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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

デンソー

DENSO CORPORATION6902 · Prime · 輸送用機器

自動車部品で世界有数の総合サプライヤー。電動化・自動運転領域にも強み。

概要

デンソーはトヨタグループの中核部品メーカーであり、自動車用エレクトロニクス・電装品で世界トップのサプライヤーである。エンジンECU、ハイブリッド/電気自動車用インバーター、カーエアコン、安全制御システムなど多岐にわたる製品を供給する。2026年3月期の売上収益は7兆5,400億円、従業員数は約15万5千人に上る。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)対応の技術開発を加速し、電動化ユニットやADASセンサーを成長領域と位置付ける。

5つの事業セグメントで構成される製品ポートフォリオ

デンソーの事業は、サーマルシステム、パワトレインシステム、モビリティエレクトロニクス、システムコンポ、セミコンダクタの5つに区分される。サーマルシステムはHVACや電動コンプレッサ、ヒートポンプシステムなどの車両熱マネジメント製品を扱う。パワトレインシステムはディーゼル・ガソリンエンジン向けのコモンレールやインジェクタ、ハイブリッド/電気自動車向けのPCUやインバータを提供する。モビリティエレクトロニクスはエンジンECU、AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダなどの安全・電子制御システムを担当する。システムコンポはシフトバイワイヤアクチュエータや各種センサ、モータなどを含むメカトロニクス製品群である。セミコンダクタは特定用途向けICとパワー半導体を内製する。これらの製品は、ほぼ全ての自動車メーカーに供給されている。

地域別売上は日本が過半を占め、北米・アジアがそれに続く

2026年3月期のセグメント別売上収益は、日本が4兆4,041億円で全体の約58%を占める。次いで北米が2兆251億円(約27%)、アジアが1兆9,769億円(約26%)である。欧州は7,679億円、その他地域は1,263億円である。営業利益では日本が1,859億円、北米が1,323億円、アジアが1,788億円と、各地域で安定した収益を上げている。ただし日本セグメントの営業利益率は4.2%と他の地域(北米6.6%、アジア9.0%)より低く、部材費高騰や人への投資増加が影響している。デンソーは1951年の上場以来、トヨタ自動車を最大の販売先とし、2026年3月期のトヨタ向け販売は約1.99兆円で全体の26.4%を占める。

半導体内製と研究開発に強みを持つ技術基盤

デンソーは1968年にIC研究室を開設し、半導体の内製化を進めてきた。現在、セミコンダクタ事業グループでは特定用途向けICとパワー半導体を手掛け、自社製品のキーデバイスとして供給する。1990年には愛知県日進市に基礎研究所を建設し、先端技術の研究開発を強化している。また、株式会社SOKEN(旧日本自動車部品総合研究所)を1970年に設立し、グループ内で基礎研究から応用開発まで一貫して行う体制を持つ。近年はCASE対応技術として、高信頼ADASシステムやエネルギーマネジメント、V2H(Vehicle to Home)充放電設備などの開発に注力している。2026年3月期には中期経営計画「CORE 2030」を発表し、商品づくり、モノづくり、人づくりの3本柱で成長を目指すことを示した。

業界の中での役割は自動車部品のティア1サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7.5兆円
営業利益
5,525億円
営業利益率
7.3%
純利益
4,438億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車OEM(完成車メーカー)主力

世界の自動車メーカー向けに、エアコンシステム、エンジン・電動化部品、電子制御ユニット、安全運転支援システム、センサ・半導体など幅広い部品・システムを供給。北米、欧州、アジアなど各地域で製造・販売。

主な製品・サービス5
サーマルシステム(エアコン、冷却系)
HVAC、電動コンプレッサ、ラジエータ、ヒートポンプシステムなど車両熱マネジメント製品。
パワトレインシステム(エンジン・駆動系)
コモンレール、インジェクタ、点火プラグ、排気センサ、スタータ、オルタネータ、PCU、インバータ、電池ECUなど。
モビリティエレクトロニクス(電子制御・安全)
エンジンECU、ハイブリッドECU、AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダ、ソナー、車載インフォテインメント、テレマティクスユニットなど。
システムコンポ(メカトロニクス・センサ・モータ)
シフトバイワイヤ、エバポリークチェック、各種バルブ、圧力・磁気・光センサ、ワイパシステム、各種モータ。
セミコンダクタ(半導体)
特定用途向けIC、パワー半導体。

02非車載(FA・空調・農業・生活関連)準主力

自動車以外の分野向けに、FA自動化設備、スポットクーラ、農業ハウス関連、CO2ヒートポンプ給湯機、V2H充放電設備などを提供。

主な製品・サービス4
FA関連
自動化設備、各種ロボット、プログラマブルコントローラ、バーコード/QRスキャナ、RFIDリーダ、物流・在庫管理システム。
冷却・空調関係
スポットクーラ、ヒータ。
フードバリューチェーン関連
大規模農業ハウス、施設園芸関連製品、種苗。
生活関連
CO2ヒートポンプ式給湯機、V2H充放電設備、住宅用空調、地域情報配信システム。

製品と技術

サーマルシステム:車両熱マネジメントの要

サーマルシステム事業では、HVAC(冷暖房換気装置)、ベルト駆動コンプレッサ、電動コンプレッサ、コンデンサ、ラジエータ、ヒートポンプシステムなどを供給する。特に電気自動車向けのヒートポンプシステムは、バッテリーの温度管理と車室内の空調を効率的に行う製品であり、電動車の航続距離向上に寄与する。また、バスや農業・建設機械向けのエアコン、トラック用冷凍機、小型モバイル冷凍機など、車載以外のサーマル製品も手掛ける。これらの製品は、高いエネルギー効率と信頼性が求められる。

パワトレインシステム:エンジンから電動化まで

パワトレインシステム事業は、内燃機関向けと電動化ユニットの両方をカバーする。内燃機関向けでは、ディーゼル用コモンレールシステム、ガソリン用直噴インジェクタ、点火コイル、排気センサ、NOxセンサなど、エンジン性能と排出ガス浄化に不可欠な製品を製造する。電動化向けでは、PCU(パワーコントロールユニット)、インバータ、パワーモジュール、電池ECU、充電ECUなどを提供し、ハイブリッド車や電気自動車の駆動システムを支える。さらに、機電一体型電動パワーステアリングや制御ブレーキECUなどのシャシー制御製品も含む。

モビリティエレクトロニクス:知能化を支えるセンサとECU

モビリティエレクトロニクス事業では、エンジンECU、ハイブリッドECU、BEV ECU、トランスミッションECUなどの各種制御ユニットに加え、AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダ、レーザレーダ、ソナーセンサ、周辺監視カメラなどの安全運転支援システムを手掛ける。これらの製品は自動運転の高度化に不可欠であり、ソフトウェアも含めて提供する。また、車載インフォテインメントシステムやテレマティクスコントロールユニット、ETC車載器など、コネクテッド関連製品も含まれる。デンソーはこれらの領域で、半導体やシステムコンポと組み合わせた統合ソリューションを強みとする。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

輸送用機器のなかでの位置

車載部品で世界有数、環境変化への対応が鍵

デンソーは自動車部品業界の世界的なサプライヤーであり、売上高は約7.2兆円(2025年3月期)と業界最大級の規模を有する。同業のトヨタ紡織は内装・シートに特化する一方、当社は電動化、自動運転など幅広い領域で高度な技術を提供し、主要顧客であるトヨタ自動車との強い関係を築いている。営業利益率は7%前後と安定しており、規模のメリットと高い技術力が強みだ。しかし、自動車産業の変革期にあって、カーボンニュートラルへの対応や新興メーカーとの競争、顧客の生産変動などの課題に直面している。将来の成長に向け、電動化・自動運転への投資を進めている。

