概要
タケダ機械は、1971年に石川県能美市で創業した金属加工機械メーカーである。形鋼加工機と丸鋸切断機を主力製品とし、建築鉄骨や自動車部品向けの鋼材加工に必要な穴あけ・切断機械を製造・販売する。2025年5月期の連結売上高は48.9億円、従業員数は175名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
形鋼加工機と丸鋸切断機を柱とする事業構成
当社グループは金属加工機械事業の単一セグメントで構成される。主力の形鋼加工機シリーズはH形鋼ドリルマシンや平板オートボーラーなど、建築鉄骨や橋梁向けの穴あけ・切断に特化した製品群である。丸鋸切断機シリーズは形鋼・無垢材・パイプの切断に用いられる。加えて自社製品に用いるプレス金型の製造販売、他社製品の部品加工・組立を受託する事業も手掛ける。子会社タケダ精機がこれら全ての工程に関与している。
品目別売上高の構成比と変動要因
2025年5月期の品目別売上高は、形鋼加工機が30.3億円(全体の62%)で前年比18.9%減、丸鋸切断機が3.6億円(同33.0%増)、金型が4.3億円(同8.0%減)、受託事業が3.0億円(同9.6%増)、部品・サービスが7.6億円(同7.4%増)であった。形鋼加工機の減少は、鋼材価格高騰や人手不足による建設需要の停滞が原因とされる。一方、丸鋸切断機は客先仕様機の受注が増加した。
販売網とグループ構造の特徴
国内販売は代理店・販売店を介したルート販売と直接販売の併用であり、海外は現地販売店経由で展開する。1979年に営業部門を竹田機械販売株式会社へ譲渡し、1990年に同社を吸収合併して現在の商号に変更した。連結子会社はタケダ精機株式会社のみで、同社は部品加工・組立を担う。本社・工場は1994年に石川県能美市の現在地に移転し、生産拠点を集約している。
業界の中での役割は金属加工機械メーカー(形鋼加工機・丸鋸切断機)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01金属加工機械主力
形鋼加工機シリーズ(小型形鋼加工マシン、平板ドリルマシン、H形鋼ドリルマシン、板金加工マシン)と丸鋸切断機シリーズ(形鋼切断マシン、無垢材切断マシン、パイプ切断マシン)を製造販売。
- 小型形鋼加工マシン
- 小型の形鋼を加工する機械。
- 平板ドリルマシン
- 平板に穴あけ加工を行う機械。
- H形鋼ドリルマシン
- H形鋼に穴あけ加工を行う機械。
- 板金加工マシン
- 板金を加工する機械。
- 形鋼切断マシン
- 形鋼を切断する機械。
- 無垢材切断マシン
- 無垢材を切断する機械。
- パイプ切断マシン
- パイプを切断する機械。
02金型準主力
自社製品専用のプレス金型と汎用品のプレス金型を製造。
- プレス金型
- プレス加工に使用する金型。
03受託生産副次
他社製品の部品加工、組立を受託。
製品と技術
形鋼加工機シリーズ:多様な鋼材に穴あけと切断を提供
形鋼加工機シリーズは、H形鋼や平板などの鋼材に穴あけ・切断加工を施す機械群である。代表機種としてABP-GⅢ(モデルチェンジ機)や形鋼オートドリル、平板オートボーラーがある。建築鉄骨の柱・梁部材の加工に広く使われ、ビルや橋梁、物流倉庫、データセンターといった鋼構造物の建設需要に対応する。2025年5月期の売上高は30.3億円と全体の約62%を占める。
丸鋸切断機シリーズ:省人化ニーズに応える客先仕様機
丸鋸切断機シリーズは、形鋼・無垢材・パイプを切断する機械である。1998年に製造販売を開始した。近年は人手不足を背景に省人化・自動化の要求が高まっており、客先の固有仕様に合わせたカスタマイズ機(客先仕様機)の提案営業を積極的に展開している。2025年5月期の売上高は3.6億円で前年比33.0%増と好調であった。自動車や鋼材加工業界での需要が牽引している。
金型シリーズと受託事業:保守サービスと内製化の両輪
金型シリーズは、自社製品専用のプレス金型と汎用品を手掛ける。形鋼加工機の出荷動向に連動するため、2025年5月期は売上高4.3億円と前年比8.0%減となった。受託事業では子会社タケダ精機が他社製品の部品加工・組立を担い、同社単体の売上高は2.97億円と9.8%増加した。また部品・サービス部門は既存設備を維持する需要を捉え、売上高7.6億円(前年比7.4%増)を計上した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
産業機械で中小規模だが堅実、内需中心
産業機械メーカーとして売上高約50億円と中小規模ながら、高水準の営業利益率を維持している。近年は減収傾向だが、コスト管理の徹底で収益性は比較的良好。同業の日本製鋼所や三浦工業は大規模でグローバル展開が進む一方、当社は内需依存度が高く、国内景気の影響を受けやすい。ライバル企業(日本製鋼所、三浦工業)と比較すると規模は小さいが、特定分野での差別化や顧客との関係構築に強みを持つ可能性がある。業界内での存在感は限定的だが、安定した経営基盤が評価されている。
強み
- 営業利益率8~10%台と、中小規模ながら高水準を維持している。
- 安定した収益基盤と低負債で、景気変動への耐性がある。
- 特定産業機械分野で技術力があり、顧客との長期取引を強みとする。
- 減収局面でも営業利益率を維持する効率的なコスト管理が強み。
課題
- 国内需要が主体で、海外展開が限定的なため成長に上限がある。
