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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

丸全昭和運輸

Maruzen Showa Unyu Co,.Ltd.9068 · Prime · 陸運業

貨物自動車運送、港湾運送、構内作業を核に、国内外で一貫物流サービスを展開。鉄鋼・電機・化学など産業向けに強い。

概要

丸全昭和運輸は、1931年に創業した総合物流企業である。横浜市に本社を置き、関東地方を地盤に一般貨物運送、港湾運送、倉庫、国際物流など幅広いサービスを提供する。鉄道利用運送や内航船舶を活用したモーダルシフト対応、危険物・重量物などの特殊品物流に強みを持つ。2026年3月期の連結売上高は1486億円、従業員数は3723人。

物流事業と構内作業の二本柱

当社グループの事業は、物流事業と構内作業及び機械荷役事業の二つが主力である。物流事業は貨物自動車運送、港湾運送、倉庫業、通関業などからなり、2026年3月期の売上高は1293億円で全体の87%を占める。構内作業及び機械荷役事業は工場構内での原料・製品の移送、組立、充填、機械賃貸などを手掛け、売上高は169億円である。その他事業として建設・不動産、保険代理、自動車整備、警備なども行う。

37社の子会社で構成されるグループ

当社グループは、丸全昭和運輸(当社)と子会社37社、関連会社5社で構成される。国内子会社19社(丸十運輸倉庫、丸全水戸運輸、丸全北海道運輸、丸全九州運輸、丸相運輸、丸全京葉物流、丸全トランスポート、昭和物流、昭和アルミサービスなど)と海外子会社11社(マルゼン・オブ・アメリカ、丸全昭和(香港)、丸全昭和(広州)物流など)が地域補完と一貫輸送を担う。関連会社には徐州丸全外運、ユニタイマルゼンロジスティックスなどがある。

関東地盤から全国・世界へ展開

創業以来、京浜工業地帯を中心に事業を拡大し、現在は北海道から九州まで国内全域に拠点を持つ。海外は1974年に米国と香港に現地法人を設立、その後シンガポール、中国、台湾、韓国、タイ、ベトナム、南米などに進出した。2026年3月期の海外売上高は明示されていないが、グローバル物流の拡大を中期計画の重点施策に掲げる。また、鉄道や内航船舶を使ったモーダルシート対応も強みの一つである。

業界の中での役割は総合物流サービス提供企業(港湾・工場内・陸上輸送)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,486億円
営業利益
155億円
営業利益率
10.4%
純利益
127億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01物流事業主力

貨物自動車運送、港湾運送(荷役、ターミナル運営)、倉庫業、通関業等の物流サービスを提供。国内子会社19社、海外子会社11社が地域補完・一貫輸送を実施。鉄鋼、電機、化学等の産業顧客向けが中心。

主な製品・サービス4
貨物自動車運送
一般貨物のトラック輸送、長距離・地域配送。
港湾運送
港湾における貨物の取卸し、積込み、コンテナターミナル運営等。
倉庫業
保管、入出庫、在庫管理等の倉庫サービス。
通関業
輸出入貨物の通関手続き代行。

02構内作業及び機械荷役事業主力

工場構内での原料・製品・重量物・精密機械等の移送、組立、充填、倉庫保管、入出荷作業、機械の賃貸。製鉄、化学、電機等の工場向けに附帯作業も提供。

主な製品・サービス3
構内物流作業
工場構内での原材料・製品の運搬、荷役、保管、入出庫管理。
組立・充填作業
製品の組立工程支援、液体・粉体の充填作業。
機械賃貸
フォークリフト、クレーン等の荷役機械のレンタル。

03その他副次

建設・不動産、保険代理、自動車整備、警備等のサービス。主にグループ会社向け及び関連事業。

主な製品・サービス2
自動車整備
グループ会社の車両整備・点検・修理。
警備業
施設警備、機械警備等。昭和アルミサービスが実施。

製品と技術

トラック・鉄道・船舶を使った総合輸送

一般貨物自動車運送が物流事業の核である。長距離・地域配送に加え、鉄道利用運送や内航船舶を組み合わせたモーダルシフト対応が強み。危険物、重量物、精密機械など特殊品物流も手掛け、富士山や、2026年3月期の物流事業売上高は1293億円に達する。子会社が各地域で配送網を補完し、一貫輸送システムを構築している。

港湾と倉庫でつなぐ国際物流

港湾運送ではコンテナターミナル運営、荷役、通関業務を行う。横浜港など主要港で事業を展開し、国際埠頭、丸全港運などの子会社が担う。倉庫業では保管・入出庫・在庫管理を提供し、成田物流センターや大黒青果センターなどでISO9001認証を取得。2026年3月期には酒類の輸入保管輸送業務を新規受注した。

工場内のモノづくりを支える構内作業

構内作業及び機械荷役事業では、工場構内での原料・製品の移送、組立、充填、倉庫保管、入出荷作業を提供。製鉄、化学、電機などの工場向けに附帯作業も行う。丸全茨城流通、丸全流通サービス、丸全関西流通などの子会社が主に当社の協力企業として業務を遂行。2026年3月期の同事業売上高は169億円である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

陸運業のなかでの位置

総合物流で安定、関東地盤に強みを持つ独立系

陸運業セクターに属し、一般貨物運送や倉庫・港湾運送を手掛ける総合物流企業である。同業のSBSホールディングスがM&Aで急成長するのに対し、当社は独立系として関東圏の拠点網を活かし、機械・電機・食品など幅広い顧客にサービスを提供。売上高は1402億円から1486億円へ緩やかに増加し、営業利益率も10%前後で安定している。東武鉄道や東急などの鉄道系物流と異なり、鉄道部門を持たないことで、地上輸送と倉庫事業に特化した効率的な運営が強みだ。

強み

  • 首都圏を中心に物流ネットワークを構築し、高密度な輸送を実現。
  • 営業利益率10%超で、業界平均を上回る収益性を維持。
  • 陸運と倉庫を連携させ、一貫した物流サービスを提供可能。
  • 系列によらない中立な立場で、幅広い顧客から受注を得る。

課題

  • 関東依存度が高く、首都圏の災害や規制に影響を受けやすい。
  • 業界全体の課題であるドライバー不足で、輸送能力の制約が懸念。
  • 鉄道系物流は大量輸送で有利で、長距離需要の一部を奪われ得る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

物流・運輸の時価総額近傍。太字が丸全昭和運輸

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11333Umios1,976億円8.9倍
22384SBSホールディングス1,954億円9.8倍
39119飯野海運1,886億円11.9倍
45975東プレ1,845億円9.1倍
59025鴻池運輸1,635億円10.7倍
69068丸全昭和運輸1,495億円11.1倍
79010富士急行1,434億円3.9倍
82146UTグループ1,395億円19.9倍
99037ハマキョウレックス1,395億円12.7倍
102874横浜冷凍1,302億円41.1倍
119039サカイ引越センター1,272億円14.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

