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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

タケダ機械

TAKEDA MACHINERY CO., LTD.6150 · Standard · 機械

形鋼加工機と丸鋸切断機を中心とする金属加工機械メーカー。金型製造や受託生産も手がける。

概要

タケダ機械は、1971年に石川県能美市で創業した金属加工機械メーカーである。形鋼加工機と丸鋸切断機を主力製品とし、建築鉄骨や自動車部品向けの鋼材加工に必要な穴あけ・切断機械を製造・販売する。2025年5月期の連結売上高は48.9億円、従業員数は175名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

形鋼加工機と丸鋸切断機を柱とする事業構成

当社グループは金属加工機械事業の単一セグメントで構成される。主力の形鋼加工機シリーズはH形鋼ドリルマシンや平板オートボーラーなど、建築鉄骨や橋梁向けの穴あけ・切断に特化した製品群である。丸鋸切断機シリーズは形鋼・無垢材・パイプの切断に用いられる。加えて自社製品に用いるプレス金型の製造販売、他社製品の部品加工・組立を受託する事業も手掛ける。子会社タケダ精機がこれら全ての工程に関与している。

品目別売上高の構成比と変動要因

2025年5月期の品目別売上高は、形鋼加工機が30.3億円(全体の62%)で前年比18.9%減、丸鋸切断機が3.6億円(同33.0%増)、金型が4.3億円(同8.0%減)、受託事業が3.0億円(同9.6%増)、部品・サービスが7.6億円(同7.4%増)であった。形鋼加工機の減少は、鋼材価格高騰や人手不足による建設需要の停滞が原因とされる。一方、丸鋸切断機は客先仕様機の受注が増加した。

販売網とグループ構造の特徴

国内販売は代理店・販売店を介したルート販売と直接販売の併用であり、海外は現地販売店経由で展開する。1979年に営業部門を竹田機械販売株式会社へ譲渡し、1990年に同社を吸収合併して現在の商号に変更した。連結子会社はタケダ精機株式会社のみで、同社は部品加工・組立を担う。本社・工場は1994年に石川県能美市の現在地に移転し、生産拠点を集約している。

業界の中での役割は金属加工機械メーカー(形鋼加工機・丸鋸切断機)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
51億円
営業利益
4億円
営業利益率
7.8%
純利益
3億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01金属加工機械主力

形鋼加工機シリーズ(小型形鋼加工マシン、平板ドリルマシン、H形鋼ドリルマシン、板金加工マシン)と丸鋸切断機シリーズ(形鋼切断マシン、無垢材切断マシン、パイプ切断マシン)を製造販売。

主な製品・サービス7
小型形鋼加工マシン
小型の形鋼を加工する機械。
平板ドリルマシン
平板に穴あけ加工を行う機械。
H形鋼ドリルマシン
H形鋼に穴あけ加工を行う機械。
板金加工マシン
板金を加工する機械。
形鋼切断マシン
形鋼を切断する機械。
無垢材切断マシン
無垢材を切断する機械。
パイプ切断マシン
パイプを切断する機械。

02金型準主力

自社製品専用のプレス金型と汎用品のプレス金型を製造。

主な製品・サービス1
プレス金型
プレス加工に使用する金型。

03受託生産副次

他社製品の部品加工、組立を受託。

製品と技術

形鋼加工機シリーズ:多様な鋼材に穴あけと切断を提供

形鋼加工機シリーズは、H形鋼や平板などの鋼材に穴あけ・切断加工を施す機械群である。代表機種としてABP-GⅢ(モデルチェンジ機)や形鋼オートドリル、平板オートボーラーがある。建築鉄骨の柱・梁部材の加工に広く使われ、ビルや橋梁、物流倉庫、データセンターといった鋼構造物の建設需要に対応する。2025年5月期の売上高は30.3億円と全体の約62%を占める。

丸鋸切断機シリーズ:省人化ニーズに応える客先仕様機

丸鋸切断機シリーズは、形鋼・無垢材・パイプを切断する機械である。1998年に製造販売を開始した。近年は人手不足を背景に省人化・自動化の要求が高まっており、客先の固有仕様に合わせたカスタマイズ機(客先仕様機)の提案営業を積極的に展開している。2025年5月期の売上高は3.6億円で前年比33.0%増と好調であった。自動車や鋼材加工業界での需要が牽引している。

金型シリーズと受託事業:保守サービスと内製化の両輪

金型シリーズは、自社製品専用のプレス金型と汎用品を手掛ける。形鋼加工機の出荷動向に連動するため、2025年5月期は売上高4.3億円と前年比8.0%減となった。受託事業では子会社タケダ精機が他社製品の部品加工・組立を担い、同社単体の売上高は2.97億円と9.8%増加した。また部品・サービス部門は既存設備を維持する需要を捉え、売上高7.6億円(前年比7.4%増)を計上した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

産業機械で中小規模だが堅実、内需中心

産業機械メーカーとして売上高約50億円と中小規模ながら、高水準の営業利益率を維持している。近年は減収傾向だが、コスト管理の徹底で収益性は比較的良好。同業の日本製鋼所や三浦工業は大規模でグローバル展開が進む一方、当社は内需依存度が高く、国内景気の影響を受けやすい。ライバル企業(日本製鋼所、三浦工業)と比較すると規模は小さいが、特定分野での差別化や顧客との関係構築に強みを持つ可能性がある。業界内での存在感は限定的だが、安定した経営基盤が評価されている。

強み

  • 営業利益率8~10%台と、中小規模ながら高水準を維持している。
  • 安定した収益基盤と低負債で、景気変動への耐性がある。
  • 特定産業機械分野で技術力があり、顧客との長期取引を強みとする。
  • 減収局面でも営業利益率を維持する効率的なコスト管理が強み。

