概要
三井物産は、金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、食料など幅広い分野で事業を展開する大手総合商社である。1947年に設立され、東京証券取引所に上場。2025年3月期の売上高は14.7兆円、純利益は9,003億円。資源権益の確保やプロジェクト開発、トレーディングに強みを持ち、全世界に446社の連結対象会社を持つ。
金属資源とエネルギーが収益の両輪
三井物産の収益を支える中核は金属資源とエネルギーの両セグメントである。金属資源では、鉄鉱石や原料炭、銅、ニッケルなどの鉱山権益への投資と長期契約による安定供給が柱。オーストラリアのRhodes RidgeやRobe River鉄鉱山、Moura炭鉱など世界有数の資源プロジェクトに参画する。エネルギーでは天然ガス・LNG、原油の上流権益から液化・販売まで一貫。アブダビのADNOC LNGやサハリンⅡ、米国のCameron LNGなど大規模プロジェクトを抱える。両セグメントの持分生産量と市況が連結業績を大きく左右する。
機械・インフラと化学品で多角化を進める
機械・インフラセグメントは、発電事業(ガス火力・風力・太陽光)、自動車販売・金融、建設・鉱山機械販売、鉄道、船舶、航空など多岐にわたる。Penske Automotive Groupへの出資や、タイ・ブラジルでの電力事業が代表例。化学品セグメントでは石油化学原料、合成樹脂、農業資材、飼料添加物(Novus International)などを扱い、国内外の化学品メーカーと連携する。また、鉄鋼製品セグメントではインフラ鋼材や自動車部品(Gestampを通じた供給)を手掛け、川上から川下まで事業領域を広げている。
生活産業と次世代機能で安定した収益基盤
生活産業セグメントは食料(穀物・砂糖・水産・畜産)、ファッション(マックスマーラなど高級ブランドの日本展開)、ヘルスケア(IHH Healthcareへの投資)で構成。米国穀物会社United Grainや給食事業のエームサービスなど、消費財・サービス分野で事業を多角化する。次世代・機能推進セグメントはアセットマネジメント、ICTサービス(三井情報)、不動産、ベンチャー投資、BPOなどグループ全体の機能を支える。これらのセグメントは資源市況の変動に対して相対的に安定したキャッシュフローを生み出し、全体のリスク分散に寄与する。
38カ国に広がるグローバルな事業ネットワーク
三井物産は、本店(東京)の下に事業本部と地域本部を置き、全世界で事業を展開する。連結子会社は海外206社、国内72社、持分法適用会社は海外136社、国内32社の計446社。主要な販売拠点は北米、南米、欧州、中東、アジア、オセアニア、アフリカにわたり、現地法人がトレーディングやプロジェクト開発を担う。地域本部は地域戦略の要として、事業本部と連携しながら多角的な事業活動を行う。このネットワークを活かし、資源の調達から製品販売までバリューチェーン全体をカバーしている。
業界の中での役割は総合商社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01金属資源主力
鉄鉱石、原料炭、銅、ニッケル、アルミニウム、合金鉄・金属リサイクル等の資源開発・販売。鉱山権益への投資や長期契約による安定供給。
- 鉄鉱石
- 製鉄原料。権益鉱山から産出し、鉄鋼メーカーへ供給。
- 原料炭
- 製鉄用コークスの原料となる石炭。
- 銅
- 電気・電子材料などに用いる非鉄金属。鉱山権益から精錬・販売。
- ニッケル
- ステンレス鋼や電池材料に用いる金属。
- アルミニウム
- 軽量金属。電力多消費型の製錬事業への投資。
02エネルギー主力
天然ガス・LNG、原油、石油製品、環境・次世代エネルギー等。上流権益から液化・販売まで一貫。再生可能エネルギーや水素など新エネルギーも展開。
- 天然ガス・LNG
- 液化天然ガス。長期契約で電力・ガス会社に供給。
- 原油
- 権益からの生産物。精製・販売。
03機械・インフラ準主力
電力(発電・送配電)、海洋エネルギー、ガス配給、水事業、物流・社会インフラ、自動車(販売・金融)、建設・鉱山機械、産業機械、鉄道、船舶、航空等。プロジェクト開発から機器販売・メンテナンスまで。
主要顧客Penske Automotive Group、PT. Bussan Auto Finance
- 発電事業
- ガス火力、風力、太陽光など発電所の開発・運営・売電。
- 自動車販売・金融
- 海外での自動車ディーラー運営、オートローン等金融サービス。
- 建設・鉱山機械
- コマツなど建設機械の販売・レンタル・サービス。
04化学品準主力
石油化学原料・製品、無機原料・製品、合成樹脂原料・製品、農業資材、飼料添加物、化学品タンクターミナル、住生活マテリアル等。国内外の化学品メーカーと商流・投資を通じて連携。
- 石油化学原料・製品
- エチレン、プロピレンなどの基礎化学品やその誘導品。
- 合成樹脂原料・製品
- ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂原料及び成形品。
- 農業資材
- 肥料、農薬の販売。子会社Novus Internationalが飼料添加物を展開。
05鉄鋼製品準主力
インフラ鋼材、自動車部品、エネルギー鋼材等。国内外の鉄鋼メーカーと連携し、鋼材の加工・販売、部品製造を行う。
主要顧客Gestamp
- インフラ鋼材
- 橋梁、建築、配管用の鋼材。
- 自動車部品
- プレス部品、溶接組立部品。グループ会社Gestampを通じて供給。
- エネルギー鋼材
- 石油・ガス用鋼管、風力発電用鋼材。
06生活産業副次
食料(穀物・砂糖・水産・畜産)、ファッション(アパレル・ブランド運営)、ヘルスケア(病院運営・医薬品)、EX(従業員体験)等。消費財・サービスの製造・販売・投資。
- 穀物事業
- 米国穀物会社United Grain等を通じた穀物の調達・販売。
- ファッション
- マックスマーラ等高級ブランドの日本展開。
- ヘルスケア
- シンガポールIHH Healthcareへの投資等。病院運営・医療サービス。
07次世代・機能推進副次
