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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

セキド

SEKIDO CO.,LTD9878 · Standard · 小売業

関東・東海・東北を中心に、貴金属・ブランド品の専門店「GINZA LoveLove」と韓国コスメのバラエティショップを運営。さらに韓国コスメの輸入総代理店として卸売も手がける。

概要

セキドは東京都新宿区に本社を置く小売企業である。1963年の家電販売を起源とし、数度の事業再編を経て現在はファッション事業と美容事業を柱とする。ファッション事業では輸入ブランド専門店「GINZA LoveLove」と韓国コスメセレクトショップ「&choa!」を全国に29店舗展開する。美容事業では韓国発コスメブランドの日本総代理店として卸売と公式ECサイトの運営を行う。2025年3月期の売上高は75億円、従業員数は52名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

四つの報告セグメントで構成される事業構造

セキドは有価証券報告書において、ファッション事業、美容事業、賃貸部門、外商部門の四つを報告セグメントとしている。ファッション事業は貴金属・時計・バッグ・雑貨・衣料などの専門店「GINZA LoveLove」と韓国コスメ雑貨のバラエティショップ「&choa!」を運営し、店舗販売とインターネット通販を併用する。美容事業は韓国コスメブランドの日本総代理店として、国内小売法人への卸売と公式ECサイトを担う。賃貸部門は自社保有不動産の賃貸、外商部門は法人向け空調設備工事や個人向けリフォームなどを手掛ける。2025年3月期のセグメント別売上高はファッション事業が39億円、美容事業が16億円、賃貸部門が0.35億円、外商部門が1.9億円である。

29店舗で構成する関東・東海・東北の販売網

ファッション事業の店舗は2025年3月末時点で29店舗。うち「GINZA LoveLove」が10店舗、「&choa!」が19店舗である。「GINZA LoveLove」は銀座に旗艦店を持ち、輸入ブランドの貴金属や時計を中心に高額品から中低額品までを取り扱う。「&choa!」は韓国コスメと雑貨を主力とし、2021年に1号店を出店して以降、MZ世代をターゲットに拡大を続けている。店舗は神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、福島、静岡、愛知、三重、岐阜、京都の各府県に所在し、ショッピングセンター内の催事売場も展開する。また、インターネット通販サイト「GINZA LoveLove」及び「&choa!」を通じて全国の顧客へ販売を行う。

韓国コスメの総代理店として展開する美容事業

美容事業は2015年にLEADERS「マスク・シート」の日本総代理店となったことに始まる。その後、2020年には「MEDIHEAL」ブランドのL&P Cosmetic社と日本総代理店契約を結び、2021年には同事業の子会社を設立したが、2023年に解散し事業を譲り受けた。2025年3月期現在、取り扱うブランドは「MEDITHERAPY」「MEDIPEEL」「KAHI」「athé」の4つ。いずれも韓国発のコスメブランドで、美容機器やダーマコスメ、スティック型コスメ、ヴィーガン処方など特徴が異なる。収益は国内有力小売への卸売と公式ECサイトの運営が中心だが、2025年3月期は旧ブランド終息の影響で売上高が前年比49.3%減の16億円、セグメント損失1.6億円と低迷した。

減収と赤字が続く財務状況

セキドの売上高は2013年2月期の149億円をピークに減少傾向にある。2025年3月期は75億円(前期比12.6%減)、営業損失2.8億円、当期純損失5.5億円を計上した。2026年3月期の予想は売上高58億円、営業損失7億円、当期純損失11億円とさらに悪化を見込む。自己資本比率は2025年3月末で0.9%と極めて低く、財務体質は脆弱である。資金調達として新株予約権の行使による株式発行(2025年3月期に8.9億円)を実施したが、営業キャッシュ・フローはマイナスが続き、投資活動も定期預金の預入などで資金を消費している。

業界の中での役割はブランド品小売業者であり、韓国コスメの日本における総代理店にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
58億円
営業利益
-7億円
営業利益率
-12.1%
純利益
-11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01一般消費者(ファッション)主力

『GINZA LoveLove』で貴金属、時計、バッグ・雑貨、ファッション衣料等のブランド品を販売。店舗とインターネット通販で全国の顧客に対応。リユース品の買取(下取り)も行う。

主な製品・サービス1
GINZA LoveLove
ブランドファッション商品の専門店。貴金属、時計、バッグ・雑貨等を扱う。

02美容関連(一般消費者・小売法人)主力

韓国コスメブランドの日本総代理店として、国内の有力小売業への卸売と公式ECサイトの運営を行う。自社店舗『&choa!』でも韓国コスメ・雑貨を販売。

主な製品・サービス1
&choa!
韓国コスメ・雑貨のバラエティショップ。

03法人顧客(外商)準主力

外商部門により、主に首都圏の法人向けに空調設備や照明機器等の施設工事、個人向けリフォーム工事等を提供。

04不動産賃貸副次

自社で保有する店舗及び駐車場用地を他社に賃貸している。

製品と技術

GINZA LoveLoveが扱うファッションアイテム

ファッション事業の中核ブランド「GINZA LoveLove」は、貴金属、時計、バッグ・雑貨、ファッション衣料などを取り扱う専門店である。特に金地金や金製品は2025年3月期に好調だったとされ、同社は引き続き金関連商品の強化を計画している。店舗では新品販売に加え、リユース品の買取(下取り)も実施。催事売場では広域型ショッピングセンターに出店し、ブランド品を販売する。また、プッシュ型自社アプリやGoogleビジネスプロフィール、WEBチラシなどのデジタルチャネルを活用し、顧客との接点を最大化している。

&choa!で展開する韓国コスメと雑貨

2021年から展開する「&choa!」は、韓国コスメを中心としたバラエティショップである。同社は韓国コスメの輸入総代理店としての知見を活かし、自社店舗でトレンド商品を直接販売。取り扱いブランドはMEDIHEAL、MEDITHERAPY、MEDIPEEL、KAHI、athéなどで、フェイスマスクから美容機器、スティック型コスメまで幅広い。2025年3月期にはインナービューティ商材の導入も開始。店舗数は19店舗に拡大し、MZ世代をターゲットにしている。また、同店舗のECサイトも運営し、越境ECやSNSを活用したソーシャルギフト機能も展開する。

韓国コスメの総代理店事業と卸売モデル

美容事業の柱は、韓国発コスメブランドの日本総代理店としての卸売である。同社は海外取引のノウハウと店舗販売で得たデータを活用し、国内有力小売業へ商品を供給する。2025年3月期時点で4ブランドを代理。各ブランドは異なる特徴を持ち、例えば「MEDITHERAPY」は美容機器と専用コスメのセット、「MEDIPEEL」は皮膚科学に基づく高機能ダーマコスメ、「KAHI」はスティック型コスメ、「athé」はヴィーガン処方のプレミアムブランドである。2021年には子会社化したが、2023年に解散し本体に統合。公式ECサイトも運営し、卸売と直販の両軸で展開する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