課題

  • 国内需要が主体で、海外展開が限定的なため成長に上限がある。
  • 業界大手と比べて規模が小さく、研究開発投資や営業力で劣る。
  • 売上高が減少傾向にあり、今後の需要回復が不透明。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がタケダ機械

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16307サンセイ44億円4.9倍
26424高見沢サイバネティックス41億円8.0倍
36218エンシュウ40億円17.0倍
46248横田製作所32億円9.4倍
56467ニチダイ31億円
66150タケダ機械29億円8.7倍
76400不二精機26億円9.0倍
86347プラコー26億円28.9倍
96233KLASS22億円14.4倍
106147ヤマザキ9億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

鉄筋加工機メーカーとして設立された1971年

1971年6月、石川県能美郡寺井町(現能美市)において資本金5,000千円で株式会社竹田機械製作所を設立。鉄筋加工機および鉄骨加工機の製造販売を目的とした。同年12月には小型機械加工のため本社工場を増設し、生産能力を高めた。創業から間もない1973年には九州・大阪・東京の各営業所を開設し、販売網の拡充を急いだ。

主要製品シリーズの投入と販売体制の再編(1973〜1989年)

1973年10月にユニットワーカーシリーズ、1976年5月にシャープカッターシリーズ、1978年1月にコーナーシャーシリーズ、1982年5月に形鋼オートドリルシリーズ、1989年3月に平板オートボーラーシリーズと、相次いで新製品の製造販売を開始した。1979年には営業部門を竹田機械販売株式会社に譲渡し、製造と販売を分離する経営判断を行った。

合併による商号変更と株式上場(1990〜2004年)

1990年6月、竹田機械販売株式会社を吸収合併し、同時に商号をタケダ機械株式会社に変更した。これにより製造と販売の機能が再統合された。1992年7月には日本証券協会に店頭登録し、2004年12月にジャスダック証券取引所に上場した。1994年には本社及び工場を現在地の能美市粟生町に移転し、大型機械加工・組立・塗装工場の増設を進めた。

業務提携と子会社化による事業基盤の強化(2008〜2009年)

2008年12月、株式会社アマダカッテング(現アマダマシナリー)と業務提携を締結。同社との連携により切断機分野での技術や販路の強化を図った。2009年5月にはタケダ精機株式会社を子会社化し、部品加工・組立の内製化を進めた。これによりグループ全体での製造能力が向上した。その後、2010年には大阪証券取引所への上場統合を経て、2022年4月に東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更した。

年表31件を開く

1970年代

  • 1971年6月創業鉄筋加工機・鉄骨加工機の製造販売を目的に石川県能美郡寺井町(現 石川県能美市吉光町)において資本金5,000千円にて株式会社竹田機械製作所(現商号 タケダ機械株式会社)を設立。
  • 1971年12月小型機械加工のため本社工場を増設。
  • 1973年5月販売拠点拡充のため九州、大阪、東京の各営業所を開設。
  • 1973年10月ユニットワーカーシリーズの製造販売を開始。
  • 1974年5月自社製品に使用する部品加工のため本社工場を増設。
  • 1976年5月シャープカッターシリーズの製造販売を開始。
  • 1976年10月販売拠点拡充のため仙台営業所を開設。
  • 1978年1月コーナーシャーシリーズの製造販売を開始。
  • 1978年9月機械組立工場として本社工場を増設。
  • 1979年9月販売拠点拡充のため名古屋営業所を開設。
  • 1979年11月当社の営業部門を竹田機械販売株式会社に営業譲渡。

1980年代

  • 1980年1月販売拠点拡充のため竹田機械販売株式会社(現 タケダ機械株式会社)が広島営業所を開設。
  • 1982年5月形鋼オートドリルシリーズの製造販売を開始。
  • 1984年7月大型機械加工、組立及び塗装工場として本社工場を増設。
  • 1985年4月販売拠点拡充のため竹田機械販売株式会社(現 タケダ機械株式会社)が北関東営業所を開設。
  • 1986年8月本社総合事務所を建設し、事務及び業務合理化のためコンピューターを設置。
  • 1989年3月平板オートボーラーシリーズの製造販売を開始。

1990年代

  • 1990年6月M&A竹田機械販売株式会社を吸収合併、同時に商号をタケダ機械株式会社に変更。
  • 1992年7月日本証券業協会に店頭登録。
  • 1994年4月現在地に本社及び工場を移転。
  • 1998年8月丸鋸切断機シリーズの製造販売を開始。
  • 1999年7月環境機器シリーズの製造販売を開始。

2000年代

  • 2000年5月M&A子会社株式会社タケダテクニカルを吸収合併。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2006年10月欠損金填補のため資本準備金及び資本金を減少。
  • 2008年12月株式会社アマダカッティング(現 株式会社アマダマシナリー)と業務提携を行う。
  • 2009年5月M&Aタケダ精機株式会社を子会社化。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所が統合したことに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2020年代

  • 2022年4月上場東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年5月期まで5,000百万円
  • 経常利益2026年5月期まで350百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新製品の開発強化

    人手不足に対応した省人化・省段取りをテーマに、年間2機種の新製品を迅速に開発するほか、顧客固有の要望に応える客先仕様機にも積極的に対応する。中長期には市場の半歩先のニーズを捉えた製品開発に挑戦する。

  2. 02

    付加価値の向上

    ICT技術を活用した業務改善と品質強化、ムダ取りの徹底により生産性を向上させる。中長期にはICT搭載製品の販売とサービスの充実で高収益企業を目指す。

  3. 03

    在庫コストの削減

    適正在庫の取組みを再強化し、タイムリーな納品を維持しつつ、販売・製造一体で需要予測精度を高めて在庫コストを削減する(客先仕様機除く)。

  4. 04

    人材育成の強化

    OJT・OFF-JTによる自律した人材育成、資格取得推進、教育制度整備により従業員の技術・技能レベルを向上させる。中長期には人事制度と教育制度を連動させ、社員が自己目標達成を実感できる体制を構築する。

