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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ラックランド

LUCKLAND CO., LTD.9612 · Prime · サービス業

商業施設内装施工の国内最大手。大手コンビニ・小売チェーンの新規出店からリニューアルまで一貫対応。

概要

ラックランドは1970年に創業した商業施設・店舗の内装・設備工事を手掛ける企業である。グループ26社で電気、空調、厨房、消防などの専門工事をワンストップで提供し、主にコンビニエンスストアやスーパーマーケット、飲食チェーンなどを顧客とする。2025年12月期の連結売上高は566億円、従業員数は1,338人。東京証券取引所プライム市場に上場し、アジア7カ国に海外拠点を持つ。

店舗施設制作が売上57%を占める中核事業

2025年度、店舗施設の制作事業は売上高322億59百万円と全体の57.0%を占めた。創業以来の主力分野であり、スーパーマーケット、飲食店、食品専門店など「食」に関わる店舗を中心に、クリニックやドラッグストアも手掛ける。工期は2~3か月の短工期物件が多く、定期的な改装需要が安定的な受注をもたらす。また、商業施設の制作事業は136億30百万円(前期比69.9%増)と急成長し、不動産デベロッパーからの大規模改装需要を取り込んでいる。

グループ26社で専門工事をカバーする体制

当社グループは連結子会社25社を含む全26社で構成される。各社が電気設備(ニイクラ電工、光電機産業)、空調設備(光立興業、大阪エアコン、オーエイテクノ)、給排水衛生(木戸設備工業)、消防施設(協和電設)、厨房機器(マッハ機器)、照明デザイン(日本ピー・アイ)、金属製品(墨東建材)、医療用ガス(環境装備エヌ・エス・イー)など専門分野を担当。これにより、内装から設備までワンストップでの施工が可能となる。2025年6月には株式会社ハイブリッドラボを売却し、グループの再編も行っている。

アジア7カ国に広がる海外拠点

2013年にシンガポールにLUCKLAND ASIA PTE. LTD.を設立し、海外展開を本格化。その後、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、台湾に現地法人を設立し、現在アジア7カ国・地域に拠点を持つ。海外子会社は、ASEANや台湾に進出する日系企業向けに出店支援、設計・施工・メンテナンスを提供する。また、ベトナムには墨東建材工業の現地法人VIET BOKUTO CO.,LTDが金属製品を製造する生産拠点がある。

過去10年で売上高が3倍に拡大

2012年12月期の売上高は189億円だったが、2025年12月期は566億円に達した。ただし、利益面では変動が大きい。2020年12月期には純損失4億円、2024年12月期には純損失4億79百万円を計上。2025年12月期は営業利益40億33百万円、純利益20億81百万円と大幅に改善。中期経営計画では2028年までに売上高620億円、営業利益率7.4%を目標とする。財務体質の改善と安定的な収益確保が課題となっている。

業界の中での役割は商業施設・店舗の内装・設備工事の総合請負業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
566億円
営業利益
40億円
営業利益率
7.1%
純利益
21億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01商業施設・小売・飲食店舗主力

コンビニエンスストア、スーパーマーケット、飲食チェーンなど、全国のチェーン店向けに出店に伴う内装工事、設備工事を一貫して請け負う。グループ内で電気、空調、給排水、消防、厨房機器、照明など専門工事をカバーし、ワンストップで提供。大手顧客との長期契約により安定した受注を確保。

業界最大級の施工実績とグループ総合力によるワンストップサービス

主な製品・サービス6
店舗内装工事
商業施設や小売店舗の内装全般(壁・床・天井・什器)の設計・施工。ブランドイメージに合わせた空間づくりを実施。
電気設備工事
店舗内の配線・照明・コンセント・分電盤などの電気工事。グループ会社ニイクラ電工、光電機産業等が担当。
空調設備工事
エアコンや換気設備の設置工事。グループ会社光立興業、大阪エアコン、オーエイテクノ等が担当。
厨房機器
フライヤーや調理機器の開発・製造・販売・施工。グループ会社マッハ機器が担当。
消防施設工事
スプリンクラーや火災報知器などの消防設備の設置・点検。グループ会社協和電設が担当。
照明デザイン・制御システム
店舗の照明計画・デザイン提案、照明制御システムの販売・施工。グループ会社日本ピー・アイが担当。

02物流施設・食品工場・ホテル等準主力

商業施設以外にも、物流倉庫、食品工場、ホテルなどの商空間全般の内装・設備工事を手掛ける。衛生管理が必要な食品工場や24時間稼働の物流施設など、用途に応じた専門工事を提供。

主な製品・サービス4
内装仕上げ工事(木工・建具)
店舗や施設の内装木工事(壁・床・天井)、ドア・枠などの建具工事。グループ会社静清装備が担当。
アルミ・ステンレス金属製品設計製作
高層ビルや大型施設向けのカーテンウォール、手摺、看板などの金属製品の設計・製作・取付。グループ会社墨東建材工業が担当。
給排水衛生設備工事
上下水道・衛生器具の配管工事。グループ会社木戸設備工業、大阪エアコン等が担当。
医療用ガス設備工事
病院向けの酸素・吸引配管設備の設計施工。グループ会社環境装備エヌ・エス・イーが担当。

製品と技術

内装工事から電気・空調までワンストップ施工

当社グループの核は、商業施設や店舗の内装工事(壁・床・天井・什器)と、それに付随する電気設備工事(ニイクラ電工、光電機産業)、空調設備工事(光立興業、大阪エアコン、オーエイテクノ)を一括で請け負う点にある。顧客はコンビニエンスストア、スーパーマーケット、飲食チェーンなどで、出店に伴う短期間での施工が求められる。グループ内で専門工事カバーすることにより、工程管理の効率化と品質統一を実現している。

厨房機器と消防施設の専業子会社

マッハ機器株式会社はフライヤーや調理機器の開発・製造・販売・施工を手掛ける。協和電設株式会社はスプリンクラーや火災報知器などの消防施設工事を担当。これらは店舗施設の必須設備であり、内装と同時に施工することで工期短縮に貢献している。特に「食」関連店舗では厨房機器の品質が顧客満足度を左右するため、グループ内で一貫対応できる強みがある。

照明デザインと制御システムで空間価値向上

日本ピー・アイ株式会社は、店舗や病院、水族館、寺院など多様な施設向けに照明デザインの提案と照明制御システムの販売・施工を行う。単なる照明器具の設置ではなく、空間のブランドイメージや機能性に合わせた光環境を設計。同社は照明制御システムの開発も手掛け、省エネや演出の自動化にも対応している。デザイン性と技術力を両立する点が特徴。

金属製品と医療用ガス設備の専門領域

墨東建材工業株式会社は、高層ビルや大型施設向けのアルミ・ステンレス金属製品(カーテンウォール、手摺、看板等)の設計・製作・取付を行う。同社はベトナムに生産子会社VIET BOKUTO CO.,LTDを持ち、コスト競争力を高めている。また、環境装備エヌ・エス・イーは病院向け医療用ガス設備(酸素・吸引配管)の設計施工を手掛け、食品工場や物流施設とは異なる専門性を有する。これらはグループの事業領域を広げる要素となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 商業施設・小売・飲食店舗業界最大級の施工実績とグループ総合力によるワンストップサービス