売上減少、営業赤字拡大の見通し

セキドは小売業に属し、同業他社と比較して収益規模が小さい。直近の業績は売上高が85億円(2024/3)から75億円(2025/3)へ減少し、営業利益率が-4%と赤字転落。2026/3期には売上高58億円、営業利益率-12.07%と赤字拡大が見込まれる。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスは安定した収益を上げている一方、セキドは競争力低下や需要減に直面している可能性が高い。

強み

  • 企業規模が小さく、意思決定や事業転換が迅速に行える可能性がある。
  • 特定分野に特化している場合、ニッチ市場での強みを発揮する余地がある。
  • 販管費の抑制が進めば、収益改善の余地がある。
  • 規模が小さいため、価格設定やプロモーションを柔軟に変更できる。

課題

  • 売上高が3期連続で減少しており、需要の減少や競合との競争が激化している。
  • 営業利益率が悪化し、2026/3期には-12%超と大幅な赤字見込み。
  • 同業他社に比べ規模も収益性も劣り、明確な競争優位性が見えない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がセキド

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17462CAPITA16億円21.6倍
23223エスエルディー15億円27.1倍
37140ペットゴー15億円
42778パレモ・ホールディングス14億円78.2倍
57578ニチリョク14億円
69878セキド13億円
78254さいか屋13億円38.6倍
82673夢みつけ隊12億円7.4倍
97603ジーイエット11億円
103174ハピネス・アンド・ディ10億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

家電販売から多角化へ向かった1963〜1989年

1963年2月、東京都八王子市に関戸電機が資本金250万円で設立された。これがセキドの源流である。1978年にはホームセンター事業に参入するためラブラブを設立。1979年には神奈川県相模原市に家電販売の橋本セキドを、1981年には多摩ラブラブを設立した。1983年にはラブラブからカー用品部門を譲り受けラブ君を設立。1984年3月、関戸電機は商号をセキドに変更し、本店を八王子市狭間町に移した。1986年には埼玉県狭山市に家電販売のサイデンを設立。1989年2月、橋本セキドを存続会社として、セキド(八王子)、ラブラブ、多摩ラブラブ、ラブ君、サイデンの5法人を吸収合併。資本金5.1億円とし、家電直営店29店舗、FC店22店舗、ホームセンター6店舗の体制となった。

上場とホームセンター撤退に至った1990〜2007年

1990年8月、店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録。2000年12月には東京証券取引所市場第二部に株式を上場した。しかし、2000年代に入るとホームセンター事業の業績が悪化。2004年10月、セキドはホームセンター事業からの撤退およびスポーツ・カー事業など不採算部門の閉鎖を決定した。2004年10月から2007年2月にかけて、スポーツ・カー部門とホームセンター部門の全店舗を閉鎖。これにより事業構造は大幅に縮小し、家電販売とファッション事業に特化する方向へ舵を切った。

ファッション事業への集中と家電撤退(2009〜2012年)

2009年7月、セキドは新規出店を再開。ファッション事業の4店舗と家電催事店1店舗を出店した。2011年5月にはファッション事業の旗艦店として「GINZA LoveLove」を銀座にオープンし、同時にインターネット通販サイトをリニューアル。ブランド戦略を強化した。しかし、家電店舗販売事業は競争激化で収益が上がらず、2012年9月に撤退を決定。同年10月に全店舗を閉鎖し、経営資源をファッション事業に集中させる事業再編を断行した。これにより同社は家電小売から完全に転身した。

美容事業への参入と新たな成長への模索(2015〜2021年)

2015年10月、セキドは韓国発のフェイスマスクブランド「LEADERS」の日本総代理店となり、美容事業に参入。2016年にはリユース事業にも進出し、同年株式会社オークファンと業務提携して循環型ビジネスを模索した。2019年には中国の人材教育グループと提携し労働者派遣事業を開始。2020年3月にはコスメティック事業部を新設し、同年11月には「MEDIHEAL」ブランドのL&P Cosmetic社と日本総代理店契約を締結。2021年10月には美容事業の子会社を設立し、卸売と公式ECを一体化。同時に韓国コスメセレクトショップ「&choa!」1号店を出店し、ファッション事業との相乗効果を狙った。

スタンダード市場移行と子会社解散(2022〜2023年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、セキドは市場第二部からスタンダード市場に移行した。しかし、美容事業子会社「MEDIHEAL JAPAN株式会社」の業績が振るわず、2023年3月に解散。同社は美容事業を本体に譲り受けた。2023年3月期の売上高は70億円、当期純利益はほぼゼロと低迷。その後も旧ブランドの終息処理や新ブランドの立ち上げに追われ、2025年3月期には売上高75億円ながら5.5億円の当期純損失を計上。自己資本比率は0.9%にまで低下し、財務状況は厳しさを増している。

年表32件を開く

1960年代

  • 1963年2月創業株式会社関戸電機を東京都八王子市追分町5番地に資本金250万円にて設立。

1970年代

  • 1978年2月創業東京都八王子市に、ホーム大工、ペット、園芸・エクステリア、家庭用品、シューズ、インテリア、文具・玩具、スポーツ用品、カー用品、装身具の販売のため株式会社ラブラブを設立。
  • 1979年3月創業神奈川県相模原市に家電販売のため株式会社橋本セキドを設立。

1980年代

  • 1981年9月創業東京都福生市に、ホーム大工、ペット、園芸・エクステリア、家庭用品、シューズ、インテリア、文具・玩具、スポーツ用品、カー用品、装身具、食品の販売のため株式会社多摩ラブラブを設立。
  • 1983年10月創業株式会社ラブラブからカー用品部門の営業権を譲り受け、東京都福生市に株式会社ラブ君を設立。
  • 1984年3月商号変更株式会社関戸電機が、株式会社セキドに商号変更し、本店の所在地を東京都八王子市狭間町1685番地の1に変更。
  • 1986年5月創業埼玉県狭山市に、家電販売のため株式会社サイデンを設立。
  • 1988年11月商号変更株式会社橋本セキドが、株式会社セキド(神奈川県相模原市所在)に商号変更。
  • 1989年2月M&A株式会社セキド(神奈川県相模原市所在)を形式的存続会社とし、株式会社セキド(実質的存続会社。東京都八王子市所在)、株式会社ラブラブ、株式会社多摩ラブラブ、株式会社ラブ君、株式会社サイデンの5法人を吸収合併し、資本金を514,517,000円とする。合併により営業店舗は、家電部門の直営店29店舗、FC店22店舗、HI(ホームセンター)部門は6店舗となる。
  • 1989年5月商号変更本店の所在地を東京都八王子市狭間町1685番地の1に変更。

1990年代

  • 1990年8月社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として新規登録。
  • 1998年8月商号変更本店の所在地を東京都八王子市旭町11番8号アクセスビルに変更。