  5. 05

    企業価値の向上

    多様な雇用や環境対応と企業活動の共存を図り、持続可能な成長を目指す。既存の太陽光発電や非化石電力利用に加え、中長期的にはGXへの取組みに挑戦する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で175人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は505万円で、10期前と比べて0.8%平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は14.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月172
2017年5月173
2018年5月177
2019年5月50940.212.9180
2020年5月50740.913.6182
2021年5月45741.214.1175
2022年5月46040.913.9178
2023年5月48441.214.3176
2024年5月50640.813.8182330
2025年5月50941.614.7175229
2026年5月50541.714.7175229

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社工場 — 石川県能美市865百万円
本社工場 — 石川県能美市490百万円
厚生施設 — 石川県能美市165百万円
本社・北陸営業所 — 石川県能美市145百万円
吉光倉庫 — 石川県能美市83百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は51億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.1%、利益が+0.0%。

売上高
+4.1%
51億円
営業利益
+0.0%
4億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
7.8%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高52億円51億円
営業利益4億円4億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は28億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+21.7%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q900.00
2023年4Q171
2024年1Q1119.11
2024年2Q15213.31
2024年3Q14214.32
2024年4Q1516.70
2025年2Q26311.52
2025年4Q2314.31
2026年2Q2328.72
2026年4Q2827.11

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は26億円から51億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月2600
大阪証券取引所と東京証券取引所が統合したことに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年5月2911
2014年5月3733
2015年5月4764
2016年5月4964
2017年5月5264
2018年5月5475
2019年5月6196
2020年5月5154
2021年5月3521
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。
2022年5月4443
2023年5月4743
2024年5月556710.94
2025年5月49448.23
2026年5月51447.83

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高51億円のうち、営業利益として残るのは4億円7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.6%36億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.6%11億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
7.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
5.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.1pt
5.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが6億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は9億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月11−122
2013年5月1−1−101
2014年5月1−35−24
2015年5月6−1−654
2016年5月6−5−312
2017年5月3−2−113
2018年5月40−542
2019年5月80−584
2020年5月4−3−115
2021年5月−10−1−13
2022年5月10−1−399
2023年5月−1−1−1−26
2024年5月13−1−21216
2025年5月−600−610
2026年5月6−2−449

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は78億円。このうち返さなくてよい自己資本が55億円で、自己資本比率は70.3%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月38122632.8
2013年5月39132633.3
2014年5月51163531.6
2015年5月52213139.9
2016年5月57243341.3
2017年5月63283544.7
2018年5月63323150.9
2019年5月64372758.7
2020年5月64402462.5
2021年5月64412364.1
2022年5月67432464.1
2023年5月73462763.0
2024年5月79502963.2
2025年5月76522468.5
2026年5月78552370.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
37億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
23億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
76
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率209社中75位あたり、逆に低いのはROE209社中144位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.6%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.8%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.3%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.1%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,807で、1年前と比べて-4.1%過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。

¥2,807+0.3%1ヶ月-0.3%1年-4.1%時価総額29億円
過去52週の値幅
安値¥2,666高値¥3,470

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.7倍
PER (会社予想)9.9倍
PBR0.47倍
配当利回り2.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2801円は25日線(2730.72円)を+2.6%上回り、上昇基調。直近1ヶ月で+4.5%上昇。52週高値3470円から-19.3%の水準だが、週足では75日線(2927円)を-4.3%下回る。出来高は低調ながらも、25日線を支持線に戻り歩調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 8.6倍は業界平均23.7倍を大きく下回り、PBR 0.48倍も平均1.56倍に対して大幅な割安。ROE 5.7%はやや低いが、配当利回り2.84%は平均2.31%を上回りつつ、利益減少傾向が懸念材料。減益下での割安さに注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.7倍22.7倍
PER (予想)9.9倍
PBR0.47倍1.50倍
ROE5.6%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復傾向だが、受注変動が大きい。強気派は自動車業界の設備投資需要を背景に成長期待。弱気派は大口受注の不安定性や、競合との差別化の難しさを指摘。PBR0.48倍と割安で、配当利回り2.8%。

