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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

オエノンホールディングス

Oenon Holdings, Inc.2533 · Prime · 食料品

焼酎・チューハイ・清酒を主力に、加工用洋酒・工業用アルコールも手掛ける酒類大手。酵素医薬品・診断薬の開発製造も展開。

概要

オエノンホールディングスは、清酒「オエノン」、焼酎「麦焼酎いいちこ」、チューハイ、ワインなどを手がける酒類総合メーカーである。旧合同酒精などの統合により持株会社として設立。発酵技術を活かした酵素医薬品事業も展開する。2025年12月期の連結売上高は876億円、営業利益41億円と予想。従業員811名。

酒類事業が売上の9割超を占める

2025年12月期の酒類事業売上高は815億70百万円で、連結全体の約93%を占める。内訳は焼酎363億52百万円、チューハイ196億77百万円、販売用アルコール135億53百万円、清酒35億84百万円など。焼酎は甲類・乙類・混和のフルラインを持ち、チューハイはRTD市場で存在感を示す。洋酒部門ではウイスキー「香薫」やチューハイの素が好調である。

酵素医薬品事業が成長を牽引する

酵素医薬品事業は2025年12月期に売上高46億44百万円、営業利益8億07百万円と前期比51.1%増加した。合同酒精が製造する診断薬用酵素は血糖値・コレステロール測定などに使用され、海外販売が好調。ラクターゼの増産投資や発酵受託ビジネスの拡大により、収益性が向上している。

7つの子会社が分業体制を構築

グループは連結子会社7社で構成される。合同酒精が酒類・酵素の製造販売を担い、福徳長酒類と秋田県醗酵工業が酒類製造を補完。販売はオエノンプロダクトサポートとワコーが担当し、物流はゴーテックが行う。不動産事業はオエノンアセットコーポレーションなど3社が管理する。

長期ビジョンNEXT100と中期経営計画

2024年に長期ビジョン「NEXT100」を策定し、2028年までの中期経営計画を公表。定量目標として連結売上高930億円、経常利益45億円、ROE10.0%、1株当たり配当金12円を掲げる。重点施策は焼酎の高付加価値化、海外輸出の拡大、酵素ラインアップの拡充である。

業界の中での役割は酒類製造販売会社(焼酎・チューハイ・清酒等)、バイオ製薬(酵素・診断薬)メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
876億円
営業利益
41億円
営業利益率
4.7%
純利益
31億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01酒類主力

合同酒精、福徳長酒類、秋田県醗酵工業、オエノンプロダクトサポートが焼酎、チューハイ、清酒、合成清酒、梅酒、洋酒、加工用洋酒、酒類原料用アルコール・工業用アルコール等を製造。合同酒精、福徳長酒類、秋田県醗酵工業、オエノンプロダクトサポート、ワコーが販売。ゴーテックが運送・荷役を担う。

主な製品・サービス6
焼酎
麦・芋・米などを原料とする蒸留酒。家庭用・業務用に幅広く販売。
チューハイ
焼酎ベースの炭酸アルコール飲料。缶・ペットボトルで販売。
清酒
米を原料とする醸造酒。多銘柄を展開。
合成清酒・梅酒
合成清酒は醸造アルコール等を混合した清酒類似酒。梅酒は梅実を漬け込んだリキュール。
洋酒・加工用洋酒
ウイスキー、ブランデー等の蒸留酒、及び製菓・料理用洋酒。
アルコール(酒類原料用・工業用)
酒類製造向け原料アルコール、工業用エタノール。

02酵素医薬品・診断薬準主力

合同酒精が酵素、診断薬の製造・販売、及び発酵受託ビジネスを行う。医薬品・診断薬市場向けに高品質な酵素製品を供給。

主な製品・サービス2
診断薬用酵素
臨床検査試薬に用いる高純度酵素。血糖値・コレステロール測定等に使用。
医薬品原薬・中間体
発酵技術を活用した医薬品製造受託。

03不動産副次

当社、合同酒精、オエノンプロダクトサポート、オエノンアセットコーポレーションが不動産の売買及び賃貸を行う。グループの遊休不動産活用等。

04その他その他

ゴーテックが倉庫業・荷役業を営む。グループ物流の一部を担う。

製品と技術

焼酎:甲類・乙類・混和のフルライン

グループの主力は焼酎である。甲類焼酎「ビッグマン」「そふと新光」、乙類焼酎「博多の華」、混和焼酎「すごむぎ」「すごいも」、しそ焼酎「鍛高譚」など多様なラインアップを持つ。2025年には新たな本格焼酎「ここよい」を投入。業務用から家庭用まで幅広く供給する。

チューハイ・RTD:手軽さと味わいを追求

チューハイの素や缶チューハイ「鍛茶」シリーズ、ハイボール用ウイスキー「香薫」などを展開。パッカー事業やPB商品も手掛け、数量ベースで前期比12.5%増の生産実績。SNSを活用したプロモーションで若年層への訴求を図る。

酵素診断薬・医薬品:高純度の技術

合同酒精が製造する診断薬用酵素は、血糖値やコレステロール測定など臨床検査に使用される高純度品。さらに医薬品原薬・中間体の受託製造(CMO)も行い、ラクターゼの増産投資を進める。海外販売が好調で、酵素事業全体の営業利益は前期比51%増である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がオエノンホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19900サガミホールディングス339億円41.6倍
23221ヨシックスホールディングス335億円16.4倍
32209井村屋グループ316億円12.9倍
42217モロゾフ314億円46.4倍
52220亀田製菓307億円3.5倍
62533オエノンホールディングス301億円8.0倍
77520エコス300億円10.9倍
82753あみやき亭286億円22.5倍
92933紀文食品256億円23.2倍
107554幸楽苑249億円19.7倍
112266六甲バター247億円11.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