2000年代

  • 2000年3月「LPC(ラブ・プラス・クラブ)カード」による顧客管理システムをスタート。
  • 2000年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2004年10月ホームセンター事業からの撤退及びスポーツ・カー事業を中心とする不採算部門の閉鎖を基本とした地区再構築を決定。以降、2004年10月より2007年2月にかけスポーツ・カー部門及びホームセンター部門の全店舗を閉鎖する。
  • 2009年7月出店を再開。2009年6月から8月にかけ、ファッション事業の新規店舗4店舗と家電事業の催事店舗1店舗を出店し、増収に向けた新規店舗の出店を再開する。

2010年代

  • 2010年6月商号変更本店の所在地を東京都新宿区西新宿二丁目7番1号に変更。
  • 2011年5月ファッション事業の旗艦店舗となる『GINZA LoveLove』を東京都中央区銀座に出店し、同時にインターネット通販サイトのリニューアルと併せ、ファッション事業のブランド戦略強化を図る。
  • 2012年8月商号変更本店の所在地を東京都新宿区新宿三丁目1番24号に変更。
  • 2012年9月家電店舗販売事業からの撤退を決定する。2012年10月には家電全店舗を閉鎖し、ファッション事業に経営資源を集約する事業再編を敢行する。
  • 2015年10月世界で人気のLEADERS「マスク・シート」の日本総代理店として、輸入、販売を開始する。
  • 2016年3月リユース事業の第1号店である e ASTER鶴ヶ島店をGINZA LoveLove鶴ヶ島店内に出店する。
  • 2016年11月インターネット販売事業及びリユース事業において、株式会社オークファンとの業務提携により仕入れ、品揃え、販売促進の他、経営効率を高めるための情報共有等を行い、「新品からリユース品までの循環型ビジネス」の創造に取り組む。
  • 2017年7月商号変更本店の所在地を東京都渋谷区代々木四丁目31番6号に変更。
  • 2019年5月中国で人材教育、留学支援、就業支援などを営む新幹線教育グループと業務提携し、中国の優秀な人材を獲得し、労働者派遣事業及び職業紹介事業への取り組みを開始する。
  • 2019年10月日本のマスクパック市場でも人気の高い『MEDIHEAL』ブランドを展開する韓国のL&P Cosmetic CO., Ltd.の日本総輸入代理店である株式会社L&Kとの業務提携を行い、美容事業の拡大に取り組む。

2020年代

  • 2020年3月美容事業の拡大に向け、コスメティック事業部を立ち上げる。
  • 2020年11月『MEDIHEAL』ブランドを展開する韓国のL&P Cosmetic CO., Ltd.と日本総代理店契約を締結。
  • 2021年10月M&A美容事業の『MEDIHEAL』卸及び公式ECサイトの運営を子会社化。また、『MEDIHEAL』など韓国コスメを中心に品揃えを行う新業態店舗『&choa!』1号店を出店。
  • 2021年12月商号変更本店の所在地を東京都新宿区西新宿三丁目7番1号に変更。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。
  • 2023年3月美容事業の子会社である『MEDIHEAL JAPAN株式会社』を解散し、美容事業を譲り受ける。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率中期まで4.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    美容事業の強化

    自社ブランド「hada to kokoro」の展開や、韓国コスメ4ブランドの日本総代理店事業を通じて、マーケティング力を活かしたシェア拡大と収益性向上を図る。

  2. 02

    ファッション事業の改革

    LoveLove事業ではデジタルチャネル活用で顧客接点を増やし、金製品強化と在庫効率化を推進。&choa!事業ではアウトレット・国内コスメ・インナービューティ商材を導入し、新収益源を目指す。

  3. 03

    ネット通販事業の拡大

    越境EC強化、SNSを利用したソーシャルギフト展開、生成AI活用による業務効率化でスピードと品質を両立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で52人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は399万円で、9期前と比べて+2.2%平均年齢は39.4歳、平均勤続年数は13.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月103
2018年3月95
2019年3月94
2020年3月39038.712.384
2021年3月40140.313.875
2022年3月40740.914.366
2023年3月40840.213.465
2024年3月39639.913.261
2025年3月40539.213.157−526
2026年3月39939.413.552−1,346

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
営業設備小計457百万円
総合計457百万円
賃貸物件 — 相模原市中央区417百万円
賃貸部門
神奈川県小計417百万円
&choa!イオンモール羽生店 — 埼玉県羽生市28百万円
埼玉県小計28百万円
賃貸物件 — 東京都八王子市13百万円
賃貸部門
東京都小計13百万円
ほか30件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    MEDIHEAL JAPAN㈱
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第五回]令和2年度事業再構築補助金(交付申請等)
    中小企業庁
    6,983万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は58億円営業利益-7億円前期と比べると減収で、売上が-22.7%。

売上高
-22.7%
58億円
営業利益
-7億円
純利益
-11億円
営業利益率
-12.1%
前期比 -8.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高76億円58億円
営業利益1億円-7億円
純利益0億円-11億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は12億円、営業利益は−2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1900.00
2024年2Q2114.80
2024年3Q2200.01
2024年4Q23−1
2025年1Q2000.0−1
2025年2Q2000.00
2025年4Q35−3−8.6−4
2026年2Q28−2−7.1−3
2026年4Q30−5−16.7−8
2027年1Q12−2−16.7−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は149億円から58億円へ39%に減った。直近期の営業利益率は-12.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月149−3−13
2014年2月11911
2015年2月102−8−9
2016年3月106−4−5
本店の所在地を東京都渋谷区代々木四丁目31番6号に変更。
2017年3月90−9−16
2018年3月8401
2019年3月75−1−2
2020年3月66−4−6
美容事業の『MEDIHEAL』卸及び公式ECサイトの運営を子会社化。また、『MEDIHEAL』など韓国コスメを中心に品揃えを行う新業態店舗『&choa!』1号店を出店。
2021年3月6811
2022年3月7725
2023年3月7000
2024年3月8510
2025年3月75−3−3−4.0−5
2026年3月58−7−8−12.1−11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高58億円のうち、営業利益として残るのは-7億円-12.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-11億円、売上の-19.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.9%44億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.2%21億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-12.1%-7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
24.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比15.7pt
-12.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比21.4pt
-19.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-25.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-14.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−2億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−6億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は7億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月11−824
2014年2月−7−19−86
2015年2月6−10510
2016年3月20−824
2017年3月51−268
2018年3月−25−437
2019年3月−40−2−41
2020年3月5−1046
2021年3月−201−25
2022年3月−424−27
2023年3月−8−18−96
2024年3月0−1−1−14
2025年3月−1−13−25
2026年3月−2−47−67

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は44億円。このうち返さなくてよい自己資本が0億円で、自己資本比率は0.9%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月70363451.7
2014年2月80374346.4
2015年2月71284339.7
2016年3月59233639.8
2017年3月4273517.4
2018年3月37102726.7
2019年3月3282425.3
2020年3月293268.9
2021年3月3653114.1
2022年3月43103323.9
2023年3月4994017.5
2024年3月5394417.5
2025年3月482454.8
2026年3月440430.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
10億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-15億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
43億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
1
/ 100
安定性自己資本比率1 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中316位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中317位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-12.1%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
0.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-22.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥411で、1年前と比べて-47.7%過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。

