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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ハマキョウレックス

HAMAKYOREX CO.,LTD.9037 · Prime · 陸運業

3PL物流が中核。物流センター運営を強みに、貨物自動車運送もグループ連携で展開。

概要

ハマキョウレックスは静岡県浜松市に本社を置く3PL(物流代行)大手である。主に食品・飲料向けの保管・配送・流通加工を一貫提供し、全国に物流拠点を持つ。連結従業員約6,010名、2026年3月期の営業収益1,555億円、営業利益147億円の安定収益基盤を有する。

物流センター事業を中核とする3PLモデル

同社の中心事業は物流センター(3PL)事業であり、保管、在庫管理、ピッキング、流通加工、配送まで一貫して請け負う。2026年3月期の物流センター事業の営業収益は1,009億円で、全社の64.9%を占める。センター数は194拠点、総面積約166万平方メートルに達する。新規受託は年間15社を目標とし、2026年3月期には15社の新規受託を獲得した。主力顧客は食品・飲料メーカーや量販店であり、共同配送によりコスト競争力を高めている。

貨物自動車運送事業とグループ子会社のネットワーク

貨物自動車運送事業は、グループ内外の運送を担うセグメントである。2026年3月期の営業収益は545億円(前年比4.8%増)、営業利益17億円。同社はM&Aを通じて子会社を拡大してきた。近物レックス、高塚運送、東海乳菓運輸、松本運送、大浜運輸、浜松興運など多くの運送会社を連結子会社とする。これらの子会社は各地域・業態に特化し、グループ全体でシナジーを創出する。また、東京都大田区に本社を置くロジ・レックス(旧JALロジスティクス)も傘下に持ち、航空貨物物流にも対応する。

海外事業とその他事業の位置づけ

海外物流センター事業は非連結子会社2社により展開されるが、規模は限定的で、経営戦略上は日本国内顧客のニーズに応じた補完的役割と位置づける。その他事業として、自動車修理業や保険代理業を営む浜協サービスなどがある。連結子会社は43社にのぼり、グループ全体で約6,010名の従業員を擁する。同社はM&Aの継続を方針として掲げ、3PLと運送事業の両面で規模拡大を目指す。

業界の中での役割は総合物流事業者(3PL・貨物運送)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,555億円
営業利益
148億円
営業利益率
9.5%
純利益
107億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
物流センター 事業1,009億円64.9%131億円13.0%
貨物自動車 運送事業546億円35.1%17億円3.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01物流センター事業(3PL)主力

物流センターの運営を中核としたサードパーティ・ロジスティクス(3PL)サービスを提供。保管・在庫管理・ピッキング・配送まで一貫して請け負う。グループ各社と連携。

主な製品・サービス1
3PL物流サービス
物流センターの設計・運営、在庫管理、流通加工、配送等をトータルに提供。

02貨物自動車運送事業主力

グループ内外の貨物運送を担う。エリア・業態に特化した運送会社群でネットワークを構成。

主な製品・サービス1
一般貨物運送
路線便・チャーター便による企業間物流。

03海外物流センター事業副次

海外における物流センター事業(非連結子会社で展開)。

製品と技術

3PL物流サービス:設計から配送までの一貫請負

同社の核となる3PL物流サービスは、物流センターの設計・運営、在庫管理、流通加工、配送までをトータルで提供する。194の物流センターを全国に展開し、総面積約166万平方メートルを有する。食品・飲料を中心とした多品種の商品を扱い、ピッキングや流通加工(値札付け、袋詰めなど)も行う。共同配送により効率化を図り、顧客の物流コスト削減に貢献する。

貨物自動車運送:グループネットワークを活かした輸送

一般貨物運送は路線便とチャーター便により企業間物流を担う。グループ内には近物レックスや高塚運送など多くの運送会社があり、各地域の配送網を相互補完する。運賃値上げ交渉や貸切便収入の増加により、2026年3月期の貨物運送事業営業収益は545億円となった。ドライバー確保や労働環境改善も課題としている。

環境対応と物流効率化の取り組み

同社はESGへの取り組みとして、太陽光発電システムの導入によるCO2削減、入荷管理車両システムによる待機時間削減、低排出車両の導入、積載率向上や共同配送による車両効率化を進めている。倉庫施設にも環境負荷低減部材を導入。またDX推進により物流ロボットやAIを導入し、省力化と効率化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

陸運業、鉄道と物流の中堅

ハマキョウレックスは陸運業に属する企業だが、提供データに業績数値がなく、同業他社には東武鉄道や東急などの大手鉄道会社が名を連ねる。同社は鉄道会社ではない可能性が高く、物流・運送サービスを主力とする中堅企業と推測される。大手鉄道との規模差は大きく、地場密着型のサービス展開が特徴。

強み

  • 地域に根ざしたサービスで顧客との強固な関係構築。
  • 小規模組織で機動的な運営が可能、ニーズに即応。
  • 陸運業の枠内で物流・運送など多角的展開。
  • 大手が参入しにくいローカル市場でシェア確保。

