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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ジェイテック

JTEC CORPORATION2479 · Standard · サービス業

製造業向け技術者派遣に特化。機械・電気電子・ソフト・建築の4分野で専門技術者の知恵を顧客企業に提供する「技術職知財リース」を展開。

概要

ジェイテックは1996年設立の技術者派遣専門企業である。製造業の開発・設計部門を主な顧客とし、「技術職知財リース事業」として機械設計、電気・電子設計、ソフトウェア開発、建築設計の4分野で人材を提供する。2026年3月期の連結売上高は34億円、従業員数は430名。本社は東京都中央区。

技術職知財リース事業を中核とする単一セグメント

当社グループは技術者派遣に特化した技術職知財リース事業を主たる事業としており、連結売上高の全額を同事業が占める。有価証券報告書によれば、一般的な派遣や請負のように人を提供するだけではなく、技術者が保有する知恵をリースすることで顧客とともに新たな価値を創造することを理想とし、「技術職知財リース事業」と称している。技術者を「テクノロジスト」と定義し、専門教育による知識と高い人間力、創造力を備えた人材と位置づける。契約形態は労働者派遣法に基づく人材派遣契約と、請負契約・業務委託契約の2種類がある。

自動車・産業用機器など多業種にわたる顧客基盤

取引先業種は自動車関連、航空機・宇宙関連、産業用機器関連、精密機器関連、情報通信機器関連、電子・電気機器関連、半導体・集積回路関連、情報処理関連、建築関連、その他と10区分に及ぶ。2026年3月期の販売実績では、産業用機器関連が8億4,074万円で最大、次いで自動車関連7億3,110万円、情報処理関連4億7,987万円と続く。単一の業種に依存せず、製造業の幅広い分野に技術者を派遣している。売上高は近年30億円前後で推移し、2026年3月期は34億円だった。

連結子会社1社と国内7拠点で構成されるグループ

当社グループは当社と連結子会社1社(株式会社ジェイテックアドバンストテクノロジ)から構成される。ジェイテックアドバンストテクノロジは建築設計、施工管理業務への技術者派遣のほか、ヒューマンリソース事業、介護事業、イベント事業、ポスティング事業なども手掛ける。ただし一般派遣及びエンジニア派遣事業は2026年3月期より全業務を休止している。当社は国内に7拠点(札幌営業所、水戸営業所、東京営業所、浜松営業所、名古屋営業所、大阪営業所、福岡営業所)を有し、全国的な営業網を展開する。

業界の中での役割は製造業向け技術者派遣サービス提供会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
34億円
営業利益
2億円
営業利益率
5.9%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
技術職知財 リース事業34億円100.0%7億円20.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車関連主力

自動車メーカーや部品メーカーの開発・設計部門に対し、機械設計や電気・電子設計などの専門技術者を派遣。技術者が持つ知恵を提供し、顧客とともに価値創造を目指す。

主な製品・サービス1
技術職知財リース(派遣・請負)
機械設計、電気・電子設計、ソフトウエア開発、建築設計の4分野の専門技術者を提供。人材派遣契約と請負契約の2形態がある。

02航空機・宇宙関連準主力

航空機・宇宙機器メーカーの開発・設計部門に専門技術者を派遣。特に機械設計や電気電子設計の技術が求められる。

03産業用機器関連準主力

FA機器や工作機械などの産業用機器メーカーの開発・設計部門に専門技術者を派遣。機械設計や電気電子設計の技術が中心。

04精密機器関連準主力

時計、カメラ、医療機器などの精密機器メーカーに技術者を派遣。高い精度が要求される設計・開発業務を支援する。

05情報通信機器関連準主力

スマートフォンや通信機器メーカーの開発部門にソフトウエア開発や電気電子設計の技術者を派遣。

06電子・電気機器関連準主力

電子部品・電気機器メーカーの開発・設計部門に電気・電子設計の専門技術者を派遣。

07半導体・集積回路関連準主力

半導体・集積回路メーカーの開発部門に、特にソフトウエア開発や電気電子設計の技術者を派遣。

08情報処理関連準主力

情報処理・IT関連企業にソフトウエア開発の技術者を派遣。

09建築関連準主力

建築設計事務所やゼネコンに建築設計の技術者を派遣。建築物の設計・施工管理を支援。

10その他副次

上記以外の業種(製造業以外を含む)向けに、一般派遣やエンジニア派遣事業を展開。連結子会社が、開発現場や製造現場への技術者派遣のほか、ヒューマンリソース、介護、イベント、ポスティングなどの事業も行う。

主な製品・サービス1
一般派遣及びエンジニア派遣
登録型の派遣で、開発・製造現場や介護・イベントなど多岐にわたる分野に人材を派遣。

製品と技術

機械・電気・ソフト・建築の4分野をカバーする技術者派遣

技術職知財リース事業は「機械設計」「電気・電子設計」「ソフトウエア開発」「建築設計」の4分野を中核とする。機械設計では自動車部品や産業機器の機構設計、電気・電子設計では制御回路や組み込みシステム、ソフトウェア開発ではアプリケーションやミドルウェア、建築設計では構造設計や施工図作成などを担当する。顧客企業の開発工程から製造工程までトータルにサービスを提供し、研究開発部門や設計部門といった上流工程へのアウトソーシングに強みを持つ。

「テクノロジスト」育成のための教育・研修体系

当社は技術者を「テクノロジスト」と称し、その育成に注力する。新入社員研修や海外研修、中途社員研修、技術分野・レベル別研修、管理職研修、営業マン研修、国内外留学制度、テクノロジスト表彰制度などを整備している。また独自の技術教育プラットフォームを開発し、効率的かつ実践的な学習を支援する。経営理念として「技術者の地位向上と業界最高の収入を実現し創造的個人経営者集団を形成させる」を掲げ、技術力だけでなく創造性や経営マインドを持った人材の育成を目指す。

人材派遣契約と請負契約の2つのサービス形態

顧客企業との契約には、労働者派遣法に基づく「人材派遣契約」と「請負契約・業務委託契約」の2種類がある。人材派遣契約では、派遣労働者は派遣先企業の指揮命令を受けて業務に従事する。請負契約では当社が業務を委託され、労働者の業務遂行指示を自社で行い、成果物を納品する。これにより顧客のニーズやプロジェクトの性質に応じた柔軟なサービス提供が可能となる。請負分野では一時的な不調があったが、2026年3月期期末には挽回傾向が見られた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