プラスに働く材料7
  • 業績回復・受注増

    売上高47→55億円と成長、営業利益率10.9%に改善。

  • 割安バリュエーション

    PBR0.48倍、PER8.6倍と評価の低さ。

  • 自動車設備投資

    EVシフト関連の設備投資需要取り込みの可能性。

  • 機械受注回復で増収期待2026年下期影響

    2026/5期売上51億円、前期比4%増の計画

  • PBR0.48倍、株主還元強化次回株主総会影響

    自己株式取得や増配でPBR改善期待

  • コスト削減で利益率改善通年影響

    営業利益率7.84%から8%超へ

  • 新規顧客開拓の可能性不定影響

    ニッチ市場での受注増

マイナスに働く材料7
  • 受注の変動性

    大口案件に依存、売上高は年度で増減。

  • 成長鈍化

    2025/5期は減収予想、売上高49億円。

  • 競合との差別化難

    同業他社との競争で価格競争に陥るリスク。

  • 売上減少トレンド継続2026年Q2決算影響

    2025/5期売上49億円、前期比11%減

  • 材料費高騰で利益圧迫継続影響

    営業利益率10.9%→8.2%→7.8%と低下

  • 業界需要減少リスク継続影響

    特定業種向け機械の需要減

  • 自己資本比率低下懸念通年影響

    PBR低いが資産内容に注意

次の決算で確かめる点
受注高
業績先行指標、変動リスクを把握。
営業利益率
収益力の安定性を確認。
自動車関連売上比率
主要需要先の動向を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.85%。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
2.85%
いまの株価に対して
配当性向
26.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月5013.0
2018年5月6020.016.0
2019年5月8033.313.4
2020年5月800.023.9
2021年5月20−75.029.8
2022年5月50150.019.4
2023年5月6020.021.3
2024年5月8033.320.6
2025年5月800.032.3
2026年5月800.026.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ1,239人。区分でいちばん多いのは個人・その他78.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.1%を占め、残る81.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他67.168.371.974.277.778.3
事業法人18.719.217.915.314.715.1
自己株式7.17.57.99.99.99.9
証券会社4.43.21.12.11.03.0
金融機関8.58.58.17.45.73.0
外国法人1.40.81.00.90.80.3
外国人個人0.00.00.10.00.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社テーエスワイ11.37
02竹田雄一9.80
03タケダ機械取引先持株会5.29
04伊藤石典3.33
05竹田咲子2.65
06竹田貴子2.55
07東海東京証券株式会社2.16
08株式会社福井銀行1.57
09伊藤重夫1.47
10伊藤勝信1.47

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-24
    タケダ機械取引先持株会 理事長 伊藤 直之
    新規の大量保有報告
    5.30%
  • 2026-06-22
    タケダ機械取引先持株会 理事長 伊藤 直之
    変更報告
    5.30%
  • 2026-06-08
    タケダ機械取引先持株会 理事長 伊藤 直之
    新規の大量保有報告
    5.30%
  • 2026-06-08
    タケダ機械取引先持株会 理事長 山口 謙二
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -5.12pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+10295%、1株純資産は15期で+4592%。直近期のROEは5.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月31272.530.0
2013年5月61344.321.0
2014年5月3191,65821.37.0
2015年5月4582,13624.29.17.9
2016年5月4072,60517.75.513.9
2017年5月4763,03716.95.513.0
2018年5月4913,46715.16.716.0
2019年5月6964,07218.53.813.4
2020年5月3824,3819.05.923.9
2021年5月1294,4272.919.229.8
2022年5月2844,6966.29.219.4
2023年5月3454,9957.17.521.3
2024年5月4655,4388.97.420.6
2025年5月3195,6735.79.332.3
2026年5月3245,9435.68.626.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

2026/5期の役員報酬は総額83百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3481777224
社外取締役381103
監査役11011