¥411-1.2%1ヶ月-0.7%1年-47.7%時価総額13億円
過去52週の値幅
安値¥409高値¥799

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)662.9倍
PBR1.19倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は52週高値799円から大幅に下落し、8月21日には413円と安値圏で推移。25日線(415.56円)をほぼ横ばいで推移し、75日線(429.28円)を下回る。52週安値409円に接近しており、下値サポートが意識される。出来高は8月4日以降増加傾向で、特に8月4日の1.8万株が目立つが、株価は低水準でもみ合い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 18/100)

PERは実績がなく予想PER 666.1倍と異常に高く、業界平均の40.23倍を大幅に上回る。PBR 1.2倍は割安感があるが、ROE -107.9%と大幅な赤字で収益力が極端に悪い。無配で配当利回り0%は投資家にとって魅力がない。業績も赤字が拡大しており、割高であり、成長性も見込めない。

指標この会社業種平均
PER (予想)662.9倍
PBR1.19倍2.44倍
ROE-107.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模なホビー小売として、市場の成長(トレカ人気等)を享受できるかが焦点。強気派は、趣味市場の拡大と中古品流通の需要増を背景に、収益改善の可能性を指摘。弱気派は、直近の赤字拡大(2025/3期営業赤字4億円、2026/3期予想赤字11億円)やROEの大幅悪化(-107.9%)を問題視し、事業の継続性や競争力に疑問を投げかける。また、時価総額13億円と小型で流動性が低く、ガバナンス面の不安もある。

プラスに働く材料7
  • 趣味市場の拡大

    トレカやフィギュア市場は国内外で成長傾向にあり、需要増が追い風

  • 中古品流通の需要

    買取・再販ビジネスは景気に左右されにくく、収益源として安定

  • 低PBRでの反転期待

    PBR1.2倍と資産価値に近く、業績改善時には株価上昇余地

  • PBR1.2倍で債務超過に至らず、清算価値が下支え継続影響

    PBR1.2倍、時価総額13億円÷1.2倍で純資産約11億円、自己資本はプラス

  • 1年で株価42.8%下落、売り圧力が一巡不定影響

    株価は413円、1年間で42.8%下落し下げ余地は限定的

  • 予想PER666.1倍と黒字化で評価が劇的に変わる不定影響

    時価総額13億円に対し予想PER666.1倍、小幅な黒字でもPERは急低下する

  • 売上高が58億円まで減り、固定費圧縮の利益感応度が高い2027年〜2028年影響

    売上高は85→75→58億円と減少、コスト構造改革で赤字縮小の可能性

マイナスに働く材料7
  • 赤字拡大と財務悪化

    直近決算で赤字が継続・拡大し、ROEが大幅悪化

  • 競争力の乏しさ

    大手ホビーショップやECとの競争で差別化できず

  • 小規模・低流動性

    時価総額13億円で機関投資家の参入余地が小さく、価格変動リスク

  • 26年3月期は純損失11億円と赤字幅が拡大予想通年影響

    純損失は5億円→11億円、営業損失も3億→7億円へ悪化

  • 売上高が3期連続減収、75→58億円と22.7%減通年影響

    売上高は85→75→58億円と毎期減少、減収率が拡大

  • 営業利益率が-4.0%から-12.1%へ悪化通年影響

    営業利益率は25年3月期-4.0%、26年3月期予想-12.1%と悪化

  • 無配当とROE-107.9%で株主資本が毀損継続影響

    ROE-107.9%、配当0円、純損失続きで自己資本の減少が加速

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場拡大の恩恵を受けているかの指標
営業利益率
収益性改善の鍵であり、赤字脱却の度合いを測る
店舗効率
売上高に対する出店・既存店の生産性を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
83.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月10
2024年3月1550.083.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,971人。区分でいちばん多いのは個人・その他82.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.2%を占め、残る88.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他66.366.267.871.567.082.3
事業法人15.415.615.715.917.711.2
外国法人9.07.97.64.811.65.0
証券会社4.86.66.46.73.31.0
外国人個人0.20.10.00.10.20.5
自己株式0.20.20.20.20.20.1
金融機関4.33.62.51.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社関戸興産9.47
02関戸 正実6.25
03BNB PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACC FOR THIRD PARTY 常任代理人 香港上海銀行 東京支店4.55
04都田 幸男1.89
05関戸 薫子1.61
06セキド従業員持株会1.26
07セキド役員持株会0.98
08西村 英子0.57
09飛田 康雄0.51
10楽天証券株式会社0.47

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-20
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    37.62%
    -0.94pt
  • 2026-06-30
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    38.56%
    -0.35pt
  • 2026-06-02
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    38.91%
    -0.03pt
  • 2026-05-11
    エボ ファンド(Evo Fund)
    変更報告
    38.94%
    -1.16pt
  • 2026-04-07
    エボ ファンド(Evo Fund)
    新規の大量保有報告
    38.94%
    -1.16pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−358%、1株純資産は14期で−95%。直近期のROEは-107.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−91254−30.3
2014年2月82612.916.813.2
2015年2月−6041,998−26.2
2016年3月−3251,650−17.8
2017年3月−1,139519−105.0
2018年3月335925.927.2
2019年3月−112483−20.9
2020年3月−339150−108.9
2021年3月6125130.813.0
2022年3月24050147.64.423.9
2023年3月−23424−4.9
2024年3月234565.338.083.4
2025年3月−268113−107.9
2026年3月−41513

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額62百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
関戸正実代表取締役社長69198,200
弓削英昭取締役 執行役員管理部長622,700
小手川大助取締役75
田中渉吾常勤監査役451,500
杉井孝監査役794,600
西川徹矢監査役792,500
廣渡鉄67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2444422
社外取締役418185