アセットマネジメント、キャピタルソリューション、保険、バイアウト投資、ベンチャー投資、商品デリバティブ、物流センター、ICTサービス、サイバーセキュリティ、BPO、デジタルマーケティング、TVショッピング、メディア、不動産等。グループ全体の機能を支えるとともに新事業創出。
- ICTサービス
- 子会社三井情報によるシステムインテグレーション、クラウドサービス。
- 不動産
- 商業施設・オフィスビルの開発・賃貸。
製品と技術
鉄鉱石と原料炭で支える製鉄原料サプライチェーン
三井物産の金属資源セグメントの中核製品は鉄鉱石と原料炭である。鉄鉱石は豪州Robe RiverやMount Newman、ブラジルVale関連権益、さらに2025年参画のRhodes Ridgeなど世界有数の鉱山から産出し、製鉄メーカーへ長期契約で供給。原料炭はDawson炭鉱(豪州)などから供給。これらの資源は鉄鋼生産に不可欠で、中国やインドなど需要国の動向に業績が連動する。また、銅やニッケル、アルミニウムなどの非鉄金属も扱い、EVや再生可能エネルギー向け需要を取り込む。
LNGと原油の上流権益から販売まで一貫
エネルギーセグメントでは、天然ガス・LNGと原油が主要製品。アブダビのADNOC LNG、サハリンⅡ、米国Cameron LNGなど大規模LNGプロジェクトに権益を持ち、長期契約で電力・ガス会社に供給。原油は中東や米国などの権益から生産し、精製・販売まで手掛ける。また、再生可能エネルギーや水素などの次世代エネルギーにも投資しており、e-dashなどの子会社を通じて環境ソリューションも提供する。これらの事業は地政学リスクや価格変動の影響を受けやすいが、長期契約と分散投資でリスクをヘッジしている。
発電事業と自動車販売で拡がる機械・インフラ
機械・インフラセグメントでは、発電事業と自動車関連が主要な収益源。発電ではタイ、ブラジル、南アフリカなどでガス火力・風力・太陽光発電所を開発・運営し、売電収入を得る。自動車分野では、米国Penske Automotive Groupへの出資や、チリ・ペルーでの自動車ディーラー運営、オートローン金融(PT. Bussan Auto Finance)を展開。建設・鉱山機械ではコマツ製品の販売・レンタルを南米やカザフスタンで行う。また、船舶(OMC SHIPPING)や航空関連(三井物産エアロスペース)も手掛け、インフラ全般をカバーする。
化学品と鉄鋼製品で産業基盤を支える
化学品セグメントでは、石油化学原料(エチレン・プロピレン)、合成樹脂(ポリエチレン・ポリプロピレン)、農業資材(肥料・農薬)、飼料添加物(Novus International)などを扱う。米国Fairway Methanolへの参画や、化学品タンクターミナル運営も行う。鉄鋼製品セグメントでは、インフラ鋼材(橋梁・建築向け)、自動車部品(Gestampを通じたプレス部品)、エネルギー鋼材(石油・ガス用鋼管)を供給。これらの事業は製造業のサプライチェーンに深く組み込まれており、安定的な収益基盤となっている。
食料・ファッション・ヘルスケアが支える生活産業
生活産業セグメントは、消費財・サービス分野で多角化している。食料では米国穀物会社United Grainを通じた穀物調達・販売、KASET PHOL SUGAR(タイ)による砂糖事業、Mit-Salmon Chileによるサーモン養殖など。ファッションではマックスマーラジャパンやビギホールディングスを通じて高級ブランドを展開。ヘルスケアではシンガポールIHH Healthcareへの投資を通じ病院運営・医療サービスを提供。また、2023年に完全子会社化したエームサービスは国内給食事業を担う。これらの事業は資源市況に左右されにくく、グループの収益安定化に寄与する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
資源強みの総合商社、市況影響大
総合商社として資源分野に強みを持ち、特に鉄鉱石やエネルギー関連の権益を多数保有。国内最大手の一角で、伊藤忠商事と同様に幅広い事業を展開しているが、資源依存度が比較的高い。売上高は2024年3月期13兆3,249億円から2025年3月期14兆6,626億円へ増加したものの、2026年3月期は13兆9,952億円と減少予想で、資源価格下落の影響が見られる。専門商社との比較では規模が大きく異なる。非資源分野の強化が課題であり、リョーサン菱洋といった専門商社との協業なども模索されている。
強み
- 鉄鉱石やエネルギーなど安定した資源権益を持ち、資源ビジネスで収益を確保。
- 世界中で事業を展開し、資源開発から販売までのバリューチェーンを構築。
- 資源以外にも機械、インフラ、食料など多彩なポートフォリオを保有。
- 高い自己資本比率とキャッシュフローで、市況の変動にも耐えうる財務体質。
課題
- 鉄鉱石や石炭などの価格変動が業績に直結し、市況依存度が高い。
- 非資源分野の比率が低く、収益の多様化が遅れている。
- 石炭などの化石燃料関連事業がESG投資の面で敬遠されるリスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字が三井物産
時価総額で並べると、掲載8社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8058三菱商事 | 19.6兆円 | 23.2倍 |
| 2 | 8001伊藤忠商事 | 17.1兆円 | 16.8倍 |
| 3 | 8031三井物産 | 14.7兆円 | 17.6倍 |
| 4 | 8002丸紅 | 8.5兆円 | 15.4倍 |
| 5 | 8015豊田通商 | 8.0兆円 | 21.5倍 |
| 6 | 9022東海旅客鉄道 | 3.9兆円 | 6.9倍 |
| 7 | 8053住友商事 | 2.2兆円 | 14.3倍 |
| 8 | 9021西日本旅客鉄道 | 1.4兆円 | 10.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
第一物産として設立し、上場を経て三井物産に
1947年7月、資本金195,000円で第一物産株式会社を設立。1949年5月に東京証券取引所に株式を上場し、1959年2月に三井物産株式会社へ商号変更した。1963年5月には米国預託証券(ADR)を発行し、1971年2月に米国NASDAQに登録。この時期は戦後の復興期にあたり、商社としての基盤を固めた。1976年11月には本店を東京都千代田区大手町に移転し、現在に至る。
