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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

シリウスビジョン

SiriusVision CO., LTD.6276 · Standard · 電気機器

画像検査システムを手がける専門メーカー。半導体や電子部品の製造現場で、外観不良を検出する装置とソフトウエアを一体で提供する。

概要

シリウスビジョン株式会社は、画像検査システムの開発・販売を主力とする電気機器メーカーである。1966年にホットスタンピングマシンの専業メーカーとして創業し、その後パッド印刷機、画像検査へと事業を転換。2025年12月期の売上高は20.6億円、従業員数85名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、子会社5社とともに単一セグメントで事業を展開する。

画像検査システムに特化した単一事業構成

当社グループは、画像検査システムとその周辺機器の開発・販売、パッケージングソフトウエア及び関連製品の設計・製造、ネットワークデバイスを利用したクラウドサービスを手掛ける。いずれも画像検査技術を核としており、単一セグメントとして報告される。2019年の持株会社化以降、国内事業はナビタス(CSC・研究開発・管理)、ナビタスビジョン(画像検査)、ナビタスマシナリー(装置)などに分社されたが、2021年の社名変更とともに画像検査事業に集中。その後、特殊印刷機事業から撤退し、現在は画像検査システムに特化した体制となっている。2025年12月期の売上高20.6億円の全額が画像検査関連事業であり、営業損失1.4億円と厳しい状況にある。

海外四拠点による販売・サポート体制

海外展開は、中国、ベトナム、タイに子会社または駐在員事務所を持つ。2004年に中国蘇州に納維達斯机械(蘇州)を設立し、2008年には上海分公司を開設。2020年には希瑞斯(上海)視覚科技を設立したが、2024年2月に蘇州子会社の清算が結了している。ベトナムには2012年にNAVITAS VIETNAM(2023年SiriusVision VIETNAMに社名変更)を設立。タイでは2013年に駐在員事務所を開設し、2019年に法人化してSiriusVision(THAILAND)とした。これらの拠点は主に画像検査機の販売とアフターサポートを担う。2021年には中国での特殊印刷機関連事業をツジカワへ移管しており、現在は画像検査関連に特化した体制で海外市場をカバーする。

ソフトウェア開発に注力する研究開発体制

画像検査の競争力の源泉は、検査ソフトウェアのアルゴリズムにある。2004年に「ナビタスチェッカー」の開発を開始し、2011年には第2世代「FlexVision」、2015年には第3世代「AsmilVision」を開発。これらのソフトウェアは印刷品質検査用画像検査機に搭載され、累計1000台以上の販売実績を持つ。2011年には子会社ナビタスビジョンを横浜に設立し、ソフトウェア開発を強化。2020年にはWillable(画像検査ソフト開発)、VOSTEC(研究開発)を設立し、2022年と2024年にそれぞれ吸収合併している。2021年には画像検査クラウドシステム開発会社UniARTSも設立。研究開発への投資は継続しているが、2025年には業績低迷を受けて研究開発の凍結や要員シフトを余儀なくされている。

業界の中での役割は画像検査システムの専門メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
21億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-4.8%
純利益
-7億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2021/12
事業売上構成比利益利益率
画像検査17億円41.5%
装置12億円29.3%
商品10億円24.4%
その他2億円4.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01製造業全般主力

画像検査システムとその周辺機器の開発・販売を手がける。連結子会社を通じて、パッケージングソフトウエアおよび関連製品の設計・製造、ネットワークデバイスを利用したクラウドサービスも提供している。

主な製品・サービス3
画像検査システム
製造工程で製品の外観や欠陥を画像処理で検査するシステム。高速・高精度な検査を実現する。
パッケージングソフトウエア
画像検査システムに組み込むソフトウエア。検査アルゴリズムやデータ解析などの機能を提供する。
クラウドサービス
ネットワークデバイスを利用したクラウドサービス。検査データの管理・分析などを支援する。

製品と技術

印刷品質検査用ソフトウェア「AsmilVision」

当社の中核製品は、画像検査ソフトウェア「AsmilVision」である。2015年に開発が開始された第3世代ソフトウェアで、操作性を大幅に向上させた点が特徴。2011年開発の第2世代「FlexVision」の後継として、主にラベル印刷、グラビア印刷、紙器・パッケージの印刷品質を高速で検査する。ソフトウェアは検査機に組み込まれ、印刷欠陥(かすれ、にじみ、色ずれなど)をリアルタイムで検出する。累計販売台数は2018年に1000台を突破。現在は既存顧客向けの新たなサポートサービスを構築中であり、リピート営業と技術サポートの効率化を図っている。なお、2025年現在、研究開発は凍結されており、当分の間は現行ソフトウェアの改良とサポートが中心となる。

フレキシブル基板外観検査機と検査ハードウェア

画像検査システムはソフトウェアだけでなく、専用のハードウェアと組み合わせて提供される。2006年に開発されたフレキシブル電子基板外観検査機は、薄く曲がる基板の表面検査を自動化するもので、電子部品実装前の欠陥検出に用いられる。また、印刷品質検査機として、ラベルやパッケージを搬送しながら検査する装置をラインアップ。これらのハードウェアは、高解像度カメラ、照明、搬送機構、制御ユニットで構成され、ソフトウェアと一体となったシステムとして販売される。2021年以降は特殊印刷機事業から撤退したため、検査機に特化したハードウェア開発が続いている。2025年時点では、新規機械開発への投資は削減されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

