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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

櫻島埠頭

SAKURAJIMA FUTO KAISHA,LTD.9353 · Standard · 倉庫・運輸関連業

大阪港を拠点に、原燃料ばら貨物から液体化学品、冷凍食品までを一貫物流で支える港湾運送会社。

概要

櫻島埠頭は、大阪港の北部、大阪湾ベイエリアに立地する港湾運送事業者である。1948年2月、戦後の集中排除令により解体された旧三井物産の埠頭施設を継承して設立され、1949年5月に大阪証券取引所に上場した。石炭・コークス・塩などのばら貨物、液体化学品や石油類のタンクターミナル、冷蔵倉庫や化学品センターなどの物流倉庫を主要な事業とし、連結子会社の浪花建設運輸を通じて陸上運送も手掛ける。2026年3月期の連結売上高は約43億円、従業員89名、総資産約122億円の規模である。

ばら貨物・液体貨物・物流倉庫の三本柱と太陽光発電

当社グループは四つのセグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高43億円のうち、ばら貨物セグメントが23億1200万円(構成比54%)と最大で、石炭・コークス・塩などの原燃料ばら貨物の荷役、保管、海上運送、陸上運送を一貫して行う。液体貨物セグメントは13億8600万円(同32%)で、石油類と化学品類のタンクターミナル運営が主体。物流倉庫セグメントは5億4100万円(同13%)で、危険物対応の化学品センター、冷蔵倉庫、低温物流倉庫、食材流通加工施設からなる。その他セグメントは2000万円で、太陽光発電による売電事業である。液体貨物セグメントは営業利益4億3400万円と利益率が高く、ばら貨物セグメントは営業利益3900万円と低めだが、主要貨物である石炭の需要変化を見据え、石油化学品タンクへの転換を検討している。

連結子会社と業務委託先で構成するグループ体制

櫻島埠頭は単独でも事業を行うが、連結子会社である浪花建設運輸株式会社(2014年1月に全株式取得)が、京阪神を中心にダンプ車により鉱石等の陸上貨物自動車運送業を営む。同社は当社が受注した輸入原材料の運送を主に請け負い、ばら貨物セグメントの一貫輸送を支える。また、その他の関係会社である埠頭ジャスタック株式会社には、構内での荷役作業や設備の修理を委託している。このように、グループ内で港湾運送、倉庫、陸上運送、附帯作業を分業し、顧客に対してシームレスな物流サービスを提供する体制をとる。なお、櫻島埠頭の従業員は89名(単体)であり、浪花建設運輸の規模は開示されていないが、グループ全体で少数精鋭の運営を行っている。

第4次中期経営計画が掲げる設備投資と株主還元

当社は2024年度から2026年度までを期間とする第4次中期経営計画「産業構造の変化に対応する次世代ビジネスへのStep2」を推進している。定量目標として、EBITDA(特殊要因除く)を2026年度に9億円以上、総設備投資額を同期間中30億円以上に設定する一方、Net有利子負債の増加は10億円以内に抑制する財務規律を掲げる。2024年度の設備投資額は6億1900万円、2025年度は6億5300万円で、新たなばら貨物倉庫の建設や基幹システムの更新に充てられた。配当方針については、税引後本業利益(営業利益+受取配当金-支払利息)×(1-税率)の30%以上を配当として還元する累進配当を導入。2025年度の配当は1株当たり54円(予定)で、2024年度の40円から増加している。

業界の中での役割は港湾における海陸一貫物流の担い手にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
43億円
営業利益
3億円
営業利益率
7.0%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ばら貨物主力

石炭・コークス・塩などの輸入原燃料を中心に、大型荷役機械と専用倉庫・野積場を備え、荷受けから保管、需要家納入までの物流業務を一貫輸送体制で処理する。子会社の浪花建設運輸がダンプ車による陸上輸送を担い、京阪神エリアの鉄鋼・化学などの需要家へ原材料を供給する。

主な製品・サービス2
大型荷役機械
石炭・コークス等のばら貨物の荷役に用いる高性能な大型クレーン等で、迅速な荷役処理を実現する。
専用倉庫・野積場
ばら貨物の保管に特化した施設で、原燃料の種類に応じた適切な保管と在庫管理が可能。

02液体貨物準主力

約13万キロリットル容量のタンク群と大型タンカーが接岸可能な岸壁を有し、液体化学品や石油系燃料の入庫から出庫までの中継業務を行う大規模商業用基地を運営する。化学メーカーや石油元売りなどを顧客とし、液体貨物の安定的な物流インフラを提供する。

主な製品・サービス1
タンクターミナル
小型から大型まで約13万キロリットルの容量を持つタンク群で、液体化学品や石油系燃料の貯蔵・中継に対応する。

03物流倉庫準主力

危険物の保管・受払いを行う化学品センターと、特定顧客と提携した冷蔵倉庫・低温物流倉庫・食材流通加工施設からなる。食品関連や化学業界の顧客に対し、温度管理や危険物管理を要する貨物の一貫した物流サービスを提供する。

主な製品・サービス2
化学品センター
危険物の保管・受払い業務を行う専用施設で、化学製品の安全な物流を支える。
冷蔵倉庫・低温物流倉庫
冷凍食品等の温度管理が必要な貨物を保管・流通加工する施設で、特定顧客と提携しサービスを提供する。

04その他(太陽光発電)その他

太陽光発電による売電事業。遊休地や設備を活用した再生可能エネルギー事業であり、物流事業とは異なる収益源として位置づけられる。

製品と技術

大型クレーンと専用倉庫を備えたばら貨物物流

ばら貨物セグメントでは、石炭、コークス、塩、イルメナイト等の原燃料を主な取扱品目とする。1970年に新設された大型起重機は、大阪港でも有数の吊り上げ能力を誇り、ばら積み貨物の迅速な荷役を可能にする。専用倉庫としては、1973年建設の塩倉庫、1984年建設のソーダ灰倉庫、2001年建設の第2ソーダ灰倉庫(現コークス倉庫)などがあり、合わせて約2万トン規模の保管容量を持つとみられる。さらに、2000年以降に大阪市から賃借した隣接地を野積場として活用し、屋外保管にも対応している。陸上運送は連結子会社の浪花建設運輸がダンプカーで行い、港湾から需要地まで一貫輸送する体制をとる。2026年度には新たなばら貨物倉庫の完工を予定しており、汎用性を高めて新規貨物の誘致を目指す。

約13万キロリットルのタンク容量を有する液体貨物ターミナル

液体貨物セグメントは、小型から大型まで合計約13万キロリットルのタンク容量を有するタンクターミナルを運営する。1955年に建設された石油化学品タンクを皮切りに、1962年の重油タンク、1981年の輸入石油化学品タンクなど、時代に応じて設備を拡充してきた。取扱品目は、ガソリン・灯油・軽油などの白油系石油製品、重油、ベンゼン・トルエンなどの化学品に及ぶ。大型タンカーが接岸可能な岸壁を備え、海上からの直接荷揚げが可能である。2021年には第1タンクターミナルの地盤強化工事を完了し、耐震性能を向上させた。現在、石炭需要の減少を見据え、野積場用地を転用してステンレスタンクを新設し、長期的な需要が見込める石油化学品の取扱いを増やす計画を検討している。

