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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

平河ヒューテック

HIRAKAWA HEWTECH CORP.5821 · Prime · 非鉄金属

電線・ケーブル技術を基盤に、情報通信・医療・産業まで多様な業界へワイヤーハーネスや光中継機器を供給。

概要

平河ヒューテックは1948年に平河電線として創業した電線・電子部品メーカーである。機器用電線、ファインケーブル、電源コード、ワイヤーハーネス、放送用光中継器、スイッチングHUB、EV充電器、医療用チューブなどを手がけ、スーパーコンピュータ、サーバ、医療機器、産業機械、車載など多様な分野に供給する。2026年3月期の連結売上高は384億円、営業利益は44億円、従業員は2321人。東京証券取引所プライム市場に上場する。

二つのセグメントで構成される事業構造

平河ヒューテックの事業は「電線・加工品」と「電子・医療部品」の二つに区分される。電線・加工品セグメントは機器用電線・加工品、ファインケーブル・加工品、電源コード・電源パーツ、ワイヤーハーネスで構成され、売上の大半を占める。2026年3月期の同事業の売上高は335億円で、全体の87%に相当する。電子・医療部品セグメントは49億円と相対的に小規模だが、放送用光中継器やスイッチングHUB、EV充電器、医療用特殊チューブなど、電線技術を応用した製品群で異なる市場にアクセスしている。両セグメントとも、スーパーコンピュータ、サーバ、医療機器、半導体検査装置、車載といった高信頼性が求められる分野を主な顧客とする。

38の国と地域に広がる生産・販売ネットワーク

グループ全体で20社の子会社を擁し、生産拠点を日本、中国、台湾、香港、フィリピン、タイ、メキシコ、アメリカに配置する。国内では茨城県古河事業所、新潟工場、静岡県のワイヤーモールドなどが製造を担い、海外では中国の福泰克(連雲港)電子有限公司や福泰克(恵州)電子有限公司、メキシコのHIKAM ELECTRONICA DE MEXICOなどが主要な生産拠点である。販売は上海河拓克貿易有限公司、福泰克香港有限公司、台湾福泰克股份有限公司、HIKAM AMERICAなどが担当し、北米、アジア、欧州市場に広がる。2026年3月期には吉野川電線株式会社を子会社化し、国内生産能力を拡充した。

連結子会社20社で構成されるグループ経営

平河ヒューテックは連結子会社20社とともに事業を展開する。国内子会社には四国電線株式会社、吉野川電線株式会社、株式会社新潟電子などがあり、それぞれ機器用電線、ワイヤーハーネスの製造販売を担当する。海外では1980年設立の福泰克香港有限公司を皮切りに、中国本土に複数の製造子会社、メキシコにHIKAMグループ、フィリピンやタイにHEWTECHグループを設立してきた。2026年3月期にはHEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.などフィリピン拠点を強化。グループ全体で電線・加工品から電子機器、医療用チューブまで一貫したサプライチェーンを構築し、為替リスクや材料調達の分散を図っている。

業界の中での役割は電線・ケーブルメーカー(産業・情報通信・医療向け)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
384億円
営業利益
44億円
営業利益率
11.5%
純利益
16億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電線・加工品主力

機器用電線・加工品、ファインケーブル・加工品、電源コード・電源パーツ、ワイヤーハーネスを製造販売。スーパーコンピュータ、サーバ/ストレージ、医療機器、産業機械、半導体検査装置、車載、太陽光発電(ソーラーハーネス)など、多様な産業機器向けに供給。国内外に製造・販売拠点。

主要顧客スーパーコンピュータメーカー、サーバ/ストレージメーカー、医療機器メーカー、産業機械メーカー、半導体検査装置メーカー、自動車メーカー

主な製品・サービス4
機器用電線・加工品
産業機器・サーバ等内部配線用ケーブル。端末加工済み。
ファインケーブル・加工品
細径・高密度配線用ケーブル。医療機器や半導体検査装置向け。
電源コード・電源パーツ
家電・OA機器用電源コード及びコネクタ部品。
ワイヤーハーネス
自動車・産業機器向けの複合配線部品。

02電子・医療部品準主力

デバイス機器・電子部品(放送用光中継器、スイッチングHUB、PoEスイッチHUB、EV・PHEV用AC普通充電器)及び医療用特殊チューブ・加工品等を製造販売。情報通信インフラや医療現場向け。

主要顧客放送局、通信事業者、ネットワーク機器ベンダー、自動車メーカー、医療機器メーカー

主な製品・サービス4
放送用光中継器
デジタル放送用の光信号中継機器。高速大容量伝送に対応。
スイッチングHUB、PoEスイッチHUB
ネットワーク機器。PoE対応で給電機能付き。
EV・PHEV用AC普通充電器
電気自動車向け充電器。家庭用・業務用。
医療用特殊チューブ
電線ケーブル技術を応用した医療用チューブ。カテーテル等。

製品と技術

高速伝送を支える機器用電線とファインケーブル

電線・加工品セグメントの主力は機器用電線・加工品とファインケーブル・加工品である。機器用電線はスーパーコンピュータやサーバ、ストレージ機器の内部配線に使われ、高周波特性と耐ノイズ性が求められる。同社は1971年に導入した電子線照射架橋技術を応用し、耐熱性と絶縁性能を高めた製品を提供する。ファインケーブルは細径・高密度配線が必要な医療機器や半導体検査装置向けで、直径が数ミリ以下の極細ケーブルを端末加工した状態で納入する。同社の強みは、ケーブル製造から端末加工、コネクタ組み付けまで一貫して行える点にあり、顧客の要求仕様に合わせたカスタム対応が可能である。2026年3月期、このセグメントの売上は335億円と全体の87%を占める。

情報通信と医療を支える電子・医療部品

電子・医療部品セグメントでは、放送用光中継器、スイッチングHUB、PoEスイッチHUB、EV・PHEV用AC普通充電器、そして医療用特殊チューブを扱う。放送用光中継器はデジタル放送の高速大容量伝送に対応し、通信事業者や放送局向けに供給される。スイッチングHUBとPoEスイッチHUBはネットワーク機器で、給電機能を内蔵したモデルがIoTデバイス用に需要がある。EV充電器は家庭用・業務用のAC普通充電器で、自動車メーカーや充電インフラ事業者に販売。医療用特殊チューブは電線ケーブルの押出成形技術を応用したもので、カテーテルなど体内に挿入される医療機器に使用される。同セグメントの売上は2026年3月期に49億円で、前年比7%増加した。

車載・産業機器から再生可能エネルギーまで幅広い用途

同社の製品は特定の業種に偏らず、多様な市場に展開される。車載用ケーブルは自動車の電装化・電動化に対応し、2026年3月期は新規量産案件で堅調に推移。エネルギー産業関連では、北米市場における太陽光発電用のソーラーハーネスが旺盛な需要を捉え、同事業の収益性向上に貢献した。半導体検査装置用ケーブルは生成AI需要の高まりを背景に復調傾向を示し、産業機器用ケーブルはFA分野の回復と吉野川電線の連結効果により増加。医療用ケーブルも新製品が堅調だった。これらの多様な用途に対応するため、同社は本部・事業部制とビジネスユニットを組み合わせたマトリックス組織を採用し、市場変化に迅速に対応する体制を整えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

