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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

SAAFホールディングス

SAAF Holdings Co., Ltd.1447 · Growth · 建設業

官公庁向けコンサルから地盤改良まで、公共投資と住宅・建設需要に広く関わる複合サービス企業。

概要

SAAFホールディングスは、2018年10月に共同株式移転で設立された純粋持株会社である。東証グロース市場に上場し、コンサルティング、システム開発、人材、建設土木の4セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上高は296億円、従業員数は1,315人。2024年9月にITbookホールディングスから現商号に変更した。

四つの事業セグメントとその概要

当社グループは、17の連結子会社で構成され、コンサルティング事業、システム開発事業、人材事業、建設土木事業の4つを報告セグメントとする。コンサルティング事業は官公庁や民間企業の業務・情報システムの整理再構築を提案する。システム開発事業はニアショア開発やWebシステム、金融系システムの開発・保守を手掛ける。人材事業は教育分野を中心とした人材派遣・紹介を行う。建設土木事業は地盤調査・改良、鉄道土木工事、土質調査、地盤保証などを提供する。その他事業は清算・廃止が進められている。

グループ構成と度重なる子会社再編

グループは2018年の設立以降、M&Aと吸収合併を繰り返し、事業ポートフォリオを拡大してきた。主要子会社には、コンサルティングを担うITbook(株)(現連結子会社)、システム開発の中核であるNXTech(株)、建設土木を手掛ける(株)サムシンググループなどがある。2023年から2024年にかけて、東京アプリケーションシステム(株)やみらい(株)などを直接子会社化し、グループ内の整理統合を加速。2024年9月には持株会社の商号を変更し、子会社の名称も統一した。

収益構造と経営指標の推移

2026年3月期の連結売上高は296億円(前期比102.5%)、営業利益は11億円(前期比327.5%)と大幅に改善した。セグメント別では、コンサルティング事業が売上高23億円(前期比114.1%)、システム開発事業が57億円(同104.5%)、人材事業が44億円(同105.1%)、建設土木事業が173億円(同100.1%)となっている。過去には不適切会計処理も発生し、ガバナンス強化が課題である。

業界の中での役割は官公庁・民間企業向けの業務・ITコンサル、システム構築、専門人材の派遣・紹介、住宅・鉄道向け地盤調査・改良工事を提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
296億円
営業利益
11億円
営業利益率
3.7%
純利益
5億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2020/3
事業売上構成比利益利益率
その他113億円50.4%2億円1.8%
地盤調査改良事業51億円22.8%1億円2.0%
人材派遣事業25億円11.2%1億円4.0%
システム開発事業20億円8.9%1億円5.0%
コンサルティング事業12億円5.4%-2億円-16.7%
建設テック事業2億円0.9%0億円0.0%
保証検査事業1億円0.4%1億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01官公庁・民間企業(業務・ITコンサル)主力

官公庁や民間企業に対して、業務および情報システムの総合的な整理・再構築を提案し、組織的な戦略目標の達成を支援するコンサルティング事業。

主な製品・サービス1
業務・システムコンサルティング
官公庁や民間企業の業務プロセスと情報システムを総合的に分析し、再構築の提案を行う。組織の戦略目標達成を支援する。

02情報サービス(システム開発)主力

新規システム開発、ニアショア開発、ハードウェア販売、Webシステム開発、マーケットデータシステム開発、外国為替関連システム開発、生命保険関連システム開発、保守・運用・組込開発などを手掛ける。

主な製品・サービス8
新規システム開発
顧客の要件に応じた新規の業務システムを開発する。
ニアショア開発
近隣地域の開発拠点を活用したシステム開発サービス。
ハードウェア販売
システム構築に必要なサーバー等のハードウェアを販売。
Webシステム開発
Webアプリケーションの設計・開発・運用を行う。
マーケットデータシステム開発
金融市場向けのデータ配信・分析システムを開発。
外国為替関連システム開発
外国為替取引に特化したシステムを開発。
生命保険関連システム開発
生命保険会社向けの業務システムを開発。
保守・運用・組込開発
システムの保守・運用、および組込ソフトウェアの開発を行う。

03建設・住宅・鉄道(建設土木)主力

戸建て・マンション・ビル等の地盤調査・地盤改良工事、沈下修正工事、場所杭打ち工事、鉄道土木工事、測量、土質調査、地盤保証、住宅検査関連業務等を提供。

主な製品・サービス8
地盤調査・地盤改良工事
建築物の地盤を調査し、必要に応じて改良工事を行う。住宅やビルの安全な地盤を確保する。
沈下修正工事
建物の不同沈下を修正し、建物を水平に戻す工事。
場所杭打ち工事
建築物の基礎を支える杭を現場で打設する工事。
鉄道土木工事
鉄道の線路や構造物に関する土木工事。
測量
土地の測量業務。
土質調査
地盤の土質を調査する業務。
地盤保証
地盤改良後の性能を保証するサービス。
住宅検査関連業務
住宅の品質検査や関連する検査業務。

04教育分野等(人材サービス)準主力

主に教育分野等の専門人材を対象とした人材派遣および人材紹介事業。

主な製品・サービス2
人材派遣
教育分野等の専門人材を企業や学校に派遣するサービス。
人材紹介
教育分野等の専門人材を企業に紹介するサービス。

05その他(金融・M&A・ドローン等)その他

金融事業、M&Aアドバイザリー事業、ドローンを活用したデータ解析事業などを行うが、現在各会社の閉鎖等の手続きを進めており、セグメント廃止が予定されている。

製品と技術

コンサルティング事業におけるDX支援サービス

コンサルティング事業は、中央官庁・独立行政法人・地方公共団体を中心に、業務標準化やDX戦略立案を支援する。防災・教育DXなどの重点領域に強みを持ち、2026年3月期には売上高23億円を達成した。また、人材育成分野やシステムインテグレーション分野でもエンタープライズ顧客向け開発案件を獲得。AI活用の内製化により生産性を向上させている。株式会社フォーバルとの業務提携により中四国エリアの自治体DX支援体制を強化した。

システム開発事業のニアショア開発と金融系システム

システム開発事業では、ニアショア開発センターを活用したソフトウェア開発、Webシステム、マーケットデータシステム、外国為替関連システム、生命保険関連システムなどの開発保守を行う。2026年3月期の売上高は57億円。IoT機器分野では熱中症対策製品、またWindows10サポート終了に伴うWindows11移行需要を捉えた機器販売も展開。ガバメントクラウド対応も手掛ける。子会社NXTech(株)が中核となり、ITbookテクノロジー(株)等の統合を経て開発体制を強化した。

建設土木事業の地盤調査改良と特殊工法

建設土木事業は、地盤調査・改良、場所杭打ち工事、鉄道土木工事、土質調査などを手掛ける。独自工法として「NEW-EAGLE杭工法」を開発し、中高層マンションやホテル建設の需要を取り込む。また、狭小地でも大口径掘削が可能な「TBHリバースサーキュレーションドリル工法」および「BH工法」を展開。地盤総合保証「THE LAND」を販売する。2026年3月期の売上高は173億円と最大セグメントである。大手ゼネコンからの受注を中心に、首都圏の建設需要に対応。

人材事業と教育分野特化型サービス

人材事業は、教育分野を中心に専門人材の派遣・紹介を行う。教員不足が社会課題となる中、教員向け派遣・紹介サービスの提供体制を強化している。2026年3月期の売上高は44億円。製造業・流通業向けも手掛ける。2026年3月には子会社(株)アイニードを譲渡し、事業ポートフォリオの見直しを実施。株式会社Schooとの資本業務提携により、SES人材のリスキリングやAI・DX人材育成を推進。グループ横断での採用・育成・配置機能の強化を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

