化型一液性ソルダーレジストインキの開発に成功、販売を開始した。1982年3月には埼玉県嵐山町に専用工場を開設し、生産体制を拡充。1984年6月には現像型ソルダーレジストインキを開発し、後の世界シェア獲得の基盤を築いた。1993年には現像型SRの基本特許が日本で成立し、技術優位性を確立した。
海外展開を加速した1980年代末から1990年代
1988年9月、韓国に製造販売子会社「韓国太陽インキ製造株式会社」を設立し、初の海外拠点を獲得した。1990年12月には米国に販売会社(のち製造販売会社に転換)を設立し、1996年9月には台湾に製造販売子会社を設立。1999年1月にはシンガポールと香港に販売子会社を開設し、アジア全域への販売網を整備した。国内でも1999年8月に製造販売子会社「日本太陽株式会社」を設立し、グループ体制を強化。2001年1月には東京証券取引所市場第一部に上場し、資金調達力を高めた。
持株会社制移行と医療事業への本格参入
2010年10月、持株会社制に移行し、商号を「太陽ホールディングス株式会社」に変更。国内事業は「太陽インキ製造株式会社」に承継した。2015年6月、染料・顔料・インクメーカーの中外化成株式会社を連結子会社化し、事業多角化を開始。2017年1月にはDIC株式会社と資本業務提携を結び、シナジーを追求。2018年1月に医療用医薬品の製造販売事業を開始すべく「太陽ファルマ株式会社」を設立し、同年7月にはシステム開発会社を子会社化。2019年10月には医薬品製造受託会社を連結子会社化し、医療事業の体制を整えた。
M&Aと新拠点で事業領域を拡大した2020年代
2020年代に入り、エレクトロニクス事業ではベトナム(2020年)に製造子会社を設立、中国江西省(2020年)に販売子会社を設立した。2022年には国内飲食事業会社を子会社化。医療事業では2024年3月に歯科技工物メーカー「株式会社リック(現:マイ・スターズ)」を連結子会社化し、歯科領域に進出。同年4月には嵐山事業所内に技術開発センター「InnoValley」を開設し、研究開発力を強化した。2025年3月にはシステム開発会社をさらに子会社化し、DX事業を拡充。財務面では2026年3月期に営業利益325億円と過去最高を更新した。
年表39件を開く
1950年代
- 1953年9月創業東京都港区において印刷用インキの製造販売を事業目的に「太陽インキ製造株式会社」を設立
1970年代
- 1970年8月プリント基板用部材の販売を開始
- 1973年5月エポキシ樹脂系熱硬化型一液性ソルダーレジストインキの開発に成功、販売を開始
1980年代
- 1982年3月埼玉県比企郡嵐山町に嵐山工場(現 嵐山事業所)を開設
- 1984年6月現像型ソルダーレジストインキの開発に成功、販売を開始
- 1988年9月M&A大韓民国にプリント基板用部材等の製造販売会社「韓国太陽インキ製造株式会社(現:韓国タイヨウインキ株式会社、1998年7月に連結子会社化)」を設立
1990年代
- 1990年9月店頭登録銘柄として株式を公開
- 1990年12月創業アメリカ合衆国にプリント基板用部材等の販売会社(1995年2月製造販売会社に転換)「TAIYO AMERICA, INC.」を設立
- 1992年3月本社を東京都練馬区に移転
- 1993年11月現像型ソルダーレジストインキの基本特許が、日本において成立
- 1996年9月台湾にプリント基板用部材等の製造販売子会社「台湾太陽油墨股份有限公司」を設立
- 1999年1月シンガポール共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「TAIYO INK INTERNATIONAL(SINGAPORE)PTE LTD」を設立 中華人民共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「TAIYO INK INTERNATIONAL(HK)LIMITED」を設立
- 1999年8月国内にプリント基板用部材等の製造販売子会社「日本太陽株式会社(現:太陽インキ製造株式会社)」を設立
2000年代
- 2001年1月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場
- 2001年4月埼玉県比企郡嵐山町に嵐山北山事業所を開設
- 2001年12月中華人民共和国にプリント基板用部材等の製造販売子会社「太陽油墨(蘇州)有限公司」を設立
2010年代
- 2010年9月中華人民共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「太陽油墨貿易(深圳)有限公司」を設立
- 2010年10月商号変更持株会社制へ移行し、商号を「太陽ホールディングス株式会社」へ変更 子会社「日本太陽株式会社」を「太陽インキ製造株式会社」へ商号変更し、国内事業の権利義務を承継
- 2013年5月M&A台湾のプリント基板用部材等の製造販売会社「永勝泰科技股份有限公司」を連結子会社化
- 2014年12月国内に自然エネルギーによる発電事業を主とする子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」を設立
- 2015年4月大韓民国に「太陽インキ製造株式会社」の販売子会社「太陽インキプロダクツ株式会社」を設立
- 2015年6月M&A国内の染料、顔料、薬品及びインクの製造販売会社「中外化成株式会社(現:太陽ファインケミカル株式会社)」を連結子会社化
- 2015年10月「太陽インキ製造株式会社」の国内第2生産拠点として福岡県北九州市に北九州事業所を開設
- 2017年1月「DIC株式会社」と資本業務提携
- 2017年8月国内に医療用医薬品の製造販売事業の子会社「太陽ファルマ株式会社」を設立
- 2018年1月本社を東京都豊島区に移転
- 2018年4月M&Aタイ王国にプリント基板用部材等の販売子会社「TAIYO TRADING(THAILAND)CO., LTD.」を設立 国内のシステムエンジニアリングサービス事業の会社「株式会社マイクロネットワークテクノロジーズ(現:株式会社ファンリード)」を連結子会社化
