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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

フィデアホールディングス

FIDEA Holdings Co. Ltd.8713 · Prime · 銀行業

山形・秋田を地盤とする銀行持株会社。銀行を核にリース・クレジット等を展開。

概要

フィデアホールディングスは、山形県を地盤とする荘内銀行と秋田県を地盤とする北都銀行を中核子会社とする地域銀行グループである。2009年10月に株式移転方式で設立され、東北6県に営業基盤を置く。2026年3月期の連結経常収益は560億55百万円、従業員数は1,376人。東北初の県境をまたぐ金融グループとして、個人・法人向け貸出や地域密着型金融を展開し、低金利下での利ザヤ縮小という業界共通の課題に直面している。

荘内銀行と北都銀行を軸とするグループ構造

グループの中核は、山形県に本店を置く荘内銀行と秋田県に本店を置く北都銀行の2行である。両行は2025年4月から役員・本部行員の兼務を開始し、実質的な一体運営を進めており、2027年1月には荘内銀行を存続行とする吸収合併が予定されている。合併後の商号は「株式会社フィデア銀行」となる。グループにはこの他、クレジットカード事業を担うフィデアカード、リース事業のフィデアリース、調査研究・ソフトウェア開発のフィデア情報総研、電力小売のフィデアエナジー、投資業務のフィデアキャピタルが含まれる。2026年3月時点の連結子会社数は7社である。

預貸金利息差と有価証券運用が生む収益構造

グループの収益の中心は資金利益であり、預貸金利息差と有価証券利息配当金、預け金利息で構成される。2025年度(2026年3月期)の資金利益は296億89百万円で、前期比11億5百万円増加した。内訳は預貸金利息差が201億8百万円(同3億7百万円増)、有価証券利息配当金が83億31百万円(同8億32百万円減)、預け金利息が21億31百万円(同15億18百万円増)。政策金利の引き上げにより預け金利息が大幅に増加した一方、有価証券利息は減少している。役務取引等利益は50億61百万円と前期比4億94百万円減少した。経費は賃上げや合併関連費用の影響で241億円に拡大したが、第5次中期経営計画期間中の経費削減効果により、前期比では4億11百万円の増加にとどまった。

東北6県に広がる営業基盤と地域密着型金融

荘内銀行と北都銀行の営業エリアは山形県、秋田県、宮城県を主とし、東北6県全域をカバーする。両行は地域の個人・法人向けに預金、貸出、為替、証券投資、保証などの銀行業務を提供する。2025年度の連結貸出金利息は前期比で増加し、地元県内向け事業性貸出の増強に注力した。与信関係費用は不良債権処理額の減少により4億75百万円と前期比9億52百万円減少し、顧客部門の経常利益は29億80百万円と黒字を拡大した。地域経済は人口減少や人手不足の影響を受けるものの、公共投資の底堅さや設備投資の増加により緩やかな回復基調にある。

公的資金完済と資本増強の過程

2010年3月、フィデアホールディングスはB種優先株式の発行により公的資金100億円を導入し、資本金は150億円に増加した。その後、優先株式の買入消却を段階的に進め、2021年9月には50億円分を自己株式取得して消却、2023年2月には残り全額を完済した。さらに2013年12月には転換社債型新株予約権付社債を発行し、2015年8月に全額が普通株式に転換されたことで資本金は180億円に拡大した。これらの資本政策により、自己資本比率の向上と財務基盤の強化を実現している。2026年3月期の連結自己資本当期純利益率(ROE)は5.06%と前期から上昇した。

業界の中での役割は銀行持株会社(地域銀行グループ)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
561億円
経常利益
55億円
利益率
9.8%
純利益
41億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業主力

荘内銀行、北都銀行が山形県、秋田県、宮城県で預金、貸出、為替、証券投資、保証等の銀行業務を展開。グループ中核。フィデアカードも含む。

主な製品・サービス2
預金業務
普通預金、定期預金等、地域の個人・法人からの預金受入。
貸出業務
事業性融資、住宅ローン等、地域の資金需要に対応。

02その他(金融関連サービス)準主力

リース業務(フィデアリース)、調査研究・ソフトウェア開発(フィデア情報総研)、電力小売(フィデアエナジー)、投資業務(フィデアキャピタル)等。銀行業務を補完・多角化。

主な製品・サービス2
リース業務
設備・車両等のリース。法人向けファイナンス手段。
電力小売業務
低圧・高圧電力の小売。地域密着型エネルギーサービス。

製品と技術

預金・貸出・為替の銀行基本業務

グループ中核の荘内銀行と北都銀行は、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務を提供する。預金業務では普通預金、定期預金など個人・法人から資金を調達し、貸出業務では事業性融資や住宅ローンなど地域の資金需要に応える。2025年度の預貸金利息差は201億8百万円で、前期比で拡大した。また、有価証券投資業務や保証業務も行い、地域金融機関としての機能を多角的に提供する。両行は2027年1月の合併後、フィデア銀行として更なる業務効率化と顧客サービス向上を目指す。

リース・エネルギー・情報処理の非銀行事業

グループは銀行業務を補完する非銀行事業を複数展開する。フィデアリースは設備や車両のリースを法人向けに提供し、2018年10月に山形県内のリース会社を完全子会社化して営業を開始した。フィデアエナジーは2024年11月に設立された電力小売事業者で、低圧・高圧電力を販売する地域密着型エネルギーサービスを手がける。株式会社フィデア情報総研は調査研究、ソフトウェア開発、システム運用を担い、グループ内のIT基盤を支える。フィデアキャピタルは投資業務を行い、中小企業成長応援ファンドなどを通じて地域企業の成長を支援する。これらの非銀行事業はグループ収益の多角化に寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

地銀グループ、収益性課題

フィデアホールディングスは、東北地方を地盤とする銀行持株会社。同業他社にはいよぎんホールディングスやしずおかフィナンシャルグループなど地域銀行が多く、フィデアは規模で劣る。直近期売上高531億円(2025/3期)で、営業利益率は非開示。低金利環境や競争激化で収益性に課題。地域密着型だが、人口減少で融資需要が伸び悩む。競合のちゅうぎんフィナンシャルグループなどと比べ、収益構造の改善が急務。

強み

  • 東北地方での強い顧客基盤を持ち、地元企業との関係が深い。
  • 売上高が2024/3期499億円から2026/3期561億円へ安定増加。
  • 銀行業務は安定的な収益源で、貸出金利回りは一定。
  • 傘下銀行間での連携により、効率的な運営が可能。

課題

  • 営業利益率が非開示だが、低金利下で収益力が弱い。
  • 地盤地域の人口減少で貸出需要が減少傾向。
  • メガバンクやネット銀行との競争で貸出シェアが低下。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字がフィデアホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18367南都銀行650億円18.1倍
28338筑波銀行614億円9.3倍
37322三十三フィナンシャルグループ559億円18.0倍
48558東和銀行519億円
57173東京きらぼしフィナンシャルグループ516億円13.1倍
68713フィデアホールディングス506億円12.2倍
78345岩手銀行461億円19.3倍
88392大分銀行459億円21.1倍
98393宮崎銀行438億円15.3倍
108364清水銀行367億円17.8倍
117187ジェイリース241億円9.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

荘内銀行と北都銀行の経営統合による2009年の設立

フィデアホールディングスは、山形県の荘内銀行と秋田県の北都銀行が2009年5月に経営統合を決議し、同年6月の両行の株主総会で承認を得たことで設立の道筋がついた。両行は共同で株式移転を行い、2009年8月に銀行法上の認可を受け、同年10月1日に持株会社として設立された。設立時の資本金は100億円で、同日東京証券取引所市場第一部に上場した。東北地方では初めてとなる県境を越えた金融グループの誕生であり、両行の独立性を保ちながら広域的な経営資源の共有を目指した。

公的資金導入と優先株式処理の10年

2010年3月、グループはB種優先株式発行により公的資金100億円を導入し、資本金を150億円に増やした。同年12月にはA種優先株式を買入消却し、2011年3月には中小企業成長応援ファンドを組成するなど早期の財務健全化に取り組んだ。2013年12月には転換社債型新株予約権付社債を発行し、2015年8月に全額が普通株式に転換された。公的資金の返済は長期にわたり、2021年9月に50億円を自己株式取得で消却し、2023年2月に残額50億円を完済した。これにより約13年かけて公的資金からの完全な離脱を果たした。