京浜工業地帯で創業した1931年

1931年8月、横浜市中区太田町に資本金10万円で「株式会社丸全昭和組」を創立。創業者は中村全宏。京浜工業地帯の鉄鋼、化学工業メーカーを対象に工場建設資材、原料、製品の荷造り、運搬業務を開始した。1940年までに大阪、名古屋、飾磨などの港に支店・出張所を設け、直轄店は23か所に達した。

商号変更と株式上場で成長軌道に

1947年12月、商号を「丸全昭和運輸株式会社」に改称。1961年10月に東京証券取引所市場第二部に上場、1963年8月には第一部に指定替えとなった。上場後、物流需要の拡大に対応し、1964年に丸全水戸運輸を設立、岡山の丸十運送と業務提携して山陽地区へ進出。1966年には国際埠頭を共同出資で設立するなど、拠点を拡大した。

全国展開と海外進出を加速した1970年代

1967年に関西支店、1972年に中部支店を開設。1974年には米国にマルゼン・オブ・アメリカ、香港に丸全昭和(香港)を設立し、海外事業に乗り出した。1982年には横浜に輸出梱包センターを建設し、輸出貨物の入庫から梱包、船積みまでの一貫業務を開始。1985年には北京事務所を設置し、中国市場への足がかりを築いた。

分社化とM&Aでグループ体制を強化した2000年代

2000年から2002年にかけ、千葉、鹿島、京浜、川崎、中部、関西の各支店のトラック事業を分社化し、地域物流子会社を設立。2002年4月には昭和電工(現レゾナック)の子会社である昭和物流と昭和アルミサービスの株式を取得し、グループに加えた。2004年にはライオン流通サービスの子会社スマイルラインを買収。2006年には武州運輸倉庫の第三者割当増資を引き受け、グループ化した。

第9次中期経営計画で変革を目指す現在

2025年度を初年度とする第9次中期経営計画を策定。長期ビジョン「テクノロジーと現場力で、お客様の未来を創造するロジスティクスパートナー」を掲げ、3PL事業の拡大、DXによる業務変革、グローバル物流の拡大、M&Aの積極実施などを重点施策とする。投資計画は3年間で設備投資400億円、M&Aに100億円を想定。最終年度の2027年度に売上高1760億円、経常利益185億円を目標とする。

年表40件を開く

1930年代

  • 1931年8月創業横浜市中区太田町6丁目84番地において、資本金100千円をもって創設者中村全宏が「株式会社丸全昭和組」を創立。京浜工業地帯の鉄鋼、化学工業メーカーの工場建設資材、原料、製品の荷造り、運搬を開始。

1940年代

  • 1940年創業創立後事業の発展により、京浜工業地帯のほかに、大阪・名古屋・飾磨の各港並びに高萩、勿来に支店、出張所を設け直轄店23ヶ所に達す。
  • 1947年12月商号を「丸全昭和運輸株式会社」と改称。

1960年代

  • 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1963年8月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 1964年5月茨城県水戸市に「丸全水戸運輸株式会社」(現・連結子会社)を設立。
  • 1964年9月岡山県の丸十運送株式会社(現丸十運輸倉庫株式会社)(現・連結子会社)と業務提携を結び山陽地区の拠点拡張をはかる。
  • 1966年3月「国際埠頭株式会社」(現・連結子会社)(横浜市)を共同出資により設立。
  • 1967年2月鹿島支店(茨城県)を設置。
  • 1967年4月関西支店(大阪府)を設置。

1970年代

  • 1972年3月中部支店(愛知県)を設置。
  • 1974年8月アメリカに「Maruzen of America,Inc.」(マルゼン・オブ・アメリカ・インコーポレイテッド)(現・連結子会社)を設立。
  • 1974年10月創業香港に「丸全昭和(香港)有限公司」を設立。

1980年代

  • 1982年12月輸出梱包センター(横浜市)を建設し、輸出貨物の入庫、梱包、船積までの一貫業務を開始。
  • 1985年10月中国に北京事務所を設置。
  • 1986年4月京浜支店(横浜市)を設置。
  • 1987年4月東京海運支店を設置。
  • 1987年8月「丸全北海道運輸株式会社」「丸全九州運輸株式会社」(現・連結子会社)を設立。

1990年代

  • 1995年2月中国に上海事務所を設置。
  • 1996年6月創業シンガポールに「丸全昭和新加坡有限公司」を設立。
  • 1996年12月中国に合弁会社「徐州丸全外運有限公司」を設立。
  • 1999年4月川崎支店を設置。
  • 1999年9月大黒青果センターにてISO9002認証取得。(2002年ISO9001へ移行)

2000年代

  • 2000年10月千葉支店を分社し、「丸全京葉物流株式会社」(現・連結子会社)が事業を開始。
  • 2002年4月鹿島、京浜、川崎、中部、関西各支店のトラック事業を分社し、「丸全鹿島物流株式会社」「丸全京浜物流株式会社」「丸全川崎物流株式会社」「丸全中部物流株式会社」「丸全関西物流株式会社」(現・連結子会社)の新会社が事業を開始。
  • 2002年4月昭和電工株式会社(現・株式会社レゾナック)の子会社である「昭和物流株式会社」と「昭和アルミサービス株式会社」(現・連結子会社)の株式を取得し、当社のグループ会社とする。
  • 2004年3月昭和アルミサービス株式会社の子会社として、「SASロジスティックス株式会社」(現・連結子会社)を設立し、当社のグループ会社とする。本社、輸出梱包センターにてISO14001認証取得。
  • 2004年7月ライオン流通サービス株式会社の子会社である「株式会社スマイルライン」(現・連結子会社)の株式を取得し、当社のグループ会社とする。
  • 2004年12月3PL事業システム(MLPシステム)稼働。
  • 2006年1月丸全昭和(香港)有限公司の子会社として、「丸全昭和(広州)国際貨運代理有限公司」(現丸全昭和(広州)物流有限公司)を設立し、当社のグループ会社とする。
  • 2006年2月「丸全港運株式会社」(現・連結子会社)を設立。
  • 2006年7月関東支店を設置。
  • 2006年10月「武州運輸倉庫株式会社」(現・連結子会社)の第三者割当増資を引受け、当社のグループ会社とする。
  • 2007年4月ドイツにミュンヘン駐在員事務所を設置。
  • 2008年3月「丸全テクノパック株式会社」(現・丸全トランスパック株式会社)(現・連結子会社)を設立。
  • 2008年10月AEO制度に係る認定通関業者の資格取得。
  • 2009年3月機工部、港運部、東京海運支店にてISO14001の認証を取得したことにより、全部門において取得。
  • 2009年7月鹿島支店鹿島大豆センター営業所、鹿島支店南海浜倉庫営業所、中部支店東海倉庫営業所にて新たにISO9001の認証を取得。