- 2018年7月M&A国内のシステムエンジニアリングサービス事業の会社「株式会社サウマネジメント(2019年10月株式会社マイクロネットワークテクノロジーズ(現:株式会社ファンリード)に吸収合併)」を連結子会社化
- 2019年8月M&A小田池水上太陽光発電所を運営する特別目的会社「株式会社メガソーラー23号(2022年11月太陽グリーンエナジー株式会社に吸収合併)」を連結子会社化 御厩池水上太陽光発電所を運営する特別目的会社「株式会社メガソーラー28号(2022年11月太陽グリーンエナジー株式会社に吸収合併)」を連結子会社化
- 2019年10月M&A国内の医療用医薬品の製造受託事業の会社「太陽ファルマテック株式会社」を連結子会社化
2020年代
- 2020年5月中華人民共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「永盛泰新材料(江西)有限公司」を設立
- 2020年6月ベトナム社会主義共和国にプリント基板用部材等の製造販売子会社「TAIYO INK VIETNAM CO., LTD.」を設立
- 2022年4月東京証券取引所の新市場区分について「プライム市場」を選択申請し移行
- 2022年7月M&A国内の飲食施設の運営を主とする会社「株式会社嵐山食堂」が、子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」から飲食事業を分割承継し、連結子会社化
- 2024年3月M&A国内のシステム開発事業の会社「株式会社アペックス」を連結子会社化
- 2024年4月嵐山事業所内に技術開発センター「InnoValley」を開設
- 2024年4月M&A国内の歯科技工物の製造・販売会社「株式会社リック」(現:株式会社マイ・スターズ)を連結子会社化
- 2024年6月監査等委員会設置会社へ移行
- 2025年3月M&A国内のシステム開発事業の会社「株式会社エクシーズ」を連結子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2031年3月期まで1,800億円
- 連結営業利益2031年3月期まで470億円
- ROE(自己資本利益率)2031年3月期まで30%
- DOE(株主資本配当率)5%以上維持
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
自律型人材の育成・活用
仕事のやりがい、職場環境、公正な評価・給与をバランスよく整え、自ら目標を設定し達成を楽しむ自律型人材があふれる組織を目指す。
- 02
エレクトロニクス事業の成長と新規事業創出
主力のソルダーレジスト市場でトップシェアを維持しつつ、研究開発投資や外部連携を強化。新製品の迅速な事業化、地産地販による為替リスク対策、原材料調達の多様化と価格転嫁を推進。
- 03
医療・医薬品事業の更なる成長
医療用医薬品製造受託事業で新規顧客・新分野(再生医療等)の受託を強化。長期収載品を安定供給し、医療現場のニーズに応える製剤開発を継続。
- 04
デジタルトランスフォーメーションの推進
受発注・生産管理・研究開発・新事業開発などあらゆる業務・仕組みを変革し、グループ内及び顧客に新しい価値を提供する。
- 05
新規事業創出と戦略的M&A
エレクトロニクス、医療医薬品、ICT、ファインケミカル、エネルギー、食糧に続く新たな収益の柱を創出。既存事業強化や新規事業立ち上げのためM&Aを積極的に実施。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で2,561人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は984万円で、9期前と比べて+25.6%。平均年齢は37.5歳、平均勤続年数は8.6年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,249 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,268 | — |
| 2019年3月 | 784 | 40.0 | 9.8 | 1,614 | — |
| 2020年3月 | 807 | 40.1 | 10.1 | 1,988 | — |
| 2021年3月 | 814 | 40.3 | 8.9 | 2,067 | — |
| 2022年3月 | 831 | 39.6 | 9.4 | 2,137 | — |
| 2023年3月 | 829 | 40.2 | 10.2 | 2,120 | — |
| 2024年3月 | 908 | 39.9 | 10.4 | 2,210 | — |
| 2025年3月 | 925 | 38.8 | 8.9 | 2,485 | 889 |
| 2026年3月 | 984 | 37.5 | 8.6 | 2,561 | 1,269 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社24社(国内 18 / 海外 6) を有報から抽出しています。
- 国内太陽インキ製造 株式会社埼玉県 比企郡嵐山町議決権100.0%
- 国内太陽油墨(蘇州)有限公司(注)1中華人民共和国 江蘇省蘇州市議決権100.0%
- 国内永盛泰新材料(江西)有限公司(注)2中華人民共和国 江西省新余市議決権100.0%
- 海外台湾太陽油墨股份 有限公司(注)1台湾 桃園市観音区議決権100.0%
- 国内韓国タイヨウインキ 株式会社大韓民国 京畿道安山市議決権100.0%
- 国内TAIYO AMERICA, INC.アメリカ合衆国 ネバダ州議決権100.0%
- 海外TAIYO INK VIETNAM CO., LTD.ベトナム社会主義共和国 ハノイ市議決権100.0%
- 海外TAIYO INK INTERNATIONAL (HK) LIMITED(注)3中華人民共和国 香港特別行政区議決権100.0%
- 国内太陽油墨貿易(深圳)有限公司(注)4中華人民共和国 広東省深圳市議決権100.0%
- 海外永勝泰科技股份 有限公司(注)1台湾 新北市鶯歌区議決権100.0%