危険物と温度管理に対応する物流倉庫群

物流倉庫セグメントは、化学品センター、冷蔵倉庫、低温物流倉庫、食材流通加工施設の四つの施設からなる。化学品センター(1991年設置)は、塗料や溶剤などの危険物の保管・受払業務を専門に行い、消防法に基づく厳格な管理下で運営される。冷蔵倉庫(1995年設置)と低温物流倉庫(1992年設置、2000年増設)は、冷凍食品やチルド食品の保管に特化し、特定顧客との長期契約により安定稼働している。食材流通加工施設(2000年設置、2020年増設)では、冷蔵・冷凍食材の仕分けや軽加工を行い、食品メーカーや外食チェーン向けの物流センター機能を果たす。これらの施設は、櫻島埠頭の他のセグメントとは異なり、専用設備を必要とするハイタッチな物流サービスを提供し、比較的高い営業利益率を誇る。

太陽光発電による売電事業の展開

その他セグメントとして、櫻島埠頭は2013年7月から太陽光発電による売電事業を開始した。自社の倉庫屋根や遊休地に太陽光パネルを設置し、発電した電力を固定価格買取制度(FIT)を利用して電力会社に販売している。売電収入は年間約2000万円と全社売上高の0.5%未満だが、安定的な収益源となっている。また、再生可能エネルギーの導入は、企業のサステナビリティ経営の一環として位置付けられ、第4次中期経営計画でもサステナビリティ経営の推進を掲げる。現在のところ大規模な拡張計画はないが、既存設備の維持管理を続けながら、環境負荷低減に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

倉庫・運輸関連業のなかでの位置

地域密着型港湾倉庫、収益改善進む

櫻島埠頭は、鹿児島県を地盤とする港湾荷役・倉庫業者で、売上高41億円から43億円と小規模ながら安定した事業基盤を持つ。営業利益率は2025年3月期4.65%から2026年3月期6.98%へ改善しており、効率化が進んでいる。同業の三菱倉庫や三井倉庫HDといった大手に比べ規模は小さいが、地域密着型で特定港に特化したサービスを強みとする。ライバルには東京汽船などがあるが、櫻島埠頭は九州・鹿児島エリアでの港湾物流に強みを持つ。課題は、地元経済への依存度が高く、取扱貨物量の変動リスクがあること。

強み

  • 鹿児島港を中心に長年培った地域顧客との強固な関係、安定した需要を確保。
  • 営業利益率が4.65%から6.98%へ上昇、コスト削減や業務効率化の成果。
  • 景気変動の影響を受けにくい港湾荷役・倉庫業で、売上高は41〜43億円で安定。
  • 港湾荷役のノウハウと倉庫管理能力を有し、地元企業からの信頼厚い。

課題

  • 鹿児島県経済や地元産業の動向に影響されやすく、域外への事業拡大が限定的。
  • 大手倉庫業者との競争で価格面やサービス面で劣る可能性、投資余力も小さい。
  • 取扱貨物が特定の業種に偏る可能性、荷動きの減少が業績直撃。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

倉庫・運輸関連業の時価総額近傍。太字が櫻島埠頭

時価総額で並べると、掲載10社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19313丸八倉庫76億円14.8倍
29366サンリツ67億円9.4倍
39355リンコーコーポレーション60億円5.4倍
49361伏木海陸運送54億円6.5倍
59326関通ホールディングス51億円24.7倍
69353櫻島埠頭46億円15.6倍
79362兵機海運45億円11.2倍
89363大運33億円7.6倍
99327イー・ロジット30億円
109365トレーディア24億円6.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

旧三井物産の埠頭施設を継承した1948年の設立

櫻島埠頭の起源は、戦後の集中排除令(1947年11月)にある。この命令により旧三井物産が解体されることとなり、同社が保有していた埠頭施設一切を継承する形で、1948年2月に櫻島埠頭株式会社が設立された。本社は当初、大阪市北区中之島の三井不動産ビル内に置かれた。設立の背景には、港湾物流の基盤を独立した企業に引き継がせることで競争を促進するというGHQの政策意図があった。翌1949年5月には大阪証券取引所に上場し、資金調達の基盤を整えた。この時点では、まだ主要事業は埠頭施設の提供にとどまっていたが、1951年8月の港湾運送事業法施行により一般港湾運送事業、船内荷役事業、はしけ運送事業、沿岸荷役事業の登録を行い、本格的な港湾運送業者としての第一歩を踏み出した。

本社移転と石油化学品タンク建設で事業多角化した1950年代

1955年1月、櫻島埠頭は本社を現在地である大阪市此花区梅町に移転した。此花区は大阪港の臨海部に位置し、港湾業務に適した立地である。同年11月には石油化学品タンクを建設し、油槽所業務を開始。これにより、従来の埠頭施設提供から、液体貨物の受入・貯蔵・出荷へと事業の幅を広げた。さらに1958年2月には東京事務所を開設し、損害保険の代理店業務を開始。保険代理店業は本業と直接関係しないが、顧客との接点を増やす役割を果たした。1962年7月には第1タンクターミナルに重油タンクを建設し、重油類の取扱いにも参入。この時期、日本の高度経済成長に伴いエネルギー需要が拡大しており、石油関連の貯蔵・中継事業は成長の柱となっていった。1964年8月には内航海運取扱業(現貨物利用運送事業)の登録を行い、海上運送の仲介にも進出した。

倉庫業参入と大型クレーン新設でばら貨物強化した1970年代

1970年代、櫻島埠頭は設備投資を積極化した。1970年3月には隣接する旧ゼネラル物産の油槽所施設を買取り、液体貨物事業の容量を拡大。同年8月には大型起重機を新設し、石炭や鉱石などのばら貨物の荷役能力を大幅に向上させた。1973年8月には塩倉庫を新設し、倉庫業の許可を取得。これにより、従来の港湾運送に加えて、貨物の保管サービスを提供できるようになった。1975年5月には塩化加里倉庫(現コークス用倉庫)を新設し、化学品原材料の保管にも対応。1976年10月には自動車運送取扱業(現貨物利用運送事業)の登録を行い、陸上運送の手配も扱う総合物流企業への転換を進めた。1978年9月には老朽化した石油化学品タンクを更新し、安全性と効率を高めた。これらの投資は、1970年代の二度の石油危機によるエネルギー関連需要の変動を乗り切るための基盤作りの側面もあった。

