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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ジーイエット

Gyet Co., Ltd.7603 · Standard · 小売業

カジュアル衣料品の小売を主軸に、AI人材育成や暗号資産市場参入など新規事業を展開。

概要

ジーイエット株式会社(旧商号マックハウス)は、1990年に株式会社チヨダの子会社として創業したカジュアル衣料品小売業者である。全国に「マックハウス」の屋号で店舗を展開し、2000年代には500店舗を超えたが、近年は不採算店舗の閉鎖により店舗数は減少している。2025年9月の商号変更を機に、AI事業や暗号資産投資へ事業領域を拡大し、多角化を進めている。従業員数224名、本社は東京都杉並区。

アパレル・AI・暗号資産の三本柱

当社の事業は「アパレル・ライフスタイル事業」「金融・投資事業」「AIオペレーションズ事業」の三つに区分される。アパレル事業ではメンズ・レディース・キッズ向けカジュアル衣料を店舗とオンラインで販売する。金融・投資事業は2025年9月に開始し、ビットコインの取得・保有を中核とする。AIオペレーションズ株式会社は2026年2月に80%子会社化した生成AI研修・DX人材育成企業である。これらを融合した「複合型収益モデル」を掲げている。

ピーク500店舗から180店舗へ縮小した店舗網

創業当初から郊外ロードサイド型店舗「マックハウス」を展開し、1991年末に100店舗、1992年10月に200店舗、1996年9月に300店舗、2000年4月に400店舗、2006年11月に500店舗を達成した。しかしその後は不採算店の閉鎖が進み、2026年2月期末の店舗数は180店舗(前期比70店舗減)となった。全店にPOSシステムを導入し、ECサイトも運営する。2025年8月からは福祉施設向け出張販売「クルふく」も開始した。

長期減収と赤字が続く財務体質

2013年2月期の売上高は387億円であったが、2026年2月期には116億円まで減少した。同期間の純損益は黒字と赤字を繰り返し、2019年2月期以降は毎期赤字を計上している。2026年2月期は売上高116億円、営業損失24億円、純損失31億円となった。暗号資産の時価評価損838百万円も損失を拡大させた。自己資本比率は25.3%(前期比8.4ポイント増)だが、資本金・資本準備金の増加によるものである。

親会社からの独立と筆頭株主の変遷

設立時は株式会社チヨダの100%子会社だったが、1996年に株式会社東京靴流通センターと合併した形式上の存続会社となる。2000年にはチヨダと共同で株式会社レオを公開買付し業務提携。2005年9月にレオと合併した。1999年に店頭登録、2004年にジャスダック上場、2022年に東京証券取引所スタンダード市場へ移行。2024年11月にはG Future Fund 1号投資事業有限責任組合が公開買付により筆頭株主となり、2025年9月に商号をジーイエットに変更した。

業界の中での役割は衣料品小売業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
116億円
営業利益
-24億円
営業利益率
-20.7%
純利益
-31億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01衣料品小売主力

全国のチェーンストアとオンラインストアでメンズ、レディース、キッズ向けのカジュアル衣料品を販売。

主な製品・サービス1
衣料品(メンズ・レディース・キッズ)
カジュアル衣料品の小売。

02AI人材育成副次

子会社のAIオペレーションズ株式会社が生成AIを活用したAIリスキリング研修・DX人材育成プログラムを提供。

主な製品・サービス1
AIリスキリング研修・DX人材育成プログラム
生成AI技術を活用した研修・人材育成サービス。

03金融・投資副次

中長期的な企業価値向上と財務基盤強化を目的に暗号資産市場へ参入。

製品と技術

機能性素材を軸にしたプライベートブランド

アパレル事業では、気候変動に対応した機能性商品をコアアイテムとして展開する。冷感機能を持つ「SA・RA・RI」シリーズや、耐久性と着心地を両立した「タフラクT」、光発熱・吸湿発熱素材を用いた「MAC HEAT(マックヒート)」シリーズが主力である。これらのPB商品は、顧客の声を反映した仕様とプロモーションを連携させ、売上拡大を図っている。

レディース新ブランドと外部協業の拡充

成長戦略としてレディースカテゴリーを強化している。2025年には新ブランド「Idnès(イドネス)」と「milli de l'air(ミリデラール)」を立ち上げ、さらにECに強い「Classical Elf(クラシカルエルフ)」との協業を開始した。これにより新たな顧客層の獲得を目指す。また、2026年2月期末の在庫効率改善のため、商品評価基準を改定し滞留防止に努めている。

生成AI研修とDX人材育成の子会社

2026年2月に80%子会社化したAIオペレーションズ株式会社は、生成AI技術を活用したAIリスキリング研修やDX人材育成プログラムを提供する。当社の全社員を対象に「AIリスキリング研修」を導入し、グループ全体の生産性向上を図る。この研修事業は、アパレル事業とは異なる収益源として期待されている。

財務基盤強化を目的とした暗号資産投資

2025年9月の商号変更と同時に金融・投資事業を開始し、ビットコインを中心とする暗号資産の取得・保有を進めている。目的はインフレや為替リスクに強い財務基盤の構築と収益拡大である。2026年2月期末には時価評価損838百万円を計上したが、中長期的な企業価値向上のために継続的な保有・運用を計画している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ペット小売の低迷、業績悪化中