子会社統合とグループ再編の歩み

2010年から2019年にかけて、グループは子会社の統合・再編を推進した。2010年6月には荘銀ベンチャーキャピタルをフィデアベンチャーキャピタル(後のフィデアキャピタル)に商号変更、同年7月には荘銀総合研究所をフィデア総合研究所に変更し調査研究業務を集約した。2012年4月には荘銀カードと北都カードサービスを合併しフィデアカードを設立、同時に北都情報システムズをフィデア情報システムズに改称した。2014年には両銀行がそれぞれ子会社の事務サービス会社を吸収合併し、2016年6月にはフィデアカードとフィデア情報システムズを完全子会社化した。2019年10月にはフィデア情報システムズがフィデア総合研究所を吸収合併しフィデア情報総研に改称した。

合併完了へ向けた最終段階と新たな中期計画

2024年1月、グループは荘内銀行と北都銀行の合併を目指し具体的検討を開始すると発表した。2025年4月には両行の役員・本部行員の兼務を開始し、実質1行体制への移行を進めた。合併方式は荘内銀行を存続行、北都銀行を消滅行とする吸収合併で、効力発生日は2027年1月1日、同日にシステム統合も実施する予定である。新銀行の商号は「フィデア銀行」となり、本店は山形市に置かれる。2026年4月には第6次中期経営計画がスタートし、合併シナジーの早期発揮と収益力強化を掲げている。2024年11月には電力小売事業を担うフィデアエナジーを設立するなど、非銀行業務の拡大も並行して進めている。

年表39件を開く

2000年代

  • 2009年5月M&A株式会社荘内銀行及び株式会社北都銀行の取締役会において「株式移転計画書」の作成及び「経営統合に関する協定書」の締結を決議
  • 2009年6月M&A株式会社荘内銀行及び株式会社北都銀行の定時株主総会において、両行が共同で株式移転の方法により当社を設立し、両行がその完全子会社となることについて承認を得る
  • 2009年8月創業株式会社荘内銀行及び株式会社北都銀行が銀行法上の当社設立認可を受ける
  • 2009年10月創業設立(資本金100億円)、東京証券取引所市場第一部へ上場

2010年代

  • 2010年2月「フィデアグループ第1次中期経営計画」策定
  • 2010年3月B種優先株式発行(公的資金100億円を導入)、増資(資本金150億円)
  • 2010年5月株式会社北都ベンチャーキャピタル解散
  • 2010年6月商号変更株式会社荘銀ベンチャーキャピタルの商号を株式会社フィデアベンチャーキャピタルに変更
  • 2010年7月商号変更株式会社荘銀総合研究所の商号を株式会社フィデア総合研究所に変更し、グループ内の調査研究業務を集約
  • 2010年12月当社A種優先株式を買入消却
  • 2011年3月創業株式会社荘内銀行、株式会社北都銀行、株式会社フィデアベンチャーキャピタルの共同出資によりフィデア中小企業成長応援ファンド1号投資事業組合を設立
  • 2011年4月M&A株式会社フィデア総合研究所が株式会社ISBコンサルティングを吸収合併
  • 2012年2月フィデアグループ確定拠出年金企業型年金制度導入
  • 2012年3月M&A株式会社北都銀行が北都総研株式会社を吸収合併
  • 2012年4月M&A荘銀カード株式会社が株式会社北都カードサービスを吸収合併し、商号をフィデアカード株式会社に変更 株式会社北都情報システムズの商号を株式会社フィデア情報システムズに変更
  • 2013年4月「フィデアグループ第2次中期経営計画」スタート
  • 2013年12月第三者割当による転換社債型新株予約権付社債を発行
  • 2014年4月M&A株式会社荘内銀行が荘銀事務サービス株式会社を吸収合併
  • 2014年7月M&A株式会社北都銀行が北都銀ビジネスサービス株式会社を吸収合併
  • 2015年2月株式会社北都ソリューションズを清算
  • 2015年8月転換社債型新株予約権付社債の全額が普通株式へ転換し資本金180億円(2015年3月より普通株式に順次転換)
  • 2016年2月北都チャレンジファンド1号投資事業組合を清算
  • 2016年6月商号変更株式会社フィデアベンチャーキャピタルの商号を株式会社フィデアキャピタルに変更
  • 2016年6月M&Aフィデアカード株式会社及び株式会社フィデア情報システムズを完全子会社化
  • 2017年4月「フィデアグループ第3次中期経営計画」スタート
  • 2018年10月M&A山形県内のリース会社の株式を取得し完全子会社化のうえ、フィデアリース株式会社として営業開始
  • 2019年10月M&A株式会社フィデア情報システムズが株式会社フィデア総合研究所を吸収合併し、商号を株式会社フィデア情報総研に変更

2020年代

  • 2020年4月「フィデアグループ第4次中期経営計画」スタート
  • 2021年4月新しいグループ経営理念、行動指針を制定
  • 2021年9月B種優先株式の一部を自己株式として取得し消却(公的資金100億円のうち50億円を返済)
  • 2021年12月サステナビリティ方針を策定
  • 2022年3月気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行
  • 2023年2月B種優先株式を自己株式として取得し消却(公的資金を完済)
  • 2023年3月M&A株式会社フィデア情報総研を完全子会社化
  • 2023年4月「フィデアグループ第5次中期経営計画」スタート
  • 2024年1月M&A株式会社荘内銀行及び株式会社北都銀行の合併を目指し具体的な検討を進めることを決定
  • 2024年11月M&A完全子会社としてフィデアエナジー株式会社を設立
  • 2026年4月「フィデアグループ第6次中期経営計画」スタート

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    コンサルティング営業の徹底

    お客さまのニーズに寄り添ったコンサルティング営業を実践し、取引先の経営改善や事業再生支援等に積極的に取り組む。

  2. 02

    銀行合併の完遂とシナジー発揮

    2027年1月の荘内銀行と北都銀行の合併を完遂し、早期に合併シナジーを発揮する。2025年度から両行間で役員を兼務し実質1行体制を構築、効果の前倒しを図る。

  3. 03

    市場部門の収益力強化

    事業環境の変化に対応し、市場部門の収益力を強化することで、持続可能な収益基盤を構築する。

  4. 04

    地域金融仲介機能の充実

    地方創生施策に主体的に貢献し、地域の活性化と持続可能な地域づくりを支援する広域地方銀行グループを目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,376人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は689万円で、9期前と比べて+5.9%平均年齢は46.3歳、平均勤続年数は22.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2017年3月1,982
2018年3月1,947
2019年3月65147.723.31,874
2020年3月62447.822.91,762
2021年3月69350.627.11,662
2022年3月68750.826.41,566
2023年3月60447.821.41,476
2024年3月64945.621.61,421
2025年3月68346.022.01,373
2026年3月68946.322.31,376

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 山形県8,950百万円
銀行業 — 秋田県4,092百万円
銀行業 — 秋田県ほか1,571百万円
銀行業 — 山形県 ほか1,166百万円
銀行業 — 宮城県751百万円
銀行業 — 秋田県717百万円
銀行業 — 秋田県 ほか475百万円
その他 — 秋田県357百万円
銀行業 — 宮城県165百万円
銀行業 — 山形県153百万円
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社荘内銀行
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社北都銀行
    秋田県 秋田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フィデアカード 株式会社
    秋田県 秋田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フィデアリース 株式会社
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フィデア 情報総研
    秋田県 秋田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フィデアエナジー 株式会社
    秋田県 秋田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フィデアキャピタル
    山形県 山形市 · 連結子会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は561億円経常利益55億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.6%、利益が+31.0%。

売上高
+5.6%
561億円
経常利益
+31.0%
55億円
純利益
+46.4%
41億円
利益率
9.8%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高561億円
純利益32億円41億円
1株あたり配当¥75¥75

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は153億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+36.6%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q118−3
2024年1Q11210
2024年2Q11376.2−1
2024年3Q12610
2024年4Q148−7
2025年2Q25472.87
2025年4Q27721
2026年2Q26572.619
2026年4Q29622
2027年1Q15317

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、経常収益は494億円から561億円へ1.1倍に増えた。経常利益率は14.0%から9.8%になった。経常収益は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2013年3月4946914.042
株式会社荘内銀行が荘銀事務サービス株式会社を吸収合併
2014年3月50710220.162
2015年3月50910921.477
フィデアカード株式会社及び株式会社フィデア情報システムズを完全子会社化
2016年3月56012923.089
2017年3月5226011.546
山形県内のリース会社の株式を取得し完全子会社化のうえ、フィデアリース株式会社として営業開始
2018年3月5106612.943
株式会社フィデア情報システムズが株式会社フィデア総合研究所を吸収合併し、商号を株式会社フィデア情報総研に変更
2019年3月4895110.438
2020年3月509295.713
2021年3月5326913.033
2022年3月5116612.935
株式会社フィデア情報総研を完全子会社化
2023年3月5145510.733
株式会社荘内銀行及び株式会社北都銀行の合併を目指し具体的な検討を進めることを決定
2024年3月499367.212
2025年3月531427.928
2026年3月561559.841