冷蔵倉庫と化学品センターで物流機能を拡充した1980~90年代

1980年代に入ると、櫻島埠頭はさらに専門性の高い物流施設を整備した。1981年9月には輸入石油化学品タンクを新設し、国際的な化学品の取扱いを本格化。1984年3月にはソーダ灰倉庫を新設し、ガラスや洗剤の原料となるソーダ灰の保管需要に応えた。1990年代には、食品関連の物流に進出。1991年10月にペイント物流倉庫(現化学品センター)を新設し、危険物である塗料類の保管・受払業務を開始。1992年10月には低温物流倉庫を、1995年10月には冷蔵倉庫をそれぞれ新設し、冷凍・冷蔵食品の保管能力を得た。これにより、ばら貨物と液体貨物に加え、温度管理が必要な貨物の取り扱いが可能となり、顧客層の多様化が進んだ。特に冷蔵倉庫は特定顧客との提携による安定稼働が見込まれ、収益の安定化に貢献した。

新施設の建設と浪花建設運輸の子会社化を進めた2000年代

2000年代、櫻島埠頭はさらなる施設拡張とグループ強化を図った。2000年9月には第2低温物流倉庫(現ばら貨物野積場)と食材流通加工施設を新設し、食品関連の物流サービスを拡充。同時に隣接地を大阪市から賃借し、ばら貨物の野積場として活用した。2001年5月には第2ソーダ灰倉庫(現コークス倉庫)を新設し、コークスの保管能力を増強した。2013年7月には太陽光発電による売電事業を開始し、再生可能エネルギー分野に進出。2014年1月には浪花建設運輸株式会社の発行済株式全てを取得し、連結子会社とした。浪花建設運輸は京阪神でダンプ運送を主力とする企業であり、その傘下化により、当社のばら貨物セグメントにおける陸上運送の内製化が進み、一貫輸送体制が強化された。2017年5月には再び隣接地を大阪市から賃借し、野積場を拡大した。

地盤強化から新塩倉庫建設へ、近年の設備更新と東京拠点拡張

2020年代、櫻島埠頭は既存設備の大規模改修と新設投資を並行して進めている。2020年1月には食材流通加工施設を増設し、食品物流のキャパシティを高めた。2021年1月には第1タンクターミナルの地盤強化工事が完工し、液体貨物設備の耐震性と安全性を向上させた。2022年10月には新塩倉庫(現塩倉庫)を新設し、塩の保管能力を増強。2023年11月には1号ばら貨物倉庫の大規模改修工事が完工し、石炭や鉱石の荷役環境を改善した。2024年11月には東京営業所を東京都中央区に拡張移転し、関東圏での営業基盤を強化した。また、2026年度中の完工を目指し、汎用性の高いばら貨物倉庫の新設工事も進めている。液体貨物分野では、石炭需要の縮小を見据え、野積場用地に長期的需要が見込める石油化学品向けステンレスタンクの新設を検討中である。

年表30件を開く

1940年代

  • 1948年2月創業戦後の集中排除令(1947年11月)により、旧三井物産が解体されたことに伴い同社の埠頭施設一切を継承し、櫻島埠頭株式会社を設立。本社を大阪市北区中之島の三井不動産ビル内に設置。
  • 1949年5月上場大阪証券取引所に上場。

1950年代

  • 1951年8月港湾運送事業法の施行により一般港湾運送事業、船内荷役事業、はしけ運送事業、沿岸荷役事業の登録。
  • 1955年1月本社を大阪市此花区(現在地)に移転。
  • 1955年11月石油化学品タンクを建設し、石油化学品類の油槽所業務を開始。
  • 1958年2月東京事務所を開設し、損害保険の代理店業務を開始。

1960年代

  • 1962年7月第1タンクターミナルに重油タンクを建設し、重油類の油槽所業務を開始。
  • 1964年8月内航海運取扱業(現 貨物利用運送事業)の登録。

1970年代

  • 1970年3月隣接の旧ゼネラル物産㈱油槽所施設を買取り。
  • 1970年8月大型起重機新設。
  • 1973年8月塩倉庫新設。倉庫業の許可。
  • 1975年5月塩化加里倉庫新設。(現 コークス用倉庫)
  • 1976年10月自動車運送取扱業(現 貨物利用運送事業)の登録。
  • 1978年9月石油化学品タンク更新。

1980年代

  • 1981年9月輸入石油化学品タンク新設。
  • 1984年3月ソーダ灰倉庫新設。
  • 1988年2月東京事務所を東京都千代田区に移転、東京営業所と改称。

1990年代

  • 1991年10月ペイント物流倉庫新設。(現 化学品センター)
  • 1992年10月低温物流倉庫新設。
  • 1995年10月冷蔵倉庫新設。

2000年代

  • 2000年9月第2低温物流倉庫(現 ばら貨物野積場)、食材流通加工施設新設。隣接地を大阪市より賃借。(現 ばら貨物野積場)
  • 2001年5月第2ソーダ灰倉庫新設。(現 コークス倉庫)

2010年代

  • 2013年7月太陽光発電による売電事業を開始。
  • 2014年1月M&A浪花建設運輸株式会社の発行済株式の全てを取得し連結子会社化。
  • 2017年5月隣接地を大阪市より賃借。(現 ばら貨物野積場)

2020年代

  • 2020年1月食材流通加工施設増設。
  • 2021年1月第1タンクターミナルの地盤強化工事完工。
  • 2022年10月新塩倉庫新設。(現 塩倉庫)
  • 2023年11月1号ばら貨物倉庫大規模改修工事完工。
  • 2024年11月東京営業所を東京都中央区に拡張移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • EBITDA(特殊要因除く)2026年度まで9億円以上
  • 総設備投資額中計期間中(2024~2026年度)まで30億円以上
  • Net有利子負債の増加額中計期間中(2024~2026年度)まで10億円までに抑制
  • 配当性向(税引後本業利益の30%以上)30%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    第4次中期経営計画の推進

    2024~2026年度を対象とした第4次中期経営計画「産業構造の変化に対応する次世代ビジネスへのStep2」を実践し、事業ポートフォリオの改善と必要な投資を実施する。

  2. 02

    ばら貨物セグメントの強化

    新規貨物を誘致するため、汎用性の高いばら貨物倉庫を新設し、2026年度中の完工を目指す。

  3. 03

    液体貨物セグメントの構造転換

    石炭需要縮小を見据え、野積場用地に石油化学品向けステンレスタンクを新設し、事業用地の最適化と収益構造の強化を図る。

  4. 04

    サステナビリティ経営と人材育成

    働き方改革、人事制度整備、社員教育体系化により事業継続性を担保し、コンプライアンス意識向上や安全強化を図る。健康経営優良法人2026の認定のもと従業員の健康増進に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で89人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は609万円で、9期前と比べて6.8%平均年齢は47.9歳、平均勤続年数は18.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月82
2018年3月80
2019年3月65446.618.677
2020年3月65446.517.981
2021年3月59346.517.687
2022年3月55845.616.993
2023年3月57745.916.395
2024年3月56246.816.695
2025年3月62547.618.493215
2026年3月60947.918.789337

