概要
住友商事は、1919年に大阪北港株式会社として創業し、戦後商社に転換した総合商社である。金属・エネルギー・機械・化学品・資源・デジタルなど9つの事業セグメントでグローバルに事業を展開し、2026年3月期の収益は7兆3373億円、当期利益は6003億円に達した。東京証券取引所プライム市場に上場し、従業員数は8万2488人。近年は非資源分野へのシフトとサステナブル関連事業を強化している。
9つの事業セグメントで構成される収益基盤
住友商事は戦略ビジネスユニット(SBU)を基本単位とし、9つのセグメントに区分される。鉄鋼グループは鋼管・鋼材の取引・加工、自動車グループは完成車・タイヤの製造販売、輸送機・建機グループは航空機・船舶リースや建設機械、都市総合開発グループは不動産・インフラ開発、メディア・デジタルグループはITサービス・ケーブルテレビ、ライフスタイルグループは食品スーパー「サミット」やドラッグストア「トモズ」、資源グループは石炭・銅鉱山、化学品・エレクトロニクス・農業グループは化学品トレードや電子材料、エネルギートランスフォーメーショングループは発電・LNG・次世代エネルギーを手掛ける。
売上総利益でみる事業の柱:ライフスタイルとメディア・デジタルが牽引
2026年3月期の連結売上総利益は1兆5097億円。このうち最大の貢献はライフスタイルグループの2626億円(構成比17.4%)で、食品スーパーやヘルスケアが安定収益を生む。次いでメディア・デジタルグループが2175億円(14.4%)、SCSKの完全子会社化でITサービスが拡大した。輸送機・建機グループ2167億円、エネルギートランスフォーメーショングループ1770億円と続く。資源グループは419億円と相対的に小さく、非資源分野へのシフトが明確である。
グローバルネットワークと地域拠点の展開
住友商事は1952年に米国法人Nikken New Yorkを設立以来、世界各地に拠点を構築してきた。子会社には米州住友商事会社、Sumisho Coal Australia Holdings(石炭)、Central Java Power(インドネシア発電)などがある。国内では関西支社、中部支社、九州支社を設置し、2000年代には北海道・東北・九州に地域子会社を設立した。また、2026年には米国航空機リース会社の買収を完了し、グローバルなリース事業を強化している。
中期経営計画2026と事業ポートフォリオの変革
2024年度から始まった中期経営計画2026は「No.1事業群」をテーマに、強みを核とした成長と事業ポートフォリオ変革を掲げる。2025年度にはSCSKを完全子会社化し、デジタル・AI戦略を策定。政策保有株式や不採算事業の売却も進め、ティーガイア社、マイダス社、北米メロン生産事業などを譲渡した。また、アンバトビーニッケル事業(マダガスカル)は2026年5月に全出資持分を譲渡する契約を締結。2026年度は当期利益6300億円を目標とする。
業界の中での役割は総合商社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01鉄鋼主力
鋼管・鋼材等の鉄鋼製品の国内・貿易取引、加工及び関連事業を推進している。連結子会社に住友商事グローバルメタルズ、Eryngium、Edgen Group等を有する。
- 鉄鋼製品の取引・加工
- 鋼管、鋼材などの鉄鋼製品の国内販売、輸出入、加工サービス。
02自動車主力
自動車、タイヤ及びその他関連商品の製造、販売、リース並びに関連サービス・周辺事業を推進。主要関係会社に住友商事パワー&モビリティ、住友三井オートサービス(持分法適用)、TBC Holdings等。
- 自動車関連商品の製造・販売
- 完成車、タイヤ、部品等の製造・販売、リース・ファイナンス。
03輸送機・建機主力
リース・ファイナンス事業、航空機・船舶海洋・建設機械事業、防衛宇宙・安全保障ビジネスを推進。住友精密工業、SMS Construction And Mining Systems、三井住友ファイナンス&リース(持分法適用)等が主要会社。
- 航空機・船舶・建機関連事業
- 航空機・船舶のリース・ファイナンス、建設機械の販売・サービス、防衛宇宙関連。
04都市総合開発主力
不動産・工業団地・サステナブルシティ・基幹インフラ・デジタルインフラの開発・運営・アセットマネジメント、建設資材製造・販売、機電設備関連、物流・保険関連事業を推進。住友商事マシネックス、住商グローバル・ロジスティクス、アイジー工業等を有する。
- 不動産開発・運営
- 商業施設、住宅、物流施設等の開発・賃貸・管理。
- インフラ事業
- 工業団地、発電所、デジタルインフラ等の開発・運営。
- 建設資材・機電設備
- 建設資材の製造販売、機械・電気設備関連。
05メディア・デジタル主力
デジタルソリューション事業、情報インフラ事業、モバイル付加価値サービス、5G事業、ケーブルテレビ、テレビ通販、映像コンテンツ関連、グローバルCVC(スタートアップ投資)を推進。SCSK(子会社)、JCOM(持分法適用)、ジュピターショップチャンネル(持分法適用)等が主要関係会社。
- デジタルソリューション
- ITサービス、クラウド、システムインテグレーション。
- ケーブルテレビ・通信
- ケーブルテレビ事業、インターネット接続サービス。
- 映像コンテンツ・通販
- テレビショッピング、映画・アニメ等のコンテンツ企画・配信。
06ライフスタイル主力
食品スーパー・ブランド等のリテイル事業、食品・食品原料や青果等の食料事業、ドラッグストア・調剤薬局及びマネージドケア・クリニック等のヘルスケア事業を推進。サミット(子会社)、トモズ(子会社)、Fyffes International(子会社)等。
- リテイル事業
- 食品スーパー「サミット」、ドラッグストア「トモズ」等の運営。
- 食料事業
- 食品原料、青果物の輸入・販売。
- ヘルスケア事業
- 調剤薬局、クリニック運営、マネージドケアサービス。
07資源主力
金属資源等の開発・操業・生産、製品の製造・販売、商品デリバティブを活用したトレードビジネスを展開。Sumisho Coal Australia Holdings、SC Quebrada Blanca、Oresteel Investments(持分法適用)等。
- 金属資源開発・生産
- 石炭、銅等の鉱山開発・操業・生産。
- 資源トレード
- 金属鉱石、石炭等の取引・販売。
08化学品・エレクトロニクス・農業主力
