概要
技研ホールディングスは、2018年に技研興業の単独株式移転により設立された持株会社である。グループの中核である技研興業は、法面保護工事などの土木工事、医療施設向け放射線防護工事などの建築工事、消波根固ブロック製造用鋼製型枠の貸与を主な事業とする。2026年3月期の連結売上高は約47億円、従業員数は106名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
事業の三本柱:土木・建築・型枠貸与
当社グループは土木関連事業、建築関連事業、型枠貸与関連事業の3つを柱とする。土木関連事業は法面保護工事や急傾斜対策工事の設計施工を手がける。建築関連事業は放射線防護や電磁波シールド工事など医療施設向けのトータルエンジニアリングが中心である。型枠貸与関連事業は消波根固ブロック製造用鋼製型枠の賃貸と、コンクリート二次製品の販売を行う。2026年3月期のセグメント別売上高は、建築関連24.2億円、型枠貸与13.5億円、土木関連8.3億円、その他0.7億円である。
持株会社体制とグループ構成
技研ホールディングスは純粋持株会社であり、グループ全体を統括する。主要な子会社は技研興業株式会社(土木・建築・型枠貸与の事業会社)、日動技研株式会社(建設資材レンタル・販売)、有限会社筑波工業(2022年4月に連結子会社化)、株式会社アゼモトメディカル(医療関連、2022年4月に連結子会社化)の5社である。かつて連結子会社だった川崎建鉄株式会社は2022年3月に非連結子会社となった。また、フリージア・マクロス株式会社を持分法適用関連会社としている。
収益の構造と経営指標
売上高は近年減少傾向にある。2024年3月期は52億円、2025年3月期予想は49億円、2026年3月期予想は47億円である。一方で営業利益率は改善しており、2024年3月期は5.8%、2025年3月期予想は12.2%、2026年3月期予想は14.9%と上昇している。当社は売上高総利益率、売上高営業利益率、ROE(自己資本当期純利益率)を重要な経営指標と位置づけている。2026年3月期の予想ROEは6.0%である。
公共投資に依存する国内中心の事業基盤
売上の大半は国内の公共工事と医療施設関連工事から生まれている。土木関連事業は国土強靭化や自然災害復旧事業の公共予算に支えられ、安定した受注が見込まれる。建築関連事業は医療分野に強みを持つが、新築物件数の減少や価格競争に直面している。型枠貸与事業も公共工事の縮減リスクを抱える。海外事業や不動産賃貸事業は規模が小さく、売上高全体の1.6%程度である。
業界の中での役割は建設工事と建設資材の専門プロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 建築関連 | 24億円 | 52.2% | — | — |
| 型枠貸与関連 | 13億円 | 28.3% | — | — |
| 土木関連 | 8億円 | 17.4% | — | — |
| その他 | 1億円 | 2.2% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01土木関連事業主力
法面保護工事や急傾斜対策工事など、土木工事の設計・施工を主力とする。防災・減災の観点から社会インフラ整備に貢献。
02建築関連事業準主力
放射線・電磁波・磁気・音響・防音施設・電波吸収・電磁波環境対策など、特殊環境に対応した建築工事のトータルエンジニアリングを提供し、関連資材も販売。
03型枠貸与関連事業準主力
消波根固用コンクリートブロック製造用の鋼製型枠を賃貸するほか、環境や景観に配慮したコンクリート二次製品や建設資材を販売。子会社が円形型枠などのレンタル・販売も行う。
- 鋼製型枠
- 消波根固用コンクリートブロックを製造するための型枠で、賃貸により提供。海岸・河川工事に使用される。
- コンクリート二次製品
- 環境や景観に配慮したコンクリート製品で、土木・建築工事に使用される。
04その他その他
海外事業、事務所用テナントビル賃貸、太陽光発電・売電事業などを手掛ける。
製品と技術
法面保護工事と急傾斜対策
土木関連事業の中心は法面保護工事である。道路や住宅地の斜面崩壊を防ぐための工事で、主に公共発注案件を請け負う。急傾斜地崩壊対策工事も手がけており、国土強靭化や災害復旧の需要に応える。2024年3月期の土木関連売上高は8.3億円、営業利益は1.4億円とグループ内で最も成長率が高いセグメントである。
放射線防護・電磁波シールド工事
建築関連事業では、医療施設向けの放射線防護工事と電磁波シールド工事が主力である。X線室やCT室、MRI室などで放射線や電磁波を遮断するための施工を提供する。その他、音響や防音施設、電波吸収体の設置も行う。2024年3月期の建築関連売上高は24.2億円、営業利益は4.3億円とグループ最大の収益源である。
消波根固ブロック用鋼製型枠の賃貸
型枠貸与関連事業では、消波根固ブロックを製造するための鋼製型枠を賃貸している。これらのブロックは防波堤や護岸工事に使用される。また、環境・景観に配慮したコンクリート二次製品や関連建設資材の販売も行う。連結子会社の日動技研は円形型枠などの建設資材をレンタルする。2024年3月期の型枠貸与売上高は13.5億円、営業利益は3.8億円である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
橋梁補修で安定、売上減少に歯止め必要
技研HDは、橋梁などの社会インフラ補修・補強工事を主力とする建設会社。同業のショーボンドHDやウエストHDと競合するが、技研HDは特に橋梁に特化した技術で一定の地位を築く。2025/3期は減収ながら営業利益率12.24%と高水準を維持。2026/3期はさらに増益見込みだが、売上高は49→47億円と減少予想。インフラ老朽化に伴う需要は堅調だが、受注競争激化や工事コスト上昇が課題。業界内では中堅規模で、収益性重視の経営が光る。
強み
- 橋梁に特化した補修・補強技術で差別化、公共需要を安定確保。
- 2025/3期12.24%、2026/3期14.89%と収益性が高く、利益率重視。
