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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オプトエレクトロニクス

OPTOELECTRONICS CO.,LTD.6664 · Standard · 電気機器

バーコードリーダの専業メーカー。レーザー・CCD・2次元イメージャの全方式をカバーし、世界の販売子会社網で小売・物流・医療現場のデータ取得を支える。

概要

オプトエレクトロニクスは、光と電子の技術を応用した自動認識機器の専業メーカーである。主力製品はバーコードリーダーや光学式マーク認識(OMR)機器、データコレクタなどで、工場・物流・医療現場での読み取り装置を手掛ける。2025年11月期の連結売上高は約68億円、従業員数は164名。近年は3期連続の営業赤字が続き、財務体質の改善が課題となっている。

スキャナ・ターミナル・モジュールの3区分

同社の製品は大きく3つに分類される。スキャナ製品はハンディスキャナ・卓上スキャナ・定置式スキャナからなり、2025年11月期の売上高は32億円(前年同期比19.1%増)で全体の47%を占める。ターミナル製品はデータコレクタやハンディターミナルで、売上高は11億円(同1.2%増)、構成比17%と小規模である。モジュールその他製品は読み取りエンジン部分やアクセサリ類で、売上高は24億円(同3.9%減)、構成比36%とスキャナに次ぐ柱である。

日本・米国・欧州アジアの地域別売上構成

同社グループの2025年11月期の地域別売上高は、日本が31.9億円(前年同期比15.6%増)、米国が14.0億円(同0.0%減)、欧州・アジア他が21.7億円(同0.0%増)である。日本国内では一部大口顧客からの受注回復があったが、米国と欧州・アジアでは業界不況と在庫調整が続き、横ばいに留まった。売上高全体の約半分を海外が占めており、海外子会社を通じて各地域で販売活動を行っている。

グループの分業体制と子会社構成

同社グループは当社(埼玉県蕨市)、国内子会社の北海道電子工業株式会社、海外子会社のOpticon Sensors Europe B.V.(オランダ)を中心に構成される。当社はコア技術のモジュール開発と国内市場向け製品開発を担当。北海道電子工業は少量多品種の製造と修理メンテナンスを担う。海外はOpticon Sensors Europe B.V.が統括し、米国・フランス・イギリス・ドイツ・スウェーデン・イタリア・オーストラリア・中国・デンマーク・フィリピン・ブラジル・ベトナムの12社が各地域で販売する。また、事業活動を休止している子会社が2社ある。

赤字が続く財務内容と第三者割当による再建策

同社の2025年11月期の連結業績は、売上高67.7億円(前期比6.8%増)だが、営業損失2.5億円、経常損失4.2億円、親会社株主に帰属する当期純損失2.2億円であった。3期連続の営業赤字であり、海外事業の収益性低下と高水準の有利子負債が課題となっている。総資産113.4億円に対し有利子負債が多く、自己資本比率は45.3%と前期の36.3%から改善したものの、キャッシュ・フロー対有利子負債比率は104.1年と極めて高い。これに対し、2025年11月に日本エイサー株式会社とEsquarre Vision Limitedへの第三者割当による増資と自己株式処分を決議し、調達資金で借入金返済と成長投資を計画している。

業界の中での役割はバーコードリーダのエンジン(モジュール)から端末までを自社開発し、最終製品に組み込むOEM供給も行う。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
68億円
営業利益
-3億円
営業利益率
-4.4%
純利益
-2億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
日本32億円47.1%0億円0.0%
欧州・アジア他22億円32.4%-1億円-4.5%
米国14億円20.6%-2億円-14.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01小売・流通(スーパー・コンビニなど)主力

POSレジや在庫管理に使用されるハンディスキャナ、卓上スキャナ、データコレクタ、ハンディターミナルを提供。バーコード読取により販売・在庫データを効率的に収集する。

主な製品・サービス4
ハンディスキャナ
手に持ってバーコードを読み取る装置。小売店の売上管理や倉庫の入出庫管理に使用。
卓上スキャナ
机上に固定してバーコードを読み取る装置。多数のコードを高速に処理。
データコレクタ
バーコードデータを蓄積し、PC等に転送する携帯端末。在庫管理や配送などに利用。
ハンディターミナル
バーコード読取と業務アプリを搭載した携帯端末。入出庫管理や配送管理に使用。

02物流・製造(工場・倉庫)準主力

定置式スキャナやモジュールを工場の自動仕分ラインや検査機器に組み込み、入出庫管理や工程管理の自動化を支援する。モジュールは他社の機器に組み込んで使用される。

主な製品・サービス2
定置式スキャナ
工場や検査機器に固定してバーコードを読み取る装置。自動仕分や検体管理に使用。
モジュール
バーコードリーダの心臓部。レーザー、CCD、2次元イメージャ方式に対応。

03医療・ヘルスケア副次

定置式スキャナやハンディターミナルが医療現場の検体管理や患者情報の確認に使用される。バーコード化により誤認防止や業務効率化に貢献。

主な製品・サービス2
定置式スキャナ
検査機器等に組み込み、検体のバーコードを読み取る。
ハンディターミナル
検体や患者情報の管理に使用。

製品と技術

レーザ・CCD・イメージャに対応するモジュール技術

同社の中核技術はバーコード読み取り用のモジュール(エンジン)である。このモジュールはスキャナ製品やターミナル製品に組み込まれる心臓部であり、読み取り方式はレーザ方式、CCD方式、2次元イメージャ方式の3種類に対応する。レーザ方式は1次元バーコード向けに高速読み取りが可能で、CCD方式は可動部がなく耐久性に優れる。2次元イメージャ方式はQRコードなどの2次元コードも読み取れ、近年需要が高まっている。同社はこれら3方式のモジュールを自社開発しており、製品群の基盤技術となっている。

