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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

エムビーエス

mbs,inc.1401 · Growth · 建設業

独自開発の外壁補修技術で老朽化した建造物の維持・保全を手掛けるリフォーム事業者。ワンストップ施工で業界に挑む。

概要

エムビーエスは1993年に山口県宇部市で創業した建設会社である。主力のホームメイキャップ事業は、独自工法による外壁・内装の補修・改修工事を手掛け、道路や橋梁などの土木構造物にも対応する。2024年5月期の売上高は44億円、営業利益5億円、純利益4億円。従業員94名。福岡証券取引所Q-Boardと東京証券取引所マザーズに上場している。

売上の97%を占めるホームメイキャップ事業

同社の事業は三つに区分される。2024年5月期の売上高44億円のうち、ホームメイキャップ事業が45億8,154万円(構成比97.2%)を占める。建築工事業は1億2,872万円、その他(不動産売買、FC加盟店向け材料販売等)は274万円と小規模である。ホームメイキャップ事業のセグメント利益は9億1,068万円で、営業利益率は約20%に達する。

直営方式と提携方式の二層の受注構造

受注形態には直営方式と提携方式がある。直営方式は同社が元請業者(パートナー)や施主と直接工事請負契約を結び、完成工事高として計上する。提携方式は同社が認定したFC加盟店が発注者と契約し、同社はコーティング材販売やノウハウ提供を行い、加盟店関連売上高となる。訪問販売は行わず、地域の優良な工務店や設計事務所とのネットワーク構築に注力する。

全国27拠点の支店網で広域展開

2004年に福岡支店を開設して以降、2019年までに全国27支店を設置した。配置は東京都台東区の東京支店、大阪府茨木市の大阪支店、広島支店、名古屋支店などの主要都市に加え、埼玉、千葉、横浜、浜松、宇都宮など関東・中部地方にも広がる。本社は山口県宇部市に置かれ、福岡・広島・松山・北九州など西日本の拠点も多い。

無借金に近い財務体質と高い収益性

2024年5月期末の総資産は48億7,839万円、純資産は36億9,663万円で自己資本比率は約76%である。負債の大半は工事未払金などの流動負債で、固定負債は1,181万円と僅少である。営業利益率は11.4%、ROEは12.8%(純資産36.9億円に対し当期純利益4.7億円)と高い。約18億円の現金・預金を保有し、実質無借金経営にある。

業界の中での役割は建設リフォーム業界において、独自工法と一貫施工を強みとする補修・改修のスペシャリスト。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
50億円
営業利益
7億円
営業利益率
14.0%
純利益
6億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01建設(リフォーム・維持保全)主力

一般住宅・集合住宅・商業ビルなど、老朽化した建造物の外壁・内装の補修・改修を、独自開発の「ホームメイキャップ工法」で提供。ワンストップ施工により一元管理を実現し、10年間の品質保証を備える。

業界初のワンストップ対応

主な製品・サービス4
クリアコーティング施工
磁器タイルや窯業サイディング等の外壁を蘇生させる施工。白化現象やチョーキングを解決し、美観を再現する。
カラーコーティング施工
外壁再塗装に対応する施工で、軽度の損傷部位の補修も可能。外壁リフォームの主流。
スケルトン防災コーティング施工
タイルやコンクリートのはく落防止のための施工。クリアコーティングで施工後も素地が確認可能。橋梁やトンネルなどの土木構造物にも適用。
応用/特殊施工
止水・防水処理など損傷が大きい箇所に対応する施工。看板や外溝への応用も可能。

02建設(新築・一般改修)準主力

一般的な工法による既設住宅の改修や新築住宅の施工も手掛ける。ホームメイキャップ事業で培った技術を活かし、幅広い建設ニーズに対応。

主な製品・サービス2
新築住宅施工
一般的な工法による新築住宅の施工。
既設住宅改修
一般的な工法による既存住宅の改修工事。

03その他(FC加盟店向け販売・不動産)副次

FC加盟店に対してコーティング材等の販売、ノウハウ提供を行うほか、不動産の売買・賃貸・仲介も手掛ける。ホームメイキャップ事業の拡大を支える周辺事業。

主な製品・サービス1
コーティング材
独自工法に使用する特殊機能性塗料などの材料。FC加盟店や工事に供給。

製品と技術

ホームメイキャップ工法の4つの施工技術

同社の核となるホームメイキャップ工法は、特殊機能性塗料を用いた4つの施工技術から成る。クリアコーティング施工は磁器タイルや窯業サイディングの白化や劣化を蘇生させる。カラーコーティング施工は外壁の再塗装に対応し、亀裂や爆裂の補修も行う。スケルトン防災コーティング施工はコンクリート構造物のはく落防止と耐震補強を目的とし、素地が目視確認できる。応用特殊施工は止水や防水など大規模補修に適用される。

ワンストップ施工と10年間品質保証

同社は足場から左官、防水、塗装、シーリングまでを一貫して自社で手掛ける。これにより責任の一元化と価格の明確化を実現し、施工後10年間の品質保証を提供する。需要に応じて施工認定店に一部外注するが、同社管理のもとで均質な品質を維持する。この体制は業界初の取り組みとされる。

スケルトン防災コーティングのインフラ適用

スケルトン防災コーティング施工は、橋脚、橋桁、トンネルなどの土木構造物や建物の柱・梁・外壁に適用可能である。クリアコーティングにより素地が可視のまま補強できるため、点検や経年観察が容易となる。同社は公共団体向けに老朽化インフラの長寿命化対策として提案し、受注拡大を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 建設(リフォーム・維持保全)業界初のワンストップ対応

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

中規模地盤改良、公共工事が柱

建設業界に属し、地盤改良・基礎工事を専門とする中小規模企業。売上高50億円未満と同業のミライト・ワンやショーボンドHDに比べ規模は小さいが、基礎工事に特化し安定した受注基盤を持つ。ウエストホールディングスと類似の事業領域だが、同社は関東圏中心に強み。公共工事依存度が高く、建設投資動向の影響を受けやすい。

