概要
東和銀行は群馬県前橋市に本店を置く第二地方銀行である。1917年に群馬貯蓄無尽として創業し、1989年に普通銀行へ転換して現商号となった。預金・貸出・為替を中心とした総合金融サービスを地域社会に提供する。2026年3月期の総資産は2兆4,162億円、従業員数は1,232名。連結子会社に東和銀リース(リース業)と東和カード(クレジットカード業)を持ち、グループ全体で金融サービスを展開する。
預貸業務を中核とする銀行業
東和銀行の主たる事業は銀行業であり、群馬県内の本店・支店・出張所を通じて預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務を提供する。2026年3月期の貸出金残高は1兆6,464億円で、前年比397億円増加した。預金残高は2兆1,709億円と前年比153億円増加している。貸出の中心は中小企業向け事業性融資であり、個人向けには住宅ローンやカードローンも扱う。地域の資金需要に応えることで収益の基盤を形成しているが、低金利環境下での利ざや縮小や人口減少による貸出需要の停滞が課題となっている。
収益構造と2026年3月期の大幅赤字
東和銀行グループの収益は資金運用収支が中心で、2026年3月期の資金運用収支は267億円(前年比33億円増)であった。一方、その他業務収支は▲370億円と大幅に悪化した。これは将来の金利リスク低減と収益力向上を目的に、国債等の有価証券を売却したことによる売却損が主因である。この結果、経常損失298億円、親会社株主に帰属する当期純損失244億円を計上した。財務面では純資産が905億円と前年比6億円減少しており、赤字計上による影響が表れている。
群馬県を地盤に東京都へも展開
東和銀行の営業基盤は群馬県であり、前橋市に本店を置く。歴史的に群馬無尽、上毛無尽、関東無尽の3社合併を経て設立された経緯から、県内各地に拠点を持つ。また、1973年には東京都の深川信用組合、1977年には赤羽信用組合と合併し、東京都内にも店舗網を拡大した。現在も群馬県内と東京都に支店・出張所を配置し、地元企業・個人への金融サービス提供とともに、都市部での事業機会も取り込んでいる。
連結子会社2社による非銀行業務
東和銀行グループは銀行業に加え、連結子会社を通じてリース業とクレジットカード業を営む。東和銀リース株式会社は機械設備や車両のリース取引を手掛け、法人顧客の設備投資ニーズに対応する。東和カード株式会社はクレジットカードの発行・決済サービスを提供し、個人・法人のキャッシュレス需要に応える。ただし、これらの事業の規模は銀行業と比較して小さく、セグメント情報の記載は省略されている。グループ全体で地域密着型の総合金融サービスを目指している。
業界の中での役割は地域金融機関(銀行・リース・クレジットカード)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01銀行業主力
群馬県内に本店・支店・出張所を展開し、預金・貸出・内国為替・外国為替等の総合金融サービスを地域社会に提供。地元企業・個人の資金需要に応える。
- 預金業務
- 普通預金・定期預金等の預金商品。
- 貸出業務
- 事業性融資・住宅ローン・カードローン等。
- 為替業務
- 内国為替・外国為替の取扱い。
02その他(リース・クレジットカード)準主力
連結子会社・東和銀リースがリース業務、東和カードがクレジットカード業務を提供。
- リース業務
- 機械設備・車両等のリース取引。
- クレジットカード業務
- 東和カードによるカード発行・決済サービス。
製品と技術
預金業務:普通預金と定期預金で資金調達
東和銀行の預金業務は、個人・法人を対象に普通預金、定期預金、貯蓄預金などの商品を提供する。預金は銀行の主要な資金調達手段であり、2026年3月期末の預金残高は2兆1,709億円に上る。地域の家計や企業から預かった資金を貸出や有価証券投資に回すことで収益を得る。預金獲得競争が続く中、地域密着型の営業網を生かして安定的な資金基盤を維持している。
貸出業務:事業性融資と個人ローン
貸出業務は東和銀行の収益の中核である。事業性融資では中小企業向けの運転資金・設備資金貸出を中心に、地域経済の活性化を支援する。個人向けには住宅ローン、カードローン、教育ローンなどを提供。2026年3月期末の貸出金残高は1兆6,464億円で、前年から397億円増加した。地方銀行として地元企業との関係を強みに、きめ細かな融資対応を行っている。
為替業務:内国為替と外国為替の取扱い
東和銀行は内国為替業務(国内送金)と外国為替業務を提供する。外国為替業務は1974年2月に取扱を開始し、1986年4月から外為コルレス業務も開始した。企業の輸出入決済や個人の海外送金に対応する。地域の取引先企業のグローバル化に伴い、為替ニーズにも応えているが、国際業務部門の規模は国内業務に比べて小さい。
子会社を通じたリース・クレジットカード
