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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

サンヨーホームズ

Sanyo Homes Corporation1420 · Standard · 建設業

「住生活」を総合提案する住宅メーカー。戸建住宅・マンションの開発販売に加え、リフォームや管理まで生涯サポートを掲げる。

概要

サンヨーホームズは、大阪市西区に本社を置く総合住宅企業である。1969年に久保田鉄工(現クボタ)が住宅事業に進出した際に設立されたクボタハウスを起源とし、2000年の事業分割を経て現在の体制となった。2026年3月期の売上高は505億円、従業員789人。戸建住宅とマンションの開発・販売を二本柱とし、リフォームや賃貸住宅、介護・保育などのライフサポート事業も手掛ける。四大都市圏(首都圏、中部圏、近畿圏、北九州・福岡大都市圏)を主な市場とし、グループ企業3社を傘下に持つ。

住宅事業とマンション事業の二本柱

サンヨーホームズの事業は、住宅事業とマンション事業が主力である。住宅事業は戸建住宅(軽量鉄骨プレハブ住宅)の設計・施工・分譲に加え、賃貸福祉住宅、リニューアル流通、リフォームを包含する。マンション事業は新築マンションの開発・販売とリノベーションマンションを扱う。2026年3月期のセグメント別売上高は、住宅事業が205億円、マンション事業が246億円と、マンション事業が全体の約49%を占める。営業利益ではマンション事業が33億円の黒字に対し、住宅事業は2億円の損失となっており、収益性に差がある。両事業は四大都市圏で展開され、住宅事業ではZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率が戸建で94%、賃貸で96%に達する。

売上高の推移と収益構造

連結売上高は2013年3月期の409億円から増減を繰り返し、2026年3月期は505億円と前期比10.9%増加した。営業利益は2026年3月期に22億円と前期比128%増、当期純利益は14億円(同108%増)と大幅な改善を示した。一方、過去には2016年3月期に純損失3億円を計上するなど、収益は不安定である。利益率は高くなく、2026年3月期の売上高営業利益率は4.3%にとどまる。マンション事業の好調が全体を牽引し、住宅事業は販管費増加で損失となった。財務面では、営業活動キャッシュフローは15億円の減少だが、棚卸資産の圧縮や仕入債務の減少が影響している。

グループ構成と子会社の役割

サンヨーホームズは連結子会社3社と関連会社1社で構成される。住宅事業では、サンヨーリフォーム株式会社がリフォームの設計・施工を、サンヨーアーキテック株式会社が太陽光システム販売や軽量鉄骨躯体のOEM供給、倉庫開発などを担当する。マンション事業には特化した子会社はなく、本体が直接開発・販売を行う。ライフサポート事業では、サンヨーホームズコミュニティ株式会社がマンション管理、保険代理、保育事業、リハビリ型デイサービスを運営するほか、高齢者向けロボット開発や地方創生にも取り組む。グループ全体で「総合『住生活』提案企業」を掲げ、顧客の生涯にわたる住まいのサポートを目指す。

四大都市圏を中心とした地域展開

サンヨーホームズの事業エリアは、首都圏、中部圏、近畿圏、北九州・福岡大都市圏の四大都市圏に集中する。マンション事業はこれらの都市圏で新築分譲を展開し、2026年3月期には7棟の新規竣工があった(例:サンメゾン大阪此花、39戸)。住宅事業も同様のエリアで戸建てを販売するが、全国展開はしていない。本社が大阪市西区にあることから、近畿圏が地盤であり、関西クボタハウスビルダーの設立など歴史的にも関西での施工体制を強化してきた。近年は首都圏や中部圏でもマンション事業を拡大し、収益の地域分散を進めている。

経営理念と「エコ&セーフティ」

サンヨーホームズは「人と地球がよろこぶ住まい」をスローガンに、事業コンセプト「エコ&セーフティ」(環境・安全・安心)を掲げる。経営指針は「For the best life」として、顧客のライフサイクルに合わせた住まいの提案を重視する。具体的には、光熱費とCO2ゼロを目指すZEH住宅、創業以来培った強固な鉄骨構造に加え、耐震性や断熱性を高めた住宅を提供する。また、「年単価」の考え方を導入し、初期価格だけでなく長期的な資産価値を訴求する。企業理念には行動規範として「クリーン」「誠実」「顧客指向」を掲げ、地域社会や環境への配慮を強調する。

業界の中での役割は住宅・不動産業界における総合デベロッパー兼建設会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
505億円
営業利益
22億円
営業利益率
4.4%
純利益
14億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01住宅事業主力

工場で住宅部材を製造し、四大都市圏を中心に戸建住宅(プレハブ住宅)、賃貸福祉住宅、リニューアル流通、住宅リフォームの設計・施工監理および請負・分譲を行う。子会社がリフォームや部材供給・施工を担当し、一貫体制を敷く。

主な製品・サービス3
戸建住宅(プレハブ住宅)
工場生産の部材を用いた軽量鉄骨系プレハブ住宅。四大都市圏で設計・施工・分譲を手掛ける。
賃貸福祉住宅
高齢者向け賃貸住宅や福祉施設向け住宅の設計・施工・請負。
住宅リフォーム
既存住宅のリフォーム工事を設計・施工監理・請負で提供。子会社サンヨーリフォームが担う。

02マンション事業準主力

四大都市圏において、新築およびリノベーションマンションの開発・販売を行う。分譲マンション事業を展開。

主な製品・サービス2
新築マンション
四大都市圏で開発・分譲する新築マンション。
リノベーションマンション
既存マンションを購入しリノベーションして販売する事業。

03その他副次

子会社がライフサポート事業として、マンション管理業、保険代理業、保育事業、リハビリ型デイサービス施設の運営などを行う。高齢者支援の介護ロボット開発や地方創生にも取り組む。

製品と技術

軽量鉄骨プレハブ住宅と構造の強み

サンヨーホームズの基幹製品は、軽量鉄骨プレハブ住宅である。創業時から一貫して鉄骨構造を採用し、高耐震性と耐久性を強みとする。工場で部材をプレハブ生産し、現場で組み立てる工法により、品質の均一化と工期短縮を実現している。また、住宅部材のOEM供給も行っており、サンヨーアーキテック株式会社が他社向けに軽量鉄骨プレハブシステムの架構体を提供する。住宅事業では、鉄骨構造をベースに、高断熱仕様やZEH対応を標準化している。近年は、災害時に避難所として使える地下室「MultiShelter」を備えた住宅や、テレワークに対応した書斎付きプランなど、多様なライフスタイルに対応する製品を展開する。

