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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

暁飯島工業

AKATSUKI EAZIMA CO., LTD.1997 · Standard · 建設業

空調・給排水設備工事の専門会社。設計・施工から保守管理まで一貫して手掛け、太陽光発電事業も展開。

概要

暁飯島工業は、1947年に水戸市で家電販売店として創業した建設業者である。現在は空気調和・給排水衛生設備工事の設計施工と保守管理を中核事業とし、太陽光発電事業も手掛ける。2010年にジャスダックに上場、2025年8月期の売上高は91億円、従業員144名。茨城県を地盤としつつ東京支店を構え、地域密着型の総合設備エンジニアリング企業として事業を展開する。

設備事業が売上の97%を占める収益構造

暁飯島工業の事業は3区分で構成される。2025年8月期の売上高91億35百万円のうち、設備事業が89億44百万円(構成比97.9%)を占める。同事業は空気調和・給排水衛生設備工事の設計施工と保守管理が主体で、建築設備工事とリニューアル工事に二分される。太陽光発電事業は1億89百万円(2.1%)、その他事業(不動産賃貸等)は1百万円と微小である。営業利益ベースでは設備事業が15億38百万円、太陽光発電事業が75百万円、その他事業はほぼゼロであり、全社の営業利益11億26百万円は主に設備事業の好調による。

茨城県に本拠を置く地域密着型の営業基盤

本社は茨城県水戸市千波町に所在し、つくば支店(つくば市高野台)と東京支店(台東区上野)の2支店を有する。創業以来茨城県を主要市場としてきたが、1977年に東京支店を開設し首都圏へ進出。2025年8月期の受注高102億3百万円のうち、建築設備工事とリニューアル工事が大半を占め、土木・プラント工事はゼロである。得意先は民間ビルや公共施設が中心で、過去には株式会社フジタ向け売上が売上高の11%を占めた年度もあるが、当事業年度では特定先への依存は解消されている。

連結子会社の統合を経た単独企業体制

暁飯島工業は単独企業であり、連結子会社を持たない。ただし沿革上、1995年に暁建設工業を買収し連結子会社化した後、2001年に吸収合併して現在の商号となった。また2002年にケアーズ株式会社を買収し翌年吸収合併している。1997年には株式会社ユニオンバンクを設立したが、2010年に解散した。これらの子会社統合により、設備工事に加えて建築工事やビルケア(建築物維持管理)の機能を内部化し、トータルエンジニアリングの体制を整えた。現在は持ち株会社ではなく、事業会社として単体で全ての事業を運営している。

安定した収益と財務体質

過去13期の売上高は63億円から91億円の範囲で推移し、大きな変動はない。2025年8月期の売上高営業利益率は12.3%と高水準で、中期経営計画の目標10%を上回った。自己資本利益率(ROE)は11.1%、配当性向27.9%と、株主還元も安定している。財政面では負債34億17百万円に対し純資産75億54百万円で自己資本比率約69%と健全。現金及び現金同等物55億96百万円を保有し、手元流動性も厚い。フリー・キャッシュ・フローは営業活動で11億98百万円の収入超だが、投資活動で4億46百万円の支出超となり、ネットでは7億52百万円のプラスである。

業界の中での役割は建設業界における設備工事の専門請負業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
91億円
営業利益
11億円
営業利益率
12.1%
純利益
8億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建設(設備工事)主力

空気調和、給排水衛生等設備工事の設計・施工及び保守管理を提供。建築物の快適性と衛生を支える設備インフラを担う。

主な製品・サービス2
設備工事
空気調和、給排水衛生等設備の設計・施工を行う。建物の用途や規模に応じた最適な設備を提案・設置する。
保守管理
設置後の設備機器の点検・整備・修理などを行い、設備の安定稼働を維持するサービス。

02エネルギー(太陽光発電)準主力

太陽光発電設備を保有・運用し、発電した電力を売電。再生可能エネルギーの普及に寄与する。

主な製品・サービス1
太陽光発電
太陽光パネル等の設備を設置し、発電した電力を電力会社に売却する事業。

03不動産副次

不動産の売買・賃貸を手掛ける。設備工事で培ったノウハウを活かした不動産関連事業。

製品と技術

空気調和・給排水衛生設備工事の設計施工

設備事業の核は、ビルや工場などの空気調和設備(冷暖房・換気)および給排水衛生設備(上水道・排水・衛生器具)の設計施工である。建築設備工事として新築物件向けに、リニューアル工事として既存建物の改修・省エネ更新にそれぞれ対応する。2025年8月期の完成工事高89億44百万円のうち、建築設備工事が49億円、リニューアル工事が33億9千万円を占め、リニューアル比率は約38%に達する。設計から施工、保守管理まで一貫して手掛け、茨城県内外の民間・公共物件で実績を積んでいる。

ビルケア事業による建築物維持管理

2003年に吸収合併したケアーズ株式会社の事業を引き継ぎ、建築物の維持管理サービスを提供する。具体的には建築物清掃、空気環境測定、飲料水水質検査、貯水槽清掃、ねずみ・こん虫等防除、建築物環境衛生一般管理、防災設備保守管理、保安警備などである。これらのビルケア工事は設備工事と合わせて年間2億円程度の売上を計上し、顧客との長期関係構築に寄与している。2025年8月期のビルケア工事施工高は1億7千万円弱だが、保守契約による安定収益が特徴である。

太陽光発電事業による再生可能エネルギー供給

2014年11月に事業目的に追加した太陽光発電事業は、自社で発電所を保有し売電するモデルである。2025年8月期の売上高は1億89百万円、営業利益75百万円と事業利益率は約40%と高い。発電量や売電価格は天候や制度に左右されるが、固定価格買取制度(FIT)の下で安定収入を得ている。同事業は設備事業と異なり工事リスクが小さく、収益の多様化に貢献している。ただし売上高全体に占める割合は2%強と限定的で、あくまで補完的な位置づけである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

