概要
エーアンドエーマテリアルは、1914年創業の浅野スレートと1924年創業の朝日スレートが2000年に合併して発足した建材・工業製品メーカーである。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、従業員数は1,001人。2026年3月期の連結売上高は457億円と、M&Aによる拡大が続く。
建設・建材事業と工業製品・エンジニアリング事業の二本柱
当社グループは建設・建材事業と工業製品・エンジニアリング事業の2セグメントで構成される。建設・建材事業ではけい酸カルシウム板や不燃化粧板、耐火被覆工事を手掛け、2026年3月期の売上高は230億円。工業製品・エンジニアリング事業では不燃紡織品、船舶用資材、防音材、摩擦材、断熱材などを扱い、同225億円とほぼ同規模。子会社10社が製造・販売・工事を分担する。
M&Aで事業規模を拡大、2024年から相次ぎ子会社化
2024年10月に大昭和ユニボード株式会社、2025年4月にDICデコール株式会社を子会社化した。これにより低圧メラミン化粧板や建築内装材、化粧シートの製造販売をグループに加えた。連結売上高は2023年3月期の392億円から2026年3月期には457億円へ約17%増加の見込み。M&Aは長期経営構想「Vision2033」の柱の一つである。
売上高は堅調も、原燃料高騰で利益は減少傾向
2013年3月期の売上高360億円から2026年3月期の457億円へ増加傾向にある。しかし営業利益は2024年3月期の19億円をピークに減少し、2026年3月期は17億円の見通し。原燃料価格の高騰に加え、労務費・物流費の増加が圧迫要因。2025年3月期は純損失1億円を計上したが、2026年3月期は17億円の純利益を見込む。
グループの構成と外部調達の関係
当社グループは当社と子会社10社で構成される。建設・建材事業では㈱エーアンドエー茨城、㈱エーアンドエー大阪が製造し、㈱エーアンドエークレストが工事を担当。工業製品・エンジニアリング事業では㈱アスクテクニカや朝日珪酸工業㈱が摩擦材・断熱材を製造する。セメント等の原材料はその他の関係会社である太平洋セメント㈱から調達している。
業界の中での役割は建設業界・工業製品市場向けの素材・機器サプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01建設・建材主力
不燃建築材料の製造・販売・施工、並びに内装材や化粧シートを供給。ゼネコンや建設現場向けに鉄骨耐火被覆工事も手がける。
主要顧客太平洋セメント
- 不燃建築材料
- 耐火被覆資材など火災に強い建築材料。
- 低圧メラミン化粧板
- 家具や内装に使われる化粧板。
- 建築内装材・化粧シート
- 壁や天井仕上げ用の内装材とフィルム状の化粧シート。
02工業製品・エンジニアリング準主力
自動車・プラントなど向けに工業用摩擦材、シール材、防音材等を製造・販売。保温・断熱工事の設計施工も行う。
- 工業用摩擦材
- ブレーキパッドなど摩擦を利用する部品向け材料。
- シール材
- 流体やガスの漏れを防ぐ部品。
- 保温保冷断熱材
- 配管や設備の温度維持に使う断熱材。
製品と技術
けい酸カルシウム板「ハイラックフネン」と内装不燃化粧板
建設・建材事業の主力製品はけい酸カルシウム板「ハイラックフネン」である。不燃建築材料として広く使用され、内装不燃化粧板「ステンド」および「アデック」シリーズは意匠性と耐火性を両立する。2025年3月期の材料販売売上高は179億円。価格改定や高付加価値品販売で収益を確保している。
曲面施工ボード「エフジーボード」とコンクリート調「BEoNA」
「エフジーボード」は曲面施工が可能なオリジナル商品で、文化・教育施設など公共工事で安定した需要がある。コンクリート調インテリアボード「BEoNA」はオフィス・店舗・住宅向けに販売を拡大している。2025年3月期も出荷数量は堅調に推移し、意匠性で差別化を図っている。
船舶用防熱材と環境対応工法
工業製品・エンジニアリング事業では、自動車運搬船向け防熱材やセメント粉体運搬船向け騒音対策床材、遮熱・防熱塗料などを販売。船舶用LNG燃料タンク防熱工法は環境配慮型として実績を積んでいる。2025年3月期の材料販売売上高は89億円で、カーボンニュートラル対応製品の開発を進めている。
自動車用摩擦材・シール材と高性能断熱材
子会社㈱アスクテクニカが自動車用摩擦材・シール材を製造し、海外子会社アスクテクニカインドネシアでも生産。保温・築炉関連では「レセパルHS」(アルミ溶融設備向け断熱材)や「APコネクター」が主要製品。カーボンニュートラル市場向けに高性能断熱材の開発を活発化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
ガラス・土石製品のなかでの位置
耐火材・断熱材で中堅、低収益
耐火材・断熱材などを製造。同業のAGCや日本板硝子など大手と競合。売上高400億円超と中堅ながら、営業利益率4%台と業界平均並み。日東紡績なども同規模で競争は激しい。
強み
- 耐火・断熱材などニッチな高機能品を展開。
- 建設・鉄鋼向けに安定した需要がある。
- 長年の製造技術で品質に定評。
- 売上400億超で業界内で認知されている。
課題
- 営業利益率4%未満で改善が必要。
- AGCなど資本力の大きな企業との競合が厳しい。
- 建設業界の景気変動に業績が左右される。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
ガラス・土石製品の時価総額近傍。太字がエーアンドエーマテリアル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5284ヤマウホールディングス | 142億円 | 6.2倍 |