合同酒精を核とした持株会社の形成

オエノンホールディングスは、旧合同酒精を中心に福徳長酒類、秋田県醗酵工業などの酒類メーカーを統合して誕生した。持株会社体制のもと、各子会社が製造・販売を分担するグループ経営を採用。合同酒精は焼酎・清酒・アルコールの製造と酵素事業を、福徳長酒類は主にチューハイやリキュールを担当する。

焼酎・チューハイで存在感を高めた成長期

国内酒類市場が縮小するなか、グループは焼酎とチューハイに注力。甲類乙類混和焼酎「すごむぎ」「すごいも」シリーズがヒットし、RTDでは「鍛高譚」ブランドを育成。2025年には新ジャンル本格焼酎「ここよい」を発売するなど、品揃えを拡充した。

発酵技術を活かした酵素事業への進出

合同酒精が培った発酵技術を基に、酵素医薬品事業を立ち上げた。診断薬用酵素や医薬品原薬・中間体の受託製造を手がけ、ラクターゼの増産投資を実行。2025年12月期の酵素事業売上高は46億円、営業利益8億円と成長を続ける。

2024年の創立100周年と次なる目標

2024年12月期に創立100周年を迎え、記念配当を実施。同時に長期ビジョン「NEXT100」を策定し、2028年までの中期経営計画を公表。売上高930億円、ROE10%を掲げ、酒類事業の競争力強化と海外展開、酵素事業の拡大を推進する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2028年12月期まで930億円
  • 連結経常利益2028年12月期まで45億円
  • 売上高経常利益率2028年12月期まで4.8%
  • ROE2028年12月期まで10.0%
  • 1株当たり配当金2028年12月期まで12円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中核事業の競争力・収益力強化

    顧客起点のマーケティングに基づき、付加価値の高い商品を市場投入するとともに、選択と集中及びコスト低減を進める。

  2. 02

    新領域への挑戦

    新たな商品・分野・海外市場へ果敢に挑戦し、新たな収益の柱を創出する。

  3. 03

    ESG経営の推進

    事業活動を通じて社会課題の解決に貢献し、経済価値と社会価値の両立を図り企業価値向上につなげる。

  4. 04

    焼酎事業のプレゼンス強化

    多様な嗜好に対応した高付加価値商品の開発、既存商品の育成、収益改善、販売経費・コスト構造の見直しにより競争力を高める。

  5. 05

    酵素事業の拡充と発酵受託拡大

    ラクターゼの増産投資と収量・収率向上、乳酸菌受託の増産投資を進め、販売金額拡大と収益性向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で811人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は757万円で、9期前と比べて+9.9%平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は20.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月959
2017年12月955
2018年12月947
2019年12月68947.021.0906
2020年12月72548.023.0908
2021年12月74849.024.0879
2022年12月66847.022.0803
2023年12月71247.022.0787
2024年12月78349.024.0808421
2025年12月75746.020.0811506

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー — 東京都中央区3,398百万円
不動産
合同酒精㈱ 清水工場 — 静岡市清水区1,083百万円
酒類
合同酒精㈱ 酵素医薬品工場 — 青森県八戸市730百万円
酵素医薬品
福徳長酒類㈱ — 千葉県松戸市665百万円
酒類
合同酒精㈱ 東京工場 — 千葉県松戸市525百万円
酒類
BON東京浅草 — 東京都墨田区428百万円
不動産
オエノン本社ビル — 東京都墨田区358百万円
全社
苫小牧工場 — 北海道苫小牧市324百万円
酒類
合同酒精㈱ 旭川工場 — 北海道旭川市309百万円
酒類
オエノンプロダクト サポート㈱ — 神戸市灘区285百万円
酒類
ほか12件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    合同酒精㈱(注)2,5
    千葉県 松戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    福徳長酒類㈱(注)2,5
    千葉県 松戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    秋田県醗酵工業㈱
    秋田県 湯沢市 · 連結子会社
    議決権68.9%
  • 国内
    オエノンプロダクト サポート ㈱(注)4
    神戸市 灘区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ゴーテック㈱
    千葉県 松戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ワコー
    千葉県 松戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オエノンアセット コーポレーション
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サニーメイズ
    静岡市 清水区 · 持分法適用会社
    議決権39.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は876億円営業利益41億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.2%、利益が+20.6%。

売上高
+4.2%
876億円
営業利益
+20.6%
41億円
純利益
+14.8%
31億円
営業利益率
4.7%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高890億円876億円
営業利益40億円41億円
純利益29億円31億円
1株あたり配当¥12¥12

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は437億円、営業利益は26億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+3.3%、営業利益は+13.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q20894.38
2023年2Q219115.09
2023年3Q19452.64
2023年4Q22813
2024年1Q18863.25
2024年2Q214104.78
2024年4Q439184.114
2025年2Q423235.419
2025年4Q453184.012
2026年2Q437265.920

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は854億円から876億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は4.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月8542813
2013年12月8582411
2014年12月842131
2015年12月823142
2016年12月792196
2017年12月7871913
2018年12月772165
2019年12月7541711
2020年12月7772211
2021年12月786133
2022年12月811−6−13
2023年12月8493734
2024年12月84134364.027
2025年12月87641434.731

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高876億円のうち、営業利益として残るのは41億円4.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は31億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.3%721億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.9%113億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.7%41億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.6pt
4.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
3.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.2pt
12.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが36億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは17億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は9億円で、売上の0.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月46−9−383716
2013年12月39−23−121619
2014年12月23−9−161417
2015年12月40−19−222117
2016年12月32−5−252719
2017年12月31−20−171113
2018年12月37−30−8712
2019年12月39−23−171612
2020年12月48−35−15139
2021年12月16−2914−1310
2022年12月−9−4048−499
2023年12月460−47468
2024年12月43−13−29309
2025年12月36−19−16179