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

建設現場支援で国内首位、内需依存高め

ラックランドは建設現場向けの物流・仮設サービスを主力とし、売上高は直近で566億円と過去3年で25%超拡大した。サービス業セクター内ではジンジブやダイブグループなど人材系が並ぶが、建設特化型のサプライチェーン支援という点で差別化している。2025年12月期の営業利益率は7.07%と改善傾向にあり、規模拡大と収益性向上を両立させつつある。一方で、売上の大部分が国内建設投資に依存するため、景気変動の影響を受けやすく、海外展開や新規分野への多角化が課題となる。同業他社との比較では、イシンやJSHも同分野に進出しており、競争が激化している。

強み

  • 建設現場向け物流・仮設サービスで国内シェア上位、売上高566億円と成長中。
  • 営業利益率が7.07%まで上昇し、売上拡大と同時に収益構造を改善。
  • 国内建設投資に支えられ、2023年から毎年増収を達成。
  • サービス業でありながら従業員一人当たり売上が高く、効率的運営。

課題

  • 国内建設投資に左右され、海外売上比率が低く成長の分散が課題。
  • ジンジブやダイブグループなど同業の新規参入で価格競争の懸念。
  • 2023年は営業利益率非開示、2024年は低水準で、業績変動リスクあり。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字がラックランド

時価総額で並べると、掲載7社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16706電気興業326億円15.3倍
21429日本アクア276億円13.3倍
35269日本コンクリート工業213億円29.3倍
49765オオバ195億円13.4倍
56294オカダアイヨン164億円10.6倍
69612ラックランド137億円7.2倍
71433ベステラ118億円15.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

冷凍設備工事から始まった1970年の創業

1970年5月、東京都台東区にラックランド工業株式会社として設立。資本金14百万円。1973年に本社を新宿区に移転し、スーパーマーケットの冷凍設備工事・厨房設備工事の受注を開始。これが後の「食」関連分野への注力の基盤となる。1975年には特定建設業の東京都知事許可を取得し、建設業者としての基盤を固めた。

建設大臣許可取得と設計施工体制の強化

1983年7月、一般建設業・特定建設業の建設大臣許可を取得。1992年12月に商号を株式会社ラックランドに変更。1995年1月には株式を店頭公開し、資本調達力を向上。同年8月に一級建築士事務所登録を行い、設計・施工の一貫体制を強化した。この時期に、内装工事から設備工事まで自社で対応できる土台が整った。

大阪支店開設と東北支店への拡大

2003年11月、大阪府吹田市に大阪支店を開設し西日本エリアへ進出。2005年3月に東京証券取引所市場第二部に上場。2012年12月には仙台営業所を東北支店に改称し、東北エリアの営業体制を確立した。この後、東日本支店、中部支店、西日本支店へと改称を繰り返し、全国展開を進めている。

海外進出とM&Aによる事業領域拡大

2013年1月、シンガポールにLUCKLAND ASIA PTE. LTD.を設立し、初の海外拠点を獲得。同年8月にはニイクラ電工株式会社を子会社化し、M&Aによる事業拡大を開始。その後、光電機産業、マッハ機器、協和電設など複数の専門工事会社を次々と子会社化し、グループの技術領域を拡充した。海外でもカンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、台湾に進出した。

東証一部上場と監査等委員会設置会社への移行

2015年10月、東京証券取引所市場第一部に上場。2016年3月、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を強化。2022年4月にはプライム市場へ移行。しかし、2024年12月期には純損失を計上するなど業績は不安定で、2025年2月に中期経営計画を策定し、ガバナンス再構築やDX推進を掲げた。

支店統合とブランド力強化の近年

2023年3月、東北支店を東日本支店に改称し東北エリアの営業体制を強化。2024年1月には名古屋営業所を中部支店に、同年5月には大阪支店を西日本支店に改称し、各地域の拠点を昇格。これにより、全国4支店体制(東日本、中部、西日本、海外)となり、地域密着型の営業を強化している。2025年12月期は売上高566億円と過去最高を記録した。

年表18件を開く

1970年代

  • 1970年5月創業東京都台東区にラックランド工業株式会社を設立
  • 1973年2月東京都新宿区に本社を移転し、資本金を14百万円に増資 スーパーマーケットの冷凍設備工事・厨房設備工事の受注を開始
  • 1975年7月特定建設業の東京都知事許可を取得

1980年代

  • 1983年7月一般建設業、特定建設業の建設大臣許可を取得

1990年代

  • 1992年12月商号変更商号を株式会社ラックランドに変更
  • 1995年1月株式を店頭公開し、資本調達力を向上
  • 1995年8月一級建築士事務所登録を行い、設計・施工体制を強化

2000年代

  • 2003年11月大阪府吹田市に大阪支店を開設し、西日本エリアへの展開を開始
  • 2005年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場

2010年代

  • 2012年12月仙台営業所を東北支店に改称し、東北エリアの営業体制を確立
  • 2013年1月当社グループ初の海外拠点として、シンガポールに海外子会社LUCKLAND ASIA PTE. LTD.を設立し、海外展開を本格化(その後、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、台湾に海外子会社を設立し、現在に至る。)
  • 2013年8月M&A当社グループ初のM&Aにより、ニイクラ電工株式会社を子会社化し、事業領域の拡大を図る(その後、複数社を子会社化し、現在に至る。)
  • 2015年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 2016年3月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
  • 2023年3月東北支店を東日本支店に改称し、東北エリアの営業体制を強化
  • 2024年1月名古屋営業所を中部支店に改称し、中部エリアの営業体制を強化
  • 2024年5月大阪支店を西日本支店に改称し、西日本エリアの営業体制を強化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで58,000百万円
  • 営業利益2026年12月期まで4,176百万円
  • 営業利益率2026年12月期まで7.2%
  • ROE2026年12月期まで8.0%以上
  • 配当性向2026年12月期まで20%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    顧客価値の最大化を図る事業展開

    ワンストップ対応力、機能とデザインの両立、専門性の高い設備領域のカバーという3つの強みを活かし、顧客価値を最大化する事業を展開する。

  2. 02

    DXによる経営基盤の確立

    「可視化」と「最適化」を進め、データを有効活用できる状態を実現し、「データで動く経営」へ転換することで経営基盤を確立する。

  3. 03

    人財育成と組織力強化

    社員一人ひとりの成長と働き甲斐を重視し、社員エンゲージメントの向上と組織力の強化を目指す。建築士や施工管理技術者等の有資格者の確保・育成と適切な配置を進める。

  4. 04

    財務基盤の強化と株主還元

    持続的な成長に直結する領域(人財・運転資金・設備投資)に資金を集中させ、キャッシュ創出力の強化と投資の選択と集中を進める。株主還元は成長投資とのバランスを踏まえつつ、段階的な配当性向の引き上げを視野に入れる。

  5. 05

    ガバナンス体制の継続的強化

    内部統制及びリスク管理体制の高度化、コンプライアンス意識の更なる浸透を図り、優先的に対処すべき最重要課題として取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,338人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は594万円で、9期前と比べて+18.5%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は7.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月691
2017年12月851
2018年12月1,068
2019年12月50138.46.11,195
2020年12月51938.76.11,286
2021年12月51539.07.01,359
2022年12月52038.97.01,431
2023年12月50839.67.01,403
2024年12月51639.97.11,40014
2025年12月59440.97.11,338299

