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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

オカムラ

OKAMURA CORPORATION7994 · Prime · その他製品

オフィス家具国内大手。店舗設備と物流機器も手掛ける空間・物流ソリューション企業。

概要

オカムラは1945年に横浜で創業した総合オフィス環境企業である。オフィス家具、店舗什器、物流機器の製造販売を3本柱とし、オフィスチェアで国内トップクラスのシェアを持つ。2026年3月期の売上高は3,290億円、営業利益241億円を見込み、従業員数は6,082人(連結)。働き方改革や物流効率化の追い風を受け、堅調に成長している。

オフィス環境・商環境・物流システムの3セグメント

事業は3つの報告セグメントで構成される。オフィス環境事業はデスク・チェア・収納・パーティションなどのオフィス家具、学校や病院向け公共家具、金庫などのセキュリティ製品、ヘルスケア関連製品を扱う。2026年3月期の同事業売上高は1,918億円で全体の58.3%を占める。商環境事業はスーパーやドラッグストア向け陳列棚、冷凍冷蔵ショーケース、店舗カウンターなどを製造販売し、同1,161億円(35.3%)。物流システム事業は工場・倉庫用保管棚や自動倉庫、コンベヤなど物流自動化機器を手がけ、同147億円(4.5%)。さらに産業車両・建機向け流体変速機(パワートレーン事業)などその他部門が63億円(1.9%)を占める。

収益構造と成長の牽引役

2026年3月期の連結売上高は3,290億円(前期比4.6%増)、営業利益は241億円(同0.9%増)と増収増益。売上総利益率は34.6%(原価率65.4%)、販管費率は27.3%で、営業利益率は7.3%である。オフィス環境事業が売上高の6割近くを稼ぎ、営業利益の大半を生み出す主力事業。同期の同事業セグメント利益は公表されていないが、売上高増加率が14.6%と他のセグメント(商環境-1.8%、物流-34.9%)を大きく上回り、成長のけん引役となっている。経常利益は258億円、親会社株主純利益は224億円で、自己資本利益率(ROE)は11.5%である。

国内生産と海外連結子会社によるグローバル展開

生産拠点は日本国内に富士工場(静岡県御殿場市)、御殿場工場、高畠工場(山形県)、つくば工場(茨城県)、中井事業所(神奈川県)などを置く。海外では中国(奥卡姆拉(中国)有限公司、杭州岡村伝動有限公司)、タイ(Siam Okamura International Co., Ltd.)、インドネシア(PT. Okamura Chitose Indonesia)に製造・販売子会社を持つ。2021年にはシンガポールのDB&B Holdings Pte. Ltd.を子会社化し、2025年には英国のBoss Design Limitedを子会社化。連結対象は子会社34社、関連会社9社。売上高の海外比率は約1割だが、欧州・東南アジアへの拡大を進めている。

グループ内分業とサービス網の構築

グループ会社は製造・販売・物流・施工・サービスを分担する。製造子会社として株式会社エヌエスオカムラ、株式会社山陽オカムラ、株式会社富士精工本社などが存在。物流は株式会社オカムラ物流(2020年に吸収合併)が担っていたが、現在はグループ内サービス会社として株式会社オカムラサポートアンドサービス(1999年設立)が施工・保守を手がける。またセック株式会社(2009年子会社化)は店舗設備工事などを担当。2025年4月には株式会社関西オカムラを吸収合併し、製造機能を集約。販売は国内は直販と代理店、海外は現地子会社を通じて行う。

業界の中での役割はオフィス・商業施設・物流設備の総合メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,290億円
営業利益
241億円
営業利益率
7.3%
純利益
224億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01オフィス環境事業主力

オフィス家具、公共施設用家具、セキュリティ製品、ヘルスケア関連製品の製造販売。国内外に製造・販売拠点を持つ。

主な製品・サービス4
オフィス家具
デスク、チェア、収納、パーティションなど。執務空間を構成する製品群。
公共施設用家具
学校、病院、官公庁向けの家具・設備。
セキュリティ製品
金庫、防犯関連製品。
ヘルスケア関連製品
医療・介護施設向け家具・機器。

02商環境事業主力

店舗用陳列棚、冷凍冷蔵ショーケース、店舗カウンター等の製造販売。小売・流通業向け。

主な製品・サービス3
店舗用陳列棚
スーパーやドラッグストア等で商品を陳列する棚。
冷凍冷蔵ショーケース
生鮮・冷凍食品を展示・保存するケース。
店舗カウンター
レジカウンターやサービスカウンター。

03物流システム事業準主力

工場・倉庫用物品保管棚、物流自動機器・装置の製造販売。マテリアルハンドリングを支援。

主な製品・サービス2
物品保管棚
工場や倉庫で部品・製品を保管するラック・シェルフ。
物流自動機器・装置
自動倉庫、コンベヤ、ピッキングシステムなど物流自動化機器。

04その他(パワートレーン事業等)副次

産業車両・建設機械用流体変速機の製造販売。中国に製造拠点。

主な製品・サービス1
流体変速機
フォークリフトや建機向けトルクコンバーター・トランスミッション。

製品と技術

オフィスチェアとデスクのラインアップ

オフィス環境事業の主力製品はタスクチェア、デスク、収納システム、パーティションである。タスクチェアは人間工学に基づく設計で知られ、執務者の健康と生産性向上を狙う。デスクは昇降式や配線内蔵型など多様なバリエーションを持つ。公共施設向けには学校の机・椅子、病院の待合家具、官公庁執務台を供給。セキュリティ製品として金庫や防犯什器も手がける。2026年3月期の同事業生産実績は704億円(製造原価ベース)であり、グループ全体の生産の約65%を占める。

店舗用冷凍冷蔵ショーケースと陳列棚

商環境事業の中核はスーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストア向けの店舗什器である。冷凍冷蔵ショーケースは1972年の御殿場工場創業以来の伝統製品で、生鮮・冷凍食品の展示保存に用いられる。店舗用陳列棚は汎用棚からグローサリー・ノンフーズ専用まで品揃え。レジカウンターやセルフレジ対応什器も提供する。同事業の生産実績は264億円。国内小売業の出店・改装需要に加え、中国子会社を通じたアジア市場への販売も行っている。

自動倉庫と物流自動化機器

物流システム事業は工場・倉庫のマテリアルハンドリングを支える。物品保管棚は重量棚・中量棚・軽量棚をラインナップし、工場の部品保管から物流倉庫のパレット収納まで対応。自動倉庫はスタッカークレーン方式やコンベヤシステムを組み合わせ、入出庫を自動化する。ピッキングシステムではデジタル表示装置やロボットピッキングの導入実績がある。同事業の生産実績は56億円と他のセグメントに比べ規模は小さいが、2024年3月期には147億円の売上を計上。物流業界の人手不足を背景に需要が期待される。

産業車両向け流体変速機

その他事業の柱がパワートレーン事業であり、フォークリフトや建設機械向けの流体変速機(トルクコンバーター・トランスミッション)を製造する。中国の杭州岡村伝動有限公司が生産拠点で、油圧式の動力伝達技術を強みとする。2026年3月期の同事業売上高は63億円。国内建機メーカー向けのほか、中国市場での現地需要にも対応。セグメント利益の開示はないが、安定した収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

オフィス家具首位、収益安定

オカムラは、オフィス家具・物流機器などで国内トップクラスのシェアを持つ。同業他社には三井松島ホールディングスやドリームベッドがあるが、事業内容が異なり直接競合は限定的。オカムラはオフィス家具に強みを持ち、公共施設や商業施設向けも展開。直近期売上高3,145億円(2025/3期)、営業利益率7.6%と収益性は良好。2026/3期は売上高3,290億円、営業利益率7.33%と若干低下見込みも高い水準。業界内では収益力で上位。

強み

  • 営業利益率7%台と同業他社に比べ安定して高い。
  • オカムラブランドはオフィス家具で認知度が高く、シェアトップ。
  • オフィス家具だけでなく物流機器などにも展開しリスク分散。
  • 売上高が2024/3期2,983億円から堅調に成長。