海外資源開発への本格参入(1960年代〜1970年代)
1963年1月、オーストラリアのMoura炭鉱(現Dawson炭鉱)開発に参画し、石炭事業へ本格進出。1965年2月には同国Robe River鉄鉱山への参画、1966年10月にはMount Newman鉄鉱石長期契約を締結した。1971年2月にはブラジルMBR(現Vale)に参入。同年9月にはアブダビ・ダス島LNG(現ADNOC LNG)開発基本協定を調印し、中東でのエネルギー事業を開始。この一連の動きにより、三井物産は資源権益ビジネスの基盤を築いた。
事業多角化と国際的な展開(1970年代〜1990年代)
1971年3月、リース事業部を分離し三井リース事業株式会社(現JA三井リース)を設立。1991年10月に営業本部長制を導入し、組織改革を進めた。1993年4月には三井物産鉄鋼建材株式会社(現三井物産スチール)を設立し、鉄鋼製品分野を強化。1994年6月にはサハリンⅡ石油・天然ガス開発契約を調印し、ロシアでの資源プロジェクトに参画。一方、1990年12月にはイラン石油化学プロジェクトが終結し、撤退も経験した。
自動車・シェールガスなど新領域への投資(2000年代)
2001年2月、米国の自動車販売・総合ソリューション事業Penske Automotive Groupに出資。2003年6月には初の社外取締役1名を選任し、ガバナンス改革を進めた。2010年2月、米国Marcellusシェールガス開発生産プロジェクトに参画し、シェールガス革命の波に乗る。2014年2月には米国Fairway Methanol、同年10月にCameron LNGプロジェクトへ参画し、エネルギー・化学品分野でのプレゼンスを拡大した。
ヘルスケア投資と事業ポートフォリオの再編(2010年代後半〜)
2011年に初回出資したマレーシアIHH Healthcareへの追加出資を2019年3月に行い、筆頭株主となった。2020年5月には新社屋が完成。2022年4月に東京証券取引所の市場区分変更に伴いプライム市場へ移行。2023年4月には国内大手給食事業者エームサービス株式会社を完全子会社化し、生活産業セグメントを強化した。2025年10月には豪州Rhodes Ridge鉄鉱石プロジェクトへ参画し、資源分野での成長投資を継続している。
年表29件を開く
1940年代
- 1947年7月創業資本金195,000円をもって第一物産株式会社を設立
- 1949年5月上場東京証券取引所に株式を上場
1950年代
- 1959年2月商号変更三井物産株式会社に商号変更
1960年代
- 1963年1月豪州Moura炭鉱(現 Dawson炭鉱)開発への参画
- 1963年5月米国預託証券(ADR)を発行(1971年2月に米国NASDAQに登録)
- 1965年2月豪州Robe River鉄鉱山への参画
- 1966年4月創業米国三井物産株式会社を設立
- 1966年10月豪州Mount Newman鉄鉱石長期契約締結
1970年代
- 1971年2月M&AブラジルMBRへの参画(企業買収・統合などの再編を経て、現在のValeに至る)
- 1971年3月創業リース事業部を分離し、三井リース事業株式会社(現 JA三井リース株式会社)を設立
- 1971年9月アブダビ・ダス島LNG(現 ADNOC LNG)開発基本協定調印
- 1976年11月本店を東京都千代田区大手町に移転
1990年代
- 1990年12月イラン化学開発清算完了によりイラン石油化学プロジェクト終結(1971年に基本協定調印)
- 1991年10月営業本部長制導入
- 1993年4月創業三井物産鉄鋼建材株式会社(現 三井物産スチール株式会社)を設立
- 1994年6月サハリンⅡ石油・天然ガス開発契約(生産分与契約)調印
2000年代
- 2001年2月自動車販売・総合ソリューション事業Penske Automotive Groupに出資
- 2002年4月執行役員制を導入
- 2003年6月社外取締役1名を初めて選任
- 2006年4月海外地域本部制導入
2010年代
- 2010年2月米国Marcellusシェールガス開発生産プロジェクトへの参画
- 2011年4月上場米国NASDAQ上場廃止(同年7月に米国証券取引委員会(SEC)登録廃止)
- 2014年2月米国Fairway Methanolへの参画
- 2014年10月米国Cameron LNGプロジェクトへの参画
- 2019年3月マレーシアIHH Healthcareへの追加出資により筆頭株主化(2011年に初回出資)
2020年代
- 2020年5月新社屋完成
- 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
- 2023年4月M&A国内大手給食事業者エームサービス株式会社の完全子会社化(1976年に設立)
- 2025年10月豪州Rhodes Ridge鉄鉱石プロジェクトへ参画
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 基礎営業キャッシュ・フロー2029年3月期まで1.2兆円
- 当期利益(親会社の所有者に帰属)2029年3月期まで1.1兆円
- 株主資本利益率(ROE)2029年3月期まで12%
- 当期利益(親会社の所有者に帰属)2030年まで1.4兆円超
- 株主資本利益率(ROE)2030年まで13%超
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
産業ソリューション2.0
鉄鉱石・銅領域での安定供給基盤拡充と優良機会の取り込み、モビリティ領域での事業基盤進化と産業構造変化を捉えた新事業創出を目指す。
- 02
エネルギー変革2.0
多様化するニーズに応じたエネルギーの最適供給に加え、計算力供給から活用までのバリューチェーン全体への取り組みを進める。
- 03
ウェルネス生態系創出2.0
病院事業のデータを活用した創薬支援など新領域に取り組み、タンパク質事業群を強化し周辺分野へ展開する。
- 04
キャピタル・アロケーション
