概要
住友不動産は、住友グループの中核を担う総合不動産会社である。1949年の財閥解体に伴い泉不動産として設立され、1957年に現社名に変更。東京都心の高品質オフィスビル賃貸を中核事業とし、分譲マンション・戸建住宅の販売、建替えサービス「新築そっくりさん」、不動産仲介、ホテル運営などを展開する。2026年3月期の連結売上高は1兆577億円、営業利益は2992億円で、13期連続の当期純利益最高益を達成。従業員数は連結で約1万4116人、財務基盤の強固さと高い営業利益率が特徴である。
収益の7割を占める不動産賃貸事業
連結営業利益の約7割を占める不動産賃貸事業は、オフィスビル、高級賃貸マンション、ホテル、商業施設等の賃貸から成る。2026年3月期の売上高は4606億円、営業利益は2101億円と過去最高を更新した。既存ビルの空室率は前期末5.8%から4.3%へ改善し、賃料の値上げが浸透した。同事業を支えるのは、東京都心5区に集中するオフィスビル群である。子会社住友不動産ヴィラフォンテーヌがホテルを、住友不動産ベルサールがイベントホールを、住友不動産商業マネジメントが商業施設をそれぞれ運営する。これら賃貸事業は景気変動の影響を受けにくく、安定したキャッシュフローを生む。
都心特化の「土地を創る力」
住友不動産の最大の強みは、細分化された土地を買い纏め、再開発により大規模用地を創り出す「土地を創る力」である。この力を活かし、同社は1970年代から半世紀にわたり東京都心の一等地にオフィスビルを開発してきた。代表的なビルとして、1974年竣工の新宿住友ビル、1982年の新宿NSビル、2002年の泉ガーデンタワー、2016年の六本木グランドタワー、2023年の東京三田ガーデンタワーなどが挙げられる。これらのプライム資産は「金の卵を産む鶏」と表現され、長期にわたり高収益を生み出す。自社で開発・保有・賃貸する一貫体制により、他社に模倣されにくい競争基盤を築いている。東京は世界最大のオフィス市場であり、同社はその恩恵を最大限に享受する戦略を取る。
グループ子会社が担う多角事業
不動産賃貸以外の事業は各子会社が専門に担う。不動産販売では、当社がマンション・戸建を開発分譲し、住友不動産シスコンがインテリア販売、住友不動産建物サービスが管理業務を行う。ハウジング事業は2025年4月に分社化した住友不動産ハウジングが「新築そっくりさん」と注文住宅を手掛ける。仲介事業は住友不動産ステップ(旧住友不動産販売)が売買仲介・賃貸仲介を提供し、2021年には「ステップオークション」を開始した。その他、住友不動産エスフォルタがフィットネスクラブ、泉レストランが飲食、いずみ保険サービスが保険代理店、泉カントリー倶楽部がゴルフ場を運営する。このように、住友不動産グループは不動産に関連する多様な事業を子会社化し、総合的なサービスを提供している。
インド・ムンバイを第2の成長エンジンに
国内の都心開発に加え、住友不動産は2019年からインド・ムンバイへの進出を本格化した。新都心BKC(バンドラ・クルラ・コンプレックス)地区で第1号物件用地を取得後、2022年に第2号、2025年に第3・4号と用地を拡大。2023年にはワーリー地区で延床面積100万平方メートル超の大規模複合開発用地も取得した。インドを「第2の成長エンジン」と位置づけ、長期的な収益拡大を図る。国内では2023年に羽田空港直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」を全面開業。また、2020年には新宿住友ビルのリニューアルを完了し、全天候型イベント空間「三角広場」を設けた。これらのプロジェクトは将来の賃貸収益に寄与する。
業界の中での役割は総合不動産デベロッパー(賃貸・販売・仲介・運営)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 不動産 賃貸 | 4,581億円 | 43.3% | 2,102億円 | 45.9% |
| 不動産 販売 | 3,232億円 | 30.6% | 762億円 | 23.6% |
| ハウジング | 1,887億円 | 17.8% | 134億円 | 7.1% |
| ステップ | 746億円 | 7.1% | 236億円 | 31.6% |
| その他 | 132億円 | 1.2% | 55億円 | 41.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01不動産賃貸(オフィスビル・賃貸マンション・ホテル・商業施設等)主力
主にオフィスビルならびに高級賃貸マンション等の開発・賃貸事業。子会社住友不動産ヴィラフォンテーヌがホテル運営、住友不動産ベルサールがイベントホール・会議室等賃貸運営、住友不動産商業マネジメントが商業施設等賃貸運営を行う。
- オフィスビル賃貸
- 当社が開発・賃貸するオフィスビル。
- 高級賃貸マンション
- 当社が開発・賃貸する高級賃貸マンション。
- ホテル運営
- 子会社住友不動産ヴィラフォンテーヌが運営するホテル。
- イベントホール・会議室賃貸
- 子会社住友不動産ベルサールが運営するイベントホール・会議室等の賃貸。
- 商業施設賃貸
- 子会社住友不動産商業マネジメントが運営する商業施設等の賃貸。
02不動産販売(マンション・戸建住宅・宅地分譲)準主力
マンション、戸建住宅、宅地等の開発分譲事業。子会社住友不動産シスコンがインテリア販売、当社及び住友不動産建物サービスが分譲後のマンション管理業務を行う。
- 分譲マンション
- 当社が開発・販売するマンション。
- 戸建住宅・宅地
- 当社が開発・販売する戸建住宅・宅地。
- インテリア販売
- 子会社住友不動産シスコンがインテリアの販売を実施。
- マンション管理サービス
- 当社及び子会社住友不動産建物サービスがマンション分譲後の管理業務を実施。
03ハウジング(建替え・新築工事請負)副次