| 2 | 5282ジオスター | 135億円 | 7.2倍 |
| 3 | 5381マイポックス | 134億円 | 25.5倍 |
| 4 | 5204石塚硝子 | 128億円 | 4.9倍 |
| 5 | 5268旭コンクリート工業 | 119億円 | 26.0倍 |
| 6 | 5391エーアンドエーマテリアル | 116億円 | 6.6倍 |
| 7 | 5368日本インシュレーション | 88億円 | 7.4倍 |
| 8 | 5216倉元製作所 | 74億円 | — |
| 9 | 5355日本坩堝 | 47億円 | 10.4倍 |
| 10 | 5279日本興業 | 37億円 | 6.1倍 |
| 11 | 5271トーヨーアサノ | 33億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
浅野スレートと朝日スレートの創業(1914年・1924年)
1914年12月、東京深川に浅野スレート工場を建設し、日本初の石綿スレート製造を開始した。これが浅野スレート株式会社の創立となる。1924年3月には横浜市神奈川区に朝日スレート株式会社を設立。両社はその後長らく独立した企業として事業を展開し、後の合併の基盤となった。
株式上場と工場拡充(1949年〜1975年)
1949年5月、東京証券取引所に株式を上場。1944年に山梨工場、1962年に大阪工場、1975年に茨城工場を開設した。1964年には朝日珪酸工業株式会社を設立し、工業用材料分野へ進出。生産拠点を拡大し、建材メーカーとしての地位を固めた。
分社化によるグループ再編(1989年〜1991年)
1989年11月、アスク・サンシンエンジニアリング株式会社を設立。1991年5月には山梨工場を分社化し、株式会社アスクテクニカを設立した。製造部門と工事部門を分離することで、グループ経営の基盤を整え、後のセグメント体制の原型を築いた。
アスクと浅野スレートが合併、エーアンドエーマテリアル発足(2000年)
2000年10月、株式会社アスクと浅野スレート株式会社が合併し、株式会社エーアンドエーマテリアルが発足した。2004年3月には茨城工場と大阪工場を分社化し、それぞれ子会社化。これによりグループ全体の生産体制を整理し、持株会社的な体制へ移行した。
収益改善と安定期への移行(2013年〜2019年)
2013年3月期に純損失6億円を計上したが、その後収益は改善。2015年3月期以降は純利益7億円以上を維持し、2017年3月期には純利益20億円を達成。売上高も360億円台から420億円台へ拡大した。主力製品の販売拡大とコスト削減が寄与した。
M&Aによる新たな成長とスタンダード市場移行(2022年〜2025年)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。2024年10月に大昭和ユニボード株式会社、2025年4月にDICデコール株式会社を子会社化。2025年2月には本店を東京都港区に移転。長期構想「Vision2033」に基づくM&A戦略を推進している。
年表16件を開く
1910年代
- 1914年12月創業東京深川に浅野スレート工場を建設し、わが国最初の石綿スレートを製造(浅野スレート株式会社の創立)
1920年代
- 1924年3月創業横浜市神奈川区に朝日スレート株式会社を設立(朝日石綿工業株式会社の創立)
1940年代
- 1949年5月上場東京証券取引所に株式上場
- 1944年3月山梨工場開設
1960年代
- 1962年1月大阪工場開設
- 1964年7月創業朝日珪酸工業株式会社を設立
1970年代
- 1975年11月茨城工場開設
1980年代
- 1989年11月創業アスク・サンシンエンジニアリング株式会社を設立
1990年代
- 1991年5月創業山梨工場を分社化し、株式会社アスクテクニカを設立
2000年代
- 2000年10月創業株式会社アスクと浅野スレート株式会社が合併し、株式会社エーアンドエーマテリアルが発足
- 2004年3月創業茨城工場及び大阪工場を分社化し、それぞれ株式会社エーアンドエー茨城、株式会社エーアンドエー大阪を設立
- 2009年2月創業エーアンドエー工事株式会社を設立
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行
- 2024年10月M&A大昭和ユニボード株式会社を子会社化
- 2025年2月本店を東京都港区に移転
- 2025年4月M&ADICデコール株式会社を子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
新ビジネスモデルとコーポレートブランド確立
けい酸カルシウム板や内装不燃化粧板などの主力商品の拡販、海外販売比率の向上、新商品・新工法の上市により収益拡大を図る。また、大型工事における工程遅延や資材価格高騰への対策として工程・原価管理を徹底する。
- 02
戦略的M&Aによる事業規模拡大
成長領域への投資や事業ポートフォリオの強化を目的としたM&Aを積極的に推進し、グループ全体の事業規模を拡大する。
- 03
DX基盤整備による業務改革
デジタル技術を活用した業務フローの改善、従業員エンゲージメント向上施策、新規事業関連への注力により、業務効率化と競争力強化を実現する。
- 04
サステナビリティ課題への取り組み
