概要
オリジナル設計は1962年に設立された建設コンサルタント企業で、上下水道の調査・計画・設計・施工監理を主事業とする。1998年に東京証券取引所第二部に上場し、現在はスタンダード市場に所属。2025年12月期の連結売上高は85億円、従業員数は498名。子会社に情報処理サービスを手がける株式会社クラックスシステムや日本技術サービス株式会社を持つ。
上下水道に特化した建設コンサルタント事業
当社の核心事業は上下水道インフラに関する建設コンサルタントである。具体的には、水道・下水道の調査、計画、実施設計、施工監理を一貫して提供する。2025年12月期のセグメント売上高は75億6百万円、セグメント利益は10億3千万円を計上した。官公庁を主な顧客とし、能登半島地震の災害復旧支援業務や、老朽化対策・耐震化案件が受注を牽引している。全国に18の事務所を展開し、地域密着型のサービスを強みとする。
M&Aで拡大した情報処理サービス事業
2025年1月に株式会社クラックスシステムを、同年7月に日本技術サービス株式会社を子会社化し、情報処理サービス事業セグメントが新設された。同事業はソフトウエア開発やITエンジニアリングサービスを提供し、2025年12月期の売上高は10億8百万円、セグメント利益は1千7百万円であった。グループ全体でDX推進やシステム開発力を強化し、上下水道分野との協業も進めている。
安定した収益基盤と増収傾向
2012年12月期の売上高44億円から2025年12月期の85億円へと一貫して増収を続けている。営業利益は2025年12月期に9億2千1百万円に達し、過去5期で最高の受注残高を記録した。純利益は5億4千1百万円。上下水道施設の老朽化対策や国土強靭化計画を背景に、官需が堅調に推移している。一方、情報処理サービス事業はまだ利益率が低く、今後の収益貢献が課題となる。
全国に広がる事業拠点
本社は東京都渋谷区元代々木町に所在し、東日本支社、西日本支社など主要支社に加え、北海道から福岡まで13の事務所を設置している。1964年に新潟事務所を開設して以来、地域のニーズに応じて拠点を拡充。栃木、埼玉、千葉、神奈川、石川、岡山、長野、静岡、茨城、愛知、宮城と、全国の地方公共団体に近い位置で業務を遂行している。
業界の中での役割は公共インフラ(上下水道)分野の建設コンサルタント。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 建設コンサル タント事業 | 75億円 | 88.2% | 10億円 | 13.3% |
| 情報処理サー ビス事業 | 10億円 | 11.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01建設コンサルタント主力
上下水道に関する調査・計画・実施設計・施工監理、および都市施設情報などの公共事業に関する建設コンサルタント業務を提供。
主要顧客国、地方自治体
- 上下水道コンサルティング
- 上下水道施設の調査、計画、設計、施工監理など一連のコンサルティングサービス。
02情報処理サービス準主力
ソフトウェア開発・ITエンジニアリングサービスを提供。建設コンサルタント事業と関連するシステム開発なども行う。
- ソフトウェア開発
- 受託開発を中心に、業務システムやインフラ系システムの開発を提供。
製品と技術
上下水道施設の調査・計画・設計・監理
創業以来の核となるサービス。水道管路や下水道管渠の計画設計、浄水場・下水処理場の設計、施工監理を提供する。特に老朽化施設の改築更新や耐震化、浸水対策の業務が増加傾向にある。能登半島地震では珠洲市の上下水道管路の本復旧に向けた詳細設計を担当。埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、大規模地下管路の点検手法見直しにも対応している。
都市施設情報管理システム「MONJU」
1989年6月に完成した自社開発システム。上下水道施設の維持管理情報を統合的に管理する。長年にわたり機能拡充を続け、現在も当社のDX推進の基盤となっている。このシステムを活用して、自治体向けにアセットマネジメントや維持管理のデジタル化サービスを提供。情報処理サービス事業との協業により、さらなる高度化が進められている。
子会社を通じたソフトウエア開発・ITエンジニアリング
2025年に子会社化した株式会社クラックスシステムが担当。ソフトウエア開発やITエンジニアリングサービスを提供する。同じく子会社の株式会社VISTAQUA(旧ウルシ)や日本技術サービス株式会社と連携し、上下水道分野向けのデジタルソリューションを開発。グループ全体でDX推進関連事業への営業を強化し、新規事業開発ワークショップ「イノベーションMTG」も開催している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がオリジナル設計
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 369Aエータイ | 106億円 | 27.2倍 |
| 2 | 9554AViC | 106億円 | 17.5倍 |
| 3 | 9245リベロ | 106億円 | 14.1倍 |
| 4 | 4642オリジナル設計 | 105億円 | 14.0倍 |
| 5 | 2122インタースペース | 105億円 | 24.7倍 |
| 6 | 9168ライズ・コンサルティング・グループ | 105億円 | 8.5倍 |
| 7 | 9556INTLOOP | 105億円 | 38.9倍 |
| 8 | 7374コンフィデンス・インターワークス | 104億円 | 12.0倍 |
| 9 | 6094フリークアウト・ホールディングス | 103億円 | 6.8倍 |
| 10 | 2163アルトナー | 102億円 | 16.2倍 |
| 11 | 2485ティア | 101億円 | 25.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 42件
上下水道コンサルタントとして創業した1962年
1962年1月、東京都千代田区神田猿楽町に株式会社オリジナル設計事務所を設立。上下水道の計画及び設計・施工監理を主目的とした。1963年3月に本社を西神田へ移転し、1964年8月には建設コンサルタント登録を完了。同年10月に新潟事務所を開設し、地方展開の第一歩を踏み出した。
コンピュータ設計技術の導入と事務所網の拡充