課題

  • 大手鉄道グループと売上規模で大きな差があり競争劣位。
  • 業績データが無く、収益性や成長性が不明瞭。
  • 陸運業全体でドライバー不足、コスト増のリスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字がハマキョウレックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15975東プレ1,845億円9.1倍
29025鴻池運輸1,635億円10.7倍
39068丸全昭和運輸1,495億円11.1倍
49010富士急行1,434億円3.9倍
59037ハマキョウレックス1,395億円12.7倍
62146UTグループ1,395億円19.9倍
72874横浜冷凍1,302億円41.1倍
89039サカイ引越センター1,272億円14.1倍
99304澁澤倉庫1,258億円18.5倍
109090AZ-COM丸和ホールディングス1,214億円16.9倍
119008京王電鉄941億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

1971年の創業と協同運送への転換

1971年2月、静岡県浜松市で株式会社遠織輸送センターとして設立された。同年3月に静都運輸、12月に浜松協同運送と商号を変更し、本社を浜松市東三方町に置いた。創業時は一般区域貨物自動車運送事業を手掛けた。

倉庫業参入とハマキョウレックスへの社名変更

1990年6月、静岡県浜松市湖東町で倉庫業を開始し、物流センター事業の基盤を築く。1992年8月、本社を同市寺脇町に移転し、商号を株式会社ハマキョウレックスに変更した。これにより、3PL事業への本格的なシフトが始まる。

量販店向け合弁会社設立と株式上場

1993年4月、伊藤忠商事との合弁で株式会社スーパーレックスを設立し、大手量販店向け業務を開始。1997年9月に日本証券業協会に店頭登録。2001年2月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本市場からの資金調達が可能となった。2003年3月には市場第一部に指定された。

M&Aによるグループ拡大(2002-2004年)

2002年10月、東海乳菓運輸(静岡市)の株式70%を取得し連結子会社化。2004年8月、高塚運送(茨城県)を子会社化。同年10月、近物レックス(旧近鉄物流)の株式86.5%を公開買付けで取得し、関東・東海エリアのネットワークを強化した。これらの買収により、運送事業の規模が拡大した。

2009-2010年の連続買収と事業基盤の強化

2009年6月、松本運送(長野県)を子会社化。同年10月には大浜運輸(静岡県掛川市)と浜松興運(静岡県磐田市)の全株式を取得。2010年10月には東京都大田区のJALロジスティクス(現ロジ・レックス)の株式71.9%を取得し、航空貨物物流にも進出した。これらにより、グループの運送網は全国に拡大した。

安定成長と3PL事業の深化(2013年以降)

2013年3月期の営業収益は889億円だったが、2026年3月期には1,555億円に倍増した。物流センター事業を軸に、新センター建設やDX推進、物流ロボット導入による効率化を進めてきた。2026年3月期のROEは11.4%に達し、経営目標であるROE10%以上を達成している。

年表18件を開く

1970年代

  • 1971年2月創業株式会社遠織輸送センター設立、一般区域貨物自動車運送事業開始。
  • 1971年3月商号変更静都運輸株式会社に商号変更。
  • 1971年12月商号変更浜松協同運送株式会社に商号変更し、本社を静岡県浜松市東三方町に移転。

1980年代

  • 1984年6月創業自動車修理業及び自動車損害保険代理業会社として浜協サービス株式会社を設立。
  • 1985年3月自動車運送取扱業、自動車運送代弁業、自動車運送利用業開始。

1990年代

  • 1990年6月静岡県浜松市湖東町において倉庫業開始。
  • 1992年8月商号変更本社を静岡県浜松市寺脇町に移転。株式会社ハマキョウレックスに商号変更。
  • 1993年4月神奈川県相模原市に大手量販店向け業務取扱のため伊藤忠商事株式会社と合弁により株式会社スーパーレックス(現・連結子会社)を設立。
  • 1997年9月日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年代

  • 2001年2月上場東京証券取引所市場第二部へ当社株式を上場。
  • 2002年10月静岡県静岡市に本社のある東海乳菓運輸株式会社の株式を70.0%取得し、連結子会社とする。
  • 2003年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。
  • 2004年8月茨城県結城郡八千代町に本社のある高塚運送株式会社の株式70.0%を取得し、連結子会社とする。
  • 2004年10月上場静岡県駿東郡清水町に本社のある近鉄物流株式会社(2005年4月1日より近物レックス株式会社に商号変更)の株式を株式公開買付けにより86.5%取得し、連結子会社とする。
  • 2009年6月長野県塩尻市に本社のある松本運送株式会社の株式90.0%取得し、連結子会社とする。
  • 2009年10月静岡県掛川市に本社のある大浜運輸株式会社の株式100%取得し、連結子会社とする。
  • 2009年10月静岡県磐田市に本社のある浜松興運株式会社の株式100%取得し、連結子会社とする。

2010年代

  • 2010年10月商号変更東京都大田区に本社のある株式会社JALロジスティクス(2010年11月2日より株式会社ロジ・レックスに商号変更)の株式71.9%を取得し、連結子会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 1株当たり当期純利益(EPS)2027年3月期まで145.91円
  • 営業収益経常利益率2027年3月期まで10.4%
  • 自己資本当期純利益率(ROE)10%以上
  • 3PL新規受託件数年間15社