売上高34億円と小規模、独自技術で差別化図る

ジェイテックはサービス業に属し、売上高が34億円と同業他社であるジンジブやイシンと比較しても小規模ながら、直近の売上は横ばいで営業利益率は5.88%と一定の収益性を維持している。業界内では特定の技術やサービスに特化したニッチ戦略を採っており、競合との差別化を図っている。しかし、規模の経済が働きにくく、成長の原資となる投資余力が限られる。ライバルであるジンジブやJSHが積極的に事業を拡大する中、相対的な存在感は小さく、市場でのプレゼンス向上が課題となる。

強み

  • 売上高34億円で営業利益率5.88%と、小規模ながら安定した収益を確保している。
  • 特定分野に特化することで、大手が手掛けない領域で差別化を図っている。
  • 規模は小さいが無理な拡大を避け、財務の安定性を維持している。
  • 長期的な顧客関係を構築し、安定した受注につなげている。

課題

  • 売上高が32億円から34億円と横ばいで、拡大の勢いに欠ける。
  • 小規模のため新規事業や設備投資に回せる資金が限られる。
  • ジンジブなど同業他社が成長する中、相対的な地位が低下する恐れがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がジェイテック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

資本金1,000万円で創業した1996年

1996年8月、東京都大田区に資本金1,000万円で人材派遣会社として株式会社ジェイ・テックを設立。同年10月に新宿区に東京営業所を開設し、1997年10月には静岡県浜松市に浜松営業所を開設するなど、早期から拠点を拡大した。1999年1月にはフランチャイズ本部を新設し、フランチャイズ事業を開始。同年8月に本社を東京都中央区へ移転するとともに、東京・横浜の両営業所を統合し、社名を現在の株式会社ジェイテックに変更した。

2000年代前半に全国主要都市へ進出

2000年7月に宇都宮営業所、8月に名古屋と大阪に支社(後の営業所)を開設。2003年にはソフトウェア開発強化のため研究開発室を設置し、仙台、横浜、大宮、豊田、高崎など続々と拠点を増やした。2004年4月には韓国ソウル市に連結子会社「株式会社ジェイテック・エンジニアス・カンパニー」を設立し、海外展開にも着手した。2005年4月には福岡営業所を開設し、九州エリアへ進出した。

株式上場と急速な拠点拡大の2006年

2006年4月、大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」(現東京証券取引所JASDAQグロース)に株式上場を果たす。上場後も拠点開設を加速し、京都、札幌、金沢、水戸、広島、立川など9営業所を新設。連結子会社を通じて韓国企業ウリジオを買収するなど、積極的な拡大戦略をとった。2007年には厚木、沼津、岡崎、熊本とさらに拠点を広げ、2008年には松本、郡山、津、神戸、岡山と全国展開をほぼ完了した。

拠点統合と子会社再編の2009〜2014年

2009年5月から9月にかけて、立川、新潟、滋賀、神戸、高崎、厚木、広島、沼津、津、岡山、岡崎、京都、郡山、千葉と多数の営業所を統合し、効率化を図った。2010年2月には韓国子会社ジェイテック・エンジニアス・カンパニーを清算。2012年10月には株式会社LIXILよりトステム・エンジニアリング・オフィス株式会社の株式82%を取得し連結子会社化、株式会社エル・ジェイ・エンジニアリングへ商号変更した。2014年7月には残り18%を追加取得し完全子会社化した。

年表39件を開く

1990年代

  • 1996年8月創業東京都大田区に資本金10,000千円で人材派遣会社として株式会社ジェイ・テックを設立。
  • 1996年10月東京都新宿区に東京営業所を開設。
  • 1997年10月静岡県浜松市に浜松営業所を開設。
  • 1998年2月神奈川県横浜市西区に横浜営業所を開設。
  • 1999年1月フランチャイズ本部新設。フランチャイズ事業を開始。
  • 1999年8月M&A東京都中央区に本社を移転。本社内に東京営業所、横浜営業所を移転統合。
  • 1999年8月商号変更株式会社ジェイテックに社名変更。

2000年代

  • 2000年7月栃木県宇都宮市に宇都宮営業所を開設。
  • 2000年8月愛知県名古屋市中区に東海支社(現・名古屋営業所)を開設。
  • 2000年8月大阪府大阪市淀川区に関西支社(現・大阪営業所)を開設。
  • 2003年4月ソフトウエア開発強化のため、研究開発室を設置。
  • 2003年8月宮城県仙台市青葉区に仙台営業所、神奈川県横浜市港北区に横浜営業所を開設。
  • 2003年9月埼玉県さいたま市大宮区に大宮営業所を開設。
  • 2004年2月愛知県豊田市に豊田営業所を開設。
  • 2004年3月群馬県高崎市に高崎営業所を開設。
  • 2004年4月連結子会社株式会社ジェイテック・エンジニアス・カンパニーを韓国ソウル市に設立。(2010年2月清算)
  • 2005年4月福岡県福岡市中央区に福岡営業所を開設。
  • 2006年4月上場株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」(東京証券取引所JASDAQ(グロース))に株式上場。
  • 2006年7月京都府京都市下京区に京都営業所を開設。
  • 2006年9月北海道札幌市中央区に札幌営業所、石川県金沢市に金沢営業所、茨城県水戸市に水戸営業所、広島県広島市中区に広島営業所を開設。
  • 2006年10月M&A東京都立川市に立川営業所を開設。連結子会社株式会社ジェイテック・エンジニアス・カンパニーが株式会社ウリジオを買収。
  • 2007年3月豊田営業所を愛知県岡崎市に移転。
  • 2007年4月神奈川県厚木市に厚木営業所、静岡県沼津市に沼津営業所、愛知県岡崎市に岡崎営業所を開設。
  • 2007年6月熊本県熊本市に熊本営業所を開設。
  • 2007年10月千葉県千葉市中央区に千葉営業所、滋賀県守山市に滋賀営業所、新潟県新潟市中央区に新潟営業所を開設。連結子会社株式会社ジオトレーディングを設立。
  • 2008年1月長野県松本市に松本営業所を開設。
  • 2008年3月福島県郡山市に郡山営業所、三重県津市に津営業所、兵庫県神戸市中央区に神戸営業所、岡山県岡山市に岡山営業所を開設。
  • 2009年5月M&A立川営業所、新潟営業所、滋賀営業所、神戸営業所を統合。
  • 2009年6月M&A高崎営業所、厚木営業所、広島営業所、沼津営業所を統合。
  • 2009年7月M&A津営業所、岡山営業所、岡崎営業所を統合。
  • 2009年7月連結子会社株式会社ジェイテック・エンジニアス・カンパニーが連結子会社株式会社ウリジオの全株式を譲渡。
  • 2009年8月M&A京都営業所、郡山営業所を統合。
  • 2009年9月M&A千葉営業所を統合。

