概要
オエノンホールディングスは、清酒「オエノン」、焼酎「麦焼酎いいちこ」、チューハイ、ワインなどを手がける酒類総合メーカーである。旧合同酒精などの統合により持株会社として設立。発酵技術を活かした酵素医薬品事業も展開する。2025年12月期の連結売上高は876億円、営業利益41億円と予想。従業員811名。
酒類事業が売上の9割超を占める
2025年12月期の酒類事業売上高は815億70百万円で、連結全体の約93%を占める。内訳は焼酎363億52百万円、チューハイ196億77百万円、販売用アルコール135億53百万円、清酒35億84百万円など。焼酎は甲類・乙類・混和のフルラインを持ち、チューハイはRTD市場で存在感を示す。洋酒部門ではウイスキー「香薫」やチューハイの素が好調である。
酵素医薬品事業が成長を牽引する
酵素医薬品事業は2025年12月期に売上高46億44百万円、営業利益8億07百万円と前期比51.1%増加した。合同酒精が製造する診断薬用酵素は血糖値・コレステロール測定などに使用され、海外販売が好調。ラクターゼの増産投資や発酵受託ビジネスの拡大により、収益性が向上している。
7つの子会社が分業体制を構築
グループは連結子会社7社で構成される。合同酒精が酒類・酵素の製造販売を担い、福徳長酒類と秋田県醗酵工業が酒類製造を補完。販売はオエノンプロダクトサポートとワコーが担当し、物流はゴーテックが行う。不動産事業はオエノンアセットコーポレーションなど3社が管理する。
長期ビジョンNEXT100と中期経営計画
2024年に長期ビジョン「NEXT100」を策定し、2028年までの中期経営計画を公表。定量目標として連結売上高930億円、経常利益45億円、ROE10.0%、1株当たり配当金12円を掲げる。重点施策は焼酎の高付加価値化、海外輸出の拡大、酵素ラインアップの拡充である。
業界の中での役割は酒類製造販売会社(焼酎・チューハイ・清酒等)、バイオ製薬(酵素・診断薬)メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01酒類主力
合同酒精、福徳長酒類、秋田県醗酵工業、オエノンプロダクトサポートが焼酎、チューハイ、清酒、合成清酒、梅酒、洋酒、加工用洋酒、酒類原料用アルコール・工業用アルコール等を製造。合同酒精、福徳長酒類、秋田県醗酵工業、オエノンプロダクトサポート、ワコーが販売。ゴーテックが運送・荷役を担う。
- 焼酎
- 麦・芋・米などを原料とする蒸留酒。家庭用・業務用に幅広く販売。
- チューハイ
- 焼酎ベースの炭酸アルコール飲料。缶・ペットボトルで販売。
- 清酒
- 米を原料とする醸造酒。多銘柄を展開。
- 合成清酒・梅酒
- 合成清酒は醸造アルコール等を混合した清酒類似酒。梅酒は梅実を漬け込んだリキュール。
- 洋酒・加工用洋酒
- ウイスキー、ブランデー等の蒸留酒、及び製菓・料理用洋酒。
- アルコール(酒類原料用・工業用)
- 酒類製造向け原料アルコール、工業用エタノール。
02酵素医薬品・診断薬準主力
合同酒精が酵素、診断薬の製造・販売、及び発酵受託ビジネスを行う。医薬品・診断薬市場向けに高品質な酵素製品を供給。
- 診断薬用酵素
- 臨床検査試薬に用いる高純度酵素。血糖値・コレステロール測定等に使用。
- 医薬品原薬・中間体
- 発酵技術を活用した医薬品製造受託。
03不動産副次
当社、合同酒精、オエノンプロダクトサポート、オエノンアセットコーポレーションが不動産の売買及び賃貸を行う。グループの遊休不動産活用等。
04その他その他
ゴーテックが倉庫業・荷役業を営む。グループ物流の一部を担う。
製品と技術
焼酎:甲類・乙類・混和のフルライン
グループの主力は焼酎である。甲類焼酎「ビッグマン」「そふと新光」、乙類焼酎「博多の華」、混和焼酎「すごむぎ」「すごいも」、しそ焼酎「鍛高譚」など多様なラインアップを持つ。2025年には新たな本格焼酎「ここよい」を投入。業務用から家庭用まで幅広く供給する。
チューハイ・RTD:手軽さと味わいを追求
チューハイの素や缶チューハイ「鍛茶」シリーズ、ハイボール用ウイスキー「香薫」などを展開。パッカー事業やPB商品も手掛け、数量ベースで前期比12.5%増の生産実績。SNSを活用したプロモーションで若年層への訴求を図る。
酵素診断薬・医薬品:高純度の技術
合同酒精が製造する診断薬用酵素は、血糖値やコレステロール測定など臨床検査に使用される高純度品。さらに医薬品原薬・中間体の受託製造(CMO)も行い、ラクターゼの増産投資を進める。海外販売が好調で、酵素事業全体の営業利益は前期比51%増である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
食品・飲料の時価総額近傍。太字がオエノンホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9900サガミホールディングス | 339億円 | 41.6倍 |
| 2 | 3221ヨシックスホールディングス | 335億円 | 16.4倍 |
| 3 | 2209井村屋グループ | 316億円 | 12.9倍 |
| 4 | 2217モロゾフ | 314億円 | 46.4倍 |
| 5 | 2220亀田製菓 | 307億円 | 3.5倍 |
| 6 | 2533オエノンホールディングス | 301億円 | 8.0倍 |
| 7 | 7520エコス | 300億円 | 10.9倍 |
| 8 | 2753あみやき亭 | 286億円 | 22.5倍 |
| 9 | 2933紀文食品 | 256億円 | 23.2倍 |
| 10 | 7554幸楽苑 | 249億円 | 19.7倍 |
| 11 | 2266六甲バター | 247億円 | 11.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
合同酒精を核とした持株会社の形成
オエノンホールディングスは、旧合同酒精を中心に福徳長酒類、秋田県醗酵工業などの酒類メーカーを統合して誕生した。持株会社体制のもと、各子会社が製造・販売を分担するグループ経営を採用。合同酒精は焼酎・清酒・アルコールの製造と酵素事業を、福徳長酒類は主にチューハイやリキュールを担当する。
焼酎・チューハイで存在感を高めた成長期
国内酒類市場が縮小するなか、グループは焼酎とチューハイに注力。甲類乙類混和焼酎「すごむぎ」「すごいも」シリーズがヒットし、RTDでは「鍛高譚」ブランドを育成。2025年には新ジャンル本格焼酎「ここよい」を発売するなど、品揃えを拡充した。
