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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

Solvvy

Solvvy Inc.7320 · Growth · その他金融業

ストックビジネスコンサルティング企業。住宅保証を軸に、デジタル技術を組み合わせて多様な業界のアフターサービスを支援。

概要

Solvvy株式会社は、保証・デジタルマーケティング・システム開発・業務運営・組込型金融の各ソリューションを組み合わせたストックビジネスコンサルティングを提供する企業である。2018年に東京証券取引所グロース市場に上場。2025年6月期の売上高は67億円、従業員数は335名。住宅分野のHomeworthTech事業、再生可能エネルギー・教育ICT分野のExtendTech事業、システム開発のLifeTech事業、金融サービスのFinTech事業の4セグメントで構成される。

4事業セグメントと売上構成比

当社グループはHomeworthTech事業、ExtendTech事業、LifeTech事業、FinTech事業その他の4セグメントで構成される。2025年6月期のセグメント別売上高は、HomeworthTech事業が37億75百万円(構成比56.3%)、ExtendTech事業が23億16百万円(構成比34.5%)と、この2事業で売上の約9割を占める。残りはLifeTech事業とFinTech事業その他が9.2%を占める。HomeworthTech事業はハウスメーカーやマンションデベロッパー向けの長期保証が主力であり、ExtendTech事業は再生可能エネルギー機器や教育ICT端末の保証を中心に拡大している。

SAaaSメソッドによる一貫支援

同社は「SAaaS(Smart Assurance as a Service)」と呼ぶ独自のフレームワークを中核に据える。保証制度の構築・運用、デジタルマーケティング、システムコンサルティング、業務運営、組込型金融の5つの機能を組み合わせ、顧客企業のストックビジネス創出を支援する。保証面では損害保険会社との連携により制度設計から運営までを手掛け、デジタル面では保証申し込みをオンライン完結する「アフタマイズプラットフォーム」や電子マネー「おうちポイント」を提供する。この一貫性が競争優位性とされる。

全国4拠点と5社の子会社体制

本社は東京都新宿区に置き、大阪支社(2019年開設)、福岡支社(2020年開設)、仙台支社(2024年開設)の計4拠点で事業を展開する。連結子会社は5社で、リビングポイント株式会社は電子マネー「おうちポイント」の発行とモバイルアプリ「おうちマネージャー」のOEM提供を担う。リビングファイナンス株式会社はカスタマーファイナンスサービスを手掛ける。2024年11月には株式会社メディアシークを完全子会社化し、システム開発・DX分野のLifeTech事業を強化した。

急成長する収益と特別損失の計上

売上高は2014年6月期の4億円から2025年6月期の67億円へと拡大を続けている。営業利益も2024年6月期に12億円、2025年6月期に16億円と増益基調にある。しかし2025年6月期には、ExtendTech事業における教育ICT端末の延長保証サービスで過去の契約内容に起因する保証損失27億97百万円を特別損失として計上した。この結果、当期純損失は6億28百万円となった。同社は再発防止策として社内調査を継続している。

業界の中での役割は保証・アフターサービスのソリューションプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
77億円
営業利益
19億円
営業利益率
24.7%
純利益
17億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
Homeworth Tech事業38億円56.7%15億円39.5%
Extend Tech事業24億円35.8%17億円70.8%
LifeTech 事業5億円7.5%1億円20.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01住宅(新築・中古)主力

ハウスメーカーやマンションデベロッパー向けに、長期保証やアフターサービスを提供。地震保証や地盤補償なども扱う。

主な製品・サービス6
住設あんしんサポート
住宅設備の長期保証サービス。故障時に無償修理を提供。
建物20年保証バックアップサービス
建物本体を引き渡し後20年間保証するサービス。
地震あんしんサポート
地震被害に遭った住宅の補修・建て替えを保証するサービス。
地盤補償
不同沈下など地盤問題による建物損壊を補償するサービス。
売買あんしんサポート
中古住宅購入者向けの保証サービス。
うちもキーピング
サブスク型のメンテナンスサービス。保証期間満了後の住宅を対象に維持管理を提供。

02再生可能エネルギー準主力

太陽光発電・蓄電システム・風力発電施設向けに保証サービスを提供。20年保証など独自の商品を開発。

主な製品・サービス1
蓄電システム機器20年保証
蓄電システム機器を最長20年間保証するサービス。

03教育ICT準主力

GIGAスクール構想で普及したタブレットやノートPC向けに保証サービスを提供。独自の物流システムで効率的に運用。

04家電副次

家電や電子機器向けの保証・アフターサービスを提供。

05システム開発・情報技術副次

コーポレートDX、画像解析・AI、ライフスタイルDX、ブレインテック・DTxの4領域でシステム開発やコンサルティングを提供。

06金融サービス副次

工事代金の分割払い決済(カスタマーファイナンス)や電子マネーを活用した決済インフラを提供。

主な製品・サービス2
おうちポイント
第三者型前払式支払手段の電子マネー。各事業者専用の積立・決済機能を提供。
カスタマーファイナンス
工事代金の分割払い決済サービス。

製品と技術

住宅向け長期保証サービスの品揃え

HomeworthTech事業の中核は新築住宅向けの長期保証サービスである。「住設あんしんサポート」は住宅設備のメンテナンス保証であり、2016年には電子マネーを組み合わせたプレミアム版も登場した。「建物20年保証バックアップサービス」は引き渡し後20年間の建物本体保証を提供する。「地震あんしんサポート」は地震被害時の補修・建て替え費用を保証し、「地盤補償」は不同沈下による損壊を対象とする。中古住宅向けには「売買あんしんサポート」を用意する。また保証期間満了後もサブスク型の「うちもキーピング」で継続的なメンテナンスを提供する。

再生可能エネルギーと教育ICT向け保証

ExtendTech事業では、再生可能エネルギー機器と教育ICT端末の保証サービスを展開する。「蓄電システム機器20年保証」は家庭用蓄電池を長期にわたってカバーする。EV充電設備向けには「EV Charger Warranty」を提供。産業用・系統用大規模蓄電池向けに「ESS Warranty System」を2023年に投入した。教育ICT領域では、GIGAスクール構想で導入されたタブレットやノートPCの保証サービスを提供する。このサービスでは独自の物流システムを活用し、大量の端末修理を効率的に処理することが特徴である。

デジタルプラットフォームと組込型金融の仕組み

2021年にリリースされた「アフタマイズプラットフォーム」は保証申し込みをオンライン完結できるデジタルプラットフォームである。電子マネー「おうちポイント」はリビングポイント株式会社が発行する第三者型前払式支払手段で、モバイルアプリ「おうちマネージャー」を通じて管理・利用できる。これらの仕組みをクライアントにOEM提供し、組込型金融(エンベディッドファイナンス)機能を実現する。2024年8月にリリースした「KROX」はSaaS×FinTechの新サービスであり、業界特化型の見積・契約・請求プラットフォームに分割払い決済機能を組み合わせている。

チャットボットと業務運営支援サービス

業務運営支援の一環として、ハイブリッドコンタクトセンターを運用する。チャットボット「おうちbot」(2023年12月提供開始)と建築士等のスタッフ対応を組み合わせ、住宅事業者の顧客応対業務を効率化する。また、点検スタッフが点検風景を動画撮影し専用アプリで報告する検査補修サービスも提供する。これらのサービスにより、事業者は業務効率を高め、エンドユーザーは高い顧客体験を得られる仕組みを構築している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他金融業のなかでの位置

売上高54億円の独立系、顧客基盤活用が強み

同社はその他金融業に分類される独立系企業であり、同業他社と比較して規模は中規模。主要な競合であるMFSやNEXYZ.Groupが多角化を進める一方、同社は売上高を毎期2割前後伸ばし、営業利益率も22%超と高水準を維持している。財務データからは収益性が高い一方、市場シェアの明確な数値は開示されておらず、業界内での正確な順位は不明。ただし、既存顧客からのリピート需要を核としたビジネスモデルが収益の安定につながっていると考えられる。ライバルに比べ、専門性を活かしたニッチ戦略で差別化を図っている可能性が高い。