2010年代

  • 2010年4月M&A熊本営業所を統合。
  • 2011年1月M&A大宮営業所を統合し従来の東京営業所は東京第一営業所へ大宮営業所は東京第二営業所へ名称変更。
  • 2012年1月東京都中央区京橋に本社、東京第一営業所、東京第二営業所を移転。茨城県水戸市城南に水戸営業所を移転。
  • 2012年10月M&A株式会社LIXILよりトステム・エンジニアリング・オフィス株式会社の株式82%を取得し連結子会社化、株式会社エル・ジェイ・エンジニアリングへ商号変更。
  • 2013年9月M&A仙台営業所を統合。
  • 2014年7月M&A株式会社LIXILより連結子会社株式会社エル・ジェイ・エンジニアリングの株式18%を追加取得し、完全子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上総利益率30%以上
  • 連結売上高経常利益率10%以上
  • テクノロジスト人数700人

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    テクノロジスト700人体制の構築

    2026年度以降早期にテクノロジスト(技術者)を700人規模に拡大するため、新卒・中途採用を積極的に行う。Web説明会やSNSを活用し全国の理工系学生へのアプローチを強化するとともに、採用データの分析により効率的な採用施策を推進する。

  2. 02

    教育体制の強化と独自プラットフォーム活用

    技術力向上のための研修設備・カリキュラムを強化し、効率的かつ実践的な学習を支援する独自の技術教育プラットフォームを開発・導入する。IoTやAIなどの先進技術分野に対応した教育を提供し、テクノロジストのスキル習熟とキャリア形成を支援する。

  3. 03

    Web活用による営業力強化と新規顧客開拓

    IoT、AIなどの先進技術分野における需要を取り込むため、Webを活用した営業施策を強化し新規顧客を獲得する。既存顧客へのフォローを継続しつつ、建築・自動車関連以外の業種にも顧客基盤を拡大し収益源の多角化を進める。

  4. 04

    コーポレートガバナンス強化とコンプライアンス徹底

    取締役会の機能強化により経営の健全性・透明性を確保。内部統制室を中心とした管理体制を整備し、定期的なコンプライアンス教育や適切な情報交換を実施する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で430人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は507万円で、9期前と比べて+10.4%平均年齢は36.6歳、平均勤続年数は10.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月404
2018年3月398
2019年3月45936.49.0385
2020年3月46837.39.9391
2021年3月47338.410.8388
2022年3月44238.68.5417
2023年3月42438.09.7474
2024年3月43737.29.4434
2025年3月47934.810.342870
2026年3月50736.610.843047

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.1%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)69.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
水戸営業所 他6営業所30百万円
技術職知財リース事業
本社 東京営業所 — 東京都中央区6百万円
技術職知財リース事業 全社共通
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ジェイテックアドバンストテクノロジ(注)2、3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は34億円営業利益2億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-33.3%。

売上高
+0.0%
34億円
営業利益
-33.3%
2億円
純利益
-50.0%
1億円
営業利益率
5.9%
前期比 -2.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高37億円34億円
営業利益3億円2億円
純利益2億円1億円
1株あたり配当¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q80
2024年1Q800.00
2024年2Q8112.50
2024年3Q9111.11
2024年4Q71
2025年2Q1616.31
2025年4Q18211.11
2026年2Q1616.30
2026年4Q1815.61
2027年1Q800.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は27億円から34億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
仙台営業所を統合。
2013年3月2710
株式会社LIXILより連結子会社株式会社エル・ジェイ・エンジニアリングの株式18%を追加取得し、完全子会社化。
2014年3月3411
2015年3月3311
2016年3月3410
2017年3月3311
2018年3月3110
2019年3月3121
2020年3月3011
2021年3月2810
2022年3月3011
2023年3月3221
2024年3月3222
2025年3月34338.82
2026年3月34225.91

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高34億円のうち、営業利益として残るのは2億円5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.6%23億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.5%8億円
  • その他の費用持分法損益などの調整2.9%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.7pt
5.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.1pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.6pt
10.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
23.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は15億円で、売上の5.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月11025
2014年3月10116
2015年3月20028
2016年3月0−10−17
2017年3月103111
2018年3月10−1111
2019年3月20−1212
2020年3月−101−112
2021年3月101114
2022年3月10−1113
2023年3月20−1213
2024年3月20−1214
2025年3月30−1315
2026年3月10−1115

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は21億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は69.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月115645.5
2014年3月125742.7
2015年3月146845.9
2016年3月147749.5
2017年3月1881044.2
2018年3月178947.7
2019年3月189950.0
2020年3月189950.8
2021年3月2091145.0
2022年3月2091147.1
2023年3月2011953.1
2024年3月2112958.4
2025年3月2214864.0
2026年3月2115769.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
7億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中143位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中442位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥256で、1年前と比べて+11.0%過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。

¥256-0.4%1ヶ月+8.0%1年+11.0%時価総額22億円
過去52週の値幅
安値¥217高値¥259

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.9倍
PER (会社予想)11.4倍
PBR1.48倍
配当利回り5.08%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月初めの236円から緩やかな上昇基調で、8月14日には247円と1ヶ月で3.8%上昇。25日移動平均線を3.4%上回り、75日線・200日線も上回る。52週高値259円に対しては4.6%下、52週安値217円からは14%高と、高値圏で推移。8月14日に出来高が急増し、上放れの兆し。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)

PER13.44倍は業界平均22.98倍を下回り、割安感が明確。PBR1.43倍も同平均3.31倍を大きく下回る。配当利回り5.26%は高水準で、同平均2.31%を上回る。ROE10.2%はまずまずだが、配当性向103%はやや高い。業績は横ばいで、増益は限定的。ただし、株価指標は割安で、高配当が下支え。割安だが成長性は乏しく、将来の業績懸念がある。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.9倍23.4倍
PER (予想)11.4倍
PBR1.48倍3.51倍
ROE10.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