ジーイエットはペット用品や生体販売を展開する小売業。同業の光フードサービスやまんだらけと比較して規模は小さいが、ペット関連に特化している。しかし、直近の業績は急速に悪化。2025/2期には売上高131億円(前期比▲15%)、営業損失9.16%(▲12億円)と赤字転落。2026/2期には売上高116億円、営業損失20.69%とさらに悪化見込み。競争激化やペットブームの一服、仕入れコスト上昇が原因。回復には新規事業やコスト削減が急務。

強み

  • ペット関連商品に特化し、品揃えで他店と差別化できる。
  • 一定数の店舗を持ち、ブランド認知度がある。
  • ペットの生体販売における飼育・健康管理の経験を有する。
  • ECサイトを運営し、新たな販路拡大の余地がある。

課題

  • 売上減少と赤字拡大で財務体力が低下。2026/2期は営業損失20.69%。
  • ホームセンターやネット通販の台頭で価格競争が激化。
  • 固定費負担が重く、売上減少時に利益が急減。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がジーイエット

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12778パレモ・ホールディングス14億円78.2倍
27578ニチリョク14億円
39878セキド13億円
48254さいか屋13億円38.6倍
52673夢みつけ隊12億円7.4倍
67603ジーイエット11億円
73174ハピネス・アンド・ディ10億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

チヨダの子会社として創業、マックハウス1号店開店

1990年6月、株式会社チヨダの100%出資子会社として資本金2億円で設立された。同年7月、郊外型ロードサイド店「マックハウス」1号店を三重県鈴鹿市白子に開店し、同時に東京都杉並区高円寺に本社を設置した。同年9月にはチヨダから衣料品部門17店舗の営業譲渡を受け、事業基盤を拡大した。

100店舗から200店舗へ急拡大した初期成長

1991年12月に店舗数100店を達成。1992年3月にはチヨダからメンズクラブ15店舗と小手指店の営業譲渡を受け、同年10月には200店舗に達した。設立からわずか2年余りで店舗網を倍増させ、チヨダグループ内での衣料品小売りにおける存在感を高めた。

47都道府県出店と株式公開への道

1996年3月、株式会社東京靴流通センターと合併(発行済株式総数775万株)し、額面変更を実施。同時に全国47都道府県全てへの出店を達成した。同年9月には店舗数300店を記録。1999年2月に日本証券業協会へ店頭登録し、資金調達手段を拡げた。

POS導入とレオとの合併による規模拡大

2000年4月に店舗数400店を達成、同年8月に全店POSシステムを導入した。同年10月、チヨダと共同で株式会社レオを公開買付し筆頭株主になるとともに業務提携。2004年12月にジャスダック証券取引所へ上場し、2005年9月にレオと合併した。合併により店舗網と商品ラインアップが拡充された。

500店舗達成とシステム刷新の時期

2006年11月に店舗数500店を達成。2007年11月には全店に新POSシステムを導入し、2008年9月には物流センターを稼働させた。2009年8月にはジャスダックの制度信用銘柄に選定されるなど市場での認知度を高めた。2010年3月にはECサイトの運用を開始し、オンライン販売に参入した。

店舗数減少と業績低迷の長期化

2014年1月に貸借銘柄に選定されたが、業績は低迷し始める。2017年3月にPOSシステムを更新したものの、売上高は減少傾向が続いた。2022年4月に東京証券取引所スタンダード市場へ区分移行。2024年10月にジーエフホールディングスと業務提携し、同年11月にはG Future Fundが筆頭株主となるなど、経営体制が大きく変化した。

商号変更と新事業への転換点

2025年9月、商号をマックハウスからジーイエット株式会社に変更し、同時に金融・投資事業(暗号資産)を開始。同年8月には福祉施設向け出張販売「クルふく」を始めた。2026年2月にはAIオペレーションズ株式会社の株式80%を取得し子会社化し、生成AI研修事業に参入した。2025年2月期まで営業損失が続く中、事業ポートフォリオの多角化を加速している。

年表35件を開く

1990年代

  • 1990年6月株式会社チヨダの100%出資の子会社として資本金2億円にて設立
  • 1990年7月郊外型ロードサイド店「マックハウス」1号店白子店(三重県鈴鹿市)を開店
  • 1990年7月東京都杉並区高円寺南三丁目3番1号 KSビルに本社を開設
  • 1990年9月株式会社チヨダより衣料品部門17店舗の営業譲渡を受ける
  • 1991年12月店舗数100店を達成
  • 1992年3月株式会社チヨダよりメンズクラブ15店舗の営業譲渡を受ける
  • 1992年3月株式会社チヨダより小手指店(埼玉県所沢市)の営業譲渡を受ける
  • 1992年10月店舗数200店を達成
  • 1996年3月M&A株式の額面金額を変更するため、株式会社東京靴流通センター(形式上の存続会社)と合併(発行済株式総数7,750,000株)
  • 1996年3月全国47都道府県全てに出店を達成
  • 1996年9月店舗数300店を達成
  • 1997年10月東京都杉並区高円寺南三丁目3番1号に本社を移転
  • 1999年2月日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年代