強み

  • 地盤改良・杭基礎工事に特化し、ニッチ市場で高い専門性と信頼を獲得。
  • 営業利益率11~14%と同業平均を上回り、規模の割に高い収益力を維持。
  • 官公庁発注工事の受注実績が豊富で、安定した需要基盤を確保。
  • 自己資本比率が高く、無借金経営で財務リスクが低い。

課題

  • 売上高50億円未満で大口受注競争で不利、成長に限界。
  • 関東圏依存度が高く、地域経済変動の影響を受けやすい。
  • 小規模企業ゆえに人材確保・承継が課題で、成長鈍化の懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がエムビーエス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
11433ベステラ118億円15.6倍
2604Aビーエイブル112億円23.6倍
31434JESCOホールディングス111億円7.3倍
41853森組108億円11.6倍
51401エムビーエス105億円16.8倍
61905テノックス105億円10.1倍
71447SAAFホールディングス103億円22.3倍
81418インターライフホールディングス99億円10.9倍
9407AUNICONホールディングス94億円
101844大盛工業90億円17.2倍
111997暁飯島工業85億円7.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

足場業個人創業から外壁リフォームへ転換した1993~2001年

1993年1月、現代表取締役社長の山本貴士が足場業を個人創業した。1997年6月に有限会社アクアビギを設立し、1998年2月には有限会社エム・ビー・エスに商号変更して外壁リフォーム業を開始した。2001年7月に株式会社エムビーエスへ組織変更し、法人体制を整えた。

特殊機能性塗料の導入とホームメイキャップ工法の確立(2002年)

2002年9月、英国LIQUID PLASTICS Limited(現Sika Limited)製の特殊機能性塗料の仕入れを開始した。この塗料を基に独自の施工技術を開発し、後のホームメイキャップ工法の基盤とした。2004年7月にはホームメイキャップ研究所を開設し、工法の研究・改良を進めた。

福岡証券取引所上場と全国支店展開の開始(2004~2014年)

2004年5月に福岡支店を開設、同年10月には東京支店準備室を設置した。2005年4月、福岡証券取引所Q-Board市場に株式を上場した。上場後も支店開設を続け、2010年に大阪支店、広島支店を開設。2013年には千葉支店、2014年には周南支店、西東京支店を開設し、営業網を拡大した。

東証マザーズ上場と拠点急拡大(2015年~2019年)

2015年8月、東京証券取引所マザーズ市場に上場した。同年、埼玉・福山・下関の3支店を同時開設。以降も毎年複数の支店を開設し、2016年に名古屋・岡山、2017年に浜松、2018年に神戸・熊本・仙台、2019年に松山・北九州・宇都宮と、4年間で12支店を増やし27拠点体制となった。

売上高44億円に成長した2024年5月期

2024年5月期の売上高は44億7,130万円と前期比8.2%増加し、過去最高となった。営業利益は6億2,604万円(同26.5%増)、当期純利益は4億7,229万円(同16.9%増)と増益を達成した。主力のホームメイキャップ事業が好調で、同セグメントの売上高は前期比14.7%増の45億8,154万円となった。

年表30件を開く

1990年代

  • 1993年1月創業山本貴士(現:当社代表取締役社長)が足場業を個人創業
  • 1997年6月創業有限会社アクアビギを山口県宇部市宮地町に設立
  • 1998年2月商号変更商号を有限会社エム・ビー・エスに変更。外壁リフォーム業を開始

2000年代

  • 2001年7月株式会社エムビーエスに組織変更
  • 2002年5月山口県宇部市神原町に本社を移転
  • 2002年9月英国LIQUID PLASTICS Limited(現Sika Limited)製の特殊機能性塗料の仕入れを開始
  • 2004年5月福岡支店を福岡県福岡市中央区に開設
  • 2004年7月ホームメイキャップ研究所を山口県宇部市あすとぴあに開設
  • 2004年10月東京支店開設準備室を東京都渋谷区に開設
  • 2005年4月上場福岡証券取引所Q-Board市場に株式を上場
  • 2006年2月東京支店開設準備室を東京支店として東京都台東区に開設
  • 2006年4月福岡支店を福岡県福岡市博多区に移転
  • 2006年7月本社及びホームメイキャップ研究所を山口県宇部市小串に移転

2010年代

  • 2010年5月大阪支店を大阪府茨木市に開設
  • 2010年7月広島支店を広島県広島市に開設
  • 2011年6月横浜支店を神奈川県横浜市に開設
  • 2013年6月千葉支店を千葉県船橋市に開設
  • 2014年4月周南支店を山口県周南市に開設
  • 2014年8月西東京支店を東京都町田市に開設
  • 2015年6月埼玉支店を埼玉県さいたま市、福山支店を広島県福山市、下関支店を山口県下関市に開設
  • 2015年8月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2015年9月久留米支店を福岡県久留米市に開設
  • 2016年3月名古屋支店を愛知県名古屋市に開設
  • 2016年12月岡山支店を岡山県岡山市に開設
  • 2017年6月浜松支店を静岡県浜松市に開設
  • 2018年3月神戸支店を兵庫県神戸市に開設、埼玉支店を埼玉県さいたま市中央区に移転
  • 2018年4月熊本支店を熊本県熊本市に開設
  • 2018年6月仙台支店を宮城県仙台市に開設
  • 2019年3月松山支店を愛媛県松山市、北九州支店を福岡県北九州市に開設
  • 2019年6月宇都宮支店を栃木県宇都宮市に開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で103人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は559万円で、10期前と比べて+37.8%平均年齢は34.5歳、平均勤続年数は8.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月82
2017年5月81
2018年5月99
2019年5月40531.95.7101
2020年5月43031.55.8101
2021年5月44731.86.1107
2022年5月43732.36.7104
2023年5月43434.28.291
2024年5月47635.19.186581
2025年5月52935.49.194638
2026年5月55934.58.8103680

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)43.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 山口県 宇部市827百万円
ホームメイキャップ事業等
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱リグノマテリア
    東京都港区
    議決権18.4%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第五回]令和2年度事業再構築補助金(交付申請等)
    中小企業庁
    1,500万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は50億円営業利益7億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.4%、利益が+16.7%。