建設業で中規模、インフラ補修で存在感

建設業界に属し、主に道路・橋梁などのインフラ補修・維持管理を手掛ける。売上高は約289億円で、同業のショーボンドHD(約600億円)とミライト・ワン(約3000億円)の中間に位置。営業利益率は1.04%と低いが、3.72%への改善見通し。老朽化インフラ需要を追い風に、安定した受注が見込める。ただし収益性は依然として低く、競合ひしめく。

強み

  • 国内の道路・橋梁の老朽化が進み、補修・更新需要が中期的に拡大する。
  • 長年にわたる補修工事の実績と技術蓄積があり、官公需で高い評価を得ている。
  • 公共工事を中心に定期的な受注が見込め、売上が大きく変動しにくい。
  • 営業利益率が今後改善する計画で、効率化や高付加価値工事へのシフトが進む。

課題

  • 営業利益率が1%程度と非常に低く、コスト上昇や競争激化でさらに悪化するリスク。
  • 建設業界全体で人手不足が深刻で、技術者確保や労務費上昇が収益を圧迫。
  • ショーボンドやミライト・ワンなど大手との競争が激しく、価格競争に陥りやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がSAAFホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1604Aビーエイブル112億円23.6倍
21434JESCOホールディングス111億円7.3倍
31853森組108億円11.6倍
41905テノックス105億円10.1倍
51401エムビーエス105億円16.8倍
61447SAAFホールディングス103億円22.3倍
71418インターライフホールディングス99億円10.9倍
8407AUNICONホールディングス94億円
91844大盛工業90億円17.2倍
101997暁飯島工業85億円7.8倍
111420サンヨーホームズ85億円5.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

共同株式移転による設立とマザーズ上場

2018年10月、ITbook(株)(現連結子会社)とサムシングホールディングス(株)の共同株式移転により、当社が設立された。同日、東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場。設立初年度の2019年3月期連結決算では売上高113億円、営業利益は非開示ながら当期純損失1億円を計上した。持株会社として両グループの事業を統括し、以後のM&A推進の足掛かりとした。

子会社取得と吸収合併によるグループ再編(2019-2021)

2019年6月、(株)アースプライムを連結子会社化。2020年2月にITbookテクノロジー(株)(後のNXTech)を設立し、同年4月にはデータテクノロジー(株)など複数子会社の株式を同社へ譲渡。2020年10月から11月にかけて、ITbookテクノロジーを存続会社とする吸収合併でグループを統合。2021年3月にはNEXT(株)を直接子会社化し、第三者割当増資を実施。同年6月には(株)サムシングがサムシングホールディングスを吸収合併し、グループ内の再編が進んだ。

建設土木事業への本格参入と子会社拡充(2022-2023)

2022年2月、(株)サムシングが(株)東名の株式80%を取得し、建設土木事業の強化を図った。2023年3月には東京アプリケーションシステム(株)を直接子会社化。同年4月にはジオサイン(株)を直接子会社化。同年10月、NEXT(株)がフロント・アプリケーションズ(株)を吸収合併し、システム開発事業の再編を実施。同年12月にはみらい(株)や(株)アイニード、(株)イストを直接子会社化し、事業ポートフォリオを拡大した。

商号変更とセグメント再編(2024)

2024年3月、みらい(株)がB&W(株)を、東京アプリケーションシステム(株)が東北ITbook(株)をそれぞれ吸収合併。同年4月にはNEXT(株)がITbookテクノロジー(株)を吸収合併し、名称をNXTech(株)に変更。同年8月、みらい(株)がクリードパフォーマンス(株)を吸収合併。同年9月、持株会社の商号をITbookホールディングス(株)からSAAFホールディングス(株)に変更。同時にITloan(株)を存続会社として信栄保険サービス(株)に商号変更するなど、グループの統一ブランド化を進めた。

事業譲渡とセグメントの見直し(2025-2026)

2025年4月、東京アプリケーションシステム(株)が(株)コスモエンジニアリングを吸収合併。同年9月、(株)サムシングが所有する(株)東名やJAPANEL HOME (CAMBODIA) CO.,LTD.などを直接子会社化し、海外子会社を含む事業整理を進めた。2026年3月、人材事業の一部であった(株)アイニードの全株式を富士ロジテックホールディングスに譲渡。同年度より報告セグメントを4つに変更し、その他事業の廃止を予定している。

年表31件を開く

2010年代

  • 2018年10月上場ITbook(株)(現 連結子会社)およびサムシングホールディングス(株)が共同株式移転の方法により当社を設立し、当社の普通株式を東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場
  • 2019年6月M&Aサムシングホールディングス(株)が(株)アースプライム(現 連結子会社)の株式(100%)を取得し連結子会社化

2020年代

  • 2020年2月東京都港区にITbookテクノロジー(株)(現 NXTech(株):連結子会社)を設立
  • 2020年4月ITbook(株)(現 連結子会社)が所有するデータテクノロジー(株)、エスアイ技研(株)、(株)RINETの全株式をITbookテクノロジー(株)(現 NXTech(株):連結子会社)へ譲渡
  • 2020年10月M&AITbookテクノロジー(株)(現NXTech(株):連結子会社)を存続会社、同社が保有する(株)RINET、エスアイ技研(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2020年11月M&AITbookテクノロジー(株)(現 NXTech(株):連結子会社)を存続会社、同社が保有するデータテクノロジー(株)、(株)プロネットを消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2021年3月ITbook(株)(現 連結子会社)が所有するNEXT(株)(現 NXTech(株):連結子会社)の全株式を取得し直接子会社とし、当社を割当先とする第三者割当増資による新株を発行
  • 2021年3月(株)サムシング(現 連結子会社)が(株)ジオプロ(現(株)kiipl&nap:連結子会社)の株式(100%)を取得
  • 2021年6月M&A(株)サムシング(現 連結子会社)を存続会社、サムシングホールディングス(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2021年7月(株)ジオプロが(株)サムシング(現 連結子会社)および長崎放送(株)を割当先とする第三者割当増資を実施し、会社名を(株)kiipl&nap(現 連結子会社)へ変更
  • 2021年7月M&AITbookテクノロジー(株)(現 NXTech(株):連結子会社)を存続会社、同社が保有する(株)システムハウスわが家を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2021年7月当社およびITloan(株)(現 信栄保険サービス(株):連結子会社)の共同出資により、栃木県栃木市に信栄保険サービス(株)を設立
  • 2022年2月(株)サムシング(現 連結子会社)が(株)東名(現 連結子会社)の株式(80%)を取得
  • 2022年7月本店を東京都江東区に移転
  • 2023年3月M&AITbook(株)(現 連結子会社)が所有する東京アプリケーションシステム(株)(現 連結子会社)、(株)コスモエンジニアリング、フロント・アプリケーションズ(株)の全株式を取得し直接子会社化
  • 2023年4月M&A(株)サムシング(現 連結子会社)が所有するジオサイン(株)(現 連結子会社)の全株式を取得し直接子会社化
  • 2023年10月M&ANEXT(株)(現 NXTech(株):連結子会社)を存続会社、フロント・アプリケーションズ(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2023年12月M&AITbook(株)(現 連結子会社)が所有する連結子会社みらい(株)(現 連結子会社)、(株)アイニードおよび(株)イスト(現 連結子会社)の全株式を取得し直接子会社化
  • 2023年12月M&A(株)サムシング(現 連結子会社)が所有する(株)GIR(現 連結子会社)およびSomething Re.Co.,Ltd.(現 連結子会社)の全株式を取得し直接子会社化
  • 2024年3月M&Aみらい(株)(現 連結子会社)を存続会社、B&W(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2024年3月M&A東京アプリケーションシステム(株)(現 連結子会社)を存続会社、東北ITbook(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2024年4月M&ANEXT(株)(現 NXTech(株):連結子会社)を存続会社、ITbookテクノロジー(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2024年4月M&A(株)サムシング(現 連結子会社)が所有する(株)アースプライム(現 連結子会社)の全株式を取得し直接子会社化
  • 2024年8月M&Aみらい(株)(現 連結子会社)を存続会社、クリードパフォーマンス(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2024年9月商号変更ITbookホールディングス(株)からSAAFホールディングス(株)に商号変更
  • 2024年9月M&AITloan(株)を存続会社、信栄保険サービス(株)を消滅会社とする吸収合併を実施。ITloan(株)から信栄保険サービス(株)(現 連結子会社)に商号変更
  • 2024年9月商号変更NEXT(株)がNXTech(株)(現 連結子会社)に商号変更
  • 2024年12月(株)ユーシン(現 連結子会社)の全株式を取得
  • 2025年4月M&A東京アプリケーションシステム(株)(現 連結子会社)を存続会社、(株)コスモエンジニアリングを消滅会社とする吸収合併を実施
  • 2025年9月M&A(株)サムシング(現 連結子会社)が所有する(株)東名(現 連結子会社)、JAPANEL HOME (CAMBODIA) CO.,LTD.(現 連結子会社)およびSOMETHING VIETNAM CO.,LTD.(現 連結子会社)の全株式を取得し直接子会社化
  • 2026年3月(株)アイニードの全株式を(株)富士ロジテックホールディングスに譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    デジタルプロバイダーへの進化

