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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

シンメンテホールディングス

Shin Maint Holdings Co.,Ltd.6086 · Growth · サービス業

飲食・小売・介護など全国の店舗・施設の設備トラブルを、1万社超の協力業者ネットワークで駆けつけ解決するメンテナンス代行の大手。

概要

シンメンテホールディングスは、飲食店や小売店などの店舗・施設向けに、設備・機器のトラブル対応から定期点検までをワンストップで提供するメンテナンスサービス企業である。2026年2月期の連結売上高は299億円、従業員数326名。全国1万社以上の協力業者ネットワークを活用し、緊急修理と予防保全の両面から顧客の店舗運営を支える。

二つのサービスで構成されるワンストップメンテナンス

同社の事業は、主にワンストップメンテナンスサービスとメンテナンスアウトソーシングサービスに大別される。ワンストップメンテナンスサービスはさらに、突発的なトラブルに24時間365日対応する緊急メンテナンスサービスと、事前に不具合を防ぐための予防メンテナンスサービスに分かれる。緊急メンテナンスでは、全国1万社を超える協力業者「メンテキーパー」から地域や工種に適した業者を選定・手配し、修理完了まで一貫管理する。予防メンテナンスでは、空調や厨房機器などの定期点検・洗浄を計画実施し、突発故障の抑制に貢献する。メンテナンスアウトソーシングサービスは、厨房機器メーカーなどのメンテナンス業務を代行し、メーカーの対応力向上を支援する。

飲食業界を核に全国展開し、新業種へも拡大

主要顧客は大手飲食チェーンを中心とする飲食業界だが、近年は物販・小売業や介護業界へもサービス提供範囲を拡大している。同社は東京本社のほか、大阪・名古屋・仙台・福岡に営業所を配置し、全国規模で対応可能な体制を築いている。また、顧客向けにメンテナンス道場を開設し、店舗スタッフ自身が軽微な修繕を行えるよう研修を実施。これにより顧客との長期的な関係構築を図る。さらに、蓄積したメンテナンスデータを分析する計画修繕サービス「Pメンテ」を提供し、最適な修繕時期の提案でトータルコスト低減に寄与している。

持株会社体制でグループを統括

2017年9月、同社は吸収分割によりメンテナンス事業をシンプロメンテ分割準備株式会社(現シンプロメンテ株式会社)に承継し、持株会社「シンメンテホールディングス株式会社」へと移行した。同時に、株式交換で株式会社テスコを子会社化。グループはシンプロメンテとテスコを中核とし、2023年7月にはロボット洗浄サービスを担う子会社シンロボサービス株式会社を設立した。2026年3月にはテスコを存続会社としてシンロボサービスを吸収合併し、グループ体制の効率化を進めている。

13期連続増収、営業利益も過去最高を更新

財務データによると、2013年2月期の売上高29億円から2026年2月期には299億円へと、13期連続で増収を達成している。同期間の当期純利益は1億円から12億円に拡大。2026年2月期の営業利益は19億円であり、前年比で約26%増加した。持続的な成長の背景には、既存顧客のサービス対象店舗数・対象工種の増加、空調需要の高まりへの対応、新規顧客獲得などがある。資産規模は総資産110億円、自己資本比率は約36%(純資産46億円/総資産110億円)と試算され、安定した財務基盤を維持している。

業界の中での役割は店舗・施設向けアフターメンテナンスサービスのアウトソーサーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
299億円
営業利益
19億円
営業利益率
6.4%
純利益
12億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01飲食・物販・小売・介護などの店舗・施設運営業界主力

大手飲食チェーンや物販・小売、介護施設などを主要顧客とし、店舗・施設で発生する設備・機器の不具合に対して、顧客本部に代わって全国のメンテキーパー(協力業者)から適切な業者を選定・手配し、修理・修繕をワンストップで提供する。24時間365日の緊急対応と定期点検などの予防保全を組み合わせ、顧客の店舗運営を下支えする。

主な製品・サービス2
緊急メンテナンスサービス
突発的な設備トラブルに対し、24時間365日受付、全国のメンテキーパーから最適な業者を手配し、迅速な原状回復を行う。受付時の問診で顧客自身で対応可能な場合はアドバイスし、不要なコストや時間ロスを防ぐ。
予防メンテナンスサービス
店舗・施設の設備・機器の点検・整備・清掃を定期的に実施し、突発的な故障の発生を未然に防ぐ。顧客の業態・規模・営業時間に合わせてメンテナンス計画をカスタマイズし、作業報告書を本部と共有する。

02厨房機器メーカー準主力

厨房機器メーカー向けに、自社製品のメンテナンス体制を強化するためのアウトソーシングサービスを提供する。メーカーのコールセンターから修理依頼を受け、メンテキーパーの選定・手配、現場の修理完了報告書の提出までを代行する。技術労働者不足や夜間・休日対応が難しいメーカーの課題を解決する。

主な製品・サービス1
メンテナンスアウトソーシングサービス
厨房機器メーカーに代わって、全国のメンテキーパーを活用した修理・修繕対応を提供する。コールセンター機能に加え、進捗管理や請求処理サポートなどのオペレーションセンター機能、予防・改善提案などのコンサルテーションも行う。

製品と技術

24時間365日対応の緊急メンテナンスサービス

同社の基幹サービスである緊急メンテナンスは、店舗・施設で突然発生する設備・機器の故障に対応する。対象は厨房機器、空調、電気設備、給排水、内外装、看板、自動ドアなど多岐にわたる。顧客からの依頼を受け付け、全国1万社以上のメンテキーパーから最適な業者を選定・手配。24時間365日対応で、作業完了後の報告書までをワンストップで提供する。特に、受付時に遠隔問診を行い、店舗スタッフ自身で解決可能なトラブルにはアドバイスを送ることで、無駄なコストと時間を削減する仕組みを持つ。