2010年代

  • 2010年3月丸全昭和(広州)物流有限公司が中国国内において貨物自動車運送事業を開始。
  • 2010年8月成田物流センターにて新たにISO9001の認証を取得。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年度まで1,760億円
  • 連結経常利益2027年度まで185億円
  • ROE(自己資本利益率)2025年度~2027年度まで9.0%~10.0%
  • 配当性向2025年度~2027年度まで35%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長領域への拡大(SDGsをビジネスに)

    物流の共同化・標準化を進め、現場対応力でお客様に貢献するとともに、社会のサステナビリティと企業の稼ぐ力の両立を目指す。環境対応や社会課題解決を事業機会として捉える。

  2. 02

    DXによるビジネスモデルの変革

    次期基幹システムの構築・稼働により、データを活用した物流効率化や生産・販売の高付加価値化をグローバルに提供。社内の省力化と顧客へのデータ提案で、情報活用型企業への転換を図る。

  3. 03

    グローバル物流の拡大

    海外物流拠点の拡充や3PL事業の売上拡大により、グローバルな物流ネットワークを強化し、国際物流需要を取り込む。

  4. 04

    経営基盤・事業基盤の変革

    組織の改革(専門組織設置・業務機構再編)、M&Aの実行、人的資本の活用(人材確保・育成・ダイバーシティ推進)、営業推進体制強化など、構造改革に着手し企業進化を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,723人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は702万円で、9期前と比べて+13.5%平均年齢は40.5歳、平均勤続年数は16.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,544
2018年3月3,655
2019年3月61941.616.93,749
2020年3月65541.416.63,842
2021年3月65041.216.43,859
2022年3月66741.216.93,825
2023年3月66540.716.43,790
2024年3月66640.616.33,709
2025年3月67740.416.03,660399
2026年3月70240.516.23,723416

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社25(国内 24 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
小計224億円
神奈川県 横浜市中区188億円
物流事業
賃貸中のもの8,190百万円
その他事業
小計6,012百万円
新本社ビル予定地4,491百万円
堺倉庫営業所 — 大阪府堺市堺区3,684百万円
東京都 港区2,689百万円
物流事業 構内作業及び機械荷役事業
輸出梱包センター — 神奈川県横浜市 金沢区2,649百万円
小計2,600百万円
小計2,406百万円
ほか66件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    丸十運輸倉庫㈱
    岡山市 北区
    議決権100.0%
  • 国内
    丸全北海道運輸㈱
    北海道 苫小牧市
    議決権100.0%
  • 国内
    丸全水戸運輸㈱
    茨城県 笠間市
    議決権100.0%
  • 国内
    丸全トランスポート㈱
    横浜市 旭区
    議決権100.0%
  • 国内
    昭和物流㈱
    川崎市 川崎区
    議決権95.0%
  • 国内
    昭和アルミサービス㈱
    栃木県 小山市
    議決権100.0%
  • 国内
    SAS ロジスティックス㈱(注)4
    栃木県 小山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スマイルライン
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    丸全京葉物流㈱
    千葉県 市原市
    議決権100.0%
  • 国内
    マルゼン・オブ・アメリカ・イン コーポレイテッド
    アメリカ合衆国 カリフォルニア州
    議決権100.0%
  • 国内
    丸全流通サービス㈱
    横浜市 中区
    議決権100.0%
  • 国内
    丸全茨城流通㈱
    茨城県 神栖市
    議決権100.0%
残りのグループ会社13社を開く
  • 丸全九州運輸㈱北九州市 小倉北区100%
  • 武州運輸倉庫㈱東京都 港区100%
  • 丸全港運㈱横浜市 中区100%
  • 丸全トランスパック㈱横浜市 鶴見区100%
  • 丸全関西流通㈱大阪市 北区100%
  • 丸全中部流通㈱名古屋市 中村区100%
  • 鹿島タンク ターミナル㈱茨城県 神栖市94%
  • 丸全電産 ロジステック㈱東京都 港区100%
  • 丸全電産儲運(平湖)有限公司(注)2,4中華人民共和国 浙江省平湖市100%
  • ベトナム丸全電産 ロジステック会社(注)4ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市100%
  • 国際埠頭㈱(注)2横浜市 中区86%
  • M&F ロジスティクス㈱(注)6東京都 大田区67%
  • 丸全商事㈱(注)5横浜市 中区20%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    新港分関等の事務所移転に伴う引越業務及び通関事務総合データ通信システム機器移設等に係る請負契約
    財務省 · 2018-08-31
    289万円
  • 調達
    令和2年度横浜地方法務局供託金警備搬送業務委託契約
    法務省 · 2020-01-29
    152万円
  • 調達
    令和3年度における横浜地方法務局供託金警備搬送業務委託契約
    法務省 · 2021-02-16
    150万円
  • 調達
    平成31年度横浜地方法務局供託金警備搬送業務委託契約
    法務省 · 2019-01-30
    144万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,486億円営業利益155億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.8%、利益が+6.2%。

売上高
+2.8%
1,486億円
営業利益
+6.2%
155億円
純利益
+29.6%
127億円
営業利益率
10.4%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,620億円1,486億円
営業利益170億円155億円
純利益130億円127億円
1株あたり配当¥210

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は375億円、営業利益は35億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q1,10711
2019年4Q1,17015
2020年4Q1,22815
2021年4Q1,21120
2022年4Q1,36925
2023年4Q1,40920
2024年4Q1,40215
2025年4Q1,446775.339
2026年4Q1,486805.467
2027年1Q375359.327

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は862億円から1,486億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は10.4%。売上は2期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8624425
2014年3月8954731
2015年3月9475437
2016年3月9995940
2017年3月1,0486144
2018年3月1,1076847
2019年3月1,1708359
2020年3月1,2289580
2021年3月1,21110567
2022年3月1,36912686
2023年3月1,40913889
2024年3月1,40214397
2025年3月1,44614615810.198
2026年3月1,48615516610.4127

