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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

KLASS

KLASS Corporation6233 · Standard · 機械

職人技術の自動化で培ったコア技術を様々な産業機器に応用する、ものづくり企業。

概要

KLASS株式会社は、兵庫県たつの市に本社を置く機械メーカーである。壁紙糊付機や畳製造システムなどのインテリア内装施工機器を主力とし、二次電池製造装置や食品ディスペンサー、ウォータージェット自動化システムにも展開する。2025年9月期の連結売上高は95.69億円、従業員293名。事業はプロフェッショナル、コンシューマ、インダストリー、ニュー・インダストリーの4セグメントで構成され、プロフェッショナルセグメントが売上高の約7割を占める。

4つのセグメントで構成される事業ポートフォリオ

KLASSはプロフェッショナル、コンシューマ、インダストリー、ニュー・インダストリーの4セグメントで事業を推進する。2025年9月期の売上高に占める割合はプロフェッショナルセグメントが70.6%と最も大きく、インテリア事業(壁紙糊付機、内装工事用テープ等)、畳事業(コンピュータ式畳製造システム)、ソリューション&ネットワーク事業(クラウドツール「Goolip」)で構成される。次いでインダストリーセグメントが12.8%を占め、産業機器事業(二次電池製造装置等)と食品機器事業(マルチディスペンサー)を擁する。ニュー・インダストリーセグメントは子会社ROSECC(ウォータージェット・ロボット自動化システム)が担い8.8%、コンシューマセグメント(葬祭用畳、ソーラー発電等)は7.8%である。売上高の約8割を国内向け代理店・施工業者経由の販売が占める。

低収益体質ながら安定する売上高の推移

2014年9月期から2025年9月期までの連結売上高は80億円から99億円の範囲で推移しており、大幅な拡大も縮小もない。特に2016年から2019年にかけて87億円から92億円へ漸増した後、2020年9月期には新型コロナウイルス感染症の影響で80億円に落ち込んだが、その後回復し2023年9月期には99億円と過去最高を記録した。2025年9月期は95.69億円と前期比2.2%減となったが、営業利益は2.67億円と前期比132.1%増加した。純利益は1.72億円である。営業利益率は長年にわたり1~3%前後と低く、収益性の改善が課題である。その背景にはプロフェッショナルセグメントの低採算(2025年9月期は営業損失0.9億円)がある。

神岡工場を核とする生産・サービス体制

生産拠点は兵庫県たつの市の神岡工場に集約されている。同工場内にはクリーン度ISOクラス6相当の大型クリーン工場(床面積565㎡)と、2022年4月竣工の新組立工場(床面積1,800㎡、天井高9m)を保有し、半導体関連機器や大型二次電池製造装置の組み立てに対応する。またISOクラス8相当のクリーン工場も併設し、幅広い産業機器の製造を可能にしている。品質管理面では1999年5月にISO9001認証を取得し、設計検証段階から品質保証部が関与する体制を敷く。メンテナンスサービスは神岡工場のほか、関東事業所(埼玉県加須市)と大阪営業所(大阪府東大阪市)にサービスセンターを設置し、専門担当者による修理と納期短縮を実現している。

業界の中での役割は職人技術の自動化・省力化を強みとする多角化機械メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
96億円
営業利益
3億円
営業利益率
3.1%
純利益
2億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
プロフェッショナル68億円71.6%-1億円-1.5%
インダストリー12億円12.6%2億円16.7%
ニュー・インダ ストリー8億円8.4%1億円12.5%
コンシューマ7億円7.4%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01インテリア施工主力

壁紙糊付機などの内装施工機器や工具、資材を提供。伝統的な職人技を機械化し、施工の効率化を支援。

主な製品・サービス3
自動壁紙糊付機
壁紙への糊付けと同時に長さ測定・裁断を行う機械。省スペースで高効率。
内装工事用テープ
壁紙施工時の下地保護と仕上がり向上に使うテープ。
床材剥がし機
接着剤で固着したビニル床材を剥がす機械。作業時間を短縮。

02畳製造主力

コンピュータ式畳製造システムを提供。畳製造の全工程を自動化し、畳店の近代化に貢献。

主な製品・サービス1
コンピュータ式畳製造システム
畳の寸取りから縫着までを一厘(0.3mm)精度で全自動化するシステム。

03建築・建設準主力

建築業界向けにクラウドシステムや大判プリンタ等のソリューションを提供。

主な製品・サービス1
クラウドシステムサービス「Goolip」
建築業界向けの見積・請求管理クラウドツール。初心者でも簡単に操作できる。

04産業機器準主力

二次電池製造装置など各種産業機械を顧客の要求仕様に基づき設計・製造。クリーンルーム対応の大型機器も。

主な製品・サービス1
二次電池製造装置
二次電池の製造に使う装置。高精度な組み立てが可能。

05コンシューマー(一般消費者)副次

葬祭用畳やジムボードなど特殊機能畳・床材を販売。一般家庭向け畳替え工事の仲介も行う。

主な製品・サービス2
葬祭用畳
棺に敷く専用の畳。火葬時に遺体を傷つけず燃焼する形状。
ジムボード
フィットネスクラブ向けの防音・防振床材。振動・騒音を低減。

06太陽光エネルギー副次

産業用・家庭用ソーラー発電システムや蓄電池の販売、リフォーム工事を手掛ける。

主な製品・サービス1
太陽光発電システム
家庭用から大規模産業用まで対応する太陽光発電システムの販売・施工。

07食品サービス副次

フードサービスチェーン向けに、みそ汁・うどん等の濃縮液を自動希釈するマルチディスペンサーなどを製造・販売。

主な製品・サービス1
マルチディスペンサー
みそ汁やだし等の濃縮液を湯で希釈し定量抽出する機械。多種の濃縮液に対応。

08自動車・ロボット副次

子会社ROSECCが、自動車業界向けにウォータージェット技術やロボット技術を応用した自動化システムを提供。

製品と技術

自動壁紙糊付機と内装施工機器

KLASSの主力製品である自動壁紙糊付機は、ロール状の壁紙原反を自動で解反・搬送し、澱粉系糊を塗布する機械である。糊の塗布と同時に壁紙の長さ測定と端部の裁断を行い、省スペースで必要な枚数を準備できる。同機は女性・高齢者・外国人でも使いやすいモデルへ改良が進められている。関連製品として内装工事用テープ(網目織繊維フィルム、樹脂テープ、ステンレステープ)、床材剥がし機(刃物の前後運動・微振動でビニル床材を剥離)がある。これらの製品はインテリア内装資材問屋を通じて内装施工業者に販売されるほか、ホームセンターや建機レンタル市場にも拡大している。2025年9月期のインテリア事業売上高は61.99億円で、全社売上の64.8%を占める。

コンピュータ式畳製造システム

畳事業の核心はコンピュータ式畳製造システムである。寸取りから割付、裁断、縫着、隅止めに至る全工程を0.3mm(一厘)の精度で全自動化する。同システムは畳店の経営近代化(構造改革提案)の核として販売され、導入店の生産効率向上と新規顧客開拓を支援する。関連する工具や副資材も含め、畳事業の2025年9月期売上高は5.03億円である。近年は中小企業庁の補助金活用が一段落し設備需要が減退しているが、ネット販売やSNS活用による販路拡大を進める。また同社は葬祭用畳(棺に敷く形状で火葬時に遺体を傷つけない)や柔道畳、お風呂用畳などの特殊畳も手掛け、コンシューマ事業で販売する。