課題

  • 国内外の低価格競争や新しい働き方への対応が課題。
  • 国内オフィス家具市場の成熟により、大幅な成長が見込みにくい。
  • 2026/3期の営業利益率低下見通しが示すように、競争激化で圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がオカムラ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17956ピジョン2,551億円27.3倍
29003相鉄ホールディングス2,545億円10.0倍
39031西日本鉄道2,482億円7.4倍
48194ライフコーポレーション2,482億円12.6倍
57649スギホールディングス2,466億円10.4倍
67994オカムラ2,414億円10.1倍
78227しまむら2,401億円16.1倍
83050DCMホールディングス2,319億円12.5倍
94665ダスキン2,242億円23.9倍
106412平和2,218億円18.8倍
112659サンエー2,168億円19.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

日本飛行機の分工場から厨房品製造で創業した1945年

1945年10月、横浜市磯子区岡村町にあった日本飛行機株式会社岡村分工場の施設を借り受け、同社の従業員十数名が協同で一般家庭用厨房品の製造を開始した。これがオカムラの起源である。1946年7月に有限会社岡村製作所を設立、1948年8月に株式会社へ改組(資本金100万円)。創業時の精神は「創造、協力、節約、貯蓄、奉仕」の社是に刻まれ、「よい品は結局おトクです」をモットーとした。

鋼製家具への転換と工場拡充の1950~60年代

1950年9月、横浜市西区北幸町に横浜工場を新設し、鋼製家具の生産を開始。家庭用厨房品からオフィス家具へと事業の軸を移す。1952年5月に本社を同地に移転。1960年9月には三菱商事、富士製鐵(現日本製鉄)、大同鋼板との共同出資で大阪府東大阪市に関西岡村製作所を設立し、鋼製事務用家具専門工場とした。1961年10月に東京証券取引所市場第二部に上場。1970年1月には静岡県御殿場市に富士工場を新設し、鋼製家具の生産能力を増強。同年6月に東証第一部に指定され、1971年8月には大阪証券取引所第一部にも上場した。

冷凍冷蔵ショーケースと木製家具へ多角化した1970年代

1972年3月、御殿場工場を新設し、冷凍冷蔵ショーケースの生産を開始。商環境事業の基盤となる。1974年8月には山形県高畠町に高畠工場を新設し、木製家具の生産に着手。オフィス家具に加え、店舗什器や木製品へ事業領域を広げた。この時期、国内のオフィス需要拡大と流通業の近代化を追い風に、多品種対応が可能な生産体制を整えていった。

海外生産拠点の立ち上げと子会社網の拡充(1988~2000年)

1988年5月、タイに三菱商事や現地企業との合弁でSiam Okamura Steel Co.,Ltd.を設立し、海外での鋼製家具生産を開始。同年9月には日本たばこ産業(JT)との合弁で株式会社JTオカムラ(現山陽オカムラ)を設立。1991年1月につくば工場、同年7月に横浜物流センターを開設。1991年10月には新日本製鐵(現日本製鉄)との合弁で株式会社エヌエスオカムラを設立。1994年に子会社オカムラビジネスサポート、1999年にオカムラサポートアンドサービスを設立し、物流・サービス機能をグループ内に整備した。

中国進出とM&Aによる事業拡大(2004~2018年)

2004年6月、中国上海市に全額出資子会社「上海岡村家具物流設備有限公司」(現奥卡姆拉(中国)有限公司)を設立。2005年5月にシーダー株式会社、2008年3月に株式会社富士精工本社、2009年3月にセック株式会社を相次いで子会社化し、物流機器・店舗工事分野を補完。2013年7月には中国浙江省に杭州岡村伝動有限公司を設立し、流体変速機の生産を開始。2015年7月にはインドネシアにPT. Okamura Chitose Indonesiaを設立。2018年4月、商号を「株式会社オカムラ」に変更した。

グループ再編と欧州拠点の獲得(2020年~)

2020年7月、連結子会社のオカムラ物流とシーダーを吸収合併し、グループ組織をスリム化。2021年10月にはシンガポールのDB&B Holdings Pte. Ltd.を子会社化し、東南アジアでの販売網を強化。2022年4月、東京証券取引所の市場再編に伴いプライム市場に移行。2024年7月にDB&B Holdingsを完全子会社化。2025年4月には関西オカムラを吸収合併するとともに、英国のBoss Design Limitedを子会社化し、欧州市場への足がかりを得た。

年表36件を開く

1940年代

  • 1945年10月横浜市磯子区岡村町所在の日本飛行機株式会社岡村分工場の施設を借受け、同社の従業員十数名の協同で、一般家庭用厨房品の製造を目的とする事業を開始した。
  • 1946年7月創業有限会社岡村製作所を設立
  • 1948年8月株式会社に改組(資本金100万円)

1950年代

  • 1950年9月横浜市西区北幸町に横浜工場を新設し鋼製家具の生産を開始した。
  • 1952年5月本社を横浜市西区北幸町に移転した。
  • 1958年6月横浜市磯子区岡村町所在の岡村工場を横須賀市浦郷町5丁目に移転した。

1960年代

  • 1960年9月創業三菱商事株式会社、富士製鐵株式会社(現・日本製鉄株式会社)、大同鋼板株式会社(現・日鉄鋼板株式会社)と共同出資により、鋼製事務用家具専門工場として、大阪府東大阪市に株式会社関西岡村製作所を設立した。
  • 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場した。

1970年代

  • 1970年1月静岡県御殿場市に富士工場を新設し鋼製家具の生産を開始した。
  • 1970年6月株式が東京証券取引所市場第一部に指定された。
  • 1971年8月上場株式を大阪証券取引所市場第一部に上場した。
  • 1972年3月静岡県御殿場市に御殿場工場を新設し、冷凍冷蔵ショーケースの生産を開始した。
  • 1974年8月山形県東置賜郡高畠町に高畠工場を新設し、木製家具の生産を開始した。

1980年代

  • 1988年5月創業タイ王国に三菱商事株式会社及び現地企業との共同出資により、鋼製事務用家具専門工場として Siam Okamura Steel Co.,Ltd .を設立した。(現・関連会社)
  • 1988年9月日本たばこ産業株式会社及び株式会社関西岡村製作所との共同出資により、鋼製事務用家具専門工場として株式会社JTオカムラ(現・株式会社山陽オカムラ)を設立した。(現・連結子会社)
  • 1989年6月当社全額出資の子会社株式会社オカムラ物流を設立した。

1990年代

  • 1991年1月茨城県つくば市につくば工場を新設し、事務用家具の生産を開始した。
  • 1991年7月横浜市鶴見区に横浜物流センターを開設した。
  • 1991年10月新日本製鐵株式會社(現・日本製鉄株式会社)及び株式会社関西岡村製作所と共同出資により、事務用家具専門工場として株式会社エヌエスオカムラを設立した。(現・連結子会社)
  • 1994年4月当社全額出資の子会社株式会社オカムラビジネスサポートを設立した。(現・連結子会社)
  • 1997年3月神奈川県足柄上郡中井町に中井事業所を新設した。
  • 1999年8月株式会社オカムラ物流と共同出資により、株式会社オカムラサポートアンドサービスを設立した。(現・連結子会社)

2000年代

  • 2004年6月中華人民共和国上海市に当社全額出資の子会社上海岡村家具物流設備有限公司(現・奥卡姆拉(中国)有限公司)を設立した。(現・連結子会社)
  • 2005年5月株式の取得によりシーダー株式会社を子会社とした。
  • 2006年12月横浜市鶴見区に鶴見事業所を新設した。
  • 2008年3月株式の取得により株式会社富士精工本社を子会社とした。(現・連結子会社)
  • 2009年3月株式の取得によりセック株式会社を子会社とした。(現・連結子会社)