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,486億円のうち、営業利益として残るのは155億円10.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は127億円、売上の8.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金86.1%1,279億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.5%52億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.4%155億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+3.2pt
10.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.4pt
8.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.9pt
9.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが172億円、投資CFが−54億円で、差し引きのフリーCFは118億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は404億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月52−51−21137
2014年3月42−6835−26147
2015年3月69−48−1721151
2016年3月66−19−1647181
2017年3月65−35−1130200
2018年3月76−44−2532207
2019年3月87−37−1850239
2020年3月106−13246−26260
2021年3月114−11301259
2022年3月122−1102712303
2023年3月165−61−36104372
2024年3月145−41−67104412
2025年3月163−104−9159381
2026年3月172−54−95118404

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,046億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,444億円で、自己資本比率は69.4%(業種中央値40.1%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月99258840459.2
2014年3月1,08162046157.3
2015年3月1,15667448258.2
2016年3月1,14068245859.8
2017年3月1,22273748560.2
2018年3月1,27681146563.5
2019年3月1,30286443866.3
2020年3月1,44292551763.0
2021年3月1,5791,00957062.7
2022年3月1,7091,08562462.4
2023年3月1,7741,16161364.3
2024年3月1,9141,27963565.8
2025年3月1,9211,32259967.7
2026年3月2,0461,44460269.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
196億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,107億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
602億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

陸運業 56社との比較

同じ陸運業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率56社中5位あたり、逆に低いのは配当利回り56社中41位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.3%/中央値 8.4%
P25 6.0%P75 10.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.4%/中央値 7.2%
P25 4.9%P75 10.9%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.4%/中央値 40.1%
P25 32.4%P75 54.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.8%/中央値 4.5%
P25 2.6%P75 7.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥7,250で、1年前と比べて+2.3%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥7,250-2.6%1ヶ月-4.2%1年+2.3%時価総額1,495億円
過去52週の値幅
安値¥6,590高値¥9,610

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)21.5倍
PBR0.96倍
配当利回り2.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月に入って下落基調に転じ、25日移動平均線(7588円)を下回って推移しています。52週高値(9610円)からは23.5%下落し、中期的な調整局面と捉えられます。8月12日には6,5200株と急増した売り注文により、7,290円まで下落しました。RSIは40.1と中立圏を下回っており、売り圧力が優勢です。ただし、75日移動平均線(7606円)付近での下支えが意識され、底堅さも見られます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは11.29倍と業界平均の15.57倍を下回り、PBRは0.9976倍とほぼ1倍で、株価は解散価値に近い。配当利回りは2.86%と平均の2.33%を上回り、安定した株主還元が見込まれる。ROEは9.32%と良好で、収益性も悪くない。ただし、予想PERが21.8倍と上昇しており、来期の業績減速が懸念される。配当性向は39.2%で、今後の増配余地はあるが、業績が横ばいのため配当の伸びは限定的。全体的に割安だが、成長性にはやや不安が残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍15.7倍
PER (予想)21.5倍
PBR0.96倍1.07倍
ROE9.3%8.4%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

物流業界はEC拡大や人手不足による需要増とコスト増が同時に進行する。強気派は、安定した収益基盤とコンテナ事業の強化による成長、ROE9%台の収益性を評価する。一方、弱気派は、競争激化による運賃低下や、燃料費・人件費の上昇が利益を圧迫する可能性を指摘する。PBRが1倍前後で株価が割安にも見えるが、成長鈍化懸念もある。

プラスに働く材料7
  • 好調な業績

    売上高は緩やかに増加し、純利益も増益傾向。

  • コンテナ事業強化

    子会社化によりコンテナ輸送のシナジーを期待。

  • 割安指標

    PER11倍台、PBR1倍割れで割安感。

  • 2026年3月期に純利益127億円へ30%増通年影響

    純利益は前期98億円から127億円へ約30%増。営業利益も155億円へ増加

  • 営業利益率が10.43%へ改善通年影響

    営業利益率は10.1%から10.43%へ上昇。収益性が改善している

  • PBR0.9976倍と純資産並みの評価継続影響

    PBR0.9976倍、ROE9.32%。1倍割れで下値が限定的

  • 配当利回り2.86%で安定株主層継続影響

    配当利回り2.86%。増配が続けば投資家の保有動機になる

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    物流業界は新規参入や価格競争で運賃低下。

  • コスト上昇

    燃料費や人手不足による人件費増が利益を圧迫。

  • 成長鈍化

    売上高の伸びが緩やかで、大幅成長は見込みにくい。

  • 予想PER21.8倍と実績PERの2倍近い決算発表後影響

    実績PER11.29倍に対し予想PER21.8倍。来期に大幅減益が想定される

  • 売上高の伸びは前期比2.8%増と鈍い通年影響

    売上高は1446億円から1486億円へ+2.8%。増収率が低く成長期待が限定

  • 株価が1年で1.48%下落し相対弱さ継続影響

    1年間で株価1.48%下落。投資家の関心が薄い

  • 外国法人保有20.46%が売り圧力不定影響

    外国法人所有比率20.46%。海外勢の売りが続けば需給が悪化

次の決算で確かめる点
売上高
物流需要の動向を反映するため。
営業利益率
コスト管理の効率性を示す指標。
コンテナ取扱量
強化施策の進捗を測るため。
顧客数
基盤の安定性を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり210で、前期から+23.5%いまの株価に対する利回りは2.90%。増配か配当維持が7年続いている。

年間配当
¥210
1株あたり
配当利回り
2.90%
いまの株価に対して
配当性向
39.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
7年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5524.4
2018年3月609.125.5
2019年3月41−31.725.6
2020年3月7070.724.0
2021年3月757.124.7
2022年3月8513.322.7
2023年3月10017.625.0
2024年3月13030.027.7
2025年3月17030.836.0
2026年3月21023.539.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥210

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,326人。区分でいちばん多いのは金融機関31.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.6%を占め、残る40.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関42.042.339.138.233.631.6
事業法人28.128.328.929.328.927.9
外国法人13.913.115.215.118.220.4
個人・その他15.315.715.916.318.619.4
自己株式0.00.00.01.23.74.9
証券会社0.60.70.81.00.70.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01丸全商事株式会社7.98
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.69
03明治安田生命保険相互会社5.91
04株式会社横浜銀行4.38
05丸全昭和運輸取引先持株会4.01
06THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD. (常任代理人 立花証券株式会社)3.84
07三菱UFJ信託銀行株式会社3.17
08AVI JAPAN OPPORTUNITY TRUST PLC (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.83
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.30
10横浜振興株式会社2.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-15
    株式会社三菱UFJ銀行
    新規の大量保有報告
    1.42%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2192%、1株純資産は14期で+1023%。直近期のROEは9.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月286564.511.835.3
2014年3月356925.210.029.1
2015年3月2053,7605.710.026.8
2016年3月2223,8085.98.926.8
2017年3月2474,1146.28.924.4
2018年3月2584,2356.19.925.5
2019年3月2994,2557.110.025.6
2020年3月3964,4759.16.024.0
2021年3月3334,8847.19.824.7
2022年3月4235,2598.37.522.7
2023年3月4405,6288.17.325.0
2024年3月4816,2838.19.727.7
2025年3月4916,6617.712.236.0
2026年3月6517,3689.312.639.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

