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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

AZ-COM丸和ホールディングス

AZ-COM MARUWA Holdings Inc.9090 · Prime · 陸運業

サードパーティ・ロジスティクス(3PL)を中核とする物流企業。EC物流・低温食品物流・医薬医療物流に強みを持ち、コンサルティングから保管・配送まで一貫提供する。

概要

AZ-COM丸和ホールディングスは、埼玉県吉川市に本社を置く総合物流企業である。主力の「丸和運輸機関」ブランドでサードパーティ・ロジスティクス(3PL)を展開し、EC物流、低温食品物流、医薬・医療物流を三本柱とする。2026年3月期の売上高は2305億円、営業利益119億円、従業員数5462人。関東・東北を地盤に全国へ網を広げ、純粋持株会社体制のもと21の連結子会社を擁する。

3PLを中核とする物流事業の三本柱

物流事業は売上高の99%以上を占める中核セグメントである。その内訳は、EC常温3PL事業(741億円)、EC常温輸配送事業(612億円)、ラストワンマイル事業(389億円)、低温食品3PL事業(266億円)、医薬・医療3PL事業(266億円)に分かれる(2026年3月期)。EC関連が全体の約6割を占め、特に大手ネット通販向け物流センターの通期稼働が成長を牽引する。低温食品ではスーパーマーケット向けの「AZ-COM 7PL」サービスを提供し、HACCP対応の品質管理を強みとする。医薬・医療では全国ネットワークの最適化と最先端技術によるセンター再構築を進める。

多様な輸配送オプションと共同配送ネットワーク

輸配送サービスでは、一般貨物運送に加え、軽貨物運送(当日お届け・ネットスーパー配送)、特別積合せ貨物運送、鉄道利用運送、産業廃棄物収集運搬を手掛ける。「AZ-COM」の屋号で共同配送ネットワークを構築し、パートナー企業との相互扶助に基づく連携を推進する。2025年7月にはGO株式会社などと共同で株式会社MOMO Aを設立し、新たな配送プラットフォームの開発に乗り出した。これにより、ラストワンマイルから幹線輸送まで一貫したサプライチェーンを提供する。

持続的な増収を実現する財務基盤

売上高は2013年3月期の483億円から2026年3月期には2305億円へと約4.8倍に拡大し、12期連続の増収を達成した。営業利益は2025年3月期に110億円、2026年3月期に119億円と増益基調にある。自己資本比率は経営目標として45%以上を掲げ、2026年3月期末の純資産は653億円。ROE15%以上を目標に掲げる。成長投資として物流センターの新設・拡張に積極的で、2026年3月期には有形固定資産取得に278億円を投じた。

純粋持株会社体制とグループ構成

2022年10月に純粋持株会社体制へ移行し、商号をAZ-COM丸和ホールディングスに変更。事業会社の㈱丸和運輸機関に物流事業を承継した。連結子会社21社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社4社で構成される。主な子会社には、㈱東北丸和ロジスティクス、㈱関西丸和ロジスティクス、㈱中四国丸和ロジスティクス、㈱九州丸和ロジスティクスと地域別に展開。2022年にはファイズホールディングス㈱を連結化し、情報システム事業を強化した。

業界の中での役割はサードパーティ・ロジスティクス(3PL)事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,305億円
営業利益
119億円
営業利益率
5.2%
純利益
74億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
物流事業2,274億円98.6%117億円5.1%
その他(注)132億円1.4%5億円15.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01物流事業(3PL)主力

EC物流、低温食品物流、医薬・医療物流を3本柱に、ロジスティクスコンサルティング(物流戦略立案、センター設計、作業管理手法、輸配送計画等)を経て、物流業務を包括受託。受託後も継続的な改善提案を実施。

主な製品・サービス4
EC物流
ネット通販向けの保管・ピッキング・梱包・配送等の一貫物流サービス。
低温食品物流
冷蔵・冷凍食品の物流センター運営及び輸配送。
医薬・医療物流
医薬品・医療機器の品質管理を徹底した物流サービス。
物流コンサルティング
物流戦略の企画立案、物流センター設計、作業管理手法の提案、輸配送ダイヤ設定など。

02物流事業(輸配送サービス)準主力

一般貨物運送、軽貨物運送(当日お届け・ネットスーパー等)、特別積合せ貨物運送、鉄道利用運送、産業廃棄物収集運搬など、多様な輸配送オプションを提供。

主な製品・サービス2
軽貨物運送
小型車両による当日配送サービス、ネットスーパー配送等。
特別積合せ貨物運送
複数荷主の貨物を積み合わせて効率的に輸送。

03その他(文書保管・不動産賃貸・情報システム)副次

重要書類の保管・電子化・廃棄等の文書管理サービス、首都圏中心の不動産賃貸、IT技術者派遣・システム開発・Web制作等の情報システムサービス。

主な製品・サービス2
文書保管サービス
申込書・契約書等の保管、Web検索・電子データ閲覧、輸配送・電子化・廃棄を含む総合サービス。
システムコンサルティング
IT技術者派遣、情報システム開発、Webサイト制作。

製品と技術

EC物流:ネット通販向け一貫物流とセンター運営

EC物流は、ネット通販事業者の保管・ピッキング・梱包・配送までを一貫して請け負う3PLサービスである。大手ネット通販会社向け物流センターの通期稼働に加え、新たなセンターの開設により取扱物量を増やしている。2026年3月期のEC常温3PL事業の売上高は741億円(前期比14.9%増)、EC常温輸配送事業は612億円(同14.6%増)に達した。幹線輸送の需要増に対応した増車や、既存取引先との新たなサービス拡大が成長を支える。

低温食品物流:スーパー向け「AZ-COM 7PL」とHACCP対応

低温食品物流では、冷蔵・冷凍食品の物流センター運営と輸配送を提供する。スーパーマーケット向けに特化したサービスメニュー「AZ-COM 7PL」は、7つの経営支援機能を付加した3PLで、調達ネットワークの構築や産直プラットフォーム、HACCP適合の衛生管理を特徴とする。2026年3月期の売上高は266億円(前期比9.8%増)。新たなスーパーマーケット向け物流センターの稼働や既存取引先との事業領域拡大が寄与した。

医薬・医療物流:品質管理とネットワーク最適化

医薬・医療物流は、医薬品や医療機器の品質管理を徹底した物流サービスである。温度管理やトレーサビリティが求められる医薬品に対応し、全国の物流ネットワークの最適化と最先端技術を駆使した物流センターの再構築を進める。2026年3月期の売上高は266億円(前期比10.2%増)。拡張した物流センターの通期稼働や、新店舗・季節商品の出荷増が要因である。

物流コンサルティングとDX推進による付加価値創出

物流戦略の立案からセンター設計、作業管理手法、輸配送計画までを提案するロジスティクスコンサルティングを提供。受託後も継続的な改善提案を行い、顧客の事業拡大を支援する。また、DX推進によりデータドリブン経営へシフトし、ITツールを活用したデータ分析で省人化・省力化を実現する。2026年3月期にはAZ-COM Matsubushi EASTなどの新センターでオペレーション標準化とDX実装を進めた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

物流特化型、運送事業で安定成長

AZ-COM丸和ホールディングスは陸運業、特に貨物自動車運送事業を中核とする。同業にはSBSホールディングスや東武鉄道などがあるが、東武は鉄道中心で異なる。SBSは総合物流で規模が大きいが、丸和は特に食品・日用品物流に特化し、安定需要を獲得。売上高は緩やかに増加し、営業利益率は5%前後で安定。ドライバー不足や燃料費高騰が課題。