- 業界大手と比べて規模が小さく、研究開発投資や営業力で劣る。
- 売上高が減少傾向にあり、今後の需要回復が不透明。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字がタケダ機械
時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。
会社の歴史
沿革 31件
鉄筋加工機メーカーとして設立された1971年
1971年6月、石川県能美郡寺井町(現能美市)において資本金5,000千円で株式会社竹田機械製作所を設立。鉄筋加工機および鉄骨加工機の製造販売を目的とした。同年12月には小型機械加工のため本社工場を増設し、生産能力を高めた。創業から間もない1973年には九州・大阪・東京の各営業所を開設し、販売網の拡充を急いだ。
主要製品シリーズの投入と販売体制の再編(1973〜1989年)
1973年10月にユニットワーカーシリーズ、1976年5月にシャープカッターシリーズ、1978年1月にコーナーシャーシリーズ、1982年5月に形鋼オートドリルシリーズ、1989年3月に平板オートボーラーシリーズと、相次いで新製品の製造販売を開始した。1979年には営業部門を竹田機械販売株式会社に譲渡し、製造と販売を分離する経営判断を行った。
合併による商号変更と株式上場(1990〜2004年)
1990年6月、竹田機械販売株式会社を吸収合併し、同時に商号をタケダ機械株式会社に変更した。これにより製造と販売の機能が再統合された。1992年7月には日本証券協会に店頭登録し、2004年12月にジャスダック証券取引所に上場した。1994年には本社及び工場を現在地の能美市粟生町に移転し、大型機械加工・組立・塗装工場の増設を進めた。
業務提携と子会社化による事業基盤の強化(2008〜2009年)
2008年12月、株式会社アマダカッテング(現アマダマシナリー)と業務提携を締結。同社との連携により切断機分野での技術や販路の強化を図った。2009年5月にはタケダ精機株式会社を子会社化し、部品加工・組立の内製化を進めた。これによりグループ全体での製造能力が向上した。その後、2010年には大阪証券取引所への上場統合を経て、2022年4月に東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更した。
年表31件を開く
1970年代
- 1971年6月創業鉄筋加工機・鉄骨加工機の製造販売を目的に石川県能美郡寺井町(現 石川県能美市吉光町)において資本金5,000千円にて株式会社竹田機械製作所(現商号 タケダ機械株式会社)を設立。
- 1971年12月小型機械加工のため本社工場を増設。
- 1973年5月販売拠点拡充のため九州、大阪、東京の各営業所を開設。
- 1973年10月ユニットワーカーシリーズの製造販売を開始。
- 1974年5月自社製品に使用する部品加工のため本社工場を増設。
- 1976年5月シャープカッターシリーズの製造販売を開始。
- 1976年10月販売拠点拡充のため仙台営業所を開設。
- 1978年1月コーナーシャーシリーズの製造販売を開始。
- 1978年9月機械組立工場として本社工場を増設。
- 1979年9月販売拠点拡充のため名古屋営業所を開設。
- 1979年11月当社の営業部門を竹田機械販売株式会社に営業譲渡。
1980年代
- 1980年1月販売拠点拡充のため竹田機械販売株式会社(現 タケダ機械株式会社)が広島営業所を開設。
- 1982年5月形鋼オートドリルシリーズの製造販売を開始。
- 1984年7月大型機械加工、組立及び塗装工場として本社工場を増設。
- 1985年4月販売拠点拡充のため竹田機械販売株式会社(現 タケダ機械株式会社)が北関東営業所を開設。
- 1986年8月本社総合事務所を建設し、事務及び業務合理化のためコンピューターを設置。
- 1989年3月平板オートボーラーシリーズの製造販売を開始。
1990年代
- 1990年6月M&A竹田機械販売株式会社を吸収合併、同時に商号をタケダ機械株式会社に変更。
- 1992年7月日本証券業協会に店頭登録。
- 1994年4月現在地に本社及び工場を移転。
- 1998年8月丸鋸切断機シリーズの製造販売を開始。
- 1999年7月環境機器シリーズの製造販売を開始。
2000年代
- 2000年5月M&A子会社株式会社タケダテクニカルを吸収合併。
- 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2006年10月欠損金填補のため資本準備金及び資本金を減少。
- 2008年12月株式会社アマダカッティング(現 株式会社アマダマシナリー)と業務提携を行う。
- 2009年5月M&Aタケダ精機株式会社を子会社化。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
- 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
- 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所が統合したことに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2020年代
