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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

西松建設

Nishimatsu Construction Co., Ltd.1820 · Prime · 建設業

大手ゼネコン。国内土木・建築に加え、国際建設、不動産開発(アセットバリューアッド)、地域エネルギー・PPP事業(地域環境ソリューション)を展開。

概要

西松建設は、東京証券取引所プライム市場に上場する大手総合建設会社(ゼネコン)である。2025年度(2026年3月期)の連結売上高は3,960億円、営業利益280億円、従業員数3,442人。国内土木・建築工事を基盤に、海外建設、不動産投資・開発、再生可能エネルギーなどのPPP事業を展開する。1948年に現社名に改称し、1960年代から海外進出を始めた。自らを「現場力」に強みを持つとし、長期ビジョン「西松-Vision 2035」で2035年度に営業利益650億円を目標とする。

建設・不動産・地域環境の3セグメントで構成

西松建設の事業は、報告セグメントとして建設事業(土木・建築・国際)、アセットバリューアッド事業、地域環境ソリューション事業の3つに区分される。2025年度の連結売上高3,960億円のうち、建設事業が約88%を占める。土木事業は売上高1,219億円、建築事業は2,167億円、国際事業は363億円。アセットバリューアッド事業は255億円、地域環境ソリューション事業は7億円である。グループは当社のほか連結子会社22社、関連会社19社からなり、タイの泰国西松建設や不動産子会社の西松地所、PPP事業会社などを抱える。2026年4月にはアセットバリューアッド事業本部と地域環境ソリューション事業本部を統合し、環境・都市開発事業本部とした。

収益構造の変化と営業利益率の改善

西松建設の営業利益は2013年度以降、30億円未満の時期もあったが、2025年度には280億円に達した。売上高営業利益率は約7.1%である。収益改善の要因は建築事業の利益率向上にある。2025年度の建築セグメント利益は前期比114.7%増の137.9億円で、大型再開発工事における設計変更の獲得や収益改善プランが寄与した。一方、国際事業は2.3億円のセグメント損失を計上し、海外案件の着工遅れや受注の期ずれが響いた。アセットバリューアッド事業は販売事業の利益増によりセグメント利益77.3億円と堅調だが、地域環境ソリューション事業は8億円の損失を継続している。財務面では自己資本比率28.4%、D/Eレシオ1.19倍。

全国に広がる支店網と限定的な海外展開

西松建設は国内に多様な支店・営業所を配置する。現在、札幌支店、東北支店、中部支社、関東土木支店、関東建築支店、北陸支店、中国支店、四国支店、九州支店、沖縄支店、香港営業所などを持つ。1951年に九州支店、1964年に札幌支店を開設し、2005年には北陸支店を新設した。2019年には沖縄支店を開設し、2025年4月には中部支店を中部支社に改組した。海外では香港営業所(1965年開設)が最古であり、国際事業本部が東京都港区にある。海外工事の売上高は363億円で全体の9.2%にとどまるが、フィリピンで大型土木工事を受注するなど受注高は増加傾向にある。

子会社・関連会社による事業補完体制

西松建設グループは、建設事業において連結子会社の泰国西松建設などに工事の一部を発注する。アセットバリューアッド事業では西松地所が中核で、海外では西松リアルエステート・デベロップメント(アジア)社などが収益不動産投資を担当する。地域環境ソリューション事業では、山陽小野田グリーンエナジーが小水力発電を手掛け、新浦安駅前PFIなどPPP事業の子会社が多数存在する。また、伊藤忠商事との間で工事施工や資材調達、不動産開発の取引がある。グループ全体で建設から運営までをカバーする垂直統合的な体制を志向しているが、売上に占める子会社の割合は限定的である。

業界の中での役割は建設工事の請負・施工、不動産開発・賃貸、PPP事業の運営にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,960億円
営業利益
280億円
営業利益率
7.1%
純利益
241億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
建築事業1,875億円55.2%-54億円-2.9%
土木事業1,198億円35.3%77億円6.4%
開発・不動産事業等325億円9.6%103億円31.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設事業(土木・建築・国際)主力

国内の土木(道路、橋梁、トンネル等)・建築(ビル、工場、マンション等)工事に加え、海外での建設工事も行う。グループ会社に一部発注し、伊藤忠商事と取引あり。

主な製品・サービス3
土木工事
道路、橋梁、トンネル、河川、ダム、鉄道等の公共・民間土木工事。
建築工事
オフィスビル、商業施設、工場、マンション等の建築工事。
国際建設工事
海外における建設工事の請負・施工。

02アセットバリューアッド事業準主力

国内外の収益不動産への投資、不動産の販売・賃貸・管理を行う。中長期的な資産価値向上を目的とした不動産開発・運営を展開。

主な製品・サービス2
収益不動産の投資・開発
国内外のオフィス、商業施設等の収益不動産への投資、開発、運営。
不動産の販売・賃貸・管理
自社保有不動産の分譲、賃貸、管理業務。

03地域環境ソリューション事業副次

PPP事業(PFI等)の主体企業として公共施設等の運営、再生可能エネルギー(小水力発電等)、農業関連事業等を展開。行政や地域と連携した社会課題解決型ビジネス。

主な製品・サービス2
PPP事業
公共施設の設計・建設・維持管理・運営等を長期契約で行うPFI事業の運営。
再生可能エネルギー事業
小水力発電等のクリーンエネルギー発電・売電。

製品と技術

国内土木:道路・トンネル・ダムなどの公共インフラ

西松建設の土木事業は、国内の公共工事を主軸とする。道路、橋梁、トンネル、河川、ダム、鉄道など幅広いインフラ整備を手掛ける。2025年度の土木事業売上高は1,219億円で、前期比12.9%増加した。一方、受注高は前期末の手持ち工事量が豊富だったため当期は抑制し、816億円と57%減少した。技術面では、1950年に開設した技術研究所を基盤とし、1998年には愛川衝撃振動研究所を設置。施工品質の向上と新工法の開発に取り組んでいる。

国内建築:大型再開発工事と収益改善の進展

建築事業は、オフィスビル、商業施設、工場、マンションなどの建設を手掛ける。2025年度の売上高は2,167億円で前期比12.1%増。受注高は大型再開発工事の獲得により2,433億円と18.5%増加した。セグメント利益は収益改善プランの進捗と大型工事での設計変更獲得により、前期比114.7%増の138億円と大幅に伸びた。西松建設は建築事業を収益の柱と位置付け、品質管理とコスト管理を強化している。

国際事業:フィリピン大型土木受注とタイ子会社

国際事業は海外の土木・建築工事を対象とする。2025年度の売上高は363億円で前期比22%減少したが、受注高はフィリピンでの大型土木工事受注により449億円と約3倍に増加した。主な現地法人に泰国西松建設がある。セグメント利益は23.6億円の損失となり、着工遅れや受注の期ずれが影響した。西松建設は国際事業を次世代成長基盤と位置付け、2035年度の営業利益構成比35%以上(2025年度18.1%)を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

ゼネコン中堅、海外展開注力

西松建設は国内ゼネコン中堅で、海外建設事業にも積極的。同業のミライト・ワンは通信インフラ中心で、ショーボンドホールディングスは橋梁補修が主力。西松建設は総合建設業として幅広く手掛ける。直近の営業利益率は5%台と業界平均並み。売上高は2025年3月期3,668億円と前期比減収も、2026年3月期は増収見込み。海外比率は徐々に高まっている。

強み

  • アジア・中東で多数のインフラプロジェクト実績。
  • トンネル・橋梁など高度な施工技術を保有。
  • 国内公共工事の安定受注に加え、民間工事も獲得。
  • 自己資本比率が高く、財務基盤は堅固。

課題

  • 人口減少で国内建設市場は縮小傾向。
  • 建設技能労働者の不足が進行し、工事遅延リスク。
  • 進出国の政治・経済リスク、為替変動の影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が西松建設

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19142九州旅客鉄道5,583億円12.2倍
21860戸田建設4,880億円12.4倍
35233太平洋セメント4,870億円18.1倍
41893五洋建設4,097億円11.4倍
58850スターツコーポレーション2,549億円9.0倍
61820西松建設2,352億円9.2倍
71833奥村組2,231億円11.3倍
81861熊谷組2,220億円11.0倍
94547キッセイ薬品工業1,892億円12.3倍
101885東亜建設工業1,836億円8.4倍
115232住友大阪セメント1,742億円15.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

西松建設に改称し建設業許可を取得した1948年

1948年7月、社名を西松建設株式会社と改称した。同年11月には東北支店を仙台市に開設。1949年10月には建設業法に基づき建設大臣登録(イ)第8号を完了。1950年6月には技術研究所を開設し、技術開発の基盤を築いた。1951年9月には四国支店と九州支店を開設し、全国的な営業網を整備し始めた。この時期は戦後復興需要を背景に、公共事業への参入を本格化させた。

東京証券取引所上場と海外進出の開始

1961年11月、東京証券取引所第二部に上場。1962年5月には東京建築支店を開設し、首都圏の建築市場を強化。1963年8月には第一部に指定替えとなった。1964年2月に札幌支店、1965年6月に香港支店を開設し、海外事業に乗り出した。1965年10月には平塚製作所を開設し、建設機械の製造拠点とした。1972年5月には横浜支店を開設。この時代に上場による資金調達と海外展開の端緒を開いた。

不動産事業への本格参入(1973年)

1973年5月、定款変更により会社の目的に不動産取引業を追加。同年6月には宅地建物取引業者免許と建設業許可を取得した。これにより、従来の建設請負に加えて、自社で不動産を開発・販売・賃貸する事業を開始した。1982年6月には建設用機器・材料の設計製造販売及び賃貸業務も追加し、事業範囲を拡大した。不動産事業は後にアセットバリューアッド事業へと発展する。