強固な基礎営業CF基盤と資産リサイクルによりマネジメント・アロケーションを拡充し、優位性の高い成長投資と株主還元に資金配分する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で55,463人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は2,059万円で、9期前と比べて+44.0%。平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は17.4年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 42,316 |
| 2018年3月 | — | — | — | 42,304 |
| 2019年3月 | 1,430 | 42.2 | 18.0 | 43,993 |
| 2020年3月 | 1,393 | 42.1 | 18.0 | 45,624 |
| 2021年3月 | 1,483 | 42.1 | 18.0 | 44,509 |
| 2022年3月 | 1,549 | 42.1 | 18.0 | 44,336 |
| 2023年3月 | 1,784 | 42.3 | 18.1 | 46,811 |
| 2024年3月 | 1,900 | 42.3 | 17.9 | 53,602 |
| 2025年3月 | 1,996 | 42.2 | 17.7 | 56,400 |
| 2026年3月 | 2,059 | 42.0 | 17.4 | 55,463 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社135社(国内 86 / 海外 49) を有報から抽出しています。
- 国内三井物産メタルズ東京都中央区議決権100.0%
- 海外Mitsui Iron Ore Developmentオーストラリア パース議決権100.0%
- 海外Mitsui Iron Ore Corporationオーストラリア パース議決権100.0%
- 海外Mitsui Resourcesオーストラリア ブリスベン議決権100.0%
- 海外Japan Collahuasi Resourcesオランダ アムステルダム議決権100.0%
- 国内Mitsui & Co. Mineral Resources Development (Latin America)チリ サンチアゴ議決権100.0%
- 国内三井エネルギー資源開発東京都千代田区議決権100.0%
- 海外Mitsui E&P Middle Eastオランダ アムステルダム議決権100.0%
- 国内Mitsui E&P USAアメリカ ヒューストン議決権100.0%
- 国内MEP Texas Holdingsアメリカ ウィルミントン議決権100.0%
- 海外Mitsui E&P Australia Holdingsオーストラリア パース議決権100.0%
- 国内Mitsui E&P Italia Bイタリア ミラノ議決権100.0%
残りのグループ会社123社を開く
- MEP South Texasアメリカ ウィルミントン100%
- Mitsui & Co. Energy Trading Singaporeシンガポール100%
- Mitsui & Co. LNG Investment USAアメリカ ヒューストン100%
- Mitsui & Co. Energy Marketing and Services (USA)アメリカ ヒューストン100%
- MIT SEL Investmentアラブ首長国連邦 ドバイ100%
- Mypowerアメリカ サンマテオ100%
- e-dash東京都港区95%
- MIT RNG USAアメリカ ウィルミントン100%
- Mit-Power Capitals (Thailand)タイ バンコク100%
- MIT Wind Powerオランダ アムステルダム100%
- ミットパワーインディア東京都千代田区100%
- MITSUI GAS E ENERGIA DO BRASILブラジル リオデジャネイロ100%
- Ecogen Brasil Solucoes Energeticasブラジル サンパウロ100%
- MIZHA ENERGIA PARTICIPACOESブラジル リオデジャネイロ100%
- Shamrock Investment Internationalノルウェー オスロ100%
- Mitsui & Co. Infrastructure Solutionsメキシコ サンペドロガルサガルシア97%
- 三井物産プロジェクトソリューション東京都港区100%
- 東京国際エアカーゴターミナル東京都大田区100%
- MIT Energy Southern Africaイギリス ロンドン100%
- Mitsui Water Holdings (Thailand)タイ バンコク100%
- GUMI BRASIL PARTICIPACOESブラジル リオデジャネイロ100%
- Toyota Chileチリ サンチアゴ100%
- MITSUI AUTO FINANCE CHILEチリ サンチアゴ100%
- Mitsui Auto Finance Peruペルー リマ100%
- HINO MOTORS SALES MEXICOメキシコ メキシコシティ65%
- Komatsu-Mitsui Maquinarias Peruペルー カジャオ60%
- KOMEK MACHINERY Kazakhstanカザフスタン アスタナ95%
- MBK USA Commercial Vehiclesアメリカ ウィルミントン100%
- Ellison Technologiesアメリカ サンタフェ スプリングス100%
- MBK USA AUCTIONアメリカ ウィルミントン100%
- Autorentas del Pacificoチリ サンチアゴ100%
- OMC SHIPPINGシンガポール100%
- 東洋船舶東京都千代田区100%
- 三井物産エアロスペース東京都千代田区100%
- 三井物産ケミカル東京都千代田区100%
- 日本アラビアメタノール東京都千代田区55%