故障を未然に防ぐ予防メンテナンスとPメンテ

予防メンテナンスサービスは、空調や冷凍冷蔵庫、排水管などの設備を定期的に点検・清掃し、突発故障を防ぐ。同社は顧客の業態や営業時間に合わせてカスタマイズしたメンテナンス計画を作成し、実施後に報告書を共有する。さらに、蓄積した膨大なメンテナンスデータを分析する計画修繕サービス「Pメンテ」を展開。設備の状態や過去の故障傾向から最適な修繕時期を予測し、長期的なコスト低減を図る。近年は業務用エアコン洗浄ロボットを導入し、洗浄品質の均一化と作業効率向上を実現している。

メーカー支援とダスキンとの連携によるアウトソーシング

メンテナンスアウトソーシングサービスは、厨房機器メーカーなどのメンテナンス業務を外部委託する形で提供する。同社がメーカーのコールセンターから修理依頼を受け付け、メンテキーパーを手配し、完了報告までを代行。メーカーは自社で夜間・休日対応体制を構築する負担から解放される。2009年には株式会社ダスキンと業務提携し、ダスキンの顧客向けに同様のサービスを開始。これにより、個人経営の飲食店などの小規模顧客にもリーチを拡大している。

メンテナンス道場で顧客の自主対応力を育成

同社は本社および各営業所に「メンテナンス道場」を設置し、顧客企業の店舗スタッフ向けに設備の修理・修繕研修を実施している。この取り組みにより、軽微なトラブルは自社で対応できるようになり、外注コストの削減とダウンタイム短縮に寄与。さらに、動画配信やライブ中継を活用したオンライン研修も継続し、顧客との長期的な関係構築を図っている。メンテナンス道場は単なる教育の場にとどまらず、同社のサービス提案力強化にもつながっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

設備管理サービスで存在感、内需依存の安定型

当社はサービス業に属し、設備管理やメンテナンス関連のサービスを提供する企業群の中で、業界内での位置づけは中規模ながら成長軌道にある。直近の売上高は2024年2月期の224億円から2026年2月期には299億円へと拡大しており、同業他社のジンジブやイシンと比較しても、売上規模では上位に位置する可能性がある。ただし、営業利益率は5.84%から6.35%と、高収益型ではなく、サービス業の中でも競争が激しい分野に属する。ライバルであるダイブグループやマテリアルグループと同様に、人材確保や価格競争が課題となり得る。内需依存度が高く、国内経済の動向に業績が左右されやすい構造である。

強み

  • 売上高が2期連続で増加し、2026年2月期には299億円に到達。成長基調が継続している。
  • 営業利益率が5.8%から6.4%へと改善。収益性の向上が見られる。
  • 内需中心の事業で、景気変動の影響が比較的小さい可能性。
  • 複数年度の実績があり、サービス業界での経験が蓄積されている。

課題

  • 営業利益率が6%前後と低く、高収益化には課題が残る。
  • サービス業界は人手不足が深刻で、人材確保が成長の制約となる。
  • 同業他社との価格競争が激しく、収益圧迫のリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がシンメンテホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
16040日本スキー場開発226億円16.0倍
22334イオレ226億円
39158シーユーシー225億円7.7倍
42378ルネサンス224億円
56086シンメンテホールディングス221億円15.6倍
62471エスプール221億円16.6倍
76037楽待217億円15.1倍
86050イー・ガーディアン216億円29.6倍
92497ユナイテッド216億円
10372Aレント215億円7.3倍
114668明光ネットワークジャパン212億円11.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

港区赤坂の小さな事務所から始まった事業

1999年10月、東京都港区赤坂にて、メンテナンス業(「緊急メンテナンスサービス」)を目的とする株式会社トレス・プロジェクト(現シンメンテホールディングス)が創業された。創業当初は規模も小さく、首都圏を中心とした緊急修理対応からスタートしている。2002年5月には本店を品川区南大井に移転し、営業基盤を固めた。

商号変更と予防・アウトソーシング事業の開始

2004年12月、商号をシンプロメンテ株式会社に変更。翌2005年5月にはISO9001:2000を取得し、品質管理体制を強化した。2006年5月には事前に不具合を防ぐ「予防メンテナンスサービス」を開始。さらに同年9月には厨房機器メーカー向けに「メンテナンスアウトソーシングサービス」を開始し、事業領域を拡大した。同年4月には大阪営業所を新設し、関西エリアへの展開を本格化している。

ダスキンとの提携で個人経営店へのサービス拡大

2008年5月、株式会社ダスキンと提携。2009年7月には業務提携を結び、ダスキンの顧客である個人経営飲食店等を対象とした「緊急駆けつけサービス」を開始した。これにより同社のサービス網がより広範な零細店舗にまで拡大し、メンテナンスアウトソーシングの新たなチャネルを獲得した。2008年4月には福岡営業所を新設し、九州エリアにも拠点を広げている。

上場を機に名古屋・仙台へ拠点拡大

2011年8月に名古屋営業所、2012年4月に仙台営業所を新設し、中部・東北エリアへ進出。2013年12月、東京証券取引所マザーズに上場を果たす。上場時の売上高は37億円(2014年2月期)であり、資金調達力と知名度向上により事業拡大の加速が期待された。同時期に本店を品川区東大井に移転し、管理体制を強化している。

持株会社移行とテスコ子会社化でグループ経営へ

2017年9月、株式会社乃村工藝社との資本業務提携を発表。同時に、株式会社テスコを株式交換により完全子会社化し、さらに吸収分割でメンテナンス事業を新会社に承継。商号をシンメンテホールディングス株式会社に変更し、シンプロメンテ株式会社とテスコを子会社とする持株会社体制へ移行した。この再編により、グループ全体の経営効率化と事業シナジー創出を目指した。

新市場区分への移行とロボットサービスへの挑戦

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、従来のマザーズ市場からグロース市場へ移行。2023年7月には子会社シンロボサービス株式会社を設立し、業務用エアコン洗浄ロボットを活用したサービスを本格化。2026年3月にはテスコを存続会社としてシンロボサービスを吸収合併し、ロボット技術をグループ内で統合する判断を下した。

