概要
リーダー電子は、神奈川県横浜市に本社を置く電子計測器の専門メーカーである。特に放送・映像分野に強みを持ち、テレビ局や動画制作事業者向けにビデオ関連機器や電波関連機器を開発・製造・販売している。2026年3月期の連結売上高は42億円、従業員数は127名。単一セグメントで事業を展開し、日本、北米、欧州、中国などにグローバルな販売網を持つ。
単一セグメントで構成される映像計測専門企業
リーダー電子の事業は電子計測器の開発、製造、販売のみで構成され、単一セグメントとして報告されている。主力は映像信号を扱うビデオ関連機器で、売上高の8割以上を占める。2026年3月期の品目別売上高はビデオ関連が35億7500万円、電波関連が4億7900万円、その他が1億9300万円であった。同社は自社開発のハードウェアに加え、IP化やクラウド化に対応したソフトウェアソリューションも提供している。
ビデオ関連機器の製品ライン
ビデオ関連機器の主要製品は、映像信号発生器、波形モニター、IPネットワーク監視装置である。これらは放送局や動画制作現場で信号品質の測定・監視に使用される。特にZENシリーズは同社の主力製品群であり、4K・8Kなどの超高精細映像に対応した機種が揃う。2026年3月期のビデオ関連売上高は35億7500万円で、前年同期比0.2%減と微減したものの、利益率の高い分野として位置づけられている。
電波関連機器とその他事業
電波関連機器では、テレビ電界強度計、地上デジタル放送用変調器・受信器が主要製品である。2026年3月期は大型案件の獲得により電波関連売上高が前年同期比92.8%増の4億7900万円に拡大した。その他事業にはカメラテストシステム、汎用計測器、修理・部品販売が含まれ、売上高は1億9300万円(同32.2%減)と減少した。同社はこれらの既存事業に加え、動画制作を支援するVMA事業やイメージング・デバイス事業の新規開拓を進めている。
日本と海外に広がる販売網
販売は日本、北米・中南米、欧州、中国、その他地域に分かれる。2026年3月期の地域別売上高は日本が14億8500万円(構成比35.0%)、北米・中南米が13億2500万円(同31.2%)、欧州が8億8800万円(同20.9%)、中国が2億6000万円(同6.1%)、その他が2億8700万円(同6.8%)であった。北米と中国は前年比で20%以上増加し、欧州もオリンピック関連需要を取り込んで増収となった。一方、日本国内は主力の放送関連機器の販売が低調で17.3%減となった。
業界の中での役割は電子計測器メーカー(映像計測分野でニッチトップ)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ビデオ関連 | 36億円 | 83.7% | — | — |
| 電波関連 | 5億円 | 11.6% | — | — |
| その他 | 2億円 | 4.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01放送局・業務用映像主力
テレビ・映画などの高精細映像分野に特化し、放送局向け計測器や業務用映像機器メーカーの開発・メンテナンス用計測器を供給しています。市場のIP化・クラウド化に対応した最先端のデジタル技術を活用した製品に注力しています。
- 映像信号発生器
- 映像信号を発生させ、モニターや伝送路の試験・評価に使用。
- 波形モニター
- 映像信号の波形を監視・測定し、品質管理に貢献。
- IPネットワーク監視装置
- IPネットワーク上の映像信号を監視し、放送の安定運用を支援。
- テレビ電界強度計
- テレビ電波の強度を測定し、放送の受信品質を確保。
- 地上デジタル放送用変調器/受信器
- デジタル放送信号の変調・受信に用いる機器。
製品と技術
ビデオ関連機器:波形モニターとIP監視装置
ビデオ関連機器の中心は、波形モニターとIPネットワーク監視装置である。波形モニターは映像信号の輝度や色差をリアルタイムで表示し、放送品質の確認に不可欠な機器。リーダー電子は4K/8K対応の高精度モデルを揃え、特に「ZENシリーズ」はユーザーインターフェースの使いやすさで評価されている。IPネットワーク監視装置は、放送局内のIP伝送路の遅延やパケット損失を監視し、SMPTE ST 2110などの規格に対応する。これらの製品は国内外の放送事業者や映像制作会社に納入されている。
電波関連機器:テレビ電界強度計と変調器
電波関連機器の主要製品は、テレビ電界強度計と地上デジタル放送用変調器・受信器である。電界強度計は放送波の受信レベルを測定する携帯型機器で、現場の設置・調整作業に使われる。リーダー電子はデジタル放送の複雑な変調方式(OFDMなど)に対応した高精度モデルを提供している。変調器は試験用の放送信号を生成する装置で、受信器と組み合わせて放送設備の動作確認に利用される。2026年3月期には大型案件により電波関連の売上が前年比92.8%増と急成長した。
その他製品:カメラテストシステムと修理サービス
その他製品にはカメラテストシステム、汎用計測器、修理・部品販売が含まれる。カメラテストシステムは、放送用カメラの解像度や色再現性を評価するための専用機材であり、カメラメーカーの開発現場や放送局のメンテナンス部門で使用される。修理・部品販売は、自社製品のアフターサービスとして安定的な収益源となっている。また、動画制作ソリューション(VMA事業)では、ソフトウェアベースの画質測定ツールを提供し、ハードウェアに依存しないビジネスモデルへの転換を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
半導体製造装置部品でニッチ特化、規模小
売上高41〜45億円と小規模で、主要同業のキオクシアやイビデンとは桁違いの規模差がある。営業赤字から黒字転換の途上にあり、収益力は脆弱。半導体製造装置向けの精密部品・ユニットに特化していると推察されるが、製品ポートフォリオの開示が乏しく、競争優位性の評価は困難。業界内では周辺サプライヤーとしてのポジションにある。
強み
- 半導体製造装置向け特定部品に絞り、大企業が参入しにくい領域で差別化を図っている。
- 2026/3期に営業利益が黒字転換する見通しであり、収益改善が見込まれる。
- 売上高40億円程度の小型企業ゆえ、意思決定が速く、顧客ニーズへの即応が可能。
- 直近期で営業赤字ながらも、自己資本比率等の悪化は確認されず、財務は安定。
課題
- 売上41億円と極めて小規模で、事業基盤が脆弱。大口受注獲得のハードルは高い。
- 直近営業赤字から脱却したばかりで、持続的な利益確保が課題。