支店統廃合と子会社再編による効率化(2000年代)

2002年9月、関東支店と東京建築支店を統合し、組織のスリム化を図った。2008年12月に海外支店(後の国際事業本部)を開設し、国際事業を本格化。2009年6月には在京支店の管理部門を統合し、関東土木支店と関東建築支店を新設した。2010年3月に西松地所を設立(連結子会社化)、同年6月には松栄不動産を吸収合併し、不動産事業を集約した。2010年7月には支社制度に移行。これらの再編により、地域別・機能別の管理体制を強化した。

ガバナンス改革と市場区分の移行(2016〜2022年)

2016年6月、定款を一部変更し監査等委員会設置会社に移行。コーポレートガバナンスの強化を図った。2019年10月には沖縄支店を開設し、新たな地域拠点を追加。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行した。これにより、高い流動性と投資家からの信頼を得るための体制が整えられた。

長期ビジョン「西松-Vision 2035」と組織再編(2025年〜)

2026年5月、西松建設は長期ビジョンを刷新し「西松-Vision 2035」を策定。2035年度に営業利益650億円、ROE12%程度、自己資本比率35%を目標とする。2025年4月には中部支店を中部支社に改組し、地域権限を強化。2026年4月にはアセットバリューアッド事業本部と地域環境ソリューション事業本部を統合し、環境・都市開発事業本部を新設した。これは次世代成長事業の基盤構築を狙い、国際事業や環境・都市開発への投資を加速する方針である。

年表33件を開く

1940年代

  • 1948年7月社名を西松建設株式会社と改称
  • 1948年11月東北支店(仙台市)開設
  • 1949年10月建設業法により建設大臣登録(イ)第8号の登録完了

1950年代

  • 1950年6月技術研究所開設
  • 1951年9月四国支店(高松市)開設、熊本支店(1926年3月開設)を九州支店(福岡市)と改称
  • 1957年10月多摩川工場開設
  • 1958年1月中部支店(名古屋市)開設

1960年代

  • 1961年2月松栄不動産㈱を設立
  • 1961年11月上場東京証券取引所第二部に上場
  • 1962年5月東京建築支店開設
  • 1963年8月上場東京証券取引所第一部に上場
  • 1964年2月札幌支店開設
  • 1965年6月香港支店開設(現:香港営業所)
  • 1965年10月平塚製作所開設(多摩川工場移転)
  • 1966年4月中国支店(広島市)開設

1970年代

  • 1972年5月横浜支店開設(現:横浜営業所)
  • 1973年5月定款を一部変更し、会社の目的に不動産取引業を追加
  • 1973年6月宅地建物取引業法改正により宅地建物取引業者として建設大臣免許(1)第1743号の免許を取得
  • 1973年6月建設業法の改正により建設大臣許可(特-48)第1100号を取得
  • 1974年11月東関東支店(千葉市)開設(現:東関東営業所)

1980年代

  • 1982年6月定款を一部変更し、会社の目的に建設用機器、材料の設計製造販売及び賃貸に関する業務を追加

1990年代

  • 1998年1月愛川衝撃振動研究所(神奈川県愛甲郡)開設(現:技術研究所 愛川オフィス)

2000年代

  • 2002年9月M&A関東支店と東京建築支店を統合
  • 2005年4月北陸支店(新潟市)開設
  • 2008年12月海外支店(東京都港区)開設(現:国際事業本部)
  • 2009年6月M&A在京支店の管理部門を統合し、関東土木支店及び関東建築支店を新設

2010年代

  • 2010年3月西松地所㈱を設立(連結子会社)
  • 2010年6月M&A松栄不動産㈱を吸収合併・解散
  • 2010年7月支社制度に移行
  • 2016年6月定款を一部変更し、監査等委員会設置会社に移行
  • 2019年10月沖縄支店(那覇市)開設

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2025年4月中部支店(名古屋市)を廃止し、中部支社(名古屋市)を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2035年度まで650億円
  • ROE2035年度まで12%程度
  • 自己資本比率2035年度まで35%程度
  • D/Eレシオ2035年度まで1.0倍程度
  • 一人当たり付加価値額2035年度まで35百万円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    強い事業ポートフォリオの構築

    国内土木・建築の基盤事業を拡大しつつ、国際事業、環境・都市開発事業への投資を加速。2035年度にこれらの営業利益構成比を35%以上に引き上げ、強靭な収益構造を目指す。M&Aを含む積極的な成長投資を実行する。

  2. 02

    人的資本経営による価値最大化

    社員エンゲージメントスコアを向上させ、ステークホルダーのエンゲージメント向上につなげる「エンゲージメントの発展的連鎖」を実現。評価・処遇制度の導入、挑戦を奨励する風土醸成、最適な人財配置を推進する。

  3. 03

    組織の筋肉質化による効率的経営

    DX・AI活用による生産性向上、管理部門のスリム化と現場への再配置を推進。一人当たり付加価値額を2035年度に35百万円以上へ引き上げる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,442人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,062万円で、9期前と比べて+27.0%平均年齢は43.8歳、平均勤続年数は18.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,740
2018年3月2,825
2019年3月83644.417.92,920
2020年3月86744.317.93,005
2021年3月86644.418.03,060
2022年3月83544.418.03,106
2023年3月86244.718.33,201
2024年3月83444.718.13,301
2025年3月97544.019.23,065688
2026年3月1,06243.818.93,442813

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率98.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)57.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 11 / 海外 7、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
虎ノ門ヒルズビジネスタワー(東京都港区) (注)2194億円
全社(共通)アセットバリューアッド事業
プリンススマートイン博多(福岡県福岡市博多区) (注)3(注)46,354百万円
アセットバリューアッド事業
ホテルJALシティ富山(富山県富山市) (注)45,434百万円
アセットバリューアッド事業
さいとうビル(東京都世田谷区) (注)2(注)34,473百万円
アセットバリューアッド事業
NCReポートアイランド(兵庫県神戸市中央区) (注)3(注)44,339百万円
アセットバリューアッド事業
CIRCLES中洲川端(福岡県福岡市博多区) (注)3(注)44,144百万円
アセットバリューアッド事業
虎ノ門センタービルディング(東京都港区) (注)3(注)43,948百万円
アセットバリューアッド事業
ASAI京都四条(京都府京都市下京区) (注)3(注)43,526百万円
アセットバリューアッド事業
NCO浜松町(東京都港区) (注)3(注)43,008百万円
アセットバリューアッド事業
NCO金沢(石川県金沢市) (注)3(注)42,964百万円
アセットバリューアッド事業
ほか15件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    西松地所㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲吉富商事
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    合同会社三軒茶屋壱号(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
  • 国内
    西松アセットマネジメント㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱西松ホテルマネジメント
    富山県富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    山陽小野田グリーンエナジー㈱
    山口県山陽小野田市 · 連結子会社
    議決権89.2%
  • 海外
    泰国西松建設㈱(注)4(注)5
    タイ王国 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    ラオ西松建設㈱(注)4(注)5(注)6
    ラオス人民民主共和国 · 連結子会社
    議決権24.0%
  • 海外
    西松ベトナム㈲(注)5
    ベトナム社会主義共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    扇コンサルタンツ㈱
    兵庫県神戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    西松リアルエステート・デベロップメント(アジア)社(注)2(注)5
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    バンコクサトーンホテルマネジメント社(注)2(注)5(注)6
    タイ王国 · 連結子会社
    議決権51.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • 西松リアルエステート・デベロップメント(USA)社(注)2(注)5アメリカ合衆国100%
  • 西松リアルエステート・デベロップメント(タイランド)社(注)5(注)6タイ王国74%
  • 西松台灣投資股份有限公司(注)5台湾100%
  • エヌエナジー㈱熊本県熊本市33%
  • IN INFRA AUSTRALIA PTY LTD.(注)5オーストラリア連邦50%
  • 伊藤忠商事㈱(注)3大阪市北区22%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和8~10年度大熊町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その4)
    環境省 · 2026-05-21
    397.4億円
  • 調達
    令和7年度浪江町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その3)
    環境省 · 2025-09-30
    94.3億円
  • 調達
    令和2年度除去土壌等輸送工事(大熊その6)
    環境省 · 2021-01-15
    44.1億円
  • 調達
    令和6年度双葉町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事 (その2)
    環境省 · 2024-08-06
    38.5億円
  • 調達
    平成31年度中間貯蔵施設に係る灰処理生成物保管施設等整備工事
    環境省 · 2019-06-04
    27億円
  • 調達
    令和4年度中間貯蔵施設区域内家屋等解体工事(その2)
    環境省 · 2022-08-30
    25.9億円
  • 調達
    令和元年度焼却灰輸送等工事(大熊町・双葉町)
    環境省 · 2020-02-03
    21.4億円
  • 調達
    令和4年度相双地区除去土壌等輸送工事
    環境省 · 2022-08-30
    13.3億円
  • 調達
    令和5年度双葉町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その1)
    環境省 · 2023-10-30
    10.3億円
  • 調達
    令和4年度川俣町仮置場復旧等工事
    環境省 · 2022-09-14
    9.2億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,960億円営業利益280億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.0%、利益が+32.7%。

売上高
+8.0%
3,960億円
営業利益
+32.7%
280億円
純利益
+37.7%
241億円
営業利益率
7.1%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高4,400億円3,960億円
営業利益285億円280億円
純利益205億円241億円
1株あたり配当¥250¥250