年表25件を開く

1990年代

  • 1999年10月創業東京都港区赤坂にメンテナンス業(「緊急メンテナンスサービス」)を事業目的とした、株式会社トレス・プロジェクト(現シンメンテホールディングス株式会社)を創業

2000年代

  • 2002年5月東京都品川区南大井に本店移転
  • 2004年12月商号変更商号を株式会社トレス・プロジェクトからシンプロメンテ株式会社に変更
  • 2005年5月ISO9001:2000を取得(適用範囲:本社)
  • 2006年3月東京都品川区北品川に本店移転
  • 2006年4月大阪府大阪市中央区に大阪営業所を新設
  • 2006年5月事前に不具合を防止する「予防メンテナンスサービス」を開始
  • 2006年9月厨房機器メーカーを対象とした「メンテナンスアウトソーシングサービス」を開始
  • 2008年4月福岡県福岡市南区に福岡営業所を新設
  • 2008年5月株式会社ダスキンと提携
  • 2009年5月東京都品川区東大井に本店移転
  • 2009年7月株式会社ダスキンと業務提携し、「緊急駆けつけサービス」を開始

2010年代

  • 2011年7月大阪府大阪市東淀川区に大阪営業所を移転
  • 2011年8月愛知県名古屋市西区に名古屋営業所を新設
  • 2012年4月宮城県仙台市宮城野区に仙台営業所を新設
  • 2013年11月東京都品川区東大井に本店移転
  • 2013年12月上場東京証券取引所マザーズに上場
  • 2017年9月株式会社乃村工藝社と資本業務提携
  • 2017年9月M&A株式会社テスコを株式交換により子会社化
  • 2017年9月商号変更吸収分割により、メンテナンス事業をシンプロメンテ分割準備株式会社へ承継し、社名をシンメンテホールディングス株式会社と商号変更
  • 2017年9月シンプロメンテ株式会社(旧シンプロメンテ分割準備株式会社)と株式会社テスコを子会社とする持株会社体制へ移行

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場へ移行
  • 2023年7月子会社シンロボサービス株式会社を設立
  • 2025年3月東京都品川区東品川に本店移転
  • 2026年3月M&A株式会社テスコを存続会社とし、シンロボサービス株式会社を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    人材の育成及び確保

    多様化するメンテナンス依頼に対応するため、オペレーション部門に優れた管理能力やコミュニケーション能力を持つ人材を配置し、設備・機器のメンテナンス課題を解決できる提案能力を持つ人材の確保と、教育訓練による問題解決能力や提案力の強化を図る。

  2. 02

    メンテキーパーのサービスレベル向上

    メンテナンス協力業者(メンテキーパー)の資質やスキル、機動性を把握し、教育・研修や指導・管理を通じてサービスレベルの維持・向上に注力する。

  3. 03

    アウトソーシングの認知度向上

    メンテナンス業務のアウトソーシングが顧客企業に高い利便性・効率性・経済性を提供し成長をサポートする点を認知させ、マーケットシェアの拡大を図る。

  4. 04

    基幹システム「メンテシステム」の強化

    個別のメンテナンス管理を的確に行う基幹システム「メンテシステム」の安定的稼働と、事業成長に伴う機能の拡充を継続的かつ迅速に実施する。

  5. 05

    内部管理体制の強化

    コンプライアンス・リスク管理を重視し、業務手順の適合性や部門間連携を再点検して内部牽制機能を備えた体制を構築し、従業員の意識向上とモニタリング・リスク管理体制の強化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で326人が働いている。

決算期連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月84
2018年2月178
2019年2月181
2020年2月189
2021年2月202
2022年2月217
2023年2月253
2024年2月276
2025年2月295508
2026年2月326583

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都品川区281百万円
本社 — 東京都三鷹市124百万円
主な関係会社
  • 国内
    シンプロメンテ㈱(注)1,3
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テスコ(注)1,2,4
    東京都三鷹市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シンロボサービス㈱(注)2
    東京都三鷹市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は299億円営業利益19億円前期と比べると増収増益で、売上が+16.3%、利益が+26.7%。

売上高
+16.3%
299億円
営業利益
+26.7%
19億円
純利益
+20.0%
12億円
営業利益率
6.4%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高334億円299億円
営業利益20億円19億円
純利益13億円12億円
1株あたり配当¥22¥22

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は76億円、営業利益は5億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+31.0%、営業利益は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q5135.92
2024年2Q6357.93
2024年3Q6035.02
2024年4Q502
2025年1Q5835.22
2025年2Q7468.14
2025年4Q12564.84
2026年2Q154127.88
2026年4Q14574.84
2027年1Q7656.64

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は29億円から299億円へ10.3倍に増えた。直近期の営業利益率は6.4%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所マザーズに上場
2013年2月2911
2014年2月3721
2015年2月4311
2016年2月4921
株式会社テスコを株式交換により子会社化
2017年2月5632
2018年2月9833
2019年2月14265
2020年2月15796
2021年2月14474
2022年2月16496
子会社シンロボサービス株式会社を設立
2023年2月194117
2024年2月224139
2025年2月25715165.810
株式会社テスコを存続会社とし、シンロボサービス株式会社を吸収合併
2026年2月29919196.412

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高299億円のうち、営業利益として残るのは19億円6.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.9%230億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%50億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.4%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.2pt
6.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.0pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+18.5pt
30.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
20.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが19億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は47億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月1016
2014年2月202210
2015年2月0−10−19
2016年2月3−10211
2017年2月11−2211
2018年2月224419
2019年2月8−1−2723
2020年2月110−41129
2021年2月2−2−2027
2022年2月120−41235
2023年2月8−2−7634
2024年2月13−1−41241
2025年2月14−4−111042
2026年2月19−6−81347

