概要
ヤマハ発動機は1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立した二輪車メーカーを源流とする。現在は二輪車(世界トップクラスのシェア)、船外機、ウォータービークル、四輪バギー、産業用ロボットなど多角的に展開。2024年12月期の売上高は2兆5762億円、従業員約5.5万人。静岡県磐田市に本社を置き、世界148の連結子会社で構成される。
二輪車とマリンエンジンが売上の約8割を占める
2025年12月期のセグメント別売上収益は、ランドモビリティが1兆6151億円(構成比63.7%)、マリンが5276億円(同20.8%)であり、この二つで全体の84.5%を占める。アウトドアランドビークルは1485億円(5.9%)、ロボティクスは1115億円(4.4%)、金融サービスは1140億円(4.5%)、その他は174億円(0.7%)と続く。収益基盤は二輪車と船外機に大きく依存している。
新興国向け二輪車が収益の基盤
ランドモビリティのうち、二輪車を主体とするMC事業の売上収益は1兆5781億円。内訳は、先進国(欧米日)が3864億円、新興国(インドネシア、インド、タイ、ベトナム、フィリピンなど)が1兆1916億円と、新興国が75.5%を占める。インドネシアのPT.Yamaha Indonesia Motor ManufacturingやインドのIndia Yamaha Motor等の現地法人が生産と販売を担い、同地域での販売台数は前年比増加した。
米国市場はマリン・OLVの主戦場
マリン事業では船外機とウォータービークル、アウトドアランドビークル(OLV)事業では四輪バギー・ROV・ゴルフカーを、主に米国子会社Yamaha Motor Corporation, U.S.A.を通じて販売する。2025年12月期、マリン事業は米国関税やウォータービークル需要減で減収減益、OLV事業はROVの減少と固定資産減損で営業損失398億円を計上した。米国市場の動向が両事業の業績を左右する。
ロボティクスと金融サービスが事業を補完
ロボティクス事業はサーフェスマウンターや半導体製造後工程装置を手掛け、2025年12月期は1115億円の売上収益だが営業損失6億円。一方、金融サービス事業はグループ製品の販売金融を提供し、売上収益1140億円、営業利益211億円と安定した収益を上げる。両事業はコア事業を補完する役割を持ち、ポートフォリオ戦略の一部として位置づけられる。
業界の中での役割は二輪車・船外機・RV・産業用ロボット等の完成車・コンポーネントメーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01ランドモビリティ主力
二輪車(オートバイ)を中核に、電動アシスト自転車、電動車椅子、自動車用エンジン・コンポーネントなどを展開。二輪車はインドネシア、インド、タイ、ベトナムなど世界主要市場で生産・販売。
- 二輪車世界シェア上位
- 排気量50ccから大型スポーツモデルまで幅広いラインアップを持つオートバイ。世界トップクラスのシェア。
- 電動アシスト自転車・ドライブユニット(e-Kit)
- 電動アシスト自転車と他社向けにも供給するドライブユニット。国内外で販売。
- 電動車椅子
- 高齢者・障害者向けの電動車椅子。
- 自動車用エンジン・コンポーネント
- 自動車メーカー向けにエンジンや部品を供給。
02マリン主力
船外機(アウトボードモーター)とウォータービークル(ジェットスキー)を中核に、ボート・漁船も製造販売。マリンレジャーから商用漁船までカバー。
- 船外機(アウトボードモーター)世界シェア上位
- 小型から高出力モデルまで揃える船外機。プレジャーボート・漁船などに搭載。
- ウォータービークル
- 水上オートバイ(ジェットスキー型)のパイオニア。レジャー用として人気。
- ボート・漁船
- FRPボートや漁船を自社ブランドで製造・販売。
03アウトドアランドビークル主力
四輪バギー、レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル(ROV)、ゴルフカーを展開。主に北米・欧州市場向けに生産。
- 四輪バギー(ATV)
- 不整地走行に特化した四輪バギー。レジャー・農業などで使用。
- レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル(ROV)
- スポーツタイプのサイド・バイ・サイド車両。オフロード走行を楽しむ。
- ゴルフカー
- ゴルフ場向け電動・ガソリンカート。他にリゾート・工場などでも使用。
04ロボティクス準主力
サーフェスマウンター(電子部品実装機)、半導体製造後工程装置、産業用ロボット、産業用無人ヘリコプターを製造・販売。製造業の自動化・効率化に貢献。
サーフェスマウンターで国内トップクラス
- サーフェスマウンター
- 電子基板に表面実装部品を高速・高精度に搭載する装置。
- 半導体製造後工程装置(SiP等)
- 半導体パッケージング工程向けのダイボンダー、樹脂封止装置など。
- 産業用ロボット
- 垂直多関節ロボットなど組立・搬送用途向け。
- 産業用無人ヘリコプター(FAZER)
- 農業散布・測量・点検などに使用される無人ヘリコプター。
05金融サービス副次
グループ製品(二輪車、マリン、ゴルフカー等)の購入者向けに販売金融・リースサービスを提供。主に海外子会社が行う。
06その他(パワープロダクツ・モビリティサービス)副次
発電機、汎用エンジン、除雪機などの汎用エンジン製品と、モビリティサービス(シェアリング等)を展開。
- 発電機・汎用エンジン
- 工事現場・レジャー向けポータブル発電機や汎用エンジン。
- 除雪機
- 雪国向け除雪機。
製品と技術
二輪車:世界主要市場で現地生産するフルラインアップ
排気量50ccから大型スポーツモデルまで幅広い二輪車をラインアップ。主な生産拠点はインドネシア(PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)、インド(India Yamaha Motor)、タイ(Thai Yamaha Motor)、ベトナム、フィリピン、台湾、ブラジルにあり、現地市場向けに生産する。2025年12月期の世界販売台数は500万台。プレミアムモデル「NMAX155」に電子制御CVT「YECVT」を搭載し、走行感覚を向上させている。
船外機とウォータービークル:マリン事業の二本柱