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存路線を軸とした事業展開

    物流センター(3PL)事業を成長ドライバーとし、顧客とのコミュニケーションを重視した提案型物流企業を目指す。

  2. 02

    3つのキーワードの徹底

    「日々収支」「全員参加」「コミュニケーション」の3つのキーワードを徹底し、更なる高みを目指す。

  3. 03

    3PL事業の積極投資

    新センター建設、DX推進による物流ロボット導入等の設備投資を行い、EC物流の受注拡大と自社配送を推進する。

  4. 04

    グループシナジーの強化

    近物レックスのターミナルを物流センター化し、東北・関東・東海・関西エリアでの3PL配送シナジーを強化する。またM&Aを継続する。

  5. 05

    新規顧客獲得とESGへの取組み

    毎期15社以上の3PL新規受託を目標とし、グループ全体で営業を実施。太陽光発電導入等の環境負荷低減に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,010人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は493万円で、9期前と比べて+5.4%平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は11.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,241
2018年3月4,448
2019年3月46742.09.04,742
2020年3月46142.59.14,908
2021年3月46243.110.05,080
2022年3月46943.110.15,079
2023年3月46942.810.15,176
2024年3月47843.210.15,778
2025年3月48243.510.15,813227
2026年3月49344.211.06,010246

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率38.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)56.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社26(国内 26 / 海外 0、うち連結子会社 26) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 静岡県駿東郡清水町298億円
貨物自動車運送事業・全社共通
本社 — 神奈川県相模原市中央区105億円
物流センター事業・全社共通
浜松常温センター — 静岡県浜松市中央区6,696百万円
物流センター事業
防府センター — 山口県防府市2,626百万円
物流センター事業
本社 — 静岡県浜松市中央区1,249百万円
貨物自動車運送事業
福井センター — 福井県あわら市1,225百万円
物流センター事業
袋井メディカルセンター — 静岡県袋井市徳光1,070百万円
物流センター事業
みよしセンター — 愛知県みよし市916百万円
物流センター事業
掛川センター — 静岡県掛川市812百万円
物流センター事業
中部メディカルセンター — 静岡県袋井市518百万円
物流センター事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社スーパーレックス
    神奈川県相模原市中央区 · 連結子会社
    議決権53.4%
  • 国内
    高塚運送株式会社
    茨城県結城郡八千代町 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    近物レックス株式会社(注)2、3
    静岡県駿東郡清水町 · 連結子会社
    議決権73.0%
  • 国内
    東海乳菓運輸株式会社
    静岡県静岡市葵区 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    松本運送株式会社
    長野県塩尻市 · 連結子会社
    議決権93.4%
  • 国内
    大浜運輸株式会社
    静岡県掛川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    浜松興運株式会社
    静岡県磐田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ロジ・レックス
    千葉県船橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    千葉三港運輸株式会社
    千葉県市原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    シュタープ株式会社
    新潟県新潟市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    藤栄運輸株式会社
    愛知県みよし市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    千代田運輸株式会社
    山口県防府市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社14社を開く
  • 株式会社HMKロジサービス大阪府大阪市中央区68%
  • 株式会社シティーライン福岡県糟屋郡志免町100%
  • 栄進急送株式会社兵庫県伊丹市100%
  • マルコ物流有限会社兵庫県伊丹市100%
  • 大一運送株式会社香川県綾歌郡100%
  • 中神運送株式会社愛知県豊橋市100%
  • 東日本急行株式会社東京都大田区100%
  • 株式会社山里物流サービス大阪府八尾市100%
  • 京阪久宝HD株式会社大阪府堺市80%
  • 株式会社サカイアゼットロジ神奈川県相模原市中央区100%
  • リケン株式会社静岡県袋井市100%
  • 石丸運輸株式会社大阪府大阪市大正区100%
  • 株式会社バンスポート静岡県藤枝市100%
  • 株式会社クラスター静岡県浜松市中央区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,555億円営業利益148億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+12.1%。

売上高
+6.0%
1,555億円
営業利益
+12.1%
148億円
純利益
+20.2%
107億円
営業利益率
9.5%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,655億円1,555億円
営業利益163億円148億円
純利益108億円107億円
1株あたり配当¥46¥46

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は414億円、営業利益は43億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q1,03514
2019年4Q1,15912
2020年4Q1,22514
2021年4Q1,18913
2022年4Q1,25117
2023年4Q1,31916
2024年4Q1,40621
2025年4Q1,467684.646
2026年4Q1,555764.959
2027年1Q4144310.430

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は889億円から1,555億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は9.5%。売上は5期、純利益は12期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8896031
2014年3月9206131
2015年3月9197039
2016年3月9528347
2017年3月9928451
2018年3月1,0359556
2019年3月1,15910459
2020年3月1,22510662
2021年3月1,18910964
2022年3月1,25112071
2023年3月1,31912374
2024年3月1,40613183
2025年3月1,4671321439.089
2026年3月1,5551481619.5107

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,555億円のうち、営業利益として残るのは148億円9.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は107億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金87.1%1,355億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.3%52億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.5%148億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+2.3pt
9.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.0pt
11.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが200億円、投資CFが−106億円で、差し引きのフリーCFは94億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は248億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月53−19−273448
2014年3月61−20−394150
2015年3月101−46−345571
2016年3月78−13331−5547
2017年3月118−19−569989
2018年3月117−45−717290
2019年3月126−17−56109143
2020年3月123−63−5460149
2021年3月115−75−4140148
2022年3月136−60−4276182
2023年3月137−30−58107231
2024年3月159−83−6576241
2025年3月141−111−5630217
2026年3月200−106−6294248

