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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

プラコー

PLACO CO.,LTD.6347 · Standard · 機械

インフレーションフィルム成形機で世界有数のシェアを誇るプラスチック成形機専業メーカー。

概要

プラコーは、プラスチック成形機の専業メーカーから、IT・人材サービスも手掛けるグループへと事業を拡大した企業である。主力のプラスチック成形機事業では、インフレーションフィルム成形機、ブロー成形機、リサイクル装置の製造・販売とメンテナンスを手掛ける。2024年12月に株式会社クラウドサービス、2025年10月に株式会社PBBを子会社化し、IT・人材事業を強化した。本社は埼玉県さいたま市岩槻区に置き、従業員数は83名(単体)である。2026年3月期の連結売上高は26億7,900万円、営業利益は1億3,800万円を計上している。

プラスチック成形機とIT・人材の二軸事業

プラコーは、二つの報告セグメントで構成される。プラスチック成形機事業は、インフレーションフィルム成形機、ブロー成形機、リサイクル装置、メンテナンスの4部門からなる。IT・人材事業は、コンピュータシステム受託開発、SE人材派遣、一般事務派遣、人材紹介を行う。2024年12月に子会社化した株式会社クラウドサービスと、2025年10月に子会社化した株式会社PBBが同事業の中核を担う。2026年3月期のセグメント売上高は、プラスチック成形機事業が21億7,900万円、IT・人材事業が5億円であり、全体の売上高26億7,900万円の約81%を成形機事業が占める。

33億円規模の資産と自己資本比率53%の財務基盤

2026年3月期末の総資産は31億3,400万円、負債合計は14億6,200万円、純資産は16億7,200万円である。自己資本比率は約53%と、財務の安定性を示す。現金及び預金は8億4,800万円を保有し、短期借入金は4億5,000万円、長期借入金は実質的に解消されている(前期末比5億6,200万円減少)。営業活動によるキャッシュ・フローは3,500万円のプラスであり、投資やM&Aの原資を内部で賄える水準にある。

グループ3社体制で拡大する事業基盤

連結グループは、プラコー(親会社)と、連結子会社の株式会社クラウドサービス、株式会社PBBの3社で構成される。クラウドサービスはITシステム開発・人材派遣、PBBは人材派遣・人材紹介・SES事業をそれぞれ担当する。2023年9月には新潟県新潟市に株式会社プラコー鈴木(持分法適用関連会社)を設立し、成形機事業の北陸拠点を確保した。2020年1月には掛川工場を売却し、生産は埼玉県の本社工場(浦和工場)に集約している。従業員数は連結83名に対し、単体は58名(2026年3月期)である。

安定した収益と課題はプラスチック原料価格の変動

2026年3月期の売上高は前期比20.3%増の26億7,900万円、営業損益は1億3,800万円の黒字(前期は1億3,900万円の赤字)と、V字回復を遂げた。ブロー成形機とリサイクル装置が牽引し、メンテナンス事業も堅調だった。一方、中東情勢やホルムズ海峡の緊張によるプラスチック原料価格の高騰が経営上の最大のリスクとして認識されている。2025年3月期には大型工事の追加工事コストが発生し、営業損失を計上した経験を持つ。

東京証券取引所スタンダード市場に上場

プラコーは2010年10月に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。その後、2013年7月の東証・大証統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行し、2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場に所属している。2004年12月にJASDAQ証券取引所に上場して以来、株式公開を通じて資金調達を実施。2021年5月と2022年11月の第三者割当増資で、それぞれ資本金と資本準備金が増加し、現在の資本金は509百万円(2017年8月に減資後)である。

業界の中での役割はプラスチック成形機および関連サービスを提供するメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
27億円
営業利益
1億円
営業利益率
3.7%
純利益
1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
プラスチック 成形機事業22億円81.5%1億円4.5%
IT・人材事業5億円18.5%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01フィルム製品製造業(医療・食品包装)主力

医療・食品包装向けフィルムを成形するインフレーションフィルム成形機を製造・販売。同機種で世界トップクラスのシェアを有する。

主な製品・サービス1
インフレーションフィルム成形機世界シェア上位
樹脂を溶融し風船状に膨らませてフィルムを成形する機械。医療・食品包装用途が中心。

02中空成形品製造業(自動車・工業部品・日用雑貨)主力

自動車部品、工業用部品、日用雑貨品などの中空成形品を製造するブロー成形機を提供。

主な製品・サービス1
ブロー成形機
溶融樹脂を金型内で膨張させて中空製品を成形する機械。

03リサイクル関連準主力

環境対応として、破砕機・再生機・再製品成型などのリサイクル装置を自社技術及び海外メーカーとの技術提携で提供。

主な製品・サービス1
リサイクル装置
プラスチック廃材の破砕・再生・再製品化のための一連の装置群。

04IT・人材サービス準主力

ソフトウェア開発、SE人材派遣、一般事務派遣、人材紹介事業を展開。

主な製品・サービス2
ソフトウェア開発
コンピュータシステムの受託開発。
人材派遣・紹介
SE人材、一般事務などの派遣・紹介サービス。

製品と技術

食品・医療包装向けインフレーションフィルム成形機

インフレーションフィルム成形機は、樹脂を溶かしてチューブ状に押し出し、空気で膨らませてフィルムを成形する装置である。プラコーはこの分野で、主に食品包装や医療用包装向けの高付加価値製品に対応した機械を提供する。2026年3月期の同事業の売上高は12億8,400万円で、前期比5.8%減となった。前年の受注低迷により販売が伸び悩んだが、省力化・省人化ニーズに対応した新製品の開発を進めている。市場は成熟しており、競合他社を上回る製品開発が課題とされる。

