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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

三十三フィナンシャルグループ

San ju San Financial Group,Inc7322 · Prime · 銀行業

三重県を地盤とする地方銀行グループ。預貸業務を軸にリース・クレジット等を展開。

概要

三十三フィナンシャルグループは、三重県を地盤とする地域銀行グループである。2018年4月に株式会社三重銀行と株式会社第三銀行の共同株式移転により設立され、2021年5月に両行が合併して中核子会社の株式会社三十三銀行が発足した。連結従業員数2,325名、2026年3月期の経常収益は937億87百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は123億49百万円。銀行業務を中心に、リース、クレジットカード、信用保証等の金融サービスをグループ9社で展開する。実質的な本社は四日市市に置く。

三重・愛知を主戦場とする地域金融グループ

三十三フィナンシャルグループの営業基盤は三重県と愛知県である。連結総資産は4兆5,840億円(2026年3月末)、預金等残高は3兆9,956億円、貸出金残高は3兆1,249億円。地域密着型の金融機関として、地元企業や個人向けに預金、融資、為替、投資信託・保険の窓口販売を提供する。第3次中期経営計画(2024年4月~2027年3月)では「地域信頼度ナンバー1金融グループ」をビジョンに掲げ、地元事業性貸出残高14,200億円(2027年3月末目標)などのKPIを設定している。2026年5月には株式会社あいちフィナンシャルグループとの経営統合に向けた基本合意書を締結し、2027年4月の統合を目指す。

銀行・リース・その他3セグメントで構成

グループは報告セグメントとして「銀行業」「リース業」「その他」の3区分を持つ。銀行業は株式会社三十三銀行が担い、経常収益762億28百万円(2026年3月期)、セグメント利益164億94百万円とグループ利益の大半を稼ぐ。リース業は三十三リース株式会社が担当し、経常収益176億25百万円、セグメント利益1億48百万円。その他にはクレジットカード業務(三十三カード等)、信用保証業務など7社が含まれ、経常収益63億62百万円、セグメント利益39億89百万円。2026年3月には三十三地域創生株式会社を子会社化し、地域活性化事業にも進出している。

9社の連結子会社が金融サービスを補完

当社グループは持株会社である三十三フィナンシャルグループの下に、銀行子会社1社、リース子会社1社、その他7社の計9社の連結子会社を有する(2026年3月末時点)。三十三リースは法人向け設備リースを、三十三カードはクレジットカード事業を、三十三信用保証は住宅ローン等の保証業務を提供する。2025年4月には三重リースを三十三リースに吸収合併し、リース事業を一本化した。2026年3月には三十三地域創生を子会社化し、地域課題解決型の事業を追加。グループ全体でワンストップの金融ソリューションを目指す。

財務基盤と収益構造の変化

2026年3月期の連結経常収益は937億87百万円(前期比188億74百万円増)、経常利益は166億47百万円(同48億96百万円増)。増益の主因は貸出金利息の増加で、資金運用収支は421億38百万円(同63億20百万円増)に拡大した。一方、預金利息の増加で資金調達費用も9833百万円(前期3014百万円)と大幅増。純利益は123億49百万円でROEは5.65%。自己資本比率は8.41%(FG連結)。第3次中期経営計画では最終年度の2027年3月期に当期純利益135億円、ROE6%以上を目標とする。総資産は前期比732億円増の4兆5,840億円と順調に拡大している。

業界の中での役割は地域金融機関(銀行、リース、クレジットカード等)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
938億円
経常利益
166億円
利益率
17.7%
純利益
123億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01銀行業(地域銀行)主力

株式会社三十三銀行が、預金業務、貸出業務、為替業務、国債・投資信託・保険の窓口販売等を提供。地域密着型の金融サービスを中核として展開。

主な製品・サービス4
預金業務
普通預金、定期預金等の預金商品。
貸出業務
法人向け・個人向けの融資。
内国為替業務
国内の送金・振込サービス。
外国為替業務
外国送金、貿易関連為替等。

02リース業準主力

三十三リース株式会社がリース業務を提供。主に法人向けに設備・機器のリースを行う。

03その他(クレジットカード、信用保証等)副次

クレジットカード業務、信用保証業務等の金融サービスをグループ子会社が展開。お客さまの多様なニーズに応える。

製品と技術

預金・融資・為替を柱とする銀行業務

中核子会社の三十三銀行は、個人・法人向けに預金業務(普通預金、定期預金等)、貸出業務(事業性融資、住宅ローン、カードローン等)、内国為替・外国為替業務を提供する。2026年3月期の貸出金平均残高は約3兆円、預金等平均残高は約3.9兆円。貸出金利息の増加が収益を牽引し、資金運用収支は421億38百万円に達した。外貨建て取扱いも行い、国際業務部門の資金運用収益は20億31百万円。また国債、投資信託、保険の窓口販売を通じて顧客の資産形成を支援する。NISA口座数は49,034口座(2026年3月末)、投資信託積立月額は11.6億円で、中計目標55,000口座・15億円/月に向けて積み増し中である。

法人向け設備リースを手掛けるリース事業

三十三リース株式会社は、主に法人顧客向けに機械設備、車両、情報通信機器などのリース業務を展開する。2026年3月期のセグメント経常収益は176億25百万円だが、セグメント利益は1億48百万円と低調。リース事業は競争激化による金利低下の影響を受けており、収益性の改善が課題となっている。2025年4月には三重リースを吸収合併し、グループ内のリース事業を集約。規模拡大による調達力向上と業務効率化を図る。今後は銀行との連携を強化し、法人顧客へのワンストップ金融サービスの中核としての役割を期待されている。

クレジットカード・信用保証で個人金融を補完

その他セグメントには、三十三カード(クレジットカード業務)、三十三信用保証(住宅ローン等の信用保証)など7社が属する。2026年3月期のセグメント経常収益は63億62百万円、セグメント利益は39億89百万円と高い収益率を示す。クレジットカード事業ではグループ顧客へのカード発行と決済手数料収入、信用保証事業では銀行融資に付帯する保証料収入が主な収益源。地域密着型の営業を通じて、銀行だけではカバーしきれない個人の金融ニーズに対応する。また、ビジネスマッチングや事業承継支援などの非金融サービスも提供し、顧客とのリレーションを深化させている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

銀行業のなかでの位置

三重地盤の地銀、収益力で後発組

当社は三重県を地盤とする地域銀行グループで、売上高は678~938億円。同業のいよぎん、しずおか、ちゅうぎんなどと比較すると規模は小さく、収益性データが未開示なため、収益力は不明。しかし、2026年3月期に売上高938億円と成長見込みであり、地元密着型のビジネスモデルが強み。一方、人口減少・低金利環境が続く中、収益源の多様化が課題。

強み

  • 三重県内での強固な顧客基盤と地域ネットワーク。
  • 2024~2026年度で売上高678→938億円と拡大見込み。
  • 他の地銀との提携によるコスト削減や業務効率化。
  • 地元企業・個人への融資で地域経済を支える。

課題

  • 営業利益率が開示されず、収益力が評価しにくい。
  • 三重県の人口減少で貸出需要が縮小するリスク。
  • 利ざや縮小で収益圧迫が続く可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