- MMTXアメリカ ヒューストン100%
- Shark Bay Saltオーストラリア パース100%
- ITC ANTWERPベルギー ベフェレン100%
- MMCPデンマーク ヘレルプ100%
- MIT Clean Energyアメリカ ウィルミントン100%
- Intercontinental Terminals Companyアメリカ ディアパーク100%
- 三井物産プラスチック東京都千代田区100%
- Mitsui Plastics Trading (Shanghai)中国 上海100%
- Diana Elastomersアメリカ ウィルミントン100%
- Mitsui AgriScience Internationalベルギー ブリュッセル100%
- Mitsui Agro Businessチリ サンチアゴ100%
- Novus Internationalアメリカ チェスターフィールド80%
- 三井物産スチール東京都港区100%
- STATS (UK)イギリス アバディーン100%
- Regency Steel Asiaシンガポール100%
- United Grain Corporation of Oregonアメリカ バンクーバー100%
- プライフーズ青森県八戸市54%
- KASET PHOL SUGARタイ バンコク85%
- Mit-Salmon Chileチリ サンチアゴ100%
- 三井物産流通グループ東京都港区100%
- WILSEY FOODSアメリカ ウィルミントン90%
- MKU Holdingsアメリカ ウィルミントン83%
- マックスマーラジャパン東京都港区66%
- ビギホールディングス東京都目黒区100%
- 三井物産リテールトレーディング東京都港区100%
- 三井物産サプライチェーン・ソリューションズ東京都品川区100%
- エームサービス東京都港区100%
- 三井情報東京都港区100%
- 三井物産セキュアディレクション東京都中央区100%
- ワールド・ハイビジョン・チャンネル東京都渋谷区100%
- M&Y Asia Telecom Holdingsシンガポール75%
- 三井物産インシュアランス・ホールディングス東京都千代田区100%
- 三井物産アセットマネジメント・ホールディングス東京都千代田区100%
- SABRE INVESTMENTSアメリカ ニューキャッスル100%
- 三井物産都市開発東京都港区100%
- MBK Real Estate Holdingsアメリカ アーバイン100%
- Mitsui Bussan Commoditiesイギリス ロンドン100%
- 三井物産グローバルロジスティクス東京都港区100%
- 米国三井物産アメリカ ニューヨーク100%
- カナダ三井物産カナダ トロント100%
- アジア・大洋州三井物産シンガポール100%
- インドネシア三井物産インドネシア ジャカルタ100%
- マレーシア三井物産マレーシア クアラルンプール100%
- 欧州三井物産イギリス ロンドン100%
- ドイツ三井物産ドイツ デュッセルドルフ100%
- 三井物産(香港)中国 香港100%
- 三井物産(中国)中国 北京100%
- 台湾三井物産台湾 台北100%
- 韓国三井物産韓国 ソウル100%
- Moon Creative Labアメリカ パロアルト100%
- ☆INNER MONGOLIA ERDOS ELECTRIC POWER AND METALLURGY GROUP中国 オルドス20%
- 日本アマゾンアルミニウム東京都中央区46%
- ☆ENEOSグローブ東京都千代田区30%
- ☆JAPAN ARCTIC LNGオランダ アムステルダム50%
- ☆Japan Australia LNG (MIMI)オーストラリア パース50%
- ☆Mitsui E&P Mozambique Area 1イギリス ロンドン51%
- SEA TERMINAL MANAGEMENT & SERVICEシンガポール40%
- ☆SAFI ENERGYモロッコ カサブランカ33%
- ☆IPM Eagleイギリス ロンドン30%
- India Yamaha Motorインド ニューデリー15%
- 太陽建機レンタル静岡県静岡市26%
- KOMATSU AUSTRALIAオーストラリア フェアフィールド38%
- Penske Automotive Groupアメリカ ブルームフィールドヒルズ20%
- PT. Bussan Auto Financeインドネシア ジャカルタ45%
- Hino Motors Manufacturing (Thailand)タイ サムットプラカーン20%
- ☆WILLIS MITSUI & CO ENGINE SUPPORTアイルランド ダブリン50%
- ☆SMB建材東京都港区36%
- MVM Resources Internationalオランダ アムステルダム25%
- ☆Nutrinova Netherlandsオランダ アムステルダム70%
- Ourofinoブラジル クラヴィーニョス30%
- GRI Renewable Industriesスペイン マドリード25%
- 日鉄物産東京都中央区20%
- ☆エムエム建材東京都港区50%
- Gestamp Brasil Industria De Autopecasブラジル パラナ18%
- GESTAMP 2020スペイン マドリード25%
- ☆NuMitアメリカ ルイビル50%
- フィード・ワン神奈川県横浜市26%
- ☆IPSP Oriental Holding Companyシンガポール20%
- スターゼン東京都港区16%
- DM三井製糖東京都港区28%
- Euricomイタリア ヴァッレ・ロメッリーナ34%
- ☆Minh Phu Seafoodベトナム カマウ35%
- ☆MNインターファッション東京都港区50%
- IHH Healthcareマレーシア クアラルンプール33%
- QVCジャパン千葉県千葉市40%
- アルティウスリンク東京都新宿区49%
- JA三井リース東京都中央区39%
- AUMITSUI RESOURCES PTY. LTD.