小型ニッチ電子機器、収益性低く再建途上

シリウスビジョンは売上高23億円の小型電子機器メーカーで、業界内では極めて小規模。収益性は低く、直近営業利益率▲4.35%と赤字が続く。同業のキオクシアHDは売上規模が大きく、安定収益基盤を持つ一方、当社は製品競争力や収益改善が急務。イビデンなど成長企業と比較して事業基盤が脆弱であり、市場での存在感は限定的。

強み

  • 特定の電子機器分野に特化し、独自の技術や顧客基盤を有する可能性がある。
  • 組織が小さいため、意思決定や製品開発のスピードが速い。
  • 売上規模が小さいため、固定費が低く、変動費管理が容易。
  • 現状赤字だが、コスト削減や事業再編で黒字転換の可能性がある。

課題

  • 23億円規模では研究開発や営業活動に十分な投資が難しい。
  • 営業赤字が続き、財務体質の改善が急務。持続可能な収益モデル構築が必要。
  • キオクシアHDやイビデンとの競争で、明確な優位性を示せていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がシリウスビジョン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16969松尾電機32億円8.5倍
26633CGSホールディングス32億円29.5倍
36894パルステック工業31億円10.5倍
46803ティアック29億円35.5倍
56634JNグループ27億円
66276シリウスビジョン20億円7.2倍
76663太洋テクノレックス19億円7.7倍
86775TBグループ18億円
96867リーダー電子18億円20.7倍
106977日本抵抗器製作所18億円
116664オプトエレクトロニクス17億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

ホットスタンピングマシン専業として創業した1966年

1966年10月、大平工業株式会社として大阪市に設立される。創業時はホットスタンピングマシン(熱転写印刷機)の専業メーカーであり、金属やプラスチックへの加熱加圧転写技術を核としていた。1977年にはパッド印刷機の製造販売を開始し、印刷技術の幅を広げた。1987年9月、社名をナビタス株式会社に改称し、本社を堺市に移転。この時期までは印刷機械メーカーとしての基盤を固める一方、後の画像検査事業への布石はまだ見られなかった。上場は1989年3月、株式店頭登録(現JASDAQスタンダード)を果たす。

画像検査事業への本格参入と中国進出(2002〜2011年)

2002年10月、携帯電話のボタン印刷品質を検査する画像検査機の設計・開発を開始したことが、画像検査事業への転換点となる。2004年11月には画像検査ソフトウェア「ナビタスチェッカー」の開発に着手。同時期、中国蘇州に子会社を設立し、海外生産・販売拠点を整えた。2006年6月にはフレキシブル電子基板外観検査機と64ビット対応ナビタスチェッカーの開発を開始し、検査対象を印刷品質から電子基板へ拡大。2011年4月には画像検査ソフトウェア及び関連機器の開発・販売子会社ナビタスビジョンを横浜に設立。同年5月には第2世代ソフト「FlexVision」を開発し、印刷品質検査用画像検査機の販売を開始した。

持株会社制への移行と事業再編(2019〜2020年)

2019年4月、ナビタス株式会社を持株会社とし、国内事業を4社に分割する組織再編を実施。ナビタス(CSC・研究開発・管理)、ナビタス二イズ(IMR・商品)、ナビタスマシナリー(装置)、ナビタスビジョン(画像検査)の体制となる。同時期、単独プライベートフェアを初開催し、600名超の来場を得た。2020年3月にはM&Aによりウェブ・クラウドソフト開発会社ウェブインパクトをグループ化。一方で、IMR事業をエヌアイエス(千代田グラビア子会社)に譲渡し、事業の選択と集中を進める。同年、画像検査ソフト開発会社Willable、研究開発会社VOSTECを設立し、ソフトウェア開発力を強化した。

社名変更と特殊印刷機事業からの撤退(2021〜2022年)

2021年1月、持株会社の社名をナビタスからシリウスビジョンに変更し、本社を横浜市に移転。画像検査ブランドも「ナビタスビジョン」から「シリウスビジョン」に統一された。同年3月、中国での特殊印刷機関連事業をツジカワへ移管。12月にはナビタスマシナリーを譲渡し、創業以来の特殊印刷機事業から完全に撤退した。これにより、グループ事業は画像検査システム一本に絞られる。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。同年9月には所属業種が「機械」から「電気機器」に変更され、画像検査企業としての位置づけが明確化された。2022年8月にはVOSTECを吸収合併し、研究開発機能を統合した。

業績低迷と構造改革の2023〜2025年

2023年以降、画像検査事業は厳しい経営環境に直面する。主力のラベル印刷検査市場で設備投資の先送りが続き、検査機販売が低調に推移。2023年12月期の売上高は23.1億円と前期比で増加したものの、2024年12月期は23.1億円と横ばい、2025年12月期は20.6億円に減少し、営業損失1.4億円、特別損失として減損損失5.4億円を計上した。これを受けて、役員報酬削減、技術開発拠点の再編、研究開発投資の凍結、希望退職優遇制度の実施などコスト削減に着手。海外拠点のリストラも進め、2024年2月には中国蘇州子会社の清算が結了。2024年4月にはWillableを吸収合併し、グループ内のソフトウェア開発機能を集約した。2025年12月期の純損失は7.3億円に拡大し、財務基盤の再構築が急務となっている。

