概要
鴻池運輸は、大阪市中央区に本社を置く大手総合物流企業である。連結従業員数17,016名、2025年3月期の売上高3,450億円、営業利益214億円(営業利益率6.2%)と安定した収益基盤を持つ。創業以来の伝統を活かし、貨物自動車運送、港湾運送、倉庫業など幅広い物流サービスを展開。特に国際複合一貫輸送や3PL事業に強みを持ち、関西地盤ながら全国規模で事業を拡大している。
複合ソリューション・国内物流・国際物流の三事業体制
鴻池運輸の事業は複合ソリューション、国内物流、国際物流の三つに区分される。2026年3月期のセグメント別売上高は複合ソリューション事業が2,319億85百万円(全体の65.2%)、国内物流事業が565億13百万円(15.9%)、国際物流事業が670億28百万円(18.9%)である。複合ソリューション事業が最大の収益源であり、利益面でも238億64百万円と全社営業利益の大部分を占める。国内物流事業は安定した食品・一般貨物の物流需要を、国際物流事業は海外企業の連結効果や航空貨物の変動に影響される。
複合ソリューション事業の幅広いサービス領域
複合ソリューション事業は、鉄鋼・非鉄・ガス・化学などの素材産業から食品・日用品の消費産業、航空、医療まで多様な業種を顧客とする。具体的な業務は、工場構内での資材受入・製造請負・運搬・検査、物流センター運営、医療機器の滅菌消毒・搬送、産業廃棄物の収集運搬・リサイクル、プラント設備の設計・施工・保全に及ぶ。単なる運搬に留まらず、顧客の生産工程全体を請け負うことで生産効率向上とコストダウンを支援する。同分野の主な関係会社に鴻池メディカル、コウノイケ・エアポートサービス、鳳テックなどがある。
全国の冷凍冷蔵倉庫を基盤とする国内物流事業
国内物流事業は、全国の冷凍・冷蔵倉庫を拠点にした定温物流とドライ倉庫による一般物流で構成される。定温物流では冷凍食品や生鮮食品などの温度管理輸送を、一般物流では機械・衣料品などの保管・配送を提供する。主要顧客は食品製造業、流通・小売業(スーパー、コンビニ)、機械・機器製造業など。子会社として九州産交運輸、関西陸運、日本空輸などを擁する。2026年3月期の売上高は565億13百万円と微増だが、一部得意先の業務撤退により利益は34億48百万円と前年比4.6%減となった。
国際物流事業の海外ネットワークと注力地域
国際物流事業は、海上・航空貨物のフォワーディング、輸出入貨物の倉庫業務、国際複合一貫輸送、海外での物流サービスを提供する。特にインドと北中米を成長の注力地域に位置づけ、鉄鋼スラグ処理会社FSNLの連結化やロサンゼルスでの定温倉庫増床を進めている。子会社は北米、中国、香港、ベトナム、タイ、ミャンマー、インドなどに広がる。2026年3月期の売上高は670億28百万円と前年比6.4%減(航空貨物取扱量減が響いた)だが、海外案件の獲得で中長期的な成長を目指す。
業界の中での役割は複合物流・工程請負企業(生産工程から物流・国際フォワーディングまで一貫)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01複合ソリューション事業主力
鉄鋼・金属・ガス・化学などの素材産業、食品・日用品の消費産業、航空、医療など幅広い業種向けに、工場内の資材受入・製造請負・運搬・検査、物流センター運営、医療機器滅菌、廃棄物処理、設備保全など多岐にわたる業務請負を提供。顧客の生産効率・品質向上とコストダウンを総合的に支援。
主要顧客鉄鋼メーカー、非鉄金属メーカー、ガス会社、化学メーカー、食品メーカー、日用品メーカー、航空会社、医療機関、医療機器メーカー
- 生産工程請負
- 顧客工場内での資材受入、製造請負、構内運搬、製品検査等の業務受託。
- 流通加工・物流センター運営
- 工場・配送センターにおける製品入出庫、配送、流通加工業務の請負。
- 医療機器滅菌・搬送
- 医療機器の滅菌消毒、病院内での医療機器洗浄・輸送サービス。
- 産業廃棄物収集運搬・リサイクル
- 産業廃棄物の収集運搬、製鉄所における再資源化原料のリサイクル業務。
- プラントエンジニアリング
- 工場プラント設備の設計・施工・設備保全。
02国内物流事業準主力
全国の冷凍・冷蔵倉庫を拠点とした定温物流(食品・飲料等の温度管理輸送)と、ドライ倉庫による一般物流(機械・衣料品等の保管・配送)を提供。一貫した物流サービスで顧客のサプライチェーンを支える。
主要顧客食品製造業(飲料・食品・食品原料メーカー)、流通・小売業(スーパー、コンビニ、卸)、機械・機器製造業、衣料品取扱業、小売業(量販店)
- 定温物流サービス
- 冷凍・冷蔵倉庫の運営と、冷凍食品・冷蔵食品等の温度管理下でのトラック輸送。
- 一般物流サービス
- ドライ倉庫の運営と、機械・衣料品等の一般貨物のトラック輸送。
03国際物流事業準主力
海上・航空貨物のフォワーディング、輸出入貨物の倉庫業務、国際複合一貫輸送のアレンジ、海外における物流・定温物流・プラント輸送施工等を提供。商社やメーカーの海外事業展開をサポート。
主要顧客商社、メーカー
- フォワーディング業務
- 国際間輸送のアレンジ・提供(航空・海運・港湾・陸上を組み合わせた国際複合一貫輸送)、貿易事務受託。
- 港湾倉庫運営
- 輸出入貨物の一時保管・流通加工を行う港湾倉庫の運営。
- 海外物流サービス
- 海外拠点での定温物流・一般物流、プラント設備の輸送・施工。
04その他その他
報告セグメントに含まれない事業として、ソフトウェア開発・保守、情報処理受託等のITサービスを提供。
製品と技術
生産工程請負と物流センター運営からなる複合ソリューション
複合ソリューション事業の中心は、顧客の工場や物流センター内での業務請負である。生産工程領域では資材・原料の受入、製造請負、構内運搬、製品検査を提供。流通工程領域では製品入出庫、配送、流通加工を担う。さらに医療機器の滅菌消毒や病院内洗浄・輸送、産業廃棄物の収集運搬・リサイクル、工場プラント設備の設計・施工・保全まで手掛ける。これらのサービスは単独でも組み合わせても提供され、顧客の事業課題に応じた「複合的なソリューション」として機能する。