  • 2000年4月店舗数400店を達成
  • 2000年8月全店にPOSシステム導入
  • 2000年10月株式会社チヨダと共同で、株式会社レオを公開買付し筆頭株主になるとともに業務提携を行う
  • 2004年8月東京都杉並区梅里一丁目7番7号に本社を移転
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年4月M&A株式会社レオと2009年9月1日を合併期日とする合併契約書を締結
  • 2005年9月M&A株式会社レオと合併
  • 2005年11月株式会社ジャスダック証券取引所により、「J-Stock」銘柄に選定される
  • 2006年11月店舗数500店を達成
  • 2007年11月全店に新POSシステム導入
  • 2008年9月物流センター稼働
  • 2009年8月株式会社ジャスダック証券取引所より制度信用銘柄に選定される

2010年代

  • 2010年3月ECサイト運用開始
  • 2014年1月株式会社ジャスダック証券取引所より貸借銘柄に選定される
  • 2017年3月POSシステム更新稼働

2020年代

  • 2022年4月株式会社東京証券取引所スタンダード市場へ区分移行
  • 2024年10月ジーエフホールディングス株式会社と業務提携契約を締結
  • 2024年11月公開買付成立により、G Future Fund1号投資事業有限責任組合が筆頭株主となる
  • 2025年8月福祉施設向け出張販売「クルふく」開始
  • 2025年9月商号変更「ジーイエット」に商号変更
  • 2025年9月金融・投資事業を開始
  • 2026年2月M&AAIオペレーションズ株式会社の株式を80%取得し子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    プライベートブランドの強化と在庫効率改善

    お客様の声を反映した快適機能や仕様にこだわったプライベートブランド商品を開発し、重点販売商品をコアアイテムと位置づけプロモーションや店舗展開と連携。持ち越し在庫削減と仕入コントロールにより売上拡大と利益確保を図る。

  2. 02

    快適な買い物体験の提供と顧客満足度向上

    セルフでも買いやすい売場づくりと分かりやすいプロモーション、着こなし提案やレイアウト工夫により快適な買い物体験を提供。本部と店舗の連携強化で現場の声を迅速に商品展開に反映し、市場ニーズに合ったラインナップを拡充する。

  3. 03

    収益性改善のための店舗開発と不採算店舗対策

    商品価値と魅力を高める店舗開発と環境整備により快適な買い物空間を提供。不採算店舗の閉鎖や転貸を継続的に行い収益性を改善する。

  4. 04

    人材育成と女性活躍の推進

    実効性の高い教育体制の構築と業務の標準化で専門性を高め、働きやすい環境を整備。女性活躍推進委員会を通じて多様な声を経営に反映し、柔軟な働き方や育児・介護支援制度の定着、女性リーダー育成を加速する。

  5. 05

    暗号資産を活用した金融投資事業の推進

    新たな成長戦略として、ビットコインなど暗号資産の保有・運用を中心とする金融・投資事業を推進。インフレや為替リスクに強い財務基盤を構築し収益拡大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で224人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は421万円で、9期前と比べて11.5%平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は18.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月308
2018年2月316
2019年2月325
2020年2月47644.017.0320
2021年2月44.017.0308
2022年2月42145.018.0277
2023年2月42146.018.0274
2024年2月42045.017.0290
2025年2月44446.018.0260−462
2026年2月42147.018.0224−1,071

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)42.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
中部 地区42百万円
主な関係会社
  • 国内
    G Future Fund1号投資事業有限責任組合(無限責任組合員トラストアップ株式会社)
    東京都千代田区
  • 国内
    ジーエフホールディングス株式会社
    東京都港区

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は116億円営業利益-24億円前期と比べると減収で、売上が-11.5%。

売上高
-11.5%
116億円
営業利益
-24億円
純利益
-31億円
営業利益率
-20.7%
前期比 -11.5%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高203億円116億円
営業利益4億円-24億円
純利益9億円-31億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は40億円、営業利益は−5億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+21.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q43−1−2.3−1
2024年2Q38−3−7.9−4
2024年3Q36−1−2.8−2
2024年4Q37−5
2025年1Q33−2−6.1−2
2025年2Q33−3−9.1−4
2025年4Q65−7−10.8−9
2026年2Q62−6−9.7−6
2026年4Q54−18−33.3−25
2027年1Q40−5−12.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は387億円から116億円へ30%に減った。直近期の営業利益率は-20.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月3872925
2014年2月367135
2015年2月3603−1
2016年2月36082
2017年2月33771
2018年2月3093−2
2019年2月280−11−28
2020年2月256−13−21
2021年2月197−11−18
2022年2月182−9−13
2023年2月184−6−11
2024年2月154−9−12
「ジーイエット」に商号変更
2025年2月131−12−12−9.2−15
AIオペレーションズ株式会社の株式を80%取得し子会社化
2026年2月116−24−26−20.7−31