ZEHと環境配慮技術「W-eco design」

環境対応の象徴として、サンヨーホームズは「W-eco design(ダブル・エコ・デザイン)」を提案する。これは、光熱費とCO2排出をゼロにすることを目指す設計思想であり、太陽光発電システムや高効率空調、高断熱材を組み合わせる。戸建住宅のZEH比率は94%、賃貸住宅では96%に達し、業界でも高い水準にある。マンション事業でもZEH-Mの認証を取得しており、2026年3月期には3棟がZEH-Mとなった。また、三菱地所が提供するスマートホームサービス「HOMETACT」とエネルギーマネジメントを融合した賃貸住宅も開発している。これらの製品は、「エコ&セーフティ」の事業コンセプトを具現化している。

高齢者支援ロボティクスとペット共生賃貸住宅

新たな取り組みとして、サンヨーホームズは高齢者の日常生活を支援するロボティクス技術の開発を進めている。藤田医科大学と共同で「人協調型ロボティクス住宅」を開発し、展示場で公開した。また、国立長寿医療研究センターと共同研究を行い、次世代の高齢者支援ロボットを実生活に導入する実証拠点「長寿チャレンジハウス」を開設した。これらの製品は、介護ロボットや見守りシステムを住宅に組み込み、在宅介護の負担軽減を図る。一方、ペット共生賃貸住宅では、専門家による審査とサポートを提供し、「ペット可」から「ペット共生」への高度なサービスを実現。HOMETACTとの連携でスマートホーム機能も付加し、高付加価値な賃貸住宅を展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

中堅住宅メーカー、受注回復途上

サンヨーホームズは戸建注文住宅・リフォームを手掛ける中堅ハウスメーカー。直近売上は455億円、営業利益率は2.2%と低水準だが、2026/3期は増収増益(営業利益率4.36%)を見込む。同業のミライト・ワンやショーボンドHDはインフラ関連が主力で業態が異なり、住宅専門としては中規模。競合の積水ハウスや大和ハウスに比べブランド力・規模で劣るが、地域密着型で差別化を図る。

強み

  • エリア限定のきめ細かい提案で、地元顧客の支持を得る。
  • 既存住宅のリフォーム需要を取り込み、安定収益源に。
  • 高品質な施工で顧客満足度が高く、口コミ効果がある。
  • 業績回復により自己資本比率が向上し、財務安定化。

課題

  • 大手ハウスメーカーとのブランド力・規模の差が大きい。
  • 営業利益率が2-4%と低く、収益力強化が必要。
  • 住宅市場の景気変動や金利上昇で受注が影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がサンヨーホームズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
11447SAAFホールディングス103億円22.3倍
21418インターライフホールディングス99億円10.9倍
3407AUNICONホールディングス94億円
41844大盛工業90億円17.2倍
51420サンヨーホームズ85億円5.2倍
61997暁飯島工業85億円7.8倍
71718美樹工業83億円5.0倍
81992神田通信機78億円18.3倍
91768ソネック78億円5.5倍
101438岐阜造園75億円14.9倍
111436グリーンエナジー&カンパニー70億円42.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 6件

久保田鉄工による住宅事業参入とクボタハウス発足

サンヨーホームズの起源は、1969年2月にさかのぼる。当時、久保田鉄工株式会社(現株式会社クボタ)が住宅産業への総合進出を計画し、日本製鉄グループ系列の住宅販売会社エコンハウジング株式会社を買収した。これに伴い、エコンハウジングはクボタハウス株式会社へ商号変更し、新たなスタートを切った。同年10月には、軽量鉄骨プレハブ住宅の販売を開始している。このプレハブ工法は、クボタが持つ鉄鋼加工技術を生かしたもので、後のサンヨーホームズの技術基盤となった。設立当初から、四大都市圏を市場とし、工場で生産した部材を現場で組み立てる方式を採用した。

クボタ土地開発合併と1970年代の事業拡大

創業から2年後の1971年10月、クボタハウスはクボタ土地開発株式会社を合併した。この合併により、住宅販売に加えて土地開発の機能を内部化し、分譲住宅事業の拡大を図った。当時は高度経済成長期にあり、都市部での住宅需要が急増していた。軽量鉄骨プレハブ住宅は工期短縮と品質の均一化に強みを持ち、戸建てだけでなく集合住宅にも展開された。クボタのブランド力と販売網を活用し、関東・関西を中心に受注を伸ばした。この時期に、住宅部材の自社工場生産体制を確立し、後のOEM供給事業の基礎を築いた。

1990年代の組織再編と施工・リフォーム子会社の設立

バブル経済崩壊後の住宅市場の変化に対応するため、クボタハウスは1990年代に積極的な組織再編を行った。1995年2月には関西地区での住宅施工を専門とする関西クボタハウスビルダー株式会社を設立し、施工品質の向上とコスト管理の徹底を図った。さらに1997年2月には、住宅リフォーム市場の成長を見込み、クボタリフォーム関西株式会社を設立した。これにより、新築だけでなくリフォーム分野にも本格参入し、顧客の住まいのライフサイクル全体をカバーする体制を整えた。これらの子会社は、後のグループ会社の原型となり、現在のサンヨーリフォームなどに引き継がれている。

2000年の事業分割とプレハブ住宅事業の譲渡

2000年10月、クボタハウス株式会社はプレハブ住宅事業とマンション事業を分割する決定を下した。マンション事業はクボタハウスがクボタメゾン株式会社へ商号変更して継続する一方、プレハブ住宅事業は株式会社クボタグループの100%子会社である宝貴産業株式会社(後のサンヨーホームズ)に営業譲渡された。この分割は、クボタグループ全体の事業再編の一環であり、プレハブ住宅事業を独立した会社に移管することで、経営の効率化と専門性の向上を狙った。宝貴産業はその後、サンヨーホームズ株式会社に商号変更し、現在の社名で事業を継続している。この再編により、住宅事業とマンション事業が別法人となり、現在のグループ構造の基礎が形成された。