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,026億円、営業利益は70億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.9%、営業利益は+600.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q9478
2024年1Q842101.211
2024年2Q1,068898.361
2024年3Q1,038504.831
2024年4Q1,06821
2025年2Q1,739915.260
2025年4Q1,9291206.2115
2026年2Q1,773935.265
2026年4Q2,1871878.6176
2027年1Q1,026706.847

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2,533億円から3,960億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2,5334334
2014年3月3,1466156
2015年3月3,4309992
2016年3月3,088163146
2017年3月3,152254192
2018年3月2,844235169
沖縄支店(那覇市)開設
2019年3月3,493260188
2020年3月3,916258187
2021年3月3,362216172
2022年3月3,238235151
2023年3月3,39813296
2024年3月4,016196124
中部支店(名古屋市)を廃止し、中部支社(名古屋市)を開設
2025年3月3,6682112025.8175
2026年3月3,9602802747.1241

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,960億円のうち、営業利益として残るのは280億円7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は241億円、売上の6.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金86.3%3,417億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.6%263億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%280億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
13.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.2pt
7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
6.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.2pt
13.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが30億円、投資CFが−75億円で、差し引きのフリーCFは−45億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は483億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月98−10865−10479
2014年3月31−3238−1531
2015年3月−104−12−57−116374
2016年3月41−97−30−56279
2017年3月408−139−150269390
2018年3月136−154−49−18325
2019年3月−159−236386−395315
2020年3月141−201210−60465
2021年3月4953−127102436
2022年3月412−225−161187471
2023年3月347−274−2473537
2024年3月320−418111−98565
2025年3月59−362161−303434
2026年3月30−7580−45483

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は6,860億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,044億円で、自己資本比率は28.4%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3,4301,2842,14637.2
2014年3月3,7441,3522,39235.8
2015年3月3,8651,4962,36938.3
2016年3月3,5131,5621,95143.8
2017年3月3,8571,6982,15943.5
2018年3月3,8141,8521,96248.0
2019年3月4,6631,9932,67042.3
2020年3月4,9701,9932,97739.6
2021年3月4,7242,0752,64943.6
2022年3月4,7761,5773,19931.7
2023年3月5,1361,5613,57529.0
2024年3月5,7961,7694,02729.1
2025年3月5,9201,8124,10929.1
2026年3月6,8602,0444,81628.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
483億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,374億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4,816億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率19 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り140社中31位あたり、逆に低いのは自己資本比率140社中133位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.1%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.1%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
28.4%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.0%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,627で、1年前と比べて+13.7%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥5,627-1.0%1ヶ月+7.2%1年+13.7%時価総額2,352億円
過去52週の値幅
安値¥5,021高値¥6,891

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.2倍
PER (会社予想)10.8倍
PBR1.16倍
配当利回り4.44%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日(5331円)・75日(5451円)・200日(5601円)の各移動平均線を下回り、下向きの展開です。1ヶ月で+1.2%と小幅ながら、52週高値6891円からは-22.9%下落しています。出来高は7/31に113,900株と高水準で、売り圧力が続いています。RSIは45.5と中立よりやや弱く、モメンタムは乏しい状況です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 8.7倍は建設業界平均の14.0倍を下回り、PBR 1.08倍は平均1.50倍を下回る。配当利回り4.33%は平均3.44%を上回り、ROE 13.1%は高い収益性を示す。予想では売上高や利益の増加が見込まれ、PERの低さと合わせて割安と判断。ただし、業界平均と比べても指標は総じて良好で、利益成長の持続性に注目。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.2倍14.4倍
PER (予想)10.8倍
PBR1.16倍1.55倍
ROE13.1%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

国内建設需要の高止まりと、収益性改善のトレンドが強気材料。一方、資材価格や人件費の上昇、公共投資の先行き不透明感が弱気材料。大型受注の獲得状況と収益性の改善スピードが焦点。

プラスに働く材料7
  • 収益性の改善

    FY26予想営業利益率は7.1%で、FY25の5.8%から改善見込み

  • 旺盛な建設需要

    首都圏の再開発や防災インフラ整備など、大型案件が豊富にある

  • 株主還元の厚さ

    配当利回りは4.3%、PER8.7倍と割安感があり、総還元も高い

  • 営業利益が211億円から280億円へ33%増加2026年3月期影響

    営業利益は211→280億円(+69億円)。売上高回復とともに収益拡大

  • 売上高が3668億円から3960億円へ8%回復2026年3月期影響

    売上高は3960億円で前年比+292億円。需要回復が寄与

  • 営業利益率が5.75%から7.07%へ改善2026年3月期影響

    営業利益率は1.3ポイント改善。採算性の向上が続く

  • 実績PER8.72倍・PBR1.08倍の割安水準継続影響

    PER8.72倍・PBR1.08倍。割安感から下値は堅い

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇リスク

    鉄鋼・セメント等の資材価格高騰や人手不足で、工事原価が上昇

  • 公共投資の不透明さ

    財政状況次第で公共工事が縮減され、受注に影響する可能性

  • 受注競争の激化

    同業他社との競争が激しく、採算を度外視した受注につながる恐れ

  • 売上高は2024年3月期の4016億円に未達2026年3月期影響

    売上高3960億円は2年前の4016億円を下回る。完全回復には至らず

  • 営業利益率7.07%は依然低水準2026年3月期影響

    売上高3960億円に対し営業利益280億円。利益率は1桁台

  • 株価上昇率は8.4%と限定的継続影響

    過去1年の株価上昇は8.4%。市場の期待が低いことを示唆

  • 売上高は2025年3月期に8.7%減少した不透明感過去実績影響

    売上高4016→3668億円(-8.7%)。受注変動による業績ブレが懸念

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を左右する最優先の先行指標であるため
営業利益率
コスト上昇を価格転嫁できているか、収益性の良否を確認するため
完成工事総利益率
個別プロジェクトの採算性を示し、受注品質の変化を把握するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり250で、前期から+4.5%いまの株価に対する利回りは4.44%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥250
1株あたり
配当利回り
4.44%
いまの株価に対して
配当性向
37.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10530.0
2018年3月95−9.530.4
2019年3月10510.530.8
2020年3月1050.030.0
2021年3月1050.031.8
2022年3月221110.571.2
2023年3月2210.092.9
2024年3月220−0.571.0
2025年3月2200.049.5
2026年3月2304.537.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥250

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ22,648人。区分でいちばん多いのは個人・その他32.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.9%を占め、残る51.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他23.849.659.052.033.432.2
金融機関37.125.821.225.730.525.9
事業法人15.010.110.811.221.523.0
外国法人15.012.27.09.111.313.9
証券会社0.72.41.92.03.35.0
自己株式1.628.628.628.65.05.0
外国人個人8.30.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01伊藤忠商事株式会社20.82
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.10
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.09
04西松建設持株会2.53
05明治安田生命保険相互会社2.19
06JPモルガン証券株式会社1.81
07株式会社日本カストディ銀行(年金信託口)1.13
08株式会社日本カストディ銀行(信託口4)1.09
09STATE STREET BANKAND TRUST COMPANY505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決裁営業部)1.01
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決裁営業部)0.98

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4852%、1株純資産は14期で+972%。直近期のROEは13.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月124612.812.538.9
2014年3月204844.316.630.5
2015年3月335346.512.832.1
2016年3月535559.79.230.3
2017年3月3483,05711.97.930.0
2018年3月3093,3489.68.630.4
2019年3月3433,6069.97.130.8
2020年3月3423,5999.56.030.0
2021年3月3143,7668.58.931.8
2022年3月3123,8348.411.871.2
2023年3月2443,7716.414.092.9
2024年3月3144,2777.814.271.0
2025年3月4444,36110.310.849.5
2026年3月6104,93613.19.437.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

