本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

奥村組

OKUMURA CORPORATION1833 · Prime · 建設業

土木・建築の総合建設業に加え、不動産販売賃貸や再生可能エネルギー事業を手掛ける建設会社。

概要

奥村組は、大阪市阿倍野区に本社を置く中堅ゼネコンである。土木事業と建築事業を両輪とし、特にトンネル・ダムなどの大型インフラ工事に強みを持つ。2026年3月期の連結売上高は3072億円、従業員数は2586名。1962年に大阪証券取引所第二部に上場し、現在は東京証券取引所プライム市場に株式を上場している。公共工事を中心に、近年は再生可能エネルギー事業にも進出している。

土木・建築の両部門が収益の柱

奥村組の事業は、大きく分けて土木事業と建築事業の二つから成る。2026年3月期の連結売上高3072億円のうち、土木事業が1152億円(構成比37.5%)、建築事業が1801億円(同58.6%)を占める。土木事業では道路、橋梁、トンネル、ダムなどの公共インフラ工事を手掛け、建築事業ではビル、工場、住宅などの民間・公共建築を請け負う。両セグメントとも企画・設計・施工・監理まで一貫して行う。関連会社の(株)オーゼットユーも同様の事業を営む。

投資開発事業で不動産とエネルギーを展開

投資開発事業は、不動産の販売・賃貸と再生可能エネルギー発電の二つの柱からなる。不動産部門は子会社の太平不動産(株)が分譲住宅や商業施設の販売、オフィスビルの賃貸を手掛ける。エネルギー部門では、石狩バイオエナジー合同会社と平田バイオエナジー合同会社が木質バイオマスを燃料とする発電所を運営し、売電収入を得ている。2026年3月期の同事業の売上高は72億円と全体に占める割合は小さいが、安定的な収益基盤として育成を進めている。

グループ企業を擁する組織体制

奥村組グループは、当社のほか連結子会社9社、関連会社6社で構成される。主な子会社には、建設機械・仮設資材を製造する奥村機械製作所(株)、PFI事業を担う吹田南千里PFI(株)などがある。また、建設コンサルティングや労働者派遣事業も手掛ける。営業拠点は国内に東日本支社・西日本支社を置き、札幌、仙台、名古屋、四国、九州など各地に支店を配置。公共工事の受注は全国規模で行う。

業界の中での役割は総合建設業(ゼネコン)+不動産・エネルギー事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,072億円
営業利益
159億円
営業利益率
5.2%
純利益
184億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01公共・民間(土木事業)主力

道路、橋梁、トンネル、ダム等の土木工事全般に関する企画、設計、施工、監理を行う。関連会社㈱オーゼットユーも同事業を営む。

02公共・民間(建築事業)主力

ビル、工場、住宅等の建築工事全般の企画、設計、施工、監理を行う。関連会社㈱オーゼットユーも同事業を営む。

03不動産・エネルギー(投資開発事業)準主力

子会社太平不動産㈱による不動産の販売・賃貸、子会社石狩バイオエナジー(同)・平田バイオエナジー(同)による再生可能エネルギー(バイオマス)発電・売電事業を行う。

主な製品・サービス2
不動産販売・賃貸
分譲住宅・商業施設等の販売、オフィスビル等の賃貸。
バイオマス発電
木質バイオマス等を燃料とした発電所の運営、売電。

04その他(コンサルティング・建設資機材・PFI等)その他

建設コンサルティング、子会社奥村機械製作所による建設資機材の製造販売、子会社吹田南千里PFI他によるPFI事業等を展開。

主な製品・サービス3
建設コンサルティング
建設プロジェクトの企画・調査・設計・監理等のコンサルティングサービス。
建設資機材製造販売
建設機械・仮設資材等の製造・販売。
PFI事業
公共施設等の設計・建設・維持管理・運営を一括して行うPFIプロジェクト。

製品と技術

インフラ整備を支えるトンネル・ダム技術

奥村組の土木事業は、道路、橋梁、トンネル、ダムなどの大型インフラ工事を中核とする。特にトンネル工事では、山岳トンネルからシールドトンネルまで多様な掘削技術を持つ。ダム工事でも重力式コンクリートダムやロックフィルダムなど実績豊富。これらの技術は公共工事の受注競争における強みとなっており、2026年3月期の土木事業受注高は1322億円に上る。

ビル・工場から住宅まで手掛ける建築事業

建築事業では、オフィスビル、商業施設、工場、学校、病院、住宅など幅広い建築物の設計・施工を手掛ける。施工実績には大規模な再開発プロジェクトも含まれ、耐震・制震技術や環境配慮型建築にも対応する。2026年3月期の建築事業売上高は1801億円で、全売上の58.6%を占める主力事業である。

木質バイオマス発電によるエネルギー事業

投資開発事業の一角として、奥村組は木質バイオマス発電に取り組む。石狩バイオエナジー合同会社(北海道)と平田バイオエナジー合同会社(秋田県)の2カ所で発電所を運営。燃料には未利用材や間伐材などを使用し、固定価格買取制度(FIT)を活用して売電する。2026年4月には石狩の商業運転を再開し、安定収益への貢献が期待される。

建設機械・仮設資材とPFI事業

その他セグメントでは、建設機械や仮設資材の製造販売、PFI事業を展開。子会社奥村機械製作所はクレーンや仮設足場などの建設機械を製造。また、吹田南千里PFI(株)などが公共施設の設計・建設・維持管理・運営を一括受注するPFI事業を行う。加えて建設コンサルティングも提供し、建設プロジェクトの上流から関与する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

建設大手で収益改善、安定成長持続

奥村組は売上高が2024年3月期の2881億円から2026年3月期には3072億円へ増加し、営業利益率も3.3%から5.2%へ改善。同業他社のショーボンドやミライト・ワンと比較すると、売上規模は中程度だが、収益性改善が顕著。強みは建設業界での実績と収益改善。課題は人手不足への対応と競争激化。データからは安定した成長と収益改善が評価される。