技術者派遣は人手不足で需要が堅調だが、同業との競合で単価が伸び悩み、利益率の維持が焦点。強気派は安定した配当とROEの改善を評価し、弱気派は売上成長の停滞と利益率の低下により減益リスクを懸念する。直近の業績は売上高横ばいで利益が減少しており、将来の成長戦略が問われる。

プラスに働く材料7
  • 高い配当利回り

    配当利回りは5.26%と高く、株主還元に積極的で投資魅力がある。

  • ROEの改善

    ROEは10.2%と良好で、資本効率が高まっていると評価できる。

  • 人手不足による需要増

    日本全体で技術者不足が続き、派遣需要は今後も拡大が見込まれる。

  • 予想PER11倍と現行13.4倍から改善余地決算発表後影響

    予想PER11倍は現行13.44倍を約18%下回り、来期の増益を期待

  • 配当利回り5.26%と高水準の還元継続影響

    配当利回り5.26%は小型株としては突出して高い

  • 株価が1年で7.1%上昇し相対的に堅調継続影響

    株価は1年間で7.1%上昇、下落相場でも底堅い動き

  • PBR1.43倍とROE10.2%で割安感不定影響

    PBR1.43倍はROE10.2%に対して割安水準、評価拡大の余地

マイナスに働く材料7
  • 売上高の頭打ち

    過去3年間の売上高はほぼ横ばいで、成長性に乏しい状況。

  • 営業利益率の低下

    2025年3月期の営業利益率は5.88%と前期から低下し、収益性が悪化。

  • 競争激化による価格低下

    人材サービス業界は競争が激しく、単価下落が利益を圧迫する。

  • 売上高が34億円と前年比横ばい通年影響

    売上高は34億円と前期と同額、増収が止まり減益の一因に

  • 営業利益率が8.82%から5.88%へ低下通年影響

    営業利益率は8.82%→5.88%と約3pt低下し、収益力が悪化

  • 純利益が2億円から1億円へ半減通年影響

    純利益は前期比50%減の1億円、減益が継続するリスク

  • 時価総額21億円の超小型株で需給不安定継続影響

    時価総額21億円と極めて小さく、売買が薄く株価が乱高下しやすい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大の継続性を確認するため。
営業利益率
競争環境下での収益性の維持を判断するため。
技術者数
人材供給能力が需要に追いついているかを測るため。
平均稼働率
人材の稼働状況が収益に直結するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+30.0%いまの株価に対する利回りは5.08%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
5.08%
いまの株価に対して
配当性向
103.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月115.1
2018年3月10.032.7
2019年3月2100.033.5
2020年3月1−50.013.8
2021年3月10.0
2022年3月10.0
2023年3月5400.0294.9
2024年3月50.026.6
2025年3月10100.051.5
2026年3月1330.0103.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,635人。区分でいちばん多いのは個人・その他91.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が2.5%を占め、残る97.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他90.787.577.884.288.091.3
自己株式8.07.47.16.86.66.4
証券会社4.45.613.79.75.43.7
事業法人2.31.31.92.02.12.4
外国法人1.54.55.63.43.01.6
外国人個人0.10.20.00.10.90.9
金融機関0.90.81.00.60.50.1
政府・自治体0.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01藤本 彰18.76
02ジェイテック従業員持株会2.23
03堀江 耕治2.06
04黒米 克巳1.92
05楽天証券株式会社共有口1.72
06遠藤 裕三1.63
07仲西 啓1.44
08藤本 信1.35
09佐伯 高史1.29
10上田八木短資株式会社1.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-09-02
    藤本 彰
    新規の大量保有報告
    17.66%
    -1.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+223%、1株純資産は14期で+210%。直近期のROEは10.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月65910.136.019.2
2014年3月86312.827.214.4
2015年3月7769.943.125.3
2016年3月6817.042.820.2
2017年3月109411.923.615.1
2018年3月4974.165.932.7
2019年3月1110510.526.633.5
2020年3月111119.912.313.8
2021年3月51134.535.2
2022年3月81186.627.0
2023年3月1713413.215.7294.9
2024年3月2115114.412.926.6
2025年3月2917717.48.651.5
2026年3月1818410.212.8103.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額99百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤本彰代表取締役社長711,608,000
小川典男取締役6117,800
村田竜三取締役 ファイナンスHQ本部長5221,800
岩崎秀樹取締役 技術商社HQ本部長5538,600
西田和弘取締役 マネジメントHQ本部長6613,700
崔在亨取締役53
山田峻介取締役(常勤監査等委員)84
尾野恭史取締役(監査等委員)55
関口輝比古取締役(監査等委員)52
福田覚取締役(監査等委員)7410,000
藤浪昭男取締役(監査等委員)51
播磨紀彦取締役(監査等委員)71600
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
髙田和幸取締役(監査等委員)59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6878715
社外取締役410103
取締役(社内)1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,914字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社1社より構成されており、技術者派遣に特化した技術職知財リース事業を主たる事業としております。技術職知財リース事業につきましては、主に製造業の開発部門・設計部門を対象としております。また、製造現場業務への一般派遣及びエンジニア派遣事業も行っており、顧客企業の開発工程から製造工程までトータルにサービスを提供しております。 当社は技術職知財リース事業を行っており、国内に7拠点(札幌営業所、水戸営業所、東京営業所、浜松営業所、名古屋営業所、大阪営業所、福岡営業所)を有し、事業を展開・運営しております。 連結子会社の株式会社ジェイテックアドバンストテクノロジでは、技術職知財リース事業や一般派遣及びエンジニア派遣事業として、建築設計、施工管理業務、開発現場、製造現場業務への技術者派遣のほか、ヒューマンリソース事業、介護事業、イベント事業、ポスティング事業等も業務領域としております。 また創業時より、 創造力と人間力を兼ね備えた人材育成等に当社知見を活かす形で、「リスキリング」「リカレント」ニーズに応えるべく、”生活支援コミュニティー・スペース”を提供する「まなクル」事業として、教育・就職支援サービスの展開に取り組んでおります。 