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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

アステナホールディングス

Astena Holdings Co., Ltd.8095 · Prime · 卸売業

ファインケミカル・医薬・化成品を手掛ける化学系持株会社。

概要

アステナホールディングスは、1914年に薬種問屋として創業した岩城商店を前身とする持株会社である。2025年11月期の連結売上高は627億円、従業員数は1543人。ファインケミカル、HBC・食品、医薬、化学品の四事業を柱とし、グループ全体で27社の子会社と1社の関連会社を擁する。東京証券取引所プライム市場に上場している。

五つの事業セグメントで構成されるグループ体制

当社グループは、アステナホールディングスを頂点に、ファインケミカル、HBC・食品、医薬、化学品、その他の五つの事業セグメントで構成される。ファインケミカル事業ではスペラファーマやスペラネクサスが医薬品受託製造を担い、HBC・食品事業ではイワキやマルマンH&Bが一般用医薬品や健康食品を手掛ける。医薬事業は岩城製薬が医療用医薬品を製造し、化学品事業はメルテックスグループが電子工業薬品や表面処理薬品を展開する。その他事業には地方創生やSDGs投資も含まれる。

売上高の約6割を二つの事業が占める

2025年11月期のセグメント別売上高は、ファインケミカル事業が223億円(全体の35.6%)、HBC・食品事業が181億円(28.9%)、医薬事業が124億円(19.8%)、化学品事業が97億円(15.5%)であった。営業利益ではファインケミカルが9億円、HBC・食品が7億円、医薬が11億円、化学品が7億円を計上。ファインケミカル事業は医薬品CDMO部門の好調が牽引し、HBC・食品事業は韓国コスメ輸入販売の拡大が寄与した。

国内拠点に加えてアジア・米国へ生産販売網を展開

グループ全体の生産・販売拠点は、日本国内のほか台湾、中国、タイ、韓国、香港、米国に広がる。化学品事業ではメルテックスアジアタイランド社や美緑達科技(天津)有限公司が現地生産を担い、2025年には池田物産、池田産業、イノベイション、Ikeda Corporation of Americaの四社を連結子会社化し、米国での事業基盤を強化した。グループ全体で1543人の従業員のうち、国内が約1300人、海外が約240人と推計される。

業界の中での役割は化学・医薬品関連の総合メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
627億円
営業利益
30億円
営業利益率
4.8%
純利益
22億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/11
事業売上構成比利益利益率
HBC・食品282億円39.0%-3億円-1.1%
ファイン ケミカル229億円31.7%14億円6.1%
医薬125億円17.3%9億円7.2%
化学品87億円12.0%4億円4.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ファインケミカル(医薬品受託・ペプチド)主力

医薬品のCMC研究開発及び製造受託。ペプチド合成技術Molecular Hiving™を活用したペプチド原薬の受託製造・技術ライセンス。

主な製品・サービス2
ペプチド原薬受託製造
独自のペプチド合成法Molecular Hiving™を用いた原薬の製造受託。
CMC開発受託
医薬品の化学・製造・管理に関する研究開発及び製造受託サービス。

02HBC・食品(健康・美容)主力

一般用医薬品、化粧品原料、機能性食品原料の販売。健康食品・禁煙補助商品の企画開発販売。化粧品の製造販売。

主な製品・サービス2
禁煙パイポ
ニコチンを含まない禁煙補助用の吸引具。
健康食品(サプリメント)
各種ビタミン・ミネラル・ハーブ系サプリメント。

03医薬(医療用)主力

医療用医薬品、一般用医薬品、医薬品原料の製造販売。岩城製薬が中心。

主な製品・サービス1
医療用医薬品
処方箋による医療用医薬品の製造販売。

04化学品(電子・表面処理)準主力

電子工業用薬品、表面処理薬品、プリント配線板製造プラントの製造販売。メルテックスが展開。

主な製品・サービス2
電子工業用薬品
半導体・電子部品製造向けの高純度薬品。
表面処理薬品
金属表面処理用のめっき薬品等。

05その他(地方創生等)その他

地方創生事業、自社ブランド企画販売、グループ業務受託、SDGs投資等。

製品と技術

ペプチド原薬受託製造と独自合成技術Molecular Hiving

ファインケミカル事業の核は、スペラファーマが保有するペプチド合成技術「Molecular Hiving™」である。この技術を用いて、ペプチド原薬の受託製造やプロセス開発、技術ライセンスを提供する。2025年11月期には海外メガファーマからの中分子原薬案件が伸長し、医薬品CDMO部門の収益を押し上げた。また、CMC開発受託では微小結晶電子回折(MicroED)やニトロソアミン関連の受注にも注力している。

禁煙パイポとサプリメントの健康・美容関連製品

HBC・食品事業の主力製品には、ニコチンを含まない禁煙補助具「禁煙パイポ」がある。同製品は長年にわたり販売されており、禁煙需要を取り込んでいる。また、各種ビタミン・ミネラル・ハーブ系のサプリメントを企画・開発・販売。2025年11月期には機能性食品原料の需要増加や、韓国コスメ「Torriden(トリデン)」シリーズの輸入販売が好調で、同事業の売上は前年比20.0%増となった。

電子工業用薬品と表面処理薬品の化学品事業

化学品事業はメルテックスグループが展開し、半導体や電子部品製造向けの高純度薬品、金属表面処理用めっき薬品を製造・販売する。主要製品には微細配線形成用薬品や受動部品向けめっき薬品がある。2025年11月期は、台湾・中国での電子部品向け薬品需要が堅調だった一方、設備投資の一巡により表面処理設備部門の売上は減少した。グループ全体で表面処理薬品のアジア生産網を活用し、グローバル顧客に対応する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

ヘルスケア・化成品の専門商社、安定収益

医薬品・化成品原料の専門商社として大手。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と比べ、ヘルスケア特化型。2025/11期売上高627億円、営業利益率4.78%。取扱品目は医薬品原薬・中間体・化粧品原料など。製薬会社との長期取引に強み。海外調達ネットワークを生かし、安定した収益を上げる。業績は比較的安定しており、2024/11期営業利益率4.83%とほぼ横ばい。

強み

  • 医薬品原薬・中間体の調達で豊富な知識とネットワーク。品質管理体制も強固。
  • 営業利益率4.8%前後と専門商社として高水準。製薬業界の需要は底堅い。
  • 大手製薬企業との強固な関係。新薬開発時の原薬供給で契約獲得しやすい。
  • 中国・インドなど海外サプライヤーとのネットワーク。コスト競争力と安定供給を両立。

課題

  • ヘルスケア業界に特化しており、規制強化や特許切れの影響を受けやすい。
  • 輸入比率高く、円安が仕入れコスト増加に直結。製品価格への転嫁が課題。
  • 特定国・サプライヤーへの依存度が高く、地政学リスクや品質問題が発生。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

医薬品・バイオの時価総額近傍。太字がアステナホールディングス

時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14554富士製薬工業439億円17.8倍
24548生化学工業401億円26.2倍
34577ダイト382億円12.3倍
49273コーア商事ホールディングス321億円8.6倍
52533オエノンホールディングス301億円8.0倍
68095アステナホールディングス221億円9.4倍
74538扶桑薬品工業216億円9.7倍
82929ファーマフーズ175億円
94574大幸薬品130億円18.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医薬品・バイオ)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

薬種問屋から法人組織へ転換した1914~1941年

1914年7月、岩城市太郎が薬種問屋「岩城市太郎商店」を創業する。1931年1月には合資会社岩城製薬所を設立し、製造部門を整備。1939年11月に岩城薬品株式会社を設立し、1941年9月には経営を法人組織とし株式会社岩城商店を設立した。この間、福岡や富山に出張所を開設し、販路を西日本へ拡大している。1953年1月の福岡出張所、1955年2月の富山出張所開設は、戦後の地方拠点整備の一環である。

