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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

コーア商事ホールディングス

KOA SHOJI HOLDINGS CO.,LTD.9273 · Prime · 卸売業

ジェネリック医薬品向けに原薬を輸入販売し、製剤の製造販売・受託も手がける一貫体制。

概要

コーア商事ホールディングスは、ジェネリック医薬品の原薬輸入販売と製剤の製造販売を二本柱とする医薬品企業グループである。1991年に創業した原薬商社を源流とし、2015年に持株会社体制へ移行。2025年6月期の連結売上高は233億円、営業利益率は約23%と高い収益性を誇る。子会社3社を通じ、原薬から注射剤・経口剤までの一貫供給体制を強みとする。

原薬販売と製剤製造の二軸で構成する事業

グループは原薬販売事業と医薬品製造販売事業の2セグメントで構成される。原薬販売事業はコーア商事株式会社が担い、主に中国・インドから輸入した高品質で安価な原薬を国内ジェネリックメーカーへ供給する。自社で分析機能を持ち、新規品目の提案や品質改善の技術支援も行う。医薬品製造販売事業はコーアイセイ株式会社とコーアバイオテックベイ株式会社が担当し、医療用ジェネリック注射剤・経口剤、一般用医薬品の製造販売および受託製造を手掛ける。2022年にはコーアバイオテックベイがコーア製薬を吸収合併し、経営資源を集中させた。

38の国と地域に生産拠点を広げた現地化

原薬販売では、世界10カ国90社以上の海外サプライヤーから調達し、国内製薬会社100社以上と取引するネットワークを持つ。医薬品製造販売では、国内大手メーカーからの受託製造を積極的に行い、高薬理活性注射剤の生産設備を保有する。特に蔵王工場(コーアイセイ)ではプレフィルドシリンジ製剤の生産能力を強化しており、2027年7月稼働予定の蔵王第二工場でさらなる増産を計画する。グループ全体で、原薬から製剤までの一貫したバリューチェーンを構築し、安定供給体制を強みとしている。

高い収益性と2030年目標400億円

2025年6月期の連結売上高は233億円(前期比5.1%増)、営業利益53億円(同22.2%増)、純利益36億円(同23.5%増)と増収増益を達成した。自己資本比率は77.9%と財務基盤は強固である。2030年6月期の長期目標として、売上高400億円、営業利益80億円を掲げる。原薬販売では「医薬品専門商社」への進化、製剤事業では「特長のある注射剤国内トップメーカー」を目指し、設備投資と新規事業開発を推進する。

ジェネリック医薬品の使用促進を追い風に

日本ではジェネリック医薬品の数量シェアが2023年度80.2%から2025年2月には90.6%に拡大している。厚生労働省は2029年度末までに全県で80%以上の数量シェア目標を掲げ、長期収載品への選定療養導入も追い風となっている。コーア商事ホールディングスは「ジェネリックのベストパートナー」として、使用促進策の恩恵を受ける立場にある。一方で、競合の参入や在庫調整による売上変動リスクも存在し、ポートフォリオ拡大と安定供給体制の強化が課題である。

業界の中での役割は医薬品原料(原薬)の供給と製剤の受託製造を行うスペシャリティ企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
247億円
営業利益
55億円
営業利益率
22.3%
純利益
37億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
原薬販売事業146億円62.7%32億円21.9%
医薬品製造販売事業87億円37.3%21億円24.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01医薬品(ジェネリック中心)主力

主にジェネリック医薬品メーカー向けに、高品質で安価な輸入原薬を安定的に供給。自社で分析機能を持ち、新規開発品目の提案・支援も行う。

ジェネリックのベストパートナーを標榜

主要顧客ジェネリック医薬品メーカー(複数)

主な製品・サービス1
原薬(医薬品原料)
医薬品の原材料となる化学物質。主に中国・インド等から輸入し、ジェネリックメーカーに販売。

02医薬品(製剤)準主力

医療用医薬品(ジェネリック中心)及び一般用医薬品の製造販売、受託製造を行う。国内大手からの受託や、高薬理活性注射剤の生産設備を保有。

主要顧客国内大手医薬品メーカー

主な製品・サービス3
医療用医薬品(ジェネリック・新薬)
病院等で処方される医薬品。錠剤・顆粒剤等の製剤を自社製造または仕入販売。
一般用医薬品(OTC)
薬局・ドラッグストアで市販される医薬品。かぜ薬・胃腸薬等。
受託製造(製剤)
製薬企業からの委託を受け、錠剤・注射剤等を製造。高薬理活性注射剤に対応可能。

製品と技術

世界10カ国から調達する高品質な医薬品原薬

コーア商事が取り扱う原薬は、中枢神経用薬、腫瘍用薬、循環器官用薬、抗生物質など多岐にわたる。中国・インドを中心とした海外サプライヤーから輸入し、自社の医薬分析センターで品質確認を行った上で国内ジェネリックメーカーに販売する。2025年6月期の原薬販売事業売上高は159億円(セグメント間内部売上を含む)。同社は単なる仲介ではなく、新規原薬の市場調査や規格立案、代替合成法の提案など技術サポートも提供し、顧客の開発段階から関与する。

高薬理活性注射剤に特化した蔵王工場の生産能力

コーアイセイの蔵王工場は、高薬理活性注射剤の製造に特化した施設で、プレフィルドシリンジ製剤とバイアル製剤を生産する。プレフィルドシリンジはあらかじめ薬液が充填された注射器で、医療現場での誤薬リスク低減に貢献する。同工場は国内でも数少ない高活性対応設備を有し、大手製薬企業からの受託製造を獲得している。2027年の蔵王第二工場稼働により、さらなる生産能力増強を計画している。

錠剤・顆粒剤など経口固形製剤の自社開発品

コーアバイオテックベイは、医療用ジェネリック医薬品として錠剤、顆粒剤、カプセル剤などの経口固形製剤を製造販売する。主力製品は神経系や循環器系の疾患領域が中心。一方で競合参入による販売減にも直面しており、新規品目の開発と収率改善によるコスト競争力向上が課題となっている。また一般用医薬品(OTC)も手掛け、薬局・ドラッグストア向けに風邪薬や胃腸薬などを供給している。

開発から製造まで一貫対応するCDMO事業

グループ全体で、医薬品開発製造受託(CDMO)事業を展開する。原薬段階からの技術提案、製剤開発、スケールアップ、商業生産まで一貫して受託可能。特に注射剤分野では高薬理活性物質への対応が強みで、国内外の製薬企業にサービスを提供している。2025年6月期の医薬品製造販売事業売上高は86億円。長期計画では、開発提案型のCDMO戦略を推進し、収益拡大を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 医薬品(ジェネリック中心)ジェネリックのベストパートナーを標榜

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

半導体・電子部品商社、営業利益率20%超

当社は半導体や電子部品、情報機器を扱う専門商社で、営業利益率が20%を超える高収益体質が特徴。同業のリョーサン菱洋ホールディングスが総合半導体商社として規模で先行する一方、当社はニッチな高付加価値領域に特化し、差別化を図る。高千穂交易も同様に専門性を強みとするが、当社は営業利益率で優位に立つ。業界内では中堅ながら、収益性とストック型ビジネスモデルで独自のポジションを確立している。