- 老朽化インフラ増加で補修市場は堅調、長期的な受注基盤あり。
- 負債水準が低く、安定したキャッシュフローを維持していると推定。
課題
- 2024/3期52億→2025/3期49億→2026/3期47億と減収。受注拡大が急務。
- ショーボンドHDなど同業との競争激化で、受注単価低下リスク。
- 専門技術者の確保難が成長制約要因となり得る。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
建設業の時価総額近傍。太字が技研ホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 205Aロゴスホールディングス | 64億円 | 8.0倍 |
| 2 | 1758太洋基礎工業 | 61億円 | 10.6倍 |
| 3 | 1994高橋カーテンウォール工業 | 59億円 | 7.1倍 |
| 4 | 1446キャンディル | 58億円 | 19.5倍 |
| 5 | 1795マサル | 50億円 | 11.8倍 |
| 6 | 1443技研ホールディングス | 45億円 | 7.3倍 |
| 7 | 3267フィル・カンパニー | 37億円 | 13.7倍 |
| 8 | 1764工藤建設 | 37億円 | 6.5倍 |
| 9 | 1724シンクレイヤ | 35億円 | 9.9倍 |
| 10 | 211Aカドス・コーポレーション | 34億円 | — |
| 11 | 1444ニッソウ | 29億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 6件
単独株式移転で持株会社化した2018年
2018年1月、技研興業株式会社が単独株式移転により技研ホールディングスを設立した。これにより技研興業は完全子会社となり、技研ホールディングスが東京証券取引所市場第二部に新規上場した。同時に技研興業は上場廃止となった。この再編により、グループ経営の効率化と事業拡大の基盤が作られた。
川崎建鉄の連結子会社化(2019年)
2019年6月、技研ホールディングスの完全子会社である技研興業が株式取得により川崎建鉄株式会社を連結子会社とした。川崎建鉄は建設業を営んでおり、この買収によりグループの土木・建築分野における施工能力の拡充が図られた。しかし、その後2022年3月には川崎建鉄は非連結子会社となっている。
アゼモトメディカル取得と本店移転の2020年
2020年6月、技研興業が株式会社アゼモトメディカルの株式を取得し、非連結子会社とした。アゼモトメディカルは医療関連事業を手がけており、グループの建築関連事業とのシナジーが期待された。同年、本店を東京都千代田区の現在地に移転した。この移転により拠点を集約し、業務効率を高めた。
市場区分変更と子会社再編の2022年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第二部からスタンダード市場へ移行した。同時に、技研興業が有限会社筑波工業の株式を取得し連結子会社とするとともに、それまで非連結子会社だったアゼモトメディカルを連結子会社に変更した。一方、川崎建鉄は同年3月に非連結子会社となっている。この再編でグループの事業ポートフォリオが整理された。
年表6件を開く
2010年代
- 2018年1月創業技研興業株式会社が単独株式移転により当社を設立し、当社株式は東京証券取引所市場第二部に上場。(技研興業株式会社は、2017年12月に上場廃止)
- 2019年6月M&A当社完全子会社の技研興業株式会社が株式取得により川崎建鉄株式会社を連結子会社とする。
2020年代
- 2020年6月M&A当社完全子会社の技研興業株式会社が株式取得により株式会社アゼモトメディカルを非連結子会社とする。
- 2020年6月本店を東京都千代田区(現在地)に移転
- 2022年3月川崎建鉄株式会社を非連結子会社とする。
- 2022年4月M&A東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 当社完全子会社の技研興業株式会社が株式取得により有限会社筑波工業を連結子会社とする。非連結子会社であった株式会社アゼモトメディカルを連結子会社とする。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
不採算工事排除と採算性重視の受注
土木関連事業において、受注前の採算性検討や施工体制確保を徹底し、不採算工事を排除する。国土強靭化関連の復旧事業では受注拡大とともにモニタリング強化と変動費管理で利益率向上を図る。
- 02
建築分野の多様化と原価管理徹底
建築関連事業で原価管理を徹底し、医療分野以外の受注比率を高めて事業ポートフォリオを多様化。アフターサービスや新工事資材で新規顧客を開拓しつつ、医療分野の優位性を維持する。
- 03
型枠貸与とコンクリート二次製品の展開
型枠貸与事業では土木事業との一体運営により、製作・維持・運搬費用の見直しで原価管理を強化。フリージア・マクロスと協業し、コンクリート二次製品販売にも注力する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 9期分
グループ全体で106人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は636万円で、8期前と比べて−3.4%。平均年齢は55.0歳、平均勤続年数は31.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | — | — | — | 178 | — |
| 2019年3月 | 658 | 48.0 | 24.0 | 153 | — |
| 2020年3月 | 479 | 49.0 | 25.0 | 161 | — |
| 2021年3月 | 498 | 50.0 | 26.0 | 162 | — |
| 2022年3月 | 569 | 51.0 | 27.0 | 142 | — |
| 2023年3月 | 492 | 52.0 | 28.0 | 108 | — |