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,024字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、ファッション事業において、関東、東海、東北地区を基盤に、29店舗の直営店を運営し、貴金属、装身具等の販売を行っております。また、インターネット通販サイトによる、全国の顧客に向けたブランドファッション商品の販売を行っております。また、美容事業において、韓国コスメブランドの輸入総代理店として小売法人向けの卸売と公式インターネットサイトの運営を行っております。その他、外商部門により、主に首都圏の法人向けの物販及び付帯サービスの提供を行っているほか、自社で保有する店舗及び駐車場を他社に賃貸しております。 なお、当事業年度より、従来「その他」に含まれていた「外商部門」について、量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。 当社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 (ファッション事業) ファッション事業において、貴金属、時計、バッグ・雑貨、ファッション衣料等の専門店『GINZA LoveLove』と韓国コスメ・雑貨のバラエティショップ『&choa!』を営んでおり、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、福島、静岡、愛知、三重、岐阜、京都の各府県に店舗展開しております。 また、インターネット通販サイト『GINZA LoveLove』及び『&choa!』による、全国の顧客に向けたブランドファッション商品と韓国コスメ・雑貨の販売を行っております。 ファッション事業においては、店舗販売事業と通販事業に分類し、それぞれについての施策を実施しております。 (1) 店舗運営事業…常設店舗での一般顧客向けブランドファッション商品、韓国コスメ・雑貨の販売とリユース品の買取(下取り)。 広域型商圏のショッピングセンターを含む催事売場の展開によるブランドファッション商品、韓国コスメ・雑貨の販売。 (2) 通販事業…インターネットショップによるブランドファッション商品、韓国コスメ・雑貨の販売 (美容事業) 美容事業において、韓国コスメブランド製品の日本総代理店として、国内の有力小売業への卸売及び公式ECサイトの運営等を行っております。 (賃貸部門) 自社で保有する店舗及び駐車場用地を他社に賃貸しております。 (外商部門) 外商部門において、主に法人向けの空調設備、照明機器設備等の施設工事、個人向けのリフォーム工事等を行っております。 以上の概要を図示すれば、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,022字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は「お客様に尽くす」「社員に尽くす」「お取引先に尽くす」の理念のもとに「高い目標に挑戦」「ウソをつかない」「店頭第一主義」を経営の基本方針としております。高い目標を掲げ、従業員一人一人が自らの進歩を求め、一店一店が地域№1に挑戦すること、お客様にウソをつかない、約束ごとは必ず守ることを信条とし、誇りとすること、一人のお客様に一つの商品を一人の社員が販売し、サ-ビスを提供することが営業の基本単位であり、すべての経営活動は店頭を出発点とし、終結点としていることを当社の経営にたずさわる全員の基本姿勢としております。 (2) 経営戦略等 ・お客さまとのコミュニケーションを大切にし、お客様のニーズに適った商品・サービスをお勧めすることに注力し、リピーターを増やすことに努めてまいります。 ・当社は、2022年7月に、2022年3月期の業績を踏まえ、「中期経営計画」の見直しを行い、取り組んでまいりました。具体的には、ファッション事業は、組織再編により店舗運営事業として新規業態店舗『&choa!』(韓国コスメセレクトショップ)の拡大と「AI顧客解析システム」の活用、EC部門では一層の内製化によるスピード感のある運営、美容事業では、新たに3つの韓国コスメブランドの日本総代理店となり、PR活動にも注力し、シェア拡大に努めております。 (3) 経営環境 現状の当社を取り巻く経営環境は、年々、厳しさと混迷の色を深くしつつあります。ロシア・ウクライナ戦争、中東での紛争など世界中で戦火が絶えず、さらには、引き上げることが目的であるかのような関税の引き上げ合戦の影響か、物価上昇が止まらない状況です。当然、消費者の消費行動にも暗い影を落としており、当社の事業活動にとっても、今後の展開次第では、その影響度の大きさ、長さは予断を許さず、経営環境の不確実性を増大させる可能性があります。 このような経営環境の中、当社は、どのような環境にあっても、業績の安定拡大を目指せる組織の整備と強化を最優先課題ととらえ、主力のファッション事業(店舗運営事業)と美容事業の強化に取り組んでまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ・美容事業(コスメティック事業) 当社は、自社ブランド事業を中期成長戦略の重要領域と位置付けております。「hada to kokoro(肌と心)」は20代から30代の働く女性に向けて初めて打ち出すオリジナルトータルケアブランドです。韓国コスメの最新トレンドと、日本の若い女性のスキンケア意識を店舗での販売を通して培ってきたマーケティング力を生かして、メイドインジャパンの高い品質感で日本人の肌に合った製品をカタチにしました。JO1河野純喜氏をブランドアンバサダーに迎えさらなる認知の拡大と顧客接点の強化を図ってまいります。 一方、日本総代理店事業ですが、当社は長い海外取引のノウハウを通じて得た知見、コスメセレクトショップの運営事業で培った接客・販売から得たデータを活かし、現在、韓国発4ブランドの日本総代理店を担っております。美容機器と専用コスメを掛け合わせ、自宅でエステ級の本格ケアを叶える「MEDITHERAPY」、皮膚科学に基づく独自成分とエステサロンのノウハウを融合させた、高機能ダーマコスメブランド「MEDIPEEL」、スティック型コスメという新たな美容習慣を市場に定着させたブランド「KAHI」、肌や環境への優しさを徹底した100%ヴィーガン処方と、美容施術レベルの『確かな効果』を両立させた、プレミアム・ヴィーガンブランド「athé」。 当社のコスメティック事業は顧客マインドに寄り添い、ビジネスモデルの進化と収益性の向上を図り、マーケットでのシェア拡大・企業価値向上に努めてまいります。 ・ファッション事業(店舗運営事業) まずLoveLove事業ですが、客数アップを目的としてブラッシュアップを実施し継続的な認知向上と来店動機の創出を図ってまいります。プッシュ型自社アプリ、Googleビジネスプロフィール、WEBチラシ等によるデジタルチャネルを活用することで、顧客接点の最大化や情報接触頻度の向上を実現いたします。商品施策ですが、前期は金地金や金製品を中心とした貴金属商品が好調に推移したことから、今期も引き続き金地金や金製品の取り扱いを強化するとともに、在庫については売れ筋商品を見極めて圧縮を図り商品効率の更なる向上を行ってまいります。 続いて&choa!事業ですが、新規のマーチャンダイジングとして、アウトレット商材を導入し収益性の向上とともに国内コスメブランドも新規導入し、MZ世代(25歳前後〜45歳前後)をターゲットにしたブランドを展開してまいります。また新たにインナービューティ商材を導入いたします。インナービューティ商材は現在急成長を遂げているウェルネス市場の中核を担う商材となります。顧客の日常生活に深く根付くことによる高いLTV(顧客生涯価値)と安定したリピート購入を生み出すことで当社の新たな収益の柱を目指します。 ネット通販事業ですが、越境ECを強化するほかSNSを利用した「ソーシャルギフト」を展開いたします。これはSNSのアカウントさえ知っていれば、相手の住所や電話番号を知らなくてもギフトを贈れるサービスです。またEC業務の効率化のために生成AIを活用し商品登録の作業負荷を大幅に軽減し、スピードと品質の両立を図ってまいります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、本業の収益性が明確に表れる「売上高経常利益率」を重視し、中期的には売上高経常利益率2.5%を目標としておりましたが、美容事業の急成長などにより、2022年3月期で達成したものの、その後は、相次ぐ国際紛争による世界的な物価高騰と国内経済に大きなインパクトを与えた「円安」が響き、2023年3月期の売上高経常利益率は1%を下回る0.6%となりました。また、2024年3月期もこの国内外の状況は改善されず、売上高経常利益率は、助成金収入の獲得もありやや改善したものの、1.5%となりました。 そして、2025年3月期は、主力ブランド『MEDIHEAL』の韓国本社の経営方針転換があり、日本市場での競争力の低下が大きく影響し、営業赤字を計上することとなりました。また、2026年3月期も、新たに3つの韓国コスメブランドの輸入総代理店となり、美容事業の業績回復に取り組みましたが、商品の入替などのコストもかかり、美容事業のシェアが前年を下回るため、利益率の水準も低下いたしますが、中期的には売上高経常利益率の目標4.0%をまずは達成することであると考えております。 (6) 継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク(8)継続企業の前提に関する重要事象等」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在しておりますが、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク(8)継続企業の前提に関する重要事象等」に記載のとおり、当該事象の解消又は改善に努めております。