強み

  • 売上高は自動車部品業界で屈指の規模を誇り、グローバルに供給網を持つ。
  • エンジン系から電動化・自動運転まで幅広い技術を保有し、総合的な車載ソリューションを提供する。
  • 営業利益率は7%前後で堅調に推移し、高い収益基盤を持つ。
  • トヨタグループとの強い結びつきが安定した受注を生んでいる。

課題

  • トヨタへの依存度が高く、その業績や戦略に左右されやすい。
  • 電動化へのシフトに伴い、従来のエンジン部品需要の縮小が見込まれる。
  • 新興メーカーや異業種からの参入もあり、競争が激しくなっている。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字がデンソー

時価総額で並べると、掲載9社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
17203トヨタ自動車49.5兆円8.9倍
27011三菱重工業12.6兆円53.4倍
37267本田技研工業7.7兆円
46902デンソー5.6兆円11.8倍
57269スズキ4.2兆円9.3倍
65108ブリヂストン2.9兆円20.8倍
77013IHI2.8兆円17.1倍
87272ヤマハ発動機1.9兆円8.5倍
97270SUBARU1.9兆円21.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

トヨタ自動車から分離独立した1949年

デンソーは1949年12月、トヨタ自動車工業株式会社(現トヨタ自動車)から電装品部門が分離・独立し、資本金1,500万円で日本電装株式会社として設立された。独立の背景には、自動車生産の拡大に伴い電装品の専門メーカーが必要とされたことがある。設立後すぐに、1951年12月に名古屋証券取引所へ上場し、1953年1月には東京・大阪の各証券取引所に上場を果たした。同年11月にはドイツのロバート・ボッシュ社と電装品に関する技術導入契約を締結し、欧州の先進技術を取り入れることで技術基盤を固めた。

デミング賞受賞と生産体制の拡充(1950〜1970年代)

1961年11月、日本電装は品質管理の最高権威であるデミング賞を受賞した。これは当時の徹底した品質管理活動が評価された結果である。1965年5月には刈谷市に池田工場を建設し、1967年7月には安城市に安城製作所、1970年8月には西尾市に西尾製作所を建設するなど、国内生産拠点を拡大した。1970年11月には株式会社日本自動車部品総合研究所(現SOKEN)を設立し、研究開発力を強化した。1978年10月には小型モータの生産を田中計器工業に委託するなど、外注活用も進めた。

海外進出の本格化(1971年〜1990年代)

1971年3月、米国に初の海外現地法人「ニッポンデンソー・オブ・ロスアンゼルス株式会社」を設立し、北米市場に参入した。1972年8月にはタイに、1973年2月にはオランダに現地法人を設立し、アジアと欧州への展開を開始した。1985年12月には米国に新たな法人を設立するなど、海外拠点を段階的に増やした。1990年代に入ると、1993年7月に北九州製作所(現株式会社デンソー九州)を建設し、国内でも生産能力を拡充した。1998年にはオーストラリアとシンガポールに統括会社を設立し、地域ごとの経営体制を整えた。

商号変更と欧州企業買収(1996年〜2001年)

1996年10月、日本電装は商号を株式会社デンソーに変更した。これはグローバルブランドとしての統一を図る目的があった。その後、1999年4月にイタリアのマニェティ・マレッリ社から回転機器事業部門を買収し、デンソー・マニュファクチュアリング・イタリア株式会社とした。2001年3月には同社の空調機器事業部門も買収し、デンソー・サーマルシステムズ株式会社を設立した。これらの買収により、欧州での生産・販売基盤を強化した。同年7月にはチェコ共和国に製造子会社を設立し、中東欧への展開も進めた。

CASE対応と中期経営計画CORE 2030(2020年代)

2020年代に入り、デンソーは自動車業界のCASE対応を加速した。2026年3月期の売上収益は7兆5,400億円に達し、営業利益は5,525億円を見込む。この間、電動化ユニットやADASセンサーの需要拡大に対応するため、半導体やソフトウェア分野への投資を拡大した。2026年3月31日には2030年に向けた中期経営計画「CORE 2030」を発表し、モビリティの多様化に応える商品づくり、現場の知見とAIを融合したモノづくり革新、パートナーとの共創による新たな価値創出の3本柱を掲げた。また、非車載分野ではFA機器や農業ハウス、CO2ヒートポンプ給湯機などの事業も展開している。

年表32件を開く

1940年代

  • 1949年12月創業トヨタ自動車工業株式会社(現 トヨタ自動車株式会社)から分離独立し、資本金1,500万円をもって日本電装株式会社設立

1950年代

  • 1951年12月上場株式を名古屋証券取引所に上場
  • 1953年1月上場株式を東京・大阪の各証券取引所に上場
  • 1953年11月ロバートボッシュ社(ドイツ)と電装品に関する技術導入契約を締結
  • 1959年7月M&A愛知電装株式会社を吸収合併

1960年代

  • 1961年11月品質管理の最高権威であるデミング賞を受賞
  • 1965年5月刈谷市に池田工場建設(2018年4月 閉鎖)
  • 1967年7月安城市に安城製作所建設
  • 1968年10月IC研究室開設(現 セミコンダクタ事業グループに内包)

1970年代

  • 1970年8月西尾市に西尾製作所建設
  • 1970年11月株式会社日本自動車部品総合研究所(現 株式会社SOKEN:連結子会社)を設立
  • 1971年3月米国に初の海外現地法人ニッポンデンソー・オブ・ロスアンゼルス株式会社(現 デンソー・プロダクツ・アンド・サービス・アメリカズ株式会社:連結子会社)を設立
  • 1972年8月タイにニッポンデンソー・タイランド株式会社(現 デンソー・タイランド株式会社:連結子会社)を設立
  • 1973年2月オランダにニッポンデンソー・ヨーロッパ(現 デンソー・インターナショナル・ヨーロッパ株式会社:連結子会社)を設立
  • 1974年6月安城市に高棚製作所建設
  • 1978年10月小型モータを田中計器工業株式会社(現 当社)に生産委託

1980年代

  • 1982年4月三重県員弁郡大安町(現 三重県いなべ市)に大安製作所建設
  • 1984年3月社会福祉法人太陽の家と合弁でデンソー太陽株式会社(現 連結子会社)を設立
  • 1985年12月米国にニッポンデンソー・アメリカ株式会社(現 デンソー・インターナショナル・アメリカ株式会社:連結子会社)を設立
  • 1987年2月豊橋市に豊橋製作所建設
  • 1987年5月愛知県額田郡幸田町に幸田製作所建設

1990年代

  • 1990年2月愛知県知多郡阿久比町に阿久比製作所建設
  • 1990年11月愛知県愛知郡日進町(現 愛知県日進市)に基礎研究所建設(現 先端技術研究所)
  • 1993年7月北九州市八幡西区に北九州製作所(現 株式会社デンソー九州:連結子会社)建設
  • 1996年10月商号変更株式会社デンソーに商号変更
  • 1998年5月オーストラリアにデンソー・インターナショナル・オーストラリア株式会社(現 連結子会社)を設立し、オーストラリアの関係会社を統括
  • 1998年9月西尾市に善明製作所建設
  • 1998年12月シンガポールにデンソー・インターナショナル・アジア株式会社(シンガポール)(現 連結子会社)を設立し、東南アジアの関係会社を統括
  • 1999年4月M&Aイタリアのマニェティ・マレッリ社の回転機器事業部門(現 デンソー・マニュファクチュアリング・イタリア株式会社:連結子会社)を買収