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益561億円のうち、経常利益として残るのは55億円9.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は41億円、売上の7.3%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金90.2%506億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.8%55億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
9.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比7.2pt
7.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−411億円、投資CFが1,661億円で、差し引きのフリーCFは1,250億円期末の手元現金は4,313億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2013年3月599−63640518
2014年3月478−48142556
2015年3月1,446−1,394−9599
2016年3月341−290−59590
2017年3月−297446−16723
2018年3月−8791,760−631,541
2019年3月−354256−131,431
2020年3月455−383−631,441
2021年3月4,696−31−136,093
2022年3月859347−707,229
2023年3月−4,0459−723,120
2024年3月675−755−153,025
2025年3月−1,5211,597−183,082
2026年3月−4111,661−184,313

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2.9兆円。このうち返さなくてよい自己資本が859億円で、自己資本比率は2.9%(業種中央値4.9%より薄い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2013年3月2.497872.413.1
2014年3月2.608392.513.1
2015年3月2.831,0902.723.8
2016年3月2.871,2002.754.1
2017年3月2.851,1192.733.9
2018年3月2.761,1582.654.1
2019年3月2.731,1952.614.3
2020年3月2.711,1182.604.1
2021年3月3.221,2013.103.7
2022年3月3.271,0923.163.3
2023年3月3.029062.932.9
2024年3月3.068582.972.7
2025年3月2.927742.842.6
2026年3月2.928592.832.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
620億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
2.8兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り79社中19位あたり、逆に低いのは自己資本比率79社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
2.9%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率下位前期からの売上の伸び
5.7%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,791で、1年前と比べて+79.6%過去52週の値幅のなかでは91%の位置にある。

¥2,791-2.4%1ヶ月+30.1%1年+79.6%時価総額506億円
過去52週の値幅
安値¥1,513高値¥2,916

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.2倍
PER (会社予想)15.7倍
PBR0.55倍
配当利回り2.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月13日に+6.1%の上昇で2628円となり、52週高値2659円に迫る。1か月で+24.61%と急伸し、25日線(2180.76円)を大幅に上回る。出来高も8月7日に267700株と急増するなど活況。RSIは87.11と買われ過ぎで、短期的な過熱感が強い。200日線(1929.48円)からは36%乖離しており、上昇が加速している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 9.1倍は業界平均16.0倍を下回り、PBR 0.44倍も平均0.95倍より低い。銀行業ではPBR1倍未満が常態だが、0.44倍は際立って低い。ROE 5.06%と配当利回り3.73%は業界平均を上回る。配当性向87.2%が高い点には留意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.2倍17.5倍
PER (予想)15.7倍
PBR0.55倍1.01倍
ROE5.1%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

東北地盤のグループ銀行として、統合効果や経費削減が進む。PBR0.44倍、PER9倍台と割安感が魅力。強気派は、グループ一体運営によるコスト削減と利上げメリットを評価。弱気派は、低金利長期化と人口減少で貸出増加が難しく、ROE5.06%も資本コストに比べて不十分と見る。2024年3月期は純利益が大きく落ち込んでおり、業績の安定性にも疑問符。

プラスに働く材料7
  • グループ統合効果

    仙台銀行と東北銀行のシステム統合でコスト削減が進む。

  • 利上げ恩恵

    日銀の追加利上げで貸出金利が上昇すれば、収益改善が見込める。

  • 割安なバリュエーション

    PBR0.44倍で純資産価値を大きく下回り、株主還元余地がある。

  • 金利上昇による貸出利ざや拡大継続影響

    長期金利上昇で利ざや10bp改善、純利益10億円増加余地

  • 自己資本比率改善で株主還元強化2026年下期影響

    PBR0.44倍、資本効率向上で配当増額や自社株買いの可能性

  • 地元経済回復による貸出金増加2026年Q2影響

    新潟県経済活性化で貸出金2%増、純利益3億円増

  • M&A・提携による収益基盤拡大不定影響

    他行との提携で経費削減、純利益5%向上

マイナスに働く材料7
  • 人口減少の逆風

    東北地方の人口減少で貸出需要の持続的成長は困難。

  • 業績変動リスク

    2024年3月期は純利益が前期比64%減と不安定。

  • 低ROEの改善遅れ

    ROE5.06%は資本コストを下回る水準で、改善のメドが不透明。

  • 低金利継続による利ざや縮小継続影響

    長期金利低下で利ざや10bp悪化、純利益10億円減少

  • 地元経済悪化で不良債権増加2026年下期影響

    貸倒引当金増加で純利益5億円押し下げ

  • 人口減少による貸出需要減退2027年〜2028年影響

    中長期的に貸出金2%減少で純利益3億円減

  • 株価急騰後の利益確定売り短期的影響

    1年で44%上昇、短期筋の売り圧力で下落リスク

次の決算で確かめる点
コア業務純益
本業の収益力を測る。資金利益と役務収益の合計。
経費率
グループ統合によるコスト削減効果が現れているか。
有価証券含み損益
債券運用の影響が大きい地銀の業績を左右する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり75で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.69%。

年間配当
¥75
1株あたり
配当利回り
2.69%
いまの株価に対して
配当性向
87.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6094.5
2018年3月600.095.5
2019年3月600.038.2
2020年3月600.077.3
2021年3月600.095.8
2022年3月41−31.376.2
2023年3月7581.863.3
2024年3月750.099.4
2025年3月750.099.4
2026年3月750.087.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥75

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ25,434人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.3%を占め、残る64.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他45.645.346.748.853.553.2
金融機関23.323.922.521.421.618.9
事業法人15.915.915.815.415.316.4
外国法人12.112.311.911.47.59.3
証券会社3.12.53.02.92.02.2
自己株式0.00.10.50.30.70.5
外国人個人0.00.00.00.10.10.1
政府・自治体0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)13.08
02フィデアホールディングス従業員持株会3.08
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.34
04高橋 慧1.50
05JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)1.35
06公益財団法人克念社0.98
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)0.98
08庄司 隆弘0.93
09広野 摂0.91
10野村信託銀行株式会社(投信口)0.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+704%、1株純資産は14期で+911%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月284696.18.492.6
2014年3月425067.84.699.4
2015年3月526608.04.290.1
2016年3月526277.83.470.3
2017年3月255614.08.294.5
2018年3月2305,8133.88.495.5
2019年3月2026,0203.26.538.2
2020年3月685,5931.215.077.3
2021年3月1766,0492.97.895.8
2022年3月1905,7323.16.776.2
2023年3月1795,0123.37.463.3
2024年3月654,7351.324.599.4
2025年3月1564,2853.59.799.4
2026年3月2294,7465.18.187.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

23名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は23名。2026/3期の役員報酬は総額298百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
新野正博取締役 兼代表執行役社長 最高経営責任者(CEO)6213,000
佐藤敬取締役537,000
山科宏幸取締役536,000
富樫秀雄取締役698,000
西堀利取締役兼 取締役会議長7318,000
堀裕取締役(注)276
布井知子取締役(注)275
廣瀬渉取締役(注)271
甲斐文朗取締役(注)267
青木淳取締役(注)269
佐藤史朗取締役(注)268
成田恭子取締役(注)268
残りの役員11名を開く
氏名役職年齢保有株数
葉山良子取締役(注)266
宮下典夫執行役副社長 最高ICT・システム 責任者(CTO)兼 最高人事責任者(CHRO)6723,000
小野山公彦専務執行役 最高財務責任者(CFO)665,000
浅見英紀常務執行役 最高投資責任者(CIO)614,000
堀越智則常務執行役502,000
工藤仁執行役 最高コンプライア ンス責任者(CCO)644,000
木戸祐執行役625,000
黒田隆行執行役502,000
石上靖晃執行役 最高マーケティング 責任者(CMO)531,000
南澤弘規執行役 最高リスク管理 責任者(CRO)512,000
山谷友明執行役492,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
執行役1213591315813
取締役(社内)462177118
社外取締役969698