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は111億円。このうち返さなくてよい自己資本が46億円で、自己資本比率は41.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月104646.1
2014年2月168850.2
2015年2月168852.2
2016年2月1991049.7
2017年2月2091146.0
2018年2月46182838.3
2019年2月50232745.2
2020年2月59263344.4
2021年2月59293048.6
2022年2月67274040.1
2023年2月71304141.9
2024年2月83374644.2
2025年2月91365539.2
2026年2月111466541.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
53億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
65億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中46位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中366位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
30.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,022で、1年前と比べて-9.7%過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。

¥1,022-1.3%1ヶ月-2.9%1年-9.7%時価総額221億円
過去52週の値幅
安値¥962高値¥1,290

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.6倍
PER (会社予想)14.6倍
PBR4.26倍
配当利回り2.15%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月5日に1073円で前日比+2%上昇し、直近1か月では+1.04%と小幅な上昇に留まっています。25日移動平均線(1042円)と75日線(1040円)を上回り、200日線(1102円)には下回る位置です。52週高値の1290円からは-16.8%下落しており、52週安値の962円からは回復基調にあります。RSIは67.46とやや過熱感がある一方、出来高は7月16日に96,800株と急増する場面もありましたが、その後の出来高は低水準です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは16.48倍と業界平均の22.53倍を大きく下回り割安。予想PERも15.3倍と低い。PBRは4.48倍と平均の3.18倍を上回るが、ROEが30.3%と非常に高く、成長性を考慮すれば妥当な水準。配当利回り2.05%は平均2.73%を下回るが、配当性向38.9%と健全。売上・利益とも増加傾向で成長が続く見込み。割安だがPBRの高さはリスク要因。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.6倍23.4倍
PER (予想)14.6倍
PBR4.26倍3.51倍
ROE30.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ビルメンテナンス業界は、建物の老朽化や人手不足を背景に需要は安定しているが、競争が激しく価格競争に陥りやすい。強気派は、M&Aによる規模拡大と効率化で利益率向上を期待する。弱気派は、売上は伸びているものの営業利益率が5-6%と低く、人件費や競争激化が収益を圧迫するリスクを指摘する。今後のM&A戦略と利益率改善が焦点。

プラスに働く材料7
  • M&Aで規模拡大

    売上高は3年で194億→257億円と大幅増、企業買収が寄与

  • 安定した需要

    建物メンテナンスは景気に左右されにくい定期需要がある

  • 利益率改善余地

    2026/2期の営業利益率は6.35%と前期比で改善、効率化効果

  • 26/2期営業利益19億円を達成する増益決算発表後影響

    売上高257→299億円、営業利益15→19億円。利益率も5.84%→6.35%へ

  • 売上高299億円で増収率16.3%に加速通年影響

    増収率は25/2期14.7%→26/2期16.3%と加速。3年連続増収

  • ROE30.3%という高資本効率継続影響

    ROE30.3%はPER16.5倍・PBR4.48倍を支える高い資本効率

  • 予想PER15.3倍の順調な業績進捗決算発表後影響

    純利益12億円(前期10億円)。予想PER15.3倍は上振れ余地

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率は6%程度と低く、労働集約型ビジネスの宿命

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が激しく、価格転嫁は難しい

  • M&A依存の成長

    有機的な成長ではなく買収による成長の持続性に疑問

  • 営業利益率6.35%は改善幅0.51ptに限定的通年影響

    営業利益率は5.84%→6.35%と0.51pt改善のみ。増収効果が薄い

  • PBR4.48倍の高バリュエーション修正不定影響

    ROE30.3%が維持されなければPBR4.48倍・PER16.5倍は修正圧力

  • 外国人保有24.73%の売りシフト不定影響

    外国人保有24.73%と高く、リスク売りで需給が悪化する

  • 株価が1年でマイナスと冴えない継続影響

    1年リターン-2.5%。成長実感が乏しく見切り売りが出やすい

次の決算で確かめる点
営業利益率
M&Aや効率化で収益性が改善するかが収益力の鍵
M&Aの実施状況
成長の主軸であり、統合効果が売上・利益に反映される
顧客契約数
継続的な収益基盤を表し、解約率の動向も重要

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは2.15%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥22
1株あたり
配当利回り
2.15%
いまの株価に対して
配当性向
38.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月331.7
2018年2月431.1104.8
2019年2月785.71389.1
2020年2月1046.2
2021年2月8−21.122.1
2022年2月1026.723.8
2023年2月1221.140.9
2024年2月1417.476.6
2025年2月1618.526.9
2026年2月2025.038.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ2,464人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が13.2%を占め、残る86.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他61.260.960.459.562.561.9
外国法人7.516.319.421.622.324.7
自己株式2.15.77.97.712.712.8
事業法人16.012.111.211.28.87.5
金融機関13.58.68.87.46.05.7
証券会社1.72.10.30.30.40.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01内藤 秀雄20.26
02内藤 剛7.27
03LICHFIELD LP(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)4.82
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.79
05TAKUMI CAPITAL MANAGEMENT MASTER FUND LP(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)4.53
06株式会社Shu Management3.69
07FCP SEXTANT AUTOUR DU MONDE(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)3.69
08株式会社乃村工藝社2.83
09合田 利恵2.57
10INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-29
    内藤 秀雄
    変更報告
    20.26%
    -0.96pt
  • 2026-07-22
    内藤 秀雄
    新規の大量保有報告
    20.26%
    -0.96pt
  • 2026-04-20
    SBIアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    3.40%
    -1.31pt
  • 2026-04-14
    アミラル・ジェスチョン(AMIRAL GESTION)
    新規の大量保有報告
    4.56%
    -1.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+62%、1株純資産は14期で−28%。直近期のROEは30.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月4033912.7
2014年2月2515216.815.220.4
2015年2月141608.721.936.7
2016年2月128813.717.235.9
2017年2月179318.521.631.7
2018年2月2516718.646.2104.8
2019年2月4821324.922.41389.1
2020年2月5624724.218.7
2021年2月2113515.921.222.1
2022年2月2713320.516.723.8
2023年2月3414824.321.640.9
2024年2月4318426.016.976.6
2025年2月5318828.615.326.9
2026年2月6624630.319.438.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/2期の役員報酬は総額345百万円。

