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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

JESCOホールディングス

JESCO Holdings, Inc.1434 · Standard · 建設業

再生可能エネルギー設備工事や通信設備工事を柱とする独立系EPC企業。国内とベトナムを中心としたアセアン地域で設計・調達・施工をワンストップで提供。

概要

JESCOホールディングスは、1970年創業の電気設備工事会社を祖業とする持株会社である。国内EPC事業(再生可能エネルギー、通信インフラ設備工事)、アセアンEPC事業(ベトナム中心の設計・施工)、不動産事業の3セグメントを展開する。特定の元請けに依存しない独立系の受注体制と、設計から保守まで一貫提供するワンストップサービスを特徴とする。2025年8月期の連結売上高は191億円、従業員数642名。

国内EPC事業を中核とする3セグメント体制

国内EPC事業は、JESCOネットワークシステム、JESCOエコシステム、JESCO SUGAYA、JESCO AKUZAWA、JESCO MAGNAの5社で構成される。太陽光発電設備、移動体通信基地局、防災行政無線、工業用監視カメラ、通信指令システムなど、設計・調達・施工・保守をワンストップで提供する。2025年8月期の売上高は128億円、セグメント利益は11億79百万円で、グループ全体の収益の柱である。再生可能エネルギー関連と無線通信インフラの成長領域に注力している。

ベトナムを基点としたアセアンEPC事業

2001年にホーチミンで設立したJESCO ASIAを中核に、ベトナム国内にダナン、ハノイ、ロンアン、カントーの5拠点を構える。設計積算業務ではBIM技術者を育成し、日本企業からのオフショア受注を拡大している。工事部門ではJHEとJESCO PEICOが建築・電気設備工事を手掛けるが、ベトナム不動産市場の規制強化の影響で2025年8月期はセグメント損失1億68百万円。日系・欧米系企業への受注転換と未収金回収を進めている。

企業価値向上を目的とした不動産事業

当社およびJESCO CREが行う不動産事業は、駅に近い好立地のオフィスビルを保有・賃貸・売却する。2022年に本格化し、保有ビルの満床稼働とリニューアルによるバリューアップで安定収益を確保。2025年8月期は販売用不動産2件の売却により増収増益となった。収益性を重視し、不動産再生型ビジネスモデルへ転換中である。

独立系の受注分散と元請比率の拡大

設備工事業界は特定の元請けに依存する下請構造が一般的だが、JESCOグループは創業時から建設会社、電気設備会社、通信機器メーカーなど多様な元請けと取引し、受注先を分散してきた。近年は自ら元請けとして案件を受注する方針を強化し、元請比率の拡大で売上・利益率の向上を図る。2025年8月期の受注高は199億37百万円と過去最高を記録した。

業界の中での役割は設備工事のEPC(設計・調達・建設)受託者(元請・下請)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
191億円
営業利益
17億円
営業利益率
8.9%
純利益
11億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01国内EPC事業主力

日本国内で再生可能エネルギー関連設備工事、電気無線設備工事、電気通信設備工事を行い、主に太陽光発電設備、移動体通信基地局、防災行政無線、監視カメラ等を受注。設計から保守までワンストップ提供。

独立系として特定元請に依存しない受注体制

主な製品・サービス4
太陽光発電設備
太陽光パネル設置などの発電設備工事。
移動体通信基地局
携帯電話向け基地局の設計・施工。
防災行政無線
自治体向け防災無線システムの構築。
工業用監視カメラ
工場等の監視カメラ設置工事。

02アセアンEPC事業主力

ベトナムを中心に建築工事、電気設備工事、通信設備工事などを行い、空港、工場、商業施設等を受注。また、設計積算業務のオフショア拠点としても機能し、低コストとジャパンクオリティを両立。

主な製品・サービス3
建築工事
建物の新築・改修工事。
電気設備工事
建物内の電気配線・照明等の工事。
電気通信設備工事
通信ネットワーク関連の設備工事。

03不動産事業副次

駅近の高付加価値オフィスビル等を所有し、売買・賃貸を行う。企業価値向上を目的とし、安定収益を確保。

製品と技術

太陽光発電設備と系統用蓄電所の建設

国内EPC事業の主力分野の一つ。20年以上の施工・O&M実績を持ち、J&T環境との連携によりパネルのリサイクルまで対応する。2025年8月期には九州地区と新潟地区の系統用蓄電所を完工。第7次エネルギー基本計画の再生可能エネルギー目標(2040年に電源構成の23~29%)を背景に、自家消費型太陽光発電設備の受注が拡大している。

移動体通信基地局と防災無線のインフラ整備

総務省の5G人口カバー率99%計画に対応し、移動体通信基地局工事を関東から東海・東北エリアへ拡大。防災減災分野では防災行政無線やCCTV(監視カメラ)の需要を取り込み、各種プラント向けITV(工業用監視カメラ)や通信指令システムも手掛ける。設計から保守まで一貫対応が強みである。

ベトナムにおける設計積算のオフショア拠点

JESCO ASIAがホーチミン、ダナン、ハノイなど5拠点で展開。ベトナム人技術者に日本語研修とBIM教育を施し、日本企業向けに設計図面作成や積算業務を低コストで提供する。WEB会議と360度カメラを活用した遠隔現地調査によりDX化を推進。300名体制を目標に増員を続けている。

ワンストップEPCと安全品質マネジメント

設計・調達・施工・保守を自社で完結するワンストップ体制が差別化要因。1999年にISO9001、2004年にOHSAS18001認証を取得。2020年開講の社内学習システム「JESCOアカデミー」ではクラウド配信で技術教育を実施。グループ安全衛生協議会や安全大会を通じて労働災害防止と品質向上に取り組む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内EPC事業独立系として特定元請に依存しない受注体制

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

建設資材商社、売上高急成長で存在感向上

建設業界向け資材・機材の販売・レンタルを手掛ける専門商社。同業他社と比較して売上高は小規模ながら、2023年8月期の111億円から2025年8月期には191億円へと2年で約1.7倍に拡大しており、成長性が際立つ。営業利益率は7.4%から8.9%へ改善傾向にあり、収益力も向上している。業界内では、ショーボンドホールディングスやミライト・ワンなどのインフラ特化型企業と異なり、幅広い建設ニーズに対応する総合商社的ポジションを築きつつある。一方、売上高規模ではウエストホールディングス等に及ばず、競争激化の中で差別化が課題となっている。内需主導の建設市場に依存しているため、公共投資や民間設備投資の動向に業績が左右されやすい。

強み

  • 売上高が2年で約1.7倍に拡大。業界内で最も成長率が高く、市場シェアを急速に伸ばしている。
  • 営業利益率が7.4%から8.9%へ上昇。規模拡大とともに効率性も向上している点は強み。
  • 建設資材・機材を幅広く扱い、多様な建設プロジェクトに対応できる総合力を持つ。
  • 売上高規模が比較的小さく、意思決定が速く、市場変化に機敏に対応できる体質。

課題

  • 売上高は大手商社の数分の一で、調達力や価格競争力で劣る可能性がある。
  • 国内建設市場に依存しており、公共投資や民間工事の動向で業績が左右される。
  • 同業他社との競合が厳しく、差別化戦略が不十分だと価格競争に巻き込まれる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がJESCOホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11897金下建設126億円17.2倍
21807佐藤渡辺125億円13.8倍
31850南海辰村建設121億円5.8倍
41433ベステラ118億円15.6倍
5604Aビーエイブル112億円23.6倍
61434JESCOホールディングス111億円7.3倍
71853森組108億円11.6倍
81905テノックス105億円10.1倍
91401エムビーエス105億円16.8倍
101447SAAFホールディングス103億円22.3倍
111418インターライフホールディングス99億円10.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

