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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

太洋テクノレックス

TAIYO TECHNOLEX CO.,LTD.6663 · Standard · 電気機器

フレキシブル基板の試作から量産、検査装置まで一貫対応する電子基板メーカー。捺染ロール加工技術を応用し、短納期の試作で顧客の開発を支える。

概要

太洋テクノレックスは、和歌山県和歌山市に本社を置く電子基板・検査装置メーカーである。1960年に捺染用ロールの彫刻加工業として創業し、そのめっき技術を応用してフレキシブルプリント配線板(FPC)の試作・製造に特化した。医療機器や産業機器向けの短納期対応が強みで、連結売上高は約38億円(2025年12月期)、従業員192名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、4つの事業セグメントで構成される。

4つのセグメントで構成される事業構造

当社グループは、電子基板事業、テストシステム事業、鏡面研磨機事業、産機システム事業の4セグメントで構成される。電子基板事業はFPCの製造・販売が主体で、連結売上高の約64%を占める。テストシステム事業は通電検査機と外観検査機を扱い、鏡面研磨機事業は連結子会社の㈱ミラックが製造する円筒鏡面研磨機を販売する。産機システム事業は産業用ロボットのシステムインテグレーションや視覚検査装置を提供する。2025年12月期のセグメント売上高は、電子基板24億円、テストシステム4.5億円、鏡面研磨機4.45億円、産機システム4.45億円である。

電子基板事業が収益の柱、医療機器分野に注力

電子基板事業は、FPCの試作と中小ロット量産を主軸とし、短納期(受注から最短3日)を実現する生産管理体制を持つ。特に医療機器・ヘルスケア分野を重点領域と位置づけ、内視鏡や超音波探触子向けの高密度多層基板の技術開発を進める。2025年12月期の同事業のセグメント利益は5億円で、前年比50.5%増と大幅に改善した。一方、テストシステム事業は売上減少により33百万円の損失を計上したが、AI技術を活用した検査精度向上で巻き返しを図る。

国内とアジアに広がる拠点網

本社・九州事業所(大分県国東市)・東京事業所の国内3拠点に加え、タイ王国に連結子会社TAIYO TECHNOLEX (THAILAND) CO.,LTD.、中華人民共和国上海市に太友(上海)貿易有限公司を擁する。タイと上海の子会社は、当社および量産メーカーが製造する製品の販売・サービスサポートを担う。2015年に開設した台北駐在員事務所は2025年11月に閉鎖した。グループ全体でアジア市場への販路拡大を進めており、2025年には販売代理店との連携強化にも着手した。

192名の従業員と安定した財務基盤

連結従業員数は192名(単体ベース)で、和歌山本社に約半数が在籍する。2025年12月期の連結純資産は26.98億円、自己資本比率は約60%と健全性を維持する。売上高は38億円と前期比6.6%増、営業利益は1.42億円で4期ぶりの黒字転換を果たした。ただし、キャッシュ・フローは営業活動で6100万円の支出となり、売上債権の増加が影響した。設備投資は有形固定資産取得に4300万円を投じるなど、投資を継続している。

業界の中での役割は電子基板の製造および検査工程の上流から下流までをカバーする装置・基板サプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
38億円
営業利益
1億円
営業利益率
2.6%
純利益
1億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
電子基板 事業24億円64.9%5億円20.8%
テストシス テム事業5億円13.5%0億円0.0%
鏡面研磨機 事業4億円10.8%1億円25.0%
産機シス テム事業4億円10.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子基板(民生・車載向けFPC)主力

スマートフォン、デジタルカメラ、車載機器などの小型軽量化に伴い、リジッド基板から置き換わるFPCを製造。試作に特化した生産体制で短納期・少量生産に対応し、設計から最終検査まで一貫した内製体制を持つ。

主な製品・サービス2
FPC(フレキシブルプリント基板)
折り曲げ可能な配線基板。極薄化や高耐熱性など次世代技術に対応。設計から最終検査まで一貫生産。
エレクトロフォーミング加工品
電鋳技術を応用した精密金属部品の製造。

02基板検査準主力

電子基板の品質を保証するため、プリント配線板や半導体パッケージ向け基板の電気的導通・絶縁検査を行う通電検査機と、外観の欠陥を検査する外観検査機を製造・販売している。

主な製品・サービス2
通電検査機
電子基板の配線の断線や短絡を電気的に確認する検査装置。
外観検査機
プリント配線板等の外観を光学的に検査し、画像処理で良否を判定する装置。

03鏡面研磨機(グラビア製版・金属圧延)副次

グラビア製版ロールやアルミニウム圧延ロール等の表面を超鏡面仕上げする円筒鏡面研磨機を子会社で製造し、当社が販売している。捺染ロール加工技術を応用した独自技術。

主な製品・サービス1
円筒鏡面研磨機
大径ロールの表面を鏡面状に研磨する機械。グラビア印刷用シリンダーロールやアルミ圧延ロールの品質向上に寄与。

04産業用ロボットシステム(産機システム)副次

産業用ロボットのシステムインテグレーションサービスを展開。構想・設計・導入から周辺設備までをトータルに提案し、生産ラインの自動化や視覚検査装置、画像処理装置等を提供している。

主な製品・サービス3
産業用ロボットシステム
ロボットの導入設計から周辺設備までを含む自動化システム。
視覚検査装置
生産ラインで製品の外観や寸法を自動検査する装置。
画像処理装置
カメラ画像を処理し、検査や制御に活用するシステム。

製品と技術

フレキシブルプリント配線板(FPC)の試作・量産

電子基板事業の主力製品はFPCである。折り曲げ可能な特性を活かし、スマートフォン、デジタルカメラ、車載機器、医療機器などに搭載される。当社の強みは試作対応力にあり、配線パターン設計から穴あけ、めっき、エッチング、最終検査までの一貫体制で、受注から最短3日での納品を実現する。極薄化や高耐熱性などの次世代技術にも取り組み、医療機器向けの高密度多層基板では微細配線技術を高度化している。2025年12月期の電子基板事業売上高は24億円で、連結全体の64%を占める。

通電検査機と外観検査機によるテストシステム

テストシステム事業では、電子基板の導通・絶縁検査を行う通電検査機と、外観の傷や変色を検査する外観検査機を提供する。通電検査機はプリント配線板の断線や短絡を検出し、外観検査機は光学的にパターン欠損を判定する。近年はAI技術を活用した欠陥検出力向上や画像処理設定の自動化を進め、パワーデバイス向けセラミックス基板の検査装置に応用している。2025年12月期の売上高は4.5億円と前期比35.4%減だが、販売代理店との連携強化により販路拡大を目指す。

円筒鏡面研磨機による超鏡面仕上げ技術

鏡面研磨機事業は、連結子会社の株式会社ミラックが製造する円筒鏡面研磨機を中心とする。グラビア印刷用製版ロールやアルミニウム圧延ロールの表面を超鏡面仕上げする機械で、印刷品質や金属表面の平滑性を向上させる。2025年12月期はグラビア印刷機向けや建設機械向けの研磨機販売が増加し、売上高4.45億円、セグメント利益7000万円を計上した。また、研磨用砥石等の消耗品販売や修理メンテナンスサービスも収益源としている。