強み

  • 営業利益率20%超と卸売業平均を大きく上回る収益性を実現。
  • 半導体・電子部品に特化し、顧客からの信頼と安定需要を獲得。
  • 定期販売や保守サービスなど継続収入が収益を下支え。
  • 高い利益率と安定したキャッシュフローにより財務基盤が強固。

課題

  • 売上高200億円台と同業に比べ規模が小さく、成長余地に限り。
  • 特定の業界や顧客に依存するリスクがあり、景気変動の影響を受けやすい。
  • 専門商社として高度な知識を持つ人材の確保と育成が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

医薬品・バイオの時価総額近傍。太字がコーア商事ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12395新日本科学562億円12.3倍
22931ユーグレナ474億円
34554富士製薬工業439億円17.8倍
44548生化学工業401億円26.2倍
54577ダイト382億円12.3倍
69273コーア商事ホールディングス321億円8.6倍
72533オエノンホールディングス301億円8.0倍
88095アステナホールディングス221億円9.4倍
94538扶桑薬品工業216億円9.7倍
102929ファーマフーズ175億円
114574大幸薬品130億円18.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医薬品・バイオ)に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

ジェネリック原薬輸入商社として創業した1991年

1991年2月、ジェネリック医薬品の原料及び製剤の輸入販売を目的として、神奈川県横浜市港北区にコーア商事株式会社を設立した。当時は小さなオフィスからの出発であったが、ジェネリック医薬品の普及を見据え、高品質で安価な輸入原薬の安定供給を目指した。1999年にはGMP適合試験室を新設し、品質管理体制の基礎を築いた。2005年には医薬品製造業許可を取得し、包装・表示・保管業務に進出した。

分析機能の強化と関西進出で基盤を固めた2000年代

2004年、原薬の品質確認のため綱島に倉庫と試験室を移転。2006年には大阪営業所を開設し、関西地区の顧客開拓を本格化した。2009年、輸入原薬の品質分析機能を独立させて医薬分析センターを設立し、分析能力を強化した。同年、日吉に新社屋を建設し管理体制を拡充。これらの投資により、単なる商社から品質保証機能を持つ専門商社へと進化した。

M&Aで製造事業に参入した2011〜2012年

2011年6月、コーア商事は株式会社イセイの株式を過半数取得し、ジェネリック注射剤、経口剤、外用剤の開発・製造・販売事業に進出した。続く2012年7月には興亜製薬株式会社の株式を過半数取得し、OTC医薬品の製造・販売事業に参入。これにより原薬輸入商社から製造機能を持つ企業グループへと転換した。2014年には大阪社屋を新設し、関西の分析・製造拠点を整備した。

持株会社体制へ移行しグループ再編した2015年

2015年1月、共同株式移転によりコーア商事ホールディングス株式会社を設立し、コーア商事、イセイ、バイオテックベイ、興亜製薬の完全親会社となった。同年7月、子会社3社の社名を「コーア」を冠した名称に統一(コーアイセイ、コーアバイオテックベイ、コーア製薬)。これによりグループの一体感を高め、経営資源の集中を図った。また、原薬研究施設「コーア商事SIセンター」を新設し、技術力の向上を進めた。

高薬理活性注射剤工場を新設した2016年

2016年5月、コーアイセイは蔵王新工場を新設し、高薬理活性注射剤の製造に特化した生産設備を稼働させた。この投資により、高度な技術と安全管理が必要な抗がん剤等の受託製造が可能となり、グループ独自の競争力を獲得した。以降、蔵王工場はプレフィルドシリンジ製剤の主力拠点として成長する。2018年6月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本市場からの資金調達力を得た。

東証一部昇格とプライム市場移行を経た2018〜2022年

2020年6月、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、2021年1月には貸借銘柄に選定された。2022年4月、市場区分見直しによりプライム市場に移行。上場後も増収基調を続け、売上高は2018年6月期の148億円から2022年6月期には204億円に拡大した。2022年7月にはコーアバイオテックベイがコーア製薬を吸収合併し、製造子会社を集約して経営効率を高めた。

安定供給体制強化のための倉庫新設(2024年)

2024年2月、コーアイセイは蔵王倉庫を新設し、安定供給体制を向上させた。同時にコーア商事も、危険物に該当する医薬品原薬の専用保管設備として蔵王倉庫を新設。製造拠点と物流拠点の一体化により、サプライチェーンの強靭化を図った。2025年6月期には売上高233億円、営業利益54億円を達成し、長期計画に向けた好調なスタートを切った。

年表21件を開く

1990年代

  • 1991年2月創業ジェネリック医薬品原料及び製剤の輸入販売を目的として現コーア製薬ビル(横浜市港北区)4階にコーア商事株式会社を設立
  • 1999年12月コーア商事株式会社、GMPI(注1)適合試験室(現・医薬分析センター(綱島))新設

2000年代

  • 2002年7月創業医療用医薬品の製造販売のためバイオテックベイ株式会社を設立
  • 2004年9月創業コーア商事株式会社、医薬品原料の品質確認を行うため、現コーア製薬ビルより綱島社屋へ移り試験室と合わせて倉庫を設立
  • 2005年4月コーア商事株式会社、医薬品製造業(区分:包装・表示・保管)許可取得
  • 2006年11月コーア商事株式会社、関西地区への業務拡大のため、大阪営業所新設
  • 2009年1月創業コーア商事株式会社、輸入医薬品原料の品質分析のため、試験機能を独立させ医薬分析センター設立
  • 2009年11月コーア商事株式会社、日吉新社屋事務所新設

2010年代

  • 2011年6月コーア商事株式会社、業務拡大のため、株式会社イセイの株式を過半数取得し、ジェネリック注射剤、経口剤、外用剤の開発・製造・販売事業に進出
  • 2012年7月コーア商事株式会社、業務拡大のため、興亜製薬株式会社の株式を過半数取得し、 OTC医薬品(注2)の製造・販売事業に進出
  • 2014年12月コーア商事株式会社、関西地区での営業拡大、品質分析業務及び区分製造業務開始のため、大阪社屋を新設
  • 2015年1月創業持株会社として、共同株式移転により、コーア商事株式会社、株式会社イセイ、バイオテックベイ株式会社、興亜製薬株式会社の完全親会社として、コーア商事ホールディングス株式会社を神奈川県横浜市港北区に設立
  • 2015年4月コーア商事株式会社、医薬品原薬の品質問題解決及び新規ジェネリック医薬品原薬に係る製法・製造技術の検討のための研究施設としてコーア商事SIセンターを新設
  • 2015年7月株式会社イセイを「コーアイセイ株式会社」へ、バイオテックベイ株式会社を「コーアバイオテックベイ株式会社」へ、興亜製薬株式会社を「コーア製薬株式会社」へそれぞれ「コーア」を使用した社名へ変更
  • 2016年5月コーアイセイ株式会社、高薬理活性注射剤(注3)の製造に特化した蔵王新工場新設
  • 2018年6月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2020年代

  • 2020年6月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2021年1月当社株式が東京証券取引所市場第一部の貸借銘柄に選定
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年7月M&Aコーアバイオテックベイ株式会社を存続会社、コーア製薬株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2024年2月コーアイセイ株式会社、安定供給体制を向上させるため、蔵王倉庫を新設 コーア商事株式会社、医薬品製剤の安定供給のため、危険物に該当する医薬品原薬の専用保管設備である蔵王倉庫を新設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2030年6月期まで400億円
  • 連結営業利益2030年6月期まで80億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    医薬品専門商社への進化