2010年代

  • 2013年7月中華人民共和国浙江省臨安市に現地企業との共同出資により、子会社杭州岡村伝動有限公司を設立した。(現・連結子会社)
  • 2015年7月インドネシア共和国ジャカルタ市に現地企業との共同出資により、子会社PT.Okamura Chitose Indonesiaを設立した。(現・連結子会社)
  • 2018年4月商号変更当社の商号を株式会社オカムラに変更した。

2020年代

  • 2020年7月M&A当社連結子会社の株式会社オカムラ物流及びシーダー株式会社を吸収合併した。
  • 2021年10月株式の取得によりDB&B Holdings Pte.Ltd を子会社とした。(現・連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行した。
  • 2024年7月M&ADB&B Holdings Pte.Ltdの株式を追加取得し、同社を完全子会社とした。
  • 2025年4月M&A当社連結子会社の株式会社関西オカムラを吸収合併した。
  • 2025年4月株式の取得により Boss Design Limited社 を子会社とした。(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益の年平均成長率2027年3月期~2036年3月期まで10%以上
  • 営業利益率2027年3月期~2036年3月期まで10%以上
  • ROE2027年3月期~2036年3月期まで12%以上
  • 営業利益2029年3月期まで300億円超
  • 配当性向累進配当下まで40%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    長期ビジョン「Beyond Breakthrough 2035」の策定と推進

    2035年度までに「HUMAN-ORIENTED COMPANY(人を起点とする企業)」を目指す。世の中や市場の変化を先取りし、需要創出型企業として価値を創造・提供する。

  2. 02

    ワーク&ライフクリエイション事業の強化

    研究知見と納入実績を活かし、製品開発・オフィスデザイン・ソリューションメニューを進化。パブリック市場や国内BtoC市場の拡大、海外オフィス市場での事業基盤活用により売上・利益拡大を図る。

  3. 03

    コマースソリューション事業の拡大

    設計・施工・アフターサービスの一貫体制を基盤に、デジタル技術を使った店舗運営支援サービスや体験型店舗対応を強化し、売上・利益拡大を目指す。

  4. 04

    スマートロジテック事業の転換

    市場・顧客の絞り込みで収益安定化し、顧客稼働データを起点とした物流システムインテグレーターへ転換。継続的な支援により持続的成長を目指す。

  5. 05

    生産性・効率性の向上とサプライチェーン最適化

    DXによる物流効率化、生産・販売一体での平準化・標準化を推進し、サプライチェーン全体のコスト削減に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,082人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は853万円で、9期前と比べて+23.7%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は17.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,785
2018年3月4,903
2019年3月68942.016.54,987
2020年3月67841.816.75,145
2021年3月69942.416.85,204
2022年3月70242.917.45,406
2023年3月71843.017.45,492
2024年3月73843.017.05,491
2025年3月81342.217.25,687420
2026年3月85342.117.36,082396

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 8 / 海外 3、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
つくば事業所 — 茨城県つくば市155億円
オフィス環境事業
須坂工場 — 長野県須坂市102億円
商環境事業
横浜物流センター — 神奈川県横浜市鶴見区9,335百万円
オフィス環境事業 物流システム事業 その他
中井工場 — 神奈川県足柄上郡中井町8,509百万円
商環境事業
追浜事業所 — 神奈川県横須賀市6,569百万円
オフィス環境事業 その他
御殿場事業所 — 静岡県御殿場市5,441百万円
商環境事業
富士事業所 — 静岡県御殿場市4,375百万円
オフィス環境事業 商環境事業 物流システム事業 その他
関西事業所 — 大阪府東大阪市1,657百万円
オフィス環境事業 商環境事業
高畠事業所 — 山形県東置賜郡高畠町1,619百万円
オフィス環境事業
本社工場 — 石川県 能見市1,440百万円
オフィス環境事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エヌエスオカムラ
    岩手県釜石市 · 連結子会社
    議決権55.5%
  • 国内
    ㈱山陽オカムラ
    岡山県高梁市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オカムラサポート アンドサービス
    神奈川県 横浜市鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    奥卡姆拉(中国)有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱富士精工本社
    石川県能美市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セック㈱
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    杭州岡村伝動有限公司
    中華人民共和国 浙江省杭州市 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 海外
    Siam Okamura International Co., Ltd.
    タイ バンコク市 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    DB&B Holdings Pte.Ltd
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Boss Design Limited
    英国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他23社
    ― · 連結子会社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    2025年度・2026年度NEDO本部改装に伴う設備工事(C工事)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2025-03-26
    2.6億円
  • 調達
    2024年度NEDO本部改装に伴う設備工事(C工事)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-12-24
    7,975万円
  • 調達
    人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業商品情報データベース構築のための研究開発ロボットによる社会変革推進に向けたロボット・AI部事業の周辺技術・関連課題に係る先導調査研究(サイズや出力が異なるロボットの遠隔操作時の力覚フィードバック効果の先導調査研究)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-01-11
    1,992万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,290億円営業利益241億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.6%、利益が+0.8%。

売上高
+4.6%
3,290億円
営業利益
+0.8%
241億円
純利益
+1.8%
224億円
営業利益率
7.3%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,470億円3,290億円
営業利益260億円241億円
純利益211億円224億円
1株あたり配当¥105¥105

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は740億円、営業利益は34億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+4.1%、営業利益は−41.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q79567
2024年1Q711588.261
2024年2Q685436.341
2024年3Q706314.424
2024年4Q88177
2025年2Q1,456674.680
2025年4Q1,68917210.2140
2026年2Q1,538684.474
2026年4Q1,7521739.9150
2027年1Q740344.628

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,949億円から3,290億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は7.3%。売上は5期、純利益は6期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中華人民共和国浙江省臨安市に現地企業との共同出資により、子会社杭州岡村伝動有限公司を設立した。(現・連結子会社)
2013年3月1,9498153
2014年3月2,11410161
インドネシア共和国ジャカルタ市に現地企業との共同出資により、子会社PT.Okamura Chitose Indonesiaを設立した。(現・連結子会社)
2015年3月2,20110364
2016年3月2,40813691
2017年3月2,36812883
当社の商号を株式会社オカムラに変更した。
2018年3月2,418140108
2019年3月2,479137102
当社連結子会社の株式会社オカムラ物流及びシーダー株式会社を吸収合併した。
2020年3月2,53214799
2021年3月2,445154120
2022年3月2,612175150
2023年3月2,770189159
DB&B Holdings Pte.Ltdの株式を追加取得し、同社を完全子会社とした。
2024年3月2,983262203
当社連結子会社の株式会社関西オカムラを吸収合併した。
2025年3月3,1452392657.6220
2026年3月3,2902412587.3224

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,290億円のうち、営業利益として残るのは241億円7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は224億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.3%2,150億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.3%898億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%241億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.8pt
7.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.5pt
6.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.1pt
11.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが272億円、投資CFが−54億円で、差し引きのフリーCFは218億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は319億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月92−81−1511258
2014年3月99−81−2918249
2015年3月75−65−3310228
2016年3月139−69−2170275
2017年3月114−92−4222255
2018年3月121−77−3944261
2019年3月95−54−3941261
2020年3月145−57−4488315
2021年3月269−8−131261444
2022年3月53−23−8630392
2023年3月135−67−9568370
2024年3月214−122−8292382
2025年3月10−143−2−133254
2026年3月272−54−162218319

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,019億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,061億円で、自己資本比率は67.6%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,78086491648.4
2014年3月1,90993297748.6
2015年3月2,0491,0351,01450.3
2016年3月2,1491,0851,06450.2
2017年3月2,1621,1421,02052.6
2018年3月2,3311,2561,07553.7
2019年3月2,2931,30498956.7
2020年3月2,3631,3551,00856.8
2021年3月2,4551,3981,05756.5
2022年3月2,4541,4411,01358.1
2023年3月2,5291,5271,00259.6
2024年3月2,8211,7481,07361.1
2025年3月2,8911,8681,02364.0
2026年3月3,0192,06195867.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
327億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,518億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
92億円
在庫として抱えている分
負債合計
958億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り104社中18位あたり、逆に低いのは売上成長率104社中41位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.5%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.3%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.6%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.6%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,399で、1年前と比べて+4.6%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥2,399-0.9%1ヶ月+4.9%1年+4.6%時価総額2,414億円
過去52週の値幅
安値¥2,148高値¥2,761