- 2022年4月上場東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/5期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年5月期まで5,000百万円
- 経常利益2026年5月期まで350百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
新製品の開発強化
人手不足に対応した省人化・省段取りをテーマに、年間2機種の新製品を迅速に開発するほか、顧客固有の要望に応える客先仕様機にも積極的に対応する。中長期には市場の半歩先のニーズを捉えた製品開発に挑戦する。
- 02
付加価値の向上
ICT技術を活用した業務改善と品質強化、ムダ取りの徹底により生産性を向上させる。中長期にはICT搭載製品の販売とサービスの充実で高収益企業を目指す。
- 03
在庫コストの削減
適正在庫の取組みを再強化し、タイムリーな納品を維持しつつ、販売・製造一体で需要予測精度を高めて在庫コストを削減する(客先仕様機除く)。
- 04
人材育成の強化
OJT・OFF-JTによる自律した人材育成、資格取得推進、教育制度整備により従業員の技術・技能レベルを向上させる。中長期には人事制度と教育制度を連動させ、社員が自己目標達成を実感できる体制を構築する。
- 05
企業価値の向上
多様な雇用や環境対応と企業活動の共存を図り、持続可能な成長を目指す。既存の太陽光発電や非化石電力利用に加え、中長期的にはGXへの取組みに挑戦する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 11期分
グループ全体で175人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は505万円で、10期前と比べて−0.8%。平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は14.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | — | — | — | 172 | — |
| 2017年5月 | — | — | — | 173 | — |
| 2018年5月 | — | — | — | 177 | — |
| 2019年5月 | 509 | 40.2 | 12.9 | 180 | — |
| 2020年5月 | 507 | 40.9 | 13.6 | 182 | — |
| 2021年5月 | 457 | 41.2 | 14.1 | 175 | — |
| 2022年5月 | 460 | 40.9 | 13.9 | 178 | — |
| 2023年5月 | 484 | 41.2 | 14.3 | 176 | — |
| 2024年5月 | 506 | 40.8 | 13.8 | 182 | 330 |
| 2025年5月 | 509 | 41.6 | 14.7 | 175 | 229 |
| 2026年5月 | 505 | 41.7 | 14.7 | 175 | 229 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年5月期の売上高は51億円、営業利益は4億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.1%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年5月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 52億円 | 51億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 4億円 |
| 純利益 | 3億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は28億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+21.7%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 17 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2024年2Q | 15 | 2 | 13.3 | 1 |
| 2024年3Q | 14 | 2 | 14.3 | 2 |
| 2024年4Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
| 2025年2Q | 26 | 3 | 11.5 | 2 |
| 2025年4Q | 23 | 1 | 4.3 | 1 |
| 2026年2Q | 23 | 2 | 8.7 | 2 |
| 2026年4Q | 28 | 2 | 7.1 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年5月期からの15期で、売上は26億円から51億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 26 | — | 0 | — | 0 |
| 大阪証券取引所と東京証券取引所が統合したことに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 | |||||