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,724億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,111億円で、自己資本比率は56.8%(業種中央値40.1%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月86931255731.0
2014年3月89234055233.0
2015年3月94238156135.2
2016年3月1,05847957940.0
2017年3月1,09653156542.7
2018年3月1,12558653945.9
2019年3月1,19264654647.4
2020年3月1,22869853049.9
2021年3月1,29375354051.1
2022年3月1,35781654152.7
2023年3月1,43088154954.1
2024年3月1,54995659354.2
2025年3月1,5941,01957556.2
2026年3月1,7241,11161256.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
265億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
855億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
612億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
87
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE56社中10位あたり、逆に低いのは配当利回り56社中26位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.4%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.5%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.8%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.0%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,835で、1年前と比べて+22.6%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥1,835-2.2%1ヶ月+2.9%1年+22.6%時価総額1,395億円
過去52週の値幅
安値¥1,501高値¥1,965

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.7倍
PER (会社予想)12.6倍
PBR1.37倍
配当利回り2.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり46で、前期から+19.3%いまの株価に対する利回りは2.51%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥46
1株あたり
配当利回り
2.51%
いまの株価に対して
配当性向
37.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1022.8
2018年3月1112.523.1
2019年3月1644.432.9
2020年3月187.732.0
2021年3月197.130.1
2022年3月2113.330.6
2023年3月2411.830.3
2024年3月3026.335.5
2025年3月3516.737.2
2026年3月4219.337.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥46

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,753人。区分でいちばん多いのは外国法人35.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.6%を占め、残る61.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人31.631.034.033.633.235.8
個人・その他23.423.923.122.723.523.8
金融機関27.627.525.524.926.522.9
事業法人15.815.915.715.615.615.7
自己株式1.21.21.21.32.72.7
証券会社1.51.71.73.21.11.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01エムエフカンパニー株式会社12.15
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.78
03BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)6.20
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.64
05CGML-LONDON EQUITY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)3.12
06大須賀 正孝3.05
07大須賀 秀徳2.63
08THE CHASE MANHATTAN BANK , N.A. LONDON SPECIAL ACCOUNT NO.1 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.05
09とぴあ浜松農業協同組合1.84
10和佐見 勝1.83