事業等のリスク2,589字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下に記載している将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績の変動要因について 当社は、下半期(10月~3月)においては、ファッション事業のクリスマス・年末年始商戦のウエイトが高い傾向にあり、商戦如何によっては当社業績に影響が及ぶ可能性があります。 特に、当社の業績は、12月、1月にウエイトが高くなっており、上半期と下半期の業績に著しく偏りが生じる可能性があります。 (2) 為替変動リスクについて 当社は、総仕入のうち約37%程度について海外からの直接仕入を行っており、為替変動の状況によっては業績に影響を与える可能性があります。 (3) 顧客情報の管理について 当社は、営業戦略の柱として顧客情報を営業活動に活かすことや顧客とのコミュニケーションを図ることを目的に、スマートフォン端末による顧客管理システムである「GINZA LoveLoveスマホアプリ」及び「&choa!スマホアプリ」の運営を行うとともに、「GINZA LoveLoveカード」の発行により大量の顧客情報を取り扱っております。個人情報保護法の制定に伴い、当社では個人情報保護方針、個人情報管理マニュアル等を策定し、情報管理及びプライバシー保護に努めており、過去顧客情報の流出による問題は発生しておりません。しかしながら、今後、顧客情報の流出により問題が発生した場合には、その後の事業展開、業績等に影響が及ぶ可能性は否定できません。 (4) 減損会計の適用について 当事業年度において、店舗等の固定資産について312百万円の減損損失を計上いたしましたが、今後においても、市場環境の変化等により、減損損失が発生する可能性があります。 (5) 感染症拡大の影響について 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響は、健康被害だけでなく身近な生活様式の変革やグローバルなヒトやモノの流れを大きく変え、国内外の経済環境にも大きな影響を与えました。今後も、感染症の拡大が発生した場合、当社の事業エリアにおける感染状況はもちろん、主要な商品である輸入ブランド品の生産地域の感染状況、物流に関わる地域、企業への影響なども含め、当社の業績等に影響を与える可能性があります。 (6) 自然災害の影響について 近年、異常気象や地震、火山活動などの自然災害が国内外を問わず、頻発しております。当社の事業活動拠点で発生した場合はもちろん、そうでない場合でも災害の規模によっては当社の業績等に影響を与える可能性があります。 (7) 国際情勢の影響について 2022年4月に勃発した東欧地域での武力紛争や2026年2月に始まった中東での紛争の影響は、近年の地域紛争とは異なり、予測困難な様々な影響を国際社会に及ぼしております。今後の展開によっては、当社も業績等に影響を受ける可能性があります。 (8) 継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況について 当社は、前事業年度での美容事業の主力ブランド終了による売上高の減少が当事業年度も続き、2期連続の営業損失、経常損失、当期純損失並びに営業キャッシュ・フローのマイナスを計上いたしました。また、一部の取引先金融機関と締結する「譲渡担保権設定契約書」に係る財務制限条項に抵触しております。以上の状況から、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在しております。 当社は、当該状況を解消するために下記のとおり対応しております。 (1) 事業基盤の強化 当社は、主力事業である美容事業において、韓国コスメブランドの輸入総代理店を担うことで、ここまで順調に業績を伸ばしてまいりました。しかし、輸入総代理店契約条件や契約の解除等のリスクもあるため、複数のブランド、ジャンルの商品に取組んでゆくことも必要です。現在は、昨年から取り組んで手応えのあった新たな商材である美顔器などのディバイス分野と自社ブランドコスメを営業力強化の二つの軸としてまいります。 ファッション事業(店舗運営事業)においては、ファッションブランド商品の『GINZA LoveLove』とコスメの『&choa!』による店舗戦略の最適化を図ってまいります。 (2) 財務基盤の安定化 当事業年度において、第15回乃至第17回新株予約権を6月に、また、第18回及び第19回新株予約権を12月に発行し、9億円超の調達を行ったことで、厳しい業績の中でも最低限の資金と純資産を維持しております。 今後、第18回及び第19回新株予約権の行使による資金調達を活用し、上記の営業力強化施策を確実に推進し、財務の安定化を図ってまいります。 但し、資金調達の状況は、新株予約権の行使の有無・行使時期や株価の影響を受けることになります。 また、金融機関との融資の状況において、一部の取引先金融機関と締結する「譲渡担保権設定契約書」に係る財務制限条項に抵触しております。当該条項に関しては、抵触した場合に合理的と認められる是正措置の要請に対応することで、ただちには期限の利益の喪失にはあたらないとされており、是正措置の説明をすることにより、上記を前提にお取引先金融機関に、ご理解と引き続きご支援をいただける旨を確認しております。 以上のとおり、現在、当社は事業基盤の強化に向けた様々な施策と財務基盤の安定化のための施策を行うことで業績の改善と安定した資金の確保を図る途上にありますが、事業基盤の強化施策及び財務基盤の安定化の実現可能性は、特に新規商材については、当社を取り巻く経済環境をはじめ、様々な要因による影響を受けることになります。また、市場からの資金調達は需給関係やタイミングの点で必ずしも目指していた結果が得られるとは限らないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しております。 なお、財務諸表は継続企業を前提として作成しており、重要な疑義の影響は財務諸表に反映しておりません。
経営成績の分析 (MD&A)8,649字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、長引くロシア・ウクライナ、中東での戦争の影響と円安基調が続く中、企業業績や個人消費への影響が懸念される状況が続いております。 このような環境下、当社グループは、主力事業のファッション事業と美容事業による新たな成長戦略に取組んでまいりました。 ファッション事業(店舗運営事業)においては、韓国コスメのセレクトショップ『&choa!』を2店舗出店いたしました。また、輸入ブランド専門店『GINZA LoveLove』、『&choa!』とも、AI解析による再来店促進施策が一定の成果をあげております。『GINZA LoveLove』では、高額品の需要の落ち込みはあったものの、中低額品は堅調に推移いたしました。引続き、アプリ会員へのプッシュ通知での情報伝達に努めております。 美容事業においては、前事業年度に輸入総代理店契約を終了した旧ブランドの終息処理を行うとともに、複数の輸入総代理店契約を締結し、新ブランドの展開に努めてまいりました。また、物流拠点の統合によるコストダウンを図りました。しかしながら、新規ブランドの展開は、まだ途上にあり、旧ブランドの売上のマイナスをカバーするには至っておりません。 これらの結果、当事業年度の経営成績は、売上高は5,758百万円(前年同期比23.2%減)となりました。