創業と原子力発電所参入で培われた安全文化

1970年8月、東京都保谷市(現西東京市)にジェスコ株式会社として設立。1972年3月、東京電力第一福島原子力発電所の格納容器リークテスト業務に進出した。高い安全基準が求められるこの業務が、以後の安全・品質重視の企業文化の基盤となる。1986年には大阪営業所を開設し放射線モニター業務を拡大した。

合併による規模拡大と持株会社体制への移行

1992年4月、シティサービスエンジニアリングとジェスコサイプレスヒルを吸収合併し、JESCO株式会社に商号変更。経営効率化とメンテナンス業務集約が目的であった。2001年10月、ベトナムにJESCO SEを設立し海外展開を開始。2004年9月、会社分割により持株会社JESCOホールディングス株式会社となり、グループ経営へ移行した。

上場とM&Aによる国内EPCの拡充

2015年9月、東京証券取引所市場第二部に上場。2017年10月に菅谷電気工事(現JESCO SUGAYA)、2022年9月に阿久澤電機(現JESCO AKUZAWA)、2023年3月にマグナ通信工業(現JESCO MAGNA)を子会社化し、国内EPCの規模と技術領域を拡大した。いずれも完全子化し、グループ内でのシナジーを追求している。

アセアン拠点の統括会社設置と現地企業買収

2021年11月、シンガポールにJESCO HOLDING SINGAPOREを設立し、アセアン地域の統括機能を強化。2022年5月、同社を通じてベトナムのPEICO CONSTRUCTIONの株式65%を取得し、JESCO PEICOに商号変更。さらに2018年にはJESCO CNS VIETNAMを設立するなど、ベトナムでの工事・設計体制を拡充した。

新事業の立ち上げと中期経営計画の策定

2022年1月、不動産事業を担うJESCO CREを設立。2023年5月、JESCOエコシステムを設立し、環境関連分野へ進出。2022年4月に東証スタンダード市場へ移行。2026~2028年の中期経営計画で売上高250億円、営業利益25億円、ROE15%以上を目標に掲げ、再生可能エネルギーと通信インフラへの集中投資を打ち出した。

年表39件を開く

1970年代

  • 1970年8月創業東京都保谷市(現西東京市)本町に電気設備工事業を目的にジェスコ株式会社を設立
  • 1972年1月東京都保谷市(現西東京市)本町に本社移転
  • 1972年3月東京電力第一福島原子力発電所格納容器のリークテスト(原子炉格納容器漏洩率試験)業務に進出
  • 1973年8月東京都保谷市(現西東京市)柳沢に本社移転

1980年代

  • 1986年2月放射線モニターの拡大を目的に大阪営業所(現JESCO株式会社大阪支店)を開設

1990年代

  • 1991年7月東京都新宿区中落合三丁目25番11号に本社移転
  • 1992年4月M&A経営の効率化及びメンテナンス業務の集約を目的にシティサービスエンジニアリング株式会社及びジェスコサイプレスヒル株式会社を吸収合併し、JESCO株式会社に商号変更
  • 1999年1月ISO9001認証登録
  • 1999年12月ISO14001認証登録

2000年代

  • 2001年10月創業ベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)における電気設備事業、通信設備事業及びこれら事業の設計・工事を目的にJESCO SE(VIETNAM)CO.,LTD.(現JESCO ASIA JOINT STOCK COMPANY)を設立
  • 2001年12月東京都新宿区中落合三丁目25番14号に本社移転
  • 2004年4月OHSAS(労働安全衛生マネジメントシステム)18001認証登録
  • 2004年9月商号変更会社分割し、持株会社としてJESCOホールディングス株式会社に商号変更
  • 2005年11月M&A設計積算業務の効率化を目的にSETコンサルティング株式会社を吸収合併
  • 2007年10月M&A屋外大型映像装置の建設支援及び運営支援に係る事業を開始するため、松下通信工業株式会社(現パナソニック株式会社)より東京メディアコミュニケーションズ株式会社の株式を取得し連結子会社化
  • 2009年1月東京都新宿区新宿に本社移転

2010年代

  • 2013年9月海外事業部をJESCO CNS株式会社に事業譲渡
  • 2014年8月M&A東京メディアコミュニケーションズ株式会社の株式を追加取得し100%子会社化
  • 2015年9月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2016年1月東京都新宿区北新宿に本社移転
  • 2017年10月M&A菅谷電気工事株式会社の株式を取得し連結子会社化
  • 2018年1月M&Aベトナムにおける電気設備工事及び電気通信設備工事の設計・積算、保守・メンテナンス等を目的に、JESCO CNS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立し連結子会社化
  • 2018年9月M&A菅谷電気工事株式会社の株式を追加取得し、100%子会社化 また、JESCO SUGAYA株式会社に商号変更
  • 2019年9月商号変更東京都新宿区中落合に登記上の本店所在地移転 また、JESCO CNS株式会社が、JESCO株式会社に商号変更

2020年代

  • 2020年4月創業ベトナムを中心としたアジア各国の高度技術者を日本企業へ人材紹介・人材派遣することを目的に、 JESCO エキスパートエージェント株式会社を設立
  • 2021年9月東京都新宿区新宿に本社移転
  • 2021年11月創業グローバル企業としてアジア地域への事業展開を推進する中で、海外拠点の統括、拠点間ネットワークの効率化等を目的に、JESCO HOLDING SINGAPORE PTE. LTD.を設立
  • 2022年1月創業不動産事業を戦略的に拡大することを目的に、JESCO CRE株式会社を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2022年5月M&A当社の連結子会社であるJESCO HOLDING SINGAPORE PTE. LTD.を通じてPEICO CONSTRUCTION JOINT STOCK COMPANYの株式を65%取得し子会社化
  • 2022年6月商号変更PEICO CONSTRUCTION JOINT STOCK COMPANYが、 JESCO PEICO ENGINEERING JOINT STOCK COMPANYに商号変更
  • 2022年9月M&A阿久澤電機株式会社の株式を取得し100%子会社化
  • 2023年3月M&Aマグナ通信工業株式会社の株式を64.5%取得し子会社化
  • 2023年4月商号変更阿久澤電機株式会社が、JESCO AKUZAWA株式会社に商号変更
  • 2023年5月創業JESCOエコシステム株式会社を設立
  • 2023年8月東京都港区赤坂に本社事務所移転
  • 2023年9月商号変更JESCO株式会社が、JESCOネットワークシステム株式会社に商号変更
  • 2024年7月M&Aマグナ通信工業株式会社の株式を追加取得し100%子会社化
  • 2024年9月商号変更マグナ通信工業株式会社が、JESCO MAGNA株式会社に商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年8月期まで250億円
  • 営業利益2028年8月期まで25億円
  • ROE2028年8月期まで15%以上
  • 配当性向2028年8月期まで40%
  • 時価総額150億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    国内EPC事業の3領域拡大

    太陽光発電設備、電気設備、通信システムの3つの成長領域で事業拡大を図る。自家消費型太陽光発電、データセンター向け電気設備、防災・防衛関連の通信システムなど、需要増加が見込まれる分野で受注拡大を目指す。

  2. 02

    アセアンEPC事業の再構築

    設計・積算部門で日本企業からの受注拡大とベトナム人材の育成による300名体制構築を進める。工事部門は日系・欧米系企業からの受注へ転換し、未収金回収を強化して黒字化を図る。

  3. 03

    不動産再生型ビジネスへの転換

    再生可能な不動産を割安で取得し、バリューアップ工事で価値を高める不動産再生型モデルへ転換。物件ストックの拡充により安定収益化に取り組む。

  4. 04

    成長領域でのM&A推進

    高度技術者の確保や国内ネットワーク拡充、事業領域拡大を目的とした積極的なM&Aを実施し、さらなる成長を実現する。

  5. 05

    資本コスト意識と株主還元強化

    株主資本コスト11%を上回るROEを継続し、配当性向を段階的に引き上げて2028年8月期に40%を目指すなど、株主還元を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で642人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は624万円で、9期前と比べて+24.4%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は10.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月485
2017年8月538
2018年8月671
2019年8月50243.17.9622
2020年8月57244.67.3584
2021年8月58443.28.9574
2022年8月62144.69.5642
2023年8月60340.89.0743
2024年8月56339.39.3754146
2025年8月62440.210.2642265