連結子会社の東和銀リース株式会社は、機械設備や車両のリース取引を手掛ける。企業の設備投資をファイナンス面で支援する。東和カード株式会社はクレジットカードの発行・決済サービスを提供し、個人のキャッシュレス需要や法人の経費精算に対応する。これらの非銀行業務は銀行本体の顧客基盤を活用して展開され、グループ全体の収益源を多様化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
銀行業のなかでの位置
地銀再編の流れ、収益力強化が急務
同行は第二地銀協会加盟の地方銀行で、群馬県を地盤とする。業界では地域密着型の中堅金融機関だが、東京圏への貸出も行う。トップ層にはみずほFG等都市銀や、同じく地域に強い「しずおかFG」や「ちゅうぎんFG」が位置する。預貸率や利鞘は地銀平均並みとみられるが、近年は低金利の長期化で収益環境が厳しい。フィデアHD傘下で再編を経験したが、更なる規模拡大やデジタル化投資競争で後れを取る恐れがある。
強み
- 群馬県を中心に地元企業・個人との強いリレーションシップを有する。
- フィデアHDグループとして統合効果を享受、経営基盤は安定的。
- 国際統一基準をクリアし、財務体質は比較的健全。
- 投信・保険販売など非金利収入の拡大に取り組む。
課題
- 貸出金利が低位で、預貸率向上が進まず収益力が弱い。
- 地元群馬県の人口減少により貸出先・預金基盤が縮小傾向。
- 大手行やネット銀行に比べてDX投資が遅れており、コスト削減余地。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
銀行の時価総額近傍。太字が東和銀行
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8386百十四銀行 | 890億円 | 18.7倍 |
| 2 | 8551北日本銀行 | 662億円 | 14.8倍 |
| 3 | 8367南都銀行 | 650億円 | 18.1倍 |
| 4 | 8338筑波銀行 | 614億円 | 9.3倍 |
| 5 | 7322三十三フィナンシャルグループ | 559億円 | 18.0倍 |
| 6 | 8558東和銀行 | 519億円 | — |
| 7 | 7173東京きらぼしフィナンシャルグループ | 516億円 | 13.1倍 |
| 8 | 8713フィデアホールディングス | 506億円 | 12.2倍 |
| 9 | 8345岩手銀行 | 461億円 | 19.3倍 |
| 10 | 8392大分銀行 | 459億円 | 21.1倍 |
| 11 | 8393宮崎銀行 | 438億円 | 15.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(銀行)に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
群馬貯蓄無尽として創業し3社合併で拡大
1917年6月、群馬貯蓄無尽株式会社が資本金10万円で館林市に設立された。翌1918年4月に群馬無尽に商号変更し、本店を前橋市へ移転。1942年9月には群馬無尽、上毛無尽(1927年設立)、関東無尽(1929年設立)の3社が合併し、群馬大生無尽株式会社が設立された。資本金は60万円、本店は前橋市である。この合併により県内の無尽(相互扶助金融)事業が統合され、後の相互銀行・地方銀行への基盤が作られた。
相互銀行から普通銀行へ転換した1989年
1951年10月、相互銀行法の施行に伴い、群馬大生無尽は株式会社大生相互銀行に商号変更した。その後、埼玉県の小川無尽との合併(1951年9月)、東京の深川信用組合(1973年4月)や赤羽信用組合(1977年4月)との合併を経て規模を拡大。1989年2月、金融機関の合併及び転換に関する法律に基づき、普通銀行に転換し株式会社東和銀行に商号変更した。同時に担保附社債信託業務を開始し、銀行業務の幅を広げた。
東証上場とシステム近代化の歩み
1990年2月、東和銀行は東京証券取引所市場第二部に上場し、1991年9月には市場第一部に指定された。システム面では、1972年12月に第一次オンラインシステムを稼働、1980年11月に第二次総合オンライン、1995年1月に第三次総合オンラインを導入。2001年1月には自営オンラインシステムを稼働させ、業務効率化を進めた。上場後は資本市場からの資金調達も行い、1999年や2001年に第三者割当増資を実施している。
優先株式発行と消却による資本政策
2000年代後半から東和銀行は優先株式を活用した資本政策を実施した。2007年8月に第一種優先株式の有償第三者割当、2009年12月に第二種優先株式の有償第三者割当を実行。2009年12月には資本金200億円を減少し剰余金へ振り替える処理も行った。2018年5月には第二種優先株式200億円の取得及び消却、2024年5月には150億円の取得及び消却を実施し、資本構成の改善を図っている。
プライム市場移行と中期経営計画