26名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は26名。2026/3期の役員報酬は総額277百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
浅井俊之代表取締役会長81256
岡田廣次代表取締役社長 社長執行役員67218
中村匡宏代表取締役 専務執行役員662,227
安藤雄一取締役 専務執行役員61127
澁谷康弘取締役(監査等委員)(常勤)658
内藤彰信取締役(監査等委員)77
佐藤昭雄取締役(監査等委員)75
桑野和泉取締役(監査等委員)62
野口利英常務執行役員
嶋田良二常務執行役員
櫻井充常務執行役員
不破浩一常務執行役員
残りの役員14名を開く
氏名役職年齢
本多義太郎常務執行役員
寺岡要寛常務執行役員
中山博達常務執行役員
野﨑薰正常務執行役員
中川康仁執行役員
本田和之執行役員
相田宏執行役員
長佳史執行役員
内山藤貴執行役員
渡辺浩道執行役員
永野昌俊執行役員
石橋秀昭執行役員
吉田尚之執行役員
川口恵都子取締役(監査等委員)53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)52341224649
取締役(社内)1191919
社外取締役312124

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,696字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは丸全昭和運輸株式会社(以下当社)と子会社37社及び関連会社5社で構成され、貨物自動車運送事業、港湾運送事業及び構内作業を主な事業とし、更なる営業の強化と深耕、企業体質の改善をはかり、物流市場において「得意先の最良のロジスティクス・パートナー」となることを目指しております。 また、当社と子会社及び関連会社は、夫々地域的な補完と設備の効率的運用により相互に連繋し、業務を展開しております。 当社グループの事業区分の方法は事業内容及び相互関連性に基づき区分しております。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 当社または子会社、関連会社の事業における位置づけ等 物流事業   事業内容は、主に貨物自動車運送事業、港湾運送事業、倉庫業、通関業等であります。 当社、丸十運輸倉庫(株)、丸全水戸運輸(株)、丸全北海道運輸(株)、丸全九州運輸(株)、丸相運輸(株)、丸全京葉物流(株)、丸全トランスポート(株)、昭和物流(株)、昭和アルミサービス(株)とその子会社SASロジスティックス(株)、(株)スマイルライン、丸全港運(株)、武州運輸倉庫(株)、丸全トランスパック(株)、鹿島タンクターミナル(株)、丸全電産ロジステック(株)、鹿島バルクターミナル(株)、国際埠頭(株)、M&Fロジスティクス(株)の国内子会社19社と、マルゼン・オブ・アメリカ・インコーポレイテッド、丸全電産儲運(平湖)有限公司、丸全台昭股份有限公司、丸全昭和新加坡有限公司、丸全昭和(香港)有限公司、丸全昭和(広州)物流有限公司、丸全電産ロジステック(株)の子会社ベトナム丸全電産ロジステック会社、マルゼン・エスエイチ・ロジスティクス、丸全昭和(韓国)(株)、マルゼンサウスアメリカ、サイアム丸全昭和(株)の海外子会社11社が行なっております。当社と各子会社は、輸送・保管業務の効率的運営と地域的な補完を目的として相互に提携して一貫輸送を行なっております。 さらに、関連会社である徐州丸全外運有限公司、ユニタイマルゼンロジスティックス(ベトナム)コーポレーション、マルゼン・サムデラ・タイヘイヨー、丸全昭和タイランドリミテッドの各社も物流事業を営んでおり、当社と連携して一貫輸送を行なっております。 構内作業及び機械荷役事業   事業内容は、工場構内での原料、製品、重量物、精密機械等の移送、組立、充填、倉庫への保管、入出荷作業とこれらに附帯する諸作業並びに機械の賃貸であります。 当社、丸十運輸倉庫(株)、丸全茨城流通(株)、丸全流通サービス(株)、丸全関西流通(株)、丸全千葉流通(株)、丸全中部流通(株)、マルゼン・コープ(株)、丸全京葉物流(株)、昭和アルミサービス(株)、丸全電産ロジステック(株)、丸全電産儲運(平湖)有限公司が行なっております。なお、丸全茨城流通(株)、丸全流通サービス(株)、丸全関西流通(株)、丸全千葉流通(株)、丸全中部流通(株)、マルゼン・コープ(株)の各社は、主に当社の協力企業として事業を行なっております。 その他   事業内容は、主に建設業・不動産業、保険代理業、自動車整備業、警備業等であります。 当社は、建設業等を行なっております。 (子会社) 丸昭自動車工業(株)は、自動車整備業を営み、当社、丸相運輸(株)、丸全トランスポート(株)の車両整備を行なっております。昭和アルミサービス(株)は、警備業を行なっております。 (関連会社) 丸全商事(株)は、主に当社を取引先として、事務機器のリース業、荷役用パレットのレンタル業及び保険代理業を営んでおります。 なお、事業系統図については下記の通りであります。 (注)1.*1は連結子会社であり、*2は持分法適用会社であります。 2.当社は2025年10月31日付で日東富士製粉㈱より子会社である日東富士運輸㈱の株式を譲り受けました。これにより、社名をM&Fロジスティクス㈱と改め、連結子会社としております。
経営方針・対処すべき課題3,685字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境および対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「物流の分野に於て、お客様第一主義をモットーに、高品質なサービスの提供をします」を経営理念の第一に掲げ、お客様にとって最良のロジスティクスパートナーとなるべく、“モノや情報の流れ”を一体としてシステムと捉えて、物流最適化の提案を行っております。サービス品質の向上と経営基盤の安定的な拡大により、常に株主を初めとするステークホルダーの期待に応え、広く社会に貢献できる企業を目指すことを基本方針としております。 また、社是「熱と努力」を掲げ、仕事への熱い思い入れと仕事をやり遂げる不断の努力がいかに大切であるかという創業者中村全宏の精神を引き継ぎ、当社グループ全社員、一丸となって業務に取り組んでおります。 (2)経営戦略等 当社は、2022年3月に2030年度に向けた長期ビジョンを策定し、2025年3月に2025年度から2027年度までの3年間を対象とする第9次中期経営計画を策定しております。 長期ビジョンでは、「テクノロジーと現場力で、お客様の未来を創造するロジスティクスパートナー」を目指す姿として、以下のとおりお客様と社会に貢献してまいります。 (お客様への貢献) ・DXの取り組みを通じて、自社内の省力化を図ると共に、データを蓄積する仕組みを整備し、そのデータを利用した提案で、物流の効率化だけでなく、生産、販売の効率化、高付加価値化をグローバルに提供します。 ・物流の共同化、標準化を進める中で、当社独自の現場対応でお客様に貢献します。 (社会への貢献) ・企業の稼ぐ力のサステナビリティと社会のサステナビリティの両立を目指します。 ・株主、取引先、従業員、地域社会などステークホルダーの満足度を高めます。 長期ビジョンの基本戦略は以下のとおりとなります。 (1)成長領域への拡大(SDGsをビジネスに) (2)DXによるビジネスモデルの変革 (3)グローバル物流の拡大 (4)経営基盤、事業基盤の変革 第9次中期経営計画の概要は以下のとおりです。 物流業界における当社グループを取り巻く環境は、大きく変化しています。ドライバー不足は言うまでもなく、トラックの多重下請け構造に対する規制や倉庫建設費の上昇などこれまでの物流業のビジネスモデルに影響を与える多くの事象が起こっています。また、政府は企業再編を促す政策を進めており、物流業界においても再編のうねりは本格化しています。そのような中で、当社グループが自らの存在価値を高め、飛躍するためには、目指す姿「テクノロジーと現場力で、お客様の未来を創造するロジスティクスパートナー」を実現し、最速のスピードで企業価値を向上させることが求められています。