ハンディ・卓上・定置式からなるスキャナ製品

スキャナ製品には3つのタイプがある。ハンディスキャナは手に持って使用し、スーパーやコンビニの売上管理、工場や倉庫の入出庫管理に使われる。卓上スキャナは机などに据え置いて使用し、ハンディより高速な連続読み取りが可能で、イベントのチケット確認やパスポートのOCR読取にも用いられる。定置式スキャナはフィクスマウントとも呼ばれ、工場の自動仕分けや医療現場の検体管理に組み込まれる。2025年11月期のスキャナ製品売上高は32.1億円で、主力製品である。

データ収集と業務管理を担うターミナル製品

ターミナル製品はデータコレクタとハンディターミナルに大別される。データコレクタはバーコードを読み取ってデータを蓄積し、PC・スマートフォン・タブレットに転送する携帯端末で、宅配便の集荷や資産管理に活用される。ハンディターミナルは内蔵ソフトウェアで業務管理が可能な携帯端末であり、スーパーやコンビニの受発注業務、運送業の配送管理など多岐にわたる。2025年11月期のターミナル製品売上高は11.5億円と規模は小さいが、現場の業務効率化に貢献する製品群である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

コードリーダー等光学機器専業、小規模ながら専門性。

オプトエレクトロニクスはバーコードリーダーや光学式測距センサーを手がける専業メーカーで、売上高63億円(2024年11月期)と小規模。同行のイビデン(約5000億円)など大企業と比べ規模は小さいが、光学技術に特化している。営業赤字が続き、2024年11月期は営業利益率▲7.9%と厳しい状況。市場競争が激しく、価格競争に晒されやすい。小型ニッチ市場での存在感はあるが、収益改善が課題。

強み

  • バーコードリーダーやセンサーで長年の技術蓄積がある。
  • 特定の産業用途で高いシェアを持ち、代替が難しい。
  • 国内の製造業向けに強固な販路を持つ。
  • 新たな光学応用製品の開発に積極的。

課題

  • 営業赤字が続き、抜本的なコスト改善が必要。
  • 従来市場の需要が減少傾向にあり、新市場開拓が急務。
  • イビデンなど大規模企業との競争で価格面で劣位。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がオプトエレクトロニクス

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16276シリウスビジョン20億円7.2倍
26663太洋テクノレックス19億円7.7倍
36775TBグループ18億円
46867リーダー電子18億円20.7倍
56977日本抵抗器製作所18億円
66664オプトエレクトロニクス17億円
76696トラース・オン・プロダクト16億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

オプトエレクトロニクス出版から機器メーカーへ

1976年12月、東京都港区に資本金140万円で創業。当初の目的はオプトエレクトロニクス関係の出版や技術普及活動であった。1981年1月に埼玉県川口市へ本社移転、同年2月に事業目的を電子機器等の設計・開発・製造・販売に変更した。1983年7月、レーザ方式バーコードスキャナを開発し、本格的な機器メーカーへ転身した。

米国子会社設立と海外展開の開始

1984年3月、米国ニューヨーク州にOpticon, Inc.(現連結子会社)を設立し、海外販売拠点を確保した。1989年11月にはオランダのOpticon Sensors Europe B.V.の株式を取得し、欧州市場への足掛かりを得る。1991年1月にはオーストラリアにも子会社を設立。以後、欧州・アジア各地に販売子会社を拡大し、現在では12の海外子会社を擁するグローバル企業へ成長した。

製造子会社の分離と再統合(1993〜1995年)

1993年4月、製造部門を分離して北海道芦別市に子会社㈱オプトを設立、開発販売部門を分離してオプトジャパン㈱を設立した。しかし、この分離体制は長続きせず、1995年12月に当社が両子会社を吸収合併し、再び一体経営に戻った。この間、1993年6月には㈱テスコに資本参加し業務提携を開始、後に統合・清算へ至る。

外注生産への移行と中国・台湾への委託

1999年7月に五洋電子工業㈱(現㈱五洋電子)で外注生産を開始。2008年5月には㈱タカハタ電子でも外注を始めた。2008年9月に五洋電子への委託を終了し、2009年9月には生産委託先を海外(中国・台湾)へ全面移管した。国内では2009年6月に芦別工場を新設分割し、北海道電子工業㈱を設立して少量多品種の製造と修理サービスを継続している。

株式上場と市場変更の変遷

2004年11月、日本証券業協会に店頭登録したが、同年12月にジャスダック証券取引所に上場変更。2010年4月にジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大証JASDAQ市場に上場。2013年7月には東証と大証の合併により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。2022年4月の市場再編で東証スタンダード市場に移行し、現在に至る。

2025年、日本エイサーとEsquarre Visionへの第三者割当

2025年11月、同社は日本エイサー株式会社およびEsquarre Vision Limitedを割当先とする第三者割当増資と自己株式処分を決議した。同時に割当先が指名した7名の取締役を選任し、新経営体制へ移行。調達資金は有利子負債の圧縮、エッジAIを活用したマシンビジョン技術開発、スキャナ製品の強化、台湾事業の拡充などに充当する計画である。これは3期連続の営業赤字と財務基盤の脆弱さに対応するための抜本的な再建策である。

年表36件を開く

1970年代

  • 1976年12月創業オプトエレクトロニクス関係における出版、オプトエレクトロニクス関連技術、機器等の工業的普及活動等を目的として、資本金140万円をもって東京都港区に当社設立。

1980年代

  • 1981年1月本社を埼玉県川口市に移転。
  • 1981年2月商号変更会社目的事項を「電子機器、電気機器及びコンピューター周辺機器の設計、開発、製造及び販売」に変更。
  • 1983年7月レーザ方式バーコードスキャナを開発し、製造・販売を開始。
  • 1984年3月米国ニューヨーク州に、Opticon,Inc.(現連結子会社)を設立。
  • 1985年2月埼玉県蕨市に本社を移転。
  • 1986年7月北海道芦別市に芦別工場を新設。
  • 1989年11月Opticon Sensors Europe B.V.(現連結子会社)の株式を取得。