化学品のトレード・製造、電子材料トレード及び電子機器製造受託、医薬関連、化粧品関連、アニマルヘルス、農業資材販売事業を推進。住友商事ケミカル、住商グローバルエレクトロニクス、Sumi Agro Europe等。
- 化学品事業
- 化成品、合成樹脂等のトレード・製造。
- エレクトロニクス事業
- 電子材料のトレード、EMS(電子機器製造受託)。
- 農業関連事業
- 農薬、肥料等の農業資材販売。
09エネルギートランスフォーメーション主力
国内外の発電事業、国内電力小売、天然ガス・LNG等のエネルギー権益開発・生産・販売、海洋インフラ・船舶燃料供給、次世代エネルギー分野の事業開発を推進。サミットエナジー、Central Java Power、Pacific Summit Energy等。
- 発電事業
- 国内外における火力、再生可能エネルギー等の発電所運営。
- エネルギー資源開発
- LNG、天然ガス等の権益取得・生産・販売。
- 電力小売
- 国内における法人・家庭向け電力販売。
- 次世代エネルギー
- 水素、アンモニア、CCUS等の新エネルギー事業開発。
製品と技術
鋼管・鋼材と金属資源の開発
鉄鋼グループでは鋼管・鋼材の国内販売・輸出入・加工を手掛け、連結子会社に住友商事グローバルメタルズ、Edgen Groupなどがある。鋼管は石油・ガス開発向けが主力で、北米市場の動向に影響を受ける。資源グループは石炭や銅などの鉱山開発・生産を行い、Sumisho Coal Australia HoldingsやSC Quebrada Blancaを通じて操業。商品デリバティブを活用したトレーディングも展開する。
自動車と輸送機のリース・ファイナンス
自動車グループは完成車・タイヤの製造販売に加え、リース・ファイナンスサービスを提供。住友商事パワー&モビリティや住友三井オートサービス(持分法適用)が主要会社である。輸送機・建機グループでは航空機・船舶のリース・ファイナンス、建設機械の販売・サービス、防衛宇宙関連事業を推進。米国航空機リース会社の買収により、航空機リース事業を拡大している。
デジタルソリューションとケーブルテレビ
メディア・デジタルグループの中核はSCSKで、ITサービス・クラウド・システムインテグレーションを提供。2025年度に完全子会社化し、デジタル・AI戦略を策定した。JCOM(持分法適用)はケーブルテレビ・インターネット接続サービスを運営。ジュピターショップチャンネルはテレビ通販を手掛ける。5G事業やスタートアップ投資(グローバルCVC)も推進している。
発電・LNG・次世代エネルギー事業
エネルギートランスフォーメーショングループは国内外の発電所運営、電力小売、LNG・天然ガスの権益開発・生産・販売を行う。サミットエナジー(子会社)、Central Java Power(インドネシア)、Pacific Summit Energyなどが主要会社。次世代エネルギーとして水素・アンモニア・CCUSの事業開発にも取り組む。2026年3月期の売上総利益は1770億円と堅調である。
化学品トレードと電子材料・農業資材
化学品・エレクトロニクス・農業グループは化学品のトレード・製造、電子材料のトレード、電子機器製造受託(EMS)を展開。住友商事ケミカルや住商グローバルエレクトロニクスが中核子会社である。医薬・化粧品・アニマルヘルス関連も手掛け、Sumi Agro Europeを通じて農業資材(農薬・肥料)を販売。多岐にわたる分野でサプライチェーンを構築している。
食品スーパー・ドラッグストアとヘルスケア
ライフスタイルグループはリテイル事業として首都圏で食品スーパー「サミット」を運営(子会社)、ドラッグストア「トモズ」を展開。食料事業ではFyffes Internationalを通じて青果物の輸入・販売を行う。ヘルスケア事業では調剤薬局・クリニック運営、マネージドケアサービスを提供。2026年3月期の売上総利益2626億円は全セグメント中最大であり、安定的な収益源となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
卸売業のなかでの位置
総合商社で国内屈指、非資源分野と海外展開で安定成長
住友商事は総合商社大手の一角を占め、鉄鋼・輸送機・資源等の幅広い分野で事業を展開。近年は非資源分野や生活関連、情報産業への注力を強め、収益基盤の多様化を図る。同業の三菱商事や三井物産と比較すると、資源依存度はやや低いものの、自動車や機械関連で強みを持つ。国内卸売業の中では売上規模が突出しており、連結売上高は7兆円超を維持。海外事業の比率も高く、グローバルなサプライチェーンを活用した安定した収益構造が特徴。一方、資源価格変動や為替の影響を受けやすく、業績の振幅が大きい点は留意が必要。今後の成長には、脱炭素関連やデジタル分野での新規投資が鍵となる。
強み
- 鉄鋼・輸送機・資源など幅広い分野を手掛け、収益源を分散してリスクを抑制
- グローバルなネットワークを活用し、海外比率を高めて成長市場を取り込む
課題
- 資源価格や為替の変動で業績が左右され、安定性に課題が残る
- 同業他社との競争が激しく、差別化戦略が求められる
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
商社・卸売の時価総額近傍。太字が住友商事
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8001伊藤忠商事 | 17.1兆円 | 16.8倍 |
| 2 | 8031三井物産 | 14.7兆円 | 17.6倍 |
| 3 | 8002丸紅 | 8.5兆円 | 15.4倍 |
| 4 | 8015豊田通商 | 8.0兆円 | 21.5倍 |
| 5 | 9022東海旅客鉄道 | 3.9兆円 | 6.9倍 |
| 6 | 8053住友商事 | 2.2兆円 | 14.3倍 |
| 7 | 9021西日本旅客鉄道 | 1.4兆円 | 10.8倍 |
| 8 | 4768大塚商会 | 1.4兆円 | 20.3倍 |
| 9 | 9147NIPPON EXPRESSホールディングス | 1.4兆円 | 71.6倍 |
| 10 | 2768双日 | 1.2兆円 | 11.4倍 |
| 11 | 5411JFEホールディングス | 1.2兆円 | 17.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(商社・卸売)に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