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.3%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)87.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 6 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社事務所 — 東京都623百万円
国内EPC事業
本社事務所 — 群馬県402百万円
国内EPC事業
中落合ビル、神戸ビル — 東京都300百万円
不動産事業
渋川本社 — 群馬県257百万円
国内EPC事業
杉並工場 — 東京都162百万円
国内EPC事業
西東京テクノステーション — 東京都118百万円
全社
前橋事業所 — 群馬県73百万円
国内EPC事業
大阪支店 — 大阪府53百万円
国内EPC事業
本社 — ベトナム ホーチミン市14百万円
アセアンEPC事業
本社 — ベトナム ハノイ市0百万円
アセアンEPC事業
主な関係会社
  • 国内
    JESCOネットワークシステム株式会社(注)5
    東京都中野区
    議決権100.0%
  • 海外
    JESCO ASIA JOINT STOCK COMPANY (注)3
    ベトナム ホーチミン市
    議決権91.6%
  • 海外
    JESCO HOA BINH ENGINEERING CO.,LTD. (注)3
    ベトナム ホーチミン市
    議決権52.2%
  • 国内
    JESCO SUGAYA株式会社
    群馬県渋川市
    議決権100.0%
  • 国内
    JESCO CRE株式会社(注)8
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 海外
    JESCO HOLDINGS SINGAPORE PTE.LTD.
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    JESCO PEICO ENGINEERING JOINT STOCK COMPANY (注)3
    ベトナム ハノイ市
    議決権85.9%
  • 国内
    JESCO AKUZAWA株式会社
    群馬県高崎市
    議決権100.0%
  • 国内
    JESCO MAGNA株式会社(注)3、6
    東京都杉並区
    議決権100.0%
  • 国内
    JESCOエコシステム株式会社(注)7
    東京都港区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は191億円営業利益17億円前期と比べると増収増益で、売上が+29.1%、利益が+54.5%。

売上高
+29.1%
191億円
営業利益
+54.5%
17億円
純利益
+10.0%
11億円
営業利益率
8.9%
前期比 +1.5%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高200億円191億円
営業利益18億円17億円
純利益11億円11億円
1株あたり配当¥48¥48

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は34億円、営業利益は4億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は−5.6%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2727.46
2023年4Q26−1
2024年1Q2500.00
2024年2Q3313.05
2024年3Q3638.32
2024年4Q54713.03
2025年2Q8766.94
2025年4Q1041110.67
2026年2Q1091311.98
2026年3Q34411.83

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は5億円から191億円へ38.2倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月521
2013年8月612−1
東京メディアコミュニケーションズ株式会社の株式を追加取得し100%子会社化
2014年8月6832
東京証券取引所市場第二部に上場
2015年8月8032
2016年8月8432
菅谷電気工事株式会社の株式を取得し連結子会社化
2017年8月7921
ベトナムにおける電気設備工事及び電気通信設備工事の設計・積算、保守・メンテナンス等を目的に、JESCO CNS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立し連結子会社化
2018年8月93211
東京都新宿区中落合に登記上の本店所在地移転 また、JESCO CNS株式会社が、JESCO株式会社に商号変更
2019年8月104−1−1
ベトナムを中心としたアジア各国の高度技術者を日本企業へ人材紹介・人材派遣することを目的に、 JESCO エキスパートエージェント株式会社を設立
2020年8月9043
グローバル企業としてアジア地域への事業展開を推進する中で、海外拠点の統括、拠点間ネットワークの効率化等を目的に、JESCO HOLDING SINGAPORE PTE. LTD.を設立
2021年8月9365
不動産事業を戦略的に拡大することを目的に、JESCO CRE株式会社を設立
2022年8月10475
JESCOエコシステム株式会社を設立
2023年8月111512
マグナ通信工業株式会社の株式を追加取得し100%子会社化
2024年8月14811127.410
2025年8月19117178.911

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高191億円のうち、営業利益として残るのは17億円8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.8%160億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.3%14億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%17億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
8.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.3pt
5.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.4pt
15.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年8月期は営業CFが9億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は30億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年8月12−233
2014年8月4−3115
2015年8月420611
2016年8月−5−1719−228
2017年8月52−876
2018年8月−223−122115
2019年8月6−2−6412
2020年8月−1−1716−1810
2021年8月12−2416−1214
2022年8月7−2−2516
2023年8月−24275323
2024年8月−917−8824
2025年8月90−2930

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は176億円。このうち返さなくてよい自己資本が76億円で、自己資本比率は42.4%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月39122731.6
2013年8月5264610.7
2014年8月6395412.3
2015年8月70125814.8
2016年8月87236424.0
2017年8月83255826.8
2018年8月101376432.3
2019年8月90345634.7
2020年8月100366433.8
2021年8月118407832.1
2022年8月135488732.8
2023年8月1686510333.4
2024年8月1776711037.4
2025年8月1767610142.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
31億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
51億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
101億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
56
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率140社中9位あたり、逆に低いのは自己資本比率140社中107位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.3%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.9%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.4%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
29.1%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,596で、1年前と比べて+53.5%過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。

¥1,596-3.7%1ヶ月-0.8%1年+53.5%時価総額111億円
過去52週の値幅
安値¥1,051高値¥2,624

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.3倍
PER (会社予想)10.1倍
PBR1.32倍
配当利回り3.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で6.4%下落し、年初来高値2624円からは約35%下回る水準。25日移動平均線(1790円)を下回り、75日線(2026円)も大きく割り込むなど短期・中期の下落基調が続く。7月14日の1943円を高値に、7月29日には1618円まで下落したが、その後反発し1705円で着地。出来高は7月15日に334,400株と急増した後、概ね5万株前後で推移しており、売り一巡後の底固めが進んでいる可能性がある。RSIは38と売られすぎ圏に近く、反発余地を探る展開か。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER 7.75倍は業界平均13.95倍を下回り割安感がありますが、PBR 1.41倍は平均1.49倍とほぼ同水準です。ROE 15.3%と高く、配当利回り2.82%は平均3.44%をやや下回ります。売上高は拡大傾向で収益も改善しており、成長性を考慮すれば妥当な水準と言えます。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.3倍14.4倍
PER (予想)10.1倍
PBR1.32倍1.55倍
ROE15.3%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が急拡大する一方で、純利益は2023年8月期の12億円から2024年8月期は10億円、2025年8月期は11億円とほぼ横ばい。増収が利益に結びつかず、原価高騰や低採算工事の懸念がある。強気派は受注増と今後の採算改善を期待するが、弱気派は利益率の低さを問題視する。