自動車燃料タンク用ブロー成形機が成長分野

ブロー成形機は、溶融した樹脂を金型内で膨らませて中空製品を成形する。プラコーは自動車部品(燃料タンクなど)、工業用部品、日用雑貨品向けを手掛ける。2026年3月期の売上高は3億6,600万円で、前期比15.1%増加した。世界的なEV投資一辺倒から内燃機関とのバランス投資への転換により、燃料タンク用ブロー成形機の需要が拡大している。同社は高度な技術・ノウハウを強みとし、今後の成長分野と位置付けている。

自社技術と海外提携で展開するリサイクル装置

リサイクル装置事業では、破砕機、再生機、再製品成型機を扱う。自社技術と一部海外メーカーとの技術提携により、製品を製造・販売する。2026年3月期の売上高は1億1,000万円で、前期比41.9%増と大きく伸びた。コスト削減努力が効果を現し、グローバルな製造・調達方法の導入で競合に対する価格競争力を高めている。新製品をリーズナブルな価格で市場投入する計画であり、環境意識の高まりを追い風に市場開拓を進める。

既存顧客を支えるメンテナンス事業

メンテナンス事業は、納入後の成形機のオーバーホール、定期修理、省力化・高機能化への装置改良、交換部品の販売を提供する。2026年3月期の売上高は4億1,800万円(前期比13.4%増)と堅調に推移した。顧客の既存設備のメンテナンス需要が高く、付加価値の高いサービスの提供を通じて収益源となっている。同社の特徴的なサービスとして、きめ細かな顧客対応が挙げられる。

子会社が担うIT・人材サービスの拡充

IT・人材事業は、コンピュータシステムの受託開発、SE人材派遣、一般事務派遣、人材紹介を提供する。2024年12月に子会社化した株式会社クラウドサービスと、2025年10月に子会社化した株式会社PBBが中核を担う。2026年3月期の売上高は5億円と急拡大したが、セグメント損失4百万円を計上した。約100名のスタッフを抱え、AI・クラウド・IoT分野の成長と産業界の人材不足を背景に、グループの収益の柱に育てる方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア上位インフレーションフィルム成形機インフレーションフィルム成形機で世界有数のシェアフィルム製品製造業(医療・食品包装)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

消火設備でニッチ首位、収益性課題

プラコーは消火設備や粉体輸送装置を手掛ける小型機械メーカー。業界内では日本ドライケミカル等と競合するが、特定用途の消火設備でニッチ首位の地位を築く。売上高は30億円前後と小規模で、2025年3月期は赤字に転落した。同社は内需依存度が高く、日本製鋼所や三浦工業のような大型機械企業とは規模や製品領域で差がある。業界構造上、国内需要の変動に業績が左右されやすく、収益性の改善が急務である。

強み

  • 粉体消火設備などニッチ分野で国内首位級のシェアを有し、競争優位性を確保。
  • 従業員数が少なく意思決定が迅速で、顧客の個別ニーズに柔軟対応可能。
  • 消防法規制などにより定期的なメンテナンス需要が生まれ、安定収益源に。
  • 消火設備から粉体装置まで多様な製品を提供し、顧客のワンストップ需要に応える。

課題

  • 営業赤字からの回復途上で、利益率改善が急務。コスト削減や高付加価値化が必要。
  • 国内市場に偏重しており、建設投資や規制変更の影響を直接受けやすい。
  • 研究開発や海外展開に投資する余力が限られ、成長の制約要因となる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がプラコー

時価総額で並べると、掲載8社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
16218エンシュウ40億円17.0倍
26248横田製作所32億円9.4倍
36467ニチダイ31億円
46150タケダ機械29億円8.7倍
56347プラコー26億円28.9倍
66400不二精機26億円9.0倍
76233KLASS22億円14.4倍
86147ヤマザキ9億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

二つの会社の合併から始まった1955~1962年

プラコーの起源は、1955年7月に東京都中央区で創業したプラスチックス貿易株式会社(プラスチック専門商社)と、1958年2月に東京都北区で創業した関口機械工業株式会社(押出機・ブロー成形機メーカー)にある。1960年8月、両社の共同出資でプラスチックス工業株式会社が設立され、1961年8月には埼玉県川口市に新工場を建設、押出機とブロー成形機の本格生産を開始した。1962年1月、プラスチックス工業が両社を吸収合併し、現在の事業の骨格が形成された。

埼玉への工場移転と商号変更(1967~1973年)

1967年10月に本店を東京都港区に移転した後、1970年5月に埼玉県岩槻市(現さいたま市岩槻区)に浦和工場を新設。1972年1月、商号を株式会社プラコーと改称した。1972年11月に本店を埼玉県川口市に移転し、1973年2月には日本証券協会東京地区協会に店頭売買銘柄として登録された。1973年11月には株式額面変更のため江東機工株式会社と合併し、資本基盤を強化した。

掛川工場の新設とJASDAQ上場(1987~2006年)

1987年7月に静岡県掛川市に工場用地を取得し、1991年5月に掛川工場を新設。2001年3月には埼玉県の彩の国指定工場に指定された。2004年12月、株式会社ジャスダック証券取引所に上場し、株式公開を果たした。2006年4月には連結子会社のプラコーエンジニアリング株式会社と株式会社プラコーテクノサービスの2社を吸収合併し、事業を集約した。

市場統合と資本増強の時代(2010~2022年)

2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年10月にはヘラクレス市場との統合でJASDAQスタンダードに移行し、同時に埼玉県の「経営革新計画」承認を受けた。2013年7月、東証・大証統合で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行。2017年8月に資本金を509百万円に減資した後、2021年5月と2022年11月に第三者割当増資を実施し、資本金と資本準備金をそれぞれ合計198百万円増やした。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行した。

