概要
デンソーはトヨタグループの中核部品メーカーであり、自動車用エレクトロニクス・電装品で世界トップのサプライヤーである。エンジンECU、ハイブリッド/電気自動車用インバーター、カーエアコン、安全制御システムなど多岐にわたる製品を供給する。2026年3月期の売上収益は7兆5,400億円、従業員数は約15万5千人に上る。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)対応の技術開発を加速し、電動化ユニットやADASセンサーを成長領域と位置付ける。
5つの事業セグメントで構成される製品ポートフォリオ
デンソーの事業は、サーマルシステム、パワトレインシステム、モビリティエレクトロニクス、システムコンポ、セミコンダクタの5つに区分される。サーマルシステムはHVACや電動コンプレッサ、ヒートポンプシステムなどの車両熱マネジメント製品を扱う。パワトレインシステムはディーゼル・ガソリンエンジン向けのコモンレールやインジェクタ、ハイブリッド/電気自動車向けのPCUやインバータを提供する。モビリティエレクトロニクスはエンジンECU、AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダなどの安全・電子制御システムを担当する。システムコンポはシフトバイワイヤアクチュエータや各種センサ、モータなどを含むメカトロニクス製品群である。セミコンダクタは特定用途向けICとパワー半導体を内製する。これらの製品は、ほぼ全ての自動車メーカーに供給されている。
地域別売上は日本が過半を占め、北米・アジアがそれに続く
2026年3月期のセグメント別売上収益は、日本が4兆4,041億円で全体の約58%を占める。次いで北米が2兆251億円(約27%)、アジアが1兆9,769億円(約26%)である。欧州は7,679億円、その他地域は1,263億円である。営業利益では日本が1,859億円、北米が1,323億円、アジアが1,788億円と、各地域で安定した収益を上げている。ただし日本セグメントの営業利益率は4.2%と他の地域(北米6.6%、アジア9.0%)より低く、部材費高騰や人への投資増加が影響している。デンソーは1951年の上場以来、トヨタ自動車を最大の販売先とし、2026年3月期のトヨタ向け販売は約1.99兆円で全体の26.4%を占める。
半導体内製と研究開発に強みを持つ技術基盤
デンソーは1968年にIC研究室を開設し、半導体の内製化を進めてきた。現在、セミコンダクタ事業グループでは特定用途向けICとパワー半導体を手掛け、自社製品のキーデバイスとして供給する。1990年には愛知県日進市に基礎研究所を建設し、先端技術の研究開発を強化している。また、株式会社SOKEN(旧日本自動車部品総合研究所)を1970年に設立し、グループ内で基礎研究から応用開発まで一貫して行う体制を持つ。近年はCASE対応技術として、高信頼ADASシステムやエネルギーマネジメント、V2H(Vehicle to Home)充放電設備などの開発に注力している。2026年3月期には中期経営計画「CORE 2030」を発表し、商品づくり、モノづくり、人づくりの3本柱で成長を目指すことを示した。
業界の中での役割は自動車部品のティア1サプライヤーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01自動車OEM(完成車メーカー)主力
世界の自動車メーカー向けに、エアコンシステム、エンジン・電動化部品、電子制御ユニット、安全運転支援システム、センサ・半導体など幅広い部品・システムを供給。北米、欧州、アジアなど各地域で製造・販売。
- サーマルシステム(エアコン、冷却系)
- HVAC、電動コンプレッサ、ラジエータ、ヒートポンプシステムなど車両熱マネジメント製品。
- パワトレインシステム(エンジン・駆動系)
- コモンレール、インジェクタ、点火プラグ、排気センサ、スタータ、オルタネータ、PCU、インバータ、電池ECUなど。
- モビリティエレクトロニクス(電子制御・安全)
- エンジンECU、ハイブリッドECU、AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダ、ソナー、車載インフォテインメント、テレマティクスユニットなど。
- システムコンポ(メカトロニクス・センサ・モータ)
- シフトバイワイヤ、エバポリークチェック、各種バルブ、圧力・磁気・光センサ、ワイパシステム、各種モータ。
- セミコンダクタ(半導体)
- 特定用途向けIC、パワー半導体。
02非車載(FA・空調・農業・生活関連)準主力
自動車以外の分野向けに、FA自動化設備、スポットクーラ、農業ハウス関連、CO2ヒートポンプ給湯機、V2H充放電設備などを提供。
- FA関連
- 自動化設備、各種ロボット、プログラマブルコントローラ、バーコード/QRスキャナ、RFIDリーダ、物流・在庫管理システム。
- 冷却・空調関係
- スポットクーラ、ヒータ。
- フードバリューチェーン関連
- 大規模農業ハウス、施設園芸関連製品、種苗。
- 生活関連
- CO2ヒートポンプ式給湯機、V2H充放電設備、住宅用空調、地域情報配信システム。
製品と技術
サーマルシステム:車両熱マネジメントの要