大阪北港から始まった不動産会社(1919〜1944年)
住友商事の前身は1919年12月に設立された大阪北港株式会社で、資本金3500万円で発足した。大阪北港地帯の埋立・整地・港湾修築を手掛け、不動産経営を行った。1944年11月には株式会社住友ビルデイングを合併し、社名を住友土地工務株式会社に変更。長谷部竹腰建築事務所の営業も譲り受け、土木建築の設計・監理も加えた総合不動産会社となった。
商社への転換と住友商事への改称(1945〜1952年)
終戦直後の1945年11月、新たに商事部門へ進出し、住友連系各社の製品取扱いを開始。社名を日本建設産業株式会社と改め、商事会社として再出発した。1949年8月には大阪・東京両証券取引所に株式を上場。1950年7月には土木建築設計部門を日建設計工務(現日建設計)として分離独立させた。1952年6月、社名を住友商事株式会社に改称し、現在の商号となった。
商品本部制導入と情報サービス子会社の設立(1962〜1970年)
1962年12月、大阪・東京の営業部門を統合し、商品本部制を導入。鉄鋼・非鉄金属・電機・機械・農水産・化成品・繊維・物資燃料・不動産の9本部を設置した。1969年10月には住商コンピューターサービス株式会社(現SCSK)を設立し、情報サービス事業に進出。1970年8月には相互貿易株式会社を合併し、事業規模を拡大した。同年11月、大阪本社・東京本社の二本社制を採用した。
ケーブルテレビ事業への参入とブロック制の導入(1995〜2005年)
1995年1月、東京都にジュピターテレコム(現JCOM)を設立し、ケーブルテレビ事業に本格参入。2001年4月には6グループのコーポレート部門と9事業部門28本部からなる本社体制へ再編すると同時に、関西・中部・九州沖縄でブロック制を導入。2003年には住友商事東北、2005年には住友商事九州を設立し、地域密着型の営業体制を強化した。
SBU再編とSCSK完全子会社化(2024〜2026年)
2024年4月、従来の営業部門を戦略ビジネスユニット(SBU)に再編し、9つの営業グループを設置。2025年度には連結子会社SCSKの完全子会社化を目的に公開買付けを実施し、SCSKは上場廃止となった。2026年4月には「DX・ITグループ」を「デジタル・AIグループ」に改称し、メディア・デジタルグループからデジタルSBUを移管。さらに「メディア・デジタルグループ」を「コミュニケーションサービスグループ」に名称変更した。
年表27件を開く
1910年代
- 1919年12月創業大阪北港株式会社(資本金35百万円)として設立、以後大阪北港地帯の埋立、整地、港湾修築等を行い、不動産経営にあたる。
1940年代
- 1944年11月創業株式会社住友ビルデイング(1923年8月設立、資本金6.5百万円)を合併して、社名を住友土地工務株式会社と改称。
- 1944年12月長谷部竹腰建築事務所の営業を譲り受けて、不動産経営並びに土木建築の設計、監理を営む総合不動産会社となる。
- 1945年11月創業終戦後、新たに商事部門への進出を図り、従来関係のあった住友連系各社の製品をはじめ、各業界の大手生産会社の製品の取扱いに従事することとなり、社名を日本建設産業株式会社と改称し、商事会社として新発足する。以後、事業活動の重点を商事部門に置き、取扱品目並びに取引分野の拡大に努める。
- 1949年8月上場大阪・東京の両証券取引所に株式を上場(2013年に両取引所は統合し、現在は東京証券取引所)。
1950年代
- 1950年7月土木建築の設計監理部門を日建設計工務株式会社(現在の株式会社日建設計)として独立させる。
- 1952年3月創業米国にNikken New York Inc. を設立(現在の米州住友商事会社)。
- 1952年6月社名を住友商事株式会社と改称。
1960年代
- 1962年12月大阪・東京の営業部門を一体とし商品本部制を導入、鉄鋼・非鉄金属・電機・機械・農水産・化成品・繊維・物資燃料・不動産の9本部を設置。
- 1969年10月創業大阪府に住商コンピューターサービス株式会社を設立(現在のSCSK株式会社、1989年2月に東京証券取引所に株式を上場)。
1970年代
- 1970年8月創業相互貿易株式会社(1950年5月設立、資本金300百万円)を合併。
- 1970年11月本社及び東京支社の名称を廃止し、大阪本社及び東京本社と改称。
- 1979年6月営業部門制を導入、商品本部を鉄鋼・機電・非鉄化燃・生活物資の4営業部門とする。
1990年代
- 1995年1月創業東京都にケーブルテレビ事業の統括運営を行う株式会社ジュピターテレコム(現在のJCOM株式会社)を設立。
2000年代
- 2000年4月創業北海道に住友商事北海道株式会社を設立、北海道支社の業務を移管。
- 2001年4月大阪本社及び東京本社の名称を廃止し、6グループのコーポレート部門と9事業部門28本部の営業部門からなる本社に再編。また、関西、中部及び九州・沖縄地域においてブロック制を導入。
- 2001年6月東京都中央区に本店を移転。
- 2003年4月創業宮城県に住友商事東北株式会社を設立、東北支社の業務を移管。
- 2005年10月創業福岡県に住友商事九州株式会社を設立、九州・沖縄ブロックの業務を移管。
2010年代
- 2014年4月国内ブロック制を廃止し、関西支社、中部支社、九州支社を設置。
- 2015年4月コーポレート部門のグループ制を廃止し、担当役員制を導入。
- 2016年4月国内担当役員の設置、及び関西地域担当役員、中部地域担当役員の廃止。
- 2018年9月東京都千代田区(現在地)に本店を移転。
2020年代
- 2021年4月営業部門にエネルギーイノベーション・イニシアチブを新設(営業部門は6事業部門20本部、1イニシアチブ)。
- 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行。
- 2024年4月従来の営業部門を戦略単位ごとの戦略ビジネスユニット(SBU)に再編し、9つの営業グループを設置。
- 2026年3月上場東京証券取引所プライム市場に上場していた当社連結子会社SCSK株式会社に対する当社連結子会社SCインベストメンツ・マネジメント株式会社を通じた公開買付けにより同社は上場廃止。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 当期利益(親会社の所有者に帰属)2026年度まで6,300億円