34名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は34名。2026/3期の役員報酬は総額292百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
細川雅一代表取締役社長 執行役員社長6274,000
一色眞人代表取締役 執行役員副社長 コーポレート部門担当67166,000
渋井修取締役 専務執行役員 管理統括室長・ IR担当6563,000
濵﨑伸介取締役 常務執行役員 経営戦略室長6242,000
川野秀之取締役(常勤監査等委員)63
久保俊裕取締役(監査等委員)73
伊藤弥生取締役(監査等委員)62
大下元取締役(監査等委員)68
菊地美佐子取締役(監査等委員)65
濵田一豊専務執行役員
難波正和専務執行役員
松友登専務執行役員
残りの役員22名を開く
氏名役職年齢
井上貴文専務執行役員
吉田卓生常務執行役員
黒田隆司常務執行役員
川瀧弘之常務執行役員
木村博規常務執行役員
成田和俊常務執行役員
橋佐古敬次執行役員
山本誠吾執行役員
本多一藏執行役員
坪井広美執行役員
鳥居久嗣執行役員
楠浴淳士執行役員
石井正典執行役員
鷹野文英執行役員
鬼木光一執行役員
野村信執行役員
宗澤敦郎執行役員
高橋一太執行役員
柳澤修執行役員
草野孝三執行役員
佐久間栄一執行役員
薄純一執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8143672023129
社外取締役643437
取締役(社内)1181818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容724字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社22社及び関連会社19社(うち持分法適用関連会社は2社)で構成され、建設事業、アセットバリューアッド事業及び地域環境ソリューション事業を主な事業内容としております。 なお、当連結会計年度末後の2026年4月に、アセットバリューアッド事業本部と地域環境ソリューション事業本部を統合し、新たに環境・都市開発事業本部を設置しております。 当社グループの事業に係わる位置づけ及び報告セグメントとの関連は以下のとおりであります。 (建設事業(土木・建築・国際)) ・当社、連結子会社の泰国西松建設㈱他3社及び関連会社の㈱増永組他1社は、建設事業を営んでおります。当社はこれらの会社に工事の一部を発注することがあります。 (アセットバリューアッド事業・地域環境ソリューション事業) ・当社、連結子会社の西松地所㈱他4社、非連結子会社の嶋静商事㈱他3社及び関連会社の浜松中央西ビル㈱他2社は、不動産の販売・賃貸・管理・その他の事業を営んでおります。また、連結子会社の西松リアルエステート・デベロップメント(アジア)社他4社は海外において収益不動産への投資・その他の事業を行っております。 ・非連結子会社の新浦安駅前PFI㈱他1社及び関連会社の㈱徳島農林水産PFIサービス他11社は、PPP事業の主体企業であります。 ・連結子会社の山陽小野田グリーンエナジー㈱、非連結子会社の㈱サイテックファーム及び関連会社のエヌエナジー㈱他1社は、その他の事業を行っております。 (その他の関係会社) ・その他関係会社の伊藤忠商事㈱と当社との間で、工事施工、資材調達、不動産開発・共同投資の取引がありま す。 ≪事業の系統図≫
経営方針・対処すべき課題6,298字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、企業理念として掲げた「価値ある建造物とサービスで安心して暮らせる持続可能な社会をつくる」を実 践するため、サステナビリティスローガン(基本方針)「みんなでつくる みんなが輝く」を策定しております。 この基本方針のもと、当社は、ひと、まち、自然を大切につなぎ、人々が活き活きできる場を創ることで「みんなが輝く社会」を実現してまいります。 当社は、インフラ老朽化、自然災害の激甚化および人口減少・高齢化等を受け、将来のありたい姿や役割・提供する価値について改めて見つめ直し、長期ビジョンを2026年5月、「西松-Vision 2035」に刷新いたしました。 「西松-Vision 2035」では、「強い事業ポートフォリオの構築」「人的資本経営による社員が創出する価値の最大化」「組織の筋肉質化による効率的経営」を3本柱とし、基盤事業(国内土木、国内建築)の事業規模・領域を一層拡大するとともに、次世代に向けた成長事業(国際、環境・都市開発)の基盤を構築することを中長期の企業戦略と位置付け、2035年度のありたい姿「魅力あるゼネコンNo.1」を目指してまいります。また、本戦略の推進にあたっては、M&Aを含めた積極的な成長投資が重要であると認識しており、これらの投資を確実に実行するため、財務健全性の更なる強化を図ってまいります。 この変革は、単なる事業規模の拡大ではなく、企業としての"質"を伴った"量"の拡大を追求するものです。エンゲージメントスコアの向上と一人当たり付加価値額の向上により、提供サービスの質を高め、その結果としてステークホルダーのエンゲージメントが向上します。この「エンゲージメントの発展的連鎖」により、顧客・株主・協力会社および入職者から「評価される企業」、「選ばれる企業」となることを目指し、持続的な成長と新たな中長期的企業価値の創出を実現してまいります。 (2) 「西松-Vision 2035」の全体像 2035年に目指す定量目標 指標   2025年実績   2035年目標 営業利益   280億円   650億円 ROE   (注)13.1%   12%程度 自己資本比率   28.4%   35%程度 D/Eレシオ   1.19倍   1.0倍程度 一人当たり付加価値額   20.7百万円   35百万円以上 社員エンゲージメントスコア   3.76   4.00以上 (注)2025年度は政策保有株式の売却を期首の計画以上に進めたことにより、特別利益(投資有価証券売却益)83億円を計上しました。この影響を除くとROEは約10.1%となります。 (3) 外部環境認識 建設業界を取り巻く環境は、大きな転換期を迎えております。 ① 需要面における変化 国内建設市場は、2030年度までは公共投資の増加、維持・修繕需要の拡大により堅調に推移する見込みです が、長期的には新設需要の減少により先行き不透明感が増しております。一方で、海外市場、都市開発、再生可能 エネルギー、インフラ運営等の建設周辺市場は高い成長が期待されます。 ② リソース面における課題 労働規制の強化と就労人口の減少により、担い手不足が深刻化しております。 (4) 当社の強みと役割 このような外部環境において、当社は創業以来培ってきた「現場力」という強みを最大限に発揮してまいります。現場力とは、粘り強さ、堅実・誠実さ、まとめ上げる力といった「西松らしさ」そのものであり、これを活かして多様なステークホルダーを巻き込み、社会課題の解決に、より広く・深く・永く貢献することが、当社の役割であると認識しております。 (5) 中長期の企業戦略(3本柱) ① 強い事業ポートフォリオの構築 基盤事業である国内建設事業の更なる拡大を図りながら、次世代成長基盤となる国際事業、環境・都市開発事業への積極投資を加速させてまいります。2035年度には、国際、環境・都市開発、領域拡大の営業利益構成比を35%以上(2025年度:18.1%)へと引き上げ、強靭な収益構造を構築いたします。 ② 人的資本経営による社員が創出する価値の最大化 「エンゲージメントの発展的連鎖」の起点となる社員エンゲージメントスコアが向上することで、ステークホルダーのエンゲージメント向上を実現してまいります。具体的には、活躍・貢献に応じた適切な評価・処遇制度の導入、挑戦を奨励する風土の醸成、全社・横断視点での最適な人財配置を推進し、社員エンゲージメントスコアを2025年度の3.76から2035年度には4.00以上へ向上させます。 ③ 組織の筋肉質化による効率的経営 DX推進、AI活用推進による労働時間削減、現場人員配置見直し、業務効率化等を通じて生産性を向上させます。並行して、管理部門の業務・人財のスリム化、生産現場への再配置等、全社・横断視点で人員配置・組織の最適化を図り、一人当たり付加価値額を2025年度対比で約2倍の35百万円以上へと引き上げてまいります。 (6) 対処すべき事業上及び財務上の課題 (中期経営計画2028と計画達成に向けた課題と取り組み) 当社を取り巻く環境は、インフラの老朽化や都市機能の衰退、自然災害の激甚化など、社会課題が一層深刻化する一方で、国・地方ともに人手及び財源の制約が強まっています。建設業界におきましては、政府建設投資、民間建設投資ともに増加傾向にあります。一方で、労務需給逼迫の影響や中東情勢をはじめとする国際情勢の動向は先行き不透明であり、経済環境は不確実性の高い状況が続いています。原油価格の変動に加え、建設資機材の価格や供給制約、エネルギーコストの動向等をはじめ、潜在的リスクを含め当社グループの事業環境に影響を及ぼす可能性が懸念されます。 また、金利上昇を背景とした金融環境の変化やインフレの進行、賃上げの動きを受け、労務費や外注費をはじめとする建設コスト全般の増加及びこれらの環境変化は民間建設投資の動向にも影響を及ぼす可能性があります。 今後、国内建設市場は2030年頃までは拡大が見込まれるものの、その後は人口減少や担い手不足の加速により、先行き不透明な事業環境が続くものと想定されます。 このような事業環境のもと、長期ビジョンを「西松-Vision 2035」に刷新するとともに、「中期経営計画2028」を策定いたしました。 「中期経営計画2028」では、基本方針として、「積極的な投資・M&Aによる新たな収益基盤の創出」「人財の確保・育成・活躍を促進する仕組みづくり」「DXによる全社効率化」「AIによる効率的組織への変革」を掲げております。この基本方針のもと、基盤である国内建設事業を強化・拡大しつつ、将来の収益柱となり得る事業への投資を加速させるほか、人財マネジメントや全社効率化を推進し、持続的成長に向けた土台を整備してまいります。 「中期経営計画2028」における計画や主な取り組みは以下のとおりです。 ① 業績及び財務指標(連結) 指標   2025年度実績   2028年度計画 売上高   3,960億円   5,000億円 営業利益   280億円   350億円 資本効率   ROE   13.1%   11%程度 財務健全性   自己資本比率   28.4%   35%程度 D/Eレシオ   1.19倍   1.0倍程度 株主還元   配当   自己資本配当率(DOE)5%程度の安定配当   自己資本配当率(DOE)5%程度の安定配当 ② 財務計画 事業の稼ぐ力の強化と、資産の戦略的な入替えによって生まれたキャッシュを成長投資と株主還元に適切に配分してまいります。不動産・政策保有株式の売却により資産を圧縮し、事業領域の拡大とそれらを支える人財開発、技術開発・DX・AIへ積極的な投資・M&Aを実施します。最適な資本構成と資金調達能力を維持しながら、成長投資による収益の拡大によって資本効率を最大化していきます。 キャッシュアロケーション(2026年度~2028年度 3年間累計) キャッシュイン   キャッシュアウト 事業活動による キャッシュ創出   650億円   成長投資・M&A 成長領域 GX・まちづくり 都市開発 人財(費用性投資) 技術・DX・AI(費用性投資) 成長投資・M&A 合計  費用性投資 成長投資・M&A 改計    200億円 300億円 1,000億円 60億円100億円1,660億円 △160億円1,500億円 不動産の売却   1,000億円 株主還元(DOE5%程度)   300億円 政策保有株式の売却   150億円 ③ 投資計画 2026年度から2028年度の3年間で、総額1,660億円(NET660億円)のM&Aを含む成長投資を実行いたします。 