子会社住友不動産ハウジングが建替えの新システム「新築そっくりさん」事業ならびに新築戸建住宅等の建築工事請負事業を行う。
- 新築そっくりさん(建替えサービス)
- 子会社住友不動産ハウジングが提供する建替えの新システム。
- 新築戸建住宅建築工事請負
- 子会社住友不動産ハウジングが請け負う新築戸建住宅の建築工事。
04ステップ(不動産仲介・販売代理・賃貸仲介)副次
子会社住友不動産ステップが不動産売買の仲介事業、住宅等の販売代理および賃貸仲介事業を行う。
- 不動産仲介サービス
- 子会社住友不動産ステップが提供する不動産売買仲介、販売代理、賃貸仲介。
05その他(フィットネス・飲食・保険代理店・ゴルフ場運営)その他
子会社住友不動産エスフォルタがフィットネスクラブ運営、泉レストランが飲食業、いずみ保険サービスが保険代理店業、泉カントリー倶楽部がゴルフ場運営を行う。
- フィットネスクラブ運営
- 子会社住友不動産エスフォルタが運営。
- 飲食業
- 子会社泉レストランが運営。
- 保険代理店業
- 子会社いずみ保険サービスが運営。
- ゴルフ場運営
- 子会社泉カントリー倶楽部が運営。
製品と技術
都心のプライムオフィスビル群
住友不動産のオフィスビル賃貸は、東京都心5区に集中したプライム物件が中核である。代表例として、新宿住友ビル(1974年竣工)、新宿NSビル(1982年)、泉ガーデンタワー(2002年)、六本木グランドタワー(2016年)、東京三田ガーデンタワー(2023年)などがある。同社は「オフィスデパート戦略」と称し、テナントの多様なニーズに応える複合的なビルを提供する。自社で開発・保有し、長期にわたり賃貸することで安定収益を得る。2026年3月期の同事業営業利益は2101億円で、全体の7割を占める。空室率は4.3%と低く、テナント需要は旺盛で、新規ビルの内定率は9割を超える。
分譲マンション「シティタワー」シリーズ
分譲マンション事業では、「シティタワー」シリーズを筆頭に都心高層マンションを供給する。2003年発売の定価制「J・URBAN」シリーズや「WORLD CITY TOWERS」などが代表例。2014年から2019年まで6年連続で年間供給戸数日本一を達成した。2026年3月期の計上戸数は3,368戸、売上高は2760億円。販売価格の上昇により営業利益は過去最高の762億円となった。契約戸数は2,398戸で順調に推移し、期首時点で次期計上予定の大半を確保している。マンション分譲は不動産販売事業の9割を占め、同事業の主力である。
建替えサービス「新築そっくりさん」
1996年に開始した「新築そっくりさん」は、既存住宅を建替える新システムである。住みながらの工事が可能で、累計受注棟数は2015年に10万棟、2021年に15万棟を突破した。2025年4月の分社化により、住友不動産ハウジングが同事業を承継した。2026年3月期の受注棟数は6,559棟、受注高は1048億円。注文住宅も手掛け、合計受注棟数8,345棟、受注高1880億円。建築基準法改正の影響で上期に受注が減少したが、第4四半期には前年同期を上回り、期末受注残高はコロナ禍以降最高となった。
高級賃貸マンション「ラ・トゥール」とホテル運営
高級賃貸マンション「ラ・トゥール」シリーズは、都心一等地に立地し、富裕層向けの高品質な住居を提供する。2026年3月期の賃貸事業では、これらの単価増が収益向上に寄与した。ホテル事業は子会社住友不動産ヴィラフォンテーヌ(1978年設立)が運営し、全国に展開。イベントホールは住友不動産ベルサール(2008年設立)が運営し、ビジネス需要を取り込む。商業施設は住友不動産商業マネジメント(2017年設立)が運営する。これらの事業はオフィスビル賃貸を補完し、安定収益の多様化に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
都市部マンション中心、総合デベロッパー
住友不動産は総合不動産業者で、オフィス・住宅・商業施設を展開。同業の大東建託は賃貸住宅建設に強みを持つが、住友不動産は都心の高級マンションやオフィスビルで存在感を示す。売上高は1兆円を超え、営業利益率は26%超と高収益。リーマンショック後も堅調な業績を維持してきた。都心の再開発や駅前開発で競争力があり、ポートフォリオの多様性が強み。今後の課題は、低金利環境の変化や都心部の地価高騰への対応。
強み
- オフィス、住宅を都心に集中開発し、高い需要を獲得。
- 営業利益率が業界トップクラスで、安定した利益を確保。
- オフィス賃貸、分譲住宅、商業施設など収益源が多様。
課題
- 都心部の地価上昇が開発コストを押し上げる。
- 借入金利の上昇が利益を圧迫する可能性がある。
- 景気変動による不動産需要の変化に柔軟に対応が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字が住友不動産
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8801三井不動産 | 4.2兆円 | 15.0倍 |
| 2 | 9020東日本旅客鉄道 | 4.0兆円 | 16.2倍 |
| 3 | 9022東海旅客鉄道 | 3.9兆円 | 6.9倍 |
| 4 | 8267イオン | 3.8兆円 | 50.7倍 |
| 5 | 1925大和ハウス工業 | 3.1兆円 | 8.4倍 |
| 6 | 8830住友不動産 | 3.1兆円 | 14.5倍 |
| 7 | 1928積水ハウス | 2.3兆円 | 8.6倍 |
| 8 | 3407旭化成 | 2.3兆円 | 14.1倍 |
| 9 | 9021西日本旅客鉄道 | 1.4兆円 | 10.8倍 |
| 10 | 3003ヒューリック | 1.4兆円 | 11.3倍 |