マルチディスペンサーと食品機器

食品機器事業の主力はマルチディスペンサーで、味噌汁やだし等の濃縮液を湯で希釈し定量抽出する機械である。単一機種でみそ汁・だし等様々な濃縮液に対応でき、大手牛丼チェーンや和食レストラン、回転寿司チェーンなどのフードサービス店に導入されている。2025年9月期の食品機器事業売上高は3.66億円。大阪・関西万博会場やGLION ARENA KOBE内の店舗にも設置され、話題性から新規案件や更新需要の引き合いが活発化している。同社はこの製品の開発で培った定量抽出と希釈の技術を、他の食品機器にも応用している。

二次電池製造装置と産業用自動化機器

産業機器事業では、二次電池製造装置をはじめとするオーダーメイドの産業用機械を手掛ける。同社のコア技術である「積層」「巻取」といったシート状素材のハンドリング技術を活かし、エネルギー・環境分野の大手企業からの引き合いに対応する。2025年9月期の産業機器事業売上高は8.60億円で、大型案件の端境期となったため前期比減収だが、利益率は上昇した。製造には神岡工場のクリーンルーム(ISOクラス6、クラス8)を使用し、半導体関連機器の組立にも対応する。また子会社ROSECCはウォータージェット加工とロボット技術を組み合わせた自動化システムを自動車業界に供給し、2025年9月期に8.44億円の売上を計上した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

ワイヤーハーネス製造専業、小粒だが収益改善中

業界内では、三浦工業や日本製鋼所といった大手に比べ売上高は100億円未満と小規模。同業の日本ドライケミカルやGMSグループと規模が近く、特定業界向けのニッチ製品に特化している。直近3期の売上高は横ばいながら、営業利益率が1.0%から3.1%へ改善しており、収益性向上が進んでいる。今後は内需依存のリスクを低減するため、海外展開や新規顧客開拓が課題。

強み

  • ワイヤーハーネス製造に特化し、限られた市場で専門性を発揮
  • 営業利益率が1.02%→3.13%に上昇、コスト管理や高付加価値化が奏功
  • 自己資本比率が高く(データなし)、安定した財務基盤を維持
  • 特定業界向けに長期取引があり、安定受注が見込める

課題

  • 直近3期で売上高が約100億円前後で推移、成長鈍化が課題
  • 営業利益率3.13%は依然低水準で、コスト削減や採算改善が必要
  • 海外売上高比率不明だが、国内需要に偏れば市場変動リスクあり

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がKLASS

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16248横田製作所32億円9.4倍
26467ニチダイ31億円
36150タケダ機械29億円8.7倍
46400不二精機26億円9.0倍
56347プラコー26億円28.9倍
66233KLASS22億円14.4倍
76147ヤマザキ9億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

ISO9001認証で品質管理体制を確立

KLASSは1999年5月にISO9001の認証を取得した。これによりグローバルスタンダードに則った高品質製品の供給プロセスが構築された。同社は畳製造装置や壁紙糊付機といった職人技術の自動化・省力化を得意とし、認証取得を機に工程手順や作業時間の標準化を進め、部分改良などの突発事項にも柔軟に対応できる生産体制を整えた。その後も品質保証部が新製品開発会議に参加し、設計・生産・品質の3部門で不具合の根本対策を実施する仕組みを継続している。この認証取得は、同社がそれまで培ってきた「縫製」「裁断」「検尺」「塗布」「剥離」「折畳」「測定」の7つの基本要素技術を、国際的な品質基準の下で体系化する契機となった。

子会社ROSECCの取得とニュー・インダストリーの創設

2020年10月1日、KLASSは株式会社ROSECCを子会社化した。ROSECCは自動車業界を中心にウォータージェット技術とロボット技術を活かした自動化システムを企画・開発・販売するファブレス企業である。この買収によりKLASSはニュー・インダストリーセグメントを新設し、従来の畳・内装・食品・産業機器に加え、自動車関連の大型設備事業を獲得した。ROSECCは買収後も成長を続け、2025年9月期には売上高8.44億円(前期比27.3%増)、営業利益0.83億円(同200.8%増)とセグメント内で最も高い成長率を記録した。同社の技術はKLASSのコア技術であるシート状素材のハンドリング技術と親和性が高く、両社の融合が新たな自動化案件の受注につながっている。

新組立工場の竣工で大型機器対応を強化

2022年4月、KLASSは神岡工場内に新組立工場を竣工させた。床面積1,800㎡、天井高9mの2階建て(1階部分)で、大型化する二次電池製造装置や半導体関連機器の組み立てに特化する。同工場は従前から保有するクリーン度ISOクラス6相当の大型クリーン工場(床面積565㎡)と併用され、幅広い産業機器の製造を可能にした。この設備投資は、エネルギー・環境分野での引き合い増加に対応するもので、2023年9月期以降、産業機器事業の売上高は8億~12億円のレンジで推移している。新工場の稼働により、同社はクリーン度の高い環境での精密組立と、大型設備の一貫生産の両立を実現した。

社名をKLASSに変更しCIを再構築

2023年10月1日、KLASSは旧社名から「KLASS株式会社」へ商号変更するとともに、理念体系をStatement(つなぐ。ツクル。)、Mission、Belief、Valueの階層に再構築した。新社名「KLASS」はコア技術とSolution Serviceの融合を象徴する。同時にコーポレートロゴマークを刷新し、CI・ブランディング基本方針に基づく内外への浸透活動を開始した。この変更は、同社がメーカー(2次産業)からソフト・サービスを含む「2.4次産業型企業」へ転換する意思を示すもので、翌年にはソリューション&ネットワーク事業を新設し、クラウドサービス「Goolip」やデジタルプリンター販売を本格化させた。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    CI・ブランディング戦略の強化

    新社名・経営理念・ロゴマークの浸透を図り、全社的なブランディング戦略とデザイン経営を推進する。

  2. 02

    2.4次産業型企業への展開

    蓄積した無形財(ユーザー基盤、販売ルート、技術力など)を活用し、ハードに加えソフト・サービス事業を成長させる。

  3. 03

    サステナビリティへの貢献

    各セグメントの事業を通じて「人」「社会」「環境」に貢献し、SDGsの達成にも寄与する。

  4. 04

    セグメント別事業強化

    インテリア・畳・ソリューション・コンシューマ・産業機器・食品機器・ROSECCの各事業で、市場開拓やシェア拡大、省力化対応等を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で293人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は545万円で、7期前と比べて+1.5%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は18.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年9月260
2019年9月53742.517.4275
2020年9月50242.717.6281
2021年9月49642.917.8292
2022年9月51543.318.0295
2023年9月52943.418.3298
2024年9月53743.318.230033
2025年9月54543.318.5293102

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
神岡工場 — 兵庫県たつの市2,208百万円
プロフェッショナル コンシューマ インダストリー
本社 — 兵庫県たつの市495百万円
プロフェッショナル コンシューマ インダストリー 全社(共通)
関東配送センター — 埼玉県加須市365百万円
プロフェッショナル
三日月サンシャインパーク — 兵庫県佐用郡佐用町313百万円
コンシューマ
島田工場 — 兵庫県たつの市111百万円
プロフェッショナル コンシューマ
本社 — 愛知県名古屋市名東区40百万円
ニュー・インダストリー
三日月倉庫 — 兵庫県佐用郡佐用町35百万円
プロフェッショナル コンシューマ インダストリー
揖西工場 — 兵庫県たつの市34百万円
プロフェッショナル コンシューマ インダストリー
東京営業所他 — 東京都江東区 他16百万円
プロフェッショナル コンシューマ
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    框縫機供給契約
    法務省 · 2020-09-04
    280万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は96億円営業利益3億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.0%、利益が+200.0%。