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容427字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関連会社)は、当社、連結子会社タケダ精機株式会社の計2社で構成されており、機械メーカーとして鍛圧機械、工作機械、器具及び金型の製造販売、これらに附帯する一切の業務並びに機械(部品加工、組立)の受託生産を主な事業として取り組んでおります。 (1) 形鋼加工機シリーズ 小型形鋼加工マシン、平板ドリルマシン、H形鋼ドリルマシン、板金加工マシン (2) 丸鋸切断機シリーズ 形鋼切断マシン、無垢材切断マシン (3) 金型シリーズ 自社製品専用のプレス金型、汎用品のプレス金型 (4) 受託生産 他社製品の部品加工、組立 上記の(1)項から(4)項までの当社、連結子会社タケダ精機株式会社との位置付け及び品目区分ごとの関連は、全てに関係しております。 事業系統図は、次のとおりであります。 なお、当社グループの事業は金属加工機械事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題3,077字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「技術創造」「社会貢献」「明るい社風」を経営理念に掲げ、「株主」「取引先」「社員」及び「地域社会」に対して適正な利益を還元し、社会に貢献していくことを経営の基本理念と考えております。また、「お客様視点のものづくり」を常に心掛け、お客様からの高い満足と信頼を得られる企業づくりを目標に事業展開してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは金属加工機械事業の単一セグメントであることやその事業規模、企業規模等を勘案し、役職員及び利害関係者にわかりやすい経営指標を設定することが重要だと考えていることから、目標とする経営指標を売上高、経常利益としております。 これらの指標は事業計画を策定する中で、生産システムの合理化による売上総利益の改善、経費削減による営業利益の確保、あるいは経常利益の向上といった損益を重視した財務体質の改善を図りつつ、バランスのとれた企業に成長するよう検討し、年1回策定しております。 2027年5月期連結会計年度の事業計画は、次のとおりであります。 区 分   2026年5月期実績(百万円)   2027年5月期計画(百万円)   前年同期比(%) 売 上 高   5,079   5,200   2.4 経常利益   444   400   △10.0 2027年5月期の見通しは、都市部を中心とする鋼構造物、国土強靭化基本計画によるインフラ補強、物流倉庫・データセンター等の建設需要は見込まれるものの、建設業を取り巻く構造的要因による人手不足の影響や建設費用の増加から、建設工期の長期化や遅延、建設計画の見直し又は中止が散見されるなど事業環境は厳しく、一方、仕入価格や人件費等のコスト上昇も引き続き見込まれ、不透明な状況で推移するものと予想しております。 なお、将来の不確実な経営環境の影響を受け、業績予想は大きく変動する可能性があります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは「お客様視点のものづくり」を基本原点に、建築鉄骨業界・製缶板金業界に形鋼加工機、自動車関連業界・鋼材加工業界に丸鋸切断機を主力製品として、各種鋼材(H形鋼、パイプ材、丸材、角材、平板等)に穴あけ・切断加工を施す金属加工機械の製造販売、自社製品の保守サービス、自社・他社のプレス機械に利用する金型の製造販売のほか、他社製品の部品加工、組立といった製造を請け負う受託生産を事業として展開しております。 当社グループの製品・保守サービスにおける販売体制は、国内は代理店・販売店を介したルート販売と直接販売、海外は現地の販売店、国内の代理店・販売店を介したルート販売によって販売活動が行われており、当社グループ製品により加工した各種鋼材は、ビル、橋、造船、架台などの鋼構造物の柱や梁の部材、自動車・機械関係の部品として旋盤加工や鍛造加工などを施すための素材に利用されております。 当社グループの主力製品である形鋼加工機、丸鋸切断機は、標準機やお客様の利便性に応える豊富なオプションをラインアップするほか、お客様固有のご要望に応えるようカスタマイズを施した客先仕様機を製造販売するなど、グローバルな競合他社に負けない競争力を強化すべく基盤体制づくりを進めております。 当社グループを取り巻く事業環境は、都市部の鋼構造物プロジェクトを中心に高度成長期に建築された社会インフラの老朽化による補強や更新、近年の相次ぐ天災から国土強靭化基本計画によるインフラ補強、観光立国推進基本計画によるIR(統合型リゾート)の整備を始めとする、官民が一体となったインバウンドの増加に向けた動きなどの建設需要のほか、少子高齢化に伴う生産人口の減少から省人化に向けた付加価値の高い製品への転換需要なども継続して期待できますが、中長期的には国内の人口減少による内需の縮小が懸念されます。 こうした事態に備え、競合他社との事業の優位性を確保するため、多くのお客様に共通するニーズを捉えた製品開発やオプションの機能充実、ラインアップの拡充を図りつつ、お客様独自の生産最適化を実現する客先仕様機への積極的な対応や保守サービスの強化によってお客様の満足と安心をご提供し、選ばれる会社を目指してまいります。また、内需の縮小には新たな市場を開拓できる確かなマーケティング力の実現とこれを具現化する加工領域を広げた製品開発を積極的に展開することによって売上の拡大を図り、企業価値を高め、安定した収益を確保できる企業体質の構築を目指してまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 当社グループの翌期から中長期にかけての会社の経営戦略に掲げる経営課題は、以下のとおりであります。 ① 新製品の開発 お客様の慢性的な人手不足という課題に対して「省人化」と「工程集約」をテーマにした新製品開発を強化し、年間2機種の新機種開発についてスピード感を持って推進するほか、お客様個々の要望(客先仕様機)にも積極的に対応してまいります。 中長期的には、全社横断で進行中の「プロジェクトKTD(ことづくり)」を定着させ、市場が求める半歩先のニーズを捉えるマーケティング力を全社レベルで醸成(養う)することを通じ、常にお客様から選ばれ続ける会社を目指してまいります。 ② 付加価値の向上 深刻化する人手不足という社会課題に対してデジタル技術を積極的に活用し、生産性の向上に一層努めてまいります。具体的にはERP(統合基幹業務システム)及びSFA(営業支援システム)を導入し、2027年6月からの本格稼働を目指してまいります。 中長期的には、これらの基盤となるIT・ICTを更に発展させ、お客様が求める製品・サービスの拡充と新たな付加価値を創出するDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向けて果敢に挑戦してまいります。 ③ 在庫コストの削減 お客様への納期対応を受けて在庫高が高止まっていることから、客先仕様機を除き、タイムリーな納品の維持と在庫の最適化を図るよう、効率的な生産体制と販売・製造が一体となって市場の需要予測精度を高め、在庫コストの削減を継続してまいります。 ④ 人材育成の強化 新設する人事課を中心に、採用活動のより一層の強化を図り、入社する従業員の早期戦力化と定着の向上を目指し、人事考課制度の再構築と教育体系の整備を進め、社員一人一人の成長とビジョンの実現をサポートする環境を整えてまいります。 中長期的には、人事制度と教育制度を緊密に連動させ、社員が自己目標の達成や自己実現をしっかりと実感できる仕組みを構築してまいります。 ⑤ 企業価値の向上 当社グループは、多様化する雇用への配慮や環境問題への対応といった社会的責任と、企業活動との調和を図りながら、持続可能な成長を通じた企業価値の向上に努め、環境面では本社建物に導入した太陽光発電設備と非化石電力の利用、照明のLED化など、継続的なCO2排出量の削減に貢献しております。 今後は市場動向に鑑みつつ、中長期的にはGX(グリーントランスフォーメーション)に向けた取り組みにも挑戦してまいります。