強み

  • 直近期の営業利益率は24%超と高く、効率的な運営が収益性を支える。
  • 売上高が3期連続で増加し、年平均2割前後の伸びを確保している。
  • グループに属さない独立系のため、意思決定が速く柔軟な戦略が可能。
  • リピート需要を中心とした安定した顧客関係を構築しているとみられる。

課題

  • 売上高が77億円程度と同業大手に比べ小さく、スケールメリットが限定的。
  • 業界内のシェアを示す数値がなく、競争上の立ち位置が明確でない。
  • 特定顧客や分野への依存度が高い場合、需要変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他金融業の時価総額近傍。太字がSolvvy

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18772アサックス296億円7.5倍
27191イントラスト261億円15.0倍
37187ジェイリース241億円9.7倍
44346NEXYZ.Group137億円8.5倍
57192日本モーゲージサービス92億円8.5倍
67320Solvvy88億円9.5倍
77196Casa86億円60.6倍
85843ニッポンインシュア67億円10.2倍
97183あんしん保証46億円15.1倍
104351山田再生系債権回収総合事務所36億円95.7倍
117345アイ・パートナーズフィナンシャル33億円35.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

日本リビング保証として創業、住宅設備保証から開始

2009年3月、日本リビング保証株式会社として設立される。同年9月には「住設あんしんサポート」を提供開始し、住宅設備のメンテナンス保証事業をスタートした。2012年8月にはリビングポイント株式会社を完全子会社として設立し、電子マネー「おうちポイント」の発行準備を進めた。2015年11月にはプライバシーマークを取得し、個人情報保護体制を整備した。創業初期は住宅設備保証の単一サービスで事業を積み上げ、売上高は設立から数年で7億円規模に成長した。

保証サービスを拡充し、2018年にマザーズ上場

2016年6月に「住設あんしんサポートプレミアム」(保証と電子マネーを組み合わせたサービス)を開始。2017年には中古住宅向け「売買あんしんサポート」や長期メンテナンスシステムを相次いで投入し、サービスラインアップを広げた。これらの成果を背景に、2018年3月に東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に新規上場を果たした。上場時の売上高は13億円、純利益は1億円であった。上場により資金調達手段が拡大し、その後の事業拡大の基盤を築いた。

支社開設とGIGAスクール参入、デジタルプラットフォームリリース

2019年7月に大阪支社、2020年3月に福岡支社を開設し、営業拠点を拡大した。2020年4月にはGIGAスクール構想向けのPC・タブレット保証を開始し、教育ICT分野に参入。同年7月には建物20年保証バックアップサービスを本格展開した。2021年1月には保証申し込みをオンライン完結できるデジタルプラットフォーム「アフタマイズプラットフォーム」をリリースし、業務効率化と顧客体験向上を図った。2021年4月にはリビングファイナンス株式会社を設立し、金融サービス領域への本格進出を開始した。

再生可能エネルギー分野へ展開、新たな保証サービスを投入

2021年9月に「蓄電システム機器20年保証」を開始し、再生可能エネルギー分野に進出した。2022年7月には「地震あんしんサポート」、同年11月にはEV充電設備向け長期保証「EV Charger Warranty」を提供開始。2023年9月には産業用・系統用大規模蓄電池の保証サービス「ESS Warranty System」を投入し、拡大する蓄電池市場に対応した。これらの新サービスはExtendTech事業の成長を牽引し、2023年6月期の売上高は39億円に達した。

商号変更とメディアシーク子会社化、新たな事業領域へ

2024年7月に仙台支社を開設、同時に「地盤補償」の取り扱いを開始した。2024年8月にはSaaS×FinTechの新サービス「KROX」を提供開始。同年11月には株式会社メディアシークを完全子会社化し、システム開発・DX分野をLifeTech事業として新設した。同時に商号をSolvvy株式会社へ変更し、ブランドを刷新した。2025年2月には分割払い決済サービスを開始し、FinTech事業を拡充した。これらの動きにより、同社は住宅領域から非住宅領域へ事業ポートフォリオを多角化している。

年表27件を開く

2000年代

  • 2009年3月創業日本リビング保証株式会社設立
  • 2009年9月住設あんしんサポート(住宅設備のメンテナンス保証)を提供開始

2010年代

  • 2012年8月M&Aリビングポイント株式会社(完全子会社)設立
  • 2015年11月プライバシーマーク(Pマーク)取得
  • 2016年6月住設あんしんサポートプレミアム(住宅設備のメンテナンス保証×おうちポイント)を提供開始
  • 2017年4月売買あんしんサポート(中古住宅売買時の検査保証サービス)を提供開始
  • 2017年8月長期メンテナンスシステム(アフター業務一括サポートプラン)を提供開始
  • 2018年3月上場東京証券取引所 グロース市場(旧マザーズ市場)に新規上場
  • 2019年7月大阪市中央区に大阪支社開設
  • 2019年8月おうちのトータルサポートサービス「うちもキーピング」お申し込み受付開始

2020年代

  • 2020年3月福岡市博多区に福岡支社開設
  • 2020年4月「GIGAスクール構想向けPC・タブレット保証」提供開始
  • 2020年7月建物20年保証バックアップサービス(長期の建物保証)を本格展開開始
  • 2021年1月保証サービス申し込みのデジタルプラットフォーム「アフタマイズプラットフォーム」をリリース
  • 2021年4月M&Aリビングファイナンス株式会社(完全子会社)設立
  • 2021年9月「蓄電システム機器20年保証」提供開始
  • 2021年10月「おうちマネージャー」提供開始
  • 2022年7月「地震あんしんサポート」提供開始
  • 2022年11月EV(電気自動車)充電設備に関する長期保証サービス「EV Charger Warranty」を提供開始
  • 2023年9月「産業用・系統用大規模蓄電池」の保証サービス「ESS Warranty System」を提供開始
  • 2023年12月住宅事業者のお客様応対業務を支援する「おうちbot」を提供開始
  • 2024年7月仙台市青葉区に仙台支社開設
  • 2024年7月「地盤補償」の取扱開始
  • 2024年8月SaaS×FinTechの新サービス「KROX」を提供開始
  • 2024年11月M&A株式会社メディアシークを完全子会社化
  • 2024年11月商号変更Solvvy(ソルヴィー)株式会社へ商号変更
  • 2025年2月分割払い決済サービスの提供開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ストックビジネスコンサルティングの提供

    保証・デジタルマーケティング・システムコンサルティング・業務運営・組込型金融の5つのサービスを統合したSAaaSメソッドを通じ、顧客のストックビジネス創出を支援する。

  2. 02

    SAaaSメソッドの強化

    保証ソリューション、デジタルマーケティング、システムコンサルティング、業務運営、組込型金融の各機能を拡充し、戦略コンサルティング機能も加えて質の高いサービスを提供する。

  3. 03

    新規事業の創出

    既存事業で得た利益を、新しい保証領域、SaaS事業、FinTech事業などの事業開発に積極的に投資し、新たな収益の柱を構築する。

  4. 04

    人材の確保・育成と認知度向上

    デジタル企画・開発や戦略コンサルタント人材を新卒・キャリア採用で拡充するとともに、研修強化や働きやすい職場環境の整備を進め、広報・IR活動を通じてグループの認知度向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で335人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は516万円で、7期前と比べて+2.8%平均年齢は33.8歳、平均勤続年数は2.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年6月58
2019年6月50236.62.281
2020年6月50537.52.392
2021年6月50336.32.4103
2022年6月51036.32.6127
2023年6月51635.12.4179
2024年6月52534.22.5236508
2025年6月51633.82.5335478