売上高
+6.4%
50億円
営業利益
+16.7%
7億円
純利益
+20.0%
6億円
営業利益率
14.0%
前期比 +1.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は26億円、営業利益は3億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+4.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q9111.11
2023年4Q131
2024年1Q10110.01
2024年2Q11218.21
2024年3Q1119.11
2024年4Q1218.31
2025年2Q22313.62
2025年4Q25312.03
2026年2Q24416.73
2026年4Q26311.53

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は13億円から50億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は14.0%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月1310
千葉支店を千葉県船橋市に開設
2013年5月1410
周南支店を山口県周南市に開設
2014年5月1721
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2015年5月1822
名古屋支店を愛知県名古屋市に開設
2016年5月2122
浜松支店を静岡県浜松市に開設
2017年5月2732
神戸支店を兵庫県神戸市に開設、埼玉支店を埼玉県さいたま市中央区に移転
2018年5月3043
松山支店を愛媛県松山市、北九州支店を福岡県北九州市に開設
2019年5月3343
2020年5月3332
2021年5月3433
2022年5月4053
2023年5月4053
2024年5月445511.44
2025年5月476712.85
2026年5月507914.06

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高50億円のうち、営業利益として残るのは7億円14.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の12.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.0%34億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.0%9億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.0%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
32.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.7pt
14.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.5pt
12.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.1pt
15.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
18.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが7億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は24億円で、売上の5.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月0−2−1−21
2013年5月10012
2014年5月3−2114
2015年5月3−1026
2016年5月−1−12−26
2017年5月5−1−149
2018年5月0−1−1−18
2019年5月2−1−118
2020年5月500513
2021年5月02−1214
2022年5月2−1−1115
2023年5月10−1114
2024年5月5−3−2215
2025年5月60−2618
2026年5月72−4924

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が39億円で、自己資本比率は75.9%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月115642.3
2013年5月146843.4
2014年5月1871138.8
2015年5月2191241.9
2016年5月24141057.0
2017年5月28161255.5
2018年5月29181164.3
2019年5月3021969.4
2020年5月3324971.7
2021年5月37271073.2
2022年5月3830877.7
2023年5月4132978.0
2024年5月4435978.8
2025年5月49371275.8
2026年5月51391275.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳単体ベース
現金及び預金
25億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
37億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
12億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
98
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率28 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中11位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中134位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.0%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.0%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.9%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.4%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,363で、1年前と比べて-5.6%過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。

¥1,363+0.6%1ヶ月+7.5%1年-5.6%時価総額105億円
過去52週の値幅
安値¥1,200高値¥1,977

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.8倍
PBR2.43倍
配当利回り1.10%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は52週高値1977円から約35%下落した水準で推移し、200日線(1355円)を下回る弱基調にある。直近1カ月は+0.6%とほぼ横ばいで、25日線(1280円)と75日線(1299円)の間で揉み合っている。出来高は7月17日に16000株を記録後、平均3000株前後に減少しており、様子見姿勢が強い。RSIは57.5と中立圏で、方向感に欠ける展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 62/100)

PERは15.83倍で業界平均の13.53倍を上回るが、PBRは2.29倍で業界平均の1.5倍を上回り、ROEは13.2%と高水準。配当利回りは1.17%で業界平均の3.45%を大きく下回り、株主還元は低いが、業績は増収増益で、営業利益率も改善傾向。PERとPBRは業界平均を上回るが、ROEの高さから収益性は良好で、割安とは言い切れない。ただし、配当利回りの低さはマイナス要因で、相対的にやや割安と言えるが、業界平均と比較してバリュエーションは割高感もあり、両面性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.8倍14.4倍
PBR2.43倍1.55倍
ROE15.0%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、公共工事依存度の高さと今後の受注環境。強気派は、公共投資の堅調さと高い収益性(営業利益率11%超)を評価し、今後も安定成長が続くとみる。一方、弱気派は、小規模なため受注の変動リスクが大きく、人材確保や資材価格高騰が収益を圧迫する可能性を懸念する。また、同業他社と比較して時価総額が小さく流動性が低い点も指摘される。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率11.4%(2024年5月期)と同業他社を上回る。

  • 公共投資堅調

    道路・防災など公共事業の需要が底堅く、安定受注が見込める。

  • 堅実経営

    有利子負債が少なく、自己資本比率が高い財務体質。

  • 営業利益3期連続増益、2026年5月期7億円へ通年影響

    売上高50億円、営業利益率14.0%と前期比1.2pt改善

  • 営業利益率11.4%→14.0%へ3期連続改善継続影響

    営業利益は5億円→7億円、2期で+40%

  • ROE13.2%と収益性高くPBR2.29倍を下支え継続影響

    自己資本利益率13.2%

  • 株価1年で6.2%下落し予想PER15.8倍決算発表後影響

    1年変化率-6.23%、実績PER15.83倍

マイナスに働く材料7
  • 規模の小ささ

    従業員94名で受注能力に限界があり、大型案件取りこぼしの懸念。

  • 公共依存

    公共工事の予算削減や入札競争激化で収益が悪化するリスク。

  • 資材高騰

    建設資材や燃料費の高騰が利益を圧迫。

  • 売上高50億円と小規模で増収ペース鈍い通年影響

    売上高は前期比+3億円、成長率6.4%

  • 予想PERが未開示で業績見通し不透明不定影響

    スナップショットの予想PERはnull

  • 外国人所有比率2.18%と低く需給細る継続影響

    外国法人等所有比率2.18%

  • 配当利回り1.17%と株主還元が限定的継続影響

    配当利回り1.17%

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上高を左右する先行指標。公共工事の受注状況を確認。
営業利益率
収益性の維持・改善を示す重要指標。
公共工事比率
公共依存度の変化を見る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+15.4%いまの株価に対する利回りは1.10%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
1.10%
いまの株価に対して
配当性向
18.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2021年5月38.1
2022年5月566.711.8
2023年5月620.014.1
2024年5月833.314.8
2025年5月1362.520.0
2026年5月1515.418.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ2,308人。区分でいちばん多いのは個人・その他79.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が16.8%を占め、残る83.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他80.981.081.280.982.079.8
事業法人13.613.714.113.614.014.7
自己株式1.32.64.87.810.3
金融機関2.21.91.91.51.22.0
外国法人1.01.31.22.01.71.9
証券会社1.81.71.11.50.61.0
外国人個人0.40.50.50.50.50.5
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山本 貴士27.14
02極東ホールディングス株式会社14.23
03鳴本 聡一郎4.66
04エムビーエス従業員持株会3.88
05松岡 弘晃1.80
06山本 朋子1.68
07原 真也1.55
08井野口 房雄1.51
09BBH (LUX)FOR MUFG GLOBAL FUND SICAV - MUFG JAPAN EQUITY SMALL CAP FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.40
10日本マスタートラスト信託銀行株式会社1.03