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東和銀行は市場第一部からプライム市場に移行した。2024年4月を初年度とする中期経営計画「TOWA Future Plan I」(2024年4月~2027年3月)を策定し、パーパス「地域のお客さまに寄り添い、ともに豊かな未来を創造します」を掲げる。基本戦略として「お客様応援活動の強化・深化」「ビジネスモデルを支える態勢の強化」「ローコスト・オペレーションの確立」「責任ある経営体制の確立」の4本を打ち出している。
年表31件を開く
1910年代
- 1917年6月創業群馬貯蓄無尽株式会社を創立(設立日 6月11日 資本金 10万円 本店 館林市)
- 1918年4月商号変更群馬無尽株式会社に商号変更し、本店を前橋市に移転
1940年代
- 1942年9月創業合併により群馬大生無尽株式会社を設立(設立日 9月30日 資本金60万円 本店 前橋市)群馬無尽株式会社 上毛無尽株式会社(1927年6月設立 資本金25万円 本店 高崎市)関東無尽株式会社(1929年12月設立 資本金10万円 本店 桐生市)の3社合併
1950年代
- 1951年9月M&A小川無尽株式会社(埼玉県)と合併
- 1951年10月商号変更相互銀行法の施行に伴い相互銀行業の免許を受け株式会社大生相互銀行に商号変更
1970年代
- 1972年12月第一次オンライン稼働
- 1973年4月M&A深川信用組合(東京都)と合併
- 1974年2月外国為替業務取扱開始
- 1977年4月M&A赤羽信用組合(東京都)と合併
1980年代
- 1980年11月第二次総合オンラインシステム稼働
- 1986年4月外為コルレス業務取扱開始
- 1986年6月債券ディーリング業務開始
- 1989年2月M&A金融機関の合併及び転換に関する法律に基づき、銀行法による普通銀行に転換し、株式会社東和銀行に商号変更(2月1日)
- 1989年6月担保附社債信託法に基づく担保附社債の受託業務開始
1990年代
- 1990年2月上場東京証券取引所へ上場(市場第二部)
- 1991年9月東京証券取引所市場第一部指定
- 1993年11月信託代理店業務開始
- 1995年1月第三次総合オンラインシステム稼働
- 1998年12月証券投資信託窓口販売業務開始
- 1999年9月新株式の有償第三者割当実施
2000年代
- 2001年1月自営オンラインシステム稼働
- 2001年4月損害保険窓口販売業務開始
- 2001年11月新株式の有償第三者割当実施
- 2002年10月生命保険窓口販売業務開始
- 2007年8月新株式(第一種優先株式)の有償第三者割当実施
- 2009年3月新株式の有償第三者割当実施
- 2009年12月資本金20,000百万円を減少し剰余金へ振り替え
- 2009年12月新株式(第二種優先株式)の有償第三者割当実施
2010年代
- 2018年5月第二種優先株式200億円の取得及び消却
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2024年5月第二種優先株式150億円の取得及び消却
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
地域密着型の顧客支援強化
パーパス「地域のお客さまに寄り添い、ともに豊かな未来を創造します」を実践し、ビジネスモデル「TOWAお客様応援活動」により、事業承継やデジタル化対応など多様化する地域の課題解決を支援し、企業価値向上と地域経済活性化を目指す。
- 02
収益力向上と金利リスク低減
2025年度にその他有価証券の一部売却やポートフォリオ見直しを実施。約2,000億円の売却資金を貸出金増加や有価証券再投資に振り向け、資金利益の大幅向上を図る。
- 03
DXとローコストオペレーションの推進
DXによる業務改革や店舗体制の見直しなど、ローコスト・オペレーションを確立し、効率化を進める。
- 04
人的資本経営によるサービス向上
人的資本の高度化に向け、働きがいや高い意欲をもって行員が成長できる環境を構築。人財を資本と捉え、お客さまへのサービス向上と収益力向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,232人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は632万円で、9期前と比べて+14.3%。平均年齢は40.5歳、平均勤続年数は16.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,517 |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,542 |
| 2019年3月 | 553 | 39.3 | 16.0 | 1,490 |
| 2020年3月 | 564 | 39.8 | 16.5 | 1,440 |
| 2021年3月 | 568 | 40.3 | 16.9 | 1,414 |
| 2022年3月 | 558 | 40.3 | 17.0 | 1,371 |
| 2023年3月 | 570 | 40.7 | 17.3 | 1,314 |