氏名役職年齢保有株数
内藤秀雄代表取締役 会長兼社長834,390,100
内藤剛取締役副社長541,576,000
村山政昭専務取締役59226,000
大崎秀文専務取締役53328,000
脇本源一取締役6461,600
山縣有徳取締役772,400
荒川勤監査役(常勤)74800
田村稔郎監査役7455,200
吉木徹監査役71
平井憲797,000

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)421750411131880
社外取締役52232275

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,820字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、大手飲食業界や物販・小売業、介護業などを主要顧客として、店舗・施設の設備・機器及び内外装等の不具合に対して、顧客本部に代わってメンテナンスを行うことを主たる業務としております。具体的には、全国の店舗・施設からのメンテナンス依頼を当社グループで受け付け、依頼の種類、地域、内容等に応じて、全国の10,000社を超える当社協力業者(メンテキーパー(注1))から適切な業者を選定・手配し、店舗・施設の設備・機器及び内外装等の不具合を解決するメンテナンスサービスをワンストップで提供しております。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 〔事業系統図〕 当社グループの事業は、ワンストップメンテナンスサービスとメンテナンスアウトソーシングサービスに大別されます。ワンストップメンテナンスサービスでは、店舗・施設の設備・機器及び内外装等の突発的なトラブル発生時に対応する緊急メンテナンスサービスと店舗・施設の設備・機器等の点検・整備・洗浄・清掃を定期的に行う予防メンテナンスサービスを提供しております。メンテナンスアウトソーシングサービスでは当社グループのメンテナンス体制を厨房機器メーカーに提供することによって、メーカー自社のメンテナンス対応力を向上させるサポートを行っております。 具体的な内容は以下のとおりとなります。 なお、当社グループのセグメントは単一でありますが、事業毎にサービス内容が異なるため、個別に内容を記載しております。 1.ワンストップメンテナンスサービス (1)緊急メンテナンスサービス 当社グループは、顧客のあらゆる不具合に対して、トータルメンテナンスサービスを提供しております。当該サービスにおいては、店舗・施設で突発的に発生した不具合に対して、24時間365日修理依頼を受け付け、全国規模で当社がネットワーク化したメンテキーパーから適切な業者の選出・手配を行い、不具合に対する修理・修繕による原状復帰を迅速に行っております。 このサービスの特徴は、①24時間365日修理依頼を受け付けること、②依頼受付時に店舗・施設への問診を行った上で、店舗・施設で自ら対応可能なトラブルに対しては対応アドバイスを行い、顧客に不要なコスト負担や時間ロスを発生させないこと、③確実かつスピーディーにメンテナンス完了確認と報告を行うこと、④受け付けた修理依頼についてはメンテナンスデータとしてWEB等を利用した情報管理により店舗・施設の本部と共有化が可能なことです。 また、当社グループの本社及び各営業所には、メンテナンス道場(注2)を設け、顧客自らが一定の店舗・施設の各種設備・機器の修繕が可能となるような研修を施すことによって、店舗・施設メンテナンスに関する知識、意識の向上を図ると共に、顧客との長期的な関係の構築を図ることを目指しております。 <サービス内容及び対象> 厨房機器、給排水衛生設備、空調・給排気・ダクト設備、電気設備、照明機器、ガス設備、内外装、看板、外構、開口部・自動ドア・ガラス・鍵、リフト、シャッター、防災設備等に対するメンテナンス (注1) 顧客店舗・施設・本部のメンテナンスを行う委託先協力業者に対する当社の呼称であります。 (注2) 店舗・施設の修理、修繕に関する研修を顧客向けに行う当社の店舗・施設メンテナンスの研修所に対する呼称であります。 〔事業系統図〕 (2)予防メンテナンスサービス 店舗・施設運営に支障をきたす突発的な設備・機器の不具合の発生を未然に防ぐために、メンテキーパーを手配し、定期的に点検や整備、清掃、分解洗浄等を行うサービスであります。 夏期にフル稼働となるエアコンに対するシーズン前の点検や整備、作動状態を良好に維持するための分解薬品洗浄、冷凍冷蔵庫や製氷機等の冷機器類のコンデンサ目詰まりに対する薬品洗浄、排水管やグリストラップの定期的な清掃・洗浄などを行います。当社グループでは、店舗・施設の業態や規模、営業時間等を考慮してメンテナンス実施計画をカスタマイズし、実施にあたっては計画に沿ったメンテキーパーの進捗管理やイレギュラーケースが発生した場合の迅速な調整を行い、実施完了までトータルに管理しております。 このサービスの特徴は、①店舗・施設の状況に合わせたメンテナンス実施計画をカスタマイズして作成した上で作業を実施すること、②作業実施内容については報告書として記録して店舗・施設の本部と共有すること、③作業実施後の修理・修繕のアフターフォローが迅速に行えることであります。 <サービス内容及び対象> 空調・給排気・ダクト設備、厨房機器、排水管・グリストラップ、受水槽・ポンプ関連、看板、防災設備等に対する定期点検、整備、清掃、洗浄 〔事業系統図〕 2.メンテナンスアウトソーシングサービス 当社グループが厨房機器メーカーの実施するメンテナンスサービスのアウトソーサー(注3)として活動するサービスであります。 厨房機器メーカーは、自社製品の販売先に対する更なるサービス向上のために修理・修繕といったメンテナンス体制の強化が求められている反面、技術労働者の減少や自社のみでの夜間・休日の対応体制構築が困難であることから、外部の力を効率良く活用したいと考えております。一方、当社は、メンテキーパーに対するメンテナンス依頼件数増加の取り組みと継続的なメンテキーパーのネットワーク活動の活性化を検討しておりました。そのため、双方の思惑が合致し、事業として開始いたしました。当社グループでは、厨房機器メーカーのコールセンターから修理依頼を受け付け、メンテキーパーの選出・手配を行います。そして、現場でのメンテキーパーによる修理・修繕の完了後、コールセンター宛に完了報告書を提出するところまでが主たる業務となります。 また、2[沿革]にも記載のとおりですが、厨房機器メーカー以外にも、2008年5月に株式会社ダスキンとの業務提携により、株式会社ダスキンの顧客で個人経営飲食店等を対象にメンテナンスアウトソーシングサービスを提供しております。 このサービスの特徴として、①コールセンター機能だけでなく、進捗管理や請求処理サポートなどのオペレーションセンター機能を提供すること、②メンテナンスに関する予防・改善措置の提案等のコンサルテーションを実施することが挙げられます。 (注3) 言語の厳密な解釈では、受託企業はアウトソーシー(outsourcee)ですが、一般的に広く「受託企業=アウトソーサー」と認識されているために、それに倣います。 〔事業系統図〕
