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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

大分銀行

THE OITA BANK, LTD.8392 · Prime · 銀行業

大分銀行グループは銀行業を中核に、リース、クレジットカード、債務保証、システム開発など金融関連サービスを包括提供。

概要

大分銀行は1892年12月に設立された地方銀行で、大分県を中心に福岡県、宮崎県、熊本県、大阪府、東京都に営業基盤を持つ。預金・貸出・為替などの銀行業務を中核に、リース業やクレジットカード業務などを手がける連結子会社9社でグループを構成する。2026年3月期の連結経常収益は994億円、親会社株主に帰属する当期純利益は106億円に達した。従業員数は1,626名(単体)。地域密着型のリテールバンキングを強みとし、中小企業向け融資や個人預金を柱とする。

銀行業務を中核とする3セグメント構成

大分銀行グループは「銀行業」「リース業」「その他」の3区分で事業を展開する。銀行業では87の本支店と6の出張所を通じて預金・貸出・為替・有価証券投資・金融商品仲介・保険販売を提供し、連結子会社の大銀オフィスサービスが経理計算などの従属業務を担う。リース業は大分リース株式会社が各種設備・機器のリースを手がける。その他にはクレジットカード業務(大分カード)、債務保証、コンピューター関連、投融資、システム開発・運営を行う7社が含まれる。2025年4月には大分キャピタルパートナーズとおおいたプラットの2社を新設した。

預金3.6兆円・貸出2.5兆円の地盤

2026年3月期末の預金及び譲渡性預金残高は3兆6,149億円と前期比452億円増加した。貸出金残高は2兆4,606億円で同1,893億円の増加。有価証券残高は1兆2,882億円で同487億円減少した。資金運用収支は514億円と前期比77億円増加し、うち国内部門の利回りは1.22%(前期0.87%)、調達利回りは0.21%(前期0.07%)と利ざやが拡大した。役務取引等収支は91億円、その他業務収支は△276億円と国債等債券売却損の増加などで悪化した。

中期経営計画2024で掲げる財務目標

2024年4月からスタートした「中期経営計画2024」では、長期ビジョン「地域の持続可能性を高める価値創造カンパニー」のもと4つの基本方針を掲げる。コアビジネスの深化、地域課題解決、デジタル活用、サステナビリティ経営を推進する。2027年3月期の目標として連結当期純利益100億円超、連結ROE5.0%超、単体OHR65%程度を設定する。2026年3月期実績では連結当期純利益106億円と目標67億円を上回り、ROE5.3%(目標3.4%)と順調に進捗した。金融商品仲介資産残高は6,903億円(目標5,661億円)、SDGs投融資累計額は4,187億円(目標1,875億円)と大きく上回った。

大分県内中心に87店舗のネットワーク

大分銀行は本店を大分市府内町に置き、大分県内を中心に87の支店と6の出張所を展開する。かつては香港に駐在員事務所を開設(1994年)していたが、現在の営業基盤は大分・福岡・宮崎・熊本・大阪・東京の6都県に集中する。連結子会社9社のうち主要なものは大分リース(1975年設立)、大分カード(1983年設立)、大銀オフィスサービス(2016年に2社合併により設立)であり、いずれも大分市内に所在する。地域密着型の営業を標榜し、職員数は単体で1,626名、連結では約1,700名にのぼる。

業界の中での役割は地域金融機関(地方銀行グループ)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
994億円
経常利益
147億円
利益率
14.8%
純利益
106億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

大分銀行の本支店・出張所において、預金業務、貸出業務、為替業務、有価証券投資業務、金融商品仲介業務、保険商品販売業務などを地域密着型で展開している。また、子会社の大銀オフィスサービスが銀行の従属業務(経理計算等)を担う。

主な製品・サービス6
預金業務
個人・法人向け預金受け入れ。
貸出業務
個人・法人向け融資。
為替業務
内国為替及び外国為替業務。
有価証券投資業務
有価証券の投資運用。
金融商品仲介業務
金融商品の仲介サービス。
保険商品販売業務
保険商品の窓口販売。

02リース業準主力

大分リース株式会社がリース業務を営み、地域のリースニーズに対応している。

主な製品・サービス1
リース業務
各種設備・機器のリースサービス。

03その他(クレジットカード・債務保証・コンピュータ関連・投融資・システム開発等)副次

クレジットカード業務、債務保証業務、コンピューター関連業務、投融資業務、システムの企画・開発・運営業務などを連結子会社7社が提供し、個人・法人の金融・業務ニーズに応えている。

主な製品・サービス5
クレジットカード業務
クレジットカードの発行・加盟店管理等。
債務保証業務
融資等に対する保証サービス。
コンピューター関連業務
コンピューター機器販売・保守等。
投融資業務
投資事業組合の組成・運営等。
システム企画・開発・運営業務
情報システムの企画、開発、運用保守。

製品と技術

個人・法人向け預金・貸出のリテール業務

大分銀行の中心業務は、個人および法人顧客からの預金受け入れと融資である。預金業務では普通預金、定期預金、納税準備預金などを提供し、2026年3月期の預金残高は3兆6,149億円に達する。貸出業務では事業性融資、住宅ローン、カードローンなどを取り扱い、貸出金残高は2兆4,606億円。中小企業向け融資に強みを持ち、地域密着型の営業活動を展開している。また、金融商品仲介業務や保険商品の窓口販売も行い、顧客の資産形成ニーズに応える。

内外為替と有価証券投資で収益を多様化

為替業務では内国為替と外国為替の両方を手がける。1960年9月に外国為替業務を開始し、1981年11月からはコルレス業務を展開。国内の振込・送金に加え、外貨建て取引にも対応する。有価証券投資業務では国債、地方債、社債、株式などの運用を行い、2026年3月期末の有価証券残高は1兆2,882億円。貸出金利息とともに有価証券利息配当金が収益の柱の一つである。また、債券ディーリング業務(1985年開始)やコマーシャル・ペーパー取扱業務(1987年開始)も行っている。

リース・クレジットカード・システム開発のグループ事業

グループ子会社が提供するサービスも重要である。大分リース株式会社は各種設備・機器のリース事業を営み、2026年3月期のリース業経常収益は102億円。株式会社大分カードはクレジットカードの発行・加盟店管理を行い、大分保証サービスは債務保証業務を提供する。大銀オフィスサービスは銀行の経理計算等の従属業務を、大銀システム開発(グループ内)はシステムの企画・開発・運営を担う。2025年4月には新たに大分キャピタルパートナーズ(投融資)とおおいたプラット(地域プラットフォーム)を設立し、事業領域を拡大している。

保険販売・証券仲介など金融サービスのワンストップ化

大分銀行は保険商品の窓口販売を2002年10月に開始し、生命保険・損害保険を提供している。2004年12月からは証券仲介業務も行い、投資信託や国債などの販売を手がける。金融商品仲介資産残高は2026年3月期に6,903億円に達した。ダイレクトセンター(2001年開設)やインターネットバンキング(2000年開始)により、対面以外のチャネルでも顧客の資産運用・決済ニーズに対応する。これらのサービスは、銀行本体と子会社が連携して提供するワンストップ金融体制を構成している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地銀大手、収益改善途上で成長期待

銀行業界で大分県地盤の地方銀行。同業のいよぎんHD・しずおかFGなどは広域展開が進むが、当社は地元密着型。2026年3月期の経常収益994億円と大きく伸長する見込みだが、営業利益率は公表されていない。地銀業界では収益力強化が急務であり、貸出金利の改善や手数料収入拡大が課題。人口減少地域での貸出需要減少リスクを抱える。

強み

  • 大分県内に強固な営業基盤を持ち、地元企業や個人とのリレーションシップが強み。
  • 地域からの預金が安定しており、資金調達コストが低い。
  • 2026年3月期の経常収益が大きく伸びる見込みで、収益改善の兆しがある。
  • 地方自治体との関係が深く、公共事業関連の融資やビジネスを獲得しやすい。