2000年代

  • 2001年3月M&Aイタリアのマニェティ・マレッリ社の空調機器事業部門(現 デンソー・サーマルシステムズ株式会社:連結子会社)を買収
  • 2001年3月創業サウジアラビアにデンソー・アブドゥル・ラティフ・ジャミール有限会社(現 持分法適用会社)を設立
  • 2001年7月チェコ共和国にデンソー・マニュファクチュアリング・チェコ有限会社(現 連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    商品づくりの強化

    半導体の高性能化や材料開発等の基盤技術を深化させ、お客様や社会のニーズに最適な形でシステム統合し、エネルギーマネジメントや高信頼ADASシステム等、車両全体の価値へと拡張する。

  2. 02

    モノづくりの革新

    現場に現存する膨大で模倣困難な知見・ノウハウのデータをAIと融合することで、飛躍的な生産性向上と、高付加価値業務へのシフトを実現する。

  3. 03

    人づくり・パートナーとの共創

    お客様やパートナー、政府や業界団体との強いつながりを活かし、社会課題の解決に取り組む。自動車の技術を応用し、FAや農業、半導体の領域でも、労働力不足の解決や生産性向上に挑む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で154,716人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は915万円で、9期前と比べて+12.1%平均年齢は44.8歳、平均勤続年数は22.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月154,493
2018年3月168,813
2019年3月81743.322.3171,992
2020年3月79843.622.3170,932
2021年3月72143.822.0168,391
2022年3月78744.222.3167,950
2023年3月81144.522.9164,572
2024年3月83944.723.1162,029
2025年3月86344.823.1158,056328
2026年3月91544.822.9154,716357

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率99.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社67(国内 35 / 海外 32、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
〃 — その他 62社1,903億円
〃 — その他 46社1,264億円
本社 — 愛知県刈谷市1,034億円
日本
安城製作所 — 愛知県安城市974億円
北米 — デンソー・マニュファクチュアリング・テネシー㈱(米国 テネシー州)932億円
大安製作所 — 三重県いなべ市857億円
西尾製作所 — 愛知県西尾市827億円
幸田製作所 — 愛知県額田郡幸田町783億円
東京支社他 — 東京都港区 他700億円
〃 — その他 41社695億円
ほか33件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    京三電機㈱
    茨城県古河市 · 連結子会社
    議決権64.2%
  • 国内
    浜名湖電装㈱
    静岡県湖西市 · 連結子会社
    議決権80.1%
  • 国内
    ㈱ デンソーエレクトロニクス
    愛知県安城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デンソーエアシステムズ
    愛知県安城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デンソーソリューション
    愛知県刈谷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デンソーウェーブ
    愛知県知多郡阿久比町 · 連結子会社
    議決権75.2%
  • 国内
    デンソーテクノ㈱
    愛知県大府市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デンソートリム
    三重県三重郡菰野町 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    ㈱デンソー九州
    福岡県北九州市 八幡西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デンソー北海道
    北海道千歳市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デンソー福島
    福島県田村市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デンソー岩手
    岩手県胆沢郡金ケ崎町 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社55社を開く
  • ㈱デンソーテン兵庫県神戸市兵庫区65%
  • ジェコー㈱埼玉県行田市100%
  • デンソー・インターナショナル・アメリカ㈱(注2、4)米国 ミシガン州100%
  • デンソー・プロダクツ・アンド・サービス・アメリカズ㈱米国 カリフォルニア州100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・ミシガン㈱(注2)米国 ミシガン州100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・ノースカロライナ㈱米国 ノースカロライナ州100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・テネシー㈱米国 テネシー州100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・アセンズ・テネシー㈱米国 テネシー州100%
  • デンソー・テン・アメリカ㈱米国 ミシガン州100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・カナダ㈱カナダ オンタリオ州100%
  • デンソー・セールス・カナダ㈱カナダ オンタリオ州100%
  • デンソー・メキシコ㈱メキシコ ヌエボレオン州95%
  • デンソー・ド・ブラジル・リミターダ(注2)ブラジル クリチバ市95%
  • デンソー・インターナショナル・ヨーロッパ㈱(注2)オランダ アムステルダム市100%
  • デンソー・ヨーロッパ㈱オランダ ウェスプ市100%
  • デンソー・バルセロナ㈱スペイン バルセロナ市100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・イタリア㈱イタリア サンサルボ市100%
  • デンソー・サーマルシステムズ㈱(注2)イタリア トリノ市100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・ハンガリー㈲(注2)ハンガリー セーケシュフェヘールヴァール市100%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・チェコ㈲(注2)チェコ リベレツ市100%
  • デンソー・インターナショナル・アジア㈱(シンガポール)(注2)シンガポール サイエンスパーク100%
  • デンソー・インターナショナル・アジア㈱(タイランド)タイ サムットプラカーン県100%
  • デンソー・タイランド㈱タイ サムットプラカーン県52%
  • サイアム・デンソー・マニュファクチュアリング㈱タイ チョンブリ県90%
  • デンソー・セールス・タイランド㈱タイ サムットプラカーン県100%
  • サイアム・キョウサン・デンソー㈱タイ チョンブリ県100%
  • デンソー・テン・タイランド㈱タイ サムットプラカーン県99%
  • デンソー・インドネシア㈱インドネシア ブカシ市68%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・インドネシア㈱インドネシア ブカシ市100%
  • デンソー・セールス・インドネシア㈱インドネシア ジャカルタ市100%
  • デンソー・マレーシア㈱マレーシア セランゴール州73%
  • デンソー・マニュファクチュアリング・ベトナ ム㈲ベトナム ハノイ市95%
  • デンソー・フィリピン ㈱フィリピン ラグナ州100%
  • デンソー・ハリアナ㈲インド ハリアナ州100%
  • 電装(中国)投資有限公司(注2)中華人民共和国 北京市100%
  • 天津電装電機有限公司中華人民共和国 天津市95%
  • 天津電装電子有限公司中華人民共和国 天津市94%
  • 広州電装有限公司中華人民共和国 広州市60%
  • 天津富奥電装空調有限公司中華人民共和国 天津市60%
  • 電装(広州南沙)有限公司中華人民共和国 広州市100%
  • 電装(常州)燃油噴射系統有限公司中華人民共和国 常州市100%
  • 電装(杭州)有限公司中華人民共和国 杭州市100%
  • デンソー・コリア㈱大韓民国 昌原市100%
  • 津田工業㈱愛知県刈谷市22%
  • 神星工業 ㈱愛知県豊田市37%
  • ㈱アドヴィックス愛知県刈谷市34%
  • ㈱NTTデータMSE神奈川県横浜市15%
  • 東芝情報システム㈱神奈川県川崎市20%
  • ㈱BluE Nexus愛知県安城市45%
  • ミシガン・オートモーティブ・コンプレッサー㈱米国 ミシガン州40%
  • ティーディー・オートモーティブ・コンプレッサー・ジョージア㈲米国 ジョージア州23%
  • テーデー・ドイチェ・クリマコンプレッサー㈲ドイツ ザクセン州35%
  • スブロス㈲インド デリー連邦直轄領20%
  • 烟台首鋼豊田工業空調圧縮機有限公司中華人民共和国 烟台市20%
  • トヨタ自動車㈱(注3)愛知県豊田市22%
国際子会社 (GLEIF登録 12社)
  • INDenso Subros Thermal Engineering Centre India Private Limited
  • INDENSO INTERNATIONAL INDIA PRIVATE LIMITED
  • INDENSO KIRLOSKAR INDUSTRIES PRIVATE LIMITED
  • INDENSO INDIA PRIVATE LIMITED
  • BEDENSO SALES BELGIUM
  • INDENSO HARYANA PRIVATE LIMITED
  • SGDENSO INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD.
  • ITDENSO MANUFACTURING ITALIA S.P.A.
  • CZDENSO MANUFACTURING CZECH s.r.o.
  • NLDENSO EUROPE B.V.
  • USDENSO INTERNATIONAL AMERICA, INC.
  • USDENSO TEN AMERICA LIMITED