1973年4月、コンピュータ自動設計システムを完成・運用開始。同年12月に札幌事務所、1974年11月に秋田事務所を設置。1984年3月には管渠自動設計システムや洪水・浸水・湛水防止システムを完成させ、技術力を高めた。1988年1月に商号をオリジナル設計株式会社に変更し、同年から1991年にかけて神奈川、埼玉、千葉、栃木、石川、岡山、長野、静岡、茨城と相次いで事務所を新設した。
店頭登録から株式上場、品質認証の取得
1996年7月、日本証券協会に店頭登録。1998年9月には東京証券取引所市場第二部に上場した。1999年12月、東京支社及び本社の一部でISO9001認証を取得し、2001年12月には全支社に拡大。2002年10月には子会社の商号を変更し、秋田県と栃木県に移転するなど組織再編を進めた。
子会社の統合と新たな事業領域への進出
2010年1月、子会社株式会社カンザイを吸収合併。同年5月、本社・東京支社を渋谷区元代々木町に移転。2012年7月にISO14001認証、2015年1月にISO27001認証を取得。2017年12月には西日本支社でISO55001認証を取得し、2019年11月に全支社へ拡大。2021年3月に健康経営優良法人に認定された。2024年4月には子会社ウルシの商号をVISTAQUAに変更。
M&Aによるグループ拡大と市場区分移行
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。2025年1月、株式会社クラックスシステムの全株式を取得し子会社化。同年7月、日本技術サービス株式会社の全株式を取得し子会社化した。これにより情報処理サービス事業セグメントが新設され、上下水道コンサルタントからITサービスまで事業領域を拡大した。連結業績は売上高85億円、営業利益9億2千1百万円に達している。
年表42件を開く
1960年代
- 1962年1月創業東京都千代田区神田猿楽町1丁目1番地に上下水道の計画及び設計・施工監理を主たる目的として株式会社オリジナル設計事務所を設立
- 1963年3月本社を東京都千代田区西神田に移転
- 1964年8月建設コンサルタント登録規程により建設コンサルタント登録
- 1964年10月新潟県新潟市に新潟事務所を設置
- 1968年1月本社を東京都新宿区牛込岩戸町に移転
- 1968年6月福岡県福岡市に九州事務所(現福岡事務所)を設置
1970年代
- 1971年7月大阪府大阪市中央区に大阪事務所を設置
- 1973年4月コンピュータ自動設計システム完成、運用開始
- 1973年12月北海道札幌市中央区に札幌事務所を設置
- 1974年11月秋田県秋田市に秋田事務所を設置
1980年代
- 1984年3月管渠自動設計システム、洪水・浸水・湛水防止システム完成、運用開始
- 1988年1月商号変更商号をオリジナル設計株式会社に変更
- 1988年4月神奈川県横浜市中区に神奈川事務所を設置(2016年4月横浜市港北区に移転)
- 1988年6月埼玉県浦和市(現さいたま市)に埼玉事務所を設置、千葉県千葉市に千葉事務所を設置
- 1989年4月栃木県宇都宮市に栃木事務所を設置
- 1989年6月都市施設情報管理システム(MONJU)を完成、運用開始
1990年代
- 1990年1月石川県金沢市に石川事務所を設置、岡山県岡山市に岡山事務所を設置
- 1990年4月長野県松本市に長野事務所を設置
- 1990年9月静岡県静岡市に静岡事務所を設置
- 1991年4月茨城県水戸市に茨城事務所を設置
- 1993年1月愛知県名古屋市中区に愛知事務所を設置
- 1995年11月本社・東京支社を東京都新宿区新小川町に移転
- 1996年7月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 1998年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 1999年12月東京支社及び本社の一部でISO9001認証取得
2000年代
- 2000年4月宮城県仙台市に宮城事務所を設置
- 2000年4月子会社株式会社オーイーシーシステムズ及びシーオーエヌエス株式会社を設立
- 2001年12月本社、全支社ISO9001認証取得拡大
- 2002年10月商号変更子会社株式会社オーイーシーシステムズ及びシーオーエヌエス株式会社の商号を株式会社カンザイ及び株式会社ウルシに変更し、本店を秋田県秋田市及び栃木県宇都宮市に移転
- 2009年4月プライバシーマーク認定事業者として登録(認定番号第10840388(01)号)
2010年代
- 2010年1月M&A株式会社カンザイを吸収合併
- 2010年5月本社・東京支社(現東日本支社)・情報技術部(現水インフラ本部)を東京都渋谷区元代々木町に移転
- 2012年7月本社及び情報技術部(現水インフラ本部)でISO14001認証取得
- 2015年1月アセットマネジメント本部(現水インフラ本部)でISO27001認証取得
- 2017年12月西日本支社関西支店、西日本施設部でISO55001認証取得
- 2018年7月女性活躍推進企業「えるぼし認証」取得
- 2019年11月全支社ISO55001認証取得拡大
2020年代
- 2021年3月健康経営優良法人2021(大規模法人部門)認定
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第二部からスタンダード市場へ移行
- 2024年4月商号変更株式会社ウルシの商号を株式会社VISTAQUAに変更し、本店を東京都渋谷区に移転
- 2025年1月M&A株式会社クラックスシステムの全株式を取得し、子会社化
- 2025年7月M&A日本技術サービス株式会社の全株式(自己株式除く)を取得し、子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
社会課題解決に向けた受注拡大
政府予算や地方公共団体の財政政策に即した営業活動を基軸に、上下水道の老朽化対策、耐震化、未普及解消、広域化・共同化などの社会課題解決に向けた受注を拡大する。
- 02
原価低減と利益率向上
総合原価を低減し、利益率の向上を図ることで、収益力を強化する。
- 03
先端的サービスの開発・提案による付加価値向上
市場ニーズに合わせた先端的サービスを開発し、顧客へ提案することで、提供サービスの付加価値を高める。
- 04
官民連携事業への積極的取り組み
中小自治体の上下水道持続確保に向け加速する広域化・共同化に対応し、信頼性と柔軟性を高めた官民連携事業に取り組む。
- 05