年表39件を開く

1960年代

  • 1966年10月創業ホットスタンピングマシンの専業メーカーとして、大平工業株式会社(本社:大阪市)を設立。

1970年代

  • 1977年4月パッド印刷機の製造販売を開始。

1980年代

  • 1987年9月社名を大平工業株式会社からナビタス株式会社(本社:堺市)に改称。
  • 1989年3月株式店頭登録(現 東京証券取引所JASDAQスタンダード)。

1990年代

  • 1994年10月創業インモールド転写機および転写フィルム販売会社エヌアイエス株式会社(本社:堺市)を設立。

2000年代

  • 2002年10月携帯電話のボタン印刷品質画像検査機の設計・開発を開始。
  • 2004年10月創業中国蘇州に納維達斯机械(蘇州)有限公司を設立。
  • 2004年11月画像検査ソフトウエア「ナビタスチェッカー」の開発開始。
  • 2006年6月フレキシブル電子基板外観検査機と64ビット対応ナビタスチェッカーの開発開始。
  • 2008年10月創業中国上海市に納維達斯机械(蘇州)上海分公司を設立。

2010年代

  • 2011年4月創業画像検査ソフトウエア及び関連機器開発・販売会社ナビタスビジョンリューション株式会社(本社:横浜市)を設立。後にナビタスビジョン株式会社に社名変更。
  • 2011年5月第2世代画像検査ソフトウエア「フレックスビジョン FlexVision」(元ナビタスチェッカーフレックス)を開発し、印刷品質検査用画像検査機の販売を開始。
  • 2012年11月創業ベトナムに特殊印刷機と関連資材の販売会社NAVITAS VIETNAM Co., Ltd. を設立。
  • 2013年10月創業事業拡大のため、タイに駐在員事務所と、大阪にサポートセンターを設立。
  • 2015年1月操作性を高めた第3世代画像検査ソフトウエア「アスミルビジョン AsmilVision」の開発開始。
  • 2018年9月画像検査機販売累計台数が1,000台を超える。
  • 2019年1月創業タイのナビタスビジョン駐在員事務所を法人化し、画像検査機販売会社SiriusVision(THAILAND) Co., Ltd.(元NAVITAS THAILAND Co., Ltd.)を設立。
  • 2019年4月持株会社化。国内事業を、ナビタス株式会社(CSC事業・研究開発・管理)、ナビタス二イズ株式会社(IMR事業・商品事業)、ナビタスマシナリー株式会社(装置事業)、ナビタスビジョン株式会社(画像検査事業)とする。
  • 2019年4月初の単独プライベートフェア「ナビタスビジョンフェア2019」を品川および京都で開催、総来場人数600名を超える。

2020年代

  • 2020年3月M&Aによりウェブ・クラウドソフト開発会社である株式会社ウェブインパクトがグループ傘下入り。
  • 2020年3月IMR事業をエヌアイエス株式会社(株式会社千代田グラビア100%子会社)へ譲渡。
  • 2020年4月創業画像検査ソフトウエア開発会社 Willable株式会社設立。
  • 2020年7月創業研究開発会社 VOSTEC株式会社設立。
  • 2020年9月初のウェブイベント「ナビタスビジョンフェア2020(ウェビナー)」を開催、500名以上が視聴。
  • 2020年12月創業中国上海市に希瑞斯(上海)視覚科技有限公司を設立。
  • 2021年1月商号変更ナビタス株式会社からシリウスビジョン株式会社に商号を変更し、本社所在地を神奈川県横浜市に移転するとともに、画像検査事業ブランド「ナビタスビジョン」を「シリウスビジョン」に変更。
  • 2021年2月ナビタスビジョン株式会社における画像検査システム事業及び付帯・関連する一切の事業を会社分割により当社に継承。
  • 2021年3月中国での特殊印刷機関連事業をツジカワ株式会社へ移管
  • 2021年11月創業画像検査クラウドシステム開発会社 株式会社UniARTS設立。
  • 2021年12月ナビタスマシナリー株式会社を譲渡し特殊印刷機関連事業から撤退。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
  • 2022年8月M&AVOSTEC株式会社を吸収合併。
  • 2022年8月大阪技術センターを大阪府堺市から大阪市西成区に移転。
  • 2022年9月商号変更東京証券取引所における所属業種が、「機械」から「電気機器」に変更。
  • 2022年12月ナビタスビジョン株式会社の清算手続き結了。
  • 2023年4月商号変更「NAVITAS VIETNAM Co., Ltd.」を「SiriusVision VIETNAM Co., Ltd.」に社名変更。
  • 2024年2月納維達斯机械(蘇州)有限公司の清算手続き結了。
  • 2024年4月M&AWillable株式会社を吸収合併。
  • 2024年7月画像検査事業の業務拡大に伴い、本社を横浜市港北区新羽町に移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    画像検査技術の競争力強化

    ソフトウェア及びハードウェアの両面で技術基盤を強化し、画像検査技術の競争優位性を維持・強化する。国内外の市場機会を捉えた事業展開を推進する。

  2. 02

    収益基盤の安定化

    研究開発活動の凍結や海外子会社の規模縮小など、経営資源の適正配分を優先し、収益基盤の安定化を図る。事業基盤の再構築に向けた対応の一環。

  3. 03

    コスト構造の改革

    役員報酬削減、技術開発拠点再編による事務所コスト低減、研究開発投資凍結、新規開発投資削減、希望退職制度の実施、海外拠点リストラなどにより、グループのコスト構造を抜本的に改革する。