サーマルシステム事業では、HVAC(冷暖房換気装置)、ベルト駆動コンプレッサ、電動コンプレッサ、コンデンサ、ラジエータ、ヒートポンプシステムなどを供給する。特に電気自動車向けのヒートポンプシステムは、バッテリーの温度管理と車室内の空調を効率的に行う製品であり、電動車の航続距離向上に寄与する。また、バスや農業・建設機械向けのエアコン、トラック用冷凍機、小型モバイル冷凍機など、車載以外のサーマル製品も手掛ける。これらの製品は、高いエネルギー効率と信頼性が求められる。
パワトレインシステム:エンジンから電動化まで
パワトレインシステム事業は、内燃機関向けと電動化ユニットの両方をカバーする。内燃機関向けでは、ディーゼル用コモンレールシステム、ガソリン用直噴インジェクタ、点火コイル、排気センサ、NOxセンサなど、エンジン性能と排出ガス浄化に不可欠な製品を製造する。電動化向けでは、PCU(パワーコントロールユニット)、インバータ、パワーモジュール、電池ECU、充電ECUなどを提供し、ハイブリッド車や電気自動車の駆動システムを支える。さらに、機電一体型電動パワーステアリングや制御ブレーキECUなどのシャシー制御製品も含む。
モビリティエレクトロニクス:知能化を支えるセンサとECU
モビリティエレクトロニクス事業では、エンジンECU、ハイブリッドECU、BEV ECU、トランスミッションECUなどの各種制御ユニットに加え、AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダ、レーザレーダ、ソナーセンサ、周辺監視カメラなどの安全運転支援システムを手掛ける。これらの製品は自動運転の高度化に不可欠であり、ソフトウェアも含めて提供する。また、車載インフォテインメントシステムやテレマティクスコントロールユニット、ETC車載器など、コネクテッド関連製品も含まれる。デンソーはこれらの領域で、半導体やシステムコンポと組み合わせた統合ソリューションを強みとする。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
輸送用機器のなかでの位置
車載部品で世界有数、環境変化への対応が鍵
デンソーは自動車部品業界の世界的なサプライヤーであり、売上高は約7.2兆円(2025年3月期)と業界最大級の規模を有する。同業のトヨタ紡織は内装・シートに特化する一方、当社は電動化、自動運転など幅広い領域で高度な技術を提供し、主要顧客であるトヨタ自動車との強い関係を築いている。営業利益率は7%前後と安定しており、規模のメリットと高い技術力が強みだ。しかし、自動車産業の変革期にあって、カーボンニュートラルへの対応や新興メーカーとの競争、顧客の生産変動などの課題に直面している。将来の成長に向け、電動化・自動運転への投資を進めている。
強み
- 売上高は自動車部品業界で屈指の規模を誇り、グローバルに供給網を持つ。
- エンジン系から電動化・自動運転まで幅広い技術を保有し、総合的な車載ソリューションを提供する。
- 営業利益率は7%前後で堅調に推移し、高い収益基盤を持つ。
- トヨタグループとの強い結びつきが安定した受注を生んでいる。
課題
- トヨタへの依存度が高く、その業績や戦略に左右されやすい。
- 電動化へのシフトに伴い、従来のエンジン部品需要の縮小が見込まれる。
- 新興メーカーや異業種からの参入もあり、競争が激しくなっている。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字がデンソー
時価総額で並べると、掲載9社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7203トヨタ自動車 | 49.5兆円 | 8.9倍 |
| 2 | 7011三菱重工業 | 12.6兆円 | 53.4倍 |
| 3 | 7267本田技研工業 | 7.7兆円 | — |
| 4 | 6902デンソー | 5.6兆円 | 11.8倍 |
| 5 | 7269スズキ | 4.2兆円 | 9.3倍 |
| 6 | 5108ブリヂストン | 2.9兆円 | 20.8倍 |
| 7 | 7013IHI | 2.8兆円 | 17.1倍 |
| 8 | 7272ヤマハ発動機 | 1.9兆円 | 8.5倍 |
| 9 | 7270SUBARU | 1.9兆円 | 21.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。
会社の歴史
沿革 32件
トヨタ自動車から分離独立した1949年
デンソーは1949年12月、トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車)から電装品部門が分離・独立し、資本金1,500万円で日本電装株式会社として設立された。独立の背景には、自動車生産の拡大に伴い電装品の専門メーカーが必要とされたことがある。設立後すぐに、1951年12月に名古屋証券取引所へ上場し、1953年1月には東京・大阪の各証券取引所に上場を果たした。同年11月にはドイツのロバート・ボッシュ社と電装品に関する技術導入契約を締結し、欧州の先進技術を取り入れることで技術基盤を固めた。
デミング賞受賞と生産体制の拡充(1950〜1970年代)