船外機(アウトボードモーター)は小型から高出力モデルまで揃え、ヤマハマリン㈱(旧ヤマハ熊本プロダクツ)が国内生産を担う。ウォータービークル(水上オートバイ)は米国子会社Yamaha Motor Manufacturing Corporation of Americaが製造。2025年2月には「ヘルムマスターEX ワイヤレスステーション」を発表し、操船性の自由度を高めた。両製品とも主要市場は北米であり、大型船外機のラインアップ拡充を進めている。
サーフェスマウンターと半導体後工程装置:電子実装の自動化
サーフェスマウンターは電子基板に表面実装部品を高速・高精度に搭載する装置。半導体製造後工程装置はSiP(システムインパッケージ)向けダイボンダーや樹脂封止装置などを含む。2025年にヤマハロボティクスホールディングス傘下の3社(新川、アピックヤマダ、PFA)を統合し、ヤマハロボティクス株式会社を設立。生成AI向け先端パッケージ需要が伸長しており、同事業の販売増加につながっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
輸送用機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア上位二輪車二輪車世界シェアトップクラスランドモビリティ
- 世界シェア上位船外機(アウトボードモーター)船外機でも世界トップクラスマリン
- ロボティクスサーフェスマウンターで国内トップクラス
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
二輪で世界首位級、内需・新興国で存在感
同社は輸送用機器セクターで、二輪車・船外機・産業用ロボットなど多角展開する。二輪車では世界シェア首位級で、新興国市場を中心に強固な販売網を持つ。同業のトヨタ紡織やユニプレスが自動車部品に特化する中、同社はレジャー・モビリティ分野で独自の地位を築く。売上高は2023年12月期の24148億円から2024年に25762億円へ増加したが、2025年には25342億円と微減、営業利益率も7.1%から5.0%へ低下した。為替変動や需要の減速が影響し、収益回復が課題。
強み
- 二輪車で高い世界シェアを持ち、ブランド力や販売網が強み。
- アジアなど新興国で需要を取り込み、成長のけん引役としている。
- 船外機やロボットなど複数事業でリスク分散を図る。
- 環境対応技術や電動化などで技術開発を進めている。
課題
- 売上高が減少し、営業利益率が低下。需要の減速や為替影響が課題。
- 電動二輪車の普及で既存の内燃機関技術が陳腐化する可能性。
- 新興国の政情や通貨安が業績に影響を及ぼす。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
自動車完成車・大手部品の時価総額近傍。太字がヤマハ発動機
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7267本田技研工業 | 7.7兆円 | — |
| 2 | 6902デンソー | 5.6兆円 | 11.8倍 |
| 3 | 7269スズキ | 4.2兆円 | 9.3倍 |
| 4 | 5108ブリヂストン | 2.9兆円 | 20.8倍 |
| 5 | 7013IHI | 2.8兆円 | 17.1倍 |
| 6 | 7272ヤマハ発動機 | 1.9兆円 | 8.5倍 |
| 7 | 7270SUBARU | 1.9兆円 | 21.2倍 |
| 8 | 7259アイシン | 1.7兆円 | 16.2倍 |
| 9 | 7202いすゞ自動車 | 1.5兆円 | 11.5倍 |
| 10 | 7201日産自動車 | 1.2兆円 | — |
| 11 | 7276小糸製作所 | 8,304億円 | 44.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車完成車・大手部品)に従っています。
会社の歴史
沿革 43件
日本楽器製造の二輪車部門として始まった創業
1955年7月、日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)より分離独立し、ヤマハ発動機株式会社として発足。分離以前より製造していた二輪車を継承し、静岡県浜松市で事業を開始した。1961年9月には東京証券取引所第一部に上場。資本参加や新工場建設を経て、二輪車専業メーカーから多角化への第一歩を踏み出す。
二輪車に加えマリン・スノーモビルへ進出した1960年代
1960年7月にボートと船外機の販売を開始。1965年5月には漁船、1968年7月にはスノーモビルと、陸上と水上のレジャー市場に相次いで参入。1966年2月にはトヨタ2000GTの受託生産を開始し、自動車エンジン技術も蓄積した。1966年10月に静岡県磐田市に二輪車生産工場(磐田工場)を完成させ、生産能力を拡大した。
海外生産拠点を東南アジア・南米に拡大した1970年代
1970年11月にブラジル法人、1974年7月にはインドネシア法人を設立。1977年1月には米国法人を設立し、北米市場への販売網を整備。1975年4月にゴルフカー、1978年10月に除雪機の販売を開始し、製品ラインアップを広げた。1972年2月には本社を磐田市に移転し、現在の本拠地を定めた。
四輪バギー・産業用ロボット・ウォータービークルを投入した1980年代
1984年2月に四輪バギーと産業用ロボットの販売を開始。1986年11月にはウォータービークル(水上オートバイ)を投入し、マリン事業の新たな柱を確立した。1987年1月にはサーフェスマウンター(電子部品実装機)を発売。海外では1986年12月に台湾法人、同年10月に米国製造子会社を設立し、グローバル生産体制を強化した。
電動アシスト自転車・電動車椅子で新市場を開拓した1990年代
1993年11月に電動アシスト自転車、1996年10月に電動車椅子を発売し、モビリティの多様化に対応。1998年1月にはベトナム法人を設立し、東南アジアでの生産拠点を拡充。2000年3月にはトヨタ自動車との業務提携を強化し、2004年6月には決算期を3月から12月に変更。1998年7月にはコミュニケーションプラザを磐田市に開設した。
グローバルパーツセンター稼動と中期経営計画の推進