1990年代

  • 1991年1月オーストラリア ニュー・サウス・ウェールズ州(シドニー市郊外)にOption Sensors Pty.Ltd.(現連結子会社)を設立。
  • 1993年3月大阪市西区に大阪営業所を設置。
  • 1993年4月製造部門を分離し、北海道芦別市に子会社㈱オプトを設立。開発及び販売部門を分離し、埼玉県蕨市に子会社オプトジャパン㈱を設立。大阪営業所をオプトジャパン㈱へ移管。
  • 1993年6月㈱テスコに資本参加し、業務提携を開始。
  • 1995年12月M&A当社を存続会社とし、㈱オプト(北海道芦別市)及びオプトジャパン㈱(埼玉県蕨市)の2社を吸収合併。
  • 1996年4月Opticon Sensors Pty.Ltd.の株式を取得。
  • 1996年11月㈱テスコの株式を取得。
  • 1998年1月芦別工場がISO9002を取得(JQA-2108)。
  • 1999年7月五洋電子工業㈱(現㈱五洋電子)で外注生産を開始。

2000年代

  • 2001年3月埼玉県川口市に物流センターを開設。
  • 2001年10月Opticon Sensors Pty.Ltd.の株式をOpticon Sensors Europe B.V.へ売却。
  • 2001年12月M&A㈱テスコとの業務統合を実施。
  • 2003年2月㈱テスコから事業の営業権を譲渡され、㈱テスコは事業活動を休止。
  • 2003年9月埼玉県川口市に川口事業所を開設。
  • 2003年10月㈱テスコは臨時取締役会にて解散決議をし、清算開始。
  • 2004年11月㈱テスコの清算完了。
  • 2004年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2007年4月商号変更現在地埼玉県蕨市に新社屋完成、本社を新社屋に移転。川口事業所を閉鎖。旧本社を蕨事業所に変更。物流センターを蕨事業所に移転。
  • 2008年5月㈱タカハタ電子で外注生産を開始。
  • 2008年9月㈱五洋電子への外注生産委託を終了。
  • 2009年6月芦別工場を新設分割し、北海道芦別市に北海道電子工業㈱を設立。
  • 2009年9月外注生産委託先を海外(中国・台湾)へ移管。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。
  • 2012年6月Opticon,Inc.の株式をOpticon Sensors Europe B.V.へ売却。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所 スタンダード市場に移行。
  • 2025年11月日本エイサー㈱及びEsquarre Vision Limitedへの第三者割当による新株式の発行及び自己株式の処分及び自己株式の消却を決議。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    エッジAI活用のマシンビジョン開発強化

    自動認識業界での競争力強化に向け、エッジAIを活用したマシンビジョン技術の開発、スキャナ製品の開発・販売強化、自社工場の生産ライン自動化への投資を計画。

  2. 02

    台湾事業の拡充と海外事業の構造改革

    海外事業の収益性改善のため、割当先グループの協力で新製品開発や関連投資、人員増強によるプロダクトマネジメント等の機能強化、業務効率化による人員規模適正化を推進。

  3. 03

    借入金返済による財務基盤の安定化

    第三者割当により調達した資金を有利子負債の圧縮に充当し、資本バッファーの構築と将来の成長投資に向けた資金調達余力の確保・拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で164人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は599万円で、9期前と比べて+3.6%平均年齢は48.0歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月258
2017年11月251
2018年11月230
2019年11月57844.47.5233
2020年11月58443.78.4213
2021年11月60243.19.4206
2022年11月62244.110.5187
2023年11月64945.611.3184
2024年11月57946.012.0174−287
2025年11月59948.012.5164−183

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 2 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
日本 — 本社(埼玉県蕨市)1,565百万円
日本 — 本社(北海道芦別市)337百万円
日本 — 蕨事業所(埼玉県蕨市)216百万円
欧州・アジア他 — 本社(オランダ・ホーフドルフ市)54百万円
日本 — 研修及び保養所(北海道芦別市)12百万円
米国 — 本社(米国・ワシントン州)9百万円
日本 — 大阪営業所(大阪府大阪市中央区)0百万円
主な関係会社
  • 国内
    北海道電子工業株式会社(注)2
    北海道芦別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Opticon Sensors Europe B.V. (注)1.2
    オランダ ホーフドルフ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Opticon,Inc. (注)1.2
    米国 ワシントン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Opticon Sensors Pty.Ltd. (注)2
    オーストラリア · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他13社
    - · 連結子会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は68億円営業利益-3億円前期と比べると増収で、売上が+7.9%。

売上高
+7.9%
68億円
営業利益
-3億円
純利益
-2億円
営業利益率
-4.4%
前期比 +3.5%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高65億円68億円
営業利益-5億円-3億円
純利益-7億円-2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は31億円、営業利益は−2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−6.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1715.90
2023年2Q17−2−11.8−1
2023年3Q18−1−5.6−2
2023年4Q17−5
2024年1Q16−1−6.3−2
2024年2Q15−1−6.7−1
2024年4Q32−3−9.4−4
2025年2Q33−1−3.00
2025年4Q35−2−5.7−2
2026年2Q31−2−6.5−3

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は84億円から68億円へ81%に減った。直近期の営業利益率は-4.4%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月8454
大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年11月7754
2014年11月7753
2015年11月8155
2016年11月7153
2017年11月70−4−6
2018年11月7542
2019年11月7301
2020年11月65−4−13
2021年11月83124
2022年11月7220
2023年11月69−5−8
2024年11月63−5−6−7.9−7
2025年11月68−3−4−4.4−2

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高68億円のうち、営業利益として残るのは-3億円-4.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.2%43億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金39.7%27億円
  • その他の費用持分法損益などの調整1.5%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.4%-3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比11.3pt
-4.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比8.9pt
-2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-2.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが1億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は36億円で、売上の6.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月1−1−1019
2013年11月15−2−51330
2014年11月2−2−5027
2015年11月10−2−4833
2016年11月2−410−236
2017年11月8−53346
2018年11月15−2−11358
2019年11月1−2−4−149
2020年11月−1−3−2−444
2021年11月14−2−11256
2022年11月−1−35−463
2023年11月−15−313−1860
2024年11月−30−10−347
2025年11月12−16336