中長期CSRビジョン「CSR2033」に基づき、環境負荷低減や社会課題解決に貢献する事業活動を推進し、持続可能な企業へと進化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,001人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は700万円で、9期前と比べて+6.5%。平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は17.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 867 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 871 | — |
| 2019年3月 | 657 | 45.5 | 19.2 | 877 | — |
| 2020年3月 | 684 | 45.5 | 18.5 | 866 | — |
| 2021年3月 | 699 | 45.1 | 18.8 | 863 | — |
| 2022年3月 | 608 | 45.3 | 18.9 | 871 | — |
| 2023年3月 | 534 | 44.9 | 14.8 | 857 | — |
| 2024年3月 | 555 | 47.0 | 16.7 | 838 | — |
| 2025年3月 | 687 | 43.9 | 18.0 | 898 | 212 |
| 2026年3月 | 700 | 42.3 | 17.0 | 1,001 | 170 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社11社(国内 10 / 海外 1、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内アスク・サンシン エンジニアリング㈱(注)4、5、6東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱アスクテクニカ(注)4、6山梨県 西八代郡 市川三郷町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エーアンドエークレスト(注)4、5、6東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内朝日珪酸工業㈱(注)6大分県 大分市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エーアンドエー茨城(注)4、6茨城県 筑西市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エーアンドエー大阪(注)4、6大阪府 高槻市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アスク沖縄㈱(注)6沖縄県 那覇市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外アスクテクニカ インドネシアインド ネシア カラワン県 · 連結子会社議決権99.9%
- 国内ユニボード㈱(注)4、6宮城県 岩沼市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内デコール㈱(注)4、6埼玉県 桶川市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内太平洋セメント㈱(注)2東京都 文京区 · その他の関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は457億円、営業利益は17億円。前期と比べると増収減益で、売上が+5.3%、利益が-10.5%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 526億円 | 457億円 |
| 営業利益 | 21億円 | 17億円 |
| 純利益 | 12億円 | 17億円 |
| 1株あたり配当 | ¥70 | ¥70 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は114億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.7%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 101 | — | — | 6 |
| 2024年1Q | 90 | 1 | 1.1 | 11 |
| 2024年2Q | 106 | 7 | 6.6 | 5 |
| 2024年3Q | 108 | 5 | 4.6 | 3 |
| 2024年4Q | 109 | — | — | 8 |
| 2025年2Q | 202 | 9 | 4.5 | 5 |
| 2025年4Q | 232 | 10 | 4.3 | −6 |
| 2026年2Q | 219 | 7 | 3.2 | 8 |
| 2026年4Q | 238 | 10 | 4.2 | 9 |
| 2027年1Q | 114 | 0 | 0.0 | −2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は360億円から457億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 360 | — | 2 | — | −6 |
| 2014年3月 | 359 | — | 6 | — | 2 |
| 2015年3月 | 395 | — | 10 | — | 7 |
| 2016年3月 | 383 | — | 13 | — | 10 |