産業用ロボットSIと自動化ソリューション

産機システム事業では、産業用ロボットのシステムインテグレーション(SI)サービスを提供する。構想・設計から導入、周辺設備までトータルで提案し、自動シュリンク包装機や大型工業用処理槽、金属外観検査装置なども手掛ける。2018年にSI事業を開始し、2025年12月期には売上高が前期比235%増の4.45億円、営業損益も黒字転換した。視覚検査装置や画像処理装置の開発・販売も行い、生産ラインの自動化ニーズに対応している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

小型電子部品メーカー、収益改善途上

当社は売上高約35億円(2024/12期)の小型電子部品メーカーで、同業のイビデン(約4,500億円)やキオクシアHD(約1.5兆円)と比較して規模は極めて小さい。近年は営業赤字からの脱却を目指し、2025/12期には黒字転換を見込む。業界内ではニッチな特殊部品に特化し、大手との棲み分けを図るが、収益力改善が急務。

強み

  • 大手が参入しにくい特殊電子部品に特化し、独自のポジションを確立。
  • 従業員数が少なく、意思決定が速い。顧客の細かな要望に柔軟対応可能。
  • 2025/12期に営業利益率2.63%の黒字化計画。収益改善への道筋。
  • 長期取引先との強固な関係により、安定した受注基盤を確保。

課題

  • 売上高約35億円と小規模で、業界大手との競争でリソース不足。
  • 2024/12期は営業赤字。利益率改善が急務。
  • 財務体力が乏しく、積極的な研究開発や設備投資が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が太洋テクノレックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16633CGSホールディングス32億円29.5倍
26894パルステック工業31億円10.5倍
36803ティアック29億円35.5倍
46634JNグループ27億円
56276シリウスビジョン20億円7.2倍
66663太洋テクノレックス19億円7.7倍
76775TBグループ18億円
86867リーダー電子18億円20.7倍
96977日本抵抗器製作所18億円
106664オプトエレクトロニクス17億円
116696トラース・オン・プロダクト16億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

捺染技術を起点とした創業期(1960年~1980年)

1960年12月、和歌山県和歌山市に太洋工業株式会社を設立。地場産業である捺染用ロールの彫刻およびめっき加工を開始した。このめっき技術が後にエレクトロフォーミング加工へと発展し、1969年5月には電気カミソリ外刃の製造を開始。1981年4月にはリジッド板(プリント配線板)の製造と基板検査機事業に参入し、電子部品関連へ事業の軸足を移し始めた。1983年1月には対米輸出用プリント配線板のためUL規格を取得し、品質基準の国際化に対応した。

FPC設計・製造への本格参入(1989年~1998年)

1989年6月、フレキシブルプリント配線板(FPC)の設計を開始。同年9月には九州事業所を大分県に新設し、生産能力を拡大した。1993年3月には鏡面研磨機メーカーの株式会社ミラックを子会社化(持株比率52.5%)、同年4月にはFPCの製造を開始した。1995年4月には本社にFPC加工工場を新設し、1998年6月にはFPC生産情報管理システム「TAPICS-I」を導入するなど、情報化による生産効率向上を進めた。1996年10月にはISO9001認証を取得し、品質保証体制を整備した。

上場と海外展開の加速(2004年~2011年)

2004年12月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、同年中にジャスダック証券取引所に上場した。2005年8月には中華人民共和国上海市に上海連絡事務所を開設、中国市場への足がかりを築いた。2007年3月にはタイ王国バンコク市にTAIYO TECHNOLEX (THAILAND) CO.,LTD.を設立(出資比率49%)、東南アジアでの販売・サービス拠点を確保した。2009年5月にはマイクロエンジニアリング株式会社を完全子会社化し、視覚検査装置事業に参入。2011年6月には太友(上海)貿易有限公司を設立し、中国での販売子会社を強化した。

新事業の開拓と組織再編(2018年~2025年)

2018年9月、産業用ロボットのシステムインテグレーションサービスを開始し、産機システム事業を本格化させた。2021年12月には子会社のマイクロエンジニアリングを吸収合併し、大阪事業所を開設した(2022年9月閉鎖)。2023年12月、商号を太洋テクノレックス株式会社に変更し、企業ブランドを刷新。2025年1月には全社共通の新生産管理システムを本格導入し、生産効率の向上を図った。また、2025年12月期には希望退職者の募集を実施し、人件費削減と収益改善を推進した。

市場区分の移行と課題への対応(2022年~現在)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行した。2020年9月には資本・業務提携先の旭東ホールディングス株式会社が破産手続き開始となり、提携を解消。これにより、経営の自立性を高める必要に迫られた。2025年12月期には4期ぶりに営業黒字を達成したが、依然として厳しい経営環境が続く。中期経営計画(2026年~2028年)ではROEの持続的向上を掲げ、医療機器向け高付加価値製品やAI活用検査装置の開発に注力している。

年表39件を開く

1960年代

  • 1960年12月創業和歌山県和歌山市において太洋工業株式会社を設立、捺染(※1)用ロール彫刻及びめっき加工を開始
  • 1969年5月エレクトロフォーミング加工(※2)による電気カミソリ外刃製造を開始

1980年代

  • 1981年4月リジッド板(※3)製造、基板検査機事業を開始
  • 1983年1月対米輸出用プリント配線板製造のため、UL規格(※4)を取得
  • 1984年4月コンピュータ図形処理システムを導入
  • 1986年6月東京都港区に東京支店(現 東京事業所)を開設
  • 1987年2月株式会社ミラック(現 連結子会社)に設立出資(持株比率33.3%)、鏡面研磨機(※5)事業を開始
  • 1988年1月全自動プリント配線板検査装置試作品が完成
  • 1989年6月FPC(※6)設計を開始
  • 1989年9月大分県東国東郡安岐町(現 大分県国東市安岐町)に九州事業所を新設

1990年代

  • 1991年5月東京都千代田区に東京支店(現 東京事業所)を移転
  • 1993年3月M&A株式会社ミラックを子会社化(持株比率52.5%)
  • 1993年4月FPC製造を開始
  • 1995年4月本社にFPC加工工場を新設
  • 1996年10月品質保証の国際標準規格である「ISO9001」の認証を本社・九州事業所・東京支店(現 東京事業所)にて取得
  • 1998年6月FPC生産情報管理システム(TAPICS-Ⅰ)を導入
  • 1999年4月本社第1工場の多層配線板設備を増強