発酵技術を活かした酵素事業への進出
合同酒精が培った発酵技術を基に、酵素医薬品事業を立ち上げた。診断薬用酵素や医薬品原薬・中間体の受託製造を手がけ、ラクターゼの増産投資を実行。2025年12月期の酵素事業売上高は46億円、営業利益8億円と成長を続ける。
2024年の創立100周年と次なる目標
2024年12月期に創立100周年を迎え、記念配当を実施。同時に長期ビジョン「NEXT100」を策定し、2028年までの中期経営計画を公表。売上高930億円、ROE10%を掲げ、酒類事業の競争力強化と海外展開、酵素事業の拡大を推進する。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2028年12月期まで930億円
- 連結経常利益2028年12月期まで45億円
- 売上高経常利益率2028年12月期まで4.8%
- ROE2028年12月期まで10.0%
- 1株当たり配当金2028年12月期まで12円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
中核事業の競争力・収益力強化
顧客起点のマーケティングに基づき、付加価値の高い商品を市場投入するとともに、選択と集中及びコスト低減を進める。
- 02
新領域への挑戦
新たな商品・分野・海外市場へ果敢に挑戦し、新たな収益の柱を創出する。
- 03
ESG経営の推進
事業活動を通じて社会課題の解決に貢献し、経済価値と社会価値の両立を図り企業価値向上につなげる。
- 04
焼酎事業のプレゼンス強化
多様な嗜好に対応した高付加価値商品の開発、既存商品の育成、収益改善、販売経費・コスト構造の見直しにより競争力を高める。
- 05
酵素事業の拡充と発酵受託拡大
ラクターゼの増産投資と収量・収率向上、乳酸菌受託の増産投資を進め、販売金額拡大と収益性向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で811人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は757万円で、9期前と比べて+9.9%。平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は20.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 959 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 955 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 947 | — |
| 2019年12月 | 689 | 47.0 | 21.0 | 906 | — |
| 2020年12月 | 725 | 48.0 | 23.0 | 908 | — |
| 2021年12月 | 748 | 49.0 | 24.0 | 879 | — |
| 2022年12月 | 668 | 47.0 | 22.0 | 803 | — |
| 2023年12月 | 712 | 47.0 | 22.0 | 787 | — |
| 2024年12月 | 783 | 49.0 | 24.0 | 808 | 421 |
| 2025年12月 | 757 | 46.0 | 20.0 | 811 | 506 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 8 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。
- 国内合同酒精㈱(注)2,5千葉県 松戸市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内福徳長酒類㈱(注)2,5千葉県 松戸市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内秋田県醗酵工業㈱秋田県 湯沢市 · 連結子会社議決権68.9%
- 国内オエノンプロダクト サポート ㈱(注)4神戸市 灘区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ゴーテック㈱千葉県 松戸市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ワコー千葉県 松戸市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱オエノンアセット コーポレーション東京都 墨田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱サニーメイズ静岡市 清水区 · 持分法適用会社議決権39.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は876億円、営業利益は41億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.2%、利益が+20.6%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 890億円 | 876億円 |
| 営業利益 | 40億円 | 41億円 |
| 純利益 | 29億円 | 31億円 |
| 1株あたり配当 | ¥12 | ¥12 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は437億円、営業利益は26億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+3.3%、営業利益は+13.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 208 | 9 | 4.3 | 8 |
| 2023年2Q | 219 | 11 | 5.0 | 9 |
| 2023年3Q | 194 | 5 | 2.6 | 4 |
| 2023年4Q | 228 | — | — | 13 |
| 2024年1Q | 188 | 6 | 3.2 | 5 |
| 2024年2Q | 214 | 10 | 4.7 | 8 |