非鉄金属のなかでの位置

銅加工品で国内中堅、収益回復途上

非鉄金属業界における銅・銅合金加工品メーカー。直近3期の売上高は293億→308億→384億と増収基調にあり、営業利益率も7.47%から11.46%へ改善している。同業のJX金属(非鉄金属大手)や中外鉱業(資源開発主体)と比較すると規模は小さいが、高付加価値品に特化することで収益性を高めている。銅価格変動の影響を受けやすい一方、自動車や電子部品向け需要に支えられ、内需依存度が高い。

強み

  • 直近3期連続で売上高が増加しており、2026年3月期には384億円を見込む。
  • 営業利益率が7.47%から11.46%と3年で大幅上昇、コスト管理が奏功。
  • 銅合金加工で特定用途に強み、競合の汎用品と差別化可能。
  • EV化・電子部品需要の拡大が追い風、国内顧客との関係強固。

課題

  • 海外売上比率が低く、国内景気減速時の影響が大きい。
  • 銅価格高騰が収益を圧迫する可能性、ヘッジ手段に限り。
  • JX金属など大手に比べ資金力・生産量で劣り、価格競争で不利。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字が平河ヒューテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17231トピー工業742億円6.6倍
27715長野計器729億円13.5倍
37593VTホールディングス658億円12.9倍
45988パイオラックス626億円
57245大同メタル工業554億円12.4倍
65821平河ヒューテック538億円28.8倍
75121藤倉コンポジット538億円12.8倍
85976高周波熱錬492億円37.8倍
96785鈴木431億円11.5倍
105989エイチワン426億円3.9倍
114249森六426億円17.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

1948年の創業と戦後の再建期

平河ヒューテックの前身である平河電線株式会社は、1948年9月に東京都品川区で設立され、電線の製造・販売を開始した。創業当初は小規模な工場体制だったが、1953年に本社と工場を大田区大森西へ移転。1961年には中期5ヵ年計画の一環として茨城工場(後の古河事業所)を設置し、生産能力の増強を図った。この時期は日本の高度経済成長に伴い電線需要が拡大しており、同社も設備投資を積極化。1971年には電子線照射架橋装置を導入し、従来のポリエチレンの弱点であった耐熱性を克服した照射架橋ポリエチレン絶縁シールド線の量産を開始した。これが同社の技術力の基盤となる。

子会社設立による事業多角化の1970年代

1972年から1973年にかけて、平河電線はコア事業以外の機能を独立させる戦略を取った。1972年6月には電線端末加工部門を分離し、株式会社ワイヤープロセスを新潟県に設立。1973年1月には成型部門を株式会社ワイヤーモールドとして静岡県に、同年4月にはコンパウンド部門を株式会社ワイヤーコンパウンドとして群馬県に設立した。これにより、製造プロセスごとに専門性の高い子会社が誕生。1980年には香港にWIRE MOLD (HONG KONG) LTD.を設立し、アジア地域への電源コード製造販売に進出。同年台湾の北上電機に出資して経営参加するなど、海外事業の礎を築いた。この時期の分社化が、後にグループ全体の効率的な生産体制に繋がる。

社名変更とグループ再編の1990年

1990年10月、平河電線は子会社のワイヤープロセスとワイヤーモールドを吸収合併し、商号を平河ヒューテック株式会社に変更した。この再編は関係会社の整備を目的とし、経営資源の集中と意思決定の迅速化を狙った。合併後も海外展開は加速し、1992年には台湾子会社を台湾福泰克股份有限公司に改名。1993年には香港に合弁会社福泰克-楽庭有限公司を設立。1995年には中国江蘇省連雲港に福泰克(連雲港)電線有限公司を設立し、LAN製品の開発製造に着手した。同年に本社を東京都品川区南大井へ移転。1997年には連雲港子会社を再編するなど、中国市場への深耕が本格化した。

2006年の株式上場とグローバル生産体制の完成

2006年5月、平河ヒューテックは東京証券取引所市場第二部に上場。同年9月にはタイ・アユタヤにHEWTECH (THAILAND) CO., LTD.を設立し、東南アジアでの生産拠点を確保した。2007年9月には第一部指定替えを達成。その後も2011年に四国電線を子会社化、フィリピンにHEWTECH PHILIPPINES CORP.を設立。2015年2月にはバンコクとフィリピンに追加の子会社を設立し、同時にCONNPRO INDUSTRIES INC.を子会社化。同年には中国恵州市に福泰克(恵州)電子有限公司を設立し、電源コード生産能力を強化した。一連の投資により、北米、東南アジア、中国にまたがるグローバルな生産ネットワークが完成。

2026年3月期のグループ再編と将来計画

2026年3月期、平河ヒューテックは吉野川電線株式会社を子会社化し、国内電線事業の規模を拡大。同時に福泰克-楽庭有限公司を福泰克香港に吸収合併、タイの子会社間も統合するなど、グループの効率化を進めた。この期の売上高は384億円(前年比24.7%増)、営業利益は44億円(同94.7%増)に達したが、減損損失24億円の計上により純利益は16億円に留まった。同社は中期経営計画「Plan 600」を策定し、FY2030までに売上高600億円、営業利益率12%以上、ROE10%以上を目標に掲げる。コア事業である車載、医療機器、産業機器に集中し、ソーラーケーブルを育成事業と位置づけている。

年表36件を開く

1940年代

  • 1948年9月創業平河電線株式会社を東京都品川区東中延一丁目365番に設立して電線の製造及び販売開始

1950年代

  • 1953年2月本社及び工場を東京都品川区東中延一丁目365番から大田区大森西四丁目6番28号へ移転

1960年代

  • 1961年6月中期5ヵ年計画の初年度計画として、生産の増強を図るため、茨城工場を茨城県猿島郡総和町東牛谷1144番に設置して製造を開始(現在は古河事業所)

1970年代

  • 1971年12月ポリエチレンの弱点である高温による軟化、溶融、変形をカバーするため、照射架橋ポリエチレン絶縁シールド線用の電子線照射架橋装置を茨城工場に設置して製造を開始(現在は古河事業所)
  • 1972年6月創業電線端末加工部門を独立させ、株式会社ワイヤープロセスを新潟県西蒲原郡西川町旗屋269番に設立(現在は新潟工場)
  • 1973年1月創業成型部門を独立させ、株式会社ワイヤーモールドを静岡県周智郡森町天宮501番に設立
  • 1973年4月創業株式会社ワイヤーコンパウンドを群馬県勢多郡新里村大字山上1375番に設立