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社22(国内 15 / 海外 7、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
分室及び技術センター等 — 東京都新宿区1,260百万円
本社 — 東京都新宿区1,032百万円
西日本支店 ほか11営業所 — 大阪府大阪市他246百万円
賃貸資産 — 東京都練馬区他119百万円
新館 — 東京都新宿区117百万円
厚生施設その他 — 東京都渋谷区他29百万円
横浜メンテナンス課 ほか6メンテナンス課 — 神奈川県川崎市他16百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 ケークリエイト
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    LUCKLAND ASIA PTE. LTD.
    シンガポール、シンガポール市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ニイクラ電工 株式会社
    神奈川県 綾瀬市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    LUCKLAND(CAMBODIA) Co.Ltd. (注)1
    カンボジア、プノンペン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    LUCKLAND MALAYSIA SDN.BHD. (注)1.2
    マレーシア、クアラルンプール市 · 連結子会社
    議決権39.9%
  • 国内
    光電機産業株式会社
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    LUCKLAND(THAILAND)CO.,LTD. (注)1.2
    タイ、バンコク市 · 連結子会社
    議決権74.0%
  • 海外
    LUCKLAND VIET NAM CO.,LTD.
    ベトナム、ホーチミン市
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA (注)1.2
    インドネシア、ジャカルタ市
    議決権67.0%
  • 国内
    マッハ機器株式会社
    東京都 江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    エースセンター 株式会社
    東京都 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 木戸設備工業
    石川県 白山市
    議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
  • 協和電設株式会社大阪府 大阪市100%
  • 静清装備株式会社静岡県 静岡市100%
  • 光立興業株式会社千葉県 松戸市100%
  • 台灣樂地建築室内裝修股份有限公司中華民国(台湾)台北市100%
  • 大阪エアコン株式会社(注)1大阪府 大阪市100%
  • オーエイテクノ株式会社(注)1大阪府 大阪市100%
  • 日本ピー・アイ株式会社東京都 新宿区88%
  • 墨東建材工業株式会社埼玉県 越谷市100%
  • VIET BOKUTO CO.,LTDベトナム、ホーチミン市100%
  • 株式会社環境装備 エヌ・エス・イー東京都 調布市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は566億円営業利益40億円前期と比べると増収増益で、売上が+18.7%、利益が+1900.0%。

売上高
+18.7%
566億円
営業利益
+1900.0%
40億円
純利益
21億円
営業利益率
7.1%
前期比 +6.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高580億円566億円
営業利益42億円40億円
純利益26億円21億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は227億円、営業利益は8億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−12.4%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q11700.00
2023年2Q11210.9
2023年3Q92−3−3.3−2
2023年4Q1305
2024年1Q11621.7−2
2024年2Q13096.93
2024年4Q231−9−3.9−6
2025年2Q259166.210
2025年4Q307247.811
2026年2Q22783.57

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は189億円から566億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月18932
当社グループ初のM&Aにより、ニイクラ電工株式会社を子会社化し、事業領域の拡大を図る(その後、複数社を子会社化し、現在に至る。)
2013年12月21153
2014年12月25173
東京証券取引所市場第一部に上場
2015年12月29785
2016年12月350117
2017年12月311107
2018年12月42841
2019年12月403109
2020年12月373−3−4
2021年12月359−10
2022年12月4101−2
2023年12月45163
2024年12月477240.4−5
2025年12月56640427.121

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高566億円のうち、営業利益として残るのは40億円7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は21億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.7%468億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.1%57億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%40億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.5pt
7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.3pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.8pt
18.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
15.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが45億円、投資CFが7億円で、差し引きのフリーCFは52億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は113億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月5−3−1231
2013年12月8−3−1536
2014年12月5−42138
2015年12月0−118−1135
2016年12月11−118043
2017年12月−16−931−2549
2018年12月2−1312−1150
2019年12月−5532082
2020年12月−2−5−24−750
2021年12月17−1−51661
2022年12月−6−717−1365
2023年12月−112−121164
2024年12月95−111467
2025年12月457−552113

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は297億円。このうち返さなくてよい自己資本が131億円で、自己資本比率は43.9%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月104396537.6
2013年12月135459033.2
2014年12月1484810032.6
2015年12月1986213631.1
2016年12月2126215029.2
2017年12月2747020425.2
2018年12月2796921024.2
2019年12月34310523830.4
2020年12月2619816337.4
2021年12月2729817435.8
2022年12月30810120732.7
2023年12月27410017436.6
2024年12月2559316236.4
2025年12月29713116643.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
115億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
42億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
166億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
63
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中99位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中339位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.6%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.9%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,203で、1年前と比べて-2.7%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥1,203-2.2%1ヶ月-3.8%1年-2.7%時価総額137億円
過去52週の値幅
安値¥1,130高値¥1,966

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.2倍
PER (会社予想)5.3倍
PBR1.00倍
配当利回り3.33%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1268円で、25日移動平均線1270円とほぼ同水準、75日線1275.81円を下回っており、短期的には横這い圏です。52週高値1966円からは大幅に下落しており、約35%安い水準で推移しています。7月後半に高値1310円をつけましたが、その後は上値が重く、8月に入って1250円台でのもみ合いが続いています。出来高は7月30日に108,900株と急増した後、8月10日には147,700株とさらに増加しており、仕手性の高い動きが見られます。1ヶ月で1.78%下落しましたが、年初来では12.52%上昇しており、中期的には上昇トレンドが続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは6.28倍と業界平均22.9倍を大きく下回り、PBRも1.09倍で平均3.26倍の約3分の1水準。ROEは18.6%と高収益性を示す一方、配当利回りは1.58%と平均2.53%を下回り、配当性向も10.9%と低く株主還元は限定的。業績は増収・増益基調で、2025年12月期の営業利益率は7.07%まで改善。割安ながら配当は伸び悩み、成長への再投資が優先されているとみられる。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.2倍23.4倍
PER (予想)5.3倍
PBR1.00倍3.51倍
ROE18.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年に営業損失を計上したが、2025年は大幅改善し、売上高も伸長。強気派は収益改善のトレンドと増収効果を評価。弱気派は利益率の変動が大きく、依然として低い水準にあることを懸念。将来の収益安定性と成長の持続性が争点。