    原薬輸入商社のネットワークとグループシナジーを活かし、海外生産医薬品の輸入販売やライセンスイン活動を推進。既存の原薬販売では対象を長期収載品やオーソライズド・ジェネリックに拡大する。

  2. 02

    注射剤トップメーカーを目指す

    蔵王工場のシリンジライン増強やバイアルラインの稼働率向上のため新規品目追加、医薬品倉庫や注射剤製造設備への投資により生産能力と安定供給体制を強化する。

  3. 03

    中期事業戦略の推進

    原薬販売事業ではサプライチェーン強化、DX推進、新規事業の推進、ESG対応を掲げる。医薬品製造販売事業では回収リスクを考慮した設備投資、CDMO戦略、コンプライアンス強化、安定供給と適正価格販売を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で304人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は717万円で、7期前と比べて1.3%平均年齢は49.0歳、平均勤続年数は5.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年6月308
2019年6月72645.33.2310
2020年6月70244.13.5296
2021年6月69445.03.6303
2022年6月66745.14.0303
2023年6月66147.54.1297
2024年6月65949.34.82891,522
2025年6月71749.05.03041,776

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.5%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
蔵王工場 — 山形県山形市5,382百万円
医薬品製造販売事業
本社工場 — 山形県山形市他1,294百万円
医薬品製造販売事業
大阪社屋 — 大阪府大阪市東淀川区815百万円
原薬販売事業
日吉本社 — 神奈川県横浜市港北区474百万円
原薬販売事業
医薬分析センター — 神奈川県横浜市港北区355百万円
原薬販売事業
本社 — 神奈川県横浜市港北区5百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    コーア商事株式会社
    神奈川県横浜市港北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーアイセイ株式会社
    山形県山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コーアバイオテックベイ株式会社
    神奈川県横浜市港北区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は247億円営業利益55億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+1.9%。

売上高
+6.0%
247億円
営業利益
+1.9%
55億円
純利益
+2.8%
37億円
営業利益率
22.3%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高267億円247億円
営業利益53億円55億円
純利益36億円37億円
1株あたり配当¥19¥19

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は120億円、営業利益は23億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q501122.07
2023年4Q596
2024年1Q581220.78
2024年2Q561221.48
2024年3Q541222.27
2024年4Q53815.16
2025年2Q1233125.220
2025年4Q1102320.916
2026年2Q1273225.221
2026年4Q1202319.216

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年6月期からの12期で、売上は1億円から247億円へ247.0倍に増えた。直近期の営業利益率は22.3%。売上は2期、純利益は7期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
持株会社として、共同株式移転により、コーア商事株式会社、株式会社イセイ、バイオテックベイ株式会社、興亜製薬株式会社の完全親会社として、コーア商事ホールディングス株式会社を神奈川県横浜市港北区に設立
2015年6月111
コーアイセイ株式会社、高薬理活性注射剤(注3)の製造に特化した蔵王新工場新設
2016年6月1521812
2017年6月1511611
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2018年6月148137
2019年6月152137
2020年6月1602417
2021年6月1783421
コーアバイオテックベイ株式会社を存続会社、コーア製薬株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施
2022年6月2043824
2023年6月2214127
2024年6月221444419.929
2025年6月233545423.236
2026年6月247555522.337

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高247億円のうち、営業利益として残るのは55億円22.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の15.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金77.7%192億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益22.3%55億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+19.0pt
22.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+12.5pt
15.0%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年6月期は営業CFが38億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは25億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は147億円で、売上の7.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年6月8−1510−726
2017年6月6−1922−1337
2018年6月12−910349
2019年6月4−2−8243
2020年6月23−5−61854
2021年6月31−2−72976
2022年6月21−5−81684
2023年6月27−3−824100
2024年6月38−15823132
2025年6月38−13−925147

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2025年6月期の総資産は361億円。このうち返さなくてよい自己資本が281億円で、自己資本比率は77.9%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年6月9291199.2
2016年6月1621085466.6
2017年6月1921197361.9
2018年6月2161308660.1
2019年6月2211348760.7
2020年6月2291498065.1
2021年6月2481678167.3
2022年6月2621877571.1
2023年6月2852097673.5
2024年6月3202517078.3
2025年6月3612818077.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
149億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
257億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
21億円
在庫として抱えている分
負債合計
80億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中5位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中113位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
22.3%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥763で、1年前と比べて+3.7%過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。

¥763-0.9%1ヶ月-1.0%1年+3.7%時価総額321億円
過去52週の値幅
安値¥737高値¥919

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.6倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR1.03倍
配当利回り2.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価773円。1ヶ月で+4.6%上昇し、25日線(758.39円)を上回る。52週高値919円からは-15.9%、低値696円からは+11.1%。週足は75日線(783.75円)に接近し、出来高は7/13に8.46万株と増加。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 8.86倍は業界平均17.5倍を大きく下回る。PBR 1.07倍も平均1.21倍を下回り、株価は純資産価値に近い。配当利回り2.10%は業界平均2.66%を下回るが、配当性向96.21%と配当に余裕がなく、減配リスクがある。ROE 13.68%は堅調で、収益力は評価できる。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.6倍17.9倍
PER (予想)9.0倍
PBR1.03倍1.24倍
ROE13.7%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は建築資材卸売で高い収益性(経常利益率23%)を誇るが、市場環境と成長性に課題がある。強気派は、PER 8.9倍・PBR 1.07倍という割安感、ROE 13.7%の高収益性、DX推進によるさらなる効率化余地を評価。配当利回り2.1%も安定。一方弱気派は、売上高が2024/6期221億→2025/6期233億とほぼ横這いで、建設市場の停滞リスクを指摘。また、同業他社との競争激化や、住宅需要の減少が収益を圧迫する可能性もある。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性とバリュエーション