1980年代

  • 1980年3月創業アジア地域への電源コードの製造販売を目的としてWIRE MOLD (HONG KONG) LTD.を香港に設立(現在は社名を変更し福泰克香港有限公司)
  • 1981年8月台湾の台北縣土城市の北上電機股份有限公司に出資して経営参加(現在は社名を変更し台湾福泰克股份有限公司)
  • 1988年7月創業アメリカ地域への販売を目的としてHIKAM AMERICA,INC.をアメリカのカルフォルニア州サンディエゴ郡チュラビスタ市に設立
  • 1988年10月創業HIKAM AMERICA INC.の製造会社としてHIKAM ELECTRONICA DE MEXICO,S.A.DE C.V.をメキシコのバハカルフォルニア州メヒカリ市に設立
  • 1989年8月M&A株式会社新潟電子(現在は子会社)を株式会社ワイヤープロセス(現在は新潟工場)の子会社化

1990年代

  • 1990年10月M&A関係会社の整備を目的として株式会社ワイヤープロセス(現在は新潟工場及び桃生工場)及び株式会社ワイヤーモールドを吸収合併し、社名を平河電線株式会社から平河ヒューテック株式会社に変更
  • 1991年5月本社を東京都大田区大森西四丁目6番28号から東京都品川区南大井六丁目26番2号大森ベルポートB館7階へ移転
  • 1992年2月商号変更北上電機股份有限公司を台湾福泰克股份有限公司に社名変更
  • 1993年5月LTK INDUSTRIES LTD.との合弁会社福泰克-楽庭有限公司を香港に設立
  • 1994年3月創業HEWTECH SINGAPORE PTE LTD.をシンガポールに設立
  • 1994年8月本社を東京都品川区南大井六丁目26番2号から東京都品川区南大井三丁目28番10号へ移転
  • 1995年11月創業福泰克(連雲港)電線有限公司(現在は福泰克(連雲港)電子有限公司)及びLAN製品の開発と製造を目的に連雲港杰瑞福泰克電子有限公司(現在は福泰克(連雲港)電子有限公司)を中国の江蘇省連雲港に設立
  • 1997年10月商号変更連雲港杰瑞福泰克電子有限公司を連雲港平河電子有限公司(現在は福泰克(連雲港)電子有限公司)に社名変更

2000年代

  • 2001年10月創業HIKAM AMERICA INC.の製造会社としてHIKAM TECNOLOGIA DE SINALOA,S.A.DE C.V.をメキシコのシナロア州のグアサベ市に設立
  • 2002年4月創業福泰克(呉江)電子有限公司を中国の江蘇省呉江に設立
  • 2003年1月創業上海河拓克貿易有限公司を中国の上海市に設立
  • 2003年9月創業福泰克(連雲港)電子輻照有限公司を中国の江蘇省連雲港に設立
  • 2005年6月M&A福泰克(連雲港)電子輻照有限公司を福泰克(連雲港)電線有限公司が吸収合併
  • 2005年12月商号変更福泰克(連雲港)電線有限公司を福泰克(連雲港)電子有限公司に社名変更
  • 2006年2月上海河拓克貿易有限公司を中国の上海から江蘇省へ移転
  • 2006年5月上場東京証券取引所市場第2部上場
  • 2006年9月M&A連雲港平河電子有限公司を福泰克(連雲港)電子有限公司が吸収合併
  • 2006年9月創業HEWTECH(THAILAND)CO.,LTD.をタイのアユタヤに設立
  • 2007年2月上海河拓克貿易有限公司を中国の江蘇省から上海へ移転
  • 2007年9月上場東京証券取引所市場第1部上場

2010年代

  • 2011年6月M&A福泰克(呉江)電子有限公司を福泰克(連雲港)電子有限公司が吸収合併
  • 2011年7月M&A四国電線株式会社を子会社化
  • 2011年7月創業HEWTECH PHILIPPINES CORP.をフィリピン共和国に設立
  • 2015年2月M&AHEWTECH(BANGKOK)CO.,LTD.をタイのバンコクに設立 CONNPRO INDUSTRIES INC.を子会社化 HEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.をフィリピン共和国に設立 本社を東京都品川区南大井三丁目28番10号から東京都港区芝四丁目17番5号へ移転(現在地)福泰克(恵州)電子有限公司を中国の恵州市に設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第1部からプライム市場に移行 福泰克-楽庭有限公司を福泰克香港有限公司が吸収合併 HEWTECH(THAILAND) CO., LTD.をHEWTECH(BANGKOK) CO., LTD.が吸収合併 吉野川電線株式会社を子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高FY2030まで600億円以上
  • 営業利益率FY2030まで12%以上
  • ROEFY2030まで10%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業への集中と新規育成

    車載・医療機器・産業機器のコア3事業に経営資源を集中し拡大を図る。成長が期待できるソーラーケーブル事業の収益性を高め、コア事業へ育成する。

  2. 02

    高速データ処理向け市場開拓

    AIやIoTなど高速データ処理の需要増を背景に、HPC(ハイパフォーマンスケーブル)を基軸とした市場開拓を進める。

  3. 03

    高精度ケーブル製品の開発推進

    サーバ・ストレージ、車載、半導体製造装置、医療機器等向けに高速・大容量・低遅延伝送に対応した高精度ケーブル及び加工品の開発を図る。

  4. 04

    グローバル生産拠点の最適化

    事業環境に対応し国内・国外生産拠点を見直す。フィリピン新拠点を構築し、車載用ケーブルの生産力・供給力を増強し、品質保証力を強化する。

  5. 05

    業務プロセス改革とシステム見直し

    製品・事務品質の向上による不具合撲滅、SCMを意識した生産フロー見直しによる棚卸資産の適正化を図る。正確で迅速な意思決定を支援する基幹システムの見直しを実施。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,321人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は585万円で、9期前と比べて+4.7%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は20.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,521
2018年3月2,483
2019年3月55946.425.32,328
2020年3月53946.825.82,194
2021年3月52847.026.02,053
2022年3月52647.126.22,367
2023年3月57546.324.62,404
2024年3月55645.523.12,212
2025年3月55444.622.32,151107
2026年3月58543.020.72,321190