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発低圧・低濃度CO2分離回収の低コスト化技術開発・実証工場排ガス等からの中小規模CO2分離回収技術開発・実証/低濃度・分散排出源CO2の分離回収技術開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-26
    16.3億円
  • 調達
    経済安全保障重要技術育成プログラム/重希土フリー磁石の高耐熱・高磁力化技術準安定非平衡化合物を基とする新規永久磁石の開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-09-11
    10.5億円
  • 調達
    次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト空飛ぶクルマの性能評価手法の開発次世代空モビリティの電動推進システムの設計・製造承認に向けた環境試験技術の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-09-28
    6.9億円
  • 調達
    戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験HMI
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-09-07
    3億円
  • 調達
    燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業/共通課題解決型基盤技術開発/配位高分子を用いた中温作動燃料電池の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-09-29
    2.2億円
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム強化学習による解体計画と物体操作の自律化の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-07-08
    7,494万円
  • 調達
    戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-01-31
    7,330万円
  • 調達
    燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業水素利用等高度化先端技術開発規則的ナノ細孔を活用した中温プロトン伝導膜の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-09-13
    4,552万円
  • 調達
    バイオジェット燃料生産技術開発事業/微細藻類基盤技術開発/微細藻バイオマスのカスケード利用に基づくバイオジェット燃料次世代事業モデルの実証研究
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-10-28
    2,399万円
  • 調達
    二国間クレジット制度(JCM)等を活用した低炭素技術普及促進事業低炭素技術による市場創出促進事業(実証前調査)中長距離陸上貨物輸送における低炭素化のための燃料電池(FC)トラック技術実証事業(タイ)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-10-13
    1,500万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7.5兆円営業利益5,525億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.3%、利益が+6.5%。

売上高
+5.3%
7.5兆円
営業利益
+6.5%
5,525億円
純利益
+5.9%
4,438億円
営業利益率
7.3%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高7.8兆円7.5兆円
営業利益5,000億円5,525億円
純利益3,820億円4,438億円
1株あたり配当¥74¥74

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1.9兆円、営業利益は842億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.7%、営業利益は−10.8%。

対象期間売上高兆円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1.771,168
2024年1Q1.719445.5855
2024年2Q1.801,1746.5834
2024年3Q1.842681.567
2024年4Q1.791,372
2025年2Q3.472,5127.21,908
2025年4Q3.692,6787.32,283
2026年2Q3.592,1145.91,314
2026年4Q3.953,4118.63,124
2027年1Q1.918424.4679

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は3.6兆円から7.5兆円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.3%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高兆円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3.582,9601,817
2014年3月4.094,1962,772
2015年3月4.313,9742,584
2016年3月4.522,443
2017年3月4.532,576
2018年3月5.113,206
2019年3月5.362,545
2020年3月5.15681
2021年3月4.941,251
2022年3月5.522,639
2023年3月6.403,146
2024年3月7.143,128
2025年3月7.165,1907.24,191
2026年3月7.545,5257.34,438

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高7.5兆円のうち、営業利益として残るのは5,525億円7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4,438億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.5%6.4兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.9%5,986億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%5,525億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.2pt
7.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.2pt
5.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.8pt
8.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが5,110億円、投資CFが−169億円で、差し引きのフリーCFは4,941億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は1.2兆円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高兆円
2013年3月3,748−2,692−9851,0560.71
2014年3月4,712−3,760−1,7609520.64
2015年3月3,832−1,115−1,3572,7170.79
2016年3月5,529−5,448−1,047810.67
2017年3月4,678−1,080−2,4053,5980.79
2018年3月5,580−5,291−4032890.78
2019年3月5,335−5,147−9221880.71
2020年3月5,953−4,474−2,4091,4790.60
2021年3月4,372−3,9592,3874130.90
2022年3月3,956−3,016−1,5959400.87
2023年3月6,027−3,637−4,0012,3900.73
2024年3月9,618−4,595−4,9675,0230.79
2025年3月7,5871,219−6,7748,8060.99
2026年3月5,110−169−3,5504,9411.19

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は8.7兆円。このうち返さなくてよい自己資本が5.5兆円で、自己資本比率は62.9%(業種中央値53.0%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本兆円負債兆円自己資本比率%
2013年3月4.162.401.7657.7
2014年3月4.642.801.8460.3
2015年3月5.283.331.9663.0
2016年3月5.043.121.9261.9
2017年3月5.153.311.8464.3
2018年3月5.763.602.1762.4
2019年3月5.793.602.2062.1
2020年3月5.653.402.2560.1
2021年3月6.773.892.8857.5
2022年3月7.434.303.1357.9
2023年3月7.414.383.0359.1
2024年3月9.095.543.5660.9
2025年3月8.134.982.9461.3
2026年3月8.735.493.0262.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
1.2兆円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3.9兆円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3.0兆円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

輸送用機器 82社との比較

同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率82社中18位あたり、逆に低いのはROE82社中30位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.5%/中央値 5.7%
P25 3.3%P75 9.7%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
7.3%/中央値 5.1%
P25 2.6%P75 7.3%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.9%/中央値 53.0%
P25 40.5%P75 65.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.3%/中央値 2.1%
P25 -1.4%P75 6.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.2%
P25 2.4%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,922で、1年前と比べて-7.0%過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。

¥1,922-3.0%1ヶ月+1.7%1年-7.0%時価総額5.6兆円
過去52週の値幅
安値¥1,801高値¥2,373

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.8倍
PER (会社予想)12.8倍
PBR0.94倍
配当利回り3.85%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8/21終値は1948.5円と前日比+0.13%でほぼ横ばい。25日移動平均線(1974円)をわずかに下回るものの、75日線(1922円)は上回っており、中期的な地合いは良好。1か月で‐2.2%と小幅安だが、7/29の2208円からは11.7%下落して調整した後、下値では買いが入っている。52週高値2373円に対しては約18%下の水準。出来高は8/13に1256万株と増加したが、直近は520万株とやや減少し、売買が一服。RSIは47.5と中立圏で、方向感が出るまで様子見が続きそうだ。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは11.96倍と予想PER13倍を下回り、PBR0.9554倍と1倍割れ、ROE8.48%、配当利回り3.8%と高い。同業他社平均(PER16.66倍、PBR1.13倍、利回り2.96%)と比較し、PER・PBRは大幅に低く、配当利回りは平均を上回る。自動車部品需要は安定し、利益成長も見込まれる。割安だが業績の伸び率は緩やかで、成長期待は限定的。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.8倍16.3倍
PER (予想)12.8倍
PBR0.94倍1.12倍
ROE8.5%7.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電動化や自動運転の進展に伴い、自動車の付加価値が電子基盤やソフトウェアに移行する中、デンソーはこれらの領域で重要なプレーヤーである。強気派は、トヨタとの関係と技術力を背景に、電動化製品の需要拡大やソフトウェア領域での成長を期待する。一方、弱気派は、競争激化や価格圧力、トヨタ依存度の高さ、業績の cyclicality を懸念する。また、現在のPERが7.48倍と低く、割安感があるとの見方もあれば、ROEが8.48%と資本効率は高くないとの指摘もある。