- USMEP South Texas LLC
- CLTOYOTA CHILE S A
- NLMBK INVESTMENT MANAGEMENT NETHERLANDS B.V.
- JPミットパワーインディア株式会社
- NLMITSUI BUSSAN GAS & POWER SOLUTIONS B.V.
- COMITSUI & CO. (COLOMBIA) LTDA.
- NLEURO-MIT STAAL B.V.
- SGMITSUI & CO. (ASIA PACIFIC) PTE. LTD.
- NLPlalloy MTD B.V.
- USMITSUI & CO. CAMERON LNG SALES LLC
- MXMITSUI DE MEXICO S DE RL DE CV
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達1.1億円エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業実証/風力発電システムを含むエネルギーインフラ実証事業(ロシア連邦サハ共和国)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-03-29
- 調達900万円バイオジェット燃料生産技術開発事業一貫製造プロセスに関するパイロットスケール試験ATJ技術を活用した本邦バイオジェット燃料製造事業の事業性評価(FS)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-12-04
- 調達546万円エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業実証前調査/風力発電システムを含むエネルギーインフラ実証事業(ロシア連邦サハ共和国)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-10-23
- 調達480万円US-2(消防飛行艇)の将来における海外移転の可能性を見据えた、現地企業との協力の在り方等に係る調査防衛省 · 2019-02-21
- 調達196万円エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業実証要件適合性等調査再生可能エネルギーの出力変動時においてグリーンアンモニア合成プラント安定運転を実現するための製造技術の実証研究(チリ)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-07-13
- 補助金5,555万円国際競争力強化促進事業国土交通省 · 2018-03-23
- 補助金5,209万円産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石油天然ガス権益・安定供給の確保に向けた資源国との関係強化支援事業のうち産油・産ガス国産業協力等事業に係るもの)資源エネルギー庁 · 2022-04-12
- 補助金5,038万円産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石油天然ガス権益・安定供給の確保に向けた資源国との関係強化支援事業のうち産油・産ガス国産業協力等事業に係るもの)経済産業省 · 2023-04-03
- 補助金5,000万円産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石油天然ガス権益・安定供給の確保に向けた資源国との関係強化支援事業のうち産油・産ガス国産業協力等事業に係るもの)資源エネルギー庁 · 2022-08-09
- 補助金4,265万円国際競争力強化促進事業国土交通省 · 2018-06-05
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は14.0兆円。前期と比べると減収で、売上が-4.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 14.0兆円 |
| 純利益 | 9,200億円 | 8,340億円 |
| 1株あたり配当 | ¥140 | ¥140 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は4.3兆円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+38.1%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 3.27 | — | — | 2,898 |
| 2024年1Q | 3.15 | — | — | 2,529 |
| 2024年2Q | 3.23 | — | — | 2,034 |
| 2024年3Q | 3.62 | — | — | 2,701 |
| 2024年4Q | 3.33 | — | — | 3,373 |
| 2025年2Q | 7.33 | — | — | 4,118 |
| 2025年4Q | 7.33 | — | — | 4,885 |
| 2026年2Q | 6.76 | — | — | 4,237 |
| 2026年4Q | 7.24 | — | — | 4,103 |
| 2027年1Q | 4.35 | — | — | 2,941 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は4.9兆円から14.0兆円へ2.8倍に増えた。
| 決算期 | 売上高兆円 | 税引前利益率% | 純利益兆円 |
|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4.91 | — | 0.30 |
| 2014年3月 | 5.73 | — | 0.35 |
| 2015年3月 | 5.40 | — | 0.31 |
| 2016年3月 | 4.76 | — | −0.08 |
| 2017年3月 | 4.36 | — | 0.31 |
| 2018年3月 | 4.89 | — | 0.42 |
| 2019年3月 | 8.96 | — | 0.41 |
| 2020年3月 | 8.48 | — | 0.39 |
| 2021年3月 | 8.01 | — | 0.34 |
| 2022年3月 | 11.76 | — | 0.91 |
| 国内大手給食事業者エームサービス株式会社の完全子会社化(1976年に設立) | |||
| 2023年3月 | 14.31 | — | 1.13 |
| 2024年3月 | 13.32 | — | 1.06 |
| 2025年3月 | 14.66 | — | 0.90 |
| 2026年3月 | 14.00 | — | 0.83 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、税引前利益を利益として並べています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが9,529億円、投資CFが−1.0兆円で、差し引きのフリーCFは−806億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は9,827億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF兆円 | 投資CF兆円 | 財務CF兆円 | フリーCF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.46 | −0.75 | 0.24 | −2,992 | 1.43 |
| 2014年3月 | 0.45 | −0.66 | −0.01 | −2,106 | 1.23 |
| 2015年3月 | 0.64 | −0.39 | −0.13 | 2,536 | 1.40 |
| 2016年3月 | 0.59 | −0.41 | −0.05 | 1,789 | 1.49 |
| 2017年3月 | 0.40 | −0.35 | −0.05 | 509 | 1.50 |
| 2018年3月 | 0.55 | −0.25 | −0.65 | 3,054 | 1.13 |
| 2019年3月 | 0.41 | −0.72 | 0.13 | −3,083 | 0.96 |
| 2020年3月 | 0.53 | −0.19 | −0.20 | 3,412 | 1.06 |