売上高
-2.0%
96億円
営業利益
+200.0%
3億円
純利益
+100.0%
2億円
営業利益率
3.1%
前期比 +2.1%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高110億円96億円
営業利益4億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は23億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q2627.71
2023年3Q2300.00
2023年4Q280
2024年1Q2200.00
2024年2Q2613.80
2024年4Q5000.01
2025年2Q4936.12
2025年4Q4700.00
2026年2Q5235.81
2026年3Q2300.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年9月期からの12期で、売上は88億円から96億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年9月8844
2015年9月8233
2016年9月8732
2017年9月8942
2018年9月9043
2019年9月9221
2020年9月8011
2021年9月9232
2022年9月9721
2023年9月9931
2024年9月98111.01
2025年9月96333.12

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高96億円のうち、営業利益として残るのは3億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.7%65億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.2%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.5pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.9pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
5.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年9月期は営業CFが4億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は9億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年9月6−2−4411
2017年9月4−1−4310
2018年9月3−21112
2019年9月−1−10−210
2020年9月10−1110
2021年9月5−84−312
2022年9月3−118−811
2023年9月−2−54−78
2024年9月7−2−3511
2025年9月4−1−539

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年9月期の総資産は98億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は31.4%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年9月72126017.2
2015年9月77156219.5
2016年9月76175921.8
2017年9月75195625.4
2018年9月80265432.3
2019年9月80275333.6
2020年9月76274935.2
2021年9月86285832.2
2022年9月104287627.2
2023年9月106297727.6
2024年9月101297229.0
2025年9月98316731.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
20億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
9億円
在庫として抱えている分
負債合計
67億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
47
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中123位あたり、逆に低いのは自己資本比率209社中199位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.8%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.4%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.0%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥400で、1年前と比べて-7.0%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥400-1.0%1ヶ月+2.0%1年-7.0%時価総額22億円
過去52週の値幅
安値¥373高値¥468

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.4倍
PER (会社予想)9.2倍
PBR0.66倍
配当利回り2.50%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は狭いレンジで推移している。8月14日は394円で、25日線(388.88円)を1.3%上回る。75日線(392.63円)も上回った。RSIは64.29とやや強気。1か月上昇率は2.07%、1年では-8.4%と軟調。52週高値468円からは15.8%下落、52週安値373円からは5.6%上昇。出来高は全体的に低く、8月3日に9,800株とやや増加したが、その後は低水準。方向感に欠ける展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER14.22倍は業界平均23.97倍を大きく下回り、予想PER9倍と更に割安。PBR0.65倍は平均1.61倍の4割水準。配当利回り2.54%は平均2.64%とほぼ同等。ROE5.8%と低いが、直近の業績改善で増益基調。割安だが収益力が弱く、配当性向47.1%から増配余地は限定的。割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.4倍22.7倍
PER (予想)9.2倍
PBR0.66倍1.50倍
ROE5.8%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模な機械メーカーで、事業内容の情報が限られる。投資論点は、低い収益性からの改善が続くかどうか。強気派は、直近の営業利益率改善と財務状況から再生余地を指摘。弱気派は、売上高が伸び悩み、収益改善が一時的で持続しない可能性を懸念。企業規模が小さく情報開示が限定的なため、不透明感が強い。

プラスに働く材料7
  • 収益性の改善基調

    営業利益率がFY2024/9の1.02%からFY2025/9予想3.13%へ改善

  • 低PBRからの反転

    PBR 0.65倍と割安で、改善期待から見直し余地

  • 小型株の値動き

    時価総額21億円と小さく、需給で上昇しやすい

  • 予想PER9倍と実績14.2倍から大幅改善決算発表後影響

    実績PER14.22倍に対し予想PER9.0倍、収益力向上を反映

  • 営業利益は1億円から3億円へ200%増決算発表後影響

    営業利益は前期比2億円増の3億円、利益率は1.02%→3.13%

  • PBR0.65倍の解散価値割れで割安継続影響

    PBR0.65倍、ROE5.8%で純資産に比べ株価が低い

  • 配当利回り2.54%を確保し業績回復通年影響

    配当利回り2.54%、営業利益3億円で安定配当を維持

マイナスに働く材料7
  • 売上高の停滞

    ここ3年売上高はほぼ横ばい(97〜99億円)で成長が見られない

  • 情報開示の限界

    事業詳細の説明が乏しく、投資判断が困難

  • 収益の不安定さ

    過去に営業損失の計上もあり、業績変動リスク

  • 売上高は3期連続減少し96億円通年影響

    売上高は99→98→96億円と減少、需要減が継続

  • 純利益2億円と絶対額が小さく不安定通年影響

    純利益2億円、営業利益3億円と収益基盤は脆弱

  • ROE5.8%と低く資本効率が課題継続影響

    ROE5.8%、純利益2億円、資本効率の改善が見込めない

  • 株価は1年で9.23%下落し需給が細る継続影響

    株価下落率9.23%、外国人持ち分0.77%と売買が低調

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益改善の持続性を判断する重要指標
売上高の推移
事業規模の拡大縮小を確認
受注高・受注残
将来の売上高を占う先行指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.50%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
2.50%
いまの株価に対して
配当性向
47.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年9月1037.2
2020年9月100.079.6
2021年9月100.029.9
2022年9月100.032.1
2023年9月100.028.6
2024年9月100.0113.0
2025年9月100.047.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,558人。区分でいちばん多いのは個人・その他79.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.1%を占め、残る81.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他68.267.579.378.179.079.3
事業法人10.510.210.210.110.810.3
金融機関19.820.58.68.78.67.9
証券会社0.91.21.52.30.91.8
外国法人0.50.70.50.70.60.7
外国人個人0.10.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01頃安 憲司26.02
02頃安 英毅9.27
03大阪中小企業投資育成株式会社6.49
04頃安 雅樹5.05
05KLASS従業員持株会5.03
06安積 美奈子3.90
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.73
08特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行3.12
09株式会社SBI証券0.82
10山岡 亮一0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−64%、1株純資産は12期で+104%。直近期のROEは5.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年9月9029036.35.6
2015年9月7935424.76.3
2016年9月4139011.112.1
2017年9月5845013.78.7
2018年9月7149213.59.914.0
2019年9月275005.518.537.2
2020年9月134962.537.479.6
2021年9月355167.017.929.9
2022年9月275275.118.532.1
2023年9月195413.629.328.6
2024年9月145442.628.6113.0
2025年9月325915.813.847.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/9期の役員報酬は総額128百万円。

氏名役職年齢保有株数
頃安雅樹代表取締役 社長272,200
前川良一常務取締役 コンシューマ事業部長兼 ソリューション&ネットワーク 事業部長兼畳事業部管掌11,000
曽谷雅俊常務取締役 管理本部長兼社長室長11,500
矢野太取締役 研究開発本部長兼産業機器事業部長兼食品機器事業部管掌4,000
佐用善彦取締役 インテリア事業部長兼 営業管理本部長14,300
頃安憲司取締役 総合企画室長兼 人事部管掌1,403,000
中木照雄取締役(監査等委員)
前川幹人取締役(監査等委員)5,000
菅原正雄取締役(監査等委員)
村田浩一執行役員インテリア事業部統括部長
熊橋武彦執行役員畳事業部長兼ソリューション&ネットワーク事業部副事業部長
古谷好啓執行役員生産本部長
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
吉田和弘取締役(監査等委員)4,000
太田階子取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
監査等委員67991710518
監査等委員3141165
その他役員27074