プラスに働く材料7
  • 電動化需要の追い風

    モーターやインバーターなど電動化製品の需要拡大が見込まれる。

  • 技術力とトヨタ関係

    独自技術とトヨタとの強固な関係で安定供給。

  • 割安感と増益計画

    PER7.48倍と割安、2026年3月期も増益予想。

  • 2026年3月期は営業利益5,525億円と増益通年影響

    営業利益は5,190億円から5,525億円へ335億円増、純利益も4,191億円から4,438億円へ

  • 売上高7兆5,400億円と5.3%増通年影響

    売上高は7兆1,618億円から7兆5,400億円へ3,782億円増

  • PBR0.95倍の1倍割れ、配当利回り3.84%次回株主総会影響

    PBR0.95倍、配当利回り3.84%と割安で、株主還元が下支え

  • ROE8.48%と資本効率は安定継続影響

    ROE8.48%、PBR0.95倍と投資指標が見直し局面

マイナスに働く材料7
  • トヨタ依存のリスク

    売上の多くをトヨタグループに依存し、集中リスク。

  • 競争激化と価格圧力

    電動化部品は新規参入も多く、価格競争に直面。

  • ROEは低水準

    ROE8.48%は資本効率の改善余地を示す。

  • 営業利益率7.33%と低水準継続影響

    売上高7兆5,400億円に対し営業利益5,525億円、利益率7.33%

  • 予想PER12.9倍と実績7.48倍の乖離不定影響

    予想PER12.9倍は実績PER7.48倍を大きく上回り、期待低下の懸念

  • 株価は1年で5.83%下落継続影響

    過去1年-5.83%と軟調、高配当も需給の弱さを補えない

  • 外国人持株比率21.95%が需給変動要因継続影響

    外国人持株比率21.95%と中位、海外投資家の売買で値動きが大きい

次の決算で確かめる点
電動化製品売上高
電動化関連の需要動向を直接反映するため。
トヨタグループ向け売上比率
依存度の変化を監視するため。
営業利益率
価格競争やコスト影響を測る指標。
研究開発費
将来の競争力維持のための投資規模を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり74で、前期から+4.7%いまの株価に対する利回りは3.85%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥74
1株あたり
配当利回り
3.85%
いまの株価に対して
配当性向
26.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3080.6
2018年3月338.362.5
2019年3月357.756.0
2020年3月350.0
2021年3月350.0265.6
2022年3月3910.763.1
2023年3月4619.461.5
2024年3月5518.971.3
2025年3月6416.430.4
2026年3月674.726.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥74

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ217,647人。区分でいちばん多いのは事業法人31.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.5%を占め、残る42.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人40.640.639.530.432.031.7
金融機関27.928.326.224.927.525.8
外国法人20.819.320.125.223.921.9
個人・その他8.810.312.617.714.318.6
自己株式1.73.15.07.63.27.5
証券会社1.91.61.51.72.42.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01トヨタ自動車株式会社20.57
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.06
03株式会社豊田自動織機5.42
04トヨタ不動産株式会社4.58
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.42
06日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.98
07デンソー従業員持株制度会1.90
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.10
09全国共済農業協同組合連合会(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)1.05
10明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-06-25
    株式会社豊田自動織機
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -6.35pt
  • 2026-06-05
    株式会社豊田自動織機
    新規の大量保有報告
    6.35%
  • 2026-06-05
    ブラックロック・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    1.45%
  • 2026-05-15
    株式会社豊田自動織機
    新規の大量保有報告
    6.35%
  • 2026-05-13
    トヨタ自動車株式会社
    新規の大量保有報告
    20.57%
    +1.57pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−28%、1株純資産は14期で−32%。直近期のROEは8.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2273,0208.417.635.1
2014年3月3483,51210.714.238.1
2015年3月3244,1728.416.944.3
2016年3月3073,9407.614.760.8
2017年3月3264,2158.015.080.6
2018年3月4104,6159.314.262.5
2019年3月3264,6407.113.256.0
2020年3月221,0961.939.7
2021年3月401,2553.445.5265.6
2022年3月861,4086.422.963.1
2023年3月1041,4617.317.961.5
2024年3月1051,9026.327.571.3
2025年3月1451,7678.012.730.4
2026年3月1632,0408.511.926.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額1,207百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
有馬浩二取締役会長68248,790
林新之助取締役社長 代表取締役62125,536
松井靖取締役副社長 代表取締役6275,838
山崎康彦取締役副社長 代表取締役6265,510
豊田章男取締役70200,000
櫛田誠希取締役6810,800
三屋裕子取締役684,700
Joseph P.Schmelzeis, Jr.取締役634,100
丹羽基実常勤監査役6339,200
林克憲常勤監査役6111,234
後藤靖子監査役684,200
喜多村晴雄監査役6811,628
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
馬場久美子60
木下範子取締役62
犬塚直人常勤監査役6218,669
山上眞人監査役53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8384213367964121
監査役514314329
社外取締役3636321
社外監査役2373719