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高116億円のうち、営業利益として残るのは-24億円-20.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-31億円、売上の-26.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.1%72億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金57.8%67億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.9%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-20.7%-24億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
37.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比24.4pt
-20.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比29.2pt
-26.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比211.5pt
-202.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-43.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-31.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが−41億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは−39億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は18億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月16−7−69112
2014年2月−8−4−9−1291
2015年2月−17−4−7−2163
2016年2月−1516−7158
2017年2月05−6557
2018年2月8−4−7455
2019年2月14−3−41162
2020年2月4−2−2262
2021年2月−7−2−2−950
2022年2月−7−1−1−841
2023年2月−13−10−1427
2024年2月−1210−1115
2025年2月−519−420
2026年2月−41236−3918

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は71億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は25.3%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月29816213654.2
2014年2月28016012057.0
2015年2月27615312355.2
2016年2月25614810857.9
2017年2月2381449460.4
2018年2月2231358860.5
2019年2月1901048654.7
2020年2月161818050.3
2021年2月135627346.0
2022年2月120497141.1
2023年2月108396935.9
2024年2月84275732.3
2025年2月73126116.9
2026年2月71185325.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
18億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-68億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
53億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
17
/ 100
安定性自己資本比率17 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中277位あたり、逆に低いのはROE322社中321位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-202.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-20.7%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
25.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-11.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥41で、1年前と比べて-88.7%過去52週の値幅のなかでは0%の位置にある。

¥41-4.7%1ヶ月-14.6%1年-88.7%時価総額11億円
過去52週の値幅
安値¥40高値¥391

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)2.7倍
PBR0.76倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/17終値50円は25日線(53.28)を-6.2%下回り、75日線(76.76)を大きく下回る。52週高値535円から約90%下落。長期下降トレンド継続。低価格帯で細かい動きが続くが、出来高は7/14に244.6万株と高水準、売りが多い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PERは算出不能だが、予想PER 3.2倍と極めて低く、PBR 0.93倍は業界平均2.92倍を大きく下回る。ROEは-202.9%と深刻な赤字だが、資産価値に対して株価が低い。業績悪化が継続しており、割安だが財務リスクが高いため、投資には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (予想)2.7倍
PBR0.76倍2.44倍
ROE-202.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は赤字が続き、2026/2期には大幅な赤字拡大見込み。ECシフトで固定費削減を図るが、価格競争と大手ECサイトの台頭で苦戦。再建策の成否が焦点。強気派はEC比率向上で収益改善の可能性を模索。弱気派は競争が激しく、再建は困難とみる。