    経常利益率23%超、PER 8.9倍・PBR 1.07倍と割安水準

  • DXによる効率化余地

    DX推進で業務効率化と高付加価値サービス提供が進んでいる

  • 安定した配当・株主還元

    配当利回り2.1%で、安定した配当を維持

  • 営業利益率23%超の高収益体質継続通年影響

    FY2025/6営業利益率23.18%、前期比3.3pt改善、売上高233億円で営業利益54億円

  • ROE13.7%で資本効率良好、PBR1倍割れ通年影響

    ROE13.68%、PBR1.07倍、自己資本比率高く株主還元余力

  • 配当利回り2.1%で株価下支え期待次回決算影響

    配当利回り2.1%、安定配当継続ならディフェンシブ需要

  • PER9倍割安、バリュエーション修正余地継続影響

    PER8.86倍、卸売業平均比割安、利益成長でPER改善期待

マイナスに働く材料7
  • 売上高の伸び悩み

    2024/6期から2025/6期の売上高はほぼ横這い、成長性が鈍い

  • 建設市場の停滞リスク

    住宅着工数減少や建設コスト上昇で市場環境が厳しくなる可能性

  • 競争激化

    建築資材卸売業界は競争が激しく、価格競争が収益率を低下させる恐れ

  • 売上高伸び鈍化、前期比5%増に留まる通年影響

    FY2025/6売上高233億円、前期比+12億円(5.4%)、成長減速リスク

  • 外国人持ち株比率1.8%と需給脆弱継続影響

    外国人持ち株1.83%、売買代金小さく流動性リスク

  • 営業利益率改善一服、コスト上昇懸念不定影響

    営業利益率23%台、原材料高や人件費上昇で圧迫可能性

  • 同業競争激化でシェア低下のリスク不定影響

    卸売業界は競争激しく、価格競争で利益率悪化懸念

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成長性の有無を測る基本指標。横ばいが続くかどうかが焦点
経常利益率
高い利益率の維持がバリュエーションの根拠となるため
住宅関連受注動向
建設市場の需要動向を把握するための先行指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり19で、前期から+23.1%いまの株価に対する利回りは2.49%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥19
1株あたり
配当利回り
2.49%
いまの株価に対して
配当性向
96.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年6月615.8
2020年6月941.7210.6
2021年6月17100.0518.1
2022年6月11−35.3456.4
2023年6月129.196.5
2024年6月138.383.6
2025年6月1623.196.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥19

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ27,490人。区分でいちばん多いのは事業法人53.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.2%を占め、残る41.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
事業法人40.640.351.957.053.853.6
個人・その他51.354.440.037.639.638.1
金融機関0.53.96.84.03.64.6
証券会社5.00.80.71.11.51.9
外国法人2.50.60.60.31.31.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社土師42.33
02公益財団法人首藤奨学財団10.92
03首藤 利幸5.03
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.86
05堀江 淳子2.71
06石綿 聰明2.22
07小角 真理1.91
08岡澤 明子1.28
09大塚 里津子1.16
10川口 謙1.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-15
    株式会社土師
    新規の大量保有報告
    45.00%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で+15%、1株純資産は11期で−95%。直近期のROEは13.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年6月7714,5830.790.5
2016年6月1251,15011.4355.4
2017年6月3131710.139.4
2018年6月203285.913.3190.4
2019年6月173385.012.415.8
2020年6月4437612.310.9210.6
2021年6月5442213.512.7518.1
2022年6月6047113.312.1456.4
2023年6月6852813.610.296.5
2024年6月7459512.89.583.6
2025年6月8666813.78.096.2
2026年6月89

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額188百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
首藤利幸代表取締役社長792,120,000
大塚里津子取締役副社長48487,000
廣野敏博取締役副社長7610,000
小山登志憲専務取締役7710,000
小松美代子常務取締役62264,000
田中輝幸取締役76
平尾禎孝取締役(監査等委員)72
木下洋取締役(監査等委員)58
林恭子取締役(監査等委員)59
山岸勇紀取締役(監査等委員)47

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6152916227
社外取締役417174
取締役(社内)111−299