年表6件を開く

1960年代

  • 1969年2月創業久保田鉄工株式会社(現、株式会社クボタ)が住宅産業分野へ総合的に進出するにあたり、現・日本製鉄グループ系列の住宅販売会社であるエコンハウジング株式会社を買収、同社がクボタハウス株式会社へ商号変更し発足
  • 1969年10月軽量鉄骨プレハブ住宅の発売を開始

1970年代

  • 1971年10月M&Aクボタ土地開発株式会社を合併

1990年代

  • 1995年2月創業関西地区での住宅施工を目的とし、関西クボタハウスビルダー株式会社を設立
  • 1997年2月創業住宅リフォームを目的とし、クボタリフォーム関西株式会社を設立

2000年代

  • 2000年10月商号変更クボタハウス株式会社のプレハブ住宅事業とマンション事業を分割。マンション事業については、クボタハウス株式会社をクボタメゾン株式会社へ商号変更。プレハブ住宅事業については、株式会社クボタグループの100%子会社である宝貴産業株式会社(現、当社)に営業譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE15~20%
  • 自己資本比率35~40%
  • 配当性向20~30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    総合住生活提案企業への進化

    お客様のライフサイクルやライフステージに応じた住まい方に対して、ソフト・サービスを含めた「暮らし」を提案する企業へと進化を加速する。

  2. 02

    エコ&セーフティの実践

    光熱費とCO2ゼロを実現する環境対応、及び創業以来培った構造の強さと耐久性を進化させ、環境・安全・安心を両立した住宅を提供する。

  3. 03

    年単価の発想による高品質住宅の提供

    住宅の品質を「坪単価」ではなく「年単価」でお客様に伝え、より良いものを長く大切に使うことで資産価値の高い住宅を創る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で789人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は660万円で、9期前と比べて+6.9%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は13.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月712
2018年3月697
2019年3月61742.514.1760
2020年3月62343.214.3848
2021年3月57343.014.4884
2022年3月62242.814.5865
2023年3月57744.015.9824
2024年3月59644.816.6794
2025年3月66144.415.8763131
2026年3月66042.513.7789279

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
賃貸用不動産 — 東京都足立区他1,191百万円
住宅事業
賃貸用不動産 — 岐阜県岐阜市他841百万円
マンション事業
保育事業 — 大阪市他538百万円
その他(ライフサポート事業)
枚方事業所 — 大阪府枚方市16百万円
住宅事業
本社 — 大阪市西区7百万円
全社(共通)
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    サンヨーリフォーム㈱(注)1
    大阪市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サンヨーホームズコミュニティ㈱(注)2
    大阪市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サンヨーアーキテック㈱
    大阪府枚方市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱LIXIL(注)3
    東京都品川区 · その他の関係会社
    議決権24.5%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期/人協調型ロボティクスの拡大に向けた基盤技術・ルールの整備ヒトの活動を支え育むHCPS融合人協調ロボティクスの社会実装技術開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-12-05
    2,736万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は505億円営業利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.0%、利益が+120.0%。

売上高
+11.0%
505億円
営業利益
+120.0%
22億円
純利益
+100.0%
14億円
営業利益率
4.4%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高580億円505億円
営業利益23億円22億円
純利益14億円14億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は63億円、営業利益は−9億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−8.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1477
2024年1Q69−8−11.6−6
2024年2Q10732.82
2024年3Q95−4−4.2−2
2024年4Q18812
2025年2Q158−7−4.4−5
2025年4Q297175.712
2026年2Q191−1−0.5−1
2026年4Q314237.315
2027年1Q63−9−14.3−7

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は409億円から505億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.4%。純利益は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月40953
2014年3月5792514
2015年3月528147
2016年3月477−1−3
2017年3月5551610
2018年3月5411912
2019年3月5391510
2020年3月56444
2021年3月53595
2022年3月51153
2023年3月410−2−2
2024年3月45996
2025年3月45510122.27
2026年3月50522204.414

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高505億円のうち、営業利益として残るのは22億円4.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.6%397億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.0%86億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.4%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.0pt
4.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.7pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.2pt
8.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−15億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−15億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は91億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−4−1317−1774
2014年3月452−384783
2015年3月−4866−4247
2016年3月−93−899−10145
2017年3月65−51151
2018年3月77−2−747551
2019年3月−38−852−4658
2020年3月−561052−4663
2021年3月61−1−516072
2022年3月425−404778
2023年3月26−11825121
2024年3月350−5135104
2025年3月−24012−2492
2026年3月−15013−1591

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は478億円。このうち返さなくてよい自己資本が170億円で、自己資本比率は35.6%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月46212433826.8
2014年3月46615131532.3
2015年3月41915626337.3
2016年3月51815236629.3
2017年3月50715834931.2
2018年3月48016931135.2
2019年3月54517636932.2
2020年3月57916541428.5
2021年3月52616935732.2
2022年3月46915031932.1
2023年3月49914535429.1
2024年3月46414931532.1
2025年3月50615335230.3
2026年3月47817030835.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
103億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
308億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
43
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率140社中40位あたり、逆に低いのは自己資本比率140社中122位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.7%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.4%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.6%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.0%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥633で、1年前と比べて-6.6%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥633-0.6%1ヶ月-0.5%1年-6.6%時価総額85億円
過去52週の値幅
安値¥602高値¥741

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.2倍
PER (会社予想)5.6倍
PBR0.49倍
配当利回り3.95%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+3.7%上昇し、25日移動平均線(636円)を+1.7%上回って推移。52週高値741円からは-12.7%の位置にあるが、週足は緩やかな上昇基調。出来高は平均1.7万株前後と低調ながら、底堅い値動きが続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 5.27倍は業界平均14.11倍を大幅に下回り、PBR 0.46倍も同1.51倍に比べて割安。ROE 8.7%は収益性を示し、配当利回り3.86%は同業平均3.40%を上回る。ただし配当性向23.26%は低く、増配余地は限定的。業績は増収増益傾向で、割安指標は過小評価を示唆。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.2倍14.4倍
PER (予想)5.6倍
PBR0.49倍1.55倍
ROE8.7%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復基調だが、過去赤字からのV字回復の持続性が焦点。強気派は増収・営業利益率改善を評価し、PBR0.46倍の低評価に割安感を見出す。弱気派は建設業界の人手不足・材料高が懸念材料で、想定ほどの利益率改善が困難とみる。今期の受注動向が鍵。