化学品事業への進出と株式上場を果たした1960年代

1960年10月、株式会社ジャパンメタル フィニッシングカンパニー(現メルテックス)を設立し、表面処理薬品事業に参入。1963年3月にイワキ株式会社へ商号変更し、同年7月に東京証券取引所市場第二部に上場。1964年6月には大阪証券取引所にも上場した。1965年4月にはボーエン化成株式会社を設立し、化成品事業を拡大。1966年4月には有限会社アイケーケーセンター(現アプロス)を設立し、物流・サービス部門を整備した。

薬品事業の統合と台湾進出を進めた1986~1994年

1986年12月、岩城薬品株式会社を吸収合併し、医薬品事業を一本化。1994年10月には台湾メルテックス社を設立し、化学品事業の海外展開を開始した。この時期、国内の医薬品卸売機能をグループ内に統合すると同時に、表面処理薬品のアジア市場開拓に乗り出している。2005年1月には東京証券取引所市場第一部に指定される。

メルテックスグループの完全子会社化と組織再編

2010年10月、メルテックス、東海メルテックス、東京化工機の三社を連結子会社化。2011年4月の株式交換でメルテックスを完全子会社とし、同年6月には販売事業をメルテックスに承継。2012年には中国天津に美緑達科技を設立し、タイ、韓国にも現地法人を設立した。2014年7月に創業100周年を迎え、2015年12月には表面処理薬品原料の販売事業をメルテックスに集約した。

持株会社への移行と新規事業の取り込み(2020~2025年)

2020年、スペラファーマを完全子会社化し、ペプチド受託製造事業を強化。同年マルマンH&Bも子会社化し、健康食品事業を拡大。2021年4月にJITSUBOを連結子会社化。同年6月にアステナホールディングスへ商号変更し、持株会社体制に移行。事業をスペラネクサス、岩城製薬、イワキに吸収分割で承継。2022年4月にプライム市場へ移行。2025年9月には池田物産グループ4社を子会社化し、化粧品・米国事業を強化した。

年表38件を開く

1910年代

  • 1914年7月創業薬種問屋、岩城市太郎商店創業

1930年代

  • 1931年1月創業合資会社岩城製薬所(現岩城製薬株式会社)設立
  • 1939年11月創業岩城薬品株式会社設立(1986年12月吸収合併)

1940年代

  • 1941年9月創業経営を法人組織とし、株式会社岩城商店設立

1950年代

  • 1953年1月福岡出張所開設
  • 1955年2月富山出張所開設

1960年代

  • 1960年10月創業株式会社ジャパンメタル フィニッシングカンパニー(現メルテックス株式会社)設立
  • 1963年3月商号変更イワキ株式会社に商号変更
  • 1963年7月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1964年6月上場大阪証券取引所市場第二部に上場(2004年1月上場廃止)
  • 1965年4月創業ボーエン化成株式会社設立
  • 1966年4月創業有限会社アイケーケーセンター設立(株式会社アイケーケーセンターを経て、現アプロス株式会社)

1980年代

  • 1986年12月M&A岩城薬品株式会社を吸収合併

1990年代

  • 1994年10月創業台湾メルテックス社設立

2000年代

  • 2005年1月東京証券取引所市場第一部指定

2010年代

  • 2010年10月M&Aメルテックス株式会社、東海メルテックス株式会社及び東京化工機株式会社を連結子会社化
  • 2011年4月M&A株式交換によりメルテックス株式会社を完全子会社化
  • 2011年6月化成品事業のうちメルテックス株式会社製品の販売事業をメルテックス株式会社に承継
  • 2011年6月創業メルテックスアジアパシフィック社設立
  • 2012年6月創業美緑達科技(天津)有限公司設立
  • 2012年8月創業メルテックスアジアタイランド社設立
  • 2014年5月創業メルテックスコリア社設立
  • 2014年7月創業創業100周年
  • 2015年12月化学品事業のうち表面処理薬品原料等の販売事業を簡易分割の方法により会社分割し、メルテックス株式会社に承継

2020年代

  • 2020年3月M&Aスペラファーマ株式会社を完全子会社化 岩城製薬佐倉工場株式会社を連結子会社化
  • 2020年7月創業イワキ分割準備株式会社(現イワキ株式会社)設立
  • 2020年7月創業スペラネクサス株式会社設立
  • 2020年12月M&AマルマンH&B株式会社を完全子会社化
  • 2021年3月創業アステナハートフル株式会社設立
  • 2021年4月M&AJITSUBO株式会社を連結子会社化
  • 2021年6月商号変更アステナホールディングス株式会社に商号変更 ファインケミカル事業をスペラネクサス株式会社に、医薬事業のうち医薬用医薬品事業を岩城製薬株式会社に、HBC・食品事業並びに医薬事業のうち医療機器販売事業、動物用麻酔銃販売事業及び試薬等販売事業をイワキ分割準備株式会社(イワキ株式会社に商号変更)に吸収分割により承継
  • 2021年6月珠洲本社開設
  • 2021年8月創業奥能登SDGs投資事業有限責任組合を設立
  • 2021年12月商号変更株式会社イワキ総合研究所をアステナミネルヴァ株式会社に商号変更
  • 2022年4月東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年12月M&A株式会社アインズラボを連結子会社化
  • 2023年1月創業AMトレーディング株式会社(現 株式会社NAIA)設立
  • 2025年9月M&A池田物産株式会社、池田産業株式会社、イノベイション株式会社及びIkeda Corporation of Americaを連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年11月期まで1,300億円以上(収益認識基準適用後ベースでは約900億円以上)
  • 自己資本当期純利益率(ROE)2030年11月期まで13.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プラットフォーム戦略の推進

    ファインケミカル事業とHBC・食品事業において、顧客のあらゆる事業ニーズに高いレベルの品揃えで応え、業界プラットフォーム化を目指す。蓄積した情報や経験を共有知として新たな付加価値を創出し、産業全体の効率化と信頼性向上を図る。

  2. 02

    ニッチトップ戦略の追求

    医薬事業と化学品事業において、市場を小さく定義し自社固有の技術で差別化、高いシェアを獲得して業界で「一択」となることを目指す。持続的・破壊的・効率型の3つのイノベーションを繰り返しながら技術を磨き、新領域・新市場を開拓する。

  3. 03

    ソーシャルインパクト戦略の展開

    新規事業子会社アステナミネルヴァを通じ、環境配慮型・社会課題解決型の事業を創出する。高齢化・人口減少が顕著な奥能登エリアを起点に、社会課題をビジネスで解決するモデルを研究開発し、多方面へ展開する。

  4. 04

    各事業セグメントの重点施策

    ファインケミカル事業では中分子医薬品の受注拡大とコスト競争力強化、HBC・食品事業では機能性原料の健康需要獲得とクロスセル推進、医薬事業では安定供給体制構築と製品認知度向上、化学品事業では需要回復に備えた供給体制整備と新市場開拓に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,543人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は600万円で、9期前と比べて+13.8%平均年齢は46.2歳、平均勤続年数は14.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月960
2017年11月953
2018年11月954
2019年11月52743.915.6957
2020年11月51744.315.31,295
2021年11月60846.115.91,368
2022年11月63646.516.91,383
2023年11月60747.217.61,404
2024年11月62747.317.31,420197
2025年11月60046.214.91,543194