DX推進と生成AI活用による業務変革
グループ内外のネットワークやシステム開発力を活用し、DX関連事業の営業活動を展開するとともに、テレワークや生成AIの積極活用、カスタムメイド勤務制度などウェルビーイング経営を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で498人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は766万円で、9期前と比べて+6.7%。平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は11.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 343 |
| 2017年12月 | — | — | — | 354 |
| 2018年12月 | — | — | — | 361 |
| 2019年12月 | 718 | 44.3 | 12.7 | 381 |
| 2020年12月 | 706 | 39.7 | 11.5 | 300 |
| 2021年12月 | 713 | 39.8 | 11.5 | 302 |
| 2022年12月 | 702 | 40.8 | 12.5 | 298 |
| 2023年12月 | 728 | 40.9 | 12.7 | 295 |
| 2024年12月 | 766 | 40.3 | 12.1 | 309 |
| 2025年12月 | 766 | 40.0 | 11.4 | 498 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内㈱クラックスシステム(注)3大阪府大阪市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内日本技術サービス㈱兵庫県神戸市東灘区 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達2,790万円東京国際空港供給処理施設管理センター上水道設備工事実施設計その他業務国土交通省 · 2021-02-03
- 調達2,430万円東京国際空港水道自動検針装置更新工事外1件実施設計国土交通省 · 2023-10-25
- 調達909万円東京国際空港供給処理施設管理センター下水処理施設工事実施設計国土交通省 · 2023-09-20
- 調達320万円東京国際空港旧整備地区給水設備改修実施設計国土交通省 · 2020-02-25
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は85億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+19.7%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 96億円 | 85億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 9億円 |
| 純利益 | 6億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は58億円、営業利益は11億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+23.4%、営業利益は+22.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 21 | 5 | 23.8 | 3 |
| 2023年2Q | 16 | 3 | 18.8 | 2 |
| 2023年3Q | 11 | −2 | −18.2 | −1 |
| 2023年4Q | 18 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 24 | 6 | 25.0 | 4 |
| 2024年2Q | 16 | 3 | 18.8 | 3 |
| 2024年4Q | 31 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 47 | 9 | 19.1 | 6 |
| 2025年4Q | 38 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2026年2Q | 58 | 11 | 19.0 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は44億円から85億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は10.6%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 44 | — | −1 | — | −2 |
| 2013年12月 | 46 | — | 2 | — | 2 |
| 2014年12月 | 51 | — | 5 | — | 5 |
| 2015年12月 | 54 | — | 5 | — | 4 |
| 2016年12月 | 56 | — | 6 | — | 4 |
| 2017年12月 | 63 | — | 10 | — | 10 |
| 2018年12月 | 63 | — | 9 | — | 6 |
| 2019年12月 | 63 | — | 8 | — | 5 |
| 2020年12月 | 63 | — | 6 | — | 4 |
| 2021年12月 | 62 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年12月 | 65 | — | 7 | — | 4 |
| 2023年12月 | 66 | — | 8 | — | 5 |
| 株式会社ウルシの商号を株式会社VISTAQUAに変更し、本店を東京都渋谷区に移転 | |||||
| 2024年12月 | 71 | — | 9 | — | 7 |
| 株式会社クラックスシステムの全株式を取得し、子会社化 | |||||
| 2025年12月 | 85 | 9 | 9 | 10.6 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高85億円のうち、営業利益として残るのは9億円で10.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.9%56億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.4%19億円