2006年5月に静岡県袋井市のグローバルパーツセンターが稼動開始。2007年1月に国内販売会社を再編し、ヤマハ発動機販売㈱が発足。2008年3月にはインド法人が本格操業。2013年8月にレクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル(ROV)を投入。2017年2月にはイノベーションセンターを開設し、研究開発を強化。2025年からは長期ビジョン「ART for Human Possibilities」に基づく中期経営計画を推進している。
年表43件を開く
1950年代
- 1955年7月創業日本楽器製造株式会社(現 ヤマハ株式会社)より分離独立し、静岡県浜松市においてヤマハ発動機㈱として発足、分離以前より製造していた二輪車を継続生産販売
1960年代
- 1960年4月ヤマハモーターパワープロダクツ㈱(連結子会社)の前身の㈱昌和製作所に資本参加
- 1960年7月ボート、船外機の販売を開始
- 1961年9月上場東京証券取引所第一部に新規上場
- 1965年5月漁船の販売を開始
- 1966年2月トヨタ2000GTの受託生産を開始
- 1966年3月日本楽器製造株式会社(現 ヤマハ株式会社)新居工場のボート生産業務を生産設備と共に譲り受け当社新居工場としてボートの生産を開始
- 1966年10月静岡県磐田市に二輪車生産工場として磐田工場完成
- 1968年4月和船の販売を開始
- 1968年7月スノーモビルの販売を開始
- 1968年10月Yamaha Motor Europe N.V.(連結子会社)を設立
- 1969年8月汎用エンジンの販売を開始
1970年代
- 1970年11月Yamaha Motor do Brasil Ltda.(連結子会社)を設立
- 1972年2月静岡県磐田市に本社を移転
- 1973年6月発電機の販売を開始
- 1974年7月PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(連結子会社)を設立
- 1975年4月ゴルフカーの販売を開始
- 1977年1月Yamaha Motor Corporation, U.S.A.(連結子会社)を設立
- 1978年10月除雪機の販売を開始
1980年代
- 1984年2月四輪バギーの販売を開始
- 1984年2月産業用ロボットの販売を開始
- 1986年10月Yamaha Motor Manufacturing Corporation of America(連結子会社)を設立
- 1986年11月ウォータービークルの販売を開始
- 1986年12月台湾山葉機車工業股份有限公司(連結子会社)を設立
- 1987年1月サーフェスマウンターの販売を開始
- 1989年12月産業用無人ヘリコプターの販売を開始
1990年代
- 1993年11月電動アシスト自転車の販売を開始
- 1996年10月電動車椅子の販売を開始
- 1998年1月Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.(連結子会社)を設立
- 1998年7月静岡県磐田市にコミュニケーションプラザを開設
- 1998年11月ヤマハマリン㈱(連結子会社)の前身となるヤマハ熊本プロダクツ㈱を設立
2000年代
- 2000年3月トヨタ自動車株式会社との業務提携を強化
- 2001年6月M&AThai Yamaha Motor Co., Ltd.(連結子会社)を子会社化
- 2004年6月商号変更決算期を3月31日から12月31日に変更
- 2006年5月静岡県袋井市のグローバルパーツセンターが稼動開始
- 2006年12月創業財団法人(現 公益財団法人)ヤマハ発動機スポーツ振興財団を設立
- 2007年1月M&A1998年4月に1社へ統合した国内販売会社から、二輪車を中心としたランドビークル製品の販売を継承し、ヤマハ発動機販売㈱(連結子会社)が事業活動を開始
- 2007年5月Yamaha Motor Philippines, Inc.(連結子会社)を設立
- 2008年3月India Yamaha Motor Pvt. Ltd.(2007年10月設立:連結子会社)が Yamaha Motor India Pvt. Ltd.(連結子会社)から営業譲渡を受け、4月より操業を開始
- 2008年6月静岡県袋井市に船外機生産工場として袋井工場(現 当社袋井南工場)が稼動開始
2010年代
- 2013年8月レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークルの販売を開始
- 2017年2月静岡県磐田市にヤマハモーター イノベーションセンターを開設
- 2017年2月静岡県浜松市北区(現 浜松市中央区)に浜松IM事業所(現 浜松ロボティクス事業所)を開所
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- ROE(3年平均)14%水準
- ROIC(3年平均)8%水準
- ROA(3年平均)9%水準
- 総還元性向(中期経営計画期間累計)40%以上
- サステナブル原材料使用比率18%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
コア事業の競争力再強化
MC事業(二輪車)とマリン事業(船外機等)へ重点投資し、魅力ある商品・サービスで成長と収益性を両立させる。MCではプレミアム戦略強化や電動化を推進、マリンでは大型船外機のラインアップ拡充と統合ボートビジネスで顧客価値を向上する。
- 02
戦略事業の成長加速
ロボティクス、SPV(電動アシスト自転車)、OLV(RV・ゴルフカー)の3事業を戦略領域に位置付け、市場ポテンシャルを活用する。ロボティクスは子会社統合で半導体後工程・電子部品実装のトップ企業を目指す。SPVは欧州拠点買収で市場プレゼンス向上。OLVは北米でシナジー創出。
- 03
新規事業領域の開拓
モビリティサービス、低速自動走行、農業の3領域に注力。インド・アフリカでモビリティアセットマネジメント・ラストマイルデリバリー事業を展開。農業では米国子会社を通じロボットとデータ解析で持続可能な農業に貢献する。
- 04
環境計画の推進
気候変動・資源循環・生物多様性の3柱で環境目標を設定。自社GHG排出量は2035年カーボンニュートラル、製品使用時の排出削減、サステナブル原材料比率を中期で14%→18%に引き上げる。内製用アルミは2030年までに100%化。TNFD開示を2026年開始。
- 05
人的資本経営の強化
