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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

太平洋セメント

TAIHEIYO CEMENT CORPORATION5233 · Prime · ガラス・土石製品

セメント国内最大手。国内を地盤に米国・東南アジアにも展開し、資源・環境・建材・運輸など多角化。廃棄物処理・発電事業も。

概要

太平洋セメントは、国内シェア約3割を占める日本最大手のセメントメーカーである。セメントを主力に、生コンクリート、骨材、環境リサイクル、建材・建築土木まで手掛け、連結売上高は8,984億円(2026年3月期)。米国・ベトナム・フィリピン・インドネシアに生産拠点を持ち、従業員数は12,626人。

国内セメント事業の柱と生産体制

太平洋セメントの国内セメント事業は、埼玉工場、熊谷工場、大船渡工場、大分工場など全国に工場を持ち、安定供給を支える。2025年度の国内セメント販売数量は1,193万トン(受託販売を含む)。国土強靭化や首都圏再開発、リニア中央新幹線などの需要を背景に、価格適正化と生産最適化を進めている。

資源事業:自社鉱山による長期安定供給

資源事業では、石灰石と骨材(砂利・砕石)を全国の自社鉱山から採掘・販売する。セメント原料だけでなく、製鉄用石灰石や土木用骨材としても供給。2025年度の資源事業売上高は908億円で、営業利益100億円。コストアップ分の価格転嫁が浸透し、セメント需要変動に左右されにくい収益構造を築いている。

環境事業:セメントキルンを核とした循環型ビジネス

環境事業は、セメント工場のキルンを活用し、廃プラスチック・汚泥・焼却灰などを原燃料として受け入れるリサイクル事業を展開。エコセメントの製造も行う。2025年度の売上高は817億円。リニア建設発生土の埠頭中継や石炭灰処理が堅調で、サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルへの貢献を掲げる。

海外展開:米国・東南アジアでのプレゼンス

海外では、米国西海岸にカルポルトランド社(1990年買収)やオログランデ工場(2015年)、レディング工場(2022年)を持ち、インフラ投資需要を取り込む。ベトナムのギソンセメント、フィリピン・インドネシアにも拠点。フィリピンでは2025年度に減損損失を計上したが、リニューアルプロジェクト完了後の収益改善を目指す。

多角化する建材・建築土木とその他事業

建材・建築土木事業は、ALC(軽量気泡コンクリート)やコンクリートパイルなどの二次製品、土木建築工事の施工を手掛ける。2025年度売上高434億円。その他事業には、秩父鉄道や三岐通運などの運輸・倉庫、エンジニアリング、情報処理(パシフィックシステム)、電力供給(大船渡発電)などが含まれ、グループ全体を支える。

業界の中での役割はセメント・骨材・環境ソリューション・建材の総合サプライヤー(国内セメントシェア約4割)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
8,984億円
営業利益
746億円
営業利益率
8.3%
純利益
254億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01セメント主力

国内セメントのリーディングカンパニー。全国に工場を持ち、安定供給体制を構築。生コンクリートや関連製品(固化材、混和材)も供給。海外では米国・ベトナム・フィリピン・インドネシアに生産拠点を持ち成長を図る。

主な製品・サービス3
セメント
建築・土木用の普通ポルトランドセメント、高炉セメント、環境配慮型のエコセメント等。
生コンクリート
セメントに骨材・水を混合したフレッシュコンクリート。地域密着で多拠点展開。
セメント関連製品(固化材、混和材など)
地盤改良用固化材や、コンクリートの流動性を高める混和材。

02資源準主力

石灰石・骨材(砂利、砕石)の採掘・販売。セメント原料だけでなく、建設骨材や製鉄用石灰石としても供給。自社鉱山を全国に保有。

主な製品・サービス2
骨材
コンクリート用骨材、道路用路盤材としての砂利・砕石。
石灰石
セメント原料、製鉄用副原料、土木用石灰等。

03環境事業準主力

セメント工場の特性を活かし、廃プラスチック・汚泥・焼却灰などの廃棄物をセメント原燃料として受け入れ、リサイクル・処理するサーキュラーエコノミービジネスを展開。エコセメントの製造も行う。

主な製品・サービス2
廃棄物受入・リサイクルサービス
廃棄物をセメント製造の原燃料として受け入れ、熱回収とマテリアルリサイクルを同時に行う。
エコセメント
一般廃棄物の焼却灰や下水汚泥などを原料として製造される低環境負荷セメント。

04建材・建築土木準主力

コンクリート二次製品(パイル、プレキャスト製品)、壁材・床材などの建材、土木工事・建築工事の施工を手掛ける。社会インフラ整備や建築物の需要に対応。

主な製品・サービス2
コンクリート二次製品
コンクリートパイル、PC版(プレキャストコンクリート板)、マンホールなど。
土木・建築工事
公共・民間の土木工事、建築工事の設計・施工。

05その他(不動産、エンジニアリング、情報処理、金融、運輸、化学、スポーツ、電力等)その他

グループ全体を支える多様な事業群。不動産賃貸、プラントエンジニアリング、システム開発、金融、鉄道・海運・倉庫、化学製品、ゴルフ場運営、電力供給(バイオマス発電など)を展開。

製品と技術

セメント:普通から環境配慮型まで幅広い品揃え

主力の普通ポルトランドセメントに加え、高炉スラグを用いた高炉セメント、一般廃棄物の焼却灰を原料とするエコセメントなどを製造する。エコセメントは東京たまエコセメントで生産され、廃棄物の削減とCO2排出低減に貢献。2023年度にはデンカからセメント販売事業を譲り受け、品揃えを強化した。

生コンクリート:地域密着の多拠点供給網

生コンクリート事業は、埼玉太平洋生コン、アサノコンクリート、北海道太平洋生コンなど全国に子会社を持ち、フレッシュコンクリートを供給する。骨材とセメントの安定調達を生かし、地域の建設現場へタイムリーに納入する体制を構築。販売数量は建設需要に連動するが、価格適正化を進めている。

資源製品:骨材と石灰石の多面的活用

資源事業の製品は、コンクリート骨材や道路路盤材としての砂利・砕石、セメント原料や製鉄用副原料としての石灰石。自社鉱山として武甲鉱業、秩父鉱業、大分太平洋鉱業などを擁し、長期安定供給を強みとする。土壌ソリューション事業では固化不溶化材も提供し、北海道新幹線関連工事に採用された。

環境リサイクル:廃棄物を原燃料に転換

セメントキルンは1,450度以上の高温で運転され、廃プラスチックや汚泥、焼却灰を安全に処理し、熱と灰分をセメント原料として利用する。グループでは東京たまエコセメントやナコードなどが中核。リニア建設発生土の埠頭中継や石炭灰処理も手掛け、2025年度の環境事業営業利益は92億円と堅調である。