強み

  • 食品・日用品など生活必需品物流に特化、安定した需要を確保。
  • 売上高が堅調に増加、営業利益率も安定的に推移。
  • 大手メーカーなどとの長期契約により、安定的な受注を実現。
  • システム活用で運行効率化、コスト削減とサービス向上。

課題

  • 業界全体の人手不足で、ドライバー確保が困難に。
  • 燃料価格上昇が収益を圧迫、価格転嫁が課題。
  • SBSなど大手物流企業との競争で、価格競争にさらされる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字がAZ-COM丸和ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12146UTグループ1,395億円19.9倍
29037ハマキョウレックス1,395億円12.7倍
32874横浜冷凍1,302億円41.1倍
49039サカイ引越センター1,272億円14.1倍
59304澁澤倉庫1,258億円18.5倍
69090AZ-COM丸和ホールディングス1,214億円16.9倍
79008京王電鉄941億円10.8倍
89310日本トランスシティ934億円13.3倍
93946トーモク863億円10.0倍
109324安田倉庫764億円10.8倍
113232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

有限会社として創業し法人化した1973〜1978年

1973年8月、埼玉県北葛飾郡吉川町(現吉川市)において、一般区域貨物自動車運送事業を目的とする有限会社丸和運輸機関として創業。地域密着型の運送業からスタートし、1978年10月には株式会社丸和運輸機関に組織変更した。この法人化が後の全国展開の基盤となる。

子会社取得で地域ネットワークを拡大した1990年代

1993年7月、昭和通運㈱(現㈱丸和通運)の株式を取得し連結子会社化。同年12月には㈱関西丸和サービス(現㈱関西丸和ロジスティクス)を取得し、関西地域へ進出した。1997年8月には岩手県に㈱東北丸和サービス(現㈱東北丸和ロジスティクス)を設立し、東北エリアの拠点を整備。これにより関東・東北・関西を結ぶ輸送ネットワークが形成された。

四国・九州へ全国展開した2000年代

2002年4月、高知県に㈱四国丸和ロジスティクス(現㈱中四国丸和ロジスティクス)を設立。2005年10月には福岡県に㈱九州丸和ロジスティクスを設立し、四国・九州への進出を果たした。2006年4月には本社を埼玉県吉川市旭7番地1へ移転。2008年3月には㈱ジャパンクイックサービスを完全子会社化し、即日配送などのサービスを拡充した。

上場と東証一部指定で成長資金を確保した2010年代

2010年8月、㈱丸和通運を完全子会社化。2014年4月に東京証券取引所市場第二部へ上場し、翌2015年4月には市場第一部銘柄に指定された。上場後はM&Aを加速し、2018年3月には㈱国際トランスサービスなどから商品個配事業を譲り受け、同年5月には東京都荒川区に㈱NS丸和ロジスティクスを設立。売上高は2013年3月期の483億円から2019年3月期には856億円へ成長した。

M&Aと持株会社化でグループ再編した2020年代前半

2020年9月、日本物流開発㈱を株式交換で完全子会社化。2022年3月にはファイズホールディングス㈱を公開買付で連結子会社とし、情報システム事業を強化した。同年7月には㈱M・Kロジを完全子会社化。2022年9月には㈱上組と資本業務提携を締結。2022年10月、純粋持株会社体制へ移行し、商号をAZ-COM丸和ホールディングスに変更。事業は分割準備会社(現㈱丸和運輸機関)に承継された。

プライム市場移行と新会社設立で未来を拓く2020年代後半

2022年4月、市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2024年11月には㈱ルーフィを完全子会社化し、事業領域を拡大。2025年7月にはGO株式会社などと共同で株式会社MOMO Aを設立し、新たな物流プラットフォームの構築に着手した。売上高は2026年3月期に2305億円まで成長し、中期経営計画2028の下でEC・低温・医薬の各ドメインを中心にさらなる拡大を目指す。

年表24件を開く

1970年代

  • 1973年8月創業埼玉県北葛飾郡吉川町(現埼玉県吉川市)に一般区域貨物自動車運送事業を事業目的とした、「㈲丸和運輸機関」を設立
  • 1978年10月「㈱丸和運輸機関」に組織変更

1990年代

  • 1993年7月M&A「昭和通運㈱」(現㈱丸和通運、連結子会社)の株式取得
  • 1993年12月M&A「㈱関西丸和サービス」(現㈱関西丸和ロジスティクス、連結子会社)の株式取得
  • 1997年8月岩手県紫波郡紫波町に「㈱東北丸和サービス」(現㈱東北丸和ロジスティクス、連結子会社)を設立

2000年代

  • 2002年4月高知県高知市に「㈱四国丸和ロジスティクス」(現㈱中四国丸和ロジスティクス、連結子会社)を設立
  • 2004年10月埼玉県吉川市に「㈱アズコムデータセキュリティ」(現連結子会社)を設立
  • 2005年10月福岡県福岡市東区に「㈱九州丸和ロジスティクス」(現連結子会社)を設立
  • 2006年4月埼玉県吉川市旭7番地1へ「㈱丸和運輸機関」本社を移転
  • 2008年3月M&A「㈱ジャパンクイックサービス」(現連結子会社)全株式を株式交換にて取得し完全子会社化

2010年代

  • 2010年8月M&A「㈱丸和通運」の全株式を取得し完全子会社化
  • 2014年4月上場東京証券取引所市場第二部へ上場
  • 2015年4月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2018年3月「㈱国際トランスサービス」及び「関東運送㈱」より「商品個配事業」を事業譲受けにより取得
  • 2018年5月東京都荒川区に「㈱NS丸和ロジスティクス」(現連結子会社)を設立
  • 2018年10月宮城県仙台市太白区へ「㈱東北丸和ロジスティクス」本社を移転

2020年代

  • 2020年9月M&A「日本物流開発㈱」の株式を株式交換にて取得し完全子会社化
  • 2022年3月M&A「ファイズホールディングス㈱」の株式を公開買付にて取得し連結子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2022年7月M&A「㈱M・Kロジ」の発行済株式の全てを取得し完全子会社化
  • 2022年9月㈱上組と資本業務提携を締結
  • 2022年10月商号変更純粋持株会社体制に移行し、㈱丸和運輸機関からAZ-COM丸和ホールディングス㈱に商号変更するとともに丸和運輸機関分割準備㈱(現㈱丸和運輸機関)へ事業を承継
  • 2024年11月M&A「㈱ルーフィ」の発行済株式の全てを取得し完全子会社化
  • 2025年7月当社、㈱ジャパンクイックサービス、GO株式会社の3社にて株式会社 MOMO A(モモエース)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本比率45%以上
  • 売上高経常利益率8%以上
  • ROE15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業の拡大と開拓

    EC物流・低温食品物流・医薬医療物流の各ドメインで、サプライチェーン一貫物流の構築、調達ネットワークや産直プラットフォームの構築、全国物流ネットワークの最適化を進め、事業を拡大する。