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.8%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 東京都新宿区689百万円
全セグメント
その他 — 神奈川県足柄下郡箱根町5百万円
全セグメント
大阪事務所 — 大阪府大阪市中央区2百万円
全セグメント
福岡事務所 — 福岡県福岡市博多区1百万円
全セグメント
主な関係会社
  • 国内
    リビングポイント㈱(注)1
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    リビングファイナンス㈱(注)1
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱メディアシーク(注)1
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    スタートメディアジャパン㈱(注)1、2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権74.1%
  • 国内
    ㈱メディアシークキャピタル(注)1、2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は77億円営業利益19億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.9%、利益が+18.8%。

売上高
+14.9%
77億円
営業利益
+18.8%
19億円
純利益
17億円
営業利益率
24.7%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高80億円77億円
営業利益19億円19億円
純利益18億円17億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、営業収益は44億円、営業利益は13億円。前年の2025年4Qと比べると、営業収益は+18.9%、営業利益は+44.4%。

対象期間営業収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q10220.02
2023年4Q123
2024年1Q11327.32
2024年2Q12216.72
2024年3Q13323.13
2024年4Q18422.23
2025年2Q30723.36
2025年4Q37924.3−12
2026年2Q33618.27
2026年4Q441329.510

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年6月期からの13期で、営業収益は4億円から77億円へ19.3倍に増えた。直近期の営業利益率は24.7%。営業収益は12期連続で増加。

決算期営業収益億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年6月4−2−2
2015年6月711
2016年6月901
2017年6月1011
東京証券取引所 グロース市場(旧マザーズ市場)に新規上場
2018年6月1321
大阪市中央区に大阪支社開設
2019年6月1621
福岡市博多区に福岡支社開設
2020年6月2032
リビングファイナンス株式会社(完全子会社)設立
2021年6月2652
2022年6月3385
2023年6月39108
株式会社メディアシークを完全子会社化
2024年6月54121522.210
2025年6月67162023.9−6
2026年6月77192624.717

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

営業収益77億円のうち、営業利益として残るのは19億円24.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の22.1%にあたる。営業利益率は業種中央値10.8%を上回る水準。

営業収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金75.3%58億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.7%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+13.8pt
24.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+14.3pt
22.1%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年6月期は営業CFが21億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは8億円期末の手元現金は34億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2016年6月6−410
2017年6月8−315
2018年6月8−1325
2019年6月9−13021
2020年6月6−15113
2021年6月51−16452
2022年6月3−32731
2023年6月19−19838
2024年6月9−21228
2025年6月21−13−534

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年6月期の総資産は296億円。このうち返さなくてよい自己資本が42億円で、自己資本比率は14.1%(業種中央値24.7%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年6月6−39
2015年6月11−213
2016年6月23−225
2017年6月35−136
2018年6月513486.3
2019年6月675627.1
2020年6月836777.6
2021年6月14581375.4
2022年6月162121507.7
2023年6月201191829.7
2024年6月2463021612.2
2025年6月2964225414.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
33億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
19億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
254億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

その他金融業 39社との比較

同じその他金融業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率39社中8位あたり、逆に低いのは配当利回り39社中36位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 10.4%
P25 5.5%P75 18.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
24.7%/中央値 10.8%
P25 5.0%P75 22.2%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 24.7%
P25 12.9%P75 44.0%
営業収益成長率前期からの売上の伸び
14.9%/中央値 10.7%
P25 4.5%P75 16.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 3.7%
P25 2.7%P75 4.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,462で、1年前と比べて-31.7%過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。

¥1,462-1.1%1ヶ月-2.1%1年-31.7%時価総額88億円
過去52週の値幅
安値¥1,327高値¥2,443

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)9.4倍
PBR2.94倍
配当利回り2.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月17日に前日比-12.15%の1,395円と急落し、上昇基調が崩れました。1ヶ月では-5.87%と軟調で、25日移動平均線(1,487.36円)を約6%下回ります。年初来では-39.75%と大きく下落しており、52週安値(1,327円)に接近しています。出来高は193,200株と急増し、売り圧力が強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

予想PERが10.2倍と業界平均17.4倍を大きく下回り割安感がある一方、PBRは3.6倍と業界平均1.82倍の約2倍で割高水準。ROEは39.31%と非常に高く、収益性は優れる。配当利回り1.89%は業界平均3.07%を下回り、配当性向8.1%と低く株主還元は限定的。その他金融業ではPBR・PER・ROE・配当利回りを重視する。割安なPERと高ROEが評価材料だが、PBRの高さと低配当が懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.5倍17.4倍
PER (予想)9.4倍
PBR2.94倍1.81倍
ROE39.3%12.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は増収基調にあり、営業利益率も改善しているが、2025/6期に純損失を計上した。強気派は、与信管理サービスの需要拡大と事業拡大による収益性向上を期待し、ROEの高さも評価する。一方、弱気派は、損失の原因となった債権回収リスクの顕在化や、与信コストの変動による業績の不安定さを懸念する。市場規模が限定的で競争が激化する中、成長持続性への疑念もある。

プラスに働く材料7
  • 収益力の向上

    2025/6期の営業利益率は23.9%と前年から改善、増収が続いている

  • 高ROE

    ROEは39.3%と高く、資本効率の良いビジネスモデルを示す

  • 需要の追い風

    中小企業の資金調達ニーズや与信管理意識の高まりが追い風

  • 純損益6億円赤字→17億円黒字へ転換2026年6月期影響

    純利益は前期▲6億円から17億円へ23億円改善。時価総額95億円の約24%に相当

  • 売上高77億円と3期連続増収2026年6月期影響

    売上高54→67→77億円と拡大、営業利益は19億円で前期比19%増

  • 営業利益率24.68%の高収益構造継続影響

    営業利益率は23.88%→24.68%と改善。ROE39.31%と資本効率が高い

  • 予想PER10.2倍と利益成長期待通年影響

    予想PER10.2倍は増益を織り込み、黒字転換後の収益拡大が続く

マイナスに働く材料7
  • 損失計上の不安

    2025/6期に純損失6億円を計上、回収リスクの顕在化が懸念

  • 景気感応度

    経済悪化時には貸倒れ増加で業績が悪化しやすい

  • 競争激化

    フィンテック企業などの参入で競争が激しくなっている

  • 純利益が赤字と黒字に大きく振れる不安定さ2026年6月期影響

    前期▲6億円、当期17億円と変動幅23億円。時価総額の約24%に相当するブレ

  • PBR3.6倍とバリュエーションの高さ継続影響

    PBR3.6倍はROE39%を織り込み済み。ROE低下時に修正リスク

  • 時価総額95億円と小型、流動性低い継続影響

    時価総額95億円と小型で浮動株が少なく、需給変動で株価が乱高下

  • 株価1年で31%下落のマイナスセンチメント継続影響

    株価は1年で31.41%下落。増益確認まで戻り待ちの売りが続く

次の決算で確かめる点
債権回収率
収益の源泉であり、回収率低下は損失拡大につながる
買取債権残高
事業規模の拡大とリスクエクスポージャーを示す
与信関連費用
貸倒引当金や回収コストの変動は利益を左右する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+86.7%いまの株価に対する利回りは2.05%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.05%
いまの株価に対して
配当性向
8.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年6月320.2
2020年6月30.013.2
2021年6月30.012.5
2022年6月5100.08.7
2023年6月50.07.1
2024年6月850.08.1
2025年6月1486.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ2,274人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.7%を占め、残る72.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他77.974.275.565.860.259.4
事業法人8.07.810.717.818.820.9
外国法人3.87.64.95.310.97.5
金融機関6.36.55.16.55.36.8
証券会社3.93.93.74.64.75.4
自己株式1.12.02.01.80.5
外国人個人0.00.10.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01安達 慶高11.34
02荒川 拓也10.37
03西尾 直紀5.80
04吉川 淳史5.48
05森永 秀一4.16
06三井不動産レジデンシャル株式会社3.80
07CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC / UCITS CUSTOMERS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)3.73
08株式会社メディアシーク3.45
09竹林 俊介3.18
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-27
    安達 慶高
    新規の大量保有報告
    13.51%
    +0.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+100%、1株純資産は8期で+435%。直近期のROEは39.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年6月−73,956
2015年6月18,964
2016年6月53
2017年6月65
2018年6月246888.249.6
2019年6月299535.930.520.2
2020年6月3712633.736.713.2
2021年6月4915635.238.812.5
2022年6月10924854.012.68.7
2023年6月15038847.115.97.1
2024年6月9729939.315.68.1
2025年6月−57362
2026年6月154