公共土木工事が主力、受注拡大で成長

暁飯島工業は、公共土木工事を中心とする建設会社です。同業のショーボンドHDやウエストHDのように橋梁・トンネルなどのインフラ補修に特化しておらず、一般土木施工が主体です。売上高は2023年8月期の66億円から2025年8月期91億円と増加、営業利益率も9%→12%へ向上し収益改善が顕著です。競合のミライト・ワンやインターライフHDに比べ規模は小さいですが、地域密着と公共工事で差別化しています。

強み

  • 官公庁発注工事が中心で、景気変動の影響を受けにくい
  • 営業利益率が9%から12%へ上昇、コスト管理が奏功
  • 売上高が2年連続で増加、受注環境が良好
  • 特定地域に深耕し、自治体とのリレーションシップを構築

課題

  • 売上高100億円未満で、大規模工事の受注能力に限界
  • 建設業界全体の人手不足が続き、技術者確保が課題
  • 政府予算削減や補正予算の遅れが業績に直結する

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が暁飯島工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11401エムビーエス105億円16.8倍
21447SAAFホールディングス103億円22.3倍
31418インターライフホールディングス99億円10.9倍
4407AUNICONホールディングス94億円
51844大盛工業90億円17.2倍
61997暁飯島工業85億円7.8倍
71420サンヨーホームズ85億円5.2倍
81718美樹工業83億円5.0倍
91992神田通信機78億円18.3倍
101768ソネック78億円5.5倍
111438岐阜造園75億円14.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

家電販売から冷暖房工事へ転換した1963年

1947年7月、水戸市泉町で飯島商会として家電製品販売を創業。1953年に株式会社飯島商会を設立し、電気機器や理科学機器の販売を開始した。1960年には工作機械・測定工具の販売を追加するが、1962年に冷暖房機器の販売と工事を事業目的に加え、翌1963年1月に家電販売から冷暖房機器工事へ本格転換した。この判断が後の設備工事専門企業への道を開く。1964年には茨城県知事登録の管工事業・電気配線工事業を取得し、施工能力を公的に認められた。

商号変更と事業拡大の1970年代

1965年6月、飯島設備工業株式会社に商号変更し、設備工事専門性を明確にした。1969年12月には冷暖房設備、衛生給排水設備、空気調和設備、電気配線設備、エレベーター・エスカレーター設備の設計施工・保守管理に事業目的を拡大。1973年から1978年にかけて電気、管、機械器具設置、水道施設、消防施設、土木、建築、清掃施設、さく井工事など次々と許可を取得し、総合建設業への布石を打った。1977年10月には東京都千代田区に東京支店を開設し、営業エリアを首都圏へ拡大した。

社名を飯島工業に改め店頭登録した1985~1994年

1985年11月、飯島工業株式会社に商号変更。1988年にはつくば支店を開設し、研究学園都市の需要を取り込む。1990年12月につくば支店を現在地へ移転。1992年6月には本店を水戸市千波町の現在地へ移転し、同時に不動産売買・賃貸、投資事業などを事業目的に追加した。1994年4月、株式を日本証券業協会に店頭登録し、資本市場へのアクセスを獲得。この時期に設備工事に加え、ビル管理や不動産など周辺事業も視野に入れた多角化が進んだ。

子会社買収・合併を経て暁飯島工業へ改組した2001年

1995年12月、連結子会社暁建設工業株式会社を買収。2001年9月に同社と合併し、商号を暁飯島工業株式会社に変更した。これにより建設工事の能力を内部化し、設備工事と建築工事の一括提供が可能となった。2002年9月にはケアーズ株式会社を買収し、2003年9月に吸収合併。建築物清掃や環境衛生管理などビルケア事業を追加し、建物のライフサイクル全般に対応する体制を整えた。2001年11月には損害保険代理業も追加し、サービス範囲を拡大している。

ジャスダック上場と太陽光発電事業への参入

2004年12月、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。2010年4月の取引所統合を経て大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行し、2013年7月の統合で東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)となった。事業面では2014年11月に太陽光発電事業及び売電事業を事業目的に追加。同年度から売電収入が発生し、2025年8月期には売上高1億89百万円、営業利益75百万円と安定した収益源に育っている。2022年4月の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行した。

年表39件を開く

1940年代

  • 1947年7月創業水戸市泉町にて家電製品販売の飯島商会として創業

1950年代

  • 1953年9月創業水戸市泉町に株式会社飯島商会設立 電気機器器具、理科学機器の販売

1960年代

  • 1960年8月工作機械、試験機械、測定工具の販売を事業目的に追加
  • 1962年10月冷暖房機器の販売と工事を事業目的に追加
  • 1963年1月家電製品の販売業より冷暖房機器の販売と工事を主たる目的として営業開始
  • 1964年3月茨城県知事登録 管工事業、電気配線工事業の登録
  • 1965年6月商号変更飯島設備工業株式会社に商号変更
  • 1969年12月冷暖房設備、衛生給排水設備、空気調和設備、電気配線設備、エレベーター・エスカレーター設備の設計、施工、機器類の販売、保守管理に事業目的を変更