    コンサルティング、システム開発、人材事業の連携により、DX戦略立案からシステム開発、運用支援、人材提供まで一貫提供する体制を構築し、高付加価値案件の獲得と収益性向上を図る。

  2. 02

    人材プラットフォームの構築

    グループ横断で採用・育成・配置機能を強化し、既存SES人材のリスキリングによる高付加価値化、AI・DX人材の育成、自治体向けDX支援人材の拡充などを推進する。

  3. 03

    建設DXの推進

    地盤関連サービスで培った技術力や顧客基盤を活かし、ICT、AI、IoT等のデジタル技術を活用して現場業務の効率化やインフラ維持管理の高度化に資するサービスを展開する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で1,315人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は790万円で、7期前と比べて+26.1%平均年齢は52.0歳、平均勤続年数は2.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月62743.00.51,433
2020年3月66343.01.52,032
2021年3月60846.01.92,106
2022年3月60654.01.22,351
2023年3月76656.00.92,461
2024年3月75252.01.42,384
2025年3月77049.01.72,32813
2026年3月79052.02.01,31584

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 16 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社(東京都 江東区)千葉支店ほか27支店1,317百万円
建設土木事業
本社 — 東京都 江戸川区576百万円
建設土木事業
本社 — 東京都 東村山市415百万円
建設土木事業
本社 — 東京都江東区206百万円
本社 — 東京都 港区57百万円
システム開発事業
本社 — 新潟県 新潟市 中央区6百万円
システム開発事業
本社 — 東京都 江東区5百万円
コンサルティング事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ITbook㈱(注)2
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サムシング(注)3
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    みらい㈱
    広島県広島市
    議決権100.0%
  • 国内
    東京アプリケーションシステム㈱
    新潟県新潟市
    議決権100.0%
  • 国内
    NXTech㈱(注)3
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱イスト
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱GIR
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 海外
    Something Re.Co.,Ltd
    マレーシア国ラブアン島
    議決権100.0%
  • 国内
    ジオサイン㈱
    東京都千代田区
    議決権53.6%
  • 国内
    信栄保険サービス㈱
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    M&Aマックス㈱
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アースプライム(注)2
    東京都東村山市
    議決権100.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • ㈱東名東京都調布市100%
  • ㈱kiipl&nap東京都江東区100%
  • ㈱ユーシン(注)2東京都江戸川区100%
  • SOMETHING VIETNAM CO.,LTD.ベトナム社会主義共和国ホーチミン市100%
  • JAPANEL HOME (CAMBODIA) CO.,LTD.カンボジア国プノンペン市100%
  • ㈱サムシング四国香川県高松市23%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は296億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.4%、利益が+266.7%。

売上高
+2.4%
296億円
営業利益
+266.7%
11億円
純利益
5億円
営業利益率
3.7%
前期比 +2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高283億円296億円
営業利益12億円11億円
純利益4億円5億円
1株あたり配当¥4.8¥4.8

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は67億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−2.9%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q877
2024年1Q6900.00
2024年2Q6900.0−2
2024年3Q7311.4−2
2024年4Q826
2025年2Q137−1−0.7−3
2025年4Q15242.62
2026年2Q14732.01
2026年4Q14985.44
2027年1Q6723.0−13

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年3月期からの8期で、売上は113億円から296億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
サムシングホールディングス(株)が(株)アースプライム(現 連結子会社)の株式(100%)を取得し連結子会社化
2019年3月1131−1
ITbookテクノロジー(株)(現NXTech(株):連結子会社)を存続会社、同社が保有する(株)RINET、エスアイ技研(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
2020年3月21211
(株)サムシング(現 連結子会社)を存続会社、サムシングホールディングス(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
2021年3月226−2−8
2022年3月2632−8
ITbook(株)(現 連結子会社)が所有する東京アプリケーションシステム(株)(現 連結子会社)、(株)コスモエンジニアリング、フロント・アプリケーションズ(株)の全株式を取得し直接子会社化
2023年3月30572
みらい(株)(現 連結子会社)を存続会社、B&W(株)を消滅会社とする吸収合併を実施
2024年3月29382
東京アプリケーションシステム(株)(現 連結子会社)を存続会社、(株)コスモエンジニアリングを消滅会社とする吸収合併を実施
2025年3月289311.0−1
2026年3月29611103.75

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高296億円のうち、営業利益として残るのは11億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の1.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.3%220億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.0%65億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.6pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.8pt
1.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.2pt
18.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが21億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は33億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年3月2−73−528
2020年3月7−146−729
2021年3月−9−1125−2035
2022年3月1−621−552
2023年3月4−5−18−133
2024年3月609648
2025年3月3−16−4−1330
2026年3月21−190233

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年3月期の総資産は172億円。このうち返さなくてよい自己資本が26億円で、自己資本比率は14.2%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年3月110268422.2
2020年3月1302610418.4
2021年3月1492512415.6
2022年3月1812215910.1
2023年3月1683013815.7
2024年3月1813115016.0
2025年3月1702814215.6
2026年3月1722614614.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
5億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
146億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率9 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE140社中14位あたり、逆に低いのは自己資本比率140社中139位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.1%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
14.2%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.4%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥420で、1年前と比べて+57.3%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥420+0.5%1ヶ月+19.3%1年+57.3%時価総額103億円
過去52週の値幅
安値¥230高値¥475