多様な社員にチャレンジ機会を提供し、個人と会社の成長を目指す。グローバルエンゲージメントスコア80%以上を維持、DE&Iやタレントマネジメント高度化、モノづくり人財育成を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で55,176人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は835万円で、9期前と比べて+12.0%。平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は18.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 53,150 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 53,579 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 53,977 | — |
| 2019年12月 | 746 | 42.9 | 19.4 | 55,255 | — |
| 2020年12月 | 714 | 43.3 | 19.9 | 52,437 | — |
| 2021年12月 | 726 | 43.8 | 20.3 | 51,243 | — |
| 2022年12月 | 795 | 43.8 | 20.1 | 52,554 | — |
| 2023年12月 | 812 | 43.5 | 19.6 | 53,701 | — |
| 2024年12月 | 818 | 43.1 | 18.8 | 54,206 | 335 |
| 2025年12月 | 835 | 42.7 | 18.1 | 55,176 | 229 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社32社(国内 9 / 海外 23、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。
- 国内ヤマハモーター精密部品製造㈱静岡県 周智郡 森町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ヤマハ熊本 プロダクツ㈱(注)6熊本県 八代市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ヤマハモーターハイドロリックシステム㈱静岡県 周智郡 森町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ヤマハモーターパワー プロダクツ㈱静岡県 掛川市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ヤマハ発動機販売㈱東京都 大田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ワイズギア静岡県 浜松市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ヤマハロボティクス㈱(注)3東京都 港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Yamaha Motor Manufacturing Corporation of America (注)3.5米国 ジョージア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Yamaha Motor Manufacturing Europe S.A.S.フランス サンカンタン · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing (注)3.7インドネシア ジャカルタ · 連結子会社議決権85.0%
- 海外India Yamaha Motor Pvt. Ltd. (注)3インド ウッタル プラデシュ州 · 連結子会社議決権85.0%
- 海外Yamaha Motor Philippines, Inc.フィリピン バタンガス州 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社20社を開く
- Thai Yamaha Motor Co., Ltd. (注)3タイ サムットプラーカーン県92%
- Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd. (注)4ベトナム ハノイ46%
- 台湾山葉機車工業 股份有限公司(注)3台湾 新竹県51%
- Yamaha Motor da Amazonia Ltda. (注)3ブラジル アマゾナス州100%
- Industria Colombiana de Motocicletas Yamaha S.A.S.コロンビア メデジン85%
- Robotics Plus Limited (注)3ニュージーランド タウランガ100%
- Yamaha Motor Corporation, U.S.A. (注)3.7米国 カリフォルニア州100%
- Yamaha Motor Canada Ltd.カナダ オンタリオ州100%
- Yamaha Motor Europe N.V. (注)3.7オランダ スキポール ライク100%
- Yamaha Motor Asia Pte. Ltd.シンガポール100%
- Yamaha Motor India Sales Pvt. Ltd. (注)3インド タミルナードゥ州100%
- Yamaha Motor India Pvt. Ltd. (注)3インド タミルナードゥ州100%
- 台湾山葉興業股份 有限公司台湾 台北100%
- 雅馬哈発動機(中国)有限公司中国 上海100%
- Yamaha Motor do Brasil Ltda. (注)3ブラジル サンパウロ州100%
- Yamaha Motor de Mexico, S.A. de C.V.メキシコ メキシコ州100%
- Yamaha Motor Australia Pty. Ltd.オーストラリア ニューサウス ウェールズ州100%
- Yamaha Motor Finance Corporation米国 カリフォルニア州100%
- Hong Leong Yamaha Motor Sdn. Bhd.マレーシア セランゴール州31%