1970年代

  • 1973年12月茨城県知事許可 電気、管工事業の許可を受ける
  • 1975年12月茨城県知事許可 機械器具設置、水道施設、消防施設工事業の許可を受ける
  • 1976年1月茨城県知事許可 土木工事業の許可を受ける
  • 1977年10月東京都千代田区に東京支店開設(1988年12月台東区蔵前3丁目に移転)冷暖房設備工事、衛生給排水設備工事、空気調和設備工事、電気設備工事、水処理設備工事、エレベーター・エスカレーター設備工事、上下水道工事、土木工事、建築工事の設計並びに施工、機器類の販売、保守管理に事業目的を変更
  • 1977年12月建設大臣許可 土木、建築、管、電気、機械器具設置、水道施設、消防施設、清掃施設工事業の許可を受ける
  • 1978年9月建設大臣許可 さく井工事業の許可を受ける

1980年代

  • 1985年11月商号変更飯島工業株式会社に商号変更
  • 1988年5月茨城県知事登録 一級建築士事務所の開設(2015年11月閉鎖)

1990年代

  • 1990年12月つくば市高野台2丁目につくば支店開設(現在地)
  • 1992年6月水戸市千波町に本店移転(現在地)
  • 1992年11月設備に関する機器類の輸出入、不動産の売買、賃貸借並びにその仲介および管理、他の事業への投資並びに資金の貸付および運用、前各号に関連する事業を事業目的に追加
  • 1994年4月株式を日本証券業協会に店頭登録
  • 1995年11月大気汚染防止設備工事、産業廃棄物処理設備工事を事業目的に追加
  • 1995年12月M&A連結子会社暁建設工業株式会社を買収
  • 1996年3月建設大臣許可 ほ装工事業の許可を受ける
  • 1996年4月東京支店を台東区東上野4丁目に移転
  • 1997年10月連結子会社株式会社ユニオンバンクを設立(2010年8月解散)

2000年代

  • 2001年9月M&A連結子会社暁建設工業株式会社と合併し、商号を暁飯島工業株式会社に変更
  • 2001年11月損害保険代理業を事業目的に追加
  • 2002年9月M&A連結子会社ケアーズ株式会社を買収
  • 2003年9月M&A連結子会社ケアーズ株式会社を吸収合併
  • 2003年11月建築物清掃、建築物空気環境測定、建築物飲料水水質検査、建築物飲料水貯水槽清掃、建築物ねずみこん虫等防除および建築物環境衛生一般管理等の建築物衛生維持管理、防災設備の保守管理並びに保安警備を事業目的に追加
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年11月労働者派遣事業を事業目的に追加
  • 2007年11月設備工事等のコンサルタント業務を事業目的に追加

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2014年11月太陽光発電事業及び売電事業を事業目的に追加
  • 2015年9月東京支店を台東区上野七丁目に移転(現在地)

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場から東京証券取引所スタンダード市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 受注工事高2026年8月期まで8,800百万円
  • 売上高2026年8月期まで9,200百万円
  • 売上高営業利益率2026年8月期まで10.0%
  • 配当性向2026年8月期まで20~35%
  • 自己資本利益率2026年8月期まで8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    強固なビル空間事業サイクルの確立

    第Ⅰ期の事業基盤構築施策(情報共有、業務標準化・省力化、顧客ニーズを捉えた営業提案力)を継承し、高収益体質への挑戦を行う。

  2. 02

    次の成長基盤づくり

    建築・電気設備も含めた省エネ・リニューアル提案の提供、デジタル技術対応によるビルケア事業の標準化・省力化、高付加価値化による顧客満足度向上を推進する。

  3. 03

    魅力ある企業への変革

    サステナビリティを経営課題と位置づけ、地域社会の持続可能性に貢献。技術伝承や人材教育投資を積極的に実施し、トータルエンジニアリング集団を育成する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で144人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は612万円で、9期前と比べて+4.0%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は16.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月125
2017年8月126
2018年8月123
2019年8月58841.917.3118
2020年8月59741.817.0119
2021年8月57341.316.5126
2022年8月55040.816.1135
2023年8月52840.716.1138
2024年8月58941.616.7136588
2025年8月61242.116.5144764

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 茨城県 水戸市2,374百万円
設備事業 全社(共通)太陽光発電事業
つくば支店 — 茨城県 つくば市206百万円
設備事業
ほか1件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    中央合同庁舎第3号館免震層内厨房系統雑排水管改修
    国土交通省 · 2015-07-03
    679万円
  • 調達
    【関東地方整備局 常陸河川国道事務所】R4城東宿舎外ガス給湯器更新
    国土交通省 · 2022-06-17
    220万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は91億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.4%、利益が+37.5%。

売上高
+3.4%
91億円
営業利益
+37.5%
11億円
純利益
+33.3%
8億円
営業利益率
12.1%
前期比 +3.0%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高95億円91億円
営業利益14億円11億円
純利益10億円8億円
1株あたり配当¥135¥135

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は24億円、営業利益は3億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+14.3%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q1516.71
2023年4Q241
2024年1Q2114.81
2024年2Q26311.51
2024年3Q2129.53
2024年4Q20210.01
2025年2Q45511.14
2025年4Q46613.04
2026年2Q47817.06
2026年3Q24312.52

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は63億円から91億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は12.1%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月6332
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年8月6632
2014年8月6742
2015年8月7074
2016年8月7875
2017年8月8196
2018年8月7064
2019年8月7675
2020年8月84107
2021年8月74107
2022年8月7375
2023年8月6653
2024年8月88889.16
2025年8月91111212.18

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高91億円のうち、営業利益として残るのは11億円12.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の8.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.2%73億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.7%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.1%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
19.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.8pt
12.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.3pt
8.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.2pt
11.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが12億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は56億円で、売上の7.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月30−2314
2013年8月200216
2014年8月40−2418
2015年8月4−4−3015
2016年8月83−21124
2017年8月12001235
2018年8月6−12542
2019年8月7−4−7337
2020年8月70−1744
2021年8月3−3−4040
2022年8月430747
2023年8月0−3−2−341
2024年8月16−3−41350
2025年8月12−4−2856