- 成長8分野の基礎的収益の平均成長率(2023年度→2026年度)2026年度まで+11%
- 成長8分野の利益成長(前年度比)2026年度まで前年度比プラス790億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
強みを核とした成長
成長8分野(デジタル・リース、不動産・エネルギーソリューション、鉄鋼・ヘルスケア、建機・アグリ等)において、有機的成長と大型投資(SCSK完全子会社化、米国航空機リース会社買収等)を両輪で推進し、利益成長を図る。
- 02
事業ポートフォリオ変革
政策保有株式や非中核事業の売却(ティーガイア、マイダス等)による資産入替を進め、SBU毎にROIC・WACCをモニタリングしながら、強みをさらに強くする投資とポートフォリオの質向上を加速する。
- 03
成長の原動力の強化
経営人財やラインマネージャーの育成、自律的なキャリア形成支援、業務改革推進、エンゲージメント改善に取り組み、都市総合開発グループではインフラ知見を活かした海外都市開発を進める。
- 04
デジタル・AI戦略の推進
SCSKの完全子会社化を機にデジタル・AI戦略(DAIS)を策定。事業現場でのデジタル・AI活用による収益性向上を図り、異常検知AIソリューション等の開発・展開を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で82,488人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,840万円で、9期前と比べて+32.4%。平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は18.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 70,900 |
| 2018年3月 | — | — | — | 73,016 |
| 2019年3月 | 1,390 | 42.6 | 18.0 | 65,662 |
| 2020年3月 | 1,437 | 42.5 | 17.0 | 72,642 |
| 2021年3月 | 1,356 | 42.7 | 18.0 | 74,920 |
| 2022年3月 | 1,406 | 43.1 | 18.0 | 74,253 |
| 2023年3月 | 1,606 | 43.2 | 18.0 | 78,235 |
| 2024年3月 | 1,759 | 43.1 | 18.0 | 79,692 |
| 2025年3月 | 1,744 | 43.2 | 18.0 | 83,327 |
| 2026年3月 | 1,840 | 43.3 | 18.0 | 82,488 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社123社(国内 54 / 海外 69) を有報から抽出しています。
- 国内住友商事グローバルメタルズ東京都千代田区議決権100.0%
- 国内サミットスチール大阪府大阪市議決権84.6%
- 海外Eryngium英国、グラスゴー議決権100.0%
- 海外Servilamina Summit Mexicanaメキシコ、ケレタロ議決権100.0%
- 海外Sumiputeh Steel Centreマレーシア、セランゴール議決権90.0%
- 海外Edgen Group米国、バトン・ルージュ議決権100.0%
- 海外B&L Pipeco Services米国、ヒューストン議決権100.0%
- 海外P2 Energy Services米国、スプリング議決権100.0%
- 海外Sumisho Metal (Thailand)タイ、サムロン議決権100.0%
- 海外Steelsummit Holdings米国、マーフリーズボロ議決権100.0%
- 国内キリウ栃木県足利市議決権100.0%
- 国内住友商事パワー&モビリティ東京都千代田区議決権100.0%
残りのグループ会社111社を開く
- Toyota Ukraineウクライナ、キーウ100%
- Summit Auto Groupインドネシア、ジャカルタ100%
- Summit Motors Vladivostokロシア、ウラジオストク100%
- Summit Capital Leasingタイ、バンコク100%
- Moto-Pfohe EOODブルガリア、ソフィア100%
- Aimo Park Swedenスウェーデン、ストックホルム100%
- Toyota Libyaリビア、ミスラタ100%
- 住友精密工業兵庫県尼崎市100%
- 住商エアロシステム東京都千代田区100%
- SMS Construction And Mining Systemsカナダ、アチェソン100%
- Tecnologia Para La Construccion Y Mineriaスペイン、マドリッド100%
- Sumitec Internationalロシア、モスクワ100%
- SC Construction Machinery中国、上海100%
- Sunstate Equipment Company米国、フェニックス100%
- Linder Industrial Machinery米国、プラントシティ100%
- Aver Asia (S)シンガポール100%
- 住友商事マシネックス東京都千代田区100%
- 住商グローバル・ロジスティクス東京都千代田区100%
- アイジー工業山形県東根市66%
- Zhu Li (Jinan) Real Estate中国、済南市100%
- Thang Long Industrial Park II Corporationベトナム、フンイエン100%
- SCSK東京都江東区100%
- Presidio Ventures米国、サンタクララ100%
- Sumitomo Corporation Equity Asia中国、香港100%
- IN Ventureイスラエル、テルアビブ99%
- IN Venture IIイスラエル、テルアビブ99%
- サミット東京都杉並区100%
- トモズ東京都文京区100%
- 住商フーズ東京都千代田区100%
- 住商ファーマシーズ東京都新宿区100%
- Highline Produceカナダ、レミントン100%
- SC Healthcare Holdingsマレーシア、プタリンジャヤ100%
- Fyffes Internationalスイス、ジュネーブ100%