プラスに働く材料7
  • 業績回復トレンド明確

    2024/3期黒字転換、2025/3期も増益予想。

  • 割安評価(PBR0.46倍)

    純資産価値に対し株価が半分以下で、回復織り込み不足。

  • 配当利回り3.86%

    安定配当と自己株式取得期待で株主還元魅力。

  • 2026年3月期営業利益2倍計画達成2026年3月期影響

    営業利益22億円(前期比+120%)、売上高505億円(同+11%)

  • 売上高増加による収益基盤拡大2026年3月期影響

    売上高505億円、前期比50億円増で利益率改善寄与

  • 割安バリュエーション修正期待継続影響

    PER5.3倍、PBR0.46倍と業界対比低く、株価上昇余地

  • 高配当利回りによる下支え通年影響

    配当利回り3.86%が安定株主層を惹きつける

マイナスに働く材料7
  • 赤字からの回復不確実

    過去2期前は赤字で、収益安定性に疑問。

  • 業界のコスト上昇

    資材高・人件費上昇が利益率を圧迫するリスク。

  • 受注競争激化

    大手ハウスメーカーとの競合で販売価格維持困難。

  • 住宅着工件数減少による売上計画未達2026年3月期影響

    売上高505億円目標、業界環境次第で下方修正リスク

  • 建設資材価格高騰による利益率低下継続影響

    営業利益率4.4%目標達成にはコスト管理が鍵

  • 競合激化による受注単価下落継続影響

    中小ハウスメーカーとの競争で採算悪化の可能性

  • 株主還元策の不透明感不定影響

    配当性向等の開示不足で投資家期待に応えられない

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上・収益を占う先行指標。
営業利益率
コスト管理の成否を直接反映。
自己資本比率
財務安定性の確認に必須。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.95%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
3.95%
いまの株価に対して
配当性向
23.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1521.5
2018年3月150.015.6
2019年3月2566.736.4
2020年3月250.01506.0
2021年3月250.056.7
2022年3月250.0201.8
2023年3月250.0
2024年3月250.048.8
2025年3月250.047.6
2026年3月250.023.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ23,806人。区分でいちばん多いのは事業法人54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.4%を占め、残る40.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人66.465.265.163.161.054.4
個人・その他27.125.226.828.432.339.5
自己株式10.47.67.65.75.75.3
金融機関5.58.36.97.76.05.0
外国法人0.81.00.90.60.50.5
証券会社0.20.30.30.10.10.4
外国人個人0.00.00.00.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社LIXIL22.98
02関西電力株式会社11.34
03セコム株式会社9.64
04オリックス株式会社8.06
05株式会社日本カストディ銀行4.64
06サンヨーホームズ従業員持株会1.00
07合同会社センス0.96
08中島 和信0.81
09住友生命保険相互会社0.37
10MACQUARIE BANK LIMITED DBU AC (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.32

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近16
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    新規の大量保有報告
    5.43%
    -1.00pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    16.64%
    -0.36pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    15.78%
    -0.86pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    14.67%
    -1.11pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    13.64%
    -1.03pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    12.63%
    -1.01pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    11.63%
    -1.00pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    10.62%
    -1.01pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    9.58%
    -1.04pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    8.52%
    -1.06pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    7.50%
    -1.02pt
  • 2026-07-21
    オリックス株式会社
    変更報告
    6.43%
    -1.07pt
  • 2026-05-18
    オリックス株式会社
    新規の大量保有報告
    6.43%
    -1.07pt
  • 2026-05-15
    マッコーリー バンク リミテッド(Macquarie Bank Limited)
    新規の大量保有報告
    12.26%
    -1.07pt
  • 2026-04-14
    オリックス株式会社
    新規の大量保有報告
    7.50%
    -1.02pt
  • 2026-04-09
    マッコーリー バンク リミテッド(Macquarie Bank Limited)
    新規の大量保有報告
    13.33%
    -1.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+395%、1株純資産は14期で+19%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月251,1722.1
2014年3月1111,19510.15.714.4
2015年3月581,2394.811.225.4
2016年3月−241,203
2017年3月781,2856.38.521.5
2018年3月1011,3747.69.115.6
2019年3月771,4255.510.536.4
2020年3月301,5382.120.41506.0
2021年3月471,5323.016.756.7
2022年3月291,3592.025.4201.8
2023年3月−221,308
2024年3月581,3394.412.848.8
2025年3月601,3674.511.547.6
2026年3月1231,4008.75.523.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/3期の役員報酬は総額195百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
田中康典取締役 会長8631,800
松岡久志代表取締役社長 社長執行役員 マンション事業本部長629,600
美山正人代表取締役 副社長執行役員 住宅事業本部長 大阪本店長6712,500
福井江治取締役 専務執行役員 経営管理本部長611,100
田中教二取締役 専務執行役員 建築本部長667,010
薗吉輔取締役(監査等委員)(注)1、281
高山和則取締役(監査等委員)(注)1、2554,800
田原祐子取締役(監査等委員)(注)1、266
城戸雄弘常務執行役員
川本洋史常務執行役員
田上英嗣常務執行役員
下井裕史執行役員
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
細井昭宏執行役員
松尾厚執行役員
杉生靖彦執行役員
松田泰造執行役員
大西昌宏執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5134222017535
社外取締役320207