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は110億円。このうち返さなくてよい自己資本が76億円で、自己資本比率は68.9%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月62224036.0
2013年8月63243938.0
2014年8月62253740.9
2015年8月68293941.9
2016年8月73324144.1
2017年8月82384446.4
2018年8月90414945.6
2019年8月87454251.8
2020年8月88513758.2
2021年8月88573164.9
2022年8月95603563.5
2023年8月95633266.4
2024年8月103683566.1
2025年8月110763468.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳単体ベース
現金及び預金
56億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
61億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
34億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中18位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中113位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.1%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
12.1%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.9%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,885で、1年前と比べて+36.8%過去52週の値幅のなかでは60%の位置にある。

¥3,885-1.9%1ヶ月+5.4%1年+36.8%時価総額85億円
過去52週の値幅
安値¥2,885高値¥4,555

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)8.3倍
PBR4.26倍
配当利回り3.47%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬まで4000円台で推移していたが、7月28日に3750円まで下落し、その後は3700-3800円台で推移している。25日線は3938円で株価は下回り、75日線は3826円で株価はほぼ同水準、200日線は3878円で株価は下回る。RSIは31.8と売られ過ぎ圏に近く、短期的な反発が期待される。52週高値4555円からは16%下落し、52週安値2864円からは33.6%上昇した位置にある。出来高は8月に入り500-1300株と低調で、売買が細っている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER7.72倍は業界平均14.04倍を大きく下回り、割安水準。PBR4.19倍は平均1.51倍を大きく上回り、資産価値に対して高く見えるが、ROE11.1%を考慮すると高収益で価値が正当化される。配当利回り3.53%は平均3.48%とほぼ同水準で、配当性向27.9%は将来の増配余地を示す。売上高は急成長しており、営業利益率も改善傾向で、収益力と成長性の両面で評価できる。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍14.4倍
PER (予想)8.3倍
PBR4.26倍1.55倍
ROE11.1%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は2023/8期から増加傾向で、2025/8期には91億円、営業利益率12%超と堅調に推移。強気派は、インフラ老朽化の進行により補修需要が中長期的に拡大し、業績の成長が続くとみる。また、公共工事の安定性から景気変動の影響を受けにくい点も支持される。一方弱気派は、価格競争の激化による利益率の圧迫が懸念されるとし、人件費・資材費の高騰が続く中で収益性が悪化する可能性を指摘する。さらに、公共投資の調整局面では受注が減るリスクもあり、成長の持続性に疑問を投げかける。

プラスに働く材料7
  • 構造的需要

    高度経済成長期のインフラが老朽化し、補修・更新需要が中長期で増加する。

  • 安定収益

    公共工事の比率が高く、民間需要の変動に左右されにくい。

  • 過去実績

    2025/8期は売上高が前期比で増加し、収益拡大が続いている。

  • 売上高66億→91億円と2年で約38%増通年影響

    売上高は66億円から91億円へ増加、営業利益率も12.09%まで改善し収益拡大が続く

  • 営業利益率9.09%→12.09%に3.0pt改善通年影響

    営業利益8億円から11億円へ37.5%増、利益率も3.00ポイント上昇し収益構造が強化

  • 当期純利益3億→8億円と2期連続増益通年影響

    純利益は3億円→6億円→8億円と拡大、EPS上昇でPER7.72倍の割安感が際立つ

  • 株価1年で35.7%上昇、上昇トレンド継続継続影響

    株価は3,825円で年初来35.7%高、時価総額84億円の小型株ゆえ需給で弾力性が高い

マイナスに働く材料7
  • 入札競争

    同業他社が多く、価格競争により採算性が悪化する恐れがある。

  • コスト上昇

    資材・人件費の高騰が利益を圧迫し、売上増が利益増につながらない可能性。

  • 公共投資依存

    財政政策次第で受注量が変わり、不確実性が高い。

  • 予想PER8.1倍は実績7.7倍を上回る決算発表後影響

    予想PER8.1倍は実績PER7.72倍より高く、市場が減益を織り込む

  • PBR4.19倍と割高水準継続影響

    ROE11.1%に対しPBR4.19倍はバリュエーションが高く、修正リスクがある

  • 売上高増加率が33%→3%に急減速通年影響

    2024/8期は前期比33%増だったが、2025/8期は91億円と+3.4%に鈍化し成長期待が剥落

  • 時価総額84億円と小型、流動性懸念継続影響

    時価総額84億円・外国持ち株比率5.86%と売買が細く、大口売りで株価が乱高下しやすい

次の決算で確かめる点
受注残高
今後数期の売上高を占う先行指標。
営業利益率
価格競争やコスト高の影響を反映する重要な収益指標。
公共工事受注額
政府の公共投資動向の実績値で、業績の上振れ・下振れを予測できる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり135で、前期から+46.7%いまの株価に対する利回りは3.47%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥135
1株あたり
配当利回り
3.47%
いまの株価に対して
配当性向
27.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月3515.1
2017年8月4528.613.9
2018年8月30−33.315.5
2019年8月4550.018.3
2020年8月5522.216.8
2021年8月40−27.319.3
2022年8月5537.522.2
2023年8月550.035.3
2024年8月7536.427.2
2025年8月11046.727.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥135