強み

  • 売上高が2881億円から3072億円へ増加。
  • 営業利益率が3.3%から5.2%へ向上。
  • 建設業界での長年の実績と技術力。
  • 売上・利益とも安定した伸び。

課題

  • 建設業界の人手不足が課題。
  • 同業他社との競争が激しく、価格競争の恐れ。
  • 利益率は改善したが、まだ低い水準。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が奥村組

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11860戸田建設4,880億円12.4倍
25233太平洋セメント4,870億円18.1倍
31893五洋建設4,097億円11.4倍
48850スターツコーポレーション2,549億円9.0倍
51820西松建設2,352億円9.2倍
61833奥村組2,231億円11.3倍
71861熊谷組2,220億円11.0倍
84547キッセイ薬品工業1,892億円12.3倍
91885東亜建設工業1,836億円8.4倍
105232住友大阪セメント1,742億円15.5倍
111879新日本建設1,406億円8.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

支店開設から始まった戦後の歩み

奥村組の歴史は、1946年6月の広島支店開設に始まる。戦後復興期の建設需要に対応するため、1948年には高松支店(後の四国支店)を開設。1949年には建設業法による大臣登録を完了し、公共工事の受注体制を整えた。1953年には建設機械の製造・販売を目的に奥村機械製作(株)を設立し、グループの中核を担う子会社を育て始めた。

証券取引所への上場と本社移転

1962年9月、奥村組は大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。翌1963年には大阪・東京両取引所の市場第一部に上場し、資金調達力を高めた。1966年6月には本店を大阪市阿倍野区松崎町一丁目から二丁目に移転。同年、関西支店(後の関西支社)を開設。この時期に本社機能を現在地に固定し、全国展開の基盤を固めた。

全国支店網の拡充と事業多角化

1969年には札幌支店と仙台支店(後の東北支店)を開設し、北海道・東北地域に進出。1970年には子会社太平不動産(株)を設立し、不動産事業に参入。1972年には定款に住宅事業と不動産取引を追加。1973年には建設業法改正に伴い大臣許可を取得。1980年には本店を現在地に移転し、建設資機材事業も追加した。

バブル期から2000年代の組織再編

1986年には東京支店を東京支社に改称し、関西支店も関西支社に。1993年にはルクセンブルグ証券取引所の上場を廃止。2003年にはコンサルティング業務や環境事業を定款に追加。2008年には東京支社と関西支社を東日本支社・西日本支社に改称し、組織を2地域体制に再編した。2009年には労働者派遣事業を開始。

再生可能エネルギー事業への参入

2018年12月、石狩新港新エネルギー発電合同会社(後の石狩バイオエナジー合同会社)の持分を取得し、バイオマス発電事業に本格参入。2019年には定款に発電・エネルギー供給事業を追加。2022年1月には平田バイオエナジー合同会社を設立し、発電能力を拡大した。ただし、石狩バイオエナジーでは発電施設の爆発事故により一時商業運転を停止した。

プライム市場移行と新たな中期経営計画

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。2025年度から2027年度を対象とする中期経営計画を策定し、建設事業の収益力向上と事業領域の拡大を掲げる。2026年3月期の連結業績は売上高・各段階利益とも過去最高を更新した。

年表29件を開く

1940年代

  • 1946年6月広島支店開設
  • 1948年4月高松支店(1964年4月四国支店に改称)開設
  • 1949年10月建設業法による建設大臣登録(イ)第76号の登録を完了(以後2年毎に登録更新)

1950年代

  • 1953年3月奥村機械製作株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 1958年8月名古屋支店開設

1960年代

  • 1962年9月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1963年2月八幡支店を九州支店に改称
  • 1963年8月上場大阪及び東京証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 1966年6月本店を大阪市阿倍野区松崎町一丁目51番地に移転
  • 1966年6月関西支店(1986年4月関西支社に改称)開設
  • 1969年3月札幌支店、仙台支店(1996年4月東北支店に改称)開設

1970年代

  • 1970年2月太平不動産株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 1972年5月定款の事業目的に住宅事業並びに不動産取引等を追加
  • 1973年10月宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1688号を取得(以後3年毎に免許更新・1997年より5年毎に免許更新)
  • 1973年11月建設業法の改正により、建設大臣許可(特-48)第2200号を取得(以後3年毎に許可更新・1997年より5年毎に許可更新)

1980年代

  • 1980年5月本店を大阪市阿倍野区松崎町二丁目2番2号に移転
  • 1980年6月定款の事業目的に建設工事用機械器具及び建設工事用鋼材製品の設計、製造、修理、加工、販売等を追加
  • 1981年11月上場ルクセンブルグ証券取引所に欧州預託証券を上場(1993年9月上場廃止)
  • 1984年6月定款の事業目的に海上運送事業、陸上運送事業等を追加
  • 1986年4月東京支店を東京支社に改称

2000年代

  • 2003年6月定款の事業目的に土木建築その他の工事の測量、設計、請負、作業の監督に関するコンサルティング等、公共施設並びに民間施設の維持管理、運営及び保有等及び環境整備、資源循環、公害防止等に関する企画、調査、管理、施工、コンサルティング、設備の設計、積算等を追加
  • 2006年6月定款の事業目的にコンピュータによる情報処理に関するソフトウェアの開発及び販売を追加
  • 2008年10月東京支社、関西支社を東日本支社、西日本支社に改称 東京支店、関西支店開設
  • 2009年6月定款の事業目的に労働者派遣事業を追加

2010年代

  • 2018年12月商号変更石狩新港新エネルギー発電合同会社(2019年11月 石狩バイオエナジー合同会社へ社名変更)の持分取得(現・連結子会社)
  • 2019年6月定款の事業目的に発電、電気及び熱等エネルギーの供給事業、これに関連する施設の管理、運営、賃貸及びこれらに関するコンサルティング並びにこれに附帯する一切の事業を追加