当社は昭和6年の創業以来、日本経済の発展とともに着実に成長を続けてきました。しかし、今までの手法、過去の成功体験を踏襲するだけでは、この環境変化に対応できません。本中期経営計画期間中に次期基幹システムが本稼働し、当社グループのビジネスモデルを情報活用型へと転換する基礎ができます。システムを活かし、より効率的に事業戦略を実施する企業への進化を目指して、構造改革の取り組みに着手します。 <重点施策> 1.売上の拡大 (1)3PL事業の売上拡大 (2)成長ターゲットの売上拡大 (3)新規・既存荷主の売上拡大 (4)グローバル物流事業の売上拡大 2.事業競争力の強化 (1)3PL事業の強化 ①3PL業務の標準化 ②3PL事業の内製化推進 (2)ロジスティクス事業の基盤強化 ①自社車両の増加に対する取り組み ②国内物流拠点の拡充 (3)グローバル物流事業の拡大 ①海外物流拠点の拡充 (4)構内作業/その他の事業の強化 ①作業遂行力の確保 ②機械化・省人化の推進 3.企業基盤の変革 (1)組織の改革 ①専門組織の設置(拠点開発、M&A) ②業務機構の再編(海貨業務、配車業務等) (2)設備投資の促進 ①起案部門および関係者に対するインセンティブの検討 (3)M&Aの実施およびアライアンスの強化 ①M&Aの実行(対象:物流子会社、新規事業に繋がる企業、3PLに繋がる実運送事業者、設備のメンテナンスに強みを持つ企業) ②同業他社とのアライアンスによる競争力強化 (4)人的資本の活用と強化 ①継続的な人材の確保 ②グループ会社の人事制度整備 ③キャリアパスの策定とダイバーシティの推進 ④教育による能力向上とプロフェッショナルの育成 (5)DX戦略の推進 ①次期基幹システムの構築と稼働 ②物流プラットフォームの構築 ③デジタイゼーションの推進 (6)営業推進体制と機能の強化 ①全社営業推進体制の整備 ②営業支援ツールの整備 (7)サステナビリティに関する取り組み ①気候変動への対応 ②働き甲斐のある職場づくり ③リスクへの対応 ④ガバナンスの強化 ⑤適切な情報開示と市場評価向上への取り組み <経営目標> (単位:億円) 2025年度   2026年度   2027年度 連結   売上   1,530   1,620   1,760 経常利益   165   175   185 個別   売上   1,230   1,290   1,360 経常利益   140   145   150 RОE(2025年度~2027年度):9.0%~10.0%を目標とする。 <投資計画(2025年度~2027年度)> 設備投資:400億円(DX投資を含む) M&A :100億円 <資本政策> 1.配当性向 株主還元を重要政策と位置付け、配当については、会社の業績と配当性向、自己資本利益率などを総合的に勘案して、長期的に安定した配当を継続することを基本方針とします。配当性向は、3年間の連結ベースで35%以上を目標とします。 2.政策保有株式 当社は、取引関係の維持・強化や事業活動上の必要性および合理性があると認める場合に限り、上場株式を政策的に保有しております。本中期経営計画期間中においては、検証の結果、保有の合理性が認められない株式については適宜売却する方針とし、積極的に政策保有株式の縮減を図ることとします。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 2025年度を初年度とする3か年にわたる第9次中期経営計画を策定し、数値目標を達成すべく取り組んでおります。経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標については、売上高、経常利益、ROE(自己資本利益率)が主になります。これらの経営指標は、企業の成長性、収益性、効率性を分析するための基本的な指標であり、当社グループでは、これらの指標を継続的に改善させることにより、中長期的な株主価値の向上を図ってまいります。本中期経営計画では、2027年度に売上高1,760億円、経常利益185億円達成を目指しております。 (4)経営環境 今後の我が国経済は、雇用・所得環境の改善や設備投資に支えられ緩やかな回復が見込まれる一方、物価動向や外需の影響を受けやすく、下振れリスクが内在しています。世界経済に目を向けると、全体として底堅い成長を維持すると見込まれるものの、金融環境の変化や、中東情勢をはじめとする地政学的リスクに加え、各国の政策動向等の影響により、先行き不透明な状況が続くと見込まれます。 (5)事実上および財務上の対処すべき課題 当社グループでは、2025年度を初年度とする3か年にわたる第9次中期経営計画の2年目を迎えました。本計画において当社グループが持続的に成長していくためには、「テクノロジーと現場力で、お客様の未来を創造するロジスティクスパートナー」という目指す姿を具体的な成果として結実させ、企業価値を一層高めていくことが不可欠であると認識しております。物価・人件費の上昇が続くなか、当社グループが将来にわたり高品質な物流サービスを提供し続けるには、収受料金の適正水準への是正を継続するとともに、倉庫・輸送インフラならびにITおよび人的資本への投資を具体化・加速させることが求められます。本計画期間中に本稼働する次期基幹システムを活かして、さらに効果的な事業戦略を実行できる企業へと進化を遂げるべく、構造改革に取り組みます。「ロジスティクスパートナー」としての自覚と使命感のもと、拠点・人員・機能の最適配置と成長分野への重点投資を通じて、意思決定の迅速化と収益性向上を図ります。本年度を「攻めの設備投資・攻めの組織運営」を実行に移す一年と位置づけ、第9次中期経営計画2年目の目標達成に向けて、ブランドスローガン「物流は、愛だ。」のもと、当社グループ全役員・社員が一丸となって邁進してまいります。
事業等のリスク2,625字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)価格競争 当社グループが事業を展開している物流業界における価格競争は、生産拠点の海外への移転などによる国内貨物輸送量の減少や、荷主企業による物流業務の集約に伴う競争の激化の影響により収受料金の低下が続き、たいへん厳しいものとなっております。 当社グループでは、物流の一括元請業務である3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業に対応した情報システムを構築し、高品質で高付加価値の物流サービスを提供することにより、物流業界での勝ち組を目指しておりますが、将来においても有利に競争できるという保証はありません。将来的に価格面とサービス面で同業他社と競争できなくなった場合に予想される顧客離れは、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)原油価格の高騰 当社グループが行っている事業の内、トラック運送に係る事業は主要事業のひとつでありますが、トラックの燃料である軽油やタイヤの原材料であるナフサは、原油価格が高騰するとそれぞれの価格に転嫁される可能性が非常に高いものであります。軽油やタイヤの価格が高騰すると当社グループのコストも増大するため、トラック運賃への転嫁が進展しない場合、原油価格の高騰は、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)事故による影響 当社グループは、安全衛生活動や品質管理活動等を通じ、「安全に対する“見える化”運動の推進」を行い、貨物事故、車両事故、労災事故、金融、書類等に関する事故の撲滅を目指しておりますが、これらの活動により、あらゆる事故がなくなり、また、将来にわたり事故が発生しなくなるという保証はありません。これらの予想される事故に対しては、各種の保険に加入しておりますが、全ての事故について最終的に負担する賠償額を全額カバーできるという保証はありません。多額な損害賠償を伴う事故は、保険の適用範囲でも保険料のアップによりコストが増加し、また、保険の適用範囲を超えた賠償額については特別損失が発生します。さらに顧客の信頼を失墜し、それにより売上が低下することも予想されます。