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額117百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安達慶高取締役社長(代表取締役)54680,000
荒川拓也取締役副社長(代表取締役)55622,000
西尾直紀取締役副社長(代表取締役)60347,840
中川藤雄取締役45
藤田悟常勤監査役78
深日剛常勤監査役68
蝦名卓監査役64
野矢茂監査役72

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6999917
社外監査役413133
社外取締役2553

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,281字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(Solvvy株式会社)及び子会社5社により構成されており、保証・デジタルマーケティング・システム開発・業務運営・組込型金融といった各種ソリューションを組み合わせ、ストックビジネスでの継続的な収益創出まで企業を支援するストックビジネスコンサルティングを主たる業務としております。 暮らしやビジネスの在り方、人々の価値観までもが加速度的に変化するこの時代において、企業が抱える課題はますます複雑さを増しております。当社グループは、顧客企業が自社で持つアイデアやリソースだけでは対応できない様々な課題に対して、新たな課題解決の形を提案してまいります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 当社グループの提供する各種ソリューションの概要は以下のとおりです。 ①保証(保証制度の構築・運用) 製品だけでなく、サービス/ビジネスまでの保証の提供範囲・手法を拡張し、制度を構築しております。製品・サービスに保証を付帯することで、消費者は所定の不具合が発生した際に無料での修理や交換といったサービスを受けることが可能になります。保証制度の構築・運用については、バックアップ損害保険の締結・運用やオペレーションが特殊であり、非常に高度な専門性を有することが特徴です。当社グループは、大手損害保険会社との連携や、保証制度導入を検討する事業者のニーズの把握を通じて、最適な保証制度構築及び運営をサポートする機能を有しており、安定的かつ継続的な制度運用を可能としております。 ②組込型金融(エンベディッドファイナンス機能の提供) リビングポイント株式会社が発行する電子マネー(第三者型前払式支払手段)である「おうちポイント」と、同電子マネーの利用を促進する目的でクライアントにOEM形式で提供するモバイルアプリ「おうちマネージャー」の活用を通じ、各事業者専用の積立制度・決済インフラ「エンベディッドファイナンス(組込型金融)」機能を提供することで、事業者とオーナーとの繋がりを深化させるストックビジネスへの転換を支援しております。 また、業界に特化した見積・契約・請求プラットフォームによって、リフォーム工事関連業務に関する業務効率化と収益最適化に貢献するとともに、工事代金の分割払い決済(カスタマーファイナンス)機能により、お客様に対して新たな支払い手段を提供しております。 ③業務運営(オペレーション業務の効率化支援) ビジネス遂行に欠かせない各種業務運営についてリアルとデジタルの両面からサポートします。チャットボットと建築士等のスタッフ対応を組み合わせたハイブリッドコンタクトセンターや、当社点検スタッフが点検風景を動画撮影し、専用のモバイルアプリを通じて点検結果を報告し、修繕を実施する検査補修サービスなどを提供しております。これらのサービスにより事業者の業務効率化とオーナーの顧客体験価値向上を支援しております。 ④デジタルマーケティング(1to1マーケティングの実現) 顧客データベースの構築と徹底した鮮度向上により1to1マーケティングを提供します。事業者独自の集客支援やオーナーズクラブ向けのデジタル会報誌提供など幅広くサービスを提供しております。 ⑤システムコンサルティング(顧客のニーズに沿ったシステムコンサルティングの提供) 既存システムの改修から最先端技術の実装に至るまで、あらゆるシステムに関する課題・要望に対応し、事業者に対してシステムコンサルティングを提供します。 セグメント別の主な提供サービスは以下のとおりです。 (1)HomeworthTech事業(ホームワーステック事業) HomeworthTech事業は、ハウスメーカー・マンションデベロッパーといった住宅事業者に対して長期保証をはじめとした各種アフターサービスソリューションを提供しております。補修や検査といったリアルサービスのほか、近年では、アプリ・チャットボット・電子マネーといったデジタルサービスを開発することで住宅事業者に対してストックビジネスコンサルティングを提供しております。主な提供サービスの概要は以下のとおりです。 ①新築住宅向け保証サービス 新築住宅向けサービスとして、住宅設備の長期保証「住設あんしんサポート」や、建物本体を引き渡し後20年間にわたり保証する「建物20年保証バックアップサービス」のほか、近年では、地震被害が生じた住宅の補修・建て替えを保証する「地震あんしんサポート」や、不同沈下などで建物に損壊が生じた際に地盤や建物の修復工事にかかる費用を補償する「地盤補償」など幅広いサービスを提供しております。 ②中古住宅向け保証サービス 中古住宅向けサービスとして「売買あんしんサポート」などを提供し、仲介事業者をはじめとした住宅事業者の中古住宅流通の活性化に貢献しております。加えて、保証期間満期の顧客に対して、サブスク型メンテナンスサービスの「うちもキーピング」を用意することで、住宅オーナーに対する保証サービスを幅広く展開しております。 (2)ExtendTech事業(エクステンドテック事業) ExtendTech事業においては、住宅領域以外の幅広い製品・サービスに対して、長期保証をはじめとした各種アフターサービスソリューションを中心とするストックビジネスコンサルティングを提供しております。新たな技術や製品に対する事業者や消費者の高い保証ニーズに応える形で事業を展開し、当社グループの事業領域の拡大を担っております。現時点における、主な提供サービスの概要は以下のとおりです。 ①再生可能エネルギー領域向け保証サービス 太陽光発電・蓄電システム、風力発電施設に代表される再生可能エネルギー領域向けに保証サービスを提供しております。近年の持続可能な社会実現に向けての機運の高まりを受けて同マーケットが拡大する中、各機器に対する保証のニーズが高まっており、「蓄電システム機器に関する20年保証」など、これまでになかった保証サービスを開発・提供するとともに、各種業務支援を提供しております。 ②教育ICT領域向け保証サービス GIGAスクール構想及びコロナ禍に伴って、小中学校など教育機関への普及が急速に進んだタブレットやノートPCに対して保証サービスを提供しております。教育ICT領域においては、管理する端末数の多さや、複雑な保証フローに対応するため、当社グループが独自に構築した保証業務に特化した物流システムを活用することで、クライアントとエンドユーザーに対して、顧客体験価値の高い保証サービスを提供しております。 ③家電領域向け保証サービス 新たな技術や製品が急速に普及する中、家電や電子機器に対する事業者や消費者の保証ニーズは大きく拡大しております。当社グループではそうしたニーズに応える形で、家電領域に対する保証並びにそれに付随したアフターサービスを開発・提供しております。 (3)LifeTech事業(ライフテック事業) LifeTech事業は、株式会社メディアシークが従来取り組んできたコーポレートDX、画像解析・AI、ライフスタイルDX及びブレインテック・DTxの4つのビジネス領域を事業のターゲットとしたシステム開発や情報技術のコンサルティングを提供しております。 (4)FinTech事業その他(フィンテック事業その他) FinTech事業その他は、リビングファイナンス株式会社が取り組んできたカスタマーファイナンスに関するサービスやHomeworthTech事業、ExtendTech事業及びLifeTech事業には含まれないサービスを提供しております。 [事業系統図(全事業共通)]
経営方針・対処すべき課題3,804字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営の基本方針 当社グループは、「Solve with idea, Solve with you.」というタグラインのもと、ストックビジネスコンサルティングを提供し、顧客の事業の活性化および収益化を支援することを目指しております。 様々な課題に対応する豊富なアイデアで、ともに考え、ともに解決することが当社グループの使命・アイデンティティであると考え、クライアントの共創パートナーとして、事業を展開しております。 (2)経営環境及び経営戦略 ①企業構造及び主要サービス 当社グループは、当社及び子会社5社で構成され、保証・デジタルマーケティング・システムコンサルティング・業務運営・組込型金融により構成される独自のSAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドを通じて、顧客のストックビジネス創出を支援するストックビジネスコンサルティングを提供しております。 ②競争優位性 当社グループは、業界初の保証サービス・組込型金融サービスを多数生み出す商品開発力及びそれらの提供に関する一連の業務運営機能(ハイブリッドコンタクトセンター・顧客情報管理・メンテナンス実施のための全国ネットワーク等)、保証申込等をオンラインで完結できるデジタルプラットフォーム、電子マネーの積立・管理・利用を一気通貫で行うことができるモバイルアプリ、ハイブリッドコンタクトセンター受付システムなど、SaaS開発を含めたシステムコンサルティング、集客支援・ロイヤルカスタマー化支援などのデジタルマーケティングを一貫して開発・提供できることが競争優位性であると考えております。 ③事業を行う市場の状況 HomeworthTech事業を取り巻く環境に目を向けると、国内の新設住宅着工戸数は年々減少のトレンドが予想されている一方、既存住宅マーケットに対する各住宅事業者の関心は年々高まっており、新たな収益源の獲得やストックビジネスの確立を目的とした当社サービスの導入及び検討が加速度的に増加している状況です。また、国内の住宅・不動産業界は他業界に比してDX化が遅れていることから、当社が近年開発・提供を推進しているデジタルプロダクトがより重要な役割を果たし、当社グループのHomeworthTech事業をさらに加速させる要因になると捉えております。 