M&AによるIT・人材事業への進出(2023~2025年)

2023年9月、新潟県新潟市に株式会社プラコー鈴木を設立し、成形機事業の地域拠点を拡充した。2024年12月、株式会社クラウドサービスを子会社化し、ITシステム開発と人材派遣事業をグループに加えた。2025年10月には、人材派遣・人材紹介・SES事業を行う株式会社PBB(旧社名プロフェッショナル・ブレイン・バンク)を子会社化し、IT・人材事業の規模を拡大した。これにより、プラコーは成形機専業から総合サービス企業への転換を加速させている。

業績回復とリサイクル装置の成長(2020~2026年)

2020年1月に掛川工場を売却し、生産を埼玉に集約。2025年3月期は大型工事の追加工事コストにより営業損失を計上したが、2026年3月期には売上高が26億7,900万円(前期比20.3%増)、営業利益1億3,800万円と黒字転換した。ブロー成形機とリサイクル装置の販売が伸び、メンテナンス事業も堅調だった。IT・人材事業は子会社化の効果で売上高が前期比405.4%増の5億円に急拡大したが、セグメント損益は4百万円の損失となった。

年表31件を開く

1950年代

  • 1955年7月創業東京都中央区において、プラスチックス貿易株式会社を創立。プラスチック全般の専門商社を開始。
  • 1958年2月創業東京都北区において、関口機械工業株式会社を創立。押出機、ブロー成形機の製造開始。

1960年代

  • 1960年8月創業東京都中央区において、プラスチックス貿易株式会社及び関口機械工業株式会社が合併の前提として両社の共同出資により、プラスチックス工業株式会社を創立。
  • 1961年8月埼玉県川口市に新工場を建設、押出機及びブロー成形機を本格的に生産開始。
  • 1962年1月M&Aプラスチックス貿易株式会社及び関口機械工業株式会社を吸収合併。
  • 1967年10月東京都港区に本店移転。

1970年代

  • 1970年5月埼玉県岩槻市(現・埼玉県さいたま市岩槻区)に浦和工場を新設。
  • 1972年1月商号を株式会社プラコーと改称。
  • 1972年11月埼玉県川口市に本店を移転。
  • 1973年2月日本証券業協会東京地区協会に店頭売買銘柄として登録。
  • 1973年11月M&A株式額面変更の為江東機工株式会社と合併。

1980年代

  • 1987年7月静岡県掛川市に工場用地を取得。
  • 1988年7月埼玉県岩槻市(現・埼玉県さいたま市岩槻区)に本店を移転。

1990年代

  • 1991年5月静岡県掛川市に掛川工場を新設。

2000年代

  • 2001年3月埼玉県の彩の国指定工場に指定。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所へ上場。
  • 2006年4月M&A連結子会社であったプラコーエンジニアリング株式会社及び株式会社プラコーテクノサービスの2社を吸収合併。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2010年10月電動ブロー成形機の開発・製造及び販売の事業の取り組みにおいて埼玉県の「経営革新計画」の承認を受ける。
  • 2012年6月創業会社創立50周年記念式典を開催。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2017年8月資本金の額を509百万円に減資。
  • 2018年6月剰余金の配当(復配)を実施。

2020年代

  • 2020年1月掛川工場を売却。
  • 2021年5月第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ149百万円増加。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ市場からスタンダード市場へ移行。
  • 2022年11月第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ49百万円増加。
  • 2023年9月創業新潟県新潟市において、株式会社プラコー鈴木を設立。
  • 2024年12月M&A株式会社クラウドサービスを子会社化。
  • 2025年10月M&A株式会社PBBを子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    競合を上回る製品開発

    インフレーションフィルム成形機事業で、顧客ニーズをいち早く取り込み、省力化・省人化製品を開発する。食品・医療など高付加価値分野に対応した製品を提供し、メンテナンスサービスで細かいニーズに対応する。

  2. 02

    ブロー成形機需要の取り込み

    自動車業界のEVと内燃機関バランス投資への転換により拡大する燃料タンク用ブロー成形機の需要を取り込む。高度な技術・ノウハウで強みを発揮し、成長分野とする。

  3. 03

    リサイクル装置のコスト競争力強化

    グローバルな製造・調達で大幅コストダウンを図り、競合比で優位な価格を実現。新製品をリーズナブルな価格で市場投入する。

  4. 04

    メンテナンス事業の拡大

    省力化・高機能化への装置改良や定期修理など顧客提案を強化し、売上高増加を図る。

  5. 05

    IT・人材事業の収益柱化

    約100名のスタッフを抱え、成長するシステム開発・人材派遣需要に対応。事業基盤を拡大強化し、グループ収益の柱に育てる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で83人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は571万円で、9期前と比べて+2.3%平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は14.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月75
2018年3月72
2019年3月55842.112.767
2020年3月56342.512.967
2021年3月55342.713.164
2022年3月56742.312.767
2023年3月57043.212.772
2024年3月58844.313.473
2025年3月58944.013.678−128
2026年3月57145.014.183120

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社工場、営業部 — 埼玉県さいたま市 岩槻区525百万円
プラスチック成形機事業
本社 — 東京都 台東区2百万円
IT・人材事業
名古屋支店 — 愛知県名古屋市 名東区0百万円
プラスチック成形機事業
大阪支店 — 大阪府寝屋川市0百万円
プラスチック成形機事業
東京オフィス — 東京都中央区0百万円
プラスチック成形機事業
ほか1件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は27億円営業利益1億円前期と比べると増収で、売上が+22.7%。

売上高
+22.7%
27億円
営業利益
1億円
純利益
1億円
営業利益率
3.7%
前期比 +8.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高29億円27億円
営業利益2億円1億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥6¥6