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は113億円。このうち返さなくてよい自己資本が52億円で、自己資本比率は45.6%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月120417934.1
2013年11月129537640.9
2014年11月130587244.8
2015年11月134617345.5
2016年11月139558439.7
2017年11月139568340.2
2018年11月141588341.1
2019年11月130537741.2
2020年11月125438234.5
2021年11月128507839.5
2022年11月152599338.8
2023年11月1565610035.8
2024年11月135498636.3
2025年11月113526245.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
37億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
26億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
15億円
在庫として抱えている分
負債合計
62億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率224社中75位あたり、逆に低いのは営業利益率224社中208位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-4.4%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.6%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.9%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥261で、1年前と比べて-11.5%過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。

¥261+2.0%1ヶ月+11.5%1年-11.5%時価総額17億円
過去52週の値幅
安値¥229高値¥451

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.52倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は241円で、前日比+2.12%と小幅高。25日線(241.88円)とほぼ同水準で、75日線(249.92円)を3.6%下回っています。52週高値451円からは46.6%下落、52週安値229円からは5.2%上昇と、レンジの下限近辺で推移。出来高は8月4日に30200株、8月12日に27900株と増加しましたが、直近は3400株と大幅に減少。1ヶ月間の騰落率は0%と横ばいで、方向感が乏しい展開が続いています。200日線(284.96円)を大きく下回っており、中期的な下落トレンドからの脱却にはまだ時間がかかりそうです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PBRは0.48倍で同業界平均の2.16倍を大きく下回り、ROEは9.6%と業界平均を上回る一方、PERは算出不能で業績は赤字が続き、配当も無配。割安ではあるが、収益力の改善が確認できるまでは慎重な評価が必要。

指標この会社業種平均
PBR0.52倍2.58倍
ROE9.6%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、光技術を応用した自動認識機器市場における需要回復と収益改善の可能性です。強気派は、工場自動化や物流効率化の長期的な追い風により、売上減少が底打ちし、コスト削減効果で黒字転換が進むと見ます。一方、弱気派は、競争激化による価格低下や、市場成長の鈍化で、赤字縮小はあっても黒字定着には時間がかかると指摘します。今後の受注動向と収益性の改善ペースが焦点です。

プラスに働く材料7
  • 需要底打ちの兆し

    2025年11月期に売上高が増加に転じ、赤字が縮小した。

  • 工場自動化の追い風

    省人化投資が継続し、自動認識機器の需要が中期的に拡大するとの見方。

  • コスト削減効果

    固定費削減や製品構成の見直しで収益が改善する可能性がある。

  • 純損失が6億円縮小決算発表後影響

    純損失-8→-2億円、2年間で6億円改善

  • PBR0.48倍と資本価値割れ継続影響

    PBR0.48倍、純資産対比で株価が半値

  • 売上高が+5億円の増収決算発表後影響

    売上高63→68億円、増収基調に転換

  • 低位株で値動き期待不定影響

    株価241円、売買単位も小さく

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    国内外の競合が多く、価格競争で採算性が悪化しがち。

  • 市場成長の鈍化

    自動認識機器の主要需要である物流・製造業の設備投資が伸び悩む恐れ。

  • 収益改善の遅れ

    2025年11月期も営業赤字が継続しており、黒字転換の時期が不明確。

  • 営業損失-3億円が継続通年影響

    営業赤字続き、黒字化のメド立たず

  • 無配当が継続継続影響

    配当利回り0%、株主還元が不明確

  • 増収なのに営業赤字決算発表後影響

    売上高68億円でも営業損失-3億円

  • 株価1年で14.8%下落不定影響

    下落率14.8%、需給軟調

次の決算で確かめる点
売上高成長率
需要回復の度合いを示し、事業の底打ちを判断するため。
営業利益率
コスト削減効果と収益性改善の進捗を測る指標。
受注高または受注残
将来の売上を占い、需要の持続性を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
201.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ3,767人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.9%を占め、残る90.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他71.880.482.679.278.375.7
事業法人10.510.29.89.810.49.7
証券会社5.15.15.86.67.48.5
自己株式6.16.16.16.16.16.1
外国法人12.13.91.54.03.55.3
外国人個人0.00.10.10.10.00.5
金融機関0.50.30.20.30.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01俵 政美17.94
02株式会社俵興産9.33
03秋元 利規4.94
04株式会社SBI証券3.78
05楽天証券株式会社共有口3.37
06佐野 史和2.28
07二反田 静太郎2.05
08神尾 尚秀1.82
09久保田 正明1.37
10INTERACTIVE BROKERS LLC1.18

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−156%、1株純資産は14期で+35%。直近期のROEは9.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月6562210.95.411.7
2013年11月538057.510.3174.8
2014年11月438855.112.057.3
2015年11月799858.68.295.8
2016年11月488925.111.0201.5
2017年11月−97908
2018年11月359393.835.8
2019年11月148641.646.3
2020年11月−203696
2021年11月738179.68.1
2022年11月−8953
2023年11月−132901
2024年11月−109793
2025年11月−37837

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/11期の役員報酬は総額26百万円。

氏名役職年齢
簡慧祥取締役会長(非業務執行取締役)57
野々垣龍哉代表取締役 取締役社長61
鄭傑文取締役(非業務執行取締役)54
丑木崇取締役39
陳玉玲取締役(監査等委員)56
柳澤有廣取締役(監査等委員)71
長岡広和取締役(監査等委員)45