また、ExtendTech事業を取り巻く環境に目を向けると、環境的・社会的持続性の確保という世界的な潮流、とりわけ再生可能エネルギー領域における国を挙げての継続的な施策が当社グループのExtendTech事業を加速させる状況であると捉えております。さらに、これまでに当社が中核事業領域として取り組んでまいりました住宅・再生可能エネルギー・教育ICT以外の領域においても、アフターサービスの重要性が認知されてきており、新たな収益源の獲得やストックビジネスの確立を目的とした当社サービスの導入及び検討が増加するものと捉えております。 加えて、LifeTech事業を取り巻く環境に目を向けると、主たる活動領域であるIT業界において、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進強化・デジタル投資の拡大を背景に、システム設備投資、アプリ開発、デジタルマーケティング関連の需要は今後も継続的に拡大するものと捉えており、当社グループのLifeTech事業を加速させる状況であると捉えております。 いずれの事業においても、暮らしやビジネスの在り方が変化する中で、アイデアやリソースだけでは対応できない様々な課題に対して、新たな課題解決の形が求められており、当社グループが提供するストックビジネスコンサルティングのニーズも今後加速度的に増加するものと捉えております。 ④経営戦略 当社グループの中期目標及びそれに対する強化ポイントは以下のとおりです。 事業   目指す姿   強化ポイント 全社共通   ・ストックビジネスコンサルティングの提供を通じ、顧客事業の活性化および収益化を支援   ・SAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドの強化 ・保証ソリューションの拡充 ・デジタルマーケティング機能の強化 ・システムコンサルティング機能の強化 ・業務運営機能の強化 ・組込型金融サービスの拡充 ・戦略コンサルティング機能の強化 ・上記を遂行するための人材の確保、育成 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①人材の採用・育成 当社グループの中長期戦略を実現するにあたって、優秀な人材を継続的に確保・育成することが重要な課題であると認識しております。特にデジタル企画・開発や戦略コンサルタント人材の拡充は、事業の拡大と業務の効率化に大きな影響を与えるため、新卒・キャリア採用のほか、研修強化を積極的に行うとともに、働きやすい職場環境の整備に取り組むことで、優秀な人材の確保・育成に努めてまいります。 ②SAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドの強化 当社グループの中長期戦略を実現するにあたって、強みであるSAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドの強化が重要な課題であると認識しております。保証・デジタルマーケティング・システムコンサルティング・業務運営・組込型金融の各ソリューションを強化するとともに、質の高いストックビジネスコンサルティングを提供するための戦略コンサルティング機能も強化してまいります。 ③新規事業の創出 当社グループは、既存事業をさらに強化していく一方で、新たな収益の柱として、新規事業を創出する活動が必須であると認識しております。現事業で積み上げた利益を、新たなる保証領域・SaaS事業・FinTech事業等の事業開発へと積極的に投資してまいります。 ④当社グループの認知度の向上 当社グループの中長期戦略の実現のためには、人材の確保やマーケットの拡大が不可欠であり、それにあたりグループの認知度向上が重要な課題になると認識しております。そのために、広報・IR活動を強化することで認知度の向上を図ってまいります。 ⑤内部管理体制の強化 当社グループが今後も業容拡大を図り、企業価値を継続的に高めていくためには、業務の効率化やリスク管理のための内部管理体制のさらなる整備・強化が重要な課題であると認識しております。社内規程や業務マニュアルの整備、業務フローの周知徹底、定期的な社内研修の実施等を通じて業務効率の向上や法令遵守の徹底を図り、経営の公正性・透明性を確保するための体制強化に取り組んでまいります。 ⑥業務系IT基盤の整備・強化 当社グループは、今後の企業規模拡大や事業環境の変化に対応するためにITシステムを強化することが重要な課題であると認識しております。また、当社グループの財務諸表を作成するにあたって、ITシステム等の信頼性を担保することが重要な課題であると認識しております(注)。これらの課題に対処するため、システム開発本部を組織し、人材の確保及び育成を図り、基幹システム等のIT基盤の整備・強化に取り組んでまいります。 (注) 当社の主要なサービスである保証サービスに係る売上高、前受収益及び長期前受収益等の金額の計算においては、ITシステムのIT全般統制並びに各業務プロセスに対して整備・運用された内部統制に依拠した会計処理が実施されております。具体的には、顧客より一括にて収受した保証料を保証期間にわたって均等に期間配分し、当連結会計年度に対応する額を収益計上し、未経過分の保証料については前受収益又は長期前受収益に計上しております。保証サービスに係る個々の取引金額は、売上高全体に比べて極めて少額であり、契約件数は非常に多く、また、新商品の開発が継続的に行われていることから、商品の種類も増加傾向にあります。保証サービスに係る大量の契約情報は、当社が自ら設計、開発したITシステムによって一元的に管理されており、商品ごとに登録される商品マスターの情報と個々の契約ごとに入力される申込書の情報に基づいて、売上高、前受収益及び長期前受収益等の金額が自動計算され、その計算結果が会計システムに連携されます。 ⑦社会課題解決を実現するサステナビリティ経営 当社グループはこれまで、HomeworthTech事業及びExtendTech事業において、住宅・不動産業界のDX推進、中古住宅流通の活性化、教育機関のICT環境整備の推進、再生可能エネルギー関連機器普及の推進といったサステナビリティの取り組みを推進してまいりました。 今後も、サステナビリティ経営を重要課題と位置付け、独自のアフターサービスソリューションを通じて、良いモノを永く愛せる、持続可能な社会の実現に貢献する企業であり続けるために、グループ全体でサステナビリティ活動に取り組んでまいります。
事業等のリスク4,128字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 事業の状況、経理の状況等に記載した事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)外部経営環境による影響について 当社グループが展開しているHomeworthTech事業は住宅・不動産市況の影響を受け、ExtendTech事業のうち、特に延長保証事務の受託業務については延長保証の対象となる住宅用太陽光発電・蓄電システム機器等の需要等に影響を受けます。そのため、新築着工件数や既存住宅流通件数の低迷やリフォーム市場の縮小、住宅用太陽光発電システム機器等の需要の減退等、事業環境が悪化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。これに対して提供ソリューションの拡大や、新規事業領域への拡大といった戦略を講じることで対応してまいります。 (2)競合について 当社グループが提供している「保証サービス」は、業界に対する法規制が少ないことから、様々な企業が新規参入を目指しております。競争の激化により各サービスの収益性が低下する場合や競合他社による類似のサービス展開により当社グループの独自性が失われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これに対して当社グループでは、業界初の保証サービス・組込型金融サービスを多数生み出す商品開発力及びそれらの提供に関する一連の業務運営機能(ハイブリッドコンタクトセンター・顧客情報管理・メンテナンス実施のための全国ネットワーク等)、保証申込等をオンラインで完結できるデジタルプラットフォーム、電子マネーの積立・管理・利用を一気通貫で行うことができるモバイルアプリ、ハイブリッドコンタクトセンター受付システムなど、SaaS開発を含めたシステムコンサルティング、集客支援・ロイヤルカスタマー化支援などのデジタルマーケティングを一貫して開発・提供することで、他社との差別化を図り対応してまいります。 (3)損害保険会社との契約及び提携関係について 当社グループが提供しているソリューションのうち「保証サービス」は、お客様から一定の保証料をいただくことでメーカー保証期間終了後に故障や不具合が発生した場合でも、保証期間内であれば何度でも無料修理を受けることができるサービスです。この「保証サービス」の提供に伴い発生する将来の修理コスト等を担保するために長期(概ね保証期間2年超)の保証契約に対して損害保険会社との間で保険契約を締結しており、保証期間と同一の保険期間を設定することで、「保証サービス」の提供に係る実質的なリスクを移転しております。しかしながら、保険料設定時の想定を超えた故障や不具合が発生した場合は、将来の支払保険料増加などのコスト上昇に繋がる恐れがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは当連結会計年度末現在、損害保険会社との提携関係により顧客開拓を進めている事業があるため、業務提携が解消された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらに対して当社グループは、複数の損害保険会社との契約や提携により、当社グループ内でのリスク管理体制・顧客開拓体制を強化することで情勢の変化に対応してまいります。 (4)検査補修サービスの外注について 当社グループは、検査補修サービスにおける業務の一定割合を外部に業務委託しております。そのため、委託件数の多い業務委託先との契約解除や業務委託先の経営破綻等が生じ、代替先の選定や委託取引の開始までに時間を要した場合には、当社グループが取引先から受注している業務及び契約を確実に履行できなくなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)法的規制について 当社グループが取り扱う業務は、「資金決済に関する法律」、「建設業法」、「建築士法」、「宅地建物取引業法」、「割賦販売法」及び関連する各種法令による規制を受けております。当社グループは、関連法令を遵守し、当連結会計年度末現在において法令違反等の事象は発生しておりません。