事業等のリスク3,232字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 政治・経済情勢に関するリスク 当社グループの業績は国内外の政治・経済情勢の動向に応じて変動する影響を受けておりますが、さまざまなリスクが存在しております。 具体的なリスクとして、大規模な金融危機、貿易摩擦、テロ、デモ、戦争等の地政学的リスクの発生が急速な信用収縮を引き起こし、企業の資金繰りが悪化することが想定され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該事象が発生した場合は、企業の設備投資が長期にわたり低迷し、当社グループ製品の需要が著しく減少することから、企業活動の停滞又は休止、資金の流動性の低下、競合他社との厳しい価格競争にさらされることが考えられます。 このような状況に対して、資金の流動性を高めるよう手許資金と必要な内部留保を確保しつつ、バランスのとれた財務体質を構築し、安定した事業継続を図り、当該リスクを軽減するよう対応してまいります。このほか、材料・部品の調達に関する政治・経済情勢のリスクは、(2)項に記載しております。 (2) 材料・部品の調達に関するリスク 当社グループは鋼材等の素材、加工部品、購入部品といった多岐にわたる材料・部品を製品の所要量に基づき調達し、在庫が増加又は滞留しないよう適正な管理に努めておりますが、さまざまなリスクが存在しております。 具体的なリスクとして、特殊な材料・部品を供給する調達先の倒産・事業撤退、災害等による調達先の罹災のほか、政治・経済情勢の動向に応じて為替、原材料価格、材料・部品の供給と需要の関係等が著しく変動し、材料・部品の調達が不安定になることが想定され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該事象が発生した場合は、材料・部品の価格上昇、納期遅延の問題が長期にわたることから、製造原価の上昇影響を販売価格に転嫁できないことによる収益の悪化、生産活動の停滞又は休止が考えられます。 このような状況に対して、材料・部品の標準化又は共通化、調達先の分散化、納期遅延となることが予想される材料・部品の先行調達等を図り、当該リスクを軽減するよう対応してまいります。 (3) 製品開発に関するリスク 当社グループはお客様がご要望する製品(客先仕様機)の開発と販売を積み重ね、将来の市場ニーズを捉えるよう付加価値の創出と信頼性の向上を図るべく効果的な製品開発を行っておりますが、さまざまなリスクが存在しております。 具体的なリスクとして、先端技術への対応、市場ニーズとの乖離による製品開発の遅れ又は競合他社に対する後れが想定され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該事象が発生した場合は、競合他社の画期的な新製品が市場に先行投入されることのほか、製品開発が長期にわたることから、当社グループ製品の陳腐化による市場シェアの縮小、既存製品の大幅な値下げ、開発コストの上昇影響を販売価格に転嫁できないことによる収益の悪化が考えられます。 このような状況に対して、営業部門・技術サービス部門・技術開発部門が一体となりマーケティングを展開し、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等、(4) 会社の対処すべき課題、① 新製品の開発」に記載する課題に取り組み、当該リスクを軽減するよう対応してまいります。 (4) 人的資源に関するリスク 当社グループは人的資源の確保に必要な人事制度、社員教育制度、福利厚生制度等を設けておりますが、さまざまなリスクが存在しております。 具体的なリスクとして、我が国の少子高齢化社会の問題に歯止めがかからず、将来において事業に必要な人材を確保できないことのほか、後継者育成の遅れ又は経営に係る主要な人物が何らかの理由によって業務の執行が行えないことが想定され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該事象が発生した場合は、現状の企業活動が困難になることから、生産納期の遅延による機会損失、保守サービス活動の遅延によるお客様満足度の低下を招くほか、販売活動、社内業務においても支障をきたし、事業の維持又は拡大に影響を与えることが考えられます。 このような状況に対して、人事制度の改善、インセンティブな資格取得制度による役職員のスキルアップの促進、OJT・外部研修機関等による社員教育の充実、ICT・AIなどの技術の活用による生産性の向上を図り、当該リスクを軽減するよう対応してまいります。 (5) 災害等に関するリスク 当社グループは国内外に生産拠点、販売拠点及び取引先が点在しており、自然災害や事故に備えて災害等のリスク発生の可能性と費用効果のバランスを考慮しつつ、当社グループの資産及び役職員に対して部分的に保険を付保するほか、迅速な対応が行えるよう規程等を整備しておりますが、さまざまなリスクが存在しております。 具体的なリスクとして、当社グループ及び取引先の保有する棚卸資産・設備等の財産、役職員が地震・水害・雪害等の自然災害、火災・爆発等の事故、新型ウイルス感染症等の流行によって罹災し、多大な損害を被ることが想定され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該事象が発生した場合は、復旧が長期にわたることから、一時的な損害に止まらず、企業活動の停滞又は休止に陥ること、とりわけ、生産拠点は1拠点に集中しており、当該拠点が罹災したときは甚大な損害になることが考えられます。 このような状況に対して、自然災害又は事故には現状の保険内容や緊急時対応規程等の定期的な見直しのほか、状況に応じて緊急対策本部を設け、体系的に的確かつ迅速な復旧活動に取り組み、新型ウイルス等の感染症の流行には行政機関が指導するガイドラインに従った行動や当該機関との緊密な連携を図りつつ適宜に対応し、当該リスクを軽減するよう対応してまいります。 このほか、材料・部品の調達に関する災害等のリスクは(2)項、情報管理に関する災害等のリスクは(6)項に記載しております。 なお、当該リスクの発生が企業の資金繰りを悪化させ、企業の設備投資が長期にわたり低迷し、当社グループ製品の需要が著しく減少する影響は、(1)項に記載する内容と同様に対応してまいります。 (6) 情報管理に関するリスク 当社グループは取引先を含め、販売取引・仕入取引に係る顧客情報、技術情報、経営情報等の機密情報及び個人情報を取り扱い、これらに対してセキュリティ対策を講じておりますが、さまざまなリスクが存在しております。 具体的なリスクとして、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウイルス感染、社内設備の故障、災害等による機密情報及び個人情報の流出、消失又は基幹システムの大規模な障害の発生のほか、持ち出しによる機密情報及び個人情報の紛失・盗難等が想定され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該事象が発生した場合は、当社グループ及び取引先に対する社会的信頼、市場優位性の喪失、基幹システムの障害が長期にわたることから、人材の流出、取引先の流出による市場シェアの縮小、企業活動の停滞が考えられます。 