2020年代

  • 2020年6月商号変更定款の事業目的のうち『林産業』を『農産物、林産物、畜産物、水産物の生産、加工、研究開発及び販売並びにこれに附帯する一切の事業』に変更
  • 2022年1月平田バイオエナジー合同会社を設立(現・連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    持続的成長に向けた経営基盤強化

    建設事業の収益力・技術力の向上を中心とした企業価値の向上に取り組む。建設コスト上昇や人手不足に対応し、堅実な成長軌道を描く。

  2. 02

    事業領域の拡大

    建設事業に依存しない安定的な収益基盤の構築を目指し、新たな事業領域への展開を推進する。PPP/PFI事業やDX、脱炭素関連投資なども視野に入れる。

  3. 03

    人的資源の活用

    人材の確保、多様な人材が活躍できる環境整備、成長を牽引する人材の育成に努め、社員が誇れる企業を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,586人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,006万円で、9期前と比べて+2.0%平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,020
2018年3月2,032
2019年3月98743.317.42,074
2020年3月95342.816.82,093
2021年3月93242.616.62,138
2022年3月91942.516.32,194
2023年3月93742.516.22,281
2024年3月94642.415.82,344
2025年3月97443.015.52,505387
2026年3月1,00642.615.12,586615

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率102.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)59.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
投資開発事業本部 — 東京都港区369億円
東日本支社 — 東京都港区6,409百万円
投資開発 事業 — 石狩バイオ エナジー(同) (石狩市)5,756百万円
投資開発 事業 — 太平不動産㈱(東京都港区)5,028百万円
投資開発 事業 — 平田バイオ エナジー(同) (福島県石川郡平田村)2,869百万円
本社 — 大阪市阿倍野区2,392百万円
技術研究所 — つくば市2,015百万円
その他 — 奥村機械製作㈱(大阪市西淀川区)1,781百万円
西日本支社 — 大阪市阿倍野区1,405百万円
九州支店 — 北九州市八幡東区982百万円
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    奥村機械製作㈱
    大阪市 西淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    太平不動産㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    石狩バイオエナジー(同) (注)2
    石狩市 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    平田バイオエナジー(同)
    福島県 石川郡 平田村 · 連結子会社
    議決権56.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和8~9年度クリーンセンターふたば埋立処分等工事
    環境省 · 2026-03-19
    61.5億円
  • 調達
    平成31年度葛尾村特定復興再生拠点区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事
    環境省 · 2019-04-04
    58.2億円
  • 調達
    令和5年度から令和7年度までのクリーンセンターふたば埋立処分等工事
    環境省 · 2023-12-19
    51.8億円
  • 調達
    令和7年度富岡町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事 (その2)
    環境省 · 2025-03-19
    50.2億円
  • 調達
    令和8年度富岡町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その3)
    環境省 · 2026-07-27
    49億円
  • 調達
    令和4年度から令和5年度までのクリーンセンターふたば埋立処分等工事
    環境省 · 2022-09-13
    29.8億円
  • 調達
    令和4年度富岡町特定復興再生拠点区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その5)
    環境省 · 2022-03-28
    28.3億円
  • 調達
    令和3年度南相馬市仮置場復旧等工事(その2)
    環境省 · 2021-08-23
    24.4億円
  • 調達
    広島刑務所収容棟F等新営(建築)工事
    法務省 · 2019-04-04
    15億円
  • 調達
    令和5年度富岡町特定復興再生拠点区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その6)
    環境省 · 2023-06-26
    14.1億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,072億円営業利益159億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.0%、利益が+63.9%。

売上高
+3.0%
3,072億円
営業利益
+63.9%
159億円
純利益
+581.5%
184億円
営業利益率
5.2%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,040億円3,072億円
営業利益205億円159億円
純利益154億円184億円
1株あたり配当¥300¥300

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は654億円、営業利益は26億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+1.1%、営業利益は+85.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q72628
2024年1Q647142.223
2024年2Q710517.234
2024年3Q715354.938
2024年4Q80930
2025年2Q1,39380.6−3
2025年4Q1,589895.630
2026年2Q1,513976.4100
2026年4Q1,559624.084
2027年1Q654264.034

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,966億円から3,072億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,9663627
2014年3月1,9303838
2015年3月2,0535649
2016年3月2,0539386
2017年3月2,031135136
石狩新港新エネルギー発電合同会社(2019年11月 石狩バイオエナジー合同会社へ社名変更)の持分取得(現・連結子会社)
2018年3月2,239173152
2019年3月2,209151123
定款の事業目的のうち『林産業』を『農産物、林産物、畜産物、水産物の生産、加工、研究開発及び販売並びにこれに附帯する一切の事業』に変更
2020年3月2,26413398
2021年3月2,207148103
平田バイオエナジー合同会社を設立(現・連結子会社)
2022年3月2,425140125
2023年3月2,494129113
2024年3月2,881149125
2025年3月2,98297893.327
2026年3月3,0721592535.2184

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,072億円のうち、営業利益として残るのは159億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は184億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.4%2,685億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.4%227億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%159億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
12.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.1pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.1pt
9.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが76億円、投資CFが−100億円で、差し引きのフリーCFは−24億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は157億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月28−6474−36283
2014年3月102−27−9775262
2015年3月−16−1141−27277
2016年3月10−29−4−19254
2017年3月451−37−109414560
2018年3月84−39−6145545
2019年3月92−34−10558498
2020年3月−117−96−13−213273
2021年3月0−9017−90201
2022年3月183−28−42155316
2023年3月1798−16187488
2024年3月−17115−43−156289
2025年3月−118−15121−133274
2026年3月76−100−97−24157