| 11 | 3099三越伊勢丹ホールディングス | 1.2兆円 | 15.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 46件
1949年設立から住友グループ再編へ
1949年12月、財閥解体により清算される住友本社の資産を継承する会社として、泉不動産株式会社が設立された。当初は不動産管理が主業務であった。1957年5月、住友不動産株式会社に商号変更。1963年4月には清算中の株式会社住友本社を吸収合併し、住友グループの中核不動産会社としての地位を確立した。この間、1964年には大阪支店を開設し、関西にも拠点を置いた。同年8月には「浜芦屋マンション」の分譲を開始し、マンション分譲事業に進出した。これらは現在の事業多角化の原点となった。
1970年上場と都心ビル開発の幕開け
1970年10月、東京・大阪両証券取引所に株式を上場。1974年3月には「新宿住友ビル」が竣工し、同年6月に本社を千代田区の東京住友ビルから新宿住友ビルに移転。このビルは都心のランドマークとなり、以降のオフィスビル開発の先駆けとなった。1975年には住友不動産販売株式会社を設立し、販売網を整備。1978年には琵琶湖リゾートクラブ(現ヴィラフォンテーヌ)を設立し、ホテル事業に進出した。1980年には住友不動産シスコンを設立し、インテリア販売も開始。上場後の10年間で事業基盤を拡充した。
1980年代の多角化:マンション・ホテル・フィットネス
1982年9月、「新宿NSビル」が竣工。同年10月に本社を新宿NSビルに移転。11月には「広尾ガーデンヒルズ」の分譲を開始し、大型マンション共同事業に参入。1986年には住友不動産フィットネス(現エスフォルタ)を設立し、フィットネスクラブ運営を開始した。こうしてオフィス賃貸以外の事業を相次いで立ち上げ、収益の多角化を進めた。1972年設立の住友不動産カリフォルニアなど海外子会社も存在したが、後のインド進出に比べ限定的な活動にとどまった。
1990年代の証券化と建替え事業の革新
1995年10月、規格住宅「アメリカンコンフォート」事業を開始。1996年4月には建替えの新システム「新築そっくりさん」事業を開始し、既存住宅市場に新たな需要を創出した。1998年、子会社住友不動産販売を株式上場。1999年3月には不動産小口化ファンド「SURFシリーズ」を発売、同年6月には商業用不動産で国内初の公募証券化を実施した(サムクエスト社債)。これらの証券化手法の開発は資金調達手段の多様化に貢献した。SURFシリーズは2019年10月に事業終了している。
2000年代の再開発とマンション供給日本一
2002年10月、「泉ガーデンタワー」竣工。2003年4月、定価制都市型住宅「J・URBAN」シリーズ発売。2004年5月、「WORLD CITY TOWERS」分譲開始。これらは都心再開発の成功例である。2008年4月、住友不動産ベルサール設立。2011年10月には総合マンションギャラリーを新規開設(秋葉原・新宿など5か所、現在12か所)。2014年12月、分譲マンションで初の年間供給戸数日本一を達成。以後2019年まで6年連続で日本一となった。2015年4月「東京日本橋タワー」、2016年10月「六本木グランドタワー」が竣工。2017年2月、住友不動産商業マネジメント設立。同年6月、住友不動産販売を完全子会社化し上場廃止とした。
2019年以降のインド進出と大型プロジェクト
2019年1月、インド事業会社Goisu Realty Pvt. Ltd.を設立。同年7月、ムンバイ新都心BKC地区で第1号物件用地を取得。2021年9月、住友不動産販売(現ステップ)が不動産仲介新サービス「ステップオークション」開始。2022年11月、BKC地区第2号用地取得。2023年1月、羽田空港直結複合施設「羽田エアポートガーデン」全面開業。同年2月「東京三田ガーデンタワー」竣工。10月にはムンバイ・ワーリー地区で延床100万㎡超の大規模複合開発用地を取得。2025年4月、「新築そっくりさん」と注文住宅事業を住友不動産ハウジングに分社化、住友不動産販売を住友不動産ステップに商号変更。5月にはBKC地区第3・4号用地を取得し、インド事業が本格化している。
年表46件を開く
1940年代
- 1949年12月創業財閥解体により株式会社住友本社を継承する会社として設立(当時は泉不動産株式会社と称する)
1950年代
- 1957年5月商号変更住友不動産株式会社に商号変更
1960年代
- 1963年4月M&A清算中の株式会社住友本社を吸収合併
- 1964年4月大阪支店を開設
- 1964年8月「浜芦屋マンション」(兵庫県神戸市)分譲(マンション分譲事業に進出)
1970年代
- 1970年10月上場東京・大阪証券取引所に株式上場
- 1972年5月住友不動産カリフォルニア(連結子会社)設立
- 1973年7月住友不動産建物サービス株式会社(連結子会社)設立
- 1974年3月「新宿住友ビル」(東京都新宿区)竣工
- 1974年6月本社を東京住友ビル(東京都千代田区)から新宿住友ビルに移転
- 1975年3月住友不動産販売株式会社(連結子会社)設立
- 1978年2月株式会社琵琶湖リゾートクラブ(現:住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社)(連結子会社)設立
1980年代
- 1980年8月住友不動産シスコン株式会社(連結子会社)設立
- 1982年9月「新宿NSビル」(東京都新宿区)竣工
- 1982年10月本社を新宿住友ビルから新宿NSビルに移転
- 1982年11月「広尾ガーデンヒルズ」(東京都渋谷区)分譲開始(共同事業)
- 1986年9月住友不動産フィットネス株式会社(現:住友不動産エスフォルタ株式会社)(連結子会社)設立
1990年代
- 1995年10月規格住宅「アメリカンコンフォート」事業を開始
- 1996年4月新建替えシステム「新築そっくりさん」事業を開始