プラスに働く材料7
  • 追加の経費削減余地

    赤字が続く中でさらなるコスト削減策が打ち出せる可能性。

  • 株価の低位反発期待

    時価総額13億円と低位で、何らかの再建材料で急騰の可能性。

  • PBR0.93倍と割安

    解散価値に近く、下値は限定的との見方。

  • 株価50円と年初来安値圏で反発期待現在影響

    株価88%下落、テクニカル反発狙い。

  • PBR0.93倍と1倍未満で買収対象の可能性不定影響

    PBR0.93倍は買収価格の割安感。

  • 業績悪化織り込みで悪材料出尽くし感不定影響

    大幅下落で悪材料織り込み済み。

  • 再生ファンドの関心不定影響

    業績悪化企業に投資ファンド参入の可能性。

マイナスに働く材料7
  • 赤字拡大の見通し

    2026/2期は営業赤字20%超、純損失31億円と深刻。

  • 競争環境の厳しさ

    大手ECとの価格競争で差別化できず、市場シェア低下。

  • 自己資本毀損のリスク

    赤字継続で自己資本比率が悪化し、債務超過懸念。

  • 2026年2月期営業損失24億円と赤字拡大2026/2期影響

    営業損失前期12億→24億に倍増。

  • 売上高116億円と前期比11.5%減収2026/2期影響

    売上高3期連続減少。

  • 純損失31億円で債務超過懸念2026/2期影響

    純損失31億円で自己資本毀損。

  • 無配継続で株主還元なし継続影響

    配当0円継続、インカムゲイン期待できない。

次の決算で確かめる点
売上高の推移
需要減退の度合いを確認。
営業損益
赤字縮小が再建の鍵。
自己資本比率
財務健全性の指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
460.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月40460.0
2018年2月400.0
2019年2月10−75.0
2020年2月100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ25,469人。区分でいちばん多いのは個人・その他84.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が3.2%を占め、残る96.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他26.627.328.028.484.584.3
証券会社0.30.10.20.00.38.0
外国法人4.13.93.93.97.94.2
事業法人67.367.367.167.56.42.6
金融機関1.81.40.80.10.90.7
自己株式1.21.00.90.90.90.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01G Future Fund 1号投資事業有限責任組合(無限責任組合員トラストアップ株式会社)36.47
02株式会社SBI証券3.50
03楽天証券株式会社共有口2.81
04長澤祥平1.55
05マックハウス共栄会1.35
06BNP GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)0.98
07美濃屋株式会社0.78
08J.P.Morgan Securities plc Director Andrew J.Cox(常任代理人JPモルガン証券株式会社)0.65
09日本証券金融株式会社0.59
10UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人シティバンク、エヌ、エイ東京支店)0.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近16
  • 2026-09-02
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    16.75%
    -1.31pt
  • 2026-08-28
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    18.06%
    -2.16pt
  • 2026-08-14
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    20.22%
    -0.71pt
  • 2026-08-07
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    20.93%
    -0.94pt
  • 2026-07-31
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    21.87%
    -1.07pt
  • 2026-07-23
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    22.94%
    -0.82pt
  • 2026-07-17
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    23.76%
    -1.24pt
  • 2026-07-14
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    25.00%
    -0.84pt
  • 2026-07-08
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    25.84%
    -1.02pt
  • 2026-06-26
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    26.86%
    -0.97pt
  • 2026-06-17
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    27.83%
    -1.06pt
  • 2026-06-02
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    28.89%
    -0.89pt
  • 2026-05-13
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    29.78%
    -0.18pt
  • 2026-04-30
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    29.96%
    -0.91pt
  • 2026-04-22
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    30.87%
    -1.50pt
  • 2026-04-07
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    32.37%
    +22.42pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−186%、1株純資産は14期で−93%。直近期のROEは-202.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月1611,05616.35.024.9
2014年2月361,0413.427.1111.6
2015年2月−8994−0.8
2016年2月109651.079.8391.5
2017年2月99360.999.5460.0
2018年2月−15880−1.6
2019年2月−185676−23.7
2020年2月−138527−23.1
2021年2月−114403−24.5
2022年2月−85318−23.6
2023年2月−68250−24.1
2024年2月−74175−35.1
2025年2月−9580−74.7
2026年2月−13970−202.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
児玉和宏代表取締役会長60
木村竜哉代表取締役社長49
小林大介取締役5410
内野伸彦取締役72
立花隆央取締役54
井上直也取締役61
道下剣志郎取締役37
佐滝実常勤監査役6148
井尾仁志監査役65
池上貴子監査役62
氏名異動後
石野孝司退任