冷凍冷蔵倉庫を核とした定温物流と一般物流
国内物流事業では、全国に保有する冷凍・冷蔵倉庫を拠点にした定温物流と、ドライ倉庫による一般物流を展開する。定温物流では、冷凍食品や生鮮食品などの温度管理が必要な商品を、倉庫運営から温度管理下のトラック輸送まで一貫して提供。一般物流では、機械・衣料品などの一般貨物の保管と配送を行う。食品製造業や流通小売業、機械機器製造業などが主要顧客であり、サプライチェーン全体を効率化するサービスが強みである。
国際複合一貫輸送を軸としたフォワーディングと海外物流
国際物流事業では、海上・航空貨物のフォワーディング業務を通じて国際複合一貫輸送を提供する。航空、海運、港湾、陸上輸送を組み合わせ、生鮮食品から精密部品まで幅広い貨物の国際輸送をアレンジ。貿易事務の受託も行う。海外では、北米、中国、東南アジア、インドに拠点を持ち、定温物流や一般物流、プラント設備の輸送・施工サービスを現地で提供する。特にインドでは鉄鋼スラグ処理の大型案件を手掛け、北中米では冷蔵冷蔵倉庫の増強を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
陸運業のなかでの位置
総合物流で中堅、内需依存型
鴻池運輸は総合物流業者で、売上高は3,000億円超と業界内では中堅に位置する。同業のSBSホールディングスなどと比較すると規模は小さいが、特定のモードに偏らない総合物流サービスを強みとする。鉄道会社のような旅客輸送を持たず、陸運業の中では貨物物流に特化したビジネスモデルであり、内需依存度が高い。収益性は営業利益率6%前後で安定しているが、成長性はやや鈍い。
強み
- 売上高3,000億超、営業利益率6%前後と安定した収益を確保。
- 保管、配送、国際輸送など多岐にわたるサービスを一貫提供。
- 幅広い業種の顧客を持ち、特定顧客への依存度が低い。
- 自己資本比率が高く、財務リスクが低い。
課題
- 売上成長率は年5%程度と緩やかで、大型投資機会が限定的。
- 国内経済の低迷や物流需要減少の影響を受けやすい。
- SBSホールディングスなど同業との競争が激しく、価格競争にさらされる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
物流・運輸の時価総額近傍。太字が鴻池運輸
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9031西日本鉄道 | 2,482億円 | 7.4倍 |
| 2 | 1333Umios | 1,976億円 | 8.9倍 |
| 3 | 2384SBSホールディングス | 1,954億円 | 9.8倍 |
| 4 | 9119飯野海運 | 1,886億円 | 11.9倍 |
| 5 | 5975東プレ | 1,845億円 | 9.1倍 |
| 6 | 9025鴻池運輸 | 1,635億円 | 10.7倍 |
| 7 | 9068丸全昭和運輸 | 1,495億円 | 11.1倍 |
| 8 | 9010富士急行 | 1,434億円 | 3.9倍 |
| 9 | 2146UTグループ | 1,395億円 | 19.9倍 |
| 10 | 9037ハマキョウレックス | 1,395億円 | 12.7倍 |
| 11 | 2874横浜冷凍 | 1,302億円 | 41.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
1880年の創業から鴻池組の一部門へ
鴻池運輸の起源は1880年(明治13年)5月、故・鴻池忠治郎が大阪・伝法(現・此花区)で労働供給業・運輸業を始めたことにさかのぼる。1900年には鉄鋼分野で工場構内荷役・運搬作業を開始。1918年6月に株式会社鴻池組(設立資本金100万円)が設立され、運輸部門は同社の運搬部として組み込まれた。この時代、鉄鋼業の成長とともに構内物流の需要が高まり、後の複合ソリューション事業の基盤が築かれた。
1945年の独立と戦後の事業拡大
1945年5月、株式会社鴻池組から運輸事業の一切を継承し、鴻池運輸株式会社を設立(資本金350万円)。第二次世界大戦直後で経済混乱の中での出発だった。1951年1月に食品分野へ進出し、同年7月には港湾運送事業法に基づく港湾運送業者として登録。1962年6月に倉庫業、1963年2月に海上貨物運送事業を開始。1968年4月には本店を大阪市此花区から東区(現・中央区)に移転し、事業拡大の拠点とした。
関連会社の設立と事業多角化の1970年代
1970年3月、鹿島選鉱株式会社(現・株式会社エコイノベーション)へ出資し産業廃棄物処分事業を開始。1975年12月には関西陸運株式会社を傘下に収め、陸運ネットワークを強化。1978年5月のアサハンプロジェクト参加を機に空港関連事業の基礎を築き、1979年9月の日本空輸株式会社への出資で航空貨物運送事業に参入した。1981年5月には千代田検査工業株式会社を設立し、検査業務の領域を拡大。この時期、物流から周辺サービスへ事業の幅が広がった。
1980年代の国際展開と定温物流への本格参入
1984年10月にシンガポール進出、1985年1月に中国(北京)・アメリカ(ロサンゼルス)進出と海外展開を加速。1985年4月には現地法人Konoike Transport & Engineering (USA), Inc.を設立した。同年3月には定温物流事業を開始し、冷凍冷蔵倉庫網の構築に着手。1986年6月にコウノイケ・パーソネルサービス(現・コウノイケ・スカイサポート)を設立し、空港グランドハンドリング分野にも進出した。1989年5月には香港法人を設立し、アジアでの拠点を拡充した。
アジア新興国への展開と医療事業参入の1990年代