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」でデンソーを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,837字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 連結会社は、当社(株式会社デンソー)及び子会社190社、関連会社62社により構成されています。連結会社の事業内容及び連結会社各社の当該事業における位置付けは、次のとおりです。 「日本」、「北米」、「欧州」、「アジア」、「その他」の各セグメントで以下製品を製造・販売しています。 区分   主要製品 サーマルシステム   [エアコンシステム]HVAC、ベルト駆動コンプレッサ、キャビンエアフィルタ、シート空調[サーマルコンポーネント]コンデンサ、ラジエータ、熱マネジメント製品(チラー、水冷コン)、インバータ冷却器[サーマルマネジメントシステム]電動コンプレッサ、ホース配管、熱マネジメント製品(ヒートポンプシステム) [サーマル社会ソリューション]バス・農建機用エアコン、トラック用冷凍機、小型モバイル冷凍機 パワトレインシステム   [インジェクションコンポーネント]ディーゼル製品(コモンレールシステム、列型・分配型ポンプ、ノズル、フューエルフィルタ、尿素SCRインジェクタ)ガソリン製品(ポート噴射インジェクタ、直噴インジェクタ、直噴ポンプ) [エンジンコンポーネント]点火製品 (点火コイル、点火プラグ)排気製品 (排気センサ、排気温センサ、NOxセンサ、排ガス浄化用基材)可変動弁製品(可変カムタイミング、オイルコントロールバルブ)吸排気弁製品(EGRバルブ、スロットルボデー)二輪製品 (二輪車用回転機、二輪車用エンジンECU)フィルタ (エアクリーナ、オイルフィルタ) [トラクション&アクセサリーモータ]発電始動製品(スタータ、オルタネータ)、MG、ISG [シャシーコントロールコンポーネント]機電一体型2系統駆動電動パワーステアリング、制御ブレーキECU [パワーエレクトロニクスコンポーネント]PCU、インバータ、パワーモジュール [パワーサプライコントロール]電池ECU、充電ECU、ジャンクション・ブロック、ESU、高電圧リレー、低電圧リレー、電池パック モビリティエレクトロニクス   [エレクトロニクス]エンジンECU、ハイブリッドECU、BEV ECU、e-VCT、トランスミッションECU、SBW ECU、フューエルポンプECU、スマートキーシステム、エアコンECU、ボデーECU、エアバッグ用センサ&ECU、コンビネーションメータ、車載インフォテインメントシステム、テレマティクスコントロールユニット、ETC車載器、これら製品に搭載されるソフトウェア [セーフティシステム]AD/ADAS ECU、画像センサ、ミリ波レーダ、レーザレーダ、ソナーセンサ&ECU、周辺監視カメラ&ECU、ドライバーステータスモニタ、HMIコントロールユニット、路車間・車車間通信機、これら製品に搭載されるソフトウェア [音]車両接近通報装置、ブザー 区分   主要製品 システムコンポ   [メカトロニクスシステム]CASE領域製品(シフトバイワイヤアクチュエータ、マルチコントロールバルブ)エバポ製品  (エバポリークチェックモジュール、パージバルブ)駆動制御製品(A/Tモジュール、A/Tソレノイドバルブ)センサ類    (エアフロメータ、アクセルペダルモジュール) [センシングシステム]各種半導体センサ(圧力センサ、電流・磁気センサ、光センサ、温度センサ) [モータ]ワイパシステム、ウォッシャシステム、パワーウィンドモータ、パワーシートモータ、エンジン制御用モータ、ブロワモータ、電動ファンモータ セミコンダクタ   [セミコンダクタ]特定用途向けIC、パワー半導体 非車載事業   [FA関連]自動化設備、各種ロボット、プログラマブルコントローラ、バーコード/QRコードスキャナ&ハンディターミナル、ICカードリーダ&ライタ、RFIDリーダ&ライタ、物流合理化システム、在庫管理システム[冷却・空調関係]スポットクーラ&ヒータ[フードバリューチェーン関連]大規模向け農業ハウス及び施設園芸関連製品、種苗[生活関連]自然冷媒(CO2)ヒートポンプ式給湯機、V2H充放電設備、住宅用空調、地域情報配信システム[その他]ナンバー検知おもてなしシステム、高速逆走防止システム [事業系統図] 連結会社の事業系統図及び主要な会社名は次のとおりです。 なお、当社は製造・販売・研究開発及び子会社・関連会社の統括の各機能を有しています。
経営方針・対処すべき課題1,470字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において連結会社が判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 ①  魅力ある製品で、お客様に満足を提供する。 ②  変化を先取りし、世界の市場で発展する。 ③  自然を大切にし、社会と共生する。 ④  個性を尊重し、活力ある企業をつくる。 を経営の方針としています。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 連結会社は売上収益、営業利益及びROE(自己資本利益率)を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として用いています。 (3) 対処すべき課題 事業を取り巻く環境は、かつてないスピードで変化しています。高度運転支援や自動運転等、クルマの知能化は加速し、モビリティはエネルギー事情や産業政策、人々の暮らし方等、それぞれの国や地域の特性に根差しながら多様な進化を遂げています。また、AI技術は劇的に進化し、ロボット等、実世界の機器と融合しながら、デジタル領域からフィジカル(物理)領域へと広がりを見せています。この流れは、人が持つ可能性や社会の機能を拡張し、価値創出の質とスピードを向上させています。 当社は、変わりゆく事業環境の中でも、創業以来一貫してお客様や社会が求める課題解決に挑み続けてきました。会社設立から7年後の1956年に制定された「社是」の中にも、すべての社員がお客様や市場の声に真摯に向き合い、その時代の先端技術とモノづくりの力でより良い製品・サービスを作り、お客様や社会に届けることで、社会課題を解決する企業姿勢が刻まれています。 この変わらぬ「デンソーらしさ」を大切にしながら、さらに進化していくために、これまで培ってきた先端研究開発力と、メカ・エレクトロニクス・ソフトウェアを融合するシステム提案力、高効率・高品質なモノづくりの力に磨きをかけていきます。そして、15万人を超えるグローバル人財と、長年に亘り築き上げてきたお客様やパートナーの皆様との共創の力で、変化する社会課題の解決に挑み続けます。 2026年3月31日に、2030年に向けた中期経営計画「CORE 2030」を発表しました。変わらぬデンソーらしさを礎として、成長戦略における3つの柱で事業成長を力強く加速させ、価値創出を果たして参ります。 <成長戦略の3つの柱> ① モビリティの多様化に応える「商品づくりの強化」: 半導体の高性能化や材料開発等の基盤技術を深化させ、お客様や社会のニーズに最適な形でシステム統合し、エネルギーマネジメントや高信頼ADASシステム等、車両全体の価値へと拡張します。 ② 現場に宿る実践知とAIを融合した「モノづくりの革新」: 現場に現存する膨大で模倣困難な知見・ノウハウのデータをAIと融合することで、飛躍的な生産性向上と、高付加価値業務へのシフトを実現します。 ③ 新たな価値創出をけん引する「人づくり・パートナーとの共創」: お客様やパートナーの皆様、政府や業界団体との強いつながりを活かし、社会課題の解決に取り組みます。自動車の技術を応用し、FAや農業、半導体の領域でも、労働力不足の解決や生産性向上に挑みます。 中期経営計画「CORE 2030」の詳細はこちらをご参照ください。 https://www.denso.com/jp/ja/about-us/corporate-info/policy/mid-term_management_plan2030/
事業等のリスク6,269字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 連結会社の事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しています。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しています。連結会社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めていきます。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月11日)現在において連結会社が判断したものです。 (1) 事業環境に関するリスク ①  経済状況 連結会社の全世界における営業収入のうち、重要な部分を占める自動車関連製品の需要は、連結会社が製品を販売している国又は地域の経済状況の影響を受けます。従って、日本、北米、欧州、アジアを含む連結会社の主要市場における景気後退及びそれに伴う自動車需要の縮小は、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、連結会社の事業は、競合他社が製造を行う地域の経済状況から間接的に影響を受ける場合があります。例えば、競合他社が現地でより低廉な人件費の労働力を雇用した場合、連結会社と同種の製品をより低価格で提供できることになり、その結果、連結会社の売上が悪影響を受ける可能性があります。さらに、部品や原材料を製造する地域の現地通貨が下落した場合、連結会社のみならず他のメーカでも、製造原価が下がる可能性があります。このような傾向により、輸出競争や価格競争が熾烈化し、いずれも連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性が生じることになります。 ②  為替レートの変動 連結会社の事業には、全世界における製品の生産と販売が含まれています。各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は、連結財務諸表の作成のために円換算されています。換算時の為替レートにより、これらの項目は現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。一般に、他の通貨に対する円高(特に連結会社の売上の重要部分を占める米ドル、ユーロ及び元に対する円高)は連結会社の事業に悪影響を及ぼし、円安は連結会社の事業に好影響をもたらします。 連結会社が日本で生産し、輸出する事業においては、他の通貨に対する円高は、連結会社製品のグローバルベースでの相対的な価格競争力を低下させ、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。