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は592億円。このうち返さなくてよい自己資本が270億円で、自己資本比率は44.2%(業種中央値56.8%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月59820539330.4
2013年12月59621338332.0
2014年12月60220839430.9
2015年12月57320936432.7
2016年12月52320931435.9
2017年12月54521333235.2
2018年12月53321232135.8
2019年12月52621830837.6
2020年12月51722129638.7
2021年12月52322030338.3
2022年12月55519635932.0
2023年12月55422233238.6
2024年12月55724531342.4
2025年12月59227032344.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
9億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
148億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
71億円
在庫として抱えている分
負債合計
323億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

食料品 123社との比較

同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE123社中24位あたり、逆に低いのは自己資本比率123社中99位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.4%/中央値 7.3%
P25 3.7%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.7%/中央値 4.1%
P25 2.7%P75 7.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.2%/中央値 56.8%
P25 46.5%P75 67.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.2%/中央値 3.4%
P25 0.7%P75 6.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.3%
P25 1.5%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥459で、1年前と比べて-20.4%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥459-1.9%1ヶ月-3.2%1年-20.4%時価総額301億円
過去52週の値幅
安値¥409高値¥615

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.0倍
PER (会社予想)8.9倍
PBR0.93倍
配当利回り2.61%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で小幅上昇(+0.2%)も、年初来高値655円からは-25%下落。7月9日に508円まで急伸したが、その後反落し491円。25日線(491.48円)をわずかに下回って終了。週足では75日線(466.9円)を上回るが、200日線(487.5円)近辺でのもみ合い。出来高は7月9日に67.8万株と急増したが、直近は落ち着いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは8.98倍と業界平均27.92倍を大きく下回り割安。PBRは1.04倍と業界平均1.59倍を下回る。ROEは12.45%と良好で、配当利回り2.21%は業界平均1.94%を上回る。ただし売上高が微減傾向で、営業利益率も4%台と低め。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.0倍28.6倍
PER (予想)8.9倍
PBR0.93倍1.63倍
ROE12.4%7.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

配当利回り2.2%、PER9倍と低位株。強気派は安定収益とコスト改善による増益期待。弱気派は酒類市場の縮小や競争激化による成長鈍化を懸念。今期微増収増益予想。

プラスに働く材料7
  • 業績改善トレンド

    2022期の赤字から黒字転換、2025期も増益予想。

  • 低バリュエーション

    PER9倍、PBR1倍と割安感。配当利回りも2.2%と安定。

  • 業務用需要の回復

    外食産業の回復で業務用販売が増加。

  • 2025年度営業利益41億円達成によるPER改善2026年2月決算影響

    前年比+7億円の営業増益が実現すればPER8.9倍から7.8倍に低下

  • ROE12.5%を上回る株主還元強化次回株主総会影響

    現状配当性向未公表だが、ROE対比での自社株買い期待

  • 外資保有27.7%が示すガバナンス改革期待継続影響

    高い外国人保有比率は経営効率化圧力となるが、株価反映済み

  • 安定した配当利回り2.2%が下値支え通年影響

    配当は1株11円想定、業績連動で増配余地あり

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小リスク

    国内酒類市場は人口減少で長期的に縮小傾向。

  • 競争激化

    低価格帯で他社との価格競争が激しく、利益率が圧迫。

  • 増益の限界

    成長ドライバーに欠け、増益ペースは緩やか。

  • 原料高・エネルギー高によるコスト増2025年通年影響

    営業利益率4%と低く、10%のコスト増で営業利益約34億円消失の可能性

  • 焼酎市場の縮小続く継続影響

    国内焼酎出荷量は年2-3%減少、同社主力カテゴリーの需要減退

  • 競合との価格競争激化不定影響

    値上げ浸透遅れによりFY2024売上高が前年比-1%と伸び悩み

  • 株価下落トレンド継続のリスク短期的影響

    1年間で-15.5%下落、テクニカル面での下値模索リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場縮小下での伸びが事業力の指標。
営業利益率
コスト管理と価格競争の影響を示す。
業務用売上比率
回復の度合いを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり12で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは2.61%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥12
1株あたり
配当利回り
2.61%
いまの株価に対して
配当性向
38.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月7
2017年12月70.0493.0
2018年12月70.0482.8
2019年12月70.043.2
2020年12月70.058.2
2021年12月70.049.5
2022年12月5−28.638.6
2023年12月860.032.6
2024年12月1025.037.5
2025年12月1110.038.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥12

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ7,609人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他38.239.141.940.338.936.1
外国法人23.323.224.525.625.927.7
金融機関27.427.224.224.425.126.0
自己株式9.49.411.211.213.114.1
事業法人9.39.39.08.28.28.1
証券会社1.81.20.41.61.92.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENTS A/C 8221-623793(常任代理人 香港上海銀行東京支店)20.23
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.36
03第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.67
04オエノンホールディングス従業員持株会2.94
05株式会社南悠商社2.87
06株式会社北洋銀行2.67
07NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.95
08J.P. MORGAN SE - LUXEMBOURG BRANCH 381639(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.95
09株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.86
10株式会社三菱UFJ銀行1.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+180%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは12.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月202907.010.1127.0
2013年12月183046.113.6194.4
2014年12月12960.3225.0123.2
2015年12月42991.359.174.2
2016年12月103033.326.6
2017年12月213176.717.8493.0
2018年12月83162.544.7482.8
2019年12月183285.721.743.2
2020年12月193365.821.358.2
2021年12月53371.571.649.5
2022年12月−2130538.6
2023年12月5836717.36.132.6
2024年12月4741512.18.337.5
2025年12月5546512.49.338.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額151百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
西永裕司代表取締役社長 グループ経営全般、中期経営戦略策定委員会委員長、CSR・コンプライアンス委員会委員長209,600
岡田英明取締役3,800
田中直子取締役15,600
尾崎行正取締役 指名・報酬委員会委員長27,500
齋藤忠夫取締役27,500
大鹿麗子取締役2,500
中瀬縁常勤監査役10,800
小野隆良監査役10,400
西廣陽子監査役300
鈴木チセ取締役