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ883人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.7%を占め、残る51.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他44.844.642.643.343.943.0
事業法人26.026.229.030.137.338.9
金融機関11.311.310.210.29.49.8
自己株式9.79.89.87.48.18.1
外国法人16.015.915.914.47.25.9
証券会社1.92.02.32.02.32.5
外国人個人0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社UH Partners 36.88
02光通信株式会社6.75
03暁飯島工業取引先持株会5.09
04水戸信用金庫4.95
05株式会社UH Partners 24.81
06新菱冷熱工業株式会社4.55
07株式会社常陽銀行4.36
08暁飯島工業従業員持株会4.06
09アサガミ株式会社3.23
10株式会社エスアイエル2.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+434%、1株純資産は14期で+267%。直近期のROEは11.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月741,0197.57.320.3
2013年8月741,1007.06.826.9
2014年8月1181,23010.16.816.9
2015年8月2061,44115.54.912.1
2016年8月2311,61915.13.815.1
2017年8月3241,92618.34.013.9
2018年8月1942,0629.77.115.5
2019年8月2452,23511.45.418.3
2020年8月3282,57813.74.616.8
2021年8月3372,86912.44.519.3
2022年8月2473,0358.45.422.2
2023年8月1563,1165.18.835.3
2024年8月2763,3678.56.227.2
2025年8月3943,73611.17.627.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/8期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
植田俊二代表取締役社長 社長執行役員6516,300
白石学取締役 常務執行役員 茨城事業部長548,800
岩井淳取締役 上席執行役員 東京事業部長606,700
片桐倫明取締役 上席執行役員 管理統括部長529,300
根本幸司取締役(常勤監査等委員)611,600
植崎明夫取締役(監査等委員)73
大庭幸生取締役(監査等委員)60
遠藤勲54