| 2024年4Q | 439 | 18 | 4.1 | 14 |
| 2025年2Q | 423 | 23 | 5.4 | 19 |
| 2025年4Q | 453 | 18 | 4.0 | 12 |
| 2026年2Q | 437 | 26 | 5.9 | 20 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は854億円から876億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は4.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 854 | — | 28 | — | 13 |
| 2013年12月 | 858 | — | 24 | — | 11 |
| 2014年12月 | 842 | — | 13 | — | 1 |
| 2015年12月 | 823 | — | 14 | — | 2 |
| 2016年12月 | 792 | — | 19 | — | 6 |
| 2017年12月 | 787 | — | 19 | — | 13 |
| 2018年12月 | 772 | — | 16 | — | 5 |
| 2019年12月 | 754 | — | 17 | — | 11 |
| 2020年12月 | 777 | — | 22 | — | 11 |
| 2021年12月 | 786 | — | 13 | — | 3 |
| 2022年12月 | 811 | — | −6 | — | −13 |
| 2023年12月 | 849 | — | 37 | — | 34 |
| 2024年12月 | 841 | 34 | 36 | 4.0 | 27 |
| 2025年12月 | 876 | 41 | 43 | 4.7 | 31 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高876億円のうち、営業利益として残るのは41億円で4.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は31億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値4.1%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.3%721億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.9%113億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.7%41億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが36億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは17億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は9億円で、売上の0.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 46 | −9 | −38 | 37 | 16 |
| 2013年12月 | 39 | −23 | −12 | 16 | 19 |
| 2014年12月 | 23 | −9 | −16 | 14 | 17 |
| 2015年12月 | 40 | −19 | −22 | 21 | 17 |
| 2016年12月 | 32 | −5 | −25 | 27 | 19 |
| 2017年12月 | 31 | −20 | −17 | 11 | 13 |
| 2018年12月 | 37 | −30 | −8 | 7 | 12 |
| 2019年12月 | 39 | −23 | −17 | 16 | 12 |
| 2020年12月 | 48 | −35 | −15 | 13 | 9 |
| 2021年12月 | 16 | −29 | 14 | −13 | 10 |
| 2022年12月 | −9 | −40 | 48 | −49 | 9 |
| 2023年12月 | 46 | 0 | −47 | 46 | 8 |
| 2024年12月 | 43 | −13 | −29 | 30 | 9 |
| 2025年12月 | 36 | −19 | −16 | 17 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は592億円。このうち返さなくてよい自己資本が270億円で、自己資本比率は44.2%(業種中央値56.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 598 | 205 | 393 | 30.4 |
| 2013年12月 | 596 | 213 | 383 | 32.0 |
| 2014年12月 | 602 | 208 | 394 | 30.9 |
| 2015年12月 | 573 | 209 | 364 | 32.7 |
| 2016年12月 | 523 | 209 | 314 | 35.9 |
| 2017年12月 | 545 | 213 | 332 | 35.2 |
| 2018年12月 | 533 | 212 | 321 | 35.8 |
| 2019年12月 | 526 | 218 | 308 | 37.6 |
| 2020年12月 | 517 | 221 | 296 | 38.7 |
| 2021年12月 | 523 | 220 | 303 | 38.3 |
| 2022年12月 | 555 | 196 | 359 | 32.0 |
| 2023年12月 | 554 | 222 | 332 | 38.6 |
| 2024年12月 | 557 | 245 | 313 | 42.4 |
| 2025年12月 | 592 | 270 | 323 | 44.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
食料品 123社との比較
同じ食料品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで123社中24位あたり、逆に低いのは自己資本比率で123社中99位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥459で、1年前と比べて-20.4%。過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.0倍 |