2000年代

  • 2001年1月九州事業所に第2工場を新設
  • 2001年6月環境マネジメントシステムの国際標準規格である「ISO14001」の認証を本社・東京支店(現 東京事業所)にて取得
  • 2001年8月本社に高精細FPC用工場を新設
  • 2001年12月M&A株式会社ミラックを完全子会社化(持株比率100.0%)
  • 2004年12月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2004年12月上場ジャスダック証券取引所(東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
  • 2005年8月中華人民共和国上海市に上海連絡事務所を開設
  • 2005年11月株式会社協栄システムと業務提携
  • 2006年12月本社に基板検査機製造工場を新設
  • 2007年3月タイ王国バンコク市にTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立(持株比率49.0%)
  • 2007年11月川崎市幸区に川崎事業所を開設(2011年2月閉鎖)
  • 2009年5月M&Aマイクロエンジニアリング株式会社(連結子会社)の株式取得(持株比率100.0%)、視覚検査装置並びに画像処理装置の開発、製造及び販売を開始

2010年代

  • 2011年6月中華人民共和国上海市に太友(上海)貿易有限公司(現 連結子会社)を設立(出資比率100.0%)
  • 2011年8月旭東ホールディングス株式会社(旧 旭東電気株式会社)と資本・業務提携
  • 2015年7月台湾台北市に台北駐在員事務所を開設(2025年11月閉鎖)
  • 2018年9月産業用ロボットのシステムインテグレーションサービスを開始

2020年代

  • 2020年9月旭東ホールディングス株式会社の破産手続き開始決定により資本・業務提携の契約解除
  • 2021年8月東京都千代田区内で東京事業所を移転
  • 2021年12月M&Aマイクロエンジニアリング株式会社(連結子会社)を吸収合併し、大阪事業所を開設(2022年9月閉鎖)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2023年12月商号変更太洋テクノレックス株式会社に商号変更
  • 2025年1月全社共用の新生産管理システムを本格導入

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本当期純利益率)2028年度まで8.0%以上
  • EPS(1株当たり当期純利益)2028年度まで30.00円以上
  • 自己資本比率2028年度まで50.0%以上
  • 連結配当性向2028年度まで20.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    医療機器・ヘルスケア分野の深耕

    電子基板事業において、景気変動の影響を受けにくい医療機器・ヘルスケア関連分野を重点領域と位置づけ、内視鏡、超音波探触子、補聴器等の小型医療機器向けに高密度多層基板の技術開発を進め、受注拡大を図る。

  2. 02

    パワーデバイス市場への展開と検査技術高度化

    テストシステム事業において、AI・EV・高速通信の普及で成長が見込まれるパワーデバイス市場を重点分野とし、セラミックス基板向け検査装置のAI活用による欠陥検出力向上、画像処理自動化、高速化技術開発を進める。

  3. 03

    EMSによる付加価値向上

    回路設計からモジュール化、最終製品組立まで一貫対応する電子機器受託製造サービス(EMS)を提供し、FPC製造技術と幅広い顧客基盤を活かした設計段階からの技術提案・共同開発で多様なニーズに柔軟・迅速に対応する。

  4. 04

    販路拡大と安定収益の確保

    テストシステム事業で、電子基板向け外観検査装置や通電検査装置の国内外販路拡大を推進。商社や販売代理店との連携強化、AI技術による検査性能向上、アライメント機能強化によるコンタクト精度・速度改善で市場優位性を高め、受注獲得に注力する。

  5. 05

    株主還元と上場維持基準への適合

    株主還元を重要な経営施策と位置づけ、内部留保の充実や配当性向等を総合的に勘案し収益状況に応じた利益還元を実施。ビジネスモデル再構築や事業ポートフォリオ最適化により売上拡大と生産効率向上を図り、ROEの持続的向上を通じて企業価値向上と上場維持基準適合維持に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で192人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は516万円で、9期前と比べて+2.1%平均年齢は45.7歳、平均勤続年数は20.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月266
2017年12月258
2018年12月261
2019年12月50543.316.3263
2020年12月46743.816.9262
2021年12月48444.117.4245
2022年12月49844.717.8234
2023年12月50645.118.5228
2024年12月50245.719.3209−48
2025年12月51645.720.019252

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.7%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)71.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社工場 — 和歌山県 和歌山市1,254百万円
電子基板事業 テストシステム事業 産機システム事業 全社(調整額)
本社工場 — 和歌山県 和歌山市86百万円
鏡面研磨機事業
九州事業所 — 大分県 国東市57百万円
電子基板事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ミラック(注)2
    和歌山県和歌山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TAIYO TECHNOLEX(THAILAND) CO.,LTD. (注)3
    タイ王国バンコク市 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    太友(上海)貿易有限公司
    中華人民共和国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は38億円営業利益1億円前期と比べると増収で、売上が+8.6%。

売上高
+8.6%
38億円
営業利益
1億円
純利益
1億円
営業利益率
2.6%
前期比 +5.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高49億円38億円
営業利益1億円1億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥3¥3

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は18億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q8−1−12.50
2023年2Q1000.00
2023年3Q700.0−1
2023年4Q90
2024年1Q900.00
2024年2Q900.00
2024年4Q17−1−5.9−1
2025年2Q16−1−6.3−1
2025年4Q2229.12
2026年2Q1815.60

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は38億円から38億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月38−1−2
2013年12月39−1−1
2014年12月4010
台湾台北市に台北駐在員事務所を開設(2025年11月閉鎖)
2015年12月4800
2016年12月5011
2017年12月4200
2018年12月4611
2019年12月39−1−2
2020年12月32−3−6
マイクロエンジニアリング株式会社(連結子会社)を吸収合併し、大阪事業所を開設(2022年9月閉鎖)
2021年12月3932
2022年12月3600
太洋テクノレックス株式会社に商号変更
2023年12月34−1−1
2024年12月35−10−2.9−1
2025年12月38122.61

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高38億円のうち、営業利益として残るのは1億円2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.1%27億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.3%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.6%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.2pt
2.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.3pt
2.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.7pt
5.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−1億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は5億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月3−1−125
2013年12月−10−1−14
2014年12月00004
2015年12月00106
2016年12月4−1−335
2017年12月21−137
2018年12月00−204
2019年12月3−1−125
2020年12月10−115
2021年12月20127
2022年12月2−1−117
2023年12月0−1−1−15
2024年12月20−226
2025年12月−12−215

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は46億円。このうち返さなくてよい自己資本が27億円で、自己資本比率は58.4%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月49321765.3
2013年12月50321863.0
2014年12月52322061.6
2015年12月56322456.8
2016年12月53332060.8
2017年12月54332160.0
2018年12月53332062.0
2019年12月51312059.6
2020年12月44242053.5
2021年12月48262253.5
2022年12月48272155.0
2023年12月46252154.8
2024年12月45252055.0
2025年12月46271958.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
7億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
19億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
54
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率224社中67位あたり、逆に低いのは配当利回り224社中205位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.3%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.6%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.4%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.6%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥311で、1年前と比べて+8.4%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥311-2.2%1ヶ月+6.5%1年+8.4%時価総額19億円
過去52週の値幅
安値¥240高値¥463