- 半導体市況変動の影響を受けやすく、新たな成長分野への進出が不透明。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
電気機器の時価総額近傍。太字がリーダー電子
時価総額で並べると、掲載9社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6803ティアック | 29億円 | 35.5倍 |
| 2 | 6634JNグループ | 27億円 | — |
| 3 | 6276シリウスビジョン | 20億円 | 7.2倍 |
| 4 | 6663太洋テクノレックス | 19億円 | 7.7倍 |
| 5 | 6867リーダー電子 | 18億円 | 20.7倍 |
| 6 | 6775TBグループ | 18億円 | — |
| 7 | 6977日本抵抗器製作所 | 18億円 | — |
| 8 | 6664オプトエレクトロニクス | 17億円 | — |
| 9 | 6696トラース・オン・プロダクト | 16億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
創業以来の映像計測専門性
リーダー電子は創業以来、電子計測器の専門メーカーとして特に映像分野に特化してきた。初期から放送局向けの測定機器を手掛け、アナログからデジタルへの移行期には波形モニターや信号発生器で市場に食い込んだ。社史において特定の創業年号は開示されていないが、経営方針では「創立以来」の伝統に言及し、映像信号処理技術の蓄積が競争力の源泉であることを強調している。この専門性が後に4K・8KやIP伝送技術への対応を可能にした。
2019年のPhabrix買収による欧州拠点強化
2019年7月、リーダー電子はイギリスの計測器メーカーPhabrix Limited(現Leader Electronics of Europe Limited)を連結子会社化した。Phabrixは携帯型の映像信号発生器・アナライザー製品に強みを持ち、リーダー電子の製品ラインを補完する。この買収により欧州での開発・販売拠点が強化され、同年以降、両社の技術シナジーを活用した製品開発が進められている。子会社化の支出額は経営成績に影響を与えた。
2020年3月期の売上拡大とその反動
2020年3月期の連結売上高は40億円に達し、過去数年の水準から大きく拡大した。4K・8K放送関連需要の取り込みや、海外市場での販売強化が寄与した。しかし翌2021年3月期には売上高33億円と17.5%減少し、純利益も1億円に低下した。この減収は新型コロナウイルス感染症の拡大による設備投資の抑制や放送業界の制作プロセス変化が原因とされる。2022年3月期には売上高38億円に回復するも、利益率は低水準にとどまった。
2023年3月期の大幅赤字
2023年3月期、リーダー電子は売上高41億円を計上したが、親会社株主に帰属する当期純利益は6億円の損失(前期比7億円の悪化)となった。損失の主因は、部材調達コストの上昇や研究開発投資の増加、および海外輸送中の盗難損失64百万円の計上などである。この年の業績悪化を受け、同社は経営基盤の安定と収益構造の改革を急務とし、原価低減や販売効率の改善に取り組む方針を打ち出した。
2025年3月期の盗難損失と保険金受取
2025年3月期(当連結会計年度)には、海外輸送中の製品盗難により特別損失64百万円を計上する一方、保険金124百万円を特別利益として受け取った。この影響を除いた経常損益は改善傾向にあったが、通期では経常利益118百万円、当期純利益71百万円(前期は185百万円の損失)と小幅な黒字に転換した。同社はこの出来事を機に物流リスク管理体制の見直しを進めている。
2031年に向けたROIC目標の設定
同社は中長期経営戦略として、2031年3月期にROIC(投下資本利益率)15%以上を達成する目標を掲げている。既存の放送・映像事業(バリュービジネス)でのシェア拡大と、動画配信ソリューションなどの新規事業(グロースビジネス)の収益化を二本柱とする。自己株式取得による資本コスト低減も併せて進め、企業価値向上を図る。この目標設定は2023年3月期の赤字を受けた改革の一環である。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 世界シェア60%以上
- ROIC2031年3月期まで15%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
海外市場シェア拡大
先進国の4K・8KやIPなどの先端技術需要に対応するとともに、新興国での高まる需要を取り込み、子会社とのシナジーを活かし、世界シェア60%以上を目指す。
- 02
製品分野の多角化
コア技術である放送・映像関連技術を基盤に、中長期的に成長が見込める新規分野へ参入し、動画配信ビジネス向けの低コスト高品質ソリューションを収益化する。
- 03
既存事業の深化と収益基盤の強化
IP化・クラウド化に対応した主力製品の次世代モデル開発を加速し、日英の研究開発拠点連携による効率的な開発と原価低減で高収益体質を構築する。
- 04
新規事業の加速と領域拡大
VMA事業での動画制作ソリューション提供、イメージング・デバイス事業の多角化、動画伝送フォーマット対応ソリューションの充実により、ストック型収益と新顧客開拓を推進する。
- 05
映像・通信ソリューション企業への進化
開発投資の最適化、営業戦略の推進、サプライチェーン強靭化、財務基盤の安定化、サステナビリティ経営の実践を通じて、老舗計測器メーカーから脱却し新たな企業像を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で127人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は683万円で、9期前と比べて−6.8%。平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は17.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 75 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 73 | — |
| 2019年3月 | 733 | 45.0 | 19.0 | 77 | — |
| 2020年3月 | 716 | 45.0 | 19.0 | 119 | — |
| 2021年3月 | 622 | 45.0 | 19.0 | 120 | — |
| 2022年3月 | 636 | 45.0 | 19.0 | 133 | — |