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容793字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社3社及び関連会社1社で構成され、「For the best life」を経営指針とし、住宅事業(戸建住宅・賃貸福祉住宅・リニューアル流通・住宅リフォームの設計・施工監理及び請負・分譲等)、マンション事業(マンション開発・販売・賃貸等)を柱とし、総合「住生活」提案企業としてお客様のよりよい人生のために生涯にわたるサポートを目指し事業活動を展開しております。 当社グループの各事業における位置づけは次のとおりであります。 なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 住宅事業 工場にて住宅部材を製造し、主に四大都市圏(首都圏、中部圏、近畿圏、北九州・福岡大都市圏)において、戸建住宅(プレハブ住宅)、賃貸福祉住宅、リニューアル流通、住宅リフォームの設計・施工監理及び請負・分譲等を行っております。連結子会社のサンヨーリフォーム株式会社は、住宅リフォームの設計・施工監理及び請負等を行っております。サンヨーアーキテック株式会社は、太陽光システム販売、軽量鉄骨プレハブシステムの架構体OEM供給、軽量鉄骨倉庫の開発・販売・施工、戸建住宅、賃貸福祉住宅の施工等を行っております。 マンション事業 主に4大都市圏において、新築及びリノベーションマンションの開発、販売等を行っております。 その他 連結子会社のサンヨーホームズコミュニティ株式会社は、ライフサポート事業として、マンション管理業、保険代理業、保育事業、リハビリ型デイサービス施設の運営等、安心・快適な日常生活をサポートするサービス事業を行っております。また、ライフサポート事業として、高齢者の在宅支援として介護系ロボット開発や地方創生等に取り組んでおります。 事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,700字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 ビジョン・ステートメント 我々は、「社会になくてはならない存在」でありつづけます。 スローガン「人と地球がよろこぶ住まい」 当社グループでは“住まい”と“暮らし”にまつわる困りごとを一緒になって解決しながら、一生のパートナーとして住まい方の変化にも対応しつつ、人々の安全・安心と地球環境保全に努め、社会に貢献する会社を目指しております。その思いをこのフレーズに込めました。 経営理念(Vision) 私たちは、住まいづくりのプロとして、お客様のウォンツを満たし、「快適空間の創造」と「退屈しない人生の提案」により、顧客満足のさらなる向上を図る 上記の経営理念を具現化するため、私たちは家を単なる“住むための器”ではなく、“住む方の人生を演じる舞台”ととらえ、あらゆるお客様の住生活の顕在化している要求(ニーズ)だけではなく、ウォンツに対しても“プロとして”の提案を行うと同時に、より高いレベルで、いつまでも満足していただけるよう事業展開を図っております。また、地球環境を守り、人々の住生活の安全・安心をお届けすることで、社会に貢献する会社でありたいと願っております。 経営指針(Mission) 「For the best life」~総合「住生活」提案企業~ お客様のライフサイクルやさまざまなライフステージにおける如何なる住まい方に対しても、“お客様だけのオンリーワン”のくらしを実現します。また一度顧客となったお客様に対し、当社の持つネットワーク、顧客管理システムにより“住生活の一生のパートナー”としての役割を果たしてまいります。また、お客様の「For the best life」を実現するために“ソフト・サービス”を含めた「暮らし」を提案する企業への進化を加速してまいります。 事業コンセプト(Value) 「エコ&セーフティ」~環境・安全・安心~ 地球温暖化対策、少子高齢化という日本が直面する課題に対し、これまでの当社の取り組みを活かし、他社に先駆け、一歩先を行く取り組みを実施します。環境面(エコ)では、光熱費とCO2ゼロを実現し、安全・安心(セーフティ)では、創業以来培ってきたどこにも負けない構造の強さと耐久性を進化・発展させてまいります。また住宅の高い品質を従来の“坪単価”ではなく“年単価”という発想でお客様に伝え、より良いものを長く、大切に使っていただくことで、価格メリットも高く、資産価値の高い住宅を創ってまいります。 行動規範 サンヨーホームズグループは、「お客様満足の向上」を経営理念とし、「クリーン」「誠実」「顧客指向」に基づいた「行動規範」のもとオリジナルカルチャーを醸成し、人権の尊重、法令遵守の精神の徹底を図り、社会的倫理や良識に従い、より良い社会の構築と、誠実に社会責任を果たすことを目指して、積極的に行動します。 1.お客様の信頼 安全で質の高い技術・サービスの提供により、お客様の信頼と満足を追求し、社会に貢献します。 2.法令遵守 事業活動に関わる関係法令およびその精神を遵守し、誠実で健全に業務を遂行します。 3.人権の尊重 社内外を問わず、すべての人の人権とプライバシーを尊重し、人権侵害を行いません。 4.公正な取引 適正な評価基準により、厳正かつ自由な競争のもと公正な取引を行います。 5.安全で快適な職場作り 相互信頼が図られた安全で健康的な職場環境の維持向上に努めます。 6.環境への配慮 人と地球が喜ぶ住まいづくりを通して、地球環境の保全に積極的に尽力し、持続的な発展が可能な社会の実現を目指します。 7.地域社会との共生 地域住民の声に耳を傾け、密接なコミュニケーションを図り、より良い社会づくりに貢献します。 8.反社会的勢力の排除 社会の秩序や安全を脅かす勢力や団体に対しては、毅然とした態度でこれを排除し、一切の関係を持ちません。 9.説明責任の履行 適切な情報開示とクリーン・誠実・顧客指向を目指す企業経営により、全てのステークホルダーの理解と支持を得て、良好な関係を構築します。 サンヨーホームズグループでは、「経営の基本理念(Vision)」「経営指針(Mission)」「事業コンセプト(Value)」そして「行動規範」の4つを合わせて「企業理念」としております。 これら企業理念に基づき、ブランドストーリーとして、 『サンヨーホームズは、「住まい」と「暮らし」のお困り事をお客さまと一緒になって解決し、住まい方の変化にも常に身近で寄り添える、一生のパートナーでありたいと考えます。地球環境の保全と人々の安全と安心を守る「エコ&セーフティ」な住まいづくりと、お客さまの暮らしに役立つ様々なご提案、さらに社会のニーズに応える事業を通じて、人生の新しい“よろこび”を創造します。』を掲げ、『人と地球がよろこぶ住まい』を目指しております。 (2)経営環境及び対処すべき課題 次期の住宅業界は、緊迫化する中東情勢による原油価格やナフサ価格の上昇や石油化学製品の納期への影響等、不透明な状況が想定されます。また、土地価格や労務費を含む人件費等の上昇、上昇継続する各種金利等、社会・経済状況に対する影響は大きいものが想定されます。 他方、国土交通省より「住生活基本法」の見直し素案が公表され、住宅行政においても「新築」から「ストック」に大きく舵を切られる状況であり、住宅ストックの「量」から「質」や「活用」への転換が強く求められる時代となり、当社においてもイノベーションを推進し、更なる拡大を図っております。 このような中、当社グループは、ビジョンステートメントとして、「我々は“社会になくてはならない存在”でありつづけます。」を掲げ、スローガンである「人と地球がよろこぶ住まい」、事業コンセプトである「エコ&セーフティ」(環境・安全・安心)を実践し、「住まい」と「暮らし」のお困りごとをお客様と一緒になって解決し住まい方の変化にも常に身近で寄り添える一生のパートナーとして、付加価値を向上させ、企業価値の持続的成長を図ってまいります。 (3)経営指標等 短期的には、売上高の先行指標となる、受注高・受注残高の状況を重視しております。中長期的には財務の健全性を高めるとともに資産の効率化を図り、ROE15~20%、自己資本比率35~40%を目標とするとともに、株主の皆様への還元として配当性向20~30%を目指しております。