- 1998年6月上場住友不動産販売株式会社(連結子会社)が東京証券取引所に株式上場
- 1999年3月不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化ファンド「SURFシリーズ」発売 ※2019年10月事業終了
- 1999年6月商業用不動産で国内初の公募証券化実施(サムクエスト社債)
2000年代
- 2002年10月「泉ガーデンタワー」(東京都港区)竣工
- 2003年4月定価制都市型住宅「J・URBAN」シリーズ発売開始
- 2004年5月「WORLD CITY TOWERS」(東京都港区)分譲開始
- 2008年4月住友不動産ベルサール株式会社(連結子会社)設立
2010年代
- 2011年10月「総合マンションギャラリー」新規開設(秋葉原・新宿・渋谷・池袋・田町) ※現在12か所
- 2014年12月分譲マンションで初の年間供給戸数日本一達成(2014年~2019年まで6年連続)
- 2015年4月「東京日本橋タワー」(東京都中央区)竣工
- 2015年9月「新築そっくりさん」事業の累計受注棟数10万棟突破
- 2016年10月「住友不動産六本木グランドタワー」(東京都港区)竣工
- 2017年2月商号変更住友不動産商業マネジメント株式会社(連結子会社)(2020年1月商号変更)設立
- 2017年6月上場住友不動産販売株式会社上場廃止(完全子会社化)
- 2019年1月創業インド事業会社 Goisu Realty Pvt. Ltd.設立
- 2019年7月インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」で第1号物件用地取得
2020年代
- 2020年6月「新宿住友ビル」(東京都新宿区)リニューアル・全天候型イベント空間「三角広場」完成
- 2021年6月「新築そっくりさん」事業25周年(4月)、累計受注棟数15万棟突破
- 2021年9月住友不動産販売株式会社の不動産仲介新サービス「ステップオークション」を開始
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行
- 2022年11月インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」で第2号物件用地取得
- 2023年1月羽田空港直結複合施設「羽田エアポートガーデン」(東京都大田区)全面開業
- 2023年2月「住友不動産東京三田ガーデンタワー」(東京都港区)竣工
- 2023年10月インド・ムンバイ中心部「ワーリー地区」で延床100万㎡超の大規模複合開発用地取得
- 2025年4月「新築そっくりさん」、「注文住宅」事業を会社分割(吸収分割)により、住友不動産ハウジング株式会社(新規設立)に承継・分社化(新規設立連結子会社)
- 2025年4月商号変更住友不動産販売株式会社を住友不動産ステップ株式会社に商号変更
- 2025年5月インド・ムンバイ 新都心「BKC地区」で第3号、第4号物件用地取得
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
プライム資産の積み上げによる強固な事業基盤構築
東京都心のオフィスビルを中心としたプライム資産を開発・保有し、長期的に安定した賃貸収益を獲得する。資産売却による一時的な利益ではなく、保有し続けることで持続的なキャッシュフローを生み出す戦略。
- 02
積極的な成長投資:東京都心再開発
東京都心で六本木、八重洲など大規模再開発を推進。約60万坪の延床に2.6兆円超を投じ、高利回りの賃貸事業を拡充する。自社開発力を活かし、他社には真似できない高いNOI利回り(7%超)を実現。
- 03
第2の成長エンジン:インド・ムンバイでのオフィスビル事業
東京と同様の事業モデルをインド・ムンバイで展開。単独出資で用地取得から開発・リーシング・管理まで一貫して行い、高成長市場での事業拡大を図る。投資総額1兆円、延床約50万坪の開発プロジェクトを進行。
- 04
オフィスデパート戦略による多様なテナントニーズへの対応
東京都心各エリアに展開する多様な規模・立地のオフィスビルポートフォリオにより、大企業からベンチャーまで幅広いテナントを誘致。安定した収益基盤を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で14,116人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は824万円で、9期前と比べて+24.6%。平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は10.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 12,574 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 12,934 | — |
| 2019年3月 | 662 | 43.1 | 7.5 | 13,238 | — |
| 2020年3月 | 679 | 43.1 | 7.6 | 13,676 | — |
| 2021年3月 | 669 | 43.2 | 8.0 | 13,530 | — |
| 2022年3月 | 667 | 43.2 | 8.4 | 13,040 | — |
| 2023年3月 | 713 | 42.9 | 8.4 | 12,957 | — |
| 2024年3月 | 731 | 42.8 | 8.6 | 12,898 | — |
| 2025年3月 | 749 | 42.6 | 8.8 | 13,844 | 1,961 |