1961年11月、日本電装は品質管理の最高権威であるデミング賞を受賞した。これは当時の徹底した品質管理活動が評価された結果である。1965年5月には刈谷市に池田工場を建設し、1967年7月には安城市に安城製作所、1970年8月には西尾市に西尾製作所を建設するなど、国内生産拠点を拡大した。1970年11月には株式会社日本自動車部品総合研究所(現SOKEN)を設立し、研究開発力を強化した。1978年10月には小型モータの生産を田中計器工業に委託するなど、外注活用も進めた。
海外進出の本格化(1971年〜1990年代)
1971年3月、米国に初の海外現地法人「ニッポンデンソー・オブ・ロスアンゼルス株式会社」を設立し、北米市場に参入した。1972年8月にはタイに、1973年2月にはオランダに現地法人を設立し、アジアと欧州への展開を開始した。1985年12月には米国に新たな法人を設立するなど、海外拠点を段階的に増やした。1990年代に入ると、1993年7月に北九州製作所(現株式会社デンソー九州)を建設し、国内でも生産能力を拡充した。1998年にはオーストラリアとシンガポールに統括会社を設立し、地域ごとの経営体制を整えた。
商号変更と欧州企業買収(1996年〜2001年)
1996年10月、日本電装は商号を株式会社デンソーに変更した。これはグローバルブランドとしての統一を図る目的があった。その後、1999年4月にイタリアのマニェティ・マレッリ社から回転機器事業部門を買収し、デンソー・マニュファクチュアリング・イタリア株式会社とした。2001年3月には同社の空調機器事業部門も買収し、デンソー・サーマルシステムズ株式会社を設立した。これらの買収により、欧州での生産・販売基盤を強化した。同年7月にはチェコ共和国に製造子会社を設立し、中東欧への展開も進めた。
CASE対応と中期経営計画CORE 2030(2020年代)
2020年代に入り、デンソーは自動車業界のCASE対応を加速した。2026年3月期の売上収益は7兆5,400億円に達し、営業利益は5,525億円を見込む。この間、電動化ユニットやADASセンサーの需要拡大に対応するため、半導体やソフトウェア分野への投資を拡大した。2026年3月31日には2030年に向けた中期経営計画「CORE 2030」を発表し、モビリティの多様化に応える商品づくり、現場の知見とAIを融合したモノづくり革新、パートナーとの共創による新たな価値創出の3本柱を掲げた。また、非車載分野ではFA機器や農業ハウス、CO2ヒートポンプ給湯機などの事業も展開している。
年表32件を開く
1940年代
- 1949年12月創業トヨタ自動車工業株式会社(現 トヨタ自動車株式会社)から分離独立し、資本金1,500万円をもって日本電装株式会社設立
1950年代
- 1951年12月上場株式を名古屋証券取引所に上場
- 1953年1月上場株式を東京・大阪の各証券取引所に上場
- 1953年11月ロバートボッシュ社(ドイツ)と電装品に関する技術導入契約を締結
- 1959年7月M&A愛知電装株式会社を吸収合併
1960年代
- 1961年11月品質管理の最高権威であるデミング賞を受賞
- 1965年5月刈谷市に池田工場建設(2018年4月 閉鎖)
- 1967年7月安城市に安城製作所建設
- 1968年10月IC研究室開設(現 セミコンダクタ事業グループに内包)
1970年代
- 1970年8月西尾市に西尾製作所建設
- 1970年11月株式会社日本自動車部品総合研究所(現 株式会社SOKEN:連結子会社)を設立
- 1971年3月米国に初の海外現地法人ニッポンデンソー・オブ・ロスアンゼルス株式会社(現 デンソー・プロダクツ・アンド・サービス・アメリカズ株式会社:連結子会社)を設立
- 1972年8月タイにニッポンデンソー・タイランド株式会社(現 デンソー・タイランド株式会社:連結子会社)を設立
- 1973年2月オランダにニッポンデンソー・ヨーロッパ(現 デンソー・インターナショナル・ヨーロッパ株式会社:連結子会社)を設立
- 1974年6月安城市に高棚製作所建設
- 1978年10月小型モータを田中計器工業株式会社(現 当社)に生産委託
1980年代
- 1982年4月三重県員弁郡大安町(現 三重県いなべ市)に大安製作所建設
- 1984年3月社会福祉法人太陽の家と合弁でデンソー太陽株式会社(現 連結子会社)を設立
- 1985年12月米国にニッポンデンソー・アメリカ株式会社(現 デンソー・インターナショナル・アメリカ株式会社:連結子会社)を設立
- 1987年2月豊橋市に豊橋製作所建設
- 1987年5月愛知県額田郡幸田町に幸田製作所建設
1990年代
- 1990年2月愛知県知多郡阿久比町に阿久比製作所建設
- 1990年11月愛知県愛知郡日進町(現 愛知県日進市)に基礎研究所建設(現 先端技術研究所)
- 1993年7月北九州市八幡西区に北九州製作所(現 株式会社デンソー九州:連結子会社)建設
- 1996年10月商号変更株式会社デンソーに商号変更
- 1998年5月オーストラリアにデンソー・インターナショナル・オーストラリア株式会社(現 連結子会社)を設立し、オーストラリアの関係会社を統括
- 1998年9月西尾市に善明製作所建設
- 1998年12月シンガポールにデンソー・インターナショナル・アジア株式会社(シンガポール)(現 連結子会社)を設立し、東南アジアの関係会社を統括