| 2024年3月 | 480 | 53.0 | 29.0 | 100 | — |
| 2025年3月 | 505 | 54.0 | 30.0 | 105 | 571 |
| 2026年3月 | 636 | 55.0 | 31.0 | 106 | 660 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内技研興業株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内日動技研株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内有限会社筑波工業埼玉県入間市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内AZ株式会社(旧株式会社アゼモトメディカル(清算手続中))東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内FSK人材育成株式会社東京都千代田区 · 持分法適用会社議決権24.0%
- 国内フリージア・マクロス株式会社東京都千代田区 · その他の関係会社
- 国内夢みつけ隊株式会社東京都千代田区 · その他の関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は47億円、営業利益は7億円。前期と比べると減収増益で、売上が-4.1%、利益が+16.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 49億円 | 47億円 |
| 営業利益 | 8億円 | 7億円 |
| 純利益 | 6億円 | 6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥1.1 | ¥1.1 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は12億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 12 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 12 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年2Q | 14 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2024年3Q | 13 | 2 | 15.4 | 1 |
| 2024年4Q | 13 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 23 | 2 | 8.7 | 2 |
| 2025年4Q | 26 | 4 | 15.4 | 3 |
| 2026年2Q | 22 | 4 | 18.2 | 3 |
| 2026年4Q | 25 | 3 | 12.0 | 3 |
| 2027年1Q | 12 | 2 | 16.7 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年3月期からの9期で、売上は118億円から47億円へ40%に減った。直近期の営業利益率は14.9%。純利益は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 技研興業株式会社が単独株式移転により当社を設立し、当社株式は東京証券取引所市場第二部に上場。(技研興業株式会社は、2017年12月に上場廃止) | |||||
| 2018年3月 | 118 | — | 4 | — | 3 |
| 当社完全子会社の技研興業株式会社が株式取得により川崎建鉄株式会社を連結子会社とする。 | |||||
| 2019年3月 | 95 | — | 8 | — | 4 |
| 当社完全子会社の技研興業株式会社が株式取得により株式会社アゼモトメディカルを非連結子会社とする。 | |||||
| 2020年3月 | 100 | — | 12 | — | 7 |
| 2021年3月 | 94 | — | 12 | — | 7 |
| 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 当社完全子会社の技研興業株式会社が株式取得により有限会社筑波工業を連結子会社とする。非連結子会社であった株式会社アゼモトメディカルを連結子会社とする。 | |||||
| 2022年3月 | 82 | — | 10 | — | 5 |
| 2023年3月 | 55 | — | 5 | — | 3 |
| 2024年3月 | 52 | — | 6 | — | 4 |
| 2025年3月 | 49 | 6 | 8 | 12.2 | 5 |
| 2026年3月 | 47 | 7 | 9 | 14.9 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高47億円のうち、営業利益として残るのは7億円で14.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の12.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.3%34億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.8%6億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.9%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は14億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 1 | −7 | 3 | −6 | 11 |
| 2019年3月 | 26 | 0 | −8 | 26 | 30 |
| 2020年3月 | 8 | −4 | −4 | 4 | 30 |