1993年7月にベトナム(ホーチミン)進出。1994年7月、株式会社メディカル・システム・サービス北関東(現・鴻池メディカル)を設立し医療関連事業に参入。1995年4月には中国の合弁会社青島遠洋鴻池物流有限公司を設立、1996年12月にはベトナムでKonoike Vinatrans Logistics Co., Ltd.を設立した。1994年4月にはロサンゼルスにKonoike-Pacific California, Inc.を設立し、北米での物流基盤を強化。アジアと北米の両軸で国際物流ネットワークを広げた。
2000年代以降のさらなる成長と中期経営計画
2000年1月にフィリピン(マニラ)に進出。その後もインド、カナダなどへの投資を継続し、2025年3月期の売上高は3,450億円に達した。2026年3月期より中期経営計画2027をスタートし、海外事業拡大(特にインド・北中米)と国内事業の成長加速(メディカル・空港分野の強化)を掲げる。売上高は3,555億55百万円、営業利益227億85百万円と過去最高を更新した。一方で日中関係悪化による空港事業の減便影響など課題も抱える。
年表31件を開く
1880年代
- 1880年5月故・鴻池忠治郎が大阪、伝法の地(現在の大阪市此花区)で労働供給業・運輸業を開始。
1900年代
- 1900年5月鉄鋼分野において工場構内荷役・運搬作業を開始。
1910年代
- 1918年6月㈱鴻池組設立(設立資本金100万円)。運輸部門は同社の運搬部となる。
1940年代
- 1945年5月㈱鴻池組より運輸事業の一切を継承して鴻池運輸㈱を設立(設立資本金350万円)。
1950年代
- 1951年1月食品分野において荷役・運搬作業を開始。
- 1951年7月港湾運送業者として登録(港湾運送事業法制定)。
1960年代
- 1962年6月倉庫業を開始。
- 1963年2月海上貨物運送事業を開始。
- 1963年5月鳳梱包㈱[現・鳳テック㈱(現・連結子会社)]へ出資、設立。
- 1968年4月本店事務所を大阪市此花区より大阪市東区(現・中央区)に移転。
1970年代
- 1970年3月鹿島選鉱㈱[現・㈱エコイノベーション(現・連結子会社)]へ出資、設立。産業廃棄物処分事業を開始。
- 1972年5月島屋興産㈱[現・コウノイケ・コーポレートサービス㈱(現・連結子会社)]を設立。
- 1975年12月関西陸運㈱(現・連結子会社)へ出資、経営権を取得。
- 1978年5月アサハンプロジェクトに参加。
- 1979年9月日本空輸㈱(現・連結子会社)へ出資、航空貨物運送事業を開始。
1980年代
- 1981年5月千代田検査工業㈱(現・連結子会社)を設立。
- 1984年4月㈱ニチウン(現・連結子会社)へ出資、経営権を取得。
- 1984年10月シンガポールに進出。
- 1985年1月中国(北京)に進出。アメリカ(ロサンゼルス)に進出。
- 1985年3月定温物流事業を開始。
- 1985年4月ロサンゼルスに現地法人Konoike Transport & Engineering (USA), Inc.(現・連結子会社)を設立。
- 1985年12月佐野運輸㈱(現・連結子会社)へ出資、経営権を取得。
- 1986年6月コウノイケ・パーソネルサービス㈱[現・コウノイケ・スカイサポート㈱(現・連結子会社)]を設立。
- 1989年5月香港に現地法人Konoike Transport & Engineering (H.K.) Ltd.(現・連結子会社)を設立。
1990年代
- 1991年3月コウノイケ・エアポート・エンジニアリング㈱[現・コウノイケ・エアポートサービス㈱(現・連結子会社)]を設立、空港関連事業を開始。
- 1993年7月ベトナム(ホーチミン)に進出。
- 1994年4月ロサンゼルスに現地法人Konoike-Pacific California, Inc.(現・連結子会社)を設立。
- 1994年7月㈱メディカル・システム・サービス北関東[現・鴻池メディカル㈱(現・連結子会社)]を設立、医療関連事業を開始。
- 1995年4月中国に合弁会社青島遠洋鴻池冷蔵有限公司[現・青島遠洋鴻池物流有限公司(連結子会社)]を設立。
- 1996年12月ベトナムに合弁会社The Japan Vietnam Transportation Co.,Ltd.[現・Konoike Vinatrans Logistics Co., Ltd.(現・連結子会社)]を設立。
2000年代
- 2000年1月フィリピン(マニラ)に進出。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2028年3月期まで4,100億円
- 営業利益2028年3月期まで260億円
- 営業利益率2028年3月期まで6.3%
- ROE2028年3月期まで10%以上
- 海外営業利益2028年3月期まで33億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
海外事業拡大(インド・北中米)
インドおよび北中米を注力地域と位置づけ、鉄鋼スラグ処理や冷蔵冷凍倉庫など既存事業の深耕と新規事業の推進により成長を加速する。
- 02
国内事業の成長加速
メディカル・空港分野のサービス強化と、物流事業を一般・定温・戦略アカウントの3領域に分け、それぞれの特性に基づく戦略と連携強化により付加価値の高い事業を構築する。
- 03
事業構造改革とKOMBO活動
既存事業の保全・メンテナンス領域拡大、KOMBO活動(現場ノウハウ×新技術)による生産性向上・事業モデル変革、事業継続性評価による収益構造改革を推進する。
- 04
財務・資本戦略の最適化