  4. 04

    事業構造の再編と利益向上

    設計・研究開発部門の要員を営業技術・顧客サポート部門にシフト。既存顧客向けに新たなソフトウェアサポートサービスを提供し、技術サポート業務の効率化とリピート営業促進により画像検査事業の利益向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で85人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は705万円で、9期前と比べて+35.5%平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は7.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月130
2018年3月156
2019年3月52046.112.3163
2020年12月37940.16.4193
2020年3月59946.010.9206
2021年12月52043.35.3129
2022年12月64445.17.1124
2023年12月66846.87.4114
2024年12月71844.75.6120−83
2025年12月70544.77.485−118

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 2 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
画像検査 関連事業 — 株式会社UniARTS (横浜市港北区)45百万円
画像検査 関連事業 — 株式会社ウェブインパクト(東京都)4百万円
画像検査 関連事業 — SiriusVision(THAILAND) Co., Ltd.(タイバンコク)1百万円
画像検査 関連事業 — SiriusVision VIETNAM Co.,LTD. (ベトナムハノイ市)0百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ウェブインパクト(注)2,5
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権69.1%
  • 国内
    株式会社UniARTS (注)2,3
    横浜市 港北区 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 海外
    希瑞斯(上海)視覚科技有限公司(注)2,4
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SiriusVision VIETNAM Co., Ltd. (注)2
    ベトナム ハノイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SiriusVision(THAILAND) Co., Ltd. (注)1,2
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権98.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は21億円営業利益-1億円前期と比べると減収で、売上が-8.7%。

売上高
-8.7%
21億円
営業利益
-1億円
純利益
-7億円
営業利益率
-4.8%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高19億円21億円
営業利益2億円-1億円
純利益5億円-7億円
1株あたり配当¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は9億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−10.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q400.00
2023年2Q600.00
2023年3Q5−1−20.00
2023年4Q81
2024年1Q5−1−20.00
2024年2Q8112.50
2024年4Q10−1−10.0−2
2025年2Q10−1−10.0−6
2025年4Q1100.0−1
2026年2Q9111.14

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は36億円から21億円へ58%に減った。直近期の営業利益率は-4.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
事業拡大のため、タイに駐在員事務所と、大阪にサポートセンターを設立。
2013年3月3621
2014年3月3721
2015年3月4121
2016年3月3811
2017年3月401−9
2018年3月4410
タイのナビタスビジョン駐在員事務所を法人化し、画像検査機販売会社SiriusVision(THAILAND) Co., Ltd.(元NAVITAS THAILAND Co., Ltd.)を設立。
2019年3月4934
画像検査ソフトウエア開発会社 Willable株式会社設立。
2020年3月470−1
2020年12月27−2−1
画像検査クラウドシステム開発会社 株式会社UniARTS設立。
2021年12月4100
VOSTEC株式会社を吸収合併。
2022年12月17−4−4
「NAVITAS VIETNAM Co., Ltd.」を「SiriusVision VIETNAM Co., Ltd.」に社名変更。
2023年12月2311
Willable株式会社を吸収合併。
2024年12月23−1−1−4.3−2
2025年12月21−1−1−4.8−7

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高21億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-7億円、売上の-33.3%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金52.4%11億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.4%11億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.8%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
47.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比11.6pt
-4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比39.3pt
-33.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比43.0pt
-35.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-26.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-4.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが0億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は11億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月30−2316
2014年3月20−1218
2015年3月10−1118
2016年3月00−1017
2017年3月30−1320
2018年3月−100−119
2019年3月150624
2020年3月−90−2−913
2020年12月2−20013
2021年12月−233118
2022年12月−52−2−312
2023年12月−100−111
2024年12月2−40−210
2025年12月0−11−111

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は66.2%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月48371178.2
2014年3月49381178.1
2015年3月52391375.1
2016年3月51391276.4
2017年3月44291566.0
2018年3月44291564.9
2019年3月47321566.8
2020年3月42311172.8
2020年12月40301074.3
2021年12月4031977.1
2022年12月3126583.6
2023年12月3427780.1
2024年12月3225677.4
2025年12月2618866.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-2億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
8億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率224社中97位あたり、逆に低いのはROE224社中220位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-35.0%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-4.8%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.2%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.7%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥353で、1年前と比べて+35.2%過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。

¥353-0.3%1ヶ月+15.7%1年+35.2%時価総額20億円
過去52週の値幅
安値¥230高値¥720

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.2倍
PER (会社予想)3.2倍
PBR0.51倍
配当利回り2.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月21日に9.63%安の366円と急落。月間では20.39%上昇しており、高騰後の調整。25日線(330.88円)は上回るが、75日線(309.57円)も上回る。52週高値720円からは49%下落、52週安値230円からは59%上昇。出来高は8月21日に41万株と増加、売りが優勢。RSIは65.52でやや過熱気味。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERはマイナスまたは算出不能で、収益力は極めて悪い。PBR 0.44倍は平均2.06倍を下回るが、ROE -35%と大幅な赤字で資本効率は壊滅的。配当利回り3.3%は平均2.35%を上回るが、配当性向17%は無理な配当と見受けられる。売上高は横ばいで営業赤字が継続、2025/12期は最終赤字-7億円。資産価値で下支えされるが、業績不振により割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.2倍30.8倍
PER (予想)3.2倍
PBR0.51倍2.58倍
ROE-35.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