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.1倍
PER (会社予想)10.8倍
PBR1.11倍
配当利回り4.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+3.41%上昇、7/29は2364円と+1.5%高。25日線(2285円)を+3.5%上回るも、75日線(2340.5円)・200日線(2342.7円)と拮抗。52週高値2761円から-14.4%、安値2148円から+10.1%。出来高998,700株と急増し、活況。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 9.98倍は業界平均18.18倍を大きく下回り割安。PBR 1.10倍も平均1.36倍より低く、ROE 11.5%と収益性は良好。配当利回り4.4%は平均2.96%を上回るが、配当性向43.8%で今後の増配余地は限定的。割安水準にあるが、配当は伸び悩みの可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.1倍18.4倍
PER (予想)10.8倍
PBR1.11倍1.38倍
ROE11.5%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

働き方改革と物流効率化の追い風が続くかが焦点。強気派はオフィス需要の回復と物流自動化投資の拡大で増収増益が続くと見る。弱気派は既に株価が業績に織り込み済みで、成長鈍化や建設費高騰によるコスト増を懸念。配当利回り4.4%も下支え。

プラスに働く材料7
  • オフィス需要の回復

    出社回帰でオフィス改装投資が増加傾向。

  • 物流機器の伸長

    EC拡大や人手不足で物流自動化需要が旺盛。

  • 高水準の配当

    配当利回り4.4%と安定配当を継続。

  • 売上高3年連続増収、年平均成長率約5%FY2026/3影響

    売上高FY20242983億円→FY2026予想3290億円、安定成長基盤を確認。

  • 純利益2年連続増益、過去最高更新視野FY2026/3影響

    純利益FY2024203億円→FY2026予想224億円、EPS成長が継続。

  • 配当利回り4.4%の高水準、下値支援材料継続影響

    配当利回り4.4%は東証平均の2倍超、インカム需要が株価下支え。

  • PER9.98倍の割安感、バリュエーション拡大余地継続影響

    同業PER平均12倍比で2割安、成長持続なら評価修正進む。

マイナスに働く材料7
  • 建設費高騰

    資材高で案件収益性が悪化するリスク。

  • 国内市場の成熟

    オフィス家具市場は横ばい傾向で、急成長は見込みにくい。

  • 株価の戻り待ち

    1年リターン4%と伸び悩み、PER10倍が割安感の上限か。

  • 限界利益率低下、増収効果が利益に乏しいFY2026/3影響

    売上高+145億円に対し営業利益+2億円、増収効果が限定的。

  • 純利益成長率急減速、期待剥落リスクFY2026/3影響

    純利益前年比+8.4%→+1.8%に減速、成長株評価が後退。

  • 外国人保有比率の変動リスク不定影響

    外国人保有率16.5%、株価低迷で売り越しが続けば需給悪化。

  • ROE11.5%維持困難ならPBR1倍割れ懸念不定影響

    ROE維持に継続的な利益成長が必要、減益時にはPBR1倍割れも。

次の決算で確かめる点
オフィス家具売上高
コア事業の需要動向を示す。
物流システム受注高
成長事業の先行指標。
営業利益率
コスト管理能力と収益性。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり105で、前期から+10.6%いまの株価に対する利回りは4.38%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥105
1株あたり
配当利回り
4.38%
いまの株価に対して
配当性向
43.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2436.6
2018年3月268.325.4
2019年3月287.731.4
2020年3月3214.338.2
2021年3月320.023.2
2022年3月4025.026.3
2023年3月5537.535.1
2024年3月8656.441.9
2025年3月949.341.4
2026年3月10410.643.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥105

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ20,071人。区分でいちばん多いのは金融機関33.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.6%を占め、残る47.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関36.635.034.533.835.733.7
個人・その他21.723.626.926.328.129.2
事業法人22.619.919.418.918.818.9
外国法人18.420.718.519.615.016.5
自己株式0.02.75.75.75.75.7
証券会社0.70.80.61.52.41.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.88
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.28
03オカムラグループ従業員持株会5.71
04日本製鉄株式会社5.28
05明治安田生命保険相互会社4.86
06株式会社三菱UFJ銀行3.65
07オカムラ協力会持株会3.58
08株式会社横浜銀行2.84
09三井住友海上火災保険株式会社1.81
10オカムラディ―ラ―共栄会1.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-01
    株式会社三菱UFJ銀行
    新規の大量保有報告
    3.65%
    -0.67pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+395%、1株純資産は14期で+176%。直近期のROEは11.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月487826.414.735.9
2014年3月558436.816.333.7
2015年3月589376.516.618.5
2016年3月829808.613.134.1
2017年3月751,0327.513.136.6
2018年3月981,1379.114.825.4
2019年3月931,1808.012.531.4
2020年3月891,2197.59.738.2
2021年3月1131,3828.811.523.2
2022年3月1511,45910.78.026.3
2023年3月1631,59310.88.435.1
2024年3月2141,82112.610.641.9
2025年3月2331,95612.38.441.4
2026年3月2372,15611.510.443.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額595百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
中村雅行代表取締役 社長執行役員751,080
河野直木取締役 専務執行役員 オフィス環境事業本部長60160
佐藤喜一取締役 専務執行役員 経営企画本部長69239
荒川和巳取締役 常務執行役員 生産本部長 兼 サプライチェーン本部長61333
酒德眞司取締役 常務執行役員 商環境事業本部長67164
福田栄取締役 執行役員 経理本部長60163
伊藤裕慶取締役75125
狩野麻里取締役6612
上條努取締役7253
菊地美佐子取締役6519
水本伸子取締役6914
丹保人重取締役6618
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
永井則幸監査役(常勤)69247
萩原圭一監査役(常勤)6775
岸上恵子監査役6979
宮崎信太郎監査役629
内田晴康79

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)82261884045457
社外取締役8929212
監査役2494925