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+24%、1株純資産は15期で−28%。直近期のROEは15.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月667788.813.2
2013年5月799659.114.1
2014年5月1691,15815.99.1
2015年5月2561,48119.49.8
2016年5月2318814.510.9
2017年5月2921414.220.2
2018年5月3925216.822.9
2019年5月4128815.422.2
2020年5月3131610.224.6
2021年5月3735411.214.38.1
2022年5月4239111.411.911.8
2023年5月4342810.411.514.1
2024年5月5447212.113.514.8
2025年5月6551813.212.720.0
2026年5月8156015.015.918.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/5期の役員報酬は総額46百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山本貴士代表取締役 社長542,098,600
松岡弘晃取締役 ホームメイキャップ事業本部長52139,300
高木弘敬取締役 ホームメイキャップ事業本部スケルトン担当5173,800
栗山征樹取締役 経営企画室長兼管理部長6340,700
影山祥玄取締役(監査等委員)4615,900
伊藤尚毅取締役(監査等委員)5445,000
前田隆取締役(監査等委員)542,000

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)437379
取締役(社内)1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,106字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の主事業は、老朽化した諸建造物(一般住宅、集合住宅、商業ビル、歴史的建造物、道路及び橋梁等)の維持・保全を目的とし、当社が独自で開発した施工技術を適用した外壁・内装リフォーム工事やコンクリートの落下防止等の補修・改修工事のほか、当社加盟店等に対するノウハウの提供及び材料の販売を行っております。 耐久性等に優れた独自工法「ホームメイキャップ工法」(特殊機能性塗料を使用し当社独自の4つの施工技術(クリアコーティング施工、カラーコーティング施工、スケルトン防災コーティング施工及び応用/特殊施工)により、劣化した建物の外壁の美観を再現し、優れた耐久性・補強性を提供する施工技術)による諸建造物の外・内装の補修・改修工事を行うホームメイキャップ事業であります。また、一般工法による既設住宅の改修や新築住宅の施工も手掛けております。 ホームメイキャップ事業の特徴は、以下のとおりであります。 〈施工サービスの特徴〉 ・諸建造物の劣化状況の調査・診断、顧客ニーズの把握を綿密に行い、適切な補修・改修方法の採用・提案、教育された技術者による施工及び徹底した管理を行います。 ・施工後10年間の品質保証を実現します。 〈工法の概要と特徴〉 ・特殊機能性塗料を使用し、研究を重ねた独自工法(ホームメイキャップ工法)を適用することで、優れた耐久性・補強性、美観性を提供しております。また、可視的にタイルやコンクリートのはく落防止等が図れる「スケルトン防災コーティング施工」も提供しております。ホームメイキャップ工法については、クリアコーティング施工(磁器タイルや窯業サイディング等の複雑な形状や色彩の外壁を蘇生させるための施工で白化現象やチョーキングを解決)、カラーコーティング施工(外壁リフォームの主流である外壁の再塗装に対応した施工で亀裂や爆裂の補修等の軽度の損傷部位の補修に対応)、スケルトン防災コーティング施工(コンクリート構造物に対する耐震補強工法とはく落防止のための施工で、クリアコーティングにより施工後素地が目視にて確認可能であり橋脚、橋桁及びトンネル等の土木構造物・建物の柱、梁、外壁及び基礎等に対応)、応用/特殊施工(止水や防水処理等の比較的損傷の程度が大きな補修施工ができ、看板や外溝へのクリアコーティング施工及びカラーコーティング施工の応用施工が可能)の4つの特徴をもった施工を行っております。 〈受注・販売形態の特徴〉 ・元請業者と複数の下請業者が施工する旧来の受注構造ではなく、足場から左官、防水・止水、塗装及びシーリングに至るまで、一貫して当社のみで手掛ける業界初のワンストップ対応を可能としております。これによって、一元的な責任の明確化、価格体系の明瞭化、きめ細かいアフターサービスを実現しております。また、当社管理のもと、施工・管理能力に優れた施工認定店(施工認定店とは、ホームメイキャップ工法を修得し、当社が認定した外注業者)にも一部外注することで、需要にフレキシブルに対応しております。 ・当社のホームメイキャップ事業における受注形態には、当社が元請業者(工務店、ゼネコン、ハウスメーカー等の企業(以下、「パートナー」という。))若しくは顧客(施主)と工事請負契約を締結する直営方式、当社が認定したFC加盟店等が顧客(発注者)若しくは元請業者と工事請負契約を締結する提携方式の2つがあります。いずれの方式も、いわゆる訪問販売は行わず、地域の優良な元請業者や設計事務所等との提携ネットワーク構築による営業・提案活動に注力するほか、「ホームメイキャップ」のブランド戦略を受注・販売活動における基本戦略としております。なお、直営方式による売上高は財務諸表上「完成工事高」、提携方式による売上高は財務諸表上「加盟店関連売上高」に計上・表示しております。 各事業の概要は、次のとおりであります。なお、各事業区分は、セグメントと同一の区分であります。 (ホームメイキャップ事業) 耐久性等に優れた独自工法「ホームメイキャップ工法」による諸建造物(一般住宅、集合住宅、商業ビル、歴史的建造物、道路及び橋梁等)の外壁及び内装の補修・改修を行う事業であります。本事業は、建設業法に定める国土交通大臣の許可を得て行っております。 (建築工事業) 一般的な工法による新築・改修工事を行う事業であります。本事業は、建設業法に定める国土交通大臣許可を得て行っております。 (その他) FC加盟店に対するコーティング材等の販売、不動産の売買・賃貸及び仲介等を行っております。 [事業系統図] ※ホームメイキャップ事業においては、パートナー(工務店等)経由で工事を受注するケースがほとんどであります。 ※ホームメイキャップ事業及び建築工事業においては、当社管理のもと、外注業者を使う場合があります。 ※ホームメイキャップ事業においては、橋脚、橋桁及びトンネル等の公共物の施工も手掛けており、これらについては、より補強性の高い「スケルトン防災コーティング施工」を適用しております。