建材二次製品:ALCとコンクリートパイル

建材・建築土木事業では、クリオンが製造するALC(軽量気泡コンクリート)や、太平洋マテリアルのコンクリートパイル、プレキャスト製品を供給。マンホールやPC版も含む。2025年度の同事業売上高は434億円。ALC販売は低調だったが、新規商材の投入や海外展開を模索している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ガラス・土石製品のなかでの位置

セメント国内首位、需要低迷で収益率頭打ち

太平洋セメントは、ガラス・土石製品セクターに属し、国内セメント市場で首位のシェアを持つ総合建材メーカーです。同業他社にはガラス大手のAGCや日本板硝子が含まれますが、当社はセメント事業に強みを持ちます。売上高は2025年3月期に8963億円、営業利益率は8.68%と高水準ですが、2026年3月期は売上高が8984億円とほぼ横ばい、営業利益率は8.3%とやや低下する見込みです。

強み

  • セメントで国内シェア約3割と圧倒的な地位。
  • 営業利益率8%台と安定して高い収益性を確保。
  • リサイクル技術など環境面での取り組みが強み。
  • 社会インフラ整備に不可欠で、需要は底堅い。

課題

  • 国内建設需要の頭打ちで売上高が伸び悩む。
  • 他建材メーカーとの価格競争が激化。
  • 二酸化炭素排出削減への対応コストが増加。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が太平洋セメント

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15406神戸製鋼所8,052億円8.5倍
25076インフロニア・ホールディングス7,832億円11.0倍
39009京成電鉄6,918億円13.4倍
49142九州旅客鉄道5,583億円12.2倍
51860戸田建設4,880億円12.4倍
65233太平洋セメント4,870億円18.1倍
71893五洋建設4,097億円11.4倍
88850スターツコーポレーション2,549億円9.0倍
91820西松建設2,352億円9.2倍
101833奥村組2,231億円11.3倍
111861熊谷組2,220億円11.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

小野田セメントと日本セメントの創業(1881〜1883年)

1881年5月、小野田セメント株式会社が設立された。続いて1883年4月、官営深川工作分局セメント工場を借り受け日本セメント株式会社が創業。この二社が後の太平洋セメントの源流となる。ともに日本初の民間セメントメーカーであり、国内セメント産業の基礎を築いた。

戦前期の工場取得と秩父セメントの設立

1915年7月の合併で現上磯工場を取得、1923年1月には秩父セメント株式会社が設立された。1932年12月に藤原工場完成、1938年7月に津久見工場(現大分工場)、1942年4月に現大船渡工場を取得。戦前期には全国に生産拠点を拡大し、セメント供給体制を整えた。

戦後の再建と上場、新工場の建設(1949〜1962年)

1949年5月に株式を上場。戦後の復興需要を背景に、1955年4月埼玉工場、1962年7月熊谷工場を完成させ、内陸部にも生産拠点を拡大。1972年2月には明星セメントの全株式を取得し、グループ体制を強化した。

秩父小野田と太平洋セメントへの統合(1994〜1998年)

1994年10月、小野田セメントと秩父セメントが合併し秩父小野田株式会社が発足。さらに1998年10月、秩父小野田と日本セメントが合併し、太平洋セメント株式会社が誕生した。この大型合併により国内シェア首位のセメントメーカーが成立した。

海外拠点の拡充と本社移転(1990〜2009年)

1990年10月、米国カリフォルニア・ポルトランド・セメントを買収。1995年4月にはベトナムにギソンセメントを設立。2003年5月、2009年5月と本社を東京都内で移転。2015年6月には米国オログランデ工場、2022年6月にはレディング工場を買収し、北米事業を拡大した。

事業再編と環境対応への注力(2000年以降)

2000年7月、ALC事業を統合しクリオン株式会社を設立。2016年8月にデイ・シイを完全子会社化。2023年4月にはデンカのセメント販売事業を譲受。2025年11月、パシフィックシステムを完全子会社化。一貫して事業の選択と集中を進め、環境事業やカーボンニュートラルへの取り組みを強化している。

年表25件を開く

1880年代

  • 1881年5月創業セメント製造会社設立(小野田セメント株式会社の創立)
  • 1883年4月創業官営深川工作分局セメント工場を借り受ける(日本セメント株式会社の創立)

1910年代

  • 1915年7月M&A合併により現上磯工場取得

1920年代

  • 1923年1月創業秩父セメント株式会社設立

1930年代

  • 1932年12月藤原工場完成
  • 1938年7月M&A合併により津久見工場(現 大分工場)取得

1940年代

  • 1942年4月M&A合併により現大船渡工場取得
  • 1949年5月上場株式上場

1950年代

  • 1955年4月埼玉工場完成

1960年代

  • 1962年7月熊谷工場完成

1970年代

  • 1972年2月M&A明星セメント株式会社の全株式取得

1990年代

  • 1990年10月M&A米国のカリフォルニア・ポルトランド・セメント株式会社(現 カルポルトランド株式会社)を買収
  • 1994年10月創業小野田セメント株式会社と秩父セメント株式会社が合併し、秩父小野田株式会社発足、本社を東京都港区西新橋に定める
  • 1995年4月創業ベトナムにギソンセメントコーポレーションを設立
  • 1998年10月創業秩父小野田株式会社と日本セメント株式会社が合併し、太平洋セメント株式会社発足、本社を東京都千代田区西神田に定める

2000年代

  • 2000年7月小野田エー・エル・シー株式会社は、日本イトン工業株式会社及び日本シポレックス工業株式会社から営業を譲り受け、クリオン株式会社となる
  • 2003年5月本社を東京都中央区明石町に移転する
  • 2007年4月上場パシフィックシステム株式会社がジャスダック証券取引所へ上場(2025年11月上場廃止)
  • 2009年5月本社を東京都港区台場に移転する

2010年代

  • 2015年6月M&Aオログランデ工場(米国カリフォルニア州)を買収
  • 2016年8月M&A株式会社デイ・シイを完全子会社化

2020年代

  • 2020年5月本社を東京都文京区小石川に移転する
  • 2022年6月M&Aレディング工場及び生コンクリート事業用資産(米国カリフォルニア州)を買収
  • 2023年4月デンカ株式会社のセメント販売事業の譲受
  • 2025年11月M&Aパシフィックシステム株式会社を完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    国内事業の再生