連結会社は、為替相場や金利の変動リスクを軽減するために、現地生産や通貨ヘッジ取引を行い、主要通貨間の為替レートの短期的な変動による悪影響を最小限に止める努力をしていますが、中長期的な為替レートの変動により、計画された調達、製造、流通及び販売活動を確実に実行できない場合があるため、為替レートの変動は連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③  原材料や部品の供給による影響 連結会社は、製品の製造に使用する原材料や部品を複数のグループ外供給元から調達しています。これらのグループ外供給元とは、基本取引契約を締結し、安定的な取引を行っていますが、市況の変化、並びに通商課題による価格の高騰や品不足、さらには供給元の不慮の事故、地政学的要因等による原材料や部品の不足が生じないという保証はありません。その場合、連結会社製品の製造原価の上昇、さらには生産停止を招く等、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関するリスク ①  新製品開発力 連結会社は、直近売上収益の9%台を目安として研究開発投資を行う等、積極的な研究開発活動を実施しており、継続して斬新で魅力ある新製品を開発できると考えていますが、新製品の開発と販売のプロセスは、その性質から複雑かつ不確実なものであり、以下をはじめとする様々なリスクが含まれます。 ⅰ) 新製品や新技術への投資に必要な資金と資源を、今後十分充当できる保証はありません。 ⅱ) 長期的な投資と大量の資源投入が、成功する新製品又は新技術の創造へつながる保証はありません。 ⅲ) 連結会社が顧客からの支持を獲得できる新製品又は新技術を正確に予想できるとは限らず、また、これらの製品の販売が成功する保証はありません。 ⅳ) 新たに開発した製品又は技術が、独自の知的財産権として保護される保証はありません。 ⅴ) 技術の急速な進歩と市場ニーズの変化により、連結会社製品が時代遅れになる可能性があります。 ⅵ) 現在開発中の新技術の製品化遅れにより、市場の需要について行けなくなる可能性があります。 上記のリスクをはじめとして、連結会社が業界と市場の変化を十分に予測できず、魅力ある新製品を開発できない場合には、将来の成長と収益性を低下させ、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②  価格競争 自動車業界における価格競争は極めて厳しい状況が継続しています。 競合先は新興自動車部品メーカも含めグローバルに存在し、その一部は連結会社よりも低コストで製品を提供しています。さらに、自動車のカーエレクトロニクス化を背景に、民生用エレクトロニクス製品メーカやAI技術を活用した新興企業の参入、並びに既存競合先間での合従連衡が進展する可能性があります。 また、物価高騰や米国関税影響等のコスト上昇が利益を圧迫する要因にもなっています。 これらの競争環境の変化により、連結会社の競争優位性が低下した場合には、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 連結会社は、高品質かつ高付加価値な自動車関連製品を世界各国に提供するグローバルリーディングメーカであり、今後も継続した研究開発投入による競争優位性の確保に努めますが、競合他社の技術力・生産能力の急速な進展や市場構造の変化により、将来においても有効に競争できるという保証はありません。コスト上昇局面における価格競争力の低下による顧客離れは、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③  製品の欠陥 連結会社は、世界中の工場で世界的に認められている品質管理基準に従って各種の製品を製造しています。しかし、すべての製品について欠陥が無く、将来にリコールが発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償については保険に加入していますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。さらに、引き続き連結会社がこのような保険に許容できる条件で加入できるとは限りません。大規模なリコールや製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、多額のコストの発生や連結会社の評価が低下することに伴う売上の減少を招き、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④  顧客企業の業績への依存 連結会社の事業の大部分を占める自動車メーカ向け部品供給事業は、世界中の自動車メーカを対象としており、提供する製品は、自動車部品におけるサーマルシステム、パワトレインシステム、モビリティエレクトロニクス、システムコントロールコンポ―ネント、セミコンダクタ等多岐にわたります。これらの分野における顧客企業への売上は、その顧客企業の業績や連結会社が管理できない要因により影響を受ける可能性があります。また、顧客企業の価格引き下げ要請は、連結会社の利益率を低下させる可能性があります。顧客企業の業績不振、予期しない契約の打ち切り、顧客企業の調達方針の変化、大口顧客の要求に応じるための値下げは、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 連結会社の売上の約半分を、トヨタグループ向けが占めています。これらの特定の顧客グループへの売上は、その顧客企業の業績により大きな影響を受ける可能性があります。 ⑤  企業買収・資本提携 連結会社は、既存提携関係の強化又は新規提携を行うことにより、事業の拡大、機能強化又は新技術の開発を目指しています。このため、他社との提携による新会社設立や既存企業への投資を行っており、さらに、今後も投資活動を行う可能性があります。 新規投資については、幅広い視点から十分に議論を重ねた上で実行に移していますが、投資先企業の価値が低下した場合や提携企業との間で戦略性や優先順位について不一致が生じた場合には、投資に見合った効果を享受できず、投資金額の回収が困難となり、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥  国際的活動及び海外進出に潜在するリスク 連結会社の生産及び販売活動において、北米や欧州、アジア等の海外市場の占める割合は、年々、高まる傾向にあります。これらの海外市場への事業進出には以下に掲げるようないくつかのリスクが内在しており、これらの事態が発生した場合には、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⅰ) 予期しない法律又は規制の変更 ⅱ) 不利な政治的又は経済的要因の発生 ⅲ) 人材の採用と確保の難しさ ⅳ) 社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる事業活動への悪影響 ⅴ) 潜在的に不利な税影響 ⅵ) ストライキ、テロ、戦争、疾病、その他の要因による社会的又は経済的混乱 ⑦  環境問題の重要性の高まりに係るリスク 連結会社は、国内及び海外の環境法規制を遵守した上で、環境負荷の低減と高効率な移動の実現に取り組んでいます。具体的には、会社の環境方針「エコビジョン2025」に基づき、事業活動における環境負荷の削減、環境効率・資源生産性の追求及び環境規制に適合した製品開発に努めています。 しかし、世界的な人口の増加や経済発展・利便性の追求により、エネルギーや資源の消費スピードが加速していることから、地球温暖化や資源枯渇、環境汚染等のリスクへの懸念が高まっています。それに伴い環境に関する取り組みの重要性は益々高まり、今後も様々な環境規制が改正・強化され、即時の対応や将来に向けての取り組みを求められる可能性があります。その対応が不十分な場合には、製品の売上減少、生産量の限定又はレピュテーション低下等、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧  気候変動によるリスク 国連気候変動枠組条約第21回締結国会議(COP21)において「パリ協定」が採択され、平均気温の上昇を抑えるため、温室効果ガスの削減に向けた取り組みが世界的に進められています。また直近では、主要各国政府が脱炭素を宣言、国家成長戦略の重大な政策の1つとして位置づけています。このような背景から、気候変動への対応は、経済成長を制約するものではなく、競争力の源泉になるものと考えています。 連結会社では、持続可能なモビリティ社会のあり方を模索し、長期ビジョンで掲げた、「環境」の提供価値を最大化する目標に向けて、2019年に賛同を表明した「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」のフレームワークを参照し、気候変動が事業に与える影響とそれによる機会とリスクをシナリオに基づいて分析、事業戦略に反映していくように検討を進めました。 気候変動によるリスクについては、以下のとおり連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。脱炭素社会への移行リスクとして、気候変動に伴う燃費・排ガス規制や電動化の拡大に、現行製品が適切に対応できないことで、販売機会を喪失する可能性があります。また物理リスクとしてサイクロンや洪水等の異常気象の深刻化と頻度の上昇が考えられ、工場の操業停止やサプライチェーンの分断により売上が減少する可能性があります。 これらのリスクへ対処すべく、移行リスクについては、サーマルシステム事業、パワトレインシステム事業等において新たな燃費規制や電動化需要に応えるための研究開発の加速と得意先への提案をしています。また物理リスクについては、建物、構造物への気象災害対策(洪水含む)の実施のほか、部材等の購入先を複数社化することによりサプライチェーンに対するリスクマネジメントの強化に取り組んでいます。詳細については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 気候変動」をご参照ください。 ⑨  情報セキュリティリスク 連結会社は、様々なグループ内専用ネットワークや情報技術システムを利用しています。さらに、連結会社の車載製品は、高度運転支援や自動運転等の高度な情報技術システムに使われています。 連結会社は、社内ネットワークや生産ライン等にセキュリティ対策を講じるとともに、社員へのセキュリティに対する更なるリテラシー向上教育を実施する等、情報資産の保護、技術流出への対策、安定的な供給の実現を図っているほか、車載製品をサイバー攻撃から守る技術を開発し、確実に搭載すべくグループ独自の仕組みを構築、運用の定着に取り組んでいます。 しかしながら、サイバー攻撃等の不正行為は脅威を増しており、連結会社を標的とした事象も発生しています。想定を大幅に超えるサイバー攻撃等を受けた場合、重要な業務の中断、機密情報の漏洩、車載製品の機能への悪影響等が生じる可能性もあります。