| 2026年3月 | 824 | 42.6 | 10.3 | 14,116 | 2,120 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 9 / 海外 1、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内住友不動産ハウジング㈱(注2)東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友不動産ステップ㈱(注3)東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友不動産建物サービス㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友不動産シスコン㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友不動産 ヴィラフォンテーヌ㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友不動産ベルサール㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友不動産商業マネジメント㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友不動産エスフォルタ㈱東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外住友不動産 カリフォルニアインク(注4)California U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 国内エスエフ目黒開発特定目的 会社(注4)東京都新宿区 · 連結子会社
- 補助金31.6億円防災・省エネまちづくり緊急促進事業国土交通省 · 2019-04-26
- 補助金3.1億円災害時拠点強靱化緊急促進事業国土交通省 · 2019-06-12
- 補助金5,110万円防災・省エネまちづくり緊急促進事業国土交通省 · 2018-07-11
- 補助金4,564万円防災・省エネまちづくり緊急促進事業国土交通省 · 2018-09-04
- 補助金1,729万円国際競争力強化促進事業国土交通省 · 2020-03-27
- 補助金486万円官民連携都市再生推進事業国土交通省 · 2020-07-20
- 補助金243万円国際競争力強化促進事業国土交通省 · 2020-03-27
- 補助金-2,553万円防災・省エネまちづくり緊急促進事業国土交通省 · 2020-02-10
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1.1兆円、営業利益は2,992億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.3%、利益が+10.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1.1兆円 | 1.1兆円 |
| 営業利益 | 3,200億円 | 2,992億円 |
| 純利益 | 2,230億円 | 2,125億円 |
| 1株あたり配当 | ¥52 | ¥52 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は2,810億円、営業利益は1,028億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.0%、営業利益は+31.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 2,410 | — | — | 263 |
| 2024年1Q | 2,531 | 782 | 30.9 | 569 |
| 2024年2Q | 2,521 | 716 | 28.4 | 490 |
| 2024年3Q | 2,213 | 542 | 24.5 | 397 |
| 2024年4Q | 2,412 | — | — | 316 |
| 2025年2Q | 5,396 | 1,559 | 28.9 | 1,095 |
| 2025年4Q | 4,746 | 1,156 | 24.4 | 822 |
| 2026年2Q | 5,322 | 1,675 | 31.5 | 1,183 |
| 2026年4Q | 5,256 | 1,317 | 25.1 | 942 |
| 2027年1Q | 2,810 | 1,028 | 36.6 | 852 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は7,367億円から1.1兆円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は28.3%。売上は5期、純利益は13期の連続増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.74 | — | 1,149 | — | 598 |
| 2014年3月 | 0.78 | — | 1,305 | — | 697 |
| 2015年3月 | 0.81 | — | 1,391 | — | 806 |
| 2016年3月 | 0.85 | — | 1,484 | — | 878 |
| 住友不動産販売株式会社上場廃止(完全子会社化) | |||||
| 2017年3月 | 0.93 | — | 1,677 | — | 1,035 |
| 2018年3月 | 0.95 | — | 1,869 | — | 1,197 |
| インド事業会社 Goisu Realty Pvt. Ltd.設立 | |||||
| 2019年3月 | 1.01 | — | 2,032 | — | 1,301 |
| 2020年3月 | 1.01 | — | 2,205 | — | 1,410 |