| 2023年3月 | 685 | 46.0 | 19.0 | 136 | — |
| 2024年3月 | 658 | 45.0 | 17.0 | 124 | — |
| 2025年3月 | 691 | 45.0 | 17.0 | 129 | −155 |
| 2026年3月 | 683 | 45.0 | 17.0 | 127 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 1 / 海外 5、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 海外リーダー・インスツルメンツ・コーポレーション(注)1、4米国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外佳隆利宜達(北京)電子 貿易有限公司中国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外リーダー・コリア・カンパニー・リミテッド韓国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外リーダー・ヨーロッパ・リミテッド(注)2英国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Leader Electronics of Europe Limited (注)1、2、5英国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社AI Picasso日本 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は42億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収で、売上が+2.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 41億円 | 42億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 0億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15 | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は8億円、営業利益は−2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−20.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 14 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 10 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年2Q | 12 | 1 | 8.3 | 0 |
| 2024年3Q | 10 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2024年4Q | 13 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 18 | −2 | −11.1 | −3 |
| 2025年4Q | 23 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 19 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 23 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2027年1Q | 8 | −2 | −25.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は25億円から42億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 25 | — | −9 | — | −14 |
| 2014年3月 | 25 | — | −5 | — | −4 |
| 2015年3月 | 27 | — | 1 | — | 2 |
| 2016年3月 | 26 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年3月 | 23 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年3月 | 30 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年3月 | 34 | — | 3 | — | 3 |
| 2020年3月 | 40 | — | 4 | — | 4 |
| 2021年3月 | 33 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年3月 | 38 | — | 2 | — | 1 |
| 2023年3月 | 41 | — | −2 | — | −6 |
| 2024年3月 | 45 | — | 3 | — | 1 |
| 2025年3月 | 41 | −2 | −2 | −4.9 | −2 |
| 2026年3月 | 42 | 0 | 1 | 0.0 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高42億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金35.7%15億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金64.3%27億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は13億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −12 | 9 | −2 | −3 | 2 |
| 2014年3月 | −5 | 9 | −1 | 4 | 5 |
| 2015年3月 | −1 | 4 | −2 | 3 | 6 |
| 2016年3月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
| 2017年3月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 8 |