| PER (会社予想) | 8.9倍 |
| PBR | 0.93倍 |
| 配当利回り | 2.61% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で小幅上昇(+0.2%)も、年初来高値655円からは-25%下落。7月9日に508円まで急伸したが、その後反落し491円。25日線(491.48円)をわずかに下回って終了。週足では75日線(466.9円)を上回るが、200日線(487.5円)近辺でのもみ合い。出来高は7月9日に67.8万株と急増したが、直近は落ち着いている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PERは8.98倍と業界平均27.92倍を大きく下回り割安。PBRは1.04倍と業界平均1.59倍を下回る。ROEは12.45%と良好で、配当利回り2.21%は業界平均1.94%を上回る。ただし売上高が微減傾向で、営業利益率も4%台と低め。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.0倍 | 28.6倍 |
| PER (予想) | 8.9倍 | — |
| PBR | 0.93倍 | 1.63倍 |
| ROE | 12.4% | 7.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
配当利回り2.2%、PER9倍と低位株。強気派は安定収益とコスト改善による増益期待。弱気派は酒類市場の縮小や競争激化による成長鈍化を懸念。今期微増収増益予想。
- 業績改善トレンド
2022期の赤字から黒字転換、2025期も増益予想。
- 低バリュエーション
PER9倍、PBR1倍と割安感。配当利回りも2.2%と安定。
- 業務用需要の回復
外食産業の回復で業務用販売が増加。
- 2025年度営業利益41億円達成によるPER改善2026年2月決算影響中
前年比+7億円の営業増益が実現すればPER8.9倍から7.8倍に低下
- ROE12.5%を上回る株主還元強化次回株主総会影響中
現状配当性向未公表だが、ROE対比での自社株買い期待
- 外資保有27.7%が示すガバナンス改革期待継続影響弱
高い外国人保有比率は経営効率化圧力となるが、株価反映済み
- 安定した配当利回り2.2%が下値支え通年影響弱
配当は1株11円想定、業績連動で増配余地あり
- 市場縮小リスク
国内酒類市場は人口減少で長期的に縮小傾向。
- 競争激化
低価格帯で他社との価格競争が激しく、利益率が圧迫。
- 増益の限界
成長ドライバーに欠け、増益ペースは緩やか。
- 原料高・エネルギー高によるコスト増2025年通年影響強
営業利益率4%と低く、10%のコスト増で営業利益約34億円消失の可能性
- 焼酎市場の縮小続く継続影響中
国内焼酎出荷量は年2-3%減少、同社主力カテゴリーの需要減退
- 競合との価格競争激化不定影響中
値上げ浸透遅れによりFY2024売上高が前年比-1%と伸び悩み
- 株価下落トレンド継続のリスク短期的影響弱
1年間で-15.5%下落、テクニカル面での下値模索リスク
- 売上高成長率
- 市場縮小下での伸びが事業力の指標。
- 営業利益率
- コスト管理と価格競争の影響を示す。
- 業務用売上比率
- 回復の度合いを測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり12円で、前期から+10.0%。いまの株価に対する利回りは2.61%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 7 | — | — |
| 2017年12月 | 7 | 0.0 | 493.0 |
| 2018年12月 | 7 | 0.0 | 482.8 |
| 2019年12月 | 7 | 0.0 | 43.2 |
| 2020年12月 | 7 | 0.0 | 58.2 |
| 2021年12月 | 7 | 0.0 | 49.5 |
| 2022年12月 | 5 | −28.6 | 38.6 |
| 2023年12月 | 8 | 60.0 | 32.6 |
| 2024年12月 | 10 | 25.0 | 37.5 |
| 2025年12月 | 11 | 10.0 | 38.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥12
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ7,609人。区分でいちばん多いのは個人・その他で36.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 38.2 | 39.1 | 41.9 | 40.3 | 38.9 | 36.1 |
| 外国法人 | 23.3 | 23.2 | 24.5 | 25.6 | 25.9 | 27.7 |
| 金融機関 | 27.4 | 27.2 | 24.2 | 24.4 | 25.1 | 26.0 |
| 自己株式 | 9.4 | 9.4 | 11.2 | 11.2 | 13.1 | 14.1 |
| 事業法人 | 9.3 | 9.3 | 9.0 | 8.2 | 8.2 | 8.1 |
| 証券会社 | 1.8 | 1.2 | 0.4 | 1.6 | 1.9 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENTS A/C 8221-623793(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 20.23 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 10.36 |
| 03 | 第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.67 |
| 04 | オエノンホールディングス従業員持株会 | 2.94 |
| 05 | 株式会社南悠商社 | 2.87 |
| 06 | 株式会社北洋銀行 | 2.67 |