1.技術職知財リース事業について 当事業は、技術者派遣に特化した事業として、「機械設計」「電気・電子設計」「ソフトウエア開発」「建築設計」の4分野を中心に専門技術を顧客企業に提供、支援する業務の総称として位置づけております。 当社グループでは、一般的な派遣や請負のように、お客様に人を提供するだけのビジネスを目指しておりません。当社や当社の技術者が保有する知恵を提供する(リースする)ことで、お客様とともに新たな価値を創造していくことを理想として、これを「技術職知財リース事業」としております。また、技術者を一般的なエンジニアと区別し、専門教育による知識を基盤とし、高い人間力と高度な専門性に裏付けられた想像力や発想力を駆使することで、新たな付加価値を生み出す社員を「テクノロジスト(技術職)」としています。 当社グループの取引先業種(主に製造業)は多岐にわたっており、大別すると以下のとおりです。 ①自動車関連   ②航空機・宇宙関連   ③産業用機器関連 ④精密機器関連   ⑤情報通信機器関連   ⑥電子・電気機器関連 ⑦半導体・集積回路関連   ⑧情報処理関連   ⑨建築関連 ⑩その他 技術職知財リース事業の契約形態については以下のとおりです。 当社グループが顧客企業と技術職知財リース事業をすすめる際に顧客企業と取り交す契約には、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という。)に基づく「人材派遣契約」と、「請負契約、業務委託契約」があります。 (1) 人材派遣契約 人材派遣契約は、派遣労働者の雇用者(当社)と使用者(派遣先企業)とが分離しており、派遣労働者は使用者(派遣先企業)の指揮命令を受け、労働に従事いたします。 当社(派遣元)、使用者(派遣先企業)、派遣労働者(当社社員)の関係を図示すると、次のようになります。 (2) 請負契約、業務委託契約 一部顧客においては、請負契約又は業務委託契約を締結しておりますが、人材派遣契約と異なり当社が取引先企業から業務を委託され、労働者の業務遂行指示その他の管理を当社が行い、仕事を完成させ成果物を納品する形式をとっております。 当社、取引先企業、請負労働者の関係を図示すると次のようになります。 2.一般派遣及びエンジニア派遣事業について 当事業は、連結子会社の株式会社ジェイテックアドバンストテクノロジが、開発現場、製造現場業務への技術派遣のほか、ヒューマンリソース事業、介護事業、イベント事業、ポスティング事業を行っております。 一般派遣及びエンジニア派遣事業の特徴は、当社が労働者を派遣する際、労働者をあらかじめ当社に登録させ、その既登録者の中から派遣先企業の希望する条件に合致する労働者を選択し、決定してから当社との間で期間を定めて雇用契約を締結したうえ(契約社員)で、派遣先企業へ派遣することであります。 なお、派遣労働者は派遣先企業において、派遣先企業の指揮命令を受けて労働に従事することになります。 一般派遣及びエンジニア派遣事業における当社(派遣元)、使用者(派遣先企業)、派遣労働者(当社社員)の関係を図示すると、次のようになります。 3.事業の流れ 当社の事業系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,327字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 ①会社の経営の基本方針 当社グループは、「技術者の地位向上と業界最高の収入を実現し創造的個人経営者集団を形成させる」を経営理念として掲げ、知識に基づく知恵を扱う「技術商社」として優れた日本の「匠」とともに、豊かな感性と柔らかな発想を兼ね備えた人材を育成し、社会に貢献することを使命としています。 当社グループは1996年の創業以来、高度なスキルが必要とされる「機械設計」「電気・電子設計」「ソフトウエア開発」を得意領域とし、その後「建築設計」を含めた4分野の、研究開発部門及び設計部門等の上流工程の各プロセスへのアウトソーシング事業を通じて、日本のものづくりの一翼を担ってまいりました。 経営理念に基づき、技術力だけではなく創造性豊かで経営マインドを持った技術者を育成し、派遣という形態を主体として各種メーカー、情報関連企業など様々な企業にサービスを提供し、自社を含めた日本の技術者のステータスを上げることを経営の基本としております。今後は、技術提供の量や質面での顧客満足を達成するだけではなく、適正な収益確保を可能にする営業体制構築を図り、自社及び顧客両者の満足度を高めていきます。 また、「新入社員研修」「新入社員海外研修」「中途社員研修」「技術分野・レベル別研修」「管理職研修」「営業マン研修」「国内外留学」「テクノロジストの表彰制度」等、常に社員のスキルアップ及びモチベーションアップを重視したフォロー体制を目指しております。 ②目標とする経営指標 当社グループが目標とする経営指標としましては、一層の経営基盤強化実現のため連結売上総利益率30%以上、連結売上高経常利益率10%以上の達成であります。それにより株主資本の充実を図り、株主の皆様方への利益還元に努めてまいります。 ③中長期的な会社の経営戦略 当社グループの顧客企業である国内製造業では、米国を中心に欧州、アジアの経済動向の変化に、より迅速にかつ柔軟に対応出来る組織力が重要視されており、個々人の技術スキル及び語学力の向上もさることながら、新たな付加価値を生み出す創造力が求められております。 このような状況下、当社グループの主力たる技術職知財リース事業においては、主要顧客である国内製造業各社等、労働環境の観点からも稼働時間の抑制等は続くも、IoT関連技術、第5世代移動通信システム関連技術、次世代自動車関連技術、ロボット技術、AI関連技術等の最新技術を含めた開発需要は依然旺盛と予測され、当社グループのテクノロジスト等への需要は底堅いと見込んでおります。技術系人材が引き続き苛烈な獲得競争にあり人材不足が課題である中、より一層のマーケティング等に励み、状況把握及び工夫を凝らした採用活動の展開等、技術系人材を確保に尽力してまいります。 併せて、従前からの態勢を継続して、技術力向上のための研修設備やカリキュラムの強化、そして効率的かつ実践的な学習を支援する独自の技術教育プラットフォームを開発し、市場環境の変化と技術革新が進む中でも“迅速かつ柔軟な適応力”と“確かな技術力”を兼ね備えたテクノロジストを育成する環境を強化しております。引き続き、当社グループ中期経営計画として掲げている”テクノロジスト700人体制”の構築の達成に向け、取り組んでまいります。「技術教育+リスキリング/リカレント教育」を拡げ、新たな人的資源の発掘と創造の推進に注力していく所存です。 当社グループでは、創業以来最多となる100名の技術系人員を2021年4月入社の新卒として採用したことから、その後も同等数の成果を目指して取り組んでおります。求職者動向等、想定との一部相違もあり、実現に至れておりませんが、2026年度以降も早期にテクノロジスト700人体制を構築すべく、継続して優秀な人材の獲得に注力いたします。 日本全国の理工系学部の学生をターゲットにWebを活用した会社説明会やSNSを通じた応募者とのコミュニケーション接点を大幅に増やす施策を継続しつつ、これまでの採用活動をデータ分析し、採用施策の効率化をしてまいります。 また、技術職知財リース事業の伸長を睨んで教育体制の強化も継続し、優秀なテクノロジスト育成と技術領域のさらなる拡大に努める所存です。AIなどの先進技術における新規顧客の獲得と新たな収益源の開拓を見据え、Webを活用した営業施策を推進し継続して努めてまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題等 当社グループは技術職知財リース事業を中核としており、採用、人材育成、営業が事業の持続的発展の主軸であると認識しております。当社のコア・コンピタンスである知財力の継続的強化に取り組み、収益力のさらなる向上を実現するため、当社グループが対処すべき課題は、以下のとおりであります。 ①優秀なテクノロジストの採用 当社グループの中核である技術職知財リース事業においては、即戦力かつ高度な技術力を備えた人材が常に求められております。このような顧客ニーズに応えるため、多種多様な技術を持つ人材を採用できるよう、採用体制の強化に努めます。