経営方針・対処すべき課題2,576字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、「ドラマ化される会社にする」という経営理念に基づき、以下のような行動規範を掲げ、常に高品質な技術・施工に努め、顧客と社会が求める「安心・安全・安価」を追求しております。 ①「新たな常識づくり」に対して興味と情熱を持ち、誠意ある姿勢で仕事に努めること ②顧客満足を第一として、高品質な施工を適正価格にて提供するべく、絶えず追及し研鑚し続けること ③事業に携わる全ての関係者が、協調して運営にあたることを旨とすること 当社の事業方針は、あらゆる建造物に対し、これまでにない高品質なリフォーム工法を提供することを通して、建造物外装仕様を、これまでの業界常識にとらわれず、あらゆる現象・不測事象に対処可能な状態とする高機能なものに変えることにより、高耐久性を有する建造物の構築を図ることにあります。 (2)目標とする経営指標 当社は、既存の事業エリアでの取引先パートナーとの関係強化や深耕活動、支店開設による全国エリアへの展開等により受注拡大を図りつつ、売上高経常利益率10%以上、自己資本比率50%以上、ROE(自己資本利益率)8%以上、PBR(株価純資産倍率)1.0倍以上を目標としております。 また、採算性及び事業の継続性の観点から「受注高」並びに「売上高」の確保と「営業利益」を重要な指標として位置付け、管理体制の再構築を前提に、営業体制の強化や市場価格に対応できるコスト体質改善を図り、採算性の向上に向けた原価管理の徹底、固定費の削減、業務効率化に積極的に取り組み、安定した経営基盤を強化・確立し、企業価値の拡大を目指して参ります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、建設業界における「新たな常識づくりを目指す」ベンチャー企業として、現在の厳しい競争市場の中でも積極的な成長を実現するために、計画的な経営体質強化にチャレンジし続けております。 主な経営体質強化策については、以下のとおりであります。 ①営業構造の強化 ・全国の主要都市圏における新たなる支店設置 ・既存エリアにおける新規パートナーの開拓及び既存パートナーにおけるシェアアップ ・スケルトン防災コーティングの市場浸透 ・大規模修繕工事マーケットへの参入 ②技術力の強化 ・スケルトン防災コーティングの改良及びコストダウン ・施工管理と品質・技術の向上 ③工事採算性を重視した受注方針の徹底 ・原価低減と経費削減に努め、収益力の向上を図る ④マネジメント力の向上(人材育成、コンプライアンス遵守等) ・人材育成のための各種研修等に積極的に参加し管理レベルの向上 ・事業活動による予測しがたい事象に対して、的確に判断できる現場力 (4)経営環境及び対処すべき課題 経営環境におきましては、原材料・エネルギー価格の高騰や人件費等の上昇による物価上昇、為替変動、アメリカの不確実性が高い政策動向、中東・ウクライナ情勢の不安定な国際情勢等、依然として厳しい状況が続き先行き不透明な状況が想定されます。 建設業界におきましては、資材価格や労務費といった建設コストの高騰、長期的な人口減少による建設投資の縮小、建設技能労働者の継続的な減少と高齢化の問題を克服するための生産性の向上及び人材育成等が継続的な課題となっております。 当社は、このような状況において今後さらなる事業拡大を志向するために、以下のような対処すべき課題を挙げ、各種施策に取組んでいます。 ①販売チャネルの構築 当社は継続的な事業の拡大を図っておりますが、計画した収益を確保するために、さらなる強固な営業基盤を構築することが必要不可欠であると認識しております。 この課題に対処する施策としては、ハウスメーカー等のナショナルチェーンからの受注拡大や既存パートナーとの関係強化による販売チャネルの確保・活用、新規パートナーの開拓に取り組むとともに、インフラの老朽化・長寿命化の対策を公共団体等に提案し、採用の拡大・関係強化を図ります。また、全国への広域展開のため、支店出店計画も緻密な市場調査・戦略立案を行って参ります。 ②施工体制の強化 全国28拠点・全国の多数のパートナーとの受注体制は大きな強みですが、全国一律の技術水準・品質を維持することも課題であると考えております。 この課題に対処する施策としては、施工担当者への教育や、安全・技術研修の体系化を進め、外注先等との連携による全国均質な施工体制の構築を図って参ります。 ③原価管理の徹底と収益力の強化 建設業界におきましては、技術者不足が解消されていないことに加え、資材価格や労務費といった建設コストの高騰が工事収益を圧迫する等の厳しい状況が続いており、塗料・資材価格の上昇に対応するため、的確な見積積算及び現場ごとの原価管理を徹底し、適正利益の確保に努めて参ります。 現場管理、施工記録、受発注業務等におけるⅠTツールの導入・活用を進め、業務効率の向上と属人化の解消を図ることで、生産性向上及び働き方改革の実現を目指しDⅩ化の対応の推進も行って参ります。 また、維持修繕・改修工事への対応力強化により、収益基盤の安定化を目指します。 ④人材育成と専門技能の継承 広域的な営業展開を図るためには、各拠点で責任を持って管理・提案営業が行える将来の幹部社員・中堅社員候補の優秀な人材を計画的に採用・育成することが重要な課題と考えております。 この課題に対処する施策としては、大学・高校等への求人活動やインターンシップ制度の活用、働きやすい労働環境の整備により若手人材の確保を図るとともに、社内研修制度を通じた技能の継承・多能工化を推進して参ります。 また、OJT・資格取得支援・技能実習制度を通じて、若手技術者の育成と将来の技術継承体制を確立します。 ⑤ガバナンスとコンプライアンス体制の強化 企業の持続的成長の基盤として、リスク管理やコンプライアンスを徹底し、内部統制およびリスクマネジメント体制の強化を継続し、コンプライアンス意識の浸透と不正・事故の未然防止に努めて参ります。
事業等のリスク3,958字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。いずれも当社の判断により積極的に開示するものであり、一部リスク情報に該当しない、または当社が必ずしもリスクと認識していない事項も含まれております。 なお、文中の将来に関する事項については、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 1 人材の確保について 当社は、スピード感のある事業展開・拡大を実現するために、それに対応する優秀な人材の確保と育成が必要であると考えております。 また、当社のホームメイキャップブランドは人的資本によって維持されている要素が強いため、人員の確保と同時に人材の育成が必要不可欠であるとも考えられます。特に、当社は支店展開を図るうえで営業戦略の立案及び実行等を適切に行える人材は重要と考えております。 当社は、施工技術から商品知識、接客マナーについて独自の研修プログラムを設けております。よって業界を特定していない人材マーケットからの採用も可能ではありますが、当社が求める人材が充分に確保できない場合又は在職している人材が流出し、必要な人員数を確保できなくなった場合、営業戦略の立案及び実行等が適切に行える人材の育成が計画どおり進まない場合又は人員配置を誤った場合、当社の業績及び支店設置計画の見直し等今後の事業展開に多大な影響を及ぼす可能性があります。 さらに、建設技術者の減少が建設業界で課題になっていることから当社においても収益及び品質の向上のために 優れた人材の確保と育成が必要であると認識しております。建設工事の入札や施工管理においては、担当技術者に工種毎の施工経験や特定資格の保有を求められることがあり、適任者が不足した場合は受注機会を逸し、受注高の減少につながる可能性もあります。 2 建設・不動産市場の動向 経済情勢の悪化や不測の事態の発生により、建設・不動産市場の急激な縮小や競争環境の激化が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 3 法的規制について 当社の事業は、建設業法、建築基準法、宅地建物取引業法、国土利用計画法、都市計画法、独占禁止法等の法的規制を受けております。 