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.7倍
PER (会社予想)24.9倍
PBR0.68倍
配当利回り0.96%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月頭の313円から徐々に下落し、8月3日に288円の安値をつけた後、8月13日に305円まで回復。8月14日は304円。25日移動平均線(300.36円)を上回り、200日線(304.08円)とほぼ同水準。52週高値463円から大幅に下落、1年では+2.79%とほぼ横ばい。出来高は7月17日に11万7100株と増えたが、直近は低調。RSIは54.55と中立。週足では下げ止まりの兆候が見られるが、トレンドは明確でない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 28/100)

PER7.56倍と表面的には割安だが、来期予想PER24.3倍と急上昇する見込みで、実質的な評価は割高。PBR0.66倍は割安に見えるが、ROE5.3%と低く収益性が悪化している。配当利回り0.99%は業界平均2.21%を大きく下回り、配当魅力は乏しい。直近3期連続で赤字または小幅黒字で、業績不振が続いており、成長性も見込めない。業界平均PER30.69倍と比較しても予想PERは低いが、業績リスクを考慮すると割高。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.7倍30.8倍
PER (予想)24.9倍
PBR0.68倍2.58倍
ROE5.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は2022年から2023年にかけて減収・赤字に転落し、2025年にかけて売上回復と黒字化が進む。強気派は、自動車・産業機器の需要回復とコスト削減効果で収益改善が継続するとみる。一方、弱気派は、競争激化による受注の不安定さと、規模の小ささによる価格競争力の弱さを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 売上回復基調

    2025年に売上38億円(前期比8%増)と増収に転じた。

  • 黒字化達成

    2025年の営業利益率2.63%と、前年の赤字から改善した。

  • 業界の需要回復

    自動車・産業機器向けの需要が世界的に持ち直している。

  • 売上高38億円と3期連続増収決算発表後影響

    2025/12期売上高は38億円、前期比3億円増。増収基調で赤字転落リスクが低下

  • 営業損益が黒字転換し純利益1億円2026年Q1影響

    2025/12期営業利益1億円、純利益1億円。前期は営業赤字1億円で、収益改善が確認

  • PBR0.66倍と解散価値近辺継続影響

    PBR0.6598倍は純資産の約3分の2。資産価値を意識した買いが入りやすい

  • 小型株で買い一巡後の希少性不定影響

    時価総額18億円と小型のため、業績改善で需給が締まり急伸余地

マイナスに働く材料7
  • 過去の赤字幅

    2023年、2024年と2期連続で最終赤字を計上しており、回復は遅い。

  • 規模の小ささ

    売上高が約38億円と小さく、価格競争や原材料高に弱い。

  • 利益率の低さ

    営業利益率は2.6%と業界平均を下回り、コスト増で簡単に赤字転落する。

  • 予想PER24.3倍は来期減益示唆2026年下期影響

    時価総額18億円÷予想PER24.3倍で来期純利益は約0.7億円。前期1億円から減少

  • 営業利益率2.63%と低水準通年影響

    売上高38億円に対し営業利益1億円。コスト増で再び赤字転落のリスク

  • 配当利回り0.99%と株主還元が手薄継続影響

    配当利回り0.99%では魅力度が低く、売り材料になりやすい

  • 時価総額18億円と流動性リスク不定影響

    売買高が細く、大口売りが出ると株価下落が大きい

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上を占う指標で、需要の持続性を見る。
営業利益率
コスト管理と価格転嫁の成果を示す。
自動車向け売上比率
主要需要先で、業績変動の大きさを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは0.96%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
0.96%
いまの株価に対して
配当性向
30.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月312.2
2017年12月30.086.7
2018年12月566.761.8
2019年12月3−40.0
2020年12月30.0
2021年12月566.715.0
2022年12月3−40.044.9
2023年12月30.0
2024年12月30.0
2025年12月6100.030.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,008人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.1%を占め、残る70.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他53.851.457.757.960.259.1
事業法人35.436.633.633.631.528.7
証券会社2.83.23.53.66.49.7
外国法人1.21.91.71.21.41.9
金融機関6.76.93.43.50.50.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.2
自己株式0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社細江ホールディングス26.70
02細江 正大5.82
03株式会社SBI証券3.89
04小川 由晃2.99
05太洋テクノレックス従業員持株会2.63
06細江 美則1.67
07松井証券株式会社1.44
08楽天証券株式会社共有口1.27
09堀井 勝人1.13
10佐伯 高史1.07

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+172%、1株純資産は14期で−19%。直近期のROEは5.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月−32551−5.6
2013年12月−19537−3.4
2014年12月45440.760.4174.4
2015年12月25450.4226.8229.0
2016年12月105531.851.512.2
2017年12月15530.2748.986.7
2018年12月125552.148.761.8
2019年12月−36516−6.8
2020年12月−107401−23.4
2021年12月414389.711.115.0
2022年12月74441.558.544.9
2023年12月−21422−4.9
2024年12月−13418−3.2
2025年12月234465.310.730.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額58百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
細江美則代表取締役 会長7899,920
細江正大代表取締役 社長47348,600
田中清孝取締役 電子部品事業部管掌6714,300
水谷浩取締役 経営管理部管掌6414,100
上西令子取締役725,100
﨑前和夫常勤監査役7710,100
中川利彦監査役706,100
中礒亜由美監査役58