| 2021年3月 | 17 | −26 | 18 | −9 | 38 |
| 2022年3月 | 1 | −11 | 0 | −10 | 28 |
| 2023年3月 | 7 | −24 | 9 | −17 | 21 |
| 2024年3月 | 9 | −8 | −3 | 1 | 18 |
| 2025年3月 | 4 | −3 | −5 | 1 | 14 |
| 2026年3月 | 9 | −4 | −5 | 5 | 14 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年3月期の総資産は183億円。このうち返さなくてよい自己資本が129億円で、自己資本比率は70.7%(業種中央値55.5%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 111 | 72 | 39 | 65.0 |
| 2019年3月 | 123 | 75 | 48 | 61.1 |
| 2020年3月 | 127 | 81 | 46 | 63.9 |
| 2021年3月 | 163 | 94 | 69 | 57.6 |
| 2022年3月 | 160 | 99 | 61 | 61.9 |
| 2023年3月 | 157 | 95 | 62 | 60.6 |
| 2024年3月 | 172 | 111 | 61 | 64.2 |
| 2025年3月 | 162 | 109 | 52 | 67.5 |
| 2026年3月 | 183 | 129 | 54 | 70.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で140社中8位あたり、逆に低いのはROEで140社中131位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥277で、1年前と比べて+10.8%。過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 |
| PER (会社予想) | 7.0倍 |
| PBR | 0.35倍 |
| 配当利回り | 0.40% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で-0.8%と小幅な調整だが、年初来では+23.3%と堅調。株価は253円で25日線(251.76円)をわずかに上回る一方、75日線(256.83円)や200日線(269.01円)は下回っており、中長期の上値は重い。52週高値375円からは-32.5%と大きく下落した位置にあり、52週安値203円からは+24.6%の水準。出来高は7月22日に99,900株と急増した後、8月5日には21,000株に減少しており、需給は一服感がある。週足では6月末から7月初めにかけて243円から256円へ上昇した後、240円台後半から250円台でのもみ合いが続いており、方向感を欠く展開。RSIは48.94と中立圏にあり、明確なトレンドは形成されていない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは6.59倍と業界平均14.15倍を大きく下回り、PBRも0.3178倍と1倍を大きく割り込み、株価は純資産に対して大幅に割安。ROEは5.1%と低く収益性は課題だが、配当利回り0.43%は低く、配当性向7.5%と配当は伸び悩む。業界平均PBR1.52倍と比べても極端な割安水準であり、割安と言える。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 | 14.4倍 |
| PER (予想) | 7.0倍 | — |
| PBR | 0.35倍 | 1.55倍 |
| ROE | 5.1% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は減少しているが、利益率は改善しており、収益性向上が投資論点となっている。強気派は、コスト管理や工事採算性の改善により、利益率がさらに向上すると見る。一方、弱気派は、売上高の減少が続けば、利益の絶対額が縮小するリスクを指摘する。また、建設業界全体の人手不足や競争激化が懸念材料。
- 利益率の改善
営業利益率が12%台から14%台へ上昇しており、収益性向上が続くと期待
- 株価の割安感
PERが6.6倍と低く、PBRも0.3倍と割安で、株主還元が評価される可能性
- 増益トレンド
純利益が3億円から6億円に増加しており、増益基調が鮮明
- PBR0.32倍と1株純資産796円の3分の1継続影響強
株価253円に対し1株純資産約796円。PBR0.3178倍は割安修正余地
- 2026年3月期の営業利益7億円と増益決算発表後影響中
営業利益6→7億円に増加。営業利益率12.24%→14.89%に改善
- 純利益6億円と3期連続の増益通年影響中
純利益4→5→6億円と3期連続増益。EPSは約38円
- 株価が年初来23%上昇し上昇トレンド継続影響弱
1年間で23.28%上昇。低PBRの修正が続けば上昇余地
- 売上高の減少
売上が55億円から47億円へ減少しており、市場規模の縮小に直面
- 業界環境の厳しさ
建設業界は人手不足や資材高といった構造課題があり、受注環境の不透明感
- 規模の小ささ
時価総額が41億円と小型で、流動性の低さや経営資源の限界が指摘される
- 売上高47億円と3期連続の減収決算発表後影響強
売上高52→49→47億円と3期連続減少。減収が利益を圧迫
- ROE5.1%と資本効率が低い通年影響中
ROE5.1%と低く資本効率は弱い。PBR0.32倍でも改善が無い
- 2026年3月期の営業利益増加率は16%決算発表後影響中
営業利益は6→7億円と増加も、増加率は16.7%にとどまる
- 配当利回り0.43%と低い継続影響弱
配当利回り0.43%と低く、投資魅力は限定的
- 受注高
- 将来の売上を左右するため、受注の増減が業績の先行指標となる
- 営業利益率
- 利益率の改善が収益性向上のカギを握り、継続的な改善が期待される
- 建設コスト比率