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)55416229319
社外取締役5505010
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容611字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び当社の子会社7社で構成され、セグメントとの関連は次のとおりであります。 (1) 酒類事業 当事業に係る連結子会社は6社であり、焼酎、チューハイ、清酒、合成清酒、梅酒、洋酒、加工用洋酒、酒類原料用アルコール・工業用アルコール等の販売及び運送・荷役を行っております。 焼酎、チューハイ、清酒、合成清酒、梅酒、洋酒、製菓用洋酒については、主として合同酒精㈱、福徳長酒類㈱、秋田県醗酵工業㈱、オエノンプロダクトサポート㈱が製造し、合同酒精㈱、福徳長酒類㈱、秋田県醗酵工業㈱、オエノンプロダクトサポート㈱、㈱ワコーが主として販売しております。 運送・荷役は、ゴーテック㈱が行っております。 (2) 酵素医薬品事業 当事業に係る連結子会社は1社であり、酵素、診断薬の販売及び発酵受託ビジネスを行っております。 いずれも、合同酒精㈱が製造し、販売しております。 (3) 不動産事業 当社のほか、当事業に係る連結子会社は3社であり、不動産の売買及び賃貸を行っております。 不動産の売買及び賃貸については、当社、合同酒精㈱、オエノンプロダクトサポート㈱、㈱オエノンアセットコーポレーションが行っております。 (4) その他 倉庫業・荷役業については、ゴーテック㈱が行っております。 (事業系統図) 事業の系統図は次のとおりであります。 なお、下記に挙げる会社は全て連結子会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,987字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに、人々に食の楽しさと健やかなくらしを提供します。」というグループ企業理念の下、酒類や酵素医薬品等の分野において、発酵技術を核とする「バイオテクノロジー」をベースとした事業を展開しております。 その中において、当社グループは、お客様に「安心」「安全」をお届けすることを第一に考え、グループの普遍概念である「顧客志向」・「収益志向」に則り事業活動を行い、併せて「将来価値の共創」に資する取組みを進め、経営品質の向上、ひいてはグループの持続的成長及び中長期的な企業価値最大化を目指しております。 (2) 経営環境 酒類の国内市場におきましては、少子高齢化や人口減少、消費者の低価格志向、ライフスタイルの変化、嗜好の多様化等により、全体として縮小傾向にあり、企業間での販売競争が激化しております。 酒類の輸出につきましては、令和7年の酒類輸出金額が過去最大額を更新し、中国がアメリカを抜いて第1位の輸出先となっております。品目別でも、ほぼ全ての品目が令和6年を超え、ビール、リキュールについては過去最高額を更新しております。 また、世界的な健康志向の高まりにより、国内外の乳製品用酵素市場におきましては、更なる市場の成長が見込まれております。 (3) 長期ビジョン 当社グループは、これらの変化を的確に捉えて、構造改革を継続的に進めながら競争力・収益力を強化し、健全かつ持続的な成長を実現するため、令和16年度にめざす姿を示す長期ビジョン「NEXT100」を策定いたしました。“堅実な経営を貫き、しかるべき利益を安定的に創出しつつ、社会が抱える課題の解決に貢献する企業へ”をめざす姿とし、めざす姿の実現に向けて、以下の3つの重要課題に取り組むことといたしました。 <重要課題> ①中核事業の競争力・収益力の強化 ・顧客起点のマーケティングに基づき、付加価値の高い商品を市場に投入するとともに、選択と集中及びコスト 低減を進め、中核事業の競争力・収益力を強化する。 ②新領域への挑戦 ・新たな商品、新たな分野、新たな市場(海外)へ果敢に挑戦し、新たな収益の柱を創出する。 ③ESG経営の推進 ・事業活動を通じて、社会課題の解決に貢献し続けることにより、経済価値と社会価値の両立を図り、企業価値 向上に繋げる。 (4) 中期経営計画及び対処すべき重要課題 当社グループは、長期ビジョン「NEXT100」を実現するため、2024年から2028年までの5年間を対象とする「中期経営計画2028」を2024年に策定しております。「中期経営計画2028」では、定量目標として、連結売上高、連結経常利益、売上高経常利益率、ROE、1株当たりの配当金を定めております。 <定量目標> 項目   令和10(2028)年12月期 連結売上高   930億円 連結経常利益   45億円 売上高経常利益率   4.8% ROE   10.0% 1株当たりの配当金   12円 中期経営計画の3年目となる令和8年12月期は、「中期経営計画2028」で掲げた数値目標の達成に向け、以下に掲げる課題に取り組んでまいります。 1.各重点事業の注力施策 (1)総合焼酎メーカーとしてのプレゼンス強化 甲類焼酎、乙類焼酎、混和焼酎、チューハイおよびチューハイの素につきましては、多様な消費者の嗜好に対応した新たな高付加価値商品の開発を進めるとともに、既存商品の育成および収益改善に取り組んでまいります。また、販売経費やコスト構造の見直しも同時に進め、競争力・収益力を強化してまいります。 (2)酒類輸出の販路拡大とスケールアップ 既存輸出先の市場の深耕と新規市場の開拓により、販路拡大とスケールアップを図ってまいります。 アメリカ向けにつきましては、営業体制を見直し、積極的な現地営業活動を行ってまいります。 ヨーロッパ地域向けにつきましては、ジンに加えジャパニーズウイスキーの販売を開始し、更なる深耕を図ってまいります。 (3)販売用アルコールの安定的収益確保 販売数量の維持拡大に努めるとともに、適正な利益管理による獲得利益の最適化を図り、安定収益の確保に努めてまいります。 (4)酵素のラインアップ拡充と発酵受託ビジネスの拡大 ラクターゼにつきましては、増産に向けた設備投資を実行し、販売金額の拡大を実現するとともに、収量および収率の向上に向けた研究開発を進め、収益性の向上を図ってまいります。 発酵受託ビジネスにつきましては、適切な生産計画の下、主力の受託品目である乳酸菌の増産に向けた設備投資を進め、将来の製造数量増大につなげてまいります。 また、引き続き、不適合品発生の撲滅並びに品質および収量の安定化・向上に努め、コスト低減を図ってまいります。 2.競争力・収益力の強化 (1)品質管理の強化 引き続き、衛生管理および5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の定着化に取り組んでまいります。 また、3H(初めて・変更・久しぶり)4M(人・設備・材料・方法)による危険予知の定着化に引き続き取り組み、工程内不適合撲滅に努めてまいります。 (2)適正価格の維持 然るべき利益を安定的に確保するため、適切なタイミングで価格改定を行ってまいります。 (3)多様化する嗜好への対応 グループ独自の技術・ノウハウを最大限に活かした高付加価値商品を開発し、主力商品ブランド(ビッグマン、そふと新光、博多の華、鍛高譚、すごむぎ、すごいも、GODO‐YNL)に続く、将来における収益の柱として育成してまいります。 (4)コスト低減の徹底 営業部門におきましては、販売経費の費用対効果を検証し、最適化を図るとともに、公正な取引基準に準拠した社内ルールの遵守を徹底してまいります。 生産部門におきましては、生産工程におけるあらゆるコストの低減に徹底的に取り組んでまいります。 (5)DXの推進 AI等のデジタル技術の利活用を進め、業務の効率化および生産性の向上を実現し、既存ビジネスモデルの抜本的な変革を目指してまいります。 3.ESG経営の推進 (1)環境問題への対応 引き続き低炭素社会の実現および循環型社会の形成に向けた取組みを進めてまいります。 令和8年度は、環境負荷の少ない冷媒を使用した空調設備への切り替え等に引き続き取り組んでまいります。 (2)人的資本の充実 グループの持続的成長および企業価値向上のためには、その原動力となる従業員の価値を高める体制を整備することが不可欠であると考えております。従業員一人ひとりが働きがいを感じ、多様な人材が活躍できる環境づくりに積極的に取り組んでまいります。 (3)コーポレートガバナンスの強化 コーポレートガバナンスの充実とコンプライアンスの徹底を図り、「納得性」「公正性」「透明性」の高い経営の実践に努めてまいります。 また、年々高度化・多様化するサイバーリスクに対応すべく、情報セキュリティの強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク6,648字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、以下に記載したリスクは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できないリスクの影響を将来受ける可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 酒類事業に関するリスク 項目   国内の酒類市場の変化 リスク概要   当社グループの酒類事業の売上高の大部分は国内販売となっております。国内の酒類市場においては、国内の人口減少や少子高齢化によって総需要が減少し、販売競争が激化することが見込まれております。また、酒類市場は、国内の景気動向や嗜好の変化の影響を受けやすい市場であるため、低価格帯の節約志向商品が伸張する一方、高価格帯の付加価値商品や健康志向商品も拡大するといった価格の二極化・嗜好の多様化が進むことが予想されております。販売競争の激化や価格の二極化・嗜好の多様化への対応が遅れた場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループは、強みを持つ分野や成長分野への経営資源の重点配分によって競争力強化に取り組んでおります。また、市場環境の変化に対応できるよう商品開発体制を強化し、顧客視点の発想での商品開発を進め、魅力的な商品を創出してまいります。 項目   酒類の販売に関する規制 リスク概要   アルコールの不適切な摂取による健康面や社会面への悪影響が指摘されており、WHOにおいては、世界的な規模での酒類販売に関する規制が検討されております。予想を大きく上回る規制強化が行われた場合、酒類の消費が減少し、当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループは、酒類を製造・販売する企業グループとしての社会的責任を果たすために、酒類事業に関する法令等を遵守した販売・宣伝活動を行っております。また、適正飲酒の啓発活動を積極的に推進し、不適切な飲酒の撲滅に取り組んでおります。 (2) 酵素医薬品事業に関するリスク 項目   乳製品用酵素市場の変化 リスク概要   主力のラクターゼが属する乳製品用酵素市場では、国際的な巨大企業を含む国内外の企業との厳しい競争に直面しており、その技術革新は急速に進んでおります。新技術・新商品の開発の遅れや他社による技術革新によって、当社グループを取り巻く環境が想定を超えて大きく変化した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、将来の市場・技術動向を見据えて新技術・新商品の研究・開発を推進しております。また、お客様と良好な関係をつくり、情報収集に努めるなど、市場の変化に迅速に対応できる体制を整備しております。 (3) 各事業領域共通のリスク 項目   事業拡大 リスク概要   当社は、積極的な事業拡大を図る手段の一つとして、当社グループにおいて有効かつ効率的に経営資源を活用できる企業などの株式を取得し、子会社としてまいりました。また、グループ経営の一層の効率化を図るため、当社の子会社間の合併を行うなど、グループ内組織再編を実施してまいりました。当面、新たな子会社取得等は計画しておらず、現在のグループ構成において各機能の強化等によるグループ全体のトータルコストリダクションなどを進める方針であります。ただし、中長期的にはグループ全体の方針に基づき子会社取得も視野に入れて事業拡大を進める方針であります。新たな子会社取得等については、環境変化等の要因により一時的または追加的に損失等が生じる可能性があり、また、当社の期待する効果が十分に得られない可能性もあります。 対応策   当社は、取締役会における投資・M&A計画の適切な意思決定と実施後のモニタリングを適切に行っております。 項目   原材料調達 リスク概要   当社グループが使用する主要な原材料(粗留アルコール、重油等)には、調達価格が、調達先の国または地域の天候や経済状況の影響を間接的に受け、変動するものがあります。それら主要原材料の価格が高騰した場合には製造コストが上昇し、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。また、販売用アルコール等の原料である粗留アルコールについては、世界情勢や感染症拡大の影響により、購入単価の上昇や調達自体の難化等が生じることが懸念されます。世界情勢の悪化や感染症拡大が長期化した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、複数企業からの購買や、計画的な購買によって安定的な調達に努めております。具体的には、原材料市場の積極的な情報収集、市場の変化に合わせた契約期間の見直し、調達先の分散等を行っております。 項目   自然災害 リスク概要   当社グループの営業拠点、製造拠点において、大規模な地震、水害、風害が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、人命の安全を第一としながら、酒類・アルコール等の供給責任を果たすための生産・供給体制の整備等の危機管理体制の構築に努めております。 項目   感染症 リスク概要   感染症拡大に伴う外出自粛、飲食店への時短要請・休業要請、緊急事態宣言の発出がなされた場合、事業活動に大きな影響を及ぼす可能性があります。