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)438774511
社外取締役513133

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,452字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社(㈱ミラック、TAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司)により構成されており、電子基板(※8)、基板検査機、鏡面研磨機並びに産業機械等の製造及び販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは、以下のとおりであります。なお、以下の4事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 ※8 電子基板 電子部品を表面に固定し当該部品間を配線で接続するために必要な導体パターンを、絶縁基板の表面のみ又は表面及びその内部に形成した板状又はフィルム状の部品であるプリント配線板と、プリント配線板に電子部品を実装したモジュール基板の総称。前者は材質によりリジッド板、FPC等に区分される。 (1)当社グループの事業の特徴 当社グループの事業は、和歌山県の地場産業でもある捺染産業向けの捺染用ロールの彫刻及びめっき加工の技術をFPC等の製造技術に応用したことから始まっております。 (2)当社グループの事業内容 ① 電子基板事業 当社は、FPCの製造・販売等を主に行っております。FPCはその特性である折り曲げられることと高機能化に対応した基板精度技術の進歩により機器の小型軽量化に伴った限られたスペースへの部品配置を可能にし、それまでリジッド板が採用されてきた機器・部位にリジッド板に代わり採用され用途が拡大しております。その代表的なものには、スマートフォン、デジタルカメラ、車載機器等があります。過去に量産に比べて手間のかかるFPC試作関連業務に特化していたことにより、顧客ニーズである短納期・少量生産に対応可能な生産工程管理体制を構築し、ノウハウの蓄積を実現いたしました。当社では、配線パターン設計から穴あけ・めっき・エッチング(※9)工程・最終検査まで部品実装以外全て完全社内一貫体制での対応が可能となっており、パターン設計を含めて受注から最短3日での納品を実現し、顧客の短納期ニーズに応えております。技術的にもFPCの極薄化、高耐熱性をはじめとした次世代技術力を追求し、顧客の高難度ニーズに応えております。また、連結子会社のTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司は、当社及び量産・EMS(※10)メーカー等が製造する製品の販売及びサービス・サポートを行っております。さらに、エレクトロフォーミング加工品の製造及び販売を行っております。 ※9 エッチング 銅の表面に写真工法を用いて防食層を作り、不要な部分を塩化第二鉄液等で腐食させ、FPCに回路パターンを形成する技法。 ※10 EMS Electronics Manufacturing Serviceの略。複数のエレクトロニクスメーカーから電子機器の製造を請け負うこと。 [電子基板分類図] (注)1.「日本の電子回路産業」(一般社団法人日本電子回路工業会)より作成しております。 2.主として「プリント配線板 FPC」及び「モジュール基板」に当社製品群が含まれております。 [当社グループのFPC試作製造工程] [事業系統図] (注)セットメーカーとは、最終製品を供給する民生エレクトロニクスメーカー等をいい、FPCメーカーとは、FPC量産メーカーをいいます。 ② テストシステム事業 当社は、基板検査機として主に、部品が実装されていない電子基板の導通抵抗及び絶縁抵抗等の電気検査を行う通電検査機(※11)と外観からパターンの欠損・めっきの変色・表面の傷等を補完的に検査する外観検査機(※12)の製造及び販売を行っております。また、連結子会社のTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司は、当社が製造する製品の販売及びサービス・サポートを行っております。 ※11 通電検査機 プリント配線板及び半導体パッケージ向け基板の配線が設計のとおり接続されており、断線や短絡がないことを電気を通して確認する検査を行う機器。 ※12 外観検査機 プリント配線板やプリント配線板に部品を実装したプリント回路板等の外観状況を光学的に把握し、コンピュータを用いた画像処理によって良否を判断する検査を行う機器。 [基板検査機の機能別分類] (注)1.機能検査機とは、部品を実装したプリント回路板の入力端子に、デジタル信号又はアナログ信号を加え、出力端子に正しい信号が出力されていることを確認して、機能の確認と良否判定を行う検査を行う機器をいいます。 2.主として「通電検査機」及び「外観検査機」に当社製品群が含まれております。 [事業系統図] ③ 鏡面研磨機事業 グラビア製版用の製版ロールやアルミニウム圧延ロール等の表面を超鏡面仕上げする円筒鏡面研磨機を連結子会社の㈱ミラックが製造し、当社が販売しております。 [当社グループの鏡面研磨機の使用工程(グラビア印刷用シリンダーロールの場合)] [事業系統図] ④ 産機システム事業 当社は、ロボットシステムの構想・設計・導入から周辺設備までのトータルソリューションを提案する産業用ロボットのシステムインテグレーションサービスを展開しており、各種産業機械の製造及び販売並びにメーカー各社の産業機械等の仕入及び販売を行っております。また、生産ラインにおける視覚検査装置並びに画像処理装置等の製造及び販売を行っております。さらに、連結子会社のTAIYO TECHNOLEX(THAILAND)CO.,LTD.及び太友(上海)貿易有限公司は、当社が製造する製品並びに当社及び同社が仕入れた製品の販売及びサービス・サポートを行っております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,706字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、企業としての社会的存在意義を意識し、常に探求心を持って、確固たる技術力・品質により顧客の信頼を得ることを基本に企業活動を行っており、これにより安定的な取引関係を構築し、中長期的な利益につなげていく方針であります。そのためには、全社員一丸となって顧客の期待以上のサービスを提供することが重要であると考えております。 また、健全性を維持し企業の社会的責任を果たす上で、株主や投資者へのアカウンタビリティを経営上重要な事項と認識し、経営及び業務に関する幅広い情報をタイムリーに開示するとともに、株主への利益還元に取り組んでいき、持続的な成長、発展を通し、企業価値を増大させ、社会、お客様、そして株主の皆様から継続的に信頼を得られる企業グループになることを目指しております。 (2)経営戦略等 当社グループの事業環境において、電子基板事業では引き続き、景気変動の影響を受けにくい医療機器・ヘルスケア関連分野を重点領域と位置づけ、受注獲得の拡大を図ってまいります。内視鏡、超音波探触子及び補聴器等の小型医療機器では、小型化・軽量化の進展に伴い高密度化・微細化ニーズが一層高まることが見込まれることから、これらの要求に対応する高密度多層基板の技術開発に積極的に取り組んでまいります。テストシステム事業においては、一般基板市場に加え、AI、EV、高速通信の普及を背景に今後も成長が見込まれるパワーデバイス市場を重点成長分野と位置づけ、セラミックス基板向け検査装置については、AI技術のより一層の活用による欠陥検出力及び検査精度の向上に加え、画像処理設定の自動化や検査の高速化に関する技術開発を進めてまいります。また、2025年に代理店契約を締結した販売代理店との連携強化を通じて販売活動の拡充を図り、さらなる販路拡大に取り組んでまいります。 (3)経営環境 エレクトロニクス市場においては、脱炭素社会の実現に向けた技術革新の進展や自動運転をはじめ次世代モビリティに新たな価値をもたらすSDV(Software Defined Vehicle:ソフトウエアで定義される車)の市場導入に伴うDX化の加速、省エネルギー性能向上への継続的な取り組みを背景に、新たなアプリケーション領域での需要創出が進み、部品需要は着実な拡大が見込まれております。民生品及び産業機器向け製品においては、一部で在庫調整の影響は残るものの、その影響は徐々に緩和し、中長期的には成長分野を中心とした安定的な需要拡大が期待され、当社を取り巻く市場の成長機会は堅調に推移するものと見込んでおります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、当連結会計年度において営業損益は4期ぶりに黒字転換したものの、当社グループを取り巻く経営環境は依然として厳しい状況にあります。このような状況の中、継続的、安定的に営業利益を確保するために、以下の課題に対する諸施策を講じることで、事業の強化及び企業価値の向上を図ってまいります。 ① 持続的成長への投資と収益拡大 主力事業である電子基板事業においては、安定的な成長が見込まれる医療機器・ヘルスケア分野において、当社グループの強みである微細配線技術の高度化をはじめ技術開発に経営資源を投じることで高付加価値製品の優位性をさらに強化してまいります。FPCの試作と共に中小ロットの量産案件を事業の柱とし、長年培ったFPC製造技術と幅広い顧客基盤を活かし、製品の設計段階からの技術提案による共同開発を進めることで、多様なニーズに柔軟かつ迅速に対応してまいります。また、回路設計からモジュール化、さらには最終製品の組立までを一貫して対応する「電子機器受託製造サービス(EMS:Electronics Manufacturing Services)」を提供することでさらなる付加価値の向上を図ってまいります。 ② 販路拡大と安定収益の確保 テストシステム事業においては、電子基板向けの外観検査装置をはじめ、高精細化する各種基板に対応した通電検査装置の国内外での販路拡大を推進しております。今後もEV分野での需要増加が見込まれるパワー半導体向けセラミックス基板の最終外観検査装置においては、AI技術を活用した欠陥検出能力の向上に取り組むとともに、専門的知識に依存せず検査パラメータを自動設定できるシステム開発を進めております。通電検査装置においては、アライメント機能の強化によるコンタクト精度及び検査速度の向上の性能改善に取り組み、検査機市場における優位性を高めてまいります。これらの取り組みに加えて、商社や販売代理店との連携による販売活動を強化し、受注獲得に注力することで安定的な収益確保に向けた体制づくりに努めてまいります。 ③ 株主還元方針と上場維持基準適合の維持 当社は、株主還元を重要な経営施策のひとつと位置づけており、内部留保の充実や配当性向等を総合的に勘案しつつ、収益状況に応じた利益還元を実施してまいります。また、ビジネスモデルの再構築や事業ポートフォリオの最適化により売上拡大と生産効率の一層の向上を図ってまいります。さらに、長期的な競争優位性及び安定的な利益の確保に努め、ROE(自己資本当期純利益率)の持続的な向上を目指すことで、企業価値を向上させ、上場維持基準への適合維持に取り組んでまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載の経営環境の中、中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)の下、ROE、EPS、自己資本比率及び連結配当性向を重要な指標として位置づけております。従業員一人ひとりが常に利益を意識した活動を実践することにより、経営の収益性及び効率性を重視した事業運営に注力する所存であります。なお、中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)の最終年度である2028年度の目標値は、ROE8.0%以上、EPS30.00円以上、自己資本比率50.0%以上、連結配当性向20.0%以上であります。
事業等のリスク6,374字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、以下の各事項において、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期及び当該リスクが顕在化した時に当社グループの経営成績等に与える影響を合理的に予見することが困難な場合には、その可能性の程度や時期・影響についての記載は行っておりません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループの事業内容について (電子基板事業) FPCの製造については、当社グループは特許権・実用新案権等の知的財産権を保有しておらず、従来工法により製造を行っていることから、新規参入企業の出現や画期的な新工法発明により競争が激化する可能性があり、その結果、当社グループの収益力が低下し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。次に、FPC試作のユーザーは、主としてセットメーカーの研究・商品開発部門であり、直接受注する場合とFPCメーカーを経由して受注する場合がありますが、セットメーカーの研究・商品開発部門が海外移転した場合には、当社グループは海外生産拠点を有していないため、短納期への対応について優位性を失い、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。次に、当社グループの顧客であるFPCメーカーが、多品種・少量生産で売上規模が小さいわりに人手がかかる等のために本来なら避けたい手間のかかるFPC試作を、自社生産ラインの手隙感から自社内で行い当社グループへの発注を手控えた場合や、FPC試作を量産受注獲得のために低価格で受注する営業攻勢を強め当社グループと競合した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。最後に、当社グループの売上高は、FPCに係る売上高の構成比率が高いことから、当該売上高の推移と経営成績等に相関関係があります。加えて、国内のFPC生産額と当該売上高にも相関関係があることから、電子部品業界の動向や技術革新等により、FPCの需給に著しい変調をきたした場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、国内の電子回路基板生産額及び当社グループの最近5連結会計年度における経営成績等の推移は以下のとおりであります。 [電子回路基板生産額の推移] 会計年度   2020年   2021年   2022年   2023年   2024年 電子回路基板(億円)   4,866.9   6,482.8   6,931.3   5,690.4   5,451.6 対前年比(%)   +9.7   +33.2   +6.9   △17.9   △4.2 FPC(億円)   268.1   314.6   306.7   268.2   283.9 対前年比(%)   △27.9   +17.3   △2.5   △12.6   5.9 (注)電子回路基板生産額:出所「電子回路基板生産動向」(一般社団法人日本電子回路工業会) [当社グループの最近5連結会計年度における経営成績等の推移] 回次   第61期   第62期   第63期   第64期   第65期 決算年月   2021年12月   2022年12月   2023年12月   2024年12月   2025年12月 売上高   (千円)   3,917,940   3,625,517   3,411,465   3,519,300   3,751,667 うち電子基板関連売上高   (千円)   2,420,715   2,619,085   2,374,476   2,220,634   2,367,291 営業利益又は営業損失(△)   (千円)   121,249   △27,783   △141,873   △54,088   142,572 親会社株主に帰属する当期純利益 又は親会社株主に帰属する当期純 損失(△)   (千円)   241,185   39,764   △126,536   △79,780   136,695 (注)「うち電子基板関連売上高(千円)」については、太陽有限責任監査法人の監査を受けておりません。 (テストシステム事業) 基板検査には検査方法の標準がなく、採用する検査方法はメーカーの方針によって異なっており、競合他社も様々な検査方法を用いた検査機を市場に投入しております。今後、当社が志向する検査方法と異なる方法の検査機が主流となった場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、電子基板メーカーが不良品率の低下等により一部の検査を省略した場合には、検査機市場が縮小に向かい、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。さらに、メーカーによっては検査機を自社で内製しており、今後このようなメーカーが増加した場合にも、検査機市場が縮小に向かい、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (鏡面研磨機事業) 円筒鏡面研磨機は、大手企業が進出していない10億円未満の市場規模であると推定しておりますが、新規参入企業の出現等により競争が激化した場合には、当社グループは当該事業での特許権・実用新案権等の知的財産権を保有していないため、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (産機システム事業) 各種産業機械の製造販売及び仕入販売において、メーカー各社の産業機械及び産業資材に係わる様々なハイエンド製品を顧客仕様にカスタマイズし、若しくは組み合わせた商品を提案する事業を展開することで差別化を図っております。競合他社との価格競争を余儀なくされる場合、メーカーとの協力関係が維持できない場合及び設備投資需要が減少した場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 検査システムは、顧客仕様による受注販売が中心であり、顧客の要求に沿った製品をいち早く開発・製造することにより、競合他社の製品との差別化を図っております。また、競合を優位に進めるためには、顧客との緊密な関係を保つことが重要であり、その結果、顧客の要求に沿った製品をいち早く納入することが可能となります。このような顧客との緊密な関係が維持できない場合や、顧客企業の業績不振、競合他社との価格競争を余儀なくされる場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 競争激化等により各事業における当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」のとおり、課題を明確にした上で、当社グループの強みを活かしたビジネスモデルを再構築するとともに、複数の事業において培ってきた多角的な技術を深化・融合させることで当社グループ独自の優位性を確立できるよう努めてまいります。 (2)人材の確保について 当社グループは、電子基板事業、テストシステム事業を中心とした製品の技術改良・研究開発を常に行っていく必要があり、そのための優秀な人材確保は事業展開上極めて重要であります。しかしながら、当社グループが必要としている技術に精通している人材の獲得、育成及び確保が常に可能であるとは限らず、当社グループが必要とする人材の獲得及び育成ができない可能性、あるいは当社グループの人材が社外に流出する可能性があります。