時価総額17億円の小型株で、PBR 0.44倍と資産価値に対して割安な一方、業績は赤字が続きROEもマイナス。売上高は横ばいで、2025年12月期の予想も増収見込みだが赤字が継続する見通し。強気派は、半導体需要の回復による業績改善と、含み資産を評価する。弱気派は、赤字拡大のリスクや、成長戦略の不透明さを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 資産価値からの割安

    PBR 0.44倍で、解散価値に近い水準。

  • 半導体需要の回復

    半導体市場は中長期的に成長が期待され、装置部品の需要増が見込める。

  • 潜在的な技術力

    真空関連の技術はニッチで、将来の需要拡大余地がある。

  • PBR0.44倍、解散価値の2倍超不定影響

    時価総額17億円に対し純資産約39億円。資本政策で是正余地

  • 配当利回り3.3%維持、株主還元2025年12月期影響

    赤字にもかかわらず利回り3.3%を確保。次期も継続なら下支え

  • コスト削減で黒字転換の可能性2026年12月期影響

    営業損失▲1億円と赤字幅は限定的。固定費圧縮で損益分岐点を下回れば黒字化

  • 株価303円、売られ過ぎの反発継続影響

    PBR0.44倍は低迷。信用売りが積み上がれば踏み上げも

マイナスに働く材料7
  • 継続的な赤字

    営業赤字が続き、2025年も赤字予想で財務悪化が懸念。

  • 成長が見込めない

    売上高は横ばいで、新規事業の展開も不透明。

  • 株主還元の低さ

    配当利回りは3.3%だが、業績悪化で減配リスクがある。

  • 純損失7億円と赤字拡大2025年12月期影響

    純利益1→▲2→▲7億円。赤字が続けば株主資本が大幅減

  • 売上高21億円、2期連続減収2026年12月期影響

    売上高23→23→21億円。需要減でさらに縮小の恐れ

  • 配当3.3%は持続困難次回株主総会影響

    純損失7億円で配当性向はマイナス。減配・無配に転じる可能性

  • ROE-35%、資本毀損が深刻通年影響

    ROE-35%は株主資本を大きく毀損。追加損失なら債務超過の懸念

次の決算で確かめる点
営業損益
赤字幅の縮小・黒字化が最優先の課題。
売上高
増収が実現するか、市場の需要動向を確認。
受注高
将来の売上を予測する先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.83%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
2.83%
いまの株価に対して
配当性向
17.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月13
2018年3月10−20.0
2019年3月1550.012.6
2020年12月8−50.0
2020年3月1033.320.7
2021年12月100.08.1
2022年12月100.0
2023年12月100.017.0
2024年12月100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ4,521人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.1%を占め、残る76.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他79.870.870.070.869.866.7
事業法人11.819.120.217.518.618.3
自己株式24.316.816.516.215.815.8
証券会社2.71.51.53.12.89.4
金融機関5.28.18.17.97.44.8
外国法人0.40.40.20.41.00.7
外国人個人0.10.10.10.10.30.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ILホールディングス4.37
02株式会社千代田グラビヤ4.12
03GMOクリック証券株式会社3.74
04板東 俊輔3.22
05シリウスビジョン持株会3.11
06株式会社日本カストディ銀行(信託E口)2.97
07ツジカワ株式会社2.62
08メッシュ株式会社2.52
09辻谷 潤一2.04
10モルガンスタンレーMUFG証券株式会社1.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−705%、1株純資産は14期で−58%。直近期のROEは-35.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月268743.013.2212.2
2014年3月268923.015.470.8
2015年3月189012.127.1
2016年3月168961.722.061.6
2017年3月−213673−27.2
2018年3月56730.7172.2
2019年3月8474711.85.912.6
2020年3月−15715−2.020.7
2020年12月−18686−2.6
2021年12月26670.2214.18.1
2022年12月−93566−15.0
2023年12月205823.417.817.0
2024年12月−35533−6.3
2025年12月−157367−35.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
辻谷潤一代表取締役69117,000
鬼澤裕彦取締役543,000
重田篤史取締役5415,000
平川大取締役53
田坂正樹取締役55
川﨑芳夫常勤監査役71
宗宮英恵監査役44
岩瀬弘典監査役55