- 重慶建設・雅馬哈摩托車有限公司中国 重慶50%
- COYAMAHA MOTOR FINANCE COLOMBIA S.A.S
- INYAMAHA MOTOR INDIA SALES PRIVATE LIMITED
- AUYAMAHA MOTOR AUSTRALIA PTY. LTD.
- INYAMAHA MOTOR INDIA PRIVATE LIMITED
- INYAMAHA MOTOR RESEARCH AND DEVELOPMENT INDIA PRIVATE LIMITED
- MXYAMAHA MOTOR DE MEXICO SA DE CV
- ININDIA YAMAHA MOTOR PRIVATE LIMITED
- NLYamaha Motor Europe N.V.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達5.1億円安全安心なドローン基盤技術開発政府調達向けを想定したドローンの標準機体設計・開発及びフライトコントローラー標準基盤設計・開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-06-22
- 調達4.9億円経済安全保障重要技術育成プログラム/長距離物資輸送用無人航空機技術の開発・実証ハイブリッドVTOL機の技術開発と実証国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-06-27
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- 調達4,253万円経済安全保障重要技術育成プログラム/高度な金属積層造形システム技術の開発・実証焼結型積層造形とデジタルプロセス設計を組み合わせた金属3Dプリンタシステムの研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2025-01-23
- 調達1,169万円大型無人航空機による海域火山調査支援事業海上保安庁 · 2024-09-18
- 調達1,117万円淀川管内巡視船整備業務国土交通省 · 2017-04-03
- 調達367万円淀川管内巡視船整備業務国土交通省 · 2018-04-02
- 調達265万円令和6年度UAVレーザ計測による立木調査等業務林野庁 · 2024-10-31
- 調達232万円令和5年度UAVレーザ計測による立木調査等業務林野庁 · 2023-12-13
- 調達212万円令和4年度UAVレーザ計測による立木調査等業務林野庁 · 2022-12-09
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は2.5兆円、営業利益は1,264億円。前期と比べると減収減益で、売上が-1.6%、利益が-30.4%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2.9兆円 | 2.5兆円 |
| 営業利益 | 2,600億円 | 1,264億円 |
| 純利益 | 1,700億円 | 161億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1.5兆円、営業利益は1,585億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+17.2%、営業利益は+88.5%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3Q | 0.61 | 718 | 11.8 | 501 |
| 2023年1Q | 0.61 | 728 | 12.0 | 448 |
| 2023年2Q | 0.62 | 700 | 11.3 | 605 |
| 2023年3Q | 0.61 | 654 | 10.7 | 440 |
| 2024年1Q | 0.64 | 780 | 12.1 | 560 |
| 2024年2Q | 0.71 | 764 | 10.8 | 571 |
| 2024年4Q | 1.23 | 271 | 2.2 | −50 |
| 2025年2Q | 1.28 | 841 | 6.6 | 531 |
| 2025年4Q | 1.26 | 423 | 3.4 | −370 |
| 2026年2Q | 1.50 | 1,585 | 10.6 | 1,139 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は1.2兆円から2.5兆円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 1.21 | — | 273 | — | 75 |
| 2013年12月 | 1.41 | — | 601 | — | 441 |
| 2014年12月 | 1.52 | — | 973 | — | 685 |
| 2015年12月 | 1.63 | — | 1,252 | — | 600 |
| 2016年12月 | 1.50 | — | 1,021 | — | 632 |
| 静岡県磐田市にヤマハモーター イノベーションセンターを開設 | |||||
| 2017年12月 | 1.67 | — | 1,548 | — | 1,016 |
| 2018年12月 | 1.67 | — | 1,380 | — | 934 |
| 2019年12月 | 1.66 | — | 1,195 | — | 757 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2020年12月 | 1.47 | — | 877 | — | 531 |
| 2021年12月 | 1.81 | — | 1,894 | — | 1,556 |
| 2022年12月 | 2.25 | — | 2,393 | — | 1,744 |
| 2023年12月 | 2.41 | — | 2,361 | — | 1,584 |
| 2024年12月 | 2.58 | 1,815 | 1,832 | 7.0 | 1,081 |