| 2021年3月 | 0.92 | — | 2,099 | — | 1,414 |
| 2022年3月 | 0.94 | — | 2,251 | — | 1,505 |
| 2023年3月 | 0.94 | — | 2,367 | — | 1,619 |
| 2024年3月 | 0.97 | — | 2,531 | — | 1,772 |
| 住友不動産販売株式会社を住友不動産ステップ株式会社に商号変更 | |||||
| 2025年3月 | 1.01 | 2,715 | 2,683 | 26.8 | 1,917 |
| 2026年3月 | 1.06 | 2,992 | 2,892 | 28.3 | 2,125 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1.1兆円のうち、営業利益として残るのは2,992億円で28.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2,125億円、売上の20.1%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.7%6,737億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.0%849億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益28.3%2,992億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが1,273億円、投資CFが−1,544億円で、差し引きのフリーCFは−271億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は583億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 336 | −525 | 1,028 | −189 | 2,247 |
| 2014年3月 | 1,170 | −2,954 | 975 | −1,784 | 1,462 |
| 2015年3月 | 351 | −2,209 | 1,878 | −1,858 | 1,503 |
| 2016年3月 | 961 | −1,054 | 450 | −93 | 1,860 |
| 2017年3月 | 1,585 | −2,742 | 1,980 | −1,157 | 2,679 |
| 2018年3月 | 1,899 | −2,205 | 265 | −306 | 2,620 |
| 2019年3月 | 2,601 | −2,092 | −1,461 | 509 | 1,707 |
| 2020年3月 | 2,305 | −2,901 | 826 | −596 | 1,934 |
| 2021年3月 | 2,259 | −3,367 | 1,021 | −1,108 | 1,873 |
| 2022年3月 | 1,930 | −2,100 | −219 | −170 | 1,503 |
| 2023年3月 | 1,651 | −4,898 | 3,556 | −3,247 | 1,841 |
| 2024年3月 | 2,320 | −3,107 | −37 | −787 | 1,031 |
| 2025年3月 | 2,532 | −1,436 | −1,168 | 1,096 | 982 |
| 2026年3月 | 1,273 | −1,544 | −128 | −271 | 583 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は7.2兆円。このうち返さなくてよい自己資本が2.5兆円で、自己資本比率は34.4%(業種中央値32.8%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 4.11 | 0.65 | 3.46 | 15.3 |
| 2014年3月 | 4.22 | 0.73 | 3.49 | 16.8 |
| 2015年3月 | 4.52 | 0.86 | 3.66 | 18.4 |
| 2016年3月 | 4.68 | 0.92 | 3.76 | 19.0 |
| 2017年3月 | 4.98 | 1.04 | 3.94 | 20.2 |
| 2018年3月 | 5.17 | 1.11 | 4.05 | 21.6 |
| 2019年3月 | 5.13 | 1.20 | 3.93 | 23.4 |
| 2020年3月 | 5.32 | 1.29 | 4.02 | 24.4 |
| 2021年3月 | 5.67 | 1.50 | 4.17 | 26.5 |
| 2022年3月 | 5.81 | 1.63 | 4.17 | 28.1 |
| 2023年3月 | 6.37 | 1.80 | 4.57 | 28.3 |
| 2024年3月 | 6.68 | 2.05 | 4.63 | 30.7 |
| 2025年3月 | 6.72 | 2.17 | 4.55 | 32.3 |
| 2026年3月 | 7.19 | 2.47 | 4.71 | 34.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で131社中5位あたり、逆に低いのは配当利回りで131社中115位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,300で、1年前と比べて+8.4%。過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.5倍 |
| PER (会社予想) | 13.8倍 |
| PBR | 1.19倍 |