| 2021年3月 | 0.77 | −0.32 | −0.49 | 4,502 | 1.06 |
| 2022年3月 | 0.81 | −0.18 | −0.61 | 6,257 | 1.13 |
| 2023年3月 | 1.05 | −0.18 | −0.63 | 8,692 | 1.39 |
| 2024年3月 | 0.86 | −0.43 | −1.01 | 4,369 | 0.90 |
| 2025年3月 | 1.02 | −0.16 | −0.75 | 8,555 | 0.98 |
| 2026年3月 | 0.95 | −1.03 | 0.03 | −806 | 0.98 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は20.8兆円。このうち返さなくてよい自己資本が8.8兆円で、自己資本比率は42.1%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 10.78 | 3.44 | 7.34 | 31.9 |
| 2014年3月 | 11.49 | 3.82 | 7.68 | 33.2 |
| 2015年3月 | 12.20 | 4.10 | 8.10 | 33.6 |
| 2016年3月 | 10.91 | 3.38 | 7.53 | 31.0 |
| 2017年3月 | 11.50 | 3.73 | 7.77 | 32.5 |
| 2018年3月 | 11.31 | 3.97 | 7.33 | 35.1 |
| 2019年3月 | 11.95 | 4.26 | 7.68 | 35.7 |
| 2020年3月 | 11.81 | 3.82 | 7.99 | 32.3 |
| 2021年3月 | 12.52 | 4.57 | 7.95 | 36.5 |
| 2022年3月 | 14.92 | 5.61 | 9.32 | 37.6 |
| 2023年3月 | 15.38 | 6.37 | 9.01 | 41.4 |
| 2024年3月 | 16.90 | 7.54 | 9.36 | 44.6 |
| 2025年3月 | 16.81 | 7.55 | 9.05 | 44.9 |
| 2026年3月 | 20.82 | 8.77 | 11.80 | 42.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで284社中86位あたり、逆に低いのは売上成長率で284社中263位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,119で、1年前と比べて+47.9%。過去52週の値幅のなかでは52%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.6倍 |
| PER (会社予想) | 15.8倍 |
| PBR | 1.62倍 |
| 配当利回り | 2.73% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で株価は約1.4%下落し、8月に一時4700円まで調整したが、8月21日には4899円まで反発し、前日比2.62%高となった。25日移動平均線(4856円)は上回る一方、75日線(4990円)や200日線(5059円)は下回っており、中期トレンドは依然として弱含み。52週高値6675円からは約26.6%低い位置で推移し、52週安値3306円からは約48%高い水準。出来高は8月5日に1021万株と膨らみ、その後は減少傾向で、売り一巡感が出ている。RSIは48と中立圏で、方向感は定まらないが、下値では買いが入りやすくなっている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 60/100)。
PERは16.85倍で業界平均17.93倍を下回り、予想PERも15.1倍と低め。PBRは1.55倍で業界平均1.23倍を上回るが、商社の事業特性を踏まえると許容範囲。配当利回りは2.86%と業界平均2.93%とほぼ同水準で、株主還元は安定。ROEは10.22%と業界水準より低いが、卸売業の特性を考慮。利益は減益傾向で、成長性は限定的だが、PERの低さと安定配当が評価され、ほぼ妥当と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.6倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 15.8倍 | — |
| PBR | 1.62倍 | 1.24倍 |
| ROE | 10.2% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、資源価格の高止まりやインフラ投資の増加が収益を押し上げると見る。特に、エネルギー分野の権益が高値で寄与する。一方、弱気派は、資源価格の下落リスクや、脱炭素への移行による化石燃料需要の減退を懸念する。また、中国経済の減速が中間財需要に悪影響を与える可能性も指摘される。
- 資源権益の価値
エネルギー価格の高止まりで、権益からの収益が増加する。
- 多角化の効果
非資源分野の収益が資源価格変動の影響を緩和する。
- 株主還元の強化
配当利回り2.84%と高水準であり、安定した株主還元が期待できる。
- 来期予想純利益は約9,300億円へ回復決算発表後影響中
予想PER15.2倍からEPS約324円、現在PER16.95倍を下回る
- 配当利回り2.84%と高水準で下支え継続影響中
1株配当約140円、株価4933円に対する利回り2.84%
- PBR1.56倍・ROE10.22%で割安修正余地不定影響中
ROE10.22%に対してPBR1.56倍、資本効率向上で見直し
- 外国人保有比率39.52%と高い流動性継続影響弱
海外投資家の買いが需給を支える
- 資源価格下落
景気後退で資源価格が下落すると、収益が大きく減少する。
- 脱炭素の潮流
世界的な脱炭素への移行が、化石燃料関連事業に長期的な逆風となる。
- 中国リスク
中国経済の減速が、鉄鉱石などの需要減につながる可能性。
- 純利益は2期連続減益、8,340億円通年影響強
10,637億円→9,003億円→8,340億円、2年で21.6%減
- 売上高139,952億円と減収転換決算発表後影響中
前期比6,674億円減、収益基盤の縮小
- 株価は1年で52.8%上昇、反動警戒不定影響弱
短期間での上昇でテクニカル過熱
- 減益で配当性向が上昇、増配余地縮小継続影響中
1株配当約140円、純利益8,340億円で配当性向は48%へ
- 資源セグメント利益
- 資源価格変動が収益に与える影響を直接確認するため。
- 海外事業利益
- グローバル展開の成果を確認するため。
- ROE
- 資本効率と株主価値創出の度合いを測るため。
- 配当性向
- 株主還元の持続性を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり140円で、前期から+15.0%。いまの株価に対する利回りは2.73%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 28 | — | 64.2 |
| 2018年3月 | 35 | 27.3 | 34.2 |
| 2019年3月 | 40 | 14.3 | 63.2 |
| 2020年3月 | 40 | 0.0 | 36.1 |
| 2021年3月 | 40 | 0.0 | 102.3 |
| 2022年3月 | 53 | 31.3 | 50.4 |
| 2023年3月 | 70 | 33.3 | 23.8 |
| 2024年3月 | 85 | 21.4 | 47.9 |
| 2025年3月 | 100 | 17.6 | 40.6 |
| 2026年3月 | 115 | 15.0 | 54.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥140
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ343,634人。区分でいちばん多いのは外国法人で39.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.8%を占め、残る62.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 30.0 | 30.9 | 32.4 | 35.3 | 34.5 | 39.5 |