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.3倍
PER (会社予想)23.2倍
PBR9.41倍
配当利回り1.14%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月17日に404円と前日比+6.6%上昇。25日移動平均線(373円)を約8.3%上回り、75日線(322.63円)も大きく超えている。52週高値475円からは約15%下だが、52週安値230円からは約75.7%上昇。RSI65.22でやや強気。直近の出来高は454600株と急増しており、買いが活発。7月上旬に439円まで急騰した後調整したが、再び上昇基調。中期的には上昇トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERが18.79倍と同業界平均14.08倍を上回り、割高感がある。PBRは7.95倍と同業界平均1.51倍を大幅に上回り、株価純資産倍率は非常に高い。ROE18.08%と高収益だが、PBRの高さが収益力を上回る。配当利回り1.27%は同業界平均3.48%を下回り、株主還元も劣後。直近の業績は減収で、当期純利益は横ばい圏。同業界平均と比べ、収益性は良いものの、資産評価と配当の面で割高感が強い。ただし、ROEの高さは評価に値し、成長性に期待がある。総合的にやや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.3倍14.4倍
PER (予想)23.2倍
PBR9.41倍1.55倍
ROE18.1%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

当社は、建設セグメントで事業を展開するが、営業利益率が低位で推移してきた。強気派は、直近期の利益率改善(1.04%→3.72%)と純利益の黒字化を評価し、今後の事業効率改善に期待する。また、PBR7.95倍と高く、市場は将来の成長を織り込んでいる。一方、弱気派は、売上高が減少傾向(305億→289億)であり、業界の競争激化や人件費上昇が収益を圧迫する可能性を懸念する。市場の評価と実態のギャップが投資論点となる。

プラスに働く材料7
  • 利益率改善の兆し

    営業利益率が前期1.04%から3.72%へ改善、黒字化

  • 高PBRとROE

    PBR7.95倍、ROE18%超と市場の成長期待が高い

  • 業績見通しの増益

    2026/3期予想で経常利益5億円と前期比増益

  • 2026/3期営業利益11億円、前期比3.7倍通年影響

    営業利益は3億円から11億円、営業利益率は1.04%から3.72%に改善し収益力が大幅に高まる

  • 純損益が-1億円から5億円へ黒字転換通年影響

    最終損益は前期の赤字から黒字化し、純利益5億円で一株利益が大幅にプラス寄与

  • ROE18.08%と高収益、成長期待を支える継続影響

    PBR7.95倍ではあるがROE18.08%が収益性の高さを示し、成長期待を支える

  • 売上高296億円と3期ぶり増収通年影響

    売上高は289億円から296億円へ2.4%増加し、固定費を吸収して利益率改善に寄与

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率は改善したが3%台で、他社比低い水準

  • 売上高の停滞

    売上高は305億→289億と減少傾向にあり、成長乏しい

  • 過大評価の懸念

    PBR7.95倍はPER18.79倍と割高感があり、業績乖離リスク

  • 前期の営業利益3億円・利益率1.04%が低水準通年影響

    予想11億円は前期3億円の約4倍で、実現には大幅な改善が不可欠

  • 時価総額87億円と小型で需給変動大継続影響

    時価総額87億円と小規模で、わずかな売買で株価が乱高下しやすい

  • 配当利回り1.27%と低く株主還元が手薄継続影響

    配当利回り1.27%は低水準で、株主への利益還元が十分ではない

  • 株価は1年で+25.92%上昇し過熱感通年影響

    過去1年で25.92%上昇しており、短期的な利益確定売りが株価の重しになる

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益改善が継続するか、事業効率化の進捗を測る
売上高
受注環境や施工高の動向を確認するため
受注残高
将来の収入の安定性を評価するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり4.8いまの株価に対する利回りは1.14%。

年間配当
¥4.8
1株あたり
配当利回り
1.14%
いまの株価に対して
配当性向
26.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥4.8