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)315155
監査等委員311114

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,191字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び国内子会社1社北海道電子工業株式会社、海外子会社1社Opticon Sensors Europe B.V.(オランダ)があり、Opticon Sensors Europe B.V.は、Opticon,Inc.(アメリカ)、Opticon S.A.S.(フランス)、Opticon Ltd.(イギリス)、Opticon Sensoren GmbH(ドイツ)、Opticon Sensors Nordic AB(スウェーデン) 、Opticon S.R.L.(イタリア)、Opticon Sensors Pty.Ltd.(オーストラリア)、欧光国際貿易(上海)有限公司(中国)、Opticon Denmark ApS(デンマーク)、Opticon Sensors Philippines Inc.(フィリピン)、Opticon Latin America(ブラジル)、Opticon Vietnam LLC.(ベトナム)の12社を子会社としております。当社グループはバーコードリーダ及びその他の周辺機器等の製造・販売、修理・サービス等を主たる業務としております。 (国内子会社)日 本・・・北海道電子工業株式会社 (海外子会社)米 国・・・Opticon,Inc. 欧州・アジア他・・・Opticon Sensors Europe B.V.、Opticon S.A.S.、Opticon Ltd.、 Opticon Sensoren GmbH 、Opticon Sensors Nordic AB 、Opticon S.R.L.、 Opticon Sensors Pty.Ltd. 、 欧光国際貿易(上海)有限公司、Opticon Denmark ApS、Opticon Sensors Philippines Inc.、Opticon Latin America、Opticon Vietnam LLC. グループ内各社の事業の内容と致しましては、以下のとおりです。 当社は当社グループのコア技術であるモジュール開発と国内マーケット向け製品についての開発を行い、Opticon Sensors Europe B.V.は海外向け製品について開発するという地域別製品開発体制となっております。国内子会社である北海道電子工業株式会社では少量多品種製品の製造と修理メンテナンスのサービス部門を担当しております。販売につきましては、国内マーケットは当社、海外マーケットについては、Oticon Sensors Europe B.V.が中心となり、子会社12社が各地域を担当して販売しております。 製品別区分としましては、「スキャナ製品」、「ターミナル製品」、「モジュールその他製品」となります。 (スキャナ製品) ・ ハンディスキャナ………手に持って、またはスタンドに置いて、バーコード等(1次元バーコード、2次元コード)を読み取る装置です。スーパーやコンビニエンスストアでの売上管理、工場や倉庫での入出庫管理等に使用されています。 ・ 卓上スキャナ…………‥机等安定した場所に据え置いて、機器にかざしたバーコード等を読み取る装置です。ハンディスキャナと比べ多くのバーコード等を素早く読み取ることができます。 ハンディスキャナ同様、スーパーやコンビニエンスストアでの売上管理、イベント等のチケット確認、パスポート等のOCR読取などに使用されています。 ・ 定置式スキャナ…………フィクスマウントともいいます。工場等への据え置きや、検査機器等に組み込みバーコード等を読み取る装置です。工場での自動仕分等、医療現場での検体管理等に使用されています。 (ターミナル製品) ・ データコレクタ…………バーコード等のデータを読み取って蓄積し、PC・スマートフォン・タブレット等に送って処理を行う為の携帯用端末です。タブレット等と連動して、簡易レジスター、宅配便、郵便の集荷作業、資産管理等様々な用途で使用されています。 ・ ハンディターミナル……バーコード等の読取データを読み込んで、内蔵されたソフトウエアで業務を管理できる業務携帯用端末です。スーパーやコンビニエンスストア、工場や倉庫での入出庫管理、受発注業務、運送業での配送管理など多岐に使用されています。 (モジュールその他製品) ・ モジュール………………バーコード等を読み取る為のエンジン部分で、バーコード等を読み取る為の心臓部となる部品です。上記のスキャナ製品、ターミナル製品などバーコードリーダの各種機器へ組み込まれます。 バーコードリーダの読取方式はレーザ方式、ペン方式、CCD方式、2次元イメージャ方式に分かれており、当社製品はレーザ方式、CCD方式、2次元イメージャ方式に対応しております。 ・ その他……………………バーコードリーダ等のサービス及びバーコードリーダの周辺機器、交換用電池、アクセサリ等付属品他をいいます。 (事業系統図) 以上述べた事項を事業系統図によって示しますと、次のとおりであります。 (注) 2026年2月現在、事業系統図以外に事業活動を休止している子会社が2社(Bluestone B.V.、Opticon Sensors Benelux B.V.)あります。
経営方針・対処すべき課題1,893字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは創業以来、光と電子を高度な技術で融合させながら、画期的な製品を世界に出し、常に新たな領域へと挑戦を続けてまいりました。Only Oneの企業であること、Globalに発展する企業であることを目指し、自動認識業界の中においてトップクラスであることを理念とし、企業基盤の充実をはかり企業価値を高めて行く使命があると考えております。 (2)経営環境 当社グループが属する自動認識業界は、モジュールエンジンとして従来から1次元バーコードの読取に対応したレーザをメインに、同じく1次元対応のCCD、QRコード等の2次元コードに対応する2次元イメージャという構造で推移してまいりました。 当社グループは、かつてはレーザをメインとした1次元製品を主に展開しておりましたが、市場の変化に対応できるよう、2次元製品の開発を積極的に推進しております。 また、2次元製品の安価な領域では価格競争が激しくなってきており、より性能が求められるハイエンドな領域の製品の開発及び販売に注力してまいります。 この他、RFID市場については、対応する製品の製造・販売は行ってはいないものの、技術開発によるノウハウの蓄積に努め、市場動向を見据えながらユーザー要望に応じた事業展開を常に可能とする体制を整えてまいります。 (3)会社の対処すべき課題 当社グループが属する自動認識業界では、製品の性能・機能面における技術革新が加速し、競合企業との価格面の競争も激しさを増しております。特に、当社グループの海外事業において収益性が低下しており、また、当社グループの連結有利子負債の割合は高い水準にあります。 このような事業環境において、持続的な成長を実現し、より一層の競争優位性を確立していくためには、より高付加価値な製品の開発の加速、より効率的かつ安定的な生産体制の構築、そして製品を顧客に的確に訴求できる販売体制の強化が不可欠であると認識しており、特に海外事業における収益性改善に向けて、事業基盤の強化及び業務効率化による人員規模の適正化を行うことが必要と認識しておりますが、現状は3期連続営業損失を計上するなど財務基盤が不安定であり、それらの取組みに必要な投資を行うことに制約がある状況であります。 当社は、このような中で、財務体質を改善し、将来の持続的成長に向けた投資を実行すべく、日本エイサー株式会社(以下「日本エイサー」といいます。)及びEsquarre Vision Limited(以下「Esquarre Vision」といい、日本エイサーとEsquarre Visionを個別に又は総称して「割当先」といいます。)への第三者割当による新株式の発行及び自己株式の処分(以下「本第三者割当」といいます。)を実施することといたしました。 