当社グループが必要とする人材の獲得、育成及び確保が計画どおり進捗しない場合には、当社グループの業務運営に支障が生じる可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 当社グループでは、積極的な採用活動を行い、年齢・性別・国籍を問わず専門知識や専門技術に精通した人材を広域から採用し、社内外の研修や福利厚生の充実による従業員のモチベーション向上に努めることで人材の確保を行っております。また、各自が目標設定を行う人事考課制度を導入しており、向上心の強化とモチベーションの維持を図るとともに、能力主義に基づいた個別評価は年齢・性別・国籍を問わない評価を行っております。これにより、組織の多様性を促進していることから、当該リスクが顕在化する可能性は低いと考えております。 (3)知的財産権に関する訴訟、クレームについて 本書提出日現在において、当社グループは、第三者の知的財産権を侵害している事実はありません。しかしながら、当社グループの事業分野においては、多数の特許・実用新案等が出願されており、当社グループが第三者との間に知的財産権に関する法的紛争に巻き込まれた場合には、事業運営が制約を受けることや、信用失墜及び損害賠償請求等が発生し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、第三者が当社グループの知的財産権の侵害や保有技術を応用することで、当社グループの事業運営に支障をきたし、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 当社グループは上記のとおり、多数の特許・実用新案等が出願されていること等により、当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、新規事業の開始や新製品の開発においては、第三者の知的財産権の調査を行う等のプロセスを設け、知的財産権等を侵害することがないよう努めております。また、当社グループの事業分野に関する特許等を出願し、積極的にそれらを取得していく方針であり、新技術の開発、大学等との共同開発についても同様の方針であり、第三者による知的財産権の侵害を防いでおります。 (4)情報漏洩について 当社グループは、技術情報等の重要な機密情報や、顧客その他関係者の個人情報を保有しており、不測の事態によりこれらの情報が漏洩した場合には、社会的信用の失墜はもとより、多額の損害賠償費用等の発生に加えて、技術情報の他社への流出による競争力の低下等、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 当社グループでは、情報セキュリティシステムの改善を継続的に実施するとともに、社内規程の整備や従業員教育の徹底により、機密情報及び個人情報に関するセキュリティ対策を物理的・人的に実施していることから、当該リスクが顕在化する可能性は低いと考えております。 (5)自然災害等について 当社グループは、地震等の自然災害により、重大な被害を受ける可能性があります。特に、当社グループの本社工場は、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されていることから、順次地震対策を推進しているものの、実際に大規模な地震が発生した場合には、多額の復旧費用の発生や、営業、生産機能等が著しく低下することが想定され、当社グループの経営成績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと認識しております。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、事業継続計画(BCP)を策定し、2022年3月に「レジリエンス認証」を取得しております。自然災害が発生した場合には、代替手段にて業務を継続し、早期に完全復旧を図る緊急対応体制を構築しており、人的被害及び経済的損害を最小限に抑えることを目的に、防災計画に基づく防災訓練の定期的な実施と継続的な改善を行っております。引き続き、有事においても事業活動を継続できる管理体制のさらなる向上に努めてまいります。 (6)感染症の蔓延について 新型ウイルス感染症の発生・蔓延の影響により、当社グループや顧客の事業所・工場において事業活動に制限や遅れが生じた場合には、当社グループの生産及び販売活動に影響を及ぼす可能性があります。加えて、当初予定した決算発表及び定時株主総会の開催等にも遅延が生じる可能性があります。また、都市のロックダウン等により世界的に景気が後退した場合には、顧客の開発案件・設備投資が減退し当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を想定することは、不確実性が高く困難であります。当社グループはこれらのリスク低減を図るため、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」及びこれに基づく政府の基本的対処方針等に従い、人と人との距離の確保、手指消毒、マスク着用等を徹底し、また、必要に応じて在宅勤務やオンライン会議等を活用するなど柔軟な対応により、生産及び販売活動の継続と感染拡大の防止に努めてまいります。さらに、市場動向を見据えた経営体制の見直しを随時行い、世界的な景気停滞に柔軟に対処できる体制を整備してまいります。 (7)固定資産の減損損失について 当社グループが保有している資産の時価が著しく下落した場合や将来の事業環境の変化により事業の収益性が悪化した場合には、減損会計の適用により固定資産について減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を想定することは、困難であります。当社グループはこれらのリスク軽減を図るため、将来キャッシュ・フロー等による減損損失の認識の判定に当たり基準とした事業計画の実現可能性について慎重に検討を行っております。なお、固定資産の減損損失に当たっての重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (8)繰延税金資産について 当社グループは、将来の課税所得の見積りにより繰延税金資産の回収可能性を判断しております。当社グループの事業計画を基礎として将来の課税所得を見積っておりますが、景気の変動等により、計画どおりに推移せず、その見積額が減少し繰延税金資産の一部又は全部を回収できないと判断した場合や、税制改正、会計基準の改正等が行われた場合には、繰延税金資産の取崩しが必要となり、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクへの対応策) 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を想定することは、困難であります。当社グループはこれらのリスク軽減を図るため、繰延税金資産の回収可能性の評価に当たり基準とした事業計画の実現可能性について慎重に検討を行っております。なお、繰延税金資産の計上に当たっての重要な会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,954字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 流動資産は、2,604百万円(前年同期比2.6%増)となりました。これは主として、現金及び預金、有価証券、棚卸資産並びに流動資産のその他に含まれる前渡金が減少した一方、売掛金が増加したことによるものであります。 固定資産は、1,966百万円(同1.9%減)となりました。これは主として、投資有価証券の時価が上昇したことにより投資有価証券が増加した一方、減価償却により有形固定資産が減少したことによるものであります。 (負債) 流動負債は、784百万円(前年同期比7.9%減)となりました。これは主として、買掛金及び未払法人税等が増加した一方、短期借入金及び契約負債が減少したことによるものであります。 固定負債は、1,088百万円(同6.2%減)となりました。これは主として、長期未払金及び長期借入金が減少したことによるものであります。 (純資産) 純資産は、2,698百万円(前年同期比6.6%増)となりました。これは主として、利益剰余金及び投資有価証券の時価が上昇したことによりその他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済状況は、米国の関税政策や日中関係の悪化に伴うインバウンド需要の減少に加え、物価上昇による実質賃金の低下を背景に個人消費が伸び悩み、景気を下押しする懸念はあったものの、成長分野に向けた生産能力増強や省力化・デジタル化を目的とした設備投資に持ち直しの動きが見られ、底堅い企業収益を背景に株価は高水準を維持し、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。 当社グループが属する電子基板業界は、国内EV市場は低迷したものの、OSのサポート終了に伴うパソコンの買い替え需要や、生成AIの活用拡大及びデータセンター向け需要の増加に加え、ハイエンドスマートフォン向け需要の回復もあり、業界全体としては堅調に推移いたしました。 このような経済環境の下、テストシステム事業において販売は減少したものの、電子基板事業、鏡面研磨機事業及び産機システム事業において販売が増加したことから、売上高は増加いたしました。 これらの結果、連結売上高は3,751百万円(前年同期比6.6%増)と、前連結会計年度に比べ232百万円の増収となりました。 