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容631字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社7社(2026年3月31日現在)で構成され、銀行業を中心に、クレジットカード業、信用保証業、リース業、電力小売業、投資業等金融サービスに係る事業を行っております。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 当社グループの事業にかかわる位置付けは次のとおりであります。 (銀行業) 株式会社荘内銀行、株式会社北都銀行、フィデアカード株式会社の連結子会社3社において、秋田県、山形県、宮城県を主たる営業エリアとして、本支店等において、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務のほか、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、保証業務等を行っており、当社グループの中核事業と位置付けております。 (その他) フィデアリース株式会社、株式会社フィデア情報総研、フィデアエナジー株式会社、株式会社フィデアキャピタルの連結子会社4社において、リース業務、調査研究業務、ソフトウェア開発業務、電力小売業務、投資業務等を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 事業系統は次のとおりであります。(2026年3月31日現在)
経営方針・対処すべき課題1,493字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (経営方針) 当社は、山形県を営業基盤とする株式会社荘内銀行(以下、荘内銀行)と秋田県を営業基盤とする株式会社北都銀行(以下、北都銀行)の経営統合により2009年に設立されました。東北初の県境をまたがる地域金融機関グループとして、広域性から得られる営業情報の拡がり、お客さまのニーズに寄り添うコンサルティング営業の実践、地方創生施策への主体的な貢献を強みに、地元である山形県、秋田県の活性化に取り組んでいます。 2021年に新経営理念を制定し、役職員全員が自ら考え行動することで持続可能な地域社会の実現に貢献し、東北地方に根差した地域金融機関として地域のお客さまとともに成長する姿を目指していくことを公表しております。 グループ経営理念 一人ひとりの情熱と知恵と挑戦で、 東北を幸せと希望の産地にします。 東北に誇りを持つ。東北で暮らすことが憧れになる。 そんな未来を、一人ひとりのアイデアとアクションで 生み出していきます。広げていきます。東北に根差して、東北の人たちと育む新しい価値を 人々へ、世の中へ。もう、何気なく夢見るだけでは、つくりたい未来には届かない。 大切なのは行動すること。 地域のいちばんのファンとして、サポーターとして、 いつだって同じ目線に立ちながら。 ときには金融機関らしくない、思い切ったチャレンジも取り入れて。一人ひとりが、考えます。動きます。 世界のどこよりも幸せと希望が実る、 東北の未来のために、いま。 (経営環境及び対処すべき課題) 東北地方は人口減少や高齢化といった構造的課題に加え、人手不足に伴う人件費の上昇やインフレの進行などにより、地域経済を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。また、地域内事業所数の減少や内外金利環境の変化、地政学的リスクの高まり、異業種参入による競争環境の変化などを背景に、地域金融機関を取り巻く環境は引き続き厳しい環境が続くものと見込まれます。 このような中で、2026年度は第6次中期経営計画の初年度として、2027年1月に予定されている荘内銀行と北都銀行の合併を完遂し、合併シナジーを早期に発揮するとともに、地域における金融仲介機能の充実及び取引先の経営改善や事業再生支援等に積極的に取り組み、コンサルティング営業の徹底、並びに市場部門の収益力強化に取り組んでまいります。また、事業環境の変化に応じた不断の変革を実践し、持続可能な地域づくりに貢献することのできる広域地方銀行グループを目指してまいります。 (当社傘下の荘内銀行及び北都銀行の合併について) 当社グループは、経営統合シナジーの更なる発揮と地域のお取引先との関係強化を目指し、経営統合の最終段階として、荘内銀行及び北都銀行の合併及びシステム統合を実施することを決定しております。 合併により誕生する新銀行の概要は以下のとおりです。なお、関係当局の許認可の取得等を前提としております。また、システム統合までに必要な準備期間を考慮し合併の効力発生日を2027年1月としておりますが、2025年度から頭取及び本部担当役員等を両銀行間で兼務する実質1行の経営体制とし、合併効果の前倒しの発揮に取り組んでおります。 合併の効力発生日: 2027年1月1日(システム統合を同日に実施する予定) 合併の方式:       荘内銀行を存続会社、北都銀行を消滅会社とする吸収合併方式 新銀行の商号:     株式会社フィデア銀行(存続会社である荘内銀行が商号を変更) 本店所在地:       山形県山形市
事業等のリスク7,301字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、本項において、将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。 また、リスクは必ずしも独立して発生するものではなく、あるリスクの発生が他の様々なリスクの発生につながり、様々なリスクを増大させる可能性があります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努めてまいります。 1.経営環境等に関するリスク (1) 経営統合に関するリスク 当社の完全子会社である荘内銀行と北都銀行は2026年度中に合併を行う予定です。山形県と秋田県を営業基盤とする両行が一体となり、地域のお客様に対して更なる質の高いサービスを提供することで、地域社会へ更なる貢献を果たすとともに、中長期的な企業価値の向上を目指す所存であります。しかしながら、顧客との関係悪化や想定外の追加費用の発生、事務・システム障害等のオペレーショナル・リスクの顕在化等により合併効果が当初想定したほど発揮されず、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、合併準備委員会、機能別部会を設置し、経営統合を着実に進め、リスクの顕在化を防止すべく取り組んでおります。 (2) 金融環境の変化に伴うリスク 当社グループの収益は、貸出金利息収益及び有価証券運用収益に大きく依存しておりますが、景気動向、物価動向、規制当局の方針、日本銀行の金融政策といった、当社グループの支配の及ばない多くの要因により左右されます。特に継続的に利上げが行われた場合、保有有価証券の評価の悪化や金利上昇に伴う与信関係費用の増加等により当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 人材確保のリスク 当社グループは、日頃より有能な人材の確保や育成に努めております。但し、昨今キャリア観の多様化や賃金上昇に伴う労働市場の流動化により人材流出のリスクが高まっています。一方で、デジタル化やⅠT化への対応等、従来以上に高度な専門性を持った人材確保が必要となっております。こういった人材確保や育成が困難な場合、競争力やサービスの提供力が低下し、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 災害等の発生に関するリスク 大規模地震や風水害等のコントロールの及ばない事態の発生により、資産の毀損、焼失あるいは劣化、又は営業活動の停止等により、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 競争環境の変化に伴うリスク 国内政策金利の上昇バイアスが高まっていることや、地域金融機関の再編や異業種企業による金融分野への参入などにより、金融業界の競争環境が大きく変化しております。その結果、当社グループの営業基盤における競争が激化するなか、他金融機関などに対して競争優位を得られない場合、当初計画している営業戦略が奏功しないことにより、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 気候変動及び生物多様性に関するリスク 気候変動に伴う異常気象や自然災害等によってもたらされる物理的な被害、気候関連の規制強化や低炭素社会への移行が当社グループ及び、貸出先の事業や財務状況に及ぼす悪影響等を通し、当社グループの業績及び財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明しており、気候変動が当社グループの事業活動に与える影響を踏まえ、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」のカテゴリー毎に、対応・開示に取組、リスクを管理してまいります。また、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)提言への賛同も表明しており、今後は同提言に沿った情報開示を推進するとともに、生物多様性に関するリスク管理を強化してまいります。 (7) 金融犯罪に係るリスク 特殊詐欺等金融犯罪が多発している中、当社グループは、被害の未然防止、セキュリティ強化等に努めております。また、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与等対策を経営上の重要な課題として、管理態勢の強化に取り組んでおります。しかしながら、金融犯罪の高度化・大規模化等により、被害を受けたお客さまへの補償や、未然防止策の費用等の対応が多額になる場合には、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 2.業務遂行に関するリスク (1) 信用リスク ① 不良債権の増加 貸出先の信用状態の悪化や担保・保証等の価値下落等により、不良債権が増加する可能性があります。また、経済動向や規制の変化等によって、業種、商品や企業グループ等、特定のセグメントに属する貸出資産の質の劣化が同時に進み、想定以上に不良債権が増加する可能性があります。 ② 貸倒引当金の積み増し 当社グループは、自己査定の厳格な運用を通じて貸出先の状況を正確に把握し、差し入れられた担保の価値及び経済動向に関する前提及び見積りに基づいて貸倒引当金の額を計上しておりますが、実際の貸倒れが貸倒引当金計上時点における前提及び見積りと乖離した場合には、貸倒引当金が不十分となる可能性があります。また、経済情勢の悪化による担保価値の下落等の事情の発生により、貸倒引当金の積み増しが必要となる可能性があります。 上記の信用リスクに対し、当社グループでは、貸出ポートフォリオの定期的なモニタリングによって特定の顧客セグメントへの与信集中を予防しているほか、貸出先の途上与信管理を徹底し、貸出資産の劣化を防止する方策を継続して講じております。 (2) 市場リスク 当社グループは市場関連業務において様々な金融商品での運用を行っており、グループ一体となったポートフォリオの最適化などリスク管理に努めております。しかしながら各国の金融政策動向、地政学的リスクの顕在化等、金融市場が大きく変動した場合には、保有する有価証券の価値が大幅に下落し、減損等の損失発生により、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、こうしたリスクに対し、流動性が高く安全性の高い資産への分散投資を基本とした有価証券ポートフォリオ運営管理を徹底するほか、各種保有限度額や評価損益に対する損失管理ポイントの設定等による管理を徹底しております。 (3) 自己資本比率に関するリスク 当社は、連結自己資本比率を「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第20号)に定められる国内基準(4%)以上に維持しなければなりません。また、当社の銀行子会社も、単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第19号)に定められる国内基準(4%)以上に維持しなければなりません。 当社及び銀行子会社の自己資本比率が要求される水準を下回った場合には、銀行法上の指導や命令を受けることになります。当社又は銀行子会社の自己資本比率の低下に影響を与える主な要因として以下のものがあります。 ・有価証券の時価の下落に伴う減損処理額の増加 ・固定資産の減損損失計上又は売却処分等による土地再評価差額金の減額 ・貸出金や有価証券等のリスクの増加やアセットポートフォリオの変動 ・自己資本比率の算定基準及び算定方法の変更 ・その他の当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性がある事象の発生 ・繰延税金資産の計上に係る制限 (4) 流動性リスク 国内外金融機関の信用低下による流動性不安等、市場環境が大きく変化した場合、資金調達費用の増加や資金繰りの悪化が発生し、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) オペレーショナル・リスク オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動、システムが不適切であること、その他外生的な事象により損失を被るリスクであり、主なリスクは以下のとおりです。 ① システムリスク 当社グループは、銀行子会社における営業店、ATM、オンラインシステム及び顧客情報を蓄積する情報システムを保有しております。コンピュータシステムの停止、誤作動あるいは不正利用や標的型攻撃メール等のサイバー攻撃のシステムリスクへの対策やセキュリティポリシーに則った厳格な情報管理に努めておりますが、重大なシステム障害が発生した場合には、決済業務に支障をきたすなど、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、各管理規程に基づき、システムの安定稼動やセキュリティ対策に万全を期すほか、厳格な情報管理を行なう等運用面での対策を実施しております。 ② サードパーティリスク 当社グループは、サードパーティの役割を理解し、モニタリングや特定サードパーティへの集中状況の管理等を通して、同リスクを適時かつ正確に把握し適切な対応を行います。但し、予想し得なかった潜在的な脅威が顕在化した場合、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 事務リスク 当社グループは、事務規程等に則った正確な事務処理の徹底に努めておりますが、役職員により不正確な事務あるいは不正や過失等に起因する不適切な事務が行われることにより、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 法務リスク・コンプライアンスに係るリスク 当社グループは、コンプライアンスを重要な経営課題として、規程及び態勢の整備に努めておりますが、法令等遵守状況が不十分であった場合、法令等違反の発生や、将来の法令の変更等により、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは適切な法令等遵守の徹底に努めながら各種金融サービスを提供しておりますが、今後の事業活動の過程で必ずしも当社グループに責任はなくとも当社グループに対する訴訟等が提起された場合、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、法令諸規則等を遵守すべく、役員及び従業員に対する法令等遵守の徹底や不正行為の防止に向けた態勢整備、定期的な研修等により全社的なコンプライアンス意識の向上に努めております。 ⑤ コンダクトリスク 当社グループは、役職員に対する研修等を通じ、法令及び社会規範の遵守に努めておりますが、法令に違反する行為や、法令には違反していないものの社会的目線から乖離した行為による信頼の毀損により、顧客保護、市場の健全性、有効な競争に対し、ネガティブな影響を及ぼす可能性があり、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 人的リスク 当社グループは、日頃より有能な人材の獲得、人材育成、労働意欲の向上に努めておりますが、人材の流出・喪失、士気の低下、不十分な人材育成、人事上の不公正や差別的行為、不適切な就労状況・職場環境等による悪影響から、競争力やサービス提供力の低下をもたらす可能性があり、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 有形資産リスク 当社グループが所有及び賃借中の土地、建物、車両等の有形資産について、自然災害、犯罪行為、資産管理上の瑕疵等の結果、毀損、焼失あるいは劣化することにより業務の運営に支障をきたす可能性があります。また、市場価格の著しい下落、使用範囲又は使用方法の変更、収益性の低下等により固定資産の減損損失を計上することになる場合、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 風評リスク 当社グループや金融業界に対するネガティブな報道や風説、風評の流布が発生した場合、それが事実であるか否かにかかわらず、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 危機管理 当社グループは、災害等の発生に備え危機管理計画を策定し、業務運営の継続性の確保に努めておりますが、想定外の事態の発生や被害の程度によっては業務継続が困難となり、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 顧客情報漏洩等に係るリスク 当社グループは、膨大な顧客情報を保有しており、情報管理に関する基本方針及び管理規程に則った適切な情報管理態勢の構築に努めておりますが、顧客情報の漏洩、紛失、改ざん及び不正利用等が発生した場合には、顧客への損害賠償あるいは風評リスクの顕在化など、当社グループの業務運営や業績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 持株会社のリスク 当社は銀行持株会社であり、その収入の大部分を当社が直接保有している銀行子会社等株式の配当金及び経営管理料に依存しております。一定の状況下では、様々な規制上の制限等により、当社の銀行子会社等が当社に支払うことができる配当の金額が制限される可能性があります。また、銀行子会社等が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合には、当社株主へ配当を支払えなくなる可能性があります。 (8) 退職給付債務に係るリスク 当社グループの退職給付費用及び退職給付債務は、割引率等数理計算において設定される前提条件に基づき算出されております。これらの前提条件が変更された場合、又は実際の年金資産の時価が下落した場合には、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。また、退職給付制度の変更により過去勤務費用が発生し、その償却のため費用負担が発生する場合には、当社グループの業績や財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 内部統制の構築等に係るリスク 当社は、金融商品取引法に基づき、連結ベースの財務報告に係る内部統制が有効に機能しているか否かを評価し、その結果を内部統制報告書において開示しております。 当社グループは、適正な内部統制の構築、維持及び運営に努めておりますが、予期しない問題が発生した場合等において、財務報告に係る内部統制の評価手続の一部を実施できないことや、内部統制の重要な欠陥が存在すること等を報告する可能性もあります。そのような場合、当社グループの業績、財務状況及び当社の株価に悪影響を及ぼす可能性があります。 3.トップリスク 当社グループでは、各種のリスクが顕在化した結果、当社グループに損失を与える可能性のある事象をリスク事象と定め、その影響度と蓋然性に基づき重要度を判定の上、「トップリスク」として特定し、管理しております。 2026年3月に選定したトップリスクは、次のとおりです。 トップリスク   リスク事象 当社子会社(『荘内』・『北都』)の合併に向けた不測の事態の発生   事務・システムの統合に関連した不測の事態発生に伴う、システム障害等のオペレーショナル・リスク顕在化。また、銀行合併に伴う各種費用の高騰や、想定外の追加費用の発生による収益の圧迫。 国内金利の上昇継続、国内外株価の下落   政策金利上昇や地政学リスク等に起因する、国内金利上昇・国内外株価下落に伴う有価証券評価損益の悪化。政策金利上昇継続に対し、貸出金利への転嫁不足となることによる収益の減少。 競争環境の激化   地域の少子高齢化や人口減少による経済規模の縮小、異業種企業による金融分野への参入や統廃合等の再編による金融業界の競争激化を受けた既存収益基盤の毀損。預金獲得競争等の預金基盤の不安定化に伴う、資金繰り・流動性リスクの上昇。 与信関係費用の増加   円安の長期化、資源(原油)価格や物価の高騰等による企業の売上原価率の上昇に伴う投融資先の業況悪化や、設備投資の負担増を背景としたプロジェクトファイナンスを含む投資案件の計画見直しによる収益の圧迫。 サイバー攻撃・システム障害の発生   人為的過失、機器の故障、災害、サイバー攻撃等の要因によるシステム障害の発生、サービスの停止(含むサードパーティリスク)。 人的資本の低下   有能な人材の流出及びダイバーシティへの対応の遅れ、並びに新規採用及び人材育成の不調による人的資本の低下。 当社に対する信頼感の喪失   法令等違反の発生や社会的目線から乖離した行為による信頼の毀損・風評悪化、不適切な労務管理や営業行為等による行政処分(含むコンダクトリスク)。 大規模地震、風水害等の災害及び獣害の発生   コントロールの及ばない自然発生的な事象により、拠点・施設の損壊、役職員及び取引先の被災、物流の寸断等が生じ、業務継続が困難となる事態の発生。 金融犯罪等外部からの脅威の増加   犯罪組織からの攻撃による当行顧客の金融犯罪被害や当行口座の不正利用の増加。マネー・ローンダリング、経済制裁対象先、反社会的組織への対応不備による業務停止等の行政処分や評判悪化。 環境リスクへの対応遅延(TCFD・TNFD等)   気候変動(TCFD)や生物多様性(TNFD)を含む環境リスクへの対応要請が高まるなか、リスク管理や情報開示への対応が遅れた場合のステークホルダーからの信頼低下等による企業価値の毀損。 (注) 上記は認識しているリスクの一部であり、上記以外のリスクによっても経営上、特に重大な悪影響が生ずる可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (金融経済環境) 当連結会計年度における我が国経済は、住宅投資が弱含み、輸出が概ね横這いで推移した一方、個人消費及び設備投資は持ち直しの動きが見られ、公共投資も堅調に推移するなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。 また、当社グループの主たる営業エリアである東北地方の経済においては、住宅投資に弱い動きが見られた一方で、公共投資は底堅く推移しました。生産活動には持ち直しの動きがみられ、設備投資が増加するとともに、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費も緩やかに回復するなど、全体として緩やかな持ち直しの動きが続きました。 なお、金融面につきましては、日本銀行が賃金と物価の好循環の定着を確認しつつ、段階的な金利の正常化を進めました。この間、10年物国債金利は、継続的な利上げへの思惑などから、年明けには2.4%に迫るなど、約27年振りの高水準となりました。日経平均株価は、米国による通商政策に伴う不透明感やイラン情勢の緊迫化により大きく下落する場面がありましたが、高市政権への政策期待、底堅い企業業績や資本効率改善への取り組みを背景に史上最高値を更新しております。 (業績) 子会社である荘内銀行と北都銀行は、合併効果を前倒しで発揮するため、2025年4月より、役員・本部行員の両行兼務、経営・本部業務の一体運営を行うことで、両行が持つ有益な情報を流通させ、専門性の高い人材を相互に活用し、広域性と専門性を生かしたお客さま支援を行うための取り組みを開始いたしました。そのような中で、2025年度は、第5次中期経営計画の最終年度として、地元県内向け事業性貸出の増強に取り組むほか、お取引先の脱炭素コンサルティング及び人手不足対策なども含めたデジタル化のご支援並びに当社グループの強みである再生可能エネルギー事業向けプロジェクト・ファイナンスなどにより、引き続き金融仲介機能の充実及びコンサルティング営業の推進に注力いたしました。 当社グループの当連結会計年度の連結業績につきましては、連結経常収益は、貸出金利息など資金運用収益を中心に前期比29億17百万円(5.4%)増加し560億55百万円となりました。また、連結経常費用は、預金等利息など資金調達費用中心に前期比16億64百万円(3.4%)増加し505億93百万円となりました。 資金利益は、主に預貸金利息差と有価証券利息配当金、預け金利息により構成されておりますが、前期比11億5百万円増加いたしました。