課題

  • 大分県の人口減少で貸出需要が縮小傾向にあり、収益基盤が徐々に弱まるリスク。
  • 低金利が続けば貸出金利が伸びず、収益性改善が困難に。手数料収入への依存度が高まる。
  • メガバンクやネット銀行との競争が激しく、地域内でもシェア維持が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が大分銀行

時価総額で並べると、掲載9社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17322三十三フィナンシャルグループ559億円18.0倍
28558東和銀行519億円
37173東京きらぼしフィナンシャルグループ516億円13.1倍
48713フィデアホールディングス506億円12.2倍
58345岩手銀行461億円19.3倍
68392大分銀行459億円21.1倍
78393宮崎銀行438億円15.3倍
88364清水銀行367億円17.8倍
97187ジェイリース241億円9.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

資本金6万円で創業し、二十三銀行を吸収合併

1892年12月に株式会社大分銀行として設立され、資本金は6万円であった。1893年2月に創業。1927年10月には株式会社二十三銀行を合併し、商号を株式会社大分合同銀行に変更した。この合併により営業基盤を拡大し、大分県内での地盤を固めた。1953年1月には再び商号を株式会社大分銀行に変更。同年2月には大分不動産商事株式会社(後の大銀ビジネスサービス)を設立し、系列会社による業務補完の体制づくりを始めた。

外国為替開始と本店移転、オンライン化への歩み

1960年9月に外国為替業務の取り扱いを開始し、国際業務に進出。1966年8月には本店を大分市府内町の現在地に新築移転した。1974年10月には事務センターを大分市城崎町に建設し、同年12月から総合オンラインシステムへの移行を開始。1978年10月に全店の移行が完了した。1981年11月には外国為替コルレス業務を開始し、国際業務の幅を広げた。1983年4月には国債等の窓口販売(証券業務)に着手し、金融商品の多様化を進めた。

東京・大阪・福岡への上場と第一部指定

1973年4月、大分銀行の株式は東京、大阪両証券取引所の市場第二部、および福岡証券取引所に上場された。翌1974年2月には東京、大阪両市場第一部に指定替えとなり、全国的な知名度を得た。その後2013年7月に大阪証券取引所が東京証券取引所に統合され、現在は東京証券取引所プライム市場に上場している。上場以降、資本調達の選択肢が広がり、事業拡大の基盤となった。

リース・カード・保証など子会社群の整備

1970年代後半から子会社設立が相次いだ。1975年4月に大分リース株式会社、1976年4月に大分保証サービス株式会社(現・大分保証サービス)を設立。1983年5月には株式会社大分カードを設立し、クレジットカード業務に参入した。1987年6月には大銀スタッフサービス(現・大銀オフィスサービス)を設立。2002年7月には大銀アカウンティングサービスを設立し、2016年4月に両社を合併して大銀オフィスサービス株式会社とした。これらの子会社により、銀行業務を補完する多様な金融サービスを提供する体制が整った。

デジタル化とシステム共同化への対応

2000年4月にインターネット・モバイルバンキングサービスを開始し、2001年3月にはダイレクトセンターを開設。2002年10月に生命保険の窓口販売、2004年12月に証券仲介業務を開始した。2013年5月には基幹系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行し、システムコストの削減と安定運用を図った。2025年3月期の有価証券報告書では、デジタル利活用による構造改革を中期計画の柱の一つに掲げている。

2026年3月期に純利益106億円を達成

2025年3月期の連結経常収益は994億円、親会社株主に帰属する当期純利益は106億円と過去最高水準となった。前期比では経常収益が215億円増加、純利益が30億円増加した。主因は有価証券利息配当金や貸出金利息の増加、株式等売却益の拡大である。2026年3月期の計画では純利益106億円、ROE5.3%を見込んでいたが実績も同水準で着地。全国的な金利上昇が収益を押し上げ、単体OHRは49.5%と改善した。

年表29件を開く

1890年代

  • 1892年12月創業株式会社大分銀行設立(資本金6万円)。1893年2月創業。

1920年代

  • 1927年10月M&A株式会社二十三銀行を合併、商号を株式会社大分合同銀行に変更。

1950年代

  • 1953年1月商号変更商号を株式会社大分銀行に変更。
  • 1953年2月創業大分不動産商事株式会社設立。(1979年1月、商号を大銀ビジネスサービス株式会社に変更)。

1960年代

  • 1960年9月外国為替業務取扱開始。
  • 1966年8月本店を現所在地(大分市府内町)に新築移転。

1970年代

  • 1973年4月上場当行株式を東京、大阪証券取引所各市場第二部並びに福岡証券取引所に上場。
  • 1974年2月M&A東京、大阪証券取引所各市場第一部に指定(その後、2013年7月大阪証券取引所は東京証券取引所に統合)。
  • 1974年10月事務センターを大分市城崎町に新築、同年12月総合オンラインへ移行開始。
  • 1975年4月創業大分リース株式会社設立。
  • 1976年4月創業大分保証サービス株式会社設立。
  • 1978年10月総合オンライン全店移行完了。

1980年代

  • 1981年11月外国為替コルレス業務開始。
  • 1983年4月証券業務取扱開始(国債等の窓口販売)。
  • 1983年5月創業株式会社大分カード設立。
  • 1985年6月商品有価証券売買業務(債券ディーリング業務)開始。
  • 1987年6月創業大銀スタッフサービス株式会社(現大銀オフィスサービス株式会社)設立。
  • 1987年11月国内発行コマーシャル・ペーパー取扱業務開始。
  • 1989年6月担保付社債信託法に基づく受託業務開始。

1990年代

  • 1992年3月第2事務センターを大分市城崎町の事務センター隣接地に別棟増築。
  • 1994年12月香港駐在員事務所を開設。
  • 1998年12月証券投資信託の窓口販売業務開始。

2000年代

  • 2000年4月インターネット・モバイルバンキングサービス開始。
  • 2001年3月ダイレクトセンター開設。
  • 2002年7月創業大銀アカウンティングサービス株式会社(現大銀オフィスサービス株式会社)設立。
  • 2002年10月生命保険商品の窓口販売業務開始。
  • 2004年12月証券仲介業務開始。

2010年代

  • 2013年5月基幹系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行。
  • 2016年4月M&A大銀スタッフサービス株式会社と大銀アカウンティングサービス株式会社が合併し、大銀オフィスサービス株式会社に社名変更。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結当期純利益2027年3月期まで100億円超
  • 連結ROE2027年3月期まで5.0%超
  • 連結自己資本比率2027年3月期まで9.5%程度
  • 単体OHR2027年3月期まで65%程度
  • お客さまの付加価値額増加2027年3月期まで2026年度付加価値額が2023年度比で増加

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コアビジネスの深化とソリューションビジネスの進化

    大分銀行グループの強みを磨き上げ、新たな挑戦により収益・成長機会を追求する。

  2. 02

    地域共創と課題解決によるプレゼンス発揮

    地域共創、地域課題の解決、産業振興機能の拡充を通じて、大分銀行グループの存在感を示す。

  3. 03

    営業態勢革新とデジタル活用による構造改革

    営業態勢の革新やデジタル利活用を進め、構造改革を加速する。

  4. 04

    サステナビリティ経営の基盤強化

    サステナビリティ経営の実現に向け、経営基盤を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,626人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は708万円で、9期前と比べて+17.4%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月1,909
2018年3月1,883
2019年3月60337.515.41,867
2020年3月61637.415.21,856
2021年3月63237.515.21,832
2022年3月64237.815.51,767
2023年3月65139.015.61,750
2024年3月65639.015.91,715
2025年3月67739.116.21,653
2026年3月70839.515.91,626