当社のホームメイキャップ事業及び建築工事業においては、事業を行うにあたり、建設業法に定める特定・一般建設業許可(許可番号:国土交通大臣許可(特・般-7)第22629号、有効期間:2026年3月30日から2031年3月29日まで)を取得しております。 当社におきましては、過去において、同法に定める第3条(建設業の許可)、第7条(許可の基準)、第26条(主任技術者及び監理技術者の設置)等の許可要件について欠格事実はありません。 しかしながら、当社において違法な行為があった場合や、これらの法律の改廃、法的規制の新設、適用基準の変更があった場合には、当社の業績等に影響を及ぼす場合があります。また、当社に対する訴訟等について、当社側の主張・予測と相違する結果となった場合には、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 4 特定人物への依存について 当社代表取締役社長である山本貴士は、当社の創業者であり、筆頭株主であります。最高経営責任者として経営方針や戦略の決定、さらには事業推進に至るまで中心的な役割を果たしております。このため当社では過度に同氏に依存しないよう経営体制を整備し、経営リスクの軽減を図ることに努めるとともに、人材育成の強化を行っております。しかしながら、未だ、同氏は、当社において余人をもって代え難い存在であり、同氏に対する依存度は高くなっております。同氏が何らかの理由により経営から退いた場合、当社の今後の事業展開に多大な影響を及ぼす可能性があります。 5「ホームメイキャップ」の品質維持の取り組みについて 「ホームメイキャップ」は、顧客の満足度を追求した結果、確立されたものです。悪質な訪問販売や不透明な価格体系、無責任な施工によるトラブルが少なくない外壁リフォームの分野で、当社が成長するためには当該ブランドの維持及び浸透が重要な経営課題となっております。 当社は、施工技術から商品知識、接客マナーについて独自の研修プログラムを設けております。「ホームメイキャップ」の商標を使用する当社スタッフ及び当社加盟店等スタッフに対し、当該研修プログラムの履修を義務づけるなど、「ホームメイキャップ」の品質維持に努めております。 今後、当社の予想を超える需要に対して、「ホームメイキャップ」の品質維持の取り組みが対応できない場合、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 6 工事施工等のリスク 当社は性能・品質技術にこだわった設計、施工を心掛けております。また、当社のホームメイキャップ事業で手掛けた施工については、10年保証としております。 しかしながら、当社が設計、施工した物件に不具合が生じる可能性は否定できず、その際の手直しに要する追加の施工費、重大な契約不適合責任があった場合に対する損害賠償等の発生により、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、施工中に予期せぬ重大な事故が発生した場合や天候不順や大型物件工事の工期のズレ、夏季・冬季時期の季節的変動要因等による工期遅延が発生した場合にも、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 7 取引先の信用リスク 当社施工の発注者においては、施工後に工事代金の未回収及び貸倒れの発生する可能性があります。このように、発注者が信用不安に陥った場合、工事代金が回収できず、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、仕入先、外注先が信用不安に陥った場合にも、代替業者との調整による工期遅延等が発生し、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 8 特定取引先への依存について 当社がホームメイキャップ事業で採用している特殊機能性塗料は、英国製の商品を日本の気候及び当社工法に適応させたものであります。当該塗料は、耐候性、防水性、伸縮性、水蒸気透過性、低刺激性、コンクリートの中性化防止機能、追従性といった総合的な機能を併せ持つ、環境に配慮した水性コーティング材であります。 当社は、当該塗料について仕入先であるシーカ・ジャパン㈱と契約を締結しております。当該契約の締結は、同社塗料の特性を生かすことのできる当社独自の施工方法が評価されたことによるものであり、同社との取引関係は相互補完的なものであります。このような関係から、当社の仕入総額に占める同社からの仕入割合は、2026年5月期においては約59%であります。 当社は、同社との良好な関係維持に十分留意しておりますが、同社との取引条件に関して当社の意図するとおりに合意できない場合、契約更新が拒絶された場合又は契約が解除された場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 9 工事原価の変動リスク 当社において、工事請負契約締結後に、原材料、資材価格、及び労務費の高騰により完成工事原価は増加します。これらの増加分を請負代金に反映することが困難な場合には、完成工事総利益は減少する可能性があります。これら完成工事原価の変動は、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 10 自然災害に関するリスク 当社は、大規模地震、台風等の自然災害が発生した場合、被災地によって本社、事業所、建設現場等に係る設備等を回復させるために多額の費用が発生する可能性があります。また、施主様や入居者様等に対して被災活動を行うことも考えられ多額の費用が発生する可能性があります。被災状況によっては、受注活動の停滞、売上高の減少、建築資材等の高騰、現場作業の中断等を余儀なくされることが考えられ、当社の営業活動、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 11 建設技能労働者の不足 建設業界における技能労働者は、高齢化の問題や若年層の入職率・定着率が伸びず減少傾向にあります。今後、技能労働者の減少がさらに進んだ場合、他社との人材獲得競争が激化し労務費が高騰するとともに、人員を確保できないことに伴う施工能力の縮小により、受注高が減少する可能性があります。 12 建設業における労働災害及び事故 建設業は、作業内容や作業環境などの特性により、他の産業より重篤度の高い労働災害が発生するおそれがあり、また、第三者に対し損害を与える事故が発生する可能性が高い業界であります。仮に、重大な労働災害もしくは事故が発生した場合、多大な補償費等の負担が生じるとともに、社会的信用が低下し、受注高の減少につながる可能性があります。 