政策金利の引き上げにより、預貸金利息差が拡大したほか、預け金利息も増加しております。 役務取引等利益は、主に住宅ローン利用者などを被保険者とする団体信用生命保険の銀行負担の保険料が減少した一方で、販売手数料体系の変更などにより生命保険関連の手数料を中心に減少しております。 経費は、賃上げやインフレの影響に加え、合併関連の一時費用として4億円増加したことにより前期比4億11百万円増加しました。第5次中計期間3ヵ年を第4次中計期間と比較しますと、およそ50億円減少しており、第5次中期経営計画の基本方針の一つである経費構造改革の成果と評価しております。 与信関係費用は、不良債権処理額の減少により、前期比9億52百万円減少しております。 また、市場部門につきましては、有価証券の評価損益の改善を優先しつつポートフォリオ再構築に取り組む中で、有価証券利息配当金、国債等債券損益及び株式等関係損益のいずれも前期比減少しております。 以上を主な要因として、連結経常利益は前期比12億52百万円(29.7%)増加し54億61百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比13億12百万円(46.5%)増加し41億28百万円となりました。 連結(単位:百万円)   2024年度   2025年度   前年度比 経常収益   53,138   56,055   2,917 業務粗利益   26,782   27,222   439 資金利益   28,584   29,689   1,105 うち預貸金利息差   19,801   20,108   307 うち有価証券利息配当金   9,164   8,331   △832 うち預け金利息   612   2,131   1,518 役務取引等利益   5,555   5,061   △494 その他業務利益   △7,357   △7,528   △171 うち外国為替売買損(△)   1,328   925   △403 うち国債等債券損益   △7,118   △7,862   △744 経費(△)   23,688   24,100   411 実質業務純益   3,093   3,121   27 コア業務純益   10,211   10,984   772 コア業務純益(除く投信解約損益)   8,383   10,269   1,885 与信関係費用(△)   1,428   475   △952 株式等関係損益   2,680   2,023   △657 経常利益   4,209   5,461   1,252 親会社株主に帰属する当期純利益   2,816   4,128   1,312 部門別損益においても、顧客部門経常利益は黒字計上額が拡大しております。 ※ 部門別損益の状況 (2行合算)   2024年度実績   2025年度 実績   前年度比 顧客部門経常利益(①-②)   110百万円   2,980百万円   2,870百万円 顧客部門業務純益 ①   1,311百万円   3,315百万円   2,004百万円 与信関係費用 ②   1,202百万円   336百万円   △866百万円 市場部門経常利益   3,689百万円   1,719百万円   △1,970百万円 (注)当社の主要な子会社である荘内銀行及び北都銀行では、管理会計として部門別損益を導入し、顧客部門及び市場部門に区分し、業績管理を行っております。 ・ 顧客部門経常利益=顧客部門業務純益(預貸金利息差(仕組貸出関連利息を除く)+役務取引等利益+市場部門への資金貸利息等-営業経費)-与信関係費用 ・ 市場部門経常利益=仕組貸出関連利息+有価証券利息配当金+国債等債券損益+株式等関係損益+金銭の信託運用損益-外貨調達費用-営業経費-顧客部門からの資金借利息等 ※ 連結ROE(自己資本当期純利益率)の状況 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 3.06%   3.27%   1.33%   3.45%   5.06% (ROEの部門別の状況)(2行合算、経常利益ベース) 2025年3月期   2026年3月期   増減 ROE(経常利益ベース)   4.42%   5.53%   1.11% うち顧客部門経常利益   0.12%   3.51%   3.38% うち市場部門経常利益   4.29%   2.02%   △2.26% 連結ROEは、前期比1.61ポイント上昇し5.06%となりました。第6次中期経営計画(2026年度から2028年度)において、連結ROE6%の水準を目指すこととしております。引き続き、預貸金の業容拡大とコンサルティングの深化、有価証券ポートフォリオの再構築などによる収益力向上に取り組んでまいります。 なお、2行合算の経常利益ベースのROEは、前期比1.11ポイント上昇し5.53%となりました。顧客部門において不良債権処理額などの与信関係費用が減少したことを含め顧客部門経常利益が前期比28億70百万円改善し黒字拡大した結果、顧客部門経常利益ROEが3.38ポイント改善しております。一方で、市場部門は金利環境変化や市場動向に配慮しつつポートフォリオの再構築に取り組んでおり、市場部門経常利益ROEは2.26ポイント低下しております。 ※  自己資本比率の状況 連結自己資本比率(国内基準)の2025年度末の実績は、自己資本の増加及びリスク・アセットの減少により、前年度末比0.36ポイント上昇し9.85%となりました。なお、フィデアホールディングス及び荘内銀行、北都銀行では、2026年3月末より、信用リスクの計測手法を「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」に変更しております。 (財政状態) 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末における資産は前連結会計年度末比62億円(0.2%)減少の2兆9,157億円、負債は前連結会計年度末比147億円(0.5%)減少の2兆8,298億円、純資産は前連結会計年度末比85億円(11.0%)増加の859億円となりました。主な内訳は次のとおりであります。 ・預金等(譲渡性預金を含む) 預金等(譲渡性預金を含む)の当連結会計年度末残高は個人預金を中心に前連結会計年度末比200億円(0.7%)減少し2兆6,717億円となりました。 ・貸出金 貸出金の当連結会計年度末残高は、事業性貸出、地方公共団体向け貸出並びに中央政府向け貸出を中心に前連結会計年度末比536億円(2.8%)増加し1兆9,671億円となりました。 ・有価証券 有価証券の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末比1,646億円(29.0%)減少し4,011億円となりました。 第5次中期経営計画において顧客支援力の強化、事業性評価活動を活用したコンサルティング営業の徹底に取り組むとともに、お取引先の資金ニーズに積極的に対応し、営業地盤である山形県内、秋田県内を含め事業性貸出の増強に注力してまいりました。このような中で、コロナ禍の収束とともに、足元では保証協会保証付き制度融資の返済が進むことで法人預金が減少するとともに、個人消費の回復により個人預金が減少しております。有価証券残高は、金利環境の変化、金融市場の動向を踏まえ、国債、地方債を中心に減少しております。 また、当社グループは、主に預金により資金調達を行い、営業地盤である山形県、秋田県を中心に金融仲介機能を発揮し、事業性貸出金を中心とした資金運用を行っております。貸出金以外の運用資金について、主に有価証券により運用しておりますが、国債や地方債のほか、外国証券、投資信託、ETF及びREITなど、運用資産の多様化を図っております。 ※ 主要な子会社である荘内銀行及び北都銀行の業績及び財政状態 (1) 荘内銀行の業績及び預貸金期末残高 (単位:百万円)   2024年度   2025年度   増減 経常収益   23,989   28,520   4,531 資金利益   14,099   16,047   1,948 役務取引等利益   1,875   1,728   △146 その他業務利益   △4,122   △5,189   △1,066 経費   11,095   11,467   372 実質業務純益   757   1,120   363 コア業務純益   3,772   5,485   1,712 コア業務純益(除く投信解約損益)   3,749   5,478   1,728 与信関係費用   27   △732   △760 経常利益   2,870   3,982   1,111 当期純利益   1,599   2,958   1,358 (単位:億円)   2024年度末   2025年度末   増減 貸出金残高   9,739   10,031   292 預金等残高(譲渡性預金を含む)   13,273   13,170   △102 有価証券残高   3,153   2,293   △859 (2) 北都銀行の業績及び預貸金期末残高 (単位:百万円)   2024年度   2025年度   増減 経常収益   24,370   22,541   △1,829 資金利益   14,640   13,883   △756 役務取引等利益   2,880   2,530   △349 その他業務利益   △4,489   △3,797   692 経費   11,383   11,553   170 実質業務純益   1,648   1,064   △584 コア業務純益   5,751   4,561   △1,189 コア業務純益(除く投信解約損益)   3,945   3,853   △91 与信関係費用   1,175   1,068   △107 経常利益   929   714   △215 当期純利益   946   512   △433 (単位:億円)   2024年度末   2025年度末   増減 貸出金残高   9,579   9,829   250 預金等残高(譲渡性預金を含む)   13,695   13,610   △84 有価証券残高   2,504   1,716   △787 (キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加及び預金の減少などにより、411億47百万円の支出(前年度比1,109億84百万円の支出減少)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却及び償還が取得を上回ったことなどから、1,660億94百万円の収入(前年度比64億23百万円の収入増加)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払及びリース債務の返済を中心に18億49百万円の支出(前年度比4百万円の支出増加)となりました。以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末比1,230億96百万円増加の4,313億13百万円となりました。 なお、当社グループにおいては、資本の財源について、期間損益の安定成長により自己資本の更なる積み上げを図っております。また、資金の流動性について、日次管理によりリスクの状況を把握し、定期的にALM会議、リスクマネジメント会議及び取締役会などにおいて報告、協議を実施するなど、適切なリスク管理体制を構築しております。 また、設備投資の資金調達の方法は自己資金であり、設備投資については「第3 設備の状況」に記載しております。 (重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定) 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たっては、一定の仮定のもと会計上の見積りを行った上で資産・負債及び収益・費用を計上する項目があります。当社グループは、過去の実績や状況を分析し合理的であると考えられる様々な要因を考慮して見積りや判断を行い、その結果が、連結財務諸表における資産・負債及び収益・費用の計上金額の基礎となります。当社グループは、連結財務諸表に含まれる会計上の見積りについて、継続してその適切性を評価しておりますが、見積りに特有の不確実性があるために、これら見積り時の計上金額と異なる結果となる可能性があります。 当社グループは、以下の項目が重要な会計上の見積りと考えております。 貸倒引当金 当社グループの資産に占める貸出金の割合は高く、貸出金の質、すなわち信用リスクの適切な反映は当社グループ経営の要といえます。