銀行の時価総額近傍。太字が三十三フィナンシャルグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18336武蔵野銀行940億円18.1倍
28386百十四銀行890億円18.7倍
38551北日本銀行662億円14.8倍
48367南都銀行650億円18.1倍
58338筑波銀行614億円9.3倍
67322三十三フィナンシャルグループ559億円18.0倍
78558東和銀行519億円
87173東京きらぼしフィナンシャルグループ516億円13.1倍
98713フィデアホールディングス506億円12.2倍
108345岩手銀行461億円19.3倍
118392大分銀行459億円21.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。

会社の歴史

沿革 6件

三重銀行と第三銀行が経営統合に合意した2017年

2017年2月、三重県を地盤とする地域銀行2行、株式会社三重銀行と株式会社第三銀行が経営統合に向けた基本合意書を締結した。両行は競争激化や人口減少に対応するため、経営資源の集中による効率化と収益力強化を目的に統合を模索。同年9月には経営統合契約書と株式移転計画書を共同で作成し、統合の具体化を進めた。三重銀行は三重県内に広い店舗網を持ち、第三銀行は同県松阪市に本店を置く中堅行。両行の合算預金残高は2兆円超で、統合により県内最大の金融グループが誕生する布石となった。

株主総会承認を経て持株会社が設立された2018年

2017年12月、両行の臨時株主総会(第三銀行は種類株主総会を含む)において、共同株式移転方式による持株会社設立が承認された。これを受け、2018年4月に三十三フィナンシャルグループが発足。同時に東京証券取引所市場第一部および名古屋証券取引所市場第一部に上場を果たした。持株会社の普通株式が市場で取引される一方、三重銀行と第三銀行は完全子会社として存続。統合初年度の2019年3月期の連結純利益は523億円と高水準だったが、これは統合に伴う特別利益の計上が主因であり、翌期以降は正常化している。

子会社2行が合併し三十三銀行が発足した2021年

持株会社設立から3年後、2021年5月に子会社の三重銀行と第三銀行が合併し、株式会社三十三銀行が誕生した。合併後の店舗数は三重県内で約120店舗、愛知県にも進出。預金残高は3兆円を超え、県内シェア首位の地域銀行となった。合併によりシステム統合や本部機能の集約が進み、経営効率の向上が図られた。この合併は持株会社設立時の計画に沿ったもので、一つの銀行として一体運営することで、顧客への統一サービスの提供とコスト削減を両立させる狙いがあった。2022年4月には株式移行に伴い、上場市場を東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場に変更している。

あいちフィナンシャルグループとの経営統合を発表した2026年

2026年5月13日、三十三フィナンシャルグループは愛知県を地盤とする株式会社あいちフィナンシャルグループとの経営統合に関する基本合意書を締結した。両グループは対等の精神のもと、2027年4月1日を効力発生日とする統合を目指す。統合により、愛知・三重両県を中心とした東海地域で預金・貸出残高が拡大し、地域金融機関としてのプレゼンスが高まると見込まれる。同日付で、三十三FGは第3次中期経営計画の財務目標を上方修正。2027年3月期の当期純利益目標を135億円に引き上げ、統合に向けた準備を加速している。

年表6件を開く

2010年代

  • 2017年2月M&A株式会社三重銀行及び株式会社第三銀行(以下、総称して「両行」という。)は、経営統合に関する基本合意書を締結
  • 2017年9月M&A両行間で「経営統合契約書」を締結するとともに、「株式移転計画書」を共同で作成
  • 2017年12月M&A両行の臨時株主総会並びに第三銀行の普通株主による種類株主総会及びA種優先株主による種類株主総会において、両行が共同株式移転の方式により当社を設立し、両行がその完全子会社となることについて承認決議
  • 2018年4月創業両行が共同株式移転の方式により当社を設立 当社普通株式、東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に上場

2020年代

  • 2021年5月創業両行が合併し、株式会社三十三銀行が発足
  • 2022年4月当社普通株式、東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ビジネスマッチング成約件数(3年累計)2027年3月まで3,000件
  • 事業承継支援件数(3年累計)2027年3月まで3,600件
  • 地元(三重県+愛知県)事業性貸出残高2027年3月末まで14,200億円
  • NISA口座数2027年3月末まで55,000口座
  • 投資信託積立月額2027年3月まで15億円/月

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    リレーション&ソリューションの進化

    地域のお客さまとのリレーションを深化させ、経営課題やニーズに対して多様なソリューションを提供する。ビジネスマッチング、事業承継支援、地元貸出などに注力。

  2. 02

    DX戦略の推進

    デジタル技術を活用して業務効率化や顧客サービスの向上を図り、変革のエンジンとして位置づける。

  3. 03

    人的資本経営の実践

    従業員の働きがいと生産性の向上を目指し、女性役席者比率の向上など人材投資を積極的に行う。

  4. 04

    経営の効率化・最適化

    コアOHRの低減など経営効率を高め、収益性改善を図る。

  5. 05

    経営基盤の強靭化

    自己資本比率の適切な維持など、財務の健全性を確保し、安定した経営基盤を築く。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で2,325人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,003万円で、7期前と比べて8.7%平均年齢は54.1歳、平均勤続年数は30.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2019年3月1,09946.224.02,708
2020年3月1,00045.223.02,673
2021年3月1,02246.224.02,701
2022年3月99553.030.42,617
2023年3月93052.629.12,530
2024年3月94252.928.62,431
2025年3月95253.529.22,378
2026年3月1,00354.130.12,325

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 9 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
銀行業 — 三重県145億円
銀行業 — 愛知県6,228百万円
銀行業 — 三重県2,201百万円
銀行業 — 三重県他1,305百万円
リース業 — 三重県他1,005百万円
銀行業 — 大阪府901百万円
銀行業 — 和歌山県573百万円
銀行業 — 奈良県509百万円
銀行業 — 岐阜県71百万円
その他 — 三重県63百万円
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社三十三銀行
    三重県 四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社三十三総研
    三重県 四日市市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 国内
    三十三地域創生株式会社
    三重県 松阪市 · 連結子会社
    議決権93.7%
  • 国内
    三十三リース株式会社
    三重県 四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社三十三カード
    三重県 四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    第三カードサービス 株式会社
    三重県 松阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三十三信用保証株式会社
    三重県 四日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三十三コンピューター サービス株式会社
    三重県 松阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    三十三ビジネスサービス 株式会社
    三重県 松阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は938億円経常利益166億円前期と比べると増収増益で、売上が+25.2%、利益が+40.7%。

売上高
+25.2%
938億円
経常利益
+40.7%
166億円
純利益
+41.4%
123億円
利益率
17.7%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高938億円
純利益150億円123億円
1株あたり配当¥44¥44

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、経常収益は285億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+63.8%。

対象期間経常収益億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1573
2024年1Q17424
2024年2Q164106.116
2024年3Q16720
2024年4Q1739
2025年2Q361102.849
2025年4Q38838
2026年2Q447173.857
2026年4Q49166
2027年1Q28524

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年3月期からの8期で、経常収益は696億円から938億円へ1.3倍に増えた。経常利益率は11.2%から17.7%になった。経常収益は3期、純利益は5期の連続増加。

決算期経常収益億円経常利益億円経常利益率%純利益億円
2019年3月6967811.2523
2020年3月711628.742
両行が合併し、株式会社三十三銀行が発足
2021年3月762344.542
2022年3月705497.049
2023年3月6598713.263
2024年3月6789814.569
2025年3月74911815.887
2026年3月93816617.7123

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。

利益の構造

2026年3月期

経常収益938億円のうち、経常利益として残るのは166億円17.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は123億円、売上の13.1%にあたる。