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    9.52%
    -1.13pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.53%
    +0.09pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.70%
    +0.17pt
  • 2026-05-21
    大須賀 正孝
    新規の大量保有報告
    3.05%
    +0.42pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−22%、1株純資産は14期で−18%。直近期のROEは11.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1861,61112.210.514.6
2014年3月1841,76110.97.616.1
2015年3月2331,98212.49.013.6
2016年3月2582,22512.57.515.9
2017年3月2662,46211.38.622.8
2018年3月2932,71711.312.223.1
2019年3月3112,97410.913.732.9
2020年3月3283,22810.68.032.0
2021年3月8587910.19.530.1
2022年3月9595210.37.630.6
2023年3月981,0309.98.230.3
2024年3月1111,11910.38.735.5
2025年3月1201,21010.310.737.2
2026年3月1451,32311.412.237.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額262百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大須賀正孝代表取締役 会長852,317,000
大須賀秀徳代表取締役 社長591,998,000
奥津靖雄専務 取締役 執行役員 統括本部長5412,000
山岡毅専務 取締役 執行役員 開発本 部長5012,000
那須田貴市取締役 執行役員5617,000
大津善敬取締役734,000
森猛取締役763,000
片田須美子取締役472,000
影山剛士取締役52
長谷川晃史常勤 監査役708,000
横原幸男監査役7644,000
杉山利明監査役787,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
森下常則常勤 監査役66
円谷和正監査役62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5231423647
社外取締役722223
監査役1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容614字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当企業グループは、当社及び子会社43社で構成され、物流センター事業をコアとする3PL物流と貨物自動車運送事業を主な業務とし、それぞれグループ内において相互に連携を図り、事業活動を展開しております。 当企業グループの事業内容及び当社と主な子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 セグメント   会社 物流センター事業   株式会社ハマキョウレックス(当社) 貨物自動車運送事業 物流センター事業   株式会社スーパーレックス 株式会社ロジ・レックス シュタープ株式会社 千代田運輸株式会社 株式会社HMKロジサービス 株式会社シティーライン 栄進急送株式会社 マルコ物流有限会社 東日本急行株式会社 京阪久宝HD株式会社 株式会社サカイアゼットロジ リケン株式会社 株式会社クラスター その他連結子会社3社 貨物自動車運送事業   近物レックス株式会社 高塚運送株式会社 東海乳菓運輸株式会社 松本運送株式会社 大浜運輸株式会社 浜松興運株式会社 千葉三港運輸株式会社 藤栄運輸株式会社 大一運送株式会社 中神運送株式会社 株式会社山里物流サービス 石丸運輸株式会社 株式会社バンスポート その他連結子会社9社 その他非連結子会社1社 海外物流センター事業   非連結子会社2社 その他事業   連結子会社1社 非連結子会社1社 事業の系統図は次のとおりであります。 (2026年3月31日付)
経営方針・対処すべき課題3,399字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 (経営理念) 当社は、「心」を経営の基本理念としております。 「物」に携わる者として、「人と接するときは、心を込めて」・「仕事をするときは、初心を忘れず前向きに」・「物を扱うときは、心を込めて丁寧に」・「物を運ぶときは、心を込めて安全に」・「如何なるときにも感謝の心を大切に」を基本テーマに取組んでおります。 (経営方針) 物流の役割は駅伝でいえば最終ランナー、地味ではあるが信頼された重要な存在。当企業グループは信頼に応えて効率的な事業活動の展開と継続的で質の高い成長を図り、お客様第一、品質第一を基本に、企業としての社会的責任を果たしてまいります。また、短期的な収益にとらわれず、長期的な視点に立った経営を行い、3PL物流における質的内容の日本一を目指します。 (2)目標とする経営指標 当企業グループは、株主持分単位当たりの成長性及び収益体質の強化を重視する観点から、1株当たり当期純利益(EPS)及び営業収益経常利益率を経営指標としており、自己資本当期純利益率(ROE)10%以上を継続的に達成することを目指してまいります。2026年3月までの具体的な目標値は、次のとおりであります。 なお、具体的な取り組みにつきましては、「(4)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。 経営目標   2023年 3月期実績   2024年 3月期実績   2025年 3月期実績   2026年 3月期実績   2027年 3月期計画 1.1株当たり当期純利益(EPS)(円)   98.48   110.64   120.13   144.83   145.91 2.営業収益経常利益率(%)   9.3   9.3   9.7   10.3   10.4 (注)当社は、2024年10月1日付けで普通株式1株に付き4株の割合で株式分割を行っております。2023年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 ①既存路線を軸とした事業展開 物流センター(3PL)事業を成長ドライバーとした拡大戦略をとってまいります。 お客様とのコミュニケーションを重視し、提案型物流企業を目指してまいります。 ②3つのキーワードを中心とした取組みの継続 当社が重要視している、「日々収支」、「全員参加」、「コミュニケーション」の3つのキーワードを徹底し、更なる高みを目指し挑戦してまいります。 ③3PL事業を軸とする事業展開 新センターの建設、DX推進による物流ロボットの導入等により積極的な設備投資を行い、更なる成長を目指します。 EC物流センターのノウハウを活かし、成長見込まれるEC物流の受注拡大(ラストワンマイル)と自社配送を推進いたします。 ④物流センター(3PL)事業とグループ会社間の融合 近物レックスのターミナルを物流センター化し、シナジー強化を図ります。 近物レックスの拠点網が充実している東北・関東・東海・関西エリアなどを始めとして、3PL配送のグループシナ ジー強化を目指します。 ⑤新規顧客獲得に向けた取組み 3PL新規受託件数年間目標15社を目指します。 既存の組織・職務・各グループ会社にとらわれず、グループ全体での新規顧客獲得にむけた営業を行ってまいります。 海外への進出につきましては、日本国内の顧客への満足度向上のためニーズに応じた海外展開を図ってまいります。 ⑥貨物自動車運送事業の取り組み グループシナジーを活かした物量増加の取り組みを推進します。 ドライバー確保のための運賃是正の推進及び労働環境の改善を目指します。 ⑦M&Aの継続 3PL事業、貨物自動車運送事業においてシナジー効果を創出できるM&Aの取り組みを継続いたします。 ⑧ESG(環境)への取組み 物流企業としての社会的責任を果たすため、環境負荷の軽減に取り組みます。 太陽光発電システム導入によるCO2削減 入荷管理車両システムの導入による車両待機時間削減 CO2排出量の少ない車両の導入 積載率の向上及び共配による車両効率の向上 倉庫施設への環境負荷低減部材の導入 SDGsの推進 (4)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善政策の効果やインバウンド需要の高まりにより、 緩やかに持ち直しの動きが見られるものの、資源や原材料の価格高騰による物価上昇等の影響や米国の政策動向、 為替変動により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 当業界におきましても、原油価格の高騰や人手不足等、経営環境は引続き厳しい状況が続いております。 また、EC通販市場の拡大や消費者のニーズの変化に応じた物流の多頻度化、小口化の進展への対応や貨物自動車運送事業におけるドライバー不足をはじめとした将来を担う人材の確保、ロボット・AI導入による省力化への取り組みは業界を通じた課題となっております。 このような日々変化する社会環境の中、当企業グループといたしましては、中長期的な経営戦略を着実に推し進め、お客様の物流利益創出に貢献すべく、下記の優先的に対処すべき課題に取り組んでまいります。 ① 収益体質の強化 日々収支の取組み強化や、より効率的なシステム提案、ロボット・AIの導入等によって既存センターの効率アップを図るとともに、センター立上時の初期コスト低減及び早期安定稼働を図るため、各支社・管理本部を含めた全社を挙げたサポート強化を図ってまいります。また、グループ間の更なる情報共有化を進め、業務品質の向上、グループ間取引の拡大、インフラの有効活用によるシナジー効果を強めてまいります。 ② 顧客満足度及び物流品質の向上 全員参加による顧客訪問の徹底や組織変更等により、お客様とのコミュニケーションをより強化してまいります。小ロット翌日午前配送や在庫を持たないスルー型物流、EC物流等、時代の変化とともにお客様のニーズも変化しております。この変化するニーズを的確にとらえ、スピード感のある問題解決型の提案をし、お客様へ“気付き”をご提供できるよう努力してまいります。また、クレーム発生の日々管理を組織的に行い、グループ全体の知恵を結集して、迅速な対応、物流品質の向上を目指します。 ③ 新規顧客の開拓 営業推進担当を中心に、より積極的な新規営業を実施してまいります。その取組みとして、全社的な新規営業会議を定期に開催し、新規顧客の開拓をしてまいります。また、グループ間での情報交換を組織的に行い、グループ全体での共同営業活動を実施し、グループ全体での収益確保に向け取組んでまいります。目標として、毎期15社以上の新規受託を目指します。 ④ 人材の確保と育成 従来どおり、OJTを中心とした人材育成を行ってまいります。グループ全体を対象とする社内研修「大須賀塾」の継続、センター長試験の充実、更には中途採用枠の積極設定により、次代を担う人材の確保と育成に努めてまいります。また、運賃是正の推進や労働環境の改善によるドライバーの確保、人材派遣の自社雇用化を促進し、より生産性の高い体質を構築してまいります。 ⑤ 管理体制の充実・強化 日々管理を再度周知徹底するとともに、各支社・管理本部が管轄にとらわれることなく相互に連携し、多角的にサポート・管理監督を行ってまいります。また、不正経理の再発防止のため、更なる管理強化、内部統制・コンプライアンスの遵守を徹底し、健全な企業体質を構築してまいります。 ⑥ 環境問題への取組み 物流企業としての社会的責任を果たすため、環境負荷の軽減に取り組みます。当社の事業活動が地球環境に与える影響を認識し、事業用車輌の排出ガス削減のため、車輌の積載効率の向上による使用車輌数の削減を図るとともに、車輌の点検整備を強化いたします。また、太陽光発電設備の導入や環境配慮車輛の導入を促進し、エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量の削減に取組んでまいります。 (5)その他、会社の経営上重要な事項 該当事項はありません。
事業等のリスク2,265字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当企業グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 ① 1年更新の物流契約による影響 契約期間が1年で、「双方異議申し出がない場合は、更に1年自動延長するものとする」となっている契約が多くあります。したがって、契約解消リスクが1年更新時ごとに存在しており、業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このリスク管理として、「一取引先の営業収益は全体の10%以内に分散し、影響を軽微なものにする」ことを基本としており、現在、営業収益における割合が10%以上を占める大口のお取引先様は一つもありません。また、取引中止があってはならないよう「信頼される物流体制の維持・向上」に努力しております。 ② 特有の法的規制違反による影響 過積載等の違反を犯した場合、累積件数により貨物自動車運送事業法による車輌停止・事業の停止、許可の取消処分等の罰則を受ける場合があります。事業停止を受けた場合は業績に大きく影響を及ぼします。これらの管理として安全衛生委員会等の会議を毎月開催し、指導徹底を図っております。 ③ 災害等による影響 当企業グループは物流センター事業や貨物自動車運送事業を行っておりますが、物流センター等の営業拠点は東海地区を中心に点在しております。万一、南海トラフ地震、東海地震等の大規模災害が発生した場合、施設の被災や交通網の混乱などにより、業績にも多大な影響が見込まれます。大地震に限りませんが自然災害等による被害の影響を最小限に抑えるべく、定期的な防災訓練の実施や設備等の耐震性対策、ネットワーク構築、車輌出動態勢、緊急連絡網等の予防策を講じております。 ④ 原油価格の変動 営業用車輌の燃料として軽油を使用しておりますが、原油価格・為替レートの変動により軽油の購入価格が変動いたします。想定以上に値上がりした場合や、運送コスト増加相当分を運賃に転嫁できない場合は、当企業グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、軽油単価につきましては、最近の情勢をもとに計算しております。軽油単価の変動による次期連結会計年度の影響につきましては、1リットル当たりの単価1円の変動により、年間40百万円となります。 ⑤ 金利の変動 当企業グループでは、営業拠点の新設や車輌の代替のために継続的な設備投資を行っており、主に金融機関からの借入金を充当しております。有利子負債の削減に努め、借入金は金利の固定化を進めておりますが、今後の市場金利の動向によっては当企業グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ システムダウンによる影響 当企業グループでは、センター業務、運送管理等をシステムにて管理しております。災害やコンピューターウイルス等によりシステムがダウンまたは破壊された場合、業務に多大な被害を受ける可能性があります。被害を防御、及び最小限に抑えるべく、ウイルス対策やデータのバックアップ等の予防策を講じております。 ⑦ 情報漏洩による影響 当企業グループでは、物流業務受注に際し、お取引先様の情報を取り扱っております。コンプライアンスや情報管理の徹底を社内教育により図っておりますが、情報の漏洩やデータ損失の事態が生じた場合、社会的信用の低下を招くほか、損害賠償請求等を受け、当企業グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 経済動向等による影響 当企業グループは、主としてアパレル、食品、医療、日用雑貨を取り扱う物流センターの運営やトラックによる貨物運送を行っており、経済、景気動向及びお取引先様の業況等の変動により影響を受ける可能性があります。国内景気の大幅な落ち込みが生じた場合、当企業グループの取扱業務量が減少し、業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 重大な事故等の発生 当企業グループは、公道を利用してトラックによる顧客の商品、製品の輸送を行っております。