利益面では、売上高の減少とコスト高の影響で営業損失は707百万円(前年同期は276百万円の営業損失)、経常損失は794百万円(前年同期は329百万円の経常損失)、減損損失312百万円を計上した他、店舗網の最適化を図るための損失引当26百万円などを計上した結果、当期純損失は1,141百万円(前年同期は545百万円の当期純損失)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 [ファッション事業] ファッション事業(店舗運営部門)においては、韓国コスメのセレクトショップ『&choa!』を2店舗出店し、輸入ブランド専門店『GINZA LoveLove』10店舗、『&choa!』19店舗の全29店舗体制で運営しております。なお、『GINZA LoveLove』の路面店を1店舗閉店しております。 これらの結果、売上高は3,927百万円(前年同期比4.7%減)となりました。利益面では、出店コストの負担に加え、コスト高の影響もあり、セグメント損失は63百万円(前年同期は1百万円のセグメント損失)となりました。 [美容事業] 美容事業においては、旧ブランドの終了と新規ブランドの立ち上げを行ってまいりました。新規ブランドの中には、これまで取扱いのなかった美顔器など、美容ディバイス分野の商品も取り扱うこととなり、事業に幅が出てくることになり、手応えもあり、今後につながる1年でありましたが、旧ブランドの売上のマイナスを取り戻す規模になるには、まだ至っておらず、売上高は1,599百万円(前年同期比49.3%減)、売上高の減少と旧ブランドの終息コストが響き、セグメント損失は160百万円(前年同期は97百万円のセグメント利益)となりました。 [賃貸部門] 賃貸部門では、売上高は35百万円(前年同期比0%増)、セグメント利益は30百万円(前年同期比0.2%増)となりました。 [外商部門] 外商部門では、売上高は195百万円(前年同期比8.1%増)、セグメント利益は15百万円(前年同期比44.9%増)となりました。 当事業年度末の財政状態は次のとおりであります。 (資産) 当事業年度末の資産は、総資産は4,389百万円となり、前事業年度末に比べ380百万円減少いたしました。 流動資産は3,410百万円となり、前事業年度末に比べ141百万円減少いたしました。これは主に、資金の調達により現金及び預金が514百万円増加しましたが、美容事業の新旧ブランド交代などで商品が338百万円減少したこと、決算月の売上の減少の影響により売掛金が274百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は978百万円となり、前事業年度末に比べ238百万円減少いたしました。これは主に、新店の出店などに伴う有形固定資産の増加はありましたが、既存店舗及び共用資産の減損損失を計上したことなどにより、有形固定資産が234百万円減少したことによるものであります。 (負債) 当事業年度末の負債は4,343百万円となり、前事業年度末に比べ192百万円減少いたしました。 流動負債は3,632百万円となり、前事業年度末に比べ48百万円増加いたしました。これは主に、店舗網の最適化に向け、引当金を26百万円計上した他、資産除去債務を38百万円固定負債から流動負債に振替えたことなどによるものであります。 固定負債は711百万円となり、前事業年度末に比べ240百万円減少いたしました。これは主に、上記の振替などで資産除去債務が19百万円減少した他、返済などにより長期借入金が116百万円、社債が70百万円、長期未払金が17百万円減少したことなどによるものであります。 (純資産) 当事業年度末の純資産は45百万円となり、前事業年度末に比べ188百万円減少いたしました。これは主に、資本調達により資本準備金及びその他資本剰余金がそれぞれ459百万円増加しましたが、当期純損失1,141百万円を計上したこと、その他有価証券評価差額金が33百万円増加したことなどによるものであります。 これらの結果、自己資本比率は0.9%(前事業年度末は4.8%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は689百万円となり、前事業年度末に比べ185百万円増加いたしました。当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果使用した資金は155百万円となりました。これは主に、減価償却費57百万円、減損損失312百万円、株主優待引当金64百万円、店舗閉鎖損失引当金26百万円、などの非資金性損失を含め1,133百万円の税引前当期純損失を計上しましたが、棚卸資産の減少による338百万円、売上債権の減少による284百万円の資金増加などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果使用した資金は382百万円となりました。これは主に、定期預金329百万円の預入と有形固定資産の取得55百万円の支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果獲得した資金は723百万円となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入が888百万円ありましたが、社債の償還70百万円、長期借入金の返済133百万円などによるものであります。 ③仕入及び販売の実績 a. セグメント別商品仕入実績 当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) ファッション事業 貴金属   323,623   119.2 時計   518,761   84.1 バッグ・雑貨   1,215,623   84.1 美容   613,715   91.2 小計   2,671,724   88.9 美容事業 シートマスク・パック   32,282   1.9 その他   1,221,424   249.2 小計   1,253,706   58.3 外商部門   167,267   104.8 合計   4,092,698   77.0 (注)セグメントと商品群の対応関係は、以下のとおりであります。 ファッション事業 貴金属…指輪、ネックレス、イヤリング、喜平等 時計…腕時計、掛置時計、喫煙具等 バッグ・雑貨…ハンドバッグ、財布、ベルト、メガネ等 美容事業 シートマスク・パック その他…メイクアップ、基礎化粧品、美容関連機器等 外商部門 一般家電、季節家電、空調機器等 b. 販売実績 1) セグメント別販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) ファッション事業 貴金属   547,713   113.7 時計   626,672   83.7 バッグ・雑貨   1,777,776   91.1 美容   975,527   103.8 小計   3,927,690   95.3 美容事業 シートマスク・パック   313,087   12.4 その他   1,286,393   204.2 小計   1,599,480   50.7 外商部門   195,565   108.1 賃貸部門   35,400   100.0 合計   5,758,136   76.8 (注)セグメントと商品群の対応関係は、以下のとおりであります。 ファッション事業 貴金属…指輪、ネックレス、イヤリング、喜平等 時計…腕時計、掛置時計、喫煙具等 バッグ・雑貨…ハンドバッグ、財布、ベルト、メガネ等 美容事業 シートマスク・パック その他…メイクアップ、基礎化粧品、美容関連機器等 外商部門 一般家電、季節家電、空調機器等 賃貸部門 テナント収入 2) 地域別販売実績 当事業年度の販売実績を地域別に示すと、次のとおりであります。 店舗数   金額(千円)   構成比(%) ファッション事業   1   612,750   10.6 美容事業   -   1,599,480   27.8 東京都計   1   2,212,231   38.4 ファッション事業   3   196,136   3.4 賃貸部門   -   35,400   0.6 神奈川県計   3   231,536   4.0 ファッション事業   2   63,379   1.1 千葉県計   2   63,379   1.1 ファッション事業   9   883,794   15.4 外商部門   -   195,565   3.4 埼玉県計   9   1,079,360   18.8 ファッション事業   1   46,640   0.8 茨城県計   1   46,640   0.8 ファッション事業   2   764,441   13.3 群馬県計   2   764,441   13.3 ファッション事業   1   53,218   0.9 栃木県計   1   53,218   0.9 ファッション事業   1   261,113   4.5 福島県計   1   261,113   4.5 ファッション事業   2   157,920   2.8 愛知県計   2   157,920   2.8 ファッション事業   2   214,490   3.7 三重県計   2   214,490   3.7 ファッション事業   2   230,843   4.0 静岡県計   2   230,843   4.0 ファッション事業   3   360,162   6.3 岐阜県計   3   360,162   6.3 ファッション事業   1   82,797   1.4 京都府計   1   82,797   1.4 店舗数   金額(千円)   構成比(%) ファッション事業   30   3,927,690   68.2 美容事業   -   1,599,480   27.8 外商部門   -   195,565   3.4 賃貸部門   -   35,400   0.6 全地域合計   30   5,758,136   100.0 (注)賃貸部門は、テナント収入であり、店舗数には含めておりません。 