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,409億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,940億円で、自己資本比率は44.7%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,3401,2191,12152.1
2014年3月2,3971,2881,10953.7
2015年3月2,6031,4071,19654.0
2016年3月2,6671,4331,23453.7
2017年3月2,8771,5301,34753.2
2018年3月3,1391,6771,46253.4
2019年3月2,9771,6841,29356.6
2020年3月2,9491,5611,38853.1
2021年3月3,2901,6801,61051.4
2022年3月3,3231,6741,64950.2
2023年3月3,4371,7321,70550.0
2024年3月3,8481,9161,93249.0
2025年3月3,9351,7252,21045.1
2026年3月4,4091,9402,46944.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
173億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,109億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2,469億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り140社中9位あたり、逆に低いのは営業利益率140社中105位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.8%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.7%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.0%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.2%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,770で、1年前と比べて+25.3%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥5,770-2.4%1ヶ月+0.7%1年+25.3%時価総額2,231億円
過去52週の値幅
安値¥4,550高値¥7,490

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.3倍
PER (会社予想)13.5倍
PBR1.08倍
配当利回り5.20%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の5,650円から上昇基調を維持し、7月27日以降は5,850円の高値圏で推移。8月7日は5,780円と25日線(5,725円)を上回り、短期的な強さが見られます。52週高値7,490円には依然23%の距離がありますが、75日線(5,757円)も回復し、上昇トレンドが継続中。RSIは70.5と過熱圏に接近。出来高は7月29日に174,300株と膨らみましたが、8月に入っても12万株前後と活発です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 11.29倍は業界平均14.07倍を下回り、PBR 1.05倍は平均1.51倍より低い。配当利回り5.19%は平均3.48%を大きく上回り、株主への還元が手厚い。ROE 9.8%は業界内で中位だが、直近の業績回復により今期の純利益は前期比で大幅増の見通し。割安ながら、配当性向68.5%は高めで、今後の成長投資とのバランスが焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.3倍14.4倍
PER (予想)13.5倍
PBR1.08倍1.55倍
ROE9.8%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期は減益(純利益27億円、営業利益率3.25%)だったが、2026年3月期は大幅な増益予想(純利益184億円、営業利益率5.18%)。投資論点は、この急激な業績回復が実現するかどうか。強気派は、公共工事の増加と価格改善、そして一過性要因の反動を根拠に、予想の達成可能性を支持。一方、弱気派は、2025年3月期の低調な実績や建設業界の人手不足・コスト上昇を懸念し、予想の上方修正に過ぎないと見る。

プラスに働く材料7
  • 業績回復期待

    2026年3月期は純利益6倍超の予想。

  • 公共工事増加

    災害対策・インフラ老朽化対策で公共投資が堅調。

  • 割安指標

    PER11倍台、PBR1.05倍と割安感。

  • 純利益184億円と前期比6.8倍決算発表後影響

    純利益は27→184億円。特別利益などで大幅回復

  • 営業利益159億円と前期比64%増通年影響

    営業利益は97→159億円。原価改善で収益力が大きく向上

  • 営業利益率5.18%と1.93pt改善継続影響

    営業利益率は3.25%→5.18%。建設コストの適正化が進む

  • 配当利回り5.19%とPBR1.05倍の割安通年影響

    配当利回り5.19%は魅力的。PBR1.05倍と株価は純資産近辺

マイナスに働く材料7
  • 過去の実績

    2025年3月期は大幅減益で、予想が楽観的。

  • 業界課題

    人手不足や資材高でコストが上振れしやすい。

  • 将来不透明

    公共工事の依存度が高く、政策変更のリスク。

  • 予想PER13.5倍はEPS16%減の暗示決算発表後影響

    EPSは約512円→428円と減少。来期の減益が示唆される

  • 純利益が27→184億円と乱高下継続影響

    純利益の変動幅が大きく、一過性の要因に依存する懸念

  • 売上高伸びは+3%と低調通年影響

    売上高は2982→3072億円と+3%増。利益改善はコスト要因に依存

  • 外国人保有19.15%と高く売り圧力不定影響

    外国人保有比率19.15%は高水準。リスクオフ時に売りが強まる

次の決算で確かめる点
受注残高
工事の受注状況と将来の売上を確認。
営業利益率
収益性の改善度合いを見るため。
完成工事高
工事の進捗と売上計上の動向を見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり300で、前期から+37.5%いまの株価に対する利回りは5.20%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥300
1株あたり
配当利回り
5.20%
いまの株価に対して
配当性向
68.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月16549.1
2018年3月18411.549.9
2019年3月153−16.850.0
2020年3月143−6.549.7
2021年3月96−32.950.0
2022年3月17279.250.3
2023年3月22329.769.8
2024年3月2376.370.0
2025年3月216−8.9114.3
2026年3月29737.568.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥300

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ21,945人。区分でいちばん多いのは個人・その他42.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.7%を占め、残る64.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他31.834.440.440.845.142.5
金融機関28.828.828.028.830.228.6
外国法人26.824.518.118.113.419.1
事業法人11.510.710.810.110.47.1
自己株式4.67.34.84.05.66.5
証券会社1.01.62.82.10.92.7
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.85
02奥村組従業員持株会5.15
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.79
04株式会社りそな銀行3.14
05株式会社日本カストディ銀行(金銭信託課税口)3.13
06STATE STREET BANK ANDTRUST COMPANY 505001(常任代理人株式会社みずほ銀行)2.17
07日本生命保険相互会社1.66
08奥村 太加典1.42
09JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人株式会社みずほ銀行)1.22
10THE BANK OF NEW YORK,TREATY JASDEC ACCOUNT(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)1.19

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3711%、1株純資産は14期で+799%。直近期のROEは9.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月136102.327.670.8
2014年3月943,2253.024.548.3
2015年3月1233,5273.722.848.9
2016年3月2163,5966.113.848.4
2017年3月3423,8399.29.949.1
2018年3月3814,2119.511.049.9
2019年3月3134,3387.311.250.0
2020年3月2584,1386.08.749.7
2021年3月2724,4716.310.850.0
2022年3月3344,5407.58.950.3
2023年3月3064,6746.610.269.8
2024年3月3395,1246.915.070.0
2025年3月744,8941.557.4114.3
2026年3月5125,4899.812.368.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