- 1999年4月M&Aイタリアのマニェティ・マレッリ社の回転機器事業部門(現 デンソー・マニュファクチュアリング・イタリア株式会社:連結子会社)を買収
2000年代
- 2001年3月M&Aイタリアのマニェティ・マレッリ社の空調機器事業部門(現 デンソー・サーマルシステムズ株式会社:連結子会社)を買収
- 2001年3月創業サウジアラビアにデンソー・アブドゥル・ラティフ・ジャミール有限会社(現 持分法適用会社)を設立
- 2001年7月チェコ共和国にデンソー・マニュファクチュアリング・チェコ有限会社(現 連結子会社)を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
商品づくりの強化
半導体の高性能化や材料開発等の基盤技術を深化させ、お客様や社会のニーズに最適な形でシステム統合し、エネルギーマネジメントや高信頼ADASシステム等、車両全体の価値へと拡張する。
- 02
モノづくりの革新
現場に現存する膨大で模倣困難な知見・ノウハウのデータをAIと融合することで、飛躍的な生産性向上と、高付加価値業務へのシフトを実現する。
- 03
人づくり・パートナーとの共創
お客様やパートナー、政府や業界団体との強いつながりを活かし、社会課題の解決に取り組む。自動車の技術を応用し、FAや農業、半導体の領域でも、労働力不足の解決や生産性向上に挑む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で154,716人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は915万円で、9期前と比べて+12.1%。平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は22.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 154,493 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 168,813 | — |
| 2019年3月 | 817 | 43.3 | 22.3 | 171,992 | — |
| 2020年3月 | 798 | 43.6 | 22.3 | 170,932 | — |
| 2021年3月 | 721 | 43.8 | 22.0 | 168,391 | — |
| 2022年3月 | 787 | 44.2 | 22.3 | 167,950 | — |
| 2023年3月 | 811 | 44.5 | 22.9 | 164,572 | — |
| 2024年3月 | 839 | 44.7 | 23.1 | 162,029 | — |
| 2025年3月 | 863 | 44.8 | 23.1 | 158,056 | 328 |
| 2026年3月 | 915 | 44.8 | 22.9 | 154,716 | 357 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社67社(国内 35 / 海外 32、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。
- 国内京三電機㈱茨城県古河市 · 連結子会社議決権64.2%
- 国内浜名湖電装㈱静岡県湖西市 · 連結子会社議決権80.1%
- 国内㈱ デンソーエレクトロニクス愛知県安城市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱デンソーエアシステムズ愛知県安城市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱デンソーソリューション愛知県刈谷市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱デンソーウェーブ愛知県知多郡阿久比町 · 連結子会社議決権75.2%
- 国内デンソーテクノ㈱愛知県大府市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱デンソートリム三重県三重郡菰野町 · 連結子会社議決権80.0%
- 国内㈱デンソー九州福岡県北九州市 八幡西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱デンソー北海道北海道千歳市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱デンソー福島福島県田村市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱デンソー岩手岩手県胆沢郡金ケ崎町 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社55社を開く
- ㈱デンソーテン兵庫県神戸市兵庫区65%
- ジェコー㈱埼玉県行田市100%
- デンソー・インターナショナル・アメリカ㈱(注2、4)米国 ミシガン州100%