経常収益を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金82.3%772億円
  • 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.7%166億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

経常利益率
17.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.4pt
13.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.3pt
5.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが−497億円、投資CFが−209億円で、差し引きのフリーCFは−706億円期末の手元現金は3,481億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円現金残高億円
2019年3月−21596−492,597
2020年3月−1,103701−1012,094
2021年3月2,693529−225,293
2022年3月3,749−50−238,969
2023年3月−3,825−1,439−3233,382
2024年3月671234−234,264
2025年3月97−117−214,224
2026年3月−497−209−373,481

金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年3月期の総資産は4.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2,312億円で、自己資本比率は5.0%(業種中央値4.9%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債兆円自己資本比率%
2019年3月4.072,4433.835.9
2020年3月3.942,2753.715.8
2021年3月4.312,3854.075.5
2022年3月4.642,2964.414.9
2023年3月4.291,9504.094.5
2024年3月4.432,1314.224.8
2025年3月4.512,0604.304.6
2026年3月4.582,3124.355.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
利益剰余金
1,567億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4.4兆円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

銀行業 79社との比較

同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは経常収益成長率79社中24位あたり、逆に低いのは配当利回り79社中54位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.7%/中央値 5.9%
P25 4.8%P75 8.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
5.0%/中央値 4.9%
P25 3.9%P75 5.6%
経常収益成長率前期からの売上の伸び
25.2%/中央値 21.1%
P25 15.1%P75 26.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.3%
P25 1.8%P75 2.7%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,138で、1年前と比べて+144.3%過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。

¥2,138+0.3%1ヶ月+18.1%1年+144.3%時価総額559億円
過去52週の値幅
安値¥848.75高値¥2,253

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.0倍
PER (会社予想)14.8倍
PBR0.95倍
配当利回り2.06%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月18日に2081円と、7月6日1816円から約14.6%上昇。52週高値2133円に接近し、年初来+144.9%と大幅高。直近では8月13日2014円→14日2077円と急伸、出来高も40万株超で推移。25日線1920円を8.4%上回り、200日線1450円からは大幅乖離。RSI56.7と中立圏だが、金利上昇や業績好調が支援材料。上値追いの展開が続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは17.54倍で業界平均17.74倍とほぼ同水準、PBRは0.93倍と業界平均1.02倍を下回りやや割安感がある。ROEは5.65%と低めで、配当利回りは2.11%と業界平均2.28%を下回る。配当性向は111.81%と高く、今期予想PERは14.4倍と改善見込み。銀行業ではPBR1倍未満が常態的であり、収益成長が続く中でバリュエーションはほぼ妥当と判断。ただし、ROEが低いため資本効率の改善が課題であり、配当の持続性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.0倍17.5倍
PER (予想)14.8倍
PBR0.95倍1.01倍
ROE5.7%6.1%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

地域経済への融資拡大と合併効果による収益改善が強気派の主張。一方、低金利環境の長期化と人口減少地域での融資需要の停滞が弱気派の懸念。直近四半期の純利益増加が持続可能か、合併シナジーの発現ペースが争点。強気派は預貸規模の拡大と効率化を評価し、弱気派は金利感応度の低さとコスト増を指摘。

プラスに働く材料7
  • 合併効果の顕在化

    三重銀行との統合で県内シェア拡大とコスト削減を実現。

  • 純利益の増加傾向

    2026/3期に営業収益938億円、純利益123億円と過去最高を更新。

  • 地域密着の強み

    地元企業との取引が安定した収益基盤を形成。

  • 純利益123億円と3期連続増益決算発表後影響

    純利益は69億円→87億円→123億円と拡大。増益率が加速しており、業績モメンタムが高い。

  • 予想PER14.4倍と業績成長で低下決算発表後影響

    現在PER17.54倍、予想PER14.4倍。市場は来期の増益を織り込み、バリュエーションが改善。

  • PBR0.9286倍は1倍割れで割安継続影響

    PBR0.93倍と純資産対比で割安。ROE改善とともに1倍回復が期待される。

  • 売上高938億円と前年比25%増通年影響

    売上高は749億円から938億円へ約25%増加。収益拡大の勢いが続いている。

マイナスに働く材料7
  • 低金利環境の影響

    利ザヤ縮小が貸出収益を圧迫し続ける。

  • 人口減少の逆風

    三重県の人口減で融資需要の伸びが鈍る懸念。

  • コスト削減の限界

    合併による統合コストやシステム投資が負担に。

  • ROE5.65%は資本効率の低さ継続影響

    ROE5.65%は株主資本の利益率が低く、PBR1倍達成にはROE10%超が必要。

  • PER17.54倍と銀行株として高水準決算発表後影響

    現行PER17.54倍は増益を織り込む前の水準。業績が下振れると高いバリュエーションが調整。

  • 株価1年で144.89%上昇の反動不定影響

    株価は前年比144.89%高。上昇ピッチが速く、短期の利益確定売りが出やすい。

  • 配当利回り2.11%は低水準通年影響

    配当利回り2.11%は投資家の利回り期待に応えにくく、株価が下がると買いが入りにくい。

次の決算で確かめる点
コア業務純益
本業の収益力を示すため。
貸出金残高
地域融資の需要動向を測るため。
不良債権比率
与信コストの増減と資産の質を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり44で、前期から+44.0%いまの株価に対する利回りは2.06%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥44
1株あたり
配当利回り
2.06%
いまの株価に対して
配当性向
111.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月1897.0
2021年3月180.098.6
2022年3月180.098.9
2023年3月180.090.9
2024年3月2011.1109.9
2025年3月2525.085.6
2026年3月3644.0111.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥44

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,946人。区分でいちばん多いのは個人・その他31.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.3%を占め、残る47.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他25.627.929.230.532.231.5
事業法人29.127.827.427.027.126.8
金融機関30.833.432.130.428.225.4
外国法人10.78.58.39.19.111.5
証券会社3.72.42.92.93.44.7
政府・自治体0.10.10.10.10.10.1
自己株式0.00.00.10.10.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)9.09
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.40
03銀泉株式会社4.06
04三十三フィナンシャルグループ 職員持株会3.75
05株式会社三井住友銀行2.97
06三井住友カード株式会社2.56
07モルガン・スタンレーMUFG証券 株式会社2.05
08STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.29
09JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)1.24
10SMBC日興証券株式会社1.01

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で−94%、1株純資産は8期で−73%。直近期のROEは5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2019年3月1,9918,13830.40.898.8
2020年3月1467,5661.910.297.0
2021年3月1477,9891.99.498.6
2022年3月441,9112.28.498.9
2023年3月601,8723.16.690.9
2024年3月662,0493.47.8109.9
2025年3月831,9794.17.185.6
2026年3月1192,2215.712.1111.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額103百万円。

氏名役職年齢保有株数
渡辺三憲取締役会長71123,332
道廣剛太郎取締役社長(代表取締役)6727,200
山川憲一取締役副会長(代表取締役)6555,332
堀内浩樹取締役6231,388
川瀬和也取締役6041,940
松本勲取締役6330,392
堀部勝寛取締役6315,360
前田泰生取締役(監査等委員)6114,560
吉田すみ江取締役(監査等委員)502,000
松井憲一取締役(監査等委員)7713,600
植田隆取締役(監査等委員)74800
清水俊行取締役(監査等委員)61400
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢保有株数
松川賢二取締役6225,388
伊藤憲政取締役6121,360