特に、従業員の感染、事業所でのクラスター発生により想定以上に事業活動の停滞が長期化した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループは、国・自治体・業界団体の指針に沿って、適宜必要な施策を講じております。具体的には、うがい・手洗い・手指消毒・換気・マスク着用等の基本的な感染予防策の徹底、在宅勤務及び時差出勤の活用やオンライン会議の利用促進等の対策を実行しております。 項目   情報管理 リスク概要   当社グループは経営に関する重要情報をはじめとし、多数の個人に関する機密情報を保有しております。停電、災害、コンピュータウイルスなど予測の範囲を超える事態により、情報の消失・流出などの問題が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループは、当社の経営戦略企画室内のシステムセンターを中心としたグループ全体での情報セキュリティー体制を整備するとともに、従業員に対する教育や訓練の徹底とソフトウェアや機器導入によるセキュリティー対策を実施しております。 項目   人材確保・育成 リスク概要   日本国内の人口動態の変化による労働力不足への対応は、将来の持続的成長にも関わる大きな課題となっております。今後の社会情勢や雇用環境の変化により、相応しい人材を継続的に採用することが困難となる場合、既存事業における成長戦略の推進に支障が生じるなど、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループ全体の持続的成長及び中長期的な企業価値の向上のためには、多様な価値観に基づく多様な視点をもつ人財が不可欠であるという考え方の下、当社グループの役員、従業員の属性の多様化を図り、特性や個性を活かす職場環境づくりを進めております。具体的には、女性活躍推進プロジェクトを発足し、プロジェクトの意見を取り入れながら、計画的かつ継続的に女性の登用を進め、女性の個性と能力が十分に発揮できるよう、女性が育児・介護などをしながら安心して働き続けられる環境や、キャリアアップのサポートができる環境の整備を行っております。また、時間単位年休や副業・兼業の容認によるワークライフバランスの推進に努めております。さらには、誰もが自分の性的指向や性自認を尊重され、自分らしく生きることができる社会を形成するために、LGBTについての啓発活動を行っております。 項目   食品の安心・安全 リスク概要   当社グループとしての予期し得ない品質問題及び製品表示問題が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響する可能性があります。また、当社グループの製品の欠陥に起因して製品回収や損害賠償につながるリスクが現実化し、これを保険により補填できない事態が生じた場合、事業活動に支障が生じ、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、グループ生産部門会議・当社の品質安全保証室を中心としたグループ全体での品質保証体制の強化を進めております。また、重要な案件については、当社代表取締役社長を委員長とする「CSR・コンプライアンス委員会」において審議し、対策を講じております。また、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」、食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」の認証を取得するなど、品質保証への取組みを強化しております。さらには、酒税法等法令上定められている記帳義務、表示義務を遵守する姿勢の確立への取組みを強化しております。 項目   コンプライアンス リスク概要   当社グループは事業の遂行にあたり、酒税法、食品衛生法、薬機法、景品表示法等の様々な法的規制の適用を受けています。これらの法令等に違反した場合や社会的要請に反した行動等を行った場合、法令による処罰・訴訟の提起・社会的制裁を受ける等、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、コンプライアンスを、当社グループの企業価値を支える大きな柱であり、経営そのものであると捉えております。研修等を通じて従業員のコンプライアンス徹底に努めております。 項目   知的財産権 リスク概要   当社グループは知的財産権の重要性を認識し、知的財産権保護のための体制を整備しております。当社グループの知的財産権が侵害され、第三者に流出した場合、また将来、第三者との知的財産に関する紛争が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、知的財産権管理の専門部署を設け、確実な取得及び保全、また他社の知的財産権の調査などに努めております。 項目   産業事故災害 リスク概要   当社グループの工場において、大規模な産業事故災害が発生した場合には、補償等を含む産業事故災害への対策費用、生産活動の停止による機会損失及び顧客に対する補償、さらに社会的信用の失墜等によって、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、生産戦略の専門部署による管理体制の強化、未然に防ぐための設備の充実などの対策を講じております。 項目   環境課題 リスク概要   気候変動をはじめとする環境問題への企業の取組み姿勢に対するステークホルダーからの評価や市場の価値観の変化は、消費者の商品・サービスの選択に大きく影響するものとなっており、気候変動抑制のため、世界的規模でのエネルギー使用の合理化や地球温暖化対策などの法令等の規制も強まっております。また、海洋プラスティック問題は世界的な共通課題であるとの認識が急速に高まっており、容器包装における対応は、飲料業界の大きな課題になっております。これらの規制強化や、容器包装等に対する取組みへの対応費用の増加等によって、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、気候変動に起因する水資源の枯渇、原材料への影響、大規模な自然災害による製造設備の被害などのサプライチェーンに関わる物理的リスクが顕在化した場合、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 対応策   当社グループでは、当社代表取締役社長を委員長とする「CSR・コンプライアンス委員会」においてSDGsの達成に必要な課題を整理し、グループ全体で課題解決に向けた活動を推進しております。具体的には、リサイクル素材の積極的活用、「自己熱再生システム」導入によるCO2排出量削減、蒸留廃液濃縮装置更新による産業廃棄物・燃料使用量の削減を図っているほか、当社子会社の合同酒精㈱が経済産業省の「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定されるなど、環境負荷低減や環境保全活動に積極的に取り組んでおります。 項目   為替変動 リスク概要   当社グループは、商品・原材料の一部を外貨建てにて輸入しております。