| 配当利回り | 1.58% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月27日から下落を続け、8月21日には3339円となり、52週高値5358円からは約38%下落しました。1か月で約9.6%下落し、年初来の上昇率は+6.8%にとどまっています。25日移動平均線(3560円)を約6%下回り、75日線(3734円)も下回っており、下降トレンドが継続しています。RSIは28.8と売られ過ぎの水準に近く、短期的な反発の可能性もありますが、出来高は減少しておらず、売り圧力は続いています。200日線(4073円)も大きく下回り、中期的な調整局面と言えます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 60/100)。
PERは14.62倍で業界平均14.72倍とほぼ同水準、PBRは1.20倍と業界平均1.84倍を下回り割安感がある。一方、配当利回りは1.56%と業界平均3.01%を大きく下回り、利回り面では劣る。ROEは9.2%とまずまずで、2026年3月期の予想PER13.9倍を考慮すると、相対的な割高感は薄いが、配当の少なさがバリュエーションを押し下げている。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.5倍 | 14.9倍 |
| PER (予想) | 13.8倍 | — |
| PBR | 1.19倍 | 1.84倍 |
| ROE | 9.2% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
不動産市況は金利上昇と景気減速懸念が交錯。強気派は、都心オフィスの需給逼迫と賃料上昇、高水準の営業利益率、増益見通しを評価。一方、弱気派は、金利上昇による評価損や利払い負担増、テレワーク定着によるオフィス需要減、住宅市況の悪化リスクを指摘。金利環境と需給バランスの変化が論点。
- 安定した賃貸収入
都心オフィスの稼働率が高く賃料が堅調
- 高い収益性
営業利益率が約28%と業界トップ級
- 業績の成長
売上・利益が3期連続で増加見込み
- 2026/3期の営業利益2,992億円と過去最高計画決算発表後影響強
前期比277億円増益、売上高1兆578億円も拡大
- オフィス賃貸が稼働率高位で利益率が上昇継続影響中
営業利益率は26.77%から28.29%へ1.5ポイント改善
- 純利益2,125億円の会社計画は前期比208億円増決算発表後影響中
純利益2,125億円は前期1,917億円から増加し、2年連続の増益
- 都心の大型再開発の開業で収益が拡大2027年〜2028年影響中
売上高1兆578億円に加え、新規物件の賃料収入が上乗せ
- 金利上昇リスク
変動金利負債が増え、利払いが圧迫
- オフィス需要の減退
テレワーク定着で空室率が上昇
- 住宅販売の低迷
分譲事業が市況悪化で低調
- 長期金利上昇で不動産投資需要が減退金融政策次第影響強
営業利益計画2,992億円は、金利急騰で売却益計画が崩れるリスク
- オフィス空室率の上昇で賃料が低迷継続影響中
新築オフィス増加で既存物件の稼働率が下がり、営業利益率28.29%の維持が困難
- 海外投資で為替差損が発生不定影響中
円高が進むと海外資産の円換算価値が下がり、純利益2,125億円計画が下振れ
- 住宅分譲の販売減が収益を圧迫継続影響弱
マンション市況の減速で分譲事業が低調なら、純利益2,125億円計画が下振れ
- オフィス稼働率
- 都心賃貸の根幹を直接測る
- 賃貸事業営業利益
- 安定収益の軸が毀損していないか確認
- 分譲事業の売上
- 開発利益への寄与と市況を反映
- 有利子負債金利
- 金利環境の影響を測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり52円で、前期から+25.7%。いまの株価に対する利回りは1.58%。増配か配当維持が9年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 12.5 |
| 2018年3月 | 14 | 12.5 | 11.6 |
| 2019年3月 | 15 | 11.1 | 11.8 |
| 2020年3月 | 18 | 16.7 | 11.3 |
| 2021年3月 | 19 | 8.6 | 13.5 |
| 2022年3月 | 23 | 18.4 | 17.4 |
| 2023年3月 | 26 | 15.6 | 17.5 |
| 2024年3月 | 30 | 15.4 | 19.3 |
| 2025年3月 | 35 | 16.7 | 16.9 |
| 2026年3月 | 44 | 25.7 | 23.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥52
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ14,461人。区分でいちばん多いのは外国法人で34.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が60.5%を占め、残る39.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 21.0 | 19.5 | 22.1 | 27.1 | 29.0 | 34.2 |
| 事業法人 | 36.3 | 37.8 | 37.8 | 36.2 | 34.2 | 30.7 |
| 金融機関 | 38.2 | 37.9 | 34.7 | 32.0 | 31.9 | 29.8 |
| 個人・その他 | 3.2 | 3.2 | 3.7 | 3.2 | 3.8 | 3.6 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.6 | 1.7 | 1.4 | 1.1 | 1.7 |