13 施工上の契約不適合等による影響について 施工体制の強化を経営上の重点項目として捉え、品質管理に万全を期しておりますが、訴訟等により契約不適合責任を追及され損害賠償が発生した場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 14  保有資産の時価等の変動による影響について 有価証券・不動産等の資産を保有しており、これらの資産は将来において、時価の変動や使用状況等により財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 15  訴訟等のリスクについて 事業活動を行う過程において法令遵守に努めておりますが、訴訟等のリスクに晒される可能性があり、その結果によっては、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,820字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 ・ 経営成績 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や設備投資の増加、インバウンド需要の回復等を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、原材料・エネルギー価格の高止まりや人件費の上昇に伴う物価上昇が継続したほか、為替相場の変動、各国の金融政策や通商政策の動向、中東情勢やウクライナ情勢等の地政学的リスク等、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社が属する建設業界におきましては、政府及び民間による建設投資は底堅く推移したものの、慢性的な技術者・技能労働者不足や時間外労働の上限規制への対応に加え、資材価格や労務費、物流費等の建設コストの高止まりが続いており、事業環境は依然として厳しい状況となっております。 このような状況の中、当社は、既存店におけるパートナー(工務店等)との関係強化を図るとともに、営業活動の強化による受注拡大に取り組んでまいりました。また、原価低減及び販売費・一般管理費の削減を推進するとともに、工事採算性を重視した受注方針を徹底し、施工管理体制の強化及び品質・技術力の向上、安全管理の徹底に努めてまいりました。さらに、人材の採用・育成や業務効率化を推進し、生産性及び収益力の向上に取り組んでまいりました。 これらにより、当事業年度における売上高は、パートナーとの関係強化継続による受注の拡大及び工事が順調に進捗したことにより、5,029,712千円(前年同期比6.7%増)となりました。営業利益は、売上高増加に伴う売上総利益の増加により、721,863千円(前年同期比15.3%増)となりました。経常利益は、保険解約益127,030千円、外国社債に関する有価証券償還益54,264千円、外国社債に関する有価証券利息21,512千円、減価償却費5,224千円の計上等により、945,598千円(前年同期比40.6%増)となりました。当期純利益は固定資産売却益2,149千円、投資有価証券評価損146,250千円、法人税等234,596千円の計上等により、566,901千円(前年同期比20.0%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (ホームメイキャップ事業) ホームメイキャップ事業におきましては、工事が順調に進捗したことにより、売上高は4,803,527千円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益は983,189千円(同8.0%増)となりました。 (建築工事業) 建築工事業におきましては、新築及び改修工事等が増加したことにより、売上高は188,081千円(前年同期比46.1%増)、セグメント利益は2,609千円(同492.7%増)となりました。 (その他) 不動産売買取引を行う不動産事業とFC加盟店に対するコーティング材等の販売に関する事業等で構成されるその他の事業におきましては、不動産販売の増加により、売上高は38,103千円(前年同期比1,290.7%増)、セグメント利益は1,933千円(前年はセグメント損失1,350千円)となりました。 ・ 財政状態 当事業年度末における財政状態は、次のとおりであります。 (流動資産) 当事業年度末における流動資産の残高は、3,651,123千円(前事業年度末3,290,133千円)であり、前事業年度末と比較し360,989千円増加いたしました。その主な要因は、現金及び預金689,566千円の増加、売掛金15,411千円の増加、電子記録債権15,041千円の増加、受取手形、完成工事未収入金及び契約資産164,606千円の減少、有価証券117,322千円の減少、販売用不動産38,934千円の減少、未成工事支出金34,115千円の減少等によるものであります。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産の残高は、1,461,196千円(前事業年度末1,588,255千円)であり、前事業年度末と比較し127,058千円減少いたしました。その主な要因は、保険積立金295,961千円の減少、投資有価証券66,304千円の増加、繰延税金資産65,446千円の増加等によるものであります。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債の残高は、1,213,765千円(前事業年度末1,169,950千円)であり、前事業年度末と比較し43,815千円増加いたしました。その主な要因は、未成工事受入金128,811千円の増加、未払法人税等121,781千円の増加、買掛金61,104千円の増加、支払手形255,171千円の減少、工事未払金41,437千円の減少、未払消費税等27,103千円の減少等によるものであります。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債の残高は、17,633千円(前事業年度末11,809千円)であり、前事業年度末と比較し5,823千円増加いたしました。その主な要因は、リース債務6,089千円の増加によるものであります。 (純資産) 当事業年度末における純資産の残高は、3,880,920千円(前事業年度末3,696,628千円)であり、前事業年度末と比較し184,291千円増加いたしました。その主な要因は、繰越利益剰余金475,184千円の増加、自己株式の取得による269,036千円の減少等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,416,980千円(前事業年度末1,827,413千円)であり、前事業年度末と比較し589,566千円の増加となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果、得られた資金は723,581千円(前事業年度は567,895千円の収入)となりました。これは、主に税引前当期純利益801,498千円、仕入債務の減少額235,504千円、投資有価証券評価損146,250千円、売上債権の減少額134,154千円、未成工事受入金の増加額128,811千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果、得られた資金は228,315千円(前事業年度は43,987千円の使用)となりました。これは、主に保険積立金の解約による収入464,149千円、投資有価証券の取得による支出199,352千円、投資有価証券の償還による収入128,268千円、定期預金の預入による支出100,000千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果、使用した資金は364,311千円(前事業年度は233,686千円の使用)となりました。これは、自己株式の取得による支出269,036千円、配当金の支払いによる支出92,715千円、リース債務の返済による支出2,558千円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) セグメントの名称   第29期(自 2025年6月1日至 2026年5月31日)   前年同期比(%) ホームメイキャップ事業   4,803,527   +4.8 建築工事業   188,081   +46.1 その他   38,103   +1,290.7 合計   5,029,712   +6.7 (注)上記の金額は、販売価格によっております。 