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4517719
社外取締役3583
取締役(社内)1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容188字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、空気調和、給排水衛生等設備工事の設計・施工及び保守管理を主な事業として営んでおります。 当社の主な事業内容は次のとおりであります。 事業区分   事業の内容 設備事業   設備工事の設計・施工、設備及び機器類の保守管理 太陽光発電事業   太陽光発電及びその売電 その他事業   不動産の売買・賃貸、その他 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,572字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、創業以来茨城県を中心に、空気調和、給排水衛生等設備工事の設計・施工及び保守管理を主な事業として行ってまいりました。当社は、「健全なる企業活動を通じ 誠意を以って 社会に貢献する」ことを経営の基本方針とし、どのような環境下に置かれても、持続的発展が可能である企業となり、また株主をはじめとするステークホルダーの皆様の期待や信頼に応えるべく企業価値の向上を目指しております。 (2)経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 建設業界におきましては、政府建設投資及び民間建設投資は一定の水準を維持しておりますが、需要の急激な変動に伴うサプライチェーンの混乱による工期の延長傾向が見られることや、慢性的な技術労働者不足と建設資材の価格高騰に伴う建設コストの上昇のため受注競争が激化していることにより、依然として厳しい経営環境が続いております。 (3)経営戦略及び対処すべき課題 当社は、今後の社会情勢や経営環境を見据え、10年後のありたい姿(ビジョン)を明示しその実現に向けて、2021年8月期より中期経営計画「NEXT Akatsuki Eazima VISION2030~選ばれる会社へ~」を策定し、10年後のありたい姿(ビジョン)を以下の3つとしております。 ①   空間のスペシャリストとして誠意を持ってお客様と接し、「頼られる存在」として選ばれ続けるトップランナー ②   きれいな水と空気を次世代に繋ぎ、持続可能な社会の実現に挑戦するトータルエンジニアリング集団 ③   社員の幸せと地域の繁栄を追求し、成長し続ける会社 2021年8月期からの10年間を大きく3つの期間に分け、その第Ⅱ期(2024年8月期~2026年8月期)を「第Ⅰ期の施策を継承しつつ、新たなステージへ挑戦する」3年間と位置づけました。10年後のありたい姿(ビジョン)を実現するため、以下を重点項目として取り組んでまいります。 1.   確固たる地位の確立 強固なビル空間事業サイクルの実現に向け、第Ⅰ期の事業基盤構築に向けた施策(情報共有・業務の標準化・省力化、顧客ニーズを的確に捉えた付加価値の高い営業提案力等)を継承しつつ高収益体質へ挑戦してまいります。 2.   次の成長基盤づくり ビル空間事業サイクルを拡張するため、建築・電気設備も含めた省エネ・リニューアル提案を提供してまいります。また、デジタル技術への対応によりビルケア事業の標準化や省力化を図り、高付加価値化により顧客満足度の高いサービスを提供してまいります。 3.   魅力ある企業 サステナビリティへの取組みを重要な経営課題と位置づけ、解決に取り組むことで、持続可能な地域社会の実現に貢献し、企業価値の向上に努めてまいります。次世代に繋ぐべく、技術の伝承や人材への教育投資を積極的に実施し、「技術力と人材を備えるトータルエンジニアリング集団」を育成してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、安定的な収益の確保と経営基盤の強化のため、第Ⅱ期中期経営計画の数値目標(2026年8月期)を以下のように策定しております。 指標   数値目標(2026年8月期)   実績(当事業年度) 受注工事高(百万円)   8,800百万円   10,203百万円 売上高(百万円)   9,200百万円   9,135百万円 売上高営業利益率(%)   10.0%   12.3% 配当性向(%)   20~35%   27.9% 自己資本利益率(%)   8.0%   11.1%
事業等のリスク2,194字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社は、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び低減に取り組んでまいります。また、これらのリスクが発生した場合、その影響を最小限にとどめるよう対応していく所存であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 法規制リスク 当社は、建設業法、下請法、会社法、金融商品取引法、独占禁止法、労働安全衛生法等様々な法規制を受けております。これらの法律が将来において、法令の改廃や新設、適用基準の変更等があった場合、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、コンプライアンス委員会によるコンプライアンスの整備、維持及び向上を図る体制を構築しております。 (2) 業績変動のリスク ① 営業地域限定 当社は、主に茨城県を中心に営業活動を展開しておりますが、当該地域の投資状況や経済の状況、天災等が当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、戦略エリアへの重点投資及び営業力を強化することで、当該地域への集中リスクを最小化するよう努めております。 ② 売上計上時期のずれ 当社に起因しない何らかの事情により、工期延長等が発生しお客様への引渡しが予定していた期間よりも遅れることがあります。その結果として売上計上時期にずれが生じ、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、施工中の問題点等を早期に発見し、施工管理の徹底に努めております。 ③ 資機材の市況変動によるリスク 資機材が市況変動により急激に高騰し請負金額に反映させることが困難な揚合、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、資機材の市況変動を注視し早期調達や安定的な取引先を確保することで、リスクの最小化に努めております。 ④ 不採算工事発生 当社は、適正な原価管理を行うため個別原価計算を採用しておりますが、施工範囲外の工事進捗状況の影響による工期遅延、設計変更、建設資材及び労務費の高騰等想定外の原価発生により、不採算工事が発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、施工中の問題点等を早期に発見し、施工管理の徹底に努めております。 ⑤ 契約不適合責任リスク 顧客との間の工事請負契約において、竣工後の一定期間、契約不適合責任を負っております。これに伴って発生する補修費用について、過去の実績に基づき完成工事補償引当金を計上しておりますが、当該補修費用が当該引当金を上回って発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、施工検討会及び社内中間検査・完成検査の実施等により品質管理の徹底を図っております。また、建設工事保険や賠償責任保険等によりリスク回避を行っております。 ⑥ 自然災害・工事災害・感染症 人的・物的事故あるいは災害の発生や竣工後のクレーム等により損害賠償請求を受ける可能性があります。そうした不測の事態に備え各種保険に加入しておりますが、補填しきれない場合、また、大規模な地震、その他事業の継続に支障をきたす災害・事故、感染症等の影響が生じた場合は、その賠償額が当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、自然災害や工事災害に対して、事業継続計画の整備及び安全パトロール等の実施により影響を最小限に抑えるよう努めております。また、感染症に対して、社員の時差出勤や消毒液の設置等感染拡大防止策を講じております。 ⑦ 取引先及び協力会社与信 工事代金受領以前に取引先が倒産に陥り売掛債権の回収に支障をきたす場合、また、協力会社が倒産し、工事の進捗に支障をきたす場合には、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、取引開始時の与信管理の徹底及び工事現場における出来高管理、入出金バランス管理、営業部門及び施工部門による取引先の情報共有等によりリスクの最小化に努めております。 (3) 事業体制リスク 当社は、今後の事業戦略として営業部門や施工部門において優秀な人材を確保し育成していくことが重要な課題であると認識しております。しかし、当社の求める人材「技術力と人材を備えるトータルエンジニアリング集団」を確保・育成ができない場合、受注高の確保に支障をきたし、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクの対応策として、採用支援サービスの活用、人事担当者による大学訪問、会社説明会の実施、インターンシップの導入等新卒社員や中途社員の採用を推進しております。また、多様性を伴った社員の幸福の追求及び魅力的で働きがいのある職場づくりを構築し、人材の確保に努めております。また、次世代に繋ぐべく人材の教育投資を積極的に実施し、人材の育成にも努めております。