- 国内太陽インキプロダクツ株式会社(注)2、5大韓民国 京畿道安山市議決権100.0%
- 海外TAIYO INK INTERNATIONAL (SINGAPORE) PTE LTDシンガポール共和国議決権100.0%
残りのグループ会社12社を開く
- TAIYO TRADING (THAILAND) CO., LTD.タイ王国 バンコク都100%
- 太陽ファルマ 株式会社(注)2東京都 千代田区丸の内100%
- 太陽ファルマテック 株式会社(注)6大阪府 高槻市100%
- 株式会社マイ・スターズ(注)2東京都 港区100%
- 太陽ファインケミカル株式会社福島県 二本松市100%
- 太陽グリーンエナジー株式会社埼玉県 比企郡嵐山町100%
- 株式会社嵐山食堂東京都 豊島区西池袋100%
- 株式会社ファンリード東京都 豊島区西池袋100%
- 株式会社アペックス(注)2東京都 豊島区南大塚100%
- 株式会社エクシーズ(注)2福岡県 福岡市100%
- PEGASUS TECH VENTURES COMPANY IV, L.P.(注)2アメリカ合衆国 カリフォルニア州99%
- DIC株式会社東京都 板橋区20%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,379億円、営業利益は325億円。前期と比べると増収増益で、売上が+15.9%、利益が+47.1%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,491億円 | 1,379億円 |
| 営業利益 | 364億円 | 325億円 |
| 純利益 | 254億円 | 240億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥82.5 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は390億円、営業利益は105億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+63.2%、営業利益は+200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 205 | — | — | 11 |
| 2024年1Q | 239 | 35 | 14.6 | 26 |
| 2024年2Q | 272 | 56 | 20.6 | 36 |
| 2024年3Q | 269 | 52 | 19.3 | 40 |
| 2024年4Q | 268 | — | — | −15 |
| 2025年2Q | 599 | 124 | 20.7 | 92 |
| 2025年4Q | 591 | 97 | 16.4 | 16 |
| 2026年2Q | 678 | 152 | 22.4 | 110 |
| 2026年4Q | 701 | 173 | 24.7 | 130 |
| 2027年1Q | 390 | 105 | 26.9 | 75 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は362億円から1,379億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は23.6%。売上は3期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 台湾のプリント基板用部材等の製造販売会社「永勝泰科技股份有限公司」を連結子会社化 | |||||
| 2013年3月 | 362 | — | 47 | — | 34 |
| 国内に自然エネルギーによる発電事業を主とする子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」を設立 | |||||
| 2014年3月 | 442 | — | 78 | — | 49 |
| 国内の染料、顔料、薬品及びインクの製造販売会社「中外化成株式会社(現:太陽ファインケミカル株式会社)」を連結子会社化 | |||||
| 2015年3月 | 483 | — | 95 | — | 67 |
| 2016年3月 | 498 | — | 111 | — | 78 |
| 国内に医療用医薬品の製造販売事業の子会社「太陽ファルマ株式会社」を設立 | |||||
| 2017年3月 | 479 | — | 92 | — | 64 |
| タイ王国にプリント基板用部材等の販売子会社「TAIYO TRADING(THAILAND)CO., LTD.」を設立 国内のシステムエンジニアリングサービス事業の会社「株式会社マイクロネットワークテクノロジーズ(現:株式会社ファンリード)」を連結子会社化 | |||||
| 2018年3月 | 522 | — | 112 | — | 49 |
| 小田池水上太陽光発電所を運営する特別目的会社「株式会社メガソーラー23号(2022年11月太陽グリーンエナジー株式会社に吸収合併)」を連結子会社化 御厩池水上太陽光発電所を運営する特別目的会社「株式会社メガソーラー28号(2022年11月太陽グリーンエナジー株式会社に吸収合併)」を連結子会社化 | |||||
| 2019年3月 | 594 | — | 80 | — | 44 |
| 中華人民共和国にプリント基板用部材等の販売子会社「永盛泰新材料(江西)有限公司」を設立 | |||||
| 2020年3月 | 706 | — | 89 | — | 37 |
| 2021年3月 | 810 | — | 138 | — | 95 |
| 国内の飲食施設の運営を主とする会社「株式会社嵐山食堂」が、子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」から飲食事業を分割承継し、連結子会社化 | |||||
| 2022年3月 | 980 | — | 181 | — | 118 |
| 2023年3月 | 973 | — | 155 | — | 114 |