- 住商メタレックス東京都千代田区100%
- Sumitomo Corporation Global Commodities英国、ロンドン100%
- SCAP Cオーストラリア、シドニー100%
- Summit Ambatovy Mineral Resources Investmentオランダ、アムステルダム100%
- Sumisho Coal Australia Holdingsオーストラリア、シドニー100%
- SC Quebrada Blancaチリ、サンティアゴ100%
- SCMI英国、ロンドン100%
- SC Mineral Resourcesオーストラリア、シドニー100%
- 住友商事ケミカル東京都千代田区100%
- 住商グローバルエレクトロニクス東京都千代田区100%
- 住商アグリビジネス東京都千代田区100%
- 住商アグロインターナショナル東京都千代田区100%
- Sumi Agro Europe英国、ロンドン100%
- Interacid Tradingスイス、ローザンヌ100%
- Summit Rural WAオーストラリア、クウィナーナ100%
- Agro Amazonia Produtos Agropecuariosブラジル、クイアバ100%
- Nativa Agronegocios & Representacoesブラジル、ミナスジェライス100%
- Diversified C.P.C International米国、イリノイ96%
- Summit-Agro Argentinaアルゼンチン、ブエノスアイレス100%
- Summit Agro South America Spaチリ、サンティアゴ100%
- Interacid North America米国、フロリダ100%
- サミットエナジー東京都千代田区100%
- Central Java Powerインドネシア、ジャカルタ100%
- エネサンスホールディングス東京都港区54%
- BSホールディングス東京都千代田区100%
- スミエナジー・ベンチャーズ東京都千代田区100%
- Summit Renewable Energy Europe英国、ロンドン100%
- Perennial Power Holdings米国、テキサス100%
- SRPT SASフランス、パリ100%
- SRPN SASフランス、パリ100%
- Pacific Summit Energy米国、アーバイン100%
- Summit Forests New Zealandニュージーランド、オークランド100%
- Summit Southern Cross Power Holdingsオーストラリア、パース100%
- 伊藤忠丸紅住商テクノスチール東京都千代田区33%
- 住商メタルワン鋼管東京都千代田区50%
- Thai Steel Pipe Industryタイ、チョンブリ45%
- Mukand Sumi Special Steelインド、タネ49%
- Standard Steel Holdings米国、バーナム35%
- EEW Offshore Wind Holding GmbHドイツ、エルンテブリュック45%
- Arkansas Steel米国、ニューポート50%
- 住友三井オートサービス東京都新宿区40%
- Fujiwa Machinery Industry (Kunshan)中国、昆山45%
- Hirotec Mexicoメキシコ、シラオ49%
- TBC Holdings米国、パームビーチガーデンズ50%
- 大島造船所長崎県西海市36%
- 三井住友ファイナンス&リース東京都千代田区50%
- IWS Fleetノルウェー、オスロ25%
- SMB建材東京都港区36%
- Metro Pacific Light Rail Corporationフィリピン、パシッグ35%
- Capital Summit Environment Investment中国、山東省40%
- Krisumi Corporation Privateインド、グルグラム50%
- Summitmas Propertyインドネシア、ジャカルタ40%
- Jiuxin (Suzhou) Real Estate Development中国、蘇州市25%
- JCOM東京都千代田区50%
- ジュピターショップチャンネル東京都江東区45%
- Global Partnership for Ethiopia英国、ロンドン24%
- M-KOPA Holdings Limited英国、ロンドン24%
- マミーマートホールディングス埼玉県さいたま市22%
- ウェルネオシュガー東京都中央区25%
- 中部コールセンター三重県四日市市45%
- Dynatec Madagascarマダガスカル、トアマシナ54%
- SMM Cerro Verde Netherlandsオランダ、アムステルフェーン20%
- Oresteel Investments南アフリカ、ヨハネスブルグ49%
- Ambatovy Mineralsマダガスカル、アンタナナリボ54%
- Tri-Arrows Aluminum Holding米国、ウィルミントン20%
- Press Metal Sarawakマレーシア、ムカ20%
- Press Metal Bintuluマレーシア、サマラジュ20%
- Mineracao Usiminasブラジル、ミナスジェライス30%
- Sakura Ferroalloysマレーシア、サマラジュ25%
- The Hartz Mountain米国、セコーカス49%
- Iharabras S.A. Industrias Quimicasブラジル、ソロカバ24%
- エルエヌジージャパン東京都千代田区50%
- ジクシス東京都港区40%
- 仙台港バイオマスパワー宮城県仙台市50%
- Azour North Oneクウェート、クウェート44%
- Supreme Energy Muara Labohインドネシア、ジャカルタ50%
- Sharjah Hamriyah Independent Power Companyアラブ首長国連邦、シャルジャ35%
- Shuweihat Asia Power Investmentオランダ、アムステルダム51%
- IQToyota Al Iraq Company for Trading and Services of Vehicles / Ltd.