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社埠頭 — 大阪市 此花区2,460百万円
ばら貨物
第1タンクターミナル — 大阪市 此花区608百万円
液体貨物
第2・第3タンクターミナル — 大阪市此花区211百万円
液体貨物
本社 — 大阪市 此花区27百万円
その他
大阪市大正区12百万円
ばら貨物
主な関係会社
  • 国内
    浪花建設運輸株式会社
    大阪市大正区
    議決権100.0%
  • 国内
    埠頭ジャスタック株式会社(注)
    大阪市北区
    議決権19.1%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は43億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+50.0%。

売上高
+0.0%
43億円
営業利益
+50.0%
3億円
純利益
+50.0%
3億円
営業利益率
7.0%
前期比 +2.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高43億円43億円
営業利益3億円3億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥54¥54

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q110
2024年1Q1000.00
2024年2Q10110.01
2024年3Q10110.01
2024年4Q110
2025年2Q2015.01
2025年4Q2314.31
2026年2Q2229.12
2026年4Q2114.81
2027年1Q10110.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は47億円から43億円へ91%に減った。直近期の営業利益率は7.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4721
浪花建設運輸株式会社の発行済株式の全てを取得し連結子会社化。
2014年3月4311
2015年3月4711
2016年3月4512
2017年3月4110
2018年3月4311
2019年3月4411
2020年3月4632
2021年3月4522
2022年3月4222
2023年3月3922
2024年3月4132
2025年3月43234.72
2026年3月43347.03

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高43億円のうち、営業利益として残るのは3億円7.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値5.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.1%34億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.0%6億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.0%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
7.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.0pt
7.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
3.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は6億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月4−4−106
2014年3月3−2−117
2015年3月5−1−348
2016年3月40−2410
2017年3月0−23−212
2018年3月4−2−1211
2019年3月4−1−1313
2020年3月−2−35−513
2021年3月6−60013
2022年3月4−31115
2023年3月6−11−1−59
2024年3月8−112−39
2025年3月8−6−129
2026年3月7−6−416

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は122億円。このうち返さなくてよい自己資本が81億円で、自己資本比率は66.2%(業種中央値56.9%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月58332556.7
2014年3月58332557.2
2015年3月61362559.2
2016年3月54351964.0
2017年3月60372362.0
2018年3月62392363.3
2019年3月63392461.8
2020年3月65382759.1
2021年3月72432960.3
2022年3月76463061.1
2023年3月79502962.5
2024年3月101633862.2
2025年3月111704162.8
2026年3月122814166.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
35億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
41億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

倉庫・運輸関連業 31社との比較

同じ倉庫・運輸関連業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率31社中8位あたり、逆に低いのはROE31社中28位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.9%/中央値 6.9%
P25 5.6%P75 8.7%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.0%/中央値 5.4%
P25 3.4%P75 7.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
66.2%/中央値 56.9%
P25 45.8%P75 65.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 3.0%
P25 0.3%P75 6.1%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 2.9%
P25 2.0%P75 3.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,973で、1年前と比べて+60.3%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥2,973-0.7%1ヶ月+1.8%1年+60.3%時価総額46億円
過去52週の値幅
安値¥1,756高値¥3,850

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.6倍
PER (会社予想)17.4倍
PBR0.50倍
配当利回り1.82%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2960円(7/24)で前日比3.3%下落したが、1ヶ月では5.9%上昇、1年では78%の大幅高。25日線(2838円)を上回り、75日線(2571円)・200日線(2481円)も上回る。52週高値3850円からは23%下落、低値1659円からは78%上。週足では高値圏での調整局面。出来高は7900株とやや増加。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERは15.50倍で業界平均13.70倍を上回り、PBR0.56倍は平均0.98倍を下回るものの、ROE3.9%は非常に低く収益力が弱いです。配当利回り1.82%は平均2.86%を下回り、業績成長も緩やかです。PERが平均より高い割に成長性や収益性が低く、割高と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.6倍13.9倍
PER (予想)17.4倍
PBR0.50倍0.98倍
ROE3.9%7.3%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期は増収・増益で、2026年3月期も営業利益率改善見込みだが、売上高は横ばい。PBR0.56倍と解散価値に近い水準で、株価は1年で78%上昇。強気派は資産価値に対する割安感と利益率改善を評価、弱気派は売上成長の欠如と流動性の低さを懸念する。配当利回り1.82%と低めで、株主還元も限定的。

プラスに働く材料7
  • PBR0.56倍の割安感

    純資産対比で株価が大きく下回るバリュー株。

  • 営業利益率改善

    2026年予想営業利益率6.98%と前期から改善。

  • 安定した収益基盤

    港湾・倉庫事業は景気変動の影響が比較的少ない。

  • 2026年3月期の増収増益見通し2026/3影響

    営業利益3億円(前期比50%増)、利益率6.98%に改善

  • PBR0.56倍と解散価値割れ、割安感不定影響

    PBR0.56倍、純資産価値に対して割安

  • 配当利回り1.82%と安定、増配余地通年影響

    配当利回り1.82%、純利益増加で増配可能

  • 小規模ながら独自の港湾施設が強み継続影響

    鹿児島の港湾施設、地域独占的

マイナスに働く材料7
  • 売上高の成長鈍化

    2025年43億円、2026年も同額の予想。

  • 地域限定ビジネス

    鹿児島エリアに依存し、拡大余地が限定的。

  • 低い株価流動性

    時価総額46億円で出来高が少なく、売買に注意。

  • 売上高横ばい、成長性に欠ける2026/3影響

    売上高43億円で前期比横ばい、拡大見込めず

  • PER17.4倍と業績対比割高継続影響

    予想PER17.4倍、同業平均15倍程度と比べ高い

  • 市場規模小さく流動性低い継続影響

    時価総額46億円、売買代金少なく価格変動リスク

  • 固定客依存、新規開拓難不定影響

    既存顧客依存度高く、新規需要開拓課題

次の決算で確かめる点
営業利益率
予想改善の実現度を確認。
売上高
横ばい予想からの上振れ可能性。
ROE
3.9%と低く、改善が期待されるか。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり54で、前期から+35.0%いまの株価に対する利回りは1.82%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥54
1株あたり
配当利回り
1.82%
いまの株価に対して
配当性向
27.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10123.5
2018年3月100.012.0
2019年3月100.011.1
2020年3月20100.013.4
2021年3月200.015.7
2022年3月200.017.2
2023年3月3050.024.8
2024年3月300.021.0
2025年3月4033.325.1
2026年3月5435.027.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥54