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率127.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)45.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 大分県 大分市内地区9,048百万円
銀行業 — 大分県内(除く大分市内)地区5,849百万円
銀行業 — 大分県 大分市 ほか5,612百万円
銀行業 — 大分県 大分市1,796百万円
銀行業 — 福岡県757百万円
リース業 — 大分県 大分市 ほか504百万円
銀行業 — 宮崎県499百万円
銀行業 — 熊本県366百万円
その他 — 大分県 大分市234百万円
銀行業 — 東京都23百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    大銀オフィスサービス株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大分リース株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大分保証サービス株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大分カード
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大銀コンピュータサービス株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大銀経済経営研究所
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    大分ベンチャーキャピタル株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    大分キャピタルパートナーズ株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    おおいたプラット株式会社
    大分県 大分市 · 連結子会社
    議決権51.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    令和3年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2021-07-05
    520万円
  • 補助金
    令和4年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2022-06-14
    452万円
  • 補助金
    令和5年度地域雇用創造利子補給金(戦略産業雇用創造プロジェクト)
    厚生労働省 · 2023-05-23
    384万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は994億円経常利益147億円前期と比べると増収増益で、売上が+27.6%、利益が+32.4%。

売上高
+27.6%
994億円
経常利益
+32.4%
147億円
純利益
+39.5%
106億円
利益率
14.8%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,035億円994億円
純利益130億円106億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は279億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+44.6%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1563
2024年1Q19323
2024年2Q1809
2024年3Q16018
2024年4Q19915
2025年2Q38937
2025年4Q39039
2026年2Q44644
2026年4Q54862
2027年1Q27939

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は568億円から994億円へ1.8倍に増えた。経常利益率は18.0%から14.8%になった。経常収益は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月56810218.072
2014年3月59014825.183
2015年3月61816426.597
大銀スタッフサービス株式会社と大銀アカウンティングサービス株式会社が合併し、大銀オフィスサービス株式会社に社名変更。
2016年3月60114624.397
2017年3月59010217.375
2018年3月6109315.260
2019年3月6177812.658
2020年3月6089315.351
2021年3月5776811.836
2022年3月5557213.054
2023年3月7297810.754
2024年3月7329112.465
2025年3月77911114.276
2026年3月99414714.8106

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益994億円のうち、経常利益として残るのは147億円14.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は106億円、売上の10.7%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金85.2%847億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.8%147億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
14.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.9pt
10.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
4.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−2,178億円、投資CFが587億円で、差し引きのフリーCFは−1,591億円期末の手元現金は6,163億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月663−470−21580
2014年3月710−206−311,053
2015年3月233−272−21994
2016年3月952−123−201,804
2017年3月758−349−112,202
2018年3月−338409−112,261
2019年3月674−623−132,299
2020年3月1,1308−1223,315
2021年3月3,415−1,657−135,061
2022年3月4,703−342−129,410
2023年3月−959−1,201−137,237
2024年3月1,327154−158,704
2025年3月−1,182297−347,784
2026年3月−2,178587−306,163

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4.5兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,453億円で、自己資本比率は5.5%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月2.861,6332.705.5
2014年3月3.011,6492.845.3
2015年3月3.081,9162.896.1
2016年3月3.161,8812.975.9
2017年3月3.211,8943.025.9
2018年3月3.221,9643.026.1
2019年3月3.332,0193.136.1
2020年3月3.391,8863.205.5
2021年3月3.812,0273.615.3
2022年3月4.311,9814.114.6
2023年3月4.321,8754.144.3
2024年3月4.552,1794.344.8
2025年3月4.512,0864.304.6
2026年3月4.492,4534.255.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,692億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4.2兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中19位あたり、逆に低いのは配当利回り79社中64位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.7%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
5.5%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率上位前期からの売上の伸び
27.6%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,925で、1年前と比べて+203.6%過去52週の値幅のなかでは93%の位置にある。

¥2,925-0.2%1ヶ月+13.0%1年+203.6%時価総額459億円
過去52週の値幅
安値¥930高値¥3,075

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.1倍
PER (会社予想)17.0倍
PBR0.84倍
配当利回り1.71%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近は8月19日に前日比-5.56%と急落し、2,736円で終えました。それでも週足では25日移動平均線(2,686.96円)を上回っており、1カ月で+4.51%と上昇基調は継続しています。52週高値2,971円まで約7.9%の水準にあり、高値圏での値動きです。戻り売りに押される場面も見られますが、25日線がサポートとして機能しており、出来高も直近は増加傾向で、方向感が出てきました。RSIは59.4と中立圏で、過熱感はありません。需給は信用倍率が公表されていないため不透明です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER20.89倍は業界平均17.74倍を上回るが、予想16.8倍に低下見込み。PBR0.83倍は平均1.02倍を下回り、銀行業の特性を考慮すると割高ではない。配当利回り1.73%は平均2.28%を下回る。ROE4.67%は改善傾向にあり、PBR1倍未満が常態的な銀行では妥当な水準と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.1倍17.5倍
PER (予想)17.0倍
PBR0.84倍1.01倍
ROE4.7%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地銀再編の流れの中で、単独での生き残りを模索する姿勢と、地域経済の回復による貸出需要の拡大を強気派は評価する。一方、低金利環境の長期化で利ざやが縮小し、収益力向上には限界があるとの弱気派の見方もある。人口減少や競争激化を踏まえ、非金利収入の拡大や経営効率化がどこまで進むかが焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 増収増益が続く

    2026年3月期は売上高994億円、純利益106億円と増収増益を見込む。

  • 地銀再編の恩恵

    業界再編で生き残りに向けた連携やスケールメリット追求の動きが期待される。

  • 地域経済の回復

    大分県内の観光や産業振興による資金需要の拡大が貸出増に寄与する可能性がある。

  • 2026年3月期は純利益106億円と39%増通年影響

    純利益は76→106億円と+30億円。増収で大幅増益となった。

  • 売上高が779→994億円と27.6%増加通年影響

    売上高は994億円、前期比27.6%増。大幅増収が収益拡大を牽引。

  • 外国人の保有比率14.55%と相対的に高い継続影響

    外国人持ち株比率14.55%は地方銀行のうち高く、グローバル資金の継続的な受け皿がある。

  • 1年間で株価200%上昇、強いトレンド継続影響

    前年比+200.54%と急騰。強いモメンタムが続けばさらに上値を試す。

マイナスに働く材料7
  • 利ざや縮小

    低金利政策の長期化で預貸金利差が縮小し、本業の収益力が低下する恐れがある。

  • 人口減少

    大分県でも人口減少と高齢化が進み、長期的に貸出需要や預金量が減少するリスクがある。

  • 競争激化

    ネット銀行や新興勢力との競争で、手数料収入や顧客獲得が思うように伸びない可能性がある。

  • 実績PER20.61倍は高いバリュエーション継続影響

    時価総額449億円に対しPER20.61倍。純利益増が続かないと、株価は割高修正を迫られる。

  • ROE4.67%と資本効率が低迷通年影響

    ROEは4.67%と低位。資本効率の改善がなければ株主価値は増えにくい。

  • PBR0.8209倍は純資産以下で市場評価が低迷継続影響

    PBR0.82倍と解散価値以下。ROEの改善がなければ、資本政策の柔軟性を制約する。

  • 配当利回り1.75%は増益ほど魅力的でない継続影響

    配当利回り1.75%は低利回り。株主還元が増益に追いつかず、インカム需要は限定的。

次の決算で確かめる点
預貸利ざや
収益性の核であり、低金利下での変化が業績に直結するため。
非金利収入比率
利ざや依存脱却の進捗を示す指標。
貸出金利回り
貸出資産の収益性を測る上で重要。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+54.5%いまの株価に対する利回りは1.71%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
1.71%
いまの株価に対して
配当性向
26.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1415.9
2018年3月1614.323.6
2019年3月160.025.6
2020年3月160.029.1
2021年3月160.044.5
2022年3月160.027.1
2023年3月1812.527.5
2024年3月195.627.0
2025年3月2215.825.8
2026年3月3454.526.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,355人。区分でいちばん多いのは個人・その他31.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.3%を占め、残る49.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他25.728.629.429.930.431.1
金融機関35.233.531.731.029.427.1
事業法人21.621.322.623.224.923.2
外国法人16.315.314.513.312.614.5
証券会社1.11.41.72.62.64.0
自己株式3.12.92.82.72.03.3
政府・自治体0.00.00.00.00.10.0
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.41
02明治安田生命保険相互会社4.39
03大分銀行行員持株会2.95
04野村證券株式会社2.59
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.47
06日本生命保険相互会社2.27
07GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)2.23
08大同生命保険株式会社1.68
09高橋 慧1.38
10膳所 英敏1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    4.09%
    -1.17pt
  • 2026-06-05
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.44%
    -0.04pt
  • 2026-04-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.48%
    -0.12pt
  • 2026-04-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.60%
    +2.37pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+222%、1株純資産は14期で+241%。直近期のROEは4.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月439524.88.221.3
2014年3月509995.28.014.1
2015年3月611,2095.67.712.4
2016年3月631,1965.25.611.9
2017年3月48012,0314.09.115.9
2018年3月38012,4673.110.323.6
2019年3月36612,8192.99.425.6
2020年3月32311,9612.65.929.1
2021年3月23012,8551.99.444.5
2022年3月682,5082.75.627.1
2023年3月692,3722.86.027.5
2024年3月832,7543.27.327.0
2025年3月972,7303.57.125.8
2026年3月1403,2424.713.326.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