  2. 02

    人材確保・育成とタレントマネジメント

    新卒・中途採用の多角化により将来の事業拡大に必要な人材を確保し、戦略的人材育成とタレントマネジメントによる適正配置・離職防止を図る。

  3. 03

    DX推進による持続可能な物流モデル構築

    データドリブン経営へシフトし、ITツールで収集・蓄積したデータを分析・活用して適切な意思決定ができる事業情報基盤を構築する。

  4. 04

    経営資源の集中と事業再生・再編

    成長性と投資効率を測定しコア事業へ資源を集中配分する一方、ROICツリーで改善ドライバーを特定し低収益事業の再生・不採算事業の再編を進める。

  5. 05

    サステナビリティとガバナンス改革

    GHG排出削減やBCPネットワークによる強靭な物流網の構築等を通じ社会との共有価値を創造し、指名・報酬委員会の実効性評価等でガバナンス改革を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,462人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は754万円で、9期前と比べて+70.4%平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は15.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,462
2018年3月2,740
2019年3月44338.38.82,843
2020年3月45138.69.63,031
2021年3月45738.68.73,630
2022年3月46538.28.54,589
2023年3月74345.114.24,815
2024年3月77446.815.05,037
2025年3月76846.115.25,241210
2026年3月75446.115.65,462218

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 18 / 海外 0、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 埼玉県吉川市314億円
全社(共通)
アズコムMC福岡センター — 福岡県糟屋郡久山町3,247百万円
物流事業
土浦営業所 — 茨城県土浦市2,977百万円
物流事業
アズコムMC名古屋センター — 愛知県名古屋市中村区2,455百万円
物流事業
本社 — 東京都荒川区2,085百万円
物流事業
アズコム久喜共配 — 埼玉県久喜市1,580百万円
物流事業
青梅事業所 — 東京都青梅市1,177百万円
物流事業
本社 — 埼玉県秩父市1,155百万円
その他
アズコム吉川MK共配 — 埼玉県吉川市1,011百万円
物流事業
古河物流センター — 茨城県古河市877百万円
物流事業
ほか30件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱丸和運輸機関(注)6,7
    埼玉県吉川市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱北海道丸和ロジスティクス
    北海道石狩市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東北丸和ロジスティクス
    宮城県仙台市太白区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東海丸和ロジスティクス
    愛知県大府市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱関西丸和ロジスティクス
    京都府綾部市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱中四国丸和ロジスティクス
    高知県高知市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱九州丸和ロジスティクス
    福岡県福岡市東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱丸和通運
    東京都荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジャパンクイックサービス
    東京都荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱NS丸和ロジスティクス
    東京都荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本物流開発㈱
    東京都板橋区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ファイズホールディングス㈱(注)5
    大阪府大阪市北区 · 連結子会社
    議決権58.4%
残りのグループ会社6社を開く
  • ファイズオペレーションズ㈱(注)8大阪府大阪市北区58%
  • ㈱アズコムデータセキュリティ埼玉県秩父市100%
  • ㈱M・Kロジ福岡県糟屋郡粕屋町100%
  • ㈱ルーフィ東京都中央区100%
  • ㈱MOMO A(注)9東京都荒川区49%
  • ㈱WASAMI埼玉県さいたま市浦和区15%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,305億円営業利益119億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.6%、利益が+8.2%。

売上高
+10.6%
2,305億円
営業利益
+8.2%
119億円
純利益
+1.4%
74億円
営業利益率
5.2%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,500億円2,305億円
営業利益138億円119億円
純利益83億円74億円
1株あたり配当¥32¥32

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は587億円、営業利益は22億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+23.6%、営業利益は−40.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q44517
2024年1Q475377.821
2024年2Q491367.324
2024年3Q535438.029
2024年4Q48517
2025年2Q1,014434.228
2025年4Q1,070676.345
2026年2Q1,131615.440
2026年4Q1,174584.934
2027年1Q587223.715

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は483億円から2,305億円へ4.8倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4833219
東京証券取引所市場第二部へ上場
2014年3月5152816
2015年3月5403118
2016年3月6043926
2017年3月6724631
東京都荒川区に「㈱NS丸和ロジスティクス」(現連結子会社)を設立
2018年3月7444830
2019年3月8566039
「日本物流開発㈱」の株式を株式交換にて取得し完全子会社化
2020年3月9837448
2021年3月1,1218355
「ファイズホールディングス㈱」の株式を公開買付にて取得し連結子会社化
2022年3月1,3309161
2023年3月1,77811978
「㈱ルーフィ」の発行済株式の全てを取得し完全子会社化
2024年3月1,98614591
当社、㈱ジャパンクイックサービス、GO株式会社の3社にて株式会社 MOMO A(モモエース)を設立
2025年3月2,0841101165.373
2026年3月2,3051191255.274

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,305億円のうち、営業利益として残るのは119億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は74億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金90.4%2,084億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金4.4%102億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%119億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
9.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.1pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.9pt
3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.0pt
12.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが134億円、投資CFが−392億円で、差し引きのフリーCFは−258億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は200億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月28−1−202748
2014年3月2912−274162
2015年3月380−73893
2016年3月33−15−411870
2017年3月45−14−253177
2018年3月36−52−14−1646
2019年3月55−16−13984
2020年3月71−35−353685
2021年3月80−4614034265
2022年3月61−5289294
2023年3月114−14055−26324
2024年3月108−598649459
2025年3月89−106−30−17411
2026年3月134−39247−258200

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,557億円。このうち返さなくてよい自己資本が654億円で、自己資本比率は40.1%(業種中央値40.1%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月3138323026.5
2014年3月3169422229.9
2015年3月34514020540.5
2016年3月33815917947.0
2017年3月36717918848.9
2018年3月39520618952.3
2019年3月45523022550.6
2020年3月48426322154.4
2021年3月73225747535.1
2022年3月88430957532.7
2023年3月1,12038273832.1
2024年3月1,34657577141.0
2025年3月1,38660478141.7
2026年3月1,55765490340.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
202億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
457億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
903億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率56社中5位あたり、逆に低いのは営業利益率56社中40位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.4%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.1%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
10.6%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥880で、1年前と比べて-25.5%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥880-2.8%1ヶ月-2.1%1年-25.5%時価総額1,214億円
過去52週の値幅
安値¥738高値¥1,241

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.9倍
PER (会社予想)14.3倍
PBR1.93倍
配当利回り3.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で-2.73%と下落し、8月21日は891円で前日比0%と膠着。25日移動平均線(889円)を辛うじて上回るものの、75日線(831円)よりは上に位置。52週高値(1259円)からは約29.2%下落、52週安値(738円)からは約20.7%上昇。7月23日に出来高が216万株超と急増し、株価は916円まで上昇したが、その後は8月6日に819円まで下落するなど乱高下が続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは17.1倍で業界平均15.71倍をやや上回るが、予想PERは14.5倍と割安感がある。PBRは1.96倍と業界平均1.08倍を大幅に上回り、ROE12.4%を考慮してもやや割高。配当利回りは3.59%と業界平均2.31%を上回るが、配当性向129.9%と利益を超える配当で、持続性に懸念。売上は増加傾向だが、営業利益率は5%台と低く、収益性は課題。割安だが、配当の持続性と低収益性がリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.9倍15.7倍
PER (予想)14.3倍
PBR1.93倍1.07倍
ROE12.4%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

物流需要の拡大に伴う増収が続く一方、売上高は伸びるが営業利益率は約5%と低水準で、人件費や燃料費の高騰が圧迫する。強気派は3PL需要の構造的成長と共同配送による効率化で利益率改善を期待する。弱気派は競争激化と価格競争により収益力が頭打ちになるとみる。また、2026年3月期計画では売上高2305億円に対し営業利益119億円と増収増益を見込むが、達成リスクも指摘される。