- 資材価格の変動が利益に影響し、コスト管理の巧拙が収益性に直結する
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり1.1円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.40%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年3月 | 1 | — | 21.2 |
| 2020年3月 | 1 | 0.0 | 24.8 |
| 2021年3月 | 1 | 0.0 | 30.6 |
| 2022年3月 | 1 | 0.0 | 30.0 |
| 2023年3月 | 1 | 0.0 | 23.4 |
| 2024年3月 | 1 | 0.0 | 1.9 |
| 2025年3月 | 1 | 10.0 | 12.7 |
| 2026年3月 | 1 | 0.0 | 7.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥1.1
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,054人。区分でいちばん多いのは事業法人で53.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が55.4%を占め、残る44.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 51.8 | 51.9 | 52.3 | 52.1 | 53.1 | 53.0 |
| 個人・その他 | 36.2 | 38.5 | 35.4 | 34.6 | 35.3 | 33.6 |
| 証券会社 | 5.1 | 3.6 | 6.3 | 5.3 | 6.5 | 9.2 |
| 金融機関 | 4.0 | 4.0 | 4.1 | 4.9 | 3.0 | 2.5 |
| 外国法人 | 2.9 | 1.8 | 1.9 | 2.7 | 1.9 | 1.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.4 | 0.1 | 0.1 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | フリージア・マクロス株式会社 | 27.59 |
| 02 | 夢みつけ隊株式会社 | 22.30 |
| 03 | 大和証券株式会社 | 3.27 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.25 |
| 05 | 楽天証券株式会社 | 1.82 |
| 06 | 株式会社SBI証券 | 1.54 |
| 07 | 石橋 拓朗 | 1.43 |
| 08 | 武井 博子 | 1.23 |
| 09 | 大島 勇 | 1.11 |
| 10 | フリージアトレーディング株式会社 | 1.10 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で+143%、1株純資産は9期で+79%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 16 | 444 | 3.6 | 14.9 | 62.2 |
| 2019年3月 | 26 | 465 | 5.7 | 9.3 | 21.2 |
| 2020年3月 | 40 | 501 | 8.4 | 6.3 | 24.8 |
| 2021年3月 | 46 | 578 | 8.5 | 6.7 | 30.6 |
| 2022年3月 | 29 | 609 | 4.8 | 7.2 | 30.0 |
| 2023年3月 | 20 | 587 | 3.4 | 11.1 | 23.4 |
| 2024年3月 | 27 | 682 | 4.3 | 8.1 | 1.9 |
| 2025年3月 | 30 | 672 | 4.5 | 6.3 | 12.7 |
| 2026年3月 | 38 | 796 | 5.1 | 7.7 | 7.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
5名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/3期の役員報酬は総額10百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐々木ベジ | 取締役社長(代表取締役) | 70 | 27,000 |
| 久田利一 | 取締役 | 71 | — |
| 野中信敬 | 取締役(監査等委員) | 70 | — |
| 小畑元 | 取締役(監査等委員) | 78 | — |
| 多胡英文 | 取締役(監査等委員) | 77 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 2 | 10 | 10 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容637字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,994字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,460字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,804字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第9期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第8期(2024/04/01-2024/09/30)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
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