| 2017年3月 | 393 | — | 22 | — | 20 |
| 2018年3月 | 392 | — | 22 | — | 14 |
| 2019年3月 | 413 | — | 26 | — | 20 |
| 2020年3月 | 428 | — | 32 | — | 20 |
| 2021年3月 | 372 | — | 16 | — | 7 |
| 2022年3月 | 359 | — | 16 | — | 10 |
| 2023年3月 | 392 | — | 15 | — | 9 |
| 大昭和ユニボード株式会社を子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 413 | — | 24 | — | 27 |
| DICデコール株式会社を子会社化 | |||||
| 2025年3月 | 434 | 19 | 19 | 4.4 | −1 |
| 2026年3月 | 457 | 17 | 16 | 3.7 | 17 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高457億円のうち、営業利益として残るのは17億円で3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.0%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.2%353億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.0%87億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%17億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが15億円、投資CFが−27億円で、差し引きのフリーCFは−12億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は2億円で、売上の0.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 18 | −6 | −9 | 12 | 31 |
| 2014年3月 | 21 | −5 | −12 | 16 | 35 |
| 2015年3月 | 19 | 6 | −28 | 25 | 32 |
| 2016年3月 | 5 | 6 | −10 | 11 | 32 |
| 2017年3月 | 29 | −2 | −16 | 27 | 43 |
| 2018年3月 | 31 | −6 | −29 | 25 | 39 |
| 2019年3月 | 27 | −7 | −25 | 20 | 34 |
| 2020年3月 | 28 | −7 | −38 | 21 | 18 |
| 2021年3月 | 11 | −12 | 4 | −1 | 23 |
| 2022年3月 | 17 | −17 | −1 | 0 | 23 |
| 2023年3月 | −7 | −3 | 7 | −10 | 20 |
| 2024年3月 | 31 | 5 | −31 | 36 | 26 |
| 2025年3月 | 12 | −26 | −5 | −14 | 7 |
| 2026年3月 | 15 | −27 | 8 | −12 | 2 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は434億円。このうち返さなくてよい自己資本が172億円で、自己資本比率は39.5%(業種中央値64.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 439 | 70 | 369 | 15.9 |
| 2014年3月 | 428 | 64 | 364 | 15.0 |
| 2015年3月 | 409 | 75 | 334 | 18.3 |
| 2016年3月 | 416 | 78 | 338 | 18.8 |
| 2017年3月 | 415 | 98 | 317 | 23.5 |
| 2018年3月 | 412 | 109 | 303 | 26.5 |
| 2019年3月 | 413 | 127 | 286 | 30.8 |
| 2020年3月 | 395 | 142 | 253 | 36.1 |
| 2021年3月 | 382 | 151 | 231 | 39.5 |
| 2022年3月 | 362 | 157 | 205 | 43.3 |
| 2023年3月 | 382 | 165 | 217 | 43.2 |
| 2024年3月 | 400 | 189 | 211 | 47.4 |
| 2025年3月 | 408 | 187 | 222 | 45.7 |
| 2026年3月 | 434 | 172 | 263 | 39.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
ガラス・土石製品 49社との比較
同じガラス・土石製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで49社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率で49社中44位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,497で、1年前と比べて+24.0%。過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.6倍 |