- AUSCAP C PTY LTD
- GBPRESIDIO VENTURES EUROPE LTD
- SEAimo Park Sweden AB
- CASUMITOMO CANADA LIMITED
- JP住商メタレックス株式会社
- IDPT Central Java Power
- TRSumi Agro Turkey Tarım İlaçları Sanayi ve Ticaret Anonim Şirketi
- JPサミットエナジー株式会社
- SGSUMITOMO CORPORATION CAPITAL ASIA PTE. LTD.
- AUSUMISHO COAL AUSTRALIA HOLDINGS PTY LTD
- AUSC METAL PTY LTD
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
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出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は7.3兆円。前期と比べると増収で、売上が+0.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 7.3兆円 |
| 純利益 | 6,300億円 | 6,003億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1.9兆円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.6%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 1.75 | — | — | 1,010 |
| 2024年1Q | 1.67 | — | — | 1,294 |
| 2024年2Q | 1.67 | — | — | 1,555 |
| 2024年3Q | 1.72 | — | — | 1,192 |
| 2024年4Q | 1.85 | — | — | −177 |
| 2025年2Q | 3.52 | — | — | 2,540 |
| 2025年4Q | 3.77 | — | — | 3,079 |
| 2026年2Q | 3.54 | — | — | 3,012 |
| 2026年4Q | 3.80 | — | — | 2,991 |
| 2027年1Q | 1.95 | — | — | 1,901 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は3.0兆円から7.3兆円へ2.4倍に増えた。売上は5期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 税引前利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3.02 | — | 2,325 |
| 2014年3月 | 3.32 | — | 2,231 |
| 2015年3月 | 3.76 | — | −732 |
| 2016年3月 | 4.01 | — | 745 |
| 2017年3月 | 4.00 | — | 1,709 |
| 2018年3月 | 4.83 | — | 3,085 |
| 2019年3月 | 5.34 | — | 3,205 |
| 2020年3月 | 5.30 | — | 1,714 |
| 2021年3月 | 4.65 | — | −1,531 |
| 2022年3月 | 5.50 | — | 4,637 |
| 2023年3月 | 6.82 | — | 5,653 |
| 2024年3月 | 6.91 | — | 3,864 |
| 2025年3月 | 7.29 | — | 5,619 |
| 東京証券取引所プライム市場に上場していた当社連結子会社SCSK株式会社に対する当社連結子会社SCインベストメンツ・マネジメント株式会社を通じた公開買付けにより同社は上場廃止。 | |||
| 2026年3月 | 7.34 | — | 6,003 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、税引前利益を利益として並べています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが8,135億円、投資CFが−1,559億円で、差し引きのフリーCFは6,576億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1.0兆円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高兆円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,803 | −1,862 | −247 | 941 | 0.92 |
| 2014年3月 | 2,782 | −2,499 | 1,459 | 283 | 1.11 |
| 2015年3月 | 2,437 | −3,996 | −748 | −1,559 | 0.90 |
| 2016年3月 | 5,997 | −854 | −5,072 | 5,143 | 0.87 |
| 2017年3月 | 3,458 | −1,807 | −2,544 | 1,651 | 0.78 |
| 2018年3月 | 2,953 | −1,558 | −2,296 | 1,395 | 0.67 |
| 2019年3月 | 2,689 | −513 | −2,332 | 2,176 | 0.66 |
| 2020年3月 | 3,266 | −2,034 | −577 | 1,232 | 0.71 |
| 2021年3月 | 4,671 | −1,201 | −4,664 | 3,470 | 0.60 |
| 2022年3月 | 1,941 | 490 | −1,399 | 2,431 | 0.73 |
| 2023年3月 | 2,328 | −915 | −2,505 | 1,413 | 0.66 |
| 2024年3月 | 6,089 | −2,192 | −4,155 | 3,897 | 0.67 |
| 2025年3月 | 6,123 | −4,614 | −2,474 | 1,509 | 0.57 |
| 2026年3月 | 8,135 | −1,559 | −2,525 | 6,576 | 1.01 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は13.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が4.6兆円で、自己資本比率は33.9%(業種中央値50.6%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7.83 | 2.05 | 5.78 | 26.2 |
| 2014年3月 | 8.67 | 2.40 | 6.26 | 27.7 |
| 2015年3月 | 9.02 | 2.48 | 6.54 | 27.5 |
| 2016年3月 | 7.82 | 2.25 | 5.57 | 28.8 |
| 2017年3月 | 7.76 | 2.37 | 5.40 | 30.5 |
| 2018年3月 | 7.77 | 2.56 | 5.21 | 32.9 |
| 2019年3月 | 7.92 | 2.77 | 5.14 | 35.0 |
| 2020年3月 | 8.13 | 2.54 | 5.58 | 31.3 |
| 2021年3月 | 8.08 | 2.53 | 5.55 | 31.3 |
| 2022年3月 | 9.58 | 3.20 | 6.38 | 33.4 |
| 2023年3月 | 10.11 | 3.78 | 6.33 | 37.4 |
| 2024年3月 | 11.03 | 4.45 | 6.59 | 40.3 |
| 2025年3月 | 11.63 | 4.65 | 6.75 | 40.0 |
| 2026年3月 | 13.64 | 4.63 | 8.90 | 33.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
卸売業 284社との比較