    収益重視の価格政策見直し、営業体制効率化によるトータルソリューション提供、混合セメント輸出拡大と国内供給を両立する生産体制最適化に取り組む。

  2. 02

    グローバル戦略の推進

    米国やフィリピンでの既存事業収益基盤強化、未進出エリア・未開拓事業への進出、混合セメント展開や物流ネットワーク強化によるトレーディング事業拡大を進める。

  3. 03

    サステナビリティ経営とカーボンニュートラル

    2050年サプライチェーン全体でのCN実現を目標に、革新的セメント製造技術の確立や混合セメント化推進、DX・人的資本・IR戦略にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で12,626人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は846万円で、9期前と比べて+14.6%平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は16.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月13,008
2018年3月13,055
2019年3月73841.519.713,083
2020年3月73641.219.213,119
2021年3月72840.718.512,586
2022年3月73040.418.112,542
2023年3月73040.117.812,720
2024年3月72239.717.312,540
2025年3月76439.817.312,586618
2026年3月84639.616.812,626591

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率81.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社83(国内 72 / 海外 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
オログランデ工場 — 米国 カリフォルニア州348億円
セメント
本社・糸魚川工場・鉱業所 — 新潟県糸魚川市298億円
セメント
上磯工場 — 北海道北斗市263億円
セメント
大船渡工場 — 岩手県大船渡市217億円
セメント
大分工場 — 大分県津久見市211億円
セメント
モハベ工場 — 米国 カリフォルニア州195億円
セメント
本社・工場 — フィリピン セブ州178億円
セメント
川崎工場 — 神奈川県川崎市159億円
セメント
本社・扇町ヤード — 神奈川県川崎市158億円
環境
藤原工場 — 三重県いなべ市155億円
セメント
ほか17件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    エヌエムセメント㈱
    東京都文京区
    議決権70.0%
  • 国内
    ㈱デイ・シイ
    神奈川県川崎市 川崎区
    議決権100.0%
  • 国内
    三井埠頭㈱
    神奈川県川崎市 川崎区
    議決権100.0%
  • 国内
    クリオン㈱
    東京都江東区
    議決権99.2%
  • 国内
    明星セメント㈱
    新潟県糸魚川市
    議決権100.0%
  • 国内
    大船渡発電㈱
    岩手県大船渡市
    議決権65.0%
  • 国内
    太平洋マテリアル㈱
    東京都北区
    議決権100.0%
  • 国内
    太平洋プレコン工業㈱
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    敦賀セメント㈱
    福井県敦賀市
    議決権100.0%
  • 国内
    パシフィックシステム㈱
    埼玉県さいたま市桜区
    議決権100.0%
  • 国内
    太平洋エンジニアリング㈱
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    秩父太平洋セメント㈱
    埼玉県秩父市
    議決権100.0%
残りのグループ会社71社を開く
  • エバタ㈱東京都葛飾区100%
  • 有恒鉱業㈱東京都中央区100%
  • 東京たまエコセメント㈱東京都西多摩郡 日の出町100%
  • 小野田ケミコ㈱東京都千代田区100%
  • ㈱パシフィックレンタル東京都文京区100%
  • ティーシートレーディング㈱東京都千代田区84%
  • 小野田化学工業㈱東京都港区98%
  • アサノコンクリート㈱東京都中央区100%
  • 太平洋陸送㈱埼玉県熊谷市100%
  • 大阪アサノコンクリート㈱大阪府大阪市 東淀川区100%
  • 安倍川開発㈱静岡県静岡市 駿河区100%
  • 関西太平洋鉱産㈱大阪府大阪市 西成区100%
  • 太平洋フィナンシャル・アンド・アカウンティング㈱東京都文京区100%
  • ㈱ナコード東京都中央区100%
  • 武甲鉱業㈱埼玉県日高市70%
  • 秩父コンクリート工業㈱東京都台東区100%
  • 東京コンクリート㈱東京都江東区67%
  • 岩手開発鉄道㈱岩手県大船渡市94%
  • 新品川商事㈱大阪府大阪市 福島区100%
  • 太平洋パーライト㈱千葉県市原市100%
  • 東北太平洋生コン㈱宮城県名取市100%
  • 青森太平洋生コン㈱青森県青森市100%
  • 広島太平洋生コン㈱広島県広島市中区100%
  • むさしの生コン㈱東京都調布市100%
  • 北海道太平洋生コン㈱北海道函館市99%
  • ナトリ㈱北海道小樽市100%
  • 埼玉太平洋生コン㈱埼玉県さいたま市桜区100%
  • 大分太平洋鉱業㈱大分県津久見市100%
  • 河合産業㈱兵庫県神戸市 中央区100%
  • 三岐通運㈱三重県四日市市63%
  • 秩父鉱業㈱東京都新宿区100%
  • 上陽レミコン㈱東京都千代田区100%
  • 三重太平洋鉱業㈱三重県いなべ市100%
  • 甲州砕石㈱東京都新宿区100%
  • ㈱清澄ゴルフ倶楽部埼玉県東松山市100%
  • 北関東秩父コンクリート㈱群馬県高崎市100%
  • 晴海小野田レミコン㈱東京都江東区100%
  • 中部太平洋生コン㈱愛知県名古屋市 中川区100%
  • 太平洋テクノ㈱東京都台東区100%
  • 関西マテック㈱大阪府大阪市 中央区100%
  • 北海道太平洋鉱業㈱北海道北斗市100%
  • 太平洋不動産㈱東京都新宿区99%
  • ㈱セサミ神奈川県横浜市 栄区100%
  • 龍振鉱業㈱岩手県大船渡市100%
  • 国際企業㈱東京都新宿区100%
  • タイヘイヨウセメントU.S.A.㈱(TAIHEIYO CEMENT U.S.A.,INC.)米国カリフォルニア州100%
  • カルポルトランド㈱(CALPORTLAND COMPANY)米国カリフォルニア州100%
  • チャパレルコンクリート㈱(CHAPARRAL CONCRETE COMPANY)米国カリフォルニア州100%
  • グレイシャーノースウェスト㈱(GLACIER NORTHWEST, INC.)米国ワシントン州100%
  • 太平洋水泥(中国)投資有限公司中国北京市100%
  • PNG-タイヘイヨウセメント㈱(PNG-TAIHEIYO CEMENT LIMITED)パプアニューギニアレイ市100%
  • タイヘイヨウセメントフィリピンズ㈱(TAIHEIYO CEMENT PHILIPPINES,INC.)フィリピンセブ市100%
  • ギソンセメントコーポレーション(NGHI SON CEMENT CORPORATION)ベトナムタインホア省65%
  • コロネットインダストリーズ㈱(CORONET INDUSTRIES,INC.)米国フロリダ州70%
  • ㈱エーアンドエーマテリアル東京都港区21%
  • ㈱富士ピー・エス福岡県福岡市 中央区18%
  • 東 海運㈱東京都中央区39%
  • 屋久島電工㈱東京都文京区50%
  • 秩父鉄道㈱埼玉県熊谷市49%
  • 共和コンクリート工業㈱北海道札幌市 北区34%
  • 東海コンクリート工業㈱三重県いなべ市28%
  • 太平洋建設工業㈱北海道釧路市43%
  • ㈱ジェネック福岡県北九州市 門司区15%
  • 九州高圧コンクリート工業㈱福岡県福岡市 南区21%
  • 奥多摩工業㈱東京都立川市47%
  • 日本高圧コンクリート㈱北海道札幌市 中央区28%
  • 新日本海重工業㈱富山県富山市44%
  • 長崎生コンクリート㈱長崎県長崎市25%
  • シンガポール洋灰廠㈱(SINGAPORE CEMENT MANUFACTURING CO., (PTE)LTD.)シンガポール50%
  • 香港日本水泥有限公司中国香港25%
  • ソルシバングンインドネシア㈱ PT.SOLUSI BANGUN INDONESIA TBKインドネシアジャカルタ首都特別州15%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/CO2を用いたコンクリート等製造技術開発CO2回収型セメント製造プロセスの開発製造プロセスにおけるCO2回収技術の設計・実証
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-03-22
    47.3億円
  • 調達
    平成28年度広野町災害廃棄物等(燃えがら)処分等業務(単価契約)
    環境省 · 2016-10-27
    2.6億円
  • 調達
    令和2年度対策地域内廃棄物(廃石こう)処分等業務(単価契約)
    環境省 · 2020-05-12
    2.4億円
  • 調達
    平成29年度広野町災害廃棄物等(燃えがら)処分等業務(単価契約)
    環境省 · 2017-04-03
    2.1億円
  • 調達
    令和3年度対策地域内廃棄物(廃石こう)処分等業務(単価契約)
    環境省 · 2021-05-20
    2.1億円
  • 調達
    令和4年度対策地域内廃棄物(廃石こう)処分等業務(単価契約)
    環境省 · 2022-10-28
    1.3億円
  • 調達
    平成30年度南相馬市の対策地域内廃棄物(廃石こう)処分等業務(単価契約)
    環境省 · 2018-06-27
    1.1億円
  • 調達
    令和5年度対策地域内廃棄物(廃石こう)処分等業務
    環境省 · 2023-10-13
    9,772万円
  • 調達
    平成31年度南相馬市の対策地域内廃棄物(廃石こう)処分等業務(単価契約)
    環境省 · 2019-05-29
    9,312万円
  • 調達
    令和7年度対策地域内廃棄物(廃石こう)処分等業務
    環境省 · 2025-09-25
    8,227万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は8,984億円営業利益746億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.2%、利益が-4.1%。