プラスに働く材料7
  • 受注高の拡大

    売上高が2023年8月期111億円から2025年8月期191億円へ急増。

  • 収益性の改善

    2024年8月期の営業利益率7.43%から2025年8月期8.9%へ上昇。

  • 株価の上昇

    過去1年で株価が75%上昇し、市場の期待を反映。

  • 売上高191億円、前期比29%増と急拡大通年影響

    売上高148→191億円、営業利益11→17億円と増収増益が続く

  • 営業利益率8.9%へ改善、収益性向上通年影響

    営業利益率7.43%→8.9%、売上高191億円で利益増に寄与

  • ROE15.3%とPBR1.41倍、割安指標継続影響

    ROE15.3%、PBR1.41倍、資本効率の高さが下支え

  • 配当利回り2.82%で安定株主還元通年影響

    配当利回り2.82%、株主への還元姿勢が評価

マイナスに働く材料7
  • 利益伸び悩み

    純利益が10億円前後で停滞し、増収効果が限定的。

  • 原価高騰の影響

    建設資材や人件費の高騰が続き、採算悪化のリスク。

  • バリュエーション懸念

    PBR1.41倍で割高感があり、ROE15.3%も持続性に疑問。

  • 純利益11億円と伸び悩み、増収効果乏しい通年影響

    純利益12→10→11億円と横ばい、営業利益の伸びが最終益に反映されず

  • 予想PER10.8倍と実績比で悪化決算発表後影響

    実績PER7.75倍に対し予想10.8倍、市場は減益予想

  • 営業外費用が純利益を圧迫する構造通年影響

    営業利益17億円、純利益11億円、差額6億円が営業外損失

  • 外国人保有2.15%と低流動性リスク不定影響

    外国人持ち分2.15%と低く、売り時に需給が悪化しやすい

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上高の先行指標であり、成長持続性を確認するため。
営業利益率
増収が利益に転換しているかを見る重要な指標。
純利益
費用増が続く中で、実際の収益性を判断する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり48で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは3.01%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥48
1株あたり
配当利回り
3.01%
いまの株価に対して
配当性向
76.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年8月975.7
2018年8月1011.15.4
2019年8月1110.0330.3
2020年8月1536.4137.8
2021年8月12−20.030.3
2022年8月1525.076.2
2023年8月30100.030.1
2024年8月300.019.4
2025年8月4033.376.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥48

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ4,126人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が30.5%を占め、残る69.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他75.273.076.977.478.765.6
事業法人17.917.817.417.615.127.1
金融機関4.35.24.23.73.33.4
外国法人0.51.10.20.71.91.9
証券会社2.12.90.90.40.71.8
自己株式0.10.10.20.20.20.2
外国人個人0.10.10.40.20.30.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本コムシス株式会社(注)118.41
02京セラコミュニケーションシステム株式会社5.75
03JESCO従業員持株会4.90
04唐澤光子3.42
05JESCO取引先持株会2.18
06松下彰利2.14
07西武信用金庫1.87
08DAIWA CM SINGAPORE LTD. (注)3(常任代理人 大和証券株式会社)1.44
09茶谷雅裕1.31
10功刀幸寛1.28

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-04-28
    京セラコミュニケーションシステム株式会社
    変更報告
    4.52%
    -2.18pt
  • 2026-04-23
    京セラコミュニケーションシステム株式会社
    新規の大量保有報告
    4.52%
    -2.18pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+449%、1株純資産は14期で+282%。直近期のROEは15.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月2828210.517.7
2013年8月−12127
2014年8月4717731.1
2015年8月5623726.935.3
2016年8月4033315.910.421.5
2017年8月193505.525.375.7
2018年8月17250940.02.85.4
2019年8月−19475−3.9330.3
2020年8月485139.78.8137.8
2021年8月7057012.97.530.3
2022年8月7765712.56.176.2
2023年8月17481923.63.730.1
2024年8月14795916.55.019.4
2025年8月1551,07815.37.076.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/8期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
唐澤光子代表取締役社長 執行役員社長75237,600
古手川太一取締役 執行役員専務5980,200
沼井雅行取締役 執行役員専務7422,600
金子真実取締役44
萩原敏彦取締役 執行役員常務6143,200
村口和孝取締役6732,000
グェン・ティ・ゴク・ロアン取締役66
畑中達之助常勤監査役72
鈴木正明監査役755,000
佐藤精一監査役64
北岡諭39
弓塲啓司取締役58