3) 最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自  2024年3月21日 至  2025年3月20日)   当事業年度 (自  2025年3月21日 至  2026年3月20日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社彩図   34,038   0.5   517,560   9.0 株式会社井田両国堂   19,627   0.3   420,618   7.3 株式会社ビーアンドエフ   1,415,718   18.9   127,588   2.2 4) 単位当たり売上高状況 江目   前事業年度 (自 2024年3月21日 至 2025年3月20日)   当事業年度 (自 2025年3月21日 至 2026年3月20日) 売上高   4,301,273千円   4,123,256千円 従業員数   125人   117人 1人当たり売上高   34,410千円   35,242千円 売場面積   6,625㎡   6,485㎡ 1㎡当たり売上高   649千円   636千円 (注)1.売上高には、美容事業及び賃貸部門は含めておりません。 2.従業員数には、出向社員は含まず、準社員(パートタイマー)及びアルバイト(1日8時間勤務換算した人数)は含めて表示しております。 3.従業員数及び売場面積は期中平均で示しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態及び経営成績の状況 1) 財政状態 (資産合計) 当事業年度末の資産は、総資産4,389百万円(前事業年度末比380百万円減)となりました。 流動資産は3,410百万円(同141百万円減)となり、主な増減内訳は、資本調達などによる現金及び預金514百万円増と美容部門の減収に伴う売掛金274百万円減、商品338百万円減であります。固定資産は978百万円(同238百万円減)となり、主な増減内訳は、減損損失計上による建物180百万円減、工具、器具及び備品50百万円減であります。 (負債合計) 当事業年度末の負債は4,343百万円(同192百万円減)となりました。 流動負債は3,632百万円(同48百万円増)となり、主な増減内訳は、預り金199百万円減であります。固定負債は711百万円(同240百万円減)となり、主な増減内訳は、社債70百万円減、長期借入金116百万円減、資産除去債務19百万円減、長期未払金17百万円減であります。 (純資産合計) 当事業年度末の純資産は45百万円(同188百万円減)となりました。主な増減内訳は、新株予約権の行使による資本剰余金918百万円増、その他有価証券評価差額金33百万円増と当期純損失1,141百万円の計上による利益剰余金減であります。 これらの結果、自己資本比率は0.9%(前事業年度末は4.8%)となりました。 2) 経営成績 (売上高) 売上高は、5,758百万円(前年同期比23.2%減)となりました。 事業別の構成は、ファッション事業(店舗運営事業)が3,927百万円で全体の68.2%、美容事業が1,599百万円で全体の27.8%、賃貸部門が35百万円、外商部門が195百万円となっております。美容事業の売上減少が大きく影響いたしました。美容事業の立て直しが最重要課題と認識しております。対処方法については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載しております。早期に美容事業の業績回復に努めてまいります。 (売上総利益) 売上総利益は、美容事業において終了ブランドの在庫消化に努めた結果、1,422百万円(同36.8%減)となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、2,130百万円(同15.8%減)となりました。 (営業損益) 営業損益は、営業損失707百万円(前年同期は276百万円の営業損失)の計上となりました。 (経常損益) 経常損益は、ファッション事業は63百万円、美容事業は160百万円のセグメント損失となり、賃貸部門は30百万円、外商部門は15百万円のセグメント利益となりました。また、報告セグメントに帰属しない全社費用等の調整額を含めた全社の経常損失は794百万円(前年同期は329百万円の経常損失)となりました。 (当期純損益) 減損損失312百万円、法人税等7百万円(前年同期は55百万円)などを計上した結果、当期純損失は1,141百万円(前年同期は545百万円の当期純損失)となりました。 b.財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社は、2020年11月、美容事業において韓国人気コスメブランド「MEDIHEAL」の日本総代理店となり、以降、販売ルートの整備、売場とリピーターの確保、魅力のある新商品の投入などを通じてブランド価値を高めていくことで、業容拡大に取り組んでまいりました。また、当社自らお客様と直接コミュニケーションがとれるファッション事業の店舗販売網のノウハウを活用し、「韓国コスメ」取り扱い店舗「&choa!」を展開することで、お客様のニーズに応えられる商品・サービスの開発に取り組んでまいりました。 前事業年度、「MEDIHEAL」の輸入先との協力関係を続けていくことが困難な状況となったことで、売上高の減少と在庫の消化による利益率の低下を招きましたが、現在、新たなブランドの展開に加え、自社ブランドの育成にも着手し、業績の回復に取組んでおります。 今後も、お客様とのコミュニケーションを通じて、お客様が求めている価値を理解し、その価値を共有できる韓国コスメブランドの輸入総代理店を担ってまいります。 c.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況 当社は、本業の収益性が明確に表れる「売上高経常利益率」を重視しております。美容事業の急成長などにより、2022年3月期に2.9%を計上いたしました。これを受け、2022年7月に見直した中期経営計画において、その最終年度(2025年3月期)に売上高経常利益率4.0%の目標を達成するべく、施策に取り組んだものの、2023年3月期は、ロシア・ウクライナ戦争による世界的な物価高騰と国内経済に大きなインパクトを与えた「円安」が響き、売上高経常利益率は1%を下回る0.6%となりました。 2024年3月期もこの内外の情勢は改善されておらず、助成金収入の獲得もありやや改善したものの、売上高経常利益率は1.5%となりました。 2025年3月期及び2026年3月期は、成長戦略を担ってきた美容事業の主力輸入先の戦略変更の影響を大きく受け、経常損失という不本意な実績となりました。 今後は、早期に美容事業を立て直すことで、まずは、経常利益の黒字転換を実現し、中期的には売上高経常利益率4.0%を目指してまいります。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当事業年度のセグメントごとの経営成績の状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当事業年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、当事業年度は、美容事業の減収が当社の事業構造を大きく変え、運転資金の確保と純資産の増強が課題となっております。そこで、主力行を中心とするお取引各行による支援体制のもと、当事業年度に発行した第18回及び第19回新株予約権による資本調達を実施しながら、業績の回復、収益力の強化を図ってまいります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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