経営成績の分析 (MD&A)8,192字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、資源価格等のコスト上昇を販売価格へ転嫁する動きが広がり、雇用や所得環境の改善及び社会経済活動の正常化が進む中で、インバウンド需要や個人消費等景気は緩やかな回復傾向にあります。しかしながら、労働供給の減少、原材料及びエネルギー価格の高止まりや物価上昇圧力、地政学リスクの高まりによるグローバル化の停滞等依然として先行きは不透明な状況が続いております。 建設業界におきましては、政府建設投資及び民間建設投資は一定の水準を維持しておりますが、需要の急激な変動に伴うサプライチェーンの混乱による工期の延長傾向が見られることや、慢性的な技術労働者不足と建設資材の価格高騰に伴う建設コストの上昇のため受注競争が激化していることにより、依然として厳しい経営環境が続いております。 このような状況のもと、当社は、経営の基本方針として「健全なる企業活動を通じ 誠意を以って 社会に貢献する」を掲げ、どのような環境下に置かれても、持続的発展が可能となる企業となり、株主をはじめとしたステークホルダーの期待や信頼に応えるべく、企業価値の向上に向け活動を強化しております。 また、当社は引き続き工事利益率及び営業利益率の向上を目標に、受注時採算性の強化、原価管理及び施工管理の徹底、諸経費削減などの諸施策を実施してまいりました。 その結果、当事業年度の業績につきましては、受注高は102億3百万円(前事業年度比19.3%増加)となり、売上高も91億35百万円(前事業年度比3.5%増加)となりました。 損益面におきましては、完成工事高が増加し工事利益率が上昇したことから、営業利益は11億26百万円(前事業年度比50.0%増加)、経常利益も同じく11億60百万円(前事業年度比48.2%増加)となりました。当期純利益につきましても、7億96百万円(前事業年度比42.4%増加)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (設備事業) 設備事業の受注工事高は102億3百万円(前事業年度比19.3%増加)となりました。完成工事高は89億44百万円(前事業年度比3.6%増加)となり、営業利益も15億38百万円(前事業年度比34.3%増加)となりました。 (太陽光発電事業) 太陽光発電事業の売上高は1億89百万円(前事業年度比1.6%増加)となり、営業利益は75百万円(前事業年度比29.5%増加)となりました。 (その他事業) その他事業の売上高は1百万円(前事業年度比8.3%増加)となりましたが、営業利益は0百万円(前事業年度比1.9%減少)となりました。 なお、各セグメントに配分していないセグメント利益の調整額は、全社費用の4億88百万円であり、主に各セグメントに帰属しない一般管理費であります。 なお、財政状態の状況については、次のとおりであります。 当事業年度末における資産は、前事業年度末に比べ6億61百万円増加し、109億71百万円となりました。その要因は、主に現金預金が5億66百万円増加したことによるものであります。 負債は、前事業年度末に比べ82百万円減少し、34億17百万円となりました。その要因は、主に工事未払金が1億44百万円減少したことによるものであります。 また、純資産は、前事業年度末に比べ7億43百万円増加し、75億54百万円となりました。その要因は、主に当期純利益の計上に伴い利益剰余金が6億44百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物は、5億66百万円増加し55億96百万円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益を計上し、売上債権が減少したことなどから11億98百万円の収入超過(前事業年度は15億56百万円の収入超過)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得による支出などから4億46百万円の支出超過(前事業年度は2億70百万円の支出超過)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済及び配当金の支払いなどから1億85百万円の支出超過(前事業年度は3億96百万円の支出超過)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 受注実績 セグメントの名称   前事業年度 (自  2023年9月1日 至  2024年8月31日)   当事業年度 (自  2024年9月1日 至  2025年8月31日)   増減(△)   増減(△)率(%) 設備事業(千円)   8,555,653   10,203,875   1,648,222   19.3 (注)当社では設備事業以外では受注形態をとっておりません。 b. 売上実績 セグメントの名称   前事業年度 (自  2023年9月1日 至  2024年8月31日)   当事業年度 (自  2024年9月1日 至  2025年8月31日)   増減(△)   増減(△)率(%) 設備事業(千円)   8,637,344   8,944,769   307,424   3.6 太陽光発電事業(千円)   186,617   189,583   2,966   1.6 その他事業(千円)   1,200   1,300   100   8.3 合計(千円)   8,825,161   9,135,653   310,491   3.5 (注)  売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合 前事業年度 株式会社フジタ 974,341千円 11.0% 当事業年度 該当事項はありません。 なお、参考のため設備事業の実績は、次のとおりであります。 設備事業における受注工事高及び施工高の実績 1) 受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高 項目   区分   前期繰越 工事高 (千円)   当期受注 工事高 (千円)   計 (千円)   当期完成 工事高 (千円)   次期繰越工事高   当期 施工高 (千円) 手持工事高 (千円)   うち施工高 (%、千円) 前事業年度(自  2023年9月1日至  2024年8月31日)   建築設備工事   5,831,021   3,358,005   9,189,026   4,903,923   4,285,103   4.0   171,953   4,992,164 リニューアル 工事   1,596,146   4,858,120   6,454,266   3,391,225   3,063,041   1.1   32,567   3,392,698 土木工事   -   -   -   -   -   -   -   - プラント工事   -   -   -   -   -   -   -   - ビルケア工事   184,673   339,526   524,200   342,195   182,004   -   -   342,195 合計   7,611,840   8,555,653   16,167,493   8,637,344   7,530,148   2.7   204,520   8,727,058 当事業年度(自  2024年9月1日至  2025年8月31日)   建築設備工事   4,285,103   6,603,838    10,888,941   3,929,759   6,959,182    1.7   119,836   3,877,642 リニューアル 工事   3,063,041   3,266,694   6,329,735   4,678,734   1,651,001   6.8   111,992   4,758,158 土木工事   -   -   -   -   -   -   -   - プラント工事   -   -   -   -   -   -   -   - ビルケア工事   182,004   333,342   515,347   336,275   179,072   -   -   336,275 合計   7,530,148   10,203,875   17,734,024   8,944,769   8,789,255   2.6   231,828   8,972,076 (注) 1  前事業年度以前に受注した工事で、契約の更改等により請負金額に変更のあるものについては、当期受注工事高にその増減額が含まれております。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。 2  次期繰越工事高の施工高は、手持工事高の工事進捗部分であります。 3  当期施工高は(当期完成工事高+次期繰越施工高-前期繰越施工高)に一致しております。 4  「うち施工高」比率は「うち施工高」を「手持工事高」で除した値であります。 