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)25165829
社外監査役313134
社外取締役1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,536字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (1) グループの概況 当社グループは、持株会社制を導入しており、当社及び連結子会社10社(JESCOネットワークシステム株式会社(以下、JESCOネットワークシステム)、JESCOエコシステム株式会社(以下、JESCOエコシステム)、JESCO SUGAYA株式会社(以下、JESCO SUGAYA)、JESCO AKUZAWA株式会社(以下、JESCO AKUZAWA)、JESCO MAGNA株式会社(以下、JESCO MAGNA)、JESCO ASIA JOINT STOCK COMPANY(以下、JESCO ASIA)、JESCO HOA BINH ENGINEERING CO.,LTD.(以下、JHE)、JESCO PEICO ENGINEERING JOINT STOCK COMPANY(以下、JESCO PEICO)、JESCO HOLDING SINGAPORE PTE. LTD.(以下、JESCO SINGAPORE)、JESCO CRE株式会社(以下、JESCO CRE))及び非連結子会社1社(JESCOエキスパートエージェント株式会社(以下、JEA))の計11社で構成され、① 国内EPC(注1)事業、② アセアン(注2)EPC事業及び③ 不動産事業の3つの事業セグメントを展開しております。 当社グループは、「FOR SAFETY FOR SOCIETY」、「安心して暮らせる豊かな社会づくりに貢献する」との基本理念に基づき、主に再生可能エネルギー、電気無線設備工事、電気通信設備工事、空調衛生設備工事、不動産の所有、売買又は賃貸借の事業分野において、株主、取引先、従業員等、当社グループに関わる全てのステークホルダーの満足度を高めるよう努めております。 (注1)EPC:Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(建設)の略 (注2)アセアン:インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレ ーシア、ミャンマー及びラオスの計10ヶ国 (2) 事業の内容 ① 国内EPC事業 当事業は、当社連結子会社であるJESCOネットワークシステム、JESCOエコシステム、JESCO SUGAYA、JESCO AKUZAWA、JESCO MAGNAの5社が行っております。 日本国内における再生可能エネルギー関連設備工事、電気無線設備工事及び電気通信設備工事等を事業領域として、主に太陽光発電設備、移動体通信基地局、防災行政無線、工業用監視カメラ、通信指令システム、道路付帯設備及び商業施設等を受注し、設計業務、調達業務、施工管理業務及び保守メンテナンス業務等を展開しております。 なお、上記の各業務の内容は、以下のとおりであります。 設計業務とは、施主又は元請事業者の仕様に基づいて、設計図面を作成する業務であります。 調達業務とは、工事に必要となる資材の選定、資材業者への発注、工事後の元請事業者等への設置引渡しを行うことであります。 施工管理業務とは、施工の外注先である協力会社が行う工事全体の管理を行うことであります。管理には、工程管理、安全管理、品質管理、原価管理等が含まれます。 保守メンテナンス業務とは、機器設置引渡し後のシステム品質の維持管理に係る保守点検のことであります。 また、当社グループでは、上記業務をワンストップで受注できる体制を整えております。 ② アセアンEPC事業 当事業は、当社連結子会社であるJESCO ASIA、JHE、JESCO PEICOの3社が行っております。 2001年ホーチミンにて開始した設計積算業務の拠点をダナン、ハノイにも設置し、さらに2020年12月にロンアン地域に、2022年10月にカントー市に5拠点目を設置し、拡大してまいりました。BIM技術者の育成など、日本からの設計積算業務のアウトソーシングを展開しております。 また、ベトナムを中心としたアセアン地域における建築工事、電気設備工事、電気無線・通信設備工事及び空調衛生設備工事等を事業領域として、主に空港、太陽光発電設備、防災減災関連設備、工場、商業施設、高層コンドミニアムなどを施主又は建設会社、電気設備会社、通信電機機器メーカー等の元請事業者から受注し、設計業務、調達業務、施工管理業務及び保守メンテナンス業務等を展開しております。 なお、上記の各業務の内容は、国内EPC事業における業務内容と同様であります。 また、当社グループでは、上記業務をワンストップで受注できる体制を整えております。 当事業において、JESCO ASIAは、主に建築工事、電気設備工事及び電気通信設備工事等の設計業務、調達業務、施工管理業務及び保守メンテナンス業務等を展開しております。JHEは、主に電気設備工事、電気通信設備工事及び空調衛生設備工事等の調達業務、施工管理業務及び保守メンテナンス業務等を展開しております。JESCO PEICOは、主に電気設備工事、機械・配管設備工事、土木工事等の設計・積算、保守・メンテナンス等を展開しております。 ③ 不動産事業 当事業は、当社及びJESCO CREが行っております。 企業価値向上を目的に不動産を保有、売買又は賃貸し、収益の中心としております。駅に近い立地の高付加価値のオフィスビルを所有し、これを適正な価格で売買又は賃貸することで確かな収益を生んでおります。 規模の追求ではなく、高い収益性を維持しながら、高品質のサービスを提供し、顧客満足度の向上に努めております。 (3) 事業の特徴 当社グループの事業は、以下の2つの特徴を有しております。 ① 独立系 当社グループが属する設備工事業界では、大手元請事業者を中心とした下請事業者による集団が形成され、当該集団に属する下請事業者及び下請事業者の外注先である協力会社は、特定の元請事業者からのみ工事を受注する傾向にあります。このため、特定のグループに属する設備工事会社の事業は、一部の元請事業者からの発注に依存することになり、下請事業者及び下請事業者の外注先への業務量は安定しないことが問題点として挙げられます。 このような業界構造の中、当社グループでは、創業時より、当社グループの元請事業者となる建設会社、電気設備会社及び通信電機機器メーカー等とバランスよく取引関係を構築し、特定の元請事業者に受注先を限定させないことを基本方針としてまいりました。 この方針のもと事業展開を継続してきたことにより、当社グループが工事案件を受注する元請事業者は偏りがなく多岐に渡り、当社グループ及び当社グループの協力会社の業務量の安定化につながっていると認識しております。 さらに、近年は自らが元請事業者として受注することにも注力しております。今まで培ってきたノウハウや実績、プロジェクトマネジメント力により、元請比率のさらなる拡大を図り、売上・利益率の向上を目指してまいります。 ② 継続的な受注及び利益を確保するための施策 A ワンストップでのビジネスの展開による継続的な受注の実現 当社グループが属する設備工事業界、その中でも電気設備工事及び電気通信設備工事に係る業界の課題として、工程や工種ごとに担当する事業者が細分化されている構造となっており、その工程間、工種間で規格や事業者の選定等、様々なコストが発生していることが挙げられます。 このような業界環境の中、当社グループは、設計、調達、施工管理及び保守メンテナンスに至るまで、案件を施工するための多様な機能を有しており、工事案件のプロセスをワンストップで受注できる体制を構築し、同業他社との差別化を図っております。これにより、当社グループでの短納期、低コストでの施工、及び元請事業者にとっても工事の進捗管理に係る負担の軽減にもつながり、採算性の確保や元請事業者からの継続的な受注を実現させております。 B 「低コスト」「ジャパンクオリティ」「DX(デジタルトランスフォーメーション)強化」の実現 アセアンEPC事業に属するJESCO ASIAは、当社グループのベトナムにおける設計積算業務のコスト削減と品質向上を目的として2001年に設立いたしました。設立以降、現地採用のベトナム人に設計業務の実務を担当させつつ、日本語研修を充実させることで、実務能力と語学力を兼ね備えた従業員を養成しております。また、工事に関しても品質確保のため、工事作業員に対して日本で行われている教育(作業員の作業着衣指導、保護具の完全着用、朝礼、危険予知ミーティング等)を実施しているほか、作業現場では、IEC(国際電気標準会議)等の規格に基づいた工事を実施しております。 設計積算業務におきましては、従来から設計業務のデジタル化により進化させてまいりましたが、今般、WEB会議システムと360度カメラを活用してリアルタイムで日本国内の現地調査を行うなどの効率化を図り、スピーディーな設計・積算のオフショア業務体制を構築しております。このようなDX化をベースに、300人への増員やロンアン地域及びカントー市への拡大、BIM導入など、更なる体制強化に取り組んでいます。このような取り組みにより、低コスト(ベトナムにおける低賃金での人材確保による設計業務の低コスト化)を実現させつつも、日本のクオリティに準じた設計・工事の品質(研修、実務を通じて養成した実務能力の高いベトナム人従業員による役務の提供)をベトナム現地で保持することができ、継続的な受注と利益の確保に貢献しております。 C 安全・品質の確保 当社グループは、創業時に高い安全基準が求められる原子力発電所での格納容器のリークテスト(原子炉格納容器漏洩率試験)業務を行っていたこと等から、当初より安全・品質への意識が高いことが特徴として挙げられます。 具体的には、1999年1月に品質に関する国際規格であるISO9001認証登録、2004年4月に労働安全衛生の国際規格であるOHSAS18001(現ISO45001)認証登録等、国際規格を取得して安全・品質の確保に努めてまいりました。また、2020年10月からインターネットを利活用した「JESCOアカデミー」を開講しました。クラウドを活用したオンデマンド配信による技術者教育で、いつでもどこでも受講することが出来、人材の早期育成にも取り組んでおります。将来的には、国内外のパートナー会社にも拡大してまいります。このような新たな取り組みに加え、各種研修の開催、取引先を含めたJESCOグループ安全衛生協議会(※)の組織化、安全大会の開催等、安全・品質への意識と知識の向上に努めております。 (※JESCOグループ安全衛生協議会は、安全衛生管理、労働災害防止、設備事故防止を推進し、工事の品質向上を図ることを目的として当社グループ及び当社グループの取引先とで組織されております。) (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題2,444字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営基本方針 当社グループは、「For Safety For Society」を基本理念に掲げ、国内及びベトナムを中心とするアセアンにおいて、カーボンニュートラルやSociety5.0等、 持続可能で豊かな社会の実現に向けて、ダイナミックにChallenge&Innovationする企業集団を目指しております。 