株主資本コスト(8〜9%)を上回るROEの継続的向上を目指し、人的投資・成長投資・維持強化投資のバランス配分と株主還元の充実(配当性向40%以上)を行う。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で17,016人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は587万円で、9期前と比べて+12.3%。平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は13.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 12,614 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 13,908 | — |
| 2019年3月 | 522 | 41.3 | 11.3 | 15,228 | — |
| 2020年3月 | 526 | 41.5 | 11.3 | 15,931 | — |
| 2021年3月 | 515 | 41.9 | 11.8 | 15,690 | — |
| 2022年3月 | 526 | 42.4 | 12.3 | 15,188 | — |
| 2023年3月 | 539 | 42.8 | 12.6 | 15,709 | — |
| 2024年3月 | 545 | 43.3 | 13.1 | 15,807 | — |
| 2025年3月 | 571 | 43.7 | 13.3 | 16,650 | 129 |
| 2026年3月 | 587 | 44.0 | 13.4 | 17,016 | 134 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社59社(国内 31 / 海外 28、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。
- 国内鴻池メディカル㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内鴻池エアーホールディング㈱東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コウノイケ・エアポートサービス㈱東京都 大田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内コウノイケ・スカイサポート㈱大阪府 泉佐野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱Kスカイ大阪府 田尻町 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内㈱Kグランドサービス大阪府 泉佐野市 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内㈱Kグランドエキスパート大阪府 泉佐野市 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内日本空港サービス㈱千葉県 成田市 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内空港ターミナルサービス㈱千葉県 成田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エヌエービー千葉県 成田市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ジェイフレンドリー千葉県 成田市 · 連結子会社議決権97.0%
- 国内エアーエキスプレス㈱沖縄県 那覇市 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社47社を開く
- 九州産交運輸㈱熊本市 南区100%
- 関西陸運㈱香川県 さぬき市100%
- 日本空輸㈱東京都 港区100%
- ㈱エコイノベーション茨城県 鹿嶋市100%
- ASRリサイクリング鹿島㈱(注)3茨城県 鹿嶋市100%
- コウノイケ・エキスプレス㈱和歌山県 和歌山市100%
- 鳳テック㈱茨城県 鹿嶋市60%
- 中電産業㈱新潟県 妙高市100%
- 佐野運輸㈱神戸市 中央区100%
- 此花運輸㈱名古屋市 中村区100%
- コウノイケ・シッピング㈱東京都 中央区100%
- コウノイケ・コーポレートサービス㈱大阪市 此花区100%
- エヌビーエス㈱福岡市 博多区100%
- ㈱ニチウン横浜市 中区100%
- 千代田検査工業㈱大阪市 此花区100%
- シャイン㈱東京都 港区52%
- コウノイケITソリューションズ㈱東京都 中央区70%
- Konoike Kanepackage Holding Co., Ltd.(注)3カナダ アクスブリッジ83%
- Pine Valley Packaging Group Inc.カナダ アクスブリッジ83%
- Pine Valley Packaging Mexico S.A. de C.V.メキシコ グアナファト州 レオン83%
- Konoike-Pacific California, Inc. (注)3米国 カリフォルニア州 ロサンゼルス100%
- Konoike-General, Inc.米国 カリフォルニア州 ロサンゼルス100%
- Konoike-E Street, Inc.米国 カリフォルニア州 ロサンゼルス100%
- Konoike Transport & Engineering (USA), Inc.米国 カリフォルニア州 ロサンゼルス100%
- Konoike Mexico S.A. de C.V.メキシコ ハリスコ州 トラケパケ100%
- Konoike Transport & Engineering (H.K.) Ltd.中国 香港100%
- 鴻池国際貨運(深圳)有限公司中国 深圳100%
- 鴻池物流(上海)有限公司中国 上海100%
- 鴻池亜細亜物流(江蘇)有限公司(注)3中国 江蘇100%
- BEL International Logistics Ltd. (注)3中国 香港100%
- 創業國際貨運代理(中國)有限公司中国 上海100%
- BEL Supply Chain Solutions Ltd.中国 香港100%