新卒採用については、日本全国の優秀な人材の確保に努めるとともに、国内各拠点及び従業員のネットワークを活用し、多様な採用ルートを引き続き構築してまいります。これにより、多くの有望な新卒社員の安定的採用や中途採用の増加につなげるとともに、成長分野のテクノロジスト採用もさらに強化してまいります。 ②人材育成とキャリアサポート 技術が日進月歩で発展している中、顧客満足度の高い技術ソリューションを提供し続けるために、テクノロジストの技術力向上とキャリアサポートは常に重要な課題であります。きめ細かな分野別・テーマ別技術研修の他に、IoTやAIなど先進技術における需要拡大に対応した教育体制の強化と当連結会計年度に導入したテクノロジスト個々の効率的かつ実践的な学習を支援する独自開発の技術教育プラットフォームを活用し、テクノロジストの技術面での習熟をサポートしてまいります。また、社内受託開発チームでの多様なプロジェクトを経験する中でスキルとチームワークを磨く場を設け、技術力・人間力を兼ね備えたバイタリティ溢れる人材の育成に努めてまいります。さらに、スキルや経験に沿った報酬制度の導入、定期的な面談やフォローアップ研修、メンタルヘルスケア、社員同士によるコミュニケーションの醸成、テクノロジストの評価・表彰制度の整備等により、テクノロジストのモチベーションと働く満足度を継続的に高め、定着率のさらなる向上を図ってまいります。 ③営業力の強化 当社グループの主要顧客である建築関連、自動車関連においては、引き続き顧客のフォロー活動を実施し、顧客の幅広いニーズに対応できる地力をさらに蓄積すべく営業力を強化してまいります。また、前年に引き続きIoTやAIなど先進技術の需要も視野に入れ、Webを活用した営業活動も一層強化することで新規顧客の獲得に取り組みます。さらに、幅広い業種にわたる顧客基盤を構築し、収益源の多角化を進めます。 ④コーポレート・ガバナンスの強化とコンプライアンスの徹底 当社グループでは、コーポレート・ガバナンスの強化及びコンプライアンスの徹底は、経営の最重要課題であり社会的責務であると認識しております。取締役会の機能強化を図り、経営の健全性及び透明性の確保のため、経営の意思決定、業務執行等に対する適正な監視・監督体制を常に維持しております。また、内部統制室を中心とした内部管理体制を整備し、定期的なコンプライアンス教育の実施等のほか、代表取締役、監査等委員会、会計監査人、内部統制室の間で適切な情報交換を行い、コーポレート・ガバナンスの強化とコンプライアンスの徹底に努めてまいります。
事業等のリスク2,686字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下の内容は、当社グループの営業活動その他に係るリスク要因について、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を記載しております。なお、以下の内容は予想される全てのリスクを網羅したものではなく、業績に影響を与えうるリスク要因はこれらに限定されるものではありません。 なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項目以外の記載内容も併せて慎重に検討したうえで行われる必要があります。 また、文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、合理的であると当社グループが判断したものであります。 (1) 人材の確保について 当社グループの事業は、豊かな感性と柔らかな発想を兼ね備えた技術力のある人材に支えられており、優秀なテクノロジストの確保が非常に重要となります。採用担当部門として、当社グループに入社希望の学生や中途採用テクノロジストへのきめ細かなフォローの徹底、設計業務未経験の若年層テクノロジストへの研修実施等、優秀な人材の確保と社員教育に注力しておりますが、テクノロジストの採用が計画どおり確保できない場合や人材の流出によりテクノロジストの大幅な減少が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 派遣事業を取り巻く環境について 当社グループが営む技術職知財リース事業や一般派遣及びエンジニア派遣事業を取り巻く事業環境は、主要顧客である製造業の業績動向の影響を大きく受けます。そのため長期にわたり景気が低迷し、主力顧客である製造業において企業業績が低迷する場合や、設備投資の抑制や研究開発の削減等が長期に続いた場合等には、当社グループの事業環境に著しい影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法的規制について 当社グループは、労働者派遣法に基づき派遣業務を行っており、当社グループが営む事業については労働者派遣法及び関係諸法令による法的規制を受けております。 労働者派遣法及び関係諸法令は情勢の変化等に伴い継続的に見直しが行われております。当社では、当該諸法令の改正の都度適切な対応を行っておりますが、新たに規制緩和や法改正が行われ、これらが当社グループの事業運営に不利な影響を及ぼすものであった場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 知的財産権について 開発・設計に携わるテクノロジストについては、取引先内(顧客企業内)において新製品の特許、工業所有権等の知的財産取得に携わるケースがあります。その際に取引顧客に知的財産権を帰属させることを求められる場合があり、当社グループとしてはテクノロジストとの契約等においてこの点に関する対処を行っておりますが、何らかの理由で取引顧客との間で知的財産権の帰属につき紛争等が生じた場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、業務遂行上(特に請負形態の業務)、第三者の知的財産権を侵害していない旨の保証等を顧客企業から求められる可能性があり、当社グループとしてはこの点に配慮して業務を遂行しておりますが、何らかの理由により第三者の知的財産権を侵害したとして紛争等が生じた場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 特定の業界への依存について 当社グループが営む技術職知財リース事業や一般派遣及びエンジニア派遣事業においては、取引先企業の業績・景気動向等に応じて企業からの受注量が特定の業界に偏る場合があります。当社グループにおいては、当連結会計年度における業界ごとの売上比率で見ると、産業用機器関連が25.0%、自動車関連が21.8%、情報処理関連が14.3%と高い割合である一方、情報通信機器関連が2.8%、精密機器関連が3.9%、航空機・宇宙関連が5.8%と偏りがあります。これらのうち、売上比率の大きい業界の業況が悪化した場合、取引先企業から契約途中で解約された後、当社グループが次の取引先の確保を迅速かつ適切にできない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 請負契約、業務委託契約について 当社グループが営む技術職知財リース事業や一般派遣及びエンジニア派遣事業における契約形態には、「人材派遣契約」と「請負契約、業務委託契約」があります。請負契約、業務委託契約については、仕事の遂行や完成を約束し、その仕事の成果に対して対価を受取る形態になっております。従いまして請負契約、業務委託契約の場合には成果物の瑕疵担保責任や製造物責任等の追及を受ける可能性があります。 (7) 情報管理について 当社グループは、情報管理につきまして間接部門の社員はもとよりテクノロジストにおいても情報管理の意識付け及び指導・教育を徹底させ、計画的に内部監査を実施することにより情報管理の強化を図っております。 また当社では、プライバシーマークの認証を取得する等、個人情報の管理に関しても常に細心の注意をもって取り組んでおります。 しかしながら、取引先内(顧客企業内)にて勤務するテクノロジストが知り得た顧客情報で、例えば製品や試作品等の設計図面、顧客内の機密データ等の不正持ち出し、又はメールでの誤送信等の過失により機密情報が外部へ漏洩した場合や、当社グループ内の従業員及び当社グループへの応募者並びに取引先を含めた顧客等の個人情報が故意又は過失により外部へ流出し、当社グループの管理責任問題と法律的リスク(訴訟等)が生じた場合、当社グループの社会的信用等を失墜させることになり、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 競合について 人材派遣事業の市場は従事する事業者が多数存在し、また労働者派遣事業の許可を除けば大きな参入障壁もなく、新規の参入も多い現状にあります。