また、当社グループでは、リスク・コンプライアンス委員会及びコンプライアンス研修を定期的に開催し、役職員に対するコンプライアンスの徹底を図っております。しかしながら、将来に何らかの理由により法令違反の事象が発生した場合や、規制の強化や法令等の大幅な改正が行われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当連結会計年度末現在における当社グループの許認可等取得状況は、以下のとおりです。 会社名   免許・許可等   取得年月・有効期間   関連法令   取消条件 Solvvy株式会社   一級建築士事務所 東京都知事登録 第63955号   自 2020年8月25日 至 2025年8月24日   建築士法   第9条、第10条の7、 第10条の16、 第10条の23 一般建設業許可(般-2) 第152448号   自 2020年9月14日 至 2025年9月13日   建設業法   第28条、第29条、 第29条の2、 第29条の4、 リビングポイント 株式会社   前払式支払手段(第三者型)発行者登録 関東財務局長第00676号   2015年5月15日 (期限の定めなし)   資金決済に関する法律   第10条、第25条、 第27条、第28条 リビングファイナンス株式会社   個別信用購入あっせん業者登録 関東(個)第113号   自 2024年1月15日 至 2027年1月14日   割賦販売法   第35条の3の32 株式会社メディアシーク   医療機器製造業者登録 登録番号 13BZ201677   自 2022年8月18日 至 2027年8月17日   医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律   第75条 (6)個人情報の流出可能性及び流出した際の影響について 当社グループは、HomeworthTech事業及びExtendTech事業において、多数の個人情報を取得及び保有しております。これらの個人情報は、当社グループの管理下にあるデータベースにて保管しており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課せられております。当社グループでは、個人情報に関する管理方針を明確にした上で、プライバシーポリシー及び社内規程に従って厳格に取り扱っておりますが、万一、外部からの不正アクセスや社内管理体制の瑕疵等による情報の外部流出が発生した場合、当社グループに対する損害賠償請求や社会的信用の失墜により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)風評等のリスク 当社グループの属する延長保証業界又は資金決済業界に対して否定的な風評が広まった場合、又は競合他社の不祥事や経営破綻によって業界の評判が悪化した場合には、当社グループの業務遂行及び信用に影響を及ぼす可能性があります。 (8)システム障害について 当社グループは、事業の特性上、顧客との契約管理を中心に多数のシステムを保有しております。従来より、システム事故やエラーが生じないよう高度なシステム技術を駆使するとともに、システムネットワークのセキュリティ強化やデーターサーバーの多重管理等、万全の体制を構築するよう努めておりますが、万一、自然災害、事故及び外部からの不正手段によるコンピュータへの侵入等により、システム不良や作動不能等の事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (9)人材の確保・育成について 当社グループは、今後の企業規模の拡大や事業発展のためには、優秀な人材の確保と育成が不可欠と考えております。そのため、当社グループでは新卒・キャリア採用活動や各種社内研修の実施等を積極的に取り組んでおり、人材の確保と育成に注力しております。しかしながら、必要な人材の採用が計画どおりに進まない場合や、重要な人材が流出した場合には、当社グループの今後の事業拡大及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)内部管理体制の強化について 当社グループは、企業価値の向上を図るためにはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しており、業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これに対して当社グループは、内部統制の有効性に関する評価を適正に行い、その評価結果に対し、適切かつ迅速な是正措置を講じることで、内部管理体制の強化を図ってまいります。 (11)自然災害等による影響について 当社グループの本店所在地がある首都圏において、地震や台風等の大規模な自然災害や事故、火災等によって人的・物的被害を受けた場合には、事業活動に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)サステナビリティ推進への対応について 当社グループを取り巻く環境や社会課題に目を向け、企業価値の向上につながる取組みを進めることが重要な経営課題の一つであるとの考え方のもと、各方針や戦略を策定し、全社横断的に施策を実施しておりますが、対応が十分でない場合には、当社グループに対する信頼の低下、収益機会の逸失に繋がる可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a. 経営成績の状況 (当連結会計年度の経営成績の概況) 2024年6月期 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   2025年6月期 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   増減額   増減率 (%) 売上高(千円)   5,359,054   6,705,733   1,346,678   25.1 営業利益(千円)   1,240,314   1,620,453   380,138   30.6 経常利益(千円)   1,512,170   1,977,122   464,952   30.7 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)   973,305   △628,165   △1,601,470   - 1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)(円)   96.93   △56.95   -   - (注)当社は、2025年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2024年6月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。 当社グループは、「Solve with idea, Solve with you.」というタグラインのもと、独自のストックビジネスコンサルティングの提供を通じて顧客事業の活性化及び収益化を支援することを目指しております。 暮らしやビジネスの在り方、人々の価値観までもが加速度的に変化する中、様々な課題に対応する豊富なアイデアで、ともに考え、ともに解決することが当社グループの使命であり、アイデンティティであると考え事業を展開しております。 保証・デジタルマーケティング・システムコンサルティング・業務運営・組込型金融により構成される独自のSAaaS(Smart Assurance as a Service)メソッドを通じて、住宅領域に特化した事業展開を行っているHomeworthTech(ホームワーステック)事業、再生可能エネルギー・教育ICT領域の製品・サービスを中心に事業展開を行っているExtendTech(エクステンドテック)事業、システム開発や情報技術のコンサルティングを提供するLifeTech(ライフテック)事業及びカスタマーファイナンスサービスなどを提供するFinTech事業その他の4事業を主力事業として展開しております。 当連結会計年度(2024年7月1日から2025年6月30日まで)においても、中期経営計画の達成に向けた人材・デジタル領域への積極的投資を継続する一方で、それを上回る形での既存事業の進展及び社内業務DXの推進が奏功し各事業とも大きく成長いたしました。 他方で、下記のとおり、ExtendTech事業において保証損失2,797百万円の特別損失を計上することとなりました。 当社はExtendTech事業において、教育ICT端末の延長保証サービスの運営事務を端末販売元企業から受託しております。本サービスは、損害保険会社からの紹介案件として2020年4月に開始し、当社は損害保険契約の締結代行や修理受付・手配、保険金請求事務などを担ってまいりました。ExtendTech事業におけるその他サービススキームと同様に、当社は運営事務のみを行う形態と認識しておりました。一方、本件は案件が紹介された時点で、サービススキーム、保険金支払限度額、料金設定等が、損害保険会社及び端末販売元企業との間で既に決定済みであり、結果として当社に保証リスクが内包されるスキームとなっておりました。 本来、本サービス開始時点で保険金支払限度額を超える修理費が発生した場合のリスク等について評価・精査を行った上で契約締結判断をすべきところ、事業部判断にてリスクヘッジが不十分な内容にて契約締結に至っておりました。 このような状況でサービスが開始されましたが、児童・生徒による持ち運びの影響、新型コロナウイルスの影響による持ち帰り学習の普及などにより、一般的なPC端末の故障発生率を遥かに上回り、メーカー修理費用の相次ぐ値上げも相まって、修理件数・修理費用が急増しました。これを受け、故障発生率が突出して高い自治体を中心に、製品欠陥端末の全件免責化、修理可否判定の厳格化、非正規修理の活用などにより修理件数・単価の削減を図ってまいりましたが、当連結会計年度に修理費用の累計金額が保険金支払限度額を超過するに至りました。 保険金支払限度額超過分の負担について、保険会社や全国の地方自治体・学校、端末販売元企業との債権債務関係の協議を進めてまいりましたが、結果として、2020年6月期及び2021年6月期に締結した保証契約について、所有者や端末販売元企業との債権債務関係が確定していない部分については、回収可能性がないものとして、損失として1,460百万円を計上いたしました。さらに、2026年6月期以降、契約期間が終了するまでに見込まれる保険金支払限度額超過分について、修理費用高騰なども考慮に加えた上で、将来の損失として1,336百万円を保証損失引当金として計上いたしました。