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 9 / 海外 11、うち連結子会社 20) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
電線・加工品 — SHIKOKU CABLE VIETNAM LIMITED (ベトナムハナム省)2,938百万円
電線・加工品 — 四国電線(東莞)有限公司(中国広東省)1,831百万円
電線・加工品、電子・医療部品 — HEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP (フィリピン共和国パンパンガ州)1,491百万円
電線・加工品、電子・医療部品 — 福泰克(連雲港)電子有限公司(中国江蘇省)1,354百万円
電線・加工品 — 吉野川電線(株)(香川県高松市)1,215百万円
電線・加工品、電子・医療部品 — HIKAM AMERICA, INC. (米国加州)803百万円
福島工場 — 福島県伊達市794百万円
電線・加工品
古河事業所 — 茨城県古河市770百万円
電線・加工品
電線・加工品 — 四国電線(株)(香川県さぬき市)702百万円
電線・加工品、電子・医療部品 — HEWTECH PHILIPPINES CORP (フィリピン共和国ラグナ州)248百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱新潟電子
    新潟県新潟市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    HIKAM AMERICA, INC. (注)2、5
    アメリカ合衆国カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HIKAM ELECTRONICA DE MEXICO, S.A. DE C.V.(注)3
    メキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    HIKAM TECNOLOGIA DE SINALOA, S.A. DE C.V.(注)3
    メキシコ合衆国シナロア州 · 連結子会社
    議決権99.0%
  • 国内
    福泰克(連雲港)電子有限公司(注)2、3
    中華人民共和国江蘇省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    上海河拓克貿易有限公司(注)3
    中華人民共和国上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    福泰克香港有限公司(注)3
    中華人民共和国香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾福泰克股份有限公司(注)3
    台湾新北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    CONNPRO INDUSTRIES INC. (注)3
    台湾新北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HEWTECH PHILIPPINES CORP.(注)2、3
    フィリピン共和国ラグナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP. (注)2、3
    フィリピン共和国パンパンガ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    HEWTECH SINGAPORE PTE LTD.(注)2
    シンガポール共和国シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • HEWTECH (BANGKOK) CO., LTD.(注)2、3、4タイ王国バンコク首都府100%
  • 四国電線㈱(注)2香川県さぬき市100%
  • 四国電線(香港)有限公司(注)2、3、5中華人民共和国香港100%
  • 四国電線(東莞)有限公司(注)2、3中華人民共和国広東省100%
  • SHIKOKU CABLE NORTH AMERICA,INC.(注)3アメリカ合衆国ミシガン州100%
  • SHIKOKU CABLE VIETNAM LIMITED(注)2、3ベトナム社会主義共和国ハナム省100%
  • 福泰克(恵州)電子有限公司(注)2、3中華人民共和国恵州市100%
  • 吉野川電線株式会社(注)2香川県高松市75%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム高濃度水系電解液を用いるデュアルインターカレーション2次電池
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-07-30
    830万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は384億円営業利益44億円前期と比べると増収増益で、売上が+24.7%、利益が+91.3%。

売上高
+24.7%
384億円
営業利益
+91.3%
44億円
純利益
-20.0%
16億円
営業利益率
11.5%
前期比 +4.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高480億円384億円
営業利益55億円44億円
純利益41億円16億円
1株あたり配当¥57¥57

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は124億円、営業利益は13億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+74.6%、営業利益は+160.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q758
2024年1Q7157.06
2024年2Q7234.21
2024年3Q8056.31
2024年4Q706
2025年2Q160138.110
2025年4Q148106.810
2026年2Q1812111.618
2026年4Q2032311.3−2
2027年1Q1241310.510

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は197億円から384億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は11.5%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月19796
2014年3月23387
HEWTECH(BANGKOK)CO.,LTD.をタイのバンコクに設立 CONNPRO INDUSTRIES INC.を子会社化 HEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.をフィリピン共和国に設立 本社を東京都品川区南大井三丁目28番10号から東京都港区芝四丁目17番5号へ移転(現在地)福泰克(恵州)電子有限公司を中国の恵州市に設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第1部からプライム市場に移行 福泰克-楽庭有限公司を福泰克香港有限公司が吸収合併 HEWTECH(THAILAND) CO., LTD.をHEWTECH(BANGKOK) CO., LTD.が吸収合併 吉野川電線株式会社を子会社化
2015年3月248149
2016年3月2792415
2017年3月2452621
2018年3月2602218
2019年3月2692720
2020年3月2492217
2021年3月2301911
2022年3月2782015
2023年3月3223530
2024年3月2932114
2025年3月30823267.520
2026年3月384444611.516

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高384億円のうち、営業利益として残るのは44億円11.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値5.8%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.2%285億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.3%55億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.5%44億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.7pt
11.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
4.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.2pt
4.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが36億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは17億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は151億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−111−531
2014年3月1−3−1−233
2015年3月15−13−1239
2016年3月22−4−71847
2017年3月38−11−72768
2018年3月17−16−3164
2019年3月35−20−41576
2020年3月34−3010488
2021年3月13−30−3−1769
2022年3月10−3−3779
2023年3月16−7−17975
2024年3月42−13−829102
2025年3月39−22−917108
2026年3月36−191517151

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は567億円。このうち返さなくてよい自己資本が437億円で、自己資本比率は74.8%(業種中央値53.7%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2551599662.3
2014年3月2661709664.2
2015年3月2921939966.0
2016年3月2911989368.2
2017年3月3062178970.9
2018年3月3232319271.6
2019年3月3332498474.8
2020年3月3502579373.3
2021年3月3722759773.9
2022年3月41630411273.2
2023年3月44334110277.1
2024年3月4663759180.5
2025年3月4713878482.2
2026年3月56743713074.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
179億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
315億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
33億円
在庫として抱えている分
負債合計
130億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
93
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

非鉄金属 32社との比較

同じ非鉄金属の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率32社中3位あたり、逆に低いのはROE32社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.0%/中央値 8.2%
P25 6.1%P75 15.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.5%/中央値 5.8%
P25 3.8%P75 9.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.8%/中央値 53.7%
P25 41.3%P75 57.9%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
24.7%/中央値 9.0%
P25 5.3%P75 17.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.1%
P25 0.8%P75 3.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,050で、1年前と比べて+61.0%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥3,050-4.4%1ヶ月-11.3%1年+61.0%時価総額538億円
過去52週の値幅
安値¥1,905高値¥4,710

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)28.8倍
PER (会社予想)11.6倍
PBR1.07倍
配当利回り1.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に3210円と前日比6.41%下落したが、直近1ヶ月では5.25%上昇。25日移動平均線(3270円)を下回り、75日線(3579円)や200日線(3468円)も下方に。52週高値4710円からは約32%低く、52週安値1880円からは71%高の水準。8月3日に3380円まで急伸後、高値圏で揉み合う展開。出来高は8月19日に9.9万株と増加し、売り圧力が強まった。RSIは57.38で中立圏、方向感は乏しいが、25日線回復が焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PER 28.28倍は業界平均20.00倍を上回り割高水準。PBRは1.10倍で業界平均1.80倍を下回るが、ROE 4%と低収益性が株価純資産倍率を抑制。配当利回り1.57%は低く、配当性向143.6%と配当持続性に懸念。売上高は増加基調だが、利益成長に対して株価が先行している印象。

指標この会社業種平均
PER (実績)28.8倍22.2倍
PER (予想)11.6倍
PBR1.07倍2.02倍
ROE4.0%12.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期から2026年3月期にかけて大幅な増収増益見込み。強気派は車載向け需要拡大とシェア拡大を評価し、収益成長継続を期待する。一方、弱気派は半導体市況の変動リスクや銅価格の影響を指摘。PER28倍とやや高めだが、成長性を織り込んでいる。配当利回り1.57%と低め。