売上高
+0.2%
8,984億円
営業利益
-4.1%
746億円
純利益
-55.7%
254億円
営業利益率
8.3%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1.0兆円8,984億円
営業利益760億円746億円
純利益630億円254億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は2,219億円、営業利益は115億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+14.7%、営業利益は+505.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2,092−155
2024年1Q1,935191.04
2024年2Q2,2511597.1132
2024年3Q2,41624110.0152
2024年4Q2,261145
2025年2Q4,4373648.2302
2025年4Q4,5264149.1272
2026年2Q4,3813297.5245
2026年4Q4,6034179.19
2027年1Q2,2191155.283

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は7,476億円から8,984億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月7,476327113
2014年3月8,403696352
オログランデ工場(米国カリフォルニア州)を買収
2015年3月8,428679441
株式会社デイ・シイを完全子会社化
2016年3月8,354602364
2017年3月7,986598476
2018年3月8,711644385
2019年3月9,161643435
2020年3月8,844605392
2021年3月8,639657468
レディング工場及び生コンクリート事業用資産(米国カリフォルニア州)を買収
2022年3月7,082502290
2023年3月8,09510−332
2024年3月8,863595433
パシフィックシステム株式会社を完全子会社化
2025年3月8,9637787548.7574
2026年3月8,9847467518.3254

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高8,984億円のうち、営業利益として残るのは746億円8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は254億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.1%6,751億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.5%1,486億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%746億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.3pt
8.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.0pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.5pt
3.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1,142億円、投資CFが−986億円で、差し引きのフリーCFは156億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は539億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月615−164−518451544
2014年3月886−279−623607556
2015年3月770−314−527456506
2016年3月756−711−4045501
2017年3月944−104−819840520
2018年3月1,077−485−658592450
2019年3月973−580−338393501
2020年3月909−655−294254457
2021年3月1,104−478−440626638
2022年3月712−839−37−127502
2023年3月−3−9331,121−936708
2024年3月1,405−821−595584711
2025年3月1,179−1,065−206114653
2026年3月1,142−986−268156539

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が7,122億円で、自己資本比率は46.0%(業種中央値64.4%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月0.982,1987,62719.5
2014年3月1.022,7337,42323.7
2015年3月1.043,4756,93129.1
2016年3月1.013,5716,57031.4
2017年3月1.024,0006,15435.6
2018年3月1.024,3235,87838.8
2019年3月1.034,5065,83840.1
2020年3月1.034,7325,59742.3
2021年3月1.045,0685,37445.1
2022年3月1.105,4485,58246.3
2023年3月1.275,2897,40039.0
2024年3月1.345,9647,41942.1
2025年3月1.426,7617,47645.1
2026年3月1.487,1227,66846.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
637億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4,329億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
594億円
在庫として抱えている分
負債合計
7,668億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ガラス・土石製品 49社との比較

同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率49社中24位あたり、逆に低いのは自己資本比率49社中43位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.8%/中央値 7.3%
P25 5.5%P75 9.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.3%/中央値 8.0%
P25 6.1%P75 12.2%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.0%/中央値 64.4%
P25 50.0%P75 73.1%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.2%/中央値 4.1%
P25 -0.8%P75 8.9%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.0%
P25 2.1%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,120で、1年前と比べて+2.6%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥4,120-4.6%1ヶ月+3.0%1年+2.6%時価総額4,870億円
過去52週の値幅
安値¥3,265高値¥4,968