- デンソー・プロダクツ・アンド・サービス・アメリカズ㈱米国 カリフォルニア州100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・ミシガン㈱(注2)米国 ミシガン州100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・ノースカロライナ㈱米国 ノースカロライナ州100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・テネシー㈱米国 テネシー州100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・アセンズ・テネシー㈱米国 テネシー州100%
- デンソー・テン・アメリカ㈱米国 ミシガン州100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・カナダ㈱カナダ オンタリオ州100%
- デンソー・セールス・カナダ㈱カナダ オンタリオ州100%
- デンソー・メキシコ㈱メキシコ ヌエボレオン州95%
- デンソー・ド・ブラジル・リミターダ(注2)ブラジル クリチバ市95%
- デンソー・インターナショナル・ヨーロッパ㈱(注2)オランダ アムステルダム市100%
- デンソー・ヨーロッパ㈱オランダ ウェスプ市100%
- デンソー・バルセロナ㈱スペイン バルセロナ市100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・イタリア㈱イタリア サンサルボ市100%
- デンソー・サーマルシステムズ㈱(注2)イタリア トリノ市100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・ハンガリー㈲(注2)ハンガリー セーケシュフェヘールヴァール市100%
- デンソー・マニュファクチュアリング・チェコ㈲(注2)チェコ リベレツ市100%
- デンソー・インターナショナル・アジア㈱(シンガポール)(注2)シンガポール サイエンスパーク100%
- デンソー・インターナショナル・アジア㈱(タイランド)タイ サムットプラカーン県100%
- デンソー・タイランド㈱タイ サムットプラカーン県52%
- サイアム・デンソー・マニュファクチュアリング㈱タイ チョンブリ県90%
- デンソー・セールス・タイランド㈱タイ サムットプラカーン県100%
- サイアム・キョウサン・デンソー㈱タイ チョンブリ県100%
- デンソー・テン・タイランド㈱タイ サムットプラカーン県99%
- デンソー・インドネシア㈱インドネシア ブカシ市68%
- デンソー・マニュファクチュアリング・インドネシア㈱インドネシア ブカシ市100%
- デンソー・セールス・インドネシア㈱インドネシア ジャカルタ市100%
- デンソー・マレーシア㈱マレーシア セランゴール州73%
- デンソー・マニュファクチュアリング・ベトナ ム㈲ベトナム ハノイ市95%
- デンソー・フィリピン ㈱フィリピン ラグナ州100%
- デンソー・ハリアナ㈲インド ハリアナ州100%
- 電装(中国)投資有限公司(注2)中華人民共和国 北京市100%
- 天津電装電機有限公司中華人民共和国 天津市95%
- 天津電装電子有限公司中華人民共和国 天津市94%
- 広州電装有限公司中華人民共和国 広州市60%
- 天津富奥電装空調有限公司中華人民共和国 天津市60%
- 電装(広州南沙)有限公司中華人民共和国 広州市100%
- 電装(常州)燃油噴射系統有限公司中華人民共和国 常州市100%
- 電装(杭州)有限公司中華人民共和国 杭州市100%
- デンソー・コリア㈱大韓民国 昌原市100%
- 津田工業㈱愛知県刈谷市22%
- 神星工業 ㈱愛知県豊田市37%
- ㈱アドヴィックス愛知県刈谷市34%
- ㈱NTTデータMSE神奈川県横浜市15%
- 東芝情報システム㈱神奈川県川崎市20%
- ㈱BluE Nexus愛知県安城市45%
- ミシガン・オートモーティブ・コンプレッサー㈱米国 ミシガン州40%
- ティーディー・オートモーティブ・コンプレッサー・ジョージア㈲米国 ジョージア州23%
- テーデー・ドイチェ・クリマコンプレッサー㈲ドイツ ザクセン州35%
- スブロス㈲インド デリー連邦直轄領20%
- 烟台首鋼豊田工業空調圧縮機有限公司中華人民共和国 烟台市20%
- トヨタ自動車㈱(注3)愛知県豊田市22%
- INDenso Subros Thermal Engineering Centre India Private Limited
- INDENSO INTERNATIONAL INDIA PRIVATE LIMITED
- INDENSO KIRLOSKAR INDUSTRIES PRIVATE LIMITED
- INDENSO INDIA PRIVATE LIMITED
- BEDENSO SALES BELGIUM
- INDENSO HARYANA PRIVATE LIMITED
- SGDENSO INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD.
- ITDENSO MANUFACTURING ITALIA S.P.A.
- CZDENSO MANUFACTURING CZECH s.r.o.
- NLDENSO EUROPE B.V.
- USDENSO INTERNATIONAL AMERICA, INC.