プラスに働く材料7
  • 急成長の2026年予想

    売上高384億円、営業利益率11.46%と好調

  • 世界トップシェア

    リードフレームで高い競争力

  • 車載向け需要拡大

    EV・電子化で半導体需要が増加

  • 営業利益2期連続増益、23→44億円2026年3月期影響

    営業利益91%増、時価総額527億円の8.3%相当

  • 売上高成長、308→384億円通年影響

    売上高24.7%増、拡大基調

  • 営業利益率向上、7.47%→11.46%通年影響

    4ポイント改善、収益性向上

  • PER28倍も成長率考慮すれば割安現在影響

    営業利益成長率91%に対しPER28倍は低い

マイナスに働く材料7
  • 半導体市況依存

    半導体需要減退が業績直撃

  • PER28倍の割高感

    成長株として既に織り込み済みの可能性

  • 材料費高騰リスク

    銅など原材料価格が利益を圧迫

  • 最終利益が20→16億円と減益2026年3月期影響

    純利益20%減、税負担や特別損失の可能性

  • PER28倍と割高感、成長鈍化リスク現在影響

    業界平均比高め、成長鈍化で修正リスク

  • 外国人保有18%、高水準で売りリスク不定影響

    外国人保有率18%、利益確定売り懸念

  • 非鉄金属価格変動リスク継続影響

    営業利益44億円、価格下落で収益圧迫

次の決算で確かめる点
売上高成長率
需要拡大が継続しているか確認
営業利益率
材料費高騰の影響を注視
受注残高
将来の売上を先取りする指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり57で、前期から+4.4%いまの株価に対する利回りは1.87%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥57
1株あたり
配当利回り
1.87%
いまの株価に対して
配当性向
143.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1943.3
2018年3月190.036.6
2019年3月2427.050.5
2020年3月256.4101.6
2021年3月250.056.2
2022年3月278.048.8
2023年3月3633.335.6
2024年3月360.065.2
2025年3月4525.0174.1
2026年3月474.4143.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥57

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,794人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.6%を占め、残る72.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他62.962.860.964.659.053.6
金融機関19.919.619.417.023.322.7
外国法人11.011.913.012.412.218.0
自己株式20.320.320.320.320.316.0
事業法人5.14.74.84.84.44.9
証券会社1.11.01.91.21.00.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.79
02NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.97
03BRIDGESTREAM LIMITED,AS TRUSTEE OF AXC STRATEGIC OPPORTUNITIES DIRECTOR KH ALID OMARI ITON(常任代理人 立花証券株式会社)3.95
04株式会社三井住友銀行3.57
05株式会社みずほ銀行3.57
06平河ヒューテック社員持株会3.57
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.05
08隅田 和夫2.98
09Bridgestream Limited,as Trustee of AXC Strategic Opportunities DIRECTOR OF IM YASUTO MONDEN(常任代理人 立花証券株式会社)2.98
10隅田 文子1.98

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-07-28
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    9.01%
    +0.36pt
  • 2026-06-05
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    変更報告
    7.68%
    +1.76pt
  • 2026-06-05
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    変更報告
    8.16%
    +0.48pt
  • 2026-06-05
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    8.65%
    +0.49pt
  • 2026-05-22
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    8.16%
    +0.13pt
  • 2026-04-07
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    8.03%
    +2.11pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+22%、1株純資産は14期で+21%。直近期のROEは4.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月872,2624.110.523.8
2014年3月962,4274.18.333.2
2015年3月671,3735.29.539.8
2016年3月1101,4127.98.371.9
2017年3月1511,54610.28.343.3
2018年3月1281,6468.010.536.6
2019年3月1431,7728.310.050.5
2020年3月1181,8296.67.5101.6
2021年3月731,8634.117.756.2
2022年3月971,9645.210.848.8
2023年3月1912,2049.27.235.6
2024年3月932,4204.013.165.2
2025年3月1312,5005.39.8174.1
2026年3月1062,7284.035.2143.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額128百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
隅田和夫取締役 会長77525,061
篠祐一代表取締役 社長5533,575
目黒裕次取締役7554,629
戸田哲郎取締役73
山本夕子取締役51
髙宮勝也取締役70
橋本孝常勤監査役7039,700
阿部博監査役56
江部安弘監査役64
三木悠輔監査役41