事業等のリスク5,115字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業等に関して、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えるリスクは、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 以下の各事項において、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響について合理的に予見することが困難な場合、その可能性の程度や時期・経営成績等の状況に与える影響の内容についての記述は行っておりません。なお、当社はリスク管理を統括する組織としてリスク管理委員会を設置し、リスク管理規程等のリスク管理の諸規程を定め、発生の回避及び発生した場合には適切かつ迅速な対応に努めてまいります。 以下の事項は当社グループが事業を継続する上で、予想される主なリスクを具体的に例示したものであり、これらに限定されるものではありません。 (1)事業環境変化に関するリスク 当社グループの事業は、事業に係る市場の動向のほか、原材料・資材価格、地価の変動、金利・住宅税制や消費税増税の動向、雇用状況等の影響を受ける事業であり、外部的要因の不確実性から当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)不動産、固定資産価値の下落に関するリスク 当社は、四大都市圏において、用地の取得、開発、販売までを行うマンション事業を展開しており、国内の不動産市況が悪化した場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、時価及び賃貸価格の下落が生じた場合、当社が保有する不動産の取得価額を評価減する必要が生じる可能性があります。 不動産のほか、当社グループが所有する固定資産についても、減損のリスクがあり、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)原材料価格、資材価格及び労務費の高騰に関するリスク 当社グループにおいて、住宅を構成する主要部材である鉄鋼、木材等の急激な高騰等の局面では、原材料、資材等の仕入価格が上昇、また労働人口の減少等による労務費の上昇が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)有利子負債残高に関するリスク 当社グループは、マンション事業の積極的な展開を実施することによる、棚卸資産の増強に対する資金として、金融機関からの借入金等による資金調達を行った結果、当連結会計年度末の有利子負債残高(リース債務除く)は19,464百万円と総資産の40.7%を占めております。 借入金等による資金調達に当たっては、金利上昇リスクを勘案して短期・長期の借入金にて対応していますが、支払金利の上昇による資金調達コストの増加は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)土壌汚染に関するリスク 土地の所有者等は、「土地汚染対策法」により、法令の規定によって特定有害物質による土壌汚染の状況の調査、報告及び汚染の除去等の措置を命ぜられることがあります。 当社グループでは、事業用地の取得に当たり、予め履歴調査、汚染調査を実施しており、汚染が確認された場合には、当該用地の取得中止または専門業者による汚染の除去等を実施しております。しかし、上記の調査による土壌汚染の状況について、事前に全てを認識できないことや、土壌汚染が発見されても売主がその瑕疵担保責任を負担できないことがあります。そのため、取得した用地に土壌汚染が発見された場合、当初の事業スケジュールの変更や追加費用の発生、資産除去債務の追加計上等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)業績の季節変動に関するリスク 戸建請負は、工事進行に合わせ履行義務を充足するにつれて、一定期間にわたり収益を認識しており、また分譲マンションは、一定期間にわたり収益を認識せず、顧客への引渡時点において収益を計上しております。完成引渡については、顧客の希望に対応して8~9月及び2~3月に引渡しすることが多いため、売上の計上時期が第2・第4四半期に集中する傾向があります。 なお、2025年3月期及び2026年3月期の各四半期の当社グループ連結業績は以下のとおりです。 (単位:千円) 第29期連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 売上高   7,059,204   8,764,502   10,141,597   19,553,035   45,518,339 営業利益又は営業損失(△)   △582,037   △131,738   332,799   1,337,011   956,034 経常利益又は経常損失(△)   △593,535   △154,148   621,660   1,293,781   1,167,758 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)   △417,937   △123,609   416,085   798,539   673,078 (単位:千円) 第30期連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 売上高   10,475,576   8,605,244   8,822,828   22,598,929   50,502,579 営業利益又は営業損失(△)   79,365   △132,261   △147,269   2,379,457   2,179,294 経常利益又は経常損失(△)   47,493   △198,023   △186,884   2,320,012   1,982,597 親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)   17,827   △160,307   △142,276   1,687,658   1,402,902 (7)品質保証等に関するリスク 当社グループにおいて、住宅事業における品質管理は工業化住宅性能認定やISO9001認証に基づき万全を期していますが、想定されない瑕疵担保責任等が発生した場合には、多額の補修費用や当社グループの評価を大きく毀損することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)自然災害等に関するリスク 地震や台風等の大規模な自然災害が発生した場合、当社グループにおいて、被災した自社保有設備の修理に加え、建物の点検や応急措置等の初期活動や支援活動等により、多額の費用が発生し、また被災設備の復旧に相当の期間を要することで、生産活動に支障をきたし、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)法的規制等に関するリスク 当社グループは、主要な許認可として、建設業許可、宅地建物取引業者免許及び建築士事務所登録を受けて事業活動を行っているほか、環境・リサイクル関連の法規制や消費者生活用製品安全法改正に伴う製品事故情報の報告義務規制の適用を受けております。また、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律の施行による保険または供託金の制度が課せられております。 これらの規制を遵守するためにコーポレート・ガバナンス及びコンプライアンス推進体制を強化しておりますが、今後、これらの法令の改廃や新たな法的規制が設けられた場合、若しくは万一法令違反が生じた場合には、事業活動が制限され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。なお、現時点において、当社グループは以下の免許取消条項に抵触しておりません。 (許認可の状況) 許認可の名称   会社名   許認可番号/有効期間   規制法令   免許取消条項 建設業許可     サンヨーホームズ㈱   国土交通大臣許可(特-3)第19226号 2026年8月5日(5年毎の更新)   建設業法   建設業法第29条に定められている条項に抵触した場合 サンヨーリフォーム㈱   国土交通大臣許可(特-3)第26529号 2027年1月29日(5年毎の更新) サンヨーホームズコミュニティ㈱ サンヨーアーキテック㈱   大阪府知事許可(特-30)第149913号 2028年6月3日(5年毎の更新) 大阪府知事許可(特-4)第155416号 2027年4月21日(5年毎の更新) 宅地建物取引業者 免許   サンヨーホームズ㈱   国土交通大臣免許(6)第6105号 2030年12月19日(5年毎の更新)   宅地建物 取引業法   宅地建物取引業法第66条、第67条に定められている条項に抵触した場合 サンヨーリフォーム㈱   国土交通大臣免許(2)第009472号 2028年12月4日(5年毎の更新) サンヨーホームズコミュニティ㈱   大阪府知事免許(3)第57517号 2029年3月6日(5年毎の更新) 建築士事務所登録   サンヨーホームズ㈱   大阪府知事登録(へ)第18657号他 2030年9月19日(5年毎の更新)   建築士法   建築士法第26条に定められている条項に抵触した場合 サンヨーリフォーム㈱   大阪府知事登録(ホ)第20219号 2028年5月20日(5年毎の更新) サンヨーホームズコミュニティ㈱ サンヨーアーキテック㈱   大阪府知事登録(ハ)第23994号 2027年5月24日(5年毎の更新) 大阪府知事登録(ロ)第26033号 2031年2月18日(5年毎の更新) マンション管理業 者登録   サンヨーホームズコミュニティ㈱   国土交通大臣許可(4)第063480号 2028年12月11日(5年毎の更新)   マンションの管理の適正化の推進に関する法律   マンションの管理の適正化の推進に関する法律第33条に定められている条項に抵触した場合 (10)個人情報保護に関するリスク 当社グループは、事業の特性上、大量の顧客情報等の個人情報を取り扱っており、個人情報保護には、全社的な対策を継続的に実施しておりますが、万一個人情報の漏洩等が発生した場合、信用を大きく毀損することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (11)マンション事業の建築に関するリスク 当社グループは、コンプライアンス体制の整備及びその運用等により訴訟及びクレーム等の発生の回避に努めており、現時点において業績に重大な影響を及ぼす訴訟を提起されている事実はありません。 しかしながら、マンション分譲事業等において、当社グループが建築に際して近隣住民からのクレーム等に起因する訴訟、その他の請求が発生したことがあり、今後においても発生する可能性があり、これらの訴訟等の内容及び結果によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (12)感染症・疫病等の蔓延に関するリスク 疫病等が蔓延し、パンデミックが発生し、サプライチェーンの寸断や行政措置等の内容により工事の中断や大幅な遅延が発生し、また営業活動等に影響を及ぼすような場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (13)人材確保に関するリスク 当社グループは、住宅事業、マンション事業を中心とした事業を展開しております。対顧客については個人が中心となります。 社会情勢の変化の一つである、少子高齢化による労働力人口の減少の中、既存・新規事業等を拡大していくためには、優秀な人材の確保とともに、建設技能労働者が欠かせません。今後も当社グループにおいては、業務のIT化、自動化や業務内容の見直し等により効率化を進めると同時に、積極的に新卒、中途採用を行っていく方針です。また、建設技能労働者についても、当社カーペンタースクールにおいて新卒者や外国人技能実習生等を受け入れ、養成を行っております。しかし、更なる労働力人口の減少や建設業界における人材不足等により十分に人材が確保出来ない場合や人材の流出が深刻化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用や所得環境の改善等により、景気は回復傾向でありました。しかしながら、継続する各種物価や金利の上昇、直近においては、緊迫化する中東情勢による各種エネルギー価格の上昇、石油由来品の高騰、供給停止等、景気の先行きは、引き続き不透明な状況が続いております。 住宅業界におきましても、地価については、国土交通省より2026年3月に公表された公示地価は、住宅地、商業地ともに全国平均で5年連続での上昇(住宅地2.1%の上昇、商業地4.3%の上昇)となっており、上昇基調が続いております。他方、住宅ローン金利についても上昇が続いており、先行き不透明な状況にあります。 このような状況の中、当社グループは、前期比大幅な増益となるとともに、「人と地球がよろこぶ住まい」をスローガンとし、高齢者の日常生活をサポートする「人協調型ロボティクス住宅」を藤田医科大学(学長:岩田仲生 所在地:愛知県豊明市)と共同開発し、当社展示場において公開、また国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター(理事長:荒井秀典 所在地:愛知県大府市)との共同研究により、次世代の高齢者支援ロボティクスを実生活へ導入するための新たな実証拠点「長寿チャレンジハウス」を開設する等、当社事業を通じた社会貢献により、持続的成長と企業価値の向上を目指しております。また、8月にはインターナショナルスクール日本校の誘致に向けた4者協定を締結し、9月には同プロジェクトに対する資金調達として、第3回・第4回新株予約権を発行しております。 この結果、当連結会計年度の経営成績については、特にマンション事業が好調に推移し、売上高50,502百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益2,179百万円(前年同期比128.0%増)、経常利益1,982百万円(前年同期比69.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,402百万円(前年同期比108.4%増)となりました。 (セグメント別の概況) 事業の種類別セグメントの業績は次のとおりであります。 戸建住宅におきましては、プラン提案システムを活用したプロトタイプ営業にて、鉄骨構造の高耐震・高断熱な住宅でありながら、お客様が本当に価値を感じるものだけを追求した設計提案「W-eco design(ダブル・エコ・デザイン)」、普段はテレワークのできる書斎、トレーニングルームや楽器演奏等の趣味を楽しむ快適空間、災害時には家族を守る避難所として、日常と防災を両立した地下室のある暮らし「MultiShelter(マルチシェルター)」等により、お客様が求める暮らし提案を実践しております。なお、当年度の戸建住宅におけるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率については94%(前年同期95%)となりました。引き続き100%を目指してまいります。 不動産ソリューションにおきましては、「ペット共生賃貸住宅」において専門家による審査とサポートで「ペット可」から「ペット共生」の暮らし提案、また、三菱地所が提供する「HOMETACT」によるスマートホームサービスとエネルギーマネジメントの機能を融合させ、ハード・ソフト・サービスの全面から「ペットとの真の共生」を叶える高付加価値な賃貸住宅を展開するプロジェクトを共同で推進しております。なお、当年度の賃貸住宅におけるZEH比率については、ZEH対応不可のガレージハウスを除き96%(前年同期98%)となりました。 リフォームにおきましては、ライフスタイルに合わない間取りを見直し、暮らし方の変化に対応した快適な住まい提案、被害の最小化と早期の復旧に備える水害対策リフォーム「すぐすむ我が家」を通じた、安全・安心の取り組みや3省(国土交通省、経済産業省、環境省)連携による住宅の省エネリフォームを支援する「みらいエコ住宅2026事業」等により受注拡大を図っております。 