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容791字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社34社及び関連会社9社で構成され、オフィス環境機器、商環境機器及び物流システム機器の製造販売等を主な事業内容とし、これらの各事業に関連する物流・施工・サービス等の事業活動を展開しております。 各事業における当社グループの位置付け等は次のとおりであり、セグメントと同一の区分であります。 オフィス環境事業 オフィス家具、公共施設用家具、セキュリティ製品、ヘルスケア関連製品等の製造販売を行っております。 〔主な関係会社〕 (製造) 当社、㈱エヌエスオカムラ、㈱山陽オカムラ、㈱富士精工本社、Boss Design Limited他 (販売・物流・施工・サービス) 当社、㈱オカムラサポートアンドサービス、奥卡姆拉(中国)有限公司、Siam Okamura International Co., Ltd.、DB&B Holdings Pte.Ltd、Boss Design Limited他 商環境事業 店舗用陳列棚、冷凍冷蔵ショーケース、店舗カウンター等の製造販売を行っております。 〔主な関係会社〕 (製造) 当社、㈱山陽オカムラ他 (販売・物流・施工・サービス) 当社、奥卡姆拉(中国)有限公司、セック㈱、Siam Okamura International Co., Ltd.他 物流システム事業 工場・倉庫用物品保管棚、物流自動機器・装置の製造販売等を行っております。 〔主な関係会社〕 (製造) 当社他 (販売・物流・施工・サービス) 当社、奥卡姆拉(中国)有限公司他 その他(パワートレーン事業他) 産業車両・建設機械用流体変速機の製造販売等を行っております。 〔主な関係会社〕 (製造) 当社、杭州岡村伝動有限公司他 (販売・物流・施工・サービス) 当社他 上記の概況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,100字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、パーパスである「人が活きる社会の実現」に向け、「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとして、すべての人々が笑顔で活き活きと働き暮らせる社会の実現を目指しております。 当社は1945年、設立の主旨に賛同した技術者たちが、資金、技術、労働力を提供し合って「協同の工業・岡村製作所」としてスタートを切りました。その創業の精神は、「創造、協力、節約、貯蓄、奉仕」の5つの言葉からなる社是と、これを受けた「基本方針」により企業文化として定着し、「よい品は結局おトクです」をモットーに、お客様のニーズを的確にとらえたクオリティの高い製品とサービスを社会に提供することに努めてまいりました。これらは、「オカムラのDNA」として、現在のオカムラグループの経営と事業活動に受け継がれております。 企業理念である「オカムラウェイ」は、ミッション(経営姿勢)、オカムラ宣言(めざすありたい姿)、私たちの基本姿勢(大切にする価値観)の3つで構成され、全ての根幹には、「人が活きる」という視点があります。 サステナビリティの重要性がますます高まる新しい価値観の中、一人ひとりが「活きる」ことこそが社会課題の解決につながる。その信念と使命感のもとに、オカムラグループは、すべての人々が笑顔で活き活きと働き暮らせる社会の実現を目指しています。なお、「オカムラウェイ」を通じた活動や取り組みについては、当社ウェブサイト(URL https://live.okamura.co.jp/)に掲載しております。 持続的な成長に向け、新たな需要の創出と変化に対応できる経営基盤強化をはかるとともに、事業を通じた社会課題解決に取り組んでまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループを取り巻く事業環境は、人手不足の深刻化、デジタル技術の急速な進展、顧客ニーズの多様化など、大きな変化の局面を迎えています。このような環境変化を踏まえ、2035年度に向けた長期ビジョン「Beyond Breakthrough 2035」を策定しました。当社グループは、需要創出型企業として、世の中や市場の変化を先取りして価値を創造し、社会に提供してまいります。 ① 目指す姿 2035 年までに目指す姿としてHUMAN-ORIENTED COMPANY と掲げました。常に「人を想うこと」を出発点とし、「場づくり」という事業を通して、全ての人が活き活きと働き暮らす社会の実現を目指してまいります。 ② 定量目標 ・長期目標(2027年3月期~2036年3月期) 営業利益の年平均成長率 10%以上 営業利益率 10%以上 ROE 12%以上 ・2029年3月期目標 営業利益 300億円超 ③ 創出資金のアロケーション方針 ・成長に向けた投資 成長投資枠として600~800億円を設定し、資本参加やAI等デジタル技術の強化などにバランスよく投入する ・株主還元 累進配当かつ配当性向40%以上を維持する 自己株式の取得は、成長投資の進捗状況や外部環境等を踏まえ機動的に対応する ④報告セグメント名称の変更について 当社グループの事業目的は、「人が生活する“全てのシーン”のインフラを提供する」であると定義し、事業モデルの転換や事業領域を拡大の方針を踏まえ、2026年7月1日より以下の通りにセグメント名を変更いたします。 旧セグメント名称   新セグメント名称 オフィス環境事業   ワーク&ライフクリエイション事業 商環境事業   コマースソリューション事業 物流システム事業   スマートロジテック事業 ※名称変更のみであり、報告セグメントの区分方法に変更はありません。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 ① 事業環境の変化 今後の日本経済は、中東情勢の不安定化に伴う原材料・エネルギー価格の高騰や資材供給網の乱れ、中国経済の長期停滞など、先行きは極めて不透明な状況となっております。また、さらなる金利上昇による資金調達コストの増加、持続的な賃上げ等が見込まれ、インフレ経済への対応が経営の重要課題となっております。 このような事業環境のなか、労働人口の減少やAIの急速な普及による働き方の変化、サステナビリティへの対応等、企業を取り巻く経営課題や環境の変化を捉え、新たな需要の創出を目指してまいります。 ② 各事業における対処すべき課題 主力のワーク&ライフクリエイション事業につきましては、企業ごとの戦略や業務特性の違いに加え、テクノロジーの進化を背景に働き方が多様化しており、オフィスに求められるデザイン・レイアウトも変化を続けております。また、人的資本経営の観点から、オフィス整備を経営上の投資対象と捉える認識が広がりつつあり、リクルート対策・リテンション対策としてもオフィスリニューアル需要は全国的に高まっております。加えて、パブリック市場においては、既存施設の老朽化に伴う改修や機能更新のほか、一部では新設・建替案件も見込まれており、事業機会の拡大が期待されます。 このような状況のもと、当社は未来の働き方に関する研究成果と豊富な納入実績を通じて蓄積した知見を活かし、製品開発・オフィスデザイン・ソリューションメニューの進化を図ってまいります。パブリック市場においては、オフィス市場で培った総合エンジニアリング力を活かし、人が活きる空間づくりを通じて事業領域を拡張してまいります。また、タスクシーティングを中心に国内BtoC市場の拡大を図るほか、海外オフィス市場においてもグループ会社の事業基盤を活かし、国内外における売上高及び営業利益の拡大を目指してまいります。 コマースソリューション事業につきましては、労働人口の減少に伴う店舗運営の効率化ニーズの高まりを背景に、小売業では省人化・省力化や業務効率化を目的としたデジタル技術への投資が拡大しております。また、消費者の価値観の変化により、物販中心の店舗に加え、体験価値を重視した店舗への需要が高まっています。 このような状況のもと、当社は設計・施工・アフターサービスまでを一貫して提供する体制を基盤に、店舗什器や冷凍・冷蔵ショーケースなどの製品群を活かし、デジタル技術を用いた店舗運営支援サービスの拡充や体験型店舗への対応力を強化することで、売上高及び営業利益の拡大を目指します。 スマートロジテック事業につきましては、物流DXと自動化の実装が持続可能な経営を実現するための重要課題と位置付けられる中、これまでの省人化に加え、データによる可視化や最適化を求める需要が一層高まるものと予想されます。 このような状況のもと、市場・顧客の絞り込みによる収益の安定化と、顧客の稼働データを起点として倉庫・運用設計から最適機器の調達、稼働後のオペレーション支援まで、継続的に支援する物流システムインテグレーターへの転換を図ることで、持続的な成長を目指します。 生産性・効率性の向上につきましては、成長を支える生産システムの構築とサプライチェーンの最適化に取り組んでまいります。DXで物流全体を効率化し、生産、販売が一体となって生産における平準化、標準化を推進することで、サプライチェーン全体のコストの低減に努めてまいります。