しかしながら、短期及び中長期の予測を超えた為替変動が、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、為替レート変動に対するリスクを為替予約等のヘッジ取引により一定限度まで低減しております。 項目   資金調達 リスク概要   資金調達時の金融市場の動向により、短期及び中長期の予測を超えた金利変動が、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、金融機関等との良好な関係を維持するとともに、原則、複数による低利かつ固定金利での資金調達を行うことにより金利変動リスクの低減を図っています。また、健全な財務体質の維持・強化に努めるとともに金融市場の動向に関する最新の情報と事業環境の分析に基づき、資金計画の見直しを適時に行っております。 項目   棚卸資産の評価 リスク概要   平成20年4月1日以後開始する事業年度より「棚卸資産の評価に関する会計基準」が適用され、通常の販売目的で保有する棚卸資産は取得原価をもって貸借対照表価額とし、期末において正味売却価額が取得原価より下落している場合には収益性が低下していると判断し、当該正味売却価額まで貸借対照表価額を切下げ、取得原価と当該正味売却価額の差額は当期の費用として処理することとなりました。このため当社グループの棚卸資産につき、原材料購入価格の上昇、製造固定費の増加、生産量の減少、製品販売価格の下落などが生じ、その結果正味売却価額が取得原価を下回るため収益性が低下していると判断された場合には、当該棚卸資産の簿価切下げがなされ、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、新たに大きな簿価切り下げが発生する可能性を可能な限り低減するため、毎期、継続的・保守的・網羅的に棚卸資産を評価・検証し、必要に応じて評価減を計上することとしております。 項目   固定資産の減損 リスク概要   当社グループは、事業の用に供する様々な固定資産を保有しております。平成18年度から「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、今後、遊休固定資産の時価の急激な低下や事業環境が大幅に悪化した場合には、追加的な減損損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、追加的な減損損失のリスクを低減するため、毎期継続的に減損の兆候の有無を検証しております。 項目   退職給付債務 リスク概要   当社グループの一部の退職給付債務及び退職給付費用は、年金数理計算上使用される割引率や退職率、昇給率等の前提条件と年金資産の期待運用収益率等に基づき計算されております。年金資産の運用利回り悪化、割引率の低下等が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。 対応策   当社グループでは、このような数理計算上の差異の発生に伴う損益変動リスクに対応するため、年金資産の運用は、適宜、情報を取得し、安全性を考慮した投資配分に努めております。また、退職給付制度には確定給付型と確定拠出型を組み合わせた制度を導入しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,972字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加などにより、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、継続的な物価上昇や、米国の通商政策による影響など、景気の先行きは不透明な状況が続いております。 このような経営環境の下、当社グループは、グループの健全かつ持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るべく、長期ビジョン「NEXT100」で掲げた3つの重要課題を軸として、「中期経営計画2028」の目標達成に向けた取組みを引き続き進めてまいりました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は、87,630百万円(前期比4.2%増)となりました。利益面では、営業利益は4,136百万円(前期比20.0%増)、経常利益は4,291百万円(前期比18.2%増)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は3,102百万円(前期比13.7%増)となりました。 当社が重視する経営指標は次のとおりとなりました。 前連結会計年度(令和6年12月期)   当連結会計年度(令和7年12月期)   中期経営計画目標値(令和10年12月期) 売上高   84,104百万円   87,630百万円   93,000百万円 経常利益   3,629百万円   4,291百万円   4,500百万円 売上高経常利益率   4.3%   4.9%   4.8% ROE   12.1%   12.5%   10.0% 1株当たりの配当金   10円   11円   12円 (注)令和6年12月期の1株当たりの配当金の内訳 普通配当8円 記念配当2円(創立100周年記念配当) セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。 <酒類事業> 酒類事業につきましては、国内の人口減少や少子高齢化、飲酒機会の減少に加え、物価上昇による節約志向の高まりから、競争が益々激化しております。このような環境の下、売上高は81,570百万円(前期比3.6%増)となりました。また、利益面につきましては、2,555百万円の営業利益(前期比11.3%増)となりました。 和酒部門のうち焼酎につきましては、乙類焼酎の「海渡」シリーズの終売や、乙類焼酎のPB商品の減少があったものの、甲類乙類混和焼酎の「すごむぎ」「すごいも」シリーズが好調に推移したため、売上高は増加いたしました。また、同カテゴリーでは、アロマホップやエール酵母、複数のボタニカルを使用した"焼酎の新しいカタチ"を提案する新ジャンルの本格焼酎「ここよい(KOKOYOI)」を9月に発売いたしました。 チューハイなどのRTD分野につきましては、PB商品やパッカー事業が好調に推移したことにより、売上高は増加いたしました。同カテゴリーでは、しそ焼酎「鍛高譚」シリーズの赤シソの香りが引き立つひと味違うお茶ハイのRTD「鍛茶(たんちゃ) 鍛高譚の緑茶ハイ」「鍛茶 TAN TAKA TAN SHISO梅酒の紅茶ハイ」、さらには、本格焼酎「ここよい(KOKOYOI)」を炭酸水で割り、手軽にお楽しみいただけるようにした缶の焼酎ハイボール「ここよいハイボール」を発売するなど、ラインアップ強化を図っております。また、プレゼントキャンペーンや動画配信など、SNSを活用した販促活動を積極的に展開しております。 清酒につきましては、PB商品が増加したものの、NB商品の減少により、売上高は減少いたしました。 