損益については、テストシステム事業において売上高が減少したことに伴う影響はあったものの、希望退職者の募集等に伴い人件費が減少したこと並びに電子基板事業及び産機システム事業の売上高が増加したことに伴う影響により営業利益142百万円(前年同期は54百万円の営業損失)、経常利益158百万円(同47百万円の経常損失)、希望退職者の募集に伴い発生する費用額の補填及び政策保有株式の縮減を目的とした売却による投資有価証券売却益を特別利益に計上したことに加え、同募集に伴い発生する割増加算金等の費用として早期割増退職金を特別損失に計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益136百万円(同79百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (電子基板事業) 医療機器メーカー向け及びディスプレイメーカー向けのFPCの販売は減少したものの、産業機器メーカー向け及びその他セットメーカー向けのFPCの量産案件や一般試作案件が増加したことから、売上高は増加いたしました。損益については、希望退職募集による労務費等の減少及び社内製造品の売上高増加による売上総利益率の上昇に伴う影響により増益となりました。 その結果、売上高2,409百万円(前年同期比6.3%増)、セグメント利益500百万円(同50.5%増)となりました。 (テストシステム事業) 硬質基板向け及びFPC向けの外観検査機の販売は増加したものの、FPC向けの通電検査機並びにセラミックス基板向け及びパッケージ基板向けの外観検査機の販売が減少したことから、売上高は減少いたしました。損益については、売上高減少に伴う影響により損失となりました。 その結果、売上高450百万円(前年同期比35.4%減)、セグメント損失33百万円(前年同期は22百万円のセグメント利益)となりました。 (鏡面研磨機事業) リチウムイオン電池用フィルム加工向け研磨機の販売、機械修理・メンテナンスによる販売及び砥石等の研磨に使用する消耗品販売は減少したものの、グラビア印刷機向け及び建設機械向け等の研磨機の販売が増加したことから、売上高は増加いたしました。損益については、売上高増加に伴う影響により増益となりました。 その結果、売上高445百万円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益70百万円(同0.8%増)となりました。 (産機システム事業) 自動シュリンク包装機、大型の工業用処理槽及び金属外観検査装置等の販売ができたことにより、売上高は増加いたしました。損益については、売上高増加に伴う影響により黒字転換いたしました。 その結果、売上高445百万円(前年同期比235.1%増)、セグメント利益40百万円(前年同期は29百万円のセグメント損失)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により使用した資金が61百万円、投資活動により獲得した資金が164百万円、財務活動により使用した資金が204百万円となり、その結果、資金は前連結会計年度末に比べ111百万円減少し、当連結会計年度末には462百万円(前年同期比19.3%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は、61百万円(前年同期は248百万円の獲得)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益169百万円に加え、減価償却費126百万円及び棚卸資産64百万円の減少により資金が増加した一方、売上債権438百万円の増加により資金が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果獲得した資金は、164百万円(前年同期は5百万円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出43百万円により資金が減少した一方、有価証券の償還による収入100百万円及び投資有価証券の売却による収入77百万円により資金が増加したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、204百万円(前年同期は158百万円の使用)となりました。これは主として、長期借入れによる収入250百万円により資金が増加した一方、長期借入金の返済による支出341百万円及び長期未払金の返済による支出64百万円により資金が減少したことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月21日 至 2025年12月20日) 金額(千円)   前年同期比(%) 電子基板事業   2,229,159   +11.6 テストシステム事業   328,816   △40.9 鏡面研磨機事業   406,808   +3.1 産機システム事業   4,041   △89.1 合計   2,968,825   △0.6 (注)1.セグメント間の内部振替前の数値であります。 2.金額は販売価格によっております。 3.産機システム事業は、上記生産実績の他、商品の仕入実績が仕入金額で301,882千円あります。 ロ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月21日 至 2025年12月20日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 電子基板事業   2,479,855   +8.0   330,580   +27.1 テストシステム事業   500,948   +2.0   77,417   +182.0 鏡面研磨機事業   150,176   △35.7   72,943   △80.2 産機システム事業   233,206   △47.6   137,583   △60.7 合計   3,364,186   △3.0   618,526   △38.5 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.金額は販売価格によっております。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月21日 至 2025年12月20日) 金額(千円)   前年同期比(%) 電子基板事業   2,409,323   +6.3 テストシステム事業   450,982   △35.4 鏡面研磨機事業   445,667   +5.6 産機システム事業   445,693   +235.1 合計   3,751,667   +6.6 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」及び「同 ② 経営成績の状況」に記載しております。 経営成績の分析については、当連結会計年度は、売上高が3,751百万円(前年同期比6.6%増)となり、前連結会計年度に比べ232百万円の増収となりました。 売上原価は売上高の増加の影響により、2,627百万円(同4.7%増)となりました。売上原価率は70.0%となり、前年同期より1.3ポイント低下いたしました。 販売費及び一般管理費は、主として人件費の減少により、981百万円(同7.8%減)となりました。売上高販管費率は26.2%となり、前年同期より4.0ポイント低下いたしました。 営業利益は142百万円(前年同期は54百万円の営業損失)となりました。売上高営業利益率は3.8%となり、前年同期より5.3ポイント改善いたしました。 営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は、15百万円の収益計上となりました。 経常利益は158百万円(同47百万円の経常損失)となりました。売上高経常利益率は4.2%となり、前年同期より5.5ポイント改善いたしました。 親会社株主に帰属する当期純利益は136百万円(同79百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。売上高親会社株主に帰属する当期純利益率は3.6%となり、前年同期より5.9ポイント改善いたしました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 具体的な当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因や当該要因への対応については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載しております。 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況については、当社グループはROE、EPS、自己資本比率及び連結配当性向を重要な指標として位置づけており、これらの指標の向上に努めることを経営上の目標としております。 当連結会計年度においては、電子基板事業、鏡面研磨機事業及び産機システム事業において前年同期より売上高が増加し、希望退職者の募集等に伴い人件費が減少したことから、ROEは前年同期より8.5ポイント改善し5.3%、EPSは前年同期より36.19円増加し22.84円、自己資本比率は前年同期より3.4ポイント上昇し58.4%、連結配当性向は26.3%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金需要のうち主なものは材料仕入、外注費及び人件費等の営業費用であり、運転資金及び設備資金等を自己資金にて賄うことを基本としておりますが、資金の安定及び効率的な調達を行うため、金融機関からの借入れ及び割賦契約による調達を行っております。また、取引銀行6行と当座貸越契約(当座貸越極度額1,488百万円)を締結しており、今後も資金の流動性に留意しつつ機動的な資金調達を行ってまいります。当連結会計年度末における現金及び現金同等物は462百万円、流動比率は332.2%であります。 なお、当連結会計年度末現在において重要な資本的支出の予定はありません。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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