| 国内のシステム開発事業の会社「株式会社アペックス」を連結子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 1,048 | — | 173 | — | 87 |
| 国内のシステム開発事業の会社「株式会社エクシーズ」を連結子会社化 | |||||
| 2025年3月 | 1,190 | 221 | 216 | 18.6 | 108 |
| 2026年3月 | 1,379 | 325 | 322 | 23.6 | 240 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,379億円のうち、営業利益として残るのは325億円で23.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は240億円、売上の17.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金51.1%704億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.4%350億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益23.6%325億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが307億円、投資CFが−77億円で、差し引きのフリーCFは230億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は425億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 61 | −25 | −23 | 36 | 138 |
| 2014年3月 | 70 | −38 | 24 | 32 | 203 |
| 2015年3月 | 92 | −29 | −99 | 63 | 182 |
| 2016年3月 | 105 | −67 | −27 | 38 | 184 |
| 2017年3月 | 90 | −11 | 203 | 79 | 467 |
| 2018年3月 | 81 | −242 | 113 | −161 | 418 |
| 2019年3月 | 59 | −55 | −120 | 4 | 301 |
| 2020年3月 | 137 | −459 | 316 | −322 | 291 |
| 2021年3月 | 163 | −116 | 198 | 47 | 543 |
| 2022年3月 | 183 | −113 | −113 | 70 | 512 |
| 2023年3月 | 227 | −132 | −139 | 95 | 471 |
| 2024年3月 | 212 | −211 | 90 | 1 | 577 |
| 2025年3月 | 237 | −83 | −292 | 154 | 441 |
| 2026年3月 | 307 | −77 | −260 | 230 | 425 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,019億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,158億円で、自己資本比率は57.3%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 440 | 368 | 72 | 82.2 |
| 2014年3月 | 584 | 427 | 157 | 69.6 |
| 2015年3月 | 612 | 413 | 199 | 63.8 |
| 2016年3月 | 655 | 453 | 202 | 65.9 |
| 2017年3月 | 924 | 718 | 206 | 76.9 |
| 2018年3月 | 1,115 | 730 | 385 | 65.2 |
| 2019年3月 | 1,057 | 705 | 352 | 66.4 |
| 2020年3月 | 1,422 | 695 | 727 | 48.7 |
| 2021年3月 | 1,790 | 765 | 1,025 | 42.5 |
| 2022年3月 | 1,893 | 855 | 1,038 | 45.2 |
| 2023年3月 | 1,873 | 927 | 946 | 49.5 |
| 2024年3月 | 2,128 | 1,004 | 1,124 | 47.2 |
| 2025年3月 | 1,920 | 1,030 | 890 | 53.6 |
| 2026年3月 | 2,019 | 1,158 | 862 | 57.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
化学 203社との比較
同じ化学の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで203社中6位あたり、逆に低いのは自己資本比率で203社中124位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,730で、1年前と比べて+23.2%。過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 28.8倍 |
| PER (会社予想) | 20.7倍 |
| PBR | 4.17倍 |
| 配当利回り | 1.74% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は4765円で、25日線(4790円)を0.5%下回り、75日線・200日線も下回る。52週高値6275円からは24%下落しており、上値圧力が意識される。1ヶ月では-0.6%とほぼ横ばい。出来高は7月下旬に70万株超に増加した後、8月に入り20万株前後と減少し、様子見姿勢が強まっている。RSIは53.3と中立圏で、方向感に欠ける展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PERは28.99倍で業界平均の17.76倍を大きく上回り、割高感が強い。PBRも4.2倍と平均の1.41倍を大きく超過。ROEは22%と高いが、配当利回り1.73%は平均の2.66%を下回る。業績は好調で純利益が急増しているが、市場の期待を織り込んだ株価水準。成長性を考慮してもバリュエーションは割高。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 28.8倍 | 17.8倍 |