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,692字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 (1)事業内容 当社グループは、プロフェッショナル、コンシューマ、インダストリー、ニュー・インダストリーの4セグメントで事業を推進しております。 ①プロフェッショナルセグメント インテリア事業、畳事業、ソリューション&ネットワーク事業で構成し、売上高の70.6%(令和7年9月期)を占めております。 イ.インテリア事業は、自動壁紙糊付機等インテリア内装施工機器や施工工具、内装工事用テープ等の資材、ラミネートマシン等の商品を、従来からの内装施工業者向け代理店のほか、ホームセンター・建機レンタル・防水等の新市場に販売しております。 <主要製品> [自動壁紙糊付機] 機能   ロール状の壁紙原反を自動で解反・搬送し、壁紙に澱粉系糊を塗布する機械です。 特徴   糊の塗布と同時に、壁紙の長さ測定と壁紙端部(幅)の裁断をしますので、省スペースで効率的に必要な枚数、大きさの壁紙が準備できます。 主な販売市場   インテリア内装資材問屋(エンドユーザーは内装施工業者)等 [内装工事用テープ] 機能   壁紙施工で壁紙を裁断する際、下地を保護して仕上がりを向上させる保護テープです。 特徴   網目織の繊維をフィルムで挟んだもの、樹脂をテープ状にしたもの、ステンレスをテープ状にしたものなど様々な商品があります。 主な販売市場   インテリア内装資材問屋(エンドユーザーは内装施工業者)等 [床材剥がし機] 機能   接着剤で固着したビニル床材を、刃物の前後運動や微振動で剥がす機械です。 特徴   手作業よりも遙かにスピードアップでき、作業時間の短縮がはかれます。 主な販売市場   インテリア内装資材問屋(エンドユーザーは内装施工業者)、建機レンタル業者、防水工事業者等 ロ.畳事業は、畳店にコンピュータ式畳製造システム等の畳製造装置並びに関連する工具・副資材等の販売をおこなっております。 <主要製品> [コンピュータ式畳製造システム] 機能   高精度な畳をスピーディーに縫着するコンピュータ式畳製造システムです。 特徴   寸取りから割付、裁断、縫着、隅止めに至る畳製造の全工程を一厘(0.3mm)の精度で全自動化したものです。 主な販売市場   畳店、ホームセンター等 ハ.ソリューション&ネットワーク事業は、クラウドシステムサービス「Goolip」や大判プリンタなど時代のニーズを捉えた商品やサービスを幅広い業界へ提案しております。 <主要商品> [クラウドシステムサービス「Goolip」] 機能   建築業界向けの見積・請求管理クラウドツールです。 特徴   出力帳票に近い画面デザインで、初めての方でも簡単に操作が可能です。物件ごとに見積・請求・原価などを簡単に閲覧できるほか、多彩な集計レポートを搭載しています。 主な販売市場   建築業界全般 ②コンシューマセグメント BtoCビジネスの位置づけで、コンシューマ事業、ソーラー・エネルギー事業、売電事業(三日月サンシャインパーク等)で構成し、売上高の7.8%(令和7年9月期)を占めております。 イ.コンシューマ事業は、葬祭用畳・柔道畳・お風呂用畳等特殊機能畳やフィットネスクラブ用防音・防振床材等の販売、各地のJA等を窓口とした一般家庭向け畳替え・襖替え工事の仲介事業をおこなっております。 <主要製品> [葬祭用畳] 機能   棺の中に敷くことで、「最期は畳の上で」という思いをかなえる畳です。 特徴   火葬の際、ご遺体を傷つけずに燃焼する形状としております。 畳の裏面には、故人を偲ぶ思いを書き込めるスペースを設けております。 主な販売市場   葬祭業者 [ジムボード] 機能   床に敷くことで、階下への防振・防音低減の効果が得られる床材(建築資材)です。 特徴   フィットネスクラブで発生する「振動」や「騒音」を、複数の素材を組み合わせた一体型ボードによって効果的に低減します。階上・階下・隣室への騒音や衝撃を軽減し、マンションやテナントビル内のフィットネスジムにおける振動・騒音問題の解決に貢献しております。 主な販売市場   フィットネスクラブ ロ.ソーラー・エネルギー事業は、産業用・家庭用ソーラー発電システム、蓄電池等の販売や、内外装のリフォーム工事をおこなっております。 <主要製品> [太陽光発電システム] 概要   太陽光発電システムの販売、施工、アフターメンテナンスをおこなっております。 特徴   家庭用から大規模産業用施設まで、様々な規模の施設に対応しております。 主な販売市場   一般家庭、企業、お取引先畳店等 ハ.兵庫県佐用郡佐用町のメガソーラー発電所「三日月サンシャインパーク」(出力約1メガワット)など、自社所有地数か所にソーラー発電設備を設置し売電事業をおこなっております。 ③インダストリーセグメント 産業機器事業、食品機器事業で構成し、売上高の12.8%(令和7年9月期)を占めております。 イ.産業機器事業は二次電池製造装置のほか各種の産業用機械等を、顧客の要求仕様に基づいて設計、開発、製造しております。 ロ.食品機器事業は、味噌汁・うどん・そば等に対応するオリジナルのマルチディスペンサー等の各種厨房用食品機器を自社開発して、フードサービスチェーン等に販売しております。 <主要製品> [マルチディスペンサー] 機能   みそ汁やだし等の濃縮液を湯で希釈し、定量抽出する機械です。 特徴   単一機種でみそ汁・だし等様々な種類の濃縮液に対応できるディスペンサーです。 主な販売市場   大手牛丼チェーンをはじめ、和食レストランや回転寿司チェーン等のフードサービス店 ④ニュー・インダストリーセグメント ニュー・インダストリーセグメントは、令和2年10月1日に子会社化した株式会社ROSECCを対象としており、売上高の8.8%(令和7年9月期)を占めております。同社は、自動車業界を中心に、ウォータージェット技術、ロボット技術を活かした各種の自動化システムを企画・開発・販売するファブレス企業であります。 (2)事業の特徴 当社グループは幅広い事業分野を対象として事業を推進するため、以下のような特徴を有しております。 ①職人技術の自動化・省力化のノウハウ 当社は、畳製造装置や壁紙糊付機等のインテリア内装施工機器といった職人の伝統的な手仕事の自動化・省力化を通して、「縫製」「裁断」「検尺」「塗布」「剥離」「折畳」「測定」の7つの基本要素技術(コア技術)を有しております。「真似はされても、真似するな」の信念の下、畳製造装置やインテリア内装施工機器の更なる機能向上はもとより、二次電池製造装置等のハイテク機器や食品機器の開発等にコア技術を活かし、対応可能なマーケットの拡大に注力しております。 機器の開発を通して新しく得た技術は積極的に特許を出願、取得しております。 出願件数、取得件数(累計) 第73期末   第74期末   第75期末   第76期末   第77期末 出願件数   716   723   728   732   740 取得件数   390   409   418   425   427 (注)取得件数にはすでに消滅した権利も含まれます。 ②新商品開発力 新商品開発はメーカーの生命線と重視して、営業部門でのマーケットニーズの収集や研究開発本部の人材の充実、強化をはかり、機器のモデルチェンジや新機種開発のスピードアップ、概ね2年ごとに刷新するインテリア総合カタログの掲載商品をはじめとする新商品開発に注力しております。 ③幅広い産業機器の製造に対応できる組立工場 産業機器の組立工場として、従前から神岡工場内に床面積565㎡、天井高7m、クリーン度ISOクラス6相当の大型クリーン工場と令和4年4月竣工の床面積1,800㎡、天井高9m(2階建てのうち1階部分)の新組立工場を保有し、高いクリーン度を要する半導体関連機器や大型化する二次電池製造装置等の組み立てに対応しております。そのほかクリーン度ISOクラス8相当のクリーン工場も保有しており、幅広い産業機器の製造が可能な体制を有しております。 ④生産体制 工程手順や作業時間などを標準化しており、部分改良などの突発事項にも柔軟に対応しながら、最新鋭の設備と熟練者の高度な技術との相乗効果により、信頼性の高い製品を製造しております。平成11年5月にはISO9001の認証を取得し、グローバルスタンダードに則った高品質の製品を供給するプロセスを構築しております。 また、多種多様な製品の生産効率向上のため、組立作業者の多能工化等により小ロット生産の推進と品質・コスト・納期の改善をはかっております。 ⑤品質面 品質保証部が新製品の開発会議に参加し、設計検証の段階から研究開発本部、生産本部、品質保証部の3部門で、不具合発生要素について根本的な対策を実施しております。また、製造段階ではタブレット、パソコンを活用したチェックリストのデジタル化でチェック漏れ防止や製品一台ごとに組立着手から完成までの記録を管理しており、品質向上に加えて、万一不具合等が発生した場合の速やかな対応を可能としております。 ⑥販売面 プロフェッショナル、コンシューマ、インダストリー、ニュー・インダストリーの4セグメントに、全部で8事業を擁し、商品・サービスのマーケットや顧客特性に合わせた営業活動を実施しております。中でも畳店に対する「構造改革提案」は、当社のコンピュータ式畳製造システムの導入による畳店経営の超近代化(家業から企業へ、職人から経営者への変革)を提案し、生産の効率化に止まらず、広告や営業活動によって導入畳店が個人顧客の新規開拓を推進し、経営成績向上を目指すことを指導することで畳業界全体の活性化までも目指す、他社には真似ができない極めて特徴的な提案営業であります。 また、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の影響でリアルでの商談等が難しくなったことを機に、畳事業でセミナー開催方法をリアルからリモートに転換したほか、インテリア事業でもリアルの展示会に代わる販売手法等「新しい営業方式」を積極的に取り入れ、従前にも増した営業力を発揮してまいりました。COVID-19の影響で生じた大きな変化には「元の状態に戻る変化」と「決して元には戻らない変化」の二種類の変化があると考えられます。これからも周辺で起こっている変化がこのいずれであるかをしっかりと見極めつつ、とりわけ後者の「決して元には戻らない変化」に取り残されることのないように、新商品、新事業、新制度等の検討を積極的に推進してまいります。 ⑦メンテナンスサービス面 機器の品質、機能等のハード面での差別化に加え、販売後のメンテナンスサービスでも他社との差別化をはかっております。そのため、神岡工場(兵庫県たつの市)・関東事業所(埼玉県加須市)及び大阪営業所(大阪府東大阪市)にサービスセンターを設置し、専門担当者による質の高いメンテナンスサービスを提供するとともに、修理完了までの納期短縮に努めております。また、営業担当者にも修理技術を持たせることで、お取引先の現場でも一定の修理を可能としております。 (3)事業系統図 事業の系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,819字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 今後の経営環境につきましては、個人消費や企業の設備投資の増加、インバウンド需要の増加等により、緩やかな景気拡大が見込まれております。また、多くの業種で人手不足感が強まっていることから、企業規模のいかんを問わず、自動化省力化投資の充実・強化のニーズが高まることにより、かかる技術を最も得意とする当社への引き合い件数の増加も期待されます。しかし一方では、建設資材や労務単価等建設コスト上昇を背景とした住宅着工件数の低下、金利の上昇、解決の兆しが見えない中東情勢等の地政学リスクの高まり、資源価格の高騰、生産資材の仕入れ納期長期化等不透明な状況の変化も見込まれます。 そうした経営環境のもと、当社では以下のテーマに順次取り組み、業績拡大を目指しているところであります。 ① 当社のCIの構築 令和5年10月1日に、社名を「KLASS(クラス)株式会社」に変更するとともに、理念体系をStatement(=つなぐ。ツクル。),Mission(存在意義),Belief(経営理念),Value(行動指針)の階層に再構築いたしました。「CI・ブランディング基本方針」に基づいて、引き続き新社名・新経営理念、新コーポレートロゴマークの内外への浸透をはかるとともに、全社的なブランディング戦略の強化とデザイン経営の実現をはかってまいります。 ② 2.4次産業型企業への展開 「当社は2次産業(メーカー)として永年にわたり技術力を駆使したオリジナル商品の開発・販売を核とする事業を推進してくる中で、多様な無形の経営資源(=無形財)を蓄積しており、これらの無形財を活用して、ハードのみならず、ソフト・サービスの提供事業を成長させることで、さらなる事業の拡大と会社の発展を目指します。 これはまさに当社の新社名KLASSのSS(=Solution Service)の趣旨にもかなうものであります。 [当社の無形財] ・インテリア事業や畳事業の機械・工具ユーザー ・代理店等の販売ルート ・地元やマーケットでの知名度 ・構造改革提案に賛同するユーザー畳店グループ(JCS会) ・ITシステムを活用したソリューション ・顧客要望による機器の設計開発技術力 等 ③ サステナビリティへの貢献 当社「Mission」に定める通り、各セグメントの事業を通じて諸問題を解決することにより「人」「社会」「環境」の3つに貢献するとともに、SDGsにも貢献いたします。 詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。 (2)事業展開構想 当社がこれまで蓄積しております無形財(無形の経営資源)に価値を付加し、利益率、総資産回転率の改善によるROE向上を実現し、もって、中長期的な企業価値の向上をはかってまいります。 ① プロフェッショナルセグメント(インテリア事業、畳事業、ソリューション&ネットワーク事業) インテリア事業においては、既存分野のシェアの維持向上と周辺関連市場の開拓に注力し、一層の業績拡大を目指してまいります。そのため、主力商品の壁紙自動糊付機に女性・高齢者・外国人でも使いやすい機能を盛り込んだモデルの開発や、内装施工現場の更なる省力化ニーズに対応してまいります。また、IT等を駆使して営業時間を拡大することで、従来以上のスピードで新市場開拓を目指してまいります。 畳事業においては、補助金活用により畳店の設備需要が一段落した状況に対して、当社の得意とする構造改革提案(当社の畳製造機械を活用した経営と生産の近代化の提案)等によって他社機ユーザーを取り込み、畳製造機器のシェア拡大をはかるほか、材料・工具・消耗品のネット販売への注力と、SNSの販売促進へのさらなる活用等により、早期の業績回復を目指してまいります。 ソリューション&ネットワーク事業は、2.4次産業型企業の推進役として令和6年10月にスタートし、商品・サービスの拡大と顧客数の拡大により事業基盤を築いている段階であります。2.4次産業型企業は、当社の持つユーザー、販売ルート、ITシステム・機器開発能力等の無形財を組み合わせることで、新たな商品・サービス・付加価値と顧客層を生み出すことを目指しており、引き続き、インテリア事業・畳事業との連携強化をはかりつつ、クラウドサービスの拡充、プリンターとオリジナルコンテンツの販売促進等、着実に事業基盤の充実をはかってまいります。 ② コンシューマセグメント(コンシューマ事業・ソーラー・エネルギー事業) コンシューマ事業においては、幅広い対象分野への販売拡大の可能性は大きいもののマンパワーの不足が課題となっておりました。この解消のため、得意分野や新規分野の絞り込みによる新商品開発スピードや営業効率の向上、サスティナブル&リノベーション部門の発足による得意市場への商品・サービスの投入体制の拡充等の施策を実施し、黒字体質の定着をはかってまいります。 ③ インダストリーセグメント(産業機器事業、食品機器事業) 産業機器事業においては、企業の設備投資の活発化を受注拡大に結びつけ、一段の事業規模拡大を目指してまいります。二次電池製造装置、脱炭素関連装置等の大手企業からの引き合いに、引き続き積極的に対応してまいります。一方、人手不足解消のための省人化ニーズの高まりや老齢化、女性・外国人労働者の増加等の社会の変化は、当社コア技術を活用できる自動化・省力化機器等へのニーズ拡大のチャンスと捉えており、そうした分野の開拓も従来以上に積極的に取り組んでまいります。 食品機器事業は、引き続きマルチディスペンサーを主力商品とし、大手飲食チェーン店の入替需要の確実な受注と、新たな飲食チェーンの開拓を推進してまいります。また、飲食業界は人手不足が顕著な業界の一つであり、産業機器事業と連携して新しい分野の自動化・省力化機器開発も推進してまいります。 ④ ニュー・インダストリーセグメント 本セグメントのROSECC社は、ロボット制御のノウハウを活用したウォータージェット機器等を核とする製造の省力化システムを主要製品として、自動車業界並びに住設機器関連業界をメインマーケットとしております。当社では、同社のロボット制御技術と当社のコア技術のシナジーを持って、新たな市場開拓を進め業績拡大を目指してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、ROE(自己資本収益率)、売上高利益率(収益性)、総資産回転率(効率性)、財務レバレッジ(資金の効率性)を重要な経営指標と位置づけて、バランスの取れた企業価値の拡大を目指してまいります。当連結会計年度の各指標の実績は、ROE5.8%=売上高利益率1.8%×総資産回転率1.0回×財務レバレッジ(総資産÷純資産)3.3倍となりました。 (4)経営環境と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは、以下の項目を特に認識すべき課題として捉えております。 ① 仕入れ価格の高騰 原油価格の上昇や急激な円安進行により、原材料や商品の仕入れ価格の高騰が今もなお続いております。当社においては、令和4年10月発刊の新総合カタログでの価格改定をはじめ、各種製商品の販売価格を適正水準に見直しておりますが、仕入れ価格が一段と上昇した場合は、更なる対応を検討する方針であります。 ② 開発力の強化 畳製造装置やインテリア内装施工機器等の従来開発してきた機器の他、当社のコア技術を活かした顧客仕様による工場生産設備等の機器開発において、IoTやロボット技術等の新技術に対応した製品を開発することが求められております。この課題に対処するため、技術者の育成、自由度の高い研究開発体制の構築等の開発環境を整備し、「真似はされても真似するな」の信念に基づいた「オンリーワン製品」の開発を目指してまいります。 ③ 子会社とのシナジー効果の発揮による事業拡大 令和2年10月に子会社化した株式会社ROSECCは、ウォータージェット技術、ロボット技術を活かした各種の自動化システムを企画・開発・販売するファブレス企業であります。子会社化後、研究開発部門を中心に、同社との技術面や人材面での交流を進めており、今後、同社とのシナジー効果を発揮した引き合い対応と受注促進に努め、着実な事業拡大に結びつけてまいる方針であります。 ④ マーケティング力の向上 各セグメントにおいて、技術力と商品力を活かしつつ新商品と新市場を拡大していくためには、顧客ニーズを的確に捉え迅速に対応するマーケティング力の向上と、上場企業としての知名度を活かした新規購買先の開拓が課題となってまいります。この課題に対処するため、営業部門での幅広い情報収集とともに、マーケティング担当部署、購買担当部署、担当人員の充実をはかってまいります。 ⑤ 生産体制の強化 令和4年4月に生産本部棟・新組立棟を竣工し、生産能力を強化したことが産業機器の受注拡大に結びつきました。今後、人材育成や労務環境の改善で一層の労働生産性の向上をはかるとともに、親密な外注先の維持・拡大の一層の活用によって、更に生産能力の拡大をはかってまいります。 ⑥ 原価管理の充実 インテリア内装施工機器・工具・コンピュータ式畳製造システム、特殊機能畳、顧客仕様の生産設備やディスペンサー等の厨房機器等の多様な製品を、見込生産又は受注生産により、ロット又は単品で生産しており、その製造工程に応じた適切な原価管理が必要であります。この課題に対処するため、それぞれの製品特性を踏まえた標準原価を設定し、毎月定期的に原価検討会議を開催して改善策を継続的に検討することにより、原価管理の充実に努めてまいります。 ⑦ 経営体制の充実 取締役会においては、中途採用者の取締役への登用や複数の独立社外取締役の選任等により人材の多様化を進め、幅広い観点から充実した審議が可能となる体制整備をはかっております。今般も昨年同様に取締役の多様性マトリックスを作成いたしております。また、令和元年10月には執行役員制度を導入し、事業推進及び社内連携体制の強化とともに、経営層の人材育成に努めております。 ⑧ 経営理念の徹底、内部監査、監査等委員会監査、ISOの充実 社名変更とともに新理念体系を構築して、サステナビリティに関する目標も明確にして推進しているところであります。引き続き、企業行動規範や内部統制システム基本方針、コンプライアンスの重要性も周知徹底するとともに、内部監査室による内部監査の実施と、常勤監査等委員の選定による監査等委員会監査の充実により、経営方針、経営計画の実現のための円滑な業務運営を徹底しております。また、ISO9001とISO14001のマネジメントシステムに基づき、メーカーの原点である品質向上と環境対応の向上に努めております。 ⑨ 人材育成 社員一人ひとりの能力向上を通じた組織力の強化で、従来の市場でのシェア拡大とともに新市場を開発し、売上、利益の拡大をはかってまいる方針であります。その課題に対処するため令和4年10月に人事部を新たに設置いたしました。引き続き人事考課制度の刷新、タレントマネジメント委員会の設置、研修教育体制の充実、キャリア・プランの作成等、人事戦略の強化により人材の育成と更なる活力向上をはかってまいります。
事業等のリスク3,234字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)国内需要が減退するリスク プロフェッショナルセグメントの畳事業及びインテリア事業が販売する製商品のエンドユーザーは、新設住宅着工戸数の増減やリフォーム工事の動向等により受注状況が左右される傾向にあります。新設住宅着工戸数は長期的には減少していくと予測されておりますが、長期的な変動に対しては製商品の拡充やシェア拡大、販売マーケットの拡大で対応する計画であります。しかしながら、新設住宅着工戸数が短期間で大幅に減少した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)畳需要の減少による畳店の減少リスク 当社は畳製造装置市場でトップシェアを維持していると判断しておりますが、新設住宅着工戸数の減少に加え住宅の洋風化で畳の需要は減少し、畳店の減少も続いております。そうした環境の中で、当社は畳製造装置単体を販売するだけではなく、全国で約700店の畳店に当社のコンピュータ式畳製造装置を活用した経営の近代化コンサルティングを実施することで、畳店の事業承継・発展に尽くしてまいりました。このことは伝統産業の継承としてまさにサステナビリティの推進に適うものであり、今後も同様の施策で引き続きシェア拡大をはかる方針でありますが、畳需要の減少が当社コンサルティング先にまで影響を及ぼした場合、畳製造装置の売上が減少し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)建物内装の工法変更のリスク 当社は壁紙糊付機のマーケットで圧倒的なシェアを占めておりますが、将来建物内装で壁紙貼り付け工法に変わる工法が出現した場合、壁紙糊付機のマーケットが縮小し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)競合のリスク 当社は、70年以上にわたり各種製品を開発・製造した実績により、インテリア内装施工機器や畳製造装置の市場及び、かかる機器開発で得たコア技術を活かした顧客仕様による産業機器市場で確固たる地位を築き、高品質かつ顧客ニーズに適合した製品を供給することで競合するメーカーとの差別化をはかっておりますが、今後競合製品の品質向上等により当社製品の優位性が維持できない場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)仕入先への依存リスク 当社は多品種の商品を販売しておりますが、一部の商品について特定の仕入先に依存しているものがあります。そのような特定の仕入先とは取引開始以来、良好な関係を継続しており、今後も仕入取引を継続していく方針であり、また継続的かつ安定的に仕入れができるよう情報交換等含め連携を強化しております。しかしながら、今後、自然災害、品質問題及び仕入先の経営悪化等何らかの要因により商品を継続的かつ安定的に仕入れることが困難な状況となった場合、他の仕入先の商品へ切り替えることにより、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)原材料価格の高騰のリスク 原油価格等のエネルギー価格の上昇や、円安傾向の継続により、原材料や商品の仕入れ価格の高騰が今もなお続いております。当社においては、令和7年4月にインテリア商品の価格を全面的に見直したほか、各種製商品の価格も見直して、適正な収益率の維持をはかっておりますが、原材料や商品の仕入れ価格が一段と上昇した場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)知的財産権にかかるリスク 当社は、「真似はされても、真似するな」の考え方の下、他社との差別化技術の研究開発を推進しており、自社が保有する技術等については特許権の取得により保護をはかっております。しかしながら、当社が保有する知的財産権が第三者に不正に侵害された場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また同時に、当社は他社の知的財産権を侵害することのないようリスク管理に取り組んでおりますが、当社が販売している製品や今後販売する製品が、第三者の知的財産権に抵触する可能性を完全には否定することはできません。また、当社が認識していない特許権等が成立することにより、第三者から損害賠償等の訴訟が起こされる可能性もあります。そうしたことは、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)金利変動のリスク 当社は、運転資金及び設備資金について主に金融機関からの借入れにより資金調達をおこなっております。