その結果、競争力の喪失やレピュテーション低下を招き、連結会社の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) その他のリスク ①  災害等による影響 連結会社は、大規模な自然災害、事故、疫病等の発生時に製造ラインの中断等による事業へのマイナス影響を最小化するため、すべての設備における定期的な災害防止検査と設備点検、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)や有事行動マニュアルの策定等の減災対応に取り組んでいます。 しかし、連結会社の生産施設及び連結会社の顧客企業、仕入先企業で発生する災害等による中断等の影響を完全に防止又は軽減できる保証はありません。例えば、連結会社の事業所の多くは南海トラフ地震防災対策推進地域に所在しており、この地域で大規模な地震が発生した場合、生産・納入活動が停止する可能性があります。 ②  法的手続 連結会社は、ビジネス活動において、継続的なコンプライアンスの実践に努めています。それにも関わらず、様々な訴訟及び規制当局による法的手続の当事者となる可能性があり、その場合には連結会社の業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。 ③  人権 連結会社は、従来「デンソーグループサステナビリティ方針」や「社員行動指針」において、人権を侵害する労働又はそれに準ずる行為の禁止を明文化し、グループで共有するとともに徹底を図っています。年々、グローバル社会でビジネスにおける人権尊重への取り組みの重要性が高まる中、人権に関する取り組みをより一層推進すべきと考え、人権に関する個別方針「デンソーグループ人権方針」に沿って対応を進めています。 しかしながら、差別やハラスメントによるコンプライアンス違反が発生した場合、社会的信頼が失墜し、連結会社の業績及び財務状況に悪影響が及ぶ可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,744字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 連結会社に関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容です。 連結会社の連結財務諸表は、連結財務諸表規則第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しています。この連結財務諸表の作成に当たり必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しています。また、当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 2.作成の基礎 (4) 重要な会計上の判断、見積り及び仮定」に記載しています。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において連結会社が判断したものです。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は、米国による関税政策の影響がある中、主要国の金融・財政政策や、世界的なAI関連投資の増加を背景に、底堅く推移しました。一方で、中東情勢に起因するサプライチェーンの混乱やインフレの進行等、地政学的分断による不確実性が高まりました。 ① 事業全体及びセグメント情報に記載された区分ごとの状況 当連結会計年度の業績について、売上収益は、車両販売の増加により、7兆5,400億円(前年度比3,782億円増、5.3%増)となりました。営業利益は、米国関税、部材費高騰及び人への投資増加等の影響があるものの、合理化努力や操業度の良化等により、5,525億円(前年度比336億円増、6.5%増)となりました。税引前利益は6,173億円(前年度比393億円増、6.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は4,438億円(前年度比247億円増、5.9%増)となりました。 当連結会計年度の資産は、現金及び現金同等物の増加等により、前連結会計年度末に比べ6,059億円増加し、8兆7,309億円となりました。負債は、社債及び借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ789億円増加し、3兆150億円となりました。資本は、当期利益及び包括利益の増加等により、前連結会計年度末に比べ5,269億円増加し、5兆7,158億円となりました。 セグメント別の業績については、日本の売上収益は、車両販売の増加により、4兆4,041億円(前年度比1,877億円増、4.5%増)、営業利益は、合理化努力があるものの、部材費高騰や人への投資増加の影響等により、1,859億円(前年度比346億円減、15.7%減)となりました。資産は、現金及び現金同等物やその他の金融資産の増加等により、5兆4,139億円(前年度末比2,924億円増)となりました。 北米地域の売上収益は、車両販売の増加により、2兆251億円(前年度比1,620億円増、8.7%増)、営業利益は、米国関税の影響があるものの、合理化努力や一過性の費用回収により、1,323億円(前年度比343億円増、34.9%増)となりました。資産は、現金及び現金同等物や営業債権及びその他の債権の増加等により、1兆1,795億円(前年度末比1,958億円増)となりました。 欧州地域の売上収益は、円安進行や車両販売の増加により、7,679億円(前年度比492億円増、6.8%増)、営業利益は、合理化努力等により、278億円(前年度比191億円増、221.3%増)となりました。資産は、営業債権及びその他の債権や無形資産の増加等により、6,459億円(前年度末比1,170億円増)となりました。 アジア地域の売上収益は、車両販売の増加により、1兆9,769億円(前年度比368億円増、1.9%増)、営業利益は、合理化努力等により、1,788億円(前年度比94億円増、5.5%増)となりました。資産は、棚卸資産や契約の履行のためのコストから認識した資産の増加等により、1兆7,811億円(前年度末比365億円増)となりました。 その他地域の売上収益は、1,263億円(前年度比73億円増、6.1%増)、営業利益は、249億円(前年度比26億円増、11.7%増)となりました。資産は、棚卸資産や有形固定資産の増加等により、1,129億円(前年度末比217億円増)となりました。 ② 生産、受注及び販売の状況 ⅰ) 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)(百万円)   前年同期比(%) 日本   3,165,765   104.4 北米   2,012,358   110.3 欧州   681,288   106.2 アジア   1,631,740   101.4 報告セグメント計   7,491,151   105.4 その他   131,030   103.3 合計   7,622,181   105.3 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間取引については相殺消去しています。 ⅱ) 受注実績 連結会社はトヨタ自動車株式会社を始めとして、各納入先より四半期ごとに生産計画の提示を受け、連結会社の生産能力を勘案して生産計画を立てる等、すべて見込生産を行っています。 ⅲ) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)(百万円)   前年同期比(%) 日本   3,087,881   105.8 北米   2,012,358   108.9 欧州   691,545   107.0 アジア   1,622,176   99.5 報告セグメント計   7,413,960   105.3 その他   126,015   106.0 合計   7,539,975   105.3 (注1)セグメント間の取引については相殺消去しています。 (注2)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。 相手先   前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) トヨタ自動車㈱   1,902,231   26.6   1,991,604   26.4 (2) キャッシュ・フローの状況 ① キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの状況については、現金及び現金同等物(以下、「資金」)は、営業活動により5,110億円増加、投資活動により169億円減少、財務活動により3,550億円減少等の結果、当連結会計年度は前連結会計年度と比べ2,026億円増加し、1兆1,891億円となりました。 営業活動により得られた資金は、前年度の7,587億円に対し、5,110億円となり、2,477億円減少しました。この減少は、前年度と比べ税引前利益が393億円増加した一方、仕入債務の増減額が1,270億円減少したことや、法人所得税の支払額が923億円増加したこと等によるものです。 投資活動により使用した又は得られた資金は、前年度の1,219億円増加に対し、169億円減少となり、1,388億円減少しました。この減少は、Axia Group B.V.の株式を取得し完全子会社としたことによる554億円の支出に加え、前年度に比べ資本性金融商品の売却による収入が379億円減少したこと等によるものです。 財務活動により使用した資金は、前年度の6,774億円に対し、3,550億円となり、3,224億円減少しました。この減少は、前年度と比べ借入金による調達額3,544億円増加したこと等によるものです。 当連結会計年度における有形固定資産の取得額は、前連結会計年度の3,801億円から2.6%減少し、3,702億円となりました。この減少は、注力分野への投入強化と規律ある事業運営を両立しながら投資を推進したことによるものです。 ② 資本の財源及び資金の流動性について 資本の財源及び資金の流動性について、連結会社の運転資金及び設備投資資金は、主として自己資金により充当し、必要に応じて借入又は社債の発行等による資金調達を実施することを基本方針としています。 当連結会計年度は、連結会社の運転資金及び設備投資資金について、自己資金及び、借入・社債発行による資金を充当しました。 連結会社の資本的支出は、生産拡大対応、次期型化、新製品切替及び新製品開発のための研究開発投資を重点的に推進する予定であり、その財源は、上記基本方針に従ったものとする予定です。 連結会社は、その健全な財務状態、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力等により、連結会社の成長を維持するために将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能と考えています。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。