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,573人。区分でいちばん多いのは個人・その他66.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が23.1%を占め、残る76.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他85.770.876.884.871.366.2
事業法人4.312.013.07.610.421.5
証券会社7.38.18.04.914.69.0
金融機関0.90.70.71.20.71.6
外国法人1.58.21.30.92.71.4
自己株式0.10.10.10.00.3
外国人個人0.20.20.20.40.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01FP成長支援F号投資事業有限責任組合7.44
02前 俊守5.80
03合同会社YN企画4.38
04株式会社TMフィナンシャルストラテジー3.23
05ミツワ樹脂工業株式会社2.54
06松井証券株式会社2.44
07イーグルファンドSP4号有限責任事業組合2.24
08広田証券株式会社2.05
09サンネクスタグループ株式会社1.91
10楽天証券株式会社共有口1.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-27
    ミツワ樹脂工業株式会社取締役社長 平野 正浩
    新規の大量保有報告
    9.99%
    +3.04pt
  • 2026-07-23
    ミツワ樹脂工業株式会社取締役社長 平野 正浩
    新規の大量保有報告
    6.95%
    +1.92pt
  • 2026-07-17
    ミツワ樹脂工業株式会社取締役社長 平野 正浩
    新規の大量保有報告
    5.03%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+493%、1株純資産は8期で−19%。直近期のROEは18.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2019年3月−5124
2020年3月41213.478.6
2021年3月−42108
2022年3月−3682
2023年3月71097.356.7
2024年3月81186.634.3
2025年3月−5108
2026年3月1910018.120.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額130百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
左奈田直幸代表取締役6413,156
坂口岳洋取締役5512,000
和田洋取締役614,800
塚本勲取締役8317,800
森本千賀子取締役56
仲岡一紀取締役66
馬場乃里子取締役45
西山靖常勤監査役62
三谷総雄監査役82
青木伸文監査役5210,000
本間裕二731,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)610010017
社外取締役621214
監査役1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,031字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、連結子会社17社、非連結子会社1社、関連会社1社で構成され、セグメントとしてコンサルティング事業、システム開発事業、人材事業、建設土木事業を営んでおり、2026年3月末時点のセグメントの概要は次のとおりであります。 また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 なお、次の5事業は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 セグメントの名称   概要 コンサルティング事業   官公庁や民間企業等に対して、業務および情報システムの総合的な整理・再構築を提案し、組織的な戦略目標の達成を支援しております。 システム開発事業   新規システム開発、ニアショア開発、ハードウェアの販売、Webシステム開発、マーケットデータシステム開発、外国為替関連システム開発、生命保険関連システム開発ならびに保守、運用および組込開発を行っております。 人材事業   主に教育分野等専門人材の人材派遣および人材紹介事業を行っております 建設土木事業   戸建て・マンション・ビル等の地盤調査・地盤改良工事・沈下修正工事・場所杭打ち工事・鉄道土木工事・測量・土質調査・地盤保証・住宅検査関連業務等を行っております。 その他事業   金融事業、M&Aアドバイザリー事業およびドローンを活用したデータ解析事業等を行っております。なお、「その他事業」については、各会社の閉鎖等の手続きを進めており、セグメントの廃止を予定しております。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの変更を行っております。 (1)変更内容 主な変更点は、NXTech株式会社については、これまで「システム開発事業」と「人材事業」に分けておりましたが、「システム開発事業」へ全て移行し、「建設テック事業」についても「システム開発事業」に統合いたします。また、「保証検査事業」と「海外事業」については、「地盤調査改良事業」へ統合し、セグメントの名称を「建設土木事業」へ変更いたします。「その他事業」については、各会社の清算等完了後に廃止予定となります。 (2)変更の概要 提出日現在における事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,853字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針等 <パーパス> 当社グループは、「持続可能な社会の実現とグループの持続的企業価値成長を目指す ― 様々な社会課題に対してソリューションを提供する企業 ―」をパーパスとして掲げております。 <経営理念> ICT技術・DXにより社会インフラの効率的、効果的付加価値の向上及び社会貢献を目指す。 <経営基本方針> 1.成長基盤は社員自身であること 社員・役員自身の自己研鑽、タフアサインメント、見聞、感動体験にこそSAAFホールディングスグループの成長基盤はある 2.ガバナンス経営の実践 ガバナンス(企業統治)体制があってこそ公器としての企業があり、資本市場からの信頼が得られることを認識し続けること 3.社員とその家族の安心と希望の実現 会社が存続、成長し続けること、社員の皆が自身の成長を託せると自信を持てること、働きがいと成果を家族と共有できること (2)経営環境 <コンサルティング事業およびシステム開発事業> 企業や官公庁・自治体におけるDX推進を背景に、国内DX投資市場は拡大が見込まれております。また、AIやロボット等のデジタル技術の活用拡大に伴い、デジタル人材への需要は急速に高まっている一方で、人材不足は一層深刻化しております。 <人材事業> デジタル人材に加え、教育分野における教員不足も社会課題となっており、人材の確保・育成に対するニーズは高まっております。 <建設土木事業> 建設土木事業においては、新設住宅着工戸数が低水準で推移する一方、高度経済成長期に整備された社会インフラの老朽化に伴う維持管理・更新需要が拡大しております。また、建設業界では人手不足を背景として、ICT、AI、IoT等を活用した建設DXへの取組みが加速しております。 このような経営環境のもと、当社グループは社会課題の解決を成長機会と捉え、事業ポートフォリオの変革および収益基盤の強化に取り組んでおります。 (3)経営戦略等 当社グループは、前中期経営計画の未達要因および事業環境の変化を踏まえ、事業ポートフォリオの見直しと成長戦略の再構築を進め、2027年3月期を初年度とした新たな中期経営計画 MTG2028を策定いたしました。 中期経営計画MTG2028では、「現場デジタルプロバイダー」への進化を基本方針として掲げ、コンサルティング事業、システム開発事業、人材事業および建設土木事業の連携を強化し、ICT技術・DXを活用したソリューションの提供を通じて社会課題の解決を目指しております。 当社グループは、中期経営計画MTG2028に基づき、以下の戦略を重点的に推進してまいります。 ① デジタルプロバイダーへの進化 企業や自治体におけるDX需要は拡大を続けている一方、DX構想策定や要件定義を担う高度デジタル人材は不足しております。当社グループは、コンサルティング事業、システム開発事業および人材事業を連携させることで、DX戦略立案からシステム開発、運用支援、人材提供までを一貫して提供できる体制の構築を進めております。 これにより、顧客の課題解決を支援するとともに、高付加価値案件の獲得および収益性向上を図ってまいります。 ② 人材プラットフォームの構築 デジタル人材不足が社会課題となる中、当社グループは事業成長の基盤となる人材プラットフォームの構築を重要戦略として位置付けております。 2026年3月に公表した株式会社Schooとの資本業務提携を活用し、既存SES人材のリスキリングによる高付加価値化、AI・DX人材の育成、自治体向けDX支援人材の拡充および教育人材の高度化を推進しております。また、グループ横断での採用・育成・配置機能を強化することで、持続的な成長を支える人材基盤の構築を進めてまいります。 ③ 建設DXの推進 建設土木事業においては、新設住宅着工戸数の減少や建設業界における人手不足を背景に、量的拡大から付加価値向上および生産性向上を重視する事業環境へと変化しております。また、高度経済成長期に整備された社会インフラの老朽化に伴い、維持管理および更新需要の拡大が見込まれております。 当社グループは、地盤関連サービスで培った技術力や顧客基盤を活かし、ICT、AI、IoT等のデジタル技術を活用した建設DXを推進しております。現場業務の効率化やインフラ維持管理の高度化に資するサービスを展開し、「現場デジタルプロバイダー」として新たな事業機会の創出を図ってまいります。場の生産性向上およびインフラ維持管理の高度化に資する建設DXソリューションの提供を推進してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な企業価値向上を実現するため、売上高および営業利益を重要な経営指標として位置付けるとともに、資本効率の向上を重要な経営課題として認識しております。 中期経営計画MTG2028においては、「現場デジタルプロバイダー」への進化を基本方針とし、事業ポートフォリオの変革および収益性の向上を推進しております。特に、高付加価値サービスへのシフト、人材プラットフォームの構築および建設DXの推進を通じて、持続的な成長と収益基盤の強化を図ってまいります。 また、当社グループは営業利益率を重要な収益性指標として位置付けており、中長期的には売上高営業利益率5%以上の安定的な達成を目指しております。 これらの指標の達成に向け、既存事業の収益力向上、新規事業の創出等を通じて、企業価値の向上に取り組んでまいります。 (5)対処すべき課題 ① ガバナンス体制の強化 当社は、過年度に発生した連結子会社における不適切な会計処理事案を厳粛に受け止め、再発防止策の継続的な実施および運用強化を進めております。また、前中期経営計画の未達についても、事業環境の変化への対応の遅れに加え、グループガバナンス機能の不全による経営判断および業務執行の停滞が要因の一つであったと認識しております。 このような課題認識のもと、当社グループは経営の透明性向上および迅速な意思決定体制の構築を重要な経営課題として位置付けております。2025年6月の経営陣刷新以降、グループ経営管理機能の強化およびガバナンス体制の再構築を進めており、取締役会の監督機能強化、内部監査機能の充実およびグループ会社管理の強化を通じて、内部統制体制の実効性向上に取り組んでまいります。 ② 収益体質の改善 当社グループを取り巻く事業環境は、人件費や資材価格の上昇等の影響を受けており、持続的な成長のためには収益力の向上が重要な課題であると認識しております。 建設土木事業においては、高付加価値案件へのシフト、地域密着型営業の強化および適正な価格転嫁を推進するとともに、現場業務のデジタル化による生産性向上に取り組んでおります。また、グループ全体において不採算事業の整理、固定費の最適化および業務効率化を進めることで、収益性の向上を図ってまいります。 ③ 人材の確保・育成 当社グループの持続的な成長のためには、事業の競争力の源泉となる人材の確保および育成が重要であると認識しております。 コンサルティング事業およびシステム開発事業におけるDX・AI人材、建設土木事業における技術者の確保を進めるとともに、グループ横断での採用活動、人事制度の整備および教育研修の充実に取り組んでおります。 また、人材プラットフォーム機能の強化を通じて既存人材のリスキリングを推進し、AI・DX分野を中心とした高付加価値人材の育成を進めてまいります。 ④ グループ経営管理体制の強化 事業持株会社体制への移行を見据え、グループ各社の管理体制の高度化および経営資源の最適配分を推進してまいります。 ⑤ 競争優位性の確立 各事業分野において競争環境が激化する中、当社グループは「現場デジタルプロバイダー」戦略のもと、ICT、AIおよびIoT等のデジタル技術を活用した独自サービスの開発を推進しております。 建設土木事業、DX関連事業および人材事業の連携による高付加価値サービスの提供を通じて差別化を図るとともに、地盤関連データの活用や現場DXソリューションの展開を進め、価格競争に依存しない事業基盤の構築に取り組んでまいります。 ⑥ 今後の見通し 2027年3月期の通期業績予想につきましては、当初の計画から変更しており、売上高28,327百万円、営業利益1,200百万円、経常利益1,050百万円、親会社株主に帰属する当期純利益441百万円を見込んでおります。 (単位:百万円) 2025年3月期 実績   2026年3月期 実績   2027年3月期 予想 売上高   28,855   29,580   28,327 営業利益   333   1,093   1,200 経常利益   142   1,001   1,050 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)   △129   460   441
事業等のリスク3,530字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループでは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避および発生時の対応に全力で対処する方針でありますが、当社株式に対する投資判断は、以下の記載事項および本項以外の事項についても、慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。また、以下の記載事項は当社株式への投資に関連するリスクの全てを網羅するものではありません。 なお、文中における将来に関する内容は、当連結会計年度の末日において、当社が判断したものであります。 [方針] 当社グループでは、事業活動に伴うリスクを適切に把握・評価し、迅速な対応および再発防止を図るため、リスクコンプライアンス委員会を設置しております。各グループ会社におけるリスク情報の収集および共有を行い、その内容を取締役会へ報告することで、グループ全体のリスク管理体制の強化に努めております。 また、2025年6月の経営体制刷新以降、グループ経営管理機能および内部統制体制の強化を進めており、「関係会社管理規程」に基づく管理体制の整備、内部監査機能の強化ならびにコンプライアンス教育の継続的な実施に取り組んでおります。 重要なリスク事象が発生した場合には、リスクコンプライアンス委員会および取締役会を速やかに開催し、必要な対応策を決定・実行する体制を整備しております。 (1)グループ企業に対する管理強化 当社グループの事業規模および事業領域が拡大する中で、グループ会社に対する経営管理体制の強化は重要な経営課題であると認識しております。グループ各社との情報共有の徹底、管理部門の効率化および内部統制機能の強化を推進するとともに、2027年3月期より予定している事業持株会社体制への移行を見据え、グループ経営管理機能の高度化に取り組んでおります。 しかしながら、グループ管理体制の整備や各社との連携が十分に機能しない場合には、経営効率の低下や管理コストの増加等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2)人材の確保について 当社グループが持続的な成長を実現するためには、コンサルティング事業およびシステム開発事業におけるITコンサルタント、プロジェクトマネージャーおよびシステムエンジニア等の高度デジタル人材の確保が重要となります。また、AI技術の普及およびDX需要の拡大に伴い、これらの人材獲得競争は一層激化しております。 さらに、建設土木事業においては、施工品質の維持および事業拡大のため、専門技術を有する現場技術者を継続的に確保する必要があります。 当社グループでは、採用活動の強化に加え、人材プラットフォーム機能の強化を通じた既存人材のリスキリング、教育研修制度の充実および人事制度の整備を進めております。しかしながら、必要な人材の確保または育成が計画どおり進まない場合や、優秀な人材が流出した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3)製品・サービスの瑕疵について 建設土木事業における地盤調査改良事業は、建築基準法および住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)をはじめとする各種法令等に準拠した品質管理基準により万全を期しております。しかしながら、当社グループが予見できない瑕疵又は重大な過失による施工不良、並びに調査ミス等での多額の損害賠償請求等を受けた場合には、業績に影響を与える可能性があります。また、保証検査事業についても、JIS規格に定められた調査方法に、より正確を期すためにシステム化された厳密な条件を採用して作成された調査データにより審査し、保証の可否を判定しておりますが、保証に際して確認した地盤調査データについて、現在の調査技術においても予見できない原因や、重大な過失による調査データの見過ごし、審査ミス等により多額の損害賠償、保証請求等を受けた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)検収時期の遅延等による業績への影響について システム開発事業は、検収時期の遅延等によって売上計上時期が計画より遅れることがあります。その場合には、利益計画を達成できない可能性があります。 (5)情報のセキュリティ管理について 当社グループは、事業活動を通じて顧客の機密情報および個人情報を取り扱っております。特にシステム開発事業においては顧客の重要な技術情報や業務情報を取り扱い、建設土木事業および保証検査事業においても個人情報を含む顧客情報を保有しております。 当社グループでは、情報管理規程の整備、従業員教育の実施、アクセス権限管理および外部委託先管理等を通じて情報セキュリティ対策を実施しております。また、近年増加しているサイバー攻撃やランサムウェア等の脅威への対応強化にも取り組んでおります。 しかしながら、不正アクセス、サイバー攻撃、情報漏洩等が発生した場合には、顧客からの損害賠償請求や社会的信用の低下等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (6)原材料の市況変動 建設土木事業は、仕入れる材料として、主にセメントと建設用の鋼材を使用しております。当社グループは、業容の拡大に伴い仕入数量が増加しているため、供給業者との定期的な交渉を通じて仕入単価の低減に取り組んでおります。しかしながら、需給逼迫等により材料価格が高騰し、工事受注価格に材料費の上昇分を転嫁できない場合には、業績に影響を与える可能性があります。 (7)未回収リスクについて 当社グループは、売上債権の総資産に占める割合は概して高い水準にあり、当連結会計年度末で32.4%となっております。取引先の資金繰り状況等により売掛債権の未回収が発生した場合には、貸倒引当金が増加すること等が原因で、業績に影響を与える可能性があります。 (8)有利子負債の依存度について 当社グループの設備取得資金および運転資金は主に金融機関からの借入金によって調達しております。このため、総資産に占める有利子負債の割合は当連結会計年度末で57.9%となっております。経済・金融情勢等によって市場金利が上昇した場合には、業績に影響を及ぼすこととなります。 また何らかの理由により借入が実行できなくなった場合には、事業活動に影響を与える可能性があります。 (9)投資・M&Aに関して 当社グループは、「現場デジタルプロバイダー」戦略の実現に向け、既存事業とのシナジー創出および事業基盤の強化を目的として、必要に応じて投資およびM&Aを検討・実施しております。 当社は、対象企業や新規事業領域等の投資先について詳細な調査を行い、十分にリスクを検討することとしておりますが、事前に把握できなかった問題が判明する可能性や、投資先企業の業績変動により当社グループが保有する有価証券などの評価が大幅に下落し評価損を計上または追加的な支出が発生する可能性があります。買収、事業提携、およびその他戦略的投資並びに各事業に係る固定資産の取得および保有に関しては、「投融資委員会」において投資経済性評価を実施して投資回収とリスクの精査を行っておりますが、市場動向等の理由によって事業収益性が低下し、対象となる資産が十分なキャッシュ・フローを創出できないと判断される場合は減損の認識が必要となることがあります。これらの状況が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)訴訟 当社グループは事業領域を多岐に展開しており、取引先等との間の訴訟を含む様々な訴訟が提起される可能性があります。訴訟対応コストがかさむ場合、当社グループに不利益な判決、決定または判断等がなされる場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)事故・災害等による影響 当社グループは操業安全と事業継続性の確保を掲げ、災害や事故の未然防止の対策を策定しておりますが、当社グループが事業展開を行っている各地域における地震や津波、洪水といった大規模な自然災害や感染症の世界的な大流行があった場合、当社グループのみに限定されず、電力、ガスなどのインフラ被害や原材料の調達・物流など広範におけるサプライチェーンへの被害により、事業の中断につながる可能性があります。これらの状況が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,691字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」と いう。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調を継続しております。一方、原材料価格の高止まりに加え、米中の通商政策や中東情勢の悪化等による影響が懸念されるなど、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの主軸事業の一つである情報サービス業界は、レガシーシステムからの脱却や社会的なDX化の動きは継続し、クラウドコンピューティングの普及拡大、ビックデータやAIの活用拡大、IoTの推進等、IT投資に取り組む企業の意欲は旺盛であり、2026年1月度および2月度の情報サービス業の売上高合計は前年同月比7.0%増(出典:「サービス産業動態統計調査」総務省統計局)となりました。