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.1倍
PER (会社予想)7.2倍
PBR0.67倍
配当利回り2.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は4187円で、25日線(4144円)と75日線(4120円)を上回る堅調な展開。1カ月で0.24%上昇、年初来では10%高です。8月6日に4333円と急伸した後は4200円前後で推移しており、52週高値4968円からは約16%下値に位置します。出来高は8月6日に115万株、それ以外も40-60万株と高水準を維持し、買い意欲が持続しています。中期的には200日線も上回っています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 18.38 倍は業界平均 15.86 倍をやや上回り、割高感がある。PBR 0.68 倍は 1 倍未満で、資産価値に対して割安。ROE 3.84% は低く、収益性に課題。配当利回り 2.87% はほぼ業界平均 2.83% と同等。配当性向 132.23% と高く、配当の持続性に懸念。将来予想 PER 7.3 倍は大きく低下する見込みで、改善が期待される。総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.1倍15.7倍
PER (予想)7.2倍
PBR0.67倍1.34倍
ROE3.8%4.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、国内建設需要の見通しと、環境規制強化への対応が収益に与える影響である。強気派は、公共投資の堅調さや東京五輪後の再開発需要、廃棄物処理受入による安定収入を評価する。弱気派は、建設業界の人手不足や需要減少、セメント価格競争による収益悪化を懸念する。2026年3月期の純利益予想は前期より減少しており、成長の限界も意識される。

プラスに働く材料7
  • 国内シェア首位の安定性

    シェア約30%で価格決定力が強く、需要が安定すれば収益も安定しやすい

  • 環境事業の可能性

    廃棄物処理やCO2削減技術で新たな収益源となり、政策支援も追い風

  • 公共投資の底堅さ

    災害復旧やインフラ老朽化対策で公共工事が継続的に見込める

  • フォワードPER7.3倍、翌期EPS約577円への急回復2027年〜2028年影響

    現PER18.48倍に対し予想PER7.3倍、EPS約577円と大幅増益が想定

  • 営業利益746億円と高水準、売上高8,984億円通年影響

    2026年3月期営業利益は746億円、営業利益率8.3%を確保

  • PBR0.69倍、東証要請への対応で資本効率改善次回株主総会影響

    ROE3.84%と低いがPBR0.69倍、増配や自社株買いの実施余地

  • 外国人持ち株42.75%と高く需給が底堅い継続影響

    株価1年で11.78%上昇、外国人の高い保有比率が下支え

マイナスに働く材料7
  • 建設需要の減退

    人口減少や建設投資の伸び悩みでセメント需要の長期的な減少が懸念される

  • コスト圧力

    燃料費や物流費の高騰が利益を圧迫し、価格転嫁が遅れるリスク

  • 業績の低成長

    2026年3月期の純利益は減益予想で、成長性に乏しいと映る

  • 2026年3月期純利益254億円、前期比56%減決算発表後影響

    純利益は574億円から254億円へ320億円減少、減益幅が大きい

  • 営業利益も前期比32億円減、増益トレンドが鈍化通年影響

    営業利益778億円から746億円へ減少、売上高は8,984億円

  • 売上高の伸び率0.2%、国内需要は頭打ち2027年〜2028年影響

    2026年3月期売上高8,984億円は前期比21億円増のみ

  • ROE3.84%は株主資本コストを下回る継続影響

    ROE3.84%と低く、PBR0.69倍の是正には長期間かかる

次の決算で確かめる点
国内セメント販売量
主力事業の需要動向を直接反映し、業績の先行指標となる
廃棄物処理受入量
環境事業の収益貢献と、処理料金収入の安定性を評価するため
営業利益率
コスト変動や価格転嫁の効果を確認し、収益力を測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは2.91%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
2.91%
いまの株価に対して
配当性向
132.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6020.2
2018年3月600.032.0
2019年3月8033.359.5
2020年3月60−25.048.0
2021年3月600.039.2
2022年3月7016.736.7
2023年3月700.0
2024年3月700.024.5
2025年3月8014.353.0
2026年3月10025.0132.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ30,787人。区分でいちばん多いのは外国法人42.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.5%を占め、残る62.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人38.739.838.042.541.742.7
金融機関30.931.534.232.532.729.9
個人・その他20.218.317.217.016.816.9
事業法人5.35.85.95.96.07.6
自己株式6.53.83.85.05.55.4
証券会社4.54.14.12.12.82.9
外国人個人0.40.50.50.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.52
02STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)7.05
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.68
04JP MORGAN CHASE BANK 385642(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.60
05BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.24
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.58
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部))2.45
08株式会社麻生2.22
09BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.52
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.37

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-07-23
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    0.06%
    -0.28pt
  • 2026-06-22
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    0.34%
  • 2026-05-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.46%
    -0.03pt
  • 2026-04-22
    ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    2.41%
    +0.14pt
  • 2026-04-22
    ゴールドマン・サックス証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.54%
    -0.04pt
  • 2026-04-20
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.49%
  • 2026-04-07
    ゴールドマン・サックス証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.58%
    +0.17pt
  • 2026-04-07
    ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    2.27%
    -0.38pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2371%、1株純資産は14期で+3813%。直近期のROEは3.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月91566.324.032.7
2014年3月2871,95616.313.027.1
2015年3月3592,46316.310.222.6
2016年3月2962,59111.78.728.2
2017年3月3842,93014.09.720.2
2018年3月3113,19410.212.432.0
2019年3月3523,38810.710.559.5
2020年3月3203,5689.25.848.0
2021年3月3883,97110.37.539.2
2022年3月2464,3625.98.236.7
2023年3月−2844,228−6.6
2024年3月3714,8738.29.524.5
2025年3月5025,7599.57.853.0
2026年3月2286,0983.815.4132.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額716百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
不死原正文取締役 会長7224,559
田浦良文代表取締役 社長6623,866
朝倉秀明代表取締役 副社長6616,532
深見慎二代表取締役 副社長6611,313
吉良尚之取締役 専務執行役員648,299
松井功取締役659,878
小泉淑子取締役821,500
振角秀行取締役721,700
堤晋吾取締役67700
苅野雅博常勤監査役6910,498
根本裕介常勤監査役622,469
三谷和歌子監査役523,800
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢保有株数
青木俊人監査役72900
猪野茂64
伴政浩取締役 専務執行役員645,800
豊田祐子取締役56
小林洋子監査役71

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)72842664759785
社外取締役5676713
監査役3525217