| PER (予想) | 20.7倍 | — |
| PBR | 4.17倍 | 1.41倍 |
| ROE | 22.0% | 7.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、電子部品材料としての成長持続性と、半導体市況の変動が業績に与える影響にある。強気派は、スマートフォンやAIサーバー向け高多層基板の需要拡大で、ソルダーレジストの付加価値が高まり、シェア拡大と増益が続くと見る。弱気派は、電子業界の在庫調整や中国勢の追撃で価格競争が激化し、高収益が維持できない可能性を指摘。近年の営業利益率急上昇が中期的に持続可能かも争点。
- トップシェアの強み
ソルダーレジストで世界シェア首位。技術力と顧客関係で競争優位。
- 高付加価値化
AI・5G向け高機能基板で需要増。営業利益率は23.6%に急伸。
- 収益拡大
2026年3月期は売上高1,379億円、純利益240億円と大幅増益予想。
- 売上高は3期連続で増加し1379億円へ通年影響中
売上高は2024年3月期1048億円、2025年3月期1190億円、2026年3月期1379億円と拡大
- 営業利益率23.57%へ5ポイント改善の高収益化通年影響中
営業利益率は18.57%から23.57%へ改善し、営業利益325億円の計画を支える
- 純利益240億円が前期比2.2倍に急拡大通年影響中
純利益は108億円から240億円へ増加し、増益率は約122%
- 予想PER21.2倍まで低下し割安感決算発表後影響弱
前期実績PER29.41倍に対し、増益計画で予想PER21.2倍まで低下
- 市況変動リスク
半導体・電子部品の在庫調整が起きると、受注が急減する可能性。
- 競争激化
中国メーカーの技術力向上で、価格競争力が低下するリスク。
- 高バリュエーション
PER29倍、PBR4.3倍と割高感。成長持続が織り込み済み。
- PBR4.26倍の高評価が修正されるリスク継続影響強
PBR4.26倍に対しROE22%を維持できないと、資本効率の評価が剥落する
- 外国人保有25.64%と高く売り圧力継続影響中
外国人保有比率25.64%は高水準で、リスクオフ時に売りが増える
- 金利上昇なら低配当利回り1.7%で見劣り金融政策次第影響中
配当利回り1.7%と低く、金利上昇局面では相対的な投資魅力が薄れる
- 1年で38%上昇後の利食い売り継続影響弱
過去1年で+38.04%上昇し、短期的な利益確定売りが出やすい
- 売上高成長率
- 電子需要の動向を反映し、増収基調か確認。
- 営業利益率
- 高収益の持続性と価格競争の影響を測る。
- 海外売上比率
- グローバル需要の依存度と成長機会を示す。
- 新製品比率
- 高付加価値材料の開発がシェア拡大に寄与。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり82.5円で、前期から−13.2%。いまの株価に対する利回りは1.74%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 49.5 |
| 2018年3月 | 40 | 33.4 | 1756.2 |
| 2019年3月 | 33 | −18.7 | 55.4 |
| 2020年3月 | 33 | 0.0 | 75.0 |
| 2021年3月 | 40 | 23.0 | 110.7 |
| 2022年3月 | 35 | −13.2 | 71.8 |
| 2023年3月 | 45 | 27.9 | 78.3 |
| 2024年3月 | 40 | −10.1 | 73.8 |
| 2025年3月 | 95 | 137.5 | 104.3 |
| 2026年3月 | 83 | −13.2 | 50.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥82.5
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,267人。区分でいちばん多いのは事業法人で31.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.7%を占め、残る47.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 38.6 | 38.4 | 35.9 | 35.3 | 31.8 | 31.1 |
| 外国法人 | 16.1 | 16.9 | 18.1 | 19.0 | 27.3 | 25.6 |
| 金融機関 | 26.3 | 24.5 | 23.3 | 23.1 | 19.3 | 21.5 |
| 個人・その他 | 18.5 | 19.5 | 22.3 | 21.3 | 20.6 | 20.2 |
| 自己株式 | 2.6 | 3.3 | 4.2 | 4.1 | 4.9 | 4.8 |
| 証券会社 | 0.6 | 0.7 | 0.5 | 1.4 | 1.1 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | DIC株式会社 | 19.23 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.69 |
| 03 | 株式会社光和 | 6.05 |
| 04 | 株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託口) | 3.82 |
| 05 | OASIS JAPAN STRATEGIC FUND Y LTD. | 3.15 |