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,485字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 (1)当社グループの事業の内容について 当社グループは、当社と子会社3社(連結子会社3社:コーア商事株式会社、コーアイセイ株式会社、コーアバイオテックベイ株式会社)で構成されており、原薬の仕入販売、製剤(医療用医薬品・一般用医薬品)の製造販売及び仕入販売、製剤に係る受託製造を主な事業としております。 なお、次の2事業部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 <当社の主な事業部門> 原薬販売事業 …原薬とは医薬品(注1)を製造するための原材料(医薬品原料)であり、コーア商事株式会社は主にその輸入販売を行っております。 医薬品製造販売事業 …コーアイセイ株式会社及びコーアバイオテックベイ株式会社は、医療用医薬品(注2)や 一般用医薬品(注3)の製造販売、仕入販売及び受託製造を行っております。 (注1) 医薬品(薬)とは、化学物質が生体に作用する性質を、人間や動物の病気を治すための道具として利用したものであり、原薬とは、このような性質を持っている化学物質自体のことであります。原薬は少量で高い薬理効果を示す場合が多いものの、この少量の原薬だけを正確に服用することはまず不可能なため、これらに乳糖やでん粉などの添加剤を加えて溶け易く、又は吸収しやすく、あるいは使いやすい量・嵩にすることによって、その化学物質が最も有効に働きやすい形に加工されます。この加工されたものは製剤(錠剤や顆粒剤等)と呼ばれ、これらに必要な包装や表示がなされると、医薬品(薬)となります。 (注2) 医療用医薬品とは、病院等で医師の診察を受けた後、薬局で受け取る医薬品であります。医師が患者さん一人ひとりの病気やけがの程度、医薬品に対する感受性等を診断して処方せんを発行し、それをもとに薬局の薬剤師が調剤します。 医療用医薬品は、大別して新薬(先発品)とジェネリック医薬品(後発品)に分けられます。 新薬は、化合物の特定・薬理活性(薬理効果)の特定動物による毒性の確認などの基礎データから、人による有効性・安全性のデータ、さらには有用性のデータを揃えて申請し、承認・許可・発売に至るまでに多額の費用と十数年の歳月を要します。 一方、ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に他の製薬会社が承認・許可を得て製品化でき、同じ有効成分、同等の効き目、安全性をもち、研究開発費が少額ですむため、薬価が新薬より低く設定されております。 (注3) 一般用医薬品とは、かぜ薬や胃腸薬等、薬局やドラッグストアで市販されている医薬品です。薬局のカウンター越しに購入できることから「OTC医薬品」とも呼ばれている一般用医薬品は、消費者の判断で購入・使用できるため、有効性とともに、より一層高い安全性に配慮されております。 (2)当社グループの事業の特徴 ① 医薬品業界における当社グループの位置づけ 当社グループは顧客にとって付加価値の高い、高品質で安価な輸入原薬を提供することを主眼において、医薬品原料である原薬の輸入販売を行っております。更に顧客の要望に応えるため、製剤の製造・販売も行い、原薬から製剤までの一貫した製造が可能な体制のもと、国内外の医薬品メーカーと幅広く取引を行っております。また、自社開発品の製造・販売を積極的に行っており、ジェネリック医薬品を中心に医薬品業界における多様なニーズに対応できる事業展開を行っております。 ② 事業の体制 原薬販売事業 当社グループは設立以来、「ジェネリックのベストパートナー」となるために顧客が安心して使用できる付加価値の高い、高品質で安価な輸入原薬を安定して供給してまいりました。ジェネリック医薬品については、特許が切れていること、ジェネリックメーカー(ジェネリック医薬品の製造販売業者)として、幅広いジェネリック医薬品を効率的に取り揃える必要性等から、原薬を自社で製造せず、他社から購入することが一般的であります。 このような医薬品業界の原薬に対する方針により、当社グループはジェネリックメーカーを中心に原薬を供給しております。 当社グループの強みとして主にジェネリック医薬品の原薬の輸入、販売を行っている商社でありながら、自社で分析機能を有しており、既に取引をさせて頂いている商品を安定的に提供することはもとより、顧客の研究開発段階からの提案・支援活動を実施しております。具体的には新規開発品目に関して、市場性の調査、規格の立案及びコンセプトの作成、並びに選定業務を行っております。また、採用が決定した新規開発品目については、社内各部署で協力して承認を取得する必要がありますので、開発スケジュールや品目情報を一元的に管理し、情報の共有化を図っております。 さらには原薬の新たな合成法や精製法を検討し、原薬メーカーに対して品質改善の提案や新規製法の技術提供を行い、高品質で安価な原薬を安定的に提供するための技術的なサポート業務を行っております。 医薬品製造販売事業 国内大手メーカー等からの受託製造を積極的に行っており、またジェネリック医薬品市場の拡大に対応するため、ジェネリック医薬品の開発・製造も行っております。 当社グループでは、日本国内のGMP(医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準)の要求する基準を充足し、医薬品の製造において最も重要視される品質管理能力を高めることで顧客からの信頼を獲得するとともに、高度な技術と投資が必要な高薬理活性注射剤の生産設備を保有することで、当社グループ独自の分野の受託製造を行うことが可能になっております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (3)事業系統図 当社グループの事業の系統図は下記のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,981字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、安全・安心・安価なジェネリック医薬品を安定的に供給し、超高齢社会を迎えてひっ迫する社会保障費削減に貢献することで、必要な医薬品が届かない人をなくし、誰一人取り残さない社会の実現に寄与することを目指しております。 (ビジョン) 加速する“超高齢社会”で必要とされる医薬品企業であり続けるために (企業理念) ジェネリックのベストパートナー (コーポレートスローガン) New Business Model Innovation (経営方針) 医薬品専門商社と特長ある注射剤トップメーカーを目指し、全く新しいタイプの医薬品企業グループを作り上げていく (2)経営戦略、経営環境及び対処すべき課題 後述の「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております事業環境下において、当社の「加速する“超高齢社会”で必要とされる医薬品企業であり続けるために」というビジョンのもと、2020年に策定した2030年に向けての10カ年長期事業計画の実現に向けて、次のとおり取り組んでまいります。 <2030年に向けての10カ年長期事業計画> ① 成長戦略 イ.原薬輸入商社から、医薬品専門商社へ 当社の原薬販売事業を担うコーア商事株式会社においては、ジェネリック医薬品原薬の専門商社として世界10か国90社以上の海外サプライヤー、国内製薬会社100社以上と取引を行ってきました。このネットワークとグループシナジーを駆使し、医薬品原薬のみならず海外で生産された医薬品の輸入販売の事業化や海外の知的財産を国内製薬会社が導入するための橋渡しをするライセンスイン活動を推進し、医薬品専門商社になることを目指してまいります。 また既存事業である原薬販売においては、ジェネリック医薬品のみならず、長期収載品(注1)やオーソライズド・ジェネリック(注2)にも範囲を広げるなど、持続的な成長に向けた取組みを行ってまいります。 (注1)既に特許が切れ、同じ効能・効果を持つジェネリック医薬品が発売されている新薬(先発医薬品) (注2)先発医薬品メーカーから許諾を得て製造される原薬、添加物及び製法等が新薬と同一のジェネリック医薬品 ロ.注射剤を主としたジェネリック医薬品メーカーから、特長のある注射剤国内トップメーカーへ 当社の医薬品製造販売事業を主に担うコーアイセイ株式会社において、蔵王工場のシリンジ(注3)ラインの増強、バイアル(注4)ラインの稼働率を引き上げるため、新規品目の追加を行うとともに、医薬品倉庫や注射剤製造設備への投資を進め、生産能力強化や安定供給体制を推進し、特長のある注射剤国内トップメーカーを目指してまいります。 (注3)注射剤3剤形のうちの一つ。あらかじめ薬液が充填された状態の注射器 (注4)注射剤3剤形のうちの一つ。薬剤を入れた後ゴム栓をしたもの。注射器でゴム栓から薬液を取れる ② 財務目標 項目   2030年6月期目標   2025年6月期実績 連結売上高   400億円   232億円 連結営業利益   80億円   53億円 <中期事業戦略> (原薬販売事業) 原薬販売事業の中期事業戦略は、以下のとおり掲げております。 ・2030年6月期目標達成に向けた蓋然性のある成長 ・サプライチェーンの強化と多様化 ・DX推進とAI技術の業務活用 ・「医薬品専門商社」に向けた新規事業の推進 ・進化するニーズに応えるバックオフィス ・グループシナジーの強化 ・ESGへの対応 (医薬品製造販売事業) 医薬品製造販売事業の中期事業戦略は、以下のとおり掲げております。 『回収とのバランスに注視した設備投資を推進』 ESGに配慮し、開発から製造まで開発提案型の受託事業(CDMO(注5))による持続的成長 法令遵守を基本とし、薬機法改正に対応した品質管理体制の強化並びに安心・安全な医薬品の安定供給を行う ・業務全般にわたるコンプライアンス意識の向上 ・開発提案型の受託事業(CDMO)戦略推進 ・蔵王工場受託事業の本格展開 ・グループシナジーの強化による新規開発検討 ・経営計画に基づく投資計画、修繕計画による安心・安全な医薬品の安定供給 ・企業指標を踏まえた安定供給体制の実践と適正価格販売の実施 (注5)Contract Development and Manufacturing Organization 医薬品開発製造受託機関