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)310811137
社外取締役614142
監査役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,779字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社20社により構成されており、電気・電子産業を支えるエレクトリックワイヤーの全般と光中継システム等の伝送・放送機器及び電線ケーブル技術を応用した医療チューブ等の製品の開発・設計・製造・販売・サービスを主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。その他の事業については、重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (1)「電線・加工品」………このセグメントに含まれる品目は、機器用電線・加工品、ファインケーブル・加工品、電源コード・電源パーツ、ワイヤーハーネスであります。 また、主要な製品はスーパーコンピュータ・サーバ/ストレージ用ケーブル、医療機器用ケーブル、産業機械用ケーブル、半導体検査装置用ケーブル、車載用ケーブル、ソーラーハーネス、電源コード等であります。 機器用電線・加工品 …当社が製造・販売するほか、国内では四国電線㈱、吉野川電線㈱が製造・販売しております。アジアでは四国電線(東莞)有限公司が製造、SHIKOKU CABLE VIETNAM LIMITED、福泰克(連雲港)電子有限公司及びHEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.が製造・販売、四国電線(香港)有限公司、上海河拓克貿易有限公司、福泰克香港有限公司及びHEWTECH(BANGKOK)CO.,LTD.が販売しております。また北米ではHIKAM AMERICA, INC.及びSHIKOKU CABLE NORTH AMERICA INC.が販売しております。 ファインケーブル・加工品 …当社が製造・販売するほか、アジアでは福泰克(連雲港)電子有限公司が製造、当社、上海河拓克貿易有限公司、台湾福泰克股份有限公司及びCONNPRO INDUSTRIES INC.が販売しております。 電源コード・電源パーツ …国内では当社が製造・販売しております。 また、アジアでは福泰克(恵州)電子有限公司が製造して、上海河拓克貿易有限公司、台湾福泰克股份有限公司及び福泰克香港有限公司が販売しており、北米ではHIKAM AMERICA, INC.が販売しております。 ワイヤーハーネス …国内では当社のほか㈱新潟電子が製造・販売しております。 アジアでは福泰克(連雲港)電子有限公司、HEWTECH PHILIPPINES CORP.が製造・販売しており、上海河拓克貿易有限公司及び台湾福泰克股份有限公司が販売しております。また北米ではHIKAM ELECTRONICA DE MEXICO, S.A. DE C.V.及びHIKAM TECNOLOGIA DE SINALOA, S.A. DE C.V.が製造して、HIKAM AMERICA, INC.が販売しております。 (2)「電子・医療部品」……このセグメントに含まれる品目は、デバイス機器・電子部品及び特殊チューブ・加工品等であります。 また、主要な製品は情報通信と放送の高速デジタル化に対応した放送用光中継器、スイッチングHUB、PoEスイッチHUB、EⅤ・PHEV用AC普通充電器、医療用特殊チューブや関連する加工品等であります。 デバイス機器・電子部品 …当社のほか、アジアでは福泰克(連雲港)電子有限公司が製造・販売しております。 北米ではHIKAM ELECTRONICA DE MEXICO, S.A. DE C.V.が製造して、HIKAM AMERICA, INC.が販売しております。 特殊チューブ・加工品 …当社が製造・販売するほか、HEWTECH PHILIPPINES CORP.及びHEWTECH PHILIPPINES ELECTRONICS CORP.が製造し、当社、HEWTECH(BANGKOK)CO.,LTD.及び福泰克香港有限公司が販売しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 なお、当社以外はすべて連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題1,998字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「世界水準の製品を創り出すことにより、持続的な成長を遂げ、永遠の存在を目指す」こと、「国際社会に共生する一員であることを意識するとともに、法規等を遵守し、環境保全に努力する」こと、「すべての関係者・機関に調和のとれた満足を提供することを目標とする」こと、「有意義な企業活動を展開することにより社会に貢献する」こと、「互いの価値を認め合う人々の集団であり、熱意をもって向上・革新へ挑戦していく」ことをヒューテックグループの基本理念として掲げており、これらの理念を基本の経営方針とし、企業価値の向上を目指してまいります。 (2)経営環境及び経営戦略等 IoTの進展、AIの活用、5Gの実用化、車の自動化・電装化等、当社が得意とする高性能かつ高信頼性が要求される伝送路マーケットは拡大を続けており、当社グループが今後も持続的に安定した成長を遂げていく環境にあると考えております。当社は2026年5月に中期経営計画(FY2026~FY2030)「Plan 600」を策定致しました。コア事業である車載事業、医療機器事業、産業機器事業に経営資源を集中し更なる拡大を図り、成長が期待できるソーラーケーブル事業の収益性を高めコア事業へと育成をいたします。また、AIやIoTなど高速データ処理の需要増を背景にHPC(High Performance Cable)を基軸とした市場開拓を進めてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 FY2030において売上高600億円以上、営業利益率12%以上、ROE10%以上となることを経営指標としております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①電線・加工品事業の拡大 ビッグデータ関連市場の拡大に対応したサーバ・ストレージ及びハイパフォーマンスコンピュータ/車載機器/半導体製造装置/FA用カメラ/医療機器等の高速・大容量・低遅延伝送化に対応した各種の高精度ケーブル及び加工品の製品開発を図ります。太陽光発電市況に応じてエネルギー産業関連ケーブルの売上拡大を図ります。電源コードやその他の電線・加工品事業につきましては、各分野における当社の強みを活かせる事業展開を図ります。 ②電子・医療部品事業の拡大 ネットワークの高速化や放送と通信の融合に対応した各種伝送装置の製品開発を図ります。用途の広がりや各種の要求特性に応じた医療用チューブ等の製品開発を図ります。 ③事業環境に対応した国内/国外生産拠点の見直し 事業環境に対応した国内/国外生産拠点の見直しを進めます。フィリピン新拠点の構築を進め、車の電装化に伴う車載用ケーブルの需要の伸びに対応した生産力・供給力の増強と品質保証力のさらなる強化を図るとともに、車載用ケーブル生産のみならず生産拠点のグローバルネットワーク化に努めます。 ④市場ニーズへの対応 市場ニーズによる製品の多様化・短命化、海外品台頭等による価格競争の激化、顧客のSCM対応による小ロット・短納期化等の経営環境著変に対応するには、原点に返った業務プロセスの見直しが不可欠であります。特に製品及び事務品質の向上による不具合の撲滅、SCMを意識した生産フローの見直しによる棚卸資産の適正化が肝要と考えております。その為に、正確で迅速な意思決定の支援ができる柔軟性のあるコンピュータシステム確立を目指し基幹システムの見直しを実施しています。 ⑤組織・人事面について 本部/事業部制による業務執行を基盤としつつ、重点的な分野についてはマーケットや製品特性等を基準に括った部門横断的な複数のビジネスユニットとのマトリックス組織を採っております。ビジネスユニットは重点分野の中期戦略を半年毎に経営層と議論し、戦略策定力やマネジメント力の向上を図っております。各事業戦略上に必要な人材の獲得並びに事業戦略底上げのための人材の多様化に努めてまいります。また、連結国内関係会社3社及び同国外関係会社17社との連携を進め、為替/材料リスク削減、総資産の圧縮等も含め、連結収益力の向上を図ります。 ⑥CSRについて CSRの観点から企業としての環境保全活動につきましては、環境方針に基づき、ISO14001の環境マネージメントシステムの継続的改善及び環境負荷物質の管理に注力いたします。また、当社グループ事業関連法規(国外も含め)の遵守は当然のことながら、社会的通念上の常識、倫理に照らしたコンプライアンス企業経営を更に推進いたしてまいります。
事業等のリスク3,833字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社が入手可能な情報等に基づいて判断したものであります。 ①事業環境について 当社グループが関わる事業分野における製品の多様化/短命化に対し、当社グループは、製造/販売/技術一体となり、マーケット密着提案型で、マーケットニーズの先取りを図ることにより、対応いたしております。 また、海外品台頭による価格競争が激化している電源コード等の分野におきましては、中国を主とした海外生産への移管によるコスト削減/品質の強化の徹底により、対抗いたしております。なお、価格競争力のある高機能/高精度のケーブル等は国内生産、量産品は海外生産とグループ内分業体制は進んでおり、今後も同体制を強化することにより、マーケットニーズに対応いたしてまいります。 顧客のSCM対応による小ロット/短納期要請に対しては、EDI(電子データ交換)、VMI(納入業者在庫管理)等を受け入れ、顧客ニーズの充足に努めております。顧客のグリーン調達に対する環境負荷物質管理については、製品の含有物質や材料調達先まで追跡できる管理システムを構築いたしております。 しかしながら、当社グループが関わる情報通信/半導体製造装置/放送/医療分野等における技術の進歩は激しく、顧客の購買政策の変化等が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②銅/石油製品の価格変動が業績に与える影響について 当社グループは、電線ケーブル等銅を主たる原材料とした製品を有しています。これらの製品の販売価格については、ロンドン金属取引所の市況価格を反映した銅建値に基づいて決定するという商習慣が広く普及しており市況価格変動リスクがあります。なお、銅の購入方法は、毎月末に必要数量を主要メーカー複数社等と価格交渉し、その時点で、一番安い価格を提示したメーカー等から購入しております。 