| 自己株式 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 1.1 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.01 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.49 |
| 03 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.93 |
| 04 | 株式会社三井住友銀行 | 1.79 |
| 05 | ダイキン工業株式会社 | 1.53 |
| 06 | 株式会社竹中工務店 | 1.52 |
| 07 | 株式会社住友倉庫 | 1.31 |
| 08 | 大成建設株式会社 | 1.28 |
| 09 | 西武鉄道株式会社 | 1.24 |
| 10 | 株式会社大林組 | 1.19 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-19三井住友信託銀行株式会社新規の大量保有報告0.62%-0.13pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+81%、1株純資産は14期で+102%。直近期のROEは9.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 126 | 1,323 | 10.1 | 28.5 | 18.1 |
| 2014年3月 | 147 | 1,493 | 10.4 | 27.5 | 16.3 |
| 2015年3月 | 170 | 1,756 | 10.5 | 25.4 | 13.2 |
| 2016年3月 | 185 | 1,874 | 10.2 | 17.8 | 13.8 |
| 2017年3月 | 218 | 2,125 | 10.9 | 13.2 | 12.5 |
| 2018年3月 | 253 | 2,353 | 11.3 | 15.6 | 11.6 |
| 2019年3月 | 275 | 2,536 | 11.2 | 16.7 | 11.8 |
| 2020年3月 | 298 | 2,732 | 11.3 | 8.9 | 11.3 |
| 2021年3月 | 298 | 3,171 | 10.1 | 13.1 | 13.5 |
| 2022年3月 | 159 | 1,724 | 9.6 | 10.7 | 17.4 |
| 2023年3月 | 171 | 1,898 | 9.4 | 8.7 | 17.5 |
| 2024年3月 | 187 | 2,163 | 9.2 | 15.5 | 19.3 |
| 2025年3月 | 203 | 2,303 | 9.1 | 13.8 | 16.9 |
| 2026年3月 | 228 | 2,675 | 9.2 | 19.2 | 23.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小野寺研一 | 取締役会長 | 79 |
| 仁島浩順 | 代表取締役社長 賃貸事業管掌 | 65 |
| 小林正人 | 代表取締役副社長 | 66 |
| 尾台賀幸 | 代表取締役副社長 管理部門管掌 | 65 |
| 片山久壽 | 代表取締役専務執行役員 都市開発事業本部長 兼インド事業管掌 | 65 |
| 家守伸正 | 取締役 | 75 |
| 寺田千代乃 | 取締役 | 79 |
| 田村計 | 取締役 | 66 |
| 中村芳文 | 常勤監査役 | 75 |
| 田中俊和 | 常勤監査役 | 66 |
| 酒井孝志 | 監査役 | 73 |
| 長谷川尚子 | 監査役 | 61 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 川合伸子 | 取締役 | 64 |
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容701字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題13,736字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,909字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,322字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第93期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第93期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第92期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第92期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第91期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第91期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第90期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第90期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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