- Konoike Philippines Corporationフィリピン カブヤオ70%
- Konoike Vinatrans Logistics Co., Ltd. (注)3ベトナム ホーチミン60%
- Anpha-AG Joint Stock Company (注)3ベトナム ロンアン省100%
- BEL International Logistics Vietnam Company Ltd.ベトナム ホーチミン100%
- Konoike Asia (Thailand) Co., Ltd.タイ バンコク52%
- Konoike Cool Logistics (Thailand) Co., Ltd. (注)3、5タイ バンコク50%
- Konoike-Sotus Venture Co., Ltd. (注)5タイ バンコク49%
- Konoike Myanmar Co., Ltd. (注)3ミャンマー ヤンゴン100%
- Joshi Konoike Transport & Infrastructure Pvt. Ltd. (注)3インド ニューデリー51%
- SPD India Healthcare Pvt. Ltd.インド ニューデリー82%
- FSNL Private Ltd.(注)3インド ビラーイー100%
- Venus Marine Co., Ltd. S. A.パナマ共和国100%
- MacroAsia Airport Services Corporationフィリピン マニラ20%
- Vertex Engineers Private Limited (注)6インド ベンガルール49%
- Ehrhardt Konoike Solutions GmbHドイツ ボッパルト49%
- 調達1,480万円「国際医薬パートナーシップ」推進に関するインド共和国における調査内閣官房 · 2018-07-02
- 調達1,304万円印刷物等の搬送等業務国税庁 · 2024-02-28
- 調達762万円エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業実証要件適合性等調査自動車輸送のモーダルシフトを実現するための最適輸送システム構築実証研究(インド)国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-09-10
- 調達636万円インド共和国におけるヘルスケアの包括的な改善のための調査内閣官房 · 2019-08-09
- 補助金750万円海外農業・貿易投資環境調査分析事業(フードバリューチェーン構築推進事業(インド))農林水産省 · 2019-05-16
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は3,556億円、営業利益は228億円。前期と比べると増収増益で、売上が+3.1%、利益が+6.5%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,610億円 | 3,556億円 |
| 営業利益 | 210億円 | 228億円 |
| 純利益 | 140億円 | 143億円 |
| 1株あたり配当 | ¥110 | ¥110 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は890億円、営業利益は64億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.7%、営業利益は+64.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 747 | — | — | 14 |
| 2024年1Q | 769 | 39 | 5.1 | 26 |
| 2024年2Q | 786 | 43 | 5.5 | 29 |
| 2024年3Q | 804 | 51 | 6.3 | 31 |
| 2024年4Q | 791 | — | — | 27 |
| 2025年2Q | 1,697 | 120 | 7.1 | 97 |
| 2025年4Q | 1,753 | 94 | 5.4 | 44 |
| 2026年2Q | 1,793 | 126 | 7.0 | 81 |
| 2026年4Q | 1,763 | 102 | 5.8 | 62 |
| 2027年1Q | 890 | 64 | 7.2 | 38 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,277億円から3,556億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は6.4%。売上は5期、純利益は6期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,277 | — | 75 | — | 40 |
| 2014年3月 | 2,315 | — | 80 | — | 44 |
| 2015年3月 | 2,450 | — | 96 | — | 54 |
| 2016年3月 | 2,526 | — | 107 | — | 64 |
| 2017年3月 | 2,583 | — | 107 | — | 73 |
| 2018年3月 | 2,768 | — | 115 | — | 70 |
| 2019年3月 | 2,942 | — | 114 | — | 63 |
| 2020年3月 | 3,108 | — | 96 | — | 46 |
| 2021年3月 | 2,923 | — | 94 | — | 48 |
| 2022年3月 | 3,014 | — | 118 | — | 80 |
| 2023年3月 | 3,118 | — | 143 | — | 83 |
| 2024年3月 | 3,150 | — | 170 | — | 113 |