石油化学製品類の原材料や副資材の調達については、当社の使用する代表的な非鉛PVCコンパウンドは自社配合品であり、当社の主要な購入先(海外関係会社含む)から適切な価格で安定的に供給されております。 しかし、中長期にわたる市況価格上昇は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③為替レートの変動が業績に与える影響について 当社グループは、外貨建取引に係る為替変動リスクを低減するため、実需の範囲内で必要に応じてヘッジ取引を実施しておりますが、完全に回避することは困難であります。従って、為替レートの変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの在外連結関係会社は、主に現地通貨建で個別財務諸表を作成しておりますが、連結財務諸表作成に際しては、円換算いたしております。従って、換算時の為替レートにより、個別財務諸表の各項目の現地通貨における価値が変わらなくとも、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。 ④法的規制について 当社グループは、日本国内のみならず事業展開する各国において、事業の許認可、国家安全保障、独占禁止、通商、為替、租税、特許、環境等、様々な法的規制を受けております。 当社グループは、これらの法的規制の遵守に努めておりますが、将来これらの法的規制を当社グループが遵守できない場合、また、当社グループの営む各事業の継続に影響を及ぼすような法的規制が課せられる場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 特に、当社グループは、電気用品安全法の適用を受ける製品を製造販売しております。受検漏れのないように関係法令の遵守に向けた対応として、業務マニュアルや関連資料の整備、並びに年度計画に基づく受検業務を実施しておりますが、万が一、受検漏れが発生した場合、品質上の問題はありませんが、該当製品の出荷停止及び回収(廃棄)となり、かつ顧客の信用が失われ、業績に影響を及ぼす可能性もあります。 ⑤外国における事業リスクについて 当社グループは、中国、メキシコ、フィリピン等に複数の生産拠点を有し、当社グループ主要製品を生産いたしております。その為、投資/金融/輸出入に関わる法制の変更、外資系企業に適用される法人税/増値税等の税制変更等は、当社グループの生産/事業運営に支障をきたす可能性があります。当社グループ連結関係会社の外貨建債権/債務、及び同売上(輸出)/仕入(輸入)は、為替レートの変動により、影響を受ける可能性があります。 ⑥事故・災害に係るリスクについて 当社グループは、全ての生産設備を対象に定期的な設備点検を行っております。しかしながら、生産設備で発生する火災や停電を完全に防止することはできません。また、地震、津波、台風、洪水等の自然災害、テロ、戦争、感染症の蔓延等の事由により生産設備に被害を受け、操業が停止する可能性があります。 こうした災害に遭遇した場合、製品製造ができなくなり、顧客への製品納入の遅延、売上の低下及び修復費用等により、当社グループの業績に影響する可能性があります。 ⑦製品の欠陥について 当社グループは、日本国内及び事業展開する各国において認められている品質管理基準に従って製品を製造しておりますが、将来にわたって全ての製品に欠陥が無く、製造物賠償責任請求及びリコール等に伴う費用が発生しないという保証はありません。当社グループは、製造物賠償責任請求については保険に加入しておりますが、最終的に負担する賠償額を全て賄えるという保証はなく、製品の欠陥が当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧知的財産に係るリスクについて 当社グループは、製品等の開発、製造、販売、その他事業活動により、第三者の知的財産権を侵害しないよう、製品設計段階における特許調査等により、細心の注意を払っております。 一方、特許権、意匠権、その他知的財産権の取得により、当社グループが蓄積してきた特徴ある技術、ノウハウの保護に努めております。しかしながら、製品の精密化、製品技術の多様化、海外での事業活動の拡大等により当社グループの製品が、意図せず第三者の知的財産権を侵害した場合、販売差し止め、設計変更等に伴うコストにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。一方、第三者による当社グループの知的財産権侵害を完全に防止する事ができない可能性もあり、その場合、当社グループ製品が十分なる市場を確保できない可能性があります。また、当社グループが、製品を製造する場合、第三者の知的財産権が必要となる可能性もあり、その場合、不利な条件でのライセンス受容の可能性もあります。 ⑨研究開発(新商品開発)について 当社グループは、今後成長が期待できる新規分野を慎重に選択し、人的・物的資源を継続的に投入し、新規製品開発を推進いたしております。 しかしながら、市場のニーズに合致し、資源の投入に見合った付加価値を生む魅力ある製品を継続的に開発できる保証はありません。その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性もあります。 ⑩世界的な感染症流行に関するリスク 世界的な感染症流行が発生した際は、経済・社会活動が政策的に制限されることにより、当社グループの生産活動の停止や物流の遅延といった影響が生じる可能性があります。 ⑪気候変動に関するリスク 気候変動は国や地域を超えて深刻な影響を及ぼす問題であり、その抑制のため多くの国や地域で温室効果ガスの排出量削減等の政策や規制の導入が進むことで、追加の対策費用の発生や事業活動の大幅な見直し等により財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループが展開する国や地域の規制動向等を注視し経営への影響が最小限になるよう取り組むとともに、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)ガイダンスに沿ったシナリオ分析により、各リスクにおける事業戦略と財務影響に関して評価を行いました。 移行リスクにおいては、政策・法規制への対応や、脱炭素化によるエネルギー・原材料価格の上昇などが見込まれますが、財務影響は限定的と予想しています。環境保全に努めるべく、エネルギー使用量や主たる材料であるプラスチックの廃棄量削減を通し、二酸化炭素排出量削減や、コスト低減を推進してまいります。また、脱炭素化に伴う技術革新や低炭素社会への移行による既存技術の陳腐化は、高速大容量伝送に対する社会ニーズに及ぼす影響は大きなものでは無いと考えられることから、事業戦略への影響も限定的と予想しております。新たな規制が制定された場合にも対応できるよう、一層研究開発に注力いたします。 物理的リスクにおいては、自然災害の増加、とりわけ河川氾濫による製造拠点の浸水リスクの高まりが懸念されることから、建物、生産設備の浸水対策強化、他拠点での代替生産計画を策定してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,494字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復がみられましたが、米国の通商政策に起因する影響の他、期末に生じた中東情勢の緊迫化の影響により不透明感が一段と増しております。 海外経済においては、米国では物価上昇や雇用情勢の停滞がみられるものの、緩やかな持ち直しが期待されます。欧州でも緩やかな持ち直しの動きがみられます。中国では不動産市場の停滞もあり、景気の減速が見受けられます。また総じて期末に生じた中東情勢の緊迫化により、不透明感が高まっております。 当社グループを取り巻くエレクトロニクス業界におきましては、車載市場においては米国での関税政策の影響による不透明感が続きました。半導体市場については生成AI用途向けを中心に引き続き堅調に推移し、産業機器市場では一部に持ち直しの動きがみられました。 このような状況のもと、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 (イ)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ89億38百万円増加し、390億37百万円となりました。主な増加は、吉野川電線株式会社の株式を取得し連結の範囲に含めたこと等により、現金及び預金が41億19百万円、原材料及び貯蔵品が20億96百万円であります。有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ5億31百万円減少し、124億58百万円となりました。主な減少は、機械装置及び運搬具(純額)6億66百万円であります。 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ95億56百万円増加し、566億62百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ23億38百万円増加し、70億39百万円となりました。主な増加は、支払手形及び買掛金7億82百万円、短期借入金5億43百万円、未払法人税等5億46百万円であります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ22億75百万円増加し、59億61百万円となりました。主な増加は、長期借入金17億38百万円であります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ46億14百万円増加し、130億1百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ49億42百万円増加し、436億61百万円となりました。主な増加は、為替換算調整勘定22億80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益16億42百万円であり、主な減少は、剰余金の配当6億63百万円であります。 この結果、自己資本比率は74.8%(前連結会計年度末は82.2%)となりました。 (ロ)経営成績 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は384億23百万円(前年同期比24.7%増)となりました。売上高が増加したことにより、営業利益は44億16百万円(同94.7%増)となりました。経常利益は46億39百万円(同81.4%増)となりました。吉野川電線株式会社の株式を取得し連結の範囲に含めたことによる負ののれん発生益が4億39百万円、投資有価証券の売却により投資有価証券売却益が5億72百万円、減損損失が24億71百万円発生したことにより、当連結会計年度において親会社株主に帰属する当期純利益は16億42百万円(同18.9%減)となりました。 主なセグメント別の業績の概要は、以下のとおりです。 (電線・加工品) 車載用ケーブルは新規量産品により売上が堅調に推移しました。エネルギー産業関連ケーブルは北米市場の旺盛な需要等を背景に好調に推移しました。半導体検査装置用ケーブルは復調傾向にあります。医療用ケーブルは新製品が堅調な推移をみせました。産業機器用ケーブルは、2025年7月の吉野川電線株式会社の連結範囲への追加とFA分野の一部回復傾向を受け増加しました。以上により、売上高は335億20百万円(前年同期比27.9%増)となりました。売上の増加等により、セグメント利益は44億41百万円(同101.0%増)となりました。 (電子・医療部品) 電子の分野では、ネットワーク機器において専門用途品の好調な推移に加え、第2四半期までの大型OEM案件により増加しました。医療部品の分野においては、得意先在庫調整の影響もあり売上が減少しました。以上により、売上高は48億76百万円(前年同期比7.0%増)となりました。売上が増加したことによりセグメント利益は9億6百万円(同0.6%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の獲得36億46百万円、投資活動による資金の支出19億23百万円、財務活動による資金の獲得15億29百万円、現金及び現金同等物に係る換算差額の増加が10億60百万円となり、期首に比べ43億13百万円増加し、151億16百万円(前連結会計年度比39.9%増)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、36億46百万円の資金の獲得(前連結会計年度は38億88百万円の資金の獲得)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益31億79百万円であり、主な減少要因は、棚卸資産の増加額22億87百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、19億23百万円の資金の支出(前連結会計年度は22億42百万円の資金の支出)となりました。主な増加要因は、定期預金の払戻による収入54億8百万円であり、主な減少要因は、定期預金の預入による支出51億77百万円、有形固定資産の取得による支出16億47百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、15億29百万円の資金の獲得(前連結会計年度は9億12百万円の資金の支出)となりました。主な増加要因は、長期借入による収入40億円であり、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出17億18百万円、配当金の支払額6億63百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 (イ)生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 電線・加工品(百万円)   25,730   133.7 電子・医療部品(百万円)   4,128   101.7 報告セグメント(百万円)   29,859   128.1 その他(百万円)   -   - 合計(百万円)   29,859   128.1 (注)金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 (ロ)受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高   前年同期比(%)   受注残高   前年同期比(%) 電線・加工品(百万円)   39,126   146.9   11,384   197.0 電子・医療部品(百万円)   4,704   95.8   1,684   90.7 報告セグメント(百万円)   43,830   138.9   13,069   171.2 その他(百万円)   21   56.0   4   50.9 合計(百万円)   43,851   138.8   13,074   171.0 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 (ハ)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 電線・加工品(百万円)   33,520   127.9 電子・医療部品(百万円)   4,876   107.0 報告セグメント(百万円)   38,396   124.8 その他(百万円)   26   80.5 合計(百万円)   38,423   124.7 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Premier PV, LLC   -   -   3,979   10.4 (注)前連結会計年度においては当該割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討の内容 当社グループの経営成績は、電線・加工品、電子・医療部品における需要変動及び銅・石油価格等の変動、ま た、当社グループが関わる製品群の多様化・短命化、価格競争の激化、顧客のグリーン調達強化等により影響を受けます。これらの状況を踏まえ、主に付加価値の高い製品は国内生産、量産品は海外生産と分業体制の強化、環境負荷物質のシステム管理体制の確立、高成長や安定した収益が見込まれる分野への経営資源の戦略的投入等により、競争力・収益力向上に努めております。 なお、今後の見通しにつきましては、米国関税政策の見直しや中東情勢の緊迫化に伴う原油・石油化学製品の価格の上昇、供給不安など、先行きの不透明感が一段と増しております。 当社の関連する市場においては、デジタル化・AIの進展により大量のデータ通信を必要とする分野の拡大が加速しています。通信インフラの高度化も進む中、当社の高速かつ安定した伝送特性を持つ通信ケーブルはIoT機器の接続に不可欠な役割を果たしています。また、自動車市場では電装化の進展、ADAS機能の向上により、車載用ケーブルは引き続き堅調な推移が見込まれます。産業分野における工場の自動化、医療分野における分析技術の高度化など、優れた耐久性や信頼性により当社のケーブルが重要な役割を担う領域が広がり続けています。北米では脱炭素の取り組みとしてだけでなく、旺盛な電力需要のもとメガソーラー発電所の建設が進んでおり、当社のエネルギー産業関連ケーブルの需要も引き続き見込まれます。 a.経営成績の分析 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、売上高、営業利益、経常利益等を重要な経営指標としております。 車載用ケーブルは新規量産品により売上が堅調に推移しました。エネルギー産業関連ケーブルは北米市場の旺盛な需要等を背景に好調に推移しました。半導体検査装置用ケーブルは復調傾向にあります。医療用ケーブルは新製品が堅調な推移をみせました。産業機器用ケーブルは、7月の吉野川電線株式会社の連結範囲への追加とFA分野の一部回復傾向を受け増加しました。 電子の分野では、ネットワーク機器において専門用途品の好調な推移に加え、第2四半期までの大型OEM案件により増加しました。医療部品の分野においては、得意先在庫調整の影響もあり売上が減少しました。 以上の結果、売上高は384億23百万円(前連結会計年度比24.7%増)となりました。 売上総利益は、売上増加により99億32百万円(同37.5%増)となりました。 営業利益は、44億16百万円(同94.7%増)となりました。 経常利益は、46億39百万円(同81.4%増)となりました。 特別利益には、吉野川電線株式会社の株式を取得し連結の範囲に含めたことによる負ののれん発生益が4億39百万円、投資有価証券の売却により投資有価証券売却益が5億72百万円が含まれております。 特別損失には、減損損失が24億71百万円含まれております。 この結果、税金等調整前当期純利益は31億79百万円(同26.2%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、16億42百万円(同18.9%減)となりました。 b.財政状態の分析 当連結会計年度における財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況」の「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 c.キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度における財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況」の「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概況 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 d.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの主な資金需要は、運転資金及び設備投資資金等であります。これらの資金につきましては営業活動による収入のほか、安定的な支払能力を確保するため、資金繰りの状況や金融情勢を勘案し、銀行からの借入れにより調達しております。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、さまざまな項目について会計上の見積りを行う必要がありますが、特に以下の事項は、会計上の見積りの判断が当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 (棚卸資産の評価) 当社グループは、棚卸資産を収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法により評価しております。当社は見込み生産を行うことがあり、保有期間が長期にわたる棚卸資産は、販売可能性等を勘案して評価損を見積り計上しております。これらの見積りは、将来の不確実な経済環境や顧客ニーズの変化により影響を受ける可能性があります。当連結会計年度末における棚卸資産の簿価は11,030百万円であります。 (固定資産の減損処理) 当社グループは、固定資産のうち想定していた収益が見込まれなくなった事業用資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上する方針であります。 当連結会計年度において減損損失(2,471百万円)を計上いたしました。 減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、翌連結会計年度において追加の減損処理が必要となる可能性があります。

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