- その他の費用持分法損益などの調整1.2%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.6%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが6億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは−9億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は35億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −3 | 0 | 0 | −3 | 5 |
| 2013年12月 | 3 | 3 | 0 | 6 | 11 |
| 2014年12月 | 4 | 4 | −4 | 8 | 14 |
| 2015年12月 | 5 | 2 | 0 | 7 | 20 |
| 2016年12月 | 6 | −2 | −1 | 4 | 24 |
| 2017年12月 | 4 | 1 | −1 | 5 | 28 |
| 2018年12月 | 15 | −4 | −1 | 11 | 37 |
| 2019年12月 | 4 | 0 | −11 | 4 | 30 |
| 2020年12月 | −1 | −1 | −2 | −2 | 27 |
| 2021年12月 | 3 | 1 | −2 | 4 | 28 |
| 2022年12月 | 7 | −3 | −2 | 4 | 30 |
| 2023年12月 | 4 | 1 | −2 | 5 | 33 |
| 2024年12月 | 2 | −2 | −2 | 0 | 31 |
| 2025年12月 | 6 | −15 | 13 | −9 | 35 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は120億円。このうち返さなくてよい自己資本が79億円で、自己資本比率は66.1%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 46 | 35 | 11 | 76.7 |
| 2013年12月 | 49 | 38 | 11 | 76.2 |
| 2014年12月 | 50 | 39 | 11 | 79.2 |
| 2015年12月 | 56 | 44 | 12 | 78.3 |
| 2016年12月 | 61 | 47 | 14 | 77.4 |
| 2017年12月 | 70 | 56 | 14 | 79.7 |
| 2018年12月 | 77 | 61 | 16 | 79.5 |
| 2019年12月 | 70 | 55 | 15 | 78.6 |
| 2020年12月 | 70 | 57 | 13 | 81.2 |
| 2021年12月 | 71 | 59 | 12 | 83.3 |
| 2022年12月 | 76 | 62 | 14 | 81.0 |
| 2023年12月 | 79 | 65 | 14 | 82.3 |
| 2024年12月 | 83 | 71 | 12 | 85.0 |
| 2025年12月 | 120 | 79 | 41 | 66.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中93位あたり、逆に低いのはROEで534社中380位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,415で、1年前と比べて-33.2%。過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.0倍 |
| PER (会社予想) | 14.2倍 |
| PBR | 1.00倍 |
| 配当利回り | 2.83% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1400円と52週安値(1384円)に接近。週足で下降トレンド継続中で、25日線(1429.6円)を下回って推移。直近1ヶ月で-3.5%下落し、出来高も6月29日に9500株と膨らむ場面があったが、その後は低調。RSIは31.6と売られ過ぎ圏に近い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)。
PER15.3倍は業界平均22.2倍を下回り割安。PBR1.03倍は業界平均2.35倍を大幅に下回る。ROE6.9%は平均を下回り収益性は低い。配当利回り2.49%は業界平均1.66%を上回るが、配当性向30.8%と低く増配余地はある。業績は緩やかな成長基調。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.0倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 14.2倍 | — |
| PBR | 1.00倍 | 3.51倍 |
| ROE | 6.9% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+9.4%。いまの株価に対する利回りは2.83%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 8 | — | 12.9 |
| 2017年12月 | 12 | 50.0 | 8.3 |
| 2018年12月 | 14 | 16.7 | 15.9 |
| 2019年12月 | 30 | 114.3 | 36.8 |
| 2020年12月 | 32 | 6.7 | 49.6 |
| 2021年12月 | 32 | 0.0 | 49.7 |
| 2022年12月 | 32 | 0.0 | 45.1 |
| 2023年12月 | 32 | 0.0 | 39.4 |
| 2024年12月 | 32 | 0.0 | 29.0 |
| 2025年12月 | 35 | 9.4 | 30.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,031人。区分でいちばん多いのは事業法人で47.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.0%を占め、残る50.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 40.5 | 44.8 | 44.8 | 45.3 | 45.3 | 47.2 |