2) 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度(自  2023年9月1日至  2024年8月31日)   建築設備工事   43.6   56.4   100.0 リニューアル工事   36.5   63.5   100.0 土木工事   -   -   - プラント工事   -   -   - ビルケア工事   51.1   48.9   100.0 当事業年度(自  2024年9月1日至  2025年8月31日)   建築設備工事   7.1   92.9    100.0 リニューアル工事   68.4   31.6   100.0 土木工事   -   -   - プラント工事   -   -   - ビルケア工事   52.6   47.4   100.0 (注)  百分比は請負金額比であります。 3) 完成工事高 期別   区分   官公庁(千円)   民間(千円)   計(千円) 前事業年度(自  2023年9月1日至  2024年8月31日)   建築設備工事   501,162   4,402,761   4,903,923 リニューアル工事   761,897   2,629,328   3,391,225 土木工事   -   -   - プラント工事   -   -   - ビルケア工事   92,519   249,676   342,195 合計   1,355,578   7,281,766   8,637,344 当事業年度(自  2024年9月1日至  2025年8月31日)   建築設備工事   566,741   3,363,018   3,929,759 リニューアル工事   1,648,477   3,030,257   4,678,734 土木工事   -   -   - プラント工事   -   -   - ビルケア工事   84,097   252,177   336,275 合計   2,299,316   6,645,452   8,944,769 (注) 完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。 前事業年度  請負金額3億円以上の主なものは、次のとおりであります。 受注先    工事名 医療法人社団青燈会   医療法人社団青燈会小豆畑病院移転新築設備工事 株式会社長谷工コーポレーション   水戸駅前三の丸地区再開発新築設備工事 茨城県   県庁舎ヒートポンプ更新設備工事 宗教法人鹿島神宮   重要文化財鹿島神宮本殿ほか6棟防災設備整備工事 東京都   都立桐ヶ丘高等学校(6)改築及び改修給水衛生設備工事 台東区   生涯学習センター大規模改修給排水衛生設備工事 株式会社田村工務店   テツ・アート・プラザ建設設備工事 当事業年度 請負金額2億円以上の主なものは、次のとおりであります。 受注先    工事名 谷原建設株式会社   5-6新桜学校給食センター建設設備工事 茨城県   県立あすなろの郷セーフティネット本棟新築空調設備工事 茨城県   県庁舎ヒートポンプ更新工事 常総開発工業株式会社   白十字総合病院回復期病棟等建設設備工事 戸田建設株式会社   筑波大学陽子線施設整備機械設備工事 株式会社フジタ   東京北医療センター新棟建設ならびに改修設備工事 4) 手持工事高 (2025年8月31日現在) 区分   官公庁(千円)   民間(千円)   計(千円) 建築設備工事   118,169   6,841,013   6,959,182 リニューアル工事   767,630   883,371   1,651,001 土木工事   -   -   - プラント工事   -   -   - ビルケア工事   47,590   131,482   179,072 合計   933,389   7,855,866   8,789,255 (注) 手持工事高のうち請負金額6億円以上の主なものは、次のとおりであります。 受注先    工事名   完成予定年月 株式会社安藤・間   みらい平地区新設中学校建設設備工事   2027年2月 清水建設株式会社   水戸ディストリビューションセンター新築設備工事   2027年5月 株式会社イチケン   アパホテルさいたま新都心駅西新築設備工事   2026年6月 株式会社長谷工コーポレーション   水戸駅前三の丸地区再開発新築設備工事   2027年2月 株式会社安藤・間   PFC茨城株式会社坂東センター新築設備工事   2026年11月 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しておりますが、この財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われており、資産・負債や収益・費用の金額に反映されております。 これらの見積りにつきましては、過去の実績等を踏まえながら継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものにつきましては「財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績等の分析 1) 財政状態 流動資産 現金預金が5億66百万円増加しました。その結果、流動資産は前事業年度末比3.4%、2億35百万円増加の72億9百万円(前事業年度末  69億74百万円)となりました。 固定資産 投資有価証券が4億65百万円増加しました。その結果、固定資産は前事業年度末比12.8%、4億26百万円増加の37億61百万円(前事業年度末  33億35百万円)となりました。 流動負債 工事未払金が1億44百万円減少しました。その結果、流動負債は前事業年度末比2.1%、63百万円減少の28億99百万円(前事業年度末  29億62百万円)となりました。 固定負債 長期の有利子負債が30百万円減少しました。その結果、固定負債は前事業年度末比3.5%、18百万円減少の5億18百万円(前事業年度末 5億36百万円)となりました。 純資産 当期純利益の計上などから利益剰余金が6億44百万円増加しました。その結果、純資産は前事業年度末比10.9%、7億43百万円増加の75億54百万円(前事業年度末  68億10百万円)となりました。 2) 経営成績 売上高 売上高は、受注工事高及び完成工事高が増加したことなどから、前事業年度比3.5%、3億10百万円増加の91億35百万円(前事業年度  88億25百万円)となりました。 売上総利益 売上総利益は、工事利益率が上昇したことなどから、前事業年度比30.2%、4億26百万円増加の18億37百万円(前事業年度  14億10百万円)となりました。 営業利益 営業利益は、販売費及び一般管理費が増加したものの、売上総利益が増加したことから、前事業年度比50.0%、3億75百万円増加の11億26百万円(前事業年度  7億51百万円)となりました。 経常利益 経常利益は、営業利益が増加したことなどから、前事業年度比48.2%、3億77百万円増加の11億60百万円(前事業年度 7億83百万円)となりました。 当期純利益 当期純利益は、経常利益が増加したことから、前事業年度比42.4%、2億37百万円増加の7億96百万円(前事業年度  5億59百万円)となりました。 3) キャッシュ・フロー キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要  ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりでありますが、指標のトレンドを示しますと、次のとおりであります。 2021年 8月期   2022年 8月期   2023年 8月期   2024年 8月期   2025年 8月期 自己資本比率  (%)   64.9   63.5   66.4   66.1   68.9 時価ベースの自己資本比率  (%)   34.6   27.7   29.2   33.5    55.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率  (年)   2.6   2.6   -   0.4    0.5 インタレスト・カバレッジ・レシオ  (倍)   26.4   52.7   -   177.5    192.0 (注)  自己資本比率                    :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率        :株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式数控除後)により算出しております。 ※キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 ※有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ※計算の結果が、マイナスとなる場合は「-」で表示しております。 b. 資本の財源及び流動性について 当社における運転資金需要の主なものは、工事原価、販売費及び一般管理費などの営業費用によるものであります。また、投資資金需要の主なものは、設備投資及びシステム投資等によるものであります。 当社は、資金を安定的に確保する体制を基本方針としており、その資金の源泉は主に営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入等による資金調達となります。なお、当事業年度末の有利子負債の残高は5億87百万円、現金預金の残高は56億9百万円となっております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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