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,757人。区分でいちばん多いのは事業法人42.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.0%を占め、残る50.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人43.941.043.045.342.742.1
個人・その他38.741.940.536.235.235.5
証券会社2.02.11.73.28.812.0
金融機関14.313.913.913.912.17.9
外国法人1.01.00.91.41.22.5
自己株式2.52.52.11.81.51.2
外国人個人0.10.00.10.00.0
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01埠頭ジャスタック株式会社18.83
02セオ運輸株式会社11.36
03楽天証券株式会社8.96
04丸協産業株式会社8.44
05株式会社三菱UFJ銀行2.86
06日本生命保険相互会社2.47
07株式会社三井住友銀行2.47
08原 伊都子1.69
09原 勝隆1.04
10猪狩 恭典0.91

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近10
  • 2026-08-07
    山本裕治
    新規の大量保有報告
    16.62%
    +1.03pt
  • 2026-08-06
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    8.41%
    +1.72pt
  • 2026-07-23
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    6.69%
    +1.56pt
  • 2026-07-23
    山本裕治
    新規の大量保有報告
    15.59%
    +1.04pt
  • 2026-07-14
    山本裕治
    新規の大量保有報告
    14.55%
    +1.04pt
  • 2026-06-19
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    5.13%
  • 2026-06-18
    山本裕治
    新規の大量保有報告
    13.51%
    +1.07pt
  • 2026-06-16
    山本裕治
    新規の大量保有報告
    12.44%
    +1.11pt
  • 2026-06-11
    山本裕治
    新規の大量保有報告
    11.33%
    +1.08pt
  • 2026-06-01
    山本裕治
    新規の大量保有報告
    10.25%
    +1.39pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3213%、1株純資産は14期で+2339%。直近期のROEは3.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月62182.821.034.7
2014年3月42211.732.427.5
2015年3月62422.437.415.2
2016年3月102324.412.09.6
2017年3月12500.2507.8123.5
2018年3月942,6293.633.412.0
2019年3月952,5893.722.811.1
2020年3月1562,5486.110.713.4
2021年3月1262,8704.413.315.7
2022年3月1183,0823.811.117.2
2023年3月1293,2973.910.524.8
2024年3月1404,1443.813.221.0
2025年3月1544,5963.511.525.1
2026年3月1915,3053.912.227.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額139百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松岡眞取締役会長678,600
谷本祐介代表取締役 社長執行役員 ファシリティ強化事業部・内部監査室担当669,800
佐藤禎広取締役 専務執行役員 総務部・経理部担当647,700
藤井守取締役 常務執行役員 業務第一部・業務第二部・マーケティング部担当606,200
森下勝取締役 執行役員 営業部担当551,600
種村泰一取締役63
德平隆之取締役701,200
藍場建志郎常勤監査役621,900
前田浩伯常勤監査役60700
森山恭太監査役59300
香山久美44
宮崎慎吾取締役46
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
水村淳監査役60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)579889619
社外取締役431318
監査役212126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容981字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは当社及び連結子会社1社で構成されております。 当社グループは主に大阪港の北部、大阪湾ベイエリアにおいて、内外の主要航路と内陸部への幹線道路網で結ばれた立地条件を活かし、京阪神の一大生産・消費地帯を背後に持つ海陸の中継基地として港湾運送事業、倉庫業、運送業を中心とした事業活動を行っております。 各種企業を顧客として、取扱貨物は、輸入原燃料、化学工業製品、冷凍食品等多種に及び、受入から保管、需要家納入までの作業を効率的に行っております。なお、当社は取扱貨物の種類を基準に、ばら貨物セグメント、液体貨物セグメント、物流倉庫セグメント及びその他のセグメントに分けております。 子会社である浪花建設運輸株式会社は京阪神を中心に、ダンプ車等により、鉱石等の陸上貨物自動車運送業を営んでおり、ばら貨物セグメントにおいて当社が受注した輸入原材料の運送等を行っております。 その他の関係会社である埠頭ジャスタック株式会社には、当社構内での作業等を委託すると共に、当社設備の修理等を発注しております。 なお、各セグメントの内容は以下の通りであります。 (ばら貨物セグメント) 港湾運送事業法、倉庫業法、貨物自動車運送事業法、貨物利用運送事業法、通関業法等に基づき、石炭・コークス・塩等の原燃料ばら貨物を中心に、高性能を誇る大型荷役機械と各種専用倉庫、野積場を備え、これらの貨物の物流業務を一貫輸送体制にて迅速に処理する部門であります。 (液体貨物セグメント) 小型から大型まで約13万キロリットルの容量のタンクと、大型タンカーが接岸可能な岸壁を有し、液体化学品や石油系燃料等の入庫から出庫までの中継業務を行っており、大規模な商業用基地として利便性の高い部門であります。 (物流倉庫セグメント) 危険物の保管・受払業務を行う化学品センターと、特定顧客と提携している冷蔵倉庫、低温物流倉庫及び食材流通加工施設からなる部門であります。 (その他のセグメント) 太陽光発電による売電事業であります。 [事業系統図] 以上に述べてきた事項を事業系統図によって示すと次の通りであります。 矢印は役務の流れを示しております。 ※1 浪花建設運輸株式会社は「連結子会社」であります。 ※2 埠頭ジャスタック株式会社は「その他の関係会社」であります。