一方で、技術者の人材不足は続いており、人材確保と育成が急務となっております。 もう一つの主軸事業である建設業界は、公共投資や企業の建設投資意欲は引き続き底堅く推移しております。一方、住宅市況においては、2025年4月に施行された建築基準法・建築物省エネ法改正に伴う建築確認審査の遅れ等により、新設住宅着工数は物価高によるコストの増加、2025年4月に施行された建築基準法改正による駆け込み着工からの反動により大幅に減少し、前年同期比14.3%減(出典:「建築着工統計調査」国土交通省)となりました。また、人件費や建設資材価格が高水準で推移しており、DX等を利用した生産性改善が喫緊の課題となっており、IT投資意欲は旺盛に推移しております。 このような環境のもと、当社グループは、企業価値の向上を目指し、各セグメントの事業を推進してまいりました。 当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高は29,580,675千円(前期比102.5%)、売上総利益は7,569,991千円(前期比105.7%)、販売費及び一般管理費は6,476,125千円(前期比94.8%)、営業利益は1,093,865千円(前期比327.5%)、経常利益は1,001,811千円(前期比701.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は460,240千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失129,176千円)となりました。 (単位:千円) 2025年3月期   2026年3月期   増減額   前期比(%) 売上高   28,855,658   29,580,675   725,017   102.5% 売上総利益   7,163,256   7,569,991   406,734   105.7% 販売費及び一般管理費   6,829,256   6,476,125   △353,131   94.8% 営業利益   333,999   1,093,865   759,865   327.5% 経常利益   142,814   1,001,811   858,996   701.5% 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属す る当期純損失(△)   △129,176   460,240   589,417   - セグメントの業績は次のとおりであります。 (a)コンサルティング事業 コンサルティング事業は、中央官庁・独立行政法人・地方公共団体向けの標準化支援に加え、防災・教育DX等の重点領域における受注が引き続き拡大し、増収となりました。加えて、人材育成分野およびシステムインテグレーション分野では、エンタープライズ顧客を中心とした開発案件の獲得が進展いたしました。 新規事業である人材紹介分野については、地方企業を中心に取引先が拡大するとともに、地方公共団体向けサービスの提供も開始し、収益貢献が進展いたしました。 収益面では、AI利活用の推進や内製化の進展により生産性および案件収益性が向上し、利益率の改善が進みました。 さらに、株式会社フォーバルとの業務提携により、中四国エリアを起点とした自治体および地域企業のDX推進体制を強化いたしました。 この結果、コンサルティング事業の売上高は2,276,290千円(前期比114.1%)、セグメント利益は254,572千円(前期比102.1%)となりました。 (b)システム開発事業 システム開発事業は、ニアショア開発事業・ラボ開発事業を中心に、ソフトウェア開発およびIoT機器分野等での製品の開発・販売に努めました。 ソフトウェア開発においては、ガバメントクラウド対応需要、IoT機器分野においては、熱中症対策需要、機器販売においては、Windows10サポート終了に伴うWindows11への駆け込み需要を積極的に取り組みました。 この結果、システム開発事業の売上高は5,681,013千円(前年比104.5%)、セグメント利益は195,786千円(前期比96.0%)となりました。 (c)人材事業 人材事業においては、製造業・流通業を中心とした人手不足を背景に、新規受注が順調に進捗するとともに、社員を中心とした人員供給体制の強化により、増収となりました。また、教育分野においても、教員向け派遣・紹介サービスの提供体制強化を継続し、将来の売上基盤の拡充を進めております。 収益面では、マーケティング戦略の刷新、コスト構造の見直し等による体制最適化を推進し、成長投資を継続しながらも収益性の改善が進み、増益となりました。 なお、2026年3月2日付で、株式会社アイニードを譲渡しており、当該譲渡に伴い売上高には影響があるものの、利益面への影響は軽微であります。引き続き、経営資源の最適配分を通じた事業ポートフォリオの見直しを進めております。 この結果、人材事業の売上高は4,427,981千円(前期比105.1%)、セグメント利益は150,401千円(前期比106.0%)となりました。 (d)建設土木事業 地盤調査改良事業は、建築基準法改正に伴う市場の遅延影響を受ける中、単価向上および顧客層の拡大に向けた施策を実施いたしました。首都圏で増加する中高層マンションやホテルの建設需要を捉え、大型重機の設備投資を計画的に進め、「NEW-EAGLE杭工法」の受注拡大に取り組みました。また、九州エリアの拠点再編に続き、東北エリアでの設備配置と物流網の見直しによるコスト構造の見直しを行い、コスト面での改善効果が進展いたしました。 鉄道関連の土木基礎専門工事事業は、大手ゼネコンからの受注工事を中心に、狭小地や低空間等の制約条件下でも大口径掘削が可能な「TBHリバースサーキュレーションドリル工法」および「BH工法」の受注拡大に注力いたしました。 土質調査試験事業は、大手ゼネコンによるダム建設工事や大規模造成工事、国策に係る造成工事等における盛土品質管理・土質試験の受託に加え、国および地方自治体による地質調査業務の受注拡大に努めました。 保証検査事業は、地盤総合保証「THE LAND」の販売促進をはじめ、セカンドオピニオン地盤保証、住宅完成保証の受注拡大に取り組みました。 海外事業につきましては、ベトナムにおける事業の見直しにより、赤字幅が前年同期比より大幅に縮小いたしました。 この結果、建設土木事業の売上高は17,179,647千円(前期比101.2%)、セグメント利益は237,859千円(前期はセグメント損失△53,982千円)となりました。 (e)その他事業 金融事業、M&Aアドバイザリー事業、およびドローンを活用したデータ解析事業等の売上高の総計は、15,742千円(前期比6.8%)、セグメント損失は△6,376千円(前期はセグメント損失△101,588千円)となりました。 なお、「その他事業」については、各会社の清算等の手続きを進めており、セグメントの廃止を予定しております。 (単位:千円) 2025年3月期   2026年3月期   増減額   前期比(%) 売上高   構成比(%)   売上高   構成比(%) コンサルティング事業   1,994,244   6.9   2,276,290   7.7   282,046   114.1 システム開発事業   5,434,860   18.8   5,681,013   19.2   246,152   104.5 人材事業   4,212,841   14.6   4,427,981   14.9   215,140   105.1 建設土木事業   16,982,367   58.9   17,179,647   58.1   197,279   101.2 その他   231,344   0.8   15,742   0.1   △215,601   6.8 合計   28,855,658   100.0   29,580,675   100.0   725,017   102.5 ② 当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は3,264,028千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動の結果、獲得した資金は2,069,349千円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益947,210千円の計上等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動の結果、使用した資金は1,880,651千円となりました。これは主に、投資有価証券の取得1,680,693千円による支出等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動の結果、獲得した資金は29,439千円となりました。これは主に借入れの返済による支出等による減少要因が、借入れによる収入等による増加要因を下回ったことによるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   15.6   16.0   15.6   14.2 時価ベースの自己資本比率(%)   56.6   35.2   48.4   55.9 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   24.5   17.9   31.8   4.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   4.8   7.0   1.9   12.4 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により計算しております。 3.キャッシュ・フローおよび利払いは、キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業キャッシュ・フロー」および「利息の支払額」を利用しております。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日   至 2026年3月31日) 生産高(千円)   前期比(%) コンサルティング事業   1,202,590   113.0 システム開発事業   3,652,209   220.2 合計   4,854,800   178.3 (注)1.金額は、当期総製造費用であります。 2.建設業では、生産実績を定義することが困難であるため、建設土木事業、並びに建設土木事業に付随する一部のシステム開発事業に関しては、記載しておりません。 3.人材事業では、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、記載しておりません。 (b)仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 仕入高(千円)   前期比(%) コンサルティング事業   -   - システム開発事業   585,691   106.4 合計   585,691   106.4 (注)1.金額は、仕入価格によっております。 2.建設業では、生産実績を定義することが困難であるため、建設土木事業、並びに建設土木事業に付随する一部のシステム開発事業に関しては、記載しておりません。 3.人材事業では、提供するサービスの性格上、仕入実績の記載に馴染まないため、記載しておりません。 (c)受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) コンサルティング事業   2,254,717   130.7   211,695   86.9 システム開発事業   5,680,973   169.5   1,395,496   303.5 合計   7,935,690   156.3   1,607,192   228.4 (注)1.