事業等のリスク8,683字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、事業展開上のリスクになる可能性があると考えられる主な要因として、以下の記載事項を認識しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避と予防に取り組んでおります。 なお、文中に記載している将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき当社グループが判断したものであり、実際の結果と異なる可能性があります。 (1) ジェネリック医薬品原薬の仕入について 医薬品原薬は、それを使用する医薬品メーカー等が製造する特定の製剤の仕様に応じて主に海外から継続的に調達しております。当社グループの原薬輸入及び製剤製造用原材料仕入に係る価格が市況変動及び為替相場等の事情によって急激に変動した場合、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。また、海外サプライヤーの経営状態及び販売方針、供給体制、許認可、現地政情等の影響により、原薬の調達が遅延、難航あるいは不可能となった場合には、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、海外サプライヤーにかかる情報収集を実施しているほか、継続的取引や品質改善取組み等を通じて関係強化を図っております。新型コロナウイルス感染拡大の影響に関する対策としましては、当社グループ全体で世界10ヶ国以上90社以上の原薬製造業者より輸入仕入を行っており、医薬品製販業者が必要とする原薬を必要な時期に問題なく納入できるような体制をとっております。為替相場の急激な変動につきましては、市況、金融機関の発信情報を注視し適宜予約を行うことで対処しております。 (2) ジェネリック医薬品市場及び顧客動向について 医薬品原薬及び製剤の販売量は、当該製剤の市場での需要変動、競合製品の動向等による影響を受ける可能性があります。商材の特性上特定の相手先との取引に依存する割合が比較的高く、顧客の販売戦略の変更や生産・在庫調整等により当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。中でも、連結売上高において腎臓疾患用治療製剤の依存度が高く、同製剤における技術革新や製造技術の変化、代替製剤の出現等により、当社グループ製剤の需要が想定を大きく下回った場合には、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの取引先が企業再編、あるいは資本変更等により他社の傘下に入ること等が発生した場合には、その親会社等の意思決定に取引先動向が左右されることから取引額が減少する可能性があり、当社グループの事業、経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、Cphi等業界催事への参加や取引先との連携強化を通じて情報収集に努め、市場状況及び顧客動向を注視しております。 (3) 法令違反等に関するリスク 当社グループでは、企業運営において求められる法令等の遵守及びコンプライアンス徹底を図っております。しかしながら、法令違反等が発生した場合には、行政処分や刑事処分、あるいは損害賠償義務等が生じることが考えられ、企業経営に一定の影響を及ぼす恐れがあります。 対処としましては、「コーア商事ホールディングスグループ行動憲章」、「コーア商事ホールディングスグループ行動基準」及び内部通報窓口の連絡先等が記載されているコンプライアンスカードを当社グループ全役職員に配布することで周知するとともに、役職員それぞれに適時適切な研修を継続的に実施し、不祥事発生の防止に努めております。 (4) 許認可に関するリスク 当社グループは、医薬品原薬の販売及び医薬品の製造販売等の事業に関して薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)、薬機法施行規則及びそれらに関するGMP(医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準)、GQP(医薬品の品質管理の基準に関する基準)関連法令の規制を受けており、主に下記の承認・許認可等を受けております。 当社グループは、当該許認可等を受け、また維持すべく諸条件及び関係法令の遵守を徹底しており、現時点において当該許認可等の取り消し又は停止等の行政処分事例は発生しておりません。しかし、意図せぬ法令違反等によりこれらの許認可に対し、行政庁より許可の取り消しや業務の停止等、不利益処分が下された場合には、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす恐れがあります。 対処としましては、法令遵守を徹底し、行政処分対象事案の発生を回避するとともに、発生時の早期把握及び早期対処に努めることとし、許認可の更新管理については、所管部門において期限のチェック体制を構築しております。 ※法令違反の要件及び主な許認可取消事由 薬機法その他薬事に関する法令もしくはこれに基づく処分に違反する行為があったとき。 ・許可の取り消し:法人及び業務を行う役員が薬機法第5条第3号の規定に該当したとき ・業務の停止:薬機法第75条第1項の規定に該当したとき <コーア商事株式会社> 許認可等の名称   所管官庁等   許認可等の内容   有効期限 医薬品製造業許可 (包装・表示・保管)   神奈川県   神奈川県知事許可 14AZ200026   2030年3月31日 (5年ごとの更新) 大阪府   大阪府知事許可 27AZ200109   2029年12月9日 (5年ごとの更新) 山形県   山形県知事許可 06AZ200022   2029年3月10日 (5年ごとの更新) 医薬品販売業許可 (卸売販売業)   横浜市   第118120005号   2027年12月17日 (6年ごとの更新) 医薬品販売業許可 (小規模)   大阪府   第B14168号   2027年8月20日 (6年ごとの更新) <コーアイセイ株式会社> 許認可等の名称   所管官庁等   許認可等の内容   有効期限 第一種医薬品製造販売業許可 :本社工場   山形県   山形県知事許可 06A1X0001   2029年12月15日 (5年ごとの更新) 第二種医薬品製造販売業許可 :本社工場   山形県   山形県知事許可 06A2X0002   2029年12月15日 (5年ごとの更新) 医薬品製造業許可 (医薬品一般・医薬品無菌) :本社工場   山形県   山形県知事許可 06AZ00009   2026年12月31日 (5年ごとの更新) 医薬品製造業許可 (無菌医薬品) :蔵王工場   山形県   山形県知事許可 06AZ200014   2026年5月12日 (5年ごとの更新) 医薬品製造業許可 (包装・表示・保管) :山形配送センター   山形県   山形県知事許可 06AZ200001   2030年3月31日 (5年ごとの更新) 一般卸医薬品販売業許可 :本社工場   山形県   山形県知事許可 村山第D1000005   2029年10月5日 (6年ごとの更新) 医薬品販売業許可 :横浜配送センター   横浜市   第118120050号   2030年6月17日 (6年ごとの更新) <コーアバイオテックベイ株式会社> 許認可等の名称   所管官庁等   許認可等の内容   有効期限 第一種医薬品製造販売業許可   神奈川県   神奈川県知事許可 14A1X10001   2030年8月14日 (5年ごとの更新) 第二種医薬品製造販売業許可   神奈川県   神奈川県知事許可  14A2X00011   2027年5月12日 (5年ごとの更新) 医薬品販売業許可 (卸売販売業)   横浜市    第118120028号   2031年5月31日 (6年ごとの更新) 医薬品製造業許可 (医薬品一般)   神奈川県   神奈川県知事許可 14AZ200121   2028年8月21日 (5年ごとの更新) (5) 品質に関するリスク 当社グループは、取り扱う医薬品原薬や製剤の品質に関して、取り扱い及び生産工程での管理徹底、継続的な研究開発によりその維持・向上に取り組んでおり、日本国内のGMP(医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準)の品質基準に適合する生産体制を備えております。しかしながら、外的要因等の影響により、こうした生産体制の維持が困難となり製品の品質低下が生じた場合、社会的信用力や営業上の競争力が低下することにより、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、品質管理基準等に適合するよう細心の注意を払い品質保証に取り組んでおりますが、原薬供給もしくは開発製造、あるいは受託製造を行う医薬品に関して品質保証の取組みの範囲を超えてこれらの事態による販売中止、製品回収もしくは損害賠償等が発生した場合、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 また、医薬品の発売後に予期していなかった副作用が発生したり、製造過程での製品への異物混入等が発見される、あるいは薬機法に基づく再審査や再評価において、品質、有効性もしくは安全性に関して不適当と評価される可能性があります。 輸入供給する原薬についても、特に海外における原薬製造の部分においては、日本国内の種々の基準や規制に適合する製品が供給されるよう、継続した製造工程や製造環境等のコントロールが不可欠であり、納品後に一部ロットに異物混入が見つかるなどして回収を余儀なくされる場合があります。 対処としましては、不具合が発生した際は、速やかに報告される体制を整備し、定期的に不具合発生傾向の分析を行うことと、品質を優先して取引先を選定し、品質問題の発生可能性を低減するとともに、安定供給に向けた最適なネットワークを構築しております。 (6) 薬価改定及び政府による制度見直し等の影響について 医療用医薬品は、政府の制定する薬価基準により保険価格が定められております。2021年度以降は、薬価制度の抜本改革により、定期的に実施される薬価改定が2年ごとから1年ごとへと改められました。 薬価改定後には、医薬品製造販売事業における販売価格低下、利益幅減少等の影響や、原薬販売事業における需要変動や販売価格低下、利益幅減少等の影響が生じ、政府による医療保険制度抜本改革と併せ当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、マーケティング機能を整備し、常に利幅の見込まれる新商品開発を継続し、複数取引先と複数品目の継続的な取引を維持することを方針とし、特定の取引先・商材が当社グループに与える影響を低減しております。 (7) 競合に関するリスク 当社グループでは、取り扱う医薬品原薬について自社で分析を行う設備を有しており、日本国内の品質基準への対応の面で取引先からも相応の評価を得ております。