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7696910
社外取締役422226
取締役(社内)1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容716字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社9社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、クレジットカード業務、信用保証業務等の金融サービスに係る事業を行っております。 当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 [銀行業] 株式会社三十三銀行の本支店等において、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、国債・投資信託・保険の窓口販売業務等を行っております。当社グループの中核業務として、お客さまの多様化・高度化するニーズにお応えすべく、商品・サービスの拡充に努めております。 [リース業] 三十三リース株式会社においてリース業務を行っております。 [その他] その他の連結子会社7社においては、クレジットカード業務、信用保証業務等の金融サービスに係る業務を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注) 1.三十三地域創生株式会社については、2026年3月11日付で株式取得により子会社としたことから、当社の連結の範囲に含めております。 2.三重リース株式会社については、2025年4月1日付で三十三リース株式会社を存続会社とする吸収合併により、当社の連結の範囲から除外しております。
経営方針・対処すべき課題1,821字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営戦略等 ① 経営の基本方針 当社グループは、「地域のお客さまから愛され信頼される金融グループとして、地域とともに成長し、活力あふれる未来の創造に貢献します。」という経営理念のもと、地域のお客さまから愛され信頼される金融グループを目指し、企業価値向上に取り組んでおります。 ② 中長期的な経営戦略 当社グループは、第3次中期経営計画(2024年4月~2027年3月)において、「地域信頼度ナンバー1金融グループ」をビジョンとして掲げております。 本計画では、地域のお客さまとの圧倒的なリレーションの構築を通じて、お客さまの経営課題やニーズに対して多様なソリューションを提供し、お客さまの期待に応えることで、ビジョンの実現を目指しており、DX戦略の推進と人的資本経営の実践を変革のエンジンとして「リレーション&ソリューションの進化」「経営の効率化・最適化」「経営基盤の強靭化」の3つの基本方針に基づく各種施策に取り組むことで、従業員の働きがいと生産性の向上を図ってまいります。 ③ 目標とする経営指標 第3次中期経営計画の目標とする経営指標は、以下のとおりであります。 <ビジョンの実現に資するKPI>   2024年4月~2027年3月 (目標)       2024年4月~2026年3月 (2年累計、年度末現在) ビジネスマッチング成約件数   2024年4月~2027年3月累計   3,000件       4,042件 事業承継支援件数   2024年4月~2027年3月累計   3,600件       2,426件 地元(三重県+愛知県) 事業性貸出残高   2027年3月末   14,200億円       14,108億円 NISA口座数   2027年3月末   55,000口座       49,034口座 投資信託積立月額   2027年3月   15億円/月       11.6億円/月 平準払保険新規成約件数   2024年4月~2027年3月累計   24,900件       18,110件 女性役席者比率   2027年3月末   19%以上       19.5% <財務目標※>   2027年3月期目標       2026年3月期実績 収益性   ROE   FG連結   6%以上       5.65% 当期純利益   FG連結   135億円       123億円 効率性   コアOHR   銀行単体   65%未満       66.4% 健全性   自己資本比率   FG連結   8.6%程度       8.41% ※財務目標…政策金利の引き上げによる影響等により中期経営計画が順調に進捗していることを踏まえ、2025年11月に上方修正しております。 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 景気は、企業部門での人手不足への対応や堅調な業績を背景として設備投資が増加していることなどにより、総じてみれば、緩やかに回復しています。 また、地域金融機関の経営環境は人口減少や高齢化の進展等社会の構造的な変化が及ぼす地域経済への影響増大に加え、サステナビリティへの関心の高まり、IT・デジタル化の進展、金利環境の変化を背景に預金獲得競争は激化するなど大きく変化しており、こうした環境変化への対応力がこれまで以上に求められております。 このような経営環境の下、当社グループは、第3次中期経営計画において本年度を総仕上げの年と位置付け、各種施策を着実に実行することで、ビジョンとして掲げる「地域信頼度ナンバー1金融グループ」の実現を図ってまいります。 なお、2026年5月13日に、株式会社あいちフィナンシャルグループとの経営統合に関する基本合意書を締結し、2027年4月1日の経営統合に向けて準備を進めております。相互信頼及び対等の精神のもと、相乗効果を発揮し、愛知県、三重県及び近接地域におけるプレゼンスをこれまで以上に高め、地域経済・社会の持続的発展に貢献するとともに、企業価値の向上を目指してまいります。
事業等のリスク5,909字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切な対応に努めてまいります。 なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載のない限り、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当社グループの財政状態、経営成績等に影響を与える可能性があると認識している主要なリスクとして、以下に記載したリスクのうち信用リスク及び市場リスクがあげられます。 当社グループは、当該リスクについて、統計的手法であるVaRを用いて、ある確率(信頼区間99%)のもと一定期間(例えば1年間)に被る可能性のある最大損失額(リスク量)を見積もり、把握しております。 これらのリスクが顕在化した場合、自己資本を毀損する可能性があるため、当社グループでは自己資本の充実度を評価する観点から、リスク量が自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦制度(リスク量に対する資本の割り当て)を用いた業務運営を行い、経営戦略と一体となったリスク管理を実践しております。 (1) 持株会社のリスク 当社は銀行持株会社であるため、その収入の大部分を傘下の銀行子会社から受領する配当金等に依存しております。一定の状況下で、銀行法及び会社法その他法令上の規制又は契約上の制限等により、その金額が制限される可能性があります。また、銀行子会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して配当等を支払えない状況が生じた場合、当社株主へ配当を支払えなくなる可能性があります。 (2) 信用リスク ① 不良債権の増加 当社グループは、厳正な審査体制に加えて、不良債権のオフバランス化、貸倒引当金の計上をはじめ、不良債権に対する処置や対応を進めております。しかしながら、国内外の経済環境の悪化、不動産価格及び株価の変動、取引先の経営状況の変動等によっては、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 貸倒引当金の積み増し 当社グループは、取引先の財務状況、担保等による債権保全及び経済全体に関する前提・見積もりに基づいて、貸倒引当金を計上しておりますが、実際の貸倒れが貸倒引当金計上時点における前提・見積もりを上回り、貸倒引当金が不十分となる可能性があります。また、経済、景気全般の悪化により設定した前提・見積もりを変更せざるを得なくなり、あるいは担保価値の下落その他の予想し得ない理由により、貸倒引当金の積み増しが必要となり、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 権利行使の困難性 当社グループは、不動産市場や有価証券市場における流動性の欠如や価格の下落等の事情により、担保権を設定した不動産もしくは有価証券の換金、または取引先の保有する資産に対して強制執行することが事実上困難となる可能性があります。この場合、与信関係費用等が増加するとともに不良債権処理が進まず、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 市場リスク ① 金利変動リスク 当社グループは、銀行業を主たる業務としており、資金運用手段である貸出金の金利や債券投資等の利回り、資金調達手段である預金の金利等は、市場金利の動向の影響を受けております。資金運用と資金調達に金額または期間等のミスマッチが存在しているなかで予期せぬ金利変動が発生した場合には、資金の調達金利の上昇が運用利回りの上昇を上回るなど利鞘が縮小し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 価格変動リスク 当社グループは、国債をはじめとした債券や市場性のある株式等の有価証券を保有しております。市場環境の悪化により、これらの有価証券価格が下落し、評価損や売却損が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 為替変動リスク 当社グループは、資産及び負債の一部を外貨建てで保有しております。外貨建て資産と負債が通貨毎に同額ではなく互いに相殺されない場合、為替相場の不利な変動によって、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 流動性リスク 当社グループは、流動性の高い資産を一定以上保有するなど適切な流動性管理に努めております。