経営方針・対処すべき課題1,760字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。また、以下の記載は当社グループの課題すべてを網羅するものではありませんので、その点にご留意下さい。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 現在、当社グループは、店舗・施設に対するトータルメンテナンスサービスを提供する事業を中心に展開を進めておりますが、国内の景気は緩やかに回復しているものの、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、アメリカの今後の政策動向等の国際情勢の不安定さに加え、イランを含む中東地域における地政学的リスクの高まりによるエネルギー・原材料価格の高騰や物流の不安定化、金利引き上げ、為替相場の急激な変動等が続き、経済環境は依然不透明な状況で推移すると想定しております。このような環境の下、市場の変化を常に把握しつつ、業界を的確に分析し、飲食店や小売店等からのあらゆるメンテナンスの要求に対して、的確なサービスをワンストップで提供するために、次の項目を課題として認識しております。 (1)人材の育成及び確保 当社グループは、日々発生する店舗・施設のメンテナンスを管理するオペレーション部門に優れた管理能力やコミュニケーション能力を持つ人材を配置することは、今後ますます多様化するメンテナンス依頼に対応する上で重要な課題と考えております。 また、店舗・施設運営の上での設備・機器のメンテナンスに関連する課題を解決する提案能力を有する人材を確保することは、今後の当社グループの成長にとって重要な課題です。 社員に対する新たな知識、技術の習得に加え、問題解決能力や提案力の強化等、教育訓練等の育成活動を実施してまいります。 (2)メンテキーパーの継続的なサービスレベルの向上 当社グループは、実際のメンテナンスサービスをメンテナンス協力業者であるメンテキーパーに委託しているビジネスモデルのため、メンテキーパーの資質、メンテナンススキル、機動性、工事を実施するための資格保有状況、過去の実績等の把握とメンテキーパーのサービスレベルの維持・向上は、非常に重要な経営課題のひとつです。 今後も顧客サイドに立ったサービスレベルの向上の観点から、メンテキーパーの教育・研修や指導、管理により一層注力してまいります。 (3)店舗・施設メンテナンス業務のアウトソーシングについての認知度向上 チェーン展開、多店舗展開、複数の施設展開をしている企業には、相応の設備・機器等のメンテナンス業務が必要となり、企業の成長と共にその業務も増大していく傾向にあります。業務量増加に企業独自で対応しようとした場合、人員の確保や労働環境の整備、効率的なリソース活用など課題が出てきます。 当社グループは、メンテナンス業務のアウトソーシングを通じて、スムーズな業務遂行を行い、顧客企業に対して高い利便性、効率性、経済性を提供することができ、顧客企業の成長をサポートできる点を更に認知させることに努め、より一層のマーケットシェア拡大に努めてまいります。 (4)業務基幹システムであるメンテシステムの維持・強化 当社グループの事業は、店舗・施設で実施するメンテナンスを個別にかつ的確に管理し、必要な時に迅速に情報を把握できることが業務遂行上重要であり、その管理の根幹をなす当社の基幹システムである「メンテシステム」を安定的に稼働させることが経営戦略上非常に重要な課題であります。昨今の経済状況、事業の継続的発展に伴い、当該システムの更なる強化の必要性は比例的に増大いたしますので、機能の拡充を継続的且つ迅速に実施していく方針であります。 (5)内部管理体制の強化 当社グループが継続的な企業価値の向上を目指すためには、コンプライアンス・リスク管理を念頭においた内部管理体制の強化・充実が不可欠であります。グループ各社及び社内各部署の業務手順の適合性や部門間の連携を再点検し、適正かつ効率的な内部牽制機能が備わった体制を構築してまいります。 また、従業員一人ひとりの意識の向上を図るとともに、モニタリング機能やリスク管理体制の強化・充実に努めてまいります。
事業等のリスク2,890字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業上のリスクと考えられる主な事項を以下に記載しております。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項であっても、投資判断上、あるいは当社を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家及び株主に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及びその対応に努める方針ではありますが、投資判断は、記載事項及び本稿以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があります。 また、以下の記載は本株式への投資に関するリスクすべてを網羅するものではありませんので、その点にご留意下さい。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業内容等に係わるリスクについて ① 外食業界への業績依存について 当社グループは、創業当初より飲食チェーン店舗のメンテナンスを手掛けており、外食業界に属する企業に対する売上高は、全体の71.6%を占めております(2026年2月期)。 当社グループは、物販、介護施設、ホテル、病院などの外食産業以外の業種への展開を急速に進めており、当社売上全体に占める外食産業比率の低下を確実に図っておりますが、他社との競合による価格競争の発生等の影響で、主力取引先である外食産業からのメンテナンス依頼が減少する等の影響により、当該業績が悪化する可能性があります。また、計画どおりに新規市場での顧客獲得ができない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定取引先への業績依存について 当社グループは、売上高の46.8%、売上総利益の46.0%を外食業界、物販、介護施設の販売先上位10社に依存しております(2026年2月期)。当社グループは、当該販売先との良好な関係を構築しておりますが、当該販売先との取引の失注、契約終了等が生じた場合や、当該販売先のメンテナンス需要の動向等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 気候変動による業績への影響について 当社グループの主力取引先である外食産業では、冷凍・冷蔵機器及び空調設備は重要な設備機器であり、これらの設備機器への負荷が大きくなる夏場(6~8月)にかけて、緊急メンテナンスサービスの需要が高くなる傾向にあります。この夏場における気候の状況によっては、外食産業におけるメンテナンス需要が変動し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 主要顧客のメンテナンス内製化について 当社グループの事業は、顧客である店舗本部及び各店舗、各施設等からのメンテナンス依頼の受託であります。顧客が外注割合を高め、当社に対する発注を増やした場合には、当社の売上・利益は増加し、逆に顧客が店舗・施設のメンテナンスの内製化を強化し、当社グループに対する発注を減らした場合には、当社グループの売上・利益は減少することになります。したがって、顧客の店舗・施設メンテナンスに関する外注政策により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ メンテキーパーへの外注について 当社グループではメンテナンス業務のほとんどを外注先であるメンテキーパーに委託しております。