43名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は43名。2026/3期の役員報酬は総額306百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
奥村太加典代表取締役 社長64550,045
金重昌宏代表取締役 専務執行役員 営業本部長6013,710
小西邦武取締役 常務執行役員 西日本支社長6213,047
樫木正成取締役 常務執行役員 東日本支社長629,781
中谷泰之取締役 常務執行役員 土木本部長607,045
松島弘幸代表取締役 常務執行役員 管理本部長6011,085
木村真也取締役 執行役員 建築本部長595,503
上田理恵子取締役64600
小寺哲夫取締役(監査等委員)732,695
佐々木晃取締役(常勤監査等委員)6010,166
西原健二取締役(監査等委員)701,191
前田栄治取締役(監査等委員)65600
残りの役員31名を開く
氏名役職年齢保有株数
廣瀨恭子取締役(監査等委員)67600
小坂肇副社長執行役員
大西亘専務執行役員
湯山和利専務執行役員
林孝憲常務執行役員
中田峰示常務執行役員
大熊一由常務執行役員
安井義則執行役員
町田博紀執行役員
堀順一執行役員
山本祐司執行役員
竹國一也執行役員
梅沢雄一執行役員
北野孝之執行役員
安井啓祐執行役員
中山秀樹執行役員
川中伸彦執行役員
岡村正典執行役員
下部裕司執行役員
佐藤彰芳執行役員
藤本義浩執行役員
野崎文隆執行役員
町田義文執行役員
三村仁士執行役員
角谷嘉泰執行役員
久野和敬執行役員
太田潤執行役員
加藤雅一執行役員
大川俊紀執行役員
小椋栄里取締役(監査等委員)58600
古宮久枝取締役(監査等委員)55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8167513125131
社外取締役537377
取締役(社内)1181818