販売用アルコールにつきましては、酒類原料用アルコールが減少したものの、工業用アルコールが好調に推移し、売上高は増加いたしました。 洋酒部門につきましては、輸入ワインや原料用洋酒が減少したものの、炭酸水で割るだけで手軽に居酒屋の味わいを家で楽しむことができるチューハイの素や、ハイボールに最適なウイスキー「香薫(こうくん)」などが好調に推移したことにより、売上高は増加いたしました。 <酵素医薬品事業> 酵素医薬品事業につきましては、国内の発酵受託が増加したことや、酵素部門における海外での販売が好調に推移したため、売上高は4,644百万円(前期比11.8%増)、営業利益は807百万円(前期比51.1%増)となりました。 <不動産事業> 不動産事業につきましては、賃貸物件の賃料改定などにより、売上高は1,322百万円(前期比15.6%増)、営業利益は763百万円(前期比26.4%増)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ①生産実績 生産実績をセグメント別アイテム(主要製品)別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   アイテム(主要製品)   当連結会計年度(自 令和7年1月1日  至 令和7年12月31日)   前期比 (%) 酒類   焼酎   85,597   (KL)   98.1 チューハイ   91,014   (KL)   112.5 清酒   10,990   (KL)   101.0 合成清酒   8,229   (KL)   95.6 アルコール   111,782   (KL)   106.6 みりん   1,407   (KL)   91.6 洋酒   9,447   (KL)   100.0 その他   5,093   (KL)   102.3 計   323,558   (KL)   104.9 (注) 酵素医薬品事業については数量等の算定が困難であるため、記載しておりません。また、アルコールについては、他の酒類原料用も含んだ総生産数量であります。なお、不動産事業、その他の事業については生産実績がないため、記載しておりません。 ②受注状況 当社グループは一部の製品について受注生産を行っておりますがウエイトも小さく、大部分の製品は販売計画に基づく生産計画に従った見込生産を主体としております。 ③販売実績 販売実績をセグメント別アイテム(主要製品)別に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   アイテム(主要製品)   当連結会計年度(自 令和7年1月1日 至 令和7年12月31日)(百万円)   前期比(%) 酒類   和酒   焼酎   36,352   100.2 チューハイ   19,677   116.2 清酒   3,584   98.5 合成清酒   1,844   97.2 販売用アルコール   13,553   100.3 みりん   379   94.8 75,392   103.8 洋酒   5,392   101.1 その他   786   109.6 81,570   103.6 酵素医薬品   4,644   111.8 不動産   1,322   115.6 その他   92   103.7 合 計   87,630   104.2 (注) 1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) イオントップバリュ㈱   10,117   12.0   11,393   13.0 伊藤忠食品㈱   8,356   9.9   9,168   10.5 (2)財政状態 当連結会計年度の総資産につきましては、59,235百万円となり、有形固定資産が減少したものの、売上債権が増加したため、前連結会計年度末と比較し3,496百万円の増加となりました。 負債につきましては、32,259百万円となり、長期借入金が減少したものの、未払酒税や未払金が増加したため、前連結会計年度末と比較して999百万円の増加となりました。 純資産につきましては、26,976百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,497百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は879百万円となり、前連結会計年度末と比較して3百万円の減少となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、3,568百万円(前期比712百万円の収入減)の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益4,134百万円および減価償却費1,966百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額2,994百万円および法人税等の支払額976百万円であります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出1,720百万円などにより、1,927百万円(前期比622百万円の支出増)の支出となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出600百万円、配当金の支払額576百万円などにより、1,644百万円(前期比1,273百万円の支出減)の支出となりました。 (4)資本の財源及び資金の流動性の分析 ①キャッシュ・フロー 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フロー」に記載しております。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは以下のとおりであります。 令和5年12月期   令和6年12月期   令和7年12月期 自己資本比率(%)   38.6   42.4   44.2 時価ベースの自己資本比率(%)   37.2   40.2   48.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   1.7   1.3   1.4 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   52.4   45.2   28.5 (注) 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ②資金調達 当社グループは、資金計画に基づき、必要資金は銀行等金融機関からの借入により調達しております。一時的な余資は、預金等の流動性の高い金融資産に限定して運用し、また、短期的な運転資金を銀行等金融機関からの借入により、大型の設備投資資金の一部については複数の金融機関から相対借入により調達しております。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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