- USDENSO TEN AMERICA LIMITED
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達16.3億円グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発低圧・低濃度CO2分離回収の低コスト化技術開発・実証工場排ガス等からの中小規模CO2分離回収技術開発・実証/低濃度・分散排出源CO2の分離回収技術開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-26
- 調達10.5億円経済安全保障重要技術育成プログラム/重希土フリー磁石の高耐熱・高磁力化技術準安定非平衡化合物を基とする新規永久磁石の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-09-11
- 調達6.9億円次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト空飛ぶクルマの性能評価手法の開発次世代空モビリティの電動推進システムの設計・製造承認に向けた環境試験技術の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-09-28
- 調達3億円戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験HMI国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-09-07
- 調達2.2億円燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業/共通課題解決型基盤技術開発/配位高分子を用いた中温作動燃料電池の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-09-29
- 調達7,494万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム強化学習による解体計画と物体操作の自律化の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-07-08
- 調達7,330万円戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-01-31
- 調達4,552万円燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業水素利用等高度化先端技術開発規則的ナノ細孔を活用した中温プロトン伝導膜の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-09-13
- 調達2,399万円バイオジェット燃料生産技術開発事業/微細藻類基盤技術開発/微細藻バイオマスのカスケード利用に基づくバイオジェット燃料次世代事業モデルの実証研究国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-10-28
- 調達1,500万円二国間クレジット制度(JCM)等を活用した低炭素技術普及促進事業低炭素技術による市場創出促進事業(実証前調査)中長距離陸上貨物輸送における低炭素化のための燃料電池(FC)トラック技術実証事業(タイ)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-10-13
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は7.5兆円、営業利益は5,525億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+6.5%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 7.8兆円 | 7.5兆円 |
| 営業利益 | 5,000億円 | 5,525億円 |
| 純利益 | 3,820億円 | 4,438億円 |
| 1株あたり配当 | ¥74 | ¥74 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1.9兆円、営業利益は842億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.7%、営業利益は−10.8%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1.77 | — | — | 1,168 |
| 2024年1Q | 1.71 | 944 | 5.5 | 855 |
| 2024年2Q | 1.80 | 1,174 | 6.5 | 834 |
| 2024年3Q | 1.84 | 268 | 1.5 | 67 |
| 2024年4Q | 1.79 | — | — | 1,372 |
| 2025年2Q | 3.47 | 2,512 | 7.2 | 1,908 |
| 2025年4Q | 3.69 | 2,678 | 7.3 | 2,283 |
| 2026年2Q | 3.59 | 2,114 | 5.9 | 1,314 |
| 2026年4Q | 3.95 | 3,411 | 8.6 | 3,124 |
| 2027年1Q | 1.91 | 842 | 4.4 | 679 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は3.6兆円から7.5兆円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.3%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3.58 | — | 2,960 | — | 1,817 |
| 2014年3月 | 4.09 | — | 4,196 | — | 2,772 |
| 2015年3月 | 4.31 | — | 3,974 | — | 2,584 |
| 2016年3月 | 4.52 | — | — | — | 2,443 |
| 2017年3月 | 4.53 | — | — | — | 2,576 |
| 2018年3月 | 5.11 | — | — | — | 3,206 |
| 2019年3月 | 5.36 | — | — | — | 2,545 |
| 2020年3月 | 5.15 | — | — | — | 681 |
| 2021年3月 | 4.94 | — | — | — | 1,251 |
| 2022年3月 | 5.52 | — | — | — | 2,639 |
| 2023年3月 | 6.40 | — | — | — | 3,146 |
| 2024年3月 | 7.14 | — | — | — | 3,128 |
| 2025年3月 | 7.16 | 5,190 | — | 7.2 | 4,191 |
| 2026年3月 | 7.54 | 5,525 | — | 7.3 | 4,438 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高7.5兆円のうち、営業利益として残るのは5,525億円で7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4,438億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.5%6.4兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.9%5,986億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%5,525億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが5,110億円、投資CFが−169億円で、差し引きのフリーCFは4,941億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1.2兆円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,748 | −2,692 | −985 | 1,056 | 0.71 |
| 2014年3月 | 4,712 | −3,760 | −1,760 | 952 | 0.64 |
| 2015年3月 | 3,832 | −1,115 | −1,357 | 2,717 | 0.79 |
| 2016年3月 | 5,529 | −5,448 | −1,047 | 81 | 0.67 |