| PER (会社予想) | 6.9倍 |
| PBR | 0.49倍 |
| 配当利回り | 4.68% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月に1500円前後で推移していたが、8月6日に1434円へ急落、前日比5.66%安。1か月で3.43%安。25日線(1507円)を4.9%下回り、75日線(1438円)も割り込んだ。52週高値1665円からは14%下落。出来高は8月6日に61100株と前日比9倍に急増し、売りが集中した。RSIは39.23と弱含み。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER6.7倍は業界平均17.9倍を大幅に下回り、PBR0.49倍は純資産割れで極めて割安。配当利回り3.95%は業界平均2.93%を上回り魅力的。ROE9.43%と収益性は標準的だが、2026/3期予想利益は横這いで成長鈍化が懸念される。割安だが利益成長は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 6.6倍 | 15.7倍 |
| PER (予想) | 6.9倍 | — |
| PBR | 0.49倍 | 1.34倍 |
| ROE | 9.4% | 4.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
鉄鋼需要の回復と収益性の改善が焦点。強気派は2024年以降の鉄鋼生産回復により収益が改善、ROE9%超と割安感があると評価。弱気派は鉄鋼業界の構造的な需要減(国内生産減少)が成長を制限し、直近の業績悪化(2025/3期は営業赤字の可能性)から回復は不透明と懸念。
- 業績回復予想
2026/3期は営業利益率3.7%、純利益17億円と改善
- 割安バリュエーション
PER6.7倍、PBR0.49倍と指標面で魅力的
- 高配当利回り
配当利回り3.95%と高い
- 大幅割安PBR0.49倍の是正期待継続影響強
PBR0.49倍は解散価値の半分、株主還元強化で是正の可能性
- 高配当利回り3.95%の魅力継続影響中
配当利回り3.95%は業界平均を上回り、下値支えに
- 2026年3月期純利益17億円へ黒字転換2025年度決算発表後影響中
前期純利益-1億→17億円とV字回復、利益改善が続くなら見直し
- 売上高457億円と増収基調2026年3月期影響弱
売上高は前期比5%増、安定した事業基盤を示す
- 鉄鋼需要の減少トレンド
国内粗鋼生産は長期的に減少傾向
- 収益変動リスク
2025/3期は営業赤字の可能性あり
- 海外競争力不足
海外シェアは限定的でグローバル展開は課題
- 営業利益減少で収益力低下継続影響強
営業利益は19→17億円へ減少、利益率3.7%と低水準
- 純利益の変動リスク毎年影響中
過去2期の純利益27億→-1億→17億と不安定で予想困難
- 自己資本比率低下の懸念継続影響弱
PBR0.49倍は自己資本毀損の可能性を示唆、財務安定性に疑問
- 外国人保有5.3%と低調継続影響弱
外人比率5.3%で需給改善に時間、株価上昇の勢い弱い
- 国内粗鋼生産量
- 主力顧客の鉄鋼業の生産動向を示す
- 営業利益率
- 収益性回復の進捗を確認
- 耐火物出荷数量
- 実需を把握する直接指標
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり70円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは4.68%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 25 | — | 16.0 |
| 2018年3月 | 25 | 0.0 | 24.7 |
| 2019年3月 | 35 | 40.0 | 22.4 |
| 2020年3月 | 55 | 57.1 | 32.4 |
| 2021年3月 | 45 | −18.2 | 478.0 |
| 2022年3月 | 45 | 0.0 | — |
| 2023年3月 | 45 | 0.0 | 83.2 |
| 2024年3月 | 50 | 11.1 | 24.1 |
| 2025年3月 | 60 | 20.0 | — |
| 2026年3月 | 60 | 0.0 | 68.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥70
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,276人。区分でいちばん多いのは個人・その他で65.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.3%を占め、残る74.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 22.5 | 25.6 | 29.6 | 30.6 | 35.9 | 65.6 |
| 自己株式 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.3 | 27.8 |
| 事業法人 | 45.4 | 45.5 | 46.0 | 46.9 | 47.6 | 20.4 |
| 外国法人 | 6.6 | 6.0 | 4.9 | 6.5 | 6.4 | 5.2 |