| 2025年12月 | 2.53 | 1,264 | 1,332 | 5.0 | 161 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高2.5兆円のうち、営業利益として残るのは1,264億円で5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は161億円、売上の0.6%にあたる。営業利益率は業種中央値5.1%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.0%1.7兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.9%6,811億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%1,264億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが1,386億円、投資CFが−861億円で、差し引きのフリーCFは525億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は3,989億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −24 | −511 | 158 | −535 | 1,065 |
| 2013年12月 | 670 | −627 | 36 | 43 | 1,200 |
| 2014年12月 | 936 | −725 | −89 | 211 | 1,373 |
| 2015年12月 | 285 | −685 | 68 | −400 | 1,076 |
| 2016年12月 | 1,432 | −465 | −676 | 967 | 1,355 |
| 2017年12月 | 1,263 | −532 | −528 | 731 | 1,556 |
| 2018年12月 | 589 | −483 | −264 | 106 | 1,382 |
| 2019年12月 | 991 | −797 | −368 | 194 | 1,227 |
| 2020年12月 | 1,105 | −439 | 837 | 666 | 2,672 |
| 2021年12月 | 1,413 | −510 | −935 | 903 | 2,749 |
| 2022年12月 | 709 | −742 | 231 | −33 | 2,968 |
| 2023年12月 | 860 | −1,161 | 885 | −301 | 3,470 |
| 2024年12月 | 1,768 | −1,287 | −464 | 481 | 3,730 |
| 2025年12月 | 1,386 | −861 | −304 | 525 | 3,989 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は2.9兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.1兆円で、自己資本比率は39.0%(業種中央値53.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 0.96 | 0.34 | 0.62 | 32.0 |
| 2013年12月 | 1.15 | 0.42 | 0.72 | 33.5 |
| 2014年12月 | 1.31 | 0.50 | 0.81 | 35.1 |
| 2015年12月 | 1.31 | 0.53 | 0.77 | 37.6 |
| 2016年12月 | 1.32 | 0.58 | 0.74 | 40.5 |
| 2017年12月 | 1.42 | 0.67 | 0.75 | 44.0 |
| 2018年12月 | 1.42 | 0.70 | 0.73 | 46.3 |
| 2019年12月 | 1.53 | 0.75 | 0.78 | 46.0 |
| 2020年12月 | 1.64 | 0.75 | 0.89 | 43.6 |
| 2021年12月 | 1.83 | 0.90 | 0.93 | 46.9 |
| 2022年12月 | 2.18 | 0.96 | 1.22 | 44.2 |
| 2023年12月 | 2.56 | 1.08 | 1.49 | 42.0 |
| 2024年12月 | 2.78 | 1.16 | 1.56 | 41.7 |
| 2025年12月 | 2.90 | 1.13 | 1.70 | 39.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
輸送用機器 82社との比較
同じ輸送用機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で82社中42位あたり、逆に低いのはROEで82社中72位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,896で、1年前と比べて+77.8%。過去52週の値幅のなかでは90%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 |
| PER (会社予想) | 10.8倍 |
| PBR | 1.47倍 |
| 配当利回り | 2.64% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に1940円となり、1ヶ月で49.46%急上昇しました。25日移動平均線(1607.1円)を+20.7%上回っており、非常に強い上昇トレンドです。52週高値1987円にわずか-2.4%と接近しています。出来高は8月5日に3448万9700株と急増し、その後の上昇を支えました。RSIは84.27と買われ過ぎ圏にあり、短期的な過熱感が強まっています。200日線(1209円)からの乖離も+60%と大きく、調整リスクに注意が必要です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
PERは実績8.65倍と業界平均16.75倍を大幅に下回り、PBRも1.5倍と平均1.15倍を上回るものの、ROEが1.4%と極端に低い。配当利回りは2.59%で平均2.97%を下回るが、配当性向は49.1%と高い。直近の業績は2024/12期に営業利益率7.05%まで回復したが、2025/12期は4.99%へ悪化し、純利益も大幅減。割安指標は魅力的だが、収益性の低さと業績の不確実性が懸念。ただし、PERの低さを考慮し、割安と判定。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.5倍 | 16.3倍 |