安全衛生委員会等を定期に開催し、社員教育等、交通安全・事故防止の取り組みを行っておりますが、万一重大な事故や違反等が発生した場合には、被害者からの訴訟や顧客の信頼や社会的信用の低下、車輌の使用停止や営業停止の行政処分等、当企業グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 環境規制による影響 当企業グループでは多数のトラックを使用して事業展開しており、様々な環境関連法令の適用を受けています。当企業グループではこれら法令を遵守し、低公害車の導入やエコドライブの実践等環境対策を自主的に進めておりますが、想定を上回る環境規制が実施された場合、対策のための費用増加等により当企業グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 人材の確保 当企業グループは労働集約型の事業を展開しており、事業を行う上で質の高い人材の確保が必要であります。中途採用枠の積極設定や人材派遣の自社雇用化を推進する等、人材確保に努めておりますが、計画する人材の十分な確保ができない場合や大量な流出があった場合には当企業グループの業績と財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,461字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概況 当連結会計年度における当企業グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善やインバウンド需要の高まりにより、緩やかな回復傾向が続いております。一方で、米国の政策動向や為替変動、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー、原材料価格の高騰リスク等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 当業界におきましても、原油価格の高騰や人手不足等、経営環境は引続き厳しい状況が続いております。 こうした中、当企業グループの当連結会計年度は、営業収益1,555億円(前年同期比6.0%増)、営業利益147億61百万円(同11.7%増)、経常利益160億80百万円(同12.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益107億20百万円(同20.0%増)となりました。 各セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。 (営業収益につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおりません) (物流センター事業) 当連結会計年度の営業収益は1,009億37百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は130億68百万円(同11.4%増)となりました。 増収増益の主な要因につきましては、物流センター運営の充実と前連結会計年度及び当連結会計年度に受託した新規センターが順次業績に寄与したこと、M&Aによる効果等によるものであります。 また、新規受託の概況につきましては、15社の物流を受託しております。 稼働状況につきましては、前期受託した1社を含めた16社のうち15社が稼働しております。残り1社につきましては、2026年度の稼働を目指して準備を進めてまいります。 なお、物流センターの総数は、194センターとなっております。 引続き日々収支、全員参加、コミュニケーションを徹底して行い、収支改善に向け取り組んでまいります。 (貨物自動車運送事業) 当連結会計年度の営業収益は545億62百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は17億12百万円(同17.5%増)となりました。 増収増益の主な要因につきましては、運賃値上げ交渉による効果や貸切便収入の増加、M&Aによる効果等によるものであります。 今後につきましては、輸送物量の増加、管理強化による輸送コストの抑制に努めるとともに、近物レックス(株)において、事業開発の専門部署を中心とした、新規案件の獲得やグループ内での取引拡大を進め、収益性の向上に努めてまいります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より31億36百万円 増加し、247億88百万円になりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、199億68百万円の資金獲得となりました。これは主に税金等調整前当期純利益170億83百万円、減価償却費68億57百万円により増加し、法人税の支払い45億12百万円によって減少したことによるものであります。これにより営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ58億56百万円資金獲得が増加しております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、105億87百万円の資金使用となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出98億52百万円の資金使用によるものであります。これにより投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ4億89百万円資金使用が減少しております。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、62億44百万円の資金使用となりました。これは主に長期借入金の返済に よる支出35億27百万円、リース債務の返済による支出21億9百万円、配当金の支払額27億75百万円によるものであ ります。これにより財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ6億91百万円資金使用が増加し ております。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産及び受注の実績 当企業グループの各事業は、受注生産形態をとらないため、セグメント毎に生産金額及び受注金額を示すことはしておりません。 b.営業収益の実績 当連結会計年度における営業収益実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 物流センター事業   100,937   6.7 貨物自動車運送事業   54,562   4.8 合計   155,500   6.0 物流センター事業におけるセンター施設能力は次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) センター数   面積(㎡)   センター数 増減   センター数   面積(㎡)   センター数 増減 物流センター事業   193   1,599,889   7   194   1,660,884   1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当企業グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項の記載につきましては、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 ①当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.当企業グループの目標とする経営指標と当連結会計年度の実績は次のとおりであります。 指標   前連結会計年度実績   当連結会計年度目標   当連結会計年度実績 営業収益(百万円)   146,668   153,000   155,500 営業利益(百万円)   13,213   13,900   14,761 経常利益(百万円)   14,279   15,000   16,080 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   8,931   9,400   10,720 1株当たり当期純利益(円)   120.13   126.43   144.83 営業収益経常利益率(%)   9.7   9.8   10.3 自己資本当期純利益率(ROE)(%)   10.3   10.1   11.4 当企業グループは株主持分単位当たりの成長性及び収益体質の強化を重視する観点から引き続き「日々収支」「全員参加」「コミュニケーション」の3つのキーワードを深化させ、物流センター(3PL)事業を軸とする事業展開をしてまいりました。 