プラスに働く材料7
  • 物流需要の拡大

    EC市場や冷凍食品需要の増加で3PL市場は成長が見込まれる。

  • 温度帯物流の強み

    冷凍・冷蔵・常温の一貫対応で差別化し、顧客囲い込みが可能。

  • 共同配送の効率化

    AZ-COMの共同配送網で輸送効率が上がり、コスト削減に寄与。

  • 26/3期売上高2,305億円と前期比10.6%増収通年影響

    増収額221億円、営業利益は119億円と前期比9億円増加

  • 予想PER14.5倍と現在の17.1倍から改善決算発表後影響

    時価総額1,229億円÷予想PER14.5倍で純利益85億円規模、業績回復を織り込む

  • 株価下落で配当利回り3.59%に上昇通年影響

    株価が1年間で26.6%下落し、配当利回り3.59%と下値支え期待

  • 営業利益は119億円と前期比8.2%増通年影響

    110億円→119億円、売上高増に伴う増益で2期連続営業増益

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率は5%前後で、物流コスト増に脆弱。

  • 競争激化

    物流各社が参入し価格競争が激しく、単価低下の懸念。

  • コスト負担増

    人件費や燃料費の高騰が続き、収益を圧迫。

  • 純利益は91億円→73億円→74億円と低迷通年影響

    26/3期74億円と回復幅が小さく、売上高増の割に純利益が伸びない

  • 営業利益率5.28%→5.16%と低下通年影響

    26/3期営業利益率5.16%、前期比0.12ポイント低下でコスト増を吸収できず

  • PBR1.96倍はROE12.4%に対して過大評価継続影響

    時価総額1,229億円に対して純利益74億円、PBR1.96倍は利益成長が乏しいと割高

  • 外国人保有10.11%と低く需給材料不足継続影響

    株価は1年で26.6%下落、外国人比率10.11%では機関投資家の押し目買いが限定的

次の決算で確かめる点
営業利益率
増収でも利益が伴うか、収益性の改善度合いを確認する。
温度帯別売上構成
冷凍・冷蔵の高付加価値サービスが成長の鍵を握る。
顧客数
既存顧客の維持と新規獲得で受注の安定性を見る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり32で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.64%。

年間配当
¥32
1株あたり
配当利回り
3.64%
いまの株価に対して
配当性向
129.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月835.8
2018年3月1250.038.3
2019年3月9−23.633.8
2020年3月1680.536.1
2021年3月1915.448.9
2022年3月190.245.0
2023年3月2423.791.1
2024年3月3027.765.7
2025年3月326.7114.6
2026年3月320.0129.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥32

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,424人。区分でいちばん多いのは事業法人39.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.2%を占め、残る49.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.343.344.237.939.839.8
個人・その他44.044.042.942.639.438.9
金融機関10.27.97.810.810.710.4
外国法人3.13.84.27.49.79.9
自己株式2.12.12.12.02.02.0
証券会社0.30.70.71.20.40.8
外国人個人0.10.10.10.20.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社TARO‘S18.70
02和佐見 勝17.90
03株式会社WASAMI14.64
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.14
05BBH FOR FIDELITY LOWーPRICED STOCK FUND(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行))2.68
06AZ-COM丸和ホールディングスグループ社員持株会2.04
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.89
08野村信託銀行株式会社(投信口)1.79
09株式会社マツキヨココカラ&カンパニー1.74
10株式会社上組0.90

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近14
  • 2026-08-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    5.20%
    +0.09pt
  • 2026-07-16
    みずほ証券 株式会社
    変更報告
    4.62%
    +0.20pt
  • 2026-07-07
    みずほ証券 株式会社
    新規の大量保有報告
    4.62%
    +0.20pt
  • 2026-07-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    3.51%
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.25%
    +1.15pt
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.39%
    +1.14pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    2.61%
    +0.55pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.50%
    +0.89pt
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.10%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    2.06%
  • 2026-05-22
    みずほ証券 株式会社
    新規の大量保有報告
    4.42%
    -1.11pt
  • 2026-05-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.72%
    -0.02pt
  • 2026-05-12
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.74%
    +0.97pt
  • 2026-04-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.77%
    +0.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−64%、1株純資産は14期で−30%。直近期のROEは12.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月15366225.229.4
2014年3月6337617.825.4
2015年3月6043715.111.431.3
2016年3月4024717.316.047.3
2017年3月2414018.213.335.8
2018年3月2416115.833.338.3
2019年3月3018017.931.133.8
2020年3月3820619.532.536.1
2021年3月4420521.344.248.9
2022年3月4923022.423.045.0
2023年3月6228524.032.291.1
2024年3月7140920.019.065.7
2025年3月5442912.922.8114.6
2026年3月5546312.416.0129.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

20名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額204百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
和佐見勝代表取締役 社長 最高経営責任者(CEO)8124,704,000
山本輝明取締役 副社長執行役員77132,000
葛野正直取締役 専務執行役員6310,000
藤田勉取締役 専務執行役員7494,000
本橋克宣取締役 専務執行役員682,000
平野健治取締役 専務執行役員5733,000
岩﨑哲律取締役 常務執行役員5229,000
小倉友紀取締役 常務執行役員56102,000
舘逸志取締役(注)167
西郷正実取締役(注)165
船本美和子取締役(注)147
上條正仁取締役(注)172
残りの役員8名を開く
氏名役職年齢保有株数
丹生谷晋取締役(注)166
後藤紘子取締役(注)146
河田和美監査役(常勤)65148,000
田中茂監査役(常勤)7319,000
岩崎明監査役(注)2771,000
門口真人監査役(注)266
市川恭子監査役(注)254
櫻庭広樹49