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社28(国内 23 / 海外 5、うち連結子会社 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社及び工場 — 千葉県佐倉市4,520百万円
ファインケミカル事業
静岡工場 — 静岡県掛川市1,889百万円
ファインケミカル事業
本社 — 東京都中央区1,373百万円
ファインケミカル事業 HBC・食品事業 医薬事業 化学品事業 全社(共通)
蒲田工場 — 東京都大田区972百万円
医薬事業
熊谷工場 — 埼玉県熊谷市928百万円
化学品事業
ノースキューブ — 東京都北区440百万円
ファインケミカル事業
研究所 — 埼玉県さいたま市北区439百万円
化学品事業
工場 — タイ王国チョンブリー県361百万円
化学品事業
CSセンター — 埼玉県さいたま市北区313百万円
化学品事業
本社及び工場 — 長野県上伊那郡256百万円
化学品事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    スペラファーマ株式会社
    大阪府大阪市 淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    イワキ株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    岩城製薬株式会社(注)2.5
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    メルテックス株式会社(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    スペラネクサス株式会社(注)2.3.5
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    岩城製薬佐倉工場株式会社(注)3
    千葉県佐倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JITSUBO株式会社(注)3
    神奈川県横浜市 鶴見区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アプロス株式会社(注)3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マルマンH&B株式会社(注)3.5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アインズラボ(注)3
    兵庫県神戸市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    池田産業株式会社(注)3
    神奈川県横浜市西区 · 連結子会社
    議決権95.0%
  • 国内
    池田物産株式会社(注)3
    神奈川県横浜市西区 · 連結子会社
    議決権95.0%
残りのグループ会社16社を開く
  • イノベイション株式会社(注)3神奈川県横浜市金沢区95%
  • Ikeda Corporation of America (注)3米国ニューヨーク州95%
  • メルテックス香港社(注)3中華人民共和国 香港特別行政区100%
  • 東海メルテックス株式会社(注)3三重県四日市市100%
  • 東京化工機株式会社(注)3長野県上伊那郡100%
  • 台湾メルテックス社(注)3台湾桃園市100%
  • メルテックスアジアタイランド社(注)2.3タイ王国 バンコク都100%
  • 美緑達科技(天津)有限公司(注)3中華人民共和国 天津市100%
  • メルテックスコリア社(注)3大韓民国京畿道100%
  • 弘塑電子設備(上海)有限公司(注)3中華人民共和国 上海市100%
  • Tokyo Kakoki Co.,Ltd.(Cayman)(注)3英国領ケイマン諸島100%
  • アステナハートフル株式会社東京都中央区100%
  • アステナミネルヴァ株式会社石川県珠洲市100%
  • 奥能登SDGs投資事業有限責任組合(注)2.4石川県金沢市71%
  • 株式会社NAIA(注)3石川県珠洲市100%
  • ボーエン化成株式会社(注)3埼玉県和光市37%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は627億円営業利益30億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.1%、利益が+7.1%。

売上高
+8.1%
627億円
営業利益
+7.1%
30億円
純利益
22億円
営業利益率
4.8%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高680億円627億円
営業利益34億円30億円
純利益24億円22億円
1株あたり配当¥18¥18

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は346億円、営業利益は23億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+15.0%、営業利益は+4.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q128−1−0.8−2
2023年2Q14132.10
2023年3Q13853.64
2023年4Q11310
2024年1Q13453.72
2024年2Q14785.45
2024年4Q299155.0−32
2025年2Q301227.313
2025年4Q32682.59
2026年2Q346236.614

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は520億円から627億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
美緑達科技(天津)有限公司設立
2012年11月520137
2013年11月525117
メルテックスコリア社設立
2014年11月541105
2015年11月5547−1
2016年11月551110
2017年11月5741812
2018年11月6012014
2019年11月6162315
イワキ分割準備株式会社(現イワキ株式会社)設立
2020年11月6532020
アステナハートフル株式会社設立
2021年11月7232417
株式会社アインズラボを連結子会社化
2022年11月49696
AMトレーディング株式会社(現 株式会社NAIA)設立
2023年11月5201412
2024年11月58028284.8−25
池田物産株式会社、池田産業株式会社、イノベイション株式会社及びIkeda Corporation of Americaを連結子会社化
2025年11月62730294.822

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高627億円のうち、営業利益として残るのは30億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は22億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.1%408億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.0%188億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%30億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.1pt
3.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
8.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが34億円、投資CFが−56億円で、差し引きのフリーCFは−22億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は101億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月16−7−11942
2013年11月5−10−2−536
2014年11月4−64−240
2015年11月24−3−172144
2016年11月10−6−8440
2017年11月15−1−71447
2018年11月17−201−345
2019年11月16−173−148
2020年11月41−8368−4274
2021年11月13−4464−31108
2022年11月−7−22−11−2968
2023年11月16−2811−1268
2024年11月48−29−271960
2025年11月34−5662−22101

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は754億円。このうち返さなくてよい自己資本が274億円で、自己資本比率は35.9%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月35215819444.8
2013年11月37616820844.6
2014年11月39617322343.6
2015年11月38017420645.6
2016年11月36416819646.2
2017年11月38517920646.5
2018年11月41419222246.3
2019年11月44720424345.7
2020年11月54321732639.9
2021年11月63627036642.5
2022年11月63627136542.5
2023年11月67328638742.3
2024年11月64625339339.0
2025年11月75427448035.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
102億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
137億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
80億円
在庫として抱えている分
負債合計
480億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率284社中86位あたり、逆に低いのは自己資本比率284社中235位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.9%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.1%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥538で、1年前と比べて+8.1%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥538-1.8%1ヶ月+6.5%1年+8.1%時価総額221億円
過去52週の値幅
安値¥456高値¥552

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.4倍
PER (会社予想)9.2倍
PBR0.77倍
配当利回り3.35%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月18日に540円と、52週高値の543円に迫る水準まで上昇しました。7月13日には782000株と出来高が急増し、その後の上昇をけん引しました。25日移動平均線(518.36円)を大きく上回り、75日線や200日線も突破しており、強い上昇トレンドが継続しています。ただしRSIは82と買われすぎ圏に達しており、短期的な過熱感が強いため、調整のリスクにも注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは9.42倍と業界平均の18.05倍を大きく下回り、PBRも0.77倍と1倍割れで資産価値に対しても割安。配当利回り3.33%は業界平均2.92%を上回る。ROE8.4%と収益性は平均的だが、配当性向が246.91%と異常に高く、特損計上などで利益が変動しやすい。割安だが配当の持続性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.4倍17.9倍
PER (予想)9.2倍
PBR0.77倍1.24倍
ROE8.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

アステナホールディングスの投資論点は、成長戦略と収益性改善の実現可能性です。強気派は、事業ポートフォリオの再編による収益性改善と、ヘルスケア市場の成長を背景に、中期的な業績拡大が期待できると主張します。実際に売上高は過去3年で増加傾向にあり、2025年11月期も増収が見込まれています。一方、弱気派は、2024年11月期の純損失や、営業利益率が4%台と低水準であることから、再建途上であり、競争激化による利益率のさらなる低下リスクを指摘します。市場の期待と現実の業績とのギャップが株価の変動要因となるでしょう。