しかしながら、インターネット銀行を含む金融機関同士の預金獲得競争の激化による預金流出、金融市場全般または当社グループの信用状況の悪化等により、必要な資金が確保できなくなる場合や、通常よりも著しく高い金利による資金調達を余儀なくされる場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) オペレーショナルリスク ① 事務リスク 当社グループは、預金、融資、為替等の各種銀行取引に際し、事務手順を定めた事務規程を整備しておりますが、職員が正確な事務を怠ったり、事故や不正を起こしたりすることにより、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② システムリスク 当社グループは、銀行業務を行うために、コンピュータシステムの安定稼働を維持できるようシステム運用、監視、メンテナンスを行い業務運営に万全を期しておりますが、コンピュータシステムの停止または誤作動等の障害、不正使用やサイバー攻撃等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法務リスク 当社グループは、業務を遂行する上で、銀行法、金融商品取引法、会社法等の規制を受けるほか、各種取引上の契約を締結しております。当社グループは、コンプライアンスを経営の最重要課題と位置づけ、コンプライアンスを重視した企業風土の醸成、コンプライアンスの着実な実践を図るため法務リスク管理を行っておりますが、違反行為等により法令等や契約内容を遵守できなかった場合に、罰則費用や損害賠償等に伴う損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人的リスク 当社グループは、適切な労務管理や安全衛生管理に努めておりますが、人事処遇や労働時間管理等の人事労務上の問題や職場の安全衛生管理上の問題等に関連する重大な訴訟等が発生した場合、社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 有形資産リスク 当社グループは、事業活動を行う上で、土地、建物、車両等の有形資産を所有ないし賃借しております。これら有形資産が自然災害、犯罪行為、資産管理上の瑕疵等の結果、毀損、焼失あるいは劣化することにより業務の運営に支障をきたし、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 風評リスク 当社グループは、経営情報を積極的に開示しておりますが、取引先、投資家、報道機関、インターネット等を通じて、当社グループに対する悪評、信用不安につながる噂等が広まった場合、その内容の正確性に拘らず、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 自己資本比率に関するリスク 当社グループは、海外営業拠点を有しておりませんので、連結自己資本比率を「銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第20号)に定められた国内基準である4%以上に維持する必要があります。また、当社の銀行子会社は、連結自己資本比率及び単体自己資本比率を「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準」(2006年金融庁告示第19号)に定められた国内基準である4%以上に維持する必要があります。 当社グループの自己資本比率(国内基準)は十分な水準を維持しておりますが、要求される水準を下回った場合、金融庁長官から、業務の全部又は一部の停止等を含む様々な命令を受けることとなります。 当社グループの自己資本比率に影響を与える主な要因として以下のものがあります。 ①債務者の信用力悪化及び不良債権処理の増加に伴う与信関係費用の増加 ②保有有価証券の時価の下落に伴う減損処理の増加 ③貸出金等リスクアセットポートフォリオの変動 ④自己資本比率の基準及び算定方法の変更 ⑤その他の不利益な展開 (7) その他のリスク ① 地域経済の動向に影響を受けるリスク 当社グループは、三重県、愛知県及び近接地域を主たる営業地盤としております。地域経済が低迷あるいは悪化した場合、業容の拡大が図れないほか、取引先の業況悪化等により信用リスクが増加し、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 競争に伴うリスク 近年日本の金融制度は大幅に規制が緩和されてきており、これに伴い他業種、他業態を交えた競争が激化してきております。当社グループがこうした競争的な事業環境において競争優位を得られない場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 規制変更のリスク 当社グループは、現時点における様々な法令諸規制に従って、業務を遂行しております。将来におけるこれら法令諸規制の変更、並びにそれらに伴って発生する事態が、当社グループの業務運営及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報漏洩等のリスク 当社グループは、多くのお客さまの情報を保有しているほか、様々な経営情報等の内部情報を有しております。これらの情報の漏洩、紛失、不正使用等がないよう最大限の努力を払っておりますが、万が一何らかの事由により情報の漏洩等が発生した場合、損害賠償や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 金融犯罪に関するリスク 当社グループは、キャッシュカードの偽造・盗難、特殊詐欺及びインターネットバンキングに係る不正送金等をはじめとする金融機関を狙った犯罪が多発している状況を踏まえ、金融犯罪による被害発生を未然に防止するため、セキュリティ強化に努めております。しかしながら、金融犯罪の高度化等から、その対策費用や被害に遭われたお客さまへの補償等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ マネー・ローンダリング、テロ資金供与、拡散金融及び経済制裁違反対策に関するリスク 当社グループは、マネー・ローンダリング、テロ資金供与、拡散金融及び経済制裁違反対策の態勢強化に努めております。しかしながら、当社グループの商品・サービスがマネー・ローンダリング、テロ資金供与及び拡散金融に利用された場合や、経済制裁に違反する取引が発生した場合は、態勢不備による行政処分や風評の悪化、信用の失墜等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 自然災害等に関するリスク 当社グループが営業を行う地域は、南海トラフ地震等の発生が危惧されている地域です。当社グループでは、大規模地震等の自然災害のほか、停電等のインフラ障害、テロ等の発生に備え、業務継続に関する規程・マニュアル等を定めるとともに、対策訓練の実施、備蓄品の確保等により、人的・物的被害の回避・軽減及び業務継続体制の実効性向上に努めております。しかしながら、今後、未曾有の災害等に見舞われた場合には、当社グループの役職員・店舗等各種拠点、地域経済に甚大な被害が及び、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 感染症の流行に関するリスク 新型インフルエンザや新型コロナウイルス等深刻な感染症の流行により、地域経済が停滞し、取引先の業況が大幅に悪化する場合や、当社グループの役職員が感染し、事業活動の停止を余儀なくされる場合等には、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 気候変動に関するリスク 近年、世界各国で異常気象や大規模な自然災害による被害が甚大化しており、こうした被害の状況によっては、取引先の資産や事業活動への影響及び業況の変化等による信用リスクの増大等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、気候関連の規制強化等への対応といった脱炭素社会への移行の影響を受ける取引先の信用リスクの増大等により、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 繰延税金資産に関するリスク 当社グループは、現時点の会計基準に基づき、様々な予測・仮定を前提に将来の課税所得を合理的かつ保守的に見積もって繰延税金資産を計上しております。しかしながら、実際の課税所得が想定と異なることや、予測・仮定の前提条件が変わることにより、繰延税金資産の一部または全部を回収できないと判断された場合、繰延税金資産は減額され、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 退職給付債務に関するリスク 当社グループは、従業員の退職給付費用及び債務について、年金資産の期待運用利回りや将来の退職給付債務算出に用いる年金数理計算上の前提・仮定に基づいて算出しております。しかしながら、年金資産の時価下落や運用利回りの低下、算出前提・仮定の変更、年金制度の変更に伴う未認識の過去勤務費用の発生、金利環境の変動その他の要因による退職給付債務の未積立額及び年間積立額の増加等があった場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 固定資産の減損に関するリスク 当社グループは、保有する固定資産について「固定資産の減損に係る会計基準」(企業会計審議会)を適用しております。市場価格の著しい下落、使用範囲又は方法の変更、収益性の低下等により固定資産の減損損失を計上することになる場合、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済を振り返りますと、家計部門では、2025年春闘の5%を超える高い賃上げに伴う家計の所得環境の改善が個人消費の回復を後押ししました。もっとも、コメを中心とした食料品などの物価上昇による家計の節約志向の高まりから、個人消費は緩やかな伸びに留まりました。企業部門では、米国の関税政策の影響による米国向け輸出の減少や、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰などが重石となりました。一方、関税政策の影響後退やAI関連需要の拡大による一般機械、電子機器の輸出増加が企業業績を下支えしました。また人手不足やDX(デジタルトランスフォーメーション)などへの対応を背景に、企業の業務効率化・省力化を目的とした投資意欲は底堅く、設備投資は増加基調を維持しています。総じてみれば、景気は緩やかに回復しています。 当社グループの主な営業基盤であります三重県、愛知県においては、物価上昇による節約志向の高まりがみられたものの、持続する賃上げを受けた所得環境の改善により、個人消費は底堅く推移しました。また旺盛なAI関連需要を背景として、半導体産業を中心に企業の生産は増加基調となりました。総じてみれば、両県内景気は緩やかに回復しています。 このような経営環境の下、当社の連結ベースの業績は次のようになりました。 財政状態につきましては、総資産は、前連結会計年度末比732億円増加し4兆5,840億円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末比251億円増加し2,311億円となりました。 