b. 受注実績 当事業年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) セグメントの名称   第29期(自 2025年6月1日至 2026年5月31日) 受注高   前年同期比(%)   受注残高   前年同期比(%) ホームメイキャップ事業   4,957,606   +27.5   1,981,909   +140.9 建築工事業   245,438   +270.7   179,349   +140.6 合計   5,203,044   +31.6   2,161,258   +140.8 (注)1. 不動産事業及びFC加盟店に対するコーティング材等の販売に関する事業で構成されるその他の区分は、受注形態をとっていないため受注実績は記載しておりません。 2. 受注残高には、受注金額が不明瞭なものは含んでおりません。 c. 販売実績 当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) セグメントの名称   第29期(自 2025年6月1日至 2026年5月31日)   前年同期比(%) ホームメイキャップ事業   4,803,527   +4.8 建築工事業   188,081   +46.1 その他   38,103   +1,290.7 合計   5,029,712   +6.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 当社の当事業年度の経営成績等は、次のとおりであります。 (売上高) 当事業年度における売上高は、パートナーとの関係強化継続による受注の拡大及び工事が順調に進捗したことにより5,029,712千円(前年同期比6.7%増)となりました。 ホームメイキャップ事業におきましては、工事が順調に進捗したことにより、売上高は4,803,527千円となり、また、建築工事業につきましては、新築工事・改修工事等が増加したことにより、売上高は188,081千円となりました。 (営業利益) 当事業年度における売上原価は、3,407,487千円(前年同期比5.7%増)となりました。これは、完成工事原価3,251,471千円、加盟店関連売上原価116,810千円等によるものであります。 また、販売費及び一般管理費は、900,361千円(前年同期比4.2%増)となりました。これは、給料及び手当421,312千円、支払手数料72,361千円、販売手数料52,299千円、地代家賃47,457千円、法定福利費46,489千円、役員報酬46,028千円等によるものであります。 この結果、営業利益は、売上高増加に伴う売上総利益の増加により、721,863千円(前年同期比15.3%増)となりました。 (経常利益) 当事業年度における営業外収益は、235,903千円(前年同期比302.5%増)となりました。これは、保険解約益127,030千円、外国社債に関する有価証券償還益54,264千円、外国社債に関する有価証券利息21,512千円等の計上によるものであります。 また、営業外費用につきましては、12,167千円(前年同期比1.0%減)となりました。これは、減価償却費5,224千円、支払手数料3,539千円、不動産賃貸費用2,953千円等の計上によるものであります。 この結果、経常利益は、945,598千円(前年同期比40.6%増)となりました。 (税引前当期純利益) 当事業年度における税引前当期純利益は、801,498千円(前年同期比21.0%増)となりました。これは、固定資産売却益2,149千円、投資有価証券評価損146,250千円等の計上によるものであります。 (当期純利益) 当事業年度における法人税等(法人税等調整額を含む。)は、234,596千円となりました。 この結果、当期純利益は、566,901千円(前年同期比20.0%増)となりました。 b.財政状態 財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 c.キャッシュ・フローの状況 当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 資本政策につきましては、内部留保の充実を図るとともに、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を実現させることと、株主様への利益還元も考慮し、実施していくこととしております。 また、当社における資金需要の主なものは、既存事業の持続的成長の投資資金や原材料費・労務費・外注費・販売費及び一般管理費等の事業に係る運転資金であります。 当社は、必要となった資金については、主として内部留保資金及び営業活動によるキャッシュ・フローによるものを活用しております。 ④ 経営者の問題意識と今後の方針 当社は、引き続きホームメイキャップ工法を全国展開するための直営店の設置活動を強化し、既存パートナー(工務店等)との関係強化や新規エリアにおける新たなるパートナーの開拓を推進していく必要があると考えております。 特に重要な課題としては、原価低減と経費削減、工事採算性を重視した受注方針の徹底、施工管理技術と品質の向上、施工・営業社員の採用や育成、支店拡大等の推進が挙げられます。 なお、昨今のわが国経済は、原材料・エネルギー価格の高騰や人件費等の上昇による物価上昇、為替変動、各国の金融政策や通商政策の動向、中東情勢やウクライナ情勢等の地政学的リスクにおける不安定な国際情勢等の懸念の影響に留意していく必要があり、建設業界におきましては、政府及び民間の建設投資は底堅く推移したものの、慢性的な技術者・技能労働者不足や時間外労働の上限規制への対応に加え、資材価格や労務費、物流費等の建設コストの高止まりが続いており建設コストの高騰が工事収益を圧迫する等の懸念があります。当社といたしましては、引き続き最大限の注意を払って参ります。 これらに関する具体的な課題認識と今後の取り組み方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営環境及び対処すべき課題」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、効率的な資産配分に基づき収益力の向上に努めるとともに、財務内容の充実を目指すために、売上高経常利益率10%以上、自己資本比率50%以上、ROE(自己資本利益率)8%以上、PBR(株価純資産倍率)1.0倍以上を重要な経営指標としております。当事業年度における売上高経常利益率は18.8%と前年同期に対して4.5%上回りました。自己資本比率については、75.9%と前年同期に対して0.1%上回り、ROE(自己資本利益率)については、15.0%と前年同期に対して1.8%上回り、PBR(株価純資産倍率)については2.3倍と前年同期に対して0.7倍上回りました。 引き続きこれらの指標が達成できるよう、原価低減と経費削減に取り組み、施工管理と品質・技術の向上に努めて参ります。 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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