当社グループの主たる事業である技術職知財リース事業においても、同業他社は多数存在いたします。そのような環境下においても、当社グループは、高度先端技術に特化した技術職知財リース事業や一般派遣及びエンジニア派遣事業を展開していること等を強みとして活かし、今後も事業の強化を図ってまいりますが、景気の先行きに不透明感が広がる状況下、競合の状況いかんによっては当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,156字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済環境は、雇用・所得環境の改善等を背景に、景気は緩やかな回復の動きが見られました。しかしながら、米国の通商政策の影響による景気下振れリスクに加え、継続的な物価上昇や人手不足、中東情勢の緊迫化からのエネルギー問題や日中関係の不安定化による影響の懸念等、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況下、当社グループの主軸である技術職知財リース事業においては、引き続き、特にテクノロジストの派遣に対するニーズが強い一方、当社グループでのリソース確保や請負分野の一時的不調からの脱却等、各課題克服に向けて想定以上の時間を要することとなりました。 結果的に、当初発表しておりました、安定旺盛な顧客ニーズや大型プロジェクトをはじめとした拡大路線等のアグレッシブな計画に基づく通期業績予想を、慎重目線で見直し下方修正いたしましたが、期末間近でようやく請負分野の挽回傾向等が顕著に表れ始め、グループ全体の売上・利益とも修正後予想を上回って着地いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は2,138,961千円となり、前連結会計年度末より78,920千円の減少となりました。 当連結会計年度末の負債合計は662,603千円となり、前連結会計年度末より136,322千円の減少となりました。 純資産合計は1,476,358千円となり、前連結会計年度末より57,402千円の増加となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高3,358,223千円(前年同期比1.0%減)、営業利益235,598千円(前年同期比28.4%減)、経常利益212,207千円(前年同期比35.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益147,075千円(前年同期比35.5%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (技術職知財リース事業) 技術職知財リース事業は、売上高は3,358,223千円(前期末比1.0%減)、セグメント利益は712,113千円(前期末比3.4%減)となりました。 (一般派遣及びエンジニア派遣事業) 前期より全業務を休止しています。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ31,057千円減少(前年同期は140,612千円の増加)し、1,469,016千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は123,682千円(前年同期は250,692千円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払額131,950千円により資金の減少があったものの、売上債権の減少48,367千円、税金等調整前当期純利益の計上212,207千円等があったことにより資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は12,012千円(前年同期は2,700千円の収入)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出7,477千円及び投資有価証券の取得による支出2,263千円により資金の減少があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は142,727千円(前年同期は112,780千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額79,819千円及び長期借入金の返済による支出62,962千円等により資金が減少したことによるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   58.4   64.0   69.0 時価ベースの自己資本比率(%)   102.3   88.4   88.6 キャッシュ・フロー対有利子負債比率   1.0   0.3   0.2 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   173.5   431.5   544.9 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 (注)2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 (注)3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを使用しております。 (注)4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループの事業は、技術職知財リース事業及び一般派遣及びエンジニア派遣事業であり、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため省略しております。 b.受注実績 生産実績と同様の理由により、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 販売実績(千円)   前年同期比(%) 技術職知財リース事業 自動車関連   731,107   100.1 航空機・宇宙関連   195,187   144.1 産業用機器関連   840,742   101.2 精密機器関連   129,705   122.3 情報通信機器関連   94,778   95.9 電子・電気機器関連   263,582   94.6 半導体・集積回路関連   231,374   101.6 情報処理関連   479,876   96.5 建築関連   287,079   81.4 その他   104,788   77.7 一般派遣及びエンジニア派遣事業   -   - 合計   3,358,223   99.0 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社デンソーテン   307,225   9.1   275,766   8.2 株式会社LIXIL   302,308   8.9   249,886   7.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び会計上の見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については「第一部  企業情報  第5  経理の状況  注記事項」に記載しております。 これらの連結財務諸表の作成にあたっては一部に会計上の見積りによる金額を含んでおりますが、見積りにつきましては、過去実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づいており、妥当性についての継続的な評価を行っております。しかしながら見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1) 財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は2,138,961千円となり、前連結会計年度末より78,920千円の減少となりました。これは主に売掛金及び契約資産の減少48,367千円、現金及び預金の減少31,057千円によるものであります。 (負債合計) 負債合計は662,603千円となり、前連結会計年度末より136,322千円の減少となりました。