当社は、本定時株主総会において、当社と割当先の合意により割当先が指名した取締役候補者合計7名を選任しており、新たな経営体制の下で事業計画を見直す予定ですが、本第三者割当による調達資金及び割当先グループの経営資源及びネットワークも活用しながら、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 自動認識業界における競争力強化に向けた成長投資 自動認識業界における競争力強化に向けて、エッジAIを活用したマシンビジョン技術の開発強化、スキャナ製品の開発・販売強化、自社工場の生産ライン自動化への成長投資を計画しております。 (注)「エッジAI」とは、クラウドを介さずに端末機器においてAI 処理を行う技術をいいます ② 台湾事業の拡充と海外事業の構造改革 グループ全体の売上高の過半を占める海外事業について、割当先グループのAcer Inc.及びEsquarre Capitalの協力のもと、新製品開発のための投資及び関連投資を行うとともに、人員を増強し、プロダクトマネジメント、エンジニアリング(技術)、ビジネス、及びサプライチェーンの各機能を強化すると同時に、海外事業における開発や管理の業務効率化を実現することで、人員規模の適正化を推進してまいります。 ③ 借入金の返済 将来の持続的成長に向けて、資本バッファーの構築による安定的な財務基盤の確立や、将来の成長に向けた資金調達余力の確保・拡大を図ることが急務であり、本第三者割当により取得した資金を有利子負債の圧縮に充当することを計画しております。
事業等のリスク4,729字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクとは考えていない事項についても、投資家の投資判断上重要と考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、以下の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。また、以下の記載は当連結会計年度末現在における判断を基にしており、本株式への投資に関連するリスク全てを網羅するものではありませんので、この点ご留意下さい。 (1) 事業内容に関するリスクについて ① 研究開発に関するリスクについて ア.自動認識装置の業界動向等について 自動認識装置の業界動向は、1次元バーコード、2次元コード、RFID(ICタグ)等、新たな技術の実用化が進んできております。近年、RFID(ICタグ)等に関して急速な技術革新が起こっているかのように報道されておりますが、実際にはRFID(ICタグ)等は未だ実用化に問題を抱えております。また、世界的に2次元コードの市場が拡大しており、従来主流であった1次元バーコードから2次元コードへ移行しつつあります。 当社グループは、このような環境認識のもと、経営資源を2次元製品の開発に集約して、積極的に技術革新を図ってまいります。 しかしながら、業界を激変させるような革新的な自動認識技術が誕生し、当社グループがこの新しい技術に適切に対応できない場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 イ.バーコードリーダについて バーコードリーダは、読取方式により1次元バーコード対応のペン方式、CCD方式、レーザ方式、2次元コード対応の2次元イメージャ方式に分類されます。ペン方式は僅かなシェアであり、今まではCCD方式及びレーザ方式が主流でしたが、近年は2次元コードの普及に伴い2次元イメージャ方式の案件が増え主流となりつつあります。 当社グループはこのような環境のもと、今後は2次元の市場拡大が見込まれることから、2次元イメージャモジュールの開発を中心に、市場の変化に対応できるようモジュールエンジンの開発を積極的に推進してまいります。 しかしながら、他社において従来のCCD方式、レーザ方式又は2次元イメージャ方式にとって代わる新しい読取方式が開発され、当社グループがこの新しい技術に適切に対応できない場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ウ.レーザモジュールエンジンについて 1次元バーコードリーダの読取方式には、レーザ方式が最も多く採用されております。現在、レーザ方式の1次元バーコードリーダに組み込まれる超小型化したレーザモジュールエンジンは、当社グループも含め世界で2社しか開発しておらず、このことは市場における当社グループの優位性に大きく寄与していると考えております。 しかしながら、レーザモジュールの新規市場参入者が出てきた場合、価格競争に陥り、そのモジュールを使用したスキャナ、ターミナル等の製品開発がなされることになりますので、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。また、世界的に1次元バーコードから2次元コードへの移行が急速に進んでおり、これに伴い、1次元バーコードのみ対応するレーザ方式の優位性は薄れつつあり、2次元中心に市場が移行しつつあります。 エ.知的財産権について 企業における特許権及びその他の知的財産権は、益々重要な存在になりつつあり、先端技術の開発を担っている当社グループにとりましても同様であります。当社グループは、必要とする多くの技術を自ら開発し、それを国内外において、特許権及びその他の知的財産権として設定し保持することにより、競争力の維持を図っております。 しかしながら、以下のような知的財産権に関する問題が発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 a)当社グループが保有する知的財産権に対して異議申立、無効請求等がなされる場合 b)第三者との合併又は買収の結果、従来当社グループの事業に課せられなかった新たな制約が課せられる可能性とこれらを解決するために支出を強いられる場合 c)当社グループが保有する知的財産権が競争上の優位性をもたらさない、又は当社グループが知的財産権を有効に行使できない場合 d)第三者から知的財産権の侵害を主張され、その解決のために多くの時間とコストを費やし、又は経営資源の集中を妨げられる場合 e)第三者からの知的財産権侵害の請求が認められ、当社グループに多額のロイヤリティの支払い又は当該技術の使用差止等が生じる場合 ② 製造技術に関するリスクについて ア.製造委託について 当社グループは、子会社である北海道電子工業株式会社の芦別工場にて少量多品種製品中心の生産を行い、大量生産品は海外の複数のグループ外企業に外注委託しております。当社グループでは、外注委託の依存度は高く、継続的で良好な取引関係を維持しております。しかし、当社グループと外注企業との良好な取引関係が、何らかの事情によって取引に支障をきたすことになった場合は、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 イ.部品等の調達について 当社グループでは、現在、一般パーツ及び少量多品種の部品や特殊部品の調達に関して、子会社北海道電子工業株式会社を除き、製造委託しているグループ外企業が直接調達する方式に切り替えを進めておりますが、未だ一部のパーツに関して当社グループからの供給をしております。今後は市場の需給関係又は部材価格の変動や入手経路の変更等によっては、当社グループの生産のための部品調達に影響を及ぼし、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ウ.品質問題について 当社製品に不良品や使用上の不都合があった場合、当該製品の無償での交換又は修理、また顧客のニーズに合わせた製品の改造等により新たなコストが発生する可能性があります。このような事態の発生を未然に防ぐ対策や発生した場合に速やかに対応できる社内体制を整えておりますが、製品の品質問題で当社製品の信頼性が損なわれ、主要顧客の喪失又は当該製品への需要の減少等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ③ 販売に関するリスクについて ア.海外での高い販売比率について 当社グループは国境・地域を越えたグローバルな事業展開をしており、オランダに海外における販売の中心拠点を有し、シアトル近郊に拠点を置くアメリカ地区と、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、スウェーデン、デンマーク等の欧州地域、台湾、中国、フィリピン、ベトナム等のアジア地域、並びにオーストラリアにも営業拠点を有しております。