同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで284社中57位あたり、逆に低いのは自己資本比率で284社中250位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,788で、1年前と比べて+72.8%。過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.3倍 |
| PER (会社予想) | 13.5倍 |
| PBR | 1.79倍 |
| 配当利回り | 2.24% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に1709円となり、1ヶ月で4.91%上昇しました。25日移動平均線(1675.4円)を+2.01%上回っており、短期的なトレンドは上向きです。52週高値1943.75円に対して-12.1%の水準にあり、上値余地があります。出来高は8月21日に769万3500株と、7月31日の3272万5000株からは減少していますが、底堅い商いです。RSIは56.17と中立圏で、過熱感はありません。1年間で73.08%上昇しており、中長期的な上昇トレンドが継続しています。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
PER は実績 13.7 倍・予想 12.9 倍と業界平均 17.93 倍を明確に下回り、PBR 1.71 倍は平均 1.23 倍より高いが、ROE 12.9% と高収益を反映。配当利回り 2.34% は平均 2.93% を下回るが、配当性向 25% は低く増配余地あり。PBR の高さは資本効率の良さに起因し、PER の低さと業績成長(純利益 3 期連続増)を考慮すると割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.3倍 | 17.9倍 |
| PER (予想) | 13.5倍 | — |
| PBR | 1.79倍 | 1.24倍 |
| ROE | 12.9% | 8.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
幅広い事業ポートフォリオと非資源分野へのシフトにより、安定した収益を維持しつつROE向上を図る。強気派は、資源価格の高止まりや非資源分野での成長投資により増収増益が続くと見る。一方、弱気派は、景気減速による資源需要の低下や、投資案件の収益性低迷を懸念する。また、市況変動によるトレーディング収益の不安定さも指摘される。中長期的な事業ポートフォリオの変革が投資評価のカギとなる。
- 非資源分野の成長
サステナブル関連やDX投資の拡大で収益源を多様化
- 資源市況の追い風
原油や金属価格の高止まりが収益に寄与
- ROE向上の取り組み
資本効率を意識した経営で株主価値向上を目指す
- 純利益6,003億円と過去最高を更新通年影響強
前期比384億円増益、2期連続の増益
- 売上高73,373億円と2期連続増収通年影響中
前期比452億円増、高水準の事業基盤
- 予想PER13.5倍と実績14.35倍から改善決算発表後影響中
予想ベースでPER13.5倍、株価評価が割安
- 配当利回り2.24%で株主還元が堅調継続影響弱
1株配当約40円、株価1788円に対する利回り2.24%
- 市況変動リスク
資源価格の下落や需給悪化でトレーディング収益が縮小
- 投資収益の不確実性
大型投資の回収が長期化し、減損リスクも存在
- 景気減速の影響
世界経済の減速で輸出・内需が低迷する可能性
- 純利益の増益率が6.8%に鈍化通年影響中
前期は45%増だったが、今期は384億円増に減速
- 売上高の増収率は0.6%に減速決算発表後影響中
売上高73,373億円、前期比452億円増で伸びは小幅
- 株価は1年で80.6%上昇し反動警戒不定影響弱
短期上昇の反動で調整するリスク
- 外国人保有比率39.4%と高く売り圧力継続影響弱
リスクオフ時は外国人売りで下落しやすい
- 非資源分野利益
- 収益構造の転換が進んでいるかを確認
- 総資産利益率(ROA)
- 投資効率と資本配分の改善を見る
- 営業利益率
- トレーディングと投資の総合収益力を確認
- 資源価格動向
- 市況変動が業績に与える影響を測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+15.4%。いまの株価に対する利回りは2.24%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 13 | — | 56.0 |
| 2018年3月 | 16 | 24.0 | 39.0 |
| 2019年3月 | 19 | 21.0 | 36.0 |
| 2020年3月 | 20 | 6.7 | 96.0 |
| 2021年3月 | 18 | −12.5 | — |
| 2022年3月 | 28 | 57.1 | 48.0 |
| 2023年3月 | 29 | 4.5 | 35.0 |
| 2024年3月 | 31 | 8.7 | 62.0 |
| 2025年3月 | 33 | 4.0 | 31.0 |
| 2026年3月 | 38 | 15.4 | 25.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ244,782人。区分でいちばん多いのは外国法人で39.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.6%を占め、残る62.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 32.7 | 32.6 | 32.7 | 33.8 | 34.4 | 39.3 |
| 金融機関 | 36.9 | 37.0 | 35.3 | 35.3 | 34.8 | 32.4 |
| 個人・その他 | 17.7 | 18.0 | 20.3 | 18.8 | 18.6 | 18.7 |
| 事業法人 | 7.3 | 6.7 | 6.1 | 5.7 | 5.6 | 5.1 |
| 証券会社 | 5.3 | 5.7 | 5.6 | 6.4 | 6.5 | 4.4 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 1.4 | 0.1 | 0.1 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 15.58 |
| 02 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505104(常任代理人 みずほ銀行決済営業部) | 9.63 |
| 03 | 日本カストディ銀行(信託口) | 5.32 |
| 04 | 住友生命保険 | 2.60 |
| 05 | CITIBANK, N.A. -NY, AS DEPOSITARY BANK FOR DEPOSITARY SHARE HOLDERS(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.82 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 みずほ銀行決済営業部) | 1.70 |
| 07 | JP MORGAN CHASE BANK 385642(常任代理人 みずほ銀行決済営業部) | 1.58 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 みずほ銀行決済営業部) | 1.22 |
| 09 | THE CHASE MANHATTAN BANK, N. A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 みずほ銀行決済営業部) | 1.05 |
| 10 | バークレイズ証券 | 0.94 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-19ナショナル・インデムニティー・カンパニー(National Indemnity Company)新規の大量保有報告10.30%+1.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+168%、1株純資産は14期で+136%。直近期のROEは12.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 186 | 1,642 | 12.4 | 6.3 | 67.0 |