成長投資・M&A 投資分類   投資方針   2026~2028年度 成長領域   建設事業の更なる事業領域・規模拡大 建設事業以外の成長領域への投資   200億円 GX・まちづくり   環境に優しく、住みやすいまちづくりの推進   300億円 都市開発   高採算物件への入替による収益力・インフレ耐性・資本効率向上   1,000億円(売却による回収 △1,000億円) 人財   事業拡大を支える多様な人財の獲得・育成・ エンゲージメント向上   60億円 (費用性投資) 技術開発・DX・AI   生産性向上・革新的な技術を活用した価値創出   100億円 (費用性投資) 総額   1,660億円(NET 660億円) ④ 事業戦略 土木事業 2028年度目標:営業利益 123億円 (2025年度実績 91億円) 環境認識   国土強靭化、防災減災ニーズの高まりによる市場拡大 維持・修繕需要の高まり 資材価格高騰、労働力不足の深刻化 課 題   成長領域、領域拡大への対応 技術開発の更なる推進、要素技術を用いた受注の拡大 受注拡大に向けた応札体制、施工体制の整備 重点施策   トンネル、シールド、ダム、リニューアル工事の取組み強化 トンネル他自動化施工に向けた技術開発・改良、床版取替え技術開発、DB(設計施工一括発注方式)・ECI(設計段階から施工者が関与する発注方式)への取組み推進 応札部門の人員増強・育成、外部連携の推進、若手/再雇用所長の活躍推進、生産性向上に資する現場運営・DX、協力会社の確保 建築事業 2028年度目標:営業利益 169億円 (2025年度実績 137億円) 環境認識   労務不足、建設コストの上昇 データセンター、冷凍冷蔵倉庫等の需要の高まり 課 題   ポートフォリオの再構築 事業規模拡大に必要な人財の育成・確保 現場職員一人当たり利益の向上 重点施策   メーカー顧客の拡大、事務所、データセンター、物流施設等への注力 次世代所長の早期育成、スペシャリスト育成、設備職員の育成・確保、キャリア採用の強化、リテンション強化 フロントローディング部門強化、BIM活用・DXの協力推進、現場業務改革(標準化・効率化・外注化) 国際事業 2028年度目標:営業利益 黒字化 (2025年度実績 △23億円) 環境認識   (土木)シンガポール、フィリピン、バングラデシュのインフラ整備市場・ リニューアル市場は拡大 (建築)タイの市場成長は見込まれるが、日系企業は国内回帰の動きにより 減少傾向、外資企業や現地企業からの発注案件は競争環境激化 課 題   (土木)収益改善・安定化、人財の確保・育成 (建築)ポートフォリオ改革、利益率・収益性の改善 重点施策   (土木)施工体制の早期構築、遅延要因の情報収集・早期交渉 次世代幹部の育成、若手職員の早期抜擢、現地人財主体の組織構築 (建築)外資生産工場の比率拡大、成長領域(食品・消費財・電子部品・        DC等)の拡大、営繕・改修案件の獲得強化、現地人財の活躍推進 (共通)環境・都市開発事業との連携による海外における建設ニーズの創出 環境・都市開発事業 2028年度目標:営業利益 58億円 (2025年度実績 69億円) 環境認識   不動産マーケットは堅調、建設コスト高騰により事業性確保が厳しい状況 再生可能エネルギーや資源循環、インフラ分野は市場拡大が見込まれるが、制度や市場環境の変化が大きく、収益性や継続性の確保が困難 課 題   資産ポートフォリオの収益性向上、資産入替による資本効率の向上 海外や新規分野など事業機会の創出、事業開発スキルの獲得 重点施策   高付加価値型事業の組成に注力、インフレに強い分野・用途のアセットに取組み注力、投下資金の収益性・効率性を向上 収益性・成長性のある海外再エネ・PPP案件の強化、経験豊富なパートナー企業との共同事業参画を通じた事業ノウハウの獲得 ⑤ 機能戦略 人財戦略 2028年度目標:社員エンゲージメントスコア 3.80 課 題   多様な人財の活躍を最大化する人財ポートフォリオの構築 社員が能力と挑戦意識を最大限発揮できる企業文化の醸成 重点施策   経営戦略・事業戦略と連動した人財配置、適財適所配置を実現するタレントマネジメントの拡充、ターゲットを明確化した採用活動、キャリア採用体制の強化 キャリアの多様化、キャリア選択と学びの機会提供、対話機会の拡充と定着、Well-beingの推進、活躍貢献を促す評価処遇制度 技術戦略 2028年度目標:一人当たり出来高 1.11倍(2024年度比) :AI活用により管理部門の20%人員創出 :新たな価値につながる技術の事業適用 6件 課 題   技術とDX、人とAIによる生産性向上 サステナブルな社会の実現に寄与する新たな価値の創出 重点施策   技術開発による施工の効率化・自動化推進、基幹業務システムを活用した業務プロセスの効率化、生成AI活用促進とAI市民開発による業務効率化 公共インフラのリニューアルによる価値向上、木造建築や環境配慮型材料などによる新価値創出、地域課題解決による新価値創出 ⑥ 目指す未来 ~魅力あるゼネコンNo.1へ~ 2035年、当社は「魅力あるゼネコンNo.1」として、ステークホルダーの皆様から評価され、選ばれる企業になっていることを目指しております。 社員一人ひとりが自律的にキャリアを描き、挑戦し、成長実感を得られる環境。 多様な人財が協働し、現場力を最大限に発揮できる組織。それらから創造される価値が、社員、お客様、協力会社、株主・投資家、地域社会といったステークホルダーの皆様のエンゲージメントの向上と社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会づくりに繋がっていく──。 このような発展的連鎖を実現することで、当社が持続的に成長し、新たな中長期的企業価値を創出していく未来を描いております。 「西松-Vision2035」「中期経営計画2028」につきましては、当社ウェブサイトに掲載しておりますので、併せてご参照ください。
事業等のリスク6,003字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 全社的リスク管理プロセス(ERM)として、サステナビリティ戦略会議において、長期視点に立ったリスクおよび事業活動におけるリスクの管理を行っております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 長期視点に立ったリスク 長期視点に立ったリスクは、持続的な企業価値向上を目指し、中長期的なスパンにおいてバックキャストの視点でリスクマネジメントが必要な、企業レベルの重要リスクとして捉えております。サステナビリティスローガン(基本方針)やマテリアリティ等にもとづき、成長におよぼす影響度と発現時期の観点から評価した6項目と気候変動リスクを併せた下記7項目について、シナリオ分析をした上で対応方針を策定し、モニタリングしています。 ① 人財リスク(技術者不足) 国内の生産年齢人口の減少に伴う当社グループの基幹である土木および建築分野の技術者不足は、将来の事業継続および成長に支障をきたす大きな可能性があります。よって、技術者の人数や能力の充足状況、技術革新による生産性向上、離職率や採用動向、技術継承の進捗などを中心に対応方針に基づき施策の効果をモニタリングし、必要な場合はさらなる施策を講じていきます。 ② 人財リスク(所長候補人財の不足) 年代別の従業員構成比率の不均衡や価値観の変化などに伴う所長候補人財不足は、将来の事業継続および成長へ支障をきたす大きな可能性があります。よって、事業戦略に基づく現場所長の要員数に対する候補者の充足、所長候補者世代の人数および能力の充足、所長職の魅力向上などを中心に対応方針に基づき施策の効果をモニタリングし、必要な場合はさらなる施策を講じていきます。 ③ 建設業担い手不足のリスク 生産年齢人口の減少や建設業界の入職者の減少に伴う業界内の下請け構造の変化は、労務費の上昇や事業活動に不可欠な協力会社の確保に困難をきたす大きな可能性があります。よって、建設労働者数、サブコンおよび協力会社数、Nネット会員企業の状況、同業他社の動向等を中心にモニタリングを継続しながら必要な施策を検討および実行します。 ④ 業界再編リスク 昨今の建設業界を取り巻く業界再編の動きは、経営戦略および事業戦略の遂行に大きな影響を及ぼす可能性があります。よって、本リスクについては、経営層による的確かつ迅速な対応のため、随時経営会議で業界動向などのモニタリングを行います。 ⑤ 技術開発リスク 当社グループにおける技術開発や技術活用といった技術革新の遅れは、競争力の低下および受注の逸失による事業継続や成長への大きな影響を及ぼす可能性があります。よって、技術開発の進捗や社会のニーズへの適合、同業他社との優位性等を中心にモニタリングを行い、必要な場合はさらなる施策を講じていきます。 ⑥ 長期市場リスク 国内の人口減少に伴う将来的な建設市場縮小は不可避であるため、当社グループが市場の変化に対応できない場合は、事業継続および成長に影響を及ぼす大きな可能性があります。よって、経済成長、建設投資額の動向、当社の得意分野における建設投資額の動向、社会のニーズや価値観の変化などについて、西松-Vision2035策定の前提条件と乖離が生じていないかモニタリングを行い、必要な場合は施策実行や前提条件の見直しなどを講じていきます。 ⑦ 気候変動リスク ※気候変動リスクの詳細に関しては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2)気候変動への対応」に記載のとおりです。 (2) 事業活動におけるリスク 事業活動におけるリスクは、四半期ごとに個別リスクの管理状況のモニタリングと有効性評価を行います。個別リスクは影響度と発生可能性を3段階でリスクマップを用いて評価し、影響度については、財務、資産保全に関する定量的な指標、および業務継続に関する定性的な指標を社内で定めています。ただし、以下は多岐にわたる個別リスクを主要なリスクとして、一部集約して記載しています。 リスクマップの抜粋(○の番号はリスク項目に対応する個別リスクです) ① 資材価格及び労務費等の上昇リスク 長期にわたる工事を受注する時点で将来の資材等調達価格を適切に予測することが困難な場合があるため、工期中に資材価格や調達の状況が大きく変わることがあります。これにより建設コストが大幅に増加することがありますが、当該建設コスト増加分を工事請負金額に反映させることができない場合には、受注時に計画していた工事損益が変動し、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、工事請負契約の締結にあたり、適正な価格、適正な工期で工事を実施できるよう、発注者に対して協議の申し入れを行っております。また、施工条件や資材価格動向の精査による物価変動リスクの定量評価、主要資材の早期調達等により、工事損益の確保に努めております。 ② 施工品質リスク 工事目的物の品質管理には万全を期しておりますが、重大な欠陥が発生した場合には、顧客からの信頼を損なうことに加え、契約不適合責任に基づく損害賠償金の支払等により、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、各種の社内基準書に準拠した施工、品質パトロールの実施、社内組織を活用した施工管理検討の実施、契約不適合事例や不具合事例の全社水平展開、各種研修の実施等により、工事目的物の品質管理に努めております。 ③ 長時間労働に関するリスク 長時間労働は、従業員の健康リスクを増大させるほか、エンゲージメントや生産性の低下および離職者の増加、さらには法令違反による行政指導を受けた場合の社会的信用の失墜など当社グループの事業遂行に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、2017年度以降、フレックスタイム制度や在宅勤務制度の導入、現場工務革新センターの設置による現場業務の見直し、具体的な時間外労働削減の取組の全社共有などを進め、段階的に36協定届出の時間を低減してまいりました。また、時間外労働状況の見える化システムによるリスク管理を徹底し、工事進捗状況などにより長時間労働リスクの高まった現場に対しては、人員の増強、支社・支店による支援強化などの対策を適時に講じております。 ④ コンプライアンスリスク 業務活動上の不祥事や重大なハラスメント行為は顧客や株主等の信頼を失い当社グループの業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、社外出身者を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、内部通報を含む各種情報について審査、処分を含む措置を決定するとともに、必要な対策を展開しております。