プラスに働く材料7
  • 収益が急改善

    営業利益率が0.42%から7.07%へ上昇

  • 売上成長

    売上高が前年比19%増と拡大

  • コスト効率化

    経営改革が実を結びつつある

  • 営業利益40億円で前期比20倍、利益率が7.07%に改善2025年12月期影響

    2025年12月期の営業利益40億円、前期2億円から20倍増で営業利益率7.07%に改善

  • 売上高が566億円と前期比約19%増、拡大基調2025年12月期影響

    2025年12月期の売上高566億円は前期477億円から約19%増、2期連続の増収

  • PER6.28倍と低水準、成長見合いで割安感通年影響

    株価収益率6.28倍、PBR1.09倍の水準は割安な評価圏

  • ROE18.6%の高収益体質、資本効率の高さが評価継続影響

    自己資本利益率18.6%は高水準で、PBR1.09倍と合わせ資本市場での選好要因

マイナスに働く材料7
  • 利益率は低い

    営業利益率7%は業界平均を下回る

  • 変動が大きい

    昨年の損失から一転、不安定さが残る

  • 不明瞭な事業

    事業内容の詳細が不透明で、リスク評価が難しい

  • 2024年12月期は最終赤字5億円、収益の振れ幅大通年影響

    2024年12月期は最終損益5億円の赤字、2025年は21億円の黒字だが変動リスクを示す

  • 配当利回り1.58%と低水準、株主還元に課題通年影響

    配当利回りは1.58%のみで、投資家の利回り需要に応える水準に不足

  • 外国人持株比率5.37%と低く、資金流入余地限定的継続影響

    外国人持株比率5.37%は低位で、海外投資家の参入による需給改善効果は小さい

  • 時価総額144億円の小型株、流動性リスク継続影響

    時価総額144億円と小型で、大口売買による株価影響を受けやすい

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性のトレンドを確認
売上高成長率
事業拡大の持続性を見る
受注状況
将来の収益を占う

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から20.0%いまの株価に対する利回りは3.33%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.33%
いまの株価に対して
配当性向
10.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月2527.4
2017年12月250.044.8
2018年12月250.0
2019年12月250.038.5
2020年12月250.0
2021年12月250.0
2022年12月250.0
2025年12月20−20.010.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ27,015人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.9%を占め、残る56.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他55.655.057.654.957.543.1
金融機関9.59.79.811.813.822.4
事業法人34.033.430.429.125.421.6
証券会社0.41.21.33.72.87.6
外国法人0.50.60.90.50.45.1
外国人個人0.10.10.10.10.10.3
自己株式1.21.21.21.11.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01野村信託銀行株式会社(取引先信託口)13.78
02株式会社エイ・クリエイツ13.35
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.29
04ガリレイ株式会社5.89
05株式会社SBI証券3.33
06望月 圭一郎2.58
07ラックランド社員持株会2.24
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.57
09NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE STATE TEACHERS RETIREMENT SYSTEM OF OHIO (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.99
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.96

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-26
    望月 圭一郎
    変更報告
    15.68%
  • 2026-08-25
    望月 圭一郎
    新規の大量保有報告
    15.68%
  • 2026-08-19
    望月 圭一郎
    新規の大量保有報告
    15.68%
    -1.74pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+599%、1株純資産は14期で+115%。直近期のROEは18.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月295345.617.835.7
2013年12月396116.917.238.9
2014年12月466437.233.434.8
2015年12月647848.727.531.0
2016年12月9180811.520.927.4
2017年12月8990510.324.144.8
2018年12月118251.3210.4
2019年12月1121,08810.719.738.5
2020年12月−471,017−4.4
2021年12月−41,001−0.4
2022年12月−17985−1.7
2023年12月259752.593.8
2024年12月−47904−5.0
2025年12月2021,14818.69.610.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額108百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
笠原弘和代表取締役社長49
錦織正人取締役 営業管掌 兼 首都圏営業本部長58
磯部伸弘取締役 西日本支店長 兼 グループ会社統括管掌53
大濱尚取締役 工事本部長 兼 安全品質管掌56
若林要取締役64
重田秀豪取締役53
橋本真樹夫取締役 常勤監査等委員63
沼井英明取締役 監査等委員43
大下良仁取締役 監査等委員40
横山友之取締役 監査等委員51
坂本寛樹取締役(注)657
松本裕敦取締役(注)663
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
大舘孝久取締役56

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
社外取締役6606010
取締役(社内)4484812