| PER (予想) | 10.8倍 | — |
| PBR | 1.47倍 | 1.12倍 |
| ROE | 1.4% | 7.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論争は、2024年12月期までの好調な業績が、2025年12月期に減収減益へ転じる見通しであることに関連する。強気派は、世界のレジャー需要回復や新興国での二輪車需要増加に期待し、為替の追い風もあると分析する。また、配当利回り2.71%や低いPER(約8倍)から割安感を指摘する。一方、弱気派は、2025年の減益予想を市場の減速シグナルと捉え、原材料高や新興国市場の競争激化を懸念する。特に東南アジア市場での低価格競争が収益を圧迫する可能性を強く意識している。
- 世界シェア首位の二輪車
ブランド力と販売網で優位性を維持し、需要回復で成長余地が拡大。
- 高配当と低PER
配当利回り2.71%で、PER約8倍とバリュエーションは割安水準。
- 多角化の進展
マリンやロボットなど非二輪部門が成長し、収益基盤が多様化。
- 営業利益1,264億円から7.05%水準への回復2027年〜2028年影響強
2025/12期の営業利益1,264億円に対し、2024/12期の1,815億円水準への回復余地
- 予想PER10.5倍とPBR1.43倍の評価修正継続影響中
予想PER10.5倍、実績PER8.25倍。ROE1.4%の低さが改善されれば評価は上がる
- 売上高2.5兆円規模を維持した高水準通年影響中
2025/12期の売上高2兆5,342億円は前期比2%減だが、高水準を維持
- 1年で72.9%上昇した株価モメンタム継続影響弱
過去1年で株価は72.89%上昇。モメンタムが続けば需給は強い
- 減収減益の見通し
2025年12月期に売上高・利益とも減少予想で、業績モメンタムが悪化。
- 新興国での競争激化
中国メーカーなど低価格攻勢でシェアと価格が圧迫される懸念。
- 為替感応度の高さ
収益が円高で大きく悪化する体質で、為替変動が業績に影響。
- 2025/12期の純利益161億円まで急減した収益悪化通年影響強
純利益は1,081億円から161億円へ85%減。営業利益も1,815億円から1,264億円へ
- 営業利益率7.05%から4.99%への低下2026年下期影響中
営業利益率は2.06ポイント低下。売上高2.5兆円で約520億円の利益インパクト
- 予想PER10.5倍は実績に対して割高継続影響中
直近実績PER8.25倍に対し予想PER10.5倍。回復期待が先行し過ぎている
- ROE1.4%と低い資本効率の長期化継続影響弱
ROE1.4%はPBR1.43倍と乖離。資本効率改善がなければ評価は調整
- 二輪車の販売台数
- 世界市場での需要動向とシェア維持を確認するため。
- 船外機の販売台数
- マリン事業の成長性とレジャー需要の回復度合いを測るため。
- 営業利益率
- 減益予想の影響度と事業利益の効率性を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から−30.0%。いまの株価に対する利回りは2.64%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 20 | — | 49.8 |
| 2017年12月 | 29 | 46.6 | 46.1 |
| 2018年12月 | 30 | 2.3 | 50.4 |
| 2019年12月 | 30 | 0.0 | 53.6 |
| 2020年12月 | 20 | −33.3 | 74.7 |
| 2021年12月 | 38 | 91.6 | 38.9 |
| 2022年12月 | 42 | 8.7 | 29.5 |
| 2023年12月 | 48 | 16.0 | 36.4 |
| 2024年12月 | 50 | 3.5 | 54.7 |
| 2025年12月 | 35 | −30.0 | 49.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ453,900人。区分でいちばん多いのは金融機関で31.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.4%を占め、残る59.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 37.8 | 35.9 | 36.9 | 32.8 | 32.1 | 31.4 |
| 個人・その他 | 11.3 | 11.4 | 14.0 | 19.1 | 20.4 | 28.9 |
| 外国法人 | 27.9 | 33.7 | 30.5 | 28.9 | 32.5 | 27.6 |
| 事業法人 | 17.8 | 11.6 | 11.5 | 11.7 | 8.9 | 8.9 |
| 自己株式 | 0.2 | 1.2 | 3.4 | 5.6 | 4.7 | 4.7 |
| 証券会社 | 5.1 | 7.3 | 7.0 | 7.5 | 6.1 | 3.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 17.00 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.82 |
| 03 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 3.81 |
| 04 | ヤマハ株式会社 | 2.84 |
| 05 | NORTHERN TRUSTCO.(AVFC)RE U.S.TAX EXEMPTEDPENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 2.20 |
| 06 | トヨタ自動車株式会社 | 1.84 |
| 07 | 株式会社静岡銀行 | 1.66 |
| 08 | NORTHERN TRUSTCO.(AVFC)RENON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 1.60 |
| 09 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.51 |