主要な勘定残高につきましては、預金等(譲渡性預金を含む)は、前連結会計年度末比624億円増加し3兆9,956億円、貸出金は、前連結会計年度末比1,105億円増加し3兆1,249億円、有価証券は、前連結会計年度末比351億円増加し9,849億円となりました。 損益状況につきましては、経常収益は、貸出金利息が増加したことなどから、前連結会計年度比188億74百万円増加し937億87百万円となりました。経常費用は、預金利息が増加したことなどから、前連結会計年度比139億78百万円増加し771億40百万円となりました。この結果、経常利益は、前連結会計年度比48億96百万円増加し166億47百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比36億96百万円増加し123億49百万円となりました。 セグメントごとの損益状況は、「銀行業」の経常収益は、前連結会計年度比158億49百万円増加し762億28百万円、セグメント利益(経常利益)は、前連結会計年度比48億5百万円増加し164億94百万円となりました。また、「リース業」の経常収益は、前連結会計年度比26億82百万円増加し176億25百万円、セグメント利益(経常利益)は、前連結会計年度比2億58百万円減少し1億48百万円、「その他」の経常収益は、前連結会計年度比3億27百万円増加し63億62百万円、セグメント利益(経常利益)は、前連結会計年度比4億70百万円増加し39億89百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金が増加したことなどから、497億円のマイナス(前連結会計年度比594億円減少)となりました。 また、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が売却・償還による収入を上回ったことなどから、208億円のマイナス(前連結会計年度比91億円減少)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出等により、36億円のマイナス(前連結会計年度比15億円減少)となりました。 この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度比742億円減少し3,481億円となりました。 ③ 国内・国際業務部門別収支 資金運用収支は、国内業務部門の資金運用収支が前連結会計年度比64億91百万円増加したことにより、全体で前連結会計年度比63億20百万円増加して421億38百万円となりました。また、全体の役務取引等収支は前連結会計年度比2億53百万円増加して112億37百万円となり、全体のその他業務収支は前連結会計年度比30億62百万円減少して△42億1百万円となりました。 種 類   期 別   国内業務部門   国際業務部門   相殺消去額   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 資金運用収支   前連結会計年度   34,269   1,549   -   35,818 当連結会計年度   40,760   1,377   -   42,138 うち資金運用収益   前連結会計年度   37,213   1,761   △141   38,833 当連結会計年度   50,515   2,031   △574   51,972 うち資金調達費用   前連結会計年度   2,944   211   △141   3,014 当連結会計年度   9,754   653   △574   9,833 役務取引等収支   前連結会計年度   10,968   16   -   10,984 当連結会計年度   11,236   1   -   11,237 うち役務取引等収益   前連結会計年度   15,073   108   -   15,182 当連結会計年度   15,519   119   -   15,638 うち役務取引等費用   前連結会計年度   4,105   92   -   4,197 当連結会計年度   4,282   118   -   4,401 その他業務収支   前連結会計年度   △1,411   272   -   △1,139 当連結会計年度   △4,506   304   -   △4,201 うちその他業務収益   前連結会計年度   1,639   272   -   1,911 当連結会計年度   1,517   304   -   1,822 うちその他業務費用   前連結会計年度   3,050   -   -   3,050 当連結会計年度   6,024   -   -   6,024 (注) 1.国内業務部門は当社及び連結子会社の円建諸取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建諸取引であります。但し、円建対非居住者諸取引等は国際業務部門に含めております。 2.資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。 3.相殺消去額欄の計数は、国内業務部門と国際業務部門間の資金貸借の利息であります。 ④ 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況 全体の資金運用勘定においては、平均残高は貸出金の増加を主因に前連結会計年度比116億4百万円増加して4兆3,663億90百万円、利息は貸出金利息の増加を主因に前連結会計年度比131億39百万円増加して519億72百万円、利回りは前連結会計年度比0.30ポイント上昇して1.19%となりました。 一方、全体の資金調達勘定においては、平均残高は譲渡性預金の増加を主因に前連結会計年度比93億92百万円増加して4兆2,929億1百万円、利息は預金利息の増加を主因に前連結会計年度比68億19百万円増加して98億33百万円、利回りは前連結会計年度比0.15ポイント上昇して0.22%となりました。 イ.国内業務部門 種 類   期 別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   (170,789) 4,345,614   (141) 37,213   0.85 当連結会計年度   (180,307) 4,354,890   (574) 50,515   1.15 うち貸出金   前連結会計年度   2,966,088   31,790   1.07 当連結会計年度   3,071,517   41,640   1.35 うち商品有価証券   前連結会計年度   86   0   0.38 当連結会計年度   49   0   0.39 うち有価証券   前連結会計年度   781,667   4,190   0.53 当連結会計年度   781,276   6,476   0.82 うち預け金   前連結会計年度   422,504   1,040   0.24 当連結会計年度   318,929   1,766   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   4,275,766   2,944   0.06 当連結会計年度   4,283,224   9,754   0.22 うち預金   前連結会計年度   3,828,746   2,504   0.06 当連結会計年度   3,838,074   8,264   0.21 うち譲渡性預金   前連結会計年度   75,684   131   0.17 当連結会計年度   120,867   790   0.65 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   57,721   99   0.17 当連結会計年度   21,148   115   0.54 うち借用金   前連結会計年度   314,026   180   0.05 当連結会計年度   299,383   517   0.17 (注) 1.平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しております。 2.国内業務部門は当社及び連結子会社の円建諸取引であります。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度25,467百万円、当連結会計年度26,884百万円)を控除して表示しております。 4.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,489百万円、当連結会計年度285百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。 5.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ロ.国際業務部門 種 類   期 別   平均残高   利息   利回り 金額(百万円)   金額(百万円)   (%) 資金運用勘定   前連結会計年度   179,961   1,761   0.97 当連結会計年度   191,806   2,031   1.05 うち貸出金   前連結会計年度   8,235   87   1.06 当連結会計年度   11,582   178   1.53 うち有価証券   前連結会計年度   165,344   1,661   1.00 当連結会計年度   173,785   1,847   1.06 資金調達勘定   前連結会計年度   (170,789) 178,532   (141) 211   0.11 当連結会計年度   (180,307) 189,984   (574) 653   0.34 うち預金   前連結会計年度   7,734   70   0.90 当連結会計年度   9,670   79   0.82 (注) 1.国際業務部門の国内店外貨建取引の平均残高は月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。 2.国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建諸取引であります。但し、円建対非居住者諸取引等は国際業務部門に含めております。 3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度16百万円、当連結会計年度21百万円)を控除して表示しております。 4.( )内は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息(内書き)であります。 ハ.