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q111
2024年1Q500.00
2024年2Q12−2−16.7−2
2024年3Q9111.10
2024年4Q8−1
2025年2Q9−1−11.1−1
2025年4Q1300.00
2026年2Q1000.00
2026年4Q1715.91
2027年1Q600.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は30億円から27億円へ90%に減った。直近期の営業利益率は3.7%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年3月3000
2014年3月3111
2015年3月3511
2016年3月3511
2017年3月3733
2018年3月3422
2019年3月3043
2020年3月3053
2021年3月2721
2022年3月2721
新潟県新潟市において、株式会社プラコー鈴木を設立。
2023年3月3021
株式会社クラウドサービスを子会社化。
2024年3月34−3−3
株式会社PBBを子会社化
2025年3月22−1−1−4.5−1
2026年3月27113.71

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高27億円のうち、営業利益として残るのは1億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.4%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.9%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.9pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.3pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.6pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は8億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10315
2014年3月30038
2015年3月20−229
2016年3月−3−11−47
2017年3月3−1−325
2018年3月2−1−215
2019年3月2−1117
2020年3月50−2510
2021年3月3−2−418
2022年3月004012
2023年3月−607−613
2024年3月000013
2025年3月11−4210
2026年3月00−208

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は31億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は53.3%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2121911.3
2014年3月2732412.4
2015年3月2341916.8
2016年3月2652118.5
2017年3月2671927.0
2018年3月2281437.4
2019年3月29111837.5
2020年3月31131843.2
2021年3月23131055.5
2022年3月32171554.5
2023年3月37191850.9
2024年3月35161945.8
2025年3月31161551.8
2026年3月31171553.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
10億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中13位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中171位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
53.3%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
22.7%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥252で、1年前と比べて+12.8%過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。

¥252-2.7%1ヶ月+0.8%1年+12.8%時価総額26億円
過去52週の値幅
安値¥223高値¥478

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)28.9倍
PER (会社予想)24.3倍
PBR1.51倍
配当利回り2.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に282円と急騰したが、その後は下落し8月14日には250円まで戻した。25日線(259.48円)を下回り、75日線(264.2円)や200日線(313.09円)も大きく下回る。RSIは44.44とやや弱い。1か月上昇率は-8.76%、1年では14.39%とプラスだが、週足では下落トレンド。52週高値478円からは47.7%下落、52週安値221円からは13.1%上昇。ボラティリティが高い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは28.67倍と業界平均の24.01倍を上回り、予想PERも24.1倍と平均並みだが、直近の業績は赤字で回復途上にある。PBRは1.44倍と平均の1.62倍を下回るが、ROEは5.1%と低く、収益性は改善途上。配当利回りは2.4%と平均の2.61%をやや下回る。機械セクターの中では割高感があり、利益の安定性に欠けるため、現時点ではやや割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)28.9倍22.7倍
PER (予想)24.3倍
PBR1.51倍1.50倍
ROE5.1%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小型機械メーカーで、業績は荒波。投資論点は、赤字からの黒字転換が持続するか。強気派は、FY2026/3予想で営業黒字転換、PBR 1.5倍台と適正な水準として反転を期待。弱気派は、直近の赤字幅拡大や売上高減少を重視し、収益改善は一時的で事業構造に問題があると見る。情報開示が乏しく、不確実性が高い銘柄。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換の兆し