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,037字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(太平洋セメント株式会社)、子会社197社及び関連会社103社で構成され、セメント事業、資源事業、環境事業、建材・建築土木事業、その他に不動産、エンジニアリング、情報処理、金融、運輸・倉庫、化学製品、スポーツ、電力供給等の事業を営み、また、新規事業も積極的に展開しております。 当社グループの事業に係る位置づけ並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 事業区分   製品等の区分   主要な会社 セメント   セメント   当社、㈱デイ・シイ、明星セメント㈱、敦賀セメント㈱等(米国)カルポルトランド㈱(ベトナム)ギソンセメントコーポレーション(フィリピン)タイヘイヨウセメントフィリピンズ㈱(インドネシア)ソルシバングンインドネシア㈱ 生コンクリート   埼玉太平洋生コン㈱、アサノコンクリート㈱、大阪アサノコンクリート㈱、北海道太平洋生コン㈱、広島太平洋生コン㈱、東北太平洋生コン㈱、中部太平洋生コン㈱、上陽レミコン㈱、晴海小野田レミコン㈱等 関連製品   国際企業㈱、太平洋プレコン工業㈱、小野田ケミコ㈱等 資源   骨材、石灰石 製品   当社、有恒鉱業㈱、安倍川開発㈱、関西太平洋鉱産㈱、武甲鉱業㈱、大分太平洋鉱業㈱、秩父鉱業㈱、三重太平洋鉱業㈱、甲州砕石㈱、関西マテック㈱、北海道太平洋鉱業㈱、龍振鉱業㈱、秩父太平洋セメント㈱、奥多摩工業㈱等 環境事業       当社、東京たまエコセメント㈱、㈱ナコード、三井埠頭㈱等 建材・建築土木   コンクリート 二次製品・建材   クリオン㈱、太平洋マテリアル㈱、秩父コンクリート工業㈱、㈱エーアンドエーマテリアル等 土木・建築   太平洋テクノ㈱等 その他   不動産   当社、太平洋不動産㈱等 エンジニアリング   太平洋エンジニアリング㈱等 情報処理   パシフィックシステム㈱等 金融   太平洋フィナンシャル・アンド・アカウンティング㈱ 運輸・倉庫   三岐通運㈱、東 海運㈱、秩父鉄道㈱等 化学製品   小野田化学工業㈱等 スポーツ   ㈱セサミ、㈱清澄ゴルフ倶楽部 電力供給その他   大船渡発電㈱等 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,408字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 今後のわが国経済は、個人消費や設備投資に支えられ、緩やかな回復が続くことが期待されます。一方で、依然として先の見えない物価上昇に加え、中東情勢の緊迫化に代表される地政学的リスクの高まりは、エネルギー価格や海上輸送コストのさらなる上昇を招く懸念があり、景気の先行きは予断を許さない状況が続く見通しです。 このような状況下、当社グループの事業環境は、国土強靭化や防災・減災対策、首都圏の再開発、サプライチェーンの国内回帰に伴う工場建設やリニア中央新幹線関連工事などがセメント需要を下支えする一方で、建設業界が抱える人手不足といった構造的な課題に起因する工事の遅延が需要の足かせとなっており、強含みの材料と弱含みの材料が混在する状況が想定されます。こうした中、2025年4月から実施しているセメントの販売価格改定の効果を着実に収益改善に繋げてまいります。 米国経済については、インフラ投資やロサンゼルスオリンピック・パラリンピック関連投資が本格化し、景気を押し上げることが期待されますが、個人消費の伸びの鈍化など成長ペースには陰りも見られ、金融市場の動向と合わせて、その影響を慎重に見極める必要があります。 このような情勢の中で、当社グループが成長の歩みを止めない企業グループになるとともに今後も持続可能な社会の構築に貢献していくための方向性を明確にするため、2050年をイメージした「2050年のありたい姿」及び2030年をイメージした「太平洋ビジョン2030」を設定しております。さらに、それらを実現していくための中期計画として2024年度から2026年度を対象期間とする「26中期経営計画」を策定しており、本中期経営計画の最終年度となる 2026 年度は、以下の経営課題に対し精力的に取り組んでまいります。 (1)2050年のありたい姿 ①グループの総合力とカーボンニュートラルをはじめとする革新的技術を全世界に展開する。 ②世界のセメント産業のリーダーとなる。 ③人々の安全・安心な脱炭素・循環型社会を支える企業グループになる。 (2)太平洋ビジョン2030 ①環太平洋においてグループの総合力を活かしプレゼンスを拡大する。 ②カーボンニュートラル実現とサーキュラーエコノミー実現に貢献する。 ③持続的に成長する強靭な企業グループとなる。 (3)26中期経営計画を通じて目指す姿 「3D Approach for Sustainable Future~持続可能な社会の実現に向けた3次元の挑戦~」 当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて3つの取組みを複合的に推進し、その取組みを通じて得た恩恵を広くステークホルダーと共有します。 ①国内事業の再生 ②グローバル戦略の更なる推進 ③サステナビリティ経営推進とカーボンニュートラルへの貢献 (4) 国内事業の再生 国内セメント需要の減少が続く市場環境において、収益重視へ向けた価格政策の抜本的見直し、営業体制の効率化などによるトータルソリューションの提供及び混合セメントの輸出拡大と国内向け安定供給を前提とした生産体制の最適化を進め、国内事業の再生を図ります。 (5)グローバル戦略の更なる推進 米国やフィリピンにおける既存事業の収益基盤強化、未進出エリア・未開拓事業への進出による事業領域の拡大及び混合セメントの展開や物流ネットワークの強化によるトレーディング事業の拡大によって、グローバル戦略を推進していきます。 (6)サステナビリティ経営の推進とカーボンニュートラルへの貢献 2050年サプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現を目指し、革新的セメント製造技術確立に向けたカーボンニュートラルモデル工場構想や既存技術を活用した混合セメント化の推進など、カーボンニュートラル戦略に取り組んでいきます。また、DX戦略、人的資本戦略及びIR戦略にも着実に取り組むことでサステナビリティ経営を推進していきます。 (7) 事業戦略 ①セメント(国内) セメント価格の適正化による国内セメント事業の再生を図ります。また、工場設備強靭化による安定生産や運転者の労働時間規制等に対応するための輸送体制最適化による安定供給、及び低炭素型混合セメントの製品化検討などのカーボンニュートラルに向けた取組みを進めていきます。 ②セメント(海外) 安定と成長が両立する米国市場における事業の深化及びリニューアルプロジェクトが完成したフィリピンでの収益改善を図ります。また、混合セメントやスラグ、フライアッシュ等のセメンティシャスマテリアルを活用した事業戦略を進出各国で展開していきます。 ③資源 既存コア事業の強靭化や資源の長期安定供給体制の構築など、中長期を見据えた資源政策に鋭意取り組み、セメント需要変動に影響を受けない収益構造を確立します。 ④環境事業 既存事業の競争優位性拡大に加え、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーを同時に進捗させ、新たな付加価値を創造しつつ成長を持続していきます。 ⑤建材・建築土木 販売価格適正化やDX投資等による既存事業の収益力強化を推進します。また、新規商材の市場投入及び海外を含む新規事業領域への進出を図ります。 (8) 研究開発戦略 カーボンニュートラル実現を目指した技術開発、事業拡大・収益改善への貢献、持続的成長のための研究開発及びグループ総合研究所への進化を柱として、世界最高水準の研究開発力への深化と経営への貢献を目指します。 (9) 知的財産戦略 カーボンニュートラル推進を支える特許網の構築及び各事業を支える知的資本の拡充に取り組んでいきます。