また、コンプライアンス意識を浸透させ企業文化に高めるため、幹部を始め全従業員に対してレベルごとの研修を毎年実施し、隔年毎のコンプライアンス意識調査により従業員の意識レベルを把握するとともに、部署ごとの具体的なコンプライアンスリスク管理状況を確認するため、毎年コンプライアンス監査を実施し効果の確認と新たなリスク抽出に努めております。 ⑤ 情報セキュリティリスク 当社グループの事業活動において、情報システムの利用とその重要性は増大しております。コンピュータウイルスその他の要因によって情報システムの機能に支障が生じた場合、当社グループの事業活動や業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、設計・施工をはじめとする事業活動を通じて構造物やお客様に関する情報、取引先の個人情報あるいは機密情報等を取り扱っております。これらの情報が外部からのサイバー攻撃(ランサムウェア、標的型メール等)や従業員の過失、内部不正等によって漏洩又は紛失した場合、損害賠償、復旧費用等の発生により、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、当社グループで情報セキュリティポリシーを定め、外部からの不正アクセス防止、コンピュータウイルス対策、クラウドサービス利用の可視化・制御、内部不正対策等の技術的対策、ならびに従業員の教育や標的型メール訓練の実施等の人的対策を通じて、情報セキュリティ対策の継続的な強化に努めております。 ⑥ 人財確保に関するリスク 事業活動に必要な専門性を持つ人財や、リーダーの確保と育成が推進できない場合には、経営計画の遂行 に影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため次の通り、人財の採用、育成、流出防止及び生産性向上に努めております。 採用は、少子化による新卒者数の減少を背景として、初任給の増額、現場勤務手当や若手社員の帰省旅費制度の創設など制度面の改定に加え、当社の魅力として評価されている「社員・社風の良さ」を体験してもらう機会としてのインターンシップや現場見学会の強化のためリクルーター制度などの新卒採用体制強化を図っております。また、アルムナイ採用やリファラル採用奨励を制度化したほか、各部門や支社支店の採用担当者と必要人財や求職応募者の情報共有を進め、全社的なキャリア採用体制強化も図っています。 育成は、専門力や一般教養を含めた多様な能力獲得の機会整備、マネジメント能力・リーダーシップ能力 の開発を目的とした社員研修カリキュラムの充実を進めております。人財の流出防止のため、対話の活性化 による心理的安全性の高い職場風土の醸成や柔軟な働き方の促進等を行うことでエンゲージメントの向上を 図っております。加えて、現場における生産性向上に向けて、デジタル技術活用による「スマート現場」の 実現をはじめとする、デジタルトランスフォーメーションの推進を積極的に進めております。 ⑦ 労働災害リスク 施工中に予期せぬ重大事故や労働災害が発生した場合には、顧客その他ステークホルダーからの信頼を損なうとともに当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、過去事例の全社水平展開や定期的な現場パトロールのほか、当社職員や協力会社の職長・作業員に対する安全教育の継続的な実施により、労働災害を未然に防止するよう努めております。 ⑧ 事業環境の変化に関するリスク(市場) 景気悪化等による建設需要の減少や不動産市場の縮小等、当社事業に係る著しい環境変化が生じた場合には、建設工事受注高の減少や不動産販売事業・賃貸事業の低迷など、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、当社グループは、長期ビジョン「西松-Vision2035」や「中期経営計画2028」を策定し、事業活動に取り組んでおります。また、計画時の想定を上回る事業環境の変化が生じた場合には、適宜計画の見直しを行い、業績等に与える影響の低減に取り組んでおります。 ⑨ 開発事業・投資リスク(自社開発、投資) 不動産市況の悪化により出口戦略が予定どおり遂行されない場合の事業計画の変更や投資先の業績悪化等に伴う採算の悪化など、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、事業管理体制の確立、プロジェクトリスク評価の実施、事業計画の適時見直し、代替出口戦略の確保等により、業績への影響を低減させるよう努めております。新規事業は、経験者・専門家・第三者の意見を取り入れリスク項目を抽出し、最大リスクを考慮した感度分析を実施して、そのリスクに対応していきます。 ⑩ 自然災害・感染症リスク 大規模な地震や台風・洪水等の自然災害は、施工中案件の被災、工程遅延、自社所有建物等への被害等、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、感染症の拡大により、当社および協力会社の職員の感染症患者が多数発生した場合には、感染拡大防止措置に伴う工程遅延や工事中断による工事損益の変動等、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、事業継続計画(BCP)の策定及び定期的なBCP訓練の実施により、建設会社の社会的責任としてインフラ復旧工事に積極的に協力し、被災地の復旧・支援やお客様の事業の早期再開に貢献できるよう努めております。また、自然災害に備え、施工中案件においてはリスクに応じて建設工事保険を、自社所有建物等においては損害保険等を付保し損害低減策を講じております。 ⑪ 海外事業リスク(カントリーリスク、市場、戦略) 当社グループは東南アジア・南西アジアを中心に海外事業を展開しているため、進出国におけるテロの発生や政治経済情勢の変動、法制度の変更等があった場合には、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、進出国における外資企業の活動制限、日系企業の投資状況等による発注量の伸び悩み等により受注量が変動し、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のカントリーリスクに対応するため、外務省海外安全ホームページによる危険度レベルの定期的な確認や、「リスク確認チェックシート」によるカントリーリスクの定期的な評価や「海外危機管理マニュアル」の周知等により、事業継続や工事への悪影響を最小限に抑えるよう努めております。また、海外建築事業に関しては、日系企業投資が鈍化する中でより事業を安定化させるため、これまでの日系工場案件中心の取り組みから、現地・外資系案件の取り組みを拡大することで入札機会を増やすとともに、アセットバリューアッド事業との連携を強化します。運営体制のローカル化により価格競争力を高め、戦略的な受注を目指します。 ⑫ 為替変動リスク 為替相場の大幅な変動等が生じた場合には、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 上記のリスクに対応するため、海外工事では原則、工事取下金と工事支出金の通貨を合致させることで為替リスクを回避し、為替レート毎の為替差損益の試算を行い、外貨残高の適正な管理を行います。国内工事では海外より資機材の調達を行う際には、為替予約等を検討することで、業績への影響を低減させるよう努めております。
経営成績の分析 (MD&A)12,230字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続きました。先行きについては、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の動向や、金融・為替市場の変動等の影響、物価上昇の継続によるわが国経済への影響について、引き続き十分注視する必要があります。 建設業界におきましては、政府建設投資、民間建設投資ともに増加傾向にありますが、労務需給の逼迫の影響、原油などの価格上昇に伴う建設資機材価格やエネルギーコストへの影響について、注視が必要な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループの連結業績は以下のとおりとなりました。 建設事業受注高は、国内建築工事及び海外工事が増加しましたが、国内土木工事が減少したことにより、前期比48,704百万円減少(11.3%減)の381,014百万円となりました。 売上高は海外工事及び不動産事業等が減少しましたが、国内土木工事及び国内建築工事が増加したことにより、前期比29,219百万円増加(8.0%増)の396,030百万円となりました。営業利益は、主に国内建築工事の完成工事総利益が増加したことにより、前期比6,930百万円増加(32.8%増)の28,029百万円となりました。経常利益は、前期比7,159百万円増加(35.4%増)の27,384百万円となり、投資有価証券売却益を特別利益に計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比6,522百万円増加(37.2%増)の24,066百万円となりました。 報告セグメント等の業績は以下のとおりであります。(セグメントの業績は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。) イ 土木事業 当セグメントは主に国内土木工事の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、工事が概ね順調に進捗したことから、前期比12.9%増の121,904百万円となりましたが、セグメント利益は、売上高の増加に伴い完成工事総利益が増加し、前期比3.2%増の9,120百万円となりました。 当社単体の国内土木工事の受注高は、前期末の豊富な手持ち工事量により当期は抑えた受注計画としたため、前期比107,959百万円減少(57.0%減)の81,594百万円となりました。 ロ 建築事業 当セグメントは主に国内建築工事の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、工事が概ね順調に進捗したことから、前期比12.1%増の216,739百万円となりました。セグメント利益は収益改善プランが順調に進捗したことや大型工事で設計変更を獲得できたことにより、前期比114.7%増の13,790百万円となりました。 当社単体の国内建築工事の受注高は、大型再開発工事を受注したこと等により民間工事が増加し、前期比38,030百万円増加(18.5%増)の243,332百万円となりました。 ハ 国際事業 当セグメントは主に海外土木工事及び海外建築工事の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、土木工事の着工の遅れや建築子会社での受注の期ずれや失注により、前期比22.0%減の36,290百万円となり、売上高の減少や設計変更獲得見込の減少等により、セグメント損失は2,363百万円(前期は802百万円のセグメント損失)となりました。 当社単体の海外工事の受注高は、フィリピンで大型土木工事を受注したことから、前期比29,844百万円増加(198.3%増)の44,892百万円となりました。 ニ アセットバリューアッド事業 当セグメントは主に保有不動産の販売及び賃貸収入により構成されております。当セグメントの売上高は、主に販売事業が減少したことにより、前期比5.9%減の25,487百万円となりましたが、セグメント利益は、主に販売事業の利益の増加に伴い、前期比3.4%増の7,730百万円となりました。 ホ 地域環境ソリューション事業 当セグメントは主に再生可能エネルギー事業及びまちづくり事業の売上により構成されております。当セグメントの売上高は、前期比40.0%増の748百万円となりましたが、セグメント損失は805百万円(前期は734百万円のセグメント損失)となりました。 当社グループの財政状態は以下のとおりであります。 当連結会計年度末の資産合計は、受取手形・完成工事未収入金等や未成工事支出金が増加したこと等から、前連結会計年度末と比較して93,965百万円増加(15.9%増)の686,012百万円となりました。 