    FY2026/3予想で売上高27億円、営業利益率3.7%を見込む

  • 小さな時価総額

    時価総額26億円と小さく、改善期待で株価が動きやすい

  • 財務改善の可能性

    PBR 1.47倍で、収益改善が続けば評価が高まる

  • 2026年3月期に営業損益が黒字転換決算発表後影響

    営業利益は前期-1億円から+1億円へ、売上高27億円

  • 売上高は22億円から27億円へ22.7%増決算発表後影響

    売上高は前期比5億円増の27億円、増収で黒字化

  • 予想PER24.5倍と実績29.24倍から改善決算発表後影響

    予想PER24.5倍、実績PER29.24倍で赤字懸念が後退

  • PBR1.47倍と1倍超に回復継続影響

    PBR1.47倍、ROE5.1%、時価総額26億円

マイナスに働く材料7
  • 売上高の縮小

    FY2024/3の34億円からFY2025/3に22億円へ大幅減収

  • 赤字計上

    FY2025/3に純損失1億円を計上、財政状態が懸念

  • 事業の不透明さ

    セグメント情報が乏しく、業績回復の確証がない

  • 営業利益1億円・利益率3.7%と脆弱通年影響

    営業利益1億円、売上高27億円、利益率3.7%と低い

  • 前期は営業赤字で黒字定着は不透明通年影響

    2025年3月期の営業利益は-1億円、今期1億円でも再赤字リスク

  • 時価総額26億円と小型で流動性低い継続影響

    時価総額26億円、売買が細く株価変動が大きい

  • 配当利回り2.35%と株主還元が薄い継続影響

    配当利回り2.35%、ROE5.1%と資本効率も低位

次の決算で確かめる点
売上高
事業回復のトレンドを確認する基本指標
営業利益率
赤字脱却後の収益性を監視
自己資本比率
財務の健全性を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.38%。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
2.38%
いまの株価に対して
配当性向
52.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月525.9
2019年3月733.419.4
2020年3月5−25.014.1
2021年3月3−33.424.1
2022年3月680.230.7
2023年3月60.040.4
2024年3月60.0
2025年3月60.0
2026年3月60.052.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,839人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.2%を占め、残る71.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他50.160.755.558.858.957.2
事業法人29.926.129.029.430.924.6
外国法人9.99.36.78.27.67.4
証券会社8.83.63.83.02.07.0
自己株式5.16.36.76.76.36.4
金融機関1.30.34.70.20.23.6
外国人個人0.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社フクジュコーポレーション8.86
02FUBON SECURITIES CO.,LTD A/C GLOBAL (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)5.89
03有限会社杉山製作所4.08
04GMOクリック証券株式会社4.04
05日本証券金融株式会社3.60
06プラコー共栄会3.40
07海容JAPAN株式会社3.02
08古野 孝志3.01
09スイス・プランツ有限責任事業組合2.85
10沙莎2.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1018%、1株純資産は14期で+1932%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月199.637.2
2014年3月41236.913.8
2015年3月1914614.486.0
2016年3月3417920.933.0
2017年3月9726144.610.1
2018年3月1910520.020.225.9
2019年3月3413628.46.819.4
2020年3月3516623.35.514.1
2021年3月141668.331.324.1
2022年3月202079.820.830.7
2023年3月152167.016.240.4
2024年3月−29182−14.4
2025年3月−11168−6.1
2026年3月91745.134.252.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額45百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
古野孝志代表 取締役社長71309,900
菊池敏文取締役 副社長716,600
本多敏行取締役562,400
池上聖次郎取締役72
堀口昌宏常勤監査役7018,585
高橋隆敏監査役56
沼井英明監査役43