この結果、1株当たり当期純利益は144.83円、営業収益経常利益率10.3%、ROE11.4%となり、1株当たり当期純利益につきましては、前連結会計年度実績及び当連結会計年度の目標を上回り、ROEにつきましても10%以上を達成しております。 b.営業外損益 重要と考える項目は支払利息であり、参考数値の推移は次のとおりであります。 回次   第51期   第52期   第53期   第54期   第55期 借入金残高(百万円)   22,698   21,700   23,512   24,340   24,811 ① 支払利息(百万円)   142   138   149   186   265 ② 営業利益(百万円)   11,114   11,548   12,569   13,213   14,761 ①÷②(%)   1.3   1.2   1.2   1.4   1.8 営業収益経常利益率(%)   9.6   9.3   9.3   9.7   10.3 グループ会社の増加に伴い、借入金残高及び支払利息が増加となっております。借入金の返済を促進し、金利の変動リスクをおさえるため金利の固定化を進め、支払利息の圧縮を進めてまいります。 c.特別損益 特別利益につきましては、固定資産売却益941百万円、負ののれん発生益120百万円、投資有価証券売却益54百万円、その他12百万円が発生しております。 また、特別損失につきましては、物流センター移転閉鎖損失21百万円、和解金17百万円、固定資産除却損72百万円、災害による損失16百万円が発生しております。 ②財政状態の分析 資産、負債及び純資産の状況 当企業グループの当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比129億14百万円増加し、1,723億60百万円となりました。これは主に、設備投資により固定資産が増加したことと、連結子会社が増加したことによるものであります。 負債につきましては、前連結会計年度末比36億99百万円増加し、612億48百万円となりました。これは主に、連結子会社が増加したことによるものであります。 純資産につきましては、前連結会計年度末比92億14百万円増加し、1,111億11百万円となりました。これは主に、当期純利益117億79百万円の計上と、剰余金の配当による27億75百万円の減少によるものであります。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の56.2%から56.8%へと増加しております。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動により199億68百万円増加、投資活動により105億87百万円減少、財務活動により62億44百万円減少した結果、前連結会計年度末に比べ31億36百万円増加し、247億88百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益170億83百万円、減価償却費68億57百万円の計上による増加がありましたが、法人税の支払い45億12百万円等の減少があり、199億68百万円の資金獲得となりました。前連結会計年度から58億56百万円の資金獲得増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 新規物流センターの建設等の有形固定資産の取得による支出などにより105億87百万円の資金使用となりました。前連結会計年度から4億89百万円の資金使用減少となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 長期借入金の返済による支出35億27百万円及びリース債務の返済による支出21億9百万円、配当金の支払い額27億75百万円等により、62億44百万円の資金使用となりました。前連結会計年度から6億91百万円の資金使用増加となりました。 当企業グループの運転資金需要のうち主なものは、地代家賃、人件費、下払い運賃の他、一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社、関係会社株式の取得等によるものであります。 当企業グループはこれらの資金需要について主に手元の現金及び現金同等物と営業活動から獲得した現金により調達する予定であり、資金状況に応じて金融機関から借入れによる資金調達を基本としております。 また、当企業グループは事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、当連結会計年度末において、現在必要とされる資金水準を十分に満たす流動性を保持していると考えております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当企業グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 a.固定資産 当企業グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候は、主として物流センター等の営業損益が継続してマイナスとなる場合、固定資産の時価が著しく下落した場合、あるいは荷主様との取引終了等で回収可能価額を著しく低下させる変化がある場合に把握しております。減損の兆候があると判定した資産又は資産グループに関する減損損失の認識及び測定に当たっては、慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 なお、固定資産の減損の検討対象資産の主要な部分を占める有形固定資産は、当連結会計年度末において1,106億29百万円であり、物流センター事業624億70百万円及び貨物自動車運送事業481億59百万円で構成されております。 b.投資有価証券 当企業グループは、保有する有価証券について、時価のあるものについては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合に時価まで減損処理を行い、30%以上50%未満下落した株式等の減損にあっては、個別銘柄毎にその回復可能性を総合的に検討し実施することとしております。また、時価のない有価証券については1株あたり純資産額が取得原価の50%以下になった場合に、減損処理を行っております。将来、株式の市況又は投資先の業績が悪化した場合には、さらなる評価損の計上が必要となる可能性があります。 c.繰延税金資産 当企業グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 d.貸倒引当金 当企業グループは、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。将来、取引先の財務状況等が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。 e.退職給付 従業員の退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されています。これらの前提条件には、割引率、将来の報酬水準及び退職率などが含まれます。当企業グループは、割引率を主に優良社債の金利により決定しているほか、報酬水準の増加率及び従業員の平均勤務期間については当企業グループの過去の実績値に基づいて決定しています。 f.のれん 当企業グループは、のれんに関して効果の発現する期間を見積り、その期間で定額法により償却しておりますが、その資産性の評価について検討した結果、当初想定したキャッシュ・フローが見込めなくなった場合に、評価の切り下げを行う可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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