連結財務諸表における貸倒引当金の計上に当たって用いた会計上の見積りの内容及び当該見積りに用いた仮定の不確実性の程度やその変動により経営成績等に生じる影響に関しては、「第5  経理の状況  注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (1) 国内業務部門・国際業務部門別収支 当連結会計年度の資金運用収支は、国内業務部門で285億62百万円、国際業務部門で12億19百万円、合計で297億81百万円(前連結会計年度比11億45百万円増加)となりました。 役務取引等収支は、国内業務部門で50億63百万円、国際業務部門で△2百万円、合計で50億61百万円(前連結会計年度比4億94百万円減少)となりました。 その他業務収支は、国内業務部門で△67億63百万円、国際業務部門で△7億64百万円、合計で△75億28百万円(前連結会計年度比1億71百万円減少)となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額(△)   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   27,354   1,281   -   28,635 当連結会計年度   28,562   1,219   -   29,781 うち資金運用収益   前連結会計年度   30,064   1,371   △14   31,421 当連結会計年度   34,710   1,340   △56   35,994 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,710   90   △14   2,785 当連結会計年度   6,147   120   △56   6,212 役務取引等収支   前連結会計年度   5,555   0   -   5,555 当連結会計年度   5,063   △2   -   5,061 うち役務取引等収益   前連結会計年度   8,661   24   -   8,686 当連結会計年度   8,092   22   -   8,114 うち役務取引等費用   前連結会計年度   3,106   23   -   3,130 当連結会計年度   3,028   25   -   3,053 その他業務収支   前連結会計年度   △5,984   △1,372   -   △7,357 当連結会計年度   △6,763   △764   -   △7,528 うちその他業務収益   前連結会計年度   6,017   227   -   6,244 当連結会計年度   6,037   193   -   6,230 うちその他業務費用   前連結会計年度   12,001   1,600   -   13,601 当連結会計年度   12,801   957   -   13,759 (注) 1.国内業務部門とは当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門とは当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引及び円建外国債券等については国際業務部門に含めております。 2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度51百万円、当連結会計年度91百万円)を控除しております。 3.資金運用収益及び資金調達費用の相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。 (2) 国内業務部門・国際業務部門別資金運用/調達の状況 当連結会計年度における資金運用勘定の平均残高は、国内業務部門で前連結会計年度比803億73百万円減少の2兆8,139億15百万円となり、国際業務部門で前連結会計年度比25億33百万円減少の296億43百万円となりました。利回りについては、国内業務部門で前連結会計年度比0.20ポイント上昇の1.23%、国際業務部門で前連結会計年度比0.26ポイント上昇の4.52%となりました。 一方、当連結会計年度における資金調達勘定の平均残高は、国内業務部門で前連結会計年度比960億82百万円減少の2兆7,867億29百万円となり、国際業務部門で前連結会計年度比23億17百万円減少の298億81百万円となりました。利回りについては、国内業務部門で前連結会計年度比0.13ポイント上昇の0.22%、国際業務部門で前連結会計年度比0.13ポイント上昇の0.40%となりました。 ①  国内業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   2,894,289   30,064   1.03 当連結会計年度   2,813,915   34,710   1.23 うち貸出金   前連結会計年度   1,900,973   21,554   1.13 当連結会計年度   1,914,931   25,418   1.32 うち商品有価証券   前連結会計年度   747   1   0.25 当連結会計年度   648   2   0.39 うち有価証券   前連結会計年度   680,661   7,812   1.14 当連結会計年度   472,766   7,000   1.48 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   6,246   13   0.21 当連結会計年度   8,715   60   0.69 うち預け金   前連結会計年度   272,491   612   0.22 当連結会計年度   386,499   2,131   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   2,882,811   2,710   0.09 当連結会計年度   2,786,729   6,147   0.22 うち預金   前連結会計年度   2,723,979   1,639   0.06 当連結会計年度   2,677,720   5,150   0.19 うち譲渡性預金   前連結会計年度   60,821   38   0.06 当連結会計年度   43,188   95   0.22 うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   1,517   7   0.46 当連結会計年度   82   0   0.52 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   50,196   6   0.01 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   98,641   65   0.06 当連結会計年度   100,189   363   0.36 (注) 1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度8,250百万円、当連結会計年度8,135百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度55,184百万円、当連結会計年度41,602百万円)を、それぞれ控除しております。 2.金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度51百万円、当連結会計年度91百万円)を控除しております 3.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、金融業以外の連結子会社については、一部月末ごとの残高等に基づく平均残高を利用しております。 4.国内業務部門とは当社及び連結子会社の円建取引であります。ただし、円建対非居住者取引及び円建外国債券等については控除しております。 ②  国際業務部門 種類   期別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   32,177   1,371   4.26 当連結会計年度   29,643   1,340   4.52 うち貸出金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち商品有価証券   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち有価証券   前連結会計年度   29,042   1,349   4.64 当連結会計年度   26,992   1,329   4.92 うちコールローン 及び買入手形   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち預け金   前連結会計年度   15   0   0.07 当連結会計年度   15   0   0.21 資金調達勘定   前連結会計年度   32,199   90   0.27 当連結会計年度   29,881   120   0.40 うち預金   前連結会計年度   3,015   74   2.48 当連結会計年度   2,969   64   2.16 うち譲渡性預金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うちコールマネー 及び売渡手形   前連結会計年度   5   0   4.80 当連結会計年度   5   0   4.18 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   -   -   - 当連結会計年度   -   -   - (注) 1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度137百万円、当連結会計年度221百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度-百万円、当連結会計年度-百万円)を、それぞれ控除しております。 2.国際業務部門の当社及び連結子会社の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 3.国際業務部門とは当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引及び円建外国債券等を含めております。 ③  合計 種類   期別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り(%) 小計   相殺消去額(△)   合計   小計   相殺消去額(△)   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   2,926,466   △29,118   2,897,347   31,436   △14   31,421   1.08 当連結会計年度   2,843,558   △26,863   2,816,695   36,050   △56   35,994   1.27 うち貸出金   前連結会計年度   1,900,973   -   1,900,973   21,554   -   21,554   1.13 当連結会計年度   1,914,931   -   1,914,931   25,418   -   25,418   1.32 うち商品有価証券   前連結会計年度   747   -   747   1   -   1   0.25 当連結会計年度   648   -   648   2   -   2   0.39 うち有価証券   前連結会計年度   709,703   -   709,703   9,162   -   9,162   1.29 当連結会計年度   499,758   -   499,758   8,329   -   8,329   1.66 うちコールローン及び買入手形   前連結会計年度   6,246   -   6,246   13   -   13   0.21 当連結会計年度   8,715   -   8,715   60   -   60   0.69 うち預け金   前連結会計年度   272,506   -   272,506   612   -   612   0.22 当連結会計年度   386,515   -   386,515   2,131   -   2,131   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   2,915,011   △29,118   2,885,892   2,800   △14   2,785   0.09 当連結会計年度   2,816,610   △26,863   2,789,747   6,268   △56   6,212   0.22 うち預金   前連結会計年度   2,726,994   -   2,726,994   1,714   -   1,714   0.06 当連結会計年度   2,680,690   -   2,680,690   5,214   -   5,214   0.19 うち譲渡性預金   前連結会計年度   60,821   -   60,821   38   -   38   0.06 当連結会計年度   43,188   -   43,188   95   -   95   0.22 うちコールマネー及び売渡手形   前連結会計年度   1,522   -   1,522   7   -   7   0.47 当連結会計年度   87   -   87   0   -   0   0.73 うち債券貸借取引受入担保金   前連結会計年度   50,196   -   50,196   6   -   6   0.01 当連結会計年度   -   -   -   -   -   -   - うち借用金   前連結会計年度   98,641   -   98,641   65   -   65   0.06 当連結会計年度   100,189   -   100,189   363   -   363   0.36 (注) 1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度8,387百万円、当連結会計年度8,357百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度55,184百万円、当連結会計年度41,602百万円)を、それぞれ控除しております。 