| 個人・その他 | 50.4 | 47.9 | 48.7 | 48.6 | 48.1 | 46.8 |
| 自己株式 | 24.3 | 23.6 | 23.6 | 23.6 | 22.9 | 18.7 |
| 金融機関 | 6.2 | 4.8 | 4.0 | 3.3 | 3.5 | 2.9 |
| 外国法人 | 2.1 | 2.0 | 1.9 | 2.4 | 2.6 | 2.4 |
| 証券会社 | 0.8 | 0.6 | 0.7 | 0.5 | 0.5 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社東京スペックス | 27.35 |
| 02 | 株式会社UHPartners2 | 7.38 |
| 03 | 光通信株式会社 | 6.03 |
| 04 | 大関 淑子 | 3.49 |
| 05 | 株式会社UHPartners3 | 2.05 |
| 06 | 高島 俊文 | 1.96 |
| 07 | CACEIS BK ES IICS CLIENTS(香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) | 1.93 |
| 08 | 今井 正利 | 1.27 |
| 09 | 株式会社エスアイエル | 1.16 |
| 10 | 住友生命保険相互会社 | 0.95 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+532%、1株純資産は14期で+179%。直近期のROEは6.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −21 | 474 | — | — | — |
| 2013年12月 | 23 | 503 | 4.8 | 10.7 | — |
| 2014年12月 | 65 | 590 | 12.4 | 7.6 | 6.0 |
| 2015年12月 | 65 | 653 | 10.4 | 5.7 | 9.3 |
| 2016年12月 | 62 | 704 | 9.1 | 6.7 | 12.9 |
| 2017年12月 | 146 | 835 | 19.0 | 4.8 | 8.3 |
| 2018年12月 | 88 | 901 | 10.2 | 10.4 | 15.9 |
| 2019年12月 | 82 | 950 | 8.3 | 11.8 | 36.8 |
| 2020年12月 | 65 | 976 | 6.7 | 15.2 | 49.6 |
| 2021年12月 | 64 | 1,010 | 6.5 | 15.5 | 49.7 |
| 2022年12月 | 71 | 1,047 | 6.9 | 11.3 | 45.1 |
| 2023年12月 | 81 | 1,102 | 7.5 | 13.5 | 39.4 |
| 2024年12月 | 110 | 1,194 | 9.6 | 10.1 | 29.0 |
| 2025年12月 | 92 | 1,325 | 6.9 | 16.8 | 30.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額104百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 菅伸彦 | 代表取締役 社長 | 58 | 37,000 |
| 牧瀨統 | 取締役 執行役員 技術統括 | 60 | 15,000 |
| 大東達也 | 取締役 執行役員 西日本支社長 | 65 | 2,000 |
| 井上裕之 | 取締役 執行役員 西日本施設部長 | 52 | 3,000 |
| 上符勝弘 | 取締役 | 67 | — |
| 永井周 | 常勤監査役 | 72 | 31,000 |
| 岡田義明 | 監査役 | 69 | — |
| 宮原晃樹 | 監査役 | 65 | — |
| 豊本裕司 | — | 59 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 90 | 90 | 18 |
| 監査役 | 1 | 9 | 9 | 9 |
| 社外取締役 | 3 | 5 | 5 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容430字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,208字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,060字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,985字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第65期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-05
- 有価証券報告書有価証券報告書-第64期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第64期(2025/01/01-2025/06/30)2025-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第63期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第63期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-07
- 四半期報告書四半期報告書-第63期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-26
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第62期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第61期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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