メンテキーパーへ業務を委託するにあたり、資質、メンテナンススキル、機動性、資格の保有状況及び過去の実績等を総合的に調査の上で決定し、管理を行っております。 しかしながら、メンテキーパーのメンテナンス能力低下・経営状況の悪化、メンテキーパーの対応不良による得意先からのクレーム発生、現場での事故発生等による当社評判の低下及び損害賠償責任の負担、メンテキーパーの新規開拓の遅れ、当社グループによるメンテキーパーの維持管理状況の悪化等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 競合関係に伴うリスクについて 当社グループが事業を遂行するメンテナンス市場は、厳しい競合状況に置かれています。当社グループは、国内の同業他社、店舗・施設の施工業者及びメンテナンスサービスを提供する業者と競合しておりますが、これらの競合会社のなかには、対応スピード、修繕等の技術、人材等、一部の面で、当社グループよりも優位性のある会社が存在する可能性があります。 メンテキーパーは、対応スピード、修繕技術等の競争力を有していると当社グループは認識しております。しかし、メンテキーパーの競争力が低下した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 基幹システムのシステムダウンについて 人的過失、自然災害、停電など様々な原因により、メンテシステムがシステムダウンを起こし、メンテキーパー手配、請求業務等が利用できない等の障害が発生する可能性があります。当社グループでは、システムのバックアップを行うとともに、緊急時の対応については、システム会社等による早期の復旧を図る体制を構築しております。しかしながら、大規模災害等、想定を超えるシステム障害が発生した場合には、メンテキーパーへの手配遅延等による当社グループのサービスの低下等が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)当社グループの事業運営体制に係わるリスクについて ① 現経営陣への依存について 当社グループの経営陣は、創業者である内藤秀雄を始めとして、メンテナンス業務及び当該業務に付随する特有の管理業務に関する豊富な経験と知識を有しており、当社グループの経営方針・利益計画の策定及び執行、メンテキーパーに対する管理等につき、重要な役割を果たしております。 当社グループは、組織体制の整備を図り、特定の取締役に依存しない体制の構築に努めておりますが、予期せぬ事情により、当該取締役が離職した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 譲渡制限付株式報酬制度について 当社グループでは、株主の皆様と一層の価値共有を進め、中長期的な企業価値の向上を目的として、役員及び従業員への譲渡制限付株式の付与を実施しております。今後も業績向上等、当社グループの成長に貢献すると考えられる役員及び従業員には、譲渡制限付株式の付与を行っていく方針であります。そのため、譲渡制限付株式の付与が実施された場合は、当社の株式の流動性が低下する可能性があります。 (3)その他 激甚災害等について 当社グループ役職員の大半は、当社又は子会社の本社において業務を行っているため、地震・台風・津波等による激甚災害、テロ、強毒性インフルエンザ等の感染症等により、当社又は子会社の本社又は役職員が被害を受けた場合、当社グループの事業活動の継続に支障をきたす可能性があります。また、大規模災害等によりメンテキーパー等が罹災し、サービスの提供が困難になった場合には、当社グループへの発注が減少する等、事業及び業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,585字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の概要 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、社会経済活動の正常化に伴い、雇用情勢・所得環境が改善し、各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、消費者物価の上昇、長期化するロシア・ウクライナ情勢、中東情勢の緊迫化、中国経済の減速や金利上昇圧力の高まり、通商政策などのアメリカの政策動向、円安基調の経済情勢など社会経済活動の下押し要因に加え、国内においてもエネルギーコストの上昇圧力や人手不足の深刻化など、企業活動に影響を及ぼす要因が複合的に重なり、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 このような経済環境の下、当社グループが展開するトータルメンテナンスサービス事業は、店舗・施設の設備・機器及び内外装等の修理・修繕といった店舗・施設運営には欠かせない業務をアウトソーサーとして担うことによって顧客へ利便性・効率性・経済性を提供して、店舗・施設の持続性の向上に寄与しております。メンテナンスのニーズそのものは、店舗・施設の設備・機器及び内外装等の存在がある以上、底堅いものがあります。また、国内外の複合的な外的要因により厳しい経営環境が継続している状況下では、顧客の店舗・施設運営におけるトータルコストの低減の重要度が従来にも増して上がってきております。当社グループとしましては、店舗・施設のメンテナンス管理業務のアウトソースによる内部コスト低減、メンテナンス道場を活用したメンテナンス教育による外注コストの低減に加え、蓄積された膨大な店舗メンテナンスデータを分析し、最適な修繕時期や修繕内容を提案する計画修繕サービス「Pメンテ」を提供しております。「Pメンテ」は設備・機器の状態や過去の故障傾向を踏まえた予兆管理を可能とし、突発的な故障の抑制や長期的な修繕コストの低減に寄与するソリューションとして、顧客から高い評価を得ております。さらに、近年では業務用エアコンの洗浄において、洗浄品質の均一化と作業効率の向上を目的として、業務用エアコン洗浄ロボットを活用したエアコン洗浄サービスを提供してまいりました。これらの施策を顧客へ提示し、経営・業績に貢献する店舗・施設運営のパートナーとして迎えていただくことを目指し活動を続けております。また、メンテナンス道場においてはオンラインを活用し、動画配信やライブ中継による研修を継続して行い、顧客とのさらなる信頼関係の構築を推進しております。 事業活動におきましては、従来より活動を継続してまいりましたが、24時間のメンテナンス依頼受付窓口と営業体制で、徹底して顧客に寄り添う体制を維持したことから、他社に依頼されていたエリア・工種の案件が寄せられる等、業界内のシェアを向上させる戦術が功を奏しております。また、近年、店舗・施設での空調・換気システムへの関心が高まり、メンテナンス需要が増加したことに対して、空調案件専門チームを組成して対応してまいりました。特に今期においては、昨夏をも上回る猛暑日が夏季のみならず秋口まで続いた影響で空調設備のメンテナンス需要がさらに上積みされた結果、新規顧客の受注獲得、既存顧客の拡大に大きく寄与しております。さらに当社グループの事業の柱である飲食業界の業績が好調に推移したことにより依頼案件数が大きく伸びております。また、兼ねてより取り組んできた飲食業界以外の業界へのビジネスを拡大する活動につきましては、物販・小売業、介護業界などへ向けてサービス提供を行い、販売促進活動を強化した結果、既存顧客の拡大に加え、新たな顧客を獲得しております。 