| 2025年3月 | 3,450 | 214 | 213 | 6.2 | 141 |
| 2026年3月 | 3,556 | 228 | 226 | 6.4 | 143 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高3,556億円のうち、営業利益として残るのは228億円で6.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は143億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.8%3,123億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.8%205億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.4%228億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが249億円、投資CFが−162億円で、差し引きのフリーCFは87億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は609億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 104 | −55 | 20 | 49 | 199 |
| 2014年3月 | 146 | −96 | −69 | 50 | 187 |
| 2015年3月 | 155 | −98 | 18 | 57 | 265 |
| 2016年3月 | 113 | −125 | −53 | −12 | 200 |
| 2017年3月 | 165 | −63 | 14 | 102 | 314 |
| 2018年3月 | 144 | −100 | −65 | 44 | 291 |
| 2019年3月 | 58 | −87 | −38 | −29 | 223 |
| 2020年3月 | 184 | −165 | 36 | 19 | 277 |
| 2021年3月 | 145 | −109 | 311 | 36 | 622 |
| 2022年3月 | 167 | −64 | −154 | 103 | 576 |
| 2023年3月 | 188 | −58 | −35 | 130 | 676 |
| 2024年3月 | 177 | −78 | −99 | 99 | 681 |
| 2025年3月 | 235 | −170 | −129 | 65 | 627 |
| 2026年3月 | 249 | −162 | −105 | 87 | 609 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,997億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,633億円で、自己資本比率は53.1%(業種中央値40.1%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,708 | 708 | 1,000 | 40.6 |
| 2014年3月 | 1,744 | 750 | 994 | 42.1 |
| 2015年3月 | 1,928 | 847 | 1,081 | 43.0 |
| 2016年3月 | 1,917 | 886 | 1,031 | 45.2 |
| 2017年3月 | 2,046 | 953 | 1,093 | 44.9 |
| 2018年3月 | 2,117 | 1,012 | 1,105 | 46.2 |
| 2019年3月 | 2,133 | 1,016 | 1,117 | 46.1 |
| 2020年3月 | 2,235 | 996 | 1,239 | 43.0 |
| 2021年3月 | 2,588 | 1,048 | 1,540 | 39.2 |
| 2022年3月 | 2,578 | 1,133 | 1,445 | 43.0 |
| 2023年3月 | 2,660 | 1,238 | 1,422 | 45.6 |
| 2024年3月 | 2,771 | 1,361 | 1,410 | 48.1 |
| 2025年3月 | 2,897 | 1,504 | 1,393 | 50.7 |
| 2026年3月 | 2,997 | 1,633 | 1,365 | 53.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
陸運業 56社との比較
同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで56社中6位あたり、逆に低いのは売上成長率で56社中37位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,870で、1年前と比べて-13.1%。過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.7倍 |
| PER (会社予想) | 10.9倍 |
| PBR | 0.94倍 |
| 配当利回り | 3.83% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線を+4.7%上回り、75日線も上抜け上昇基調。直近1カ月で7.0%上昇し、52週高値3620円からは20.2%下。RSIは73.2と買われすぎ圏だが、週足は切り上がっておりトレンドは強気。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER10.7倍は同業平均23.9倍を大きく下回り、PBR0.96倍も平均1.08倍より低く割安感が強い。配当利回り3.84%は平均2.20%を上回るが、配当性向78.8%と高く、今後の増配余地は限定的とみられる。ROE9.3%は平均水準程度であり、収益性は特別に高いわけではないものの、バリュエーション面で割安と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.7倍 | 15.7倍 |