事業等のリスク1,903字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 リスク管理体制の整備の状況については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 また、下記事項は、投資家の判断に重要な影響があると考えられるものであり、当社グループにおけるリスクのすべてを網羅したものではありません。 (1) 国内需要の減少 建設投資が減少し、セメント、生コンクリート、建築土木等の事業で需要が大幅に減少した場合、影響を受ける可能性があります。 (2) 原燃料品代、船運賃等の国際価格の動向 石油・石炭等の輸入原燃料品代及び船運賃等の国際価格が上昇した場合、上昇分の製品価格への転嫁の状況によって影響を受ける可能性がありますが、必要に応じて一部の取引にデリバティブ取引を利用する等によりリスクを抑制しております。 (3) 為替の変動 原燃料品の輸入やセメント等の輸出、在外子会社等からの配当金をはじめとする外貨建て取引において、大幅に為替が変動した場合、影響を受ける可能性がありますが、必要に応じて一部の取引にデリバティブ取引を利用する等によりリスクを抑制しております。 また、在外子会社の財務諸表の為替換算においても、邦貨ベースで影響を受ける可能性があります。 (4) 金利水準の変動 市場金利が大幅に上昇した場合、支払利息が増加する等の影響を受ける可能性がありますが、当社グループは有利子負債削減等の取組みを通じて財務体質の強化を図っているほか、必要に応じて一部の取引にデリバティブ取引を利用する等によりリスクを抑制しております。 (5) 株式市況の下落 株式市況が大幅に下落した場合、保有株式の評価及び退職給付信託資産等の評価に伴う退職給付数理計算上の差異の発生等により、影響を受ける可能性があります。 (6) 米国、アジア諸国等の情勢の変化 当社グループは、米国、アジア諸国等の世界各地で事業展開しており、それぞれの地域における政治・経済情勢の変化により影響を受ける可能性があります。 (7) 事業再編 当社グループは、事業の選択と集中を推進することとしており、重点分野に経営資源を集中するとともに、他社との連携も視野に入れた、事業の見直し、再編、整理に積極的に取り組んでおります。この過程において業績及び財政状態に影響を受ける可能性がありますが、高度な専門性などが要求される場合には、顧問法律事務所、経営コンサルタント等、専門家のアドバイスを受けております。 (8) 公的規制、気候変動抑止を中心とした環境規制強化・社会変化 当社グループは、事業展開する各国、地域の法令・規則等の各種規制に従って事業を行っておりますが、予期しない変更や新たな適用により、影響を受ける可能性があります。 環境規制に関しては、セメントの製造過程では相当量のCO2が発生しますが、温室効果ガス排出抑制に向けて各種公的規制が強化された場合や社会変化により、影響を受ける可能性があります。また、セメントの原料・燃料代替として廃棄物を利用しておりますが、廃棄物処理にかかる規制等が強化された場合にも、影響を受ける可能性があります。 なお、当社は2019年6月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同しており、TCFDの提言に基づき、気候変動が当社グループに与える事業リスクと事業機会について評価、分析を行い、その結果を開示しております。気候関連シナリオの更新とともに評価、分析の見直しを進め、事業戦略への反映と情報開示を進めていきます。 (9) 極端な気象現象の頻発 温室効果ガスの大気への蓄積・地球温暖化により、豪雨による浸水・土砂崩れの頻発や、台風の強力化による被害が発生する可能性があります。この場合、生産設備等が被災し輸送機関の混乱が長期化する等、影響を受ける可能性があります。 災害等の緊急事態が発生した場合、「リスク管理基本方針」及び「リスク管理規程」に則して適切に対応します。 (10) 大震災・感染症・事故等の発生 大震災や新型ウイルス等感染症の急速な流行が発生した場合のほか、生産設備等の重大事故や重大な労働災害が発生した場合にも影響を受ける可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,484字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績等の状況の概要 当期のわが国経済は、米国の通商政策による影響が一部で見られたものの、堅調な公共投資や持ち直した個人消費・設備投資に支えられ、年間を通して緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、緊迫化する中東情勢など地政学的リスクの高まりから、景気の先行きには不透明感が広がりました。 世界経済については、米国経済は拡大基調を維持したものの、個人消費の伸びが鈍化するなど勢いに陰りが見られました。また、中国経済は不動産市況の低迷が長引き、景気は緩やかに減速しました。 このような状況の中で、当期の連結売上高は8,984億4千1百万円と前期に比べ21億4千7百万円の増収、連結営業利益は746億2千万円と前期に比べ31億3千万円の減益、連結経常利益は750億8千7百万円と前期に比べ2億8千7百万円の減益、親会社株主に帰属する当期純利益はフィリピンのセメント製造・販売子会社であるタイヘイヨウセメントフィリピンズ株式会社における減損損失の計上などにより254億1百万円と前期に比べ320億2千7百万円の減益となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。各金額については、セグメント間取引の相殺消去前の数値によっております。2025年4月1日付の組織改定に伴い、当期より、一部子会社の報告セグメントの変更を行っており、以下の前年同期比較については、当該変更を反映した数値で記載しております。 <セメント> セメントの国内需要は、国土強靭化対策、防衛関連、都市開発事業、半導体関連事業をはじめとするサプライチェーンの国内回帰に伴う工場建設、リニア中央新幹線等により一定の需要がある一方、建設コストの高騰や建設現場における週休二日制の拡大による土曜日の出荷量減少に加え、慢性的な建設作業員不足に伴う工期の長期化等の影響を受け、全体では3,053万トンと、前期に比べ6.5%減少しました。その内、輸入品は2万トンと前期に比べ 1.0%減少しました。また、総輸出数量は879万トンと、前期に比べ7.1%増加しました。 このような情勢の下、当社グループにおけるセメントの国内販売数量は、受託販売分を含め1,193万トンと前期に比べ9.4%減少しました。輸出数量は332万トンと前期に比べ9.8%増加しました。 米国西海岸のセメント事業は、住宅需要の減速や悪天候の影響等により、販売数量は前期を下回ったものの、販売価格は前期を上回りました。ベトナムのセメント事業は、国内需要が回復し、輸出を含めた販売数量は前期を上回りました。フィリピンのセメント事業は、販売数量は前期を上回ったものの、新型コロナウイルス影響後の金利上昇及び需要の停滞を踏まえて事業計画を見直した結果、固定資産の減損損失を計上しました。 以上の結果、売上高は6,679億1千万円と前期に比べ2億4千4百万円の減収となり、営業利益は493億3千2百万円と前期に比べ50億9千4百万円の減益となりました。 <資源> 骨材事業、鉱産品事業は販売数量が減少しました。土壌ソリューション事業は主に北海道新幹線関連工事が順調に進捗し、固化不溶化材の販売数量が増加しました。また事業全体において、各種コストアップ分の販売価格への転嫁が浸透しました。 以上の結果、売上高は908億5千5百万円と前期に比べ26億8百万円の増収となり、営業利益は100億4千5百万円と前期に比べ4億2千9百万円の増益となりました。 <環境事業> 石炭の埠頭中継業務や汚泥処理は伸び悩んだものの、リニア建設発生土の埠頭中継業務や石炭灰処理が堅調に推移しました。 以上の結果、売上高は817億8千2百万円と前期に比べ9億1千6百万円の増収となり、営業利益は92億6千2百万円と前期に比べ2億9千万円の増益となりました。 <建材・建築土木> ALC(軽量気泡コンクリート)及び建築・土木材料の販売が低調に推移したことに加え、運賃や人件費等の各種コストアップの影響を受けました。 以上の結果、売上高は434億2千7百万円と前期に比べ8億7千3百万円の減収となり、営業利益は18億9千1百万円と前期に比べ4億7千2百万円の減益となりました。 <その他> エンジニアリング、不動産事業及び化学製品事業は低調に推移したものの、情報処理、運輸・倉庫事業及び電力供給事業は好調に推移しました。 以上の結果、売上高は805億1千9百万円と前期に比べ19億2千6百万円の増収となり、営業利益は41億9千3百万円と前期に比べ2億5千8百万円の増益となりました。 財政状態は次のとおりであります。 総資産は前連結会計年度末に比べ553億6千6百万円増加して1兆4,790億6千1百万円となりました。 流動資産は前連結会計年度末に比べ68億7千万円増加して4,126億1百万円、固定資産は同484億9千6百万円増加して1兆664億6千1百万円となりました。