また、医薬品製造販売事業においても少量多品種生産に対応可能な高薬理活性注射剤工場を保有することから、受託製造において競合他社に比べ優位にあるものと考えております。しかしながら、競合他社の分析設備導入や同種工場新設によっては当社グループの優位性が損なわれ経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、競合他社の動向を注視し、原薬の分析力、提案力を不断に向上させ、従来の信頼を維持しつつ、マーケティング機能を整備し開発・営業方針に反映させております。 (8) 知的財産権に係る紛争に関するリスク 当社グループが原薬供給する、あるいは製造販売するジェネリック医薬品に関しては、物質、製法、用途、製剤等に関する特許権等、他者の権利の存否が製品開発に大きな影響をもたらすため、当社グループは特許権を中心とした知的財産権に関し、徹底した調査を実施しております。しかしながら、当社グループと知財権者との見解の相違から、無効審判請求の申立を含む法的紛争に発展する可能性(当社が原告)や特許抵触の疑義があることを理由に法的紛争に発展する可能性(当社が被告)が想定され、そのような場合には判決の内容により当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、法務部門・知財部門の連携強化により全社的知財管理戦略を充実させ、知財紛争発生防止及び係争早期対応を図りつつ、知財紛争発生時に緊密に連携できる外部専門家を充実させ更なる関係強化を図っております。 (9) 設備・固定資産に関するリスク 当社グループが保有する製造設備のうち、コーアイセイ株式会社本社工場には、導入から長期間が経過した物も含まれます。設備ごとの耐用年数に応じ、新設設備への製造移管及び既存設備の適時適切な修繕・メンテナンス・更新等を計画実施しておりますが、老朽化による予期せぬ機器不具合や不慮の故障により製造スケジュールに影響が生ずる可能性があります。 また、当社グループは、固定資産を多数所有しており、経済情勢の変化等に伴ってそれらの資産価値が著しく変動し、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。このうち生産能力を大幅に拡大したコーアイセイ株式会社蔵王工場におきましては、製造を予定している新規開発品目の販売開始時期の遅延、又は販売予定数量の減少等が発生し、当初の事業計画からの大幅な乖離が生じた場合、固定資産の減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、各事業所建屋等については、長期修繕計画に基づき現況を確認しながら毎年実行項目を検討し、製造設備については、予算策定の際に現況・優先順位を検討し修繕・メンテナンスを実施しております。また、蔵王工場の事業計画につきましては、投資を決定する前の段階で、将来性や投資回収可能性に関する十分な検討を行い、現在は、当該品目にかかる承認取得の進捗確認を適時適切に行い、事業計画からの乖離が生じないよう対応しております。 (10) 研究開発及び医薬品の承認に関するリスク 当社グループは、特許切れ医薬品の製造や付加価値付与等に関する研究開発活動、医薬品原薬に関する製法や品質の分析活動を行っております。これらの活動は、原薬輸入供給や製造販売、業務受託の開始に先行して開始する場合が多々ありますが、必ずしも見込んだ収益獲得につながらない可能性があり、これらの活動を通じて過大な先行投資が行われた場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、新規開発商品を市場に出す際には綿密な計画に基づいて承認手続き等に対応しておりますが、当社グループ又は取引先メーカー等において計画どおりの承認取得ができない場合には市場への供給に遅延が生じ、当社グループの事業、経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、マーケティング機能を整備した上で、市場の需要に適した開発を推進し、情報共有・開発チェック体制を整備しております。 (11) 自然災害、事故等に係るリスク 当社グループの事業拠点は神奈川県、大阪府、山形県と各地域に点在しており、自然災害等で全拠点同時に被害を受ける可能性は低いと考えられます。また、原薬倉庫及び品質検査の拠点は神奈川・大阪の2拠点体制としておりますが、医薬品製剤の生産拠点は山形県に集中し、当社グループの事業所は全てにおいて直ちに代替が効くものではないことから、災害や事故等が発生した場合、製造設備等への損害、製造ラインの停止、取引先や製造施設近隣住民への補償等により、当社グループの事業、経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、損害保険加入状況等を確認し適宜見直しを図りつつ、安定供給に向けた最適なネットワークを構築しております。 (12) 金利変動について 当社グループでは、金融機関からの借入によってコーアイセイ株式会社蔵王工場新設等に必要な資金を調達しておりますが、有利子負債の金額は売上高に比して高額なものではありません。しかしながら今後、市場において金利が上昇した場合には当社グループの借入金利も上昇することが予想され、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。なお、金融機関からの借入には、純資産や経常損益の金額等を基準とした財務制限条項が付されているものはありません。 対処としましては、金利の変動に合わせ、固定金利と変動金利を組み合わせて資金を調達しております。 (13) 売掛金回収に関するリスク 当社グループでは、取引先各社との売掛取引に際しては十分な与信管理の元で販売を行っておりますが、予期せぬ取引先の倒産等により貸倒れが発生した場合には、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、与信管理を徹底して、複数取引先と継続的な取引を維持することを実施し、特定の取引先が当社グループに与える影響を低減しております。 (14) 安全性確保及び環境保全に関するリスク 医薬品の分析、研究、製造の過程等で使用し、又は発生する化学物質の中には、人体、生態系、その他環境に悪影響を与える可能性のある物質も含まれます。当社グループは、関連諸法令の遵守を徹底するとともに、有害物質の漏洩防止及び適法適切な廃棄処理を徹底し、土壌汚染、水質汚濁及び悪臭その他環境被害の発生防止に取り組んでおります。しかしながら、取り扱う物質の特性上従来の化学において予期し得ない現象や結果が発生する可能性も否定はできず、万一事業活動に関係する環境問題が発生した場合には、損害賠償義務の発生やブランドイメージの毀損等経営に影響を与える結果となる可能性があります。また、関連諸法令の改定に伴って多額の対策費用が発生する場合等においても、当社グループの経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、一定のリスクが存することを踏まえつつ、軽減すべく社内部署間・取引先等との連携を密にして各種廃棄物は法令に従い処理し、作業方法や作業手順などの確認徹底及び教育を充実しております。 (15) 人材確保について 当社グループは、今後の事業継続・拡大のため質の高い人材を継続的に確保していくことが重要な課題であると認識し人材確保に注力しておりますが、周辺情勢の変動により人材を十分に確保できなかった場合には当社グループの事業、経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、業務遂行状況の共有化を図るとともに、人材紹介会社と連携するなどして、適宜人員増強を実施しております。 (16) 特定の経営者への依存について 当社の代表取締役社長である首藤利幸は、当社グループの創業者であり、当社グループの経営方針や経営戦略の立案及び決定をはじめ、営業戦略や業務遂行等の経営全般において重要な役割を果たしております。ガバナンス体制の構築のみならずノウハウや経験の伝承の面からも人材の強化を図っており、経営層、従業員ともに適材適所で配置し盤石な体制を築いておりますが、何らかの理由により当社グループにおける業務遂行が困難になった場合、人脈や業界内でのネットワーク等の面で影響が懸念され、当社グループの事業、経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、ガバナンス体制の構築及び人材の強化を図り、経営者並びに従業員を適材適所で配置しつつ、コーポレートガバナンス・コードに従い、後継者計画を検討・策定することとしております。 (17) 機密情報の管理に係るリスク 当社グループは、原薬取引及び製剤の製造販売や業務受託等において、取引先の生産計画や新製品の開発に関する機密性の高い情報を取得する場合があります。当社グループでは、機密情報の授受に際し秘密保持契約締結を徹底しているほか、従業員教育やIT統制を通じて機密情報の管理の徹底を図っておりますが、万が一情報漏洩等が発生した場合には、当社グループの信用の失墜等により、経営成績及び財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、情報セキュリティ管理体制の構築及び情報管理についての研修を継続的に実施し、チェック体制の構築、法令遵守意識の確立を図っております。 (18) 繰延税金資産について 当社グループは、将来の課税所得に関する予測・仮定に基づき、繰延税金資産の回収可能性の判断を行っていますが、将来の課税所得の予測・仮定が変更され、繰延税金資産の一部又は全部が回収できないと判断した場合、繰延税金資産は減額され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 対処としましては、繰延税金資産の回収可能性の評価にあたり基準とした利益計画の実現可能性について慎重に検討を行い、合理的かつ保守的に見積った課税所得についてのみ繰延税金資産を計上することとしております。