| 金融機関 | 24.0 | 21.4 | 17.1 | 11.0 | 6.0 | 4.8 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.6 | 2.4 | 4.9 | 4.0 | 3.8 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 太平洋セメント株式会社 | 14.67 |
| 02 | 明治安田生命保険相互会社(常任代理人株式会社日本カストディ銀行) | 2.97 |
| 03 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.99 |
| 04 | エーアンドエーマテリアル社員持株会 | 1.92 |
| 05 | 有限会社翔美 | 1.09 |
| 06 | 株式会社不二商会 | 1.09 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 1.00 |
| 08 | 松井証券株式会社 | 0.95 |
| 09 | 有限会社福田商事 | 0.77 |
| 10 | 高橋 慧 | 0.72 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-16ロング コリドー アセット マネジメント リミテッド(Long Corridor Asset Management Limited)新規の大量保有報告14.32%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+3124%、1株純資産は14期で+3350%。直近期のROEは9.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −7 | 90 | — | — | — |
| 2014年3月 | 3 | 83 | 3.0 | 46.0 | — |
| 2015年3月 | 9 | 97 | 9.9 | 13.3 | — |
| 2016年3月 | 13 | 101 | 12.7 | 6.1 | 18.5 |
| 2017年3月 | 256 | 1,257 | 22.5 | 5.0 | 16.0 |
| 2018年3月 | 182 | 1,431 | 13.5 | 6.8 | 24.7 |
| 2019年3月 | 259 | 1,669 | 16.7 | 4.0 | 22.4 |
| 2020年3月 | 261 | 1,866 | 14.8 | 4.4 | 32.4 |
| 2021年3月 | 95 | 1,978 | 5.0 | 11.6 | 478.0 |
| 2022年3月 | 125 | 2,049 | 6.2 | 7.1 | — |
| 2023年3月 | 122 | 2,157 | 5.8 | 7.4 | 83.2 |
| 2024年3月 | 352 | 2,471 | 15.2 | 4.0 | 24.1 |
| 2025年3月 | −16 | 2,430 | −0.6 | — | — |
| 2026年3月 | 227 | 3,104 | 9.4 | 6.1 | 68.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額180百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 巻野徹 | 代表取締役社長 | 70 | 31,000 |
| 大橋徹也 | 取締役 副社長 執行役員 | 66 | 1,600 |
| 大島武人 | 取締役 専務 執行役員 | 63 | 7,200 |
| 髙原一登 | 取締役 専務 執行役員 | 61 | 8,800 |
| 田倉榮美 | 取締役 | 72 | 4,600 |
| 菅谷朋子 | 取締役 | 58 | 800 |
| 松井雄一郎 | 常勤監査役 | 62 | 4,100 |
| 鶴見真利子 | 監査役 | 55 | 800 |
| 中谷内茂樹 | 監査役 | 57 | — |
| 國本正臣 | 執行役員 | — | — |
| 市川智司 | 執行役員 | — | — |
| 田中隆敏 | 執行役員 | — | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小野雅宏 | 執行役員 | — |
| 桶師修 | — | 54 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 125 | 125 | 31 |
| 社外取締役 | 5 | 34 | 34 | 7 |
| 監査役 | 2 | 21 | 21 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容779字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,402字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,318字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,435字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-03
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
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- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-04
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