こうしたグローバルな事業展開は、各地域の市場ニーズを的確に捉えたマーケティング活動を可能とするなど、多くのメリットがありますが、一方で、海外における販売に関し、各国政府の社会・政治及び経済状況の変化、輸送の遅延、地域的な労働環境の変化、労働や販売に対する諸法令、規制等海外事業展開により、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 イ.OEM先の販売動向について 当社は大手OEM先との円滑な継続的取引をしており、その売上高が国内販売高のうち約半分を占めております。今後、業界内の経済状況やOEM先の販売動向や経営状況等並びに競合会社の出現等何らかの事情による大幅な取引縮小が発生いたしますと、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。 (2) 経営成績に影響を与える事項について ① 為替変動リスクについて 当社グループは、以前は海外子会社への製品の販売に関して円建てで取引を行っておりましたが、第34期よりドル出荷体制を確立し、海外子会社は基本ドル建てで外注先から直接製品を仕入れる体制に変更いたしました。このため、海外子会社の仕入及び決済による為替の変動リスクが軽減されました。しかしながら、当社グループは、従来から為替予約を実施しておりませんので、今後も想定以上の大きな為替相場の変動が起こった場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 ② 金利の変動について 当社グループは、運転資金、設備資金を金融機関からの借入れである有利子負債により調達しているため、総資産額に占める有利子負債の割合が高く、金利変動により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 前連結会計年度   当連結会計年度 有利子負債残高 (千円)   6,829,569   5,263,652 総資産額 (千円)   13,513,592   11,346,548 有利子負債依存度(%)   50.5   46.4 支払利息 (千円)   57,801   62,414 (3) 人材の確保について 当社グループの事業継続及び拡大におきましては、更なる技術革新に対応しうる技術者の確保、また、世界マーケットに当社製品を販売拡大していくための営業や内部管理等の優秀な人材も充実させる必要があります。 当社では、今後、優秀な経営者や従業員の採用等を進め、従業員の意識向上と組織の活性化を図るとともに優秀な人材の定着を図る方針であります。しかしながら、当社グループの求める人材が十分確保できない場合、又は現在在職している人材が流出するような場合は、事業推進に影響が出る可能性があるとともに、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (4) 継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、当連結会計年度において、引き続き営業損失(2024年11月期 532,020千円、2025年11月期 254,842千円)、経常損失(2024年11月期 614,400千円、2025年11月期 421,635千円)、親会社株主に帰属する当期純損失(2024年11月期 672,018千円、2025年11月期 226,025千円)を計上しております。一方で、営業キャッシュ・フローはマイナス(2024年11月期 251,334千円)を計上しておりましたが、僅かながらプラスに転じました。また、一部の取引金融機関からの借入金852,036千円については、現時点では期限の利益の喪失に係る条項を適用する旨の通知を受けていないものの財務制限条項に抵触しております。当該事象により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております。 当該状況を解消するため当社グループは、以下の対応策を実施しております。 ① 業務人員の縮小、賞与削減による人件費及びその他経費削減 ② 製造コストを低減した新製品開発及び販売による売上総利益率の改善 ③ 売価値上げによる売上総利益率の改善 また、資金繰りについては、現金及び預金残高は3,734,650千円と十分であることに加え、各取引金融機関には上記対応策の実施に関する説明と進捗に関する適時の報告を実施し、各取引金融機関とは良好な関係を維持しており、今後1年間の資金繰りに懸念はないと判断しております。 以上のことから、継続企業の前提に関して重要な不確実性は認められないと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,105字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況 当連結会計年度(2024年12月1日~2025年11月30日)における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下「経営成績等」という。)の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年12月1日~2025年11月30日)の世界経済は、ロシア・ウクライナ戦争、ガザ地区での紛争の長期化などの世界情勢のもと、中国の景気が構造的な内需不足により足踏み状態にあるほか、米国の関税率の引上げや政策不確実性の高まりによる不透明感から、世界経済の成長率低下が見込まれる状況となっております。自動認識業界の世界的な状況としては、部品価格が上昇する一方、顧客の設備投資の抑制等により需要が減少していること等から、厳しい状況が続いておりましたが、当社グループにおいても、国内の一部顧客から受注が入り始めるなど、主要顧客の在庫調整に改善の兆しが見られる状況となっております。 当社グループにおいても、2022年11月期から続いていた主要部品の調達難については解消されたものの、米国並びに欧州・アジア他においては業界不況のあおりを受け、さらに日本においては主要取引先において在庫調整が続いております。 ア.財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は11,346百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,167百万円減少いたしました。主な要因は、借入金の減少等による現金及び預金の減少967百万円のほか、商品及び製品の減少722百万円、原材料及び貯蔵品の減少363百万円等により流動資産が2,109百万円減少したことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、6,176百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,434百万円減少いたしました。主な要因は、訴訟の和解による訴訟損失引当金の減少853百万円、短期借入金の減少123百万円等により流動負債が934百万円減少したこと、長期借入金の減少1,504百万円等により固定負債が1,500百万円減少したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、5,169百万円となり、前連結会計年度末と比較して267百万円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金の減少226百万円、為替換算調整勘定の増加491百万円等によるものです。 イ.経営成績 当連結会計年度における当社グループは、前年同期比で増収となり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも3期続けて赤字計上となったものの、損失額は大幅に縮小しました。 当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高6,772百万円(前年同期比6.8%増)、営業損失254百万円(前年同期は532百万円の営業損失)、経常損失421百万円(前年同期は614百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失226百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失672百万円)となりました。 セグメントの売上高の内訳は、日本は3,192百万円(前年同期比15.6%増)、米国は1,405百万円(前年同期比0.0%減)、欧州・アジア他は2,174百万円(前年同期比0.0%増)となりました。 