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4606015
社外取締役520204

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容225字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、連結子会社5社により構成されております。 当社、連結子会社5社の主な事業内容は、以下のとおりであります。 1.画像検査システムとその周辺機器の開発・販売 2.パッケージングソフトウエア及びその関連製品と関連製品の設計・製造 3.ネットワークデバイスを利用したクラウドサービス なお、当社グループは、画像検査の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,549字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「オンリーワンの画像検査技術で世界の製品品質の向上に貢献し、人々の生活に豊かさと幸福をもたらす」ことをミッションとして掲げております。当社の主たる事業である画像検査市場は、シンクタンク等では、国内・海外共に成長が大きい分野と分析されています。この市場に向け、「世界ナンバーワンの画像検査システムを開発し、モノづくり現場の目視検査ゼロを目指す」ことを当社のビジョンとして定義しています。このビジョンは、持続可能な社会が到来することを意味し、結果として企業価値が増大し、株主の皆様への利益に資すると考えております。この実現に向け、グループ役職員一同、邁進して参ります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、画像検査技術を中長期的な競争力の源泉であるコアコンピタンスと位置付けております。中長期的には、当該技術の競争優位性を維持・強化する観点から、ソフトウエア及びハードウエアの両面における技術基盤の強化や、国内外の市場機会を捉えた事業展開が重要であると考えております。 一方で、翌連結会計年度においては、事業環境及び経営成績等を踏まえ、研究開発活動の凍結や海外子会社の規模縮小等、収益基盤の安定化と経営資源の適正配分を優先する方針としております。 これらの施策は、中長期的な方向性を直ちに変更するものではなく、事業基盤の再構築に向けた対応の一環であります。今後は、財務基盤及び収益力の回復状況、事業環境の変化等を総合的に勘案し、成長投資、研究開発及びグローバル展開を含む中長期的な事業展開のあり方について慎重に検討してまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 足元の経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。 今後の見通しにつきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載の通り、当社において固定資産の減損を計上することといたしましたが、近年の業績低迷の状況を鑑み、役員報酬削減や技術開発拠点の再編による事務所コストの低減、研究開発投資の凍結、新規機械・新型ソフトウエア開発に関わる設備・人材投資の削減によりコスト体質の改善を進めてまいりました。さらに、昨年夏に開始した国内事業体制の再構築に伴う希望退職優遇制度を遂行するとともに、海外拠点のリストラと海外事業体制の再編により、グループ事業構造およびコスト構造の抜本的な改革を実行してまいりました(https://siriusvision.co.jp/wp-content/uploads/SiriusVision251114SRP.pdf)。 今後は、画像検査機の設計・開発部門の要員と画像検査ソフトウエアの研究開発部門の要員を営業技術・顧客サポート部門にシフトするとともに、既存顧客向けに新たなソフトウエアサポートサービスを提供する仕組みを構築し、技術サポート業務の効率化とリピート営業の促進により、画像検査事業の利益向上を図ってまいります。 なお、以上の当社グループ事業状況と今後の見通しを含む「2025年12月期決算説明」につきましては、当社ホームページ「https://siriusvision.co.jp/ir/」に掲載の資料「260216SVG事業状況と2025年決算説明」をご参照ください。
事業等のリスク2,750字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。 また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家に対する積極的な情報開示の観点から、以下に開示しております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、これらのリスクを認識したうえで、事態の発生の回避および発生した場合の対応に努める所存であります。 (1)事業構造改革について 当社は、成長性の高い画像検査事業へ経営リソースをシフトするため、これまでにないM&Aや新会社の設立など外部の経営資源を積極的に活用する施策を推進しております。今後も、当社の成長戦略に有効と判断した場合には、こうした施策を実行することがあり得ます。しかしながら、買収等により確保した優秀な人材が、異なる文化的背景から士気を維持することができない場合や製品ポートフォリオを構築することができない場合、買収後に想定していなかった重大な問題が発見された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)市場ニーズ・価格競争について 一般に生活水準が向上することにより、製品検査ニーズは高まります。パッケージの記載に間違いがないか、成分が正しく表記されているかなどの検査が必要となります。また、医薬品市場などでは、コンプライアンスの観点からサンプリング検査ではなく全品検査が前提となる状況が発生し、その傾向は高まっています。これに対処するためには、目視では限界があり、画像検査装置が必要とされるようになっています。 社会的なニーズの変化として、誤謬に対する寛容性の拡大、意匠性の軽視等が発生する可能性は低いと考えられますが、デジタルサイネージのような通信手段にて修正が可能な技術がパッケージ表面等に採用されるなど、大きな技術的な変化が発生した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす恐れがあります。 (3)生産体制について 当社グループは、オリジナルのソフトウエアを開発し販売しています。ユーザの多くは、国内のハイエンド企業であり、要求水準も高いため、ハードウエアなどを限界まで稼働させるソフトウエア品質が要求され、これに応えるエンジニアにも高い開発力が必要です。 労働市場では、慢性的にソフトウエアエンジニアが不足しており、高度な技術を持つエンジニアの不足は顕著です。社内に、こうしたスキルの高いエンジニアが不足すると、外部への委託開発やコストの高いエンジニアの採用を行う必要があります。これは、コストアップ要因であり、予定する開発が困難となったとき、当社グループの業績およびキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 (4)特定の外注先・仕入先への依存について 画像検査装置は、搬送機器と撮像機器(カメラ・照明)とソフトウエアにて構成されますが、当社グループが供給しているのはソフトウエアのみです。半導体等の不足や金属素材や部品価格の高騰により、必要とする搬送機や撮像機器が高騰した場合、画像検査装置の価格が高騰し、市場で受け入れられなくなるリスクが考えられます。 