| 2024年3月 | 596 | 41.0 | 17.5 | 1,257 |
| 2025年3月 | 603 | 41.0 | 17.4 | 1,232 |
| 2026年3月 | 632 | 40.5 | 16.9 | 1,232 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内東和カード株式会社群馬県 前橋市議決権47.0%
- 国内東和銀リース株式会社群馬県 前橋市議決権75.0%
- 補助金40万円総合特区支援利子補給金(3月30日分)内閣府 · 2020-03-25
- 補助金28万円認定地域活性化総合特区*総合特区支援利子補給金(R02年9月28日支給分)内閣府 · 2020-09-04
- 補助金14万円認定地域活性化総合特区*総合特区支援利子補給金(R03年3月29日支給分)内閣府 · 2021-03-15
- 補助金9,492円認定地域活性化総合特区*総合特区支援利子補給金(R03年9月28日支給分)内閣府 · 2021-09-13
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は435億円、経常利益は-298億円。前期と比べると増収減益で、売上が+15.1%、利益が-565.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 435億円 |
| 純利益 | 55億円 | -245億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、経常収益は155億円。前年の2024年1Qと比べると、経常収益は+84.5%。
| 対象期間 | 経常収益億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 88 | — | — | 8 |
| 2024年1Q | 84 | — | — | 4 |
| 2024年2Q | 89 | — | — | 11 |
| 2024年3Q | 84 | — | — | 14 |
| 2024年4Q | 84 | — | — | 6 |
| 2025年2Q | 168 | — | — | 12 |
| 2025年4Q | 210 | — | — | 33 |
| 2026年2Q | 205 | — | — | 31 |
| 2026年4Q | 230 | — | — | −276 |
| 2027年1Q | 155 | — | — | −30 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、経常収益は427億円から435億円へほぼ横ばい。経常利益率は23.7%から-68.5%になった。経常収益は3期連続で増加。
| 決算期 | 経常収益億円 | 経常利益億円 | 経常利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 427 | 101 | 23.7 | 78 |
| 2014年3月 | 425 | 124 | 29.2 | 129 |
| 2015年3月 | 436 | 123 | 28.2 | 124 |
| 2016年3月 | 411 | 107 | 26.0 | 82 |
| 2017年3月 | 436 | 108 | 24.8 | 86 |
| 2018年3月 | 483 | 155 | 32.1 | 113 |
| 2019年3月 | 373 | 59 | 15.8 | 48 |
| 2020年3月 | 387 | 59 | 15.2 | 29 |
| 2021年3月 | 364 | 41 | 11.3 | 25 |
| 2022年3月 | 369 | 37 | 10.0 | 17 |
| 2023年3月 | 335 | 40 | 11.9 | 41 |
| 2024年3月 | 341 | 43 | 12.6 | 35 |
| 2025年3月 | 378 | 64 | 16.9 | 45 |
| 2026年3月 | 435 | −298 | −68.5 | −245 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。この会社の連結損益計算書には営業利益の段がないため、経常利益を利益として並べています。
利益の構造
2026年3月期
経常収益435億円のうち、経常利益として残るのは-298億円で-68.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-245億円、売上の-56.3%にあたる。
- 費用事業を回すためにかかったお金168.5%733億円
- 経常利益費用を引いたあとに残った本業の利益-68.5%-298億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが1,149億円で、差し引きのフリーCFは1,163億円。期末の手元現金は2,810億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 292 | −224 | −46 | 330 |