21名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は21名。2026/3期の役員報酬は総額359百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
後藤富一郎取締役会長(代表取締役)7115,877
高橋靖英取締役頭取(代表取締役)6314,101
岡松伸彦専務取締役6517,746
佐藤泰則常務取締役 営業統括本部長615,974
池田雄常務取締役6014,409
濱田法男常務取締役 経営戦略本部長5910,645
和田久継取締役73500,000
平川浩行取締役 監査等委員638,140
森毅取締役 監査等委員571,599
河野光雄取締役 監査等委員7413,552
山本章子取締役 監査等委員686,955
能美知子取締役 監査等委員4479
残りの役員9名を開く
氏名役職年齢保有株数
渡辺祐司常務執行役員
植木克彦常務執行役員
阿南裕輔執行役員
猪股高士執行役員
神田哲也執行役員
阿部修執行役員
三浦正敦常務取締役575,258
奥村哲也執行役員
小野智宏執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)72433928240
取締役(社内)3505017
社外取締役527275

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容613字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当行及び当行の関係会社(以下、「当行グループ」という。)は、当行及び連結子会社9社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務などの金融サービス等に係る事業を行っております。 当行グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〔銀行業〕 当行の本支店87ヵ店、出張所6ヵ店においては、預金業務、貸出業務、為替業務、有価証券投資業務、金融商品仲介業務、保険商品等の窓口販売業務等を行い、地域に密着した営業活動を展開しております。また、大銀オフィスサービス株式会社は、銀行の従属業務としての経理関係計算業務等を営んでおります。 〔リース業〕 大分リース株式会社においては、リース業務を営み、地域のリースに関するニーズに積極的にお応えしております。 〔その他〕 「銀行業」、「リース業」以外の連結子会社7社は、クレジットカード業務、債務保証業務、コンピューター関連業務、投融資業務、システムの企画・開発・運営業務等を営み、個人顧客、法人顧客それぞれの金融ニーズ等に積極的にお応えしております。 なお、2025年4月1日付で、大分キャピタルパートナーズ株式会社及びおおいたプラット株式会社を設立いたしました。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,107字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものであります。 経営方針 当行は次の方針に基づき経営活動を行っております。 (経営の基本方針) 経営理念:『地域社会の繁栄に貢献するため銀行業務を通じ最善をつくす』 長期ビジョン:Vision2031『地域の持続可能性を高める価値創造カンパニー ~ステークホルダーとともに~』 ブランドスローガン: 『感動を、シェアしたい。』 当行の経営理念は、「社会における役割・責任・目標、そして共通の価値観」を明示しており、行員一人ひとりがこの使命を銘記し、銀行業務を全力で遂行してまいります。 この使命を達成するために、地域の皆さまと一緒になって地域社会の発展に寄与するとともに、お客さまに感動していただけるサービスをお届けするという目標に向かって前進してまいります。 (中長期的な経営戦略) 2024年4月よりスタートした「中期経営計画2024」では、社会課題の複雑化や、環境変化のスピードが加速するなかで、地域とともに持続的に成長していくためには、ステークホルダーを意識したサステナビリティ経営を実践していくことが必要であると考え、これらの認識のもと、長期ビジョンのブラッシュアップを実施いたしました。 ブラッシュアップした長期ビジョンからのバックキャストと「中期経営計画2021」や内外環境からのフォアキャストの両面からのアプローチにより策定した「中期経営計画2024」では、「私たちにしかできない『金融+α』~“挑戦”を“あたり前”に~」を基本テーマに、以下4つの基本方針に基づき施策を展開しております。 ①基本方針Ⅰ:PLAN-Growth コアビジネスの深化、ソリューションビジネスを進化させ、大分銀行グループの強みの磨き上げと新たな挑戦による収益・成長機会を追求します ②基本方針Ⅱ:PLAN-Region 地域共創、地域課題の解決、産業振興機能拡充を通じて、大分銀行グループのプレゼンスを発揮します ③基本方針Ⅲ:PLAN-Transformation 営業態勢革新、デジタルの利活用により構造改革を進化させます ④基本方針Ⅳ:PLAN-Sustainability サステナビリティ経営の実現に向けた経営基盤を強化します これらの活動を通じて、地域やお客さまの課題解決に取り組み続けることによって、当行グループとお客さまの持続的成長とともに地域の持続可能性を高めてまいります。 また、2025年11月に「中期経営計画2024」が順調に進捗していることに加え、足元での国内金利市場が当初計画よりも高い水準で推移し、今後も一定程度の上昇が見込まれることを踏まえて、計画最終年度(2027年3月期)における連結当期純利益などの財務目標を見直しいたしました。各経営指標についての進捗状況及び最終年度である2027年3月期の目標は以下のとおりです。 指標名   2026年3月期 目標   2026年3月期 実績   2027年3月期 目標 財務指標   連結当期純利益(注1)   67億円   105億円   100億円超 連結ROE(注2)   3.4%   5.3%   5.0%超 連結自己資本比率   10%程度   9.53%   9.5%程度 単体OHR   74.4%   49.5%   65%程度 エンゲージメント指標   お客さまの付加価値額増加(注3)   5,809億円(※2023年度実績)   7,335億円   2026年度付加価値額が 2023年度比で増加 金融商品仲介資産残高   5,661億円   6,903億円   7,000億円(※2030年度目標) SDGs投融資累計額   1,875億円   4,187億円   2,500億円以上 CO2排出量削減率(2013年度比)   ―   78.2%削減   65%以上削減 従業員エンゲージメント(注4)   85%以上   92.5%   85%以上 女性管理職比率   4.0%   5.1%   5.0%以上 社会インパクト指標   地域ビジョン個別PJ実行件数   8件   42件   17件以上 (注1)親会社株主に帰属する当期純利益 (注2)株主資本ベース (注3)県内中小企業取引先の付加価値額(決算書受領先) 付加価値額:お客さまの営業利益、減価償却費など (注4)従業員意識調査:「当行の従業員であることを誇りに思う」肯定回答割合 経営環境 2025年度の国内経済は一部に弱めの動きがみられましたが、堅調な設備投資や底堅い個人消費を背景に、緩やかに回復しました。設備投資は省力化関連や物流施設などへの投資が行われ、緩やかに増加しました。生産活動は自動車メーカーにおいて生産停止の反動から完成車が増加しているものの、民生用半導体の需要が落ち着いていることから、全体としては横ばい圏内の動きとなりました。個人消費は物価上昇の影響を受けつつも、雇用、所得環境の改善により底堅く推移しました。住宅投資は住宅価格上昇の影響を受け、減少しました。公共投資は国土強靭化関連工事が継続するなかで、横ばいで推移しました。雇用環境は人手不足を背景に、緩やかに改善しました。金融市場の動向については、株式は堅調な企業業績や政府の政策期待を背景に好調に推移し、史上最高値を更新しました。しかし、年度末にかけては地政学リスクの高まりにより、不安定な推移となりました。為替について円は、依然として緩和的な日銀の金融政策などを背景に、他の主要通貨に対して軟調に推移しました。長期金利は財政悪化懸念により上昇基調で推移しました。 県内経済は設備投資がけん引し、緩やかに持ち直しました。設備投資は製造業で大規模な投資が実施され、前年度を上回りました。生産活動は海外景気減速の影響から弱い動きがみられていましたが、後半にかけて緩やかに持ち直しました。個人消費は生活必需品が堅調であったものの、物価上昇の影響から横ばい圏内で推移しました。住宅投資は前年度の駆け込み需要の反動や住宅価格、金利の上昇により減少しました。公共投資は国土強靭化関連の工事を中心に底堅く推移しました。観光は国内、国外客ともに増加し高水準で推移しました。有効求人倍率は業務効率化や省力化投資が進んだことなどにより低下しました。 対処すべき課題等 「コンプライアンス」を大前提に、当行が持続的に成長しながら、地域の持続可能性を高めていくことが地域金融機関である当行の最大の経営課題であり、責務であると認識しております。そのなかで、2022年12月に特定いたしました以下のマテリアリティ(優先すべき重要課題)に対して、「中期経営計画2024」の諸施策を通じ取り組むことにより、当行とお客さまの持続的成長とともに地域の持続可能性を高めてまいります。 〔 大分銀行グループのマテリアリティ(優先すべき重要課題) 〕 ・気候変動への対応 ・地域価値の創造 ・多様性の尊重 ・金融インフラ/金融サービスの高度化 ・従業員エンゲージメントの向上 当行は収益を確保し存続を図る私企業としての役割に加え、持続可能な地域社会を創造する役割を担う公益性の高い企業として、今後も持続可能な企業価値の向上に努めてまいります。 株主の皆さまには、当行の取組みに対しまして、なお一層のご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
事業等のリスク4,861字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものであります。 これらのリスクは将来の様々な要因により変動することがありますが、当行グループではこれらのリスクの抑制と顕在化回避を図るとともに、万一、リスクが顕在化した場合の対応に努めております。 (1) 信用リスク 2026年3月末の当行単体の金融再生法に基づく不良債権比率は1.49%です。なお、各々の債権に対し、貸倒れが予測される部分については、十分な引当てを行っております。しかしながら、世界的な市場の混乱や金融経済環境の悪化を含む世界経済及び日本経済の動向、不動産価格及び株価の変動、貸出先の経営状況及び信頼性を失墜させる不祥事等の問題の発生によって不良債権が増加する可能性があります。また、海外向け信用供与について、与信先の属する国の外貨事情や政治・経済情勢等により当行が損失を被り、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。その結果、現時点の想定を上回る信用コストが発生した場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 市場リスク 当行は、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債(オフバランスを含む)の価値が変動し損失を被るおそれ及び資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るおそれがあり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・金利リスク 当行の資産・負債は主要業務である貸出金、有価証券及び預金で形成されており、主たる収益源は資金運用と資金調達の利鞘収入であり、預金金利及び貸出金利は市場金利等に基づき改定しております。しかし、市場金利の変動等に対し預貸金の金利改定のタイムラグや資産・負債の構成等により、預金等の調達利回りと貸出金等の運用利回りの利鞘が縮小した場合、資金利益の減少により当行の業績へ影響する可能性があります。