リニューアル流通(既存住宅流通)におきましては、新たに住宅を建てるのではなく、社会課題となる空家などの既存住宅を活用し、更に「ECO&SAFETY」のコンセプトのもと、断熱性や耐震性をしっかりと向上させ、まだ使える住まいを循環させる環境に優しい住まい方を提案し、サスティナブルな住宅循環の実現を目指しております。 フロンティア事業におきましては、子会社のサンヨーアーキテック株式会社が太陽光や蓄電池等のエコ・エネルギー設備と鉄骨構造躯体の販売、施工等を担っております。 この結果、当連結会計年度の住宅事業の業績につきましては、受注は好調に推移しましたが、販管費の増加等により、売上高20,549百万円(前年同期比1.8%増)、営業損失226百万円(前年同期比232百万円の悪化)となりました。 マンション事業におきましては、当連結会計年度の新規竣工は、「サンメゾン大阪此花」(大阪市此花区・39戸)を含め7棟が計画通りに竣工となり、販売面においても順調に推移し、大幅な増収増益となりました。 また、マンション事業においてもZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)化を進めており、当連結会計年度においては3棟がZEH-Mとなりました。 この結果、当連結会計年度のマンション事業の業績は、売上高24,647百万円(前年同期比20.0%増)、営業利益3,306百万円(前年同期比90.8%増)となりました。 ライフサポート事業におきましては、マンション管理、介護・保育・学童施設運営、寄り添いロボットの開発・販売等の生活支援サービスや地方創生を担っております。 この結果、当連結会計年度のその他事業の業績は、売上高5,305百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益94百万円(前年同期比220.7%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動によるキャッシュ・フローは1,537百万円の減少、投資活動によるキャッシュ・フローは44百万円の増加、財務活動によるキャッシュ・フローは1,316百万円の増加となり、前連結会計年度末に比べ176百万円減少し、当連結会計年度末には9,055百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは1,537百万円の減少(前年同期は2,371百万円の減少)となりました。その主な内訳は、税金等調整前当期純利益1,977百万円、売上債権の減少467百万円、棚卸資産の減少1,983百万円、仕入債務の減少4,387百万円、未成工事受入金の減少911百万円、預り金の減少442百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは44百万円の増加(前年同期は46百万円の減少)となりました。その主な内訳は、その他に含まれる固定資産売却による収入143百万円、有形固定資産取得による支出81百万円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは1,316百万円の増加(前年同期は1,210百万円の増加)となりました。その内訳は、長・短期借入金1,157百万円の借入(純額)、新株予約権の行使による新株発行555百万円、配当金の支払いによる支出297百万円、社債の償還による支出100百万円等であります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。 当連結会計年度における受注高、売上高、受注残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 ①受注高 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%) 住宅事業   23,172,350   112.4 マンション事業   17,198,775    79.8 その他    5,305,221   110.6 合計   45,676,347    97.3 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.「その他」は売上高と同額を受注高としており、受注残高はありません。 地域別受注高については、次のとおりであります。   (単位:千円) 関東地方   中部地方   近畿地方   九州地方   合計 11,345,658   6,772,178   23,212,645   4,345,865   45,676,347 ②売上高 セグメントの名称   売上高(千円)   前年同期比(%) 住宅事業   20,549,464   101.8 マンション事業   24,647,894   120.0 その他   5,305,221   110.6 合計   50,502,579   110.9 (注)セグメント間取引については相殺消去しております。 ③受注残高 セグメントの名称   受注残高(千円)   前年同期比(%) 住宅事業   15,314,113   120.7 マンション事業   4,748,345   38.9 合計   20,062,458   80.6 (注)「その他」は売上高と同額を受注高としており、受注残高はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態、経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における売上高については、前連結会計年度と比較して4,984百万円増加の50,502百万円となりました。主として、マンション事業における売上高が前連結会計年度と比較して4,113百万円の増加となったことによるものです。また、住宅事業における売上高が前連結会計年度と比較して360百万円増加となりました。 営業利益については、前連結会計年度と比較して1,223百万円増加の2,179百万円となりました。マンション事業が好調に推移し営業利益は前連結会計年度と比較して1,573百万円増加し、3,306百万円となりました。住宅事業においては販管費の増加等により、前連結会計年度と比較して232百万円の悪化となり営業損失226百万円となりました。 経常利益については、前連結会計年度と比較して814百万円増加の1,982百万円となりました。主として、前連結会計年度と比較して違約金収入の減少、支払利息の増加等がありましたが、営業利益の大幅な増加等によるものです。 親会社株主に帰属する当期純利益については、前連結会計年度と比較し729百万円増加の1,402百万円となりました。主として、営業利益、経常利益の増加によるものです。 当連結会計年度末の財政状態については、総資産額47,799百万円となり、前連結会計年度末と比較し2,754百万円の減少となりました。主な要因は、仕掛販売用不動産572百万円の増加、販売用不動産2,556百万円、受取手形・完成工事未収入金等466百万円の減少等によるものです。 負債総額は30,786百万円となり、前連結会計年度末と比較し4,445百万円の減少となりました。主な要因は、長・短期借入金1,157百万円(純額)、未払法人税等332百万円の増加、電子記録債務1,232百万円、工事未払金等3,155百万円、未成工事受入金911百万円、前受金388百万円の減少等によるものです。 純資産総額は17,012百万円となり、前連結会計年度末と比較し1,691百万円の増加となりました。主な要因は、資本金278百万円、資本剰余金278百万円、利益剰余金1,105百万円の増加等によるもので、この結果により自己資本比率は35.6%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、マンション事業における開発土地及び建築資金のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入金を基本としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき、会計上の見積り及び判断を行っております。

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開示資料

出典

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