| 2018年3月 | −3 | 0 | 0 | −3 | 5 |
| 2019年3月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 7 |
| 2020年3月 | 2 | 1 | 8 | 3 | 19 |
| 2021年3月 | 7 | −1 | −1 | 6 | 24 |
| 2022年3月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 27 |
| 2023年3月 | −4 | −1 | −1 | −5 | 21 |
| 2024年3月 | 1 | −1 | −9 | 0 | 14 |
| 2025年3月 | −6 | 4 | 1 | −2 | 12 |
| 2026年3月 | 2 | −3 | 1 | −1 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は49億円。このうち返さなくてよい自己資本が36億円で、自己資本比率は74.3%(業種中央値61.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 47 | 33 | 14 | 70.4 |
| 2014年3月 | 40 | 29 | 11 | 73.9 |
| 2015年3月 | 37 | 29 | 8 | 78.7 |
| 2016年3月 | 36 | 29 | 7 | 78.2 |
| 2017年3月 | 37 | 29 | 8 | 78.7 |
| 2018年3月 | 41 | 30 | 11 | 74.0 |
| 2019年3月 | 43 | 33 | 10 | 76.7 |
| 2020年3月 | 56 | 45 | 11 | 80.8 |
| 2021年3月 | 54 | 46 | 8 | 85.1 |
| 2022年3月 | 57 | 47 | 10 | 81.8 |
| 2023年3月 | 54 | 41 | 13 | 75.0 |
| 2024年3月 | 46 | 34 | 12 | 72.1 |
| 2025年3月 | 45 | 32 | 13 | 70.7 |
| 2026年3月 | 49 | 36 | 13 | 74.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで224社中38位あたり、逆に低いのは営業利益率で224社中197位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥407で、1年前と比べて-20.2%。過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.7倍 |
| PER (会社予想) | 19.7倍 |
| PBR | 0.51倍 |
| 配当利回り | 3.69% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で-1.9%と小幅下落。7/30終値415円は25日線(422.7円)を-1.8%下回る。52週高値567円から-26.8%下落。出来高は全体的に低調で、7/3に1.1万株とやや増えた程度。週足では200日線(447.2円)も下回り、弱気相場。RSI27.5は売られすぎ。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PERは21.10倍で業界平均27.16倍を下回るが、PBRは0.49倍と低く、配当利回り3.61%は平均2.46%を上回る。ただしROEは2.1%と低く、収益力は弱い。配当性向が112%を超え、維持可能性に懸念がある。割安指標と収益リスクが混在し、ほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.7倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 19.7倍 | — |
| PBR | 0.51倍 | 2.58倍 |
| ROE | 2.1% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
収益改善の兆しが見えるかどうかが焦点。強気派は、2026/3期に営業損益トントンまで改善する見通しと、配当利回り3.61%を評価。弱気派は、売上低迷と営業赤字継続リスクを重視し、再生には時間がかかると見る。PBR0.49倍と割安だが、ROEは2.1%と低い。
- 収益改善の兆し
2026/3期営業損益トントン見込み
- 高い配当利回り
配当利回り3.61%と安定
- PBR0.5倍の割安感
解散価値割れで下支え期待
- 2026/3期の黒字転換2026年3月期影響中
純利益が▲2億→+1億と改善、EPS約3円
- PBR0.49倍と解散価値割れ継続影響弱
自己資本比率高く、割安だがROE2.1%と低い
- 配当利回り3.61%の安定通年影響弱
業績低迷でも配当維持、保有継続の材料
- 売上高の底打ち兆し2026年3月期影響弱
売上高42億円(前年比+1億円)で減収止まる
- 売上低迷
40億円台で横ばい、成長乏しい
- 赤字リスク
2025/3期営業赤字予想
- 業績変動大
過去に赤字と黒字を繰り返し不安定
- 2025/3期の営業赤字2025年3月期影響中
営業損益▲2億円、収益力の回復が急務
- 低流動性による値動きリスク継続影響弱
時価総額19億円、大口売買で急変の可能性
- 成長戦略の不透明感2026年以降影響中
新規事業やM&Aの発表なく、成長期待乏しい
- ROE2.1%と資本効率の低さ継続影響弱
ROEが低く、株主資本の活用が課題
- 営業損益
- 赤字脱却の進展を確認
- 売上高
- トップラインのトレンド
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.69%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 5 | — | 70.9 |
| 2018年3月 | 8 | 60.0 | 19.9 |
| 2019年3月 | 25 | 212.5 | 25.5 |
| 2020年3月 | 26 | 4.0 | 22.7 |
| 2021年3月 | 10 | −61.5 | 21.3 |
| 2022年3月 | 10 | 0.0 | 112.1 |
| 2023年3月 | 10 | 0.0 | — |
| 2024年3月 | 15 | 50.0 | — |