| 2013年5月 | 29 | — | 1 | — | 1 |
| 2014年5月 | 37 | — | 3 | — | 3 |
| 2015年5月 | 47 | — | 6 | — | 4 |
| 2016年5月 | 49 | — | 6 | — | 4 |
| 2017年5月 | 52 | — | 6 | — | 4 |
| 2018年5月 | 54 | — | 7 | — | 5 |
| 2019年5月 | 61 | — | 9 | — | 6 |
| 2020年5月 | 51 | — | 5 | — | 4 |
| 2021年5月 | 35 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。 | |||||
| 2022年5月 | 44 | — | 4 | — | 3 |
| 2023年5月 | 47 | — | 4 | — | 3 |
| 2024年5月 | 55 | 6 | 7 | 10.9 | 4 |
| 2025年5月 | 49 | 4 | 4 | 8.2 | 3 |
| 2026年5月 | 51 | 4 | 4 | 7.8 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年5月期
売上高51億円のうち、営業利益として残るのは4億円で7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.6%36億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.6%11億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2026年5月期は営業CFが6億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は9億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 1 | 1 | −1 | 2 | 2 |
| 2013年5月 | 1 | −1 | −1 | 0 | 1 |
| 2014年5月 | 1 | −3 | 5 | −2 | 4 |
| 2015年5月 | 6 | −1 | −6 | 5 | 4 |
| 2016年5月 | 6 | −5 | −3 | 1 | 2 |
| 2017年5月 | 3 | −2 | −1 | 1 | 3 |
| 2018年5月 | 4 | 0 | −5 | 4 | 2 |
| 2019年5月 | 8 | 0 | −5 | 8 | 4 |
| 2020年5月 | 4 | −3 | −1 | 1 | 5 |
| 2021年5月 | −1 | 0 | −1 | −1 | 3 |
| 2022年5月 | 10 | −1 | −3 | 9 | 9 |
| 2023年5月 | −1 | −1 | −1 | −2 | 6 |
| 2024年5月 | 13 | −1 | −2 | 12 | 16 |
| 2025年5月 | −6 | 0 | 0 | −6 | 10 |
| 2026年5月 | 6 | −2 | −4 | 4 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2026年5月期の総資産は78億円。このうち返さなくてよい自己資本が55億円で、自己資本比率は70.3%(業種中央値65.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 38 | 12 | 26 | 32.8 |
| 2013年5月 | 39 | 13 | 26 | 33.3 |
| 2014年5月 | 51 | 16 | 35 | 31.6 |
| 2015年5月 | 52 | 21 | 31 | 39.9 |
| 2016年5月 | 57 | 24 | 33 | 41.3 |
| 2017年5月 | 63 | 28 | 35 | 44.7 |
| 2018年5月 | 63 | 32 | 31 | 50.9 |
| 2019年5月 | 64 | 37 | 27 | 58.7 |
| 2020年5月 | 64 | 40 | 24 | 62.5 |
| 2021年5月 | 64 | 41 | 23 | 64.1 |
| 2022年5月 | 67 | 43 | 24 | 64.1 |
| 2023年5月 | 73 | 46 | 27 | 63.0 |
| 2024年5月 | 79 | 50 | 29 | 63.2 |
| 2025年5月 | 76 | 52 | 24 | 68.5 |
| 2026年5月 | 78 | 55 | 23 | 70.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で209社中75位あたり、逆に低いのはROEで209社中144位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,807で、1年前と比べて-4.1%。過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 |
| PER (会社予想) | 9.9倍 |
| PBR | 0.47倍 |