プラスに働く材料7
  • 増収基調が続く

    売上高は496億円から627億円へと3期連続で増加しており、成長軌道にある。

  • 再編効果で収益改善

    不採算事業の整理により、損益分岐点が低下し、黒字化への布石が整いつつある。

  • ヘルスケア市場の成長

    高齢化や健康意識の高まりで、ヘルスケア関連市場は長期的に拡大が見込まれる。

  • 純利益が-25億円から22億円へ黒字転換決算発表後影響

    2025年11月期は純利益22億円と前期の赤字から回復

  • 営業利益28→30億円と増益通年影響

    営業利益が28億円から30億円へ増加

  • PBR0.77倍の割安修正不定影響

    PBR0.77倍、ROE8.4%と資本効率は良好

  • 配当利回り3.33%の下支え継続影響

    株価540円で配当利回り3.33%

マイナスに働く材料7
  • 歴史的な不安定さ

    2024/11期に純損失を計上するなど、業績が大きく変動しており安心感に欠ける。

  • 営業利益率の低さ

    営業利益率は4.8%程度で、同業他社と比較して低く、競争の激しさを示す。

  • ROEの改善鈍い

    ROEは8.4%と一応の水準だが、資本効率の更なる向上が期待される。

  • 営業利益率4.83%→4.78%と微減通年影響

    売上高は増加するも利益率は0.05pt低下

  • 過去に純損失25億円計上の再発リスク不定影響

    2024年11月期に純損失25億円、減損リスク残る

  • 予想PER9.3倍と成長率限定的決算発表後影響

    実績PER9.42倍から予想9.3倍への改善は小幅

  • 外国人保有2.37%の低流動性不定影響

    外国人保有2.37%と低く、売り時に需給が悪化

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の度合いを測る最重要指標。再編効果がどれだけ出るか確認する。
セグメント別売上高
ヘルスケア卸とそれ以外の構成比の変化から、戦略の進捗を把握する。
ROE
株主資本の有効活用度合い。8%を維持・向上できるかが焦点。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり18で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.35%。

年間配当
¥18
1株あたり
配当利回り
3.35%
いまの株価に対して
配当性向
246.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月637.0
2017年11月825.030.5
2018年11月1140.062.9
2019年11月1323.886.4
2020年11月147.7206.4
2021年11月1828.684.6
2022年11月180.086.2
2023年11月180.0101.2
2024年11月180.0775.9
2025年11月180.0246.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥18

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ44,160人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.5%を占め、残る70.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他42.453.360.058.461.566.6
事業法人18.516.215.715.717.017.1
金融機関27.923.719.720.318.612.4
外国法人9.24.43.44.31.82.1
証券会社1.92.41.01.20.91.5
外国人個人0.00.00.10.10.20.3
自己株式2.60.01.81.80.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注)18.10
02株式会社ケーアイ社4.99
03株式会社CNV社4.19
04アステナグループ従業員持株会3.75
05岩城 修2.36
06公益財団法人岩城留学生奨学会1.91
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口)(注)11.62
08株式会社大阪ソーダ1.60
09岩城 慶太郎1.55
10中央化学産業株式会社1.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+152%、1株純資産は14期で+44%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月224674.77.743.3
2013年11月224974.69.767.8
2014年11月155112.915.5117.5
2015年11月−4514−0.835.1
2016年11月05060.0828.037.0
2017年11月385567.212.930.5
2018年11月445927.612.162.9
2019年11月476247.710.186.4
2020年11月606579.48.7206.4
2021年11月476777.110.484.6
2022年11月156852.128.686.2
2023年11月297204.216.9101.2
2024年11月−63625−9.4775.9
2025年11月546718.48.8246.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/11期の役員報酬は総額232百万円。

氏名役職年齢
瀬戸口智代表取締役社長54
岩城慶太郎取締役48
川野毅取締役73
二之宮義泰取締役68
永井恒男取締役55
永井三岐子取締役57
佐藤桂取締役62
磯部俊光常勤監査役70
渡邉弘行常勤監査役70
秋山卓司監査役68
古川和典監査役61
安永雅俊74