これは主に未払法人税等の減少66,520千円、1年内返済予定の長期借入金の減少43,067千円及び長期借入金の返済19,895千円によるものであります。 (純資産合計) 純資産合計は1,476,358千円となり、前連結会計年度末より57,402千円の増加となりました。これは主に配当金の支払80,067千円及び退職給付に係る調整累計額の減少10,003千円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上147,075千円によるものであります。この結果、自己資本比率は69.0%と前連結会計年度末の64.0%に比べ5.0ポイント上昇いたしました。 2) 経営成績 (売上高、売上原価及び売上総利益) 売上高は3,358,223千円(前連結会計年度比1.0%減)となりました。売上原価は2,282,487千円(前連結会計年度比1.8%増)となりました。これらの要因としては、当社グループにおいて一部領域での稼働時間の減少や請負案件の不調等があった一方、人件費の増加等によるコスト上昇の影響によるものであります。 以上の結果、売上総利益は1,075,736千円(前連結会計年度比6.5%減)となりました。 (販売費及び一般管理費及び営業損益) 販売費及び一般管理費は840,137千円(前連結会計年度比2.3%増)となりました。主な要因としては、人件費や採用関連費用の増加等によるものであります。 以上の結果、営業利益は235,598千円(前連結会計年度比28.4%減)となりました。 (営業外損益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益) 営業外損益は23,391千円の損失(前連結会計年度は844千円の利益)となりました。主な要因としては、市場変更関連費用25,000千円の計上によるものであります。 以上の結果、経常利益は212,207千円(前連結会計年度比35.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は147,075千円(前連結会計年度比35.5%減)となりました。 3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第一部  企業情報  第2  事業の状況  4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1)  経営成績等の状況の概要  ②  キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、景気動向、法的規制、同業他社があると分析しております。 (景気動向) 当社グループが営む技術職知財リース事業や一般派遣及びエンジニア派遣事業を取り巻く事業環境は、景気の低迷により、主要顧客である製造業の業績が悪化し、企業の設備投資の抑制や研究開発の削減等が行われた場合は、当社グループへの受注の減少により業績に大きな影響があります。 (法的規制) 当社グループは労働者派遣法に基づき派遣業務を行っているため、新たに規制緩和や法改正が行われ、これらが当社グループの事業運営に不利な影響を及ぼすものであった場合、当社グループの業績に大きな影響があります。 (同業他社) 当社グループが属する人材派遣事業の市場は、特別に設備投資をする必要がほとんどなく比較的企業が参入しやすい市場であるため、競合する企業が増加し人材獲得競争が激しくなった場合、テクノロジストの確保困難により当社グループの業績に大きな影響があります。 c.資本の財源及び資金の流動性について (資金需要) 当社グループ事業における運転資金の主なものは当社グループテクノロジストの人件費となります。当社グループの事業は、優秀なテクノロジストの確保が最重要であり、近年テクノロジストの獲得競争が熾烈を極めていることからも、テクノロジストの採用費及び研修費についての資金需要は高くなっており、その支出の強化を行っております。 当社グループの配当政策は、収益基盤の強化と拡充を図りながら積極的な事業展開や将来の不確実性に備えるための内部留保に努めつつ、連結配当性向20%を目標とし、業績等を総合的に勘案しながら株主に対する利益還元を安定的かつ継続的に行う方針であります。当事業年度の配当につきましては、この方針に基づき、1株当たり13円の配当を実施することを決定し、連結配当性向は70.8%でありました。 (財政政策) 当社グループ事業の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、金融機関からの借入により資金調達を行っております。 借入につきましては、長期借入を利用することで運転資金を安定的に確保するとともに、金利を固定し、金利が上昇した場合にも金利負担が増加することのないよう資金調達コストを一定に保っております。また、迅速な意思決定による事業展開に対応するために、金融機関と当座借越契約を締結し、緊急の資金需要へ備えております。 当社グループは、当社グループを取り巻く事業環境が、非常に世の中の景気の影響を受けやすく、景気の悪化により業績の悪化が免れない特徴があることから、持続的な企業成長に努めるためにも、健全な財務バランスを保つ方針でおります。そのため、内部留保資金につきましては、今後も継続して成長するための人材の採用及び育成等のために有効投資しつつも、リーマンショックや新型コロナウイルス感染拡大などを原因とした大規模な景気悪化にも耐えうる、比較的高い水準での資金確保を行ってまいります。 d.経営上の目標の達成状況について 当社グループが目標とする経営指標は、株主資本の充実及び株主の皆様への利益還元を目的として、連結売上総利益率30%以上、連結売上高経常利益率10%以上の達成であります。 当連結会計年度における連結売上総利益率は32.0%、連結売上高経常利益率は6.3%でありました。前連結会計年度は、連結売上総利益率は33.9%、連結売上高経常利益率は9.7%であったため、連結売上総利益率は1.9ポイント減少したものの、2期連続の目標達成となりましたが、連結売上高経常利益率は3.4ポイント減少し目標には届きませんでした。目標とする経営指標を達成できるよう引き続き改善に取り組んでまいります。 2026年3月期計画の達成状況については、以下のとおりです。 指標   2026年3月期 (計画)   2026年3月期 (実績)   2026年3月期 (計画比) 売上高   4,000百万円   3,358百万円   △641百万円(16.0%減) 営業利益   400百万円   235百万円   △164百万円(41.1%減) 経常利益   400百万円   212百万円   △187百万円(46.9%減) 親会社株主に帰属する 当期純利益   240百万円   147百万円   △92百万円(38.7%減) 1株当たり当期純利益   29.97   18.37   11.60ポイント減(-) 売上高は計画比641百万円減(16.0%減)となりました。主な要因としては、派遣単価及び稼働率は好調であったものの、人手不足で人員獲得競争は激しく、想定していた人員数を充分には確保できなかった結果であります。 営業利益は計画比164百万円減(41.1%減)、経常利益は計画比 187百万円減(46.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は計画比92百万円減(38.7%減)、1株当たり当期純利益は計画比11.60ポイント減となりました。これらの主な要因としては、売上高が計画に届かずトップラインが伸びなかったことでありますが、かねてより実施している合理化推進策により、必要性に応じつつも控え目に抑えるなど、コスト圧縮に努めたことで、最終利益の対計画比減少率を最大限に抑制しました。 e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1) 技術職知財リース事業 当連結会計年度において、当社グループのテクノロジスト需要は引き続き高く、主に稼働率と平均単価の上昇により、売上高は3,358,223千円(前連結会計年度比1.0%減)、セグメント利益は712,113千円(前連結会計年度比3.4%減)となりました。 2) 一般派遣及びエンジニア派遣事業 前連結会計年度より全業務を休止しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。