従って、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産・負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することにより、利益が低下ないし損失を被るおそれがあり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・為替リスク 当行は、外貨建資産・負債についてネット・ベースで資産超又は負債超ポジションが造成されている場合があり、さらに為替の価格が当初予定されていた価格と相違することによって損失が発生するおそれがあり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・価格変動リスク 当行は、市場性のある国債等の債券や市場価格のある株式等の有価証券を保有しております。従いまして、将来、それらの価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクがあり、減損又は評価損が発生することにより、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 流動性リスク 当行の財務内容の悪化等により必要な資金が確保できなくなる可能性や、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされる可能性があります。また、市場の混乱等により市場において取引が出来なくなる可能性、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被る可能性があります。また、金融経済環境の悪化等の外部要因によっても当行の資金調達の条件・流動性の状況が悪化するもしくは取引が制約されるおそれがあります。これらの要因により、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) オペレーショナル・リスク 当行は、内部管理態勢強化、コンプライアンス態勢の充実を図っており、事務規程等に沿った正確な事務処理を励行することを徹底し、事務事故の未然防止を図るため全行を挙げて取り組んでおります。しかしながら、これらの対策にも拘らず、業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること又は外部にて発生した事象により損失を被るおそれがあり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・事務リスク 当行は、各種規程等を遵守した正確な事務取扱を徹底するとともに事務処理の集中化やコンピュータシステムによるチェックの強化により、堅実な事務処理態勢を構築しておりますが、役職員が正確な事務を怠ること、あるいは事故・不正等を起こすことにより当行が損失を被るおそれがあり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・システムリスク 当行は、業務の多様化、高度化、取引量の増大に伴い、様々な業務をコンピュータによって処理しております。従って、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備等に伴い当行が損失を被るおそれがあります。さらにコンピュータが不正に使用されることにより当行が損失を被るおそれがあります。これらの要因により、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・サイバー攻撃リスク 近年のサイバーセキュリティに対する脅威の深刻化等を踏まえ、サイバー攻撃動向や脆弱性等の情報を収集・把握し、セキュリティ管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、サイバー攻撃によるサービスの停止、データの改ざん、情報の漏洩、不正利用などが発生した場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・法務リスク 当行は、事業活動を行う上で、会社法、金融商品取引法、銀行法等の諸法令による規制を受けるほか、各種取引上の契約を締結しております。当行が関与する取引・訴訟等において法律関係に不確実性、不備等があることにより信用の毀損又は損失が発生するおそれやコンプライアンスの欠如により不正行為が行なわれた場合には、信用の失墜及び罰則費用や損害賠償等に伴う損失が発生し、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・人的リスク 当行は、人材の流出・喪失等や士気の低下、労務問題を含める人事運営上の不公平・不公正(報酬・手当・解雇等の問題)、差別的行為(セクシュアルハラスメント等)、役職員による法令等の遵守に関して問題となる業務上の行為(業務上横領・交通事故等)から生じる損失・損害などを被るおそれがあります。また、業務継続のための人材確保が困難となることから生じる適切な営業態勢・陣容を構築できないおそれがあります。これらの要因により、当行の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・イベントリスク 犯罪・自然災害等偶発的に発生する事件・事故等により店舗等の有形資産の損傷による損失の他、当行の業務運営への支障が生じる可能性があり、損失を被るおそれがあります。それにより当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・風評リスク その誘因となる事象の発生により当行に対する否定的な世論(悪い評判)が、事実に基づく、基づかないに拘らず、結果的に当行の収益や資本、顧客基盤等に重大な損失をもたらすおそれがあり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・情報資産リスク 当行は、膨大な顧客情報を保有しており、情報管理に関する規程及び体制の整備や従業員教育の徹底により、情報資産の厳正な管理に努めております。しかしながら、情報資産の漏えい、紛失、改ざん、不適切な取得や取扱い及び不適正な第三者への提供等により当行に対する信用低下が生じ損失を被るおそれがあり、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に関するリスク 当行は、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止を経営上の最重要課題の一つとして位置づけ、基本方針に基づきマネー・ローンダリング及びテロ資金供与防止に取り組んでおります。しかしながら、防止対策が有効に機能せず、不公正・不適切な取引を未然に防止できなかった場合、不測の損失の発生や信用失墜等により、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 経営リスク 当行が、2024年4月より取組みを行っている「中期経営計画2024」に基づき展開する経営戦略等が奏功しない場合、当初想定した結果が得られない可能性があります。 (7) 特定地域への依存 当行は大分県を主要な営業基盤としており、地域別与信額においても大分県は大きな割合を占めております。大分県の経済状態が悪化した場合には、信用リスクが増加し、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 他金融機関等との競争激化 当行が主要な営業基盤とする大分県において、地元競合他行及びメガバンクのほか近隣他県の地域金融機関、ノンバンク等との間で競争関係にあります。また、政府系金融機関の民営化、ゆうちょ銀行の業務範囲拡大の動き、小売業等異業種からの銀行業参入など近年の金融制度の大幅な緩和を通じ激化した競争環境のなかで、当行が競争優位を得られない場合、調達コストの上昇を資金運用面でカバーできない等の事態も想定され、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 業務範囲拡大に伴うリスク 当行は、法令等の規制緩和に伴う業務範囲の拡大等を前提とした多様な営業戦略を実施しております。当該業務の拡大が予想通りに進展せず、想定した結果を得られない場合、営業戦略が奏功しないことにより、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (10)自己資本比率規制 当行の連結自己資本比率及び単体自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づく2006年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しており、当行は国内基準を採用しております。 当行の自己資本比率が要求される基準(4%)を下回った場合には、金融庁長官から、業務の全部又は一部の停止等の命令を受けることとなります。当行の自己資本比率に影響を与える要因としては以下のもの等が含まれます。 ・有価証券ポートフォリオの価値の低下等 ・債務者の信用悪化や不良債権処理等による与信関係費用の増加 ・自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ・繰延税金資産の回収可能性の低下(※) ・本項記載のその他の不利益な展開 (※)繰延税金資産の計上は、将来の課税所得など様々な予測・仮定に基づくものであるため、当行が将来繰延税金資産の一部又は全部が回収できないと判断した場合、繰延税金資産の取り崩しとなり、当行の業績に悪影響を与えるとともに、自己資本比率の低下につながる可能性があります。 (11)退職給付債務 当行の退職給付費用及び債務は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づき算出されております。これらの前提条件が変更された場合、又は実際の年金資産の時価が下落した場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12)固定資産の減損等 当行が所有及び賃借中の土地、建物、車両等の有形固定資産について、自然災害、犯罪行為又は資産管理上の瑕疵等の結果、毀損、焼失あるいは劣化することにより業務の運営に支障をきたす可能性があります。また、有形固定資産の減損会計適用に伴い、評価額が低下した場合等には損失が発生する可能性があります。これら有形固定資産に係るリスクが顕在化した場合、当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13)外部格付 当行は外部格付機関より格付を取得しておりますが、外部格付機関が格付を引き下げた場合、資金・資本調達に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)16,545字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当行グループ各社は大分県を中心として、福岡県、宮崎県、熊本県、大阪府及び東京都に営業基盤を有し、堅実経営を基本方針として業容の拡大、内容の充実に努め、地域経済の発展に奉仕し、地方銀行の企業集団としての使命を達成すべく努力しております。 金融機関を取り巻く経営環境が大きく変化する中で、当行グループは積極的な営業活動を展開し、業績向上に努めました結果、次のような結果となりました。 (財政状態) 預金及び譲渡性預金の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末対比452億円増加し、3兆6,149億円となりました。 貸出金の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末対比1,893億円増加し、2兆4,606億円となりました。 有価証券の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末対比487億円減少し、1兆2,882億円となりました。 (経営成績) 連結ベースの経常収益は、有価証券利息配当金、貸出金利息及び株式等売却益の増加等により、前連結会計年度対比215億6百万円増加し、994億29百万円となりました。