| PER (予想) | 10.9倍 | — |
| PBR | 0.94倍 | 1.07倍 |
| ROE | 9.3% | 8.4% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
鴻池運輸の投資論点は、安定した物流需要と堅実な経営によるディフェンシブ性と、業界の人手不足・運賃上昇圧力の中で収益性がどこまで改善するかにある。強気派は、2025年3月期の営業利益率6.2%と過去最高益更新、PBR0.96倍と割安感、3PL・国際物流の成長性を評価。一方弱気派は、陸運業界の構造的な人手不足・賃金上昇によるコスト増、同業との競争激化、ROE9.3%と資本効率の低さを懸念する。また、関西地盤の強みが全国展開の制約になる可能性も議論の的。
- 安定した業績と高水準の配当
2025年3月期営業利益214億円、配当利回り3.8%と利回り良好。
- 割安なバリュエーション
PER10.7倍、PBR0.96倍と解散価値近辺で割安感。
- 3PL・国際物流の成長
国際複合一貫輸送や3PL事業が拡大中で収益源が多様化。
- 2026年3月期営業利益228億円と堅調な増益2026年3月期決算発表影響中
営業利益率6.4%、前期比+6.5%増と安定成長
- PBR0.96倍、ROE9.3%で株価純資産倍率改善余地継続影響中
ROE10%超でPBR1倍突破、株価上昇余力
- 配当利回り3.84%と高水準、株主還元強化通年影響弱
配当性向約46%、増益に伴う増配期待
- 物流効率化投資で中長期的な競争力向上2027年〜2028年影響中
自動化・DX投資でコスト削減、営業利益改善
- 人手不足と賃金上昇リスク
物流業界全体でドライバー不足・コスト増が収益を圧迫。
- 競争激化と価格競争
同業他社との競争で運賃の値上げが容易でない。
- 資本効率の低さ
ROE9.3%と資本コストを下回る可能性があり、PBR1倍未満。
- 人件費・燃料費上昇でコスト増加継続影響中
2025年3月期営業利益214億円、コスト増で利益率低下
- トラック運賃競争激化で収益圧迫継続影響中
2026年3月期営業利益228億円、運賃下落で上振れ困難
- Eコマース成長鈍化で物流需要減少不定影響弱
ネット通販市場の伸び率低下が荷動きに影響
- 金利上昇による設備投資負担金融政策次第影響弱
借入金利上昇で減価償却費増、利益圧迫
- 営業利益率
- 収益性改善の度合いを測る核心指標。
- 3PL・国際物流売上高
- 成長分野の進捗を確認するため。
- 従業員数と人件費率
- 人手不足の影響とコスト管理の評価に必要。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり110円で、前期から+14.6%。いまの株価に対する利回りは3.83%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 35 | — | 29.0 |
| 2018年3月 | 36 | 2.9 | 49.0 |
| 2019年3月 | 36 | 0.0 | 36.0 |
| 2020年3月 | 36 | 0.0 | 68.7 |
| 2021年3月 | 20 | −44.4 | 20.8 |
| 2022年3月 | 29 | 45.0 | 24.4 |
| 2023年3月 | 42 | 44.8 | 30.0 |
| 2024年3月 | 65 | 54.8 | 41.7 |
| 2025年3月 | 96 | 47.7 | 54.4 |
| 2026年3月 | 110 | 14.6 | 78.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥110
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ4,846人。区分でいちばん多いのは個人・その他で38.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.7%を占め、残る54.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 39.9 | 40.4 | 40.2 | 39.1 | 38.3 | 38.2 |
| 事業法人 | 26.9 | 27.1 | 27.0 | 26.9 | 25.4 | 25.3 |
| 金融機関 | 20.4 | 20.4 | 20.5 | 21.3 | 22.9 | 20.4 |
| 外国法人 | 11.9 | 11.2 | 11.8 | 10.8 | 11.9 | 14.5 |
| 自己株式 | 7.8 | 7.1 | 7.0 | 6.9 | 6.8 | 6.8 |
| 証券会社 | 0.9 | 0.8 | 0.5 | 1.9 | 1.5 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 江之子島商事株式会社 | 8.85 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.77 |
| 03 | 鴻池運輸従業員持株会 | 6.93 |
| 04 | 銀泉株式会社 | 6.32 |
| 05 | 鴻池 忠彦 | 5.00 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.47 |
| 07 | 株式会社三井住友銀行 | 4.35 |
| 08 | 大阪瓦斯株式会社 | 3.95 |
| 09 | 鴻池 忠嗣 | 2.85 |