当社グループはこうした状況に対応するため、部材の調達を長期的観点から行っておりますが、搬送機メーカーや撮像機器メーカーからの調達価格の高騰や、調達そのものが困難になった場合は、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす恐れがあります。 (5)製品等の品質確保について 当社グループは、お客様に満足を提供し、安全で快適な社会の維持向上を図るため、品質保証体制においても万全を尽くしておりますが、予期せぬ製品等の不具合が発生することなどにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、画像検査事業ではソフトウエアや通信サービスなどITテクノロジーを駆使してサービスを提供しておりますが、IT分野に著しい技術革新が発生した場合において、当該新技術の利用が制限されるなどした場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)為替変動について 当連結会計年度における当社グループの海外売上高は、連結売上高の9.8%を占めており、前連結会計年度と比較して0.4%減少しました。 当社グループは、出来る限り円建での取引を行い、為替の変動による業績への影響を最小限にするよう努力しておりますが、為替が大きく変動した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 (7)人材の確保と育成について 当社グループでは、優秀な人材を確保・育成することは、今後、当社グループが事業を発展・拡大するうえで重要な項目の一つと認識しており、特に業界特有の専門知識と技術の継承は、当社グループの事業遂行に不可欠であります。従いまして、的確な人材確保や育成ができなかった場合、もしくは重要な人材の流出が発生した場合には、今後の事業展開も含めて業績その他に影響を与える可能性があります。 (8)継続企業の前提に関する重要事象等について 当社は、前連結会計年度において重要な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、当連結会計年度においても重要な営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上している状態が継続していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しているものと認識しております。 当該事象または状況を解消するため、当社は、海外事業の抜本的見直しや撤退を含む事業ポートフォリオの検討、研究開発活動の凍結、事務所の解約と集約など、徹底したコストダウンを実行してまいります。また、既存事業の営業活動強化による売上高の伸長に加え、新たな海外ネットワーク構築により新規事業領域での収益基盤を確立し、収益力と企業価値の向上に努めてまいります。 なお、財務面においては、保有有価証券の売却、徹底した固定費の削減並びに金融機関からの運転資金の調達等により、当面の事業資金を確保できる見込みであることから、当連結会計年度末において資金繰りの重要な懸念はありません。 以上より、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、連結財務諸表への注記は記載しておりません。 (9)その他 当社グループだけでは回避できない、経済や政治経済の変化、自然災害、戦争、テロ、感染症のパンデミック等の予期せぬ事象が発生した場合、当社グループの業績が影響を被る可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,302字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績 当連結会計年度の当社グループの経営成績につきましては、売上高は20億64百万円(前年同期比10.8%減)となりました。また、損益面におきましては、営業損失1億40百万円(前年同期は1億12百万円の損失)、経常損失1億26百万円(前年同期は84百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純損失は7億31百万円(前年同期は1億62百万円の損失)となりました。 ② 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して6億17百万円減少し、25億76百万円となりました。これは主として、現金及び預金が71百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が17百万円、仕掛品が72百万円、原材料及び貯蔵品が60百万円、有形固定資産が1億54百万円、無形固定資産が1億96百万円、投資有価証券が1億14百万円それぞれ減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末と比較して1億45百万円増加し、7億91百万円となりました。これは主として、短期借入金が2億円増加、支払手形及び買掛金が28百万円、未払法人税等が24百万円、賞与引当金が26百万円それぞれ減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末と比較して7億63百万円減少し、17億84百万円となりました。 これは主として、その他有価証券評価差額金が11百万円増加したものの、利益剰余金が7億79百万円減少したことによるものであります。 これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して11.2ポイント減少し、66.2%となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して71百万円増加し、10億86百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローでは、36百万円の収入となりました。これは主として、棚卸資産の減少1億28百万円及び税金等調整前当期純損失7億19百万円、減損損失5億42百万円によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローでは、97百万円の支出となりました。これは主として、投資有価証券の売却による収入1億48百万円はあるものの、無形固定資産の取得による支出2億44百万円によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローでは、1億30百万円の収入となりました。これは主として、短期借入金の純増加額2億円、配当金の支払額48百万円、長期借入金の返済による支出19百万円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 セグメントにつきましては、単一セグメント(画像検査関連事業)となっております。 a 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 画像検査関連事業   1,818,049   △32.9 合計   1,818,049   △32.9 (注) 金額は、販売価格であります。 