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,918字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは全26社、当社(株式会社ラックランド)と連結子会社25社(株式会社ケークリエイト、LUCKLAND ASIA PTE. LTD.、ニイクラ電工株式会社、LUCKLAND(CAMBODIA) Co.Ltd.、LUCKLAND MALAYSIA SDN.BHD.、光電機産業株式会社、LUCKLAND(THAILAND) CO.,LTD.、LUCKLAND VIET NAM CO.,LTD.、PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA、マッハ機器株式会社、エースセンター株式会社、株式会社木戸設備工業、協和電設株式会社、静清装備株式会社、光立興業株式会社、台灣樂地建築室内裝修股份有限公司、大阪エアコン株式会社、オーエイテクノ株式会社、日本ピー・アイ株式会社、墨東建材工業株式会社、VIET BOKUTO CO.,LTD、株式会社環境装備エヌ・エス・イー、他3社)によって構成されており、商業施設や小売・飲食店舗、物流施設、食品工場、ホテル等ありとあらゆる商空間の理想的な環境づくりを目的としたリサーチ、企画開発、デザイン、設計、施工、監理、メンテナンスサービスを主な事業内容としております。なお、前連結会計年度まで連結子会社であった株式会社ハイブリッドラボについては、株式会社ハイブリッドラボの全株式を2025年6月30日付で売却したことにより、連結の範囲から除外しております。 当社の国内子会社である株式会社ケークリエイトは、主に商業施設・店舗等の企画開発、設計、内装監理、並びに建築に関する企画、デザイン、設計、設計監理、コンサルティングを行っております。ニイクラ電工株式会社は、各種施設における電気設備工事、並びに中古機器(キュービクル等)の販売を行っております。光電機産業株式会社は、各種施設の電気設備工事、計装工事を行っております。マッハ機器株式会社は、フライヤーや厨房機器の開発、企画、製造並びに施工、販売を行っております。エースセンター株式会社は、商業施設・オフィスビルにおいて設備保守、清掃等のビルメンテナンスを行っております。株式会社木戸設備工業は、各種施設において給排水設備工事を行っております。協和電設株式会社は、各種施設において消防施設工事、メンテナンス工事を行っております。静清装備株式会社は、商業店舗や一般住宅向けに木工を中心とした内装仕上げ工事、建具工事の設計施工・請負及び特注家具の企画・提案、製作、販売を行っております。光立興業株式会社は、商業店舗・各種施設において業務用ガス空調機器(ガスヒートポンプ)の設置工事、保守メンテナンスを行っております。大阪エアコン株式会社は、商業店舗・各種施設において給排水衛生設備や空調設備の設計、施工、システム開発、保守管理を行っております。オーエイテクノ株式会社は、各種施設においてエアコンをはじめとする空調設備工事、給排水設備工事、並びに修理、保守管理を行っております。日本ピー・アイ株式会社は、病院、水族館、ショールーム、寺院から一般店舗まで、様々な施設へ照明デザインの提案、照明制御システム及び照明機器の販売を行っております。墨東建材工業株式会社は、高層ビルや大型施設向けのアルミ及びステンレス金属製品等の設計、製作及び取付工事を行っております。株式会社環境装備エヌ・エス・イーは、各種施設において空調設備、給排水衛生設備、消火設備、電気設備、医療用ガス設備の設計・施工を行っております。 当社の海外子会社であるLUCKLAND ASIA PTE. LTD.、LUCKLAND(CAMBODIA) Co.Ltd.、LUCKLAND MALAYSIA SDN.BHD.、LUCKLAND(THAILAND) CO.,LTD.、LUCKLAND VIET NAM CO.,LTD.、PT.LUCKLAND CONSTRUCTION INDONESIA、及び台灣樂地建築室内裝修股份有限公司は、ASEAN圏や台湾に進出する日系企業に向けた出店支援サービス、並びに商業施設・店舗等の企画、デザイン、設計、施工、監理、メンテナンスサービスを行っております。VIET BOKUTO CO.,LTDは、墨東建材工業株式会社のアルミ金属製品を製作しております。 当社グループは、一貫した店舗施設制作事業を内容とする単一事業区分であるため、事業の種類別セグメント情報の記載はしておりませんが、制作分類別と関連付けが可能である情報については制作分類別に記載しております。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,733字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、社会を構成するメンバーとして、経営理念「様々な人々の期待に応える」の下、日々、株主の皆様、お客様、協力会社、地域社会、そして社員等、当社グループと関係するすべての方々(ステークホルダー)の期待に応えるべく、企業活動のあらゆる場面で「透明性」と「誠実さ」を大切にしながら活動をしております。その期待に誠実に応えていくことこそが当社グループの企業使命であるという認識の下、「商空間創りを通じ、皆の笑顔を創りだすこと」をミッションとし、商空間の企画・制作・保守メンテナンス等の事業を展開しております。この笑顔とは、「お客様の笑顔」、「お店でご活躍されている方の笑顔」、「お店に集う方の笑顔」、「すべての人々の暮らしのステージとなる地球の笑顔」であり、単なる「ものづくり」でなく、社会において様々な「笑顔になれるコト」を創出することを経営の基本方針としております。それゆえに当社グループは自らの仕事を建設業という範囲を超え、「サービス業である」と考えております。 そして、時代のニーズは新たな技術とともに変化していきますが、当社グループは安定した収益基盤を確立しながら、従来の枠組みに捉われず、時代の変化に柔軟に対応し、成長し続けられる企業でありたいと考えております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社は、2026年2月13日付にて「株式会社ラックランド(連結)中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)」(以下、(2)(3)において、「当中期経営計画」といいます。)を公表しております。 当中期経営計画の3か年は、次期中期経営計画(2029年12月期以降)に向けた「飛躍のための土台作りフェーズ」と位置づけております。ガバナンスの再構築をはじめ、DXを軸として、人財、事業、財務を含む4つのカテゴリを重点テーマに据え、当中期経営計画を実行してまいります。 (基本方針) 基本方針については、当中期経営計画の達成のため、開始時期別に以下の通り定めております。 2026年12月期~2028年12月期 透明性と誠実さを大切にし、持続可能な社会の実現に貢献する空間価値創造企業 企業活動のあらゆる場面で「透明性」と「誠実さ」を大切にし、サステナブルな社会の実現に貢献する。 2027年12月期~2028年12月期 笑顔と豊かさを生む空間価値創造企業 社会や顧客のニーズにあわせて、空間に新たな価値をもたらし、 「笑顔」と「豊かさ」を生み出すために、さらなる品質向上と営業力の強化に取り組む。 2028年12月期 私らしく働ける、成長できる空間価値創造企業 社員一人ひとりが「自分らしく働ける」組織文化の醸成を図り、社員と企業がともに成長できる環境を創る。 (数値目標) 当中期経営計画の3か年(2026年12月期~2028年12月期)においては、増収と利益率の安定を両輪に、株主還元を段階的に拡充し、持続的な成長と企業価値向上を目指すこととしております。 連結目標 単位:百万円 2026年12月期   2027年12月期   2028年12月期 売上高   58,000   60,000   62,000 営業利益   4,176   4,380   4,588 営業利益率   7.2%   7.3%   7.4% 配当性向   20%   30%   40% ROEについては、各期8.0%以上を目安としております。 (目標達成のための成長要素) 事業(サービス)、財務、人財の3要素を重点テーマに設定し、DXを軸にそれらの要素を循環させ、成長を加速させてまいります。 事業(サービス) 3つの資本「人・組織」、「技術力」、「財務基盤」を活用しながら、「ワンストップ対応力」、「機能とデザインの両立」、「専門性の高い設備領域をカバー」の3要素をコアコンピタンスとし、顧客価値を最大化すべく事業を展開する。 財務 持続的な成長に直結する領域(人財・運転資金・設備投資)に資金を集中させて成長を加速させる。 人財 社員一人ひとりの成長と働き甲斐を重視し、各取り組みを通じて、社員エンゲージメントの向上と組織力の強化を目指す。 DX 「可視化」 「最適化」を進め、データを有効に使える状態を実現することで、 「データで動く経営」へ転換し、経営基盤を確立する。 (3) 優先的に対処すべき業務上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く事業環境においては、建設業界全体における人材不足や人件費の上昇、案件の大型化・高度化に伴う施工管理体制の強化、並びに業務の効率化及び収益性の安定的な向上が重要な課題となっております。また、インフレや金利動向の変化、建設コストの高止まり等の外部環境を踏まえ、適切な受注戦略と財務健全性の維持を両立する経営が求められております。加えて、ガバナンス体制の継続的な強化は、当社グループにとって最重要課題であり、内部統制及びリスク管理体制の高度化、コンプライアンス意識の更なる浸透を図ってまいります。 これらの課題に対応するため、当社グループは、前記「(2)中長期的な会社の経営戦略」のとおり、当中期経営計画(2026年12月期から2028年12月期までの3か年を対象とする。)を策定し、「飛躍のための土台作りフェーズ」と位置付け、経営基盤の強化と収益構造の確立に取り組んでおります。当中期経営計画においては、事業(サービス)、人財、財務を重点テーマとし、これらをDXの推進により有機的に連動させることで、持続的な成長と企業価値向上を目指しております。 具体的には、建築士や施工管理技術者をはじめとする有資格者の確保・育成及び適切な配置を進めるとともに、業務プロセスの標準化・可視化及び基幹システムの刷新等を通じて、生産性向上と経営判断の迅速化を図ってまいります。また、提供価値の再定義及び事業ポートフォリオの最適化により、安定的な営業利益率の確保とROEの向上を目指すとともに、キャッシュ創出力の強化と投資の選択と集中を進めてまいります。 株主還元につきましては、成長投資とのバランスを踏まえつつ、段階的な配当性向の引き上げを視野に入れ、持続的な還元を実現できる経営基盤の構築に努め、中長期的な企業価値の向上を実現してまいります。