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8129913917
社外取締役10569566
監査役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,220字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(純粋持株会社)、連結子会社21社、持分法適用関連会社1社及び非連結子会社4社(内1社は休眠会社)の計27社で構成されており、 サードパーティ・ロジスティクス(3PL)及び輸配送サービスなどの物流事業を主な内容として事業展開を図っております。 当社グループの事業は、以下のとおりであります。 また、事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)物流事業 ① サードパーティ・ロジスティクス(3PL) EC物流、低温食品物流、医薬・医療物流を主軸のカテゴリとして、顧客に対するロジスティクス・コンサルティングを通じて、顧客のニーズやウォンツを把握し、物流戦略の企画・立案や物流システムの構築を担っております。加えて物流業務を包括的に受託しております。 ロジスティクス・コンサルティングでは、顧客の販売拠点や輸配送ルート等から物流センター候補地の選定、物流センターの設計、センター内における一連の作業管理手法(商品の調達・入荷から保管、流通加工、ピッキング、梱包、仕分け、出荷検品)、輸配送のダイヤグラムの設定、リバースロジスティクス(返品物流)などを提案しております。 また、物流業務を受託後においても顧客への物流改革提案を継続的に行い、顧客の事業拡大のサポートに取り組んでおります。 ② 輸配送サービス 一般貨物運送、軽貨物運送(当日お届けサービス、ネットスーパー等)、特別積合せ貨物運送、鉄道利用運送、産業廃棄物の収集運搬など、顧客ニーズに合わせた輸配送サービスを提供しております。 (2)その他 ① 文書保管 各種申込書や契約書など重要書類の保管に止まらず、Webアプリケーションを利用したリアルタイムな書類検索や電子データ閲覧サービスを提供しています。加えて、保管の前後に発生する輸配送や電子データ化、廃棄などを含めた総合的なサービスを提供しております。 ② 不動産賃貸 首都圏を中心として、ビル、駐車場等の不動産賃貸を行うものであります。 ③ 情報システム IT技術者の派遣や各種情報システムの開発、ウェブサイト制作といったシステムコンサルティングサービスを提供するものであります。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。 (注)1.事業セグメントに記載の会社は、当社の連結子会社であります。 2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。 3.持分法適用関連会社が1社ありますが、上記事業系統図には含めておりません。
経営方針・対処すべき課題4,981字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「お客様第一義を基本に、サードパーティ・ロジスティクス(3PL)業界のNo.1企業を目指し、同志の幸福と豊かな社会づくりに貢献する。」という経営理念のもと、主として物流センター業務をコアとする3PL業務を行っており、その中でも小売業を中心としたEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流に加えて、BCP物流に特化して事業展開を図っております。また、人材育成、最先端の知識や技術の修得、独創的なロジスティクスデザインの構築(物流の最適化)とDXの研究開発にも取り組むことにより、お客様の経営を全面的にサポートできるロジスティクスのプロ集団として、「地域社会の発展」「豊かな社会づくり」に貢献してまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、経営の基盤となる財務力・収益力の継続的な改善と、利益向上に見合った利益還元を行うための指標として、以下の指標を安定的に維持していくことを目標としています。 ① 自己資本比率:45%以上 ② 売上高経常利益率:8%以上 ③ ROE:15%以上 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループが持続的な成長を実現するためには、当社のコアとなるEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各事業ドメインにおける業容拡大と、深刻化する人材及び稼働車両不足の状況下における事業拡大に資する人材の確保・育成、DX化の推進と適用による省人化・省力化、生産性向上に努めております。また、更なる事業拡大のため、経営資源を適正に配分し、成長事業への集中投資と低収益事業の再生・再編による経営の効率化を図るとともに、ESG経営にも積極的に取り組み、経済価値の最大化と同時に社会的価値の創出を目指してまいります。中期重点施策は、以下のとおりです。 ① 成長市場の物流需要増大に適合したコア事業の拡大と開拓 ≪EC物流事業≫ 既存・新規顧客に係る高品質・高効率なサプライチェーン(センター運営・幹線輸送・ラストワンマイル)一貫物流プロセスを構築し、更なる事業の拡大を図っております。 ≪低温食品物流事業≫ スーパーマーケット向けの物流ノウハウを集約したサービスメニュー「AZ-COM7PL」(アズコム セブン・パフォーマンス・ロジスティクス/7つの経営支援機能を付加した3PL)を発展させた調達ネットワークの構築、多様な輸送モードに対応した産直プラットフォームの構築、HACCP(食品の衛生管理手法)に適合した物流品質の向上に努めております。 ≪医薬・医療物流事業≫ 顧客企業の経営戦略に合致した全国の物流ネットワークの最適化と最先端技術を駆使した物流センターの再構築に取り組んでおります。 ② 事業規模の拡大に連動した要員確保の多様化と最適配置・人材育成 将来の事業拡大に必要な人材の確保と優秀な人材の育成を充たすために、新卒採用の強化に加え、即戦力となる中途採用等を含む採用チャネルの多角化に取り組みます。また、事業拡大に必要なスキルと要員数に基づいた戦略的人材育成と、人的資本の最大化を目指したタレントマネジメントによる適正配置・離職防止に取り組みます。 ③ DX推進による持続可能な物流モデルの構築 労働力不足、輸送費の上昇という社会課題に対し、DX推進による持続可能な物流モデルの構築に向け、「データドリブン経営」へシフトします。ITツールを活用しながら収集・蓄積されたデータを分析し、適切かつ迅速な意思決定が可能なデータドリブン事業情報基盤づくりに取り組んでまいります。 ④ 成長性と資本効率を両立する事業への経営資源の集中と事業の再生・再編 経営資源を最適に再投資するため、事業の成長性と投資効率を測定し、コア事業に集中的に経営資源を配分することで、事業成長の加速を図ります。また、ROICツリー展開により各事業の改善ドライバーを特定することで、低収益事業の再生と不採算事業の再編を図ります。 ⑤ 事業活動を通じた社会との共有価値の創造とコーポレート・ガバナンス改革 東証プライム市場上場企業としての責務を果たすべく、物流企業としてGHG(温室効果ガス)排出量削減は勿論、事業活動を通じた環境・社会的価値の向上に努めるとともに、当社が推進する「AZ-COMネットワーク」によるパートナー企業間の相互扶助に基づく連携や「AZ-COM BCPネットワーク」による発災時における安全・安心・安定した物流の提供、強靭な物流網の構築等に努め、社会の公器たる姿勢を示してまいります。 また、当社の永続的発展を実現するために、次世代を見据えたコーポレート・ガバナンス改革に取り組んでまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く環境は、長期化するロシアのウクライナ侵攻、米中対立、並びに中東情勢等の地政学リスクに加え、米国新政権による政策動向の影響など、先行き不透明感を強めております。国内においても、物価上昇による個人消費の伸び悩みや各種コストの高止まり等、依然として厳しい状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは持続的な成長を可能にするため、経営資源の全体最適化を図り、顧客のあらゆるご要望にお応えできるよう、業務改革や社員一人ひとりの意識・行動変革に取り組んでまいります。また、労働環境の変化への対応や人材及び稼働車両不足などの問題解決に努め、業容拡大に対処できる体制の構築を図ってまいります。主な施策としましては、以下のとおりとなります。 ① 純粋持株会社体制によるグループ経営の推進 「グループ経営戦略推進機能の強化」、「責任と権限の明確化と意思決定の迅速化」、「グループガバナンスの強化」を推進し、当社グループ全体の企業価値極大化を実現してまいります。 ② 営業体制の強化 新規顧客を獲得するため、営業ターゲットを絞り込み、引き続き顧客に密着した集中営業活動を展開し、いち早く顧客のニーズを収集し、変わり続ける社会環境や顧客ニーズに応える物流改善提案を行うことで、新規顧客の開拓及び既存顧客の業務シェア拡大に努めてまいります。 ③ 業務体制の強化 日々変動する顧客の物量動向を注視し、人員配置や効率的な配車などきめ細かな経費コントロールと業務効率の改善を目的とした「日次決算マネジメント」を全社で完全実施することで、あらゆる環境変化に即座に対応ができる安定した収益基盤の構築に努めてまいります。 また、顕在化している人材及び稼働車両不足等の諸問題を解決すべく、「AZ-COMネットワーク」の会員規模拡大に努め、パートナー企業との連携強化による安定した輸配送体制の構築と人材の確保に引き続き取り組んでまいります。 ④ M&Aによる事業拡大 当社グループは、顧客ニーズの充足とともに更なる事業の拡大を図るため、経営戦略としてM&Aを推進しております。実行する場合には、投資効果の算定や、シナジーの検証、当社の企業文化に融合できるか等、総合的に勘案した上で実行してまいります。また、シナジーの創出やガバナンス強化を実現するために適切なPMI(経営統合プロセス)を実施してまいります。 ⑤ 採用活動の強化 あらゆる環境が変化する中、今後の事業拡大のためには、多様な人材の確保が必要不可欠となります。