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
その他役員7951315522
その他役員4393910
社外取締役428287
社外監査役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,209字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、アステナホールディングス株式会社(当社)及び子会社(27社)、関連会社(1社)で構成され、ファインケミカル、HBC・食品、医薬、化学品等の事業を展開しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、当該事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分   事業の内容   主要な会社 ファインケミカル (Fine Chemicals)事業   医薬品のCMC研究開発及び製造の受託事業 医薬品原料の製造販売 ペプチド合成法Molecular Hiving™の開発 ペプチド原薬等に関する製造プロセスの開発・技術移転事業、並びに同原薬の受託製造及び技術の ライセンス   スペラファーマ株式会社 スペラネクサス株式会社 JITSUBO株式会社 岩城製薬佐倉工場株式会社 HBC(Health & Beauty Care) ・食品事業   一般用医薬品・化粧品原料・機能性食品原料の販売 化粧品の製造販売業、健康食品の製造販売業 各種サプリメント等の健康食品、禁煙パイポ等の 禁煙関連商品、その他健康関連商品の企画・開発・販売 化粧品輸入代行   イワキ株式会社 アプロス株式会社 マルマンH&B株式会社 株式会社アインズラボ 池田産業株式会社 池田物産株式会社 イノベイション株式会社 Ikeda Corporation of America ボーエン化成株式会社 医薬事業   医療用医薬品、一般用医薬品、医薬品原料及び 化成品等の製造・販売   岩城製薬株式会社 化学品事業   電子工業用薬品・表面処理薬品・化学品の製造及び販売 表面処理薬品原料等の販売 プリント配線板等の製造プラントの製造及び販売   メルテックス株式会社 東海メルテックス株式会社 東京化工機株式会社 メルテックス香港社 台湾メルテックス社 メルテックスアジアタイランド社 美緑達科技(天津)有限公司 メルテックスコリア社 弘塑電子設備(上海)有限公司 Tokyo Kakoki Co.,Ltd.(Cayman) その他、 全社(共通)   主に地方創生に関する事業 自社ブランドの企画・販売 アステナグループの業務受託 能登地域を中心にSDGsに資する事業への投資   アステナミネルヴァ株式会社 株式会社NAIA アステナハートフル株式会社 奥能登SDGs投資事業有限責任組合 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,830字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは「誠実」「信用」「貢献」を基本的理念として「お取引先様を最優先に思う心を常に忘れない会社」を目指し、提供する商品・サービスを通じてお取引先様と共存共栄することで株主様の利益拡大に寄与するとともに、社会その他すべてのステークホルダーへの責任を果たし続けることを経営の基本方針としております。 (2)経営環境 当連結会計年度の経営環境は、米国の通商政策等による影響が自動車産業を中心にみられておりますが、引き続き景気は緩やかに回復しております。また、個人消費については物価高の影響があるものの、雇用・所得環境の改善等があり緩やかな持ち直しの動きがみられております。 (ファインケミカル事業) 医薬品開発エコシステム部門では、国内薬価制度の影響により、特に新薬メーカーは海外市場を優先した新製品開発を進めることが見込まれます。一方で、日本政府による戦略投資の対象である国内ベンチャー企業への継続的な支援が初期開発の追い風となることが期待されます。また、中分子医薬品の開発需要が拡大しており、当社が得意とするMolecular Hiving法の需要増加も見込まれます。このような状況のもと、当部門では、重点企業及びベンチャー企業・アカデミアへのアプローチを更に強化すると同時に、各種費用の低減と設備投資の適切なコントロールにより、コスト競争力の更なる強化を図ります。また、中分子医薬品においては海外メガファーマ等からの受注及び実績の拡大に注力し、グローバル市場での競争力を高めてまいります。 医薬品原料プラットフォーム部門では、医薬品原料の安定供給が経済安全保障上の最重要課題となっており、特定の国や地域からの輸入に過度に頼らないためのサプライチェーンの多様化に加え、品質保証や薬事対応力を備え、万が一の時にも柔軟な対応が可能な企業が選好されるものと考えております。このような状況のもと、当部門では、輸入品の対応力を更に強化するとともに、他社との差別化を明確にした顧客アプローチを推進し、国内における市場シェアの向上を目指します。 医薬品CDMO部門では、新薬メーカー同士の大型M&Aや後発医薬品業界におけるコンソーシアム施策が進展するなど、業界再編の機運が高まっています。また、建設関連コストの高騰を背景に、コスト効率化を目的にした製造所の集約が加速する見通しです。このような状況のもと、当部門では、当社が得意とする技術領域を主軸として顧客アプローチの強化を図るとともに新規案件の獲得に注力してまいります。 (HBC・食品事業) 食品原料部門では、食品市場は個食化やインフレを背景に緩やかに拡大する一方、人口減少で食材消費量は減少し、原料市場は鈍化すると予想されます。このような状況のもと、当部門では、機能性原料を活かし、健康需要獲得を推進し、データ活用によるターゲット精度を高め、営業リソースの最適配分と成功事例の可視化・再現を実施します。加えて、「i-Platto(アイプラット)」や自社商品・重点品の独自機能強化と拡大を加速し、営業担当の業務効率化により顧客対応時間を拡大します。 化粧品原料部門では、最終商品市場は高機能製品や海外需要を背景に緩やかな拡大が見込まれるものの、原料市場は海外製品の輸入拡大により成長率が低迷し、気候変動等の不確実要素が供給に影響する可能性があると予想されます。このような状況のもと、当部門では、独自機能・商品を活かした課題解決型提案を強化し、データ活用によるターゲット精度向上と営業効率化、2025年11月期にグループインした池田物産株式会社、イノベイション株式会社、Ikeda Corporation of Americaとのクロスセルで新規需要獲得を推進します。 ライフサイエンス部門では、出生者数の減少は回復の兆しがなく、関連市場は縮小傾向にあります。このような状況のもと、当部門では、独自性のある商品を軸に選択と集中を進め、Web活用や学会・展示会での積極的なプロモーションと短期PDCAにより効率的なリード獲得を推進するとともに、成長領域向け新商品の探索を進めてまいります。 化粧品製販部門では、化粧品市場は、コロナ前水準までの回復を見込むものの、足踏み傾向が続いており注視が必要です。このような状況のもと、当部門では、既存品に加え新規ブランド・カテゴリー参入を行い、販売促進、広告宣伝の強化に注力します。 (医薬事業) 医薬品部門では、後発医薬品は選定療養の拡大により需要増加が見込まれる一方、長期収載品は需要減少により収益性が悪化し、先発医薬品メーカーの撤退が見込まれます。このような状況のもと、当部門では、安定供給体制構築のため製造委託を推進し、先発医薬品の製造販売中止後の需要増加に備えるとともに、学会展示や病院説明会を通じて岩城製薬株式会社と製品群の認知度向上を図ってまいります。 美容医療部門では、医療機関専売化粧品市場は、自由診療へのハードルが下がるなど引き続き拡大が見込まれます。このような状況のもと、当部門では、「NAVISION DR」、「illsera(イルセラ)」シリーズの知名度向上に努めるとともに、新しい化粧品の開発を進め、製品ラインナップの強化を図ってまいります。 (化学品事業) 化学品事業はエレクトロニクス産業に大きく依存しており、PCやスマートフォンの売上が低迷する中、EV市場の成長に期待していましたが、短期的には厳しい状況が続きました。しかしながら、データセンターに対する投資拡大から今後消費電力削減に欠かせないパワー半導体やその機能を引き出すための積層セラミックコンデンサ(MLCC)や抵抗などの受動部品(チップ部品)の需要が増していくことが期待されています。 表面処理薬品部門では、電子部品はAI需要により堅調に推移し、PCやスマートフォンの買い替えでプリント基板関連需要も期待されます。一方、EV市場は2026年11月期の前半低迷し、パワー半導体は2026年11月期後半以降の回復を見込んでおります。このような状況のもと、当部門では、需要回復に対応するため、各販売分野で機会損失を防ぐ供給体制の整備に注力してまいります。 表面処理設備部門では、得意先からの引き合いも増加しており、開発装置の市場投入を進めてまいります。従来はプリント基板市場を中心に注力してまいりましたが、当社が保有する高性能スプレーシステム技術を用いて新たな市場の開拓を進めてまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題としましては、当社は「誠実」「信用」「貢献」を基本的理念として「お取引先様を最優先に思う心を常に忘れない会社」を目指し、提供する商品・サービスを通じてお取引先様と共存共栄することで株主様の利益拡大に寄与するとともに、社会その他すべてのステークホルダーへの責任を果たし続けることを経営の基本方針としており、中期的な経営戦略の実行及び実現に向け、これまで長きにわたって培われてきた良き企業文化はそのままに、成熟企業的な行動慣習を改め、経営品質を改革・向上させることが、非常に重要な課題であると認識しております。 この課題に対処するため、当社グループは2021年6月に持株会社体制へ移行し、主要な4事業をビジネスの主軸にするとともに、経営体制刷新による事業戦略の再構築を行いました。事業戦略再構築の基本方針として、「産業」「技術」「社会」のサステナビリティを高めることを目的とした3つのサステナビリティ戦略のもと、グループ中長期ビジョン(Astena 2030“Diversify for Tomorrow.”)を推進してまいります。 なお、当社グループを取り巻く事業環境は、雇用・所得環境の改善、各種政策の効果により、景気は緩やかな回復の動きがみられるものの、円安の進行による物価上昇や、金利の上昇などによる企業の経済活動や個人消費への影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況となっております。 