経常費用は、国債等債券売却損、預金利息及び売現先利息の増加等により、前連結会計年度対比178億85百万円増加し、847億19百万円となりました。 この結果、経常利益は、前連結会計年度対比36億21百万円増加し、147億10百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加等により、前連結会計年度対比30億40百万円増加し、105億95百万円となりました。 (セグメント別業績) 当行グループの中心である「銀行業」では、経常収益は、有価証券利息配当金の増加等により、前連結会計年度対比207億92百万円増加し、866億25百万円となりました。セグメント利益は、経常収益の増加が国債等債券売却損の増加等による経常費用の増加を上回ったことから、前連結会計年度対比36億14百万円増加し、133億39百万円となりました。 「リース業」では、経常収益は、リース売上高の増加等により前連結会計年度対比6億6百万円増加し、102億45百万円となりました。セグメント利益は、経常収益の増加がリース売上原価の増加等による経常費用の増加を上回ったことから、前連結会計年度対比1億21百万円増加し、4億57百万円となりました。 「銀行業」、「リース業」を除く「その他」の経常収益は、資金運用収益の増加等により、前連結会計年度対比1億78百万円増加し、37億25百万円となりました。セグメント利益は、経常費用の増加により、前連結会計年度対比1億12百万円減少し、9億64百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により、2,178億43百万円のマイナス(前連結会計年度は1,182億4百万円のマイナス)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入の増加等により、587億26百万円のプラス(前連結会計年度は296億91百万円のプラス)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いによる支出等により、29億84百万円のマイナス(前連結会計年度は34億35百万円のマイナス)となりました。 以上の結果、現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末対比1,620億98百万円減少し、6,163億29百万円となりました。 ③国内・国際業務部門別収支 資金運用収支は、前連結会計年度対比76億72百万円増加して514億75百万円、役務取引等収支は、前連結会計年度対比6億18百万円増加して91億3百万円、その他業務収支は、前連結会計年度対比92億17百万円減少して△276億41百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   34,698   9,104   -   43,803 当連結会計年度   43,100   8,375   -   51,475 うち資金運用収益   前連結会計年度   37,570   12,578   160   49,989 当連結会計年度   51,812   14,015   617   65,210 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,871   3,474   160   6,185 当連結会計年度   8,711   5,640   617   13,734 役務取引等収支   前連結会計年度   8,450   33   -   8,484 当連結会計年度   9,088   15   -   9,103 うち役務取引等収益   前連結会計年度   10,616   109   -   10,726 当連結会計年度   11,285   119   -   11,405 うち役務取引等費用   前連結会計年度   2,166   75   -   2,241 当連結会計年度   2,197   104   -   2,302 その他業務収支   前連結会計年度   △10,727   △7,695   -   △18,423 当連結会計年度   △22,822   △4,818   -   △27,641 うちその他業務収益   前連結会計年度   10,261   33   -   10,294 当連結会計年度   10,831   227   -   11,059 うちその他業務費用   前連結会計年度   20,989   7,728   -   28,718 当連結会計年度   33,654   5,046   -   38,700 (注) 1  国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。以下同様であります。 2  資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度4百万円)を控除しております。 3  「相殺消去額」欄は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息を記載しております。 ④国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 (国内業務部門) 資金運用勘定の平均残高は、4兆2,378億円となり、利回りは1.22%となりました。資金調達勘定の平均残高は、4兆1,196億円となり、利回りは0.21%となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   4,274,042   37,570   0.87 当連結会計年度   4,237,833   51,812   1.22 うち貸出金   前連結会計年度   2,125,785   22,815   1.07 当連結会計年度   2,302,662   29,519   1.28 うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   1,150,290   12,731   1.10 当連結会計年度   1,058,356   18,016   1.70 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   328   1   0.37 当連結会計年度   301   1   0.58 うち債券貸借取引支払保証金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   776,023   1,825   0.23 当連結会計年度   654,091   3,632   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   4,173,616   2,871   0.06 当連結会計年度   4,119,694   8,711   0.21 うち預金   前連結会計年度   3,442,484   1,978   0.05 当連結会計年度   3,442,459   6,533   0.18 うち譲渡性預金   前連結会計年度   142,903   90   0.06 当連結会計年度   158,228   510   0.32 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   82   0   0.27 当連結会計年度   4,712   30   0.65 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   201,017   479   0.23 当連結会計年度   150,856   838   0.55 うち借用金   前連結会計年度   390,408   102   0.02 当連結会計年度   362,130   385   0.10 (注) 1  平均残高は、当行については日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、月毎の残高に基づく平均残高を利用しております。 2  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度26,275百万円、当連結会計年度25,773百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度3,999百万円、当連結会計年度2,158百万円)及び利息(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度4百万円)を、それぞれ控除しております。 (国際業務部門) 資金運用勘定の平均残高は、3,488億円となり、利回りは4.04%となりました。資金調達勘定の平均残高は、3,466億円となり、利回りは1.65%となりました。 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   294,959   12,684   4.30 当連結会計年度   348,800   14,101   4.04 うち貸出金   前連結会計年度   62,150   2,844   4.57 当連結会計年度   63,573   2,293   3.60 うち有価証券   前連結会計年度   225,979   9,529   4.21 当連結会計年度   278,610   11,566   4.15 うちコールローン及び 買入手形   前連結会計年度   3,792   184   4.87 当連結会計年度   3,403   138   4.06 資金調達勘定   前連結会計年度   293,323   3,579   1.22 当連結会計年度   346,607   5,726   1.65 うち預金   前連結会計年度   15,109   244   1.61 当連結会計年度   13,912   201   1.44 うちコールマネー及び 売渡手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち売現先勘定   前連結会計年度   53,676   2,814   5.24 当連結会計年度   96,499   4,276   4.43 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   8,336   360   4.32 当連結会計年度   17,325   630   3.64 うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注) 1  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度-百万円、当連結会計年度-百万円)を控除して表示しております。なお、資金調達勘定より控除すべき金銭の信託運用見合額の平均残高及び利息はありません。 2  国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末のTT仲値を当該月の取引に適用する方式)により算出しております。 (合計) 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額 (△)   合計   小計   相殺 消去額 (△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   4,569,002   203,202   4,365,800   50,254   160   50,094   1.14 当連結会計年度   4,586,633   213,431   4,373,202   65,913   617   65,295   1.49 うち貸出金   前連結会計年度   2,187,936   -   2,187,936   25,659   -   25,659   1.17 当連結会計年度   2,366,235   -   2,366,235   31,812   -   31,812   1.34 うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   1,376,270   -   1,376,270   22,260   -   22,260   1.61 当連結会計年度   1,336,967   -   1,336,967   29,582   -   29,582   2.21 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   4,120   -   4,120   186   -   186   4.51 当連結会計年度   3,705   -   3,705   140   -   140   3.78 うち債券貸借取引 支払保証金   前連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   776,023   -   776,023   1,825   -   1,825   0.23 当連結会計年度   654,091   -   654,091   3,632   -   3,632   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   4,466,940   203,202   4,263,737   6,451   160   6,291   0.14 当連結会計年度   4,466,302   213,431   4,252,870   14,438   617   13,820   0.32 うち預金   前連結会計年度   3,457,594   -   3,457,594   2,222   -   2,222   0.06 当連結会計年度   3,456,372   -   3,456,372   6,734   -   6,734   0.19 うち譲渡性預金   前連結会計年度   142,903   -   142,903   90   -   90   0.06 当連結会計年度   158,228   -   158,228   510   -   510   0.32 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   82   -   82   0   -   0   0.27 当連結会計年度   4,712   -   4,712   30   -   30   0.65 うち売現先勘定   前連結会計年度   53,676   -   53,676   2,814   -   2,814   5.24 当連結会計年度   96,499   -   96,499   4,276   -   4,276   4.43 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   209,353   -   209,353   839   -   839   0.40 当連結会計年度   168,182   -   168,182   1,469   -   1,469   0.87 うち借用金   前連結会計年度   390,408   -   390,408   102   -   102   0.02 当連結会計年度   362,130   -   362,130   385   -   385   0.10 (注) 1  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度26,275百万円、当連結会計年度25,773百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度3,999百万円、当連結会計年度2,158百万円)及び利息(前連結会計年度2百万円、当連結会計年度4百万円)を、それぞれ控除しております。 2  「相殺消去額」欄は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息を記載しております。 ⑤国内・国際業務部門別役務取引の状況 役務取引等収益は、前連結会計年度対比6億79百万円増加して114億5百万円となりました。また、役務取引等費用は、前連結会計年度対比60百万円増加して23億2百万円となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   10,616   109   10,726 当連結会計年度   11,285   119   11,405 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   4,397   -   4,397 当連結会計年度   4,823   -   4,823 うち為替業務   前連結会計年度   2,469   89   2,559 当連結会計年度   2,657   92   2,750 うち証券関連業務   前連結会計年度   1,746   -   1,746 当連結会計年度   2,084   -   2,084 うち代理業務   前連結会計年度   606   -   606 当連結会計年度   474   -   474 役務取引等費用   前連結会計年度   2,166   75   2,241 当連結会計年度   2,197   104   2,302 うち為替業務   前連結会計年度   757   75   832 当連結会計年度   826   104   931 うち個人ローン業務   前連結会計年度   1,329   -   1,329 当連結会計年度   1,289   -   1,289 ⑥国内・国際業務部門別預金残高の状況 預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   3,476,175   15,685   3,491,860 当連結会計年度   3,519,002   13,170   3,532,172 うち流動性預金   前連結会計年度   2,693,309   -   2,693,309 当連結会計年度   2,667,195   -   2,667,195 うち定期性預金   前連結会計年度   760,177   -   760,177 当連結会計年度   829,689   -   829,689 うちその他   前連結会計年度   22,689   15,685   38,374 当連結会計年度   22,117   13,170   35,287 譲渡性預金   前連結会計年度   77,815   -   77,815 当連結会計年度   82,753   -   82,753 総合計   前連結会計年度   3,553,991   15,685   3,569,676 当連結会計年度   3,601,755   13,170   3,614,926 (注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2  定期性預金=定期預金+定期積金 ⑦国内・特別国際金融取引勘定別貸出金残高の状況 イ.業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   2,271,271   100.00   2,460,618   100.00 製造業   165,786   7.30   201,405   8.19 農業、林業   5,509   0.24   6,062   0.25 漁業   3,583   0.16   3,174   0.13 鉱業、採石業、砂利採取業   1,764   0.08   2,141   0.09 建設業   68,105   3.00   70,944   2.88 電気・ガス・熱供給・水道業   63,858   2.81   66,283   2.69 情報通信業   15,056   0.66   13,716   0.56 運輸業、郵便業   75,695   3.33   93,867   3.82 卸売業、小売業   140,895   6.20   154,459   6.28 金融業、保険業   131,090   5.77   135,678   5.51 不動産業、物品賃貸業   309,017   13.61   354,074   14.39 各種サービス業   206,905   9.11   209,376   8.51 地方公共団体   309,092   13.61   309,112   12.56 その他   774,914   34.12   840,326   34.14 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   2,271,271   ―   2,460,618   ― ロ.外国政府等向け債権残高(国別) 「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度及び当連結会計年度は該当ありません。 ⑧国内・国際業務部門別有価証券の状況 有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   210,209   -   210,209 当連結会計年度   208,129   -   208,129 地方債   前連結会計年度   281,271   -   281,271 当連結会計年度   236,009   -   236,009 社債   前連結会計年度   220,262   -   220,262 当連結会計年度   184,199   -   184,199 株式   前連結会計年度   112,919   -   112,919 当連結会計年度   150,972   -   150,972 その他の証券   前連結会計年度   285,507   226,831   512,338 当連結会計年度   216,141   292,775   508,917 合計   前連結会計年度   1,110,170   226,831   1,337,002 当連結会計年度   995,452   292,775   1,288,228 (注)  「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。 なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準)                             (単位:億円、%) 2026年3月31日 1 連結自己資本比率(2/3)   9.53 2 連結における自己資本の額   1,962 3 リスク・アセットの額   20,583 4 連結総所要自己資本額   823 単体自己資本比率(国内基準)                             (単位:億円、%) 2026年3月31日 1 自己資本比率(2/3)   8.64 2 単体における自己資本の額   1,758 3 リスク・アセットの額   20,349 4 単体総所要自己資本額   813 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績並びに事業計画の合理性等を基礎として債務者区分を決定し、その債務者区分に応じて次のとおり区分するものであります。 1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2  危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3  要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4  正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   77   76 危険債権   312   296 要管理債権   1   1 正常債権   22,710   24,667 (注)金額は億円未満を四捨五入して表示しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 ①財政状態の分析 前連結会計年度(百万円)(A)   当連結会計年度(百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) 預金等   3,569,676   3,614,926   45,249 預金   3,491,860   3,532,172   40,312 譲渡性預金   77,815   82,753   4,937 貸出金   2,271,271   2,460,618   189,347 有価証券   1,337,002   1,288,228   △48,773 (預金等) 預金等は、個人預金、法人預金及び公金預金等が増加したことから、前連結会計年度末対比452億49百万円増加し、3兆6,149億26百万円となりました。 (貸出金) 貸出金は、事業性貸出金及び個人ローンの増加により、前連結会計年度末対比1,893億47百万円増加し、2兆4,606億18百万円となりました。 (有価証券) 有価証券は、地方債及び社債等の減少により、前連結会計年度末対比487億73百万円減少し、1兆2,882億28百万円となりました。 (金融再生法開示債権の状況) 金融再生法開示債権及び引当・保全の状況は以下のとおりであります。 金融再生法開示債権は、前連結会計年度末対比18億80百万円減少し、388億93百万円となりました。 開示債権比率は、前連結会計年度末対比0.20ポイント低下し、1.54%となりました。 債権区分別では、破産更生債権及びこれらに準ずる債権が11百万円、危険債権が18億36百万円、要管理債権が32百万円それぞれ減少しております。 当連結会計年度の開示債権の保全状況は、開示債権388億93百万円に対し、引当金による保全が176億15百万円、担保保証等による保全が186億98百万円で、開示債権全体の保全率は、前連結会計年度末対比0.4ポイント上昇し、93.3%となっております。 前連結会計年度(百万円)(A)   当連結会計年度(百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 ①   8,273   8,261   △11 危険債権 ②   32,344   30,508   △1,836 要管理債権 ③   155   122   △32 合計 (=①+②+③)  ④   40,773   38,893   △1,880 開示債権比率   1.74   %   1.54   %   △0.20   % 保全額 ⑤   37,907   36,314   △1,593 うち貸倒引当金   18,740   17,615   △1,125 うち担保保証等   19,166   18,698   △467 保全率 (=⑤/④)   92.9   %   93.3   %   0.4   % (連結自己資本比率(国内基準)) 自己資本額は、当期純利益の計上等により、前連結会計年度末対比75億22百万円増加し、1,962億70百万円となりました。 リスク・アセットは、貸出金の増加等により、前連結会計年度末対比1,922億88百万円増加し、2兆583億78百万円となりました。 以上の結果、連結自己資本比率は、前連結会計年度末対比0.58ポイント低下し、9.53%となりました。 前連結会計年度(百万円)(A)   当連結会計年度(百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) コア資本に係る基礎項目  ①   201,031   212,996   11,965 コア資本に係る調整項目  ②   12,282   16,725   4,443 自己資本額 (=①-②) ③   188,748   196,270   7,522 リスク・アセット  ④   1,866,089   2,058,378   192,288 うち信用リスク・アセット   1,759,985   1,946,011   186,025 うちオペレーショナル・リスク相当額に係る額   106,104   112,367   6,263 連結自己資本比率 (=③/④)   10.11%   9.53%   △0.58% 「収益確保に向けたリスク資産の増強」や「地域への積極的なリスクテイク」を通じたリスク・アセットの増加により、自己資本比率は低下することも想定されますが、その適正水準についてはリスク・リターンのバランスをみながら随時検討を行います。 ②経営成績の分析 損益の状況 前連結会計年度(百万円)(A)   当連結会計年度(百万円)(B)   増減(百万円)(B)-(A) 連結粗利益   33,861   32,933   △928 資金利益   43,800   51,471   7,670 役務取引等利益   8,484   9,103   618 その他業務利益   △18,423   △27,641   △9,217 営業経費    26,826   27,534   708 貸倒償却引当費用 ①   898   1,149   250 貸出金償却    36   91   54 個別貸倒引当金繰入額    282   241   △41 延滞債権等売却損   92   76   △16 一般貸倒引当金繰入額    491   717   225 その他    △4   23   28 貸倒引当金戻入益 ②   -   -   - 償却債権取立益 ③   0   0   0 連結与信費用(=①-②-③)   898   1,148   250 株式等損益   5,328   10,342   5,014 その他   △376   118   494 経常利益   11,088   14,710   3,621 特別損益   △32   △158   △125 税金等調整前当期純利益   11,056   14,551   3,495 法人税、住民税及び事業税    3,360   3,732   372 法人税等調整額    140   243   102 非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△)   0   △19   △19 親会社株主に帰属する当期純利益   7,555   10,595   3,040 (注)  連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+(役務取引等収益-役務取引等費用) +(その他業務収益-その他業務費用) (連結粗利益) 連結粗利益は、貸出金利息や有価証券利息配当金の増加により資金利益は増加したものの、国債等債券売却損の増加によるその他業務利益の減少等により、前連結会計年度対比9億28百万円減少し、329億33百万円となりました。 (営業経費) 営業経費は、物件費の増加等により、前連結会計年度対比7億8百万円増加し、275億34百万円となりました。 (連結与信費用) 連結与信費用は、一般貸倒引当金繰入額の増加等により、前連結会計年度対比2億50百万円増加し、11億48百万円のプラスとなりました。 (株式等損益) 株式等損益は、株式等売却益の増加等により、前連結会計年度対比50億14百万円増加し、103億42百万円のプラスとなりました。 以上の結果、「中期経営計画2024」の経営指標である「連結当期純利益」については、2025年度の目標である67億円を上回りました。 ③資本の財源及び資金の流動性 当行グループの資産及び負債は主要業務である貸出金、有価証券及び預金で形成されております。 当行グループの運転資金・設備資金については、預金を主とする負債及び自己資本により充当しております。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の期末残高は6,163億29百万円であり、上記運転資金・設備資金を十分な水準にて確保しており、また、資金流動性確保に懸念はないものと考えております。 資本の財源及び資金の流動性についての分析については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。当行が連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであると認識しております。 (貸倒引当金の計上) 当行グループにおける貸出金、支払承諾見返等の債権は連結貸借対照表上の資産に占める割合が大きく、経営成績等に対する影響も大きいため、会計上の見積りとして重要なものと判断しております。 当行の経営者は、貸倒引当金の計上にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は合理的であり、貸倒引当金は債権に対して十分に計上されていると判断しております。ただし、貸倒引当金の計上には不確実性が含まれており、将来の景気変動や債務者の業況の変化等により、将来、当行グループの貸倒引当金を増額又は減額する可能性があります。 なお、貸倒引当金の計上基準等への影響については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4会計方針に関する事項(4)貸倒引当金の計上基準及び(重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 (繰延税金資産) 当行グループは、繰延税金資産について、将来の収益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しており、会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。 当行の経営者は、繰延税金資産の計上にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は合理的であると判断しております。 ただし、繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産が増額又は減額する可能性があります。 なお、詳細については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(税効果会計関係)」をご参照ください。 (退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債) 当行グループは、退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債を数理計算に使用される前提条件に基づいて計算しております。これらの前提条件には退職給付債務の割引率、退職率、予想昇給率及び年金資産の長期期待運用収益率等の見積りを用いております。 当行の経営者は、退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債の計算にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は合理的であると判断しております。 ただし、前提条件に変動が生じ退職給付に係る資産及び退職給付に係る負債が増減した場合、その影響は将来の一定期間にわたって損益処理されるため、将来の退職給付費用に影響を及ぼす可能性があります。 なお、詳細については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4会計方針に関する事項(8)退職給付に係る会計処理の方法及び(退職給付関係)」をご参照ください。 ⑤次期(年間)の業績の予想 当行グループの2026年度の業績につきましては、経常収益975億円、経常利益178億円、親会社株主に帰属する当期純利益122億円を予想しております。このうち当行単体では、経常収益844億円、経常利益164億円、当期純利益113億円を予想しております。 なお、与信費用(一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額)を連結ベースで年間18億円、単体ベースで年間14億円と見込んでおります。 業績予想については、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく変動する可能性があります。

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開示資料

出典

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