流動資産増加の主な要因は電子記録債権が増加したことによるものであります。固定資産増加の主な要因は投資有価証券が増加したことによるものであります。 負債は前連結会計年度末に比べ192億5千3百万円増加して7,668億2千4百万円となりました。流動負債は前連結会計年度末に比べ285億4千8百万円増加して4,169億2百万円、固定負債は同92億9千5百万円減少して3,499億2千2百万円となりました。流動負債増加の主な要因はコマーシャル・ペーパーが増加したことによるものであります。固定負債減少の主な要因は社債が減少したことによるものであります。有利子負債(短期借入金、コマーシャル・ペーパー、1年内償還予定の社債、社債、長期借入金の合計額)は、前連結会計年度末に比べ7千9百万円増加して3,897億6千7百万円となりました。 純資産は前連結会計年度末に比べ361億1千3百万円増加して7,122億3千7百万円となりました。主な要因はその他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。 以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末から0.9ポイント増加して46.0%となりました。1株当たり純資産額は、前連結会計年度末から339.27円増加して6,098.13円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動によって1,142億5百万円増加し、投資活動によって986億4千5百万円減少し、また、財務活動によって267億6千1百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比較して114億1千3百万円減少し、539億2千6百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により獲得した資金は1,142億5百万円(対前年同期36億6千9百万円減)となりました。これは、減価償却費が705億1千8百万円、税金等調整前当期純利益が445億2千7百万円、減損損失が253億2千8百万円となった一方で、法人税等の支払額が146億6千9百万円、棚卸資産の増加額が93億3千3百万円となったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は986億4千5百万円(対前年同期78億8千3百万円減)となりました。これは、固定資産の取得による支出が1,009億7千9百万円となったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は267億6千1百万円(対前年同期61億5千万円増)となりました。これは、長期借入れによる収入が595億8千6百万円となった一方で、長期借入金の返済による支出が642億1百万円、社債の償還による支出が150億円、配当金の支払額が100億3千9百万円となったこと等によるものであります。 (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   46.3   39.0   42.1   45.1   46.0 時価ベースの自己資本比率(%)   21.4   22.9   30.4   30.5   26.4 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)   3.8   ―   2.6   3.3   3.4 インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)   32.4   ―   39.1   27.4   20.3 (注)自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ※ 営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を使用しております。 ※ 2023年3月期は、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスであるため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオを記載しておりません。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度より、従来「建材・建築土木」に区分していた子会社の一部を「セメント」に、また「その他」に区分していた子会社の一部を「環境事業」に報告セグメントの変更を行っております。この変更に伴い、前連結会計年度との比較は、当該変更後の報告セグメントの区分に基づいて作成しております。 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    金額(百万円)    前期比(%) セメント   434,860   1.1 資源   54,766   2.2 環境事業   41,452   2.1 建材・建築土木   25,251   △2.6 その他   22,969   △4.6 合計   579,299   0.9 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    金額(百万円)    前期比(%) セメント   32,348   17.0 資源   1,231   △5.6 環境事業   -   - 建材・建築土木   18,172   0.6 その他   57,252   627.2 合計   109,003   98.6 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.当連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、その他事業におきまして、 エコセメント化施設基幹的設備改良工事を受注したことによるものであります。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    金額(百万円)    前期比(%) セメント   661,724   △0.2 資源   65,810   1.0 環境事業   78,368   2.4 建材・建築土木   41,727   △2.5 その他   50,812   4.2 合計   898,441   0.2 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、「26中期経営計画」の経営目標として、2026年度において売上高営業利益率10%以上、ROE10%以上を掲げ、その実現に向けて取り組んでまいりました。しかしながら、2025年度実績は売上高営業利益率8.3%、ROE3.8%と目標を下回る結果となりました。これは主に、値上げ効果・原価改善により国内セメントの営業利益が増加した一方、海外子会社等で営業利益が減少し、フィリピン子会社減損損失計上等により当期純利益が減少したことによるものであります。収益力の創出・向上については当社グループが引き続き取り組んでいくべき重要な経営課題であると認識しております。 当社グループの当連結会計年度の経営成績等の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、営業活動によって得られた資金により、成長投資を重視し、資本効率を意識した積極的な設備投資・投融資を実行しております。また、株主還元につきましても、重要な経営課題の一つとして位置付けており、安定的かつ継続的な配当を基本としております。配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 当社グループは、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金または借入及び社債の発行により資金調達することとしております。このうち、長期借入金及び社債は主に設備投資に係る資金調達であります。 ③ 重要な会計方針、見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績や状況に応じ合理的に判断し見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるために、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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