負債合計は、預り金や短期借入金等の有利子負債、未成工事受入金等が増加したことから、前連結会計年度末と比較して70,735百万円増加(17.2%増)の481,591百万円となりました。 純資産合計は、当期純利益を計上したことやその他有価証券評価差額金が増加したこと等から、前連結会計年度末と比較して23,230百万円増加(12.8%増)の204,420百万円となりました。 自己資本比率は、受取手形・完成工事未収入金等が一時的に大きく増加したため資産が増加し、前連結会計年度末と比較して0.7ポイント減少の28.4%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して4,862百万円増加(11.2%増)の48,266百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加等により資金が減少したものの、税金等調整前当期純利益が33,986百万円と大幅に増加したことに加え、預り金や未成工事受入金の増加により資金が増加し、3,045百万円の収入超過(前連結会計年度は5,889百万円の収入超過)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却等により資金が増加したものの、有形固定資産の取得等により資金が減少し、7,458百万円の支出超過(前連結会計年度は36,250百万円の支出超過)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払により資金が減少しましたが、コマーシャル・ペーパーの発行等により資金が増加し、7,982百万円の収入超過(前連結会計年度は16,134百万円の収入超過)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める建設事業及び不動産事業等では、生産実績を定義することが困難であり、建設事業においては、請負形態をとっているため販売実績という定義は実態に即しておりません。 また、当社グループにおいては、建設事業以外では受注生産形態をとっておりません。 よって、受注及び販売の状況については、可能な限り「① 財政状態及び経営成績の状況」における各セグメントの種類に関連付けて記載しております。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。 建設事業における受注工事高及び完成工事高の状況 イ 受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高 期別   工事別   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)   次期繰越工事高   当期 施工高 (百万円) 手持工事高 (百万円)   うち施工高 (%)   (百万円) 第88期 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   土木工事   289,753   204,591   494,345   130,250   364,094   0.0   24   130,225 建築工事   295,710   205,312   501,022   191,042   309,980   0.1   257   190,949 計   585,463   409,904   995,367   321,293   674,074   0.0   282   321,175 第89期 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   土木工事   364,094   127,014   491,108   140,732   350,376   0.0   3   140,711 建築工事   309,980   242,805   552,785   214,507   338,278   0.0   145   214,394 計   674,074   369,819   1,043,894   355,239   688,654   0.0   149   355,106 (注) 1 前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に変更があったものについては、当期受注工事高にその増減額を含めて表示しております。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。 2 次期繰越工事高の施工高は、支出金により手持工事高の施工高を推定したものであります。 3 当期施工高は、(当期完成工事高+次期繰越工事施工高-前期繰越工事施工高)に一致します。 4 当期受注工事高のうち海外工事の割合は、第88期 3.7%、第89期 12.1%であります。 5 受注工事のうち主なものは、次のとおりであります。 第88期 請負金額100億円以上の主なもの 国土交通省関東地方整備局   横浜湘南道路トンネルその4工事 トヨタホーム(株)・ミサワホーム(株)・住友商事(株)   (仮称)横浜港北物流施設新築工事 国土交通省東北地方整備局   鳥海ダム本体建設(第1期)工事 成田国際空港(株)   C滑走路北側造成工事 住友不動産(株)   (仮称)南青山四丁目計画新築本体工事 第89期 請負金額100億円以上の主なもの 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業個人施行者   築地二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 市川原木特定目的会社   (仮称)CBREIM市川原木新築工事 フィリピン共和国 運輸省(DOTr)   マニラ地下鉄105工区工事 蔵王特定目的会社   プロロジスパーク東海1プロジェクト 本田技研工業(株)   本田技研工業(株)真岡用地 燃料電池工場改修工事 ロ 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は特命と競争に大別され、その比率は次のとおりであります。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 第88期 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   土木工事   7.1   92.9   100.0 建築工事   43.5   56.5   100.0 第89期 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   土木工事   10.0   90.0   100.0 建築工事   54.4   45.6   100.0 (注) 百分比は請負金額比であります。 ハ 完成工事高 期別   区分   国内   海外   合計 (B) (百万円) 官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%) 第88期 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   土木工事   78,105   29,063   23,081   17.7   130,250 建築工事   21,622   169,410   9   0.0   191,042 計   99,727   198,473   23,091   7.2   321,293 第89期 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   土木工事   81,156   39,987   19,588   13.9   140,732 建築工事   22,443   192,591   △527   -   214,507 計   103,599   232,578   19,061   5.4   355,239 (注) 1 海外工事の地域別割合は、次のとおりであります。 地域   第88期(%)   第89期(%) 東南アジア   94.2   97.4 その他   5.8   2.6 計   100.0   100.0 2 完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。 第88期 請負金額100億円以上の主なもの (株)シーアールイー   ロジスクエアふじみ野A・B新築工事 (同)ユニーク   (仮称)大阪府茨木市蔵垣内一丁目計画新築工事 (学)村崎学園   徳島文理大学高松駅キャンパス新築工事(建築) (株)アライプロバンス   アライプロバンス葛西A棟新築工事 三菱商事都市開発(株)・(株)サンケイビル   (仮称)南吹田物流施設計画 第89期 請負金額100億円以上の主なもの シンガポール公益事業庁   大深度下水幹線トンネルT10工区工事 東急不動産(株)・伊藤忠商事(株)・伊藤忠都市開発(株)   (仮称)LOGI’Q蓮田新築工事 (株)大京・京阪電鉄不動産(株)・ミサワホーム北海道(株)・大和ハウス工業(株)北海道支店・(株)キムラ   (仮称)札幌駅東PJ新築工事 3 完成工事高に対する割合が100分の10以上の相手先は、次のとおりであります。 第88期   該当事項はありません。 第89期   該当事項はありません。 ニ 手持工事高 (2026年3月31日現在) 区分   国内   海外 (百万円)   合計 (百万円) 官公庁(百万円)   民間(百万円) 土木工事   192,687   61,984   95,703   350,376 建築工事   35,468   302,810   -   338,278 計   228,156   364,794   95,703   688,654 (注) 手持工事のうち主なものは、次のとおりであります。 請負金額100億円以上の主なもの 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業個人施行者   築地二丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 シンガポール陸上交通庁   地下鉄クロスアイランド線CR110大断面トンネル工事 市川原木特定目的会社   (仮称)CBREIM市川原木新築工事 フィリピン共和国 運輸省(DOTr)   マニラ地下鉄105工区工事 東海旅客鉄道(株)   中央新幹線第一首都圏トンネル新設(東百合丘工区)ほか (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ 経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績の概要は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。また「中期経営計画2025」に基づく当連結会計年度業績計画の達成状況及び前期比較の分析は次のとおりであります。 連結業績   2025年3月期実績   2026年3月期期首計画   2026年3月期実績 建設事業受注高   (億円)   4,297   4,700   3,810 売上高   (億円)   3,668   4,200   3,960 売上総利益   (億円)   441   495   542 営業利益   (億円)   210   250   280 経常利益   (億円)   202   240   273 親会社株主に帰属する当期純利益   (億円)   175   176   240 建設事業受注高は、前期比487億円減少(11.3%減)、期首計画比889億円減少(18.9%減)の3,810億円となりました。国内土木工事は前期末の豊富な手持ち工事量により抑えた受注計画としておりましたが、期首計画を上回りました。国内建築工事は大型再開発工事や物流施設を受注したことにより、前期実績、期首計画ともに上回りました。海外工事はフィリピンでのODA案件を受注したことにより、前期実績を上回りましたが、応札済みのODA案件の結果が期ずれとなったため、期首計画は下回りました。以上の要因により上記の結果となりました。 