経営方針・対処すべき課題1,529字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、次世代に残せる事業構造への転換を図りサステナビリティ経営を推進することで、当社グループを取り巻く全てのステークホルダーに貢献することを最重要課題と位置付けており、経営環境の大きな変化に対応するため、当社のVisionのもと第4次中期経営計画(2024年度~2026年度)「産業構造の変化に対応する次世代ビジネスへのStep2」を実践し、更なる企業価値の向上に努めてまいりました。 その進捗状況については、以下の下線部のとおりであります。 〔当社のVision〕 ・お客様からの厚い信頼と事業上の好立地という強みを伸ばし、企業価値を更に高める。 ・現状に満足せず、あらゆる付加価値を追い求め、将来のいかなる環境においても生き残り成長する強靭な企業体力を構築する。 ・国際貿易港である大阪港において、地元産業に貢献する公共使命を更に拡大しその発展に寄与する。 ・法令を遵守し、高潔な企業精神を維持していく。 〔第4次中期経営計画の基本方針〕 ①産業構造の変化にも対応できる、中長期的視点に立った事業ポートフォリオの継続的改善と必要な投資の検討・実施 ②①を可能ならしめる資本・財務政策の実施 ③サステナビリティ経営の一層の推進 ≪ばら貨物セグメントの進捗≫ ・新規貨物の誘致を行うため、汎用性の高いばら貨物倉庫の新設に着手し、2026年度中の完工に向け工事を進めております。 ≪液体貨物セグメントの進捗≫ ・石炭の需要縮小が見込まれることを見据えて、野積場用地に長期的な需要が見込める石油化学品の取扱いに向けたステンレスタンク数基を新設するべく、現在検討を行っております。また、事業用地の最適化を加速させるために、タンクの更なる新設を検討していくことで中長期的な収益構造をより強固なものとしてまいります。 〔定量目標〕 ①中計期間中、累進配当を導入 税引後本業利益=(営業利益+受取配当金-支払利息)×(1-税率) これの30%以上を配当として還元 ⇒安定配当を基本に、増配/株主還元も考慮したスキーム ≪進捗≫2024年度 剰余金の配当 1株につき40円 2025年度 剰余金の配当 1株につき54円(予定) ②EBITDA(但し、特殊要因を除く)2026年度9億円以上達成 EBITDA=純利益+減価償却費+金利+税金 ⇒稼ぐ力、キャッシュ創出力を伸ばしていく ≪進捗≫2025年度 920百万円(参考 2024年度 826百万円) ③中計期間中 総設備投資額を30億円以上 但し、Net有利子負債(長短借入金合計-現預金)の増加を10億円までに抑制 ⇒成長投資を積極的に行いつつ、財務規律は維持 ≪進捗≫2024年度 設備投資額 619百万円 2025年度 設備投資額 653百万円 なお、サステナビリティ経営推進のもと、働き方改革に対応した職場環境の構築、人事制度の整備、社員教育の体系化等により、事業の継続性を担保できる人材を確保し、コンプライアンス意識向上や安全強化等に向けた社員教育の充実、内部統制や社員の行動基準等の内部監査の充実などを通じて、社員の育成を図り、企業の社会的責任を果たす方針であります。 さらに、港湾物流サービスを安定的にご提供できるように、業務上の中核設備を中心に積極的な維持管理を施すとともに、健康経営優良法人2026の認定のもと、当社グループに所属する全ての従業者の健康増進に努め、衛生管理に万全の体制を取ることに細心の注意を払ってまいります。
事業等のリスク3,574字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、以下のようなものがあります。但し、これらは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。なお、文中における将来に関する事項は、連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)事業環境について 当社グループは、大阪港に位置し、主に西日本に事業拠点を有する電力会社や大手メーカー向けの輸入貨物(燃料・原材料)に係る本船荷役や保管・輸送等の物流サービスを担うほか、保有する資産(倉庫やタンクなど)を、商社や卸売会社等の物流拠点として提供する事業を運営しております。このため、急激な外国為替相場の変動、ウクライナ紛争に端を発する経済制裁の影響、米国政権の保護主義政策への転換、また中東情勢の不安定化によるエネルギーをはじめとする資源価格の変動およびエネルギー政策の転換等といった国内外の情勢が主要取引先企業の事業活動や経営戦略に影響を与えた場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 セグメント毎の状況は以下です。 ばら貨物セグメントで取り扱う主要貨物の石炭は、主に火力発電所向けの燃料として使用されています。地球温暖化に向けた取り組みの中で、政府・自治体のエネルギー政策の変更や取引先の方針転換などにより、取扱数量が減少する可能性があります。 液体貨物セグメントと物流倉庫セグメントにおいては、タンクや倉庫などを物流拠点として利用する取引先と長期の利用契約を締結しておりますが、経営環境の変動に伴う取引先の経営戦略の変更などにより、当該契約が中途解約される場合や満期を迎えた契約が更新できない場合などには、その後の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業特性に由来するリスクについて 当社グループは、企業系列に属さない独立した立場で、大量ばら貨物(石炭・コークスなど)専門の港湾荷役や液体貨物専用の入着バースを併設するタンク群による貨物保管などの特殊な事業を、大阪港における特定専用地域である特殊物資港区(大阪市此花区)で展開しております。当該事業に欠かせない充実した大型設備を好立地に保有していることから作業効率も高く、西日本における一定の競争力を有しております。一方、その特性から、取扱貨物が産業経済に不可欠な原材料やエネルギー資源などが中心であるため、特定の取引先への売上依存度が相対的に高くなる傾向にあり、かかる取引先、或いはわが国の産業政策や産業構造等に何らかの大きな変化があった場合、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 事業特性に由来する問題に対しては、既存取引先との良好な関係を発展することにより取扱貨物の種類の多様化を図るとともに、大阪港でこれから始まるBIG EVENT(統合型リゾート施設等)に絡む新規ビジネスの発掘や、港湾地域に拠点を構える地場産業のグローバル化を支える港湾物流を取り込むこと等により、事業の多様化と収益化を進めてまいります。 (3)立地条件上の制約について 当社グループの事業所の用地は、子会社の用地を除き大阪市からの借地であります。そのため、契約に定められた目的以外の利用に関しては大阪市の承諾を得る必要があります。 (4)設備投資について 当社グループは、毎年既存設備に対して計画的に維持更新のための設備投資を行うほか、事業基盤を確固たるものにするため、新たな設備投資を行っています。2025年3月期からは、第4次中期経営計画に基づき、設備投資の継続を通して収益を拡大することを目指しています。しかし、経済動向や当社を取り巻く環境の変化により、当初計画通りに設備投資を実施できない場合は、当社グループの今後の事業展開に支障を来す可能性があります。 (5)資金調達について 当社グループは、必要資金を主に金融機関からの借入により調達しております。現在のところ、設備投資資金や運転資金の調達に支障をきたすような状況になく、借入金利も安定した状況にあります。ただし、経済活動の停滞等により、当社の業績が長期に亘り著しく低迷した場合や金融市場が極度に逼迫した場合には、希望する時期または条件により資金調達が実行できない可能性があります。これにより、設備投資計画や収益性に影響を及ぼす可能性があります。 (6)人材の確保について 当社グループの競争力を将来に向けて維持・向上していくためには、マネジメントはもちろん、各部門における専門的知識や技能を持った有能な人材の確保・育成が必要不可欠であります。このため、定期採用に加え、年間を通じて人材紹介会社を活用した中途採用を実施しているほか、社内での社員研修の内容の充実を図っております。しかし、業務に精通した人材の確保や予定通りの人材の育成ができなかった場合には、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 (7)大型荷役設備のメンテナンス及び自然災害リスクについて 当社グループは、大型荷役設備(クレーン)を使用して、ばら貨物の作業を実施しております。当該設備については専門担当部署が常時点検するとともに、早期に部品等の更新を行ない、設備の耐久性を維持・確保しております。また、主要な基幹部品については、すべて常備する万全な体制といたしております。しかし、突発的な要因により設備に予想しない不具合が発生した場合には、事業活動に影響を与える可能性があります。 また、当社は、事業設備が一ケ所に集中していることから、大規模な台風や地震による被害を受けた場合、全事業活動が停止する可能性があります。2018年9月に襲来した台風に際しては、事業活動への影響は全くありませんでしたが、損失額280百万円相当の被害を受けました。なお、当該費用については全設備に保険を付保していることから、業績に大きな影響はありませんでしたが、地震に係る被害については保険支払額に制限があるため業績に影響が出る可能性があります。 (8)固定資産の減損リスクについて 当社グループは、事業活動を遂行するにあたり多額の固定資産を保有しております。今後の経済変動等による固定資産の時価の下落や、資産グループの収益力の低下等に伴い、減損損失が発生する可能性があります。 (9)法律等の公的規制について 当社グループの事業は、港湾運送事業法、倉庫業法、消防法、貨物運送事業法等に基づく許認可を受け、事業の遂行に関連する各種法令や業界慣行に従い事業活動を行っています。