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)327279
社外取締役510102
監査役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容845字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社(㈱クラウドサービス、㈱PBB)の計3社で構成されており、プラスチック成形機事業(インフレーションフィルム成形機、ブロー成形機及びリサイクル装置)の製造販売、IT・人材事業におけるソフトウェアの開発、人材派遣、人材紹介を主な事業として取り組んでおります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置づけ及びセグメントの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご覧ください。 プラスチック成形機事業 事業部門別の内容は以下のとおりであります。 (1) インフレーションフィルム成形機事業 当部門においては、フィルム製品(医療、食品包装が中心)を成形する為のインフレーションフィルム成形機を製造及び販売しております。 (2) ブロー成形機事業 当部門においては、中空製品(自動車部品、工業用部品、日用雑貨品)を成形する為のブロー成形機を製造及び販売しております。 (3) リサイクル装置事業 当部門においては、環境の一環でありますリサイクル装置(破砕機、再生機、再製品成型)を自社技術と一部を海外メーカーとの技術提携によって製造及び販売をしております。 (4) メンテナンス事業 当部門においては、機械メンテナンス及び部品の販売を行なっております。 (主な関係会社)当社 IT・人材事業 コンピュータシステム受託開発およびSE人材派遣事業、一般事務派遣事業、人材紹介事業を行っております。 2025年10月には、一般事務遣事業を主にを行う株式会社PBBを子会社化しました。 (主な関係会社)㈱クラウドサービス、㈱PBB 事業の系統図は、次のとおりであります。 ○印は、連結子会社
経営方針・対処すべき課題968字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 今後の事業環境につきましては、イラン情勢とホルムズ海峡の状況が見通せないことが最大の問題です。プラスチック原料価格の大幅上昇が発生しており、市場の混乱が見られます。原料価格が落ち着くまでは、慎重な対応が必要です。 当社グループは、プラスチック成形機事業としてインフレーションフィルム成形機、ブロー成形機、リサイクル装置の製造、販売、機器メンテナンスサービスを行っており、IT・人材事業としてコンピュータシステム受託開発及びSE人材派遣事業、一般事務派遣事業、人材紹介事業を行っています。 インフレーションフィルム成形機事業は、市場は成熟していますので、競合他社を上回る製品開発が求められます。顧客企業のニーズをいち早く取り込み、省力化・省人化の製品開発に取り組みます。食品、医療など高付加価値製品に対応した製品を提供していきたいと考えています。また、当社の特徴であるメンテナンスサービスを提供することにより、お客様のきめ細かいニーズに対応したいと考えています。 ブロー成型機事業については、自動車業界において、ここ数年世界的に続いたEV投資一辺倒から、EVと内燃機関関連のバランス投資に転換しました。その結果、自動車燃料タンク用ブロー成形機の需要が拡大しています。高度な技術やノウハウを必要とする分野ですので、当社の強みが発揮できるものと考えております。今年度以降、有望な成長分野になるものと思われます。 リサイクル装置事業については、競合他社と比較優位性のある製品価格形成が重要課題でした。これについてはグローバルな製造や調達方法を取り入れ、大幅なコストダウンを図ることにより達成したいと考えています。今期は、新しい製品をリーズナブルな価格で市場に提供していく予定です。 メンテナンス事業については、省力化、高機能化への装置改良に加え定期修理など顧客への提案を重点に置き売上高の増加を図ります IT・人材事業は、現在約100名のスタッフを抱えています。AI、クラウド、IOTなど、システム開発分野は世界的に成長を続けています。産業界の人材不足は毎年拡大していますので、人材派遣・紹介事業も需要が拡大しています。事業基盤を拡大強化することにより、当社グループの収益の柱にしていく予定です。
事業等のリスク2,968字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1 プラスチック原料価格の乱高下などによる設備投資に対する影響について 当社グループのコア事業製品であるインフレーション成形機及びブロー成形機は、プラスチックを主原料とする加工品の生産用機械であることと、加工品の原価に占める大半がプラスチック原料費であるため、産油国における政情不安、国際的な制裁処置、輸送障害や原油需給バランスの急変により調達が困難になったり、プラスチック原料価格が為替変動等の要因により高騰または低落が懸念される場合には、ユーザーが新規設備投資を控える要因となり、売上高減少を招く可能性があります。 当社グループ製品は、顧客に納入後、10年あるいは20年と長期にわたり使用していただいております。その期間における顧客情報にも耳を傾け、適切かつ迅速なメンテナンスや改良等の実施により顧客満足度を高める活動を行い、リスクの低減に努めております。 2 輸入品の為替レートの影響 当社グループが製造、販売しているインフレーション成形機及びブロー成形機の生産活動を台湾等にて展開していることと、さらにドイツなど諸外国からの輸入品があることから、その総額が当社製品の輸出額を上回っていることから輸入超過の状況にあり、米ドルおよびユーロ対日本円の為替レートの変動、なかでも急激な円安への変動が発生し、それを当社の製品価格に転嫁できない場合には、受注高の減少または収益性の低下を招く可能性があります。 この影響を低減するため、円建取引、米ドル建取引、ユーロ建取引のバランスをとるように努め、経理部門において為替差損益の状況をモニタリングしております。 3 大型・高額商品による期間損益に与える影響について 当社グループのプラスチック成形機事業は、少額の部品等の売上以外は一定期間にわたり履行義務が充足される一部の取引を除き、売上計上を検収基準としていることから、検収予定日が決算日直前となっている製品(特に大型、高額製品)については売上計上が翌期にずれ込んでしまう場合があり、それらにより売上高が減少することと、その機種の利益率によっては、当期及び翌期の期間損益に大きく影響する可能性があります。 従来、製品の完成、検収が期末に集中する傾向があったことから、生産活動の効率化を図り、業績への予想外の影響を抑制するために、製品検収時期の平準化に努めてまいりました。また、経営会議及び部長会において経営方針等の徹底と事業計画に対応して掲げた各部の目標に対する進捗状況をチェックし、改善命令を発するなど事業の効率化を図ることでリスクの低減に努めております。 4 外注先への製造の依存について 当社グループのプラスチック成形機事業は、外注先に相当量の生産を委託しており、これらの会社との協力関係が損なわれた場合には、製品の生産が円滑に行われない可能性があります。また、必要な製品品質を維持しながら、価格競争力を強化する為に行っている海外生産や海外調達品に関し、国家間の緊張関係の発生や相手先との協力関係の破綻による調達不能状況あるいは、海外からの輸送中におけるアクシデントや輸送障害により調達遅れが発生する可能性があります。 外注先の選定に当たりましては、事前に技術水準、安定した供給能力、価格並びに経営状況を十分に調査し、関連部署責任者による協議、検討を経ており、随時外注先との契約見直しや協働を積極的に行いリスク低減を進めております。 5 人材確保ついて 当社グループは、自社開発技術によって製品開発、生産などの業務を行っておりますので、社員が短期間に定年退職した場合または人材の流動化による退職等により社外に流失した場合には、ある一定期間においてプラスチック成形機事業の技術継承が困難になることが予想され、それによって、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、IT・人材事業においてITエンジニア人材や一般派遣スタッフの採用及び育成が計画通りに進まない場合及び人材の社外流失が生じた場合には競争力の低下や顧客企業に提供するサービスレベルの低下をもたらし、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループは競争力を維持するため、経営トップの採用活動への積極的な関与により優秀な人材を継続的に確保・採用し、計画的な人材育成の取り組みを継続しております。 6 環境規制について 廃プラスチックに関する規制強化の議論が世界各国で活発化しており、日本においても廃プラスチック有効利用への取り組みが再注目されているほか、素材企業各社はバイオプラスチック、紙素材、その他素材といった既存プラスチックの代替素材の開発を進めています。