これらの事故の発生は、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)情報システム関連 当社グループで主に利用する基幹システム(全社ネットワーク網、物流基幹システム、グループウェア)の災害対策やセキュリティ対策、ノンストップサービスなどは、適切な設備と機能を有するアウトソーシングセンターで運営されております。しかしながら、予想外の災害、あるいはコンピュータウイルスの感染や外部からの不正な侵入などによるデータの喪失・改ざん・漏洩が生じた場合は、その影響度により、システムやサービスの一部を停止いたします。それにより顧客から信頼性を問われる事態となった場合、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)法的規制 当社グループは、定款の目的に定める事業を遂行するうえでさまざまな法的規制を受けております。当社グループは、取締役社長が議長を務めるCSR推進会議が管轄するコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンス経営を重要政策の一つとして取り組んでおりますが、法的規制により営業活動等の一部に制限が加えられた場合、または、法令違反が発生した場合、処罰等により、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)固定資産の価値 当社グループが保有している固定資産について、時価の下落・収益性の低下等に伴い資産価値が低下した場合、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7)海外展開 当社グループは、東南アジアを中心に、米国、ヨーロッパにも拠点を有し、グローバル物流事業の拡大を進めています。各地域においては、政治変動、テロ・暴動による治安の悪化、予期しがたい規制の変更、新型感染症などの疾病、為替レートの急激な変動など、様々なリスクがあり、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8)特定業界・特定取引先への依存 当社グループでは、化学品関連業界のメーカーに係る事業が売上げに大きいウェイトを占めております。したがって、これらの業界の動向とともに、荷主の合理化要請等が、当社グループの業績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9)退職給付債務の変動による影響 当社グループは、退職給付制度として、確定給付型年金制度および一時金制度等を設けております。 したがって、退職給付債務の割引率および年金資産の運用実績等が変動した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)その他の主な変動要因 上記の他、当社グループでは、地震、台風、津波、または火山活動等の自然災害や、火災、紛争等の人的災害により設備の損害や給水、電力供給の制限等の不測の事態が発生する場合、また、新型インフルエンザ、新型コロナウイルス(Covid-19)等の感染症の流行、株式市場や債券市場の大幅な変動等により、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 2019年末に中国で発生し、世界中に感染拡大した新型コロナウイルスに関しては、2020年1月に感染症危機管理委員会を設置し、当社BCP(事業継続計画)感染症編を改訂し、対策を実施してまいりました。 その内容としましては、手洗いやマスクの着用、定期的な換気や消毒といった一般的な衛生管理のほか、「3密」を避けるための時差通勤やテレワークの実施、会議・出張の制限といった取組みを行ってまいりました。なお、各事業所単位においても、それぞれにBCPを策定し、感染者が発生した場合に備えております。 今後も、アフターコロナ、ウィズコロナに対応すべく、政府の掲げる「新しい生活様式」およびトラック協会等の作成する「ガイドライン」をふまえた対応を実施し、リスク低減に向けた取組みを推進いたします。
経営成績の分析 (MD&A)5,467字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、緩やかながらも堅調に推移いたしました。一方で、原油・原材料価格の高騰や継続的な物価上昇に加え、米国の通商政策、中国経済の低迷や中東情勢の緊迫化により、外部環境は不確実性の高い状況が続きました。このような中、個人消費は低迷したものの回復の動きが見られ、企業の設備投資は底堅く推移いたしました。 物流業界におきましては、国際貨物における船積み貨物の輸送量は、輸出は自動車関連貨物の低迷等により概ね横ばいとなり、輸入は消費財や生産財を中心に底堅く推移いたしました。航空貨物については、半導体関連等の需要拡大を背景に取扱量は増加いたしました。 一方、国内貨物の輸送量は、消費関連貨物は底堅く推移したものの、生産関連貨物や建設関連貨物が低調に推移したこと等により、総輸送量は前年を下回りました。さらに、ドライバー不足や労働時間規制への対応、燃料費の高止まり等により当社を取り巻く事業環境は依然として厳しい状況が続きました。 このような状況のもと、当社グループでは、2025年度を初年度とする3か年にわたる第9次中期経営計画を策定し、昨年4月から実施しております。本計画においては、当社グループが目指す姿である「テクノロジーと現場力で、お客様の未来を創造するロジスティクスパートナー」を実現するため、3PL事業やグローバル物流事業等における「売上の拡大」、国内外の物流拠点を強化する「事業競争力の強化」、さらに組織改革や人的資本の強化、M&A等に取り組む「企業基盤の変革」について、当社グループ全役員・社員が一丸となり、それぞれの具体的な施策に取り組んでまいりました。 (経営成績) 当連結会計年度の売上高は148,603百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は15,462百万円(前年同期比5.6%増)、経常利益は16,648百万円(前年同期比5.6%増)、そして親会社株主に帰属する当期純利益は12,685百万円(前年同期比29.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <物流事業> 物流事業の売上高は前年同期比3.0%増収の129,318百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比6.1%増益の13,427百万円となりました。 <構内作業及び機械荷役事業> 構内作業及び機械荷役事業の売上高は前年同期比2.0%増収の16,884百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比3.7%増益の1,555百万円となりました。 <その他> その他事業の売上高は前年同期比3.4%減収の2,400百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比2.7%減益の479百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末より2,296百万円増加し、40,402百万円となりました。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、17,166百万円(前年同期比899百万円増)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益18,258百万円、減価償却費4,937百万円の計上および売上債権の減少額561百万円、そして法人税等の支払額6,150百万円を反映したものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、5,401百万円(前年同期比5,022百万円減)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出5,383百万円を反映したものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、9,507百万円(前年同期比385百万円増)となりました。 これは主に、配当金の支払額3,573百万円、長期借入金の返済による支出3,568百万円を反映したものです。 ③生産、受注及び販売の実績 生産、受注及び販売の実績については、後述する「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」における各セグメント業績に関連付けて示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 (経営成績の分析) (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前年同期と比較して4,031百万円増加し、148,603百万円(前年同期比2.8%増収)となりました。これは主に、当社において、酒類の輸入保管輸送業務の新規受注、建設機械の輸出入取扱いの増加、電力機器関連業務の拡大、ならびに継続的な料金改定の推進によるものです。加えて、子会社においては、昨年10月に新規連結した子会社の業績が反映されたことや、米国における青果物の新規取扱い増加により増収となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業原価は、増収率2.8%に対して2.4%と0.4ポイント低くなりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前年同期と比較して813百万円増加し、15,462百万円(前年同期比5.6%増益)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、前年同期と比較して110百万円増加し、1,532百万円となりました。 営業外費用は、前年同期と比較して44百万円増加し、346百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の経常利益は前年同期と比較して879百万円増加し、16,648百万円(前年同期比5.6%増益)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別利益は、投資有価証券売却益の減少もあり、前年同期と比較して939百万円減少し、1,880百万円となりました。特別損失は固定資産除売却損と減損損失の減少により、前年同期と比較して2,650百万円減少し、270百万円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期と比較して2,881百万円増加し、12,685百万円(前年同期比29.4%増益)となりました。 (財政状態の分析) (総資産) 当期末の総資産は、204,585百万円となり、前期末と比べ12,497百万円増加しました。その主な要因は、流動資産その他に含まれている信託受益権が3,000百万円減少し、投資その他の資産における投資有価証券が7,311百万円、流動資産における有価証券が5,397百万円、有形固定資産における建設仮勘定が2,583百万円増加したことによるものです。 (負債) 当期末の負債は、60,207百万円となり、前期末と比べ271百万円増加しました。その主な要因は、流動負債における短期借入金が1,956百万円減少し、固定負債における繰延税金負債が2,240百万円増加したことによるものです。 (純資産) 当期末の純資産は、144,377百万円となり、前期末と比べ12,226百万円増加しました。その主な要因は、自己株式の取得により2,171百万円減少し、利益剰余金が9,112百万円、その他有価証券評価差額金が4,613百万円増加したことによるものです。なお、自己資本比率は、前期末と比べ1.7ポイント増加し、69.4%となりました。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、売上高、経常利益、ROE(自己資本利益率)が主になります。これらの経営指標は、企業の成長性、収益性、効率性を分析するための基本的な指標であります。当社グループでは、これらの指標を継続的に改善させることにより、中長期的な株主価値の向上を図ってまいります。 第9次中期経営計画では、2026年度に売上高1,620億円、経常利益175億円、ROE9.0%~10.0%の達成を目指しております。 今後も長期的な成長を可能とすべく経営基盤を強化してまいります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載したとおりであります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度   当連結会計年度   増減金額 (百万円)   前年同期比(%) 売 上 (百万円)   構成比(%)   売 上 (百万円)   構成比(%) 物流事業   125,526   86.8   129,318   87.0   3,792   3.0 構内作業及び 機械荷役事業   16,560   11.5   16,884   11.4   323   2.0 その他   2,484   1.7   2,400   1.6   △84   △3.4 合 計   144,572   100.0   148,603   100.0   4,031   2.8 <物流事業> 貨物自動車運送事業については、関東地区では、精密機器や建設資材の取扱い減少がありましたが、酒類や穀物の取扱い増加がありました。また、新規連結による穀粉の取扱い増加がありました。中部地区では、工場構内設備の取扱い増加がありました。関西地区では、電力機器関連の取扱い増加があり、貨物自動車運送事業全体では、増収となりました。 港湾運送事業については、関東地区では、電化製品やプラント設備の取扱い減少がありましたが、酒類や建設機械、住宅資材の取扱い増加がありました。中部地区では、工場構内設備の取扱い増加がありました。港湾運送事業全体では、増収となりました。 倉庫業については、関東地区では、日用雑貨や化成品の取扱い減少がありましたが、IT機器や穀物の取扱い増加がありました。中部地区では、住宅設備機器の取扱い減少がありました。関西地区では、日用雑貨の取扱い減少がありましたが合成樹脂の取扱い増加がありました。また、米国にて青果物の取扱い増加があり、倉庫業全体では、増収となりました。 鉄道利用運送事業については、断熱材の取扱い減少及び雪害による輸送量の減少により、減収となりました。 物流附帯事業については、外航船収入では、プラント設備や化成品の取扱い減少があり、減収となりました。荷捌収入では、フイルム製品、医薬品及び建設資材の取扱いの減少があり、減収となりました。物流附帯事業全体では、減収となりました。 <構内作業及び機械荷役事業> 構内作業については、設備補修の取扱い増加があり、構内作業及び機械荷役事業全体では、若干の増収となりました。 <その他事業> 工事収入については、国内の設備移設案件の取扱い減少があり、減収となりました。その他事業全体では、減収となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に関する情報 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりです。 (資本の財源) 当社グループは、運転資金および設備投資資金につきましては、自己資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備投資などの長期資金については、社債および長期借入金での調達を基本としております。また、運転資金の効率的な調達を行うため、複数の金融機関との間で当座貸越契約を締結しております。 なお、重要な設備投資の計画につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画(1)重要な設備の新設」に記載のとおりです。 (資金の流動性) 当社グループの当連結会計年度末の現金及び現金同等物は40,402百万円となっており、当社グループの事業活動をしていく上で充分な流動性を確保していると考えています。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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