| 2017年3月 | 4,678 | −1,080 | −2,405 | 3,598 | 0.79 |
| 2018年3月 | 5,580 | −5,291 | −403 | 289 | 0.78 |
| 2019年3月 | 5,335 | −5,147 | −922 | 188 | 0.71 |
| 2020年3月 | 5,953 | −4,474 | −2,409 | 1,479 | 0.60 |
| 2021年3月 | 4,372 | −3,959 | 2,387 | 413 | 0.90 |
| 2022年3月 | 3,956 | −3,016 | −1,595 | 940 | 0.87 |
| 2023年3月 | 6,027 | −3,637 | −4,001 | 2,390 | 0.73 |
| 2024年3月 | 9,618 | −4,595 | −4,967 | 5,023 | 0.79 |
| 2025年3月 | 7,587 | 1,219 | −6,774 | 8,806 | 0.99 |
| 2026年3月 | 5,110 | −169 | −3,550 | 4,941 | 1.19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は8.7兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5.5兆円で、自己資本比率は62.9%(業種中央値53.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4.16 | 2.40 | 1.76 | 57.7 |
| 2014年3月 | 4.64 | 2.80 | 1.84 | 60.3 |
| 2015年3月 | 5.28 | 3.33 | 1.96 | 63.0 |
| 2016年3月 | 5.04 | 3.12 | 1.92 | 61.9 |
| 2017年3月 | 5.15 | 3.31 | 1.84 | 64.3 |
| 2018年3月 | 5.76 | 3.60 | 2.17 | 62.4 |
| 2019年3月 | 5.79 | 3.60 | 2.20 | 62.1 |
| 2020年3月 | 5.65 | 3.40 | 2.25 | 60.1 |
| 2021年3月 | 6.77 | 3.89 | 2.88 | 57.5 |
| 2022年3月 | 7.43 | 4.30 | 3.13 | 57.9 |
| 2023年3月 | 7.41 | 4.38 | 3.03 | 59.1 |
| 2024年3月 | 9.09 | 5.54 | 3.56 | 60.9 |
| 2025年3月 | 8.13 | 4.98 | 2.94 | 61.3 |
| 2026年3月 | 8.73 | 5.49 | 3.02 | 62.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
輸送用機器 82社との比較
同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で82社中18位あたり、逆に低いのはROEで82社中30位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,922で、1年前と比べて-7.0%。過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.8倍 |
| PER (会社予想) | 12.8倍 |
| PBR | 0.94倍 |
| 配当利回り | 3.85% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8/21終値は1948.5円と前日比+0.13%でほぼ横ばい。25日移動平均線(1974円)をわずかに下回るものの、75日線(1922円)は上回っており、中期的な地合いは良好。1か月で‐2.2%と小幅安だが、7/29の2208円からは11.7%下落して調整した後、下値では買いが入っている。52週高値2373円に対しては約18%下の水準。出来高は8/13に1256万株と増加したが、直近は520万株とやや減少し、売買が一服。RSIは47.5と中立圏で、方向感が出るまで様子見が続きそうだ。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PERは11.96倍と予想PER13倍を下回り、PBR0.9554倍と1倍割れ、ROE8.48%、配当利回り3.8%と高い。同業他社平均(PER16.66倍、PBR1.13倍、利回り2.96%)と比較し、PER・PBRは大幅に低く、配当利回りは平均を上回る。自動車部品需要は安定し、利益成長も見込まれる。割安だが業績の伸び率は緩やかで、成長期待は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.8倍 | 16.3倍 |
| PER (予想) | 12.8倍 | — |
| PBR | 0.94倍 | 1.12倍 |
| ROE | 8.5% | 7.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
電動化や自動運転の進展に伴い、自動車の付加価値が電子基盤やソフトウェアに移行する中、デンソーはこれらの領域で重要なプレーヤーである。強気派は、トヨタとの関係と技術力を背景に、電動化製品の需要拡大やソフトウェア領域での成長を期待する。一方、弱気派は、競争激化や価格圧力、トヨタ依存度の高さ、業績の cyclicality を懸念する。また、現在のPERが7.48倍と低く、割安感があるとの見方もあれば、ROEが8.48%と資本効率は高くないとの指摘もある。
- 電動化需要の追い風
モーターやインバーターなど電動化製品の需要拡大が見込まれる。
- 技術力とトヨタ関係
独自技術とトヨタとの強固な関係で安定供給。
- 割安感と増益計画
PER7.48倍と割安、2026年3月期も増益予想。
- 2026年3月期は営業利益5,525億円と増益通年影響強
営業利益は5,190億円から5,525億円へ335億円増、純利益も4,191億円から4,438億円へ
- 売上高7兆5,400億円と5.3%増通年影響中
売上高は7兆1,618億円から7兆5,400億円へ3,782億円増
- PBR0.95倍の1倍割れ、配当利回り3.84%次回株主総会影響中
PBR0.95倍、配当利回り3.84%と割安で、株主還元が下支え
- ROE8.48%と資本効率は安定継続影響弱
ROE8.48%、PBR0.95倍と投資指標が見直し局面
- トヨタ依存のリスク
売上の多くをトヨタグループに依存し、集中リスク。
- 競争激化と価格圧力
電動化部品は新規参入も多く、価格競争に直面。
- ROEは低水準
ROE8.48%は資本効率の改善余地を示す。
- 営業利益率7.33%と低水準継続影響強
売上高7兆5,400億円に対し営業利益5,525億円、利益率7.33%
- 予想PER12.9倍と実績7.48倍の乖離不定影響中
予想PER12.9倍は実績PER7.48倍を大きく上回り、期待低下の懸念
- 株価は1年で5.83%下落継続影響弱
過去1年-5.83%と軟調、高配当も需給の弱さを補えない
- 外国人持株比率21.95%が需給変動要因継続影響弱
外国人持株比率21.95%と中位、海外投資家の売買で値動きが大きい
- 電動化製品売上高
- 電動化関連の需要動向を直接反映するため。
- トヨタグループ向け売上比率
- 依存度の変化を監視するため。
- 営業利益率
- 価格競争やコスト影響を測る指標。
- 研究開発費
- 将来の競争力維持のための投資規模を確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり74円で、前期から+4.7%。いまの株価に対する利回りは3.85%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 80.6 |
| 2018年3月 | 33 | 8.3 | 62.5 |
| 2019年3月 | 35 | 7.7 | 56.0 |
| 2020年3月 | 35 | 0.0 | — |
| 2021年3月 | 35 | 0.0 | 265.6 |
| 2022年3月 | 39 | 10.7 | 63.1 |
| 2023年3月 | 46 | 19.4 | 61.5 |
| 2024年3月 | 55 | 18.9 | 71.3 |
| 2025年3月 | 64 | 16.4 | 30.4 |
| 2026年3月 | 67 | 4.7 | 26.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥74