| 2014年3月 | 179 | 1,927 | 10.0 | 7.3 | 37.0 |
| 2015年3月 | −59 | 1,989 | −3.0 | — | — |
| 2016年3月 | 60 | 1,804 | 3.2 | 18.7 | 252.0 |
| 2017年3月 | 137 | 1,896 | 7.4 | 10.9 | 56.0 |
| 2018年3月 | 247 | 2,049 | 12.5 | 7.3 | 39.0 |
| 2019年3月 | 257 | 2,219 | 12.0 | 6.0 | 36.0 |
| 2020年3月 | 137 | 2,036 | 6.4 | 9.0 | 96.0 |
| 2021年3月 | −122 | 2,023 | −6.0 | — | — |
| 2022年3月 | 371 | 2,558 | 16.2 | 5.7 | 48.0 |
| 2023年3月 | 453 | 3,062 | 16.2 | 5.2 | 35.0 |
| 2024年3月 | 316 | 3,638 | 9.4 | 11.6 | 62.0 |
| 2025年3月 | 464 | 3,842 | 12.4 | 7.3 | 31.0 |
| 2026年3月 | 499 | 3,881 | 12.9 | 11.6 | 25.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
56名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は56名。2026/3期の役員報酬は総額3,031百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 兵頭誠之 | 取締役 会長 | 67 |
| 南部智一 | 取締役 副会長 | 67 |
| 上野真吾 | 代表取締役 社長執行役員 CEO | 66 |
| 清島隆之 | 取締役 社長付 | 64 |
| 諸岡礼二 | 代表取締役 副社長執行役員 財務・経理・リスクマネジメントグループ長CFO | 65 |
| 井手明子 | 取締役 | 71 |
| 御立尚資 | 取締役 | 69 |
| 高原豪久 | 取締役 | 65 |
| 朝倉陽保 | 取締役 | 65 |
| 大槻奈那 | 取締役 | 61 |
| 御子神大介 | 取締役 常勤監査等委員 | 67 |
| 坂田一成 | 取締役 常勤監査等委員 | 64 |
残りの役員44名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 長嶋由紀子 | 取締役 監査等委員 | 65 |
| 稲田伸夫 | 取締役 監査等委員 | 70 |
| 國井泰成 | 取締役 監査等委員 | 67 |
| 犬伏勝也 | 副社長執行役員 | — |
| 東野博一 | 専務執行役員 | — |
| 加藤真一 | 専務執行役員 | — |
| 和田知徳 | 専務執行役員 | — |
| 森肇 | 専務執行役員 | — |
| 上野忠之 | 専務執行役員 | — |
| 吉田安宏 | 代表取締役 専務執行役員 人材・総務・法務 グループ長CAO・CCO | 60 |
| 日下貴雄 | 専務執行役員 | — |
| 本多之仁 | 常務執行役員 | — |
| 為田耕太郎 | 常務執行役員 | — |
| 吉田伸弘 | 常務執行役員 | — |
| 小池浩之 | 常務執行役員 | — |
| 江田麻季子 | 常務執行役員 | — |
| 辛島裕 | 常務執行役員 | — |
| 竹野浩樹 | 常務執行役員 | — |
| 富田亜紀 | 常務執行役員 | — |
| 北島誠二 | 常務執行役員 | — |
| 巽達志 | 常務執行役員 | — |
| 米津暢康 | 執行役員 | — |
| 竹中英介 | 執行役員 | — |
| 荒牧俊一 | 執行役員 | — |
| 辻垣卓也 | 執行役員 | — |
| 堀健太郎 | 執行役員 | — |
| 阿波一志 | 執行役員 | — |
| 矢崎耕一郎 | 執行役員 | — |
| 遠藤宏治 | 執行役員 | — |
| 渡部譲二 | 執行役員 | — |
| 仁木毅 | 執行役員 | — |
| 籠橋隆憲 | 執行役員 | — |
| 高山宜典 | 執行役員 | — |
| 堀越卓朗 | 執行役員 | — |
| 梁井崇史 | 執行役員 | — |
| 梶川大祐 | 執行役員*2 | — |
| 加藤洋 | 執行役員*2 | — |
| 川上篤樹 | 執行役員*2 | — |
| 新田臣平 | 執行役員*2 | — |
| 布施吉康 | 執行役員*2 | — |
| 水無瀬淳 | 執行役員*2 | — |
| 若杉伸一郎 | 執行役員*2 | — |
| 後藤靖子 | 取締役 | 68 |
| 竹田光宏 | 取締役 常勤監査等委員 | 64 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 賞与百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 11 | 253 | 554 | 1,339 | 122 |
| 取締役(社内) | 6 | 253 | 438 | 1,223 | 204 |
| 監査等委員 | 5 | — | 135 | 135 | 27 |
| 取締役(社内) | 5 | — | 116 | 116 | 23 |
| 取締役(社内) | 2 | — | 81 | 81 | 41 |
| 社外取締役 | 3 | — | 54 | 54 | 18 |
| その他役員 | 5 | — | 41 | 41 | 8 |
| 監査役 | 2 | — | 25 | 25 | 13 |
| 社外監査役 | 3 | — | 17 | 17 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
ニュース
AI解説今日の重要ニュースより
「今日の重要ニュース」で住友商事を取り上げた解説を、新しい順に並べている。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,872字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,183字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,119字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)14,964字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第158期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-12
- 半期報告書半期報告書-第158期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第157期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-18
- 半期報告書半期報告書-第157期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第156期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第156期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第156期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第156期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第155期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第155期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第155期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第155期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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