このような状況に対して、重要データのバックアップ保管、ハードウェアの保守、パスワード管理の強化、セキュリティソフトの導入、文書管理規程による情報管理(電磁的記録及び書類記録)のほか、情報管理に係る社内教育の実施による人為的なミスの未然防止を図り、当該リスクを軽減するよう対応してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,502字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、中東情勢、米国の通商政策、ウクライナ情勢及び日中関係の悪化といった地政学的リスクを背景に、とりわけ原油供給の不安定化から経済活動の停滞リスクが高まり、引き続く国内の物価や長期金利の上昇、各国の政策金利の見直しに伴う為替相場の変動を受けて景気の下振れを懸念するなど、先行き不透明な状況のまま推移しました。 当社グループの事業環境においては都市部を中心とする鋼構造物、国土強靭化基本計画によるインフラ補強、物流倉庫・データセンター等の建設需要は見込まれるものの、膨らむ建設費用が負担となって建設計画の見直しや中止が散見され、前述の景況感も重なって企業の設備投資が抑制傾向にあるなど、極めて厳しい状況にありました。 このような状況の下、当社グループは「お客様視点のものづくり」を基本原点に、省人化・省段取りに係る新製品開発や提案営業、保守サービスの充実等を展開するほか、生産性向上に向けた基幹システムの更新に取り組みました。新基幹システムにはERP・SFAを導入するものであり、最終的には2027年6月頃を目処に稼働する予定であります。 当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高は5,079百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は432百万円(前年同期比0.3%増)、経常利益は444百万円(前年同期比0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は298百万円(前年同期比1.5%増)となりました。 ① 品目別売上高の概況 1) 形鋼加工機シリーズ 同項「(1) 経営成績」に記載のとおり、建設計画の見直しや中止、工期の遅延等により停滞傾向にありましたが、都市部を中心とする鋼構造物、物流倉庫・データセンター等の建設需要によってけん引されたこと、また、人手不足への省人化対応を目的とした案件の増加と受注単価が上昇したことから、売上高は3,471百万円(前年同期比14.4%増)となりました。 2) 丸鋸切断機シリーズ お客様からの省人化・自動化といったご要望を受け、客先仕様機による提案営業を積極的に展開しましたが、複合機のニーズの高まりを受けて十分な対応ができなかったことから、売上高は249百万円(前年同期比31.7%減)となりました。 3) 金型シリーズ 形鋼加工機に付帯する金型の出荷が本機と連動して増加したことに加え、キャンペーンによる積極的な販促活動の成果も加わったことから、売上高は445百万円(前年同期比3.4%増)となりました。 4) 受託事業・その他 製造業における不安定な外部環境が受託事業に影響を及ぼす中、前期にあった補助金関係の需要や一過性の特殊案件がなくなったことから、子会社のタケダ精機株式会社の売上高は209百万円(前年同期比29.6%減)となり、売上高は211百万円(前年同期比29.5%減)となりました。 5) 部品・サービス 建設需要の鈍化によって既存設備の稼働状況が低下する中、積極的にサービス活動を展開しましたが振るわず、売上高は701百万円(前年同期比7.7%減)となりました。なお、部品の売上高は583百万円(前年同期比9.4%減)、サービスの売上高は118百万円(前年同期比1.8%増)となっております。 ② 当連結会計年度の課題における活動の概況 当連結会計年度の課題における活動の概況は、以下のとおりであります。 1) 新製品の開発 全社横断で進行中の「プロジェクトKTD(ことづくり)」において、省人化・生産性向上を目的とした周辺機器の開発と販売を行いました。 2) 付加価値の向上 同項「(1) 経営成績」に記載のとおり、デジタル技術を活用した生産性の向上を目指してプロジェクトを立ち上げ、ERP(統合基幹業務システム)及びSFA(営業支援システム)を2027年6月から本格稼働させるよう活動しました。 3) 在庫コストの削減 製造及び営業が一体となった生産体制の見直しや需要予測の精度向上といった対応を図り、期末棚卸高は2,188百万円(前年同期比15.8%減)となりました。 4) 人材育成の強化 外部研修の活用や資格取得の推進、eラーニングや通信教育を活用するなど、継続して人材育成の強化に取り組みました。また、社員がやりがいを実感できる人事考課制度の再構築にも着手しました。 5) 企業価値の向上 持続可能な成長を可能とする企業活動への取組みは、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおり、環境への貢献、ワークライフバランスの充実に取り組みました。 ③ 当連結会計年度の目標とする経営指標と実績数値との分析 当連結会計年度における事業計画数値と実績数値との分析は、次のとおりであります。 区 分   2026年5月期計画(百万円)   2026年5月期実績(百万円)   増減比(%) 売 上 高   5,000   5,079   1.6 経常利益   350   444   27.0 2026年5月期における当社グループの事業計画は前事業年度の有価証券報告書の「第2 事業の状況、1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等、(2) 目標とする経営指標」に記載しており、当連結会計年度における事業状況の結果は同項「(1) 経営成績」に記載する経営成績のとおりとなりました。 この増減分析として、売上高及び経常利益の実績数値が事業計画数値をそれぞれ上回った主な要因は、付加価値の高い大型案件の売上計上が増加したことによるものであります。 ④ 各段階利益の概況 1) 売上総利益及び営業利益 当連結会計年度における当社グループの取組みは同項「(1) 経営成績」に記載する経営成績のとおり、売上高は前年同期に対して188百万円増加(前年同期比3.9%増)の5,079百万円、売上総利益は前年同期に対して50百万円増加(前年同期比3.5%増)の1,485百万円、売上総利益率は前年同期に対して0.1%減の29.3%(前年同期は29.3%)、営業利益は前年同期に対して1百万円増加(前年同期比0.3%増)の432百万円となりました。 なお、販売費及び一般管理費は、前年同期に対して49百万円増加(前年同期比4.9%増)の1,053百万円となりました。これは、主に製品保証引当金繰入額が6百万円、賞与引当金繰入額が5百万円、役員賞与引当金繰入額が3百万円増加したこと等によるものであります。 2) 経常利益 経常利益は、前年同期に対して2百万円増加(前年同期比0.6%増)の444百万円となりました。これは、主に為替差益が5百万円増加したこと、仕入割引が8百万円、為替差損が3百万円減少したこと等によるものであります。 3) 親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期に対して4百万円増加(前年同期比1.5%増)の298百万円となりました。これは、主に補助金収入が16百万円増加したことに加え、投資有価証券売却損が9百万円、法人税等合計が3百万円減少したことのほか、前連結会計年度に発生した特別利益の保険解約返戻金(23百万円)がなくなった影響等によるものであります。 ⑤ 生産、受注及び販売の状況 1) 生産実績 当連結会計年度における品目別生産実績を示すと、次のとおりであります。 品 目   生産高(千円)   前年同期比(%) 形 鋼 加 工 機   2,510,604   △8.3 丸 鋸 切 断 機   199,870   △24.7 そ の 他   1,955,056   △8.6 合 計   4,665,530   △9.3 (注) 金額は、販売価格によっております。 2) 受注実績 当社グループは見込生産のため、受注実績の記載を省略しております。 3) 販売実績 当連結会計年度における品目別販売実績を示すと、次のとおりであります。 品 目   販売高(千円)   前年同期比(%) 形 鋼 加 工 機   3,471,148   14.4 製   丸 鋸 切 断 機   249,043   △31.7 金 型   445,806   3.4 品   受 託 事 業・その他   211,228   △29.5 小    計   4,377,227   6.0 部    品   583,744   △9.4 サ   ー   ビ    ス   118,177   1.8 合    計   5,079,148   3.9 (注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相    手    先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社山善   573,362   11.7   777,706   15.3 マツモト産業株式会社   448,961   9.2   526,820   10.4 株式会社アマダ   647,942   13.2   253,235   5.0 (2) 財政状態 当連結会計年度末における資産、負債及び純資産の状況は、以下のとおりであります。 ① 資産 当連結会計年度末における資産の残高は7,767百万円となり、前連結会計年度末に比べ149百万円増加しております。 これは、主に売掛金が357百万円、流動資産のその他が283百万円、無形固定資産のその他が96百万円増加したこと、棚卸資産が412百万円、受取手形が128百万円、電子記録債権が85百万円減少したこと等によるものであります。 なお、流動資産のその他で増加した283百万円の主な要因は未収入金の270百万円であり、無形固定資産のその他で増加した96百万円の主な要因はソフトウェア仮勘定の116百万円であります。 ② 負債 当連結会計年度末における負債の残高は2,303百万円となり、前連結会計年度末に比べ97百万円減少しております。 これは、主に流動負債のその他が150百万円、電子記録債務が90百万円、未払法人税等が80百万円増加したこと、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)が247百万円、支払手形及び買掛金が115百万円、リース債務(流動負債のリース債務を含む。)が63百万円減少したこと等によるものであります。 なお、流動負債のその他で増加した150百万円の主な要因は、未払金の93百万円、未払消費税等の57百万円であります。 ③ 純資産 当連結会計年度末における純資産の残高は5,463百万円となり、前連結会計年度末に比べ247百万円増加しております。 これは、主に利益剰余金が224百万円、その他有価証券評価差額金が22百万円増加したこと等によるものであります。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は934百万円となり、前連結会計年度末に比べ22百万円減少しております。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動の結果、獲得した資金は550百万円となりました(前年同期は587百万円の支出)。 これは、主に減価償却費が150百万円(前年同期は175百万円)、仕入債務が18百万円の減少(前年同期は293百万円の減少)、売上債権が144百万円の増加(前年同期は274百万円の増加)、棚卸資産が412百万円の減少(前年同期は152百万円の増加)、税金等調整前当期純利益が471百万円(前年同期は470百万円)、法人税等の支払額が112百万円(前年同期は332百万円)等によるものであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動の結果、支出した資金は174百万円となりました(前年同期は23百万円の支出)。 これは、主に有形固定資産の取得による支出が68百万円(前年同期は25百万円)、無形固定資産の取得による支出が65百万円(前年同期は45百万円)、投資有価証券の売却による収入が45百万円(前年同期は59百万円)、定期預金の支出入が36百万円の支出(前年同期は6百万円の収入)等によるものであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動の結果、支出した資金は398百万円となりました(前年同期は4百万円の獲得)。 これは、主に長期借入金の支出入が247百万円の支出(前年同期は158百万円の収入)、リース債務の返済による支出が77百万円(前年同期は81百万円)、配当金の支払額が73百万円(前年同期は72百万円)等によるものであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性の状況 当社グループは、資金の流動性を高める資金(フリー・キャッシュ・フロー(注))を獲得し、株主様に対する利益還元の原資を確保しつつ、手許資金を将来の成長投資に充当してまいります。株主様に対する利益還元には、「第4 提出会社の状況、3 配当政策」の記載に基づく配当金のほか、中長期には自己株式の取得を考えております。 将来の成長投資として、短期には製品開発、販売用ソフトウェア、老朽化設備の更新、生産設備の増強等に、中長期には大型の生産設備、建物の更新等に投資するよう考えております。 資金調達については、「第1 企業の概況、3 事業の内容」に記載する事業の運転資金として、銀行借入を基本方針としておりますが、設備投資には利便性やコスト等を勘案してリースによる資金調達を行うほか、大型の生産設備、建物の更新等に投資する場合には増資、社債の発行を検討することもあります。 資金調達に係る流動性リスクの管理については、適宜に資金繰計画を作成、更新するとともに、手許資金の流動性の維持等によって流動性リスクを管理しております。 また、資金運用については、短期的な預金等に限定しております。 当連結会計年度末の現金及び預金は1,491百万円であり、短期借入金、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)及びリース債務(流動負債のリース債務を含む。)の総額は1,201百万円であります。 当連結会計年度のフリー・キャッシュ・フローは376百万円の獲得となり、前連結会計年度に比べ986百万円増加となりました(前連結会計年度は610百万円の支出)。 (注) フリー・キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算して算出したものであります。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するに当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等、(1) 連結財務諸表、注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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