| 10 | 日本製鉄株式会社 | 2.79 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+70%、1株純資産は14期で+23%。直近期のROEは9.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 158 | 2,435 | 6.1 | 9.6 | 16.7 |
| 2014年3月 | 77 | 1,289 | 6.1 | 10.4 | 20.4 |
| 2015年3月 | 96 | 1,457 | 6.9 | 13.3 | 38.9 |
| 2016年3月 | 113 | 1,522 | 7.6 | 11.7 | 38.5 |
| 2017年3月 | 128 | 1,616 | 8.2 | 10.7 | 29.0 |
| 2018年3月 | 124 | 1,719 | 7.4 | 14.9 | 49.0 |
| 2019年3月 | 112 | 1,772 | 6.4 | 16.4 | 36.0 |
| 2020年3月 | 85 | 1,833 | 4.7 | 13.6 | 68.7 |
| 2021年3月 | 92 | 1,935 | 4.9 | 13.1 | 20.8 |
| 2022年3月 | 151 | 2,096 | 7.5 | 7.6 | 24.4 |
| 2023年3月 | 157 | 2,289 | 7.1 | 9.5 | 30.0 |
| 2024年3月 | 214 | 2,513 | 8.9 | 10.2 | 41.7 |
| 2025年3月 | 265 | 2,766 | 10.0 | 10.1 | 54.4 |
| 2026年3月 | 269 | 2,996 | 9.3 | 10.8 | 78.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
25名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は25名。2026/3期の役員報酬は総額251百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約12倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鴻池忠彦 | 代表取締役会長兼社長執行役員 ICT管掌 | 72 | 2,846,000 |
| 鴻池忠嗣 | 取締役副社長執行役員 海外事業・技術・業務改革管掌 兼業務改革推進本部本部長 | 43 | 1,623,000 |
| 大田嘉仁 | 取締役 | 72 | — |
| 増山美佳 | 取締役 | 63 | — |
| 藤田泰介 | 取締役 | 56 | — |
| 田中俊一 | 監査役(常勤) | 62 | 19,000 |
| 高橋和哉 | 監査役(常勤) | 59 | 2,000 |
| 星千絵 | 監査役 | 54 | — |
| 木村朋成 | 監査役 | 64 | — |
| 津加宏 | 取締役副社長執行役員 コーポレート部門管掌兼サステナビリティ担当 | 63 | 3,000 |
| 田辺茂樹 | 取締役副社長執行役員 国内事業管掌兼営業統括本部本部長 | 63 | 27,000 |
| 坂本敦哉 | 常務執行役員 エンジニアリング本部本部長 | — | — |
残りの役員13名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 大渕和夫 | 常務執行役員 経営企画本部本部長 | — |
| 藤原俊宏 | 常務執行役員 社長特命事項(インド駐在)兼FSNL Private Limited Chairman(取締役会長) | — |
| 岡本清章 | 常務執行役員 総務本部本部長 | — |
| 中村繁夫 | 執行役員 経営品質本部副本部長兼環境部長 | — |
| 柏田昌宏 | 執行役員 鉄鋼本部本部長 | — |
| 中西義人 | 執行役員 財務経理本部本部長 | — |
| 高見英喜 | 執行役員 営業統括本部副本部長 | — |
| 戸和孝秀 | 執行役員 国際統括本部本部長 | — |
| 井上光行 | 執行役員 生活産業本部本部長 | — |
| 高坂敬三 | — | 80 |
| 村本伸一 | 取締役 | 66 |
| 宮口亜希 | 監査役 | 59 |
| 藏本幸治 | 執行役員 食品プロダクツ本部本部長兼経営企画本部副本部長 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 76 | 48 | 16 | 141 | 71 |
| 社外取締役 | 5 | 62 | — | — | 62 | 12 |
| 監査役 | 3 | 48 | — | — | 48 | 16 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,903字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,171字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,674字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,356字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第86期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第86期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第85期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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