経営成績の分析 (MD&A)5,289字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、企業収益の増加に伴う個人所得・雇用環境の改善等により、国内需要は緩やかに増加いたしましたが、米国の政策動向や、ウクライナや中東の情勢、金融資本市場の変動などにより、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 このような環境の中、米国による相互関税等の政策が当社グループの業績へ及ぼす影響は、取引の多くが日本国内向けであるため、軽微でありました。為替変動は原薬等の仕入価格に影響し、円高が進んだ場合には仕入価格が下落し、円安が進んだ場合には高騰するリスクがあります。対策として、必要に応じ為替予約等を行うことや海外サプライヤーへの価格交渉、為替連動型の価格設定への切替等によりリスク回避に努めております。 医薬品業界におきまして、ジェネリック医薬品使用促進策が引き続き進められております。厚生労働省は、2024年9月30日に改定した「安定供給の確保を基本として、後発医薬品を適切に使用していくためのロードマップ」で、数値目標として「医薬品の安定的な供給を基本としつつ、後発医薬品の数量シェアを2029年度末までに全ての都道府県で80%以上」を主目標に、「後発医薬品の金額シェアを2029年度末までに65%以上」と明記しました。また、2024年10月1日より長期収載品(ジェネリック医薬品のある先発医薬品)に対して選定療養の仕組みが導入されました。厚生労働省の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和6年度2月号」によると、これらの促進策によりジェネリック医薬品の数量シェアは2023年度80.2%から2025年2月には90.6%に拡大しております。 このような事業環境の中で当社グループでは、2030年をターゲットとした長期事業計画を策定し2030年のなりたい姿として、原薬販売事業は「原薬輸入商社から、医薬品専門商社へ」、医薬品製造販売事業は「注射剤を主としたジェネリック医薬品メーカーから、特長のある注射剤国内トップメーカーへ」を掲げ、取り組んでまいりました。この2つのテーマに向けた戦略を推進していくことで、長期事業計画で掲げた財務目標の実現を目指してまいります。 当連結会計年度において、原薬販売事業では、前期改修工事を行った大阪医薬分析センターの活用を進め、さらなる取引量拡大への対応を進めております。医薬品製造販売事業では、安定供給責任を果たし、今後さらなる需要拡大に対応するため蔵王第二工場の新設を2027年7月の稼働に向けて計画通り進めております。本建設により、医薬品現場からのニーズの高いプレフィルドシリンジ製剤の増産と、検討を進めている新規受託案件を獲得することで、さらなる事業拡大を目指してまいります。 このような状況の下、当連結会計年度の業績は、売上高23,269百万円(前期比5.1%増)、営業利益5,355百万円(前期比22.2%増)、経常利益5,375百万円(前期比23.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,637百万円(前期比23.5%増)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 原薬販売事業 原薬販売事業におきましては、「中枢神経用薬」用原薬や「腫瘍用薬」用原薬の販売が近年上市した品目の拡販や、一部の品目で得意先での在庫調整が解消し取引量が増えたものがあった一方で、「外皮用薬」用原薬や「循環器官用薬」用原薬、「抗生物質製剤」用原薬等が前期から発生している得意先での在庫調整や、競合の参入、顧客の購入タイミングの影響等により減少したものの、当連結会計年度の売上高は15,930百万円(前期比3.1%増)となりました。セグメント利益は3,215百万円(前期比16.1%増)となりました。なお、売上高には、セグメント間の内部売上高1,330百万円を含んでおります。 医薬品製造販売事業 医薬品製造販売事業におきましては、プレフィルドシリンジ製剤の販売が増産対応等により堅調に推移した一方で、主力製品の錠剤が競合の参入等により減少したものの、当連結会計年度の売上高は8,668百万円(前期比3.2%増)となり、セグメント利益は収率や稼働率の向上による生産性の改善や売上構成の変化等により、2,136百万円(前期比25.7%増)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における資産、負債及び純資産状況は次のとおりであります。 総資産は、36,114百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,110百万円増加いたしました。これは主に、建設仮勘定の増加2,762百万円、商品及び製品の増加973百万円、現金及び預金の増加964百万円等があった一方で、建物及び構築物の減少201百万円、売掛金の減少126百万円、受取手形の減少99百万円、電子記録債権の減少56百万円等があったことによるものであります。 負債は7,994百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,041百万円増加いたしました。これは主に、設備関係未払金の増加1,217百万円、未払法人税等の増加307百万円、支払手形及び買掛金の増加80百万円等があった一方で、長期借入金の減少349百万円、電子記録債務の減少269百万円等があったことによるものであります。 純資産は28,120百万円となり、前連結会計年度末と比べ3,068百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加3,090百万円等によるものであります。 これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末より0.4ポイント減少し、77.9%となっております。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,544百万円増加し、14,739百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は3,777百万円(前期比53百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益5,371百万円、減価償却費691百万円等があった一方で、法人税等の支払額1,441百万円、棚卸資産の増加額998百万円等があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は1,282百万円(同188百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入3,396百万円等があった一方で、定期預金の預入による支出2,816百万円、固定資産の取得による支出1,888百万円等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は938百万円(前連結会計年度は795百万円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額547百万円、長期借入金の返済による支出373百万円等があったことによるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 医薬品製造販売事業(千円)   6,949,863   103.4 合計(千円)   6,949,863   103.4 (注)1.金額はセグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.金額は販売価格によっております。 ロ.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 原薬販売事業(千円)   12,063,931   111.5 医薬品製造販売事業(千円)   3,415,263   86.1 合計(千円)   15,479,195   104.7 (注)金額はセグメント間の内部振替前の数値によっております。 ハ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 医薬品製造販売事業(千円)   7,175,583   94.1   2,522,620   102.6 合計   7,175,583   94.1   2,522,620   102.6 (注)1.金額はセグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.当社グループは医薬品製造販売事業の一部について受注生産を行っているため、その分の金額を記載しております。 ニ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 原薬販売事業(千円)   14,600,557   106.3 医薬品製造販売事業(千円)   8,668,673   103.2 合計(千円)   23,269,231   105.1 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 扶桑薬品工業株式会社   4,299,518   19.4   5,019,474   21.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、並びに資産・負債及び収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。また、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ②経営成績の分析 経営成績の分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載しております。 ③キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ④経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載しております。 ⑤資本の財源及び資金の流動性 当社グループの主な資金需要は、商品の仕入れ、製品製造のための原材料購入費用や製造費用、販売費及び一般管理費等の運転資金であります。また、設備投資にかかる資金需要の主なものは、分析能力や生産能力の増強等によるものであります。 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金又は借入により資金調達することとしております。当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定し、これらの資金需要は内部資金又は資金調達の実施により賄うことを基本としております。 ⑥経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しにつきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

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出典

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