このような状況のもと、当社グループでは、グループ中長期ビジョン達成に向け、目標値に対する進捗状況等を鑑みて、ローリング方式にて中期経営計画ローリング(2026-2028)の見直しも行っております。 (4)経営戦略 当社グループは、3つのサステナビリティ戦略を基本戦略とします。 ① プラットフォーム戦略 「産業のサステナビリティ」を実現し、プラットフォーム戦略を主として推進する事業は、ファインケミカル事業とHBC・食品事業です。これらの事業においては、参入市場におけるあらゆる事業ニーズに高いレベルの「策揃え」で応え、産業全体の効率化を高め、顧客の問題解決を行うことを目的とした業界プラットフォームになることを目指します。産業におけるプラットフォーマーの役割は、商取引を通してプラットフォーム上に蓄積していく情報や経験などの「共有知」が新たな付加価値を生み、製品・サービスそのものの信頼性を高め、あるいはオペレーションの効率化を実現します。そして結果的に、その産業に参入している全事業者が協働することで、産業自体の価値と効率が高まっていくと考えます。 ② ニッチトップ戦略 「技術のサステナビリティ」を実現し、ニッチトップ戦略を主として推進する事業は、医薬事業と化学品事業です。これらの事業においては、参入市場をできるだけ小さく定義し、当社固有の技術や事業体制によって差別化を行い、高い市場シェアの獲得を目指し、業界の「一択」となることで、当社グループの持つ競争力の持続可能性を高めます。イノベーションには「持続的イノベーション」と「破壊的イノベーション」そして「効率型イノベーション」があると定義しています。当社グループのニッチトップ戦略を構成する技術は、この3つのイノベーションを繰り返しながら成長を重ねてまいりました。既存の技術の磨き上げを行いながら、その技術を適用できる新領域・新市場を探求し、より安定的に安価に顧客に届け、新しい技術を追いかけるだけではなく、イノベーション・サイクルを回すことが重要と考えます。 ③ ソーシャルインパクト戦略 「社会のサステナビリティ」を実現し、ソーシャルインパクト戦略を推進するため、当社は2021年12月に新規事業子会社であるアステナミネルヴァ株式会社を設立いたしました。同社は環境配慮型・社会課題解決型の事業の創出、多様なプレーヤーとの連携を通して、多岐にわたる社会課題をビジネスで解決する役割を担います。高齢化と人口減少は、様々な社会課題を生み出すため、こうした地域が抱える社会課題を解決するビジネスを奥能登エリアにおいて研究開発し、私たちが生きる社会の「豊かさ」を守るビジネスをつくり、多方面に広げていくことが重要と考えます。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標等 2030年11月期を最終年度とした新たな中長期ビジョン「Astena 2030“Diversify for Tomorrow.”」においては、売上高と自己資本当期純利益率(ROE)を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標と位置付け、目標の達成に向けて各種施策に取り組んでまいりました。 重要経営指標及び事業遂行上の重点指標の目標値(最終年度:2030年11月期) 売上高=1,300億円以上 ※収益認識基準適用後ベースでは約900億円以上 自己資本当期純利益率(ROE) =13.0%以上
事業等のリスク3,124字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 法的規制リスク ① 当社グループの取り扱っている医薬品については、薬事関連規則等に服し、また、医薬用外毒物劇物は、毒物及び劇物取締法に服しており、厳重な管理のもと、その保管・販売を行っております。当社グループはそれらに適切に対応できる仕組み、体制を構築して事業を行っておりますが、万一、対応を誤る事態が生じた場合には、事業活動に制限を受ける可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 発生するリスクの事態により影響度合いが異なるため、単一での影響額の見積もりは出来ません。 ③ リスクへの対応策 法規制へ十分に対応できるような体制やシステム上の仕組みを構築しております。また薬剤師等の専門家による従業員への教育も適宜行っております。 (2) 取引先の債務不履行リスク ① 当社グループの取引先では、企業間競争がますます激化しており、また昨今の厳しい経済情勢のなかで淘汰される企業が今後増えてくるものと思われます。当社グループは債権管理を強化して債権の貸倒リスク等を低減しておりますが、万一、取引先の破産、民事再生等による債務不履行が発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 発生するリスクの事態により影響度合いが異なるため、単一での影響額の見積もりは出来ません。 ③ リスクへの対応策 貸倒リスク顕在化の影響を一定限度にとどめるべく、外部機関による信用情報を複数取得するなど定期的に評価を行っております。 (3) 主要取引先の再編 ① 当社グループの主要取引先において、今後、合併・統合といった再編が加速した場合、その動向如何によっては、当社の販売額に影響を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 発生するリスクの事態により影響度合いが異なるため、単一での影響額の見積もりは出来ません。 ③ リスクへの対応策 特定の取引先への取引が集中しないように取引先、及び取引内容の管理を行っております。 (4) 製造物責任 ① 当社グループは、各種製品を輸入及び生産しております。現在、社内で確立した基準のもとに、厳しい検査体制を整えるなど、品質と信頼性の維持確保に努めております。しかしながら、万一、製品が予期せぬ不具合を起こした場合、製造物責任に関する対処あるいはその他の義務に直面する可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 発生するリスクの事態により影響度合いが異なるため、単一での影響額の見積もりは出来ません。 ③ リスクへの対応策 万一、責任が生じた際に当社グループへの業績及び財政状況への影響を最小限にとどめるようグループ全体で製造物賠償責任保険(PL保険)に加入しております。 (5) システムトラブル ① 当社グループの事業活動は、コンピュータシステムに大きく依存しております。システムトラブルの発生や大規模な災害や事故の発生、コンピュータウイルスの侵入等によっては物流及び販売等の事業活動に支障を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 当社グループの業績及び財政状態、並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性がありますが、発生するリスクの事態により影響度合いが異なるため、影響額の見積もりは出来ません。 ③ リスクへの対応策 外部からの不正手段による侵入等に対するセキュリティ機能の充実やバックアップ機能の確保に努めております。 (6) 敵対的買収のリスク ① 企業価値・株主の共同利益を損なう恐れのある第三者による株の大量買付行為の可能性は常に存在します。この場合、当社グループでは客観性・合理性を担保のうえ対抗措置を発動することとなりますが、事業遂行のうえで多大な悪影響が発生する可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 当該リスク発生の内容・規模により異なることから、見積もりは困難であると認識しております。 ③ リスクへの対応策 当社グループでは、当該リスク発生の内容・規模に対し、客観性・合理性を担保のうえ対抗措置を発動します。 (7) 訴訟について ① 当社グループの事業活動において、賠償等の訴訟その他差し止めを提起される可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 当該リスク発生の動向ないし結果によっては、当社グループの業績及び財政状態、並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性がありますが、発生するリスクの事態により影響度合いが異なるため、影響額の見積もりは出来ません。 ③ リスクへの対応策 訴訟が想定される取り組みについては事前に十分な調査を行い、必要に応じて顧問弁護士と連携をとるなどリスクの低減に努めています。 (8) 海外事業活動におけるリスク ① 当社グループは、海外市場での事業拡大を戦略の一つとしております。しかしながら、海外では為替リスクに加え、政情不安、経済動向の不確実性、法規制、商慣習等の障害により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 当該リスク発生の内容・規模により異なることから、見積もりは困難であると認識しております。 ③ リスクへの対応策 輸出入取引における、為替の変動リスクを軽減するため先物為替予約等の通貨関連デリバティブ取引を行うこと、また海外市場への展開にあたっては経済動向や法規制、商慣習等の十分な調査を行うことによりリスクの低減に努めています。 (9) 自然災害、事故、感染症のリスク ① 当社グループは、国内外に複数の製造・販売拠点を有しており、地震や津波等の大規模な自然災害や事故、テロ、感染症などの影響を受ける可能性があります。発生を想定した施策を講じておりますが、被災し事業活動ができなくなった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 当該リスク発生の内容・規模により異なることから、具体的な影響度は測定できません。 ③ リスクへの対応策 BCPに関する規程を策定しており、大地震マニュアルや安否確認システムの配備等、災害時に適応すべく備えております。 (10) 減損会計リスク ① 当社グループでは、企業買収の際に生じたのれん及び無形資産、製造設備をはじめとした事業の用に供する各種資産を保有しております。今後の業績計画との乖離や市場の変化等によって、期待されるキャッシュ・フローが生み出せない場合、それらの時価が著しく下落した場合、又は事業資産の収益性が悪化し回復の可能性が見込めない場合には、減損会計の適用によりそれらの固定資産の減損損失を計上することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② リスクが顕在化した場合の影響度 当該リスク発生の内容・規模により異なることから、見積もりは困難であると認識しております。 ③ リスクへの対応策 当社グループでは、効率性を重視した経営を行っており保有する資産を最小限にとどめるとともに、投資後も、事業の執行、管理する体制の整備に努め、収益性の低下が起こらないような管理を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)9,164字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年12月1日~2025年11月30日)における我が国経済は、米国の通商政策等による影響が自動車産業を中心にみられておりますが、引き続き景気は緩やかに回復しております。また、個人消費については物価高の影響があるものの、雇用・所得環境の改善等があり緩やかな持ち直しの動きがみられております。 このような状況のもと、当社グループでは、2030年11月期に向けた中長期ビジョン及び2028年11月期に向けた中期経営計画を推進し、更なる成長と企業価値の向上を目指す事業の運営を行ってまいりました。 当連結会計年度では、ファインケミカル事業において医薬品CDMO部門を中心に各部門が好調であったこと、HBC・食品事業において化粧品製販部門の輸入化粧品(韓国コスメ)の販売が好調であったことなどにより、売上・利益とも伸長しました。 以上により、当連結会計年度の売上高は、627億4千4百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は30億1千7百万円(同7.2%増)、経常利益は29億1千万円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は21億8千7百万円(前年同期は25億2千5百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 次にセグメントの概況につきご報告申し上げます。 ファインケミカル事業 医薬品開発エコシステム部門では、CMC分野において、新薬メーカー、ベンチャー企業や後発医薬品メーカーへの営業活動を継続し、新規案件の獲得に注力したほか、MicroED(Microcrystal Electron Diffraction、微小結晶電子回折)、ニトロソアミン関連の受注に注力しました。ペプチド・核酸分野においては、海外のグローバルメガファーマ等から中分子原薬のプロセス開発案件の受注が伸長しました。その結果、売上は横ばいに推移しましたが、利益は好調に推移しました。 医薬品原料プラットフォーム部門では、価格競争に左右されにくく付加価値の高い輸入原薬、新薬向け医薬中間体の販売により利益率の改善に注力しました。また、価格決定に至るプロセスの整理や在庫・物流の効率化を行うなどサプライチェーン機能を強化しました。その結果、売上は横ばいに推移しましたが、利益は好調に推移しました。 医薬品CDMO部門では、製剤製造分野において、外用剤製造の2シフト制導入により生産能力が向上しました。また、原薬製造分野では、安定供給を継続し、高付加価値受託品目の取扱いが過去最高となりました。その結果、売上・利益ともに好調に推移しました。 以上により、当事業全体の売上高は223億3千3百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は9億9百万円(同314.5%増)となりました。 HBC・食品事業 食品原料部門では、機能性食品原料では、機能性表示に関する制度厳格化により新規獲得が減少しましたが、既存納入品の需要の増加により売上は堅調となりました。また高利益品の需要が拡大したことも寄与し、売上・利益ともに堅調に推移しました。 化粧品原料部門では、仕入先協働製品群である重点販売品・育成品は新規獲得が伸長し、好調に推移しております。自社品については一部で需要減少がみられたものの、付加価値の高い商品の需要増加により利益率が改善しました。その結果、売上・利益ともに好調に推移しました。 ライフサイエンス部門では、主力商品である新生児・小児用人工呼吸器はシェアを拡大しましたが、出生数の減少により新生児向け医療機器市場が縮小、その他医療機関向け製品においても、病院経営の効率化を背景に設備投資や購買の抑制傾向が強まりました。その結果、売上・利益ともに低調に推移しました。 化粧品製販部門では、通信販売分野において、広告効率の改善、リブランディングの実施により既存化粧品の販売が増加しました。輸入化粧品・自社企画品販売においては、韓国コスメの輸入化粧品「Torriden(トリデン)」シリーズの新製品発売効果もあり、売上が大幅に増加しました。その結果、売上・利益ともに好調に推移しました。 また部門共通費として池田物産株式会社、池田産業株式会社、イノベイション株式会社、Ikeda Corporation of AmericaのM&Aに係る各種費用が発生しました。 以上により、当事業全体の売上高は181億9千万円(前年同期比20.0%増)、営業利益は7億円(同12.4%増)となりました。 医薬事業 医薬品部門では、2025年4月に選定療養の対象となった長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)に対して、後発医薬品「ルリコナゾール『イワキ』」の販売が引き続き伸長しました。また、2025年7月に先発医薬品の販売中止が発表されたことにより「クロベタゾールプロピオン酸エステル『イワキ』」等の販売が増加しました。一方で、先発医薬品と同等あるいはそれ以上の薬価に改定された製品は、販売の減少が続きました。また、原料不足により供給を停止している製品の一部は製造再開に至らず、さらに原材料費の高騰や販管費の増加により収益性は悪化しました。結果として、売上は堅調に推移したものの、利益は低調に推移しました。 美容医療部門では、市場の拡大と認知度向上により、医療機関専売化粧品の「NAVISION DR」シリーズの販売が増加しました。また、2024年12月より取扱いを開始した「illsera(イルセラ)」シリーズについても、認知度が向上し販売が増加しております。その結果、売上・利益ともに好調に推移しました。 以上により、当事業全体の売上高は124億2千9百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は11億1千8百万円(同14.1%減)となりました。 化学品事業 表面処理薬品部門では、高付加価値製品である微細配線形成用薬品、受動部品向けめっき薬品、半導体電極形成用薬品の販売促進活動に注力しましたが、海外主要市場の韓国・台湾・中国も日本同様、プリント基板市場及び半導体市場向け薬品の需要回復が遅れたことにより、横ばいで推移しました。一方、電子部品向け薬品分野に関しては、台湾・中国における需要拡大により販売は堅調に推移しました。その結果、売上は横ばいに推移しましたが、利益は好調に推移しました。 表面処理設備部門では、修理、メンテナンス案件及び部品販売など設備販売以外に注力したことで、設備以外の販売は過去最高を記録しましたが、得意先の設備投資が一巡したことにより設備の受注が大幅に減少しました。その結果、売上・利益ともに低調に推移しました。 以上により、当事業全体の売上高は97億3千2百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は7億3千3百万円(同9.2%減)となりました。 その他事業 その他事業では、石川県奥能登地域における社会課題解決を目的としたソーシャルインパクト事業を企画・運営しております。 ヘルスケア部門では、「農業×ヘルスケア」を軸に前期立ち上げた化粧品ブランド「NAIA(ナイア)」において、能登の自然素材と皮膚科学を融合させた新製品の投入を進め、売上は前期よりも増加しましたが、PR費用などの投資が先行したため営業損失を計上しました。 地方創生部門では、ふるさと納税向けサービスにおいて、自治体やゴルフ場等での現地決済型サービスの導入件数が増加し、安定的な売上を確保しております。その結果、売上・利益ともに前期比で改善しました。 以上により、当事業全体の売上高は5千7百万円(前年同期比49.7%増)、営業損失は3億6千3百万円(前年同期は1億2千9百万円の営業損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローは増加、投資活動によるキャッシュ・フローは減少、財務活動によるキャッシュ・フローは増加、これに現金及び現金同等物に係る換算差額を加えた全体で40億8千9百万円の増加となり、当連結会計年度末における資金残高は100億6千7百万円(前年同期比68.4%増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により増加した資金は33億9千3百万円(前年同期比14億5千4百万円減)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益28億6千4百万円、減価償却費24億2千7百万円、売上債権及び契約資産の減少額4億8千7百万円、棚卸資産の増加額8億2千6百万円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により減少した資金は55億5千7百万円(前年同期比26億1千9百万円減)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出28億9千3百万円、無形固定資産の取得による支出2億8千2百万円、投資有価証券の取得による支出1億7千9百万円、投資有価証券の売却による収入5億3百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出26億2千9百万円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により増加した資金は62億2百万円(前年同期比88億5千3百万円増)となりました。これは、主に短期借入金の純増減額35億7千6百万円、長期借入れによる収入50億円、長期借入金の返済による支出15億8千5百万円、配当金の支払額7億3千5百万円等によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは見込み生産を行っているため受注実績の記載は省略しております。 