また、製品別売上実績では、スキャナ製品は3,208百万円(前年同期比19.1%増)、ターミナル製品は1,147百万円(前年同期比1.2%増)、モジュールその他製品は2,416百万円(前年同期比3.9%減)となりました。 売上高及び利益の要因は、以下の通りとなります。 (売上高) 当社グループの売上高は、6,772百万円(前年同期比6.8%増)となりました。 日本国内においては、一部の大口顧客から受注が入ったことなどから、売上は前年同期比で大幅な増となりまし た。 米国及び欧州・アジア他においては、一過性の大口出荷があったものの、業界不況のあおりを受け、さらに在庫調整が続いていることから、前年同期比でほぼ横ばいとなりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業損失は、254百万円(前年同期は532百万円の営業損失)となりました。 売上原価は4,289百万円(前年同期比11.1%増)、売上総利益は2,483百万円(前年同期比0.0%増)、販売費及び一般管理費は2,737百万円(前年同期比9.2%減)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常損失は、421百万円(前年同期は614百万円の経常損失)となりました。 前述の営業利益の要因に加え、為替差損1億85百万円を営業外費用に計上したこと等によるものです。 営業外収益は86百万円(前年同期比9.7%増)に対し、営業外費用は253百万円(前年同期比57.1%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は、226百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失672百万円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して1,021百万円減少し、当連結会計年度の期末残高は3,646百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、50百万円の収入(前年同期は251百万円の支出)となりました。主な要因は、訴訟の和解による訴訟損失引当金の減少872百万円、棚卸資産の減少1,196百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、164百万円の収入(前年同期は21百万円の支出)となりました。主な要因は、定期預金の預入による支出の前年同期比減588百万円、有価証券の取得による支出の前年同期比増660百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,570百万円の支出(前年同期は1,024百万円の支出)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入の前年同期比減1,750百万円、長期借入金の返済による支出の前年同期比増1,289百万円等によるものです。 〔キャッシュ・フロー関連指標の推移〕 2021年 11月期   2022年 11月期   2023年 11月期   2024年 11月期   2025年 11月期 自己資本比率(%)   39.5   38.8   35.8   36.3   45.3 時価ベースの自己資本比率(%)   28.5   15.4   14.6   10.6   14.9 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   4.5   -   -   -   104.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   35.9   -   -   -   0.8 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数により算出しております。 ※ キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ※ 有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ※ キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスの場合は記載しておりません。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループ(当社及び連結子会社)の生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、形式等は必ずしも一様ではなく、また受注生産形態をとらない製品も多いため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 このため生産及び受注の実績については、「① 財政状態及び経営成績の状況」におけるセグメントの業績に関連付けて示しております。 ア.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 日本   3,192,665   15.6 米国   1,405,431   △0.0 欧州・アジア他   2,174,387   0.0 合計   6,772,484   6.8 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成にあたりまして、必要な仮定と見積りを行っており、それらは資産、負債、収益及び費用の計上金額、長期性資産の減損の認識、金融商品の時価、及び偶発債務の開示情報に影響を与えております。こうした仮定と見積りは本質的に不確実であり、必要に応じて当社の過去の経験、既存契約の条件、業界動向の観測、お客様から提供される情報及びその他外部機関から入手可能な情報に基づいて行われます。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度における経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況」に記載のとおりであります。 また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の仕入れのほか、製造費、研究開発費を含む販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 設備投資や運転資金の調達につきましては、国内においては自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。海外においては現地に事業基盤を築き安定した営業活動を行うため、借入は実施せず、自己資金を基本としております。 また、災害の発生等に伴う仕入先の事業停止や社会情勢の変化等に柔軟に対応するため、資金の手元流動性を高めております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は5,263百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,646百万円となっております。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中期的な経営戦略の実現のため柔軟な経営判断を行えるよう、特定の経営指標を目標として定めておりません。なお、当連結会計年度の売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の計画(当初業績予想[2025年1月10日公表])に対する達成状況は、以下のとおりであります。 2025年11月期計画(千円)   2025年11月期実績(千円)   計画比(%) 売上高   7,025,000   6,772,484   △3.6 営業利益   △12,000   △254,842   - 経常利益   38,000   △421,635   - 親会社株主に帰属する 当期純利益   14,000   △226,025   -

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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