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容462字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社9社、関連会社6社で構成され、土木事業、建築事業、投資開発事業を主な事業の内容としています。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであり、セグメント情報に記載された区分と同一です。 〔土木事業〕 当社及び関連会社である㈱オーゼットユーが営んでいます。 〔建築事業〕 当社及び関連会社である㈱オーゼットユーが営んでいます。 〔投資開発事業〕 当社及び子会社である太平不動産㈱が不動産の販売及び賃貸に関する事業を営んでいます。 子会社である石狩バイオエナジー(同)及び平田バイオエナジー(同)が再生可能エネルギーによる発電・売電事業を営んでいます。 〔その他〕 当社がコンサルティング等建設事業に付帯関連する事業を営んでいます。 子会社である奥村機械製作㈱が建設資機材等の製造・販売事業を営んでいます。 子会社である吹田南千里PFI㈱他4社及び関連会社である㈱スイムシティ鹿児島他4社がPFI事業等を営んでいます。 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,754字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、「堅実経営と誠実施工を信条に、社会から必要とされ続ける企業として、社業の発展を通じ広く社会に貢献する」ことを経営理念に掲げ、時代の趨勢、経営環境の変化に柔軟かつ迅速に対応して経営基盤の強化を図り、株主の期待に応え、ひいては社会に貢献することを基本方針としています。 当社グループでは、すべての事業活動においてこれらを踏まえ、ステークホルダーに信頼・満足・安心を提供していくことを目指しています。 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標 ① 2030年に向けたビジョン 建設市場においては、防災・減災対策、インフラ長寿命化、PPP/PFI事業の拡大、DXの推進や脱炭素に向けた投資など一定の需要が見込まれるものの、中長期的には、地政学的リスクによる景気への影響に加え、新設の建設投資の抑制、技能労働者不足の深刻化、物価や賃金の上昇による建設コストのさらなる高騰など、経営環境は一層厳しさを増すことも予想されます。 このような環境認識のもと、今後も長期的に事業を継続し、社会の持続的な発展に貢献するため、将来のありたい姿を示した「2030年に向けたビジョン」の実現を目指し、様々な取り組みを展開しています。 「2030年に向けたビジョン」は、当社グループの将来のありたい姿を示しており、未来に向かって事業を力強く推進し、堅実な成長軌道を描き続けるための全社員が共有する道標と捉えています。「2030年に向けたビジョン」の実現を目指して、ステークホルダーの皆さまに信頼される経営に取り組んでいきます。 私たちの思い私たち奥村組グループは、社会の持続的な発展に貢献するために社会のニーズの変化を見据えて事業・サービスを展開するとともに、確かな技術と誠実な事業運営により、社会の信頼に応え、安心を提供し、関係する全ての人とともに豊かさを分かち合い、成長し続ける企業グループでありたいと考えます。 ② 中期経営計画 「中期経営計画(2025~2027年度)」においては、具体的に以下の施策を進めていきます。 なお、「2030年に向けたビジョン」及び「中期経営計画(2025~2027年度)」の詳細については、当社ウェブサイトに掲載しています。 ・2030年に向けたビジョン https://www.okumuragumi.co.jp/corporate/vision/ ・中期経営計画(2025~2027年度) https://www.okumuragumi.co.jp/corporate/plan/ (3) 経営環境及び対処すべき課題 わが国経済の先行きは、雇用・所得環境の改善等が景気の下支えとなり、緩やかな回復基調を辿ることが期待されるものの、中東などの国際情勢が及ぼす影響により先行きは不透明であると思われます。 建設業界においては、建設投資は公共、民間ともに引き続き堅調に推移することが見込まれますが、人手不足による労務費高騰や原油高による資機材価格への影響など、建設コストの上昇に注視が必要な状況が続くものと思われます。 当社グループは、今後も中長期的な成長を通じて社会の持続的な発展に貢献する所存であり、将来のありたい姿を示す「2030年に向けたビジョン」の実現を見据えた第3のステップである「中期経営計画(2025~2027年度)」に掲げた事業戦略の基本方針に基づく取り組みを推進しています。 同計画においては、中長期的な業績の拡大に向け、「持続的な成長に向けた経営基盤の強化」を図ることとしており、建設事業の収益力・技術力の向上を中心とした「企業価値の向上」や、建設事業に依存しない安定的な収益基盤の構築に向けた「事業領域の拡大」に取り組んでいます。 また、事業推進に欠かすことができない人材の確保および多様な人材が活躍しその能力を最大限に発揮できる環境整備に取り組むとともに、企業の持続的な成長を牽引する人材の育成に努めるなど、「人的資源の活用」により社員が誇れる企業を目指していきます。
事業等のリスク2,774字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりで、当社グループはこれらのリスクに対して適切な管理を行い、業績等への影響の回避を図っています。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 ① 建設投資の動向 事業環境の変化を見据え、事業戦略に基づき事業領域の拡大を目指すなど、強固な収益基盤の構築に努めていますが、事業ポートフォリオに占める建設事業の割合が大きいため、財政政策の変更による公共投資の縮減や国内外の景気後退等による民間設備投資の縮小など、受注環境が著しく悪化し受注競争が激化した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 資材価格及び労務費の変動 主要資材価格及び労務費の動向を常時注視し、大きな価格変動が見込まれる際には契約時期を調整する等により適正な価格での調達に努めていますが、原材料や原油価格の高騰、建設技能労働者の不足、需給バランスの偏り等により資材価格或いは労務費が高騰し、コスト増加分を請負代金に反映することが困難な場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 契約不適合責任 品質マネジメントシステムの運用により、施工案件の品質管理の徹底に努めており、品質トラブル及び顧客クレーム発生時には原因調査や是正を迅速に行っていますが、設計、施工等のサイクルにおいて、万一、重大な欠陥が発生した場合には、企業評価の悪化や契約不適合責任に基づく損害賠償金の支払い等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 労働災害等 労働安全衛生マネジメントシステムの運用により、事業所及び建設現場において安全衛生パトロールを実施する等、安全衛生管理には万全を期しており、災害発生時には原因調査や是正を迅速に行っていますが、万一、重大事故や労働災害が発生した場合には、企業評価の悪化や関係官庁からの行政処分等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 取引先の信用リスク 顧客及び協力会社についての信用調査を慎重かつ徹底的に行いリスク回避に努めていますが、万一、取引先が信用不安に陥った場合には、債権の回収不能や施工遅延による追加費用の発生等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 保有資産の価格、収益性の変動リスク 事業戦略に基づき、事業領域の拡大のため不動産事業の強化を図っており、不動産取得に際しては採算性等に関する十分な検討を行っていますが、国内外の景気動向や金利動向、不動産市況に著しい変化が生じた場合には、保有不動産の時価の著しい低下等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、取引関係の維持・強化等を目的として保有している有価証券等については、保有に伴う便益・リスクや企業価値向上に資するか等を定期的に精査し、縮減する等見直しを行っていますが、時価が著しく下落した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ PFI事業等のリスク PFI事業等の期間が長期にわたる事業においては、事業内容、採算性等を精査し参入の可否を慎重に判断していますが、経済動向、法的規制の変更、利用者減少等の市況の変化など、事業環境に著しい変化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 海外事業に伴うリスク 事業戦略に基づき、事業領域の拡大のため海外事業基盤の強化を図っており、海外事業への取り組みに際しては、詳細な現地調査による情報収集に努めるとともに、為替リスクを回避するため、資金需要に応じた調達方法やヘッジ手段を検討していますが、進出国における政治・経済情勢・法制度や為替相場等に著しい変化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 新規事業展開のリスク 事業戦略に基づき、事業領域の拡大のため新規事業への参入を図っており、再生可能エネルギー事業等の新規事業への取り組みに際しては、事業性、将来性等に関する十分な検討を行っていますが、予期しない政治・経済情勢、為替相場等の市場の急激な変化等により、事業環境に著しい変化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 法的規制等 コンプライアンスの徹底を経営上の重要課題と位置づけ、役職員へのコンプライアンス教育を実施するほか、コンプライアンス委員会、談合防止専門委員会を設置し、法的規制の遵守徹底を図っていますが、万一、法令違反が発生した場合には、社会的信用を著しく損ねるとともに、関係官庁からの行政処分や公共発注機関からの指名停止処分等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 自然災害・気候変動等 大規模な自然災害等が発生した場合においても、事業活動を継続ないしは速やかに復旧し、必要な体制を構築できるよう事業継続計画(BCP)を整備していますが、地震、津波、風水害等の大規模自然災害や感染症の世界的流行が発生し、当社グループの従業員や保有資産に対する損害のほか、事業環境の悪化或いはその懸念が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、気候変動に関するリスク及び対応等については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおりです。 ⑫ 情報管理 情報システムの安定稼働のため、システム基盤はクラウド環境を利用し、アクセス制御、バックアップなどの取り組みを行っていますが、不正アクセス等のサイバー攻撃の被害にあった場合には、システム障害が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、顧客の機密情報及び個人情報を保全するため、情報セキュリティ体制と社内規程を整備し、教育・訓練を通じて役職員のセキュリティ意識を高める取り組みも行っていますが、サイバー攻撃やパソコン・スマートデバイスの紛失・盗難などによる情報漏洩が発生した場合には、顧客や社会からの信用失墜や損害賠償金の支払い等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬ 人材確保のリスク 計画的な新卒採用と積極的な中途採用により多様な人材を確保するとともに、働き方改革の推進によるワークライフバランスの向上や人事制度の充実による処遇改善等を進めることで職員のエンゲージメントを高め離職防止に努めていますが、職員が計画通りに採用できない若しくは離職が増加することにより人員の確保が計画通りに進まない場合、適切な人員配置が出来ず、事業規模の拡大を妨げる、または事業規模の縮小を余儀なくされるなど、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,692字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) 経営成績 当連結会計年度のわが国経済は、米国の通商政策の影響が一部にみられましたが、雇用・所得環境の改善等を背景に、緩やかな回復が続きました。 建設業界においては、公共投資は堅調に推移したことに加え、民間の設備投資意欲の強さが維持されたことから、良好な受注環境が続きました。 当社グループにおいては、建設事業における前期からの繰越工事が堅調に推移したこと等により、売上高は、前期に比べ3.0%増加した307,202百万円となりました。 損益面では、建設事業の売上総利益率が改善したこと等により、売上総利益は同22.0%増加した38,669百万円、営業利益は同63.7%増加した15,928百万円、営業外収益に連結子会社である石狩バイオエナジー(同)の為替予約評価益を計上したこと等により、経常利益は同183.6%増加した25,313百万円、前期において特別損失に減損損失を計上したことによる反動で、親会社株主に帰属する当期純利益は同574.3%増加した18,360百万円となりました。 (売上高) 建築事業の売上高が前期に比べ2.9%減少しましたが、土木事業の売上高が同16.4%増加したため、売上高合計は同3.0%増加した307,202百万円となりました。 (売上総利益) 土木事業及び建築事業の売上総利益が前期に比べそれぞれ48.6%、0.4%増加したため、売上総利益合計は同22.0%増加した38,669百万円となりました。 (販売費及び一般管理費) 人件費が増加したこと等により、前期に比べ784百万円増加した22,740百万円となりました。 (営業損益) 営業利益は、販売費及び一般管理費が増加したものの、売上総利益が増加したことにより、前期に比べ63.7%増加した15,928百万円となりました。 (営業外損益) 石狩バイオエナジー(同)における為替予約評価益の計上等により営業外収益が前期に比べ9,070百万円増加したことや、前期に同社における為替予約評価損を計上したことの反動等により営業外費用が同1,118百万円減少したことにより、営業外収支は前期の804百万円の赤字から9,385百万円の黒字に転じました。 (経常損益) 経常利益は、営業利益の増加及び営業外収支の改善により、前期に比べ183.6%増加した25,313百万円となりました。 (特別損益) 前期に石狩バイオエナジー(同)における減損損失を計上したことの反動等により特別損失が前期に比べ13,286百万円減少したこと等により、特別損益は前期の10,353百万円の赤字から1,355百万円の黒字に転じました。 (法人税等) 法人税等調整額が前期に比べ1,201百万円減少しましたが、法人税、住民税及び事業税が同2,246百万円増加したことにより、法人税等は同1,045百万円増加した6,163百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 以上により、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ574.3%増加した18,360百万円となりました。 当社グループは、「中期経営計画(2025~2027年度)」に掲げた事業戦略の基本方針に基づく取り組みを推進しており、当連結会計年度の経営成績を、計画最終年度の財務目標と比較すると、次のとおりです。 「中期経営計画(2025~2027年度)」の初年度である当連結会計年度は、本業の建設事業が堅調に推移し、追加工事の獲得や原価低減により損益改善が進んだこと等から、連結業績は売上高・各段階利益ともに過去最高を更新しました。連結子会社である石狩バイオエナジー(同)の為替予約評価益等の特殊要因を除いた場合のROEは7.7%となるものの、採算性を重視した選別受注の徹底や、工事所における損益改善に向けた取り組みの成果は、収益力を着実に向上させており、目標数値に対して良好な進捗状況にあるものと認識しています。 なお、「中期経営計画(2025~2027年度)」の概要については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しています。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。 (土木事業) 売上高は前期に比べ16.4%増加した115,248百万円、前期からの繰越工事が追加工事の獲得や原価低減等により採算が向上し、売上総利益率が改善したことから、営業利益は同114.0%増加した10,103百万円となりました。 (建築事業) 売上高は前期に比べ2.9%減少した180,142百万円、営業利益は売上高の減少に伴い同8.3%減少した6,076百万円となりました。 (投資開発事業) 投資開発事業は不動産の販売及び賃貸に関する事業、再生可能エネルギー事業等で、売上高は前期に比べ8.5%減少した7,206百万円、営業損失は730百万円(前期は2,109百万円の営業損失)となりました。 連結子会社である石狩バイオエナジー(同)については、発電施設における爆発事故以降商業運転を停止していましたが、復旧及び再発防止に係る設備改造工事が当初計画どおり完了し、2026年4月から商業運転を再開しています。翌連結会計年度以降は安定的に売上を計上できる見込みであり、前期の減損損失の計上に伴う減価償却費の減少等により、営業利益は黒字転換するものと見込んでいます。 (その他) その他は建設資機材等の製造及び販売に関する事業等で、売上高は前期に比べ20.2%減少した4,604百万円、売上総利益率が改善したことから、営業利益は同10.6%増加した503百万円となりました。 生産、受注及び販売の実績は次のとおりです。 ① 受注実績 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (百万円)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円) 土木事業   192,888   132,273   (31.4%減) 建築事業   183,756   220,008   (19.7%増) 計   376,645   352,282   (6.5%減) ② 売上実績 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (百万円)   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)(百万円) 土木事業   99,024   115,248   (16.4%増) 建築事業   185,551   180,142   (2.9%減) 投資開発事業   7,875   7,206   (8.5%減) その他   5,771   4,604   (20.2%減) 計   298,222   307,202   (3.0%増) (注) 1 当社グループにおいては、土木事業、建築事業以外での受注及び生産は僅少なため、受注実績については、土木事業、建築事業のみ記載しています。 2 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める土木事業、建築事業では、生産実績を定義することが 困難なため、「生産の実績」は記載していません。 3 受注実績、売上実績については、セグメント間の取引を相殺消去して記載しています。 4 売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりです。 建設事業における受注工事高及び完成工事高の実績 ① 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   区分   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)   次期繰越 工事高 (百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   土木工事   193,747   192,888   386,636   99,024   287,612 建築工事   272,922   183,756   456,678   185,551   271,127 計   466,669   376,645   843,314   284,575   558,739 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   土木工事   287,612   132,273   419,885   115,248   304,636 建築工事   271,127   220,008   491,136   180,142   310,994 計   558,739   352,282   911,021   295,390   615,630 (注) 1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高に その増減額を含みます。