今後の金利動向が上昇局面となった場合、支払利息等の金利負担が増加することで金融収支が悪化し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが借入契約の財務制限条項に抵触し、金利引き上げを請求されたり期限の利益を喪失した場合、当社グループの借入コストや資金調達能力に影響を与える可能性があります。 (9)物流コストの高騰に係るリスク 当社は、販売先への納品について物流業者へ委託しており、全国3カ所に物流拠点を置いて物流コストの削減に取り組んでおります。しかしながら、運送費が高騰し、コスト削減努力でも補えない場合や、それらを販売価格に転嫁できない場合などは、当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 (10)製品の品質に係るリスク 当社の製品は、品質管理部門で厳格に管理しておりますが、予期し得ない重大な品質問題が発生する可能性を排除することはできないため、製造物責任賠償保険に加入するなど当該問題発生に際しての備えを強化しております。しかしながら、製造物責任賠償につながるような製品の欠陥の発生は、当社グループに対する評価を著しく毀損させ、売上高の減少等により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)研究開発におけるリスク 当社は、顧客ニーズを捉えた製品開発をおこなうことで、幅広い産業分野における販売拡大に努めておりますが、必ずしも想定した成果を得られる保証はなく、タイムリーに新製品を供給できない場合や顧客が要求する水準を満たすことができない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)システム関連のリスク 当社は、業務を円滑におこなうため、ハードウエア・ソフトウエアの円滑な運用や、コンピュータウイルス等による障害発生の防止に万全を期しておりますが、システム・サーバーダウン、コンピュータハッカーの侵入、ウイルス等による破壊的な影響を受ける場合があり得ます。システムに重大なトラブルが発生した場合には、受注・生産活動に支障が起こり当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)特定の人物への依存に係るリスク 当社の代表取締役社長である頃安雅樹は、経営方針や経営戦略等の立案・決定における中枢として当社の事業活動において重要な役割を果たしており、同氏に対する当社の依存度は高くなっております。 当社では、今後の業容及び人員拡大も視野に入れ、経営企画部門の強化、充実をはかっているほか、取締役会や経営会議等における案件の審議、経営情報の報告等を通して、役員及び部門長クラスの人員育成をはかり、代表取締役に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。しかしながら、何らかの理由で同氏の業務遂行が困難になった場合には、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,609字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当期のわが国経済は、大企業の設備投資や個人消費の緩やかな持ち直し、好調なインバウンド需要等により、景気は緩やかに回復基調を続けました。一方、当社の主たるマーケットである住宅関連市場は、建設コストの高止まりや住宅ローン金利の上昇等の影響で低調な推移となりました。また、米国の大幅な関税引き上げ政策は、景気見通しを不安定なものとしています。 そうした経営環境の中、当期売上高はプロフェッショナル,コンシューマ,ニュー・インダストリーの3セグメントは前年同期を上回りましたが、インダストリーセグメントは大型案件の端境期で大幅減となり、当連結会計年度の売上高は9,569百万円(前期比2.2%減)と前期を下回りました。一方、損益面は、前年度のマイナス要因が解消されつつある中で、営業利益267百万円(同132.1%増)、経常利益250百万円(同123.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益172百万円(同126.5%増)と前期を大幅に上回りました。 セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。 イ.プロフェッショナルセグメント プロフェッショナルセグメントは、インテリア内装施工機器・工具・副資材を主力商材とするインテリア事業と、畳製造装置を主力商材とする畳事業、当社の目指す2.4次産業型企業の推進役として当期からスタートしたソリューション&ネットワーク事業(以下、略称S&N事業)で構成しております。当連結会計年度は、インテリア事業が売上高・損益ともに順調に推移した一方で、畳事業及びS&N事業が低調な推移となり、プロフェッショナルセグメントの売上高は6,752百万円(前期比0.9%増)、営業損失90百万円(前期は営業損失184百万円)となりました。 インテリア事業の売上高は、令和7年4月に原材料・商品仕入価格の上昇に対応した販売価格を見直した影響で駆け込み需要とその反動減が発生しましたが、年間では堅調に推移しました。また損益も前期の重石となった商号変更等の一過性の費用が解消して堅調に推移いたしました。その結果、売上高は6,199百万円となりました。 畳事業は、過去数年間、畳製造装置販売の後押しとなった「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(中小企業庁)及び「事業再構築補助金」(中小企業庁)の採択件数が大幅に減少したことに対して、従来から当社が強みとする畳店への構造改革提案(当社の畳製造機械を活用した経営と生産の近代化の提案)や、畳店向けの工具等のネット販売により売上拡大を図ったほか、期中に新たな「中小企業省力化投資補助金」(中小企業庁)を活用した案件開発を進めましたが、補助金活用により畳店の設備需要が一段落した結果としての投資意欲の減退の影響は大きく、売上高・損益ともに低調な推移となりました。その結果、売上高は503百万円となりました。 S&N事業は2.4次産業型企業を目指すべく、インテリア事業・畳事業のユーザーへの、見積・請求管理クラウドツールの販売や、デジタルプリンターと当社の所有する和柄コンテンツとの組み合わせ販売を中心に事業の拡大を図りましたが、当期においては、事業運営に必要な規模に至ることができておりません。その結果、売上高は49百万円となりました。 ロ.コンシューマセグメント コンシューマセグメントは、棺用畳をはじめとする各種特殊機能畳等の商品販売を主力とするコンシューマ事業と、産業用、一般住宅用等のソーラー発電システムの販売施工を主力とするソーラー・エネルギー事業及び売電事業で構成しております。当連結会計年度のコンシューマセグメントの売上高は745百万円(前期比5.6%増)、営業利益20百万円(前期は営業損失12百万円)と黒字に転換いたしました。 コンシューマ事業は、棺用畳では、販売増と生産の国内シフトに伴う利益率アップが相まって引き続き好調に推移しました。オリジナルな特殊機能畳等の商品販売では、宿泊施設向けが順調に推移し、ゴルフ練習用の防球マットを新たに開発するなど、スポーツ関連市場の拡大を図りましたが、前期好調であった防音・防振床材は、フィットネスクラブの設置が路面型の小型店中心となり需要が低下しました。その結果、売上高は579百万円となりました。 ソーラー・エネルギー事業は産業用の中規模案件の進捗があり、売上高は111百万円となりました。 一方、兵庫県佐用町に設置しているメガソーラー発電所「三日月サンシャインパーク」をはじめとする売電事業は順調に稼働しました。その結果、売上高は53百万円となりました。 ハ.インダストリーセグメント インダストリーセグメントは、畳製造装置やインテリア内装施工機器の開発製造で培った当社のコア技術(「縫製」「裁断」「検尺」「塗布」「剥離」「折畳」「測定」等)を活用したオーダーメイド産業用機器を開発する産業機器事業と、主力商品である味噌汁、うどん・そば等に対応するオリジナルのマルチディスペンサー等の厨房用省力化機器を販売する食品機器事業で構成しております。当連結会計年度のインダストリーセグメントの売上高は1,227百万円(前期比28.7%減)、営業利益239百万円(同15.7%減)となりました。 産業機器事業は、引き続き従来からの二次電池製造装置の活発な引き合いに加え、当社の持つシート状素材のハンドリング技術(積層・巻取)に着目して開発依頼のあった脱炭素関連装置など、エネルギー・環境・安全等の分野での新たな引き合いもありました。大型案件の端境期となったことと受注形態の変化により売上は低下しましたが、諸努力により利益率は上昇しました。その結果、売上高は860百万円となりました。 食品機器事業は、大阪・関西万博会場やGLION ARENA KOBE内の店舗にマルチディスペンサーが設置され、その話題性と相まって、新規案件や機器更新案件の引き合いが活発化しております。その結果、売上高は366百万円となりました。 ニ.