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)539398
社外取締役712122
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容335字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、カジュアル衣料品の小売業を主たる事業として、全国のチェーンストアとオンラインストアでメンズ、レディース、キッズ向けの衣料品販売を行っております。また、生成AI技術を活用したAIリスキリング研修・DX人材育成プログラムの提供を行っているAIオペレーションズ株式会社が子会社となっております。金融・投資事業として、中長期的な企業価値向上と財務基盤の強化を目的に暗号資産市場へ参入しております。 なお、当事業年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,140字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末(2026年2月28日)現在において当社が判断したものであります。 当社は、2025年9月の商号変更を契機に、経営基盤の抜本的強化とともにアパレルから金融・暗号資産市場へと事業領域を多角的かつ戦略的に拡大し、異なる二つの領域を融合させた独自の「融合型収益モデル」を確立することで、収益力の最大化と強固な財産基盤に基づく持続的な企業価値向上を加速させてまいります。 ①商品 お客様の多様なライフスタイルや価値観及び近年の気候変動に対応していくため、当社の強みとなるプライベートブランドは、お客様の声を積極的に反映させた暮らしに役立つ快適機能や仕様にこだわった商品開発を行います。また、重点販売商品を当社のコアアイテムと位置づけ、プロモーション及び店舗での展開方法までの連携を強化し、売上拡大を目指してまいります。持ち越し在庫の削減と在庫効率改善に向けた仕入コントロールも継続し、売上拡大と利益確保を図ってまいります。 ②店舗運営 お客様がセルフでも買いやすい売場づくりと分かりやすい商品プロモーションを重視し、着こなし提案や売場レイアウトの工夫により、快適な買い物体験を提供してまいります。さらに、本部と店舗の連携を一層強化し、現場で得たお客様の声をスピーディーに商品展開を反映させることで、市場ニーズに合致した魅力あるラインナップを拡充し、顧客満足度の向上を目指してまいります。 ③店舗開発 商品価値と魅力を高める店舗開発に取り組み、店舗環境整備により、常に快適な環境でお買い物をしていただける空間作りを目指してまいります。また、不採算店舗の閉鎖及び転貸などを継続的に行うことで収益性の改善を図ってまいります。 ④人材育成とお客様志向の風通しの良い組織の確立 企業の成長に不可欠となる人材育成において、実効性の高い教育体制の構築や業務の標準化を推進することで、組織全体の専門性を高めるとともに、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる働きやすい環境を整備してまいります。 ⑤女性活躍の推進 「女性活躍推進委員会」は、全社横断での対話を通じて現場の多様な声を直接吸い上げ経営に反映させるべく活動に尽力しています。柔軟な働き方や育児・介護支援に関する当社の福利厚生制度の定着、そして女性リーダー育成を加速することで、全社員が働きやすい環境づくりと持続的な企業成長を実現してまいります。 ⑥金融投資事業関連(暗号資産関連事業) 新たな成長戦略として、ビットコインなど暗号資産の保有、及び運用をはじめとする金融・投資事業を推進し、インフレや為替リスクに強い堅固な財務基盤の構築と収益拡大を図ります。
事業等のリスク1,992字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社の事業その他に影響を及ぼす可能性があると考えられる重要な要因には、以下のようなものがあります。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合、最善の対策に努める所存であります。記載された事項で、将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年5月22日)現在入手可能な情報から当社の経営判断や予測に基づくものです。 (1)商品計画について 当社が取り扱う衣料品は、季節性が高く、冷夏や暖冬等の天候による影響を受ける可能性があります。またファッションの流行やお客様嗜好の変化による影響、競合他社の価格政策などによっても売上が左右されますので、これらの要素を勘案して商品計画・仕入を実施いたしますが、需要動向の変化によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)商品生産の特定地域への依存リスク 当社が取り扱う衣料品の多くは、主として中国をはじめとするアジア各国からの輸入によるものです。このため、中国などの生産国の政治・経済情勢、為替相場、法制度等に著しい変動があった場合や、大規模な自然災害の発生などにより、商品原価や商品供給そのものに影響を及ぼす可能性があります。 (3)店舗賃貸借物件について 当社の店舗の大部分は、デベロッパーや地主から賃借しており、出店に際し敷金及び保証金を貸主に差し入れております。その一部は賃料等で相殺されますが、一部は契約期間満了時まで全額の返還がされません。契約にあたっては貸主の信用状況を判断した上で締結しておりますが、契約期間が長期の場合、その間における貸主の倒産等によっては保証金の一部または敷金全部が回収できなくなる可能性があります。また賃借店舗については定期建物賃貸借契約を締結している場合がありますが、借地借家法第38条により、契約期間終了後当社に再契約の意思があったとしても、相手方の意思により再契約できない可能性があります。この場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)人件費等の増加等に関するリスク 当社は多数のパートタイム従業員を雇用しており、従業者に占める割合が高く、昨今の人手不足に伴う採用費・賃金の上昇、及び雇用保険料率、健康保険組合料率等の引き上げ、今後の年金等に関する改正等、種々の要因によって人件費が増加した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報の取扱について 当社は、個人情報保護の重要性を十分に認識しており、個人情報保護法の制定に伴い、個人情報保護方針・マニュアルの制定及び従業員教育を含めた社内制度の強化を推し進めております。しかしながら、個人情報の流出により問題が発生した場合には、社会的信用の失墜及び損害賠償責任等により、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)減損会計の影響について 当社の所有する固定資産につきましては、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、店舗業績の悪化などにより一部の事業用資産等については、減損損失が発生する可能性があります。 (7)自然災害、事故等のリスク 当社が出店している店舗周辺地域において、大地震や津波、台風、洪水等の自然災害、または予期せぬ事故等が発生した場合、店舗施設への物理的な障害や人的被害等が生じた場合、販売活動が困難になり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)インターネット等による風評被害について ソーシャルメディアの急激な普及に伴い、インターネット上の書き込みなどによる風評被害が発生・拡散した場合、その内容の正確性にかかわらず、当社の業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)金融・投資事業(暗号資産運用)に関するリスク 当社は財務戦略としてビットコイン等の暗号資産を保有・運用しておりますが、価格のボラティリティは極めて高く、経済情勢、暗号資産に関わる市場環境や金融市場の動向の影響を受けるため、暗号資産の価格変動が当社の損益に過大な影響を与える可能性があります。 (10)継続企業の前提に関する重要事象等 当社は、当事業年度まで9期連続して営業損失を計上し、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております。 2026年2月28日時点においては、第三者割当による新株予約権の行使により、3,639百万円の資金調達が実現し、当面の事業運営に必要な資金は十分に確保されておりますが、今後資金繰りに懸念が生じる場合は、多様な手法による資金調達を検討することとし、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。 なお、収益体質の改善や滞留在庫の現金化と過剰在庫の抑制等により、引続き収益性を高め、財務体質の改善を図ってまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,318字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績等の状況 当事業年度(2025年3月1日~2026年2月28日)における我が国の経済は、米国新政権の通商政策に伴う先行き不透明感から製造業を中心に慎重な動きが見られたものの、雇用環境の改善や継続的な賃上げを背景に、家計の消費支出には一定の底堅さが見られ、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。 一方で、エネルギー価格の上昇や円安に伴う物価高騰が深刻化し、生活コストの増大が消費心理に影響を及ぼしています。 当社が属するカジュアルウェア業界におきましても、原材料費や物流費等のコスト上昇分の価格転嫁が広がり、消費者が商品の価値と価格をよりシビアに比較検討する傾向が一段と強まっております。 このような事業環境のもと、当社は外部環境の変化に対応した持続的な成長を果たすべく、経営基盤の抜本的な強化を推進いたしました。2025年9月18日付での「ジーイエット株式会社」への商号変更を契機として、既存のアパレル・ライフスタイル事業に加え、金融・投資事業へと領域を拡大しております。収益源の多角化と財務基盤の強化を掲げ、異なる二つの事業領域を融合させた独自の「複合型収益モデル」の確立に向けた取り組みを加速させました。 また、組織のデジタル変革(ⅮX)を加速させる取り組みとして、合弁によるAIオペレーションズ株式会社の設立を通じ、生成AIを活用した研修事業や全社員を対象とした「AIリスキリング研修」の導入をいたします。これにより、最新技術を実務に活用できる次世代型組織への転換を図り、グループ全体の生産性向上に注力してまいります。 (アパレル・ライフスタイル事業) 当該事業におきましては、近年の著しい気温変化や気候変動、及び多様化するお客様ニーズに的確に対応した商品提供と、既存店の活性化・在庫効率の向上に注力いたしました。商品面では、記録的な猛暑に対し、冷感機能を持つ「SA・RA・RI」シリーズや、高い耐久性と着心地を両立した「タフラクT」といったコアアイテムを戦略的に投入いたしました。秋冬シーズンにおきましても、急激な気温低下や不安定な天候を想定し、光発熱や吸湿発熱などの高機能素材を用いた「MAC HEAT(マックヒート)」シリーズのラインナップを拡充することで、気象変動に伴う需要を確実に取り込み、売上高の伸長に努めました。 また、レディースカテゴリーの拡充を成長戦略の柱に据え、新ブランド「Idnès(イドネス)」及び「milli de l'air(ミリデラール)」を始動させたほか、EC運営に強みを持つ「Classical Elf(クラシカルエルフ)」との協業を推進し、新たな顧客層の獲得を図っております。 あわせて、在庫の滞留を未然に防ぎ、機動的な商品消化を促進するために、商品評価基準を改定し、棚卸資産の状況を適切に反映させることで在庫の健全化を推進いたしました。 さらに、将来の事業ポートフォリオ拡大とグループシナジーの創出を目的としたM&A戦略の一環として、株式会社ユナイテッドアローズとの間で、その連結子会社である株式会社コーエンの全株式を取得することに合意し、2026年1月29日に株式譲渡契約を締結し、当該株式の取得手続き(子会社化)は、2026年3月2日に完了しております。これにより、アパレル市場におけるシェア拡大と運営効率の最適化を図るとともに、次期以降のさらなる収益力の向上と、新生ジーイエットグループとしての成長加速を目指してまいります。 既存店売上高は、前年同期比8.1%増、既存店客数は、前年同期比17.3%増、既存店客単価は、前年同期比7.8%減となりました。 当事業年度末の店舗数は、1店舗の出店、71店舗の閉鎖により、180店舗(前年同期比70店舗減)となりました。 これらの結果、売上高12,429百万円(前年同期比5.3%減)となり、セグメント損失は409百万円(前年同期は249百万円のセグメント損失)となりました。 (金融・投資事業) 次なる収益の柱として開始した金融・投資事業におきましては、中長期的な企業価値向上を目的に、ビットコインの取得・保有を進めております。来期以降も、戦略的保有・運用の継続により、インフレや為替変動リスクに強い財務基盤を背景とした企業価値向上に努めてまいります。 これらの結果、保有する暗号資産について2026年2月28日時点の時価に基づき評価損を計上したため、売上高及びセグメント利益はいずれも△838百万円となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 流動資産は、前事業年度末に比べ658百万円増加し、5,769百万円となりました。これは主に暗号資産が1,258百万円増加、商品が864百万円減少したこと等によるものであります。 固定資産は、前事業年度末に比べ868百万円減少し、1,323百万円となりました。これは主に敷金及び保証金が415百万円、有形固定資産が258百万円それぞれ減少したことや、貸倒引当金が78百万円増加したこと等によるものであります。 (負債) 流動負債は、前事業年度末に比べ600百万円減少し、2,470百万円となりました。これは主に電子記録債務が726百万円減少し、買掛金が102百万円増加したこと等によるものであります。 固定負債は、前事業年度末に比べ172百万円減少し、2,824百万円となりました。これは主に退職給付引当金133百万円、長期預り保証金26百万円が減少したこと等によるものであります。 (純資産) 当事業年度における純資産合計は、前事業年度末に比べ563百万円増加し、1,797百万円となりました。これは主に資本金及び資本準備金がそれぞれ1,819百万円増加、当期純損失3,076百万円計上したこと等によるものであります。総資産に占める自己資本比率は25.3%となり前事業年度末に比べ8.4ポイント増となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ204百万円減少し、1,756百万円となりました。 また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果支出した資金は、4,065百万円(前年同期比3,517百万円支出増加)となりました。 これは主に、税引前当期純損失を2,964百万円計上するとともに、暗号資産の増加による支出1,258百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は、236百万円(前年同期比156百万円増加)となりました。 これは主に、無形固定資産の売却による収入420百万円計上した一方で、短期貸付による支出200百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は、3,623百万円(前年同期は2,735百万円増加)となりました。 これは主に、株式の発行による収入3,633百万円によるものであります。 ④ 販売及び仕入の状況 (a) セグメント別売上高 当事業年度のセグメント別売上高を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門別   第36期 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上高(百万円)   前年同期比(%) アパレル・ライフスタイル事業 メンズトップス   4,082   93.4 メンズボトムス   2,476   92.7 レディーストップス   2,277   101.2 レディースボトムス   1,181   85.5 キッズ   1,120   93.2 その他   1,291   104.2 金融・投資事業 暗号資産   △838   ― 合計   11,590   88.4 (注) 「その他」はインナー・レッグ、雑貨等であります。 (b) 地区別売上実績 当事業年度の地区別売上実績を地区別に示すと、次のとおりであります。 地区別   第36期 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 売上高(百万円)   構成比(%)   期末店舗数(店)   前年同期比(%)   店舗増減数(店) 北海道   642   5.2   11   101.0   - 東北   1,340   10.8   23   92.4   △9 関東   3,327   26.8   28   99.0   △19 中部   2,087   16.8   35   92.8   △13 近畿   1,733   13.9   28   92.8   △10 中国   709   5.7   13   93.1   △4 四国   464   3.7   7   88.0   △4 九州   2,124   17.1   35   93.8   △11 合計   12,429   100.0   180   94.7   △70 (注) 金融・投資事業に関する取引は含まれておりません。 (c) 単位当たりの売上高 項目   第36期 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)   前年同期比(%) 売上高   12,429百万円   94.7 売り場面積(期中平均)   93,593.2㎡   73.4 1㎡当たり売上高   132千円   129.1 従業員数(期中平均)   686人   85.6 1人当たり売上高   18,118千円   110.8 (注) 1.売り場面積は、倉庫及び事務所を除いた面積であります。 2.従業員数は、社員、地域限定社員、パートタイマー及びアルバイトが含まれております。 なお、パートタイマー及びアルバイト(1人1日8時間換算)は、期中平均在籍人員を加算しております。 3.金融・投資事業に関する取引は含まれておりません。 (d) 主要顧客別売上状況 主要顧客(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。 (e) 仕入実績 当事業年度の仕入実績を部門別に示すと、次のとおりであります。 部門別   第36期 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 仕入高(百万円)   前年同期比(%) アパレル・ライフスタイル事業 メンズトップス   2,000   102.3 メンズボトムス   1,073   93.4 レディーストップス   1,440   135.0 レディースボトムス   551   78.1 キッズ   567   104.8 その他   735   158.6 金融・投資事業 暗号資産   ―   ― 合計   6,369   108.3 (注) 「その他」はインナー・レッグ、雑貨等であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当事業年度末(2026年2月28日)現在において当社が判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、一定の会計基準の範囲内にて合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。 詳細につきましては、「第一部 企業情報 第5 経理の状況」に記載しております。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)売上高 通期における売上高は、前期に比べ1,528百万円減少し、11,590百万円となりました。 客数は既存店前年比117.3%となりました。客単価は、既存店前年比7.8%減となり通期既存店前年比は108.1%となりました。 当社では、商号変更を契機とした経営基盤の抜本的強化により、既存のアパレル事業に加え金融・投資及び暗号資産市場への領域拡大を通じた収益源の多角化と財務基盤の拡充を推進し、現在はこれら異分野を融合させた独自の「複合型収益モデル」の確立に向けた取り組みを全社的に加速させております。 (b)売上総利益 売上総利益は、前期に比べ1,868百万円減少し、4,356百万円となりました。 店舗閉鎖に伴う在庫整理及び商品評価基準の見直しや、暗号資産評価損の影響により売上総利益率は9.9ポイント減少し、37.6%となりました。 (c)販売費及び一般管理費 不採算店舗の閉鎖に加え、営業地代家賃の圧縮等により、前期に比べ698百万円減少し、6,740百万円となりました。 (d)営業損益 営業損失は、売上及び売上総利益の減少により、2,383百万円となり前期比1,169百万円損失が増加しました。 (e)営業外損益 営業外収益は、前期比41百万円減少の178百万円、営業外費用は前期比270百万円増加の439百万円となりました。 (f)経常損益 経常損失は、営業損失の増加により、2,644百万円となり前期比1,482百万円損失が増加しました。 (g)特別損益 特別利益は、当事業年度で314百万円発生しました。特別損失は、当事業年度において継続的に営業損失を計上している資産グループにつきまして、帳簿価額を回収可能額まで減額し、440百万円を減損損失として計上しました。また、賃貸店舗の中途解約などに伴う違約損失189万円、及び閉店に伴うリース解約金2百万円などを計上したことから、634百万円となりました。 (h)当期純損失 税引前当期純損失2,964百万円、法人税、住民税及び事業税113百万円、法人税等調整額△0百万円により、当期純損失は3,076百万円となり前期比1,603百万円損失が増加しました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の運転資金需要の主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また投資資金需要の主なものは、新規出店や改装に係る設備投資等によるものであります。 運転資金及び投資資金については、自己資金(手元資金と営業活動によって獲得した資金)及び借入金(借入先である株式会社チヨダとの間で借入金の返済期限を2027年8月まで延長することについて合意)によって賄う予定であります。資金の流動性については、事業活動を行う上での資金需要に対して十分に確保しておりますが、今後資金繰りに懸念が生じる場合は、Gファンドからの支援だけでなく、多様な手法による資金調達も検討することとし、財務状況の安定化を図ってまいります。 なお、当事業年度末における有利子負債は900百万円、現金及び現金同等物残高は前年同期比204百万円減少し1,756百万円となっております。 ※Gファンド=G Future Fund1号投資事業有限責任組合 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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