| 金融機関 | 37.7 | 37.7 | 36.5 | 35.6 | 34.6 | 33.2 |
| 個人・その他 | 22.6 | 22.2 | 21.7 | 20.0 | 21.5 | 20.4 |
| 事業法人 | 4.2 | 4.4 | 4.6 | 4.3 | 5.1 | 4.6 |
| 証券会社 | 5.4 | 4.8 | 4.8 | 4.6 | 4.2 | 2.2 |
| 自己株式 | 2.6 | 2.3 | 1.1 | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 16.03 |
| 02 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505104 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 10.36 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.24 |
| 04 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.45 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.94 |
| 06 | NATSCUMCO (常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 1.53 |
| 07 | THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.31 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.29 |
| 09 | GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク,エヌ・エイ) | 1.06 |
| 10 | 大樹生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 0.97 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-01ナショナル・インデムニティー・カンパニー(National Indemnity Company)新規の大量保有報告10.83%+1.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+79%、1株純資産は14期で+64%。直近期のROEは10.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 163 | 1,884 | 9.4 | 8.1 | 94.2 |
| 2014年3月 | 192 | 2,129 | 9.7 | 7.6 | 48.7 |
| 2015年3月 | 171 | 2,287 | 7.7 | 9.4 | 32.9 |
| 2016年3月 | −47 | 1,885 | −2.2 | — | — |
| 2017年3月 | 171 | 2,116 | 8.6 | 9.4 | 64.2 |
| 2018年3月 | 238 | 2,287 | 10.9 | 7.7 | 34.2 |
| 2019年3月 | 238 | 2,453 | 10.1 | 7.2 | 63.2 |
| 2020年3月 | 226 | 2,236 | 9.7 | 6.7 | 36.1 |
| 2021年3月 | 100 | 1,370 | 8.0 | 11.6 | 102.3 |
| 2022年3月 | 281 | 1,751 | 18.0 | 5.9 | 50.4 |
| 2023年3月 | 361 | 2,089 | 18.9 | 5.7 | 23.8 |
| 2024年3月 | 353 | 2,518 | 15.3 | 10.1 | 47.9 |
| 2025年3月 | 307 | 2,626 | 11.9 | 9.1 | 40.6 |
| 2026年3月 | 291 | 3,094 | 10.2 | 20.5 | 54.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
19名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は19名。2026/3期の役員報酬は総額2,956百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 安永竜夫 | 代表取締役 会長 | 65 |
| 堀健一 | 代表取締役 社長 CEO | 64 |
| 竹増喜明 | 取締役 | 64 |
| 重田哲也 | 取締役 | 62 |
| 中井一雅 | 代表取締役 副社長執行役員 CSO | 63 |
| 福田哲也 | 代表取締役 専務執行役員 CDIO | 58 |
| サミュエル・ウォルシュ | 取締役 | 76 |
| 内山田竹志 | 取締役 | 80 |
| 江川雅子 | 取締役 | 69 |
| 石黒不二代 | 取締役 | 68 |
| サラ L. カサノバ | 取締役 | 61 |
| ジェシカ・タン・スーン・ネオ | 取締役 | 60 |
残りの役員7名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 塩谷公朗 | 常勤監査役 | 65 |
| 藤原弘達 | 常勤監査役 | 65 |
| 玉井裕子 | 監査役 | 60 |
| 林眞琴 | 監査役 | 69 |
| 髙波博之 | 監査役 | 67 |
| 田中誠 | 代表取締役 常務執行役員 CFO | 58 |
| 稲室昌也 | 代表取締役 常務執行役員 CHRO CCO | 57 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 595 | 828 | 564 | 504 | 2,491 | 311 |
| 監査役 | 2 | 192 | — | — | — | 192 | 96 |
| 社外取締役 | 6 | 183 | — | — | — | 183 | 31 |
| 社外監査役 | 4 | 90 | — | — | — | 90 | 23 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」で三井物産を取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,529字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題10,915字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク14,230字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)27,265字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第107期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-12
- 半期報告書半期報告書-第107期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第106期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-17
- 半期報告書半期報告書-第106期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第105期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第105期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第105期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第105期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第104期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第104期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業