| 10 | JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部) | 1.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-31シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー(Silchester International Investors LLP)新規の大量保有報告7.59%-1.20pt
- 2026-07-06三井住友信託銀行株式会社新規の大量保有報告0.20%-0.09pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−23%、1株純資産は14期で+32%。直近期のROEは1.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 21 | 882 | 2.5 | 44.2 | 34.0 |
| 2013年12月 | 126 | 1,100 | 12.7 | 12.5 | 32.8 |
| 2014年12月 | 196 | 1,317 | 16.2 | 12.5 | 27.8 |
| 2015年12月 | 172 | 1,405 | 12.6 | 16.0 | 70.0 |
| 2016年12月 | 181 | 1,530 | 12.3 | 14.2 | 49.8 |
| 2017年12月 | 291 | 1,783 | 17.6 | 12.7 | 46.1 |
| 2018年12月 | 267 | 1,883 | 14.6 | 8.1 | 50.4 |
| 2019年12月 | 72 | 673 | 11.1 | 10.2 | 53.6 |
| 2020年12月 | 51 | 682 | 7.5 | 13.9 | 74.7 |
| 2021年12月 | 149 | 828 | 19.8 | 6.2 | 38.9 |
| 2022年12月 | 170 | 950 | 18.7 | 5.9 | 29.5 |
| 2023年12月 | 158 | 1,085 | 15.5 | 8.0 | 36.4 |
| 2024年12月 | 110 | 1,188 | 9.7 | 12.8 | 54.7 |
| 2025年12月 | 17 | 1,167 | 1.4 | 69.9 | 49.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2025/12期の役員報酬は総額696百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 渡部克明 | 取締役会長 | 66 |
| 設楽元文 | 代表取締役社長 社長執行役員CEO コーポレート管掌 管掌領域:ブランド、経営戦略、人事総務、リスク・コンプライアンス・法務・知財、企画・財務 | 63 |
| 丸山平二 | 取締役 常務執行役員 | 64 |
| 松山智彦 | 取締役 上席執行役員 | 63 |
| 田代祐子 | 取締役 | 72 |
| 大橋徹二 | 取締役 | 72 |
| Jin Song Montesano | 取締役 | 55 |
| 増井敬二 | 取締役 | 72 |
| Sarah L. Casanova | 取締役 | 61 |
| 妻夫木雅 | 常勤監査役 | 64 |
| 野田武男 | 常勤監査役 | 61 |
| 米正剛 | 監査役 | 72 |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 河合江理子 | 監査役 | 68 |
| 氏原亜由美 | 監査役 | 64 |
| 井端俊彰 | 取締役 上席執行役員 マーケティング管掌 管掌領域:ランドモビリティ、アウトドアランドビークル、マリン、ソリューション、海外市場開拓、カスタマーエクスペリエンス、金融サービス | 61 |
| 木下拓也 | 取締役 上席執行役員 技術管掌 管掌領域:IT、技術・研究・デザイン、モビリティ開発 | 58 |
| 村木健一 | 取締役 上席執行役員 製造・調達管掌 管掌領域:品質保証、生産、生産技術、調達 | 58 |
| 小野直樹 | 取締役 | 69 |
| 須永順子 | 取締役 | 65 |
| 小林悦子 | 監査役 | 65 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 284 | 115 | 20 | 434 | 109 |
| 社外取締役 | 6 | 110 | — | — | 110 | 18 |
| 監査役 | 3 | 86 | — | — | 86 | 29 |
| 社外監査役 | 3 | 66 | — | — | 66 | 22 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,495字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,516字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,032字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)12,942字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第92期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-05
- 有価証券報告書有価証券報告書-第91期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-23
- 半期報告書半期報告書-第91期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第90期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第90期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-07
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