事業等のリスク3,500字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 特定の業界及び特定の取引先への依存について 当社グループは、新規顧客の開拓等による取引先分散の継続的な推進を行っており、特定取引先への販売依存はありませんが、飲食料品小売業界及び外食業界に属する企業への売上高が大きなウェイトを占めております。このため、景気動向やこれらの業界動向の変動により顧客企業の事業環境に急激な変化が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。2025年12月期(連結)における飲食料品小売業界への依存度は35.5%(2024年12月期(連結)27.4%)、外食業界への依存度は16.0%(2024年12月期(連結)18.4%)であります。 (2) 業績の季節変動及び大型案件の引渡し時期の変動について 当社グループは、食品スーパーマーケットや外食産業の店舗における企画・設計・施工・メンテナンスを主な事業としている関係上、顧客企業の出店政策や出店計画に影響を受け、業績に季節的な変動が見られます。売上高の季節的変動に伴い、営業利益も同様の傾向があります。当連結会計年度及び前連結会計年度の上半期・下半期のそれぞれの売上高及び営業利益(△は営業損失)は下記のとおりであります。 (単位:百万円) 上半期(1月~6月)   下半期(7月~12月) 2024年12月期   売上高(構成比)   24,646(51.7%)   23,013(48.3%) 営業利益(構成比)   1,111(475.9%)   △877(△375.9%) 2025年12月期   売上高(構成比)   25,882(45.7%)   30,691(54.3%) 営業利益(構成比)   1,637(40.6%)   2,395(59.4%) なお、売上規模が多額の大型案件の受注増加に伴い、躯体工事等の請負範囲外の前工程の遅延、顧客の事情による工期延期・工期延長や天災その他予想し得ない事態による工期の遅延等により大型案件の引渡し時期が各四半期末もしくは期末を越えて遅延した場合、当社グループの業績が変動する可能性があります。 (3) 品質管理について 品質管理につきましては、設計及び制作分野における知識や経験の豊富な専門人員で構成する品質管理の専門部署を社内に設置し、設計及び施工の過程において同部署による複数回の品質チェックを行うなど、十分な品質管理体制を整備しております。 しかしながら、万が一、想定外の不良やチェック漏れ等により多額の工事のやり直しや顧客への補償金が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 債権管理について 債権管理につきましては、顧客企業からの受注に当たって事前の与信調査から債権発生・回収まで、一貫した管理体制を整備しております。また、原則として債権を長期間にわたり分割して回収する延払条件付き契約の締結は禁止しておりますが、諸々の事情を鑑み、当該契約の締結を行う場合には、連帯保証や担保差入れなどにより債権保全を図っております。 訴訟による和解決定など特殊な事情により締結した延払条件付き契約に係る債権については、当該債権残高に対して個別に回収可能性を検討し貸倒引当金を計上しております。 しかしながら、経済環境の激変などにより顧客企業の属する業界動向に急速な悪化が生じた場合には、債権の滞留や貸倒れが発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 業界に対する特有の法的規制並びに主要な業務に係る免許及び許認可等について 当社グループの主要な事業活動の継続には下記の許認可が必要ですが、「建設業法」においては第29条、「建築士法」においては第26条、「宅地建物取引業法」につきましては第66条に、取消、営業停止等の事由が定められております。当社グループは、2025年12月31日現在において、これらに該当する事実はないと認識しております。 しかしながら、将来、取消等の事由が生じた場合、当社グループの事業遂行に支障をきたし、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2025年12月31日現在) 許認可等の名称   根拠法令   許認可等の内容   有効期間 特定建設業   建設業法   電気工事業、管工事業、建築工事業、熱絶縁工事業、内装仕上工事業、大工工事業、左官工事業、とび・土工工事業、石工事業、屋根工事業、鉄筋工事業、板金工事業、鋼構造物工事業、タイル・れんが・ブロック工事業、ガラス工事業、塗装工事業、防水工事業、建具工事業、解体工事業の許可 (特-6)第10470号   2025年3月4日~ 2030年3月3日 一般建設業   建設業法   土木工事業、ほ装工事業、水道施設工事業、消防施設工事業、しゆんせつ工事業の許可 (般-1)第10470号   2025年3月4日~ 2030年3月3日 一級建築士事務所   建築士法   一級建築士事務所の登録許可 東京都知事登録 第40172号   2025年8月10日~ 2030年8月9日 一級建築士事務所の登録許可 宮城県知事登録 第24010106号   2024年10月27日~ 2029年10月26日 宅地建物取引業   宅地建物 取引業法   宅地建物取引業の免許 国土交通大臣(2)第9568号   2024年7月4日~ 2029年7月3日 また、当社グループの主要顧客先であるスーパーマーケット業界や外食業界に対する主な法的規制として、大規模小売店舗立地法、中心市街地活性化法、都市計画法、食品衛生法、食品リサイクル法があります。当社グループは、自社グループ及び顧客の事業に関連する各種法令を熟知し遵守して、要件の充足、免許の取得、必要な届出等を行い、事業を展開しております。 しかしながら、当該各種法令の改廃や新たな法的規制が導入された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 人材の確保について 当社グループは、設計・施工・メンテナンス業務の内製化による収益確保のため、数年前より先行して人員確保を行い、専門的な技能者の育成に努めてまいりました。しかしながら、今後の育成が計画通りに進まず、必要数の技能者の確保が困難な状態となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 資材価格の変動について 当社グループは、冷凍冷蔵機器や工事主要材料等につきまして、受注後に即時発注するなど資材価格の変動を極力抑制する原価管理体制を整備しております。しかしながら、原材料価格の高騰を請負代金に反映することが困難な状態となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 有価証券投資について 当社グループは、既存顧客との営業上の取引関係の更なる強化、あるいは新規顧客の開拓及び取引関係の強化のため、株式の持合を行っております。 2025年12月期末の残高は84百万円でありますが、顧客企業が属する業界の株式市場の低迷などにより、株価が著しく下落した場合は評価損が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) M&A、組織再編等について 当社グループは、事業戦略上、企業価値の向上を目的として必要に応じて企業や事業の買収、組織再編等を行っております。 当該行為に際しては、入念な調査、分析、検討を行っておりますが、買収時点では想定できなかった収益性の低下等の不測の事態が生じる場合や、グループ会社間におけるシナジーが当初想定したほど発揮されない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 事故及び災害について 当社グループは、現場での安全確保・管理には万全を期して取り組んでおりますが、施工中に予期せぬ重大事故が発生した場合には、経営成績や社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。また、地震、風水害等の予期しない大規模災害が発生した場合にも、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,562字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態およびキャッシュ・フローの状況について、その概要ならびに経営者の視点による認識および分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の概要 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、米国政権交代に伴う米国の通商政策の先行き不透明感が続くなか、物価の上昇や金利環境の正常化、さらに国内における人手不足に伴う人件費の上昇などにより、企業のコスト負担が高まる状況が継続しました。