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。 2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)です。 ② 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   土木工事   31.5   68.5   100 建築工事   27.4   72.6   100 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   土木工事   13.5   86.5   100 建築工事   50.9   49.1   100 (注) 百分比は請負金額比です。 ③ 完成工事高 期別   区分   官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)   土木工事   69,364   29,659   99,024 建築工事   33,119   152,431   185,551 計   102,484   182,091   284,575 当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   土木工事   78,096   37,152   115,248 建築工事   34,818   145,323   180,142 計   112,915   182,475   295,390 (注) 1 完成工事のうち主なものは、次のとおりです。 前事業年度 (株)ニトリ    ニトリ幸手DC新築工事 三交不動産(株)    四日市市浜田町計画 新築工事 阪神電気鉄道(株)   阪神梅田駅改良及び東西地下道躯体拡幅工事のうち 土木関係工事 社会福祉法人恩賜財団済生会    福岡県済生会八幡総合病院新築工事 皇昌営造股份有限公司   萬大線CQ860工事 シールドおよび地盤改良工事(台湾) 当事業年度 独立行政法人鉄道建設・ 運輸施設整備支援機構    北海道新幹線、立岩トンネル(ルコツ) 四街道2特定目的会社    DPL千葉四街道Ⅱ新築工事 地方独立行政法人天王寺動物園   天王寺動物園 第一期リニューアル整備事業 設計施工業務 西日本高速道路(株)    佐世保道路 佐世保高架橋南(下部工)工事 中華工程股份有限公司   宝山シールド工事(台湾) 2 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりです。 前事業年度 四街道2特定目的会社   28,604百万円   10.1% 当事業年度 該当する相手先はありません。 ④ 次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 区分   官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円) 土木工事   243,170   61,466   304,636 建築工事   57,044   253,949   310,994 計   300,214   315,415   615,630 (注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりです。 (株)明治   北海道根釧地区新工場 建築工事   2026年4月完成 川崎2ロジスティック 特定目的会社   GLP川崎Ⅱプロジェクト   2027年8月完成予定 大阪広域水道企業団   村野浄水場 西系浄水施設更新工事   2033年2月完成予定 林一二(株)   HKプロジェクト   2026年5月完成 台湾電力股份有限公司   港風~中科ケーブルトンネル工事 (第一工区)(台湾)   2030年3月完成予定 (2) 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は440,889百万円、負債合計は246,924百万円、純資産合計は193,964百万円となりました。また、当社グループの自己資本比率は44.7%(前連結会計年度末は45.1%)となりました。 (資産) 流動資産は、現金預金が減少しましたが、受取手形・完成工事未収入金等が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ18,436百万円増加した259,572百万円となりました。 固定資産は、建設仮勘定、投資有価証券が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ28,986百万円増加した181,316百万円となりました。 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ47,423百万円増加した440,889百万円となりました。 (負債) 流動負債は、短期借入金が減少しましたが、未払法人税等、未成工事受入金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ4,045百万円増加した179,012百万円となりました。 固定負債は、長期借入金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ21,868百万円増加した67,912百万円となりました。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ25,914百万円増加した246,924百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上やその他有価証券評価差額金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ21,509百万円増加した193,964百万円となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により7,616百万円増加しましたが、投資活動により9,959百万円、財務活動により9,731百万円、それぞれ減少したことにより、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ11,764百万円減少した15,676百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 売上債権の増加により資金が減少しましたが、税金等調整前当期純利益、未成工事受入金の増加等により、7,616百万円の資金増加となりました。(前連結会計年度は、11,828百万円の資金減少) (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形及び無形固定資産の取得等により、9,959百万円の資金減少となりました。(前連結会計年度は、1,492百万円の資金減少) (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払い等により、9,731百万円の資金減少となりました。(前連結会計年度は、12,070百万円の資金増加) キャッシュ・フロー指標のトレンドは以下のとおりです。 前連結会計年度 (2025年3月31日)   当連結会計年度 (2026年3月31日) 自己資本比率(%)   45.1   44.7 時価ベースの自己資本比率(%)   39.1   51.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)   ―   899.7 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   ―   9.1 (注)1 キャッシュ・フロー指標のトレンドの計算式及び算出に利用した数字のベースについては次のとおりで す。 自己資本比率   自己資本/総資産 時価ベースの 自己資本比率   株式時価総額/総資産 ※株式時価総額=期末株価終値×(発行済株式数-自己株式数) キャッシュ・フロー 対有利子負債比率   有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・ カバレッジ・レシオ   営業キャッシュ・フロー/利払い 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対 象としています。 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロー を使用しています。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使 用しています。 2 前連結会計年度のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオにつ いては、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載していません。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、工事の完成に要する外注費等の工事費や人件費等の販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。 また、「中期経営計画(2025~2027年度)」では「企業価値の向上」「事業領域の拡大」「人的資源の活用」を事業戦略の基本方針としており、これらに戦略的に投資することとしています。 上記の資金需要に対し、自己資金の活用及び金融機関からの借入(ノンリコース借入を含む)を基本として必要資金の調達を行う方針です。 なお、当社グループは運転資金の効率的かつ機動的な調達を行うため、取引銀行3行と総額80億円のコミットメントライン契約を締結しており、緊急の資金需要等の流動性リスクに備えています。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しています。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。