| 2014年3月 | 226 | −153 | −14 | 389 |
| 2015年3月 | 998 | −279 | −24 | 1,085 |
| 2016年3月 | 895 | −423 | −13 | 1,545 |
| 2017年3月 | 753 | 17 | −12 | 2,303 |
| 2018年3月 | 491 | −19 | −16 | 2,759 |
| 2019年3月 | −314 | −549 | −243 | 1,653 |
| 2020年3月 | 120 | 643 | −17 | 2,399 |
| 2021年3月 | 1,782 | −334 | −18 | 3,829 |
| 2022年3月 | 50 | −109 | −13 | 3,757 |
| 2023年3月 | −2,094 | 224 | −11 | 1,876 |
| 2024年3月 | 9 | 74 | −11 | 1,948 |
| 2025年3月 | −159 | 62 | −180 | 1,671 |
| 2026年3月 | 14 | 1,149 | −23 | 2,810 |
金融業では預金・貸出・有価証券運用の増減が営業CFと投資CFに含まれます。一般事業会社向けのフリーCFの解釈は当てはまらないため掲載していません。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2.4兆円。このうち返さなくてよい自己資本が905億円で、自己資本比率は3.7%(業種中央値4.9%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本億円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1.88 | 1,086 | 1.77 | 5.7 |
| 2014年3月 | 1.94 | 1,205 | 1.82 | 6.1 |
| 2015年3月 | 2.06 | 1,376 | 1.92 | 6.7 |
| 2016年3月 | 2.17 | 1,475 | 2.02 | 6.8 |
| 2017年3月 | 2.25 | 1,514 | 2.10 | 6.7 |
| 2018年3月 | 2.33 | 1,566 | 2.17 | 6.7 |
| 2019年3月 | 2.30 | 1,360 | 2.17 | 5.9 |
| 2020年3月 | 2.33 | 1,303 | 2.20 | 5.6 |
| 2021年3月 | 2.55 | 1,351 | 2.42 | 5.3 |
| 2022年3月 | 2.57 | 1,252 | 2.44 | 4.8 |
| 2023年3月 | 2.39 | 1,177 | 2.27 | 4.9 |
| 2024年3月 | 2.41 | 1,186 | 2.29 | 4.9 |
| 2025年3月 | 2.38 | 912 | 2.29 | 3.8 |
| 2026年3月 | 2.42 | 905 | 2.33 | 3.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
銀行業 79社との比較
同じ銀行業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで79社中3位あたり、逆に低いのは自己資本比率で79社中66位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,450で、1年前と比べて+57.3%。過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 9.3倍 |
| PBR | 0.60倍 |
| 配当利回り | 3.45% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+5.1%と上昇。株価は1462円で25日移動平均線を+4.1%上回り、75日線を+7.6%上回る。200日線は+26.1%上回る。52週高値1623円に近づき、上値抵抗が意識される。8月13日以降、出来高が増加し、8月18日に1552円の高値をつけた。RSIは60.29と強気圏にあり、上昇トレンドは継続中。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PBR 0.57倍は業界平均0.99倍を下回り、一見割安に見えるが、ROE -27.2%と大幅な赤字で収益基盤が脆弱。配当利回り2.4%は平均2.16%を上回るが、2026/2期に大幅赤字見込みで配当持続性に疑問。PERが算出できず、業績悪化を考慮すると割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 9.3倍 | — |