事業等のリスク7,049字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 (1) リスクマネジメントの体制 当社グループは、事業目的の達成に影響を及ぼす可能性(好ましい影響・好ましくない影響の双方を含む)をリスクと認識し、リスクの特定、分析および評価を行い、合理的にコントロールすることで、リスクがもたらす損失の最小化または機会の最大化を図るよう、組織的に活動しております。 また、リスクに係る上記の組織的な活動であるリスクマネジメントを、グループのサステナビリティ活動と有機的に結びつけて、その有効性の向上を図るため、サステナビリティ活動の計画的推進を目的として設置されたサステナビリティ委員会において、グループのリスクマネジメントに関する基本方針、重点対応リスクおよび対応策の決定ならびにリスクマネジメントの有効性評価等を行っております。 なお、サステナビリティ委員会およびリスクマネジメントにおける役割の概要に関しては、次のとおりです。 ① サステナビリティ委員会 a.目的 グループのサステナビリティ活動の計画的推進 b.役割 サステナビリティ委員会は、リスクマネジメントに関して以下の役割を担っています。 ・リスクマネジメントの基本方針の決定 ・全社的なリスクに係る重点対応リスク、対応策およびリスクオーナーの決定 ・リスクマネジメントの実施状況の確認、有効性評価および改善指導 ・リスクに関する重要事項の取締役会への報告 c.開催 年2回定期的開催および必要に応じて臨時開催 d.構成員 委員長 社長執行役員 委員 各事業本部およびコーポレート各本部の執行役員等 ② リスクマネジメント事務局 経営企画部長が事務局長を務め、サステナビリティ委員会の委員であるコーポレート担当部門の所属長等を構成員として、当社グループのリスクマネジメントの運営を支援・推進しています。 ③ 全社的レベルのリスクマネジメント 当社全体または当社グループに影響が及ぶことが想定される事態に対して、サステナビリティ委員会を決定機関として全社的リスクマネジメントを実施しています。 ④ 事業ユニットレベルのリスクマネジメント セグメントごとの当社の事業本部および連結子会社を総称した当社グループ内における事業活動の責任単位を事業ユニットとしており、事業本部の執行役員を主管本部長としています。事業本部または子会社で対応が可能な事態には、事業ユニットの主管本部長を責任者としてリスクマネジメントを実施しています。 ⑤ リスクオーナー リスクごとに、リスクを効果的にコントロールする活動責任と活動内容・結果についての説明責任を持つ責任者をリスクオーナーとして定めています。リスクオーナーは、事業目的・業績目標に照らして適切なリスク対応策を選択・適用する権限を有しており、リスクへの対応を行っています。全社的リスクのリスクオーナーは執行役員が担うものとし、サステナビリティ委員会にて決定しています。 当社グループのリスクマネジメント体制に関しては、次のとおりであります。 (注)グループ全体の事業戦略との連動強化を図る為、2026年4月より主管部門を法務リスクマネジメント部から経営企画部に変更いたしました。 また、当社では、こうした体制の整備、運用に関して、平時のリスクマネジメントとして「リスクマネジメント規程」を、有事のクライシスマネジメントとして「緊急事態対応規程」を制定しております。 (2) リスクアセスメントのプロセス リスクアセスメントにあたっては、まずリスクを特定し、特定したリスクに対して、発生可能性と影響度の観点からリスクマップを用いて分析をしたうえで評価を行っております。 特定されたさまざまなリスクは、大きく「事業環境リスク」「事業戦略リスク」「業務リスク」「金融リスク」「人権・人財・労務リスク」の5つに分類し、さらに中分類・小分類の3つの階層に整理しております。 ・発生可能性のレベル判定目安 ・影響度のレベル判定目安 ・リスクマップ リスクアセスメントは、全社的レベルで年2回、事業ユニットレベルで年1回実施しております。 事業ユニットレベルのリスクアセスメントは、まずグループ会社が自社に係るリスクについて分析・評価を行います。次に、グループ会社のアセスメント結果を踏まえて事業ユニットの主管本部長が事業ユニット単位で重点的、積極的に対応する重要なリスクを決定します。 全社的レベルのリスクアセスメントは、リスクマネジメント事務局が指定した評価部門が事業ユニットのリスクアセスメントを参考にしつつ1次アセスメントを実施し、リスクマネジメント事務局が各評価部門の結果を総合的に検討して再度アセスメントを行います。そのアセスメントによって、リスクマップで「重大」リスク、「高」リスクに位置付けられたリスク、および将来の影響変化予測や社会的責任の重要性を考慮して重要と判断したリスクを、サステナビリティ委員会に諮り、同委員会にて全社的な重要リスクを決定します。 重要リスクには、それぞれについてリスクオーナーが顕在化した場合の事業への影響度を分析して対応策を策定し、実行に努めております。その策定にあたっては、短期的・優先的に対応すべきリスクがサステナビリティ委員会で指定されており、その結果が計画に加味されています。 また、リスクオーナーおよびリスクマネジメント事務局は、対応状況をモニタリングし、課題が明らかになった場合には、リスクオーナーがその是正・改善を図っております。 (3) 重要リスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に、重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。これらのリスクを制御して可能な限り回避するよう努めております。なお、下記記載のリスク項目は、当社グループ事業に関するすべてのリスクを網羅したものではありません。また、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(下記に重要リスクと記載のあるものは、前述のリスクアセスメントプロセスにより全社的な重要リスクとしたリスクを、そのリスクの中分類の階層で経営の重要課題の4分類に関連付けしたものです。) ① 「人が活きる環境の創造」に係るもの a.製品・サービスの開発 当社グループは、製品・サービスにおける「差」ではなく、価値提供におけるコンセプトの「違い」によって競争優位性を築くことを意識し、その姿勢が今までにないマーケットの創出につながると考えています。そうした活動から生まれる高い顧客課題解決力と製品のあるべき姿を形にするデザイン力および高度な生産技術力に裏打ちされた確かなものづくりを強みに、顧客と強い信頼関係を築き、事業領域の幅も広げています。しかしながら、顧客の嗜好の変化スピードに製品・サービスの開発が追いつかず、顧客の期待を超える製品・サービスをタイムリーに提供することができなければ、顧客満足度の低下による影響が生じる可能性があります。また、当社グループの属する業界は競合性の高い業界であり、競合他社が当社グループ製品のデザインおよび技術を追従し、安価で販売するないしは、より高い独自デザインおよび技術により市場シェアを高め、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 重要リスク:製品・サービスの開発 b.製品・サービスの品質維持、向上 製品・サービスの品質は「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」という当社のミッションの根本であります。安全、高品質で創造性豊かな製品・サービスを追求し、お客様の期待に応えることができるよう、調達から生産、物流、施工にいたるすべてのプロセスにおいて常に品質管理の徹底に努めております。 当社グループは、世界的に認められている品質基準(ISO9001)に従って各製品を製造しております。しかし、すべての製品について不測の事故も生じず、将来にわたりクレームが発生しないという保証はありません。製造物責任賠償については、保険に加入しておりますが、当社グループが最終的に負担する賠償額を、保険が十分にカバーできるという保証はありません。製品の欠陥は、当社グループの評価に影響を与え、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。お客様への新しい価値の提供、販売対象のモノからコトまでへの拡大、社内製造の製品だけでなく社外調達商品、請負工事、サービスまでのトータル販売の伸張といった事業の変化に伴い、対処すべき品質管理対象も多様化・複雑化し続けております。事業の成長速度に品質維持が追随できず品質管理活動が十分に行きわたらなくなる可能性を認識して、サプライチェーン全体を対象とする品質保証委員会を設置するなど安全・品質に関するマネジメント体制を整え、重大事故や不具合発生の可能性といったより詳細なリスクの特定やそれらに対応するための年度計画の策定および活動の推進・サポートを行い、進捗をモニタリングするとともに、取引先との協力関係のもと、サプライチェーンの各段階で、事例を交えた実務的な品質管理教育を実施しています。また、絶えずその品質管理体制・活動の見直しを行い強固な体制の維持に努めるとともに、継続的な品質管理向上活動により品質の維持、向上を図っています。 重要リスク:製品・サービスの品質 ② 「従業員の働きがいの追求」に係るもの a.人的資本・多様性 事業の遂行および成長に必要な人財を効果的に集め、育成し、確保できなければ、事業活動を実行、管理、監督するといった重要な能力が妨げられ、計画通りの業績目標が達成できないおそれがあります。人的投資が不足して人財育成に対する取り組みが十分に行われない場合、従業員の健康と安全に十分配慮されない場合、または職場の心理的安全性が確保されない働きにくい社内環境に陥った場合は、従業員の士気の低下や体調不良または離職を招くおそれや、生産力の低下により当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。安全衛生に係る関係法令等への違反は、罰則や賠償金支払だけでなく、当社グループの評価に影響を与え、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。(リスクへの対応策については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」を参照) 重要リスク:人財、安全衛生、労務、人権 ③ 「地球環境への取り組み」に係るもの a.気候変動 気候変動対策の遅れや関係法令等への抵触、または社会が求める資源循環型に企業活動が移行できないと、持続可能な社会づくりへの貢献が妨げられるだけでなく、当社グループの社会的な信用を棄損するとともに、顧客選定基準からの除外による収益悪化の影響を及ぼす可能性があります。(リスクへの対応策については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」を参照) 重要リスク:気候変動、資源循環型社会への移行 ④ 「責任ある企業活動」に係るもの a.サプライチェーンの分断 当社グループは、地震・洪水等の自然災害や火災等の事故災害、新型の感染症の流行、貿易摩擦をはじめとする各国の政策動向により、サプライチェーンが分断された場合、事業活動の停止や機会損失、復旧のための費用負担により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、地政学的なリスクの高まりやエネルギー価格の高騰等を背景にした、資材価格の高騰や原材料の調達難といった事態が生じ、これに十分対処できなかった場合、事業活動の機会損失、調達費用負担により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、緊急事態対応規程および事業継続計画(BCP)にて社会・事業活動に重大な影響を及ぼすおそれのある緊急事態が発生した時の適切な対処をあらかじめ定めるとともに、迅速に対応できるよう詳細な手順をマニュアルとして定めて、事態の拡大防止と早期収束により事業の継続・早期復旧を図るよう備えています。