建設土木事業では、受注が工事日の1日~2日前に確定することが多く、工期が数時間~数日と短く、金額が僅少な工事が多いため、その多くが日々の工事施工終了時に売上高を計上しております。したがって売上金額と受注実績はほぼ均衡しており、受注残高に重要性はないため記載を省略しております。 2.人材事業では、提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、記載しておりません。 (d)販売及び売上実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(千円)   前期比(%) コンサルティング事業   2,276,290   114.1 システム開発事業   5,681,013   104.5 人材事業   4,427,981   105.1 建設土木事業   17,179,647   101.2 その他事業   15,742   6.8 合計   29,580,675   102.5 (注)1.主要な相手先別の販売及び売上実績については、総販売実績に対する割合が100分の10以上となる相手先がないため、記載を省略しております。 2.セグメント間の取引は相殺消去しております。 3.建設土木事業、一部のシステム開発事業は請負形態を採っており、販売実績という定義は実態にそぐわないため、売上実績を記載しております。 建設業における受注工事高及び施工高の状況 (e)受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高 当社グループの建設土木事業では、受注が工事日の1~2日前に確定することが多く、また、工期が数時間~数日と短く、かつ、金額が僅少な工事が多いため、その多くが日々の工事施工終了時に売上高を計上しております。 また、連結会計年度末において受注工事の大半が完成しており、結果、当期完成工事高と当期受注高は毎期ほぼ同額であり、繰越工事高は僅少であります。従って、その金額に重要性はないため記載を省略しております。 (f)受注工事の受注方法別比率 工事受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 第7期連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   建設土木事業   99.7   0.3   100.0 第8期連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   建設土木事業   100.0   0.0   100.0 (注)1.百分比は請負金額比であります。 (g)完成工事高 期別   区分   官公庁(千円)   民間(千円)   計(千円) 第7期連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   建設土木事業   23,979   16,413,320   16,437,299 第8期連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   建設土木事業   6,808   17,172,839   17,179,647 (h)手持工事高(2026年3月31日現在) 当社グループは、継続的な施工の発注がなされることがありますが、受注金額が合理的に見積もれないため、前連結会計年度、当連結会計年度とも手持工事高の記載は行っておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に際し、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。当社グループはこれらの見積りについて過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性がある ため、これらの見積りと異なる場合があります。 詳細については、「第5経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 なお、特に以下の項目が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。 (a)固定資産の減損 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。将来この回収可能額が減少した場合、減損損失が発生し、親会社株主に帰属する当期純損益に影響を与える可能性があります。 (b)のれんの評価 当社グループののれんは、株式の取得価額と被取得企業の識別可能資産及び負債の企業結合日時点の時価との差額で計上し、規則的に償却しております。株式の取得価額は、取得時における経営環境や事業戦略に基づき策定された事業計画を基礎とし、超過収益力を含めて決定しております。当該事業計画には、顧客の数や顧客単価等の仮定に基づく将来の見積りが含まれております。 のれんに減損の兆候があると認められる場合には、のれんが帰属する事業から得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額とのれんの帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。その結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回り減損損失の認識が必要とされた場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識されます。 また、のれんが帰属する事業から得られる将来キャッシュ・フローの見積りは、当該事業の営業損益実績や事業計画等を基礎としております。事業計画に含まれる顧客の数や顧客単価等の仮定は、経営環境や事業戦略の変化等によって影響を受けることから高い不確実性を伴い、将来キャッシュ・フローの見積りに重要な影響を及ぼす可能性があります。 事業計画による将来キャッシュ・フローの見積りに使用した条件及び仮定に変更が生じ、のれんが帰属する事業に影響がある場合には、のれんの減損損失が計上される可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末より170,481千円増加し、17,168,538千円となりました。これは主に、投資有価証券の増加等によるものであります。 流動資産は10,339,973千円となり、その主な内訳は、現金及び預金が3,437,318千円、受取手形、売掛金及び契約資産が5,576,480千円であります。固定資産は6,828,565千円となり、その内訳は有形固定資産が2,885,794千円、無形固定資産が1,940,207千円、投資その他の資産合計が2,002,562千円であります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末より417,489千円増加し、14,572,166千円となりました。これは主に、短期借入金の増加等によるものであります。 流動負債は11,069,984千円となり、その主な内訳は、支払手形及び買掛金が1,731,679千円、短期借入金が6,014,000千円であります。固定負債は3,502,182千円となり、その主な内訳は、長期借入金2,803,530千円であります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末より247,007千円減少し、2,596,371千円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の減少等によるものであります。株主資本は、3,097,794千円となり、その内訳は、資本金が1,909,570千円、資本剰余金が704,918千円、利益剰余金が483,449千円であります。その他に、その他の包括利益累計額が△654,992千円、非支配株主持分が153,570千円であります。 (b)経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は29,580,675千円となり前期比102.5%となりました。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 また、前期より増加した主な要因としましては、コア事業が堅調に推移し全ての報告セグメントで増収を達成したことに加え、コンサルティング事業において防災分野や教育DX分野をはじめとするデジタル化需要を取り込んだことにより、受注が拡大したことによるものであります。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は7,569,991千円となり、売上高総利益率は25.6%であります。なお前期の売上高総利益率は24.8%となります。 当社グループの建設土木事業における原材料は、セメントや鋼管等の仕入高および外注費が高い割合を占めております。資源の高騰等が続いているため、仕入先や外注先との交渉を行い原価の削減に努めてまいります。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は6,476,125千円となり、売上高販管費率は21.9%であります。なお前期の売上高販管費率は23.7%となります。売上高販管費率改善の主な要因は、社内DXの推進による業務プロセスの効率化及び生産性向上により管理部門コストの最適化が進展したことに加え、不採算事業の縮小及び清算等の事業ポートフォリオ見直しを実施したことによるものであります。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は1,093,865千円となり、売上高営業利益率は3.7%となりました。 セグメント別では、コンサルティング事業が254,572千円、システム開発事業が195,786千円、人材事業が150,401千円、建設土木事業が237,859千円、その他事業が△6,376千円であります。 売上高営業利益率に関しましては「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおりであります。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は1,001,811千円となりました。 営業外収益は、保険解約返戻金64,059千円等により160,004千円となり、営業外費用は、支払利息164,911千円等により252,058千円となりました。 (c)当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、 経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② 当期のキャッシュ・フローの概況」に記載のとおりであります。 (d)経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (e)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当社グループの運転資金の使途のうち主なものは、原材料の仕入れのほか、販売費及び一般管理費であります。 投資を目的とした資金需要は、設備投資、投資有価証券の取得等によるものです。 運転資金は自己資金および金融機関からの借入を基本としており、また、設備投資や長期運転資金の調達につきましても、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金およびリース債務を含む有利子負債の残高は9,956,732千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,264,028千円となっております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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