| PBR | 0.60倍 | 1.01倍 |
| ROE | -27.2% | 6.1% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2026年3月期に最終赤字245億円を見込むなど収益環境は厳しい。強気派は、地銀再編の流れで生き残り策が進む可能性や、PBR0.57倍の割安感、配当利回り2.4%を評価。弱気派は、人口減少・低金利の逆風継続と赤字転落による配当リスク、地銀再編の不透明感を懸念。地域経済への依存度が高く、業績改善の見通しが立ちにくい点が争点。
- PBR0.57倍の割安感
解散価値に対して株価が約4割安。
- 再編期待
地銀再編で経営効率化や規模拡大の可能性。
- 高配当利回り
赤字でも配当維持なら利回り2.4%。
- 特別損失一巡で2027年3月期黒字化2027/3決算影響中
245億円損失後、正常化で純利益復活期待
- PBR0.57倍・解散価値以下の割安株継続影響弱
時価総額522億円に対し純資産約908億円
- 地銀再編の恩恵・コスト削減効果中期的影響中
業界再編で経営効率化、収益改善の機会
- 利上げ局面で貸出金利上昇の追い風金融政策次第影響強
日銀利上げで利息収入増加、利益率改善
- 赤字転落リスク
2026/3期に最終赤字245億円の見込み。
- 人口減少・低金利
群馬県の人口減少と低金利が収益圧迫。
- 配当減額懸念
赤字で配当継続は困難な可能性。
- 2026年3月期純損失245億円・大幅赤字2026/3決算影響強
前期45億円の利益から一転、245億円の赤字
- ROE-27.2%と資本効率悪化通年影響中
自己資本利益率が大幅マイナス、株主価値毀損
- 不良債権問題の長期化・追加損失不定影響強
245億円損失が一時的でなければ更なる悪化
- 株価急騰99%の反動売り短期的影響弱
1年で倍近く上昇、利益確定売りで下落リスク
- 最終損益
- 赤字幅縮小が収益改善の鍵。
- 貸出金残高
- 地元融資需要の指標。
- 不良債権比率
- 与信コストの増加リスク。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.45%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 30 | — | 14.0 |
| 2018年3月 | 30 | 0.0 | 10.4 |
| 2019年3月 | 40 | 33.3 | 28.4 |
| 2020年3月 | 40 | 0.0 | 48.2 |
| 2021年3月 | 40 | 0.0 | 52.4 |
| 2022年3月 | 25 | −37.5 | 62.8 |
| 2023年3月 | 25 | 0.0 | 23.8 |
| 2024年3月 | 35 | 40.0 | 39.2 |
| 2025年3月 | 35 | 0.0 | 28.7 |
| 2026年3月 | 35 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,523人。区分でいちばん多いのは個人・その他で35.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.3%を占め、残る49.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 29.9 | 33.7 | 33.4 | 33.0 | 37.1 | 35.6 |
| 事業法人 | 25.1 | 25.4 | 25.7 | 25.0 | 27.1 | 27.5 |
| 金融機関 | 29.3 | 29.9 | 29.5 | 27.6 | 24.0 | 22.9 |
| 外国法人 | 12.7 | 9.4 | 8.7 | 10.7 | 9.5 | 12.6 |
| 証券会社 | 2.9 | 1.7 | 2.7 | 3.7 | 2.1 | 1.5 |
| 自己株式 | 0.8 | 0.6 | 0.6 | 0.4 | 1.1 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口) | 12.29 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.12 |
| 03 | 東和銀行従業員持株会 | 2.59 |
| 04 | MURAKAMI TAKATERU(常任代理人 三田証券株式会社) | 1.48 |
| 05 | JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部) | 1.33 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部) | 1.28 |
| 07 | 社会福祉法人広聖会 | 1.20 |
| 08 | 関東建設工業株式会社 | 1.15 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部) | 1.12 |