このため、福利厚生の充実化や採用体制の整備・強化を図り、経営トップから新入社員まで採用活動に携わる「全社オールリクルート体制」を推進し、優秀な新規学卒者の採用と即戦力となる経験者採用により人材の確保に取り組んでまいります。 ⑥ 管理体制の強化 社会から信用・信頼される企業づくりのため、法令遵守はもとより、内部管理体制やリスク管理体制の強化に努め、企業倫理に則った行動の徹底に努めることで、健全な企業経営を推進してまいります。 ⑦ 安全対策の強化 物流会社としての社会的責任を果たすため、事故ゼロを目標として掲げ、安全担当部署による定期的な巡回指導や最先端のデジタル・タコグラフ、ドライブレコーダーの情報を活用した運転者の安全運転教育を実施し、事故撲滅への更なる安全強化対策に取り組んでまいります。また、エコドライブの推進や車両・施設における環境負荷軽減など、環境保全に対しても積極的に取り組んでまいります。 ⑧ より実効性の高いガバナンス体制構築 より実効性の高いガバナンス体制構築に向け、取締役会の諮問機関として、指名・報酬委員会を設置しております。指名・報酬委員会は独立性・客観性を担保するため、委員の過半数を独立社外取締役としており、取締役候補者の選任プロセス及び取締役の報酬決定プロセスに係る諮問・答申を行うとともに、取締役会の機能の向上を目的とした取締役会実効性評価を実施することで、ダイバーシティを意識した経営の透明性・客観性の確保とコーポレート・ガバナンスの一層の強化に取り組んでまいります。 ⑨ DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進 激変する経営環境に対応し、競合他社との厳しい競争に勝ち抜いていくためにDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進し、集中オペレーションによる業務の自動化やAI配車・物量予測の研究・導入等、先端技術による業務の効率化と物流品質の向上を実現すべく、社会インフラとしての物流事業の変革を更に加速してまいります。 ⑩ サステナビリティの推進 サステナビリティ経営の実現により事業活動を通じて社会的責任を果たすため、中長期的な企業価値向上と持続的な成長を実現すべくマテリアリティ(重要課題)を特定し、CSV(Creating Shared Value:社会との共有価値の創造)の実現に取り組んでまいります。 ⑪ 資本コストや株価を意識した経営の実現 資本コストを的確に把握したうえで、収益計画や資本政策の基本的な方針を示すとともに、収益力・資本効率等に関する目標を設定し、その実現のために事業ポートフォリオの見直し等の取り組みを推進することで、経営資源の適切な配分と資本コストの適正化を図り、企業価値向上の実現を目指しております。 ≪現状分析≫ 経営資源を最適に再投資するため、事業の成長性と投資効率についてROIC(投下資本利益率)を用いて測定・評価しております。また、WACC(加重平均資本コスト)を参考として当社におけるハードルレートは8%と設定しております。 第52期 2025年3月期 実績   第53期 2026年3月期 実績 ROIC(投下資本利益率)   7.27%   7.09% RОE(自己資本利益率)   12.90%   12.40% PBR(株価純資産倍率)   2.87倍   1.91倍 ≪評価・改善プロセス≫ 当社グループの各事業について、ROICと過去2年間の売上高年平均成長率(CAGR)を軸とした財務評価及び補完的に競合企業数と業界成長率を軸とした市場評価を行い、それらを複合的に評価しております。 評価結果に基づき、適格と判断された事業については、資源配分を行い、事業を継続いたします。また、不適格と判断された事業については、事業再生計画を策定し、計画実行後2ヶ年経過後に再評価を実施。なおも将来業績の回復可能性が見込めないと判断された場合は、撤退・縮小・売却等の善後策を検討いたします。 当社グループの事業評価・改善プロセス図は、以下のとおりです。 ≪運営体制≫ 事業の評価、低評価事業の再生、不適格事業の撤退・縮小、事業ポートフォリオの再編、経営資源の再配分の各プロセスは、経営層が主体となり、各常任委員会(サステナビリティ委員会、投資委員会、見積・契約審査委員会)において審議し、取締役会に答申して意思決定しております。 当社グループの資本コスト経営に関する運営体制図は、以下のとおりです。
事業等のリスク5,315字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは、これらのリスクを影響度及び発生可能性の観点から適切に把握し、迅速に対応するため、取締役副社長執行役員を委員長とし、常勤取締役及び執行役員等を委員とするリスク管理委員会を設置しております。同委員会では、リスク管理方針の策定、主要リスクの進捗管理及び対応施策の検討を行い、その内容を定期的に取締役会へ報告しております。 当社グループは、これらのリスクの発生を未然に防止するとともに、万一発生した場合には、影響の最小化を図るべく、迅速かつ適切な対応に努めてまいります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来発生する可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。 ① コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、貨物自動車運送事業法をはじめとする各種法令・規制の適用を受けており、各事業にかかる主要な許認可等は以下のとおりとなります。加えて会社法、金融商品取引法その他関連する法令・条例等を遵守した事業運営が求められております。 当社グループは、コンプライアンス経営を重要課題の一つとして位置付け、「AZ-COM丸和グループ行動憲章」及び「AZ-COM丸和グループ行動規範」に基づき、役職員に対する継続的な教育・研修を通じて、法令遵守体制及び企業倫理の浸透・強化に努めております。 しかしながら、将来において法令違反等が認められた場合には、監督官庁からの行政処分や社会的信用の低下、損害賠償等が生じる可能性があり、これらの事象が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 主要事業の許認可等の概要 許認可等の名称   法律名   監督省庁   有効期限   取消事由 一般貨物自動車運送事業   貨物自動車運送事業法   国土交通省   期限の定めなし   同法第33条 第一種貨物利用運送事業   貨物利用運送事業法   国土交通省   期限の定めなし   同法第16条 第二種貨物利用運送事業   貨物利用運送事業法   国土交通省   期限の定めなし   同法第33条 倉庫業   倉庫業法   国土交通省   期限の定めなし   同法第21条 産業廃棄物収集運搬業   廃棄物の処理及び清掃に関する法律   環境省   許可後5年間   同法第14条の3の2 貨物軽自動車運送事業   貨物自動車運送事業法   国土交通省   期限の定めなし   同法第36条第2項 ② 大口取引先の変動のリスク 当社グループでは、物流機能の一括受託(3PL)を主たる事業としていることから、特定の取引先に対する売上依存度が相対的に高くなる傾向があります。当社グループでは、販売先の多様化に努めるとともに、これらの取引先と良好な信頼関係を構築し、安定した成長を目指して、今後も競争力の維持・強化に向けた様々な取り組みを進めてまいります。現時点において、大口取引先との関係は良好に推移しておりますが、事業環境の変化や取引条件の変更、契約解消等が生じた場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ③ 原油価格の高騰のリスク 当社グループは、貨物自動車運送事業を営んでおり、軽油を中心とした燃料価格の変動は運送コストに直接的な影響を与えます。原油価格やエネルギー価格は、世界的な需給動向に加え、昨今の中東情勢をはじめとする地政学的リスクの影響を受けて変動する可能性があり、これらの要因により燃料費が上昇した場合、当社グループの収益性が低下する可能性があります。当社グループでは燃料調達先との価格交渉、取引先への適切な運賃交渉、エコドライブ推進等の施策を講じておりますが、コスト上昇分を十分に転嫁できない場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ④ 重大な事故の発生のリスク 当社グループは、多数の事業用車両を保有し輸配送業務を行うとともに、物流センターにおいて多くの従業員が業務に従事しております。万が一、人命に関わる重大な事故や重大な労働災害が発生した場合、社会的信用の低下、行政処分、刑事責任の問責等が生じる可能性があります。当社グループでは安全担当部署を中心とした、巡回指導による運行管理の徹底、事故防止勉強会の開催、各事業所に配置・任命したセーフティ・アドバイス・リーダーによる安全運転の指導並びに労働災害防止プロジェクトによる全社的な労災事故防止対策の実施等に継続的に取り組んでおりますが、これらの事象が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ M&Aに関するリスク 当社グループは、事業拡大及び企業価値向上を目的としてM&Aを成長戦略の一つとして活用しております。M&A実施にあたっては、デューデリジェンスを実施し、事業の成長性、シナジー効果や特定の顧客等への依存度などを検証しております。企業価値算定時には、将来の事業環境等を勘案して事業変動リスクを想定し、算定委託先に対しても情報共有することで適正な企業価値算定ができるよう努めております。また、意思決定においては、社内規定に基づき投資委員会による出資額等の十分な協議を経て、取締役会にて社外取締役等の中立的な外部からの識見も含め協議を行い決定しております。しかしながら、事業環境の変化やPMI(経営統合プロセス)の遅延、想定したシナジーの未達により当初想定した成果が得られない場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 自然災害等の発生に関するリスク 当社グループは、数多くの物流センター及び配送ネットワークを有しており、地震、風水害、火災、停電等の自然災害やインフラ障害が発生した場合、輸配送経路の遮断、物流システムの停止等、事業活動に支障をきたす可能性があります。