また、取引先とは相互の連携による事業面の改善活動やサステナビリティの側面を重視した調達活動を強化しております。 重要リスク:大規模自然災害、資材・原材料調達、事故・人為的な災害 b.ガバナンス・コンプライアンス 当社グループは、法令等の確実な遵守に加えて高い倫理観に基づき、常に公正、透明、誠実な行動に努めるとともに、適時・適切な情報開示やコミュニケーションを通じて顧客、取引先、従業員、地域社会などさまざまなステークホルダーとより良好な関係を築き信頼を得られるよう努めております。経営層からの発信や行動規範の周知活動、e-ラーニングをはじめとする教育などの啓発活動を継続的に実施するとともに、グループ内で企業理念、経営方針をより一層徹底し、グループ一体となった企業活動が遂行できるよう活動責任を明確にしたグループ経営に取り組んでいます。 意識の醸成や行動の徹底はグループ全体で行う必要がありますが、グループ会社統制が機能しない場合を含め、すべての企業活動および役員・従業員の言動が適切で、将来にわたり問題行動が発生しないという保証はありません。社会の期待に対応できていない場合は、当社グループの信用が低下して業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの不適切な行動や信用低下・業績悪化は、取引先にも悪影響を及ぼす可能性があると認識しています。組織内のコミュニケーションや心理的安全性が低下した場合、リスクや問題事項の検出遅延、誤認や独断による誤った業務運用、および不正・不適切処理に気づいても報告されない事態を誘発しやすくする可能性があるため、ヘルプラインを社内・社外・国外に設置して懸念事項の早期解決に努めるとともに、定期的に当社グループ全員を対象にした意識調査を行って経年の意識変化分析や改善活動を実施しております。 リスクに対する適切なコントロールの設計漏れや業務設計を誤るまたは見直しを怠ることで、内部統制の目的達成が阻害される、また業務の複雑化・処理量の増大が見過ごされ、無駄な業務、非効率な業務が業務量を圧迫し、業務目標の達成に悪影響を及ぼす可能性があります。業務の牽制機能および有効性・効率性を維持するため、業務プロセスの整理と可視化、全体最適・標準化・生産性向上の観点で業務プロセスの改善と定着化に努めております。 重要リスク:ガバナンス、信用、法律・規制の遵守、業務プロセス設計 c.情報セキュリティ 当社グループは、事業上、顧客情報や個人情報を含む秘密情報を保有しております。また、製造販売等の各事業において、様々なICTシステムを利用しており、それらに対する情報セキュリティリスクは年々高まってきております。当社グループは、秘密情報の取扱いについて秘密情報管理規則を定め、電子データを含むすべての秘密情報を厳重に管理するとともに、取引先との間でも秘密情報の保護に関する契約を締結し、情報の適切な管理を実施しております。また、個人情報については、プライバシーマーク制度にも従って適切な取扱いを実施しております。サイバー攻撃等によるウイルス感染や不正アクセスなどに対しては、重要な情報資産の保護とその機密性、完全性、可用性の維持を目的に制定した情報セキュリティ方針のもと、情報セキュリティ管理に関する規程を新たに制定するなど情報セキュリティ事故を未然に防ぐための対策を強化するとともに、2020年に発足したCSIRT(Computer Security Incident Response Team)を中心として情報セキュリティ事故が発生した際の被害を最小化するための対策を実施しております。その他、従業員に対しては、社内情報システム使用規則で適切な使用方法を定め、e-ラーニングによる教育や標的型攻撃メール訓練を実施するとともに、イントラネットやパソコン起動時の注意喚起により、日常業務の中で情報セキュリティリスクを意識するための啓蒙活動を継続的に実施しております。しかしながら、日々高度化するサイバー攻撃等にこれらの対策・対応が追い付かず、重大な情報セキュリティ事故が発生した場合、社会的信用の低下や業務停止により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 重要リスク:情報セキュリティ ⑤ 上記以外で財務状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の変動に係るもの a.経済状況 当社グループは、社外のステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションや社内の会議体・報告手続などを通じて、経済環境の変化に関する情報をタイムリーに入手するように努め、一元的に収集・整理するとともに短期・中長期の事業への影響を分析・評価し、機動的に事業活動の見直しを図っております。しかしながら、当社グループの国内販売比率は90%を超えており、国内景気の悪化に伴う設備投資の抑制により、需要が縮小し、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 重要リスク:経済環境の変化
経営成績の分析 (MD&A)6,620字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 前連結会計年度末 (百万円)   当連結会計年度末 (百万円) 総資産   289,144   301,877 純資産   186,795   206,089 自己資本比率(%)   64.0   67.6 1株当たり純資産   1,956.33   2,156.14 総資産は、前連結会計年度末から12,732百万円増加して301,877百万円となりました。流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産の減少と現金及び預金の増加を主な要因として6,871百万円増加し、固定資産は、のれん及び無形固定資産その他の増加、建物及び建築物、投資有価証券の減少を主な要因として5,860百万円増加いたしました。 負債は、退職給付に係る負債、長期借入金及び短期借入金の減少を主な要因として、前連結会計年度末から6,561百万円減少し95,787百万円となりました。 純資産は、利益剰余金及びその他有価証券評価差額金の増加を主な要因として、前連結会計年度末から19,293百万円増加して206,089百万円となりました。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.6ポイント増加して67.6%となり、1株当たりの純資産は、前連結会計年度末の1,956.33円から2,156.14円となりました。 ② 経営成績の状況 売上高は、前連結会計年度に比べ4.6%増加して329,031百万円となりました。また、売上原価は売上高の増加に伴い、前連結会計年度に比べ6,062百万円増加して215,059百万円となり、売上高に対する売上原価の比率は65.4%となりました。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ8,233百万円増加して89,827百万円となりました。また、販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は27.3%となりました。 この結果、営業利益は、前連結会計年度の23,935百万円に比べ0.9%増加し24,144百万円となりました。 営業外損益は、前連結会計年度の2,523百万円の収益(純額)に対し、当連結会計年度は1,695百万円の収益(純額)となりました。 この結果、経常利益は、前連結会計年度の26,459百万円に比べ2.3%減少し25,839百万円となりました。 特別損益は、前連結会計年度の4,020百万円の収益(純額)に対し、当連結会計年度は3,663百万円の収益(純額)となりました。 この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度の30,479百万円に比べ3.2%減少し29,503百万円となりました。 法人税等は、前連結会計年度の8,398百万円に比べ18.1%減少し6,873百万円となりました。また、税効果会計適用後の法人税等の負担率は23.3%となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の22,045百万円に比べ1.7%増加し22,416百万円となりました。1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の232.93円に比べ1.7%増加し236.80円となりました。また、自己資本利益率は11.5%となりました。 なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの状況は、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容」をご参照ください。 ③ キャッシュ・フローの状況 区分   前連結会計年度(百万円)   当連結会計年度(百万円) 営業活動によるキャッシュ・フロー   983   27,218 投資活動によるキャッシュ・フロー   △14,270   △5,359 財務活動によるキャッシュ・フロー   △209   △16,159 現金及び現金同等物期末残高   25,410   31,861 借入金・社債期末残高   35,839   30,026 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益29,503百万円及び減価償却費7,830百万円等による増加と、法人税等の支払額7,288百万円及び投資有価証券売却益6,563百万円等による減少の結果、27,218百万円の資金増加(前期は983百万円の増加)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却及び償還による収入11,019百万円等による増加と、有形固定資産の取得7,949百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出6,582百万円等による減少の結果、5,359百万円の支出(前期は14,270百万円の支出)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額9,567百万円及び長期借入の返済による支出3,357百万円等による減少の結果、16,159百万円の支出(前期は209百万円の支出)となりました。 これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は6,450百万円増加し、31,861百万円となりました。 また、借入金・社債の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ5,813百万円減少し、30,026百万円となりました。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) オフィス環境事業   70,406   113.2 商環境事業   26,403   96.8 物流システム事業   5,638   71.3 その他   5,678   104.9 合計   108,126   105.2 (注) 金額は、製造原価によっております。 b.受注状況 当社グループは、主に販売計画に基づいて生産計画を立てて生産しております。一部受注生産を行っておりますが、受注高及び受注残高の金額に重要性はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) オフィス環境事業   191,852   114.6 商環境事業   116,171   98.2 物流システム事業   14,702   65.1 その他   6,304   101.3 合計   329,031   104.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の概要 ① 財政状態の状況」をご参照ください。 b.経営成績 区分   売上高 (百万円)   営業利益 (百万円)   経常利益 (百万円)   親会社株主に 帰属する 当期純利益 (百万円)   1株当たり 当期純利益 (円)   ROE (%) 当連結会計年度   329,031   24,144   25,839   22,416   236.80   11.5 前連結会計年度   314,527   23,935   26,459   22,045   232.93   12.3 当社グループは、パーパスである「人が活きる社会の実現」に向け、「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとして、すべての人々が笑顔で活き活きと働き暮らせる社会の実現を目指しております。 当連結会計年度の国内経済は、ウクライナ・中東情勢を巡る地政学的リスク、中国経済の停滞長期化、米国による相互関税の発動など、海外要因の影響を受け、先行きが不透明な状況が続きました。また、日銀の政策金利引き上げによる資金調達コストの増加に加え、諸資材及び物流費の高騰も続いており、価格転嫁や賃上げといったインフレ対策が重要な経営課題となっております。 当社の事業におきましては、国内のオフィスリニューアル需要、店舗改装需要が堅調に推移する一方で、仕入価格の上昇や賃上げの影響で原価、販管費は増加いたしました。 このような状況のもと、社会、市場の変化を捉えた開発、営業活動、新たな需要の創出及びコストダウンに注力してまいりました。 当連結会計年度において、物価上昇と人材獲得競争の激化に対応するため、5.48%の賃上げを実施し、大卒初任給を30万円に引き上げました。当社は、優秀な人財の確保、働きがい改革の推進につなげることで、企業価値の向上に努めております。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高329,031百万円(前期比4.6%増)、営業利益24,144百万円(前期比0.9%増)、経常利益25,839百万円(前期比2.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益22,416百万円(前期比1.7%増)となり、売上高、営業利益及び当期純利益は過去最高となりました。 また、自己資本当期純利益率(ROE)は、11.5%(前期比0.8ポイント減)、総資産経常利益率(ROA)は、8.7%(前期比0.5ポイント減)、売上高営業利益率は、7.3%(前期比0.3ポイント減)となりました。 なお、当社は2025年3月24日付でBoss Design Limited (本社:英国)の株式の取得を決定、2025年4月1日付で同社の発行済株式の100%を取得し、完全子会社化いたしました。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 セグメントの名称   売上高(百万円)   セグメント利益又は損失(△)(百万円) 前連結 会計年度   当連結 会計年度   増減   前連結 会計年度   当連結 会計年度   増減 オフィス環境事業   167,397   191,852   24,454   17,367   22,630   5,262 商環境事業   118,305   116,171   △2,134   4,792   2,798   △1,993 物流システム事業   22,599   14,702   △7,896   1,619   △1,467   △3,086 その他   6,224   6,304   80   156   182   25 合計   314,527   329,031   14,504   23,935   24,144   208 (注) セグメント利益又は損失(△)の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 オフィス環境事業 オフィス環境事業につきましては、コロナ禍を経て、時間と場所を選ばない働き方とともに、コミュニケーションの重要性が市場全体に再認識され、コミュニケーションの活性化を図るオープンオフィス化の需要の波は広がっております。また、国内企業において人材確保が重要な課題となる中、その解決策として、オフィス移転・改装を選択する機会は拡大しており、「行きたくなる」オフィスづくりの需要は、継続して旺盛に推移しております。このような状況のもと、当社の強みである未来の働き方の研究成果と豊富な納入実績を通じて培った知見に基づく提案力、時代の変化を先取りした製品開発により、新たな需要の創出及び売上高、営業利益の拡大を目指してまいりました。これにより売上高、営業利益ともに過去最高となりました。 この結果、当セグメントの売上高は、191,852百万円(前期比14.6%増)、セグメント利益は、22,630百万円(前期比30.3%増)となりました。 商環境事業 商環境事業につきましては、人手不足を背景に、店舗の省人・省力化や、従業員が働きやすい環境づくりに対する需要が、地域、業態を問わず旺盛に推移しております。また、環境配慮などの小売業における社会課題の解決が、提案における重要度を増しております。このような状況のもと、店舗什器、冷凍冷蔵ショーケースを始めとする豊富な製品群、提案からアフターサービスまでの一貫したサービス機能、お店づくりにかかわるデザイン・研究開発体制等、当社の強みを活かし、小売業が抱える環境負荷低減に代表される様々な課題を、お客様に寄り添い、共創しながら解決していくことで、売上高、営業利益の拡大を目指してまいりました。しかしながら、人員強化及び人材育成の強化による固定費の増加に加え、オフィス移転による販管費の増加の要因もあり、前連結会計年度に比べ売上高、営業利益ともに減少いたしました。 この結果、当セグメントの売上高は、116,171百万円(前期比1.8%減)、セグメント利益は、2,798百万円(前期比41.6%減)となりました。 物流システム事業 物流システム事業につきましては、人手不足を背景に、物流施設の省人・省力化や、高密度保管・高効率搬送による物流費低減を目的とした物流システム機器による自動化の需要が旺盛に推移しております。このような状況のもと、当連結会計年度に、当社初となるソフトウェア製品である、倉庫最適化システム「Optify(オプティファイ)」を発売し、物流システムの統合インテグレーターとしての体制強化を図るとともに、先進技術を用いた差別化製品の研究・開発を継続し、事業規模拡大と利益確保を目指してまいりました。しかしながら、前連結会計年度に過去最高売上高を記録したことで、設計エンジニアのリソースが既存案件対応に集中し、新規受注活動が制約された結果、当連結会計年度の受注額は前期比で減少し、前連結会計年度に比べ売上高、営業利益ともに減少いたしました。 この結果、当セグメントの売上高は、14,702百万円(前期比34.9%減)、セグメント損失は、1,467百万円(前連結会計年度は1,619百万円のセグメント利益)となりました。 c.キャッシュ・フロー キャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社は、安定的な資金の流動性を確保するため、及び運転資金の効率的な調達を行うため主要取引金融機関と20,000百万円の特定融資枠契約を締結しております。なお、当連結会計年度末の借入実行残高はありません。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定し、様々な取り組みを推進してまいりました。当連結会計年度における売上高は329,031百万円(前期比4.6%増)、営業利益24,144百万円(前期比0.9%増)、経常利益25,839百万円(前期比2.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益22,416百万円(前期比1.7%増)、自己資本当期純利益率(ROE)は、11.5%(前期比0.8ポイント減)、総資産経常利益率(ROA)は、8.7%(前期比0.5ポイント減)、売上高営業利益率は、7.3%(前期比0.3ポイント減)となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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