| 配当利回り | 2.85% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価2801円は25日線(2730.72円)を+2.6%上回り、上昇基調。直近1ヶ月で+4.5%上昇。52週高値3470円から-19.3%の水準だが、週足では75日線(2927円)を-4.3%下回る。出来高は低調ながらも、25日線を支持線に戻り歩調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER 8.6倍は業界平均23.7倍を大きく下回り、PBR 0.48倍も平均1.56倍に対して大幅な割安。ROE 5.7%はやや低いが、配当利回り2.84%は平均2.31%を上回りつつ、利益減少傾向が懸念材料。減益下での割安さに注意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 9.9倍 | — |
| PBR | 0.47倍 | 1.50倍 |
| ROE | 5.6% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は回復傾向だが、受注変動が大きい。強気派は自動車業界の設備投資需要を背景に成長期待。弱気派は大口受注の不安定性や、競合との差別化の難しさを指摘。PBR0.48倍と割安で、配当利回り2.8%。
- 業績回復・受注増
売上高47→55億円と成長、営業利益率10.9%に改善。
- 割安バリュエーション
PBR0.48倍、PER8.6倍と評価の低さ。
- 自動車設備投資
EVシフト関連の設備投資需要取り込みの可能性。
- 機械受注回復で増収期待2026年下期影響中
2026/5期売上51億円、前期比4%増の計画
- PBR0.48倍、株主還元強化次回株主総会影響中
自己株式取得や増配でPBR改善期待
- コスト削減で利益率改善通年影響弱
営業利益率7.84%から8%超へ
- 新規顧客開拓の可能性不定影響弱
ニッチ市場での受注増
- 受注の変動性
大口案件に依存、売上高は年度で増減。
- 成長鈍化
2025/5期は減収予想、売上高49億円。
- 競合との差別化難
同業他社との競争で価格競争に陥るリスク。
- 売上減少トレンド継続2026年Q2決算影響強
2025/5期売上49億円、前期比11%減
- 材料費高騰で利益圧迫継続影響中
営業利益率10.9%→8.2%→7.8%と低下
- 業界需要減少リスク継続影響中
特定業種向け機械の需要減
- 自己資本比率低下懸念通年影響弱
PBR低いが資産内容に注意
- 受注高
- 業績先行指標、変動リスクを把握。
- 営業利益率
- 収益力の安定性を確認。
- 自動車関連売上比率
- 主要需要先の動向を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは2.85%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年5月 | 50 | — | 13.0 |
| 2018年5月 | 60 | 20.0 | 16.0 |
| 2019年5月 | 80 | 33.3 | 13.4 |
| 2020年5月 | 80 | 0.0 | 23.9 |
| 2021年5月 | 20 | −75.0 | 29.8 |
| 2022年5月 | 50 | 150.0 | 19.4 |
| 2023年5月 | 60 | 20.0 | 21.3 |
| 2024年5月 | 80 | 33.3 | 20.6 |
| 2025年5月 | 80 | 0.0 | 32.3 |
| 2026年5月 | 80 | 0.0 | 26.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年5月期末の株主数は延べ1,239人。区分でいちばん多いのは個人・その他で78.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.1%を占め、残る81.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年5月% | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年5月% | 2026年5月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 67.1 | 68.3 | 71.9 | 74.2 | 77.7 | 78.3 |
| 事業法人 | 18.7 | 19.2 | 17.9 | 15.3 | 14.7 | 15.1 |
| 自己株式 | 7.1 | 7.5 | 7.9 | 9.9 | 9.9 | 9.9 |
| 証券会社 | 4.4 | 3.2 | 1.1 | 2.1 | 1.0 | 3.0 |
| 金融機関 | 8.5 | 8.5 | 8.1 | 7.4 | 5.7 | 3.0 |
| 外国法人 | 1.4 | 0.8 | 1.0 | 0.9 | 0.8 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | — | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社テーエスワイ | 11.37 |
| 02 | 竹田雄一 | 9.80 |
| 03 | タケダ機械取引先持株会 | 5.29 |
| 04 | 伊藤石典 | 3.33 |
| 05 | 竹田咲子 | 2.65 |