当社グループでは災害の未然防止に関する取組みや災害発生時における対応方法として、事業所ごとに策定している事業継続計画(BCP)に基づく行動(吉川本社の代替機能、物流センター出荷拠点の変更等)や発生時における「災害対策室」や「災害対策準備室」の速やかな設置等の対策を講じておりますが、想像を超える災害が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報セキュリティ・情報システムに関するリスク 当社グループは、物流サービスの提供にあたり、取引先情報や個人情報等の重要情報を多数取扱っております。当社グループでは、「情報セキュリティ・ポリシー」に基づき、社内教育を通じてセキュリティに対する意識の強化や個人情報管理の徹底などに努めるとともに、ウイルスの監視、ファイヤーウォールによるセキュリティ対策やバックアップセンター機能の構築、サーバールームへの非常用発電機の配置などシステムダウンへの対策を講じております。しかし、取引先情報の外部漏洩やデータ喪失、個人情報の紛失などの事態が生じた場合、当社グループに社会的信用の低下や損害賠償等が発生する可能性があります。また、ランサムウェア攻撃等のサイバー攻撃により、長期間にわたるシステムダウンを余儀なくされた場合には、これらの事象は当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。そのため、当社グループでは、新たに「サイバー攻撃BCP」を策定し、有事の際には全社横断からなる「サイバー攻撃緊急対策室」を立ち上げ、早期復旧に努めることとしております。 ⑧ 設備投資に係るリスク 当社グループは、事業拡大に伴い物流センターの新設・拡張等の設備投資を継続的に実施しております。しかしながら、大規模な設備投資を行った場合、本格的な稼動に至るまでに一定の期間を要するため、費用が先行的に発生する可能性があります。 当社グループでは、大型設備の投資を行う際には、検証機関として投資委員会を設置し、十分な審議・検討を行うと同時に、定期的に取締役会が審議状況の報告を受けることで状況の把握に努めています。 現在、本社所在地である埼玉県吉川市の東埼玉テクノポリスの拡張をはじめ、物流センター建設用地(農地含む)を先行取得しております。しかしながら、許認可取得や用地買収交渉の遅延等により投資回収が計画通りに進まない場合や受注機会の喪失等により物流センター建設計画が予定どおり実現できない場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 資金調達のリスク 当社グループは、物流センターの増設などの設備投資を継続しており、主に金融機関からの借入により調達しております。現時点では金融機関との関係が良好であることから必要な資金の新規調達に懸念はありませんが、将来において、金融市場環境の変動、金利水準の上昇、業績悪化等が生じた場合には、資金調達条件の悪化や調達制約が生じ、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。このため当社グループでは、資金調達方法の多様化を図ることで当該リスクの低減に努めております。 ⑩ 環境に関する規制のリスク 当社グループは、大気汚染、水質汚濁、土壌・地下水汚染、有害物質の取扱い・除去、廃棄物処理、自然資本・生物多様性の保護などに関する様々な環境関連法令の適用を受けております。当社グループでは多数の事業用車両を保有していることから、運転職に従事する従業員についてはエコドライブの研修を受講することで日常より燃費向上は当然のこと、CO2等の温室効果ガス排出量削減に留意した運転を心がけるよう、運行管理者を中心として指導を行っております。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同し、同提言に沿った対応を進めています。加えて、自然資本・生物多様性への依存及び影響を評価し、負荷を回避・軽減すべく、特に生物多様性に関する重要地域内又は近接地などの影響が生じうる拠点・エリアにおいては、これらに配慮した事業活動を行います。しかしながら今後において、法改正等による環境に関する規制の強化や費用負担の増加又は、過去・現在及び将来の事業活動における賠償責任等が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 人材の確保及び育成リスク 当社グループは、今後更なる業容拡大に対応するため、新卒・中途採用ともに積極的な採用で、当社の理念に共感し、高い意欲を持った優秀な人材の継続的確保及びその育成に努めております。特に新卒採用においては、インターンシップの実施やオールリクルート体制による積極的な採用活動を行うことにより、優秀な人材の確保に努めるとともに、定期的な面談や人事異動の実施、教育研修制度の充実を図ることで、やりがいのある職場環境づくりを進め、将来の管理者の育成に注力しております。しかしながら、今後更なる労働市場の逼迫や在職する人材の社外流出が生じるなどにより、計画どおりの人材の確保・育成が困難となった場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 経営陣の確保及び育成リスク 当社グループ役員は、各担当分野において、重要な役割を果たしております。これら役員が業務執行できなくなった場合、並びに今後において重要な役割を担う人材を確保できなくなった場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、次世代の経営者育成に向けた「社長育成プログラム」による後継者育成プランを実行すると同時に、幹部候補者より子会社の非常勤役員を選出し、経験を積ませるなどの方策を実施することで、日頃から後継者の育成に努めております。 ⑬ 感染症の感染拡大によるリスク 当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための各種対策の実施により、感染拡大に留意した事業活動の徹底に取り組んでまいりました。今後、インフルエンザやはしか並びに新たな感染症の流行等により、当社グループ物流センター及び本社施設にて集団感染が確認され、物流事業や本社機能が停止した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,950字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)業績等の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等による緩やかな回復基調が続いている一方、米国・イスラエルによるイラン攻撃に端を発したホルムズ海峡の閉鎖に伴う資源価格の変動リスクが懸念されるなど、世界情勢は急速に不確実性を増しており、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 物流業界におきましては、国内における消費関連貨物は堅調に推移しておりますが、イラン情勢を受けたエネルギーコストの上昇を踏まえた適切な価格転嫁への対応が求められるなど、依然として厳しい経営環境が続いております。 当社グループは、環境変化に対応すべく高収益企業づくりを目指した「中期経営計画2028」をスタートさせ、EC・常温物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各ドメインを中心に業容拡大に努めております。また、AZ-COM Matsubushi EASTなどの新たな物流センターの立ち上げ、グループネットワーク機能を最大化する輸配送プラットフォームの強化、オペレーション標準化とDX実装による3PL事業の省人化・省力化を実現し、お客様に選ばれる「3PL&プラットフォームカンパニー」を目指しております。 以上の結果、当社グループの当連結会計年度における経営成績は、売上高230,531百万円(前期比10.6%増)となり、後述するセグメント別の業績情報に加え、前年において発生した株式公開買付け関連費用の減少もあり、営業利益11,864百万円(同8.3%増)、経常利益12,530百万円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,448百万円(同2.4%増)の増収増益となりました。 セグメント別の概況は以下のとおりです。 (物流事業) (百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 売上高   205,598   227,377   21,778   10.6% セグメント利益   11,318   11,650   331   2.9% 新たな物流センターの立ち上げ関連費用や、既存物流センターの稼働率向上を目的とした統廃合に伴う一時的な費用等の影響がありました。一方で、取引先増加による取扱物量や稼働車輌台数の増加に加え、全社的に推進する料金改定の成約増及び生産性向上の取り組みによる成果が上回った結果、増収増益となりました。 なお、物流事業における当連結会計年度の売上高の内訳は以下のとおりです。 物流事業の内訳   売上高   前年比   主な要因 ラストワンマイル事業   38,916   △1.1%   ・セール等の積極的な増車対応による稼働率向上 ・ネットスーパー等の一部事業譲渡に伴う減少 EC常温輸配送事業   61,171   14.6%   ・幹線輸送の需要増に対する増車手配 ・既存取引先との新たな輸配送サービスの拡大 EC常温3PL事業   74,068   14.9%   ・大手ネット通販会社向け物流センターの通期稼働 及び新たな物流センターの開設 ・既存取引先における取扱物量の増加 低温食品3PL事業   26,606   9.8%   ・新たなスーパーマーケット向け物流センターの稼働 ・既存取引先との事業領域拡大や取扱物量の増加 医薬・医療3PL事業   26,614   10.2%   ・拡張した物流センターの通期稼働 ・新店舗及び季節商品出荷による取扱物量の増加 (その他) (百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率 売上高   2,771   3,154   382   13.8% セグメント利益   418   527   109   26.1% ファイズホールディングス㈱における情報システム事業及び㈱アズコムデータセキュリティのBPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)に係る新規案件の受注が順調に寄与した結果、増収増益となりました。 (2)財政状態の状況 当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、比較対象となる前連結会計年度末については暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の見直しを反映しております。 (資産) 資産合計は、155,661百万円となり、前連結会計年度末に比べ17,111百万円増加いたしました。 流動資産は47,090百万円となり、19,483百万円減少いたしました。この主な要因は、未収消費税が増加したことによりその他が2,359百万円増加した一方で、現金及び預金が21,172百万円減少したことであります。 固定資産合計は108,571百万円となり、36,594百万円増加いたしました。この主な要因は、建物及び構築物(純額)が20,552百万円、機械装置及び運搬具(純額)が3,138百万円、工具、器具及び備品(純額)が1,376百万円、投資有価証券が2,998百万円、長期預金が9,979百万円、それぞれ増加した一方で、建設仮勘定が1,222百万円減少したことであります。 (負債) 負債合計は90,297百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,178百万円増加いたしました。流動負債は33,183百万円となり、17,498百万円減少いたしました。この主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が1,459百万円、未払法人税等が622百万円、未払金が751百万円、それぞれ増加した一方で、2025年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の買入消却により1年内償還予定の転換社債が20,146百万円減少したことであります。また、固定負債は57,113百万円となり、29,677百万円増加いたしました。この主な要因は、長期借入金が6,468百万円、2030年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行により転換社債が22,000百万円、それぞれ増加したことであります。 (純資産) 純資産合計は65,364百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,932百万円増加いたしました。この主な要因は、利益剰余金が3,120百万円、その他有価証券評価差額金が1,437百万円、それぞれ増加したことであります。 (3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、19,979百万円と前連結会計年度末と比べ21,157百万円減少(前連結会計年度は4,744百万円減少)となりました。 各キャッシュ・フローの増減要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは13,362百万円(前連結会計年度は8,897百万円)となりました。主な要因としては、税金等調整前当期純利益で12,062百万円、減価償却費で4,131百万円、それぞれ資金増となった一方で、法人税等の支払額で△4,024百万円と、資金減となっております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは△39,173百万円(前連結会計年度は△10,606百万円)となりました。主な要因としては、有形固定資産の取得による支出で△27,839百万円、定期預金の預入による支出で△9,950百万円、投資有価証券の取得による支出で△828百万円と、それぞれ資金減となっております。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは4,654百万円(前連結会計年度は△3,035百万円)となりました。主な要因としては、転換社債の償還による支出で△20,000百万円、長期借入金の返済による支出で△6,624百万円、配当金の支払額により△4,327百万円、それぞれ資金減となった一方で、転換社債の発行による収入で22,000百万円、長期借入れによる収入で14,230百万円と、それぞれ資金増となっております。 (4)生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当社グループは、物流事業を中核とするサービスの提供が主要な事業であるため、記載を省略しております。 ② 受注実績 当社グループは、物流事業を中核とするサービスの提供が主要な事業であるため、記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 物流事業   227,377   +10.6% その他   3,154   +13.8% 合計   230,531   +10.6% (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総売上高実績に対する割合 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) アマゾンジャパン(同)   62,369   29.9   77,599   33.7 (5)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っておりますが、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 ② 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を与える要因について 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、法的規制の変化、顧客の動向、人材の確保及び育成、システム障害等、様々なリスク要因が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは法令遵守の浸透、顧客ニーズへの対応、新たなサービス開発、優秀な人材の確保と育成、システム基盤の増強等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切に対応していく所存であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは、CMS(キャッシュマネジメントシステム)を導入し、CMS参加各社におけるグループ内資金の包括的管理を実施しており、連結子会社において、設備投資等に伴い大規模な資金需要が発生する場合は、連結子会社の自己資金や当社による連結子会社への長期貸付を基本としつつ、金融機関からの借入も検討してまいります。当社グループの事業活動における短期運転資金は自己資金及び当社グループ内資金の活用、金融機関からの借入金を基本としております。設備投資やM&A等に係る投資資金、長期運転資金は自己資金及びグループ内資金を活用するとともに、金融機関からの借入及び社債発行により対応しております。また、円滑な直接調達を進めるため、当社は国内の格付機関から格付を取得しており、2026年3月末時点の発行体格付は日本格付研究所(JCR)「A-」となっております。加えて複数の金融機関との間で当座借越契約を締結しており、必要資金を機動的に確保する基盤を整えております。 ⑤ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について 「環境変化に強い高収益企業づくり」を目指し、中期経営計画2028(2025年4月~2028年3月、第53期~第55期)を今期よりスタートしております。初年度である第53期の実績は以下のとおりとなりました。 第 53 期 2026年3月期 計画   第 53 期 2026年3月期 実績   計画比 増減   増減率 売上高(百万円)   220,000   230,531   10,531   4.8% 営業利益(百万円)   11,900   11,864   △35   △0.3% 営業利益率(%)   5.4   5.1   △0.3ポイント   - 経常利益(百万円)   12,000   12,530   530   4.4% 経常利益率(%)   5.5   5.4   △0.0ポイント   - a.中期経営計画2028の主な施策 ・環境変化に強い高収益企業づくり ・グループ機能の強化(最大活用・再編) ・オペレーションの進化(標準化・DX) ・新規事業(顧客)開発と既存事業再成長 ・機能戦略(経営資源)の強化 b.初年度にかかる評価 中期経営計画2028(2025年4月~2028年3月)の初年度である2026年3月期の達成・進捗状況は以下のとおりとなりました。 環境変化に強い高収益企業づくりを目指した当社グループにおける「中期経営計画2028」の初年度は、当社グループの旗艦センターでもある「AZ-COM Matsubushi EAST」が順調に稼働開始するなど、計画以上の業績を達成いたしました。また、主要取引先向けの新たな物流センターを複数開設することが出来ました。 利益面については、料金改定の成約増及び生産性向上の取り組みによる成果があったものの、立ち上げ関連費用をはじめ、既存物流センターの稼働率向上を目的とした統廃合に伴う一時的な費用等の影響により、営業利益においては僅かに計画を下回る結果となりました。一方、受取配当金、補助金収入及び固定資産売却益の増加も寄与し、経常利益においては計画達成いたしました。

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開示資料

出典

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