| 07 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.95 |
| 08 | J.P. MORGAN SE - LUXEMBOURG BRANCH 381639(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.95 |
| 09 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.86 |
| 10 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.59 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+180%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは12.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 20 | 290 | 7.0 | 10.1 | 127.0 |
| 2013年12月 | 18 | 304 | 6.1 | 13.6 | 194.4 |
| 2014年12月 | 1 | 296 | 0.3 | 225.0 | 123.2 |
| 2015年12月 | 4 | 299 | 1.3 | 59.1 | 74.2 |
| 2016年12月 | 10 | 303 | 3.3 | 26.6 | — |
| 2017年12月 | 21 | 317 | 6.7 | 17.8 | 493.0 |
| 2018年12月 | 8 | 316 | 2.5 | 44.7 | 482.8 |
| 2019年12月 | 18 | 328 | 5.7 | 21.7 | 43.2 |
| 2020年12月 | 19 | 336 | 5.8 | 21.3 | 58.2 |
| 2021年12月 | 5 | 337 | 1.5 | 71.6 | 49.5 |
| 2022年12月 | −21 | 305 | — | — | 38.6 |
| 2023年12月 | 58 | 367 | 17.3 | 6.1 | 32.6 |
| 2024年12月 | 47 | 415 | 12.1 | 8.3 | 37.5 |
| 2025年12月 | 55 | 465 | 12.4 | 9.3 | 38.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額151百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 西永裕司 | 代表取締役社長 グループ経営全般、中期経営戦略策定委員会委員長、CSR・コンプライアンス委員会委員長 | — | 209,600 |
| 岡田英明 | 取締役 | — | 3,800 |
| 田中直子 | 取締役 | — | 15,600 |
| 尾崎行正 | 取締役 指名・報酬委員会委員長 | — | 27,500 |
| 齋藤忠夫 | 取締役 | — | 27,500 |
| 大鹿麗子 | 取締役 | — | 2,500 |
| 中瀬縁 | 常勤監査役 | — | 10,800 |
| 小野隆良 | 監査役 | — | 10,400 |
| 西廣陽子 | 監査役 | — | 300 |
| 鈴木チセ | 取締役 | — | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 賞与百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 54 | 16 | 22 | 93 | 19 |
| 社外取締役 | 5 | 50 | — | — | 50 | 10 |
| 監査役 | 1 | 8 | — | — | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容611字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,987字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,648字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,972字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第120期(2026/01/01-2026/06/30)2026-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第119期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-19
- 半期報告書半期報告書-第119期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第118期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-24
- 半期報告書半期報告書-第118期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-07
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第117期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-22
- 四半期報告書四半期報告書-第117期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第117期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 四半期報告書四半期報告書-第117期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第116期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-22
- 四半期報告書四半期報告書-第116期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業