一方で、インバウンド需要の回復や個人消費の持ち直しを背景に、わが国経済は緩やかな成長基調を維持しました。 建設業界においては、資材価格の高止まりに加え、就業者数の長期的な減少や高齢化の進行に伴う人手不足の深刻化により、人件費の上昇が継続するなど、コスト面において厳しい事業環境が続いています。その一方で、非製造業分野を中心とした民間工事の受注は堅調に推移しており、建築需要の底堅さがうかがえます。さらに、既存建築物の利活用や業態変更に伴う改装・改修ニーズについても、外部環境の変化や消費者ニーズの多様化を背景に着実な拡大が見られ、特に外食産業、宿泊業及び小売業においては、施設の機能更新や集客力強化を目的としたリニューアル需要が堅調に推移しました。 このような市場環境のもと、当社が手掛ける既存施設の改装工事や、新築建築物の竣工後又は躯体工事後に行う内装工事・設備工事といった後工程においても、引き合いは引き続き活発な状況となりました。一方で、後工程を担う事業特性上、ゼネコン等による建築工事の進捗状況や工程変更の影響を受けやすく、外部環境の変化に対する柔軟な対応力や、建設業界全体の課題である施工力確保への対応が引き続き求められる事業環境となっています。 このように、建設業界においては建設需要が活況な一方で、施工力不足や前工程の工期遅延リスク等の諸課題を内包した事業環境下においても、当社の当連結会計年度の経営成績は、前連結会計年度(2024年1月1日~2024年12月31日)と比較して、売上高及び各段階利益ともに大幅な増加となりました。受注環境は概ね良好に推移し、大型物件の引渡しもあったことから、売上高は大幅に増加しました。また、売上高の増加に伴う売上総利益の拡大に加え、労務費等のコスト上昇が継続するなかにおいても、適正な受注価格の確保が進んだことにより粗利率が上昇しました。さらに、交際接待費や販管費に係る業務委託費等の削減をはじめとするコスト抑制に努めた結果、特別損失として貸倒引当金繰入額等が発生したものの、親会社株主に帰属する当期純利益についても大幅な増加となりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上565億7千4百万円(前期比18.7%増)、営業利益40億3千3百万円(前期比1,627.3%)、経常利益41億5千1百万円(前期比968.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20億8千1百万円(前期は4億7千9百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しておりますが、当社では、物件用途や提供サービスを基準として事業分野を6つに区分しており、その事業分野ごとの当連結会計年度の売上高及び概況は以下のとおりであります。 (単位:百万円未満切捨) 事業分野の名称   前連結会計年度 自 2024年1月1日 至 2024年12月31日   当連結会計年度 自 2025年1月1日 至 2025年12月31日 金 額   構成比 (%)   金 額   構成比 (%) 店舗施設の制作事業(企画・設計・施工)   29,653   62.2   32,259   57.0 商業施設の制作事業(企画・設計・施工)   8,022   16.8   13,630   24.1 食品工場、物流倉庫の制作事業(企画・設計・施工)   3,249   6.8   1,606   2.8 メンテナンス事業   2,872   6.0   2,789   4.9 省エネ・CO2削減事業   104   0.2   76   0.1 建築事業   3,756   7.9   6,211   11.0 計   47,659   100.0   56,574   100.0 《店舗施設の制作事業》 店舗施設の制作事業につきましては、スーパーマーケット、飲食店、食品専門店等の「食」に関わる店舗をはじめ、雑貨店、クリニック、ドラッグストア等、様々な業種・業態の店舗を制作しております。 当該事業は、当社の創業初期から当社の事業の中核を担っており、工期は2~3か月程度の短工期物件が多くを占めています。 近年ではネットショッピングの需要が一段と高まり発展していく中で、今後は店舗の役割や意義が変わってくることもあり得ると考えており、当社が創業以来得意とする「食」に関連する物件や冷凍冷蔵技術を必要とする物件に軸を据えつつも、新たな業種・業態の店舗を積極的に開拓し、引き続き、時代や社会の変化を捉え、お客様のご要望に的確に対応できる体制・サービスを目指し事業活動を継続しております。 その結果、店舗施設の制作事業における当連結会計年度の売上高は322億5千9百万円(前期比8.8%増)となりました。 《商業施設の制作事業》 商業施設の制作事業につきましては、商業施設における建築設備の設計・施工と、施設内における複数のテナントの出店専有部及び共用部を制作しております。 当該事業は、店舗施設の制作で培った内装と設備の技術を背景として、当社が更に成長するために注力している事業であり、特に、不動産デベロッパーや鉄道会社系列の企業を中心に顧客開拓を進めてまいりました。とりわけ当該事業においては、資金力を有する法人による不動産の有効活用や来客数増加を目的とした大規模改装の引き合いが多く寄せられている状況が続いております。 その結果、商業施設の制作事業における当連結会計年度の売上高は136億3千万円(前期比69.9%増)となりました。 《食品工場、物流倉庫の制作事業》 食品工場、物流倉庫の制作事業は、衛生・温度管理が求められる食品工場や冷蔵倉庫に加え、汎用的な物流施設も含め制作しております。当該事業は、店舗施設の制作事業と比較して物件規模が大きく、工期は長期となる傾向にあります。当社は創業以来、「食」に関連する分野に携わっており、設備に関する技術のほか、冷凍冷蔵技術や食品安全の知見を活かしたサービス提供が可能な分野となります。 食品工場分野では、HACCPの制度化や消費者の食品安全意識の高まりに加え、日本政府による農林水産物・食品の輸出拡大政策を背景に、食品安全規格取得への対応ニーズが増加しております。また、物流倉庫分野では、ライフスタイルの変化による冷凍食品需要の拡大や、物流の2024年問題を受けた拠点再編の動きなどを背景に、冷凍冷蔵設備を備えた施設への投資が増加傾向にあります。こうした市場環境の下、当該事業への引き合いも継続的に発生している状況です。 その結果、当該事業への引き合いも継続的に発生している状況であるものの、受注の端境期にあるため、食品工場、物流倉庫の制作事業における当連結会計年度の売上高は16億6百万円(前期比50.6%減)となりました。 《メンテナンス事業》 メンテナンス事業につきましては、各種店舗、商業施設、旅客施設等、建物における設備や内装の保守や修繕を行っております。 当該事業は、当社創業初期から取引があったスーパーマーケットや飲食店のメンテナンス業務から始まっておりますが、内装工事の施工完了後や設備設置工事完了後において、顧客との接点を保つことに繋がり、ビジネスの継続性確保に貢献しております。 また、従来の訪問型の保守や修繕といったメンテナンスだけではなく、冷凍冷蔵設備の技術を活かしつつ、新たな形として食品工場向けの常駐型設備メンテナンスサービスも行っており、当社の設備や内装における技術や、食品安全への知見を生かしメンテナンスサービスを提供しております。 その結果、メンテナンス事業における当連結会計年度の売上高は27億8千9百万円(前期比2.9%減)となりました。 《省エネ・CO2削減事業》 省エネ・CO2削減事業につきましては、エアコンや厨房機器等のレンタルや、省エネ・CO2削減に係るLED等の機器販売を対象としております。 当社のレンタル事業は、エアコンレンタルから始まり、食器洗浄機、電気フライヤー、油ろ過機、業冷庫、製氷機、キュービクル(高圧受電設備)、GHP(ガスヒートポンプ)をはじめ、お客様のニーズに合わせた多様な設備のレンタルを行っております。当該事業は、単なる設計・施工・メンテナンスのサービス提供にとどまらず、省エネ・CO2削減を目的とした新機種の導入を、初期コストを抑制しながら実現したい顧客のニーズにも対応することで、その他の制作事業につなげるべく営業活動をしております。 その結果、省エネ・CO2削減事業における当連結会計年度の売上高は7千6百万円(前期比26.7%減)となりました。 《建築事業》 建築事業につきましては、建物新築工事をはじめ、コンバージョン等の建物全体を対象としたリニューアル工事のほか、建物の耐震診断作業とその結果に基づく耐震補強工事を行っております。 当該事業は、当社の他事業と比較して、工期が長期にわたります。当該事業は、店舗制作から事業を開始した当社において、更なる成長を目指して建物全体へ事業領域を広げ、取組みを始めた分野であります。 最近では、日本経済の活況化やインバウンド需要の高まりにより、ホテルの改装工事をはじめ、様々な業態の物件の引き合いを多くいただいている状況であります。 その結果、建築事業における当連結会計年度の売上高は62億1千1百万円(前期比65.3%増)となりました。 (2) 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、一貫した店舗施設制作事業を事業内容とする単一セグメントであるため、制作、受注及び販売実績については、セグメント別の記載を省略しております。なお、販売実績につきましては物件用途や提供サービスを基準とした事業分野ごとに区分して記載しております。 ① 制作実績 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 店舗施設制作事業 (単一セグメント)   50,921   122.2 (注) 金額は販売価額で算定しております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 店舗施設制作事業 (単一セグメント)   55,026   119.2   17,594   110.5 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 店舗施設制作事業 (単一セグメント)   56,574   118.7 (3) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 その作成においては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性の存在により、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1[連結財務諸表等][注記事項](連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (4) 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末における資産合計は、297億4千万円と前連結会計年度末に比べ42億4千4百万円の増加となりました。 流動資産は、232億7千8百万円と前連結会計年度末に比べ63億9千1百万円の増加となりました。これは、現金及び預金が増加したことに加えて、売上債権及び棚卸資産、前渡金が増加したことが主な要因であります。 固定資産は、64億6千1百万円と前連結会計年度末に比べ21億4千6百万円の減少となりました。これは、保有株式の売却による投資有価証券の減少、当社の保有する横浜メンテナンスステーション及び福利厚生施設の土地を売却したこと及び子会社の売却による土地及びその他償却資産の減少、ソフトウエア仮勘定を除却したことが主な要因となります。 (負債の部) 流動負債は、156億4千4百万円と前連結会計年度末に比べ4億6千万円の増加となりました。これは、返済による有利子負債の減少及び2024年12月期に一括計上を行った振替休日買取に係る賃金支払いを実施したことによる未払費用の減少があったものの、仕入債務及び契約負債、未払法人税等及び未払消費税等、賞与引当金が増加したことが主な要因であります。 固定負債は9億8千4百万円と前連結会計年度末に比べ9百万円の減少となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金への振替による減少が主な要因であります。 以上の結果、負債の部は166億2千8百万円と前連結会計年度末に比べ4億5千1百万円の増加となりました。 (純資産の部) 純資産の部は131億1千1百万円と前連結会計年度末に比べ37億9千3百万円の増加となりました。これは、第三者割当による新株式の発行及び自己株式の処分による資本金及び資本剰余金の増加及び自己株式の減少、親会社株主に帰属する当期純利益の計上が主な要因であります。 なお、自己資本比率は43.9%と前連結会計年度末より7.5ポイント増加しております。 (5) 経営成績の分析 ① 売上高 当連結会計年度の売上高は、建設業界の受注環境が概ね良好に推移する中、大型物件の引渡しもあったことや、物価や労務費等のコスト上昇が継続する中においても適正な発注価額の確保が進んだことともあり、565億7千4百万円(前期比18.7%増)となりました。 ② 売上原価 当連結会計年度の売上原価は、上記の「① 売上高」に記載のとおりの事業環境下において、売上原価の上昇要因はあったものの、適正な発注価額の確保が進んだこと等により、売上原価率は82.8%となり前連結会計年度より4.7ポイント減少しました。 ③ 販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、主に当社において、交際接待費や販売費及び一般管理費に係る業務委託費等の抑制等、無駄なコストの削減に努めたことを受け、前年同期より2千7百万円減少し、57億1千7百万円(前期比0.5%減)となりました。 ④ 営業損益 当連結会計年度は上記の結果により40億3千3百万円の営業利益(前期比1,627.3%)となりました。 ⑤ 営業外収益及び営業外費用 営業外収益は、主に不動産賃貸料により3億7百万円(前期比25.1%減)となりました。また、営業外費用は、主に支払利息及び不動産賃貸原価により1億8千8百万円(前期比25.8%減)となりました。 ⑥ 経常損益 当連結会計年度は41億5千1百万円の経常利益(前期比968.6%増)となりました。 ⑦ 特別利益及び特別損失 特別利益は、主に当社の不動産売却にかかる固定資産売却益及び投資有価証券売却益の計上により1億4千万円となりました。 また、特別損失は、主に長期売掛金の期末残高1,521百万円に対して599百万円の貸倒引当金繰入額を設定したこと、固定資産除却損及び関係会社売却損の計上により9億8千3百万円となりました。 ⑧ 税金等調整前当期純損益 当連結会計年度は33億8百万円の税金等調整前当期純利益(前期は4億1百万円の税金等調整前当期純損失)となりました。 ⑨ 法人税等 法人税等(法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額の合計額)は11億8千1百万円(前期比1,455.4%)となりました。これは主に当社における課税所得の増加によるものです。 ⑩ 非支配株主に帰属する当期純利益 非支配株主に帰属する当期純利益は、外部株主が存在する連結子会社の当期純利益(又は当期純損失)の増減の影響を受けますが、当社グループにおける影響は僅少であります。 ⑪ 親会社株主に帰属する当期純損益 当連結会計年度は20億8千1百万円の親会社株主に帰属する当期純利益(前期は4億7千9百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 その結果、当連結会計年度における自己資本当期純利益率(ROE)は、18.6%(前期は△5.0%)となりました。 (6) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ46億6千8百万円増加し、当連結会計年度末残高は113億3千7百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は44億5千3百万円(前連結会計年度は8億6千万円の増加)となりました。 これは、売上債権及び契約資産の増加があったものの、税金等調整前当期純利益の計上、仕入債務及び契約負債の増加、貸倒引当金及び賞与引当金の増加が主な要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の増加は7億3百万円(前連結会計年度は4億9千8百万円の増加)となりました。 これは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出があったものの、投資有価証券の売却による収入及び有形固定資産の売却による収入があったことが主な要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は5億3百万円(前連結会計年度は11億1千万円の減少)となりました。 これは、第三者割当による株式の発行による収入及び自己株式の処分による収入及びグループ会社において新たな長期の借入れがあったものの、短期借入金及び長期借入金の返済による支出が主な要因であります。 (7) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、制作原価並びに販売費及び一般管理費の営業費用であります。また、設備投資資金需要の主なものとしては、業容拡大等による事務所等の拡張、メンテナンスステーション開設、移転による内装費用等、省人化及び効率化及び間接業務の削減を目的にしたシステムの費用があり、その他の資金需要として、当社グループの分野の強化及び技術者の補充を目的にした採用費用があります。 当社グループの事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用、金融機関からの借入及び社債の発行等により資金調達を行っております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は2,324百万円となりました。 (8) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 中長期的な会社の経営戦略」に記載のとおり、当社グループは、いかなる事業環境の変化においても企業として継続のうえ、持続的に成長していくために、2026年2月13日付にて「株式会社ラックランド(連結)中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)」を公表しておりますので、ご参照ください。なお、当連結会計年度を含む直近3連結会計年度の各数値は以下のとおりです。 単位: 百万円 連結数値   2023年度 (第54期)   2024年度 (第55期)   2025年度 (第56期) 営業利益   460   233   4,033 売上高営業利益率   1.0%   0.5%   7.1% 自己資本当期純利益率(ROE)   2.5%   △5.0%   18.6% 配当性向   ‐   ‐   9.9% (9) 経営成績に重要な影響を与える要因 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

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開示資料

出典

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