| 2025年3月 | 15 | 0.0 | — |
| 2026年3月 | 15 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,984人。区分でいちばん多いのは個人・その他で82.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.0%を占め、残る90.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 87.3 | 87.1 | 86.8 | 80.7 | 81.2 | 82.2 |
| 事業法人 | 3.8 | 4.2 | 4.4 | 8.8 | 8.8 | 8.4 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 25.0 | 24.9 | 5.1 |
| 証券会社 | 3.8 | 3.0 | 5.1 | 5.8 | 4.9 | 4.4 |
| 外国法人 | 3.0 | 3.8 | 2.0 | 2.9 | 3.6 | 3.2 |
| 金融機関 | 1.9 | 1.7 | 1.6 | 1.7 | 1.5 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | IOCグロース1号投資事業有限責任組合 無限責任組合員 アイ・オー・キャピタル株式会社 | 18.76 |
| 02 | リーダー電子取引先持株会 | 4.10 |
| 03 | 上田八木短資株式会社 | 3.28 |
| 04 | 永井 詳二 | 2.99 |
| 05 | 斉藤 博久 | 2.72 |
| 06 | INTERACTIVE BROKERS LLC 常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券会社 | 2.24 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 1.71 |
| 08 | 神山 友央 | 1.66 |
| 09 | ニチエイ電子株式会社 | 1.55 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.46 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-09アイ・オー・キャピタル株式会社変更報告18.76%
- 2026-04-08Anchor Capital Group株式会社変更報告0.00%-18.76pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+106%、1株純資産は14期で+7%。直近期のROEは2.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −329 | 789 | — | — | — |
| 2014年3月 | −91 | 705 | — | — | — |
| 2015年3月 | 44 | 824 | 5.7 | 8.8 | — |
| 2016年3月 | −13 | 806 | — | — | — |
| 2017年3月 | 20 | 825 | 2.4 | 15.0 | 70.9 |
| 2018年3月 | 31 | 856 | 3.7 | 23.9 | 19.9 |
| 2019年3月 | 88 | 930 | 9.8 | 9.8 | 25.5 |
| 2020年3月 | 103 | 1,019 | 10.1 | 7.5 | 22.7 |
| 2021年3月 | 31 | 1,025 | 3.0 | 22.4 | 21.3 |
| 2022年3月 | 26 | 1,048 | 2.5 | 19.2 | 112.1 |
| 2023年3月 | −144 | 905 | — | — | — |
| 2024年3月 | 31 | 990 | 3.7 | 21.1 | — |
| 2025年3月 | −55 | 945 | — | — | — |
| 2026年3月 | 20 | 846 | 2.1 | 20.8 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額66百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 長尾行造 | 代表取締役社長 | 54 | 64,000 |
| 松林弘光 | 取締役 | 54 | 14,000 |
| 松尾元喜 | 取締役 | 55 | 6,000 |
| 黒田徹 | 取締役 | 68 | — |
| 梶川元靖 | 取締役(監査等委員) | 63 | 11,000 |
| 小川克己 | 取締役(監査等委員) | 60 | — |
| 楠田喜彦 | 取締役(監査等委員) | 57 | — |
| 小野塚格 | 取締役(監査等委員) | 50 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 43 | 15 | 43 | 14 |
| 取締役(社内) | 1 | 12 | — | 12 | 12 |
| 社外取締役 | 4 | 11 | — | 11 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容568字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,140字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,476字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,179字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第72期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第72期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第70期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第69期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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