合計 種 類   期 別   平均残高(百万円)   利息(百万円)   利回り (%) 小計   相殺 消去額   合計   小計   相殺 消去額   合計 資金運用勘定   前連結会計年度   4,525,575   △170,789   4,354,786   38,974   △141   38,833   0.89 当連結会計年度   4,546,697   △180,307   4,366,390   52,546   △574   51,972   1.19 うち貸出金   前連結会計年度   2,974,324   -   2,974,324   31,877   -   31,877   1.07 当連結会計年度   3,083,100   -   3,083,100   41,818   -   41,818   1.35 うち商品有価証券   前連結会計年度   86   -   86   0   -   0   0.38 当連結会計年度   49   -   49   0   -   0   0.39 うち有価証券   前連結会計年度   947,011   -   947,011   5,851   -   5,851   0.61 当連結会計年度   955,061   -   955,061   8,324   -   8,324   0.87 うち預け金   前連結会計年度   422,504   -   422,504   1,040   -   1,040   0.24 当連結会計年度   318,929   -   318,929   1,766   -   1,766   0.55 資金調達勘定   前連結会計年度   4,454,299   △170,789   4,283,509   3,155   △141   3,014   0.07 当連結会計年度   4,473,208   △180,307   4,292,901   10,407   △574   9,833   0.22 うち預金   前連結会計年度   3,836,481   -   3,836,481   2,574   -   2,574   0.06 当連結会計年度   3,847,745   -   3,847,745   8,343   -   8,343   0.21 うち譲渡性預金   前連結会計年度   75,684   -   75,684   131   -   131   0.17 当連結会計年度   120,867   -   120,867   790   -   790   0.65 うち債券貸借取引 受入担保金   前連結会計年度   57,721   -   57,721   99   -   99   0.17 当連結会計年度   21,148   -   21,148   115   -   115   0.54 うち借用金   前連結会計年度   314,026   -   314,026   180   -   180   0.05 当連結会計年度   299,383   -   299,383   517   -   517   0.17 (注) 1.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 2.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度25,484百万円、当連結会計年度26,905百万円)を控除して表示しております。 3.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度2,489百万円、当連結会計年度285百万円)及び利息(前連結会計年度1百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。 ⑤ 国内・国際業務部門別役務取引の状況 国内業務部門の役務取引等収益は、前連結会計年度比4億46百万円増加して155億19百万円、国際業務部門は前連結会計年度比11百万円増加して1億19百万円となりました。この結果、全体では前連結会計年度比4億56百万円増加して156億38百万円となりました。 一方、役務取引等費用は、全体では前連結会計年度比2億4百万円増加して44億1百万円となりました。 種 類   期 別   国内業務部門   国際業務部門   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 役務取引等収益   前連結会計年度   15,073   108   15,182 当連結会計年度   15,519   119   15,638 うち預金・貸出業務   前連結会計年度   7,174   -   7,174 当連結会計年度   7,588   -   7,588 うち為替業務   前連結会計年度   1,769   105   1,875 当連結会計年度   1,757   116   1,873 うち証券関連業務   前連結会計年度   2,325   -   2,325 当連結会計年度   2,739   -   2,739 うち保護預り・貸金庫業務   前連結会計年度   122   -   122 当連結会計年度   117   -   117 うち代理業務   前連結会計年度   2,846   -   2,846 当連結会計年度   2,705   -   2,705 うち保証業務   前連結会計年度   835   3   838 当連結会計年度   610   3   614 役務取引等費用   前連結会計年度   4,105   92   4,197 当連結会計年度   4,282   118   4,401 うち為替業務   前連結会計年度   229   16   245 当連結会計年度   258   17   275 (注) 国内業務部門は当社及び連結子会社の円建諸取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建諸取引であります。但し、円建対非居住者諸取引等は国際業務部門に含めております。 ⑥ 国内・国際業務部門別預金残高の状況 ○ 預金の種類別残高(末残) 種 類   期 別   国内業務部門   国際業務部門   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 預 金 合 計   前連結会計年度   3,850,052   9,105   3,859,158 当連結会計年度   3,788,135   10,641   3,798,777 うち流動性預金   前連結会計年度   2,525,529   -   2,525,529 当連結会計年度   2,497,845   -   2,497,845 うち定期性預金   前連結会計年度   1,312,803   -   1,312,803 当連結会計年度   1,277,294   -   1,277,294 うちその他   前連結会計年度   11,718   9,105   20,824 当連結会計年度   12,995   10,641   23,637 譲 渡 性 預 金   前連結会計年度   73,992   -   73,992 当連結会計年度   196,855   -   196,855 総 合 計   前連結会計年度   3,924,044   9,105   3,933,150 当連結会計年度   3,984,991   10,641   3,995,633 (注) 1.国内業務部門は円建諸取引、国際業務部門は外貨建諸取引であります。但し、円建対非居住者諸取引等は国際業務部門に含めております。 2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 3.定期性預金=定期預金+定期積金 ⑦ 貸出金残高の状況 イ.業種別貸出状況(末残・構成比) 業 種 別   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%) 国内 (除く特別国際金融取引勘定分)   3,014,371   100.00   3,124,922   100.00 製造業   261,789   8.68   270,424   8.65 農業,林業   4,648   0.15   5,108   0.16 漁業   1,536   0.05   1,481   0.05 鉱業,採石業,砂利採取業   3,760   0.13   3,374   0.11 建設業   152,163   5.05   155,402   4.97 電気・ガス・熱供給・水道業   142,805   4.74   145,545   4.66 情報通信業   17,578   0.58   23,544   0.75 運輸業,郵便業   111,305   3.69   119,554   3.82 卸売業,小売業   242,711   8.05   248,949   7.97 金融業,保険業   183,567   6.09   182,166   5.83 不動産業,物品賃貸業   658,133   21.83   693,055   22.18 各種サービス業   253,978   8.43   273,416   8.75 地方公共団体   84,867   2.82   88,333   2.83 その他   895,525   29.71   914,566   29.27 特別国際金融取引勘定分   -   -   -   - 政府等   -   -   -   - 金融機関   -   -   -   - その他   -   -   -   - 合 計   3,014,371   -   3,124,922   - (注) 「国内」とは、当社及び連結子会社であります。 ロ.外国政府等向け債権残高(国別) 該当事項はありません。 ⑧ 国内・国際業務部門別有価証券の状況 ○ 有価証券残高(末残) 種 類   期 別   国内業務部門   国際業務部門   合 計 金額(百万円)   金額(百万円)   金額(百万円) 国債   前連結会計年度   148,634   -   148,634 当連結会計年度   183,454   -   183,454 地方債   前連結会計年度   312,419   -   312,419 当連結会計年度   301,505   -   301,505 社債   前連結会計年度   161,797   -   161,797 当連結会計年度   158,470   -   158,470 株式   前連結会計年度   67,012   -   67,012 当連結会計年度   90,647   -   90,647 その他の証券   前連結会計年度   96,300   163,598   259,899 当連結会計年度   80,671   170,167   250,839 合 計   前連結会計年度   786,164   163,598   949,762 当連結会計年度   814,750   170,167   984,918 (注) 1.国内業務部門は当社及び連結子会社の円建諸取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建諸取引であります。