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前年同期比(%) ファインケミカル事業(百万円)   12,700   107.0 HBC・食品事業(百万円)   69   181.0 医薬事業(百万円)   6,787   112.1 化学品事業(百万円)   5,376   98.3 報告セグメント計(百万円)   24,933   106.4 その他(百万円)   77   117.2 合計(百万円)   25,010   106.5 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前年同期比(%) ファインケミカル事業(百万円)   5,490   96.7 HBC・食品事業(百万円)   11,076   128.8 医薬事業(百万円)   1,622   108.2 化学品事業(百万円)   1,183   117.7 報告セグメント計(百万円)   19,373   115.4 その他(百万円)   1   42.8 合計(百万円)   19,374   115.4 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前年同期比(%) ファインケミカル事業(百万円)   22,333   105.7 HBC・食品事業(百万円)   18,190   120.0 医薬事業(百万円)   12,429   108.4 化学品事業(百万円)   9,732   95.5 報告セグメント計(百万円)   62,687   108.2 その他(百万円)   57   149.7 合計(百万円)   62,744   108.2 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.当連結会計年度における「主な相手先別販売実績」については、販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先はありませんので記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。 なお、重要な会計方針及び見積りの詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度末の財政状態につきましては、総資産754億4千1百万円(前期末比108億4千6百万円増)、負債480億4千3百万円(同87億5千万円増)、純資産273億9千7百万円(同20億9千5百万円増)となりました。 総資産の増加の主な理由は、現金及び預金の増加40億8千9百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加21億5千5百万円、電子記録債権の減少5億7千7百万円、商品及び製品の増加19億5百万円、のれんの増加10億3百万円等によるものです。 負債の増加の主な理由は、支払手形及び買掛金の増加2億7千9百万円、電子記録債務の増加7億1千7百万円、短期借入金の増加48億4百万円、未払費用の増加3億2千6百万円、未払法人税等の増加1億2千1百万円、長期借入金の増加28億5百万円等によるものです。 純資産の増加の主な理由は、資本剰余金の増加2千3百万円、利益剰余金の増加14億2千8百万円、その他有価証券評価差額金の増加4千9百万円、退職給付に係る調整累計額の増加2億4千2百万円等によるものです。 b.経営成績 (売上高) ファインケミカル事業におきましては、医薬品原料部門では、CMC分野において、新薬メーカー、ベンチャー企業や後発医薬品メーカーへの営業活動を継続し、新規案件の獲得に注力したほか、MicroED(Microcrystal Electron Diffraction、微小結晶電子回折)、ニトロソアミン関連の受注に注力しました。医薬品CDMO部門では、製剤製造分野において、外用剤製造の2シフト制導入により生産能力が向上しました。また、原薬製造分野では、安定供給を継続し、高付加価値受託品目の取扱いが過去最高となりました。 以上により、当事業全体の売上高は223億3千3百万円(前年同期比5.7%増)となりました。 HBC・食品事業におきましては、食品原料部門では、機能性食品原料では、機能性表示に関する制度厳格化により新規獲得が減少しましたが、既存納入品の需要の増加により売上は堅調となりました。また高利益品の需要が拡大したことも寄与し、売上は堅調に推移しました。 化粧品原料部門では、仕入先協働製品群である重点販売品・育成品は新規獲得が伸長し、売上は好調に推移しました。 化粧品製販部門では、通信販売分野において、広告効率の改善、リブランディングの実施により既存化粧品の販売が増加しました。輸入化粧品・自社企画品販売においては、韓国コスメの輸入化粧品「Torriden(トリデン)」シリーズの新製品発売効果もあり、売上が大幅に増加しました。 以上により、当事業全体の売上高は181億9千万円(前年同期比20.0%増)となりました。 医薬事業におきましては、2025年4月に選定療養の対象となった長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)に対して、後発医薬品「ルリコナゾール『イワキ』」の販売が引き続き伸長しました。また、2025年7月に先発医薬品の販売中止が発表されたことにより「クロベタゾールプロピオン酸エステル『イワキ』」等の販売が増加しました。 美容医療部門では、市場の拡大と認知度向上により、医療機関専売化粧品の「NAVISION DR」シリーズの販売が増加しました。また、2024年12月より取扱いを開始した「illsera(イルセラ)」シリーズについても、認知度が向上し販売が増加しております。 以上により、当事業全体の売上高は124億2千9百万円(前年同期比8.4%増)となりました。 化学品事業におきましては、表面処理薬品部門では、高付加価値製品である微細配線形成用薬品、受動部品向けめっき薬品、半導体電極形成用薬品の販売促進活動に注力しましたが、海外主要市場の韓国・台湾・中国も日本同様、プリント基板市場及び半導体市場向け薬品の需要回復が遅れたことにより、横ばいで推移しました。一方、電子部品向け薬品分野に関しては、台湾・中国における需要拡大により販売は堅調に推移しました。 表面処理設備部門では、修理、メンテナンス案件及び部品販売など設備販売以外に注力したことで、設備以外の販売は過去最高を記録しましたが、得意先の設備投資が一巡したことにより設備の受注が大幅に減少しました。 以上により、当事業全体の売上高は97億3千2百万円(前年同期比4.5%減)となりました。 その他事業におきましては、売上高は5千7百万円(前年同期比49.7%増)となりました。 この結果、全体の売上高は627億4千4百万円(前年同期比8.2%増)となりました。 (営業利益) 売上高の増加により売上総利益が24億9千6百万円増加したことに加え、報酬及び給料手当の増加5億3千1百万円、販売促進費の増加4億8千1百万円等により、販売費及び一般管理費は188億4千8百万円(前年同期比13.9%増)となりました この結果、営業利益は30億1千7百万円(前年同期比7.2%増)となりました。 (経常利益) 営業利益が増加したことに加え、営業外収益の持分法による投資利益の増加2千3百万円、受取事務手数料の増加6千4百万円、営業外費用の支払利息の増加9千3百万円、損害賠償金の発生1億1百万円等により、経常利益は29億1千万円(前年同期比3.8%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 経常利益が増加したことに加え、特別利益に投資有価証券売却益2億7千万円、特別損失に固定資産処分損1億4百万円、減損損失1億3千9百万円を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は21億8千7百万円(前年同期は25億2千5百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 c.資本の財源及び資金の流動性 ⅰ.キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ⅱ.契約債務 2025年11月30日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   14,096   14,096   -   -   - 長期借入金   8,349   2,099   3,741   2,508   - リース債務   205   63   74   37   29 上記の表において、連結貸借対照表の短期借入金に含まれている1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。また、1年内返済予定のリース債務は、連結貸借対照表上その他流動負債に含めております。 ⅲ.財政政策 当社グループは、運転資金、設備資金及びM&A等の投資資金につきましては、自己資金を充当するほか、金融機関からの借入れ、売掛債権の流動化など多角的な資金調達を検討、実施しております。このうち、運転資金は自己資金、金融機関からの短期借入を基本としており、大型設備やM&A投資資金等は金融機関からの長期借入を基本としております。 2025年11月30日現在、長期借入金の残高は62億5千万円であります。また、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計100億円のコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高0円、借入未実行残高100億円)。 d.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標の当期達成状況 当社グループでは、2030年11月期を最終年度とする中長期ビジョンにおいては、売上高1,300億円以上(収益認識基準適用後ベースでは約900億円以上)、自己資本当期純利益率(ROE)13.0%以上を経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標と位置付けております。 当連結会計年度においては、売上高は627億4千4百万円、前連結会計年度比8.2%増加となりました。増加の主な理由としましては、ファインケミカル事業において医薬品CDMO部門を中心に各部門が好調であったこと、HBC・食品事業において化粧品製販部門の輸入化粧品(韓国コスメ)の販売が好調であったことに起因するものであります。 自己資本当期純利益率(ROE)は、8.4%となりました(前連結会計年度はマイナス9.4%)。増加の主な理由としましては、親会社株主に帰属する当期純利益が21億8千7百万円(前連結会計年度は25億2千5百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)と増益になったことに起因するものであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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