| 06 | 竹田貴子 | 2.55 |
| 07 | 東海東京証券株式会社 | 2.16 |
| 08 | 株式会社福井銀行 | 1.57 |
| 09 | 伊藤重夫 | 1.47 |
| 10 | 伊藤勝信 | 1.47 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-24タケダ機械取引先持株会 理事長 伊藤 直之新規の大量保有報告5.30%
- 2026-06-22タケダ機械取引先持株会 理事長 伊藤 直之変更報告5.30%
- 2026-06-08タケダ機械取引先持株会 理事長 伊藤 直之新規の大量保有報告5.30%
- 2026-06-08タケダ機械取引先持株会 理事長 山口 謙二新規の大量保有報告0.00%-5.12pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で+10295%、1株純資産は15期で+4592%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 3 | 127 | 2.5 | 30.0 | — |
| 2013年5月 | 6 | 134 | 4.3 | 21.0 | — |
| 2014年5月 | 319 | 1,658 | 21.3 | 7.0 | — |
| 2015年5月 | 458 | 2,136 | 24.2 | 9.1 | 7.9 |
| 2016年5月 | 407 | 2,605 | 17.7 | 5.5 | 13.9 |
| 2017年5月 | 476 | 3,037 | 16.9 | 5.5 | 13.0 |
| 2018年5月 | 491 | 3,467 | 15.1 | 6.7 | 16.0 |
| 2019年5月 | 696 | 4,072 | 18.5 | 3.8 | 13.4 |
| 2020年5月 | 382 | 4,381 | 9.0 | 5.9 | 23.9 |
| 2021年5月 | 129 | 4,427 | 2.9 | 19.2 | 29.8 |
| 2022年5月 | 284 | 4,696 | 6.2 | 9.2 | 19.4 |
| 2023年5月 | 345 | 4,995 | 7.1 | 7.5 | 21.3 |
| 2024年5月 | 465 | 5,438 | 8.9 | 7.4 | 20.6 |
| 2025年5月 | 319 | 5,673 | 5.7 | 9.3 | 32.3 |
| 2026年5月 | 324 | 5,943 | 5.6 | 8.6 | 26.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
2026/5期の役員報酬は総額83百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
役員報酬の内訳2026/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 48 | 17 | 7 | 72 | 24 |
| 社外取締役 | 3 | 8 | 1 | — | 10 | 3 |
| 監査役 | 1 | 1 | 0 | — | 1 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容427字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,077字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,232字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,502字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2025/06/01-2026/05/31)2026-08-28
- 半期報告書半期報告書-第55期(2025/06/01-2026/05/31)2026-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2024/06/01-2025/05/31)2025-08-29
- 半期報告書半期報告書-第54期(2024/06/01-2025/05/31)2025-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2023/06/01-2024/05/31)2024-08-30
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-15
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-15
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2022/06/01-2023/05/31)2023-08-31
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第3四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第2四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業