以上により、支払済みの保証損失及び将来損失見込額の合計2,797百万円を特別損失として計上しております。 本サービスにおける2022年6月期以降に締結した保証契約については、損失計上を要する案件が存在しないことを確認しております。また、同様事案の再発防止に向けた社内調査を継続しております。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高6,705百万円(前年同期比25.1%増)、営業利益1,620百万円(同30.6%増)、経常利益1,977百万円(同30.7%増)、親会社株主に帰属する当期純損失628百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益973百万円)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期との比較は変更後の報告セグメントの区分に基づき記載しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (セグメント別売上高) 2024年6月期 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   2025年6月期 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比 金額(千円)   構成比 (%)   金額(千円)   構成比 (%)   増減額(千円)   増減率 (%) HomeworthTech事業   2,978,309   55.6   3,775,008   56.3   796,698   26.8 ExtendTech事業   2,316,528   43.2   2,441,991   36.4   125,462   5.4 LifeTech事業   -   -   457,938   6.8   457,938   - FinTech事業その他   64,216   1.2   30,794   0.5   △33,421   △52.0 合計   5,359,054   100.0   6,705,733   100.0   1,346,678   25.1 (セグメント別利益) 2024年6月期 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   2025年6月期 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比 金額(千円)   構成比 (%)   金額(千円)   構成比 (%)   増減額(千円)   増減率 (%) HomeworthTech事業   676,991   26.5   1,475,644   44.6   798,652   118.0 ExtendTech事業   1,825,004   71.3   1,720,012   52.0   △104,992   △5.8 LifeTech事業   -   -   135,880   4.1   135,880   - FinTech事業その他   56,371   2.2   △26,497   △0.8   △82,869   - 報告セグメント計   2,558,368   100.0   3,305,039   100.0   746,671   29.2 イ.HomeworthTech事業 HomeworthTech事業では、住宅領域に特化した事業展開を行っております。 創業以来の代表的サービスである住宅設備の長期保証「住設あんしんサポート」、建物本体を引き渡し後20年間にわたり保証する「建物20年保証バックアップサービス」等、各種保証サービスの提供を通じて、住宅事業者のフロービジネス強化及びストックビジネスの創出を支援しております。 当連結会計年度においては、住宅設備や建物の長期保証契約の獲得に引き続き注力することや、地震保証などの新たな保証契約の獲得を推進するとともに、住宅事業者が抱える経営課題に対して、ストックビジネスコンサルティング等の総合的な支援を通じて、事業の活性化及び収益化を支援してまいりました。 これらの施策により、主要なKPIである新規契約獲得金額5,421百万円(前年同期比20.3%増)、前受収益・長期前受収益残高14,203百万円(同20.9%増)、電子マネー発行サービスの導入社数158社(同31.7%増)・未使用残高2,604百万円(同10.2%増)といずれも前年同期比で成長しております。この結果、売上高は3,775百万円(前年同期比26.8%増)、セグメント利益は1,475百万円(同118.0%増)となりました。 ロ.ExtendTech事業 ExtendTech事業では、再生可能エネルギー関連領域や教育ICT領域の製品・サービスに対する事業展開及び既存事業に続く新規領域の創出を行っております。 太陽光発電・蓄電システム等の再生可能エネルギー領域や、GIGAスクール構想により小中学校など教育機関への普及が急速に進んだタブレット等の教育ICT領域では、社会的なニーズの高まりを受けてビジネスが成長しております。 当連結会計年度においては、前連結会計年度と同様に蓄電システムをはじめとした住宅用再生可能エネルギー設備に対する社会的ニーズに応える形で進展したほか、オペレーション業務の受託が拡大したことにより教育ICT領域も堅調に推移しました。 この結果、当連結会計年度の売上高は2,441百万円(前年同期比5.4%増)、セグメント利益は1,720百万円(同5.8%減)となりました。 ハ.LifeTech事業 LifeTech事業においては、株式会社メディアシークがもつ豊富な実績・技術開発リソースに基づくシステムインテグレーション提供を基軸に、法人向けシステムコンサルティングや画像解析・AI、教育・ヘルスケア・エンターテイメント領域におけるオンラインサービス開発など各種事業を運営しております。 この結果、当連結会計年度の売上高は457百万円、セグメント利益は135百万円となりました。 ニ.FinTech事業その他 FinTech事業その他は、リビングファイナンス株式会社が取り組んできたカスタマーファイナンスに関するサービスやHomeworthTech事業、ExtendTech事業及びLifeTech事業には含まれないサービスを提供しております。 当連結会計年度の売上高は30百万円(前年同期比52.0%減)、セグメント損失は26百万円(前年同期はセグメント利益56百万円)となりました。 (KPI推移) (単位:百万円、社) 2024年6月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   年度計 実績   実績   実績   実績   実績 [HomeworthTech事業] 新規契約獲得金額   837   997   1,227   1,445   4,508 前受収益・長期前受収益残高   9,830   10,339   11,054   11,746   11,746 売上高   保証サービス   485   518   572   758   2,335 検査補修サービス   86   106   117   119   429 その他   57   46   59   49   213 電子マネー   導入社数   107   114   119   120   120 未使用残高   2,165   2,229   2,296   2,362   2,362 [ExtendTech事業] 売上高   再生可能エネルギー   313   376   370   733   1,794 家電・その他   139   122   126   132   522 [LifeTech事業] 売上高   コーポレートDX   -   -   -   -   - ライフスタイルDX   -   -   -   -   - 2025年6月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   年度計 実績   実績   実績   実績   実績   前年同期比 [HomeworthTech事業] 新規契約獲得金額   1,098   1,210   1,339   1,772   5,421   120.3% 前受収益・長期前受収益残高   12,228   12,750   13,335   14,203   14,203   120.9% 売上高   保証サービス   682   726   807   964   3,181   136.2% 検査補修サービス   109   111   94   91   406   94.6% その他   49   48   46   42   187   87.8% 電子マネー   導入社数   125   135   146   158   158   131.7% 未使用残高   2,430   2,504   2,567   2,604   2,604   110.2% [ExtendTech事業] 売上高   再生可能エネルギー   466   353   429   630   1,880   104.8% 家電・その他   156   149   134   121   561   107.6% [LifeTech事業] 売上高   コーポレートDX   -   30   56   85   172   - ライフスタイルDX   -   77   102   105   285   - (注)売上高については四半期連結会計期間の数値を使用しております。 b. 財政状態の分析 (当連結会計年度末の財政状態の概況) 2024年6月期   2025年6月期   増減額 総資産(千円)   24,593,712   29,619,524   5,025,811 純資産(千円)   3,005,264   4,190,876   1,185,611 自己資本比率(%)   12.2   14.1   - 1株当たり純資産(円)   299.07   361.96   - (注)当社は、2025年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2024年6月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産を算定しております。 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて5,025百万円増加し29,619百万円となりました。