当社グループの製品は顧客による製造製品に係る環境規制に適応していく必要がありますが、そのためには研究開発費の支出や新たな設備投資が必要となることが想定され、これらのコストが当社の業績に影響を与える可能性があります。 当社グループはマイクロプラスチックや廃プラスチック問題に対処する生分解樹脂及びバイオプラスチックを用いた包装資材用フィルム成形機の取り組みに注力するとともに、環境、エネルギー効率の高い全電動式ブロー成形機の成形効率向上に努めてまいります。 7 法的規制について 当社グループのIT・人材事業における派遣事業は、労働者派遣法に基づいて事業を営んでおり、労働者派遣法及び関係諸法令による法的規制を受けております。労働者派遣法に定める派遣事業主としての欠格事由に該当した場合や、法令に違反する事由が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、将来これらの法令並びに関連諸法令が社会情勢の変化などに伴って改正等があり、それが当社グループの事業運営に不利な影響を及ぼす場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、コンプライアンス意識の徹底を進め、社長室、内部監査室により関係諸法令の遵守状況の把握、監視等に努め、必要に応じて対策、指示を関係部門に実施しております。 8 情報管理について 当社グループのIT・人材事業では顧客企業の製品開発やシステム開発業務、一般事務に従事しており、多くの個人情報、機密情報を扱っております。取引先企業にて勤務するエンジニアや派遣スタッフが知り得た顧客情報や個人情報が故意又は過失により外部へ流出し、当社グループの管理責任問題、訴訟、風評被害等が生じた場合、当社グループの社会的信用の失墜や多額の損害賠償金負担等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、従業員に対して入社時及び定期的に個人情報、機密情報の取扱いに関する啓発、教育研修、周知徹底を行い、内部監査を通じて情報管理の強化を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)7,026字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、企業業績は順調に推移するとともに、デフレからの脱却が進みつつあります。世界経済においては、中東情勢やウクライナ情勢などの波乱要因がありつつも、比較的安定的に進行してきました。ただし、イランと米国・イスラエルの紛争によるホルムズ海峡封鎖や原油価格の上昇などの波乱要因が発生したため、今後は予断を許さない状況にあります。 当連結会計年度のプラスチック加工業界は、前連結会計年度に比べナフサ価格が低下して安定的に推移したことから、概ね好調に推移しました。ここ数年続いた設備投資抑制の状況から、更新投資や新規投資の動きも見られます。自動車業界においては、EV化の世界的な減速により、EV化設備投資一辺倒から、内燃機関関連設備投資とEV化投資をバランス良く行う方向に転換しつつあります。 当社グループは、2024年12月27日に株式会社クラウドサービスを子会社化し、2025年3月期第3四半期より連結決算を開始しております。また、2025年10月20日には株式会社PBBを新たに子会社化し、報告セグメントを「プラスチック成形機事業」及び「IT・人材事業」としております。なお、当連結会計年度において「システム開発事業」を「IT・人材事業」に名称変更しております。 このような情勢変化を受け、インフレーションフィルム成形機は増加傾向が見られます。ここ3,4年停滞したブロー成形機については、新たな設備投資需要が生まれ、今後の成長が見込まれます。リサイクル装置については、コスト低減努力が効果を出し始めましたので、新たな市場開拓ができる見込みが生じています。メンテナンス事業については、成形機のメンテナンス、オーバーホール等の依頼が多く、今後も増加が見込まれます。 当連結会計年度のプラスチック成形機事業の売上高は、受注の回復を受け増加しました。損益については、前連結会計年度は大型工事における追加工事コストが発生したため損失計上となりましたが、当連結会計年度は売上高の増加及びコストダウンにより、3期振りの黒字計上ができました。 また、IT・人材事業は2024年12月に株式会社クラウドサービスを子会社化したことに続き、2025年10月には人材派遣や人材紹介、SES事業を行う株式会社PBB(旧社名プロフェッショナル・ブレイン・バンク)を子会社化しました。両社とも堅調に進行しています。今後は、プラコーの事業との協業とともに、成長軌道にあるIT事業と人材事業を発展させていく予定です。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は4億5千2百万円増加し、26億7千9百万円(前期比20.3%増)となりました。損益につきましては営業利益が1億3千8百万円(前期は1億3千9百万円の営業損失)、経常利益が1億3千5百万円(前期は1億3千9百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は8千2百万円(前期は9千5百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 セグメントごとの営業概要は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分に基づいて記載しております。 (プラスチック成形機事業) [インフレーションフィルム成形機事業] インフレーション成形機事業につきましては、前年の受注低迷により販売が伸び悩みました。予定されていた成形機の売上計上が翌期の計上となったため、前連結会計年度に比べ減少しました。 この結果、売上高は7千9百万円減少し、12億8千4百万円(前期比5.8%減)となりました。 [ブロー成形機事業] ブロー成形機事業につきましては、受注が停滞しておりましたが、予定されていた標準成形機の売上計上は順調に進み、前連結会計年度に比べ増加しました。 この結果、売上高は4千8百万円増加し、3億6千6百万円(前期比15.1%増)となりました。 [リサイクル装置事業] リサイクル装置事業につきましては、コスト削減の努力もあり売上が増大し、前連結会計年度に比べ売上計上が増加しました。 この結果、売上高は3千2百万円増加し、1億1千万円(前期比41.9%増)となりました。 [メンテナンス事業] メンテナンス事業につきましては、顧客の既存成形機のメンテナンス、オーバーホール、交換部品等の販売が伸びたことにより前連結会計年度に比べ売上計上が大幅に増加しました。 この結果、売上高は4千9百万円増加し、4億1千8百万円(前期比13.4%増)となりました。 この結果、プラスチック成形機事業の売上高は前連結会計年度に比べ5千万円増加し、21億7千9百万円(前期比2.4%増)、セグメント損益は1億4千3百万円の利益(前期は1億4千2百万円のセグメント損失)となりました。 (IT・人材事業) 2024年12月に株式会社クラウドサービスを子会社化したことに続き、2025年10月には人材派遣や人材紹介、SES事業を行う株式会社PBB(旧社名プロフェッショナル・ブレイン・バンク)を子会社化しました。両社とも堅調に進行しています。 この結果、IT・人材事業の売上高は前連結会計年度に比べ4億2百万円増加し、5億円(前期比405.4%増)、セグメント損益は、4百万円のセグメント損失(前期は9百万円のセグメント利益)となりました。 以上の結果、当連結会計年度末の財政状態は次の通りとなりました。 (資産) 当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ8千2百万円増加し、31億3千4百万円(前期末比2.7%増)となりました。主な増加は、売掛金1億9千3百万円、契約資産6千9百万円、製品5千8百万円、のれん4千7百万円、主な減少は、現金及び預金1億8千4百万円、電子記録債権5千9百万円、原材料及び貯蔵品1千9百万円、有形固定資産3千7百万円、関係会社株式7百万円、繰延税金資産が8百万円であります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ6百万円減少し、14億6千2百万円(前期末比0.4%減)となりました。主な増加は、買掛金3千5百万円、短期借入金4億5千万円、前受金2千4百万円、未払消費税3千万円、未払法人税等1千1百万円、主な減少は、長期借入金5億6千2百万円であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ8千8百万円増加し、16億7千2百万円(前期末比5.6%増)となりました。主な増加は、資本金2千9百万円、資本剰余金2千9百万円、利益剰余金2千6百万円、その他有価証券評価差額金3百万円であります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」と言う。)