但し、円建対非居住者諸取引等は国際業務部門に含めております。 2.国際業務部門の「その他の証券」は、外国債券であります。 ⑨ 生産、受注及び販売の実績 「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績の分析 ○ 主な損益状況 第3次中期経営計画のもとで、地域のお客さまとの圧倒的なリレーションの構築を通じて、お客さまの経営課題やニーズに対して多様なソリューションを提供し、お客さまの期待に応えるため、経営指標の達成に向けて諸施策に取り組んだ結果、当連結会計年度における主な損益状況は以下のとおりとなりました。 連結粗利益は、前連結会計年度比35億10百万円増加し491億74百万円となりました。また、営業経費は、物件費の増加を主因に前連結会計年度比14億39百万円増加し385億42百万円、与信関連費用は、個別貸倒引当金繰入額が減少したことなどから前連結会計年度比1億72百万円減少し20億22百万円、株式等関係損益は、前連結会計年度比25億75百万円増加し56億円となりました。 この結果、経常利益は、前連結会計年度比48億96百万円増加し166億47百万円となりました。 特別損益は、前連結会計年度比1億99百万円減少し△1億78百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比36億96百万円増加し123億49百万円となりました。 前連結会計年度 (百万円) (A)   当連結会計年度 (百万円) (B)   増減(百万円) (B)-(A) 連結粗利益   45,664   49,174   3,510 資金利益   35,818   42,138   6,320 役務取引等利益   10,984   11,237   253 その他業務利益   △1,139   △4,201   △3,062 営業経費   37,103   38,542   1,439 与信関連費用   2,194   2,022   △172 貸出金償却   10   3   △7 一般貸倒引当金繰入額   △610   △413   197 個別貸倒引当金繰入額   2,360   2,081   △279 偶発損失引当金繰入額   369   262   △107 その他   65   88   23 償却債権取立益   0   0   0 株式等関係損益   3,025   5,600   2,575 株式等売却益   3,534   6,159   2,625 株式等売却損   434   559   125 株式等償却   75   -   △75 その他   2,359   2,437   78 経常利益   11,751   16,647   4,896 特別損益   21   △178   △199 税金等調整前当期純利益   11,773   16,468   4,695 法人税、住民税及び事業税   2,897   4,331   1,434 法人税等調整額   221   △213   △434 法人税等合計   3,119   4,117   998 当期純利益   8,654   12,350   3,696 非支配株主に帰属する当期純利益   0   0   0 親会社株主に帰属する当期純利益   8,653   12,349   3,696 ② 財政状態の分析 ○ 貸出金 貸出金は、前連結会計年度末比1,105億51百万円増加し3兆1,249億22百万円となりました。 <参考>金融再生法開示債権及びリスク管理債権 前連結会計年度末 (百万円) (A)   当連結会計年度末 (百万円) (B)   増減(百万円) (B)-(A) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   15,395   16,474   1,079 危険債権   49,612   42,634   △6,978 要管理債権   7,024   3,154   △3,870 三月以上延滞債権   284   162   △122 貸出条件緩和債権   6,739   2,991   △3,748 小 計   72,033   62,263   △9,770 正常債権   2,994,380   3,110,690   116,310 合 計   3,066,414   3,172,954   106,540 ○ 有価証券 有価証券は、前連結会計年度末比351億56百万円増加し9,849億18百万円となりました。 前連結会計年度末 (百万円) (A)   当連結会計年度末 (百万円) (B)   増減(百万円) (B)-(A) 国債   148,634   183,454   34,820 地方債   312,419   301,505   △10,914 社債   161,797   158,470   △3,327 株式   67,012   90,647   23,635 その他   259,899   250,839   △9,060 うち外国債券   163,598   170,167   6,569 合 計   949,762   984,918   35,156 ○ 預金 預金と譲渡性預金を合わせた預金等の残高は、前連結会計年度末比624億83百万円増加し3兆9,956億33百万円となりました。 ○ 純資産の部 純資産の部の合計は2,311億74百万円となりました。 利益剰余金は、親会社株主に帰属する当期純利益123億49百万円等により、前連結会計年度末比90億29百万円増加し1,567億27百万円となりました。 その他有価証券評価差額金は、株式の評価差額が増加したことなどから、前連結会計年度末比148億38百万円増加し129億99百万円となりました。 ③ 連結自己資本比率(国内基準) 当連結会計年度末の連結における自己資本の額は、前連結会計年度末比73億62百万円増加し2,102億56百万円となりました。リスク・アセットの額は、前連結会計年度末比1,079億56百万円増加し2兆4,984億98百万円となりました。この結果、連結自己資本比率は、前連結会計年度末比0.07ポイント低下し、8.41%となりました。 前連結会計年度末 (百万円) (A)   当連結会計年度末 (百万円) (B)   増減(百万円) (B)-(A) 1.連結自己資本比率 (2/3)   8.48%   8.41%   △0.07% 2.連結における自己資本の額   202,894   210,256   7,362 3.リスク・アセットの額   2,390,542   2,498,498   107,956 4.連結総所要自己資本額   95,621   99,939   4,318 ④ キャッシュ・フローの状況の分析並びに資本の財源及び資金の流動性 キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金が増加したことなどから、497億21百万円のマイナス(前連結会計年度比594億63百万円減少)、投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が売却・償還による収入を上回ったことなどから、208億51百万円のマイナス(前連結会計年度比91億84百万円減少)、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出等により、36億80百万円のマイナス(前連結会計年度比15億57百万円減少)となりました。 この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度の期末残高は、前連結会計年度末比742億53百万円減少し3,481億8百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、当面の設備投資、成長分野への投資及び株主還元等は自己資金で対応する予定であります。また、貸出金や有価証券の運用については、大部分を顧客からの預金にて調達するとともに、必要に応じて日銀借入金や債券貸借取引により資金調達をしております。 なお、重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源等は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載しております。 前連結会計年度 (百万円) (A)   当連結会計年度 (百万円) (B)   増減(百万円) (B)-(A) 営業活動によるキャッシュ・フロー   9,742   △49,721   △59,463 投資活動によるキャッシュ・フロー   △11,667   △20,851   △9,184 財務活動によるキャッシュ・フロー   △2,123   △3,680   △1,557 現金及び現金同等物の期末残高   422,362   348,108   △74,253 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (自己資本比率等の状況) (参考) 自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。 なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:億円,%) 2026年3月31日 1.連結自己資本比率 (2/3)   8.41 2.連結における自己資本の額   2,102 3.リスク・アセットの額   24,984 4.連結総所要自己資本額   999 (資産の査定) (参考) 資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、株式会社三十三銀行の貸借対照表の有価証券中の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるものについて債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権 要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 株式会社三十三銀行(単体)の資産の査定の額 債権の区分   2025年3月31日   2026年3月31日 金額(億円)   金額(億円) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権   147   160 危険債権   489   419 要管理債権   70   31 正常債権   30,176   31,327 (注) 未収利息及び仮払金については、資産の自己査定基準に基づき、債務者区分を行っているものを対象としております。

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開示資料

出典

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