| 06 | CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL | 2.92 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.81 |
| 08 | 四国化成ホールディングス株式会社 | 2.55 |
| 09 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL | 2.23 |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口4) | 2.04 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-12株式会社光和新規の大量保有報告6.05%
- 2026-04-08オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)変更報告14.88%-0.01pt
- 2026-04-07オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)新規の大量保有報告14.88%-0.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+63%、1株純資産は14期で−27%。直近期のROEは22.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 132 | 1,423 | 9.7 | 20.4 | 68.6 |
| 2014年3月 | 194 | 1,596 | 12.8 | 15.8 | 62.9 |
| 2015年3月 | 264 | 1,703 | 16.7 | 16.0 | 51.6 |
| 2016年3月 | 338 | 1,866 | 19.0 | 11.3 | 46.4 |
| 2017年3月 | 266 | 2,469 | 11.2 | 18.3 | 49.5 |
| 2018年3月 | 84 | 1,262 | 6.8 | 27.1 | 1756.2 |
| 2019年3月 | 76 | 1,239 | 6.2 | 23.9 | 55.4 |
| 2020年3月 | 66 | 1,217 | 5.4 | 30.8 | 75.0 |
| 2021年3月 | 167 | 1,348 | 13.1 | 18.0 | 110.7 |
| 2022年3月 | 105 | 761 | 14.6 | 15.5 | 71.8 |
| 2023年3月 | 102 | 832 | 12.8 | 12.3 | 78.3 |
| 2024年3月 | 77 | 898 | 9.0 | 21.9 | 73.8 |
| 2025年3月 | 97 | 927 | 10.6 | 25.0 | 104.3 |
| 2026年3月 | 216 | 1,040 | 22.0 | 23.1 | 50.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額436百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 齋藤斉 | 代表取締役 社長 グループ最高経営責任者(CEO) | 61 | 299,000 |
| 土屋恵子 | 取締役 | 66 | 1,000 |
| 丸山みさえ | 取締役 | 56 | — |
| 嶋村紀明 | 取締役(常勤監査等委員) | 60 | 26,000 |
| 杉浦秀徳 | 取締役(常勤監査等委員) | 65 | — |
| 佐藤郁美 | 取締役(監査等委員) | 62 | — |
| 東道雅彦 | — | 58 | — |
| 峰岸昌司 | 取締役 | 56 | 41,000 |
| 俵輝道 | 取締役 | 52 | 14,000 |
| 松村誠一郎 | 取締役 | 64 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 42 | 49 | 354 | 118 |
| 社外取締役 | 4 | — | 60 | 60 | 15 |
| 監査等委員 | 2 | — | 22 | 22 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,775字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,348字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,670字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,853字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-16
- 半期報告書半期報告書-第80期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-17
- 半期報告書半期報告書-第79期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-17
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-02
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-06
- 四半期報告書四半期報告書-第78期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-01
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-07-27
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期第1四半期決算説明資料2026-07-31
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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