長年培ってきた電気設備・電気通信設備工事の技術や経験を活かし、様々な社会インフラの構築及び保守メンテナンス、さらに老朽化したインフラ設備の更新工事に取り組んでおり、総合エンジニアリング企業として、社会インフラに関する各種の課題に対し、企画・調査・コンサル・設計・施工・保守メンテナンス等、高度なサービスをワンストップで提供することによって、安心して暮らせる豊かな社会づくりに貢献してまいります。 (2) 中長期的な目標 当社グループは、“Challenge & Innovation”をスローガンに掲げ「中期経営計画(2026/8期~2028/8期)」を策定しました。10年先のあるべき姿の実現を見据え、注力分野における事業を深化・拡大するとともに、人材採用・教育施策等により、経営基盤をさらに強固なものとしてまいります。また、資本コストや株価を意識した戦略的な資本政策を通じて、企業価値向上と株主価値の最大化を図ってまいります。 当社は、利益を追求するだけでなく、お客様と社会とともに成長し、社員が誇りをもって働くことができるグッドカンパニーを目標としております。このグッドカンパニーを体現することにより、持続的な成長を果たし、時価総額150億円の実現に向けた歩みを進めてまいります。 <中期経営計画(2026/8期~2028/8期)の目指す姿> 売上高・営業利益の飛躍的な成長、高水準のROEの継続を実現すべく、以下の成長戦略に取り組みます。 数値目標:2028年8月期 売上250億円 営業利益25億円 ROE15%以上 配当性向40% (3) 会社の対処すべき課題 ◆「国内EPC事業を柱に据えた成長の実現」 国内EPCの3つの成長領域「太陽光発電設備」、「電気設備」、「通信システム」での事業拡大を柱とし、さらにアセアンEPCでの設計・積算の受注拡大、不動産事業の安定収益化のもと、成長を実現してまいります。 (太陽光発電設備) 第7次エネルギー基本計画では、2040年に国内電源構成に占める再生可能エネルギーの割合を40~50%程度とする目標が掲げられており、今後も市場拡大が見込まれています。当社は、長年の実績を持つ太陽光発電設備工事において、自家消費型太陽光発電設備の需要を確実に取り込んでまいります。さらに、2025年8月期より新たに取り組んできた系統用蓄電所の建設工事についても、再生可能エネルギーの増加に伴いさらなる需要拡大が期待されており、事業機会を的確に捉えてまいります。 (電気設備) データセンターや物流倉庫の増設に伴い電気設備工事の需要は増加の一途をたどる一方、電気設備工事業界においては人材不足となっています。このような中、当社においては、公共設備や民間設備、さらに送電線・発変電の各種電気設備工事に対応可能な幅広い技術力により電気設備工事の引き合いが増加しており、さらなる受注拡大に向けて、取り組んでまいります。 (通信システム) 通信システムの市場環境は、国土強靭化5ヵ年計画(~2030年度)の事業規模が約20兆円に拡大しており、また防衛施設の強靭化に伴う5年間の総事業費は総額4兆円に上ることから、関連領域のさらなる拡大が期待されます。当社では、情報通信工事や無線工事、電気工事、保守まで幅広く対応可能な強みを活かし、引き続き防災減災対策に向けた防災行政無線やCCTV(監視カメラ)の需要を取り込むとともに、防衛関連施設の老朽化対策等の更新工事にも展開を広げてまいります。 (アセアンEPC事業) 設計・積算部門においては、日本の建設業界での人材不足を背景に、日本企業からの受注拡大に注力するとともに、ベトナムの若手人材の活用と技術教育により、300名体制構築を進めてまいります。工事部門においては、ベトナム民間企業からの新規受注は一時停止し、日系企業・欧米系企業からの受注へ転換、また未収入金の回収を強化することにより、黒字化を図ってまいります。 (不動産事業) 不動産価格が高騰する中、当社においては再生可能な不動産を割安で取得し、バリューアップ工事により不動産価値を高める、不動産再生型ビジネスモデルへ転換するとともに、ストックの拡充により安定収益化に取り組んでまいります。 (M&A) 上記成長領域での拡大に加え、高度技術者の確保や国内ネットワークの拡充、事業領域の拡大を目的とした積極的なM&Aの実施により、さらなる成長を実現してまいります。 ◆「資本コストや株価を意識した経営の実現による高水準のROEの継続」 国内EPC事業の拡大に向けたM&A、また人材の採用・定着を目的とした処遇や福利厚生等のさらなる向上に向けた成長投資を行う方針です。また、2025年8月期の1株当たり配当金40円を下限として配当性向を段階的に引き上げ、2028年8月期には配当性向40%の実現を目指し、株主還元の強化を図ってまいります。 前述の成長戦略及びこれらの取り組みにより、株主資本コスト11%を上回るROEを継続するとともに、2028年8月期には15%超の達成を目指します。 (4) 資金面での取り組み 資金につきましては、保有不動産の適切な運用により流動性の確保を図りつつ、M&A資金等に活用する方針であります。また、金融機関や証券市場を通じた資金確保も可能であります。
事業等のリスク4,145字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 保有資産について 営業活動上の必要性から、不動産等の資産を保有しているため、保有資産の時価が著しく下落した場合には減損損失の発生、また、販売用不動産の収益性が著しく低下した場合には、棚卸資産評価損が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 景気変動について 国内EPC事業においては、民間設備投資や公共投資の増減による電気設備工事、電気通信設備工事の市場規模の変化や、受注競争激化による粗利率の低下等が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 建設資材価格の変動について 当社グループは、国内EPC事業、アセアンEPC事業を遂行するにあたり、多くの建設資材を調達しておりますが、建設資材価格が急激に高騰した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) アセアンEPC事業における社会的変動と為替相場の変動について 当社グループを構成する関係会社11社の内4社は海外現地法人であり、今後、進出国の政治・経済情勢、法的規制の変更等の著しい変化により、日系企業の投資抑制や、現地設備建設工事需要の減退の可能性があります。 また、人件費が著しく上昇する場合、工事の遂行計画や採算、代金回収等への影響が生じた場合や金利水準の急激な上昇や為替相場の大幅な変動等が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 業績の変動について 国内EPC事業においては、電気通信設備工事等の事業を行っていることから、工事の進捗や検収時期の集中によって収益が偏重することがあります。このため、特定の四半期業績のみをもって当社グループの通期業績見通しを判断することは困難であります。 なお、2025年8月期の四半期ごとの国内EPC事業の売上高推移は、以下のとおりであります。 第1四半期 (9月~11月)   第2四半期 (12月~2月)   第3四半期 (3月~5月)   第4四半期 (6月~8月) 売上高(千円)   2,411,452   3,277,393   3,380,760   3,777,611 (注)連結調整前の金額を記載しております。 (6) 競合他社による影響について 国内EPC事業及びアセアンEPC事業においては、大手・中小を問わず多くの企業と競合しております。そのため、競合他社との価格競争が更に激化した場合や、競合他社の技術力やサービス力の向上により、当社グループのサービス力が相対的に低下した場合は、当社グループが提案している営業案件の失注や、施工数の減少等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 特定の仕入先への依存について 当社グループは、国内EPC事業において電気工事用・電気通信工事用資材を、資材商社であるヤマト電機株式会社から仕入れております。国内EPC事業の資材仕入金額に占める同社からの仕入金額が、引き続き一定割合を占めております(国内EPC事業の資材仕入金額に占める同社からの仕入割合 2024年8月期:11.6% 2025年8月期:3.9%)。 他の資材仕入と同様に、ヤマト電機株式会社からの資材仕入に際しても、他の資材業者からも見積を取ることにより、当社グループにとって有利な条件で仕入を行えるよう取り組みを行っております。また、ヤマト電機株式会社とは、継続的な関係を維持するため、商品取引基本契約を締結しております。しかしながら、今後何らかの要因により、当該契約が更新されない場合や商品を安定的に仕入れることが困難な状況となった場合、他の資材商社及びメーカーへ仕入先を切替えることにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 業界取引慣行について 当社グループが属する建設業界の一部では、慣習として契約書を締結しないまま取引をするケースがあります。このため、当社グループでは注文書・発注確認書の授受や請求受領書の回収を徹底して行う等、トラブルを未然に回避するための施策を講じておりますが、不測の事態や紛争が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 国内EPC事業について 当社グループでは、国内EPC事業における再生可能エネルギー分野において、太陽光発電設備工事を受注するべく取り組んでおりますが、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を始めとする政府のエネルギー政策の動向や電気事業者による発電事業者に対する系統接続の動向によっては、太陽光発電市場が当社グループの予想に反して十分に拡大せず、その場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 法的規制等について 当社グループの主力事業である国内EPC事業において、建設業法、電気通信事業法等の関連法規制のほか、事業を営む上で必要とされる多くの許認可を取得しております。当社グループは、コンプライアンスを経営方針の最重要事項と位置付け、関連法規制の教育・指導・管理・監督体制の強化に努めておりますが、これらの関連法規制に違反するような事象が発生した場合、事業の停止命令や許認可の取り消し等の行政処分を受ける場合があり、その場合には、当社グループの業績及び財政状態に甚大な影響を及ぼす可能性があります。 (当社グループの主な許認可状況) 事業名   許認可の名称   監督官庁   有効期限 国内EPC事業   一般建設業許可   国土交通省   2030年4月29日 国内EPC事業   特定建設業許可   国土交通省   2030年4月29日 国内EPC事業   電気工事業者登録   東京都知事   期限なし なお、上記の事業の停止や許認可の取り消しとなる事由は、建設業法第29条、並びに電気工事業の業務の適正化に関する法律第28条に定められております。本書提出日現在において、当社グループが認識している限り、当社グループには、これら事業停止及び許認可の取り消しとなる事由に該当する事実はありません。 (11) 偶発事象について 当社グループは、品質管理に万全を期しておりますが、瑕疵担保責任及び製造物責任による損害賠償が発生した場合や工事現場での人的災害等の発生で訴訟を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) システム障害について 当社グループは、業務効率の向上のため、基幹業務である総務・人事・会計の他、工事管理等の社内システムを有しております。そのコンピュータシステムに人的ミス・自然災害・コンピュータウイルス等による障害が発生した場合は、事業運営に支障をきたし、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 重要な情報の管理について 当社グループは、事業運営上、顧客が保有する技術データ・顧客データ等の重要な情報を取り扱っております。そのため、サイバーセキュリティを含め適切な情報管理を行ってはおりますが、不測の事態により当社グループからこれら重要な情報が流出した場合、顧客からの信頼を低下させるほか、損害賠償義務の発生等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 自然災害等の発生について 当社グループは、自然災害や新型ウイルスパンデミック等の発生に備え、人的被害の回避を最優先としつつ事業継続を図るため、各種設備の導入やデータファイルのバックアップ強化、訓練の実施及び規程・マニュアルの整備等により、リスク回避と被害最小化に努めております。 しかしながら、大規模災害等の発生及びそれに伴うライフラインの停止や燃料・資材・人員の不足による工事の中断・遅延、事業所の建物・資機材への損害等の不測の事態が発生した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 安全品質に関するリスクについて 当社グループは、ISO45001 労働安全衛生マネジメントシステムの認証を取得して、お客様に信頼、評価される高品質なエンジニアリングサービスを提供できるよう、工事の「安全・品質の確保」に対する取り組みには万全を期し、事故の発生防止に日々努めております。 しかしながら、万が一重大な事故等不測の事態を発生させた場合には、工事の進捗に重要な影響を与えるだけでなく、社会的に大きな影響を与えるとともに各取引先からの信用を失い、営業活動に制約を受ける等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 人材の確保と育成について 当社グループの国内事業拡大にあたっては、電気工事施工管理技士や電気通信工事施工管理技士、電気工事士、無線技師、工事担任者等の公的資格及び取引先固有の資格を有することが不可欠であります。クラウドを利用したオンデマンド研修「JESCOアカデミー」により、研修の充実を図り、社員がいつでもどこでも好きな時に受講できるようになりました。また、技術者、資格保有者の確保を目的の一つとした戦略的なM&Aにも努めております。しかしながら、工事施工を担える人材確保、育成ができない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,588字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (経営成績の状況) 当連結会計年度(2024年9月1日~2025年8月31日)におけるわが国経済は、建設分野における人材不足、原材料価格や資源・エネルギー価格の高騰、また国際経済環境の不透明感があるものの、雇用や所得環境の改善、インバウンド需要の拡大等により、景気は緩やかな回復基調で推移しました。 当社グループは、国内及びベトナムを中心とするアセアンにおいて、カーボンニュートラルやSociety5.0等、持続可能で豊かな社会の実現に向けて、ダイナミックにChallenge&Innovationする企業集団を目指しています。当社グループが長年培ってきた電気設備・電気通信設備工事の技術や経験を活かし、再生可能エネルギーや無線通信インフラ設備等、国土強靭化に関わる様々な社会インフラの構築及び保守メンテナンス、老朽化したインフラ設備の更新工事等のEPC*1事業に取り組んでおります。さらに、2022年に新たに立ち上げた不動産事業を両輪とする「両利きの経営」により、事業の多角化を図るとともに、事業を通じてサステナブルな社会構築を目指しております。 a サステナブル経営を目指して -1. 太陽光パネルのライフサイクルサポート 当社グループでは、太陽光発電所の建設やO&Mに20年以上取り組んでおります。業務提携をしているJ&T環境株式会社(JFEグループのリサイクル企業)とともに、太陽光パネルの施工からリパワリング、リサイクルまでライフサイクル全般にわたってサポートすることにより、循環型社会の構築に貢献してまいります。 -2. 人財・DXへの取り組み 建設工事の需要が高まる一方、日本国内においては人口減少が続き、電気工事を含む建設業の高度技術者の不足が大きな課題となっており、当社グループでは、Webを活用した自社教育システム「JESCOアカデミー」を中心とした技術者教育を推進してまいりました。また、業務プロセス変革の推進を掲げ、生成AIの活用による施工のフロントローディング*2強化、バックオフィスの業務改革に向けて、環境構築に着手いたしました。 -3. BCP対策/防災拠点の新設 グループ全体のBCP(Business Continuity Plan)対策として、群馬県高崎市に防災拠点を建設し、2025年3月に竣工いたしました。一次エネルギー消費量が正味ゼロ(CO2削減量78t/年)となる建築物等の ZEB(Net Zero Energy Building)化・省CO2化普及加速事業として認証された本建物は、JESCO AKUZAWA株式会社の本社としても活用しております。 b  当期業績について 国内EPCでは、今後さらなる拡大が期待される再生可能エネルギーや無線通信インフラ設備を注力分野として取り組んでまいりました。 2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画においては、主力電源として太陽光の割合を2040年度には23~29%とする目標が掲げられており、この目標達成に向けて2026年度より、化石燃料利用が多い工場等を持つ事業者に屋根置き太陽光パネルの導入目標策定が義務付けられます。このような背景から、自家消費型太陽光発電設備の受注が前期に引き続き拡大いたしました。また、再生可能エネルギー設備の増加に伴う出力制御拡大の影響等により、系統用蓄電設備*3の需要も高まっており、幅広い地域からの受注と多くの引き合いにつながりました。このような中、当社が新たに施工を手掛けた九州地区及び新潟地区の系統用蓄電所が無事完工いたしました。 無線通信インフラ関連分野では、多方面でセキュリティ強化の重要性が高まる中、各種プラント向けのITV(工業用監視カメラ)や、防災減災に向けた通信システム工事が拡大するとともに、移動体通信設備工事においては、総務省の「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」の2030年末5G人口カバー率99%実現に向けて、展開地域を関東から東海・東北エリアへと拡大し、順調に進捗いたしました。 アセアンEPCでは、注力分野であるベトナムでの設計・積算部門において、日本企業からの設計・積算業務の受注が拡大した他、ホーチミン市東部にハブ空港として建設されるロンタイン国際空港ターミナルビルの電気設備及びICT*4施工監理業務が順調に進捗いたしました。また、さらなる拡大に向け、専門教育により技術力強化やBIM*5要員拡大に取り組むとともに、設計人員300名体制の早期構築に向けて増員を進めてまいりました。 工事部門では、ベトナム不動産市場の規制強化等の影響による建設市場の停滞は、一部回復の傾向が見られるものの、厳しい状況が続く展開となりました。当社においては状況を注視しつつ、日系企業や欧米系企業からの受注獲得に向けて対応を進めてまいります。 このような状況のもと、当連結会計年度の受注高は、199億37百万円(前年同期比19.8%増)、経営成績は、売上高190億67百万円(前年同期比28.8%増)、営業利益17億21百万円(前年同期比50.6%増)、経常利益16億92百万円(前年同期比39.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億76百万円(前年同期比6.3%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。 a 国内EPC事業 注力分野である再生可能エネルギー関連設備において、自家消費型太陽光発電設備工事や需要が高まる系統用蓄電設備工事、また無線通信インフラ設備においては、セキュリティ強化に向けた各種プラント向け通信システム工事等が計画を上回り順調に推移し、増収増益となりました。 当連結会計年度における当セグメントの受注高は、137億62百万円(前年同期比4.7%増)、経営成績は、売上高128億20百万円(前年同期比14.6%増)、セグメント利益11億79百万円(前年同期比38.2%増)となりました。 b アセアンEPC事業 設計・積算部門においては、現在注力している技術力強化及び技術員の増員等が新規顧客の獲得に寄与し、順調に推移いたしました。 一方、工事部門においては、依然としてベトナムにおける規制強化等が建設業に影響を与えており、貸倒引当金の回収に注力してまいりました。 当連結会計年度における当セグメントの受注高は、13億16百万円(前年同期比11.7%増)、経営成績は、売上高13億87百万円(前年同期比7.2%増)、セグメント損失1億68百万円(前年同期はセグメント損失3億54百万円)となりました。 c 不動産事業 不動産の賃貸借事業をベースに、リニューアルによるバリューアップ等幅広く事業に取り組む中、保有ビルの満床稼働により、賃貸管理収入が順調に推移いたしました。また、販売用不動産を計2件売却したことにより、増収増益となりました。 当連結会計年度における当セグメントの受注高は、48億59百万円(前年同期比109.5%増)、経営成績は、売上高48億59百万円(前年同期比109.5%増)、セグメント利益8億11百万円(前年同期比6.3%増)となりました。 <受注高、売上高及び繰越受注残高> (単位:百万円) 期間   セグメント   期首繰越受注残高   当期受注高   当期売上高   次期繰越受注残高 前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   国内EPC事業   6,234   13,143   11,190   8,187 アセアンEPC事業   1,061   1,177   1,294   944 不動産事業   ―   2,319   2,319   ― 合計   7,295   16,641   14,804   9,131 当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   国内EPC事業   8,187   13,762   12,820   9,129 アセアンEPC事業   944   1,316   1,387   872 不動産事業   ―   4,859   4,859   ― 合計   9,131   19,937   19,067   10,001 *1 EPC:設計・調達・建設(Engineering、Procurement、Construction)の略 *2 フロントローディング:上流工程での検討を強化し、プロジェクト全体の品質向上と工期短縮を図る手法 *3 系統用蓄電設備:電力ネットワーク(系統)や再生可能エネルギー発電所等に大規模な蓄電池を接続し、 電力の充放電を行う設備。 *4 ICT:デジタル化された情報やデータを交換・共有する技術。 ICT…Information and Communication Technology(情報通信技術) *5 BIM:ICTを活用し、3次元の建設デジタルモデルに建築物のデータベースを含めた建築の新しいワークフロー を提供する設計ソフト。 BIM…Building Information Modeling (財政状態の状況) 当連結会計年度末における流動資産は、142億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億6百万円の増加となりました。これは、販売用不動産が12億30百万円増加したこと等によるものであります。当連結会計年度末における固定資産は、34億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億93百万円の減少となりました。これは、建物及び構築物が2億15百万円、土地が10億78百万円、のれんが65百万円減少したこと等によるものであります。この結果、当連結会計年度末における資産合計は、176億47百万円となり、86百万円の減少となりました。 当連結会計年度末における流動負債は、54億79百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億67百万円の減少となりました。これは1年内返済予定の長期借入金が2億31百万円増加し、支払手形・工事未払金等が2億46百万円、短期借入金が2億70百万円減少したこと等によるものであります。当連結会計年度末における固定負債は、46億6百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円の減少となりました。これは、長期借入金が46百万円増加し、その他に含まれる長期前受収益が1億57百万円減少したこと等によるものであります。この結果、当連結会計年度末における負債合計は、100億86百万円となり、9億1百万円の減少となりました。 当連結会計年度末における純資産合計は、75億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億14百万円の増加となりました。 なお、自己資本比率は前連結会計年度末の37.4%から当連結会計年度末は42.4%になりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億62百万円増加し、30億12百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フロ-は、税金等調整前当期純利益17億28百万円、減価償却費2億54百万円等の増加要因に対し、仕入債務の減少額2億7百万円、法人税等の支払額10億4百万円等の減少要因により、8億96百万円の収入(前連結会計年度は8億51百万円の支出)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フロ-は、定期預金の払戻による収入3億14百万円、固定資産の売却による収入2億10百万円等の増加要因に対し、固定資産の取得による支出4億45百万円等の減少要因により、17百万円の収入(前連結会計年度は16億77百万円の収入)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フロ-は、短期借入れによる収入67億91百万円、長期借入による収入26億28百万円等の増加要因に対し、短期借入金の返済による支出70億52百万円、長期借入金の返済による支出23億50百万円、配当金の支払額2億7百万円等の減少要因により、2億10百万円の支出(前連結会計年度は7億59百万円の支出)となりました。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループは、主に営業活動から得られるキャッシュ・フローのほか、外部からの資金調達については、銀行借入れ等により実施しております。 また、営業債務や設備投資資金の支払、借入金の返済等に向けた資金需要に備えて、充分な資金を確保するために、適時にグループ各社からの報告に基づき資金繰計画を作成する等の方法により、資金の流動性確保を図りつつ、余剰資金が生じた場合には、財務体質の改善、更なる事業の拡大を目指した今後のM&A資金、海外事業の拡大に向けた投資、業務改革の推進や事業競争力の強化に向けたIT投資等の目的に充当する方針であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a  生産実績 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。 b  受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) 国内EPC事業   13,762,655   4.7   9,129,515   11.5 アセアンEPC事業   1,316,058   11.7   872,299   △7.6 不動産事業   4,859,191   109.5   -   - 合計   19,937,905   19.8   10,001,815   9.5 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c  販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) 国内EPC事業   12,820,690   14.6 アセアンEPC事業   1,387,758   7.2 不動産事業   4,859,191   109.5 合計   19,067,640   28.8 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2. 総販売実績の100分の10以上の売上高割合を占める販売先は無いため、主要な販売先の記載は省略しております。 d  仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前期比(%) 国内EPC事業   3,414,261   15.6 アセアンEPC事業   512,793   80.1 合計   3,927,055   21.3 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 e  外注実績 当連結会計年度における外注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   外注高(千円)   前期比(%) 国内EPC事業   4,546,566   25.3 アセアンEPC事業   166,199   △2.0 合計   4,712,766   24.1 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成においては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを行う必要があります。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a  財政状態の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況  (財政状態の状況)」をご参照ください。 b  経営成績の分析 イ 売上高 当連結会計年度における売上高は、190億67百万円(前年同期比28.8%増)となりました。 当社グループのセグメントごとの外部顧客への売上高の内訳は、国内EPC事業が128億20百万円(同14.6%増)、アセアンEPC事業が13億87百万円(同7.2%増)、不動産事業が48億59百万円(同109.5%増)となりました。 国内EPCの3つの成長領域「太陽光発電設備」、「電気設備」、「通信システム」での事業拡大を柱とし、さらにアセアンEPCでの設計・積算の受注拡大、不動産事業の安定収益化のもと、さらなる成長を実現してまいります。 ロ 営業利益 当連結会計年度における営業利益は、17億21百万円(前年同期比50.6%増)となりました。 当社グループのセグメント利益の内訳は、国内EPC事業がセグメント利益11億79百万円(前年同期比38.2%増)、アセアンEPC事業がセグメント損失1億68百万円(前年同期はセグメント損失3億54百万円)、不動産事業がセグメント利益8億11百万円(前年同期比6.3%増)となりました。 ハ 経常利益 当連結会計年度における経常利益は、16億92百万円(前年同期比39.5%増)となりました。 これは、営業外収益1億円を計上した一方、営業外費用1億29百万円を計上したことによるものであります。 ニ 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、10億76百万円(前年同期比6.3%増)となりました。 これは主に、固定資産売却益62百万円、減損損失33百万円等を計上し、法人税、住民税及び事業税6億31百万円、法人税等調整額22百万円を計上したこと等によるものであります。 c  キャッシュ・フローの状況の分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 d  経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、組織体制、法的規制等、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場のニーズに合ったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。 e  経営戦略の現状と見通し 今後における当社グループの事業を取り巻く経営環境は、原材料の高騰や、同業者間での価格やサービスの競争等により、引き続き厳しい状況で推移していくことが予想されます。 こうした状況のなか、当社グループにおきましては、日本国内において今後も安定した収益基盤を構築するとともに、今後更なるインフラ整備の需要増大が期待されるアセアン地域において、事業の拡大を図るため、積極的な事業展開を図ってまいります。 f  経営者の問題意識と今後の方針について 当社グループが今後の業容を拡大し、より良いサービスを継続的に展開していくためには、経営者は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 会社の対処すべき課題」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。 これらの課題に対応するために、常に外部環境の構造やその変化に関する情報の入手及び分析を行い、優秀な人材の採用と教育、安全への取り組み、営業体制の強化を図ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。