は、前連結会計年度末に比べ1億9千3百万円減少し、8億4千8百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は、3千5百万円(前連結会計年度は1億1百万円の増加)となりました。主な増加項目として税金等調整前当期純利益1億2千8百万円、減価償却費の計上5千5百万円、前受金の計上2千4百万円、仕入債務の増加2千3百万円、未払消費税等の計上1千7百万円があったものの、主な減少項目として売上債権の増加額1億7千万円、棚卸資産の増加額4千8百万円、前渡金の増加額2千9百万円、法人税等の支払額3千6百万円があった結果によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の増加は、1千万円(前連結会計年度は5千3百万円の増加)となりました。主な増加項目として連結の範囲の変更に伴う子会社株式の取得による収入2千8百万円がありましたが、主な減少項目として定期預金の純増減額8百万円、子会社株式の条件付取得対価の支払額5百万円があった結果によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は、2億3千8百万円(前連結会計年度は4億1千2百万円の減少)となりました。主な増加項目として短期借入金の純増減額4億2千万円、長期借入れによる収入5千万円があったものの、長期借入金の返済による支出6億4千1百万円、配当金の支払額5千6百万円があった結果によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) プラスチック成形機事業   1,773,634   0.3 合 計   1,773,634   0.3 (注)1 IT・人材事業は提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 (注)2 金額は、販売価格であります。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注状況をセグメント毎に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) プラスチック成形機事業   2,296,090   37.9   1,283,988   71.3 合 計   2,296,090   37.9   1,283,988   71.3 (注)1 IT・人材事業は提供するサービスの性質上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメント毎に示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) プラスチック成形機事業   2,179,611   2.4 IT・人材事業   500,316   405.4 合 計   2,679,928   20.3 (注)1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は、当連結会計年度における割合が100分の10以上の相手先がないため、当該記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 第2〔事業の状況〕の4〔経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析〕(1)経営成績等の状況の概要をご参照ください。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金状況は、営業活動による資金の増加は、3千5百万円(前連結会計年度は1億1百万円の増加)となりました。主な増加項目として税金等調整前当期純利益1億2千8百万円、減価償却費の計上5千5百万円、前受金の計上2千4百万円、仕入債務の増加2千3百万円、未払消費税等の計上1千7百万円があったものの、主な減少項目として売上債権の増加額1億7千万円、棚卸資産の増加額4千8百万円、前渡金の増加額2千9百万円、法人税等の支払額3千6百万円があった結果によるものであります。 投資活動による資金の増加は、1千万円(前連結会計年度は5千3百万円の増加)となりました。主な増加項目として連結の範囲の変更に伴う子会社株式の取得による収入2千8百万円がありましたが、主な減少項目として定期預金の純増減額8百万円、子会社株式の条件付取得対価の支払額5百万円があった結果によるものであります。 財務活動による資金の減少は、2億3千8百万円(前連結会計年度は4億1千2百万円の減少)となりました。主な増加項目として短期借入金の純増減額4億2千万円、長期借入れによる収入5千万円があったものの、長期借入金の返済による支出6億4千1百万円、配当金の支払額5千6百万円があった結果によるものであります。 以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」と言う。)は、前連結会計年度末に比べ1億9千3百万円減少し、8億4千8百万円となりました。 資産面では、当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ8千2百万円増加し31億3千4百万円(前期末比2.7%増)となりました。主な増加は、売掛金1億9千3百万円、契約資産6千9百万円、製品5千8百万円、のれん4千7百万円、主な減少は、現金及び預金1億8千4百万円、電子記録債権5千9百万円、原材料及び貯蔵品1千9百万円、有形固定資産3千7百万円、関係会社株式7百万円、繰延税金資産が8百万円であります。 負債面では、当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ6百万円減少し14億6千2百万円(前期末比0.4%減)となりました。主な増加は、買掛金3千5百万円、短期借入金4億5千万円、前受金2千4百万円、未払消費税3千万円、未払法人税等1千1百万円、主な減少は長期借入金5億6千2百万円であります。 引続き売上債権の回収促進や、棚卸資産の適正化を図るとともに、原価低減や借入金の見直し等により効果的な資金運用を行います。 当社の運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 運転資金は自己資金及び金融機関からの借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、10億4百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は8億4千8百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に準拠して作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積もりによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ④ 今後の方針 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 a.インフレーションフィルム成形機事業は、市場は成熟していますので、競合他社を上回る製品開発が求められます。顧客企業のニーズをいち早く取り込み、省力化・省人化の製品開発に取り組みます。食品、医療など高付加価値製品に対応した製品を提供していきたいと考えています。また、当社の特徴であるメンテナンスサービスを提供することにより、お客様のきめ細かいニーズに対応したいと考えています。 b.ブロー成型機事業については、自動車業界において、ここ数年世界的に続いたEV投資一辺倒から、EVと内燃機関関連のバランス投資に転換しました。その結果、自動車燃料タンク用ブロー成形機の需要が拡大しています。高度な技術やノウハウを必要とする分野ですので、当社の強みが発揮できるものと考えております。今年度以降、有望な成長分野になるものと思われます。 c. リサイクル装置事業については、競合他社と比較優位性のある製品価格形成が重要課題でした。これについてはグローバルな製造や調達方法を取り入れ、大幅なコストダウンを図ることにより達成したいと考えています。今期は、新しい製品をリーズナブルな価格で市場に提供していく予定です。 d. メンテナンス事業については、省力化、高機能化への装置改良に加え定期修理など顧客への提案を重点に置き売上高の増加を図ります。 e.IT・人材事業は、現在約100名のスタッフを抱えています。AI、クラウド、IOTなど、システム開発分野は世界的に成長を続けています。産業界の人材不足は毎年拡大していますので、人材派遣・紹介事業も需要が拡大しています。事業基盤を拡大強化することにより、当社グループの収益の柱にしていく予定です。 f. 生産面については、更なる仕入コストの削減を進め、品質の向上と市場の要請に迅速かつ柔軟に対応できる生産体制作りに取り組み、目標利益の確保を目指します。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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