| 10 | 株式会社群馬銀行 | 1.10 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−3054%、1株純資産は14期で+1089%。直近期のROEは-27.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 23 | 213 | 7.7 | 4.8 | 8.6 |
| 2014年3月 | 38 | 238 | 11.4 | 2.6 | 5.4 |
| 2015年3月 | 34 | 276 | 9.7 | 2.9 | 5.9 |
| 2016年3月 | 21 | 303 | 5.7 | 4.2 | 9.7 |
| 2017年3月 | 219 | 3,129 | 5.7 | 5.4 | 14.0 |
| 2018年3月 | 295 | 3,266 | 7.4 | 4.8 | 10.4 |
| 2019年3月 | 125 | 3,253 | 3.3 | 5.7 | 28.4 |
| 2020年3月 | 73 | 3,095 | 2.2 | 8.6 | 48.2 |
| 2021年3月 | 62 | 3,238 | 1.9 | 11.0 | 52.4 |
| 2022年3月 | 42 | 2,961 | 1.3 | 12.8 | 62.8 |
| 2023年3月 | 106 | 2,754 | 3.4 | 5.2 | 23.8 |
| 2024年3月 | 90 | 2,773 | 3.0 | 8.0 | 39.2 |
| 2025年3月 | 122 | 2,459 | 4.3 | 5.0 | 28.7 |
| 2026年3月 | −687 | 2,533 | −27.2 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額168百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 江原洋 | 代表取締役 頭取執行役員 | 70 | 27,000 |
| 北爪功 | 代表取締役 副頭取執行役員 | 62 | 16,000 |
| 鈴木信一郎 | 取締役 専務執行役員 | 64 | 13,000 |
| 岡部晋 | 取締役 常務執行役員 | 63 | 16,000 |
| 水口剛 | 取締役 | 64 | 6,000 |
| 齊藤三希子 | 取締役 | 51 | — |
| 櫻井裕之 | 常勤監査役 | 68 | 108,000 |
| 櫻田宣之 | 常勤監査役 | 63 | 6,000 |
| 加藤真一 | 監査役 | 52 | 14,000 |
| 齋藤純子 | 監査役 | 73 | 3,000 |
| 舟木諒 | 取締役 | 43 | — |
| 田中陽子 | 監査役 | 53 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 93 | 21 | 114 | 23 |
| 監査役 | 3 | 31 | — | 31 | 10 |
| 社外取締役 | 6 | 23 | — | 23 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容265字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,264字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,127字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)14,936字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第121期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第121期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第120期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第120期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第119期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-06
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第119期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第118期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-15
- 四半期報告書四半期報告書-第118期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業