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ217,647人。区分でいちばん多いのは事業法人で31.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.5%を占め、残る42.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 40.6 | 40.6 | 39.5 | 30.4 | 32.0 | 31.7 |
| 金融機関 | 27.9 | 28.3 | 26.2 | 24.9 | 27.5 | 25.8 |
| 外国法人 | 20.8 | 19.3 | 20.1 | 25.2 | 23.9 | 21.9 |
| 個人・その他 | 8.8 | 10.3 | 12.6 | 17.7 | 14.3 | 18.6 |
| 自己株式 | 1.7 | 3.1 | 5.0 | 7.6 | 3.2 | 7.5 |
| 証券会社 | 1.9 | 1.6 | 1.5 | 1.7 | 2.4 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | トヨタ自動車株式会社 | 20.57 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 12.06 |
| 03 | 株式会社豊田自動織機 | 5.42 |
| 04 | トヨタ不動産株式会社 | 4.58 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.42 |
| 06 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.98 |
| 07 | デンソー従業員持株制度会 | 1.90 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.10 |
| 09 | 全国共済農業協同組合連合会(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 1.05 |
| 10 | 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 0.99 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-25株式会社豊田自動織機新規の大量保有報告0.00%-6.35pt
- 2026-06-05株式会社豊田自動織機新規の大量保有報告6.35%
- 2026-06-05ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告1.45%
- 2026-05-15株式会社豊田自動織機新規の大量保有報告6.35%
- 2026-05-13トヨタ自動車株式会社新規の大量保有報告20.57%+1.57pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−28%、1株純資産は14期で−32%。直近期のROEは8.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 227 | 3,020 | 8.4 | 17.6 | 35.1 |
| 2014年3月 | 348 | 3,512 | 10.7 | 14.2 | 38.1 |
| 2015年3月 | 324 | 4,172 | 8.4 | 16.9 | 44.3 |
| 2016年3月 | 307 | 3,940 | 7.6 | 14.7 | 60.8 |
| 2017年3月 | 326 | 4,215 | 8.0 | 15.0 | 80.6 |
| 2018年3月 | 410 | 4,615 | 9.3 | 14.2 | 62.5 |
| 2019年3月 | 326 | 4,640 | 7.1 | 13.2 | 56.0 |
| 2020年3月 | 22 | 1,096 | 1.9 | 39.7 | — |
| 2021年3月 | 40 | 1,255 | 3.4 | 45.5 | 265.6 |
| 2022年3月 | 86 | 1,408 | 6.4 | 22.9 | 63.1 |
| 2023年3月 | 104 | 1,461 | 7.3 | 17.9 | 61.5 |
| 2024年3月 | 105 | 1,902 | 6.3 | 27.5 | 71.3 |
| 2025年3月 | 145 | 1,767 | 8.0 | 12.7 | 30.4 |
| 2026年3月 | 163 | 2,040 | 8.5 | 11.9 | 26.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額1,207百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 有馬浩二 | 取締役会長 | 68 | 248,790 |
| 林新之助 | 取締役社長 代表取締役 | 62 | 125,536 |
| 松井靖 | 取締役副社長 代表取締役 | 62 | 75,838 |
| 山崎康彦 | 取締役副社長 代表取締役 | 62 | 65,510 |
| 豊田章男 | 取締役 | 70 | 200,000 |
| 櫛田誠希 | 取締役 | 68 | 10,800 |
| 三屋裕子 | 取締役 | 68 | 4,700 |
| Joseph P.Schmelzeis, Jr. | 取締役 | 63 | 4,100 |
| 丹羽基実 | 常勤監査役 | 63 | 39,200 |
| 林克憲 | 常勤監査役 | 61 | 11,234 |
| 後藤靖子 | 監査役 | 68 | 4,200 |
| 喜多村晴雄 | 監査役 | 68 | 11,628 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 馬場久美子 | — | 60 | — |
| 木下範子 | 取締役 | 62 | — |
| 犬塚直人 | 常勤監査役 | 62 | 18,669 |
| 山上眞人 | 監査役 | 53 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 384 | 213 | 367 | 964 | 121 |
| 監査役 | 5 | 143 | — | — | 143 | 29 |
| 社外取締役 | 3 | 63 | — | — | 63 | 21 |
| 社外監査役 | 2 | 37 | — | — | 37 | 19 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」でデンソーを取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,837字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,470字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,269字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,744字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-11
- 半期報告書半期報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-05
- 有価証券報告書有価証券報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-11
- 半期報告書半期報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-05
- 有価証券報告書有価証券報告書-第101期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第101期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第100期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-20
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第100期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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