2.資金調達勘定のうち利息からは金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度51百万円、当連結会計年度91百万円)を控除しております。 3.資金運用勘定及び資金調達勘定の相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及びその利息であります。 (3) 国内業務部門・国際業務部門別役務取引の状況 当連結会計年度の役務取引等収益は、国内業務部門で80億92百万円、国際業務部門で22百万円、合計で81億14百万円(前連結会計年度比5億71百万円減少)となりました。 一方、役務取引等費用は、国内業務部門で30億28百万円、国際業務部門で25百万円、合計で30億53百万円(前連結会計年度比76百万円減少)となりました。 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   8,661   24   8,686 当連結会計年度   8,092   22   8,114 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   1,971   -   1,971 当連結会計年度   1,879   -   1,879 うち為替業務   前連結会計年度   1,347   24   1,371 当連結会計年度   1,401   22   1,424 うち証券関連業務   前連結会計年度   71   -   71 当連結会計年度   24   -   24 うち代理業務   前連結会計年度   3,473   -   3,473 当連結会計年度   2,955   -   2,955 うち保護預り・ 貸金庫業務   前連結会計年度   54   -   54 当連結会計年度   50   -   50 うち保証業務   前連結会計年度   353   0   353 当連結会計年度   319   0   319 役務取引等費用   前連結会計年度   3,106   23   3,130 当連結会計年度   3,028   25   3,053 うち為替業務   前連結会計年度   141   23   165 当連結会計年度   157   25   182 (注) 国内業務部門とは当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門とは当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引については国際業務部門に含めております。 (4) 国内業務部門・国際業務部門別預金残高の状況 ○  預金の種類別残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預金合計   前連結会計年度   2,667,868   3,075   2,670,943 当連結会計年度   2,647,837   2,847   2,650,684 うち流動性預金   前連結会計年度   1,833,731   -   1,833,731 当連結会計年度   1,841,923   -   1,841,923 うち定期性預金   前連結会計年度   817,484   -   817,484 当連結会計年度   790,210   -   790,210 うちその他   前連結会計年度   16,651   3,075   19,727 当連結会計年度   15,703   2,847   18,550 譲渡性預金   前連結会計年度   20,844   -   20,844 当連結会計年度   21,041   -   21,041 総合計   前連結会計年度   2,688,712   3,075   2,691,788 当連結会計年度   2,668,879   2,847   2,671,726 (注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金=定期預金+定期積金 3.国内業務部門とは当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門とは当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引については国際業務部門に含めております。 (5) 国内・海外別貸出金残高の状況 ①  業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)   1,913,574   100.00   1,967,175   100.00 製造業   121,941   6.37   121,253   6.16 農業,林業   2,947   0.15   3,158   0.16 漁業   108   0.01   80   0.00 鉱業,採石業,砂利採取業   1,359   0.07   1,234   0.06 建設業   68,416   3.58   68,488   3.48 電気・ガス・熱供給・水道業   115,134   6.02   125,183   6.36 情報通信業   5,075   0.27   6,441   0.33 運輸業,郵便業   15,348   0.80   15,719   0.80 卸売業,小売業   94,829   4.96   95,391   4.85 金融業,保険業   340,500   17.79   340,262   17.30 不動産業,物品賃貸業   147,195   7.69   156,379   7.95 学術研究,専門・技術サービス業   14,137   0.74   12,947   0.66 宿泊業,飲食サービス業   16,860   0.88   14,852   0.76 生活関連サービス業,娯楽業   14,430   0.75   13,366   0.68 教育,学習支援業   3,650   0.19   3,425   0.18 医療・福祉   50,191   2.62   47,831   2.43 その他のサービス   32,477   1.70   34,785   1.77 地方公共団体   445,155   23.26   457,992   23.28 その他   423,811   22.15   448,380   22.79 海外及び特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合計   1,913,574   ―――   1,967,175   ――― (注) 国内(除く特別国際金融取引勘定分)のうち「その他」には、中央政府(財務省特別会計)向け貸出金(前連結会計年度末は当該貸出金なし、当連結会計年度末は50,000百万円)が含まれております。 ②  外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 (6) 国内業務部門・国際業務部門別有価証券の状況 ○  有価証券残高(末残) 種類   期別   国内業務部門   国際業務部門   合計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   105,796   -   105,796 当連結会計年度   60,022   -   60,022 地方債   前連結会計年度   133,836   -   133,836 当連結会計年度   94,992   -   94,992 社債   前連結会計年度   111,760   -   111,760 当連結会計年度   89,442   -   89,442 株式   前連結会計年度   21,410   -   21,410 当連結会計年度   21,338   -   21,338 その他の証券   前連結会計年度   162,176   30,859   193,036 当連結会計年度   116,866   18,526   135,393 合計   前連結会計年度   534,979   30,859   565,839 当連結会計年度   382,661   18,526   401,188 (注) 1.国内業務部門とは当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門とは当社及び連結子会社の外貨建取引であります。ただし、円建外国債券等については国際業務部門に含めております。 2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 (自己資本比率の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第20号。)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。なお当社は国内基準を適用のうえ、2026 年3月末より、信用リスクの計測手法を「標準的手法」から「基礎的内部格付手法」に変更しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2025年3月31日   2026年3月31日 1.連結自己資本比率(2/3)   9.49   9.85 2.連結における自己資本の額   96,708   98,710 3.リスク・アセットの額   1,018,553   1,001,192 4.連結総所要自己資本額   40,742   40,047 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、荘内銀行及び北都銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 荘内銀行(単体)の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   37   24 危険債権   146   148 要管理債権   4   10 正常債権   9,799   10,085 (注) 1.部分直接償却は実施しておりません。 2.金額は単位未満を四捨五入しております。 北都銀行(単体)の資産の査定の額(部分直接償却後) 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   38   31 危険債権   139   145 要管理債権   4   8 正常債権   9,745   9,952 (注) 金額は単位未満を四捨五入しております。

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出典

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