b 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 画像検査関連事業   1,986,678   △13.7   674,134   △10.4 合計   1,986,678   △13.7   674,134   △10.4 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 画像検査関連事業   2,064,763   △10.8 合計   2,064,763   △10.8 (注) 最近2連結会計年度における「主な相手先別販売実績」については、販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先はありませんので記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 また、連結財務諸表の作成のための重要な会計方針等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下の通りであります。 a 経営成績の分析 当連結会計年度(2025年1月1日から2025年12月31日まで)の世界経済は、総じて底堅く推移しました。米国では関税負担は増大したものの内需拡大が景気をけん引し、欧州では物価および雇用の安定化を背景に成長が持続しました。中国では外需は堅調も景気刺激策の効果一巡等で内需が悪化し、年後半に減速しました。日本経済は、物価高や実質賃金の減少が続いたものの、堅調な雇用環境や個人消費に支えられ緩やかに回復しました。今後も、地政学リスクの高まり、経済ナショナリズムの拡大、中国経済の減速継続等、不透明感な状況が続く見通しです。 こうした経済環境の中、当社グループのビジョンであります「モノづくり現場の目視検査ゼロ」を実現するために、中期経営計画達成に向けた事業戦略を遂行してまいりましたが、当連結会計年度の当社グループの売上高は、前連結会計年度23億14百万円に対し10.8%減少の20億64百万円となりました。 画像検査事業の環境は、当連結会計年度を通じて厳しい状況が継続しました。主力市場であるラベル印刷検査市場における設備投資の先送りが続いた影響から、印刷品質検査用ソフトウエア「AsmilVision」を搭載したラベル印刷検査機の販売は低調に推移しました。加えて、グラビア印刷および紙器・パッケージ印刷市場における設備投資も低迷し、これらの市場向けに開発してきたグラビアシリンダー版検査機「GRACE」と高速幅広検査用ソフトウエア「PolarVision」についても、売上は低迷しました。これら主力製品の販売遅延の影響により、当連結会計年度の国内画像検査事業の売上は前年同期比で減少いたしました。このように厳しい事業環境ではありますが、昨年後半からラベル印刷機・加工機の設備投資が徐々に回復しはじめており、当社ラベル印刷検査機の受注も増加に転じています。また、ボトル・容器印刷検査機売上とともに長期間低迷してきたカード検査機の売上・受注が増大しています。当社の主力製品であるグラビア・商業印刷用刷り出し検版機の「S-Scan-LNC」は、大手印刷会社への複数台の導入が続くなど好調に推移しており、2026年12月期の売上回復に寄与すると期待されています。 なお、当期末において今後の収益性の回復が不透明であることを踏まえ、固定資産の回収可能性を改めて検討した結果、第2四半期連結会計期間における減損損失の計上に加えて、当下期に計上した有形固定資産および無形固定資産について97百万円の追加の減損損失を特別損失として計上いたしました。これにより当連結会計年度における国内画像検査事業に係る減損損失の計上額は、合計5億42百万円となりました。また、希望退職優遇制度の実施に伴い発生した特別退職支援金等の費用について、事業構造再編費用69百万円を特別損失に計上いたしました。 当社画像検査事業をAI(人工知能)とDX(デジタルトランスフォーメーション)、クラウドサービスで支える株式会社UniARTSは、DX戦略の推進方法を見直し、AIを主軸にした製品開発・販売に注力してきました。その結果、ラベル印刷メーカーや紙器・パッケージ製造メーカーへ、当社製AIシステム「AI印刷検査」の導入が進行しております。なお、2025年11月14日に新製品として発表した利用者による学習が不要の新AI「Regulus」(https://siriusvision.co.jp/ai/regulus/)は、印刷業界だけではなく、半導体・ウエハー・電子基板業界からも注目されています。 また、2025年10月29日にリリースした、重さ10kgの小型卓上検査機「S-Comet(エスコメット)」は、各種印刷物、化粧品・医薬品容器、アクリルスタンド、家電製品の銘板、半導体・電子基板など各種製品の目視検査をAIによる自動検査に置き換えることができる、現場に優しい画期的な検査機であると高評価され、各業界からの引き合いが増大しています。 ウェブソフトウエアとクラウドサービスの企画・開発・運営を行う株式会社ウェブインパクトは、「WEB給(給与明細サービス)」、「Sync(スケジューラ同期サービス)」、「QUICK GATE(スキー場チケット販売サービス)」などのプロダクト販売や、システム運用サービスが引き続き堅調に推移するとともに、受託開発売上と申請審査クラウドシステムの官公庁向けの売上も堅調でした。 海外市場は、引き続き中国経済悪化による不況の長期化の影響を受けております。 長期の経済不況が続く中国の当社グループ会社、希瑞斯(上海)視覚科技有限公司(シリウスビジョン上海)では、赤字体質からの脱却を目指し、大幅な人員削減、オフィスの移転・縮小・撤収、その他固定費の圧縮といった構造改革を断行してまいりました。同時に、当社画像検査ソフトウエアを採用している中国機械メーカーとの連携を強化し、最小のリソースで当社の画像検査ソフトウエア技術を中国市場へ浸透させる営業活動を実行しています。さらに、当社画像検査ソフトウエアを搭載した中国製検査機を日本の顧客へ販売(輸出)することにより、シリウスビジョン上海の画像検査事業の黒字転換を図ってまいります。 ASEAN画像検査事業は、前連結会計年度までに実施した固定費削減策の効果が一部見られたものの、依然として事業環境は厳しく、業績への寄与は限定的な状況となっております。 当社は、収益性の改善に向けて営業・技術連携の強化や現地運営体制の見直しに取り組むとともに、第3四半期以降には現地人員の適正化(退職によるコスト削減)を実施し固定費の一層の圧縮を図りました。 今後につきましては、同地域における新規案件獲得活動を最小限にとどめつつ、現地拠点は主として国内事業の支援機能を担う体制へ移行し、限られたリソースを効率的に活用してまいります。あわせて、当該地域における事業の持続可能性および収益性を総合的に勘案し、今後の事業展開については、事業規模の見直しや撤退を含めたあらゆる選択肢を視野に入れ、慎重に検討を進めてまいります。 b 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは事業活動のための適切な資金確保、流動性の維持、並びに健全な財政状態を目指し、その財源として安定的な営業キャッシュ・フローの創出を最優先事項と考えており、事業活動に必要な運転資金及び設備投資資金は、主に手元のキャッシュと営業活動によるキャッシュ・フローで賄っており、運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することに努めております。 また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は10億86百万円となっております。 なお、当社グループは画像検査関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は記載を省略しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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