これは主に、立替金が1,240百万円減少した一方、売掛金が1,326百万円、投資有価証券が2,697百万円、投資不動産(純額)が1,074百万円それぞれ増加したことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて3,840百万円増加し25,428百万円となりました。これは主に、保証損失引当金が1,336百万円、住宅設備の延長保証事業を行うため一括で受領した保証料のうち1年超の期間に収益化される予定の長期前受収益が2,104百万円それぞれ増加したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ1,185百万円増加し4,190百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失が計上されたこと等により利益剰余金が703百万円減少した一方、株式交換により資本剰余金が2,572百万円増加したことによるものです。 なお、当社の自己資本比率は14.1%となっており、他の事業会社と比較して低い水準となっております。これはサービス提供前に保証料を収受する当社のビジネスモデルに起因するものです。当社の負債の割合の内訳は、前受収益及び長期前受収益(将来の利益)が59.2%、預り金及び長期預り金(主に現金及び預金)が21.9%という構成であり、有利子負債は9.0%と低水準となっております。さらに、流動比率も173.2%と十分な水準となっており、財務の健全性は十分に担保されております。 ②キャッシュ・フローの状況 (連結キャッシュ・フローの状況) 2024年6月期   2025年6月期   増減額 営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)   922,416   2,099,998   1,177,581 投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)   △2,086,715   △1,342,062   744,653 財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)   167,998   △549,549   △717,548 現金及び現金同等物に係る換算差額(千円)   1,514   △6,079   △7,593 現金及び現金同等物の増減額(千円)   △994,786   202,307   1,197,093 現金及び現金同等物の期首残高(千円)   3,799,310   2,804,524   △994,786 株式交換による現金及び現金同等物の増加額(千円)   -   407,116   407,116 現金及び現金同等物の期末残高(千円)   2,804,524   3,413,948   609,423 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より609百万円増加し、3,413百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は2,099百万円(前年同期比127.7%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失の計上857百万円、売上債権の増加1,160百万円等による資金の減少があった一方で、保証損失の計上2,797百万円、長期前受収益の増加2,104百万円等による資金の増加があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は1,342百万円(前年同期は2,086百万円の使用)となりました。これは主に、投資不動産の売却による収入901百万円があった一方で、投資有価証券の取得による支出1,280百万円、投資不動産の取得による支出1,327百万円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は549百万円(前年同期は167百万円の取得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出356百万円があったことによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) HomeworthTech事業   -   -   -   - ExtendTech事業   -   -   -   - LifeTech事業   374,613   -   64,429   - FinTech事業その他   -   -   -   - 合計   374,613   -   64,429   - (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) HomeworthTech事業   3,775,008   126.8 ExtendTech事業   2,441,991   105.4 LifeTech事業   457,938   - FinTech事業その他   30,794   48.0 合計   6,705,733   125.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績の10%以上の相手先が無いため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態の分析) 財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (経営成績の分析) a. 売上高 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ1,346百万円増加し、6,705百万円となりました。 売上高の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 b. 売上原価、売上総利益 当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度に比べ541百万円増加し、1,897百万円となりました。主な要因は、HomeworthTech事業の「保証サービス」において契約件数が堅調に推移したこと等により、住宅設備保証に伴い発生する修理コスト等を担保するための損害保険会社に対する支払保険料が増加し、取扱店・代理店に支払う販売手数料や業務委託報酬が増加したほか、株式会社メディアシークとの統合によりエンジニア費用が売上原価計上となったことによるものであります。 この結果、当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度に比べ805百万円増加し、4,807百万円となりました。 c. 販売費及び一般管理費、営業利益 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ424百万円増加し、3,187百万円となりました。主な要因は、DXによる業務効率化が進み人件費や各種手数料が抑制された一方で、業容拡大を目的とする法人営業・デジタル企画開発の人材採用を推進・加速したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ380百万円増加し、1,620百万円となりました。 d. 営業外損益、経常利益 当連結会計年度の営業外収益は、前連結会計年度に比べ152百万円増加し、619百万円となりました。主な要因は、投資不動産売却益によるものであります。 また、当連結会計年度の営業外費用は、前連結会計年度に比べ67百万円増加し、262百万円となりました。主な要因は、投資不動産賃貸費用によるものであります。 この結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度に比べ464百万円増加し、1,977百万円となりました。 e. 特別損益、税金等調整前当期純損失 当連結会計年度の特別損失は、ExtendTech事業の教育ICT領域向け保証関連業務受託サービスにおいて発生した保証損失2,797百万円によるものであります。 この結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純損失は、857百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益1,305百万円)となりました。 f. 親会社株主に帰属する当期純損失 当連結会計年度の法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額は△229百万円となりました。 この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は、628百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益973百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況の分析) キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (経営成績に重要な影響を与える要因について) 当社グループは、「3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、組織体制、法令遵守、市場動向、人材の確保等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制の強化を図りながら、優秀な人材を確保し、市場ニーズに合ったサービスを展開することにより、リスク要因を分散・低減し、適切に対応してまいります。 経営者の問題認識につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、長期保証サービスのリスク移転先への損害保険料、短期保証サービスの検査補修費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、投資有価証券の購入、収益不動産の購入等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。当社の事業の性質上役務提供前にその対価を収受するものとなりますので、基本方針に沿って財源を確保しております。よって、運転資金は自己資金としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりであります。

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出典

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