今後、これらの法令等の改廃や新たな法的規制が設けられた場合、事業活動の自由度が減少することや新たな費用の発生等が見込まれ、業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)有価証券について 当社グループは、取引関係の維持・強化等を目的として、金融機関や取引先等の株式を戦略的に保有しております。これらの時価のある株式の取得原価は615百万円です。一方、当連結会計年度末の貸借対照表計上額(時価)は5,731百万円となり、評価差額は5,115百万円の評価益となっています。取得原価が相対的に低いことから、今後の経済情勢または発行会社の経営状態の変動等により大幅な下落が生じた場合でも、評価損を計上する可能性は少ないと考えられますが、包括利益や財政状態へは影響を及ぼす可能性があります。 なお、当該株式については、政策保有意義の希薄化が認められる、またはその兆候がある株式については、取締役会の決議に基づき、順次売却していくこととしておりますが、政策保有意義のある株式についても、当社が目標とする経営基盤が確立できた段階に至った場合、または、企業価値を高める大規模な設備投資に係る資金需要が発生した場合には、改めて売却について検討する方針であります。 (11)退職給付債務について 当社グループは確定給付企業年金制度を採用しており、年金資産を外部に運用委託しております。このため、委託先の運用成績の悪化などにより積立額に不足が生じ会社が負担することになる場合、業績と財務状況に影響を及ぼす恐れがあります。 (12)パンデミックリスクについて 当社グループは、感染症の安全対策として、消毒等の衛生管理に加え、在宅勤務、時差出勤等を実施する体制を整え、事業活動を継続することとしていますが、従業員が罹患した場合、または、専属下請作業会社の作業員が罹患した場合には、当社グループの事業活動に影響を与え、業績と財務状況にも影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,275字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善や政府の経済対策等により景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。その一方で、人手不足の常態化、中東国際情勢等の地政学リスクにより、国内経済に対する先行きは依然として不透明な状態が続いております。。 このような情勢のもと、当社グループは、競争力のある事業基盤を形成し、全てのステークホルダーへの貢献を継続して達成することを目指しつつ、経営環境の大きな変化に対応するため、第4次中期経営計画(2024年度~2026年度)を策定し、更なる企業価値の向上に努めてまいりました。 産業構造の変化への対応として、必要な投資の検討・実施、また、既存設備への効率的なメンテナンスを実施していくことで、中長期的視野に立った事業ポートフォリオの継続的改善を行うとともに、新規ビジネスを開拓・育成することや地場産業との関係を深め、わが社の強みを生かした付加価値のある仕事を追求し、長期に亘り安定した収益を維持・拡大できる事業基盤の強化に努めてまいりました。 ばら貨物については、港湾物流サービスを常に安定的にご提供できるよう、ばら貨物倉庫の新設に向けて着工するとともに、既存設備の更新工事を進めております。液体貨物に関しても、設備のメンテナンスを適時・的確に行い事業の安定性を高めるとともに、タンクの更新・新設を含めた設備投資について検討しております。また、倉庫事業に関しても、パートナー様と連携を強化しつつ、収益改善に向けた様々な取り組みについて実行してまいりました。 上記の事業活動を踏まえ、当連結会計年度の売上高は、4,260百万円となり、前連結会計年度に比べ77百万円、1.8%の減収となりました。 売上原価は、売上の減少に伴い荷役関係諸払費が減少したことや、減価償却費が減少したことなどにより、3,401百万円となり、前連結会計年度に比べ136百万円の減少となりました。また、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に行った業務改善に伴うコンサルティング費用が減少したものの、人材投資に伴う人件費の増加などにより、607百万円となり、前連結会計年度に比べ10百万円の増加となりました。 この結果、当連結会計年度の営業利益は251百万円となり、前連結会計年度に比べ47百万円、23.6%の増益となりました。経常利益は、受取配当金などにより404百万円となり、前連結会計年度に比べ105百万円、35.1%の増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、設備更新投資に伴う固定資産除却損が増加したものの、賃料増額請求訴訟の和解成立に伴い受取和解金を特別利益に計上したことなどから、前連結会計年度に比べ57百万円、24.5%増益の290百万円となりました。 セグメントごとの営業成績は、次のとおりであります。 (ばら貨物セグメント) 大型クレーンを使用する荷役業務は、石炭やイルメナイトの取扱数量が増加したことなどにより、荷役業務の売上高は前連結会計年度に比べ14.4%増加し、735百万円(前連結会計年度は642百万円)となりました。 海上運送業務は、内航船運送の数量が減少したことなどから、売上高は368百万円(前連結会計年度は450百万円)となりました。 保管業務は、前連結会計年度同様に、倉庫が安定して稼働したことなどから、売上高は488百万円(前連結会計年度は488百万円)となりました。 陸上運送・その他業務の売上高は720百万円(前連結会計年度は723百万円)となりました。 以上により、ばら貨物セグメントの売上高は2,312百万円(前連結会計年度は2,304百万円)となりました。また、ばら貨物セグメントの営業利益は39百万円となり、前連結会計年度に比べ94百万円の増益となりました。 (液体貨物セグメント) 石油類は、白油系の荷動きが安定していたものの、タンク運営に係る特別作業料が減少したことなどから、売上高は980百万円(前連結会計年度は1,024百万円)となりました。 化学品類は、前連結会計年度において荷動きが活発であった一部貨物が落ち着いたことなどから、売上高は405百万円(前連結会計年度は456百万円)となりました。 以上により、液体貨物セグメントの売上高は1,386百万円(前連結会計年度は1,481百万円)となりました。また、液体貨物セグメントの営業利益は434百万円となり、前連結会計年度に比べ41百万円、8.7%の減益となりました。 (物流倉庫セグメント) 物流倉庫は、前連結会計年度と同様に、各倉庫が期初より安定して稼働したことなどにより、物流倉庫セグメントの売上高は541百万円(前連結会計年度は532百万円)となりました。また、物流倉庫セグメントの営業利益は223百万円となり、前連結会計年度に比べ9百万円、4.3%の増益となりました。 (その他セグメント) 売電事業によるその他セグメントの売上高は20百万円となり、前連結会計年度並みとなりました。また、セグメントの営業利益は前連結会計年度並みの5百万円となりました。 当連結会計年度末の総資産は12,203百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,105百万円増加しました。これは設備投資代金の支払いや長期借入金の約定返済などにより現金及び預金が減少したものの、倉庫新設に係る建設仮勘定を計上したことや基幹システムの更新などにより有形及び無形固定資産が増加したことや、保有する株式の時価の上昇により投資有価証券が増加したことなどによるものです。 負債合計につきましては、長期借入金の約定返済が進みましたが、投資有価証券の時価の上昇に伴い繰延税金負債が増加したことなどから、前連結会計年度末に比べて2百万円増加し、4,130百万円となりました。 純資産合計につきましては、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて1,102百万円増加し、8,073百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は617百万円となり、前連結会計年度末に比べて323百万円減少しました。各キャッシュ・フロー別の状況及びそれらの要因は以下の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローでは、694百万円の資金増加(前連結会計年度は755百万円の資金増加)となりました。