これらの活動を継続してまいりました結果、当社グループ売上高の大半を占める「緊急メンテナンスサービス」につきましては、新規顧客の獲得に加え、既存顧客のサービス対象店舗数及びメンテナンスの対象種類の増加により好調に推移いたしました。また、突発的な設備・機器の不具合発生を未然に防ぐための「予防メンテナンスサービス」につきましては、大手チェーン企業の店舗を中心に既存サービスであるエアコン、冷凍・冷蔵機器についての事前整備・点検・洗浄が堅調に推移し、「Pメンテ」および業務エアコン洗浄ロボットサービスと併せて、顧客の設備・機器の維持管理の効率化に寄与いたしました。 上記の結果、当連結会計年度の売上高は29,946百万円(前年同期比16.5%増)、経常利益1,897百万円(前年同期比21.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,239百万円(前年同期比20.0%増)となりました。 (2) 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比較して2,022百万円増加し、11,088百万円となりました。これは主に、投資有価証券の増加815百万円、売掛金の増加607百万円及び現金及び預金の増加516百万円によるものであります。 (負債) 負債合計は、前連結会計年度末と比較して937百万円増加し、6,451百万円となりました。これは主に、買掛金の増加738百万円、未払法人税等の増加83百万円及び未払金の増加73百万円によるものであります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末と比較して1,085百万円増加し、4,637百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加936百万円、その他有価証券評価差額金の増加236百万円及び自己株式の増加143百万円によるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して505百万円増加し、当連結会計年度末では4,659百万円になりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローは下記のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により得られた資金は1,851百万円(前年同期は1,434百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,856百万円、仕入債務の増加額738百万円及び法人税等の支払額609百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により使用した資金は577百万円(前年同期は359百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出471百万円及び有形固定資産の取得による支出189百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により使用した資金は768百万円(前年同期は1,067百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払いによる支出302百万円、自己株式の取得による支出290百万円及び長期借入金の返済による支出167百万円によるものであります。 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、顧客店舗の設備・機器に対するメンテナンスサービスの提供を主軸に事業を展開しており、単一セグメントに属しているため、セグメント情報は記載を省略しております。 (1) 生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 (2) 外注実績 当連結会計年度の外注実績を示すと、次のとおりであります。 サービス内容   外注高(千円)   前年同期比(%) メンテナンスサービス   22,703,339   116.7 合計   22,703,339   116.7 (注)金額は、外注価格によっております。 (3) 受注実績 当社グループは、受注によるサービスの提供を行っておりますが、売上までの期間が短いため、記載を省略しております。 (4) 販売実績 当連結会計年度の販売実績を示すと、次のとおりであります。 サービス内容   販売高(千円)   前年同期比(%) メンテナンスサービス   29,946,500   116.5 合計   29,946,500   116.5 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度 (自 2024年3月 1日 至 2025年2月28日)   当連結会計年度 (自 2025年3月 1日 至 2026年2月28日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ㈱すかいらーく   6,068,631   23.6   7,247,845   24.2 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計の見積り)に記載のとおりであります。 (2) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高29,946百万円(前年同期比16.5%増)、営業利益1,857百万円(前年同期比21.1%増)となり、前連結会計年度と比較して、増収増益となりました。その要因は、当社グループ売上高の大半を占める「緊急メンテナンスサービス」につきましては、新規顧客の獲得に加え、既存顧客のサービス対象店舗及びメンテナンスの対象種類の増加により依頼件数が前年同期比で増加となったことによります。また、突発的な設備・機器の不具合発生を未然に防ぐための「予防メンテナンスサービス」につきましては、当社グループのメンテナンス実績が評価され、大手チェーン企業の店舗を中心に既存サービスであるエアコン、冷凍・冷蔵機器についての事前整備・点検・洗浄が好調に推移いたしました。 主な経営指標は、売上高営業利益率6.2%、ROA(総資産当期純利益率)12.3%、ROE(自己資本当期純利益率)30.3%となっており、適正水準は維持できていると認識しております。 当社グループはこれまで同様、事業の拡大、収益性を高める活動を継続するとともに株式会社テスコとの統合効果、また、社員に対する教育訓練の育成活動等の実施による労働生産性の向上により収益性を高めることを目指し、持続的な成長の実現と中長期的な企業価値向上につなげてまいります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、既存事業から創出される営業キャッシュ・フローを資本の財源としており、資金需要としては、人材及びシステム等への投資があります。また、自己資本比率においても41.8%と健全な財務体質や営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す能力によって、当社グループの事業展開に必要な運転資金等の調達は問題なく、将来に対しても十分な財源及び流動性を確保しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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