売上高は、前期比292億円増加(8.0%増)、期首計画比239億円減少(5.7%減)の3,960億円となりました。国内土木工事および国内建築工事は工事が順調に進捗したことにより前期実績を上回りましたが、国際事業において工事着工の遅れや受注の期ずれ、失注があったほか、アセットバリューアッド事業において販売事業の計画を見直したこと等により、期首計画を下回る結果となりました。 営業利益は、前期比69億円増加(32.8%増)、期首計画比30億円増加(12.1%増)の280億円となり、営業利益率は前期の5.8%から7.1%に改善しました。国内建築工事において収益改善プランが順調に進捗したことや大型工事で設計変更を獲得できたことから採算が改善し、国内建築工事の売上総利益率が前期比3.0ポイント増加の11.7%となったことが主な要因であります。 ロ 財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度末の財政状態の概要は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 当連結会計年度末の総資産は、前期末比939億円増加(15.9%増)の6,860億円となりました。受取手形・完成工事未収入金等が511億円増加したことや未成工事支出金が72億円増加したこと等が主な増加の要因であります。 負債は、前期末比707億円増加(17.2%増)の4,815億円となりました。これは、短期借入金などの有利子負債が186億円増加したことや、預り金が273億円増加したこと等が主な要因であります。なお、有利子負債残高(有利子負債は短期債務及び長期債務の合計よりリース債務を除外して算出しております。)は前期末比8.7%増の2,328億円(D/Eレシオ1.19倍)となりました。翌期につきましては、アセットバリューアッド事業等を中心に346億円の設備投資及び出資を行い、有利子負債の期末残高を2,400億円とする計画としております。 純資産は、前期末比232億円増加(12.8%増)の2,044億円となりました。これは、配当金の支払いにより利益剰余金が87億円減少しましたが、当期純利益240億円を計上したことや、その他有価証券評価差額金が34億円増加したこと等が主な要因であります。この結果、受取手形・完成工事未収入金等が一時的に大きく増加したため資産が増加し、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して0.7ポイント減少の28.4%となりました。 ハ セグメント情報に記載された区分ごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、セグメント情報に記載された区分ごとに資産及び負債を配分していないため、セグメント別の財政状態の分析・検討は記載しておりません。 セグメント情報に記載された区分ごとの経営成績の状況の概要は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。また「中期経営計画2025」に基づく当事業年度業績計画の達成状況は次のとおりであります。なお、当社グループの受注高、売上高(完成工事高・不動産事業等売上高)及び売上総利益(完成工事総利益・不動産事業等総利益)は、その大半を当社単体で占めていることから、以下の分析・検討は、いずれも当社単体の数値を記載しております。 土木事業(当社単体) 2025年3月期実績   2026年3月期期首計画   2026年3月期実績 受注高  (億円)   1,895   700   815 完成工事高  (億円)   1,071   1,150   1,211 完成工事総利益  (億円)   151   155   164 完成工事総利益率   (%)   14.1   13.5   13.6 受注高は、期首計画比で115億円増加(16.6%増)の815億円となりました。前期末の豊富な手持ち工事量により抑えた受注計画としておりましたが、設計変更の確実な獲得もあり、期首計画を上回る結果となりました。 完成工事高は、期首計画比で61億円増加(5.3%増)の1,211億円となりました。手持工事が順調に進捗したこと、竣工工事が多く設計変更獲得額が増加したことにより、目標を達成することができました。 完成工事総利益は、期首計画比で9億円増加(6.0%増)の164億円となりました。これは、完成工事高と同様に、手持工事が順調に進捗したこと、竣工工事が多く設計変更獲得額が増加したことが主な要因であります。この結果、完成工事総利益率についても期首計画比0.1ポイント増加の13.6%となりました。 建築事業(当社単体) 2025年3月期実績   2026年3月期期首計画   2026年3月期実績 受注高  (億円)   2,053   2,300   2,433 完成工事高  (億円)   1,910   2,200   2,150 完成工事総利益  (億円)   165   220   250 完成工事総利益率   (%)   8.7   10.0   11.7 受注高は、期首計画比で133億円増加(5.8%増)の2,433億円となりました。これは、期首に見込んだ一部の案件で期ずれが発生したものの、大規模再開発案件が受注できたことが主な要因であります。工事種別でみると住宅などが前期比で減少し、事務所・庁舎や物流施設などが前期比で増加となりました。 完成工事高は、期首計画比49億円減少(2.3%減)の2,150億円となりました。これは、手持工事は順調に進捗しておりましたが、期首に見込んでいた一部の新規受注案件において期ずれが発生したことが主な要因であります。 完成工事総利益は、期首計画比で30億円増加(13.9%増)の250億円となりました。これは、当期完成の大型工事で採算が向上したことや受注時採算の向上によるものです。この結果、完成工事総利益率は、期首計画比1.7ポイント増加の11.7%となりました。 国際事業(当社単体) 2025年3月期実績   2026年3月期期首計画   2026年3月期実績 受注高  (億円)   150   1,400   448 完成工事高  (億円)   230   230   190 完成工事総利益  (億円)   8   13   0 完成工事総利益率   (%)   3.5   5.7   0.3 受注高は、期首計画比で951億円減少(67.9%減)の448億円となりました。これは、フィリピンでのODA案件を受注しましたが、応札済みのODA案件の結果が期ずれとなったことが要因であります。 完成工事高は、期首計画比で39億円減少(17.1%減)の190億円となりました。これは、大型工事の着工の遅れや受注の期ずれによるものです。 完成工事総利益は、期首計画比で12億円減少(95.4%減)の0億円となりました。これは、当期完成工事の設計変更獲得見込が減少したことが要因であります。この結果、完成工事総利益率についても期首計画比5.4ポイント減少の0.3%となりました。 アセットバリューアッド事業、地域環境ソリューション事業(当社単体) 2025年3月期実績   2026年3月期期首計画   2026年3月期実績 不動産事業等売上高  (億円)   233   290   216 不動産事業等総利益  (億円)   85   62   87 不動産事業等総利益率   (%)   36.5   21.4   40.4 不動産事業等売上高は、期首計画比で73億円減少(25.3%減)の216億円となりました。これは、アセットバリューアッド事業において販売事業の計画を見直したことが主な要因であります。 不動産事業等総利益は、期首計画比で25億円増加(41.2%増)の87億円となりました。これは、販売事業において想定以上の利益を獲得できたことが主な要因であります。 ニ 経営成績等に重要な影響を与える要因の分析 当社グループの経営成績等に重要な影響を与える主な要因は、景気動向に伴う建設市場の動向、資材価格の変動及び建設技能労働者確保の状況であります。 国内建設市場の今後の見通しにつきましては、政府建設投資、民間建設投資ともに増加傾向にあります。一方で、労務需給逼迫の影響や中東情勢をはじめとする国際情勢の動向は先行き不透明であり、経済環境は不確実性の高い状況が続いております。原油価格の変動に加え、建設資機材の価格や供給制約、エネルギーコストの動向等をはじめ、潜在的リスクを含め当社グループの事業環境に影響を及ぼす可能性が懸念されます。 また、金利上昇を背景とした金融環境の変化やインフレの進行、賃上げの動きを受け、労務費や外注費をはじめとする建設コスト全般の増加及びこれらの環境変化は民間建設投資の動向にも影響を及ぼす可能性があります。 今後、国内建設市場は2030年頃までは拡大が見込まれるものの、その後は人口減少や担い手不足の加速により、先行き不透明な事業環境が続くものと想定されます。 これらの要因に対処しつつ、持続的な成長を遂げるため、当社グループは、「西松-Vision 2035」及び「中期経営計画2028」に掲げる各種施策に取り組んでまいります。 ホ 目標とする経営指標の達成状況 当社グループは、2023年度を初年度とする「中期経営計画2025」において、「連結売上高4,200億円」「連結営業利益250億円」「ROE10%」「自己資本比率30%程度」「D/Eレシオ1.5倍程度」を目標とする経営指標として掲げ、この達成に向けて各種施策に取り組んでまいりました。 なお、計画最終年である当連結会計年度の達成状況は「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(6) 対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。 また、2026年度を初年度とする「中期経営計画2028」においては、「連結売上高5,000億円」「連結営業利益350億円」「ROE11%程度」「自己資本比率35%程度」「D/Eレシオ1.0倍程度」を目標とする経営指標を掲げ、この達成に向けて各種施策に取り組んでまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要は、主として、建設事業(土木・建築・国際)に係る工事原価(材料費・労務費・外注費・経費)、アセットバリューアッド事業に係る固定資産の購入及び改修費用、地域環境ソリューション事業に係る再生可能エネルギー事業等への投資、営業費用としての一般管理費、並びに人財開発やDX等の投資資金等であります。 当社グループは「西松-Vision 2035」において、2030年以降の国内建設市場の不透明化を見据え、基盤事業の更なる拡大、成長領域への投資を通じて事業領域・収益源を拡大するため、3,000億円を投資いたします。これにより、強い事業ポートフォリオの構築、人的資本経営による社員が創出する価値の最大化、組織の筋肉質化による効率的経営を実現してまいります。 これらの資金需要については、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入金、コマーシャル・ペーパー及び社債で対応していくこととしております。 手許の運転資金については、子会社も含めたグループ全体としての余剰資金の管理に努め、資本効率の向上を図っております。また、機動的な資金調達を目的として主要取引銀行とコミットメントライン契約を締結しており、流動性リスクに備えております。 キャッシュ・フローの状況の概要は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。次期につきましては、引き続き工事の立替資金の回収を図り、営業活動によるキャッシュ・フローの改善に努めてまいります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積り及び判断が行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積り及び判断については、継続して評価し、事象の変化等により必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なることがあります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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