これは税金等調整前当期純利益を409百万円、減価償却費を398百万円計上したことなどによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローでは、有形固定資産の取得による支出を557百万円行ったことなどから618百万円の資金減少(前連結会計年度は608百万円の資金減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローでは、長期借入金の返済による支出が294百万円、配当金の支払額が60百万円あったことなどから、399百万円の資金減少(前連結会計年度は56百万円の資金減少)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産の実績 該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   売上金額(千円)   対前年同期比(%) ばら貨物   2,312,376   0.3 液体貨物   1,386,329   △6.4 物流倉庫   541,584   1.7 その他   20,402   0.2 合計   4,260,693   △1.8 (注) 1 セグメント間の取引はありません。 2 主な相手先別の売上実績及び総売上実績に対する割合は、次の通りであります。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 電源開発株式会社   660,255   15.2   678,379   16.6 品目別取扱数量 セグメント の名称   取扱品目   取扱数量(千トン)   対前年同期比(%) 荷役   海上運送   保管   荷役   海上運送   保管 ばら貨物   石炭他   2,390   715   2,463   14.3   △23.7   △9.2 液体貨物   石油類   白油   560   -   337   11.2   -   △1.2 重油   138   -   694   △8.4   -   0.6 工業用原料油   72   -   179   26.0   -   △2.2 アスファルト   61   -   60   △6.4   -   - 小計   832   -   1,271   7.0   -   △0.3 化学品類   144   -   283   △40.1   -   - 液体貨物合計   977   -   1,555   △4.1   -   △0.3 (注) ばら貨物セグメントの保管数量の内訳は以下の通りであります。 保管数量(千トン)   対前年同期比(%) 野積保管   倉庫保管   野積保管   倉庫保管 2,126   336   △10.4   △1.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (売上高) ばら貨物セグメントでは、荷役業務で石炭やイルメナイトなどの取扱数量の増加により増収となったことなどから、売上高は2,312百万円となり、前連結会計年度に比べ7百万円、0.3%の増収となりました。 液体貨物セグメントでは、保管業務において石油類・化学品類共にタンクの稼働率が通年に亘り堅調であったことから増収となりましたが、荷役業務において、前連結会計年度に荷動きが活発であった化学品の一部貨物が落ち着いたことなどから減収となったことや、その他の業務においてタンク運営に係る特別作業料が減少したことにより減収となったことなどから、売上高は1,386百万円となり、前連結会計年度に比べ94百万円、6.4%の減収となりました。 物流倉庫セグメントでは、前連結会計年度と同様に各倉庫が期初より安定して稼働したことなどから、売上高は541百万円となり、前連結会計年度に比べ9百万円、1.7%の増収となりました。 売電事業のその他セグメントの売上高は20百万円となり、前連結会計年度並みとなりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は4,260百万円となり、前連結会計年度に比べ77百万円、1.8%の減収となりました。 なお、売上高の分析につきましては、「第2『事業の状況』 4『経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析』 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」の項目もご参照下さい。 (売上原価並びに販売費及び一般管理費) 売上原価につきましては、前連結会計年度同様に積極的に既存設備のメンテナンスを行ったことから修理維持費は前連結会計年度並みとなりましたが、売上の減少に伴い荷役関係諸払費が減少したことや、減価償却費が減少したことなどから、売上原価は前連結会計年度と比べ136百万円減の3,401百万円となり、売上高に対する割合は79.8%(前連結会計年度は81.6%)となりました。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に行った業務改善に伴うコンサルティング費用が減少したものの、人材投資に伴う人件費が増加したことなどから、前連結会計年度に比べ10百万円増の607百万円となりました。売上高に対する割合は14.3%(前連結会計年度は13.8%)となりました。 以上の結果、営業利益は251百万円となり、前連結会計年度に比べ47百万円、23.6%の増益となりました。売上高に対する割合は5.9%(前連結会計年度は4.7%)となりました。 (営業外収益・費用) 営業外収益は受取配当金が増加したことなどから、前連結会計年度に比べ55百万円増の181百万円となりました。営業外費用については支払利息が減少したことなどから、前連結会計年度に比べ2百万円減の27百万円となりました。 以上の結果、経常利益は404百万円となり、前連結会計年度に比べ105百万円、35.1%の増益となりました。売上高に対する割合は9.5%(前連結会計年度は6.9%)となりました。 (特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、設備更新工事に伴う固定資産除却損の増加などにより特別損失が増加したものの、賃料増額請求訴訟の和解成立に伴う受取和解金を特別利益に計上したことや、経常利益の増加などにより、290百万円となり、前連結会計年度に比べ57百万円、24.5%の増益となりました。売上高に対する割合は6.8%(前連結会計年度は5.4%)となりました。 財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析につきましては、「第2『事業の状況』 4『経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析』 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」の項目に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2『事業の状況』 3『事業等のリスク』」に記載のとおりであります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 ばら貨物セグメントの資産は3,132百万円となり、前連結会計年度末に比べて211百万円増加しました。これは、同セグメントの売上の増加に伴い売掛債権が増加したことや、新倉庫建設に係る建設仮勘定を計上したことにより有形固定資産が増加したことなどによるものです。 液体貨物セグメントの資産は987百万円となり、前連結会計年度に比べて67百万円減少しました。これは、同セグメントの売上の減少に伴い売掛債権が減少したことなどによるものです。 物流倉庫セグメントの資産は、同セグメントの設備の減価償却が進んだことなどにより、前連結会計年度末に比べて72百万円減少の931百万円となりました。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2『事業の状況』 4『経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析』 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2『事業の状況』 4『経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析』 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりです。 当社グループの運転資金需要の主なものは、荷役関係諸払費や借地料、修理費などの営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資であります。また、株主還元については、安定的な配当を継続することを基本方針とし、経営の安定性と財務体質の維持・強化を重視する観点から、内部留保の水準と利益の見通しを考慮して実施してまいります。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、運転資金の効率的な調達を行うために、取引銀行4行と総額850百万円の当座貸越枠を設定しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 (固定資産の減損処理) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。