ニュー・インダストリーセグメント 令和2年10月1日に子会社化した株式会社ROSECCを当セグメントに位置付け、得意とする自動車関連業界に加えて、住宅設備関連業界の開拓を進めております。当期は、自動車関連業界向けの大型設備や消耗品の受注が好調に推移しました。その結果、前期に続いて20%以上売上高を増加させることができ、当連結会計年度のニュー・インダストリーセグメントの売上高は844百万円(前期比27.3%増)、営業利益83百万円(同200.8%増)となりました。 ②財政状態 イ.資産の部 当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ345百万円減少し、9,779百万円となりました。資産のうち流動資産は、主に現金及び預金が166百万円減少、受取手形が116百万円減少、未収入金が87百万円減少したことにより、337百万円の減少となりました。固定資産につきましては、投資その他の資産が71百万円増加しましたが、有形固定資産が79百万円減少したこと等により、7百万円の減少となりました。 ロ.負債の部 当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ478百万円減少し、6,713百万円となりました。負債のうち流動負債は、未払法人税等が67百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が110百万円減少、契約負債が107百万円減少、短期借入金が120百万円減少したこと等により、278百万円の減少となりました。固定負債につきましては、主に長期借入金が186百万円減少したことにより、199百万円の減少となりました。 ハ.純資産の部 当連結会計年度末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ132百万円増加し、3,066百万円となりました。自己株式増加により86百万円減少しましたが、利益剰余金が118百万円増加、退職給付に係る調整累計額が88百万円増加したこと等によるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ170百万円減少し、894百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動の結果、資金は397百万円の増加(前連結会計年度は705百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益251百万円、減価償却費187百万円、売上債権の減少149百万円、保険金の受取額41百万円等の資金増加要因が、仕入債務の減少170百万円、契約負債の減少107百万円等の資金減少要因を上回ったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動の結果、資金は111百万円の減少(前連結会計年度は161百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出49百万円、無形固定資産の取得による支出23百万円、その他35百万円等の資金減少要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動の結果、資金は456百万円の減少(前連結会計年度は282百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出120百万円、長期借入金の返済による支出258百万円、自己株式の取得による支出86百万円等の資金減少要因によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  令和6年10月1日  至  令和7年9月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) プロフェッショナル   1,326,231   89.5 コンシューマ   322,362   95.8 インダストリー   737,550   62.6 ニュー・インダストリー   555,576   130.8 合計   2,941,720   86.0 (注)金額は製造原価によっております。 ロ.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  令和6年10月1日  至  令和7年9月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) プロフェッショナル   3,300,714   102.1 コンシューマ   88,774   116.1 インダストリー   1,491   329.3 ニュー・インダストリー   82,185   78.0 合計   3,473,166   101.7 (注)金額は仕入価格によっております。 ハ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  令和6年10月1日  至  令和7年9月30日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) インダストリー   1,514,357   138.5   764,658   172.7 ニュー・インダストリー   776,480   118.0   60,176   44.2 合計   2,290,837   130.8   824,835   142.5 ニ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  令和6年10月1日  至  令和7年9月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) プロフェッショナル  製品  商品     2,059,570 4,692,733     97.8 102.3 計   6,752,303   100.9 コンシューマ  製品  商品     549,352 196,163     103.3 112.9 計   745,516   105.6 インダストリー  製品  商品     1,199,281 27,769     70.3 194.7 計   1,227,051   71.3 ニュー・インダストリー  製品  商品     708,873 135,616     142.8 81.2 計   844,490   127.3 合計   9,569,361   97.8 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先     前連結会計年度 (自  令和5年10月1日 至  令和6年9月30日)   当連結会計年度 (自  令和6年10月1日 至  令和7年9月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 東レエンジニアリング株式会社   1,246,919   12.7   -   - 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 3.当連結会計年度の東レエンジニアリング株式会社に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績 に対する割合が10%未満のため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、本文の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における経営成績等の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローについて、営業活動の結果、得られた資金は397百万円、投資活動の結果、使用した資金は111百万円、財務活動の結果、使用した資金は456百万円となり、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は894百万円と前連結会計年度末と比べ170百万円の減少となりました。詳細については、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 財政政策について、運転資金及び設備投資資金は、主として自己資金及び金融機関からの借入等により資金調達することを基本方針としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3,865百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 重要な会計上の見積り及び見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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